JP2017185871A - 車載光学センサ洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率良く高い洗浄性能を得ることができる車載光学センサ洗浄装置を提供すること。【解決手段】車載光学センサ洗浄装置は、車両に搭載される車載カメラのレンズ面に第二のノズルユニット8の空気噴射口7から空気を噴射して、該レンズ面に付着した異物を除去する。第二のノズルユニット8は、空気噴射口7を有する可動ノズル部材10と、可動ノズル部材10を前後進可能に支持するハウジング部材(ケース9及び基端閉塞部材11)とを備える。ハウジング部材は、少なくとも可動ノズル部材10が前進した状態で可動ノズル部材10の空気噴射口7と連通する噴射空気導入口12aと、可動ノズル部材10の基端部にて区画された密閉室16と連通する前進用空気導入口17aとを有する。【選択図】図5

Description

この発明は、車両に搭載された車載光学センサの光学レンズや保護ガラス等のセンシング面を洗浄する車載光学センサ洗浄装置に関するものである。
従来、車両の前部あるいは後部等に光学センサを搭載し、その光学センサの受光信号に基づいて、運転上の安全を確保するようにした種々の安全装置が実用化されている。
このような光学センサは、外部に露出した光学レンズや保護ガラス等のセンシング面を介して車両の周囲の光学信号、あるいは車両の周囲の撮像データをセンシングすることができ、ひいては運転者に障害物の有無等を告知する役割を果たす。
そして、上記のような光学レンズや保護ガラス等のセンシング面は、車両の外部に露出されるため、汚れやすい。従って、車両には、安定した光学信号あるいは撮像データを得るために、センシング面の汚れを除去する車載光学センサ洗浄装置が設けられることが好ましい。
そこで、特許文献1には、高圧の空気をセンシング面(レンズ面)に噴射することでセンシング面を洗浄するようにした洗浄装置が開示されている。
国際公開(WO)2015/159763号
しかしながら、上記した車載光学センサ洗浄装置では、空気噴射口がセンシング面に対して一定の位置にあるため、洗浄性能が低かった。詳しくは、上記のような車載光学センサ洗浄装置における空気噴射口は、車載光学センサのセンシングの邪魔にならない位置に配置する必要があり、センシング面の正面に近い位置には配置できないため、センシング面に沿った側方に近い位置に配置されて空気を噴射することになる。よって、特にセンシング面が球面状のレンズ面である場合等では、部分的に空気が当たり難く、全体を良好に洗浄することが困難であった。
この発明の目的は、効率良く高い洗浄性能を得ることができる車載光学センサ洗浄装置を提供することにある。
上記課題を解決する車載光学センサ洗浄装置は、車両に搭載される車載光学センサのセンシング面に流体噴射ノズルの流体噴射口から流体を噴射して、該センシング面に付着した異物を除去するための車載光学センサ洗浄装置であって、前記流体噴射ノズルは、前記流体噴射口を有する可動ノズル部材と、前記可動ノズル部材を前後進可能に支持するハウジング部材とを備え、前記ハウジング部材は、少なくとも前記可動ノズル部材が前進した状態で前記可動ノズル部材の前記流体噴射口と連通する噴射流体導入口と、前記可動ノズル部材の基端部にて区画された密閉室と連通し前記密閉室に流体を導入可能な前進用流体導入口とを有する。
同構成によれば、流体噴射ノズルは、流体噴射口を有する可動ノズル部材と、可動ノズル部材を前後進可能に支持するハウジング部材とを備えるため、例えば、洗浄時のみ可動ノズル部材を前進させることで、非洗浄時には車載光学センサのセンシングの邪魔にならずに、洗浄時には正面に近い角度からセンシング面に流体を噴射させることができる。よって、高い洗浄性能を得ることができる。また、ハウジング部材は、少なくとも可動ノズル部材が前進した状態で可動ノズル部材の流体噴射口と連通する噴射流体導入口を有するため、可動ノズル部材が前進した状態で噴射流体導入口から導入された流体を流体噴射口から噴射することができる。また、ハウジング部材は、可動ノズル部材の基端部にて区画された密閉室と連通する前進用流体導入口を有するため、前進用流体導入口から導入された流体にて可動ノズル部材を前進させることができる。そして、噴射流体導入口と前進用流体導入口とが別々に設けられるとともに、流体噴射口に対して密閉室が独立している(連通していない)ため、例えば、可動ノズル部材を前進させる動作と、流体噴射口から流体を噴射させる動作をそれぞれ独立して行うことができる。よって、例えば、一つの導入口から導入された流体によって可動ノズル部材を前進させつつその流体を噴射口から噴射させるような場合に生じる無駄(詳しくは、可動ノズル部材の前進過程で噴射口から流体が漏れてしまうといった無駄)を回避しつつ洗浄動作を行うことができ、効率良く高い洗浄性能を得ることができる。
