JP2017183338A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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悟志 南條
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信二 村田
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Abstract

【課題】板バネの押圧力により、これに押圧された発熱部品が、機構全体の主表面に沿う水平方向に沿って滑り動く不具合を抑制することが可能な、半導体装置およびその製造方法を提供することである。
【解決手段】放熱部材1と、発熱部品3と、板バネ5と、絶縁部材7とを備えている。発熱部品3は放熱部材1の第1の領域1a上に載置され、配線部材4とを含んでいる。板バネ5は放熱部材1の第2の領域1bに着脱可能に固定されている。絶縁部材7は第1の領域1aにおける発熱部品3の放熱部材1とは反対側に配置される。板バネ5は第1の領域1aにおいて絶縁部材7を挟むように発熱部品3を押圧可能である。放熱部材1の第1の領域1aと第2の領域1bとの間には段差があり、絶縁部材7の外縁7cは第1および第2の領域の境界の側壁1eに沿うように接している。配線部材4は第1の貫通孔7dを貫通している。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体装置およびその製造方法に関し、特に、半導体素子が実装された発熱部品の冷却構造を含む半導体装置およびその製造方法に関する。
パワー半導体装置において、トランジスタおよびダイオードなどの半導体素子を含む発熱部品が発生する熱を、高効率に外部に放熱することが要求される。このため発熱部品の外装部材には貫通穴が形成され、その貫通穴を通すネジにより発熱部品が放熱部材上へ直接固定可能となっている。しかしこの場合、発熱部品の平面視における角部に固定がされるため、その中央部にて発熱部品が放熱部材から離れてしまい、発熱部品の冷却効率が低下する場合がある。
そこでこのような貫通穴を通すネジによる放熱部材上への発熱部品の固定方法の代わりに、放熱部材上に発熱部品を配置し、放熱部材上の発熱部品の配置領域に隣接する領域にネジにより締結された板バネを用いて、発熱部品を放熱部材側へ押圧することにより発熱部品を放熱部材に直接接触させ効率的に放熱させることができる。このような機構が、たとえば特開2002−198477号公報(特許文献1)に開示されている。
上記の特開2002−198477号公報においては、板バネがネジにより放熱部材上に直接締結されており、板バネは放熱部材を通じてグランドと導通している。このため、仮に特開2002−198477号公報のように板バネと発熱部品とが直接的に接触すれば、板バネと発熱部品との間が絶縁不足になる恐れがある。そこで、板バネと発熱部品との間の絶縁性を確保するため、両者の間に電気的な絶縁性を有するエポキシ樹脂をガラス繊維で補強したエポキシ樹脂板などの絶縁部材を介在させた機構が、たとえば特開2012−256750号公報(特許文献2)に開示されている。
特開2002−198477号公報 特開2012−256750号公報
しかし上記の特開2002−198477号公報および特開2012−256750号公報に開示される各機構においては、いずれも発熱部品が、放熱部材に直接固定されていない。また特開2012−256750号公報においては、板バネ以外の手段であるたとえばネジなどによっては発熱部品が絶縁部材に固定されていない。このため放熱部材に締結された板バネが発熱部品上に乗り上がり上方から発熱部品を放熱部材側へ押圧する際に、板バネの発熱部品側が持ち上げられて傾く。そして、この板バネの弾性力が発熱部品に加わることにより、絶縁部材に固定されていない発熱部品は、たとえば絶縁部材上をその主表面に沿う水平方向に沿って、本来配置されるべき定位置からずれるように滑り動くという問題がある。このような現象が起これば、発熱部品の放熱部材または絶縁部材に対する位置精度が低下する不具合が起こり得る。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、板バネの押圧力により、これに押圧された発熱部品が、機構全体の主表面に沿う水平方向に沿って滑り動く不具合を抑制することが可能な、半導体装置およびその製造方法を提供することである。
本発明の半導体装置は、放熱部材と、発熱部品と、板バネと、絶縁部材とを備えている。発熱部品は放熱部材の第1の領域上に載置され、半導体素子と配線部材とを含んでいる。板バネは放熱部材の第2の領域に着脱可能に固定されている。絶縁部材は第1の領域における発熱部品の放熱部材とは反対側に配置される。板バネは第1の領域において絶縁部材を挟むように発熱部品を押圧可能である。放熱部材の第1の領域と第2の領域との間には段差があり、第1および第2の領域の境界には段差による側壁を含んでいる。絶縁部材の外縁の少なくとも一部は側壁に沿うように接している。配線部材は第1の貫通孔を貫通している。
本発明の半導体装置の製造方法は、まず第1の領域と第2の領域とを含む放熱部材が準備される。第1の貫通孔が形成された絶縁部材が準備される。絶縁部材の第1の主表面上に、半導体素子および配線部材を含む発熱部品が実装固定される。発熱部品が実装固定された絶縁部材が、発熱部品が放熱部材に対向するように設置される。第2の領域から第1の領域に延び、第1の領域において絶縁部材を挟むように発熱部品を押圧可能とする板バネが、第2の領域に着脱可能に固定される。放熱部材を準備する工程においては第1の領域と第2の領域との間に段差による側壁が形成される。第1の貫通孔に配線部材が貫通される。絶縁部材を設置する工程においては、絶縁部材の外縁の少なくとも一部が側壁に接触した状態を保ちながら、発熱部品が放熱部材の第1の領域上に載置される位置まで、絶縁部材が側壁に沿って移動される。
本発明によれば、発熱部品に含まれる配線部材が第1の貫通孔を貫通することにより、発熱部品と絶縁部材とが固定される。これにより、板バネに押圧された発熱部品が、機構全体の主表面に沿う水平方向に沿って滑り動く不具合を抑制することができる。
