JP2017173727A - 光走査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光走査装置の部品の配置の自由度を高める。
【解決手段】第一の光源21aと、第二の光源21bと、第一の光源から出射された第一の光ビームが第一の感光体102Y、102Mの表面上を走査し、第二の光源から出射された第二の光ビームが第二の感光体102C、102Bkの表面上を走査するように第一の光ビームおよび第二の光ビームを偏向する回転多面鏡30と、第一の光源から出射された第一の光ビームを回転多面鏡へ入射させる第一の入射光学系(2a、3a、4a)と、第二の光源から出射された第二の光ビームを回転多面鏡へ入射させる第二の入射光学系(2b、3b、4b)と、第一の光源、第二の光源、回転多面鏡、第一の入射光学系および第二の入射光学系を保持する筐体85と、を備え、第一の入射光学系と第二の入射光学系の配置構成は、回転多面鏡の回転軸31について点対称である光走査装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転多面鏡を有する光走査装置に関する。
従来、光走査装置は、電子写真方式を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成装置に用いられている。複数の感光体を用いてカラー画像を形成する画像形成装置は、装置を小型化するために、一つの回転多面鏡で複数の光ビームを偏向して複数の感光体を露光する光走査装置を有する。回転多面鏡は、光走査装置の中央部に設けられ、複数の光ビームを出射する複数の光源は、回転多面鏡に対して一方の側に配置されている(特許文献1)。この構成により、光走査装置の部品点数を減らすとともに光走査装置を小型化している。
特開2007−178573号公報
最近は、画像形成速度の高速化のために、複数の光ビームを出射するマルチビーム光源が用いられている。マルチビーム光源としては、通常、面発光レーザが用いられる。面発光レーザは、従来の端面発光レーザのようにリア光を出射しない。従来の端面発光レーザは、端面発光レーザの裏側に光量検出器を配置して、リア光を検出することにより、光ビームの光量を調整することができる。そのため、光走査装置の内部に光量検出器を配置するための空間を確保する必要がなかった。
しかし、面発光レーザは、リア光を出射しないので、面発光レーザから出射された光ビームを分割する半透鏡と、半透鏡により分割された光ビームを受光する光量検出器とを光走査装置の内部に配置する必要がある。さらに、半透鏡と光量検出器との間の光路を光走査装置の内部に確保する必要がある。
図6は、従来例の光走査装置の主な構成要素を示す斜視図である。面発光レーザとしての光源33a、33bが設けられたレーザ基板34a、34bは、回転多面鏡30の一方の側にまとめて配置されている。各々の光源33a、33bから出射された光ビームは、コリメータレンズ35a、35bおよび円柱レンズ36a、36bを経由し、各々の光路上に配置された半透鏡37a、37bへ入射する。半透鏡37a、37bを透過した光ビームは、回転多面鏡へ入射する。半透鏡37a、37bによって反射された光ビームは、結像レンズ38a、38bを介して光量検出器39a、39bへ入射する。半透鏡37a、37b、結像レンズ38a、38b及び光量検出器39a、39bは、光量検出部40を構成する。このように、光源33a、33bから回転多面鏡30までの空間に光量検出部40を配置する場合、それぞれの光源33a、33bから出射された光ビームの光路がお互いに干渉しないように、光量検出部40を構成する必要がある。
また、レーザ基板34aとレーザ基板34bとを共通の部品で構成しているので、レーザ基板34aの配置と比較して、レーザ基板34bは、光軸回りに180度回転して配置されている。その結果、レーザ基板34bの光源33bの複数の発光点から出射される光ビームの順番は、レーザ基板34aの光源33aの複数の発光点から出射される光ビームの順番に対して逆転する。また、光量検出部40に設けた光量検出器39a、39bを保持する基板32a、32bも、光量検出器39a、39bの配置位置に従って図6に示すように一方の基板32bを他方の基板32aに対して回転させて配置する必要がある。さらに、結像レンズ38a、38bを配置するための空間に制約があるので、光量検出器39a、39b上に結像する光ビームの十分なスポット径を得られないことがある。
このように、複数の光量検出器39a、39bを含む光量検出部40を配置するための空間を光走査装置の内部に確保するために、各部品の配置のための設計自由度が低くなり、また、光走査装置が大型化したりする。また、設計自由度を高めるために半透鏡37a、37bや光量検出器39a、39bの配置位置をそれぞれの入射光学系ごとに異ならせると、部品の共通化が困難である。
そこで、本発明は、部品の配置の自由度を高めることができる光走査装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明の一実施例による光走査装置は、
第一の光ビームを出射する第一の光源と、
第二の光ビームを出射する第二の光源と、
前記第一の光源から出射された前記第一の光ビームが第一の感光体の表面上を走査し、前記第二の光源から出射された前記第二の光ビームが第二の感光体の表面上を走査するように前記第一の光ビームおよび前記第二の光ビームを偏向する回転多面鏡と、
前記第一の光源から出射された前記第一の光ビームを前記回転多面鏡へ入射させる第一の入射光学系と、
