JP2017200326A - 電源装置及び照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検出電圧に対するノイズの重畳を抑制する。【解決手段】駆動電圧供給部214は、ブートストラップダイオードD2とブートストラップコンデンサC2と限流素子(抵抗R4)とを含む直列回路で構成されている。駆動電圧供給部214の第1端が制御電源部22の高電位側の出力端と電気的に接続されている。駆動電圧供給部214の第2端が半導体スイッチング素子Q1と還流ダイオードD1のカソードの接続点と電気的に接続されている。ブートストラップダイオードD2は、(駆動電圧供給部214の)第1端から第2端に向けて電流を流す向きに設けられている。【選択図】 図1

Description

本発明は、電源装置及び照明装置に関し、より詳細には、電力変換を行う電源装置、及び当該電源装置と光源を備える照明装置に関する。
電力変換を行う電源装置として、例えば、特許文献1記載のLED点灯装置などがある。特許文献1記載のLED点灯装置(以下、従来例という)は、降圧チョッパ部と、制御ブロックと、直流電源部とで構成される。直流電源部は、フィルタ部、整流回路、PFC(Power Factor Correction:力率改善)部、平滑コンデンサで構成される。なお、降圧チョッパ部は、半導体スイッチング素子がインダクタよりも高電位側に接続された、いわゆるハイサイド形として構成されている。制御ブロックは、高耐圧集積回路からなる制御用ICと、外付けの回路素子と、制御電源生成部とで構成される。制御用ICは、降圧制御部、ハイサイドドライバ部、PFC制御部、調光部などを備えている。PFC制御部は、PFC部の半導体スイッチング素子のデューティ比をフィードバック制御することにより、直流電源部の出力電圧を所定の一定電圧とする。
ハイサイドドライバ部は、制御用ICに外付けされるブートストラップ回路から供給される電圧によって降圧チョッパ部の半導体スイッチング素子を駆動する。ブートストラップ回路は、ブートストラップダイオードとブートストラップコンデンサで構成されている。ブートストラップダイオードのアノードが制御電源生成部の高電位側の出力端と電気的に接続されている。ブートストラップコンデンサの第1端がブートストラップダイオードのカソードと電気的に接続され、ブートストラップコンデンサの第2端がハイサイドドライバ部に電気的に接続されている。つまり、ブートストラップ回路は、制御電源生成部から供給される制御電源電圧でブートストラップコンデンサを充電し、ブートストラップコンデンサの充電電圧を制御電源電圧に加算することによって、制御電源電圧よりも高い直流電圧を生成している。調光部は、外部から入力される調光信号(一定周期の矩形波からなるPWM信号)を直流電圧に変換している。
降圧制御部は、一定の周期をカウントするタイマやコンパレータなどを備え、タイマがカウントする周期でハイサイドドライバ部に出力する制御信号をハイレベルに立ち上げる。ハイサイドドライバ部は、制御信号がハイレベルに立ち上がると降圧チョッパ部の半導体スイッチング素子をオンする。また、降圧制御部は、LED負荷に流れる電流に比例した検出電圧が調光信号に対応したしきい値電圧を上回ると制御信号をローレベルに立ち下げる。制御信号がローレベルに立ち下がると、ハイサイドドライバ部が降圧チョッパ部の半導体スイッチング素子をオフする。
この従来例は、外部から与えられる調光信号に応じてLED光源を調光することができる。
特開2015−118734号公報
ところで、上記従来例では、ハイサイドドライバ部が降圧チョッパ部の半導体スイッチング素子をオンした時点から、ブートストラップダイオードの逆回復時間が経過するまでの短時間にブートストラップ回路を通して大きな電流が流れる場合がある。そして、上記従来例では、上述のようにブートストラップ回路に逆向きに流れる電流の影響によって検出電圧にノイズが重畳する可能性があった。
本発明の目的は、検出電圧に対するノイズの重畳を抑制することができる電源装置及び照明装置を提供することである。
