JP2017199517A - 照明器具及び灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源ユニットを容易に取り付けることができる照明器具を提供する。【解決手段】照明器具1は、光源30と、光源が内部に配置される器具本体10と、光源30と電気的に接続された光源端子部50と、一端に第一端部80a及び他端に第二端部80bを有する電源本体部850と、第一端部80aから延出する第一脚部81及び第二端部80bから延出する第二脚部82と、第一端部80aに設けられ、光源端子部50と電気的及び機械的に接続される電源端子部86とを有する電源ユニット80と、器具本体10に取り付けられ、第一脚部81を係止する第一係止部91と、第二脚部82を係止する第二係止部92とを有し、電源ユニット80を支持する電源支持板90とを備える。【選択図】図6

Description

本発明は、電源ユニットを備える照明器具、及び、電源ユニットが取り付けられる灯具に関する。
従来、照明器具として、例えば、ダウンライトのように天井板等の被設置部に埋め込み配設されて鉛直方向下向きに光を照射する天井埋込型の照明器具等が知られている。
この種の照明器具は、器具本体の内部に配置された光源と、器具本体の外部に設置され、光源を点灯させるための電源ユニットとを備えている。
例えば、天井埋込型の照明器具においては、簡素化された構成で電源部の防水性能を担保するために、電源部は、上部を電源支持部材で覆われ、かつ、器具本体に取り付けられる。これにより、照明器具の上方から水滴などが降りかかる場合にも、電源ユニット内に水分が進入することを抑制できる(例えば、特許文献1)。
特開2014−167889号公報
上述のとおり、従来の照明器具においては、電源ユニットは、器具本体と一体化されている。また、照明器具として、例えば、器具本体は共通で、出力だけが異なる複数種類の照明器具、及び、電源ユニットは共通で、器具本体の形状などだけが異なる複数種類の照明器具が製造されている。このような照明器具を製造及び販売する場合、電源ユニットの種類の個数と器具本体の種類の個数との積の数だけ照明器具の種類が存在し得るため、照明器具の種類が多く、管理に要するコストが高い。そこで、器具本体と電源ユニットとを個別に管理する方法が考えられる。この場合、器具本体及び電源ユニットの種類の個数は、電源ユニットの種類の個数と器具本体の種類の個数との和であるため、上記の照明器具の種類の個数より少なく、管理に要するコストを低減できる。しかしながら、例えば、器具本体と電源ユニットとを一体化することなく、それぞれ単体でユーザに供給する場合、ユーザがねじなどの締結部材を用いて器具本体に電源ユニットを取り付ける必要があるため、ユーザの作業が煩雑化されるという問題がある。また、ユーザが、器具本体に電源ユニットを正しく取り付けられない場合もあり得る。
本発明の一態様は、このような問題を解決するためになされたものであり、電源ユニットを容易に取り付けることができる照明器具及び灯具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る照明器具の一態様は、光源と、前記光源が内部に配置される器具本体と、前記光源と電気的に接続された光源端子部と、一端に第一端部及び他端に第二端部を有する電源本体部と、前記第一端部から延出する第一脚部及び前記第二端部から延出する第二脚部と、前記第一端部に設けられ、前記光源端子部と電気的及び機械的に接続される電源端子部とを有する電源ユニットと、前記器具本体に取り付けられ、前記第一脚部を係止する第一係止部と、前記第二脚部を係止する第二係止部とを有し、前記電源ユニットを支持する電源支持板とを備える。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る灯具の一態様は、電源ユニットが取り付けられる灯具であって、光源と、前記光源が内蔵される器具本体と、前記器具本体の外部に配置され、前記光源と電気的に接続された光源端子部と、前記器具本体に取り付けられ、前記電源ユニットを支持する電源支持板とを備え、前記電源ユニットは、一端に第一端部及び他端に第二端部を有する電源本体部と、前記第一端部から延出する第一脚部及び前記第二端部から延出する第二脚部と、前記第一端部に設けられ、前記光源端子部と電気的及び機械的に接続される電源端子部とを有し、前記電源支持板は、前記第一脚部を係止する第一係止部と、前記第二脚部を係止する第二係止部とを有する。
本発明の一態様によれば、電源ユニットを容易に取り付けることができる照明器具及び灯具を提供できる。
図1は、実施の形態に係る照明器具の底面側の外観を示す外観斜視図である。 図2は、実施の形態に係る照明器具の側面図である。 図3は、実施の形態に係る照明器具の上面側の外観を示す外観斜視図である。 図4は、実施の形態に係る照明器具の断面図である。 図5は、実施の形態に係る照明器具の拡大断面図である。 図6は、実施の形態に係る電源ユニット及び電源支持板の分解斜視図である。 図7は、実施の形態に係る電源ユニットの一部分解斜視図である。 図8は、実施の形態に係る電源ユニットを電源支持板に取り付ける前の電源ユニット及び電源支持板の位置関係を示す斜視図である。 図9は、実施の形態に係る電源ユニットを電源支持板に取り付けた後の電源ユニット及び電源支持板の位置関係を示す斜視図である。 図10は、実施の形態に係る第一脚部及び第二脚部を電源支持板に取り付ける前の第一脚部及び第二脚部と電源支持板との位置関係を示す斜視図である。 図11は、実施の形態に係る第一脚部及び第二脚部を電源支持板に取り付ける前の第一脚部及び第二脚部と電源支持板との位置関係を示す斜視図及び平面図である。 図12は、実施の形態に係る第一脚部及び第二脚部を電源支持板に取り付ける作業の途中における、前の第一脚部及び第二脚部と、電源支持板との位置関係を示す平面図である。 図13は、実施の形態に係る第一脚部及び第二脚部を電源支持板に取り付けた後の第一脚部及び第二脚部と電源支持板との位置関係を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態等は、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