実施の形態1の半導体装置の押圧時における状態を示す概略斜視図である。 実施の形態1の半導体装置の非押圧時における状態を示す概略斜視図である。 実施の形態1の半導体装置に含まれる爪部の形状の第1例を示す概略図(A)と、実施の形態1の半導体装置に含まれる爪部の形状の第2例を示す概略図(B)と、実施の形態1の半導体装置に含まれる爪部の形状の第3例を示す概略図(C)と、実施の形態1の半導体装置に含まれる爪部の形状の第4例を示す概略図(D)とである。 実施の形態1の半導体装置の変形例の押圧時における状態を示す概略斜視図である。 実施の形態1の半導体装置の製造方法の第1工程を示す概略断面図である。 実施の形態1の半導体装置の製造方法の第2工程を示す概略断面図である。 実施の形態1の半導体装置の製造方法の第3工程を示す概略断面図である。 実施の形態1の半導体装置の製造方法の第4工程を示す概略断面図である。 実施の形態1の半導体装置の製造方法の第5工程を示す概略断面図である。 実施の形態1の半導体装置の製造方法の第6工程を示す概略断面図である。 比較例の半導体装置の押圧時における状態を示す概略斜視図である。 比較例の半導体装置の非押圧時における状態を示す概略斜視図である。 実施の形態2の半導体装置の押圧時における状態を示す概略斜視図である。 実施の形態2の半導体装置の非押圧時における状態を示す概略斜視図である。 実施の形態3の半導体装置の押圧時における状態を示す概略斜視図である。 実施の形態3の半導体装置の非押圧時における状態を示す概略斜視図である。
以下、一実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
まず本実施の形態の半導体装置の構成について図1および図2を用いて説明する。なお、説明の便宜のため、X方向、Y方向、Z方向が導入されている。図1において、X方向は後述する放熱部材1の発熱部品載置領域1aと板バネ締結領域1bとが隣り合う方向である。Y方向はX方向に直交する方向であって、後述する板バネ5の複数の押圧部5dが並ぶ方向である。またZ方向はX方向およびY方向の双方に直交する方向であって、後述する絶縁部材7の主表面7a,7bに直交する上下方向(発熱部品3と絶縁部材7とが互いに向かい合う方向)である。
図1を参照して、本実施の形態の発熱部品の冷却構造としての半導体装置100は、放熱部材1と、発熱部品3と、板バネ5と、絶縁部材7と、放熱シート9と、ネジ11とを主に有している。
放熱部材1は、たとえばアルミニウムなどの熱伝導性に優れた金属材料からなり、そのZ方向上側に配置された発熱部品3の発する熱を放熱部材1を通じてそのZ方向下側に放熱する機能を有している。
放熱部材1は、平面視において矩形状を有している。放熱部材1は、その一部である第1の領域としての発熱部品載置領域1aと、発熱部品載置領域1aに隣接する第2の領域としての板バネ締結領域1bとを含んでいる。発熱部品載置領域1aと板バネ締結領域1bとは図1のX方向に並んでいる。放熱部材1は発熱部品載置領域1aにおいてZ方向上側を向く(XY平面に沿って拡がる)一方の主表面1cと、板バネ締結領域1bにおいてZ方向上側を向く一方の主表面1dとを有している。
一方の主表面1cと一方の主表面1dとは、発熱部品載置領域1aと板バネ締結領域1bとの間すなわち境界において段差を有している。ここで段差とは、一方の主表面1cと一方の主表面1dとのZ方向に関する位置の差を意味する。この発熱部品載置領域1aと板バネ締結領域1bとの境界には当該段差による側壁1eが形成されている。側壁1eは一方の主表面1cと一方の主表面1dとの双方に繋がるように、Y方向およびZ方向に拡がるYZ平面に沿って拡がり、図1においてX方向右側を向いている。なお一方の主表面1dの方が一方の主表面1cよりもZ方向上側に配置されている。一方の主表面1c,1dと反対側に位置する他方の主表面1fは発熱部品載置領域1aおよび板バネ締結領域1bの双方において共通であるため、板バネ締結領域1bの方が発熱部品載置領域1aよりもZ方向に関して厚く形成されている。
発熱部品3は、たとえばパワー半導体部品として用いられるディスクリート部品である。ここでパワー半導体部品とは、直流と交流との電力変換、および電圧または周波数の調整に用いられる半導体部品である。パワー半導体部品は、電力系統分野および交通輸送分野の産業機器などに組み込まれている。
発熱部品3は、これをXY平面について平面視したときの中央部に、図示されないトランジスタまたはダイオードなどの半導体素子が実装されている。また発熱部品3には配線部材4を含んでいる。配線部材4は、発熱部品3に含まれる上記半導体素子と、後述する回路基板とを電気的に接続する部材であり、導電性のリード線などからなる。たとえば複数(図1においては3本)の配線部材4が、発熱部品3の本体すなわち外装部材から延びている。なお発熱部品3の外装部材は、エポキシ樹脂等からなっている。
発熱部品3は、その一部である非接触領域3aと、非接触領域3aに隣接する他の一部である接触領域3bとを含んでおり、これらは図1のX方向に並んでいる。図1においては非接触領域3aが板バネ締結領域1b側(図1のX方向左側)に配置されているが、このような態様に限られない。発熱部品3は、非接触領域3aと接触領域3bとに共通しZ方向下側を向く主表面3cと、接触領域3bにおいてZ方向上側を向く主表面3dと、非接触領域3aにおいてZ方向上側を向く主表面3eとを有している。
主表面3dと主表面3eとの間にはZ方向に関して段差を有しており、主表面3dは主表面3eに比べてZ方向上方に突起している。主表面3cは非接触領域3aと接触領域3bとに共通であることから、接触領域3bの方が非接触領域3aよりもZ方向に関して厚く形成されている。
図1における発熱部品3は上記のような形状を有しているが、発熱部品3の形状はこれに限られない。
発熱部品3は複数備えられていてもよい。図1の半導体装置100においては2つの発熱部品3が備えられているが、これに限らず3つ以上備えられていてもよい。あるいは単一の発熱部品3のみが備えられていてもよい。これら複数の発熱部品3は、いずれもZ方向、すなわち主表面3cと主表面3d,3eとを結ぶ方向に関する厚みが等しいことが好ましく、特に接触領域3bにおけるZ方向の厚みが等しいことが好ましい。すなわち図1において2つ並ぶ発熱部品3は、接触領域3bにおけるZ方向の厚みの差が0.1mm以下であることが好ましく、0.01mm以下であることがより好ましい。
板バネ5は、放熱部材1の板バネ締結領域1bに、着脱可能に固定されており、より具体的には、板バネ締結領域1bにおける放熱部材1の一方の主表面1d上に、ネジ11により固定されている。ネジ11はY方向に関して互いに間隔をあけて複数(たとえば2つ)並ぶように設けられていることが好ましい。
