JP2017186491A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】起泡力及び耐硬水性に優れ、低刺激性で繰り返し洗浄しても乾燥しにくく、泡のキメが細かく感触の良い泡を生成する洗浄剤組成物を提供する。
【解決手段】
一般式(1)で表されるスルホン酸又は一般式(1)で表されるスルホン酸塩(A)及び直鎖または分岐の脂肪族アルコール(B)を含有する洗浄剤組成物であって、(B)の含有量が、洗浄剤組成物の重量に基づいて0.01〜30重量%である洗浄剤組成物。
【選択図】なし
【解決手段】
一般式(1)で表されるスルホン酸又は一般式(1)で表されるスルホン酸塩(A)及び直鎖または分岐の脂肪族アルコール(B)を含有する洗浄剤組成物であって、(B)の含有量が、洗浄剤組成物の重量に基づいて0.01〜30重量%である洗浄剤組成物。
【選択図】なし
Description
本発明は洗浄剤組成物に関する。さらに詳しくは、ヒドロキシスルホン酸塩型アニオン界面活性剤を含有する洗浄剤組成物に関するものである。
従来、ヒトの皮膚、毛髪用の洗浄剤組成物にはアニオン界面活性剤が主成分として使用されている。特に脂肪酸石けんやアルキルエーテル硫酸塩型のアニオン界面活性剤が広く使用されている。しかしながら、脂肪酸石けんは弱酸性や中性の洗浄剤組成物では起泡性や洗浄性が極端に落ちるため使用できず、アルキルエーテル硫酸塩は弱酸性や中性でも優れた起泡性であるものの、皮膚や眼に対して中程度の刺激性があるという問題がある。
低刺激性のアニオン界面活性剤としてアミノ酸由来のアニオン界面活性剤やアルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩等種々のアニオン界面活性剤が利用されてきた。しかしながら、アミノ酸由来のアニオン界面活性剤やアルキルエーテルカルボン酸塩等は、硬度の高い水では泡立ちが悪く、アルキルスルホコハク酸塩等はエステル結合があるため、分解しやすく、安定性に問題があった。
低刺激性のアニオン界面活性剤としてアミノ酸由来のアニオン界面活性剤やアルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩等種々のアニオン界面活性剤が利用されてきた。しかしながら、アミノ酸由来のアニオン界面活性剤やアルキルエーテルカルボン酸塩等は、硬度の高い水では泡立ちが悪く、アルキルスルホコハク酸塩等はエステル結合があるため、分解しやすく、安定性に問題があった。
起泡力及び耐硬水性に優れ、低刺激性のアニオン界面活性剤としてアルコールエトキシグリセリルスルホン酸塩を皮膚や毛髪用の洗浄剤組成物に利用することが提案されている(特許文献1)。しかしながら、アルコールエトキシグリセリルスルホン酸塩は、皮膚への刺激を与えることは少ないものの、脱脂力が強く、繰り返し洗浄操作を行うと、皮膚が乾燥したり、毛髪がパサついたりする問題があった。また脂肪酸石けん等に比べて、泡のキメが粗く、泡の粘性が低くて洗浄時の感触が悪くなる問題があった。
本発明の目的は、起泡力及び耐硬水性に優れ、低刺激性で繰り返し洗浄しても乾燥しにくく、泡のキメが細かく感触の良い泡を生成する洗浄剤組成物を提供しようとするものである。
本発明者等は、上記の課題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明に至った。 すなわち本発明は、一般式(1)で表されるスルホン酸又は一般式(1)で表されるスルホン酸塩(A)及び直鎖または分岐の脂肪族アルコール(B)を含有する洗浄剤組成物であって、(B)の含有量が、洗浄剤組成物の重量に基づいて0.01〜30重量%である洗浄剤組成物である。
一般式(1)中、R1は炭素数6〜22の直鎖または分岐の脂肪族炭化水素基を表し、AOは炭素数2〜6のアルキレンオキシ基を表し、nは0〜15の数を表し、XおよびYは、一方がOHで残りの一方がSO3 ―Mである。ただし、Mはカチオンを表す。
本発明の洗浄剤組成物は、起泡力及び耐硬水性に優れ、低刺激性で繰り返し洗浄しても乾燥しにくく、泡のキメが細かく感触の良い泡を生成する、という効果を奏する。
一般式(1)において、R1は、炭素数6〜22の直鎖または分岐の脂肪族炭化水素基である。これらのうち、好ましいものは、炭素数8〜18の直鎖または分岐の脂肪族炭化水素基であり、更に好ましいのは炭素数8〜18の直鎖の脂肪族炭化水素基である。R1の炭素数が6以上であれば、十分に低刺激性であり、炭素数が22以下であれば十分に起泡力に優れる。炭素数6〜22のR1としては、直鎖アルキル基(オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基及びオクタデシル基など)、直鎖アルケニル基(ドデセニル基、テトラデセニル基、ペンタデセニル基、ヘキサデセニル基及びオクタデセニル基など)、分岐アルキル基(2−エチルヘキシル基、イソデシル基、2−メチルウンデシル基、分岐トリデシル基、2−ヘキシルオクチル基、2−オクチルデシル基、2−オクチルドデシル基及びイソステアリルアルコールなど)、分岐アルケニル基(2−エチル−2−ヘキセニル基、2−ヘキシル−2−オクテニル基及び2−オクチル−2−デセニル基など)が挙げられる。
これらR1で示される基のうち、起泡性及び刺激性の観点から好ましいものは、炭素数8〜14の直鎖アルキル基または炭素数8〜14の直鎖アルケニル基である。
これらR1で示される基のうち、起泡性及び刺激性の観点から好ましいものは、炭素数8〜14の直鎖アルキル基または炭素数8〜14の直鎖アルケニル基である。
一般式(1)におけるAOとしては、炭素数2〜6のアルキレンオキシ基である。例えば、エチレンオキシ基、1,2−及び1,3−プロピレンオキシ基、1,2−、1,3−、1,4−及び2,3−ブチレンオキシ基、1,2−、1,3−、1,4−、1,5−、1,6−及び2,5−ヘキシレンオキシ基など、ならびにこれらの2種類以上の組み合わせが挙げられる。
これらのうち、起泡性及び刺激性の観点から好ましいのはエチレンオキシ基及び1,2−プロピレンオキシ基であり、AOが2種類以上である場合はブロック状でもランダム状でも両者の組み合わせでもよい。
これらのうち、起泡性及び刺激性の観点から好ましいのはエチレンオキシ基及び1,2−プロピレンオキシ基であり、AOが2種類以上である場合はブロック状でもランダム状でも両者の組み合わせでもよい。
一般式(1)におけるnは0〜15の数を表す。nが0のときは、アルキルグリセリルエーテルのスルホン酸塩を表す。
これらのうち、nは起泡力の観点から、好ましくは0〜12の数であり、さらに好ましくは0〜8の数である。
これらのうち、nは起泡力の観点から、好ましくは0〜12の数であり、さらに好ましくは0〜8の数である。
一般式(1)におけるXおよびYは、一方が水素原子で残りの一方がSO3 ―Mである。ただし、Mはカチオンを表す。カチオンとしては水素カチオン及び塩形成カチオンである1価と2価のカチオンが挙げられる。
1価のカチオンには、アルカリ金属カチオン、アンモニウムイオン、有機アミンカチオン、四級アンモニウムカチオン、塩基性アミノ酸カチオンおよびこれらの2種以上の併用が含まれる。
アルカリ金属カチオンを構成するアルカリ金属としては、ナトリウム、カリウムおよびリチウムなどが挙げられる。
有機アミンカチオンを構成する有機アミンとしては、一級、二級および三級の脂肪族アミン(炭素数1〜20のアルキル基および/または炭素数2〜4のヒドロキシアルキル基を有するアミン:例えばジエチルアミン、トリエチルアミン、モノエタノールアミンおよびモノプロパノールアミンなど)、脂環式アミン(シクロヘキシルアミンおよびジシクロヘキシルアミンなど)、芳香族アミン(アニリンおよびトルイジンなど)、芳香複素環アミン(ピリジンおよびキノリンなど)、複素環アミン(モルホリン、N−メチルモルホリンおよびピペラジンなど)、およびこれらの環状アミンのN位の炭素数2〜4のヒドロキシアルキル置換体(N−ヒドロキシエチルモルホリンなど)が挙げられる。