前記第二の光源から出射された前記第二の光ビームを前記回転多面鏡へ入射させる第二の入射光学系と、
前記第一の光源、前記第二の光源、前記回転多面鏡、前記第一の入射光学系および前記第二の入射光学系を保持する筐体と、
を備え、
前記第一の入射光学系と前記第二の入射光学系の配置構成は、前記回転多面鏡の回転軸について点対称であることを特徴とする。
本発明によれば、光走査装置の部品の配置の自由度を高めることができる。
実施例1の光走査装置の主な構成要素を示す斜視図。 実施例1の光走査装置の主な構成要素を示す平面図。 実施例1の制御システムを示す図。 実施例1の画像形成装置の断面図。 実施例2の光走査装置の主な構成要素を示す斜視図。 従来例の光走査装置の主な構成要素を示す斜視図。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
(画像形成装置)
図4は、実施例1の画像形成装置100の断面図である。画像形成装置100として、複数色のトナーを用いて記録媒体Sに画像を形成するタンデム型デジタルカラーレーザービームプリンタ(カラー画像形成装置)を用いて本実施例を説明する。画像形成装置100には色別に画像を形成する4つの画像形成部(画像形成手段)101Y、101M、101C、101Bkが設けられている。ここで、Y、M、C、Bkは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを表している。画像形成部101Y、101M、101C、101Bkは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーを用いて画像形成を行う。
画像形成部101Y、101M、101C、101Bkには、それぞれ像担持体としての感光ドラム(感光体)102Y、102M、102C、102Bkが設けられている。感光ドラム102Y、102M、102C、102Bkの周りには、帯電装置103Y、103M、103C、103Bk、現像装置105Y、105M、105C、105Bk及びクリーニング装置106Y、106M、106C、106Bkが設けられている。4つの画像形成部101の上方には、光走査装置(露光装置)104が配置されている。
感光ドラム102Y、102M、102C、102Bkの下方には、無端ベルト状の中間転写ベルト(中間転写体)107が配置されている。中間転写ベルト107は、駆動ローラ108と従動ローラ109及び110とに張架され、画像形成動作中に図4の矢印Bで示す方向に回転する。中間転写ベルト107を介して感光ドラム102Y、102M、102C、102Bkに対向して、一次転写装置111Y、111M、111C、111Bkが設けられている。画像形成部101は、感光ドラム102、帯電装置103、光走査装置104、現像装置105、一次転写装置111及びクリーニング装置106を含む。
画像形成装置100は、中間転写ベルト107上に形成されたトナー像を記録媒体Sへ転写する二次転写装置(転写手段)112及び記録媒体S上のトナー像を定着する定着装置113が設けられている。
画像形成装置100には、4つの画像形成部101の下流側に光学センサ(検出手段)117が設けられている。光学センサ117は、電源ON時等の所定のタイミングで中間転写ベルト107上に形成される色ずれ測定用パターンを検出する色ずれ検出手段として機能する。光学センサ117の検出結果は、主走査方向の倍率や片倍率、並びに副走査方向の走査線の傾きや曲り、書き出し位置等の補正に用いられる。また、光学センサ117は、中間転写ベルト107上に形成される濃度測定用パッチを検出する濃度検出手段として機能する。光学センサ117の検出結果は、各色の濃度の補正に用いられる。
(画像形成プロセス)
次に、画像形成装置100の画像形成プロセスを説明する。画像形成部101Y、101M、101C、101Bkにおける画像形成プロセスは同一であるので、画像形成部101Yの画像形成プロセスを例に説明し、画像形成部101M、101C、101Bkの画像形成プロセスについての説明を省略する。
画像形成部101Yの帯電装置103Yは、回転する感光ドラム102Yの表面を均一に帯電する。光走査装置104は、レーザ光(以下、光ビームという。)LYを出射し、均一に帯電された感光ドラム102Yの表面を光ビームで露光する。これによって、回転する感光ドラム102Y上(感光体上)に静電潜像が形成される。現像装置105Yは、感光ドラム102Y上の静電潜像をイエロートナーで現像してトナー像にする。転写バイアスが印加された一次転写装置111Y、111M、111C、111Bkは、感光ドラム102Y上のイエロー上のイエロートナー像を中間転写ベルト107上へ転写する。
同様に、画像形成部101M、101C、101Bkで形成されたマゼンタ、シアン、ブラックのトナー像は、中間転写ベルト107へ順次一次転写される。各色のトナー像は、中間転写ベルト107上で重ね合わされる。一次転写後に感光ドラム102Y、102M、102C、102Bk上に残ったトナーは、クリーニング装置106Y、106M、106C、106Bkにより除去される。中間転写ベルト107上に重ね合わされた4色のトナー像は、手差し給送カセット114又は給紙カセット115から二次転写部T2へ搬送された記録媒体S上へ二次転写装置112により二次転写される。定着装置113は、記録媒体S上のトナー像を加熱および加圧して記録媒体Sへ定着しフルカラー画像を形成する。フルカラー画像が形成された記録媒体Sは、排出部116へ排出される。