板バネ5は、ばね用ステンレス鋼などにより形成されている。板バネ5は座部5aと、剛性部5bと、弾性部5cと、押圧部5dとを主に有しており、これらの他にも、ネジ11を通して締結することが可能なネジ穴部5eと、爪部5fと、架橋部5gとを有している。なお符号を付していないが、押圧部5dに連なりこれよりもさらに図1のX方向右側の部分は先端部と称する。
座部5aはたとえば平面視において矩形の平板形状を有し、板バネ締結領域1bの一方の主表面1d上に固定可能な領域である。したがって図1において座部5aは一方の主表面1dと同様に、XY平面に沿うように拡がっている。剛性部5bは座部5aから屈曲され座部5aとは異なる方向、たとえばZ方向に沿う方向に延びており、弾性部5cなどに高い剛性を持たせるための領域である。したがって剛性部5bは座部5aに連なっている。弾性部5cは剛性部5bから屈曲され、板バネ締結領域1bから発熱部品載置領域1aに向けて延びる領域である。押圧部5dは弾性部5cから屈曲され発熱部品3を押圧する領域である。より具体的には、押圧部5dは弾性部5cが部分的に折れ曲がった部分である。先端部は押圧部5dよりもX方向右側すなわち剛性部5bとは反対側に存在する領域であり、押圧部5dにて弾性部5cが屈曲されたことにより、Z方向上側に向けて延びるように形成された領域である。これらの各部分は、概ね図1のX方向すなわち放熱部材1の発熱部品載置領域1aと板バネ締結領域1bとを結ぶ方向に沿って連なっている。
弾性部5cにおいては、剛性部5b側(図1のX方向左側)に比べて押圧部5d側(図1のX方向右側)において、Y方向に関する幅が漸次小さくなっている。ここでY方向とは、言い換えれば後述する外縁7cの少なくとも一部が側壁1eに沿い接触する部分に沿う方向である。
図1においては剛性部5bは概ねZ方向に延びている。この剛性部5bのZ方向に延びる部分に沿い、剛性部5bがZ方向下側に延長した部分として、爪部5fが設けられている。爪部5fは剛性部5bに比べて、図1のY方向に関する寸法が小さく(幅が狭く)なっているが、このような態様に限られない。また爪部5fは剛性部5bに対して図1のY方向中央側に形成されているが、これについてもこのような態様に限られない。さらに図1においては爪部5fは座部5aの一部が切り取られて剛性部5bに連なっているが、このような構成を有さず、たとえば爪部5fを剛性部5bへ溶接した構成であってもよい。
図1の板バネ5は、剛性部5b、弾性部5cおよび押圧部5dがX方向に沿ってこの順に並んだ組を2つ有しており、これらは互いに間隔をあけて図1のY方向に並んでいる。その結果、剛性部5bから延びる爪部5fも2つ有している。またネジ11を締結するためのネジ穴部5eも、座部5aにおいて図1のY方向に関して互いに間隔をあけて2つ並んでいる。このため2つのネジ11がこれら2つのネジ穴部5eのそれぞれにおいて締結可能となっている。
また架橋部5gは座部5aの一部であり、2つの剛性部5b、弾性部5cおよび押圧部5dの組のうち、Y方向に関して一方と他方との間の領域である。すなわち架橋部5gは、Y方向に関して上記2つの組のうちの一方と他方との間の領域を拡がることにより、上記2つの組の双方を単一の板バネ5として一体化させる領域である。1対のネジ11のそれぞれが、おおよそ1対の上記組のそれぞれと一直線に並ぶように(Y方向の位置がほぼ等しくなるように)配置されている。このことから、架橋部5gはおおよそ、座部5aにおける1対のネジ11の一方と他方との間の領域に相当する。
絶縁部材7は、放熱部材1の発熱部品載置領域1aにおける発熱部品3の、放熱部材1とは反対側、すなわち発熱部品3のZ方向上側に配置されている。絶縁部材7はたとえば平面視において矩形状を有する平板形状であり、第1の主表面としての主表面7aと、主表面7aと反対側に位置する第2の主表面としての主表面7bとを有している。ここでは主表面7aがZ方向下側を向いており、主表面7bがZ方向上側を向いている。絶縁部材7はたとえば電気的な絶縁性を有するエポキシ樹脂をガラス繊維で補強したエポキシ樹脂板である。
絶縁部材7は平面視において、放熱部材1の発熱部品載置領域1aとほぼ重なるように配置されていることが好ましい。図1においては、絶縁部材7の平面視における矩形状の外縁7cの一部、すなわちX方向左側の端部の外縁7cが、放熱部材1の側壁1eに沿うように接している。このように本実施の形態においては、絶縁部材7の外縁7cの少なくとも一部が側壁1eに沿うように接している。
主表面3dは主表面7aに接している。言い換えれば絶縁部材7の下側の主表面7a上に発熱部品3の主表面3dが接触固定されている。このように発熱部品3はその平面視における一部の領域である接触領域3bのみが、絶縁部材7に接触固定されており、非接触領域3aについては絶縁部材7に接触固定されていない。非接触領域3aと絶縁部材7との間には隙間を有している。
なおここでの接触固定とは、主表面7aに対して発熱部品3が接触しながらその主表面7aに対する位置を変えないことが可能であるように載置されていることを意味する。
複数(図1においては2つ)の発熱部品3同士は互いに間隔をあけて、絶縁部材7の主表面7a上に接触固定されている。すなわち図2を参照して、Y方向に関して2つ並ぶ発熱部品3同士の間隔Wがたとえば両者の間に必要な絶縁距離以上の間隔であることが好ましい。
また複数(図1においては2つ)の発熱部品3のそれぞれは、外縁7cの少なくとも一部、すなわち側壁1eに沿うように接している外縁7cの部分と互いに間隔をあけて、絶縁部材7の主表面7a上に接触固定されている。すなわち図2を参照して、X方向に関して2つ並ぶ発熱部品3のそれぞれのX方向左側の端部(非接触領域3aの端部)と外縁7c(側壁1e)との間隔Dがたとえば両者の間に必要な絶縁距離以上の間隔であることが好ましい。
再度図1を参照して、絶縁部材7には、たとえば複数(たとえば6つ)の配線部材用貫通孔7dが形成されている。配線部材用貫通孔7dは、絶縁部材7の主表面7aから主表面7bまでこれを貫通する第1の貫通孔として形成されている。配線部材用貫通孔7dの平面形状は図1においてはたとえば円形としているが、これに限られない。
また絶縁部材7には、たとえば複数(たとえば2つ)の爪部用貫通孔7eが形成されている。爪部用貫通孔7eは、絶縁部材7の主表面7aから主表面7bまでこれを貫通する第2の貫通孔として形成されている。爪部用貫通孔7eの平面形状は図1においてはたとえば円形としているが、これに限られない。