本発明の一態様に係る電源装置は、電力変換部と、前記電力変換部を制御する制御部と、前記制御部に制御電源を供給する制御電源部とを備えている。前記電力変換部は、半導体スイッチング素子と還流ダイオードの直列回路と、前記半導体スイッチング素子と前記還流ダイオードのカソードの接続点に第1端が電気的に接続されているインダクタとを有している。また、前記電力変換部は、前記インダクタの第2端に第1端が電気的に接続されている出力コンデンサと、前記出力コンデンサの第2端から前記還流ダイオードのアノードに向かって流れる電流に比例した検出電圧を出力する電流検出部とを有している。前記制御電源部は、前記電力変換部に入力する入力電圧から制御電源電圧を生成し、生成した前記制御電源電圧を前記制御部に供給している。前記制御部は、駆動部と、比較器と、調整部と、スイッチング制御部と、駆動電圧供給部とを有している。前記駆動部は、前記半導体スイッチング素子の制御端子に駆動電圧を印加して当該半導体スイッチング素子をターンオンする。前記比較器は、前記検出電圧としきい値電圧を比較し、前記検出電圧が前記しきい値電圧に達するかあるいは前記しきい値電圧を超えたときにトリガ信号を出力する。前記調整部は、外部からの指示に応じて前記しきい値電圧を調整する。前記スイッチング制御部は、前記駆動部に前記半導体スイッチング素子をターンオンさせた後、前記比較器から前記トリガ信号を受け取ると前記駆動部に前記半導体スイッチング素子をターンオフさせる。前記駆動電圧供給部は、前記半導体スイッチング素子をターンオンするために必要な駆動電圧を前記駆動部に供給する。前記駆動電圧供給部は、ブートストラップダイオードとブートストラップコンデンサと限流素子とを含む直列回路で構成されている。前記駆動電圧供給部の第1端が前記制御電源部の高電位側の出力端と電気的に接続されている。前記駆動電圧供給部の第2端が前記半導体スイッチング素子と前記還流ダイオードのカソードの接続点と電気的に接続されている。前記ブートストラップダイオードは、前記第1端から第2端に向けて電流を流す向きに設けられている。
本発明の一態様に係る照明装置は、電源装置と、前記電源装置から供給される直流電力で点灯する光源とを備える。
本発明の電源装置及び照明装置は、検出電圧に対するノイズの重畳を抑制することができるという効果がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る電源装置の回路図である。 図2は、同上の電源装置の動作説明用のタイムチャートである。 図3は、同上の電源装置の動作説明用の特性図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る照明装置(光源ユニット)を含む照明器具の分解斜視図である。 図5は、同上の照明器具の斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る電源装置及び照明装置について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施形態で説明する構成は本発明の一例にすぎない。本発明は、以下の実施形態に限定されず、本発明の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
本実施形態の電源装置2は、図1に示すように、電力変換部20と、電力変換部20を制御する制御部21と、制御部21に制御電源を供給する制御電源部22とを備えている。また、電源装置2は、フィルタ回路10、整流器11、力率改善回路12、平滑コンデンサ13、一対の入力端子23、一対の出力端子24を備えることが好ましい。
一対の入力端子23のそれぞれは、商用の交流電源である外部電源6と電気的に接続されている。フィルタ回路10は、例えば、一対の入力端子23から外部電源6に漏れる高調波ノイズを低減する。整流器11は、ダイオードブリッジであり、一対の入力端子23からフィルタ回路10を介して入力する交流電圧を全波整流する。力率改善回路12は、非絶縁型の昇圧チョッパ回路である。力率改善回路12は、整流器11から出力される脈流電圧を、脈流電圧のピーク値よりも電圧値の高い直流電圧に昇圧することで力率を改善する。平滑コンデンサ13は、電解コンデンサで構成されている。平滑コンデンサ13は、力率改善回路12の出力電圧に含まれるリプルを抑制している。
制御電源部22は、平滑コンデンサ13の両端電圧を降圧することで制御電源(制御電源電圧Vcc)を生成している。ただし、制御電源部22は、外部電源6が投入されてから力率改善回路12の出力電圧が安定するまでの間は、整流器11から出力される脈流電圧が平滑コンデンサ13で平滑された直流電圧を降圧することで制御電源を生成している。
