JP2017205944A - 射出成形機管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】予め記憶部21に記憶された成形工場内における各射出成形機1の位置情報と、作業者位置情報取得部201により取得した各作業者の作業者位置情報と、に基づいて、成形工場内における各射出成形機1の位置と各作業者の位置とを同一画面上に表示する射出成形機管理システム100。
【選択図】図1
Description
一般に成形工場では、一人の作業者が複数の射出成形機を担当し、必要な時に射出成形機の生産の開始や終了、生産開始の準備、射出成形が停止した場合の対処などを行うことが多い。
さらに、引用文献1には、専用の警告灯を設ける代わりに射出成形機に設けられた表示装置に表示される画面の背景色および表示方法の違いによって機械の運転状態を作業者に知らせることが記載されている。
また、引用文献2には、射出成形機により成形品を成形する場合の当該射出成形機における作業履歴データを管理する場合に、作業履歴データに対応する作業者情報を併せて記憶するとともに、作業履歴データに対応する作業者情報を表示する方法が記載されている。
また、引用文献4には、複数の成形機間を作業者が移動しながら各成形機を取り扱う場合に、作業者の位置を検知する検知手段を備え、検知された作業者の位置情報に基づいて当該作業者の行っている作業を推定し、推定結果に基づいて、生産計画を修正し、生産計画に応じて次の作業を作業者に指示する作業支援システムが記載されている。
また、引用文献2では、履歴情報によって作業者が過去に射出成形機で行った作業を把握することはできるが、射出成形機で現在作業を行っている作業者及び作業内容に関する情報を把握することはできない。
また、引用文献3に示された従来の射出成形機の集中管理システムでは、工場管理者は射出成形機の稼働状況は把握できるが、作業者に関する情報は無いため、作業が必要な射出成形機が発生したとしても、作業者に対して適切な作業指示を行うことはできなかった。
また、引用文献4に記載された作業支援システムでは、各射出成形機の設置位置と各作業者の位置関係を表示する手段を備えていない。したがって、工場管理者が成形工場内における各射出成形機の配置位置と各作業者の位置とを一目で把握して、例えば作業が必要な射出成形機に最も近くで作業を行っている作業者を見つけて、作業指示を行うことはできなかった。
前記複数の射出成形機から、前記複数の射出成形機稼働情報を取得する射出成形機稼働情報取得部(例えば、後述の射出成形機稼働情報取得部202,202A)を備え、前記射出成形機稼働状態表示画面生成部は、さらに、前記射出成形機稼働情報取得部により取得した前記複数の射出成形機の稼働情報に基づいて、前記成形工場内における各射出成形機の前記稼働情報を、当該射出成形機の配置位置と各作業者の作業位置とを同時に表示するための表示画面を生成するようにしてもよい。
前記射出成形機稼働情報取得部により取得した前記複数の射出成形機の射出成形機稼働情報と、前記作業者の作業者位置情報と、前記射出成形機の位置情報と、に基づいて、前記作業者に対する作業指示情報を出力する作業指示情報通知部(例えば、後述の作業指示情報通知部206,206A)を備えるようにしてもよい。
以下、本発明の好ましい一実施形態に係る射出成形機管理システムの機能構成について図を参照しながら、説明する。図1は、射出成形機管理システムのシステム構成を示す図である。
図2に示すように、射出成形機1は、制御部10と、記憶部11と、通信部12と、入力部13と、表示部14と、射出部15と、型締部16と、を備える。
入力部13は、例えばキーボード、表示部の表示面に重ねて設けられるタッチパネル等の入力装置、ICカードリーダ、バーコードリーダ、又はICタグリーダ等で構成される。
表示部14は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示デバイスにより構成され、制御部10からの指示を受けて画面を表示する。
作業者識別情報は、例えば、作業者が射出成形機1で作業を行う際に入力するパスワード、あるいは作業者が所持するICカード、バーコード付きカード、又はICタグ等によって入力部13を介して入力される作業者識別情報、又は作業者が入力部13から直接入力した作業者識別情報であってもよい。
作業者識別情報は、当該作業者の資格情報、技能情報、業務分担情報のうちの少なくとも1つを含むようにしてもよい。
より具体的には、射出成形機稼働情報作成更新処理部102は、射出成形機1に電源が投入されると、記憶部11に予め格納されている射出成形作業に関する成形条件及び各種設定値等に基づき、当該射出成形機1で生産する製品の予定生産数を含む射出成形機稼働情報を作成する。射出成形機1の稼働後、所定周期毎に、当該射出成形機1がアラーム発生状態であるのか、手動運転中であるのか、自動運転中であるのか、半自動運転中であるのか、停止中であるのか、等の運転状態を所定周期毎に判定して、運転状態が変化したことを判定すると、射出成形機稼働情報を更新する。
また、射出成形機稼働情報作成更新処理部102は、作業者識別情報が作業者識別情報登録処理部101により入力されると、射出成形機稼働情報における作業者情報を更新する。
また、射出成形機稼働情報作成更新処理部102は、射出成形機1により製品が生産されると、射出成形機稼働情報における生産した製品の生産数を更新する。
より具体的には、射出成形機稼働情報アップロード部103は、射出成形機識別情報をキーとして、当該射出成形機稼働情報をその稼働情報作成更新時の時間情報とともにサーバ端末2に送信する。なお、射出成形機稼働情報アップロード部103は、記憶部11に格納された当該射出成形機稼働情報のうち、更新のあった情報のみを送信するようにしてもよい。
図3に示すように、サーバ端末2は、制御部20と、記憶部21と、通信部22と、入力部23と、表示部24と、を備える。
なお、作業者位置情報取得部201は、どの射出成形機1にも作業者識別情報を入力していない作業者の作業者位置情報211は、作業を行っていない作業者と位置付ける。
具体的には、作業者位置情報取得部201は、当該射出成形機1の位置を成形工場内における作業者の位置情報として取得する。
こうすることで、サーバ端末2は、特に新たな機器を追加することなく、安価にかつ簡易に作業者の位置情報を取得することができる。
具体的には、射出成形機稼働情報取得部202は通信部22を介して、サーバ端末2の管理対象となる各射出成形機1(射出成形機稼働情報アップロード部102) から、射出成形機識別情報をキーとする当該射出成形機稼働情報をその稼働時間情報とともに受信することで、各射出成形機1毎に射出成形機稼働情報をその稼働時間情報とともに取得する。
ここで、作業者情報テーブル213には、さらに作業者の資格情報、技能情報、及び業務分担情報等を記憶するようにしてもよい。図4に、作業者情報テーブル213に記憶される作業者毎の資格情報、業務分担情報等の一例を示す。