四級アンモニウムカチオンを構成する四級アンモニウムとしては、脂肪族および脂環族四級アンモニウム、例えばテトラ(シクロ)アルキルアンモニウム[炭素数1〜12のアルキル基(メチル、エチル、プロピルブチル、ヘキシル、オクチルおよびドデシル基など)および/またはシクロアルキル基(シクロヘキシル基など)を有する;4つの(シクロ)アルキル基は同一でも異なっていてもよい。]などが挙げられる。
塩基性アミノ酸カチオンを構成する塩基性アミノ酸としては、リジンおよびアルギニンなどが挙げられる。
なお、(シクロ)アルキル基は、アルキル基および/またはシクロアルキル基を表し、以下同様の表現を用いる。
2価のカチオンとしては、アルカリ土類金属カチオン、例えばマグネシウムカチオンおよびカルシウムカチオンなどが挙げられ、2価のカチオンの場合のMは例えば1当量の一般式(1)で表される化合物に対して1/2当量のマグネシウムカチオンMgまたは1/2当量のカルシウムカチオンCaとなる。
1価のカチオンには、アルカリ金属カチオン、アンモニウムイオン、有機アミンカチオン、四級アンモニウムカチオン、塩基性アミノ酸カチオンおよびこれらの2種以上の併用が含まれる。
アルカリ金属カチオンを構成するアルカリ金属としては、ナトリウム、カリウムおよびリチウムなどが挙げられる。
有機アミンカチオンを構成する有機アミンとしては、一級、二級および三級の脂肪族アミン(炭素数1〜20のアルキル基および/または炭素数2〜4のヒドロキシアルキル基を有するアミン:例えばジエチルアミン、トリエチルアミン、モノエタノールアミンおよびモノプロパノールアミンなど)、脂環式アミン(シクロヘキシルアミンおよびジシクロヘキシルアミンなど)、芳香族アミン(アニリンおよびトルイジンなど)、芳香複素環アミン(ピリジンおよびキノリンなど)、複素環アミン(モルホリン、N−メチルモルホリンおよびピペラジンなど)、およびこれらの環状アミンのN位の炭素数2〜4のヒドロキシアルキル置換体(N−ヒドロキシエチルモルホリンなど)が挙げられる。
四級アンモニウムカチオンを構成する四級アンモニウムとしては、脂肪族および脂環族四級アンモニウム、例えばテトラ(シクロ)アルキルアンモニウム[炭素数1〜12のアルキル基(メチル、エチル、プロピルブチル、ヘキシル、オクチルおよびドデシル基など)および/またはシクロアルキル基(シクロヘキシル基など)を有する;4つの(シクロ)アルキル基は同一でも異なっていてもよい。]などが挙げられる。
塩基性アミノ酸カチオンを構成する塩基性アミノ酸としては、リジンおよびアルギニンなどが挙げられる。
なお、(シクロ)アルキル基は、アルキル基および/またはシクロアルキル基を表し、以下同様の表現を用いる。
2価のカチオンとしては、アルカリ土類金属カチオン、例えばマグネシウムカチオンおよびカルシウムカチオンなどが挙げられ、2価のカチオンの場合のMは例えば1当量の一般式(1)で表される化合物に対して1/2当量のマグネシウムカチオンMgまたは1/2当量のカルシウムカチオンCaとなる。
スルホン酸又はスルホン酸塩(A)は、公知の方法等によって得ることができ、たとえば対応するアルキルグリシジルエーテルまたはポリオキシアルキレンアルキルグリシジルエーテルと亜硫酸塩及び/または亜硫酸水素塩を、水中で温度50〜150℃で反応させることによって得ることができる。
スルホン酸塩(A)の具体例としては、オクチルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、デシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、ドデシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、テトラデシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、オクタデシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、ドコシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、デシルグリセリルエーテルスルホン酸カリウム、デシルグリセリルエーテルスルホン酸アンモニウム、デシルグリセリルエーテルスルホン酸マグネシウム、ドデシルグリセリルエーテルスルホン酸カリウム、ドデシルグリセリルエーテルスルホン酸アンモニウム、ドデシルグリセリルエーテルスルホン酸マグネシウム、ポリオキシエチレンオクチルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンデシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンドデシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンテトラデシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンオクタデシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンドコシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンオクチルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム及びポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム等が挙げられる。
これらのスルホン酸又はスルホン酸塩(A)うち、洗浄時の泡量の観点から好ましいものはオクチルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、デシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、ドデシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、オクタデシルグリセルエーテルスルホン酸ナトリウム、デシルグリセリルエーテルスルホン酸カリウム、ドデシルグリセリルエーテルスルホン酸カリウム、ポリオキシエチレン(2モル付加)デシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム及びポリオキシエチレン(3モル付加)ドデシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウムであり、更に好ましくはデシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、ドデシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(2モル付加)デシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム及びポリオキシエチレン(3モル付加)ドデシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウムである。
本発明における直鎖または分岐の脂肪族アルコール(B)は、例えば、炭素数2〜100の直鎖または分岐の1〜6価の脂肪族アルコールであり、任意の位置にエーテル酸素を介していても良いアルコールが挙げられる。
これらのうち、繰り返し使用後の皮膚や毛髪の状態や、洗浄時の泡質の観点から、炭素数6〜30の直鎖または分岐の脂肪族アルコール(B1)、及び一般式(2)で表される脂肪族アルコールエーテル(B2)から選ばれる1種以上を含有する場合が好ましい。
これらのうち、繰り返し使用後の皮膚や毛髪の状態や、洗浄時の泡質の観点から、炭素数6〜30の直鎖または分岐の脂肪族アルコール(B1)、及び一般式(2)で表される脂肪族アルコールエーテル(B2)から選ばれる1種以上を含有する場合が好ましい。