(光走査装置)
光走査装置104は、それぞれの色の画像データ(画像情報)に従って画像形成部101のそれぞれの感光ドラム102Y、102M、102C及び102Bkをそれぞれの所定のタイミングで露光する。それによって、感光ドラム102上に、それぞれの色の画像データに従ってトナー像が形成される。本実施例において、光走査装置104は、4つの画像形成部101Y、101M、101C及び101Bkに共用されている。光走査装置104は、回転多面鏡(偏向手段)30、光学部品および電気部品を内部に保持する光学箱(以下、筐体という。)85と、筐体85の内部を密封する密封手段としての蓋86とを有する。
図1、図2及び図4を参照して、実施例1の画像形成装置100に搭載される光走査装置104における回転多面鏡30の近傍の光学部品および電気部品の配置ならびに光路を説明する。図1は、実施例1の光走査装置104の主な構成要素を示す斜視図である。図2は、実施例1の光走査装置104の主な構成要素を示す平面図である。
光源ユニットとしてのレーザ基板1(1a、1b)は、面発光レーザ(以下、光源という。)21を保持している。レーザ基板1aに設けられた光源21aは、イエロー成分の画像データに従って光ビームLYを出射するイエロー用の光源21Yと、マゼンタ成分の画像データに従って光ビームLMを出射するマゼンタ用の光源21Mとを有する。レーザ基板1bに設けられた光源21bは、シアン成分の画像データに従って光ビームLCを出射するシアン用の光源21Cと、ブラック成分の画像データに従って光ビームLBkを出射するブラック用の光源21Bkとを有する。本実施例において、光源21Y、21M、21C、21Bkは、それぞれ複数の光ビームを出射するマルチビーム発生手段としての垂直共振器面発光レーザ(VCSEL)である。しかし、光源21Y、21M、21C、21Bkは、これに限定されるものではなく、外部共振器型垂直面発光レーザ (VECSEL)であってもよい。また、光源21Y、21M、21C、21Bkは、単一の光ビームを出射する面発光レーザであってもよい。
コリメータレンズ2(2a、2b)は、光源21(21a、21b)から出射された光ビームL(LY、LM、LC、LBk)を略平行光へ変換する。コリメータレンズ2は、光走査装置104の部品組み付けや光学的な調整を行う工場で、光源21から出射される放射状の光が略平行光へ変換されるように光学的に予め調整されている。調整されたコリメータレンズ2は、接着剤などの固定手段により光学的な位置が変化しないように筐体85(図4)に固定されている。円柱レンズ3(3a、3b)は、光ビームLを回転多面鏡30の反射面上に線状に結像させる。円柱レンズ3は、コリメータレンズ2と同様に工場で予め調整され、接着剤などの固定手段により筐体85に固定されている。
光走査装置104は、光源21から出射される光ビームLの光量を一定に制御するために、自動光量制御(Auto−Power―Control、以下、APCという。)を実行する。本実施例のように光源21が面発光レーザである場合、光源21は、端面発光レーザのようにリア光を出射しないので、リア光を検出して光源21の光量を調整することができない。そこで、光源21から回転多面鏡30へ向って出射された光ビームLをビームスプリッタ(ビーム分割手段)としての半透鏡4(4a、4b)により二つに分割する。分割された一つの光ビームを光量検出器(光学センサ)としての光電変換素子(フォトダイオード、以下、PDという。)11(11a、11b)へ入射してAPCを実行する。
半透鏡4(4a、4b)は、光源21と回転多面鏡30との間の光路上に設けられている。半透鏡4は、光源21から出射された光ビームLの一部をPD11へ入射させる。すなわち、半透鏡4は、円柱レンズ3から出射された光ビームLの一部を透過させて、回転多面鏡30の反射面上に結像さるとともに、光ビームLの残りの一部を反射して、結像レンズ5(5a、5b)へ入射させる。結像レンズ5は、半透鏡4により反射された光ビームLをPD11上に所定の寸法に結像させる。PD11(11a、11b)は、光量検出基板(以下、PD基板という。)6(6a、6b)にそれぞれ保持されている。光量検出手段としてのPD11は、光ビームを受光し、受光した光ビームの光量に応じた強度の検出信号(光量信号)を出力する。半透鏡4、結像レンズ5およびPD基板6は、工場で光学的な位置を調整され、接着剤などの固定手段により筐体85に固定されている。
光走査装置104の略中央部に、4本の光ビームLY、LM、LC、LBkを偏向する共通の回転多面鏡30が設けられている。光源21a(21Y、21M)から出射された光ビームLY、LMは、回転多面鏡30の一つの反射面に入射する。光源21b(21C、21Bk)から出射された光ビームLC、LBkは、回転多面鏡30の別の一つの反射面に入射する。すなわち、光源21a(21Y、21M)から出射された光ビームLY、LMと光源21b(21C、21Bk)から出射された光ビームLC、LBkは、回転多面鏡30の異なる反射面に入射する。回転多面鏡30、回転多面鏡30を回転させるモータ209及びモータ209を駆動するモータ駆動部305は、モータ駆動基板9に設けられている。モータ駆動基板9は、接着剤やねじなどの固定手段により筐体85に固定されている。回転多面鏡30は、矢印Rで示す方向(図1において左回り)に回転する。光ビームLY、LMは、回転多面鏡30により主走査方向Yaに偏向され、感光ドラム102Y、102Mの表面上を走査する。光ビームLC、LBkは、回転多面鏡30により主走査方向Ybに偏向され、感光ドラム102Y、102Mの表面上を走査する。本実施例において、光ビームLY、LMと光ビームLC、LBkは、回転多面鏡30の異なる反射面に入射するので、主走査方向YaとYbは、図1において互いに逆方向である。
