JP2017143611A - 電気接続箱およびワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】電子部品の交換を可能とするとともに、車両内空間部の有効活用を図ることができる電気接続箱を提供することを目的とする。【解決手段】車両内空間部300に設置される筐体2と、筐体2の内部空間部に収容される複数の電子部品と、を備え、筐体2は、スライド方向と直交する着脱方向から見た場合に、重複領域(第1領域)S1と、重複領域S1よりもスライド方向の手前側に位置する非重複領域(第2領域)S2とに区画され、非重複領域S2には、着脱方向において内部空間部と外部とを連通し、かつ重複領域S1に配置される対象ブロック7(対象電子部品72)が通過することができる第2開口部3cと、第2開口部3cを開閉する第2アッパーカバーと、を備え、対象ブロック7を非重複領域S2と重複領域S1との間でスライド方向に案内し、かつ非重複領域S2において対象ブロック7の案内を終了するスライド機構とを備える。【選択図】図10

Description

本発明は、電気接続箱およびワイヤハーネスに関する。
自動車などの車両に搭載されるワイヤハーネスに適用される従来の電気接続箱は、エンジンルーム、トランクルーム、室内などの車両内空間部に設置されている。通常、電気接続箱は、車両を構成する車両構成物、例えば、ボディーや車両内空間部に配置される機器と対向して設置される。車両構成物の外形および電気接続箱の筐体の外形のうち、対向する方向における面が平坦であると、車両構成物に対して電気接続箱を近接して設置することができる。しかしながら、車両構成物の外形は、平坦とは限られず、一部が車両内空間部に向かって突出している場合がある。
ところで、電気接続箱は、収容されている電子部品を交換する場合がある。この場合、筐体を構成するアッパーカバーを開き、アッパーカバーが閉じていた開口部から電子部品を交換することとなる。ここで、車両構成物のうち、車両内空間部に向かって突出している突出部が開口部と重なってしまうと、アッパーカバーを取り外すことができず、電子部品が交換できなくなる。そのため、アッパーカバーと突出部とが重ならないように、車両内空間部に対して電気接続箱を設置することとなる。
特開2013−85404号公報
しかしながら、アッパーカバーと突出部とが重ならないように、車両内空間部に対して電気接続箱を設置すると、車両構成物と電気接続箱との間に隙間ができることとなる。この隙間は、突出部の突出量に応じて広くなり、車両内空間部において使用されない無駄な隙間となる場合もある。
本発明は、電子部品の交換を可能とするとともに、車両内空間部の有効活用を図ることができる電気接続箱およびワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る電気接続箱は、車両内空間部に設置される筐体と、前記筐体の内部空間部に収容される複数の電子部品と、を備え、前記筐体は、スライド方向と直交する着脱方向から見た場合に、第1領域と、前記第1領域よりも前記スライド方向の手前側に位置する第2領域とに区画され、前記第2領域には、前記着脱方向において前記内部空間部と外部とを連通し、かつ少なくとも前記内部空間部のうち、前記第1領域に配置される少なくとも1以上の対象電子部品が通過することができる開口部と、前記開口部を開閉する蓋部と、を備え、前記内部空間部において、前記対象電子部品を前記第2領域と前記第1領域との間で前記スライド方向に案内し、かつ前記第2領域において前記対象電子部品の案内を終了するスライド機構と、を備えることを特徴とする。
また、上記電気接続箱において、前記筐体は、前記対象電子部品が前記スライド機構により前記第1領域に位置した状態で、前記第2領域に位置し、かつ前記対象電子部品と前記スライド方向において対向する少なくとも1以上の隣接電子部品を前記着脱方向において係止する係止機構をさらに備え、前記開口部は、前記隣接電子部品を通過することができることが好ましい。
また、上記電気接続箱において、前記対象電子部品を保持した対象ブロックを少なくとも1以上さらに備え、前記開口部は、前記対象ブロックが通過することができ、前記スライド機構は、前記対象ブロックを前記第2領域と前記第1領域との間で前記スライド方向に案内することが好ましい。