上記車載光学センサ洗浄装置であって、前記流体噴射ノズルは、前記流体噴射口から空気を噴射することが好ましい。
同構成によれば、流体噴射ノズルは、流体噴射口から空気を噴射するため、例えば、上記した無駄を回避する効果が大きくなる。即ち、例えば、一つの導入口から導入された空気によって可動ノズル部材を前進させつつその空気を噴射口から噴射させるような場合に生じる無駄(詳しくは、可動ノズル部材の前進過程で噴射口から空気が漏れてしまうといった無駄)は、液体を噴射させる場合に比べて顕著となる(空気は液体に比して、質量、粘性が小さいため)。そして、その顕著となる無駄を回避できるため、大きな効果を得ることができる。
上記車載光学センサ洗浄装置であって、前記前進用流体導入口に導入される流体は空気であることが好ましい。
同構成によれば、前記前進用流体導入口に導入される流体は空気であるため、例えば、可動ノズル部材の後進を円滑に行うことができる。即ち、空気は液体に比べ粘性が低いため、可動ノズル部材が後進するにあたり、液体よりも密閉室から抜けやすい。したがって、可動ノズル部材の後進を円滑に行うことができる。
上記車載光学センサ洗浄装置であって、前記前進用流体導入口から前記密閉室に導入された流体は、前記前進用流体導入口から排出されることが好ましい。
同構成によれば、前進用流体導入口から密閉室に導入された流体は、前進用流体導入口から排出されるため、密閉室内外を連通する開口を複数設ける必要がない。よって、簡素なハウジング部材とすることができる。
上記車載光学センサ洗浄装置であって、前記前進用流体導入口に空気を供給して前記可動ノズル部材を前進させた後に、前記噴射流体導入口に空気を供給して前記流体噴射口から空気を噴射させる単一のエアポンプを備えることが好ましい。
同構成によれば、前進用流体導入口に空気を供給して可動ノズル部材を前進させた後に、噴射流体導入口に空気を供給して流体噴射口から空気を噴射させる単一のエアポンプを備えるため、複数の電動ポンプを必要とせずに簡単な構成とすることができる。
上記車載光学センサ洗浄装置であって、前記エアポンプは、吐出口を有する筒状のポンプケースと、前記ポンプケース内で往復動可能に設けられ、該ポンプケース内の圧縮室の容積を可変させるピストンと、前記ピストンを往復駆動するためのモータと、前記圧縮室と前記吐出口との間に設けられ、往動する前記ピストンに操作されて開動作される吐出弁とを備え、前記前進用流体導入口は前記圧縮室と連通され、前記噴射流体導入口は前記吐出口と連通されることが好ましい。
同構成によれば、前進用流体導入口は圧縮室と連通されるため、ピストンが往動されると、圧縮室の容積が小さくされて圧縮室内の空気が圧縮されるとともに前進用流体導入口を介して密閉室に空気が供給されて可動ノズル部材が前進される。そして、ピストンが更に往動されると、吐出弁がピストンに操作されて開動作(圧縮室が吐出口と連通)され、圧縮室内の圧縮された空気が瞬間的に吐出口から吐出され、その空気は噴射流体導入口を介して流体噴射口から噴射される。よって、具体的に、簡単な構成で、単一のエアポンプで可動ノズル部材を前進させた後に流体噴射口から空気を噴射させることができる。
上記車載光学センサ洗浄装置であって、前記密閉室は、外部に流体を放出可能な放出部と連通することが好ましい。
同構成によれば、密閉室は、外部に流体を放出可能な放出部と連通しているため、例えば、密閉室に流体を供給する装置(エアポンプ等)が動作を停止してしまった場合でも、放出部から流体を外部に放出させることで密閉室内の流体を減少させて可動ノズル部材を後進(後退)させることができる。
上記車載光学センサ洗浄装置であって、前記密閉室に供給される流体は空気とされており、前記放出部は、防水性を有しつつ通気性を有することが好ましい。
同構成によれば、密閉室に供給される流体は空気とされており、放出部は、防水性を有しつつ通気性を有するため、例えば、密閉室内への液体の浸入を防止することができる。
本発明の車載光学センサ洗浄装置によれば、効率良く高い洗浄性能を得ることができる。