電力変換部20は、降圧チョッパ回路である。電力変換部20は、平滑コンデンサ13で平滑された直流電圧(例えば、400[V]の直流電圧)を、一対の出力端子24に電気的に接続される負荷(後述するLEDモジュール30)の定格電圧(例えば、290[V])まで降圧する。電力変換部20は、半導体スイッチング素子(以下、スイッチング素子Q1という)と、還流ダイオードD1と、インダクタL1と、出力コンデンサC1と、電流検出部とを有している。スイッチング素子Q1は、nチャネルエンハンスメント型のMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である。スイッチング素子Q1のドレイン端子が平滑コンデンサ13の高電位側端子と電気的に接続されている。スイッチング素子Q1のソース端子は、還流ダイオードD1のカソードと電気的に接続されている。還流ダイオードD1のアノードは平滑コンデンサ13の低電位側端子と電気的に接続されている。インダクタL1の第1端が還流ダイオードD1のカソードに電気的に接続されている。インダクタL1の第2端が出力コンデンサC1の第1端及び正極側の出力端子24と電気的に接続されている。出力コンデンサC1の第2端が負極側の出力端子24に電気的に接続されている。電流検出部は抵抗R2である。抵抗R2の第1端が出力コンデンサC1の第2端及び負極側の出力端子24と電気的に接続されている。抵抗R2の第2端が還流ダイオードD1のアノードと電気的に接続されている。抵抗R2からなる電流検出部は、スイッチング素子Q1がターンオンしている(導通している)ときにインダクタL1及び出力コンデンサC1を介して流れる電流に比例した検出電圧Vsを出力する。なお、インダクタL1の第2端と還流ダイオードD1のアノードの間に、出力コンデンサC1の充電電荷を放電するための抵抗R3が電気的に接続されることが好ましい。
制御部21は、集積回路5、集積回路5に外付けされる抵抗やコンデンサ、駆動電圧供給部214、低域通過フィルタ215などを備えている。集積回路5は、駆動部210、比較器211、調整部212、スイッチング制御部213、主制御回路216、PFCドライバ217、判定部218などを有している。さらに、集積回路5は、電力変換部20のスイッチング素子Q1を有することが好ましい。
駆動部210は、スイッチング素子Q1の制御端子(ゲート端子)に、抵抗R6を介して駆動電圧を印加することでスイッチング素子Q1をターンオンする。ただし、抵抗R6には、ダイオードD3と抵抗R7の直列回路が電気的に並列接続されている。この直列回路は、駆動部210から駆動電圧が印加されなくなったときにスイッチング素子Q1のゲート端子から電荷を引き抜くことでスイッチング素子Q1を素早くターンオフさせることができる。
比較器211は、反転入力端子(マイナス端子)に入力される検出電圧Vsと、非反転入力端子(プラス端子)に入力されるしきい値電圧Vthとを比較する。比較器211は、検出電圧Vsがしきい値電圧Vth未満のときに出力をハイレベルとする。比較器211は、検出電圧Vsがしきい値電圧Vth以上のときに出力をローレベルとすることでスイッチング制御部213にトリガ信号(ローレベルの電圧信号)を出力する。
調整部212は、例えば、調光器7からの指示に応じてしきい値電圧Vthを調整する。調光器7は、調光レベルをデューティ比に対応させた調光信号(パルス幅変調信号)を出力する。なお、調光レベルは、電力変換部20からLEDモジュール30に定格電力が供給されているときの光量を100[%]とした百分率で表される。調整部212は、信号変換部2120と、オペアンプ2121と、2つの分圧抵抗R10、R11とを有している。
信号変換部2120は、調光器7から入力される調光信号を直流電圧に変換し、変換した直流電圧(以下、調光出力電圧と呼ぶ)をオペアンプ2121の非反転入力端子に出力する。オペアンプ2121の反転入力端子と非反転入力端子に、帰還抵抗R12とコンデンサC12の直列回路と、コンデンサC13とが電気的に並列接続されている。オペアンプ2121は、信号変換部2120から非反転入力端子に入力される調光出力電圧と、反転入力端子に入力される検出電圧Vsとの差分を増幅して分圧抵抗R10、R11の直列回路に出力する。分圧抵抗R10、R11の直列回路は、一端がオペアンプ2121の出力端子に接続され、他端が回路のグランド(平滑コンデンサ13のアノード)に電気的に接続されている。そして、分圧抵抗R10、R11で分圧された電圧がしきい値電圧Vthとして比較器211の非反転入力端子に入力される。つまり、調整部212は、調光器7から指示される調光レベルが高い程(光量が多い程)、しきい値電圧Vthを高くしている。スイッチング制御部213は、一定の周期で制御信号をハイレベルに立ち上げて駆動部210にスイッチング素子Q1をターンオンさせる。また、スイッチング制御部213は、比較器211からトリガ信号を受け取ると、制御信号をローレベルに立ち下げて駆動部210にスイッチング素子Q1をターンオフさせる。