また、上記電気接続箱において、筐体は、車両を構成する車両構成物と対向し、前記第1領域は、前記車両構成物と対向する方向である前記スライド方向と直交する着脱方向から見た場合に、前記車両構成物と前記着脱方向において重なる重複領域であり、前記第2領域は、前記車両構成物と前記着脱方向において重ならない非重複領域であることが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明に係るワイヤハーネスは、電線と、車両内空間部に設置され、かつ、前記電線と接続されるとともに、前記筐体の内部空間部に収容される複数の電子部品と、を有する電気接続箱と、を備え、前記筐体は、スライド方向と直交する着脱方向から見た場合に、第1領域と、前記第1領域よりも前記スライド方向の手前側に位置する第2領域とに区画され、前記第2領域には、前記着脱方向において前記内部空間部と外部とを連通し、かつ少なくとも前記内部空間部のうち、前記第1領域に配置される少なくとも1以上の対象電子部品が通過することができる開口部と、前記開口部を開閉する蓋部と、を備え、前記内部空間部において、前記対象電子部品を前記第2領域と前記第1領域との間で前記スライド方向に案内し、かつ前記第2領域において前記対象電子部品の案内を終了するスライド機構と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る電気接続箱およびワイヤハーネスにおいては、第1領域に対象電子部品が配置され、対象電子部品を内部空間部から外部に開口部を介して取り出すことができるので、電子部品の交換を可能とするとともに、車両内空間部の有効活用を図ることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る電気接続箱を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係る電気接続箱において収容された電子部品を示す平面図である。 図3は、ボックス本体の断面図である。 図4は、ボックス本体の断面斜視図である。 図5は、実施形態に係る電気接続箱の対象電子部品を示す斜視図である。 図6は、実施形態に係る電気接続箱の隣接電子部品を示す斜視図である。 図7は、電子部品の取り付け説明図である。 図8は、電子部品の取り付け説明図である。 図9は、電子部品の取り付け説明図である。 図10は、電子部品の取り外し説明図である。 図11は、電子部品の取り外し説明図である。 図12は、電子部品の取り外し説明図である。 図13は、電子部品の取り外し説明図である。
以下に、本発明に係る電気接続箱およびワイヤハーネスの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、下記の実施形態における構成要素は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
〔実施形態〕
まず、実施形態に係る電気接続箱およびワイヤハーネスについて説明する。図1は、実施形態に係る電気接続箱を示す斜視図である。図2は、実施形態に係る電気接続箱において収容された電子部品を示す平面図である。図3は、ボックス本体の断面図である。図4は、ボックス本体の断面斜視図である。図5は、実施形態に係る電気接続箱の対象電子部品を示す斜視図である。図6は、実施形態に係る電気接続箱の隣接電子部品を示す斜視図である。ここで、図2は、第1アッパーカバー、第2アッパーカバーおよびロアカバーを省略した図であり、図3は図2におけるボックス本体のA−A断面図であり、図4は図2におけるボックス本体のB−B断面斜視図である。ここで、各図(図7〜図13も含む)のX方向は、本実施形態における電気接続箱の長手方向であり、スライド方向である。X1方向は奥方向であり、X2方向は手前方向である。Y方向は、本実施形態における電気接続箱の幅方向であり、長手方向と直交する方向である。Y1方向は左方向であり、Y2方向は右方向である。Z方向は、本実施形態における電気接続箱の上下方向であり、スライド方向と直交する着脱方向であり、長手方向および幅方向と直交する方向である。Z1方向は上方向であり、Z2方向は下方向である。
本実施形態における電気接続箱1は、自動車等の車両に搭載されて、バッテリなどの電源から供給される電力を各種の電子部品等を介して、車両に搭載される各種電子機器に分配するものである。ここで、電気接続箱1は、図1に示すように、ワイヤハーネス100に組み込まれ、電線101等の接続処理用部品を構成するコネクタ、ヒューズ、リレー、分岐部、電子制御ユニット等の電子部品(対象電子部品72、隣接電子部品82を含む)を集約して内部に収容するものである。本実施形態における電気接続箱1は、車両のエンジンルーム、トランクルーム、室内などの車両内空間部300に設置され、バッテリなどの電源と、車両内に搭載される各種電子機器との間に接続されている。なお、電気接続箱1は、ジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックスなどとも呼ばれる場合があるが、本実施形態ではこれらを総称して電気接続箱と呼ぶ。電気接続箱1は、上下方向(Z方向)が鉛直方向と一致する、あるいは鉛直方向と任意の角度となるように、車両内空間部300に設置されている。電気接続箱1は、複数の筐体部品から構成される筐体2と、筐体2の内部空間部に収容される複数の電子部品72,82(図2参照)と、スライド機構9R,9Lと、係止機構10R,10Lと、規制機構11R,11Lとを備える。