レーザ基板1aの光源21a(21Y、21M)から出射され、回転多面鏡30により反射された光ビームLY、LMは、走査レンズ7a及び17a(図4)へ入射する。走査レンズ7a及び17aは、光ビームLY、LMを感光ドラム102Y、102Mの表面上に結像する結像光学手段である。レーザ基板1bの光源21b(21C、21Bk)から出射され、回転多面鏡30により反射された光ビームLC、LBkは、走査レンズ7b及び17b(図4)へ入射する。走査レンズ7b及び17bは、光ビームLC、LBkを感光ドラム102C、102Bkの表面上に結像する結像光学手段である。走査レンズ7a、7b、17a及び17bは、回転多面鏡30により等角速度で偏向された光ビームLY、LM、LC、LBkを感光ドラム102Y、l02M、102C、102Bkの表面上を等速で走査させるfθレンズである。走査レンズ7a、7b、17a及び17bは、接着剤や板ばねなどの固定手段により筐体85に固定されている。
光ビームLが走査する主走査方向Y(Ya、Yb)において画像形成領域の外側で画像形成領域の近傍に、回転多面鏡30により偏向された光ビームLを受光する光検出器(以下、BDという。)12(12a、12b)が設けられている。BD12(12a、12b)は、それぞれ光検出器基板(以下、BD基板という。)8(8a、8b)に設けられている。BD12は、光ビームLを受光すると主走査方向Yの同期信号(以下、BD信号という。)を生成する信号生成手段である。光走査装置104は、画像データに従って光ビームLにより感光ドラム102の表面上に形成される静電潜像の主走査方向Yの書き込み開始位置を一定にするために、BD信号に基づいて光源21からの光ビームLの出射開始時期を制御する。BD基板8は、接着剤などの固定手段により筐体85に固定されている。
以下、図4を参照して、回転多面鏡30により偏向された光ビームLY、LM、LC、LBkのそれぞれの光路を説明する。感光ドラム102Yに対応する光源21Yから出射された光ビームLYは、回転多面鏡30により偏向され、走査レンズ7aに入射する。走査レンズ7aを通過した光ビームLYは、走査レンズ17aに入射し、走査レンズ17aを通過した後、反射鏡62aにより反射される。反射鏡62aにより反射された光ビームLYは、感光ドラム102Yを走査する。
感光ドラム102Mに対応する光源21Mから出射された光ビームLMは、回転多面鏡30により偏向され、走査レンズ7aに入射する。走査レンズ7aを通過した光ビームLMは、走査レンズ17aに入射し、走査レンズ17aを通過した後、反射鏡62b、反射鏡62c、反射鏡62dにより反射される。反射鏡62dにより反射された光ビームLMは、感光ドラム102Mを走査する。
感光ドラム102Cに対応する光源21Cから出射された光ビームLCは、回転多面鏡30により偏向され、走査レンズ7bに入射する。走査レンズ7bを通過した光ビームLCは、走査レンズ17bに入射し、走査レンズ17bを通過した光ビームLCは、反射鏡62e、反射鏡62f、反射鏡62gにより反射される。反射鏡62gにより反射された光ビームLCは、感光ドラム102Cを走査する。
感光ドラム102Bkに対応する光源21Bkから出射された光ビームLBkは、回転多面鏡30により偏向され、走査レンズ7bに入射する。走査レンズ7bを通過した光ビームLBkは、走査レンズ17bに入射し、走査レンズ17bを通過した後、反射鏡62hにより反射される。反射鏡62hにより反射された光ビームLBkは、感光ドラム102Bkを走査する。
次に、図2を参照して、光走査装置104における回転多面鏡30の近傍の光学部品および電気部品の配置を説明する。光源21a(21Y、21M)、コリメータレンズ2a、円柱レンズ3a、半透鏡4a、結像レンズ5a、PD11aおよびBD12aを含む第一の入射光学系は、第一の入射光学部品群41を構成する。第一の入射光学部品群41は、第一の入射光学系に加えて、レーザ基板1a、PD基板6a及びBD基板8aを含んでいてもよい。このように、第一の入射光学部品群41は、第一の入射光学系の光源21a(21Y、21M)から回転多面鏡30までの光路上に配置された光学部品および電気部品を含んでいるとよい。光源21b(21C、21Bk)、コリメータレンズ2b、円柱レンズ3b、半透鏡4b、結像レンズ5b、PD11bおよびBD12bを含む第二の入射光学系は、第二の入射光学部品群42を構成する。第二の入射光学部品群42は、第二の入射光学系に加えて、レーザ基板1b、PD基板6b及びBD基板8bを含んでいてもよい。このように、第二の入射光学部品群42は、第二の入射光学系の光源21b(21C、21Bk)から回転多面鏡30までの光路上に配置された光学部品および電気部品を含んでいるとよい。
本実施例において、第一の入射光学部品群41および第二の入射光学部品群42の配置構成は、回転多面鏡30の回転軸31について点対称である。すなわち、第一の入射光学部品群41のそれぞれの部品を回転多面鏡30の回転軸31を中心に180°回転させると、第二の入射光学部品群42の対応する部品と重なるように、第一の入射光学部品群41および第二の入射光学部品群42は配置されている。このように複数の入射光学部品群を回転多面鏡30の回転軸31について点対称に配置することにより、光源21から回転多面鏡30までの光路上の光学部品や電気部品を回転多面鏡30の手前側と奥側のそれぞれに分散して配置することができる。その結果、部品の共通化と設計自由度の両立を容易に達成することができる。