判定部218は、整流器11から出力される脈流電圧のピーク値を下限値と比較することで外部電源6からの交流電圧の供給の有無を判定している。判定部218は、脈流電圧のピーク値が下限値を上回っている間は供給ありと判定してハイレベルの判定信号を主制御回路216に出力する。一方、脈流電圧のピーク値が下限値未満である間は供給なしと判定してローレベルの判定信号を主制御回路216に出力する。なお、下限値は、脈流電圧の定常時のピーク値の80[%]の値に設定されることが好ましい。例えば、外部電源6から実効値100[V]の交流電圧が供給される場合、交流電圧のピーク値(約141[V])の80[%]であるから、下限値は約113[V]となる。
主制御回路216は、判定部218の判定信号がローレベルからハイレベルに立ち上がった時点(以下、電源投入時点という)を起点とする経過時間を計時する。主制御回路216は、経過時間が動作開始時間に達したら、PFCドライバ217及びスイッチング制御部213に動作開始信号を出力する。スイッチング制御部213は、主制御回路216から動作開始信号を受け取ると、一定の周期で制御信号をハイレベルに立ち上げる。PFCドライバ217は、主制御回路216から動作開始信号を受け取ると、力率改善回路12を動作させる。なお、PFCドライバ217は、平滑コンデンサ13の両端電圧を一定電圧とするように力率改善回路12をフィードバック制御する。
また、主制御回路216は、判定部218の判定信号がハイレベルからローレベルに立ち下がると、PFCドライバ217及びスイッチング制御部213に動作停止信号を出力する。スイッチング制御部213は、主制御回路216から動作停止信号を受け取ると、制御信号をローレベルに維持する。PFCドライバ217は、主制御回路216から動作停止信号を受け取ると、力率改善回路12を停止させる。なお、外部電源6からの給電が停止した後、制御電源部22が制御電源電圧Vccを供給できなくなれば、電源装置2が完全に停止する。
低域通過フィルタ215は、コンデンサC3と抵抗R5で構成された積分回路である。抵抗R5の第1端が低電位側の出力端子24と電気的に接続され、抵抗R5の第2端が比較器211の反転入力端子と電気的に接続されている。コンデンサC3の第1端が抵抗R2の第2端及び還流ダイオードD1のアノードと電気的に接続され、コンデンサC3の第2端が抵抗R5の第2端及び比較器211の反転入力端子と電気的に接続されている。つまり、検出電圧Vsに重畳する高調波ノイズが、低域通過フィルタ215によって低減されている。
駆動電圧供給部214は、スイッチング素子Q1をターンオンするために必要な駆動電圧を駆動部210に供給している。駆動電圧供給部214は、ブートストラップダイオードD2とブートストラップコンデンサC2と限流素子(抵抗R4)とを含む直列回路で構成されている。ブートストラップダイオードD2のカソードとブートストラップコンデンサC2の第1端が電気的に接続されている。ブートストラップコンデンサC2の第2端と抵抗R4の第1端が電気的に接続されている。スイッチング素子Q1のソース端子と還流ダイオードD1のカソードの接続点に抵抗R4の第2端(駆動電圧供給部214の第2端)が電気的に接続されている。ブートストラップダイオードD2のアノード(駆動電圧供給部214の第1端)が制御電源部22の高電位側の出力端と電気的に接続されている。駆動電圧供給部214は、制御電源部22から出力される制御電源電圧Vccにより、ブートストラップダイオードD2を介してブートストラップコンデンサC2を充電する。そして、駆動電圧供給部214は、ブートストラップコンデンサC2の充電電圧を制御電源電圧Vccに加算して駆動部210に供給している。ただし、限流素子である抵抗R4は、制御電源部22の高電位側の出力端とブートストラップダイオードD2のアノードとの間、又はブートストラップダイオードD2のカソードとブートストラップコンデンサC2の第1端との間に配置されてもよい。また、駆動電圧供給部214は、ブートストラップダイオードD2、ブートストラップコンデンサC2及び抵抗R4以外の回路素子を含んで構成されてもよい。
次に、電源装置2の動作を説明する。外部電源6が投入されて一対の入力端子23に交流電圧が印加されると、制御電源部22が制御電源を生成して制御部21に給電する。主制御回路216は、電源投入時点を起点とする経過時間が動作開始時間に達したら、PFCドライバ217に動作開始信号を出力した後、スイッチング制御部213にも動作開始信号を出力する。動作開始信号を受け取ったPFCドライバ217が力率改善回路12を動作させる。力率改善回路12の出力電圧が安定した後、動作開始信号を受け取ったスイッチング制御部213が駆動部210に制御信号を出力して電力変換部20を動作させる。そして、電力変換部20が動作することにより、一対の出力端子24から負荷であるLEDモジュール30に直流電力が供給されてLEDモジュール30が点灯する。