筐体2は、絶縁性の合成樹脂によって形成され、内部に形成された内部空間部に、図2に示すように、複数の電子部品72,82を収容するものである。ここで、電子部品72,82の少なくとも一部は、図1に示すように、筐体2に形成された挿入穴2aから内部空間部に挿入された電線101が接続されている。筐体2は、ボックス本体3と、ロアカバー4と、第1アッパーカバー5と、第2アッパーカバー6とを備える。筐体2は、下方側からロアカバー4、ボックス本体3、第1アッパーカバー5および第2アッパーカバー6の順番に複数の層(3層)が積層された構造、すなわち複数の筐体部品に分割された構造となっている。ここで、筐体2の内部空間部は、ロアカバー4の図示しない内部空間部、ボックス本体3の内部空間部3a、第1アッパーカバー5の内部空間部5a(図10等参照)および第2アッパーカバー6の図示しない内部空間部により構成されている。
ここで、本実施形態における筐体2は、図1に示すように、車両内空間部300に設置された状態で、車両内空間部300の少なくとも一部を構成するボディー、バッテリ、電子機器、カバー、フェンダーなどの車両を構成する車両構成物200と対向する方向、すなわちスライド方向(X方向)において対向している。ここで、車両構成物200は、設置状態の電気接続箱1の筐体よりも上方向において手前方向(スライド方向における筐体2側方向、X2方向)に向かって突出する突出部201が形成されている。筐体2は、設置時において、一部が突出部201の下側の隙間に入り込んでいる。筐体2は、スライド方向と直交する着脱方向から見た場合に、第1領域と第2領域とに区画、本実施形態では重複領域S1と、非重複領域S2とに区画されている。重複領域S1は、車両構成物200の突出部201と着脱方向において重なる領域をいう。非重複領域S2は、着脱方向から見た場合に、第1領域である重複領域S1よりもスライド方向の手前側に位置し、車両構成物200の突出部201と着脱方向において重ならない領域をいう。
ボックス本体3は、設置時において、図2に示すように、上下方向から見た場合に、略矩形状に形成され、上下方向における両端部にそれぞれ上側開口部と、図示しない下側開口部とが形成されている。各開口部は、内部空間部3aと連通しており、ボックス本体3が筒状に形成されている。上側開口部は、重複領域S1に位置する第1開口部3bと、非重複領域S2に位置する第2開口部3cとに区画されている。第2開口部3cは、後述する重複領域S1に配置される対象電子部品72が通過、本実施形態では対象ブロック7が通過することができる広さに設定されている。ボックス本体3は、内部空間部3aにおいて、複数の電子部品72,82を収容し、保持するものである。本実施形態におけるボックス本体3は、スライド機構9R,9Lおよび係止機構10R,10Lにより、対象ブロック7および隣接ブロック8を保持することで、複数の電子部品72,82を保持するものである。
ボックス本体3は、図2〜図4に示すように、内部空間部3aを構成する内壁のうち、幅方向において対向する内壁の一方(右方向(Y2方向)側の内壁)にスライド突起31R、係止受け部32R、他方(左方向(Y1方向)側の内壁)にスライド突起31L、係止受け部32Lが形成されている。スライド突起31R,31Lは、スライド機構9R,9Lの一部をそれぞれ構成するものであり、幅方向において対向して、重複領域S1に形成されている。スライド突起31R,31Lは、板状であり、スライド方向のうち、手前方向の端部が非重複領域S2まで延在して形成されている。係止受け部32R,32Lは、係止機構10R,10Lの一部をそれぞれ構成するものであり、幅方向において対向して、非重複領域S2に形成されている。係止受け部32R,32Lは、第1受け本体部33と、第2受け本体部34と、2つのガイド部35とを備え、第1受け本体部33および第2受け本体部34がスライド方向に隣接して形成され、2つのガイド部35が受け本体部33,34をスライド方向において挟んでそれぞれ形成されている。第1受け本体部33は、下方向に位置する両端部から内壁と離間して、上方向に向かってU字状に形成されている。第2受け本体部34は、上方向に位置する両端部から内壁と離間して、下方向に向かってU字状に形成されている。2つのガイド部35は、幅方向において向かい合う開口部が形成された案内板であり、上下方向に延在して形成されている。なお、係止受け部32Rの第1受け本体部33が係止受け部32Lの第2受け本体部34と幅方向において対向し、係止受け部32Rの第2受け本体部34が係止受け部32Lの第1受け本体部33と幅方向において対向して形成されている。