放熱シート9は、放熱部材1の発熱部品載置領域1aにおける一方の主表面1c上に載置されている。放熱シート9は、主表面9aと、主表面9aと反対側に位置する主表面9bとを有している。主表面9aはZ方向下側を、主表面9bはZ方向上側を向いている。放熱シート9はたとえば平面視において矩形状を有する平板状の部材であり、絶縁性を有する材料により形成されている。具体的には放熱シート9は、発熱部品3と放熱部材1との間の電気的な絶縁性と熱的な結合性との双方を兼ね備える、たとえばガラス繊維を配合したシリコーン樹脂からなることが好ましい。
発熱部品3の主表面3cは、その真下の放熱シート9上に載置されており、言い換えれば発熱部品3の主表面3cは放熱シート9の主表面9bに接触している。したがって発熱部品3は、放熱シート9を介しているものの、放熱部材1の発熱部品載置領域1a上に載置されている。このようにここでは発熱部品載置領域1a上に発熱部品3が載置されているとは、発熱部品載置領域1aと発熱部品3の間に放熱シート9などの他の部材を介在している場合を含むこととする。
ネジ11は、たとえばステンレスにより形成されており、ネジ軸部11aとネジ頭部11bとを有している。また放熱部材1の板バネ締結領域1bにおいては、一方の主表面1dから板バネ締結領域1bの内部に延びるタップ穴1gが形成されている。このためネジ軸部11aは、板バネ5の座部5aに形成される上記のネジ穴部5e内をこれに沿って延びることで螺合される。このときネジ頭部11bは板バネ5の座部5aを挟持し、板バネ5を放熱部材1上へ締結させる。
以上に説明した各部材を有する本実施の形態の半導体装置100においては、板バネ5を構成する各部分が次のように各部材に組み付けられている。板バネ5においては、座部5a、剛性部5b、弾性部5cおよび押圧部5dの順に、板バネ締結領域1bから発熱部品載置領域1aに延びている。発熱部品載置領域1aにおいて、弾性部5cおよび押圧部5dは、絶縁部材7の主表面7bのZ方向上側に配置されている。このため発熱部品載置領域1aにおいては、板バネ5の押圧部5dは、Z方向に関して絶縁部材7を挟むように、Z方向上方から下方に向けて発熱部品3を押圧可能である。
以上より、放熱部材1の発熱部品載置領域1aにおいては、放熱部材1上に放熱シート9が載置され、放熱シート9上に発熱部品3が載置されている。また発熱部品3上には絶縁部材7が載置されており、絶縁部材7上からその真下の発熱部品3の中央部をZ方向下方へ押圧可能となるように板バネ5(弾性部5cおよび押圧部5d)が配置されている。したがって絶縁部材7は、Z方向に関して板バネ5(弾性部5cおよび押圧部5d)と発熱部品3との間に配置されている。
押圧部5dは、弾性部5cがZ方向下側に凸となるように折れ曲がった部分であり、この部分がその真下の絶縁部材7の主表面7bを下方に押圧する。これにより、絶縁部材7の直下に配置される発熱部品3がZ方向下方に押圧される。押圧部5dが発熱部品3の特に半導体素子の部分を押圧可能となるように、板バネ5の剛性部5bのZ方向に延びる寸法と、弾性部5cの剛性部5bに対する傾きと、押圧部5dの位置とが設計される。
発熱部品3のうち、特に絶縁部材7の主表面7aに接触された接触領域3bの平面視における中央部に、実際に発熱する半導体素子が実装されていることが好ましい。この場合において、当該半導体素子が実装された接触領域3bの中央部の真上の絶縁部材7の主表面7bの部分に接触するように、押圧部5dが絶縁部材7を押圧する。これにより押圧部5dは、絶縁部材7に接触するように固定された発熱部品の接触領域3bにおける半導体素子を下方に押圧することができる。
次に、本実施の形態の半導体装置100においては、絶縁部材7に設けられた上記の複数の配線部材用貫通孔7dを貫通するように、発熱部品3から延びる配線部材4が挿入されている。配線部材4は、たとえば発熱部品3の外装部材を構成する一の側面からX方向に沿って延び、途中でZ方向に延びるようにほぼ直角に屈曲され、そのZ方向に延びる領域が配線部材用貫通孔7dを貫通している。この配線部材用貫通孔7dへの配線部材4の挿入と、発熱部品3の主表面7a上への接合固定とにより、複数の厚みが等しい発熱部品3は絶縁部材7に実装されて一体化されている。
図1のように板バネ5がネジ11により板バネ締結領域1bに締結された状態においては、板バネ5の押圧部5dが絶縁部材7の主表面7bに接触して弾性部5cを弾性変形させる。このためネジ11を用いて板バネ5を締結することのみにより、押圧部5dは発熱部品3などをZ方向下方に常時押圧することができる。
また本実施の形態の半導体装置100においては、爪部5fが絶縁部材7の爪部用貫通孔7e内に挿入されている。すなわち爪部用貫通孔7eは、爪部5fの数と同じ数(たとえば図1においては2つ)だけ、互いに間隔をあけて配置されている。またそれぞれの爪部用貫通孔7eは、絶縁部材7の主表面7a上に固定されるすべての発熱部品3と互いに間隔をあけて形成される。すなわちそれぞれの爪部用貫通孔7eは、平面視において発熱部品3と重なることなく発熱部品3との間に互いに間隔を保つように形成されている。このため爪部5fと発熱部品3とを電気的に絶縁させることができる。
なお図1にはネジ11が板バネ5の座部5aを放熱部材1上に締結していることにより押圧部5dが発熱部品3を押圧している状態を示している。この押圧時においては爪部5fは上記のように爪部用貫通孔7e内に挿入されている。しかし図2を参照して、ネジ11が締まっておらず押圧部5dが板バネ5を押圧していない非押圧時においては、爪部5fは爪部用貫通孔7eの外側に浮かび上がり、押圧部5dは絶縁部材7の主表面7bから離れるようにZ方向上方へ浮かび上がる。
次に、以上のように各部材が組み付けられた半導体装置100の電気的接続態様について説明する。発熱部品3(接触領域3b)の平面視での中央部に存在する半導体素子が、発熱部品3自身に含まれる図示されない放熱部材上にたとえば高温はんだにより直接固着される。これにより、当該半導体素子と発熱部品3自身に含まれる図示されない放熱部材とが導通することになる。また放熱部材1はネジ11により後述する筐体17(図10参照)などに直接的に固定されてグランドに導通する。このため仮に発熱部品3の外装部材から発熱部品3自身に含まれる図示されない放熱部材が露出しているときには、発熱部品3を放熱部材1上へ直接固定すれば、発熱部品3に実装される半導体素子が、発熱部品3自身に含まれる図示されない放熱部材と、放熱部材1とを通じてグランドに導通される不具合が生じ得る。そこでこのような不具合を抑制する観点から、発熱部品載置領域1aにおいては、放熱部材1の一方の主表面1c上へ発熱部品3を直接載置するのではなく、一方の主表面1cと発熱部品3との間に絶縁性を有する放熱シート9が配置されることが好ましい。