[1.全体構成]
まず、実施の形態に係る照明器具1の全体構成について、図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係る照明器具1の底面側の外観を示す外観斜視図である。図2は、本実施の形態に係る照明器具1の側面図である。図3は、本実施の形態に係る照明器具1の上面側の外観を示す外観斜視図である。図4は、本実施の形態に係る照明器具1の断面図であり、照明器具1の光軸Jを通る断面を示している。図5は、本実施の形態に係る照明器具1の拡大断面図である。図5においては、図4に示される破線及び光軸Jで囲まれた領域Vの内部が示されている。
なお、各図において、光軸Jに平行な方向をY軸方向、光軸Jに垂直で互いに直交する2つの方向をZ軸方向及びX軸方向としている。本実施の形態において、Y軸方向は、鉛直方向である。図4及び図5は、YZ平面に平行で、かつ、光軸Jを通る断面を示している。
図1〜図5に示される照明器具1は、例えば建物の天井板等の被設置部に埋め込み配設されることにより下方(床や壁等)に光を照明するダウンライト等の埋込型照明器具である。
図1〜図3に示されるように、照明器具1は、灯具2及び電源ユニット80を備える。
灯具2は、照明器具1の電源ユニット80以外の部分であり、器具本体10、枠体20、取付部材60及び電源支持板90を備える。また、図2に示されるように、灯具2は、光源端子部50をさらに備える。また、図5に示されるように、灯具2は、器具本体10の内部に配置された、光源30、反射部材40、光学部材42及びカバー部材44をさらに備える。以下、照明器具1の各構成要素について説明する。
[1−1−1.器具本体]
器具本体10は、図5に示されるように、光源30が内部に配置される部材である。器具本体10は、凹部16を有し、凹部16内に光源30を収容する。本実施の形態では、器具本体10は、光源30が取り付けられる取付台である。器具本体10は、光源30から発せられた熱を放散するヒートシンクとしても機能する。したがって、器具本体10は、金属材料等の熱伝導率の高い材料によって構成されているとよい。器具本体10は、例えばアルミニウムからなるアルミダイカスト製である。
図5に示されるように、器具本体10は、光源取付台12及び本体固定部14を備える。器具本体10は、光源取付台12及び本体固定部14によって形成される凹部16を有する。照明器具1は、凹部16の開口部17から光を出射する。
光源取付台12は、光源30が取り付けられる台状の部分である。図5に示されるように、光源取付台12のY軸方向負側(図5の下側)には、光源30が配置され、光源取付台12のY軸方向正側には、放熱部13が形成されている。これにより、光源30から発せられた熱が、放熱部13に効率よく伝達される。
放熱部13は、光源30で発生する熱を放散する部分であり、器具本体10における、光源30に対して凹部16の開口部17と反対側に配置される。放熱部13は複数のフィンを備える。放熱部13は、光源取付台12のY軸方向正側(図5の上側)に光源取付台12と一体的に形成される。
本体固定部14は、光源取付台12のY軸方向負側(図5の下側)に配置され、取付部材60を器具本体10に固定し、かつ、枠体20を器具本体10に固定する。本体固定部14は、円環状の形状を有し、取付部材60を固定する一対の第一固定部141を備える。第一固定部141は、円環状の本体固定部14からY軸方向正側に延びる部分である。図5に示されるように、第一固定部141のY軸方向正側端部において、取付部材60が枠体20に固定される。
本実施の形態では、器具本体10は、上述のとおり、光源取付台12及び本体固定部14の二つの部分に分離されている。また、図5に示されるように、光源取付台12と本体固定部14との間には、円環状のパッキン15aが配置されている。光源取付台12と本体固定部14とは、パッキン15aをそれらの間に挟んだ状態で、ねじにより締結される。これにより、光源取付台12と本体固定部14との隙間を液密に封止することができる。なお、本実施の形態では、器具本体10は、二つの部分に分離されているが、一体的に形成されてもよいし、三つ以上の部分に分離されていてもよい。
器具本体10の本体固定部14と枠体20との間には、図5に示されるように、パッキン15cが配置されている。これにより、本体固定部14と枠体20との隙間を液密に封止することができる。
[1−1−2.枠体]
図1〜図5に示される枠体20は、器具本体10の凹部16の開口部17側に配置される環状の部材であり、器具本体10を天井板などの被設置部に取り付ける。枠体20は、例えば、アルミニウムなどの金属材料によって形成することができる。
本実施の形態では、図4に示されるように、枠体20は、一対の第二固定部21、一対の保持部22、一対の立設部23、セード部24及び鍔部25を備える。
第二固定部21は、器具本体10に固定される部分である。一対の第二固定部21は、それぞれ器具本体10の一対の第一固定部141に対応する位置に配置され、一対の第一固定部141に固定される。