ロアカバー4は、図1に示すように、皿状(トレイ状)の部材であり、ボックス本体3の下側開口部を閉塞するものである。ロアカバー4は、複数の係止機構R1により、ボックス本体3の下側端部において、ボックス本体3に対して着脱可能に係止されている。
第1アッパーカバー5は、ボックス本体3の第1開口部3bを閉塞するものである。第1アッパーカバー5は、図1に示すように、複数の係止機構R2により、ボックス本体3の上側端部において、ボックス本体3に対して着脱可能に係止されている。第1アッパーカバー5は、下側端部および手前方向における端部に、内部空間部5aと連通する開口部が形成されている(図10等参照)。第1開口部3bを閉じている状態で、重複領域S1に位置し、電気接続箱1の設置時において、図1に示すように、突出部201と上下方向において対向している。従って、電気接続箱1が車両内空間部300に設置された状態では、突出部201により、第1アッパーカバー5をボックス本体3から取り外すことができない。なお、第1アッパーカバー5は、内部空間部5aにおいて対象ブロック7の一部を収容するものである。
第2アッパーカバー6は、ボックス本体3の第2開口部3cを閉塞するものである。第2アッパーカバー6は、図1に示すように、複数の係止機構R3により、ボックス本体3の上側端部において、ボックス本体3に対して着脱可能に係止されている。第2アッパーカバー6は、下側端部および奥方向(スライド方向における車両構成物200側方向、X1方向)の端部に、内部空間部と連通する開口部が形成されている。第2開口部3cを閉じている状態で、非重複領域S2に位置し、電気接続箱1の設置時において、図1に示すように、上方向が車両内空間部300に露出している。従って、電気接続箱1が車両内空間部300に設置された状態においても、第2アッパーカバー6をボックス本体3から取り外すことができる。なお、第2アッパーカバー6は、内部空間部において隣接ブロック8の一部を収容するものである。
対象ブロック7は、対象電子部品72を保持したブロックであり、図2および図5に示すように、ブロック本体71と、対象電子部品72とを備える。対象ブロック7は、筐体2の内部空間部のうち、重複領域S1に配置されるものである。ブロック本体71は、対象電子部品72を保持するものであり、絶縁性の合成樹脂によって、略矩形状に形成されている。ブロック本体71は、スライド受け部73R,73Lと、規制受け部74R,74Lと、図示しない部品保持部と、を備える。対象電子部品72は、筐体2に配置される電子部品のうち、重複領域S1に配置される電子部品であり、本実施形態では複数個が部品保持部を介してブロック本体71に保持されている。スライド受け部73R,73Lは、スライド機構9R,9Lの一部をそれぞれ構成するものであり、ブロック本体71の幅方向における側面に幅方向において対向してそれぞれ形成されている。スライド受け部74R,74Lは、スライド方向から見た場合に、幅方向において開口部73aを有するUの字状であり、スライド方向に延在してそれぞれ形成されている。規制受け部74R,74Lは、規制機構11R,11Lの一部をそれぞれ構成するものであり、ブロック本体71の手前方向の側面に幅方向において隣接して形成されている。規制受け部74R,74Lは、上下方向から見た場合に、スライド方向において開口部を有するUの字状であり、上下方向に延在して形成されている。規制受け部74R,74Lは、幅方向における両方の端部74aが開口部に向かって突出してそれぞれ形成されている。ここで、対象ブロック7は、着脱方向から見た場合に、下側開口部および第2開口部3cの開口面積よりも小さく設定されている。つまり、対象ブロック7は、下側開口部および第2開口部3cを通過できる大きさに形成されている。
隣接ブロック8は、隣接電子部品82を保持したブロックであり、図2および図6に示すように、ブロック本体81と、隣接電子部品82とを備える。隣接ブロック8は、筐体2の内部空間部のうち、非重複領域S2に配置されるものである。ブロック本体81は、隣接電子部品82を保持するものであり、絶縁性の合成樹脂によって、略矩形状に形成されている。ブロック本体81には、係止突起部83R,83Lと、規制突起部87R,87Lと、図示しない部品保持部と、を備える。ここで、隣接ブロック8は、対象ブロック7がスライド機構9R,9Lにより重複領域S1に位置した状態で、非重複領域S2に位置し、対象ブロック7と対向する方向において対向することとなる。つまり、隣接電子部品82は、対象ブロック7が重複領域S1に位置した状態で、非重複領域S2に位置し、対象電子部品72と対向する方向において対向する電子部品である。本実施形態における隣接電子部品82は、複数個が部品保持部を介してブロック本体81に保持されている。係止突起部83R,83Lは、係止機構10R,10Lの一部をそれぞれ構成するものであり、ブロック本体81の幅方向における側面に幅方向において対向してそれぞれ形成されている。