一実施形態の車両の概略構成図。 一実施形態の車載光学センサ洗浄装置を示す概要図。 第一及び第二のノズルユニットを示す斜視図。 第一及び第二のノズルユニットを示す下面図。 第二のノズルユニットを示す断面図。 第二のノズルユニットとエアポンプの動作を示す説明図。 第二のノズルユニットとエアポンプの動作を示す説明図。 第二のノズルユニットとエアポンプの動作を示す説明図。 車載光学センサ洗浄装置の動作を示す説明図。 車載光学センサ洗浄装置の動作を示す説明図。 車載光学センサ洗浄装置の動作を示す説明図。 エアポンプ及びウォッシャポンプの動作タイミングを示すタイムチャート。 別例における第二のノズルユニットを示す断面図。 別例における第一及び第二のノズルユニットを示す斜視図。
以下、車両の一実施形態を図1〜図12に従って説明する。
図1に示すように、車両Sの後方には、バックドアBaが設けられ、該バックドアBaには、車載光学センサとしての車載カメラ1が設けられている。
図2及び図3に示すように、車載カメラ1は取付けフレーム2に取着されるとともに、取付けフレーム2を介してバックドアBaに取着される。そして、車載カメラ1のセンシング面としてのレンズ面3は車両後方に向かって露出される。図1に示すように、車載カメラ1は、例えば、変速装置のシフトレバーSLをリバース位置に操作すると、車両Sの後方の撮像画像を車内のディスプレイDSPに送信して表示させる。
図3及び図4に示すように、取付けフレーム2には、洗浄液噴射口4を備えた第一のノズルユニット5が取着され、第一のノズルユニット5には、ウォッシャポンプP(図1参照)の動作により貯留タンクTに貯留されている洗浄液が供給される。そして、第一のノズルユニット5は、洗浄液が供給されると、洗浄液噴射口4から洗浄液6を噴射する。
洗浄液噴射口4はレンズ面3の斜め上方に配置されている。また、図4に示すように、洗浄液噴射口4は、対向面が幅狭とされた絞り部4aを有することで洗浄液を膜状に噴射する。
取付けフレーム2には、流体噴射口としての空気噴射口7(図4及び図5参照)を備えた流体噴射ノズルとしての第二のノズルユニット8が取着されている。
図5に示すように、第二のノズルユニット8は円筒状のケース9に同じく筒状の可動ノズル部材10が出没可能であって前後進可能に支持され、その可動ノズル部材10の先端に前記前後進方向の略直角方向に開口した空気噴射口7が設けられている。
ケース9の基端側には、基端閉塞部材11が外嵌固定されている。なお、本実施形態ではケース9と基端閉塞部材11とがハウジング部材を構成している。基端閉塞部材11には、ケース9内において、可動ノズル部材10の前進方向に沿って延びる筒状の洗浄用空気導入管11aが設けられ、該洗浄用空気導入管11aは筒状の可動ノズル部材10に挿通(内嵌)され、可動ノズル部材10はケース9及び洗浄用空気導入管11aに沿って前後進可能に支持されている。また、基端閉塞部材11には、ケース9の外部であって前記洗浄用空気導入管11aとは反対側に延びつつ洗浄用空気導入管11aに連通する噴射流体導入口としての噴射空気導入口12aを有した第一の継手部12が設けられ、その第一の継手部12が第一の供給管13を介してエアポンプ14(図2参照)に接続されている。
そして、第二のノズルユニット8は、エアポンプ14から高圧の洗浄用の空気が第一の供給管13を介して供給されると、噴射空気導入口12a、洗浄用空気導入管11a及び可動ノズル部材10内を経て空気噴射口7から高圧の空気HAが噴射されるようになっている。
ケース9内において、可動ノズル部材10の周囲にはコイルスプリング15が配設されている。コイルスプリング15の一端は可動ノズル部材10の基端部に設けられたフランジ部10aに当接し、他端はケース9の先端部に当接している。そして、ケース9の先端部を支点とするコイルスプリング15の付勢力により、可動ノズル部材10は常に後進(没入)方向(図5において矢印A方向)に付勢されている。
また、ケース9の基端側には、可動ノズル部材10の基端部(フランジ部10a)にて区画された密閉室16が設けられている。なお、可動ノズル部材10の基端部(フランジ部10a)には、シールゴム10bが固定され、該シールゴム10bがケース9の内周面及び前記洗浄用空気導入管11aの外周面と密着(摺接)することで密閉室16の気密性が保たれている。基端閉塞部材11には、ケース9の外部であって、第一の継手部12の直交方向に延びつつ密閉室16に連通し該密閉室16に流体を導入可能な前進用流体導入口としての前進用空気導入口17aを有した第二の継手部17が設けられ、その第二の継手部17が第二の供給管18を介してエアポンプ14(図2参照)に接続されている。
そして、第二のノズルユニット8は、エアポンプ14から空気が第二の供給管18を介して供給されると、密閉室16内の気圧の上昇により可動ノズル部材10がケース9から押し出されて前進する。すると、図3及び図4に示すように、空気噴射口7は、レンズ面3の側方(車幅方向)におけるレンズ面3と正対する側に近づいて噴射位置に配置され、該噴射位置にある空気噴射口7からレンズ面3に向かって高圧の空気HAを噴射可能となっている。また、第二のノズルユニット8は、密閉室16内の空気が減圧されると、可動ノズル部材10がコイルスプリング15の付勢力によって後進して、空気噴射口7がレンズ面3と正対する側から遠のいて非噴射位置に移動する。なお、第二のノズルユニット8は、チェックバルブを必要とせず備えていない。
図2に示すように、エアポンプ14は筒状のポンプケース19内にピストン20が往復動可能に支持され、ピストン20の先端とポンプケース19の先端側内面との間に圧縮室21が確保されている。
ピストン20内には、外周面にねじが刻設された駆動軸22が螺合されている。駆動軸22の基端はモータ23の出力軸23aに連結されている。そして、モータ23の作動により、駆動軸22が正転すると、ピストン20がポンプケース19の先端側(矢印B方向)に往動して圧縮室21の容積が小さくされて圧縮室21内の空気が加圧(圧縮)される。また、モータ23の作動により、駆動軸22が逆転すると、ピストン20がポンプケース19の基端側(矢印C方向)に復動して圧縮室21の容積が大きくされて圧縮室21内の空気が減圧される。
ポンプケース19の先端側には圧縮室21内に連通する前記第二の供給管18が接続されている。そして、圧縮室21内の空気が加圧されると、その空気が第二の供給管18及び前進用空気導入口17aを介して第二のノズルユニット8の密閉室16に供給される。
ポンプケース19の先端には吐出口19aが設けられ、該吐出口19aには前記第一の供給管13が連結されている。また、ポンプケース19内において、圧縮室21と吐出口19aとの間には、往動するピストン20に操作(押圧)されて開動作される吐出弁24が設けられている。詳しくは、吐出弁24は、コイルスプリング25により圧縮室21と吐出口19aとの間の連通孔を閉塞する方向であってピストン20の往動方向とは反対方向(即ち復動方向)に付勢されている。そして、吐出弁24には、ピストン20側に向かって突出する操作棒24aが設けられ、その操作棒24aが往動するピストン20の先端で押圧されると、圧縮室21と吐出口19a(第一の供給管13)が連通するようになっている。
従って、ピストン20が(矢印B方向に)往動して圧縮室21内の空気が圧縮され、ピストン20が操作棒24aを押圧すると、圧縮室21内の圧縮された高圧の空気が瞬間的に吐出口19aから吐出され、その空気は第一の供給管13から噴射空気導入口12aに供給される。
なお、ピストン20には、吸入弁(アンブレラ弁)26が設けられている。吸入弁26は、ピストン20が(矢印C方向に)復動して圧縮室21内が負圧となるとき開いて、ポンプケース19外から連通孔27a,27b,27cを介して圧縮室21内に空気が導入される。
図5に示すように、密閉室16に空気が導入されて可動ノズル部材10がケース9から押し出されるように前進すると、空気噴射口7はレンズ面3(図4参照)と正対する側に近づいて噴射位置まで進み、この状態で前記吐出弁24(図2参照)が開くと、空気噴射口7からレンズ面3に向かって高圧の空気HAが噴射される。
ここで、図4に示すように、空気噴射口7は、噴射する空気HAの空気噴射軸線Zが、洗浄液噴射口4から噴射される洗浄液6と(空気HAが)混合するように、かつレンズ面3に向かうように設定されている。異なる見方をすると、空気噴射口7は、噴射する空気HAの空気噴射軸線Zが、洗浄液噴射口4から噴射される洗浄液6を通過しつつレンズ面3に向かうように設定されている。言い換えると、空気噴射口7は、噴射する空気の空気噴射軸線Zがレンズ面3に向かうように設定され、洗浄液噴射口4は、噴射する洗浄液6が前記空気噴射軸線Zと交差するように設定されている。
また、本実施形態の洗浄液噴射口4は、噴射する洗浄液6の洗浄液噴射軸線Xが、レンズ面3からずれた方向(レンズ面3と交差しない方向)に向かうように設定されている。更に、本実施形態の洗浄液噴射口4は、噴射する洗浄液6の洗浄液噴射軸線Xが、空気噴射口7とレンズ面3との間における空気噴射口7に近い側を通るように設定されている。
また、本実施形態の空気噴射口7は、噴射する空気HAの空気噴射軸線Zが、レンズ面3の中心軸線Caよりも空気噴射口7に近い側でレンズ面3と交差するように設定されている。また、本実施形態の空気噴射口7は、噴射する空気HAの空気噴射軸線Zが、洗浄液噴射口4から噴射される膜状の洗浄液6の扁平面(薄い厚み方向と直交する面)と交差(本実施形態では直交)するように設定されている。言い換えると、洗浄液噴射口4は、噴射する膜状の洗浄液6の扁平面が空気噴射軸線Zと交差(本実施形態では直交)するように、前記絞り部4aが設定されている。