図5において、変数P(i、j)におけるiは、サーバ端末2の管理対象となる、射出成形機1に対して1から順番に付与した番号、jは作業者情報テーブル213に含まれる全ての作業者に対して1から順番に付与した番号を表す。なお、i(1≦i≦m)及びj(1≦j≦n)は、それぞれ射出成形機識別情報及び作業者識別情報と1対1に予め対応付けられているものとする。
以下、簡単のため、i(1≦i≦m)番目の射出成形機1を射出成形機i号機という。また、j(1≦j≦n)番目の作業者を作業者jという。ここで、mは、サーバ端末2の管理対象となる射出成形機1の台数を示し、nは、サーバ端末2の管理対象となる作業者の人数(すなわち、射出成形機i号機(1≦i≦m)を操作する作業者全体の人数)を示す。
また、全ての射出成形機i号機(1≦i≦m)において、P(i,j)が0となる作業者jを検出することで、作業を行っていない作業者jを検出することができる。
こうすることで、工場管理者は、後述するクライアント端末3(又はサーバ端末2)上の表示画面を監視することにより、成形工場内における各射出成形機i号機の配置位置と各作業者jの位置とを一目で把握することができる。そして、仮に、作業者のいない射出成形機i号機で作業が必要になった場合に、例えば作業が必要な射出成形機i号機に最も近くで作業を行っている作業者jを見つけて、該作業者jに対して作業指示を行うことが可能となる。
こうすることで、工場管理者は、仮に、作業者のいない射出成形機i号機で作業Aが必要になった場合に、例えば射出成形機i号機に最も近くで作業を行っている作業者jであって、かつ当該作業Aに対応できる資格情報、業務分担情報を有する作業者jを見つけて、該作業者jに対して射出成形機i号機における作業指示を行うことが可能となる。
また、サーバ端末2が表示部24を備えるとともにクライアント端末機能を備えるように構成してもよい。その場合、クライアント端末3の台数は、ゼロとしてもよい。
作業指示情報通知部206は、誰も作業を行っていない射出成形機i号機で、所定の状態が発生したことを検知すると、工場管理者に対して、射出成形機i号機への対処指示を通知するように構成する。なお、通知方法としては、クライアント端末3にその旨を表示するように構成してもよい。また、工場管理者の携行する携帯端末(無線端末)に対して、例えば通信部22を介して、射出成形機i号機の対処指示を通知するようにしてもよい。
この場合、予め、所定の状態(例えば、アラーム発生状態)毎に、必要となる作業者の資格情報、業務分担情報等を対応づける情報(「作業・業務分担対応情報テーブル215」という)を記憶部21に設定しておくことで、作業指示情報通知部206は、作業者情報テーブル213及び作業・業務分担対応情報テーブル215に基づいて当該作業に適任な作業者を検出するように構成してもよい。
こうすることで、作業者が不在の射出成形機i号機で作業が必要になった場合に、工場管理者が不在の場合であっても、自動的に、射出成形機i号機の近傍で作業を行っている作業者に対して、対処指示情報を通知することで、迅速に対応することができる。
図7に示すように、クライアント端末3は、サーバ端末2と同様に、制御部30と、記憶部31と、通信部32と、入力部33と、表示部34と、を備える。
前述したとおり、図6に示すように射出成形機1の設置位置の情報と作業者の位置情報と射出成形機稼働状態と、を表示部34上に表示するために、制御部30(射出成形機稼働状態表示部)は、図7に示すように、ログイン処理部301と、射出成形機稼働状態表示制御部302と、を備える。
射出成形機稼働状態表示制御部302は、受信した射出成形機稼働状態テーブルのデータに基づいて、表示部34の同一画面上に、図6に示す射出成形機稼働状態表示画面を表示する。
なお、前述したように、クライアント端末3上に表示された作業者の位置情報に当該作業者の資格や業務分担情報を併せて表示することができる。そうすることで、工場管理者は、作業が必要な射出成形機が発生した場合に、適任な作業者が作業を行っているかを判断したり、又は適任な作業者に作業指示を行うことができる。
さらに、図6を参照すると、作業者の位置情報を同一画面上に表示する。こうすることで、例えば射出成形機2,6号機の位置に作業者A、Bがいること、他方4号機は停止中であるにも関わらず、作業者が誰もいないことが表示画面を通じて一目で把握することができる。
それにより、工場管理者は、画面上で4号機に対して最も近くで作業を行っている作業者を見つけ、4号機の対処を指示すればよい。図5の場合には、工場管理者は、2号機で作業を行っている作業者Aに例えば、作業者Aの携行する携帯端末に連絡を取ることができる。
以上のように、第1実施形態によれば、成形工場内における各射出成形機1の配置位置と各作業者の作業位置とを同時に表示するための表示画面を生成する。それにより、成形工場内における各射出成形機1の稼働状態と各作業者の位置を一目でかつリアルタイムで把握できるため、工場管理者は、各射出成形機1の稼働状態を考慮して作業者に対して適切な作業指示を出すことができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る射出成形機管理システム100Aについて説明する。第2実施形態では、主に第1実施形態との相違点について説明する。このため、第1実施形態と同一(又は同等)の構成については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。また、本実施形態において特に説明しない点については、第1実施形態の説明が適宜に適用される。また、第2実施形態においても、特に断らない限り、第1実施形態と同様な効果が奏される。
例えば、図8に示すように、携帯端末のような無線端末41から送出される電波を複数(例えば4台)の無線受信機(「無線基地局」ともいう)42で受信し、それぞれの無線基地局42に到達した電波到達時間の差から3点測量に基づいて、無線端末41の位置を特定する位置検索エンジン43を備えるように構成することができる(電波到達時間差方式)。
また、無線端末41から送出される電波を無線基地局42で受信し、無線端末から受信した電波の強度、及び事前に取得した電波強度マップ又は3点測量に基づいて、無線端末41の位置を特定する位置検索エンジン43を備えるように構成してもよい(電波強度方式)。
また、ビーコン方式を適用してもよい。その場合、成形工場内に設置されたビーコンユニットにより、作業者の携行するビーコンから発射される電波又は赤外線等を受信することにより、作業者識別情報を取得するとともに、作業者の位置を計測するようにしてもよい。なお、ビーコン及びビーコンユニットとしては、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)、Bluetooth(登録商標)、等が挙げられる。
このように、第2実施形態に係る射出成形機管理システム100Aは、公知の位置検出システム400を備えることにより、成形工場内における作業者の位置情報を作業者識別情報とともに検出することができる。
第2実施形態においては、サーバ端末2は、位置検索エンジン43から各作業者の位置情報を取得するものとする。