また板バネ5は、ネジ11により放熱部材1上に直接締結されており、板バネ5は放熱部材1を通じてグランドと導通している。このため仮に板バネ5と発熱部品3とが直接的に接触すれば、板バネ5と発熱部品3との間が絶縁不足になる恐れがある。そこで、板バネ5の押圧部5dなどと発熱部品3との間には絶縁部材7が介在されており、これにより板バネ5と発熱部品3との間の電気的な絶縁性を確保している。
次に、図3および図4を参照して、本実施の形態の半導体装置100の各部材の変形例について説明する。図3(A)を参照して、図1および図2に示す爪部5fは、剛性部5bのたとえばY方向奥側(図3(A)の右側)から、Z方向下側に延びる矩形の平板形状を有している。しかしこれに限らず爪部5fは、絶縁部材7の爪部用貫通孔7eへの挿入が容易な任意の形状とすることができる。たとえば図3(B)を参照して、爪部5fは基本的に図3(A)と同様に矩形状を有しその左方外縁と右方外縁とがほぼ平行となっているが、Z方向最下部の角部が丸くなった形状5hを有していてもよい。またたとえば図3(C)を参照して、爪部5fは基本的に図3(A)と同様に矩形状を有しその左方外縁と右方外縁とがほぼ平行となっているが、Z方向最下部の角部が当該外縁に対して斜め方向に延びるように面取りされた形状5iを有していてもよい。またたとえば図3(D)を参照して、爪部5fはZ方向斜め方向に延びる三角形状5jを有していてもよい。
図4を参照して、本実施の形態の変形例としての半導体装置101は、基本的に図1に示す半導体装置100と同様の構成を有するため、同一の構成要素については同一の参照符号を付しその説明を繰り返さない。ただし半導体装置101においては、配線部材用貫通孔7fが、絶縁部材7の外縁のうち、上記の側壁1eに接する一部としての外縁7cとは異なる他の一部である外縁7gに形成されている。すなわち配線部材用貫通孔7fは、たとえばその平面視における円形状の直径部と外縁7gとが重なる結果、半円形の平面形状を有するように形成されている。すなわち外縁7gに複数の、絶縁部材7の外側を向くように内壁が露出された配線部材用貫通孔7fが形成された態様を有している。したがって外縁7gが配線部材用貫通孔7fにより分断されたような態様を有している。また平面視において半円形の配線部材用貫通孔7f内を貫通し、配線部材用貫通孔7fの内壁に接するように、配線部材4が配置されている。
以上について、図4の半導体装置101は、配線部材用貫通孔7dが絶縁部材7の外縁と平面視において交わらないように絶縁部材7の内部に形成され、配線部材用貫通孔7dの内壁は絶縁部材7の外側を向くように露出されない図1の半導体装置100と異なっている。
次に、図5〜図10を用いて、上記の半導体装置100の製造方法について説明する。
図5を参照して、まず第1の領域としての発熱部品載置領域1aと、発熱部品載置領域1aに隣接する第2の領域としての板バネ締結領域1bとを含む放熱部材1が準備される。発熱部品載置領域1aにおける一方の主表面1cよりも板バネ締結領域1bにおける一方の主表面1dの方がZ方向上方に配置される。このためこれらの一方の主表面1c,1dの間に(すなわち発熱部品載置領域1aと板バネ締結領域1bとの間に)段差が形成される。この段差により、発熱部品載置領域1aと板バネ締結領域1bとの境界には側壁1eが形成される。
他方の主表面1fは発熱部品載置領域1aおよび板バネ締結領域1bの双方において共通であるため、板バネ締結領域1bの方が発熱部品載置領域1aよりもZ方向に関して厚く形成される。また板バネ締結領域1bには、一方の主表面1dから他方の主表面1fまでこれを貫通するように延びるタップ穴1gが形成される。
図6を参照して、第1の主表面としての主表面7aと、主表面7aと反対側に位置する第2の主表面としての主表面7bとを有する絶縁部材7が準備される。絶縁部材7には、主表面7aから主表面7bまでこれを貫通する第1の貫通孔としての配線部材用貫通孔7dが形成される。また絶縁部材7には、主表面7aから主表面7bまでこれを貫通する第2の貫通孔としての爪部用貫通孔7eが形成される。
次に、絶縁部材7の主表面7a上に、半導体素子および配線部材を含む発熱部品3が実装固定される。具体的には、まず非接触領域3aと接触領域3bとを有し、これら両領域に共通の主表面3cと、主表面3cの反対側に位置する接触領域3bの主表面3dと非接触領域3aの主表面3eとを有する発熱部品3が準備される。発熱部品3はたとえば市販のTO−220の半導体パッケージであることが好ましい。
なおここでの実装固定とは、主表面7aに対して発熱部品3が接触しながらその主表面7aに対する位置を変えないことが可能であるように実装されることを意味する。
発熱部品3には、たとえば接触領域3b側の端面上から延びる配線部材4が複数形成される。配線部材4は発熱部品3の外装部材から、主表面3cなどに沿って延び、その延在方向に関する途中でほぼ直角に屈曲された構成を有していることが好ましい。
発熱部品3の接触領域3bにおける主表面3dが絶縁部材7の主表面7aに接触するように載置される。またそのように主表面7a上に主表面3dが接触した状態を保ったまま、上記のように屈曲された配線部材4の、上記屈曲された部分よりも先端側の部分が、配線部材用貫通孔7d内に挿入されこれを貫通する。つまり配線部材用貫通孔7d内に配線部材4が貫通される。そして配線部材用貫通孔7dにおいて、配線部材4と絶縁部材7とがはんだ15により互いに固定される。この配線部材4の配線部材用貫通孔7d内への挿入およびはんだ15での固定により、発熱部品3が絶縁部材7に実装固定され、発熱部品3と絶縁部材7とが一体化される。
なおここでは、図6に示す態様と同様に、複数の(特に接触領域3bの、図1に示すZ方向に関する)厚みが等しい発熱部品3が、図1に示すように(Y方向に関して)互いに間隔をあけて主表面7a上に実装固定されることが好ましい。このように複数の発熱部品3が固定される場合、その複数の発熱部品3のそれぞれは絶縁部材7の外縁の少なくとも一部、特に最終的に放熱部材1の側壁1eに接することとなる外縁7cの部分と互いに間隔をあけるように、主表面7a上に実装固定されることが好ましい。