図1に示すように、ウォッシャポンプP及びエアポンプ14は、制御部31に電気的に接続され、運転者による操作スイッチSWの操作に基づいて制御部31により制御される。図12に示すように、操作スイッチSWが操作されると、制御部31は、まずエアポンプ14を一定時間t1だけ作動させる。これにより、空気噴射口7から高圧の空気HAが噴射される。
その後、例えば、高圧の空気HAでレンズ面3の汚れが落ちずに運転者による操作スイッチSWの操作が継続されると、制御部31は、エアポンプ14の作動を停止して予め設定された一定時間t2の待機後、エアポンプ14及びウォッシャポンプPを作動させる。そして、一定時間t3で洗浄液噴射口4から洗浄液6が噴射されるとともに、空気噴射口7から高圧の空気HAが噴射される。
その後、運転者による操作スイッチSWの操作が解除されると、制御部31は、ウォッシャポンプPを停止させた後に、一定時間t4だけエアポンプ14の作動を継続させる。これにより、例えば、レンズ面3に付着した洗浄液が吹き飛ばされる。なお、エアポンプ14は作動中、ピストン20の往復動作を繰り返し、空気噴射口7から高圧の空気HAが繰り返し噴射される。
次に、上記のように構成された車載光学センサ洗浄装置の作用を説明する。
操作スイッチSWの操作により、レンズ面3の清掃及び洗浄が開始されると、エアポンプ14(モータ23)が作動して、ピストン20が図6に示す復動終端位置にある状態から図7に示すようにピストン20が吐出弁24の操作棒24aと当接する状態に前進する。すると、第二のノズルユニット8の密閉室16に空気が供給されて、可動ノズル部材10が押し出されるように前進して、空気噴射口7が前記噴射位置に達する。
次いで、図8に示すように、ピストン20がさらに前進して吐出弁24の操作棒24aを押圧すると、圧縮室21内の高圧の空気が第二の供給管18から第二のノズルユニット8に供給(送給)され、空気噴射口7からレンズ面3に向かって高圧の空気HAが噴射される。この動作により、レンズ面3に付着した埃等が吹き飛ばされる。
次いで、操作スイッチSWが操作し続けられていると、所定時間t2の待機後にエアポンプ14及びウォッシャポンプPが作動する。すると、図9に示すように、ウォッシャポンプP(図3参照)から供給(送給)された洗浄液6が洗浄液噴射口4(図4参照)から噴射され、次いで、図10に示すように第二のノズルユニット8の可動ノズル部材10が前進して空気噴射口7(図4参照)が前記噴射位置まで前進する。そして、図11に示すように、空気噴射口7(図4参照)から高圧の空気HAがレンズ面3に向かって噴射される。
このとき、空気噴射口7は、噴射する空気の空気噴射軸線Zが、洗浄液噴射口4から噴射される洗浄液6と(空気HAが)混合するように、かつレンズ面3に向かうように設定されているため、レンズ面3には高圧の空気HAとともに洗浄液6の微粒子が(即ち洗浄液6と空気HAが混合された流体が)高圧で吹き付けられる。この結果、レンズ面3に固着した汚れが洗い落とされる。
このような洗浄動作の後に、操作スイッチSWの操作が解除されると、ウォッシャポンプPの作動が停止されるとともに、エアポンプ14の作動は所定時間t4の間継続される。そして、レンズ面3に高圧の空気HAのみが吹き付けられて、レンズ面3に付着した洗浄液6が吹き飛ばされて、レンズ面3が乾燥状態となる。
上記のような車載光学センサ洗浄装置では、次に示す効果を得ることができる。
(1)第二のノズルユニット8は、空気噴射口7を有する可動ノズル部材10と、可動ノズル部材10を前後進可能に支持するハウジング部材(ケース9及び基端閉塞部材11)とを備える。よって、例えば、洗浄時のみ可動ノズル部材10を前進させることで、非洗浄時には車載カメラ1のセンシング(撮像)の邪魔にならずに、洗浄時には正面に近い角度からレンズ面3に空気HAを噴射させることができる。よって、高い洗浄性能を得ることができる。また、ハウジング部材(ケース9及び基端閉塞部材11)は、可動ノズル部材10が前進した状態で可動ノズル部材10の空気噴射口7と連通する噴射空気導入口12aを有するため、可動ノズル部材10が前進した状態で噴射空気導入口12aから導入された空気を空気噴射口7から噴射することができる。また、ハウジング部材(ケース9及び基端閉塞部材11)は、可動ノズル部材10の基端部にて区画された密閉室16と連通する前進用空気導入口17aを有するため、前進用空気導入口17aから導入された空気にて可動ノズル部材10を前進させることができる。