ここで、駆動部210がスイッチング素子Q1をターンオンする際の動作を詳細に説明する。駆動部210は、スイッチング制御部213の制御信号がハイレベルに立ち上がると、駆動電圧供給部214から供給される駆動電圧をスイッチング素子Q1のゲート端子に印加してスイッチング素子Q1をターンオンする。スイッチング素子Q1がターンオンすると、平滑コンデンサ13からスイッチング素子Q1を経由してインダクタL1に電流が流れる。このとき、ブートストラップダイオードD2の逆回復時間が経過するまでの間、スイッチング素子Q1を経由した電流がインダクタL1ではなく、駆動電圧供給部214に流れる可能性がある。そして、電源装置2は、スイッチング素子Q1を経由した電流が駆動電圧供給部214に流れると、比較器211の反転入力端子に入力する検出電圧Vsにノイズが重畳される可能性がある。特に、調光器7から指示される調光レベルが低い(調光が深い)場合、しきい値電圧Vthが低い値に調整されているため、調光レベルが高い(調光が浅い)場合よりもノイズの影響が大きくなる。
しかしながら、電源装置2は、駆動電圧供給部214に限流素子である抵抗R4が設けられている。ゆえに、電源装置2は、ブートストラップダイオードD2の逆回復時間中に駆動電圧供給部214に流れる電流を抵抗R4で限流することができる。その結果、電源装置2は、検出電圧Vsに対するノイズの重畳を抑制することができる。
ところで、電源装置2は、光源を負荷とする場合、外部電源6の投入時や瞬時電圧降下の発生時に、負荷電流を目標値まで徐々に増加する、いわゆるソフトスタートを行うことで快適性の向上を図ることが好ましい。なお、瞬時電圧降下とは、外部電源6から供給される交流電圧が概ね1秒未満の間だけ瞬間的に降下する現象である。
次に、図2のタイムチャートを参照して、電源装置2のソフトスタートの動作を説明する。図2における横軸は時間tである。また、図2における6つの波形はそれぞれ、上から順番に、制御電源電圧Vcc、判定部218の判定信号、力率改善回路12の動作状態、しきい値電圧Vth、駆動部210の駆動電圧、LEDモジュール30に流れる負荷電流を示している。なお、図2に示すタイムチャートは、外部電源6の交流電圧に瞬時電圧降下が生じた場合を表している。
外部電源6の交流電圧が低下して判定部218の判定信号がローレベルに立ち下がると(時間t=t1)、主制御回路216は、PFCドライバ217及びスイッチング制御部213に動作停止信号を出力する。スイッチング制御部213は、主制御回路216から動作停止信号を受け取ると、制御信号をローレベルとする(時間t=t2)。PFCドライバ217は、主制御回路216から動作停止信号を受け取ると、力率改善回路12を停止させる(時間t=t2)。
そして、制御電源部22が制御電源電圧Vccの供給を継続している間に外部電源6の交流電圧が復帰すると、判定部218の判定信号がローレベルからハイレベルに立ち上がる(時間t=t3)。主制御回路216は、判定信号がハイレベルに立ち上がった時点(電源投入時点)を起点とする経過時間が動作開始時間に達したら(時間t=t4)、PFCドライバ217及びスイッチング制御部213のそれぞれに動作開始信号を出力する。そして、動作開始信号を受け取ったPFCドライバ217が力率改善回路12を動作させる。主制御回路216は、PFCドライバ217に動作開始信号を出力した後、所定の待機時間が経過した時点(時間t=t5)で、調整部212(の信号変換部2120)にソフトスタート開始信号を出力する。信号変換部2120は、ソフトスタート開始信号を受け取った時点(時間t=t4)から所定時間が経過するまでの間はしきい値電圧Vthをゼロに維持し、所定時間の経過時点(時間t=t5)でしきい値電圧Vthを第1の値Vth1とする。しきい値電圧Vthがゼロの場合、比較器211の出力がハイレベルとなり、スイッチング制御部213にトリガ信号(ローレベルの出力信号)が出力されない。さらに、信号変換部2120は、所定の継続時間だけしきい値電圧Vthを第1の値Vth1に維持した後(時間t=t6)、しきい値電圧Vthを第1の値Vth1から第2の値Vth2まで徐々に上昇させる。ただし、第2の値Vth2は、その時点(時間t=t6)で調光器7から入力されている調光信号に対応した値である。