なお、図8Aに示すように、無線基地局42は、射出成形機1に設置してもよい。図8Bに示すように、無線基地局42は、サーバ端末2に設置してもよい。
また、位置検索エンジン43については、サーバ端末2が備える構成でもよい。また、クラウド上に仮想サーバとして設けてもよい。
図9に示すように、射出成形機1Aは、第1実施形態と同様に、制御部10Aと、記憶部11と、通信部12と、入力部13と、表示部14と、を備えることができる。
射出成形機1の備える制御部10Aは、第1実施形態における制御部10の有する機能のうち、作業者識別情報登録処理部101を備えていない。制御部10Aは、シーケンス制御部(図示せず)と、運動軸制御部(図示せず)と、サーボ制御部(図示せず)等、射出成形機1の公知の機能部に加えて、射出成形機稼働情報作成更新処理部102Aと、射出成形機稼働情報アップロード部103Aと、を備える。
図10に示すように、サーバ端末2の備える制御部20Aは、作業者位置情報取得部201Aと、射出成形機稼働情報取得部202Aと、射出成形機稼働状態編集部203Aと、射出成形機稼働状態表示画面生成部204Aと、射出成形機稼働状態提供部205Aと、作業指示情報通知部206Aと、を備える。
作業者位置情報取得部201Aは、取得した作業者の位置座標を作業者位置情報211Aとして、記憶部21Aに格納する。図11に、記憶部21Aに格納される作業者位置情報211Aの一例を示す。図11において、POS(j)は作業者jの位置座標であって、射出成形機i号機の位置座標L2(i)と同一の座標系で示される。
図11に示すように、射出成形機稼働状態テーブル214Aは、射出成形機稼働情報テーブル214A1と作業者位置情報211Aとを備える。
こうすることで、工場管理者は、後述するクライアント端末3(又はサーバ端末2)上の表示画面を監視することにより、成形工場内における各射出成形機i号機の配置位置と各作業者jの位置とを一目で把握することができる。そして、仮に、作業者jの位置に射出成形機i号機で作業が必要になった場合に、射出成形機i号機の最も近くで作業を行っている作業者jを見つけて、該作業者jに対して作業指示を行うことが可能となる。
こうすることで、工場管理者は、仮に、作業者jの位置に射出成形機i号機で作業Aが必要になった場合に、例えば射出成形機i号機に最も近くで作業を行っている作業者jであって、かつ当該作業Aに対応できる資格情報、技能情報、又は業務分担情報を有する作業者jを見つけて、該作業者jに対して射出成形機i号機における作業指示を行うことが可能となる。
また、第1実施形態と同様に、サーバ端末2が表示部24を備えるとともにクライアント端末機能を備えるように構成してもよい。その場合、クライアント端末3の台数は、ゼロとしてもよい。
そうすることで、工場管理者は、作業が必要な射出成形機が発生した場合には、必要な作業に対して適任な作業者が行っているかどうかを判断することが可能となる。また、適任な作業者に対して作業指示を行うことが可能となる。工場管理者が成形工場内における各射出成形機の配置位置と各作業者の位置とを一目で把握して、例えば作業が必要な射出成形機に最も近くで作業を行っている作業者を見つけて、作業指示を行うことが可能となる。
また、作業指示情報通知部206Aは、第1実施形態と同様に、作業者jに対して、例えば通信部22を介して、射出成形機i号機の対処指示情報を直接通知するようにしてもよい。
この場合、作業指示情報通知部206Aは、第1実施形態と同様に、作業者情報テーブル213及び作業・技能対応情報テーブル215に基づいて当該作業に適任な作業者を検出するように構成してもよい。
これにより工場管理者は、作業が必要な射出成形機が発生した場合には、必要な作業に対して適任な作業者が作業を行っているかを判断したり、適任な作業者に作業指示を行うことができる。
これにより、工場管理者が不在の場合であっても、自動的に、射出成形機i号機の近傍で作業を行っている作業者に対して、対処指示情報を通知することで、迅速に対応することができる。
クライアント端末3は、第1実施形態と同じ構成を備える。
制御部30(射出成形機稼働状態表示部)は、第1実施形態の場合と同様に、ログイン処理部301と、射出成形機稼働状態表示制御部302と、を備える。
射出成形機稼働状態表示制御部302は、受信した射出成形機稼働状態テーブルのデータに基づいて、表示部34の同一画面上に、一例として図12に示すような射出成形機稼働状態表示画面を表示する。
さらに、図12を参照すると、作業者の位置情報を同一画面上に表示する。こうすることで、例えば射出成形機2,6号機の作業内エリアに作業者A、Bがいること、他方4号機は停止中であるにも関わらず、作業内エリアに作業者が誰もいないことが表示画面を通じて一目で把握することができる。
それにより、工場管理者は、画面上で4号機に対して最も近くで作業を行っている作業者を見つけ、4号機の対処を指示すれば良い。図12の場合には、工場管理者は、2号機で作業を行っている作業者Aに例えば、作業者Aの携行する携帯端末に連絡を取ることができる。
以上のように、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様な効果が奏される。
さらに、第2実施形態によれば、作業者位置情報取得部201Aは、位置検出システム400により計測される成形工場内の作業者位置情報を取得する。そして作業者の位置に作業者の資格、業務分担情報を表示する。
それにより、例えば、工場管理者は、作業が必要な射出成形機が発生した場合には、必要な作業に対して適任な作業者が行っているかどうかを判断することが可能となる。また、適任な作業者に対して作業指示を行うことが可能となる。
次に、本発明の第3実施形態に係る射出成形機管理システム100Bについて、図13を参照しながら、説明する。
図13に示すように、第3実施形態に係る射出成形機管理システム100Bは、サーバ端末2Bを複数台備え、これら複数のサーバ端末2Bを管理するサーバ端末5B(「上位サーバ端末5B」という)を備える。
サーバ端末2Bにより管理される複数の射出成形機1を射出成形機グループ50と称すると、射出成形機管理システム100Bは、複数の射出成形機グループ50を含み、複数の射出成形機グループ50に含まれる射出成形機1を複数のサーバ端末2Bと上位のサーバ端末5Bにより管理する。この場合、予め、各射出成形機グループを識別するための射出成形機グループ識別情報を設定し、射出成形機識別情報が射出成形機グループ識別情報を含むように構成することが好ましい。
射出成形機グループ50は1つの管理単位であり、上位サーバ端末5Bは、これら複数の管理単位(射出成形機グループ50)を一括して管理することができる。例えば、成形工場が大規模な工場の場合、管理単位としては、成形工場内の任意のブロック単位とすることができる。
他方、上位サーバ端末5Bは、サーバ端末2の備える射出成形機稼働状態編集部203、射出成形機稼働状態表示画面生成部204、射出成形機稼働状態提供部205、及び作業指示情報通知部206相当の機能を備えるようにしてもよい。すなわち、全ての射出成形機グループ50に含まれる射出成形機1の稼働情報を一括管理するように構成してもよい。