そして、噴射空気導入口12aと前進用空気導入口17aとが別々に設けられるとともに、空気噴射口7に対して密閉室16が独立している(連通していない)ため、例えば、可動ノズル部材10を前進させる動作と、空気噴射口7から空気HAを噴射させる動作をそれぞれ独立して行うことができる。よって、例えば、一つの導入口から導入された流体によって可動ノズル部材を前進させつつその流体を噴射口から噴射させるような場合に生じる無駄(詳しくは、可動ノズル部材の前進過程で噴射口から流体が漏れてしまうといった無駄)を回避しつつ洗浄動作を行うことができ、効率良く高い洗浄性能を得ることができる。また、例えば、一つの導入口から導入された流体によって可動ノズル部材を前進させつつその流体を噴射口から噴射させるような場合では、可動ノズル部材の前進過程で噴射口から流体が漏れることで、可動ノズル部材が最先端まで前進しないといった虞があるが、これも回避することができる。
(2)流体噴射ノズルは、流体噴射口としての空気噴射口7から空気を噴射する第二のノズルユニット8としたため、例えば、上記した無駄を回避する効果が大きくなる。即ち、例えば、一つの導入口から導入された空気によって可動ノズル部材を前進させつつその空気を噴射口から噴射させるような場合に生じる無駄(詳しくは、可動ノズル部材の前進過程で噴射口から空気が漏れてしまうといった無駄)は、液体を噴射させる場合に比べて顕著となる(空気は液体に比して、質量、粘性が小さいため)。そして、その顕著となる無駄を回避できるため、大きな効果を得ることができる。
(3)前進用流体導入口としての前進用空気導入口17aに導入される流体は空気であるため、例えば、可動ノズル部材10の後進を円滑に行うことができる。即ち、空気は液体に比べ粘性が低いため、可動ノズル部材10が後進するにあたり、液体よりも密閉室16から抜けやすい。したがって、可動ノズル部材10の後進を円滑に行うことができる。
(4)前進用空気導入口17aから密閉室16に導入された空気は、前進用空気導入口17aから排出されるため、密閉室16内外を連通する開口を複数設ける必要がない。よって、簡素なハウジング部材(ケース9及び基端閉塞部材11)とすることができる。
(5)前進用空気導入口17aに空気を供給して可動ノズル部材10を前進させた後に、噴射空気導入口12aに空気を供給して空気噴射口7から空気HAを噴射させる単一のエアポンプ14を備えるため、複数の電動ポンプを必要とせずに簡単な構成とすることができる。
(6)エアポンプ14は、圧縮室21と吐出口19aとの間に設けられ、往動するピストン20に操作されて開動作される吐出弁24を備え、前記前進用空気導入口17aは圧縮室21と直接的に連通され、前記噴射空気導入口12aは吐出口19aと(即ち前記吐出弁24を介して圧縮室21と)連通される。よって、ピストン20が往動されると、圧縮室21の容積が小さくされて圧縮室21内の空気が圧縮されるとともに前進用空気導入口17aを介して密閉室16に空気が供給されて可動ノズル部材10が前進される。そして、ピストン20が更に往動されると、吐出弁24がピストン20に操作されて開動作(圧縮室21が吐出口19aと連通)され、圧縮室21内の圧縮された空気が瞬間的に吐出口19aから吐出され、その空気は噴射空気導入口12aを介して空気噴射口7から噴射される。よって、具体的に、簡単な構成で、単一のエアポンプ14で可動ノズル部材10を前進させた後に空気噴射口7から空気を噴射させることができる。
上記実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施形態の密閉室16を外部に流体(空気)を放出可能な放出部と連通させてもよい。
例えば、図13及び図14に示すように、変更してもよい。図13に示すように、この例の基端閉塞部材11には、上記実施形態の第二の継手部17に換えて、第一の継手部12の直交方向に延びつつ密閉室16に連通する連通管41が設けられ、該連通管41の中間部から第一の継手部12と平行に延びつつ密閉室16に連通する前進用空気導入口42aを有した第二の継手部42が設けられている。この第二の継手部42には、上記実施形態と同様に第二の供給管18を介してエアポンプ14(図2参照)が接続される。