炭素数6〜30の直鎖または分岐の脂肪族アルコール(B1)としては、直鎖飽和脂肪族アルコール(1−ヘキサノール、1−オクタノール、1−デカノール、1−ドデカノール、1−テトラデカノール、1−ヘキサデカノール、1−オクタデカノール、1−エイコサノール、1−ドコサノール及び1−トリアコンタノールなど)、直鎖不飽和脂肪族アルコール(2−ヘキセン−1−オール、6−ドデセン−1−オール、8−ヘキサデセン−1−オール、9−オクタデセン−1−オール、9,12−オクタデカジエン−1−オール及び9,12,15−オクタデカトリエン−1−オールなど)、分岐飽和脂肪族アルコール(2−ヘキサノール、2−オクタノール、2−デカノール、2−ドデカノール、2−ブチルオクタノール、2−テトラデカノール、2−ヘキサデカノール、2−ヘキシルデカノール、2−オクチルデカノール、2−ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール、2−オクチルテトラデカノール及び2−トリアコンタノールなど)及び分岐不飽和脂肪族アルコール(6−ドデセン−2−オール、8−ヘキサデセン−2−オール、9−オクタデセン−2−オール、9,12−オクタデカジエン−2−オール及び9,12,15−オクタデカトリエン−2−オールなど)が挙げられる。
一般式(2)におけるR2としては、炭素数6〜30の直鎖または分岐の脂肪族炭化水素基であることが好ましい。
これらのうち、繰り返し使用後の皮膚や毛髪の状態や、洗浄時の泡質の観点から好ましいものは、炭素数8〜24の直鎖または分岐の脂肪族炭化水素基であり、更に好ましいのは炭素数10〜18の直鎖の脂肪族炭化水素基である。
炭素数6〜30のR1としては、直鎖アルキル基(オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、ドコシル基、テトラコシル基及びトリアコンチル基など)、直鎖アルケニル基(ドデセニル基、テトラデセニル基、ペンタデセニル基、ヘキサデセニル基、オクタデセニル基、ドコセニル基、テトラコセニル基及びトリアコンテニル基など)、分岐アルキル基(2−エチルヘキシル基、イソデシル基、2−メチルウンデシル基、分岐トリデシル基、2−ヘキシルオクチル基、2−オクチルデシル基、2−オクチルドデシル基及びイソステアリルアルコールなど)、分岐アルケニル基(2−エチル−2−ヘキセニル基、2−ヘキシル−2−オクテニル基及び2−オクチル−2−デセニル基など)が挙げられる。
これらのうち、繰り返し使用後の皮膚や毛髪の状態や、洗浄時の泡質の観点から好ましいものは、炭素数8〜24の直鎖または分岐の脂肪族炭化水素基であり、更に好ましいのは炭素数10〜18の直鎖の脂肪族炭化水素基である。
炭素数6〜30のR1としては、直鎖アルキル基(オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、ドコシル基、テトラコシル基及びトリアコンチル基など)、直鎖アルケニル基(ドデセニル基、テトラデセニル基、ペンタデセニル基、ヘキサデセニル基、オクタデセニル基、ドコセニル基、テトラコセニル基及びトリアコンテニル基など)、分岐アルキル基(2−エチルヘキシル基、イソデシル基、2−メチルウンデシル基、分岐トリデシル基、2−ヘキシルオクチル基、2−オクチルデシル基、2−オクチルドデシル基及びイソステアリルアルコールなど)、分岐アルケニル基(2−エチル−2−ヘキセニル基、2−ヘキシル−2−オクテニル基及び2−オクチル−2−デセニル基など)が挙げられる。
これらの直鎖または分岐の脂肪族アルコール(B)うち、繰り返し使用後の皮膚や毛髪の状態や、洗浄時の泡質の観点から、1−ドデカノール、1−オクタデカノール及び1−ドコサノール、ポリオキシエチレン(2モル付加)ドデカノール、ポリオキシエチレン(5モル付加)ドデカノール、ポリオキシエチレン(3モル付加)ポリオキシプロピレン(1モル付加)ドデカノールが好ましい。
一般式(2)におけるAOは、炭素数2〜6のアルキレンオキシ基であることが好ましい。例えば、アルキレンオキシ基としては、エチレンオキシ基、1,2−及び1,3−プロピレンオキシ基、1,2−、1,3−、1,4−及び2,3−ブチレンオキシ基、1,2−、1,3−、1,4−、1,5−、1,6−及び2,5−ヘキシレンオキシ基など、ならびにこれらの2種類以上の組み合わせが挙げられる。
これらのうち洗浄時の泡質の観点から、好ましいのはエチレンオキシ基及び1,2−プロピレンオキシ基であり、AOが2種類以上である場合はブロック状でもランダム状でも両者の組み合わせでもよい。
nはアルキレンオキシ基の付加モル数を表し、好ましくは1〜50の数であり、洗浄時の泡質の観点から、さらに好ましくは、1〜30であり、特に好ましくは1〜15の数である。
これらのうち洗浄時の泡質の観点から、好ましいのはエチレンオキシ基及び1,2−プロピレンオキシ基であり、AOが2種類以上である場合はブロック状でもランダム状でも両者の組み合わせでもよい。
nはアルキレンオキシ基の付加モル数を表し、好ましくは1〜50の数であり、洗浄時の泡質の観点から、さらに好ましくは、1〜30であり、特に好ましくは1〜15の数である。
直鎖または分岐の脂肪族アルコール(B)の含有量は、洗浄剤組成物の重量に基づいて0.01〜30重量%である。好ましくは0.02〜25重量%、さらに好ましくは0.03〜20重量%である。0.01重量%以上であれば、繰り返し洗浄しても乾燥しにくく、30重量%以下であれば泡のキメが細かく感触の良い泡を生成する。
脂肪族アルコールエーテル(B2)は、公知の方法等によって得ることができ、たとえば(B1)の直鎖または分岐の脂肪族アルコールに触媒存在下で炭素数2〜6のアルキレンオキシドを−0.8〜5MPaで、80〜200℃で付加反応させることによって得ることができる。
触媒としては、アルカリ触媒(アルカリ金属およびアルカリ土類金属の水酸化物、例えば水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウムなど、好ましくは水酸化カリウム、水酸化セシウム)、ルイス酸触媒(四塩化スズ、五塩化アンチモン、三塩化鉄、三フッ化ホウ素など)、過ハロゲン酸もしくはその塩、硫酸もしくはその塩、燐酸もしくはその塩、および硝酸もしくはその塩などが挙げられる。塩を形成する場合の金属は、特に限定されるものではないが、アルカリ金属以外のものが好ましく、2価または3価の金属(Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Co、Ni、Cu、Alであり、より好ましくは、Mg、Zn、Ca、Sr、Ba、Alであり、特に好ましくはMg、Zn、Al)が好ましい。
過ハロゲン酸(塩)のハロゲンとしては塩素、臭素、ヨウ素が挙げられ、塩素が好ましい。また、アルキレンオキサイド(b1)の付加反応に複数の工程(ブロック付加など)がある場合は、最初の工程で使用した触媒と後の工程で使用する触媒は、異なっていてもよいし、同じでもよい。
触媒の使用量としては、反応速度と経済性の点から、仕上がり量の合計100重量部当たり、0.001〜1重量部が好ましい。さらに好ましくは0.003〜0.8重量部、特に好ましくは0.005〜0.5重量部である。
また触媒、溶媒および触媒の使用量などは、特開平2001−011489号公報に記載のもの、もしくは使用量も適用できる。
触媒としては、アルカリ触媒(アルカリ金属およびアルカリ土類金属の水酸化物、例えば水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウムなど、好ましくは水酸化カリウム、水酸化セシウム)、ルイス酸触媒(四塩化スズ、五塩化アンチモン、三塩化鉄、三フッ化ホウ素など)、過ハロゲン酸もしくはその塩、硫酸もしくはその塩、燐酸もしくはその塩、および硝酸もしくはその塩などが挙げられる。塩を形成する場合の金属は、特に限定されるものではないが、アルカリ金属以外のものが好ましく、2価または3価の金属(Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Co、Ni、Cu、Alであり、より好ましくは、Mg、Zn、Ca、Sr、Ba、Alであり、特に好ましくはMg、Zn、Al)が好ましい。