保持部22は、照明器具1が取り付けられる天井板などの被設置部を保持する部分である。保持部22と、鍔部25との間に被設置部を挟むことにより、保持部22は、被設置部を保持する。
立設部23は、鍔部25からY軸方向正側に立設された部分である。一対の立設部23の各々に、保持部22及び第二固定部21が配置される。
セード部24は、光源30からの出射光の一部を反射する部分である。セード部24は、Y軸方向負側の端部に向かって内径が漸次大きくなるように構成された筒状の形状を有する。
鍔部25は、照明器具1が取り付けられる天井板などの被設置部を保持する円環状の部分である。上述のとおり、鍔部25は、鍔部25と保持部22との間に、天井板などの被設置部を挟むことによって、被設置部を保持する。なお、図4に示されるように、鍔部25と被設置部との間には、パッキン26が配置される。これにより、鍔部25と被設置部との間を液密に封止することができる。
[1−1−3.光源]
図5に示される光源30は、発光モジュールであって、所定の光を放射状に出射する光源である。本実施の形態では、光源30は、LEDを有する発光モジュールである。光源30は、例えば白色光を出射するように構成されている。光源30は、COB(Chip On Board)型LEDで構成され、基台302と、基台302上に実装されたベアチップ(LEDチップ)である複数のLED304と、それらLED304を封止し、蛍光体を含む封止部材とを備える。なお、本実施の形態では、封止部材は全てのLED304を一括封止しているが、封止部材の構成はこれに限られない。ライン状に配列されたLED304の配列方向に沿って複数本のライン状に封止部材を形成する構成としてもよい。
基台302は、複数のLED304を実装するための実装基板であって、例えばセラミックス基板、樹脂基板又は絶縁被覆されたメタルベース基板などである。また、基台302は、例えば平面視において矩形形状である平面を有する板材である。基台302は、底面(Y軸方向正側の面)を器具本体10の光源取付台12に向けて固定される。なお、基台302には、LED304を発光させるための直流電力を外部から受電するための一対の電極端子(正電極端子及び負電極端子)が形成されている(不図示)。
以上のように構成される光源30は、器具本体10の凹部16に収容される。本実施の形態において、光源30は、図5に示される光源取付部材32及び接続部材36によって、器具本体10の光源取付台12のY軸方向負側に固定されている。
光源取付部材32は、光源30を器具本体10の光源取付台12に取り付けるための部材である。本実施の形態では、光源取付部材32は、矩形枠状の部材であり、光軸Jに垂直な方向における光源30の位置を規制する。光源取付部材32は、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリカーボネート(PC)などの樹脂材料を用いて形成することができる。
接続部材36は、光源30の光軸J方向の位置を規制するための部材である。例えば、接続部材36には、ねじを貫通させるための貫通孔が形成されており、当該貫通孔に挿入されたねじによって、接続部材36が光源取付台12及び光源取付部材32に固定される。その際、接続部材36の一部が、光源30を光源取付台12に向けて押さえることにより、光源30の光軸J方向(Y軸方向)における位置を規制する。
また、接続部材36は、光源30へ電流を供給する電線56(図2参照)に接続される部材でもある。なお、図2では、電線56のうち、光源端子部50付近の一部だけが示されており、他の部分は省略されている。本実施の形態に係る照明器具1は、光源30のZ軸方向両端部にそれぞれひとつずつ接続部材36を備え、一方の接続部材36に高電位側の電線が、他方の接続部材36に低電位側の配線が、それぞれ接続される。接続部材36には、光源30へ電流を供給する電極(不図示)が設けられている。当該電極が光源30に形成された電極端子に接続される。
接続部材36の筐体は、例えば、PBT、PCなどの樹脂材料を用いて形成することができる。また、接続部材36の電極は、銅などの導電性部材を用いて形成することができる。
[1−1−4.反射部材]
図5に示される反射部材40は、光源30からの光の配光を制御する部材である。本実施の形態では、反射部材40は、光源30からの光を光学部材42に向けて反射させる。
反射部材40は、図5に示されるように、光源30からの光が入射される側(Y軸方向正側)の端部から、当該光が出射される側の端部に向かって内径が漸次大きくなるように構成された筒状の形状を有する。反射部材40の内面において、光源30からの光が反射される。
反射部材40は、例えばPBTなど硬質の白色樹脂材料を用いて形成することができる。なお、反射部材40は、内面にアルミニウムなどの金属膜が設けられてもよい。
[1−1−5.光学部材]
図5に示される光学部材42は、反射部材40からの光が入射される透光性の部材である。光学部材42は、反射部材40から入射した光の配光を制御して出射する機能を有してもよい。本実施の形態では、光学部材42はフレネルレンズである。光学部材42は、反射部材40からの光を集光し、略円形の断面を有する光を出射する。
光学部材42は、透光性材料を用いて形成されており、例えばPMMA(アクリル)、PCなどの透明樹脂材料、又は、ガラス材料などの透明材料を用いて形成することができる。
[1−1−6.カバー部材]
図5に示されるカバー部材44は、光学部材42などを保護するための透光性の部材である。カバー部材44は、例えば、表面にシボ加工が施されることにより、光学部材42から入射した光を散乱させる機能を有してもよい。カバー部材44は、チューブ状のパッキン15bを介して、筒状部11によって本体固定部14側に押圧されることによって固定される。