係止突起部83R,83Lは、第1突起本体部84と、第2突起本体部85と、2つのガイド突起部86とを備え、第1突起本体部84および第2突起本体部85がスライド方向に隣接して形成され、2つのガイド突起部86が突起本体部84,85をスライド方向において挟んでそれぞれ形成されている。第1突起本体部84は、下方向から上方向に向かって突出量が増加するように形成されている。第2突起本体部85は、上方向から下方向に向かって突出量が増加するように形成されている。2つのガイド突起部86は、上下方向から見た場合に、先端部がスライド方向の外側に向かってL字状に、上下方向に延在して形成されている。なお、係止突起部83Rの第1突起本体部84が係止突起部83Lの第2突起本体部85と幅方向において対向し、係止突起部83Rの第2突起本体部85が係止突起部83Lの第1突起本体部84と幅方向において対向して形成されている。規制突起部87R,87Lは、規制機構11R,11Lの一部をそれぞれ構成ものであり、ブロック本体81の奥方向の側面に幅方向において隣接して形成されている。規制突起部87R,87Lは、上下方向から見た場合に、奥方向の側面から奥方向に突出し、上下方向に延在して形成されている。規制突起部87R,87Lは、先端部の幅方向における両方の端部につば部87aがそれぞれ形成されている。ここで、隣接ブロック8は、着脱方向から見た場合に、下側開口部および第2開口部3cの開口面積よりも小さく設定されている。つまり、隣接ブロック8は、第2開口部3cを通過できる大きさに形成されている。
スライド機構9R,9Lは、図2に示すように、筐体2の内部空間部において、対象電子部品72(対象ブロック7)を非重複領域S2と重複領域S1との間でスライド方向に案内するものである。スライド機構9R,9Lは、スライド突起31R,31Lと、スライド受け部73R,73Lとを備え、スライド突起31R,31Lがスライド受け部73R,73Lの開口部73aに挿入されることで、対象ブロック7の上下方向および幅方向の移動を規制することができ、スライド突起31R,31Lが開口部73a内をスライド方向に移動することで、ボックス本体3の内部空間部3aにおいて対象ブロック7をボックス本体3に対してスライド方向に移動させる。ここで、本実施形態における対象ブロック7は、着脱方向から見た場合に、第2開口部3cのうち、スライド突起31R,31Lが形成されていない領域の面積よりも小さく設定されている。つまり、対象ブロック7は、非重複領域S2に位置することで、スライド機構9R,9Lによる案内が終了されるとともに、第2開口部3cを通過できる。
係止機構10R,10Lは、図2に示すように、隣接電子部品82(隣接ブロック8)を着脱方向において係止するものである。本実施形態における係止機構10R,10Lは、係止受け部32R,32Lと、係止突起部83R,83Lとを備え、隣接ブロック8がボックス本体3に対して第2開口部3cあるいは下側開口部のいずれから挿入されても、隣接ブロック8をボックス本体3に対して係止することで、隣接ブロック8の上下方向の移動を規制することができるものである。係止機構10R,10Lにより、ボックス本体3に対して隣接ブロック8が係止された状態では、係止受け部32R,32Lと係止突起部83R,83Lとが幅方向においてそれぞれ対向する。第1受け本体部33と第1突起本体部84とが対向すると、隣接ブロック8をボックス本体3に対して上方向への移動が規制され、下方向への移動が許容される。第2受け本体部34と、第2突起本体部85とが対向すると、隣接ブロック8をボックス本体3に対して上方向への移動が許容され、下方向への移動が規制される。つまり、第1受け本体部33と第1突起本体部84との対向、および第2受け本体部34と第2突起本体部85との対向により、隣接ブロック8がボックス本体3に対して上下方向(着脱方向)に移動することが規制される。また、2つのガイド突起部86が2つのガイド部35に上下方向のいずれかから挿入され、2つのガイド突起部86と2つのガイド部35とがそれぞれ対向すると、隣接ブロック8がボックス本体3に対して幅方向およびスライド方向への移動が規制される。
規制機構11R,11Lは、図2に示すように、対象ブロック7と隣接ブロック8とを連結するものである。本実施形態における規制機構11R,11Lは、規制受け部74R,74Lと、規制突起部87R,87Lとを備え、規制受け部74R,74Lに対して規制突起部87R,87Lが上下方向のいずれかから挿入され、規制受け部74R,74Lと、規制突起部87R,87Lとがそれぞれ対向すると、隣接ブロック8が対象ブロック7に対してスライド方向への移動が規制される。つまり、規制機構11R,11Lは、対象ブロック7が重複領域S1から非重複領域S2に移動することを規制することで、対象ブロック7を重複領域S1に配置するものである。