そうすることで、サーバ端末2Bは、管理対象と射出成形機グループ50に関するデータを個別に有することなく、上位サーバ端末5Bに集約することができる。
なお、サーバ端末2の機能の分散については、上記に限定されない。サーバ端末2の有する各機能部をどのように分散させるか、についてはユーザにおいて適宜設計してもよい。
第4実施形態に係る射出成形機管理システム100Cは、第3実施形態に係る射出成形機管理システム100Bと同様に、サーバ端末2Cを複数台備え、これら複数のサーバ端末2Cを管理する上位のサーバ端末5Cを備える。
サーバ端末2Cと上位サーバ端末5Cとは、第2実施形態に係るサーバ端末2Aの制御部20Aの備える射出成形機管理部(作業者位置情報取得部201A、射出成形機稼働情報取得部202A、射出成形機稼働状態編集部203A、射出成形機稼働状態表示画面生成部204A、射出成形機稼働状態提供部205A、及び作業指示情報通知部206A)の機能を分散して備えるように構成される。
第4実施形態に係るサーバ端末2Cと上位サーバ端末5Cの備える機能については、第3実施形態の説明において、サーバ端末2をサーバ端末2Aに、サーバ端末2Bをサーバ端末2Cに、上位サーバ端末5Bを上位サーバ端末5Cにそれぞれ読み替えることで説明できるため、詳細な説明は省略する。
また、第4実施形態に係る射出成形機管理システム100Cの効果についても、第3実施形態と同様の効果を奏することができる。
第1実施形態及び第2実施形態においては、クライアント端末3により、それぞれサーバ端末2(射出成形機稼働状態提供部205及び205A)から受信した射出成形機稼働状態表示画面を表示部の同一画面上に表示するように構成したが、サーバ端末1とクライアント端末3とは個別の端末とせず、1つの端末上でサーバ機能とクライアント機能を含むようにしても良い。
すなわち、サーバ端末2の制御部は、それぞれログイン処理部301と、射出成形機稼働状態表示制御部302と、を備えるようにしてもよい。そうすることで、工場管理者は1台の端末により射出成形機の稼働状態を一目で把握することができる。
第1実施形態及び第2実施形態においては、サーバ端末2にそれぞれ射出成形機稼働状態表示画面生成部204及び204Aを設けて、例えばHTML等の言語を用いて射出成形機稼働状態表示画面を生成するように構成したが、クライアント端末3にそれぞれ射出成形機稼働状態表示画面生成部204及び204Aを設けるようにしてもよい。
この場合、サーバ端末2(射出成形機稼働状態提供部205及び205A)は、クライアント端末3からの射出成形機1の状態提示要求に応答して、それぞれ射出成形機稼働状態編集部203及び203Aにより編集された射出成形機稼働状態テーブル214及び214Aを通信部12を介してクライアント端末3に提供するように構成される。
第1実施形態〜第2実施形態において、サーバ端末2、サーバ端末2Aを例えばクラウド上の仮想サーバとして設けてもよい。
第3実施形態及び第4実施形態において、上位サーバ端末5B、5Cをクラウド上の仮想サーバとして設けてもよい。また、サーバ端末2B,サーバ端末2Cについてもクラウド上の仮想サーバとして設けてもよい。
以上、本実施形態は、射出成形機の管理について、説明したが、同じような管理を別の種類の産業機械、例えば、工作機械、放電加工機、及び産業用ロボット等にも適用することができる。
そうすることで、工場内における各産業機械の稼働状態と各作業者の位置を一目でかつリアルタイムで把握することができる。
また、これらのプログラムは、ネットワークを介してユーザのコンピュータにダウンロードされることにより配布されてもよい。
1 射出成形機
10,10A 制御部
101 作業者識別情報登録処理部
102 射出成形機稼働情報作成更新処理部
103 射出成形機稼働情報アップロード部
11 記憶部
12 通信部
13 入力部
14 表示部
15 射出部
16 型締部
2,2A,2B,2C サーバ端末
20,20A 制御部
201,201A 作業者位置情報取得部
202,202A 射出成形機稼働情報取得部
203,203A 射出成形機稼働状態編集部
204,204A 射出成形機稼働状態表示画面生成部
205,205A 射出成形機稼働状態提供部
206,206A 作業指示情報通知部
21,21A 記憶部
211 作業者位置情報
212 射出成形機位置情報
213 作業者情報テーブル
214,214A 射出成形機稼働状態テーブル
214A1 射出成形機稼働情報テーブル
215 作業・業務分担対応情報テーブル
22 通信部
23 入力部
24 表示部
3 クライアント端末
30 制御部
301 ログイン処理部
302 射出成形機稼働状態表示制御部
31 記憶部
32 通信部
33 入力部
34 表示部
4 成形工場内ネットワーク
400 位置検出システム
41 無線端末
42 無線受信機(無線基地局)
43 位置検索エンジン
50 射出成形機
5B 上位サーバ端末
一般に成形工場では、一人の作業者が複数の射出成形機を担当し、必要な時に射出成形機の生産の開始や終了、生産開始の準備、射出成形が停止した場合の対処などを行うことが多い。
さらに、引用文献1には、専用の警告灯を設ける代わりに射出成形機に設けられた表示装置に表示される画面の背景色および表示方法の違いによって機械の運転状態を作業者に知らせることが記載されている。
また、引用文献2には、射出成形機により成形品を成形する場合の当該射出成形機における作業履歴データを管理する場合に、作業履歴データに対応する作業者情報を併せて記憶するとともに、作業履歴データに対応する作業者情報を表示する方法が記載されている。
また、引用文献4には、複数の成形機間を作業者が移動しながら各成形機を取り扱う場合に、作業者の位置を検知する検知手段を備え、検知された作業者の位置情報に基づいて当該作業者の行っている作業を推定し、推定結果に基づいて、生産計画を修正し、生産計画に応じて次の作業を作業者に指示する作業支援システムが記載されている。
また、引用文献2では、履歴情報によって作業者が過去に射出成形機で行った作業を把握することはできるが、射出成形機で現在作業を行っている作業者及び作業内容に関する情報を把握することはできない。
また、引用文献3に示された従来の射出成形機の集中管理システムでは、工場管理者は射出成形機の稼働状況は把握できるが、作業者に関する情報は無いため、作業が必要な射出成形機が発生したとしても、作業者に対して適切な作業指示を行うことはできなかった。
また、引用文献4に記載された作業支援システムでは、各射出成形機の設置位置と各作業者の位置関係を表示する手段を備えていない。したがって、工場管理者が成形工場内における各射出成形機の配置位置と各作業者の位置とを一目で把握して、例えば作業が必要な射出成形機に最も近くで作業を行っている作業者を見つけて、作業指示を行うことはできなかった。