カバー部材44は、透光性材料を用いて形成されており、例えばPMMA、PCなどの透明樹脂材料、又は、ガラス材料などの透明材料を用いて形成することができる。
[1−1−7.取付部材]
図1〜図4に示される取付部材60は、電源支持板90を器具本体10に取り付ける部材である。
本実施の形態では、図2〜図4に示されるように、取付部材60は、板状部61と、板状部61から器具本体10側(Y軸方向負向き)に延びる一対の取付部62とを有する。一対の取付部62の各対は、光軸Jを挟んで互いに対向している。取付部62の各々には、ねじ穴が形成されており、電源支持板90に形成された貫通孔を介して段付きねじ67が当該ねじ穴に捻じ込まれることにより、電源支持板90が取付部材60に取り付けられる。このように、本実施の形態では、電源支持板90によって、取付部材60及び器具本体10に加えられる力が、光軸Jを挟んで対向する位置に加えられるので、取付部材60及び器具本体10に加えられる力が光軸Jに対して一方寄りに偏らない。したがって、取付部材60及び器具本体10にバランスよく力が加わるため、それらの変形及び破損を抑制することができる。
本実施の形態では、図4に示されるように、取付部材60は一対の第三固定部63を備える。取付部材60は、一対の第三固定部63において、器具本体10に固定される。本実施の形態では、第三固定部63は、取付部62のY軸方向負側端部から光軸Jに略垂直な方向に延びる板状部分である。第三固定部63には、貫通孔が形成されている。当該貫通孔を介してねじ65が第一固定部141のねじ穴に捻じ込まれることにより、取付部材60は器具本体10に固定される。
取付部材60は、例えば、アルミニウムなどの金属材料によって形成することができる。
取付部材60が以上のような構成を有することにより、照明器具1では、電源支持板90を、取付部材60を介して器具本体10に取り付けることができる。
[1−1−8.電源ユニット]
図1〜図3に示される電源ユニット80は、光源30に電力を供給する電源装置である。例えば、電源ユニット80は、光源30のLED304を発光させるための電力を生成する電源回路及び当該電源回路を収容するケースによって構成されている。具体的には、電源ユニット80は、商用電源等の外部電源からの交流電力を、整流、平滑及び降圧等して所定レベルの直流電力に変換する。電源ユニット80で生成された直流電力は、図2に示される電線56及び接続部材36を介して光源30に供給される。なお、図2では、電線56の一部だけが図示されている。
電源ユニット80は、例えば、プリント回路基板と、プリント回路基板に実装された複数の電子部品とを有する。回路基板に実装される電子部品は、光源30を点灯させるための部品である。例えば、当該電子部品には、電解コンデンサやセラミックコンデンサ等の容量素子、抵抗器等の抵抗素子、整流回路素子、コイル素子、チョークコイル(チョークトランス)、ノイズフィルタ、ダイオード又は集積回路素子などの半導体素子などが含まれる。なお、電源ユニット80には、調光回路や昇圧回路などが組み合わされていてもよい。
このように構成される電源ユニット80は、電源支持板90によって支持されて、器具本体10に取り付けられる。
以下、電源ユニット80について図面を用いてより詳細に説明する。
図6は、本実施の形態に係る電源ユニット80及び電源支持板90の分解斜視図である。なお、図6では、光源端子部50も併せて示されている。図7は、本実施の形態に係る電源ユニット80の一部分解斜視図である。
図6及び図7に示されるように、電源ユニット80は、一端に第一端部80a及び他端に第二端部80bを有する電源本体部850と、第一端部80aから延出する第一脚部81及び第二端部80bから延出する第二脚部82と、第一端部80aに設けられ、光源端子部50と電気的及び機械的に接続される電源端子部86とを有する。本実施の形態では、電源ユニット80は、電源本体部850と、第一脚部81及び第二脚部82が形成された電源底板800とを備える。
図6及び図7に示されるように、第一脚部81は、電源支持板90に対向する第一対向部811と、電源底板800の底板部801に立設された第一立設部812とを備える。第二脚部82は、電源支持板90に対向する第二対向部821と、底板部801に立設された第二立設部822とを備える。
電源ユニット80の電源本体部850は、金属製又は樹脂製のケースと、当該ケース内に収容された回路基板及び電子部品とを有する。電源底板800は、例えば、アルミニウムなどの金属製の部材であり、電源本体部850が配置される。電源底板800に電源本体部850内の回路基板などが固定されてもよい。
電源支持板90の詳細構成については後述する。
[1−1−9.光源端子部]
図2及び図6に示される光源端子部50は、電線56を介して光源30と電気的に接続されたコネクタである。光源端子部50は、電源ユニット80の電源端子部86に接続される。これにより、電源ユニット80の電源端子部86から光源端子部50及び電線56を介して、光源30に電力が供給される。
本実施の形態では、図6に示されるように、光源端子部50は、電源支持板90において、電源端子部86に対応する位置に固定される。
[1−1−10.電源支持板]
図1〜図4及び図6に示される電源支持板90は、電源ユニット80を支持する部材である。電源支持板90は、器具本体10に取り付けられ、図6に示されるように、第一脚部81を係止する第一係止部91と、第二脚部82を係止する第二係止部92とを有し、電源ユニット80を支持する。本実施の形態では、電源支持板90は、さらに、電源配置部93、一対の被取付部94、側壁部95及び96、電源案内部98並びに端子固定部99を有する。