第一の入射光学系の光源21a(21Y、21M)から出射され、回転多面鏡30により偏向された光ビームLY、LMを感光ドラム102Y、102Mの表面上に結像させる第一の走査光学系(第一の結像光学系)は、走査レンズ7aを含む。第一の走査光学系は、走査レンズ17a、反射鏡62a、62b、62c、62dを含んでいてもよい。第二の入射光学系の光源21b(21C、21Bk)から出射され、回転多面鏡30により偏向された光ビームLC、LBkを感光ドラム102C、102Bkの表面上に結像させる第二の走査光学系(第二の結像光学系)は、走査レンズ7bを含む。第二の走査光学系は、走査レンズ17b、反射鏡62e、62f、62g、62hを含んでいてもよい。第一の入射光学部品群41および第二の入射光学部品群42の配置構成が回転多面鏡30の回転軸31について点対称である場合、図2に示すように第一の走査光学系の光軸Xaと第二の走査光学系の光軸Xbとの間にずれΔEが発生する。このずれΔEは、主走査方向Y(Ya、Yb)において対向するそれぞれの側から光ビームLY、LMと光ビームLC、LBkを反対向きに回転多面鏡30へ入射させることによって発生する。すなわち、光ビームLY、LMが回転多面鏡30へ入射する偏向点DPaと光ビームLC、LBkが回転多面鏡30へ入射する偏向点DPbとの間に主走査方向Y(Ya、Yb)のずれが発生する。偏向点DPaと偏向点DPbの主走査方向Y(Ya、Yb)のずれが、光軸Xaと光軸XbのずれΔEを発生させる。
第一の走査光学系の光軸Xaと第二の走査光学系の光軸Xbの間にずれΔEがある場合、第一の走査レンズ7aと第二の走査レンズ7bが同じであるので第一の走査光学系の走査領域と第二の走査光学系の走査領域が主走査方向Yにずれる。そのため、画像形成装置100により形成されるカラー画像の最大画像幅を確保するために、第一の走査光学系と第二の走査光学系の露光可能領域は、最大画像幅よりずれΔEだけ大きい幅を有する必要がある。本実施例の第一および第二の走査光学系の走査レンズ7a、7b、17a、17bは、ずれΔEを加味したレンズ鏡面領域を確保している。
また、第一の走査光学系の光軸Xaと第二の走査光学系の光軸Xbの間にずれΔEがある場合、画像形成時の第一の走査光学系の走査レンズ7a、17aの使用領域と第二の走査光学系の走査レンズ7b、17bの使用領域が主走査方向Yにずれる。第一の走査光学系の走査レンズ7a、17aと第二の走査光学系の走査レンズ7b、17bの使用領域の違いは、部分倍率プロファイル(以下、部分倍率という。)のずれ(部分倍率差)を発生させる。ここで、部分倍率は、感光ドラム102の表面上に形成される静電潜像の主走査方向Yの中心の光軸X(Xa、Xb)に対する左右の倍率をいう。カラー画像を形成する場合、部分倍率のずれは、色ずれ等の画像不良の原因となる。そこで、部分倍率のずれを補正するための補正データを予め工場で測定し、光走査装置104のメモリ(不揮発性記憶手段)306(図3)に補正データを保存しておく。部分倍率のずれ補正は、第一の走査光学系の部分倍率と第二の走査光学系の部分倍率との相対差を補正する。画像形成装置100による画像形成の際に部分倍率のずれによる色ずれが画像に発生しないように、補正データに基づいて光源21の発光タイミングが制御される。これによって、部分倍率のずれによる色ずれの発生を防止する。
(制御システム)
次に、光走査装置104を制御する制御システム300を説明する。図3は、実施例1の制御システム300を示す図である。制御システム300は、光走査装置104を制御するCPU(制御部)303を有する。CPU303は、光走査装置104に設けられていてもよいし、画像形成装置100の本体に設けられていてもよい。CPU303は、光走査装置104を制御するメインプログラム及びサブプログラムが保存されているROM(記憶部)308及びプログラムの実行中に必要なデータを保存する内蔵RAM(記憶部)307を有する。
CPU303は、メモリ306、光源駆動部304及びモータ駆動部305に電気的に接続されている。メモリ306、光源駆動部304及びモータ駆動部305は、光走査装置104に設けられている。CPU303は、画像処理部309に電気的に接続されている。画像処理部309は、画像形成装置100の本体に設けられている。画像処理部309は、画像データを生成し、生成した画像データをCPU303へ入力する。CPU303は、画像データに基づいて光源駆動部304を制御し、光源21から画像データに従って光ビームを出射させる。
CPU303は、PD11に電気的に接続されている。CPU303は、PD11から出力される検出信号(光量信号)に基づいて、光源21から出力される光ビームLの光量が一定になるように光源駆動部304を制御して光量を調整する。CPU303は、BD12に電気的に接続されている。CPU303は、画像データに従って光ビームLにより感光ドラム102の表面上に形成される静電潜像の主走査方向Yの書き込み開始位置を一定にするために、BD信号に基づいて光源駆動部304を制御して光源21からの光ビームLの出射開始時期を制御する。