図7を参照して、図6の実装固定の工程において複数の発熱部品3と一体化された絶縁部材7が、発熱部品3が放熱部材1に対向するように設置される。具体的には、発熱部品3が固定された主表面7aがZ方向下側を向くように、すなわち一方の主表面1cに対向するように、放熱部材1の発熱部品載置領域1a上に絶縁部材7が配置される。このとき、絶縁部材7の外縁の少なくとも一部、すなわち図7の外縁7cの部分が、放熱部材1の側壁1eに接触するように絶縁部材7が配置される。また放熱部材1の発熱部品載置領域1aにおける一方の主表面1c上には、主表面9aがZ方向下側を向き一方の主表面1cと接触するように、放熱シート9が載置される。
そして、絶縁部材7の外縁7cが側壁1eに接触した状態を保ちながら、発熱部品3が発熱部品載置領域1a上に載置される位置まで、絶縁部材7が側壁1eに沿って図7中の矢印Mが示すZ方向下側に移動する。この結果、図8に示すように、発熱部品3の主表面3cが放熱シート9の主表面9bに接触し、発熱部品3は放熱シート9上に載置される。すなわち発熱部品3は、放熱シート9の真下にある放熱部材1の発熱部品載置領域1a上に載置される。
図8を参照して、次に板バネ5が準備され、所定の位置に配置される。具体的には、座部5aと、剛性部5bと、弾性部5cと、押圧部5dとがこの順に並ぶように延びる、図1に示すような板バネ5が準備される。上記のように、板バネ5はこれらの他にネジ穴部5e、爪部5fおよび架橋部5gを有している。
板バネ5は、座部5aに形成されたネジ穴部5eが板バネ締結領域1bのタップ穴1gと平面的に重なるように座部5aが一方の主表面1d上に載置される。このとき板バネ5は、座部5a、剛性部5b、弾性部5c、押圧部5dの順に板バネ締結領域1bから発熱部品載置領域1aに向けて延びるように配置される。これにより、発熱部品載置領域1aにおいては押圧部5dが、絶縁部材7を挟むようにその真下の発熱部品3の特に半導体素子の部分を押圧可能な位置に配置されるようにする。またこのとき爪部5fは、絶縁部材7の爪部用貫通孔7eに挿入可能な位置に配置されるようにする。
この状態で、ネジ穴部5eとタップ穴1gとが重なっている部分にネジ11を投入する。この状態においては未だネジ11は板バネ5を締結していないため、座部5aは一方の主表面1dに対して浮かんでおり、押圧部5dは主表面7bに対して浮かんでいる。すなわち図8の状態は図2と同様の、非押圧時に相当する。
図9を参照して、図8の状態に対してその後、ネジ11を締めることにより、板バネ5が板バネ締結領域1bに着脱可能に固定される。これにより、発熱部材載置領域1aにおいては複数の板バネ5の押圧部5dが絶縁部材7の主表面7bに接触しながらこれをZ方向下方に押圧し、その真下の発熱部品3の半導体素子を押圧する。またこのとき爪部5fは、絶縁部材7の爪部用貫通孔7e内に挿入された状態となる。また図9の状態は図1と同様の、押圧時に相当する。
図10を参照して、最後に、放熱部材1の他方の主表面1fを覆うように筐体17がセットされ、筐体17はネジ11により放熱部材1に固定される。このネジ11は、板バネ5を締結したネジ11と同様に、ネジ軸部11aとネジ頭部11bとを有している。また発熱部品3の配線部材4のうちZ方向上方に延びる部分が、放熱部材1などのZ方向上方に配置された回路基板19に、はんだ15などにより実装固定される。図10に示すように、この配線部材4は、回路基板19に形成された貫通穴を貫通した状態ではんだ15などにより固定されてもよい。なお発熱部品3の配線部材4がはんだ15などにより回路基板19に固定される際には、配線部材4と絶縁部材7とのはんだ15による接合部が再溶融しても差し支えない。
次に、本実施の形態に至った課題について説明しながら、本実施の形態の作用効果について説明する。
図11を参照して、比較例における半導体装置900は、基本的に図1に示す半導体装置100と同様の構成を有するため、同一の構成要素については同一の参照符号を付しその説明を繰り返さない。また図11は図1と同様に、半導体装置900の押圧時において発熱部品3を板バネ5の押圧部5dが押圧する態様を示しており、図12は図2と同様に、半導体装置900の非押圧時における態様を示している。
図11および図12を参照して、半導体装置900は半導体装置100と比較して、まず絶縁部材7が配線部材用貫通孔7dおよび爪部用貫通孔7eを有していない点において異なっている。このため配線部材4が絶縁部材7を貫通しておらず、また板バネ5にはそもそも爪部5fが含まれていない。さらに半導体装置900の放熱部材1は、発熱部品載置領域1aと板バネ締結領域1bとの間で、Z方向上側を向く一方の主表面が段差を有しておらず、発熱部品載置領域1aと板バネ締結領域1bとは共通の一方の主表面1hを有している点において半導体装置100と異なっている。このため発熱部品載置領域1aと板バネ締結領域1bとの境界には絶縁部材7の外縁7cが接する側壁1eが設けられていない。以上の各点において半導体装置900はなお放熱部材1と発熱部品3と絶縁部材7とは、板バネ5の押圧力以外のネジなどの手段によっては固定されていない。
半導体装置900においては、放熱部材1に締結された板バネ5が発熱部品3上に乗り上がり上方から発熱部品3を放熱部材1側へ押圧する際に、発熱部品載置領域1aにおける板バネ5がZ方向上方に持ち上げられて傾く。この状態で板バネ5の押圧部5dが絶縁部材7および発熱部品3を押圧すれば、弾性部5cの弾性変形および押圧部5dの押圧力により、発熱部品3がXY平面すなわち水平方向に沿って、本来配置されるべき定位置からずれるように滑り動くという問題がある。このような現象が起これば、発熱部品の絶縁部材に対する位置精度が低下する不具合が起こり得る。
そこで本実施の形態の半導体装置100においては、発熱部品3に含まれる配線部材4が、絶縁部材7に設けられた配線部材用貫通孔7dを貫通する構成を有している。そして当該配線部材4が配線部材用貫通孔7dとはんだ15により互いに固定されている。これにより、発熱部品3が絶縁部材7の主表面7a上のある位置に載置されればそこから動かないように接触固定または実装固定される。したがって、たとえ板バネ5の弾性部5cの変形に伴い押圧部5dが絶縁部材7の主表面7aに沿って水平方向に滑り動いても、発熱部品3が絶縁部材7の主表面7aに対して相対的に水平方向に滑り動いたり、発熱部品3がθ方向に傾いたりする不具合を抑制することができる。