本実施の形態では、電源支持板90は、取付部材60を介して器具本体10に取り付けられる。具体的には、図2〜図4に示されるように、電源支持板90の一対の被取付部94が、取付部材60の一対の取付部62に取り付けられる。本実施の形態では、段付きねじ67を、被取付部94に形成された貫通孔を介して取付部62に形成されたねじ穴に捻じ込むことにより、電源支持板90は取付部材60に取り付けられる。ここで、段付きねじ67を用いることにより、被取付部94が取付部62に押し当てられることなく、被取付部94を取付部62に取り付けることができる。したがって、電源支持板90を段付きねじ67の軸を中心として回動させることができる。これにより、照明器具1の被設置部である天井板の厚さなどに応じて、電源支持板90の器具本体10から遠い側の端部の高さ方向(Y軸方向)の位置を調整できる。
電源配置部93は、図2に示されるように、器具本体10から光軸Jに交差する方向に突出する部分である。電源ユニット80は、電源配置部93に配置されている。本実施の形態では、電源配置部93は、板状の形状を有し、電源配置部93のY軸方向負側の面に電源ユニット80が配置される。つまり、電源ユニット80は、電源配置部93によって覆われる。これにより、照明器具1に上方(Y軸方向正側)から水滴などが降りかかる場合にも、電源ユニット80内に水分が進入することを抑制できる。
本実施の形態では、第一係止部91は、図6に示されるように、電源配置部93の一部が切り起こされることによって形成された一対の板状部である。第一係止部91と電源配置部93との間に第一脚部81の第一対向部811が差し込まれることによって、第一脚部81は、第一係止部91に係止される。
また、本実施の形態では、第二係止部92は、図6に示されるような板ばねである。第二係止部92は、一端が側壁部95にねじなどによって固定され、他端部側に第一傾斜部921及び第二傾斜部922を有する。
また、電源支持板90は、電源ユニット80が配置される電源配置部93と、電源配置部93に立設され、電源ユニット80が当接する電源案内部98とを有する。第二係止部92は、電源案内部98と対向し、電源ユニット80の第二脚部82を電源案内部98向きに押える。このように、照明器具1では、電源案内部98に電源ユニット80を当接させることにより、電源ユニット80の電源配置部93上における位置決めを容易に行うことができる。また、電源案内部98と第二係止部92とによって、第二脚部82を挟持することにより、第二脚部82を係止できる。
電源支持板90は、電源ユニット80の電源端子部86に対応する位置に光源端子部50を固定する端子固定部99を有する。つまり、端子固定部99によって、電源ユニット80が電源支持板90に取り付けられた状態において、光源端子部50を電源ユニット80の電源端子部86に接続できる位置に、光源端子部50が固定される。これにより、電源ユニット80を電源支持板90に取り付けることによって、電源端子部86に光源端子部50を接続することができる。より具体的には、図6に示される一点鎖線の矢印に沿って電源ユニット80を移動させることによって、電源ユニット80の第一脚部81及び第二脚部82をそれぞれ第一係止部91及び第二係止部92に取り付けることができ、かつ、電源端子部86を光源端子部50に接続することができる。
側壁部95及び96は、電源配置部93に立設された壁状部である。側壁部95及び96は、電源ユニット80を覆うことによって電源ユニット80に水滴などが進入することを抑制するための部分である。また、側壁部95及び96は、電源ユニット80を電源支持板90に取り付ける際に、電源ユニット80が電源配置部93の移動方向を規制することによって電源ユニット80を案内する機能も有する。また、側壁部95の電源配置部93から最も遠い位置には、当接部97が形成されている。当接部97は、電源配置部93に対向する板状部である。当接部97は、電源支持板90を天井板などの被取付部に載置する場合に天井板と当接する部分である。
[2.電源ユニットの電源支持板への取付方法]
本実施の形態に係る電源ユニット80を電源支持板90に取り付ける方法について説明する。
まず、電源ユニット80の第一脚部81及び電源端子部86を、電源支持板90の第一係止部91及び光源端子部50に取り付ける方法について図面を用いて説明する。
図8は、本実施の形態に係る電源ユニット80を電源支持板90に取り付ける前の電源ユニット80及び電源支持板90の位置関係を示す斜視図である。図9は、本実施の形態に係る電源ユニット80を電源支持板90に取り付けた後の電源ユニット80及び電源支持板90の位置関係を示す斜視図である。
図8に示されるように、電源ユニット80を電源支持板90に取り付ける前に、まず、電源ユニット80を電源支持板90の電源配置部93上に載置する。ここで、電源端子部86が、電源支持板90に固定された光源端子部50に対向する位置に配置されるように、電源ユニット80を電源配置部93上に配置する。