スイッチング制御部213は、主制御回路216から動作開始信号を受け取っても、時間t=t4〜t5の期間は比較器211からトリガ信号が出力されないので、駆動部210に制御信号を出力しない。スイッチング制御部213が駆動部210に制御信号を出力しないため、電力変換部20が動作せず、負荷電流も流れない。また、時間t=t5〜t6の期間は、比較器211からスイッチング制御部213にトリガ信号が出力されるので、スイッチング制御部213から駆動部210に制御信号を出力される。そのため、電力変換部20が動作して負荷電流が流れる。ただし、時間t=t5〜t6の期間に流れる負荷電流は、微少な値である。さらに、スイッチング制御部213は、時間t=t6以降、しきい値電圧Vthの上昇に合わせて、スイッチング素子Q1をオンする期間(オン幅)を徐々に拡げるように駆動部210を制御する。したがって、電力変換部20からLEDモジュール30に供給される負荷電流が徐々に増加する。その結果、電源装置2は、ソフトスタートを行うことでLEDモジュール30の光量を徐々に増加させ、照明環境の快適性の向上を図ることができる。
ところで、経年劣化によってLED300のカソード又はアノードを接合しているはんだにクラックが生じ、LEDモジュール30の見かけ上のインピーダンスが増加する場合がある。この場合、電源装置2からLEDモジュール30に正常時と同じ電流値の電流を流そうとすれば、電源装置2の出力電圧が上昇し、かつ、電源装置2の入力電力も増加する。その結果、電源装置2を構成する回路素子(電力変換部20のスイッチング素子Q1や力率改善回路12のスイッチング素子など)の発熱量が増加して電源装置2の短寿命化などの不具合が生じる可能性がある。
そこで、電源装置2の制御部21は、上述のような不具合の発生を抑制するため、電力変換部20のスイッチング素子Q1をPWM制御する際のデューティ比に上限値を設定している。図3の実線αは、電源装置2の入力電力と出力電圧の関係を示し、図3の破線βは、デューティ比と出力電圧の関係を示している。電源装置2の定格の出力電圧を290[V]とすると、LEDモジュール30が正常な場合、制御部21は、調光器7から指示される調光レベルに応じて、スイッチング素子Q1のデューティ比を28[%]〜43[%]の範囲で変化させている(破線β参照)。このとき、電源装置2の出力電圧は、約220[V]〜290[V]の間で変化し、入力電力は22.5[W]〜28.9[W]の範囲で変化している(実線α参照)。
経年劣化に起因してLEDモジュール30のインピーダンスが増加するにつれ、電源装置2からLEDモジュール30に供給する電力も増加する。そして、制御部21がスイッチング素子Q1に流す電流を目標値に一致させようとすれば、デューティ比が増加して電源装置2の出力電圧が上昇する。制御部21は、LEDモジュール30の経年劣化が進行しても、デューティ比が上限値に達するまではスイッチング素子Q1のPWM制御を継続する。しかしながら、制御部21は、デューティ比を上限値(例えば、45[%])以上まで上げないので、さらにインピーダンスを増加させると、いずれは負荷電流が流れなくなってLEDモジュール30が消灯し、入力電力がゼロ付近まで減少する(実線α参照)。
上述のように制御部21が電力変換部20のスイッチング素子Q1をPWM制御する際のデューティ比に上限値を設定すれば、電源装置2の短寿命化などの不具合の発生を抑制することができる。ただし、デューティ比の上限値は45[%]に限定されないが、40[%]〜50[%]の範囲の値に設定されることが好ましい。
上述のように電源装置2は、電力変換部20と、電力変換部20を制御する制御部21と、制御部21に制御電源を供給する制御電源部22とを備えている。電力変換部20は、半導体スイッチング素子Q1と還流ダイオードD1の直列回路と、半導体スイッチング素子Q1と還流ダイオードD1のカソードの接続点に第1端が電気的に接続されているインダクタL1とを有している。また、電力変換部20は、インダクタL1の第2端に第1端が電気的に接続されている出力コンデンサC1と、出力コンデンサC1の第2端から還流ダイオードD1のアノードに向かって流れる電流に比例した検出電圧Vsを出力する電流検出部(抵抗R2)とを有している。制御電源部22は、電力変換部20に入力する入力電圧から制御電源電圧Vccを生成し、生成した制御電源電圧Vccを制御部21に供給している。制御部21は、駆動部210と、比較器211と、スイッチング制御部213と、駆動電圧供給部214とを有している。駆動部210は、半導体スイッチング素子Q1の制御端子(ゲート端子)に駆動電圧を印加して半導体スイッチング素子Q1をターンオンする。比較器211は、検出電圧Vsとしきい値電圧Vthを比較し、検出電圧Vsがしきい値電圧Vthに達するかあるいはしきい値電圧Vthを超えたときにトリガ信号を出力する。