メモリ306は、第一の走査光学系の光軸Xaと第二の走査光学系の光軸Xbとの間のずれΔEに起因する部分倍率のずれを補正するための補正データを保存している。CPU303は、メモリ306に保存された補正データに基づいて光源21の発光タイミングを制御して、部分倍率のずれによる色ずれを補正する部分倍率補正手段として機能する。なお、部分倍率のずれ補正は、第一の走査光学系の部分倍率と第二の走査光学系の部分倍率との相対差を補正するとよい。部分倍率の相対差を補正することにより、メモリ306に保存する補正データの容量を少なくすることができる。メモリ306は、また、各光ビームLY、LM、LC、LBkの光量データおよび露光補正を行うためのデータを保存している。CPU303は、画像形成装置100の電源投入時や光走査装置104の交換時などの所定のタイミング毎にメモリ306内の様々なデータを読み出し、画像形成装置100の制御に用いる。
CPU303は、光学センサ117に電気的に接続されている。画像形成装置100は、電源投入時を含む所定のタイミング毎に色ずれの補正および画像濃度の補正を実行する。光学センサ117は、中間転写ベルト107上に形成された色ずれ測定用パターンおよび濃度測定用パッチを検出する。CPU303は、光学センサ117の検出結果に基づいて各色間の相対的な色ずれ量を算出し、また、各色の濃度ずれ量を算出する。CPU303は、メモリ306から基準色ずれ補正データおよび基準濃度補正データを読み出す。CPU303は、検出した色ずれ量と基準色ずれ補正データに基づいて色ずれ補正量を生成する。また、CPU303は、検出した濃度ずれ量と基準濃度補正データに基づいて濃度補正量を生成する。CPU303は、色ずれ補正量および濃度補正量に基づいて光源21から出射される光ビームLの出射時期および光量を制御し、各色の色ずれや濃度を所定の範囲内に維持する。例えば、画像形成装置100の色ずれ補正動作は、予め画像形成装置100に設定された基準色に対して、他の色の書き出し位置や傾き、曲り等の主走査および副走査に関わるズレを合わせる補正が行われる。
本実施例によれば、第一の入射光学部品群41および第二の入射光学部品群42の配置構成は、一つの共通する回転多面鏡30の回転軸31について点対称である。よって、第一の入射光学部品群41の光学部品および電気部品と第二の入射光学部品群42光学部品および電気部品を全て共通化させることができる。また、光源21として使用される面発光レーザの光量調整に必要な半透鏡4およびPD11の配置自由度を確保することができる。このように部品の共通化を図ることで、使用部品の種類を抑制することができるため、部品を作製する型等の投資費用の削減や、使用部品の集約化によるコストダウンにも効果を有する。
本実施例によれば、光走査装置104の部品の共通化を図るとともに部品の配置の自由度を高めることができる。
以下、実施例2を説明する。実施例2において、実施例1と同様の構造には同様の参照符号を付して説明を省略する。実施例2の画像形成装置100及び制御システム300は、実施例1と同様であるので説明を省略する。実施例2の光走査装置104は、実施例1と異なる。以下、実施例1と異なる点を主に説明する。
(光走査装置)
図5を参照して、実施例2の画像形成装置100に搭載される光走査装置104における回転多面鏡30の近傍の光学部品および電気部品の配置ならびに光路を説明する。図5は、実施例2の光走査装置104の主な構成要素を示す斜視図である。
図5に示すように、実施例2によれば、さらに部品の集約化が可能である。図5において、図1および図2に示す構造と同様の構造には同様の参照符号を付して、説明を省略する。光源ユニットとしてのレーザ基板51(51a、51b)は、光源21(21a、21b)(21bは不図示)、PD11(11a、11b)(11bは不図示)及びBD12(12a、12b)(12bは不図示)を保持している。実施例2においては、実施例1のPD基板6およびBD基板8を別に設けずに、1枚のレーザ基板51上にPD11およびBD12を保持している。これによって、PD11を保持するPD基板およびBD12を保持するBD基板を、光源21を保持する1枚のレーザ基板51に集約することができる。また、個別の基板へ電源を供給するための束線を設ける必要が無く、使用する束線の種類を少なくすることができる。レーザ基板51bは、レーザ基板51aと同様の構造を有するので、レーザ基板51b上に保持される光源21b、PD11b及びBD12bの図示を省略する。
半透鏡4により反射された光ビームLをPD11へ導く光路上に、反射鏡(反射部材)10(10a、10b)が設けられている。反射鏡10は、光ビームLを光源21の近傍へ戻すことができるので、反射鏡10を設けない場合と比べてレーザ基板51の寸法を小さくすることができる。本実施例においては、図5に示すように、半透鏡4と結像レンズ5との間に反射鏡10が設けられている。しかし、反射鏡は、結像レンズ5とPD11との間に設けられていてもよい。また、半透鏡4とPD11との間に複数の反射鏡を設けてもよい。