続いて、図8の一点鎖線の矢印で示される向き(X軸方向正向き)に、電源ユニット80を移動させる。つまり、電源ユニット80を電源配置部93に沿って電源支持板90の長手方向に沿った向きに、光源端子部50に向けて移動させる。言い換えると、電源ユニット80を第二係止部92から第一係止部91に向かう向きに移動させる。これにより、電源ユニット80の第一脚部81は、それぞれ第一係止部91に係止され、かつ、電源端子部86は、光源端子部50に接続される。より具体的には、第一脚部81の第一対向部811は、第一係止部91に差し込まれることによって、第一係止部91に係止される。また、電源端子部86に光源端子部50が差し込まれることによって、電源端子部86は、光源端子部50に電気的及び機械的に接続される。以上のように、本実施の形態では、電源ユニット80を所定の向きに移動させることによって、第一脚部81を第一係止部91に係止し、かつ、電源端子部86を光源端子部50に接続することができる。また、本実施の形態では、第一脚部81は、第一係止部91に差し込まれるため、第一脚部81を第一係止部91へ差し込むだけで容易に取り付けることができ、かつ、第一脚部81を第一係止部91から抜き取るだけで容易に取り外すことができる。
本実施の形態では、電源ユニット80を所定の向きに移動させることによって、第一脚部81が第一係止部91に係止され、かつ、第二脚部82が第二係止部92に係止される。以下、第二脚部82を第二係止部92に取り付ける方法について図面を用いて説明する。
図10及び図11は、それぞれ本実施の形態に係る第一脚部81及び第二脚部82を電源支持板90に取り付ける前の第一脚部81及び第二脚部82と電源支持板90との位置関係を示す斜視図及び平面図である。図12は、本実施の形態に係る第一脚部81及び第二脚部82を電源支持板90に取り付ける作業の途中における、前の第一脚部81及び第二脚部82と、電源支持板90との位置関係を示す平面図である。図13は、本実施の形態に係る第一脚部81及び第二脚部82を電源支持板90に取り付けた後の第一脚部81及び第二脚部82と電源支持板90との位置関係を示す平面図である。
図10〜図13においては、第一脚部81及び第二脚部82を示すために、電源ユニット80の電源本体部850、端子固定部99及び光源端子部50の図示が省略されている。
まず、図10及び図11に示されるように、電源ユニット80の第一脚部81及び第二脚部82を電源支持板90の電源配置部93に配置する。図10に示される第一脚部81の配置は、図9に示される第一脚部81の配置と同様である。図10及び図11に示されるように、第二係止部92の第一傾斜部921及び第二傾斜部922の一部が電源底板800と電源配置部93との間に配置される。
続いて、第一脚部81及び第二脚部82を電源支持板90に対して図10及び図11に示される一点鎖線の矢印で示される向きに移動させることによって、第一脚部81及び第二脚部82を電源支持板90に取り付ける作業を開始する。当該作業の途中においては、図12に示されるように、第一脚部81の第一対向部811の一部が、第一係止部91に係止される。また、第二係止部92の第一傾斜部921が第二脚部82の第二立設部822によって、側壁部95に向けて(Z軸方向正向きに)押される。ここで、第二脚部82は、板ばねである第二係止部92によって、側壁部96に向けて(Z軸方向負向きに)押されるが、第二係止部92と対向する位置に配置された電源案内部98によって、Z軸方向負向きの移動が規制される。このため、第二係止部92が、側壁部95に向けて弾性変形される。第一脚部81及び第二脚部82を図12に示される位置からさらに一点鎖線の矢印で示される向きに移動させることによって、第一脚部81及び第二脚部82を図13に示される位置に配置できる。
これにより、第一脚部81の第一対向部811は、第一係止部91に完全に係止される。また、第二脚部82は、第二係止部92によって係止される。より具体的には、第二脚部82の第二立設部822は、第二係止部92の第二傾斜部922によって、第一係止部91向きに押される。ここで、第二立設部822を有する電源底板800は、第一係止部91向きに押されるが、電源底板800が有する第一係止部91によって、電源底板800が有する第一脚部81が係止されているため、電源底板800は、第二係止部92から第一係止部91向き(X軸方向正向き)の移動が規制される。また、電源底板800は、第二係止部92の第二傾斜部922によって、第一係止部91向きに押された状態であるため、第一係止部91から第二係止部92向き(X軸方向負向き)の移動も規制される。また、第一係止部91によって、第一脚部81のZ軸方向への移動も規制される。また、第二係止部92と電源案内部98とによって、第二脚部82のZ軸方向への移動も規制される。このように、電源底板800は、電源配置部93の電源ユニット80側の面に沿った方向における移動が規制される。
さらに、図13に示されるように、第二係止部92は、第二脚部82の電源配置部93の電源ユニット80が配置された面に垂直な方向における移動を規制する。本実施の形態では、第二係止部92及び電源配置部93は、第二脚部82の第二対向部821を挟持することによって、第二脚部82の、電源配置部93の電源ユニット80が配置された面に垂直な方向における移動を規制する。これにより、第二係止部92は、簡素化された構成で第二脚部82を、電源配置部93の電源ユニット80が配置された面に垂直な方向において係止することができる。また、第一係止部91においても、電源配置部93の電源ユニット80が配置された面に垂直な方向における第一脚部81の移動を規制する。
以上のように、本実施の形態では、電源ユニット80を所定の方向に移動させるだけで電源支持板90に取り付けることができる。また、本実施の形態では、電源支持板90に取り付けられた電源ユニット80は、電源配置部93の電源ユニット80が配置された面に沿った方向及び当該面に垂直な方向への移動が規制される。つまり、電源ユニット80は、電源支持板90に固定される。
また、本実施の形態では、第一係止部91及び第二係止部92は、第一脚部81及び第二脚部82をそれぞれ第一係止部91及び第二係止部92に対して所定の向きに移動することによって係止できる構造を有し、光源端子部50は、電源端子部86を当該所定の向きに移動させることによって、電源端子部86に接続される構造を有する。