前記サーバ端末は、記憶部(例えば、後述の記憶部21、21A)と、制御部(例えば、後述の制御部20、20A)と、を備え、前記記憶部は、成形工場内の各射出成形機の位置情報を記憶し、前記サーバ端末の制御部は、各射出成形機を操作する作業者の前記成形工場内の作業者位置情報を取得する作業者位置情報取得部(例えば、後述の作業者位置情報取得部201,201A)と、前記作業者位置情報取得部によって取得した前記作業者の前記成形工場内の作業者位置情報と前記記憶部に記憶された前記射出成形機の位置情報とに基づいて、前記成形工場内における各射出成形機の配置位置と各作業者の作業位置とを同時に表示するための表示画面を生成する射出成形機稼働状態表示画面生成部(例えば、後述の射出成形機稼働状態表示画面生成部204、204A)と、を備える。
前記複数の射出成形機から、前記複数の射出成形機稼働情報を取得する射出成形機稼働情報取得部(例えば、後述の射出成形機稼働情報取得部202,202A)を備え、前記射出成形機稼働状態表示画面生成部は、さらに、前記射出成形機稼働情報取得部により取得した前記複数の射出成形機の稼働情報に基づいて、前記成形工場内における各射出成形機の前記稼働情報を、当該射出成形機の配置位置と各作業者の作業位置とを同時に表示するための表示画面を生成するようにしてもよい。
前記射出成形機稼働情報取得部により取得した前記複数の射出成形機の射出成形機稼働情報と、前記作業者の作業者位置情報と、前記射出成形機の位置情報と、に基づいて、前記作業者に対する作業指示情報を出力する作業指示情報通知部(例えば、後述の作業指示情報通知部206,206A)を備えるようにしてもよい。
以下、本発明の好ましい一実施形態に係る射出成形機管理システムの機能構成について図を参照しながら、説明する。図1は、射出成形機管理システムのシステム構成を示す図である。
図2に示すように、射出成形機1は、制御部10と、記憶部11と、通信部12と、入力部13と、表示部14と、射出部15と、型締部16と、を備える。
入力部13は、例えばキーボード、表示部の表示面に重ねて設けられるタッチパネル等の入力装置、ICカードリーダ、バーコードリーダ、又はICタグリーダ等で構成される。
表示部14は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示デバイスにより構成され、制御部10からの指示を受けて画面を表示する。
作業者識別情報は、例えば、作業者が射出成形機1で作業を行う際に入力するパスワード、あるいは作業者が所持するICカード、バーコード付きカード、又はICタグ等によって入力部13を介して入力される作業者識別情報、又は作業者が入力部13から直接入力した作業者識別情報であってもよい。
作業者識別情報は、当該作業者の資格情報、業務分担情報のうちの少なくとも1つを含むようにしてもよい。
より具体的には、射出成形機稼働情報作成更新処理部102は、射出成形機1に電源が投入されると、記憶部11に予め格納されている射出成形作業に関する成形条件及び各種設定値等に基づき、当該射出成形機1で生産する製品の予定生産数を含む射出成形機稼働情報を作成する。射出成形機1の稼働後、所定周期毎に、当該射出成形機1がアラーム発生状態であるのか、手動運転中であるのか、自動運転中であるのか、半自動運転中であるのか、停止中であるのか、等の運転状態を所定周期毎に判定して、運転状態が変化したことを判定すると、射出成形機稼働情報を更新する。
また、射出成形機稼働情報作成更新処理部102は、作業者識別情報が作業者識別情報登録処理部101により入力されると、射出成形機稼働情報における作業者情報を更新する。
また、射出成形機稼働情報作成更新処理部102は、射出成形機1により製品が生産されると、射出成形機稼働情報における生産した製品の生産数を更新する。
より具体的には、射出成形機稼働情報アップロード部103は、射出成形機識別情報をキーとして、当該射出成形機稼働情報をその稼働情報作成更新時の時間情報とともにサーバ端末2に送信する。なお、射出成形機稼働情報アップロード部103は、記憶部11に格納された当該射出成形機稼働情報のうち、更新のあった情報のみを送信するようにしてもよい。
図3に示すように、サーバ端末2は、制御部20と、記憶部21と、通信部22と、入力部23と、表示部24と、を備える。
なお、作業者位置情報取得部201は、どの射出成形機1にも作業者識別情報を入力していない作業者の作業者位置情報211は、作業を行っていない作業者と位置付ける。
具体的には、作業者位置情報取得部201は、当該射出成形機1の位置を成形工場内における作業者の位置情報として取得する。
こうすることで、サーバ端末2は、特に新たな機器を追加することなく、安価にかつ簡易に作業者の位置情報を取得することができる。
具体的には、射出成形機稼働情報取得部202は通信部22を介して、サーバ端末2の管理対象となる各射出成形機1(射出成形機稼働情報アップロード部102) から、射出成形機識別情報をキーとする当該射出成形機稼働情報をその稼働時間情報とともに受信することで、各射出成形機1毎に射出成形機稼働情報をその稼働時間情報とともに取得する。
ここで、作業者情報テーブル213には、さらに作業者の資格情報、業務分担情報等を記憶するようにしてもよい。図4に、作業者情報テーブル213に記憶される作業者毎の資格情報、業務分担情報等の一例を示す。
図5において、変数P(i、j)におけるiは、サーバ端末2の管理対象となる、射出成形機1に対して1から順番に付与した番号、jは作業者情報テーブル213に含まれる全ての作業者に対して1から順番に付与した番号を表す。なお、i(1≦i≦m)及びj(1≦j≦n)は、それぞれ射出成形機識別情報及び作業者識別情報と1対1に予め対応付けられているものとする。
以下、簡単のため、i(1≦i≦m)番目の射出成形機1を射出成形機i号機という。また、j(1≦j≦n)番目の作業者を作業者jという。ここで、mは、サーバ端末2の管理対象となる射出成形機1の台数を示し、nは、サーバ端末2の管理対象となる作業者の人数(すなわち、射出成形機i号機(1≦i≦m)を操作する作業者全体の人数)を示す。
また、全ての射出成形機i号機(1≦i≦m)において、P(i,j)が0となる作業者jを検出することで、作業を行っていない作業者jを検出することができる。
N(i)は射出成形機i号機(1≦i≦m)の現在の生産数である。また、図示しないが、M(i)として、射出成形機i号機(1≦i≦m)で生産する製品の予定生産数を記憶してもよい。
こうすることで、工場管理者は、後述するクライアント端末3(又はサーバ端末2)上の表示画面を監視することにより、成形工場内における各射出成形機i号機の配置位置と各作業者jの位置とを一目で把握することができる。そして、仮に、作業者のいない射出成形機i号機で作業が必要になった場合に、例えば作業が必要な射出成形機i号機に最も近くで作業を行っている作業者jを見つけて、該作業者jに対して作業指示を行うことが可能となる。
こうすることで、工場管理者は、仮に、作業者のいない射出成形機i号機で作業Aが必要になった場合に、例えば射出成形機i号機に最も近くで作業を行っている作業者jであって、かつ当該作業Aに対応できる資格情報、業務分担情報を有する作業者jを見つけて、該作業者jに対して射出成形機i号機における作業指示を行うことが可能となる。
また、サーバ端末2が表示部24を備えるとともにクライアント端末機能を備えるように構成してもよい。その場合、クライアント端末3の台数は、ゼロとしてもよい。