過ハロゲン酸(塩)のハロゲンとしては塩素、臭素、ヨウ素が挙げられ、塩素が好ましい。また、アルキレンオキサイド(b1)の付加反応に複数の工程(ブロック付加など)がある場合は、最初の工程で使用した触媒と後の工程で使用する触媒は、異なっていてもよいし、同じでもよい。
触媒の使用量としては、反応速度と経済性の点から、仕上がり量の合計100重量部当たり、0.001〜1重量部が好ましい。さらに好ましくは0.003〜0.8重量部、特に好ましくは0.005〜0.5重量部である。
また触媒、溶媒および触媒の使用量などは、特開平2001−011489号公報に記載のもの、もしくは使用量も適用できる。
脂肪族アルコールエーテル(B)はスルホン酸塩(A)と共に配合してもよいが、スルホン酸塩(A)の原料となるグリシジルエーテルの未反応物としてグリシジルエーテル中に残存したままスルホン化してスルホン酸塩(A)を得て、スルホン酸塩(A)と脂肪族アルコールエーテル(B)の混合物を製造しても良い。
本発明の洗浄剤組成物は、さらに、一般式(3)で表されるジオール(C)を含有していることが好ましい。
一般式(3)中、R3は好ましくは炭素数6〜22の直鎖または分岐の脂肪族炭化水素基を表し、AOは好ましくは炭素数2〜6のアルキレンオキシ基を表し、nは好ましくは0〜15の数を表す。
一般式(3)において、R3は、好ましくは炭素数6〜22の直鎖または分岐の脂肪族炭化水素基である。
これらのうち、好ましいものは、炭素数8〜18の直鎖または分岐の脂肪族炭化水素基であり、更に好ましいのは炭素数8〜18の直鎖の脂肪族炭化水素基である。R3の炭素数が6以上であれば、十分に低刺激性であり、炭素数が22以下であれば十分に起泡力に優れる。炭素数6〜22のR3としては、直鎖アルキル基(オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基及びオクタデシル基など)、直鎖アルケニル基(ドデセニル基、テトラデセニル基、ペンタデセニル基、ヘキサデセニル基及びオクタデセニル基など)、分岐アルキル基(2−エチルヘキシル基、イソデシル基、2−メチルウンデシル基、分岐トリデシル基、2−ヘキシルオクチル基、2−オクチルデシル基、2−オクチルドデシル基及びイソステアリルアルコールなど)、分岐アルケニル基(2−エチル−2−ヘキセニル基、2−ヘキシル−2−オクテニル基及び2−オクチル−2−デセニル基など)が挙げられる。
これらR1で示される基のうち起泡性及び刺激性の観点から好ましいものは、炭素数8〜14の直鎖アルキル基または炭素数8〜14の直鎖アルケニル基である。
これらのうち、好ましいものは、炭素数8〜18の直鎖または分岐の脂肪族炭化水素基であり、更に好ましいのは炭素数8〜18の直鎖の脂肪族炭化水素基である。R3の炭素数が6以上であれば、十分に低刺激性であり、炭素数が22以下であれば十分に起泡力に優れる。炭素数6〜22のR3としては、直鎖アルキル基(オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基及びオクタデシル基など)、直鎖アルケニル基(ドデセニル基、テトラデセニル基、ペンタデセニル基、ヘキサデセニル基及びオクタデセニル基など)、分岐アルキル基(2−エチルヘキシル基、イソデシル基、2−メチルウンデシル基、分岐トリデシル基、2−ヘキシルオクチル基、2−オクチルデシル基、2−オクチルドデシル基及びイソステアリルアルコールなど)、分岐アルケニル基(2−エチル−2−ヘキセニル基、2−ヘキシル−2−オクテニル基及び2−オクチル−2−デセニル基など)が挙げられる。
これらR1で示される基のうち起泡性及び刺激性の観点から好ましいものは、炭素数8〜14の直鎖アルキル基または炭素数8〜14の直鎖アルケニル基である。
一般式(3)におけるAOとしては、炭素数2〜6のアルキレンオキシ基で表すことができる。例えば、エチレンオキシ基、1,2−及び1,3−プロピレンオキシ基、1,2−、1,3−、1,4−及び2,3−ブチレンオキシ基、1,2−、1,3−、1,4−、1,5−、1,6−及び2,5−ヘキシレンオキシ基など、ならびにこれらの2種類以上の組み合わせが挙げられる。
これらのうち起泡性及び刺激性の観点から好ましいのはエチレンオキシ基及び1,2−プロピレンオキシ基であり、AOが2種類以上である場合はブロック状でもランダム状でも両者の組み合わせでもよい。
これらのうち起泡性及び刺激性の観点から好ましいのはエチレンオキシ基及び1,2−プロピレンオキシ基であり、AOが2種類以上である場合はブロック状でもランダム状でも両者の組み合わせでもよい。
一般式(3)におけるnは好ましくは0〜15の数を表す。nが0のときは、アルキルグリセリルエーテルを表す。nは繰り返し使用時の皮膚の乾燥の観点から、さらに好ましくは0〜12の数であり、特に好ましくは0〜8の数である。
これらのジオール(C)うち、起泡性及び刺激性の観点からオクチルグリセルエーテル、デシルグリセルエーテル、オクタデシルグリセルエーテル、ポリオキシエチレン(2モル付加)デシルグリセルエーテル及びポリオキシエチレン(3モル付加)ドデシルグリセルエーテルが好ましい。
ジオール(C)の含有量は洗浄剤組成物の重量に基づいて好ましくは、0.001〜20重量%であり、さらに好ましくは0.005〜15重量%である。0.001重量%以上であれば、繰り返し洗浄しても乾燥しにくく、20重量%以下であれば泡のキメが細かく感触が良い。
ジオール(C)は、公知の方法等によって得ることができ、たとえば対応するアルキルグリシジルエーテルまたはポリオキシアルキレンアルキルグリシジルエーテルを必要により酸またはアルカリ触媒存在下で水により開環させることによって得ることができる。
本発明の洗浄剤組成物は、さらに、水並びに(A)以外のアニオン界面活性剤、(B)および(C)以外のノニオン界面活性剤、両性界面活性剤、保湿剤、コンディショニング剤、キレート剤、ビルダー、増粘剤、パール化剤、着色料、香料、防腐剤、殺菌剤、薬効剤、抗炎症剤、紫外線吸収剤および酸化防止剤からなる群から選ばれる少なくとも1種の添加剤(D)を含有していても良い。
水の含有量は、ハンドリング性の観点から、35〜95重量%が好ましく、さらに好ましくは50〜90重量%である。 また、洗浄剤組成物のpHは特に限定されないが、人体に対する安全性の観点から、中性〜弱酸性(例えば、pH4〜9)が好ましい。
(A)以外のアニオン界面活性剤としては、炭素数8〜24の炭化水素系スルホン酸塩[ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム等]、炭素数8〜24の炭化水素系リン酸エステル塩[ラウリルリン酸ナトリウム、(ポリ)オキシエチレン(平均付加モル数=1〜100)ラウリルエーテルリン酸ナトリウム等]、脂肪酸塩[ラウリン酸ナトリウム、ラウリン酸トリエタノールアミン等]、炭素数10〜18のカルボン酸とアミノカルボン酸系アミノ酸との縮合物:例えばアシルザルコシン塩[オレイルザルコシンナトリウム、ラウリルザルコシンナトリウム、パルミチルザルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸ザルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸ザルコシントリエタノールアミンおよび「新界面活性剤」堀口博著(昭和50年、三共出版発行)p402−404に記載のもの等];アシルグルタミン酸塩[オレイルグルタミン酸ナトリウム、ラウリルグルタミン酸ナトリウム、パルミチルグルタミン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸グルタミン酸トリエタノールアミンおよびヤシ油脂肪酸グルタミン酸ナトリウム等]およびアシルアラニン塩[ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウムなど]、炭素数10〜18のカルボン酸とアミノスルホン酸系アミノ酸との縮合物:例えばアシルメチルタウリン塩[ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウムなど]、炭素数10〜18のカルボン酸とイセチオン酸との縮合物:例えばアシルイセチオン酸塩[ヤシ油脂肪酸イセチオン酸ナトリウム等]、炭素数8〜24の炭化水素系エーテルカルボン酸又はその塩、[(ポリ)オキシエチレン(平均付加モル数=2〜20)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム等]、炭素数8〜24の炭化水素系硫酸エステル塩[ラウリル硫酸ナトリウム、(ポリ)オキシエチレン(平均付加モル数=2〜20)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、(ポリ)オキシエチレン(平均付加モル数=2〜20)ラウリル硫酸トリエタノールアミン、(ポリ)オキシエチレン(平均付加モル数=2〜20)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド硫酸ナトリウム]、炭素数8〜24の炭化水素系リン酸エステル塩[ラウリルリン酸ナトリウム、(ポリ)オキシエチレン(平均付加モル数=2〜20)ラウリルエーテルリン酸ナトリウム等]スルホコハク酸塩:例えばアルキル(炭素数6〜18)スルホコハク酸エステル塩[ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸エステル一塩、およびモノ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸エステル二塩など]、並びに(ポリ)オキシエチレン(平均付加モル数=1〜50)アルキル(炭素数8〜24)スルホコハク酸エステル塩[ジ−ポリオキシエチレン(平均付加モル数=2〜20)ラウリルスルホコハク酸エステル一塩、及びモノ−ポリオキシエチレン(平均付加モル数=2〜20)ラウリルスルホコハク酸エステル二塩等]等が挙げられる。
(B)及び(C)以外のノニオン界面活性剤としては、モノ脂肪族系アルコール(炭素数8〜24)アルキレンオキサイド(炭素数2〜8)付加物(平均付加モル数=1〜100){ポリオキシエチレン(平均付加モル数=1〜100)ドデシレングリコール等}、多価(2価〜10価又はそれ以上)脂肪族系アルコール(炭素数8〜24)アルキレンオキサイド(炭素数2〜8)付加物(平均付加モル数=1〜100)、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8、平均付加モル数=1〜100)高級脂肪酸(炭素数8〜24)エステル[モノステアリン酸ポリエチレングリコール(平均付加モル数=20)、ジステアリン酸ポリエチレングリコール(平均付加モル数=30)等]、多価(2価〜10価又はそれ以上)アルコール脂肪酸(炭素数8〜24)エステル[モノステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸エチレングリコール、モノラウリン酸ソルビタン等]、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8,重合度=1〜100)多価(2価〜10価またはそれ以上)アルコール高級脂肪酸(炭素数8〜24)エステル[モノラウリン酸ポリオキシエチレン(平均付加モル数=10)ソルビタン、ポリオキシエチレン(平均付加モル数=50)ジオレイン酸メチルグルコシド等]、脂肪酸アルカノールアミド[ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、1:1型ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、1:1型ラウリン酸ジエタノールアミド等]、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8、平均付加モル数=1〜100)アルキル(炭素数1〜22)フェニルエーテル、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8、平均付加モル数=1〜100)アルキル(炭素数8〜24)アミノエーテルおよびアルキル(炭素数8〜24)ジアルキル(炭素数1〜6)アミンオキシド[ラウリルジメチルアミンオキシド等]等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、ベタイン型両性界面活性剤[ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、ラウロイルアミドエチルヒドロキシエチルカルボキシメチルベタインヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム等]、アミノ酸型両性界面活性剤[β−ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム等]等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、第4級アンモニウム塩型[塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム等]、アミン塩型[ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド乳酸塩、ジラウリルアミン塩酸塩、オレイルアミン乳酸塩等]等が挙げられる。
さらに、米国特許第4,331,447号明細書に記載のアニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン性界面活性剤および非イオン性界面活性剤も挙げられる。
保湿剤としては多価アルコール[グリセリン、ポリグリセリン、1,2−プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール等]、多価アルコール誘導体[ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールなど]及びカルボン酸誘導体[ポリアクリル酸ソーダ、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム等];コンディショニング剤としては、重量平均分子量500〜500万の範囲のカチオン化セルロース、カチオン化グアーガム、シリコーン類、(カチオン化)ヒドロキシエチルセルロース、タンパク質誘導体、セラミド類、擬似セラミド類、18−メチルエイコサン等の直鎖状又は分枝状の炭素数16〜40の脂肪酸、ヒドロキシ酸及びパンテノール等;キレート剤としてはエチレンジアミン四酢酸ナトリウム、1-ヒドロキシエタン−1及び1-ジホスホン酸ナトリウム等;ビルダーとしては、ポリカルボン酸塩(アクリル酸塩ホモポリマー及びマレイン酸塩ホモポリマー等)、多価カルボン酸塩(クエン酸及びリンゴ酸等)、及びアルカリビルダー(苛性ソーダ、ソーダ灰、アンモニア、トリエタノールアミン、トリポリリン酸ソーダ及びケイ酸ソーダ等);増粘剤としてはセルロース誘導体、ポリビニルアルコール及びポリアクリル酸ソーダ等;パール化剤としては、ジステアリン酸グリコール等が挙げられる。
着色料としては、特には限定されないが、青色1号、青色2号、緑色3号、赤色1号等が挙げられ、化粧品に使用することができるものは、全て使用可能である。
香料としては、d−リモネン、β−カリオフィレン、シス−3−ヘキセノール、リナロール、ファルネソール、β−フェニルエチルアルコール,2,6−ノナジエナール、シトラール、α−ヘキシルシンナミックアルデヒド、β−イオノン、l−カルボン、シクロペンタデカノン、リナリルアセテート、ベンジルベンゾエート、γ−ウンデカラクトン、オ
イゲノール、ローズオキサイド、インドール、フェニルアセトアルデヒドジメチルアセタール、オーランチオール、シンアミックアルデヒド、メチルヨノン等が挙げられる。
イゲノール、ローズオキサイド、インドール、フェニルアセトアルデヒドジメチルアセタール、オーランチオール、シンアミックアルデヒド、メチルヨノン等が挙げられる。