これにより、電源ユニット80を所定の向きに移動させるだけで、電源ユニット80を電源支持板90に係止することができ、かつ、電源端子部86を光源端子部50に接続することができる。
なお、電源ユニット80を電源支持板90から取り外す際には、第二係止部92を側壁部95側に弾性変形させた状態で、電源ユニット80をX軸方向負向きに移動させることにより、電源ユニット80を電源支持板90から容易に取り外すことができる。
[3.まとめ]
以上のように、本実施の形態に係る照明器具1は、光源30と、光源30が内部に配置される器具本体10と、光源30と電気的に接続された光源端子部50と、一端に第一端部80a及び他端に第二端部80bを有する電源本体部850と、第一端部80aから延出する第一脚部81及び第二端部80bから延出する第二脚部82と、第一端部80aに設けられ、光源端子部50と電気的及び機械的に接続される電源端子部86とを有する電源ユニット80と、器具本体10に取り付けられ、第一脚部81を係止する第一係止部91と、第二脚部82を係止する第二係止部92とを有し、電源ユニット80を支持する電源支持板90とを備える。
このように、電源支持板90が第一係止部91及び第二係止部92を備えることにより、ねじなどの締結部材を用いることなく、電源ユニット80を電源支持板90に容易に取り付けることができる。
また、照明器具1において、第一脚部81は、第一係止部91に差し込まれてもよい。
これにより、第一脚部81を第一係止部91へ差し込むだけで容易に取り付けることができる。また、第一脚部81を第一係止部91から抜き取るだけで容易に取り外すことができる。
また、照明器具1において、電源支持板90は、電源ユニット80が配置される電源配置部93と、電源配置部93に立設された電源案内部98とを有し、第二係止部92は、電源案内部98と対向し、第二脚部82を電源案内部98に向けて押えてもよい。
このように、照明器具1では、電源案内部98に電源ユニット80を当接させることにより、電源ユニット80の電源配置部93上における位置決めを容易に行うことができる。また、電源案内部98と第二係止部92とによって、第二脚部82を挟持することにより、第二脚部82を係止できる。
また、照明器具1において、第二係止部92は、電源配置部93の電源ユニット80が配置された面に垂直な方向における第二脚部82の移動を規制する。
これにより、第二係止部92は、電源配置部93の電源ユニット80が配置された面に垂直な方向において、第二脚部82を係止することができる。
また、照明器具1において、第二係止部92及び電源配置部93は、第二脚部82を挟持してもよい。
これにより、簡素化された構成で、第二係止部92は、電源配置部93の電源ユニット80が配置された面に垂直な方向において、第二脚部82を係止することができる。
また、照明器具1において、電源支持板90は、電源端子部86に対応する位置に光源端子部50を固定する端子固定部99を有してもよい。
これにより、電源ユニット80を電源支持板90に取り付けることによって、電源端子部86に光源端子部50を接続することができる。
また、照明器具1において、第一係止部91及び第二係止部92は、第一脚部81及び第二脚部82をそれぞれ第一係止部91及び第二係止部92に対して所定の向きに移動することによって係止できる構造を有し、光源端子部50は、電源端子部86を当該所定の向きに移動させることによって、電源端子部86に接続される構造を有する。
これにより、電源ユニット80を所定の向きに移動させるだけで、電源ユニット80を電源支持板90に係止することができ、かつ、電源端子部86を光源端子部50に接続することができる。
また、照明器具1において、当該所定の向きは、電源支持板90の長手方向に沿った向きでもよい。
また、照明器具1において、当該所定の向きは、第二係止部92から第一係止部91へ向かう向きでもよい。
また、本実施の形態に係る灯具2は、電源ユニット80が取り付けられる灯具2であって、光源30と、光源30が内蔵される器具本体10と、器具本体10の外部に配置され、光源30と電気的に接続された光源端子部50と、器具本体10に取り付けられ、電源ユニット80を支持する電源支持板90とを備え、電源ユニット80は、一端に第一端部80a及び他端に第二端部80bを有する電源本体部850と、第一端部80aから延出する第一脚部81及び第二端部80bから延出する第二脚部82と、第一端部80aに設けられ、光源端子部50と電気的及び機械的に接続される電源端子部86とを有し、電源支持板90は、第一脚部81を係止する第一係止部91と、第二脚部82を係止する第二係止部92とを有する。
このような灯具2によれば、電源支持板90が第一係止部91及び第二係止部92を備えることにより、ねじなどの締結部材を用いることなく、電源ユニット80を電源支持板90に容易に取り付けることができる。
(変形例)
以上、本発明に係る照明器具について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、照明器具1は、電源ユニット80を電源支持板90の長手方向に沿った向きに移動させることによって、電源端子部86が光源端子部50に接続される構成を備えるが、照明器具1の構成は、これに限定されない。例えば、照明器具1は、電源ユニット80を電源支持板90の長手方向に垂直な向きに移動させることによって、電源端子部86が光源端子部50に接続される構成を備えてもよい。
また、上記実施の形態では、光源端子部50は、端子固定部99に固定されたが、光源端子部50は、固定されていなくてもよい。