次に、光走査装置104における回転多面鏡30の近傍の光学部品および電気部品の配置を説明する。光源21a(21Y、21M)、コリメータレンズ2a、円柱レンズ3a、半透鏡4a、反射鏡10a、結像レンズ5a、PD11aおよびBD12aを含む第一の入射光学系は、第一の入射光学部品群71を構成する。第一の入射光学部品群71は、第一の入射光学系に加えて、レーザ基板51aを含んでいてもよい。このように、第一の入射光学部品群71は、第一の入射光学系の光源21a(21Y、21M)から回転多面鏡30までの光路上に配置された光学部品および電気部品を含んでいるとよい。光源21b(21C、21Bk)(不図示)、コリメータレンズ2b、円柱レンズ3b、半透鏡4b、反射鏡10b、結像レンズ5b、PD11b(不図示)およびBD12b(不図示)を含む第二の入射光学系は、第二の入射光学部品群72を構成する。第二の入射光学部品群72は、第二の入射光学系に加えて、レーザ基板51bを含んでいてもよい。このように、第二の入射光学部品群72は、第二の入射光学系の光源21b(21C、21Bk)(不図示)から回転多面鏡30までの光路上に配置された光学部品および電気部品を含んでいるとよい。
本実施例の第一の入射光学部品群71および第二の入射光学部品群72の配置構成は、実施例1と同様に回転多面鏡30の回転軸31について点対称である。すなわち、第一の入射光学部品群71のそれぞれの部品を回転多面鏡30の回転軸31を中心に180°回転させると、第二の入射光学部品群72の対応する部品と重なるように、第一の入射光学部品群71および第二の入射光学部品群72は配置されている。これにより、部品の共通化と設計自由度の両立を容易に達成することができる。
第一の入射光学系の光源21a(21Y、21M)から出射され、回転多面鏡30により偏向された光ビームLY、LMを感光ドラム102Y、102Mの表面上に結像させる第一の走査光学系(第一の結像光学系)は、走査レンズ7aを含む。第二の入射光学系の光源21b(21C、21Bk)から出射され、回転多面鏡30により偏向された光ビームLC、LBkを感光ドラム102C、102Bkの表面上に結像させる第二の走査光学系(第二の結像光学系)は、走査レンズ7bを含む。実施例1と同様に、第一の走査光学系の光軸Xaと第二の走査光学系の光軸Xbとの間に、主走査方向Y(Ya、Yb)のずれΔEがある。光軸Xaと光軸XbのずれΔEに起因する部分倍率のずれを補正するために、本実施例においても、メモリ306に保存された補正データに基づいて光源21の発光タイミングの制御が実行される。
ここで、本実施例で例示した配置は、一例であって必ずしも例示した配置である必要は無く、光学的な配置が異なっていても回転多面鏡30に対してそれぞれの部品が対向する位置に配置されることで同様の効果を得ることができる。また、半透鏡4により反射された光ビームが反射鏡10を介さずに直接にレーザ基板51に保持されたPD11へ入射する構成であってもよい。この場合、反射鏡10を省略することができる。反射鏡10により光ビームの光路を変更することは、必須ではない。さらに、レーザ基板51にPD11およびBD12の両方を保持する必要は無く、PD11およびBD12のどちらか一方のみをレーザ基板51に保持してもよい。その場合であっても、電源ケーブルや束線の本数を低減することができる。
本実施例によれば、光走査装置104の部品の共通化を図るとともに部品の配置の自由度を高めることができる。
21a、21b・・・光源
30・・・回転多面鏡
31・・・回転軸
85・・・筐体
102Y、102M、102C、102Bk・・・・感光ドラム(感光体)
104・・・光走査装置
上記課題を解決するために、本発明の一実施例による光走査装置は、
ビームを出射する第一の光源と、
ビームを出射する第二の光源と、
前記第一の光源から出射された光ビームが第一の感光体の表面上を走査し、前記第二の光源から出射された光ビームが第二の感光体の表面上を走査するように前記第一の光源から出射された光ビームおよび前記第二の光源から出射された光ビームを偏向する回転多面鏡と、
前記第一の光源が出射する光ビームの光量を検出するために前記第一の光源から出射された光ビームを受光する第一の受光手段と、
前記第二の光源が出射する光ビームの光量を検出するために前記第二の光源から出射された光ビームを受光する第二の受光手段と、
前記第一の光源と前記回転多面鏡との間に配置されて前記第一の光源から出射された光ビームを前記回転多面鏡に向かう光ビームと前記第一の受光手段に向かう光ビームとに分割する第一のビーム分割手段と、
前記第二の光源と前記回転多面鏡との間に配置されて前記第二の光源から出射された光ビームを前記回転多面鏡に向かう光ビームと前記第二の受光手段に向かう光ビームとに分割する第二のビーム分割手段と、
第一の画像データに基づいて前記第一の光源から出射される光ビームの1走査周期中の出射開始時期を制御するために、前記第一のビーム分割手段によって分割されて前記回転多面鏡により偏向された光ビームを受光して第一の同期信号を生成する第一の信号生成手段と、
第二の画像データに基づいて前記第二の光源から出射される光ビームの1走査周期中の出射開始時期を制御するために、前記第二のビーム分割手段によって分割されて前記回転多面鏡により偏向された光ビームを受光して第二の同期信号を生成する第二の信号生成手段と、
を備え、
前記回転多面鏡の回転軸線の上から見て、前記第一の光源から前記回転多面鏡へ入射する光ビームの入射光路によって規定される直線を挟んで前記第一の受光手段と前記第一の信号生成手段とが互いに反対側に配置されており、
前記回転多面鏡の前記回転軸線の上から見て、前記第二の光源から前記回転多面鏡へ入射する光ビームの入射光路によって規定される直線を挟んで前記第二の受光手段と前記第二の信号生成手段とが互いに反対側に配置されており、
前記第一の光源と前記第二の光源、前記第一の受光手段と前記第二の受光手段、前記第一の信号生成手段と前記第二の信号生成手段は、それぞれの組み合わせの配置が前記回転多面鏡の前記回転軸について点対称であることを特徴とする。