防腐剤及び殺菌剤としては安息香酸、安息香酸塩類、サリチル酸、サリチル酸塩類、フェノール、ソルビン酸、ソルビン酸塩類、パラオキシ安息香酸エステル、クロルクレゾール、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸塩、レゾルシン、ヘキサクロロフェン、イソプロピルメチルフェノール、オルトフェニルフェノール、塩化ベンザルコニウム、塩酸クロルヘキシジン、ビサボロール、ハロカルバン、トリクロロカルバニド、グルコン酸クロルヘキシジン、臭化アルキルイソキノリニウム、フェノキシエタノール、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、ポリヘキサメチレンビグアニリド、グルクロン酸クロルヘキシジン、ポリリジン、および2−(4−チオシアノメチルチオ)ベンズイミダゾールなどが挙げられる。
薬効剤としては、美白用薬剤(ビタミンC類、アルブチン、コウジ酸、エラグ酸及びルシノールなど)、抗しわ剤(ビタミンA類、α−ヒドロキシ酸など);抗炎症剤としてはグリチルリチン酸及びその誘導体、アラントイン、ヒドロコルチゾンなどが挙げられる。
香料、着色料、防腐剤、殺菌剤、抗炎症剤、紫外線吸収剤および酸化防止剤としては、上記以外にも「香粧品科学」田村健夫著 社団法人日本毛髪科学協会1976年発行のp150〜176に記載の香料、p145〜148に記載の着色料、p185〜196に記載の防腐剤と殺菌剤、p172に記載の抗炎症剤、p177〜183に記載の紫外線吸収剤、p199〜p203に記載の酸化防止剤などが挙げられる。
これらのうち添加剤(D)としては、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノベタイン、ポリオキシエチレン(2モル付加)ドデシル硫酸ナトリウム、ラウリン酸カリウム、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、グリセリン及びカチオン化セルロースが好ましい。
本発明の洗浄剤組成物において、添加剤(D)の合計含有量は、洗浄剤組成物のハンドリング性及び起泡力などの洗浄剤としての基本性能の観点から、洗浄剤組成物の重量に基づいて、0.1〜40重量%が好ましく、さらに好ましくは0.5〜30重量%である。
本発明の洗浄剤組成物において、界面活性剤の含量の合計は、洗浄剤組成物の起泡力とハンドリング性の観点から、洗浄剤組成物の重量に基づいて3〜35重量%が好ましく、さらに好ましくは5〜30重量%である。3重量%以上であることで、起泡力が十分なものとなり、35重量%以下であることで洗浄剤組成物の粘度が適度となり、ハンドリング性が良好である。
界面活性剤以外の添加剤の添加量は洗浄剤の用途によって好ましい範囲が異なるが、保湿剤、コンディショニング剤、ビルダー、増粘剤、パール化剤、薬効剤及び抗炎症剤のそれぞれの添加量は、起泡力とすすぎ時の感触の観点から、洗浄剤組成物中の水以外の成分の重量に基づいて、0〜20重量%が好ましく、さらに好ましくは0.1〜15重量%である。
キレート剤、着色料、香料、防腐剤、殺菌剤、紫外線吸収剤及び酸化防止剤のそれぞれの添加量は、安全性の観点から、洗浄剤組成物中の水以外の成分の重量に基づいて、0〜5重量%が好ましく、さらに好ましくは0.01〜3重量%である。
また、界面活性剤以外の添加剤の合計添加量は、起泡力、すすぎ時の感触及び安全性の観点から、洗浄剤組成物中の水以外の成分の重量に基づいて、0〜25重量%が好ましく、さらに好ましくは0.01〜18重量%である。
キレート剤、着色料、香料、防腐剤、殺菌剤、紫外線吸収剤及び酸化防止剤のそれぞれの添加量は、安全性の観点から、洗浄剤組成物中の水以外の成分の重量に基づいて、0〜5重量%が好ましく、さらに好ましくは0.01〜3重量%である。
また、界面活性剤以外の添加剤の合計添加量は、起泡力、すすぎ時の感触及び安全性の観点から、洗浄剤組成物中の水以外の成分の重量に基づいて、0〜25重量%が好ましく、さらに好ましくは0.01〜18重量%である。
本発明の洗浄剤組成物は、例えば、毛髪洗浄剤(ヘアシャンプーなど)、皮膚洗浄剤(ボディシャンプー、洗顔クリームなど)に好適に使用され、さらには、食器用洗剤、衣料用洗剤などの住居用洗浄剤として用いられる。またその形態は、液体、ペースト、固体、または粉末など特に限定されないが、液体またはペーストが使いやすく好ましい。
本発明の洗浄剤組成物は、(A)、(B)、(C)及び水、並びに必要により(D)を配合することによって製造可能である。配合の順序は特に限定されないが、混合時間と製造後の洗浄剤組成物の安定性の観点から、水溶性成分を均一に混合後、撹拌下、油溶性成分を徐々に配合する方法が好ましい。配合工程の好ましい温度は室温から80℃であり、固体の成分を配合する場合は加温すると溶解が早くなるので好ましい。
配合に使用できる攪拌羽根としては、櫂型攪拌羽根または螺旋型攪拌羽根などが使用できる。
本発明の洗浄剤組成物がシャンプーに使用される場合の配合処方としては、たとえば、次のようなものがあげられる。
<シャンプーの配合例(重量%)>
スルホン酸塩(A) :1〜30
脂肪族アルコール(B) :0.01〜10
ジオール(C) :0.001〜20
両性界面活性剤(ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインなど) :0〜5
(A)以外のアニオン界面活性剤(ポリオキシエチレンラウリル硫酸塩など)
:0〜10
(B)及び(C)以外のノニオン界面活性剤(ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミドなど)
:0〜5
保湿剤(グリセリンなど) :0〜3
コンディショニング剤(カチオン化セルロースなど) :0.1〜2
パール化剤 :0〜3
香料 :適量
防腐剤 :適量
精製水 :残量
なお、シャンプーのpHは特に限定されないが、原液のpH範囲は4〜9が好ましく、皮膚刺激、毛髪への損傷の観点から中性〜弱酸性(たとえばpH5〜8)が好ましい。
<シャンプーの配合例(重量%)>
スルホン酸塩(A) :1〜30
脂肪族アルコール(B) :0.01〜10
ジオール(C) :0.001〜20
両性界面活性剤(ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインなど) :0〜5
(A)以外のアニオン界面活性剤(ポリオキシエチレンラウリル硫酸塩など)
:0〜10
(B)及び(C)以外のノニオン界面活性剤(ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミドなど)
:0〜5
保湿剤(グリセリンなど) :0〜3
コンディショニング剤(カチオン化セルロースなど) :0.1〜2
パール化剤 :0〜3
香料 :適量
防腐剤 :適量
精製水 :残量
なお、シャンプーのpHは特に限定されないが、原液のpH範囲は4〜9が好ましく、皮膚刺激、毛髪への損傷の観点から中性〜弱酸性(たとえばpH5〜8)が好ましい。
本発明の洗浄剤組成物は皮膚用の洗浄剤組成物として適している。特に起泡力に優れ、低刺激性で繰り返し洗浄しても乾燥しにくく、泡のキメが細かく感触の良い泡を生成する。
本発明の洗浄剤組成物がボディソープに使用される場合の配合処方としては、たとえば、次のようなものがあげられる。
<ボディソープの配合例(重量%)>
スルホン酸塩(A) :1〜30
脂肪族アルコール(B) :0.01〜10
ジオール(C) :0.001〜20
両性界面活性剤(ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインなど) :0〜5
(A)以外のアニオン界面活性剤(高級脂肪酸塩など) :0〜10
(B)及び(C)以外のノニオン界面活性剤(ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミドなど)
:0〜5
保湿剤(グリセリンなど) :0〜3
パール化剤 :0〜3
キレート剤 :適量
香料 :適量
防腐剤 :適量
精製水 :残量
<ボディソープの配合例(重量%)>
スルホン酸塩(A) :1〜30
脂肪族アルコール(B) :0.01〜10
ジオール(C) :0.001〜20