また、第一係止部91及び第二係止部92の構成は、それぞれ第一脚部81及び第二脚部82を係止できる構成であれば、上記実施の形態の構成に限定されない。
また、上記の実施の形態において、光源30は、青色LEDチップと黄色蛍光体とによって白色光を放出するように構成したが、これに限定されない。例えば、赤色蛍光体及び緑色蛍光体を含有する蛍光体含有樹脂を用いて、これと青色LEDチップとを組み合わせることによりに白色光を放出するように構成しても構わない。
また、上記の実施の形態において、LEDとして、青色LEDチップを用いたが、これに限定されない。例えば、LEDとしては、青色以外の色を発光するLEDチップを用いても構わない。この場合、蛍光体としては、LEDの発光波長に応じて適宜選択すればよい。
また、上記の実施の形態において、光源30(LED光源)は基板上にLEDチップを直接実装したCOB構造を有したが、これに限定されない。例えば、COB構造のLEDモジュールに代えて、SMD(Surface Mount Device)構造のLEDモジュールを用いても構わない。SMD構造のLEDモジュールは、樹脂製のパッケージ(容器)の凹部の中にLEDチップ(発光素子)を実装して当該凹部内に封止部材(蛍光体含有樹脂)を封入したパッケージ型のLED素子(SMD型LED素子)を、1個又は複数個、基板に実装した構成である。
また、上記の各実施の形態では、発光素子としてLEDを例示したが、発光素子としては、半導体レーザ等の半導体発光素子、又は、有機EL(Electro Luminescence)素子や無機EL等のその他の固体発光素子を用いてもよい。
また、上記の各実施の形態における照明器具は、天井以外の被取付部に設置されていてもよい。また、本発明は、例えば、シーリングライトなどのダウンライト以外の照明器具にも適用することができる。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 照明器具
2 灯具
10 器具本体
30 光源
50 光源端子部
80 電源ユニット
80a 第一端部
80b 第二端部
81 第一脚部
82 第二脚部
86 電源端子部
90 電源支持板
91 第一係止部
92 第二係止部
93 電源配置部
98 電源案内部
99 端子固定部

Claims (11)

  1. 光源と、
    前記光源が内部に配置される器具本体と、
    前記光源と電気的に接続された光源端子部と、
    一端に第一端部及び他端に第二端部を有する電源本体部と、前記第一端部から延出する第一脚部及び前記第二端部から延出する第二脚部と、前記第一端部に設けられ、前記光源端子部と電気的及び機械的に接続される電源端子部とを有する電源ユニットと、
    前記器具本体に取り付けられ、前記第一脚部を係止する第一係止部と、前記第二脚部を係止する第二係止部とを有し、前記電源ユニットを支持する電源支持板とを備える
    照明器具。
  2. 前記第一脚部は、前記第一係止部に差し込まれる
    請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記電源支持板は、前記電源ユニットが配置される電源配置部と、前記電源配置部に立設され、前記電源ユニットが当接する電源案内部とを有し、
    前記第二係止部は、前記電源案内部と対向し、前記第二脚部を前記電源案内部に向けて押える
    請求項1又は2に記載の照明器具。
  4. 前記第二係止部は、前記電源配置部の前記電源ユニットが配置された面に垂直な方向における前記第二脚部の移動を規制する
    請求項3に記載の照明器具。
  5. 前記第二係止部及び前記電源配置部は、前記第二脚部を挟持する
    請求項4に記載の照明器具。
  6. 前記電源支持板は、前記電源端子部に対応する位置に前記光源端子部を固定する端子固定部を有する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明器具。
  7. 前記第一係止部及び前記第二係止部は、前記第一脚部及び前記第二脚部をそれぞれ前記第一係止部及び前記第二係止部に対して所定の向きに移動することによって係止できる構造を有し、
    前記光源端子部は、前記電源端子部を前記所定の向きに移動させることによって、前記電源端子部に接続される構造を有する
    請求項6に記載の照明器具。
  8. 前記所定の向きは、前記電源支持板の長手方向に沿った向きである
    請求項7に記載の照明器具。
  9. 前記所定の向きは、前記第二係止部から前記第一係止部へ向かう向きである
    請求項7に記載の照明器具。
  10. 前記所定の向きは、前記電源支持板の長手方向に垂直な向きである
    請求項7に記載の照明器具。
  11. 電源ユニットが取り付けられる灯具であって、
    光源と、
    前記光源が内蔵される器具本体と、
    前記器具本体の外部に配置され、前記光源と電気的に接続された光源端子部と、
    前記器具本体に取り付けられ、前記電源ユニットを支持する電源支持板とを備え、
    前記電源ユニットは、一端に第一端部及び他端に第二端部を有する電源本体部と、前記第一端部から延出する第一脚部及び前記第二端部から延出する第二脚部と、前記第一端部に設けられ、前記光源端子部と電気的及び機械的に接続される電源端子部とを有し、
    前記電源支持板は、前記第一脚部を係止する第一係止部と、前記第二脚部を係止する第二係止部とを有する
    灯具。
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