次に、半導体装置100においては、板バネ5が爪部5fを含んでおり、絶縁部材7が爪部5fを挿入するための爪部用貫通孔7eを有している。このため押圧時においては爪部5fが絶縁部材7の爪部用貫通孔7e内に挿入されることから、絶縁部材7がXY平面に沿う方向に関する位置が板バネ5に対して動かないように固定される。爪部5fにより板バネ5が絶縁部材7に対して機械的に連結されるためである。板バネ5は放熱部材1に締結されている。このため、たとえ板バネ5の弾性部5cの弾性変形に伴い押圧部5dが水平方向に動いたとしても、板バネ5の押圧力により絶縁部材7が放熱部材1に対して相対的に水平方向に滑り動く不具合を抑制することができる。
さらに、半導体装置100においては、放熱部材1が発熱部品載置領域1aと板バネ締結領域1bとの境界において側壁1eを有しており、絶縁部材7の外縁7cがその側壁1eに沿うように接している。そして発熱部品3は放熱部材1(放熱シート9)上に載置されている。このようにするために、半導体装置100の製造方法においては、図7に示すように、外縁7cが側壁1eに接触した状態を保ちながら、発熱部品3が放熱部材1(放熱シート9)上に載置される位置まで絶縁部材7が側壁1eに沿ってZ方向下側へ移動する。このようにすることにより、放熱部材1に対する絶縁部材7の位置が一意的に決まるため、放熱部材1に対する発熱部品3が載置されるべき位置を一意的に決めることができる。
板バネ5の押圧部5dは、発熱部品3の特に半導体素子が実装された部分すなわち平面視における中央部をZ方向下方に押圧することにより、発熱部品3の特に発熱量が大きい部分を放熱部材1側へより接触するように押さえ込むことができる。このため、発熱部品3を効率的に冷却することができる。
また本実施の形態においては、上記の配線部材用貫通孔7dへの配線部材4の貫通および両者の接合により、発熱部品3の絶縁部材7に対する位置が一意的に決まる。このため、たとえば複数の発熱部品3を実装する場合においても、発熱部品3の絶縁部材7に対する位置をいったん決めて実装固定すれば、複数の発熱部品3間の絶縁距離を必然的に一定にすることができる。よって1回の実装固定の処理により、上記のように絶縁距離を一定に保つことができ、発熱部品3間の距離が短くなることによる電気的な短絡等の不具合を抑制することができる。
本実施の形態の半導体装置100は、発熱部品3を複数備えるが、これらの複数の発熱部品3のZ方向の厚みが等しく、特に接触領域3bにおけるZ方向の厚みが等しくなっている。このため発熱部品3の主表面3cが放熱シート9上に載置された際に、絶縁部材7の主表面7a,7bがXY平面に対して傾く不具合を抑制することができる。
また発熱部品3は、それが単一であれ複数であれ、外縁7cの少なくとも一部と互いに間隔をあけて、絶縁部材7に対して接触固定または実装固定される。このため発熱部品3と側壁1eとの間の電気的な絶縁距離を確保することができ、これらの間の電気的な短絡などの不具合を抑制することができる。
以上より、半導体装置100においては、配線部材4および配線部材用貫通孔7dにより発熱部品3の絶縁部材7に対する位置が固定され、爪部5fおよび爪部用貫通孔7eならびに側壁1eにより絶縁部材7の放熱部材1に対する位置が固定される。このため複数の発熱部品3同士の間隔および発熱部品3と外縁7cとの間隔を保つことにより、発熱部品3と他の各部材との間の絶縁距離を保つことができ、かつその位置精度を向上させることができる。また板バネ5に押圧された発熱部品3が、半導体装置100全体の主表面に沿う水平方向に沿って絶縁部材7および放熱部材1上を滑り動くなどの不具合を抑制することができる。
なお図4のように絶縁部材7の外縁7gに半円形状の配線部材用貫通孔7fが形成される半導体装置101においても、配線部材4がその配線部材用貫通孔7fの内壁に接するようにZ方向に延びる態様とすれば、基本的に図1の半導体装置100と同様に、配線部材4を当該配線部材用貫通孔7f内に収納させ、発熱部品3を絶縁部材7上に実装可能となる。
その他、半導体装置100においては、弾性部5cが領域ごとにY方向の幅が異なる形状を有しており、より具体的には剛性部5b側に比べて押圧部5d側においてその幅が小さくなっている。これにより、剛性部5b側と比べて押圧部5d側の剛性が低下する。このため板バネ5の弾性部5cのうち剛性部5b側の領域、および剛性部5bの変形が抑制される。
さらに以上の作用効果より、半導体装置100においては、側壁1eのZ方向寸法は、放熱シート9の主表面9aと主表面9bとを結ぶZ方向の厚みと、その上に載置される発熱部品3の接触領域3bの主表面3cと主表面3dとを結ぶZ方向の厚み、絶縁部材7の主表面7aと主表面7bとを結ぶZ方向の厚みとの和よりも厚いことが好ましい。このようにすれば、図7に示すように絶縁部材7の外縁7cを側壁1eに接触させた状態を保ちながら、発熱部品3が発熱部品載置領域1a上に載置される位置まで絶縁部材7を矢印Mの方向に下降させる工程を行なうことが可能となる。
(実施の形態2)
図13および図14を参照して、本実施の形態においては、本実施の形態の半導体装置200は、基本的に図1に示す半導体装置100と同様の構成を有するため、同一の構成要素については同一の参照符号を付しその説明を繰り返さない。ただし半導体装置200においては、絶縁部材7において爪部用貫通孔7eおよび爪部5fが1つずつのみ形成されている。そして爪部5fは剛性部5bから延びているのではなく、剛性部5bから独立して形成されている。具体的には、1対の剛性部5bの間に挟まれた領域、すなわちY方向に関する板バネ5の中央部において、座部5aの架橋部5gのX方向右側の端部から延びるように爪部5fが形成されている。爪部5fは実施の形態1と同様に、特に押圧時においてはZ方向下方に向けて延びている。
なお本実施の形態の爪部5fについても、図3(A)〜(D)に示すように、平面視において矩形状に限らず、角部が丸くなった形状5h、面取りされた形状5iまたは三角形状5jを有していてもよい。
本実施の形態の爪部5fおよび爪部用貫通孔7eによっても、実施の形態1と同様に、絶縁部材7の放熱部材1に対する位置が固定される作用効果を奏することができる。その他の本実施の形態の作用効果についても、基本的に実施の形態1の作用効果と同様であるため、詳細な説明を省略する。
(実施の形態3)