次に、電気接続箱1の組み立ておよび設置について説明する。図7は、電子部品の取り付け説明図である。図8は、電子部品の取り付け説明図である。図9は、電子部品の取り付け説明図である。電気接続箱1の組み立ては、図2、図7〜図9に示すように、まず、対象ブロック7および隣接ブロック8を、ボックス本体3に収容する。作業員は、図7に示すように、対象ブロック7をボックス本体3の下方側に位置付ける。ここで、対象ブロック7は、下側開口部のうち、非重複領域S2に対して着脱方向において対向するように位置付ける。次に、作業員は、対象ブロック7を下側開口部からボックス本体3の内部空間部3aに挿入し、図8に示すように、対象ブロック7を非重複領域S2に位置付ける。このとき、対象ブロック7は、内部空間部3aにおいていずれの方向への移動も規制されていない。次に、作業員は、対象ブロック7を非重複領域S2から重複領域S1にスライド機構9R,9Lにより移動させる。このとき、対象ブロック7は、幅方向および着脱方向への移動が規制されている。次に、作業員は、図9に示すように、隣接ブロック8をボックス本体3の下方側に位置付ける。ここで、隣接ブロック8は、下側開口部のうち、非重複領域S2に対して着脱方向において対向するように位置付ける。次に、作業員は、隣接ブロック8を下側開口部からボックス本体3の内部空間部3aに挿入し、図2に示すように、隣接ブロック8を非重複領域S2に位置付ける。このとき、係止機構10R,10Lにおいては、まず、2つのガイド突起部86が2つのガイド部35に下方向から挿入され、その後、第1受け本体部33に第1突起本体部84が下方向から挿入され、さらに、第2受け本体部34が第2突起本体部85を乗り越え、第2受け本体部34が第2突起本体部85に挿入される。また、規制機構10R,10Lにおいては、規制受け部74R,74Lに対して規制突起部87R,87Lが下方向から挿入される。これにより、隣接ブロック8は、ボックス本体3に対して、係止機構10R,10Lにより着脱方向において係止され、非重複領域S2に配置される。また、対象ブロック7は、規制機構11R,11Lにより、隣接ブロック8と連結され、重複領域S1に配置される。次に、作業員は、図1に示すように、ロアカバー4をボックス本体3に対して係止機構R1により係止し、第1アッパーカバー5をボックス本体3に対して係止機構R2により係止し、第2アッパーカバー6をボックス本体3に対して係止機構R3により係止する。次に、作業員は、電気接続箱1を車両内空間部300に位置付けるとともに、筐体2を第1アッパーカバー5が突出部201に対して着脱方向において重なるように、車両構成物200と対向させ、図示しない固定具により、車両構成物200に対して筐体2を固定することで、電気接続箱1を設置する。
次に、電気接続箱1における電子部品の交換について説明する。図10は、電子部品の取り外し説明図である。図11は、電子部品の取り外し説明図である。図12は、電子部品の取り外し説明図である。図13は、電子部品の取り外し説明図である。ここでは、対象電子部品72を交換するために、対象ブロック7を取り外す場合について説明する。まず、作業員は、図10に示すように、第2アッパーカバー6を取り外し、ボックス本体3の内部空間部3aの一部を外部に露出させることで、隣接ブロック8を外部に露出させる。このとき、第1アッパーカバー5は、着脱方向において突出部201と対向するので取り外すことができない。次に、作業員は、第1受け本体部33を第1突起本体部84に対して上方向に乗り越えさせる(図2参照)。これにより、係止機構10R,10Lにおいては、第1受け本体部33に対して第1突起本体部84を上方向に、第2受け本体部34に対して第2突起本体部85を上方向に、2つのガイド部35に対して2つのガイド突起部86を上方向に移動可能となり、ボックス本体3に対する隣接ブロック8の係止が解除される。次に、作業員は、係止機構10R,10Lによる係止が解除された状態で、隣接ブロック8を第2開口部3cからボックス本体3の外部に引き出し、図11に示すように、隣接ブロック8を筐体2の外部に位置付けることで、筐体2から取り外す。このとき、規制機構11R,11Lにおいては、規制受け部74R,74Lに対して規制突起部87R,87Lが上方向から抜け、対象ブロック7は、スライド機構9R,9Lにより非重複領域S2に移動可能な状態となる。次に、作業員は、重複領域S1に位置する対象ブロック7を、図12に示すように、スライド機構9R,9Lにより非重複領域S2に移動する。このとき、スライド機構9R,9Lにおいては、スライド受け部73R,73Lに対してスライド突起31R,31Lが手前方向から抜け、非重複領域S2において対象ブロック7の案内を終了する。