そして、連通管41の先端部には、外部に空気を放出可能な放出部を構成する防水透湿性素材43が設けられている。詳しくは、連通管41の先端部には、連通管41の通路径よりも径が大きくされて開口する収容凹部41aが形成され、該収容凹部41aの底部には連通管41の通路を塞ぐように防水透湿性素材43が配置され、更に収容凹部41aには防水透湿性素材43の外縁を収容凹部41aの底部とで挟持するように環状の固定部材44が圧入固定されている。なお、防水透湿性素材43は、防水性を有しつつ通気性を有する素材である。また、連通管41は防水透湿性素材43を介して外部に空気を放出可能とされるが、防水透湿性素材43(放出部)の放出能力(単位時間当たりの放出量)は、極小さく設定されている。具体的には、エアポンプ14(モータ23)が作動されピストン20が復動終端位置から往動終端位置(即ち操作棒24aを押圧する位置)まで移動されるとき、ほぼ空気が放出されないように防水透湿性素材43(放出部)の放出能力が設定されている。
このようにすると、例えば、ピストン20が操作棒24aと当接するかその近傍まで往動されて可動ノズル部材10が前進した状態で、何らかの理由でエアポンプ14が動作を停止してしまった場合でも、防水透湿性素材43から空気が徐々に外部に放出されることで密閉室16内の空気が減少(減圧)されて可動ノズル部材10が後進(後退)される。よって、故障等、何らかの理由でエアポンプ14が動作を停止してしまった場合でも、可動ノズル部材10が前進した状態のままとなってしまうことを回避でき、例えば、可動ノズル部材10が車載カメラ1のセンシング(撮像)の邪魔になってしまうことが回避される。また、このような機能を有する放出部を、防水性を有しつつ通気性を有する防水透湿性素材43にて構成したため、例えば、密閉室16内への液体の浸入を防止することができる。
また、上記別例では放出部を防水透湿性素材43にて構成したが、密閉室16の流体(空気)を徐々に外部に放出可能であれば、例えば、微小な貫通孔とする等、他の構成の放出部に変更してもよい。また、放出部(防水透湿性素材43や微小な貫通孔)は、例えば、ケース9や第二の供給管18やポンプケース19等、他の部位に設けてもよい。
・上記実施形態では、流体噴射ノズルは、流体噴射口としての空気噴射口7から空気を噴射する第二のノズルユニット8としたが、これに限定されず、液体(洗浄液)を噴射するノズルに変更してもよい。
・上記実施形態では、前進用空気導入口17aから密閉室16に導入された空気(流体)は、前進用空気導入口17aから排出されるとしたが、これに限定されず、密閉室16に導入された流体を排出するための開口を別途設けてもよい。
・上記実施形態では、前進用空気導入口17aに空気を供給して可動ノズル部材10を前進させた後に、噴射空気導入口12aに空気を供給して空気噴射口7から空気を噴射させる単一のエアポンプ14を備える構成としたが、前進用空気導入口17aに空気を供給するポンプと噴射空気導入口12aに空気を供給するポンプとをそれぞれ設けてもよい。また、前進用空気導入口17aは、液体を導入するための導入口として液体ポンプを用いた構成としてもよい。即ち、密閉室16に液体を供給して可動ノズル部材10を前進させる構成としてもよい。
・上記実施形態では、空気の他に洗浄液をも噴射する構成としたが、これに限定されず、洗浄液噴射口4を備えずに、空気のみを噴射する車載光学センサ洗浄装置としてもよい。
・上記実施形態では、空気噴射口7は、噴射する空気HAの空気噴射軸線Zがレンズ面3の中心軸線Caよりも空気噴射口7に近い側でレンズ面3と交差するように設定されるとしたが、これに限定されず、例えば、空気噴射軸線Zがレンズ面3の中心軸線Caの位置でレンズ面3と交差するように設定してもよい。また、例えば、空気噴射軸線Zがレンズ面3の中心軸線Caよりも空気噴射口7から遠い側でレンズ面3と交差するように設定してもよい。
・上記実施形態では、洗浄液噴射口4はレンズ面3の上方に配置され、空気噴射口7はレンズ面3の側方に配置されるとしたが、これに限定されず、例えば、洗浄液噴射口4をレンズ面3の側方に配置し、空気噴射口7をレンズ面3の上方に配置する等、洗浄液噴射口4や空気噴射口7を他の位置に配置してもよい。
・上記実施形態では、噴射空気導入口12aは、可動ノズル部材10の前後進状態に関わらず可動ノズル部材10の空気噴射口7と連通する構成としたが、少なくとも可動ノズル部材10が前進した状態で可動ノズル部材10の空気噴射口7と連通する構成であれば、変更してもよい。
・上記実施形態の制御部31によるウォッシャポンプP及びエアポンプ14の制御は、適宜変更してもよい。例えば、上記実施形態では、操作スイッチSWが操作されると、まずエアポンプ14のみを作動させる制御を行うとしたが、このような制御は行わずに、操作スイッチSWが操作されると、まずウォッシャポンプP及びエアポンプ14を共に作動させるようにしてもよい。