Claims (11)

  1. 光走査装置であって、
    第一の光ビームを出射する第一の光源と、
    第二の光ビームを出射する第二の光源と、
    前記第一の光源から出射された前記第一の光ビームが第一の感光体の表面上を走査し、前記第二の光源から出射された前記第二の光ビームが第二の感光体の表面上を走査するように前記第一の光ビームおよび前記第二の光ビームを偏向する回転多面鏡と、
    前記第一の光源から出射された前記第一の光ビームを前記回転多面鏡へ入射させる第一の入射光学系と、
    前記第二の光源から出射された前記第二の光ビームを前記回転多面鏡へ入射させる第二の入射光学系と、
    前記第一の光源、前記第二の光源、前記回転多面鏡、前記第一の入射光学系および前記第二の入射光学系を保持する筐体と、
    を備え、
    前記第一の入射光学系と前記第二の入射光学系の配置構成は、前記回転多面鏡の回転軸について点対称であることを特徴とする光走査装置。
  2. 前記第一の光ビームと前記第二の光ビームは、前記回転多面鏡の異なる反射面にそれぞれ入射することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記第一の入射光学系は、
    前記第一の光源と前記回転多面鏡との間に配置されて前記第一の光ビームを分割する第一のビーム分割手段と、
    前記第一のビーム分割手段により分割された光ビームを受光して前記第一の光ビームの光量を検出する第一の光量検出手段と、
    を備え、
    前記第二の入射光学系は、
    前記第二の光源と前記回転多面鏡との間に配置されて前記第二の光ビームを分割する第二のビーム分割手段と、
    前記第二のビーム分割手段により分割された光ビームを受光して前記第二の光ビームの光量を検出する第二の光量検出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。
  4. 前記第一の入射光学系は、
    前記回転多面鏡により偏向された前記第一の光ビームを受光して、第一の画像データに基づく前記第一の光ビームの出射開始時期を制御するための第一の同期信号を生成する第一の信号生成手段をさらに備え、
    前記第二の入射光学系は、
    前記回転多面鏡により偏向された前記第二の光ビームを受光して、第二の画像データに基づく前記第二の光ビームの出射開始時期を制御するための第二の同期信号を生成する第二の信号生成手段をさらに備え、
    前記光走査装置は、
    前記第一の光源と、前記第一の光量検出手段および前記第一の信号生成手段の少なくとも一つとが設けられた第一の基板と、
    前記第二の光源と、前記第二の光量検出手段および前記第二の信号生成手段の少なくとも一つとが設けられた第二の基板と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の光走査装置。
  5. 前記第一の光源は、面発光レーザであり、
    前記第二の光源は、面発光レーザであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光走査装置。
  6. 前記第一の光ビームは、複数の光ビームからなり、
    前記第二の光ビームは、複数の光ビームからなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光走査装置。
  7. 前記回転多面鏡により偏向された前記第一の光ビームを前記第一の感光体の表面上に結像させる第一の結像光学系と、
    前記回転多面鏡により偏向された前記第二の光ビームを前記第二の感光体の表面上に結像させる第二の結像光学系と、
    を備え、
    前記第一の光ビームが第一の感光体の表面上を走査する主走査方向において、前記第一の結像光学系の光軸と前記第二の結像光学系の光軸は、互いにずれていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光走査装置。
  8. 前記第一の結像光学系の光軸と前記第二の結像光学系の光軸のずれによる前記第一の結像光学系の部分倍率と前記第二の結像光学系の部分倍率とのずれを補正するための補正データが保存された記憶部を備えることを特徴とする請求項7に記載の光走査装置。
  9. 前記第一の入射光学系を構成する部品と前記第二の入射光学系を構成する部品は、それぞれ同じであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の光走査装置。
  10. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    第一の感光体と、
    第二の感光体と、
    請求項1乃至9のいずれか一項に記載の光走査装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  11. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    第一の感光体と、
    第二の感光体と、
    請求項8に記載の光走査装置と、
    記憶部に保存された補正データに基づいて第一の光源および第二の光源を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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