作業指示情報通知部206は、誰も作業を行っていない射出成形機i号機で、所定の状態が発生したことを検知すると、工場管理者に対して、射出成形機i号機への対処指示を通知するように構成する。なお、通知方法としては、クライアント端末3にその旨を表示するように構成してもよい。また、工場管理者の携行する携帯端末(無線端末)に対して、例えば通信部22を介して、射出成形機i号機の対処指示を通知するようにしてもよい。
この場合、予め、所定の状態(例えば、アラーム発生状態)毎に、必要となる作業者の資格情報、業務分担情報等を対応づける情報(「作業・業務分担対応情報テーブル215」という)を記憶部21に設定しておくことで、作業指示情報通知部206は、作業者情報テーブル213及び作業・業務分担対応情報テーブル215に基づいて当該作業に適任な作業者を検出するように構成してもよい。
こうすることで、作業者が不在の射出成形機i号機で作業が必要になった場合に、工場管理者が不在の場合であっても、自動的に、射出成形機i号機の近傍で作業を行っている作業者に対して、対処指示情報を通知することで、迅速に対応することができる。
図7に示すように、クライアント端末3は、サーバ端末2と同様に、制御部30と、記憶部31と、通信部32と、入力部33と、表示部34と、を備える。
前述したとおり、図6に示すように射出成形機1の設置位置の情報と作業者の位置情報と射出成形機稼働状態と、を表示部34上に表示するために、制御部30(射出成形機稼働状態表示部)は、図7に示すように、ログイン処理部301と、射出成形機稼働状態表示制御部302と、を備える。
射出成形機稼働状態表示制御部302は、受信した射出成形機稼働状態テーブルのデータに基づいて、表示部34の同一画面上に、図6に示す射出成形機稼働状態表示画面を表示する。
なお、前述したように、クライアント端末3上に表示された作業者の位置情報に当該作業者の資格や業務分担情報を併せて表示することができる。そうすることで、工場管理者は、作業が必要な射出成形機が発生した場合に、適任な作業者が作業を行っているかを判断したり、又は適任な作業者に作業指示を行うことができる。
さらに、図6を参照すると、作業者の位置情報を同一画面上に表示する。こうすることで、例えば射出成形機2,6号機の位置に作業者A、Bがいること、他方4号機は停止中であるにも関わらず、作業者が誰もいないことが表示画面を通じて一目で把握することができる。
それにより、工場管理者は、画面上で4号機に対して最も近くで作業を行っている作業者を見つけ、4号機の対処を指示すればよい。図5の場合には、工場管理者は、2号機で作業を行っている作業者Aに例えば、作業者Aの携行する携帯端末に連絡を取ることができる。
以上のように、第1実施形態によれば、成形工場内における各射出成形機1の配置位置と各作業者の作業位置とを同時に表示するための表示画面を生成する。それにより、成形工場内における各射出成形機1の稼働状態と各作業者の位置を一目でかつリアルタイムで把握できるため、工場管理者は、各射出成形機1の稼働状態を考慮して作業者に対して適切な作業指示を出すことができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る射出成形機管理システム100Aについて説明する。第2実施形態では、主に第1実施形態との相違点について説明する。このため、第1実施形態と同一(又は同等)の構成については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。また、本実施形態において特に説明しない点については、第1実施形態の説明が適宜に適用される。また、第2実施形態においても、特に断らない限り、第1実施形態と同様な効果が奏される。
例えば、図8に示すように、携帯端末のような無線端末41から送出される電波を複数(例えば4台)の無線受信機(「無線基地局」ともいう)42で受信し、それぞれの無線基地局42に到達した電波到達時間の差から3点測量に基づいて、無線端末41の位置を特定する位置検索エンジン43を備えるように構成することができる(電波到達時間差方式)。
また、無線端末41から送出される電波を無線基地局42で受信し、無線端末から受信した電波の強度、及び事前に取得した電波強度マップ又は3点測量に基づいて、無線端末41の位置を特定する位置検索エンジン43を備えるように構成してもよい(電波強度方式)。
また、ビーコン方式を適用してもよい。その場合、成形工場内に設置されたビーコンユニットにより、作業者の携行するビーコンから発射される電波又は赤外線等を受信することにより、作業者識別情報を取得するとともに、作業者の位置を計測するようにしてもよい。なお、ビーコン及びビーコンユニットとしては、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)、Bluetooth(登録商標)、等が挙げられる。
このように、第2実施形態に係る射出成形機管理システム100Aは、公知の位置検出システム400を備えることにより、成形工場内における作業者の位置情報を作業者識別情報とともに検出することができる。
第2実施形態においては、サーバ端末2は、位置検索エンジン43から各作業者の位置情報を取得するものとする。
なお、図8Aに示すように、無線基地局42は、射出成形機1に設置してもよい。図8Bに示すように、無線基地局42は、サーバ端末2に設置してもよい。
また、位置検索エンジン43については、サーバ端末2が備える構成でもよい。また、クラウド上に仮想サーバとして設けてもよい。
図9に示すように、射出成形機1Aは、第1実施形態と同様に、制御部10Aと、記憶部11と、通信部12と、入力部13と、表示部14と、を備えることができる。
射出成形機1の備える制御部10Aは、第1実施形態における制御部10の有する機能のうち、作業者識別情報登録処理部101を備えていない。制御部10Aは、シーケンス制御部(図示せず)と、運動軸制御部(図示せず)と、サーボ制御部(図示せず)等、射出成形機1の公知の機能部に加えて、射出成形機稼働情報作成更新処理部102Aと、射出成形機稼働情報アップロード部103Aと、を備える。
図10に示すように、サーバ端末2の備える制御部20Aは、作業者位置情報取得部201Aと、射出成形機稼働情報取得部202Aと、射出成形機稼働状態編集部203Aと、射出成形機稼働状態表示画面生成部204Aと、射出成形機稼働状態提供部205Aと、作業指示情報通知部206Aと、を備える。
作業者位置情報取得部201Aは、取得した作業者の位置座標を作業者位置情報211Aとして、記憶部21Aに格納する。図11に、記憶部21Aに格納される作業者位置情報211Aの一例を示す。図11において、POS(j)は作業者jの位置座標であって、射出成形機i号機の位置座標L2(i)と同一の座標系で示される。
図11に示すように、射出成形機稼働状態テーブル214Aは、射出成形機稼働情報テーブル214A1と作業者位置情報211Aとを備える。