調整部212は、外部(調光器7)からの指示に応じてしきい値電圧Vthを調整する。スイッチング制御部213は、駆動部210に半導体スイッチング素子Q1をターンオンさせた後、比較器211からトリガ信号を受け取ると駆動部210に半導体スイッチング素子Q1をターンオフさせる。駆動電圧供給部214は、半導体スイッチング素子Q1をターンオンするために必要な駆動電圧を駆動部210に供給する。駆動電圧供給部214は、ブートストラップダイオードD2とブートストラップコンデンサC2と限流素子(抵抗R4)とを含む直列回路で構成されている。駆動電圧供給部214の第1端が制御電源部22の高電位側の出力端と電気的に接続されている。駆動電圧供給部214の第2端が半導体スイッチング素子Q1と還流ダイオードD1のカソードの接続点と電気的に接続されている。ブートストラップダイオードD2は、(駆動電圧供給部214の)第1端から第2端に向けて電流を流す向きに設けられている。
電源装置2が上述のように構成されれば、ブートストラップダイオードD2の逆回復時間中に駆動電圧供給部214に流れる電流を抵抗R4で限流するので、検出電圧Vsに対するノイズの重畳を抑制することができる。
また、電源装置2において、低域通過フィルタ215を備えることが好ましい。低域通過フィルタ215は、抵抗R2から出力される検出電圧Vsをフィルタリングして比較器211に出力していることが好ましい。
電源装置2が上述のように構成されれば、検出電圧Vsに重畳する高調波ノイズを低域通過フィルタ215によって低減し、検出電圧Vsに重畳する高調波ノイズを抑制することができる。
さらに、電源装置2において、制御部21とスイッチング素子Q1は、1つのパッケージに収容されている集積回路5で構成されていることが好ましい。
電源装置2が上述のように構成されれば、部品点数を削減して小型化を図ることができる。
続いて、本実施形態の照明装置を説明する。本実施形態の照明装置は、器具本体4とともに照明器具1を構成する光源ユニット3である。
光源ユニット3は、図4に示すように、電源装置2と、電源装置2の負荷となる2つのLEDモジュール30とを備えている。また、光源ユニット3は、取付部材31と、カバー部材32とを備えることが好ましい。LEDモジュール30は、多数のLED300と、基板301と、中継コネクタ302と、入力コネクタ303とを備えている。基板301は、長尺の矩形板状に形成されている。多数のLED300は、基板301の表面(下面)における短手方向の中央に、基板301の長手方向に沿って等間隔かつ1列に並べて実装されている。中継コネクタ302は、それぞれのLEDモジュール30の基板301において、2つのLEDモジュール30同士が長手方向に沿って隣り合う側の端部にそれぞれ実装されている。入力コネクタ303は、それぞれのLEDモジュール30の基板301において、中継コネクタ302が実装されている側と反対側の端部にそれぞれ実装されている。
取付部材31は、金属板によって長尺の角樋状に形成されている。取付部材31は、長尺の矩形板状の底板310と、底板310の長手方向に沿った両端から上向きに立ち上がる一対の側板311とを有している。2つのLEDモジュール30は、互いの中継コネクタ302同士が電気的に接続された状態で、底板310から切り起こされている複数の爪によって底板310の下面に取り付けられている。なお、2つのLEDモジュール30の入力コネクタ303は、電線によって電源装置2の出力用のコネクタと電気的に接続されている。
カバー部材32は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂によって半円筒形状に形成されている。また、カバー部材32は、長手方向に沿って上向きに突出する一対の突壁320を有している。カバー部材32は、一対の突壁320の間に取付部材31を収容し、取付部材31の一対の側板311の先端(上端)に、一対の突壁320の先端(上端)に形成されている引掛部が引っ掛けられることで取付部材31に取り付けられている。
電源装置2は、集積回路5を含む種々の電子部品が実装されているプリント配線板26を収容するケース25を有している。ケース25は、金属板により、一面が開口した長尺の矩形箱状に形成されている。ケース25は、電子部品が実装されているプリント配線板26を収容し、開口面を底板310の上面に向けるようにして取付部材31に固定(例えば、ねじ止め)されている。