両性界面活性剤(ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインなど) :0〜5
(A)以外のアニオン界面活性剤(高級脂肪酸塩など) :0〜10
(B)及び(C)以外のノニオン界面活性剤(ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミドなど)
:0〜5
保湿剤(グリセリンなど) :0〜3
パール化剤 :0〜3
キレート剤 :適量
香料 :適量
防腐剤 :適量
精製水 :残量
以下に実施例および比較例により本発明を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
実施例1〜16および比較例1〜10
表1および表2に記載した配合量で各成分を室温で配合し、洗浄剤組成物を作製し、起泡性、シャンプーとして使用した場合の泡質および使用感、手洗い用洗浄剤として使用したときの使用感、耐硬水性の評価を行った。
表1および表2に記載した配合量で各成分を室温で配合し、洗浄剤組成物を作製し、起泡性、シャンプーとして使用した場合の泡質および使用感、手洗い用洗浄剤として使用したときの使用感、耐硬水性の評価を行った。
<起泡性>
CaO換算15ppmの硬水を用いて洗浄剤組成物の0.1%(有効成分濃度)水溶液200mLを調製し、25℃にてジューサーミキサー(National MX−V200)で30秒間攪拌し、その時の泡の高さ(mm)で、起泡性を評価した。
(採点基準)
◎:110mm以上
○:90mm以上110mm未満
△:70mm以上90mm未満
×:70mm未満
CaO換算15ppmの硬水を用いて洗浄剤組成物の0.1%(有効成分濃度)水溶液200mLを調製し、25℃にてジューサーミキサー(National MX−V200)で30秒間攪拌し、その時の泡の高さ(mm)で、起泡性を評価した。
(採点基準)
◎:110mm以上
○:90mm以上110mm未満
△:70mm以上90mm未満
×:70mm未満
<シャンプー時の泡質および使用感>
男女各10人のパネラーが、十分に40℃のお湯で頭髪を濡らした後、実施例1〜18、比較例1〜10の各洗浄剤組成物5gを用いてシャンプーし、40℃のお湯ですすぎ、下記処方で作成した標準コンディショナー5gを手で毛髪に馴染ませた後すすぎ、ドライヤーで乾燥させた。その際の洗浄時の泡質(泡の感触、泡のきめ細かさ)、洗浄時の使用感(毛髪への指通り性)、すすぎ時の使用感(毛髪への指通り性、手や頭皮に対するしっとり感)、乾燥後の仕上がり(毛髪のまとまり)の項目を評価した。
また、同様の操作を1日に1回、7日間連続で行った後の毛髪の感触(連用後の毛髪のまとまり、パサつき)を評価した。
パネラーが実際に使用した際の官能評価結果を点数で表し、その平均点で評価した。
(採点基準)
非常に良い:5点
良い :4点
普通 :3点
悪い :2点
非常に悪い:1点
(評価基準)
◎:20人の平均点が4.5以上
○:20人の平均点が3.5以上4.5未満
△:20人の平均点が2.5以上3.5未満
×:20人の平均点が2.5未満
(標準コンディショナー処方)
ポリジメチルシロキサン 2.0重量部
セチルアルコール 2.5重量部
ステアリルアルコール 2.5重量部
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 1.5重量部
グリセリン 4.0重量部
水 88.0重量部
男女各10人のパネラーが、十分に40℃のお湯で頭髪を濡らした後、実施例1〜18、比較例1〜10の各洗浄剤組成物5gを用いてシャンプーし、40℃のお湯ですすぎ、下記処方で作成した標準コンディショナー5gを手で毛髪に馴染ませた後すすぎ、ドライヤーで乾燥させた。その際の洗浄時の泡質(泡の感触、泡のきめ細かさ)、洗浄時の使用感(毛髪への指通り性)、すすぎ時の使用感(毛髪への指通り性、手や頭皮に対するしっとり感)、乾燥後の仕上がり(毛髪のまとまり)の項目を評価した。
また、同様の操作を1日に1回、7日間連続で行った後の毛髪の感触(連用後の毛髪のまとまり、パサつき)を評価した。
パネラーが実際に使用した際の官能評価結果を点数で表し、その平均点で評価した。
(採点基準)
非常に良い:5点
良い :4点
普通 :3点
悪い :2点
非常に悪い:1点
(評価基準)
◎:20人の平均点が4.5以上
○:20人の平均点が3.5以上4.5未満
△:20人の平均点が2.5以上3.5未満
×:20人の平均点が2.5未満
(標準コンディショナー処方)
ポリジメチルシロキサン 2.0重量部
セチルアルコール 2.5重量部
ステアリルアルコール 2.5重量部
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 1.5重量部
グリセリン 4.0重量部
水 88.0重量部
<手洗い時の使用感>
男女各10人のパネラーが、十分に30℃の水で濡らした手に、実施例1〜16、比較例1〜10の各洗浄剤組成物3gを採り、手を洗って、30℃の水ですすぎ、乾いた木綿製タオルで水分を拭き取った。その際の洗浄時の泡立ち(泡量、泡立ちスピード)、すすぎ時の使用感(さっぱり感)、乾燥後の仕上がり(皮膚のうるおい)の項目を評価した。
また、同様の操作を1日に1回、7日間連続で行った後の皮膚の感触(連用後の皮膚のうるおい)を評価した。
パネラーが実際に使用した際の官能評価結果を点数で表し、その平均点で評価した。
男女各10人のパネラーが、十分に30℃の水で濡らした手に、実施例1〜16、比較例1〜10の各洗浄剤組成物3gを採り、手を洗って、30℃の水ですすぎ、乾いた木綿製タオルで水分を拭き取った。その際の洗浄時の泡立ち(泡量、泡立ちスピード)、すすぎ時の使用感(さっぱり感)、乾燥後の仕上がり(皮膚のうるおい)の項目を評価した。
また、同様の操作を1日に1回、7日間連続で行った後の皮膚の感触(連用後の皮膚のうるおい)を評価した。
パネラーが実際に使用した際の官能評価結果を点数で表し、その平均点で評価した。
採点基準及び評価基準は実施例1〜16及び比較例1〜10のシャンプー時の泡質及び使用感の採点基準及び評価基準と同じ。
<耐硬水性>実施例1〜16、比較例1〜10の各洗浄剤組成物5gをイオン交換水で100倍希釈した水溶液10mLに、25℃で、撹拌下に0.1mol/Lの塩化カルシウム水溶液を滴下し、濁り始めた時点の滴定量を耐硬水性とした。滴定量が多いほど、耐硬水性が良好なことを意味する。
(採点基準)
○:200mL以上
△:5mL以上200mL未満
×:5mL未満
<耐硬水性>実施例1〜16、比較例1〜10の各洗浄剤組成物5gをイオン交換水で100倍希釈した水溶液10mLに、25℃で、撹拌下に0.1mol/Lの塩化カルシウム水溶液を滴下し、濁り始めた時点の滴定量を耐硬水性とした。滴定量が多いほど、耐硬水性が良好なことを意味する。
(採点基準)
○:200mL以上
△:5mL以上200mL未満
×:5mL未満
表1及び表3中の各成分の略号は以下の通りである。
(A−1):オクチルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム
(A−2):デシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム
(A−3):ドデシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム
(A−4):オクタデシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム
(A−5):ポリオキシエチレン(2モル付加)デシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム
(A−6):ポリオキシエチレン(3モル付加)ドデシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム
(A’−1):ブチルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム
(A’−2):テトラコシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム
(B−1):1−ドデカノール
(B−2):1−オクタデカノール
(B−3):1−ドコサノール
(B−4):ポリオキシエチレン(2モル付加)ドデカノール
(B−5):ポリオキシエチレン(5モル付加)ドデカノール
(B−6):ポリオキシエチレン(10モル付加)ヘキサドデカノール
(B−7):ポリオキシエチレン(3モル付加)ポリオキシプロピレン(1)ドデカノール
(C−1):オクチルグリセリルエーテル
(C−2):デシルグリセリルエーテル
(C−3):ドデシルグリセリルエーテル
(C−4):オクタデシルグリセリルエーテル
(C−5):ポリオキシエチレン(2モル付加)デシルグリセリルエーテル
(C−6):ポリオキシエチレン(3モル付加)ドデシルグリセリルエーテル
(D−1):ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノベタイン
(D−2−1):ポリオキシエチレン(2モル付加)ドデシル硫酸ナトリウム
(D−2−2):ラウリン酸カリウム
(D−3):ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
(D−4):グリセリン
(D−5):カチオン化セルロース
(A−1):オクチルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム
(A−2):デシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム
(A−3):ドデシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム
(A−4):オクタデシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム
(A−5):ポリオキシエチレン(2モル付加)デシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム
(A−6):ポリオキシエチレン(3モル付加)ドデシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム
(A’−1):ブチルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム
(A’−2):テトラコシルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム
(B−1):1−ドデカノール
(B−2):1−オクタデカノール
(B−3):1−ドコサノール
(B−4):ポリオキシエチレン(2モル付加)ドデカノール
(B−5):ポリオキシエチレン(5モル付加)ドデカノール
(B−6):ポリオキシエチレン(10モル付加)ヘキサドデカノール
(B−7):ポリオキシエチレン(3モル付加)ポリオキシプロピレン(1)ドデカノール
(C−1):オクチルグリセリルエーテル
(C−2):デシルグリセリルエーテル
(C−3):ドデシルグリセリルエーテル
(C−4):オクタデシルグリセリルエーテル
(C−5):ポリオキシエチレン(2モル付加)デシルグリセリルエーテル
(C−6):ポリオキシエチレン(3モル付加)ドデシルグリセリルエーテル
(D−1):ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノベタイン
(D−2−1):ポリオキシエチレン(2モル付加)ドデシル硫酸ナトリウム
(D−2−2):ラウリン酸カリウム
(D−3):ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
(D−4):グリセリン
(D−5):カチオン化セルロース
表2及び表4で明らかなように本発明の洗浄剤組成物(実施例1〜16)は、起泡性(泡量)、シャンプーとして使用した場合の泡質(泡の感触、泡のきめ細かさ)、洗浄時及びすすぎ時の使用感(毛髪への指通り、手や頭皮に対するしっとり感)、乾燥後の仕上がり(毛髪のまとまり)、連用後の毛髪のまとまり、パサつきの少なさ、手洗い用洗浄剤として使用したときの洗浄時の泡立ち(泡量、泡立ちスピード)、すすぎ時の使用感(さっぱり感)、乾燥後の仕上がり(皮膚のうるおい)、連用後の皮膚のうるおい及び耐硬水性に優れる。これに対し、比較例1〜10は性能項目を十分満足するものではない。
本発明の洗浄剤組成物は、起泡性(泡量)、泡質(泡のきめ細かさ)、洗浄時及びすすぎ時の使用感(毛髪への指通り、皮膚に対するしっとり感)、連用後の毛髪や皮膚の感触、耐硬水性のすべてを兼ね備え、頭髪用洗浄剤または皮膚用洗浄剤として好適である。また、家庭用洗浄剤(衣料用洗剤、食器用洗剤など)および工業用洗浄剤(金属、精密部品等の洗浄剤など)として使用できる可能性がある。
Claims (4)
- 一般式(1)で表されるスルホン酸又は一般式(1)で表されるスルホン酸塩(A)及び直鎖又は分岐の脂肪族アルコール(B)を含有する洗浄剤組成物であって、脂肪族アルコール(B)の含有量が、洗浄剤組成物の重量に基づいて0.01〜30重量%である洗浄剤組成物。
- 脂肪族アルコール(B)が炭素数6〜30の直鎖または分岐の脂肪族アルコール(B1)、及び一般式(2)で表される脂肪族アルコールエーテル(B2)から選ばれる1種以上である請求項1に記載の洗浄剤組成物。
- さらに、一般式(3)で表されるジオール(C)を含有し、(C)の含有量が洗浄剤組成物の重量に基づいて0.001〜20重量%である請求項1または2に記載浄剤組成物。
- さらに、水並びに(A)以外のアニオン界面活性剤、(B)および(C)以外のノニオン界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン界面活性剤、保湿剤、コンディショニング剤、キレート剤、ビルダー、増粘剤、パール化剤、着色料、香料、防腐剤、殺菌剤、薬効剤、抗炎症剤、紫外線吸収剤および酸化防止剤からなる群から選ばれる1種以上の添加剤(D)を含有してなる請求項1〜3のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016066968 | 2016-03-30 | ||
JP2016066968 | 2016-03-30 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017186491A true JP2017186491A (ja) | 2017-10-12 |
Family
ID=60045618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016084874A Pending JP2017186491A (ja) | 2016-03-30 | 2016-04-21 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017186491A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022533411A (ja) * | 2019-05-20 | 2022-07-22 | エコラボ ユーエスエー インコーポレイティド | 低レベルの中鎖から長鎖の直鎖アルコールを有する高発泡洗剤用の界面活性剤パッケージ |
-
2016
- 2016-04-21 JP JP2016084874A patent/JP2017186491A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022533411A (ja) * | 2019-05-20 | 2022-07-22 | エコラボ ユーエスエー インコーポレイティド | 低レベルの中鎖から長鎖の直鎖アルコールを有する高発泡洗剤用の界面活性剤パッケージ |
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