こうすることで、工場管理者は、後述するクライアント端末3(又はサーバ端末2)上の表示画面を監視することにより、成形工場内における各射出成形機i号機の配置位置と各作業者jの位置とを一目で把握することができる。そして、仮に、作業者jの位置に射出成形機i号機で作業が必要になった場合に、射出成形機i号機の最も近くで作業を行っている作業者jを見つけて、該作業者jに対して作業指示を行うことが可能となる。
こうすることで、工場管理者は、仮に、作業者jの位置に射出成形機i号機で作業Aが必要になった場合に、例えば射出成形機i号機に最も近くで作業を行っている作業者jであって、かつ当該作業Aに対応できる資格情報、業務分担情報を有する作業者jを見つけて、該作業者jに対して射出成形機i号機における作業指示を行うことが可能となる。
また、第1実施形態と同様に、サーバ端末2が表示部24を備えるとともにクライアント端末機能を備えるように構成してもよい。その場合、クライアント端末3の台数は、ゼロとしてもよい。
そうすることで、工場管理者は、作業が必要な射出成形機が発生した場合には、必要な作業に対して適任な作業者が行っているかどうかを判断することが可能となる。また、適任な作業者に対して作業指示を行うことが可能となる。工場管理者が成形工場内における各射出成形機の配置位置と各作業者の位置とを一目で把握して、例えば作業が必要な射出成形機に最も近くで作業を行っている作業者を見つけて、作業指示を行うことが可能となる。
また、作業指示情報通知部206Aは、第1実施形態と同様に、作業者jに対して、例えば通信部22を介して、射出成形機i号機の対処指示情報を直接通知するようにしてもよい。
この場合、作業指示情報通知部206Aは、第1実施形態と同様に、作業者情報テーブル213及び作業・業務分担対応情報テーブル215に基づいて当該作業に適任な作業者を検出するように構成してもよい。
これにより工場管理
者は、作業が必要な射出成形機が発生した場合には、必要な作業に対して適任な作業者が作業を行っているかを判断したり、適任な作業者に作業指示を行うことができる。
これにより、工場管理者が不在の場合であっても、自動的に、射出成形機i号機の近傍で作業を行っている作業者に対して、対処指示情報を通知することで、迅速に対応することができる。
クライアント端末3は、第1実施形態と同じ構成を備える。
制御部30(射出成形機稼働状態表示部)は、第1実施形態の場合と同様に、ログイン処理部301と、射出成形機稼働状態表示制御部302と、を備える。
射出成形機稼働状態表示制御部302は、受信した射出成形機稼働状態テーブルのデータに基づいて、表示部34の同一画面上に、一例として図12に示すような射出成形機稼働状態表示画面を表示する。
さらに、図12を参照すると、作業者の位置情報を同一画面上に表示する。こうすることで、例えば射出成形機2,6号機の作業内エリアに作業者A、Bがいること、他方4号機は停止中であるにも関わらず、作業内エリアに作業者が誰もいないことが表示画面を通じて一目で把握することができる。
それにより、工場管理者は、画面上で4号機に対して最も近くで作業を行っている作業者を見つけ、4号機の対処を指示すれば良い。図12の場合には、工場管理者は、2号機で作業を行っている作業者Aに例えば、作業者Aの携行する携帯端末に連絡を取ることができる。
以上のように、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様な効果が奏される。
さらに、第2実施形態によれば、作業者位置情報取得部201Aは、位置検出システム400により計測される成形工場内の作業者位置情報を取得する。そして作業者の位置に作業者の資格、業務分担情報を表示する。
それにより、例えば、工場管理者は、作業が必要な射出成形機が発生した場合には、必要な作業に対して適任な作業者が行っているかどうかを判断することが可能となる。また、適任な作業者に対して作業指示を行うことが可能となる。
次に、本発明の第3実施形態に係る射出成形機管理システム100Bについて、図13を参照しながら、説明する。
図13に示すように、第3実施形態に係る射出成形機管理システム100Bは、第2サーバ端末としてのサーバ端末2Bを複数台備え、これら複数のサーバ端末2Bを管理する第1サーバ端末としてのサーバ端末5B(「上位サーバ端末5B」という)を備える。
サーバ端末2Bにより管理される複数の射出成形機1を射出成形機グループ50と称すると、射出成形機管理システム100Bは、複数の射出成形機グループ50を含み、複数の射出成形機グループ50に含まれる射出成形機1を複数のサーバ端末2Bと上位のサーバ端末5Bにより管理する。この場合、予め、各射出成形機グループを識別するための射出成形機グループ識別情報を設定し、射出成形機識別情報が射出成形機グループ識別情報を含むように構成することが好ましい。
射出成形機グループ50は1つの管理単位であり、上位サーバ端末5Bは、これら複数の管理単位(射出成形機グループ50)を一括して管理することができる。例えば、成形工場が大規模な工場の場合、管理単位としては、成形工場内の任意のブロック単位とすることができる。
他方、上位サーバ端末5Bは、サーバ端末2の備える射出成形機稼働状態編集部203、射出成形機稼働状態表示画面生成部204、射出成形機稼働状態提供部205、及び作業指示情報通知部206相当の機能を備えるようにしてもよい。すなわち、全ての射出成形機グループ50に含まれる射出成形機1の稼働情報を一括管理するように構成してもよい。
そうすることで、サーバ端末2Bは、管理対象と射出成形機グループ50に関するデータを個別に有することなく、上位サーバ端末5Bに集約することができる。
なお、サーバ端末2の機能の分散については、上記に限定されない。サーバ端末2の有する各機能部をどのように分散させるか、についてはユーザにおいて適宜設計してもよい。
第4実施形態に係る射出成形機管理システム100Cは、第3実施形態に係る射出成形機管理システム100Bと同様に、サーバ端末2Cを複数台備え、これら複数のサーバ端末2Cを管理する上位のサーバ端末5Cを備える。
サーバ端末2Cと上位サーバ端末5Cとは、第2実施形態に係るサーバ端末2Aの制御部20Aの備える射出成形機管理部(作業者位置情報取得部201A、射出成形機稼働情報取得部202A、射出成形機稼働状態編集部203A、射出成形機稼働状態表示画面生成部204A、射出成形機稼働状態提供部205A、及び作業指示情報通知部206A)の機能を分散して備えるように構成される。
第4実施形態に係るサーバ端末2Cと上位サーバ端末5Cの備える機能については、第3実施形態の説明において、サーバ端末2をサーバ端末2Aに、サーバ端末2Bをサーバ端末2Cに、上位サーバ端末5Bを上位サーバ端末5Cにそれぞれ読み替えることで説明できるため、詳細な説明は省略する。
また、第4実施形態に係る射出成形機管理システム100Cの効果についても、第3実施形態と同様の効果を奏することができる。
第1実施形態及び第2実施形態においては、クライアント端末3により、それぞれサーバ端末2(射出成形機稼働状態提供部205及び205A)から受信した射出成形機稼働状態表示画面を表示部の同一画面上に表示するように構成したが、サーバ端末1とクライアント端末3とは個別の端末とせず、1つの端末上でサーバ機能とクライアント機能を含むようにしても良い。