器具本体4は、下面が開放された矩形箱状の収容部40と、収容部40の長手方向に沿った両側の開口端縁より斜め上向きに突出する一対の反射板41と、収容部40及び一対の反射板41の長手方向の両端に設けられている一対のエンド板42とを備えている。器具本体4は、収容部40の底面に設けられている複数の取付孔400のうちの少なくともいずれか2つの取付孔400に吊りボルトがそれぞれ挿通され、それらの吊りボルトにナットが締め付けられることで天井に設置される。また、器具本体4は、収容部40の底面に設けられている複数の電源孔401のうちのいずれか1つの電源孔401に電源線が挿通されている。そして、電源孔401に挿通された電源線は、端子台を介して、電源装置2の一対の入力端子23と電気的に接続されている。
光源ユニット3は、取付部材31の一対の側板311及びカバー部材32の一対の突壁320が収容部40内に収容されるようにして、器具本体4(の収容部40)に取り付けられている(図5参照)。
上述のように照明装置(光源ユニット3)は、電源装置2と、電源装置2から供給される直流電力で点灯する光源(LEDモジュール30)とを備えている。
照明装置(光源ユニット3)が上述のように構成されれば、検出電圧Vs対するノイズの重畳を抑制することができる。
なお、照明装置は、矩形板状の取付部材の表面に、複数のLEDモジュール30及びカバー部材のそれぞれを短幅方向に沿って並べて配置されるように構成されていてもよい。
2 電源装置
3 光源ユニット(照明装置)
5 集積回路
20 電力変換部
21 制御部
22 制御電源部
210 駆動部
211 比較器
212 調整部
213 スイッチング制御部
214 駆動電圧供給部
215 低域通過フィルタ
Q1 半導体スイッチング素子
D1 還流ダイオード
L1 インダクタ
C1 出力コンデンサ
R2 抵抗(電流検出部)
D2 ブートストラップダイオード
C2 ブートストラップコンデンサ
R4 抵抗(限流素子)
Vcc 制御電源電圧
Vs 検出電圧
Vth しきい値電圧

Claims (4)

  1. 電力変換部と、前記電力変換部を制御する制御部と、前記制御部に制御電源を供給する制御電源部とを備え、
    前記電力変換部は、半導体スイッチング素子と還流ダイオードの直列回路と、前記半導体スイッチング素子と前記還流ダイオードのカソードの接続点に第1端が電気的に接続されているインダクタと、前記インダクタの第2端に第1端が電気的に接続されている出力コンデンサと、前記出力コンデンサの第2端から前記還流ダイオードのアノードに向かって流れる電流に比例した検出電圧を出力する電流検出部とを有し、
    前記制御電源部は、前記電力変換部に入力する入力電圧から制御電源電圧を生成し、生成した前記制御電源電圧を前記制御部に供給し、
    前記制御部は、前記半導体スイッチング素子の制御端子に駆動電圧を印加して当該半導体スイッチング素子をターンオンする駆動部と、前記検出電圧としきい値電圧を比較し、前記検出電圧が前記しきい値電圧に達するかあるいは前記しきい値電圧を超えたときにトリガ信号を出力する比較器と、外部からの指示に応じて前記しきい値電圧を調整する調整部と、前記駆動部に前記半導体スイッチング素子をターンオンさせた後、前記比較器から前記トリガ信号を受け取ると前記駆動部に前記半導体スイッチング素子をターンオフさせるスイッチング制御部と、前記半導体スイッチング素子をターンオンするために必要な駆動電圧を前記駆動部に供給する駆動電圧供給部とを有し、
    前記駆動電圧供給部は、ブートストラップダイオードとブートストラップコンデンサと限流素子とを含む直列回路で構成されており、前記駆動電圧供給部の第1端が前記制御電源部の高電位側の出力端と電気的に接続され、前記駆動電圧供給部の第2端が前記半導体スイッチング素子と前記還流ダイオードのカソードの接続点と電気的に接続されており、前記ブートストラップダイオードは、前記第1端から第2端に向けて電流を流す向きに設けられていることを特徴とする電源装置。
  2. 低域通過フィルタを備え、前記低域通過フィルタは、前記電流検出部から出力される前記検出電圧をフィルタリングして前記比較器に出力していることを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 前記制御部と前記半導体スイッチング素子は、1つのパッケージに収容されている集積回路で構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の電源装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電源装置と、前記電源装置から供給される直流電力で点灯する光源とを備えることを特徴とする照明装置。
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