・上記実施形態では、車載光学センサをバックドアBaに設けられた車載カメラ1としたが、これに限定されず、例えば、車両の前方に設けられた車載カメラ等の他の車載光学センサとして具体化してもよい。また、洗浄対象(センシング面)はレンズ面3に限定されず、車載光学センサを保護するように外部に露出して設けられる保護ガラスとしてもよく、該保護ガラスを洗浄する車載光学センサ洗浄装置としてもよい。
上記実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)請求項1乃至8のいずれか1項に記載の車載光学センサ洗浄装置であって、前記センシング面は、レンズ面であることを特徴とする車載光学センサ洗浄装置。
同構成によれば、センシング面は、球面状のレンズ面であるため、正面に近い角度から空気を噴射させることができることによる効果が大きくなる。
1…車載カメラ(車載光学センサ)、3…レンズ面(センシング面)、7…空気噴射口(流体噴射口)、8…第二のノズルユニット(流体噴射ノズル)、9…ハウジング部材の一部を構成するケース、10…可動ノズル部材、11…ハウジング部材の一部を構成する基端閉塞部材、12a…噴射空気導入口(噴射流体導入口)、14…エアポンプ、16…密閉室、17a,42a…前進用空気導入口(前進用流体導入口)、19…ポンプケース、19a…吐出口、20…ピストン、21…圧縮室、23…モータ、24…吐出弁、43…防水透湿性素材(放出部)、S…車両、HA…空気。

Claims (8)

  1. 車両に搭載される車載光学センサのセンシング面に流体噴射ノズルの流体噴射口から流体を噴射して、該センシング面に付着した異物を除去するための車載光学センサ洗浄装置であって、
    前記流体噴射ノズルは、前記流体噴射口を有する可動ノズル部材と、前記可動ノズル部材を前後進可能に支持するハウジング部材とを備え、
    前記ハウジング部材は、少なくとも前記可動ノズル部材が前進した状態で前記可動ノズル部材の前記流体噴射口と連通する噴射流体導入口と、前記可動ノズル部材の基端部にて区画された密閉室と連通し前記密閉室に流体を導入可能な前進用流体導入口とを有することを特徴とする車載光学センサ洗浄装置。
  2. 請求項1に記載の車載光学センサ洗浄装置であって、
    前記流体噴射ノズルは、前記流体噴射口から空気を噴射することを特徴とする車載光学センサ洗浄装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車載光学センサ洗浄装置であって、
    前記前進用流体導入口に導入される流体は空気であることを特徴とする車載光学センサ洗浄装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車載光学センサ洗浄装置であって、
    前記前進用流体導入口から前記密閉室に導入された流体は、前記前進用流体導入口から排出されることを特徴とする車載光学センサ洗浄装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれか1項に記載の車載光学センサ洗浄装置であって、
    前記前進用流体導入口に空気を供給して前記可動ノズル部材を前進させた後に、前記噴射流体導入口に空気を供給して前記流体噴射口から空気を噴射させる単一のエアポンプを備えたことを特徴とする車載光学センサ洗浄装置。
  6. 請求項5に記載の車載光学センサ洗浄装置であって、
    前記エアポンプは、
    吐出口を有する筒状のポンプケースと、
    前記ポンプケース内で往復動可能に設けられ、該ポンプケース内の圧縮室の容積を可変させるピストンと、
    前記ピストンを往復駆動するためのモータと、
    前記圧縮室と前記吐出口との間に設けられ、往動する前記ピストンに操作されて開動作される吐出弁と
    を備え、前記前進用流体導入口は前記圧縮室と連通され、前記噴射流体導入口は前記吐出口と連通されたことを特徴とする車載光学センサ洗浄装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の車載光学センサ洗浄装置であって、
    前記密閉室は、外部に流体を放出可能な放出部と連通したことを特徴とする車載光学センサ洗浄装置。
  8. 請求項7に記載の車載光学センサ洗浄装置であって、
    前記密閉室に供給される流体は空気とされており、
    前記放出部は、防水性を有しつつ通気性を有することを特徴とする車載光学センサ洗浄装置。
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