これにより、対象ブロック7は、非重複領域S2において、いずれの方向にも規制されなくなる。次に、作業員は、スライド機構9R,9Lによる案内が終了した状態で、対象ブロック7を第2開口部3cからボックス本体3の外部に引き出し、図13に示すように、対象ブロック7を筐体2の外部に位置付けることで、筐体2から取り外す。これにより、交換の対象である対象電子部品72を対象ブロック7ごと、あるいは電子部品単位で交換することができる。作業員は、図7に示すように、交換済みの対象ブロック7をボックス本体3の下方側に位置付ける。次に、作業員は、交換済みの対象ブロック7を第2開口部3cからボックス本体3の内部空間部3aに挿入し、図12に示すように、交換済みの対象ブロック7を非重複領域S2に位置付ける。次に、作業員は、交換済みの対象ブロック7を非重複領域S2から、図11に示すように、重複領域S1にスライド機構9R,9Lにより移動させる。次に、作業員は、隣接ブロック8をボックス本体3の上方側に位置付ける。次に、作業員は、隣接ブロック8を第2開口部3cからボックス本体3の内部空間部3aに挿入し、図10に示すように、隣接ブロック8を非重複領域S2に位置付ける。このとき、係止機構10R,10Lにおいては、まず、2つのガイド突起部86が2つのガイド部35に上方向から挿入され、その後、第2受け本体部34に第2突起本体部85が上方向から挿入され、さらに、第1受け本体部33が第1突起本体部84を乗り越え、第1突起本体部84が第1受け本体部33に挿入される。また、規制機構11R,11Lにおいては、規制受け部74R,74Lに対して規制突起部87R,87Lが上方向から挿入される。これにより、隣接ブロック8は、ボックス本体3に対して、係止機構10R,10Lにより着脱方向において係止され、非重複領域S2に配置される。また、対象ブロック7は、規制機構11R,11Lにより、隣接ブロック8と連結され、重複領域S1に配置される。次に、作業員は、図1に示すように、第2アッパーカバー6をボックス本体3に対して係止機構R3により係止する。
以上のように、本実施形態に係る電気接続箱1は、筐体2が重複領域S1において、車両構成物200と着脱方向において重なるので、筐体2と車両構成物200との隙間を抑制することができる。また、重複領域S1に対象ブロック7(対象電子部品72)を配置することができるので、筐体2の内部空間部のうち、重複領域S1に無駄な空間を形成することを抑制することができる。また、第2アッパーカバー6を取り外し、第2開口部3cより、対象ブロック7(対象電子部品72)を筐体2から取り外し、かつ再び筐体2の内部空間部に配置することができる。これらにより、対象ブロック7(対象電子部品72)の交換を可能とするとともに、車両内空間部300の有効活用を図ることができる。
また、隣接ブロック8(隣接電子部品82)は、重複領域S1に位置する対象ブロック7(対象電子部品72)のスライド方向の移動を規制することができるので、筐体2の内部空間部における対象ブロック7(対象電子部品72)の位置決めを確実なものとすることができる。また、第2アッパーカバー6を取り外し、第2開口部3cより、隣接ブロック8(隣接電子部品82)を筐体2から取り外し、かつ再び筐体2の内部空間部に配置することができる。これらにより、隣接ブロック8(隣接電子部品82)の交換を可能とするとともに、車両内空間部300の有効活用を図ることができる。
また、対象電子部品72を対象ブロック7単位で取り扱うので、複数の対象電子部品72を個別に取り扱う場合と比較して、対象電子部品72の交換に要する時間を短縮することができる。
以上で説明したワイヤハーネス100は、電気接続箱1を備えているので、対象ブロック7(対象電子部品72)の交換を可能とするとともに、車両内空間部300の有効活用を図ることができる。
なお、上記実施形態に係る電気接続箱1は、重複領域S1に配置される対象ブロック7を1つとしたが、これに限定されるものではなく、複数であってもよい。この場合は、複数の対象ブロック7は、ボックス本体3に対してスライド方向において並列に配置されていることが好ましい。これにより、隣接ブロック8に対してスライド方向において近い対象ブロック7を交換する場合、交換の対象となる対象ブロック7よりも奥方向に位置する対象ブロック7が交換の対象となる対象ブロック7とともに、取り外されることを抑制することができる。
また、スライド方向において、対象ブロック7と、ボックス本体3との間に付勢手段を設けてもよい。付勢手段は、例えば、ボックス本体3の奥方向の内壁面に、ブロック本体71の奥方向の側面と対向して取り付けられており、対象ブロック7が重複領域S1に配置されている状態で、対象ブロック7をボックス本体3に対して手前方向の付勢力を作用させるものである。これにより、重複領域S1に位置する対象ブロック7を付勢手段の付勢力により、非重複領域S2に移動させることが容易となるので、対象ブロック7(対象電子部品72)の交換作業における作業性を向上することができる。