図15および図16を参照して、本実施の形態においては、本実施の形態の半導体装置300は、基本的に図13に示す半導体装置200と同様の構成を有するため、同一の構成要素については同一の参照符号を付しその説明を繰り返さない。ただし半導体装置300においては、板バネ5の座部5aに対する剛性部5bの延びる角度が異なっており、具体的には、図13に比べて座部5aに対して剛性部5bの延びる方向のなす角度が大きくなっている。また剛性部5bに対する弾性部5cの延びる角度も異なっており、具体的には図13に比べて剛性部5bに対する弾性部5cの延びる方向のなす角度が大きくなっている。この点において本実施の形態は、たとえば座部5aに対する剛性部5bの延びる角度がほぼ直角方向(Z方向)である実施の形態1,2と異なっている。なお本実施の形態においても、実施の形態1と同様に、複数の爪部5fおよび爪部用貫通孔7eを有する構成が適用されてもよい。
本実施の形態のように、板バネ5の剛性部5bは座部5aに対して斜め上方向に延びており、かつ弾性部5cが剛性部5bの最上部から斜め下方向に延びていてもよい。このような場合においても、実施の形態1,2と同様の作用効果を奏することができるため、詳細な説明を省略する。
以上に述べた各実施の形態の各例の構成は、技術的に矛盾のない範囲で、適宜組み合わせて適用することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 放熱部材、1a 発熱部品載置領域、1b 板バネ締結領域、1c,1d 一方の主表面、1e 側壁、1f 他方の主表面、1g タップ穴、3 発熱部品、3a 非接触領域、3b 接触領域、3c,3d,3e 主表面、4 配線部材、5 板バネ、5a 座部、5b 剛性部、5c 弾性部、5d 押圧部、5e ネジ穴部、5f 爪部、5g 架橋部、5h 角部が丸くなった形状、5i 面取りされた形状、5j 三角形状、7 絶縁部材、7a,7b,9a,9b 主表面、7c,7g 外縁、7d,7f 配線部材用貫通孔、7e 爪部用貫通孔、9 放熱シート、11 ネジ、15 はんだ、19 回路基板、100,101,200,300,900 半導体装置。

Claims (8)

  1. 放熱部材と、
    前記放熱部材の一部である第1の領域上に載置された発熱部品とを備え、前記発熱部品は半導体素子と、配線部材とを含み、さらに、
    前記放熱部材の前記第1の領域に隣接する第2の領域に着脱可能に固定された板バネと、
    前記第1の領域における前記発熱部品の、前記放熱部材とは反対側に配置され、第1の主表面と、前記第1の主表面と反対側に位置する第2の主表面とを含む絶縁部材とを備え、前記絶縁部材には、前記第1の主表面から前記第2の主表面まで貫通する第1の貫通孔が形成され、
    前記板バネは、前記第2の領域から前記第1の領域に延び、前記第1の領域において前記絶縁部材を挟むように前記発熱部品を押圧可能であり、
    前記放熱部材の前記第1の領域と、前記放熱部材の前記第2の領域との間には段差があり、
    前記放熱部材の前記第1および第2の領域の境界には前記段差による側壁を含み、
    前記絶縁部材の外縁の少なくとも一部は前記側壁に沿うように接し、
    前記配線部材は、前記第1の貫通孔を貫通している、半導体装置。
  2. 前記発熱部品を複数備え、
    前記複数の発熱部品の厚みは等しく、
    前記複数の発熱部品同士は互いに間隔をあけて、かつ前記複数の発熱部品のそれぞれは前記外縁の少なくとも一部と互いに間隔をあけて、前記第1の主表面上に接触固定している、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記絶縁部材は、前記第1の主表面から前記第2の主表面まで貫通する第2の貫通孔をさらに含み、
    前記板バネは爪部を含み、
    前記爪部は前記絶縁部材の前記第2の貫通孔内に挿入されている、請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記板バネは、座部と、前記座部に連なる剛性部と、前記剛性部から屈曲され前記第1の領域に向けて延びる弾性部と、前記弾性部から屈曲され前記発熱部品を押圧する押圧部とを含み、
    前記弾性部は、前記剛性部側に比べて前記押圧部側において、前記外縁の少なくとも一部に沿う方向の幅が小さくなっている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記放熱部材の前記第1の領域と、前記発熱部品との間には、絶縁性を有する放熱シートが配置されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 第1の領域と、前記第1の領域に隣接する第2の領域とを含む放熱部材を準備する工程と、
    第1の主表面と、前記第1の主表面と反対側に位置する第2の主表面とを含み、前記第1の主表面から前記第2の主表面まで貫通する第1の貫通孔が形成された絶縁部材を準備する工程と、
    前記絶縁部材の前記第1の主表面上に、半導体素子および配線部材を含む発熱部品を実装固定する工程と、
    前記発熱部品が実装固定された前記絶縁部材を、前記発熱部品が前記放熱部材に対向するように設置する工程と、
    前記第2の領域から前記第1の領域に延び、前記第1の領域において前記絶縁部材を挟むように前記発熱部品を押圧可能とする板バネを、前記第2の領域に着脱可能に固定する工程とを備え、
    前記放熱部材を準備する工程においては、前記第1の領域と前記第2の領域との間に段差が形成され、かつ前記第1および第2の領域の境界には前記段差による側壁が形成され、
    前記発熱部品を実装固定する工程においては、前記第1の貫通孔に前記配線部材を貫通させ、
    前記絶縁部材を設置する工程においては、前記絶縁部材の外縁の少なくとも一部が前記側壁に接触した状態を保ちながら、前記発熱部品が前記放熱部材の前記第1の領域上に載置される位置まで、前記絶縁部材が前記側壁に沿って移動する、半導体装置の製造方法。
  7. 前記実装固定する工程においては、厚みの等しい複数の前記発熱部品同士が互いに間隔をあけて、かつ前記複数の発熱部品のそれぞれは前記外縁の少なくとも一部と互いに間隔をあけて、前記第1の主表面上に実装固定される、請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記絶縁部材を準備する工程においては、前記第1の主表面から前記第2の主表面まで前記絶縁部材を貫通する第2の貫通孔がさらに形成され、
    前記板バネを着脱可能に固定する工程においては、前記板バネに含まれる爪部が前記第2の貫通孔内に挿入される、請求項6または7に記載の半導体装置の製造方法。
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