すなわち、サーバ端末2の制御部は、それぞれログイン処理部301と、射出成形機稼働状態表示制御部302と、を備えるようにしてもよい。そうすることで、工場管理者は1台の端末により射出成形機の稼働状態を一目で把握することができる。
第1実施形態及び第2実施形態においては、サーバ端末2にそれぞれ射出成形機稼働状態表示画面生成部204及び204Aを設けて、例えばHTML等の言語を用いて射出成形機稼働状態表示画面を生成するように構成したが、クライアント端末3にそれぞれ射出成形機稼働状態表示画面生成部204及び204Aを設けるようにしてもよい。
この場合、サーバ端末2(射出成形機稼働状態提供部205及び205A)は、クライアント端末3からの射出成形機1の状態提示要求に応答して、それぞれ射出成形機稼働状態編集部203及び203Aにより編集された射出成形機稼働状態テーブル214及び214Aを通信部12を介してクライアント端末3に提供するように構成される。
第1実施形態〜第2実施形態において、サーバ端末2、サーバ端末2Aを例えばクラウド上の仮想サーバとして設けてもよい。
第3実施形態及び第4実施形態において、上位サーバ端末5B、5Cをクラウド上の仮想サーバとして設けてもよい。また、サーバ端末2B,サーバ端末2Cについてもクラウド上の仮想サーバとして設けてもよい。
以上、本実施形態は、射出成形機の管理について、説明したが、同じような管理を別の種類の産業機械、例えば、工作機械、放電加工機、及び産業用ロボット等にも適用することができる。
そうすることで、工場内における各産業機械の稼働状態と各作業者の位置を一目でかつリアルタイムで把握することができる。
また、これらのプログラムは、ネットワークを介してユーザのコンピュータにダウンロードされることにより配布されてもよい。
1 射出成形機
10,10A 制御部
101 作業者識別情報登録処理部
102 射出成形機稼働情報作成更新処理部
103 射出成形機稼働情報アップロード部
11 記憶部
12 通信部
13 入力部
14 表示部
15 射出部
16 型締部
2,2A,2B,2C サーバ端末
20,20A 制御部
201,201A 作業者位置情報取得部
202,202A 射出成形機稼働情報取得部
203,203A 射出成形機稼働状態編集部
204,204A 射出成形機稼働状態表示画面生成部
205,205A 射出成形機稼働状態提供部
206,206A 作業指示情報通知部
21,21A 記憶部
211 作業者位置情報
212 射出成形機位置情報
213 作業者情報テーブル
214,214A 射出成形機稼働状態テーブル
214A1 射出成形機稼働情報テーブル
215 作業・業務分担対応情報テーブル
22 通信部
23 入力部
24 表示部
3 クライアント端末
30 制御部
301 ログイン処理部
302 射出成形機稼働状態表示制御部
31 記憶部
32 通信部
33 入力部
34 表示部
4 成形工場内ネットワーク
400 位置検出システム
41 無線端末
42 無線受信機(無線基地局)
43 位置検索エンジン
50 射出成形機
5B 上位サーバ端末
Claims (9)
- 端末と、
前記端末と通信可能に接続された複数の射出成形機と、
を含む射出成形機管理システムであって、
前記端末は、
記憶部と、制御部と、を備え、
前記記憶部は、成形工場内の各射出成形機の位置情報を記憶し、
前記制御部は、
各射出成形機を操作する作業者の前記成形工場内の作業者位置情報を取得する作業者位置情報取得部と、
前記作業者位置情報取得部によって取得した前記作業者の前記成形工場内の作業者位置情報と前記記憶部に記憶された前記射出成形機の位置情報とに基づいて、前記成形工場内における各射出成形機の配置位置と各作業者の作業位置とを同時に表示するための表示画面を生成する射出成形機稼働状態表示画面生成部と、
を備える、射出成形機管理システム。 - 前記射出成形機は、
入力部と、制御部とを備え、
前記制御部は、
前記入力部を介して入力される前記射出成形機を操作する作業者の作業者識別情報と、前記射出成形機の射出成形機識別情報と、を前記端末に転送する作業者識別情報登録処理部を備え、
前記作業者位置情報取得部は、前記作業者識別情報登録処理部から転送される前記作業者識別情報と前記射出成形機識別情報とに基づいて、前記射出成形機の配置位置を前記作業者の作業者位置情報として取得する、請求項1に記載の射出成形機管理システム。 - 前記成形工場内の前記作業者の位置を検出して前記作業者位置情報を計測する作業者位置検出部を備え、
前記作業者位置情報取得部は、前記作業者位置検出部により計測された前記作業者位置情報を取得する、請求項1に記載の射出成形機管理システム。 - 前記作業者位置検出部は、さらに、前記作業者の作業者識別情報を検出し、
前記作業者位置情報取得部は、前記作業者位置検出部により検出された前記作業者の作業者識別情報を取得する、請求項3に記載の射出成形機管理システム。 - 前記作業者識別情報は、前記作業者の資格情報、業務分担情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項2又は請求項4に記載の射出成形機管理システム。
- 前記射出成形機の前記制御部は、さらに、
当該射出成形機の射出成形機稼働情報を端末に送信する射出成形機稼働情報アップロード部を備え、
前記端末の前記制御部は、さらに、
前記複数の射出成形機から、前記複数の射出成形機稼働情報を取得する射出成形機稼働情報取得部を備え、
前記射出成形機稼働状態表示画面生成部は、さらに、
前記射出成形機稼働情報取得部により取得した前記複数の射出成形機の稼働情報に基づいて、前記成形工場内における各射出成形機の前記稼働情報を、当該射出成形機の配置位置と各作業者の作業位置と同時に表示するための表示画面を生成する請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の射出成形機管理システム。 - 前記射出成形機稼働情報は、当該射出成形機が自動運転中であるか、半自動運転中であるか、停止中であるか、アラーム発生したか、当該射出成形機の生産数、又は当該射出成形機の予定生産数のうちの少なくとも一つを含む、請求項6に記載の射出成形機管理システム。
- 前記端末の前記制御部は、さらに、
前記射出成形機稼働情報取得部により取得した前記複数の射出成形機の射出成形機稼働情報と、前記作業者の作業者位置情報と、前記射出成形機の位置情報と、に基づいて、前記作業者に対する作業指示情報を出力する作業指示情報通知部を備える、請求項6に記載の射出成形機管理システム。 - 複数の、前記端末と前記複数の射出成形機とを含む射出成形機グループと、
前記端末と通信可能に接続された第1端末と、を備え、
前記第1端末は、前記射出成形機グループに含まれる各射出成形機の配置位置と、各作業者の作業位置と、を一元管理する、請求項1に記載の射出成形機管理システム。
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