なお、本実施形態に係る電気接続箱1は、筐体2のうち、スライド方向における奥側の一部が車両構成物200の突出部201を着脱方向において重なるように、車両内空間部300に収容されているがこれに限定されるものではない。例えば、電気接続箱1は、車両内空間部300において、電気接続箱1の対象ブロック7(対象電子部品72)を交換する作業員から近い側に第2領域、遠い側に第1領域となるように収容してもよい。つまり、作業員の手が届きやすい側に第2領域、届きにくい側に第1領域となるようにしてもよい。この場合、第1領域は、着脱方向において突起部201と重ならなくてもよい。
1 電気接続箱
2 筐体
3 ボックス本体
31R,31L スライド突起
32R,32L 係止受け部
33 第1受け本体部
34 第2受け本体部
35 ガイド部
4 ロアカバー
5 第1アッパーカバー
6 第2アッパーカバー
7 対象ブロック
71 ブロック本体
72 対象電子部品
73R,73L スライド受け部
74R,74L 規制受け部
8 隣接ブロック
81 ブロック本体
82 隣接電子部品
83R,83L 係止突起部
84 第1突起本体部
85 第2突起本体部
86 ガイド突起部
87R,87L 規制突起部
9R,9L スライド機構
10R,10L 係止機構
11R,11L 規制機構
R1〜R3 係止機構
S1 重複領域(第1領域)
S2 非重複領域(第2領域)

Claims (5)

  1. 車両内空間部に設置される筐体と、
    前記筐体の内部空間部に収容される複数の電子部品と、
    を備え、
    前記筐体は、
    スライド方向と直交する着脱方向から見た場合に、第1領域と、前記第1領域よりも前記スライド方向の手前側に位置する第2領域とに区画され、
    前記第2領域には、前記着脱方向において前記内部空間部と外部とを連通し、かつ少なくとも前記内部空間部のうち、前記第1領域に配置される少なくとも1以上の対象電子部品が通過することができる開口部と、
    前記開口部を開閉する蓋部と、
    を備え、
    前記内部空間部において、前記対象電子部品を前記第2領域と前記第1領域との間で前記スライド方向に案内し、かつ前記第2領域において前記対象電子部品の案内を終了するスライド機構と、
    を備えることを特徴とする電気接続箱。
  2. 請求項1に記載の電気接続箱において、
    前記筐体は、
    前記対象電子部品が前記スライド機構により前記第1領域に位置した状態で、前記第2領域に位置し、かつ前記対象電子部品と前記スライド方向において対向する少なくとも1以上の隣接電子部品を前記着脱方向において係止する係止機構をさらに備え、
    前記開口部は、前記隣接電子部品を通過することができる電気接続箱。
  3. 請求項1または2に記載の電気接続箱において、
    前記対象電子部品を保持した対象ブロックを少なくとも1以上さらに備え、
    前記開口部は、前記対象ブロックが通過することができ、
    前記スライド機構は、前記対象ブロックを前記第2領域と前記第1領域との間で前記スライド方向に案内する電気接続箱。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の電気接続箱において、
    筐体は、車両を構成する車両構成物と対向し、
    前記第1領域は、前記着脱方向から見た場合に、前記車両構成物と前記着脱方向において重なる重複領域であり、
    前記第2領域は、前記車両構成物と前記着脱方向において重ならない非重複領域である電気接続箱。
    を備えることを特徴とする電気接続箱。
  5. 電線と、
    車両内空間部に設置され、かつ、前記電線と接続されるとともに、前記筐体の内部空間部に収容される複数の電子部品と、を有する電気接続箱と、
    を備え、
    前記筐体は、
    スライド方向と直交する着脱方向から見た場合に、第1領域と、前記第1領域よりも前記スライド方向の手前側に位置する第2領域とに区画され、
    前記第2領域には、前記着脱方向において前記内部空間部と外部とを連通し、かつ少なくとも前記内部空間部のうち、前記第1領域に配置される少なくとも1以上の対象電子部品が通過することができる開口部と、
    前記開口部を開閉する蓋部と、
    を備え、
    前記内部空間部において、前記対象電子部品を前記第2領域と前記第1領域との間で前記スライド方向に案内し、かつ前記第2領域において前記対象電子部品の案内を終了するスライド機構と、
    を備えることを特徴とするワイヤハーネス。
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