JP2017135266A - コイル組立体 - Google Patents

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高橋 徹
Toru Takahashi
徹 高橋
北 幸功
Yukinori Kita
幸功 北
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Abstract

【課題】異音の発生が抑制されたコイル組立体を提供する。
【解決手段】重ねられた第1コア12Aと第2コア12Bとの間に配されたコイル16がケース20内に収容されたコイル組立体10であって、ケース20内にはポッティング材60が充填されており、第1コア12Aと第2コア12Bとの間にはゴム30が配されている。ケース20内に充填されたポッティング材60によって、ケース20内の空気が振動することが抑制される。また、ゴム30によって、磁歪による振動が吸収されるので、コイル組立体10から異音が発生することが抑制される。
【選択図】図2

Description

本明細書に記載された技術は、コイル組立体に関する。
従来、2つのコアの間にコイルが配されたコイル組立体として、特開平7−235426号公報に記載のものが知られている。
特開平7−235426号公報
しかしながら上記の構成によると、磁歪により、2つのコア、又は、2つのコアの間の空気が振動し、異音が発生するという問題がある。
本明細書に開示される技術は、異音の発生が抑制されたコイル組立体を提供する。
本明細書に記載された技術は、重ねられた2つのコアの間に配されたコイルがケース内に収容されたコイル組立体であって、前記2つのコアの間にはゴムが配されており、前記ケース内にはポッティング材が充填されている。
上記の構成により、ポッティング材によってケース内は充填されているので、ケース内の空気が振動することが抑制される。また、2つのコアがケース内でがたつくことも抑制される。これにより、異音の発生を抑制することができる。
また、上記の構成により、2つのコアの間の空間にはゴムが配されているので、磁歪により、2つのコア、又は、2つのコアの間の空気が振動することが抑制される。これにより、異音の発生が抑制される。
本明細書に開示された技術の実施態様としては以下の態様が好ましい。
前記2つのコアのそれぞれには、一方のコアから他方のコアへ向かって延びる一対の脚部が設けられており、前記ゴムは、前記2つのコアの一方のコアに設けられた前記脚部と、他方のコアに設けられた脚部との間に配されていることが好ましい。
上記の構成によれば、2つのコアの脚部同士が直接に接触することを抑制することができる。これにより、脚部同士が接触することによる異音の発生を抑制することができる。
前記ゴムは、発泡ブチルゴムであることが好ましい。
上記の構成により、ゴムは振動を吸収しやすいものとなっている。これにより、磁歪による振動が、ゴムによって確実に吸収される。これにより、異音の発生を一層抑制することができる。
前記ポッティング材はシリコーン樹脂であることが好ましい。
上記の構成によれば、コイル組立体の温度が上昇及び下降を繰り返した場合でも、ポッティング材が熱応力を吸収することができるので、ポッティング材にクラックが発生することを抑制することができる。
本明細書に記載された技術によれば、コイル組立体から異音が発生することを抑制することができる。
実施形態1に係るコイル組立体を示す斜視図 チョークコイルを示す分解斜視図 コイル組立体を示す平面図 図3におけるIV−IV線断面図 図4の一部拡大断面図
<実施形態1>
本明細書に記載された技術に係る実施形態1を、図1〜図5を参照しつつ説明する。本実施形態のコイル組立体10は、第1コア12A、及び第2コア12Bと、巻線を巻回してなるエッジワイズ状のコイル16とを、ケース20に収容するとともに、ケース20内にポッティング材60を充填してなる。以下、図1におけるX方向を右方とし、Y方向を前方とし、Z方向を上方として説明する。
図2に示すように、上下に重ねられた第1コア12Aと第2コア12Bは同形状をなしており、いわゆるPQ型コアと称される。本実施形態では、便宜上、第1コア12Aが上側に位置し、第2コア12Bが下側に位置するものとして説明する。第1コア12Aおよび第2コア12Bは、それぞれ、円柱状の被巻回部13と、被巻回部13を挟んで被巻回部13の軸方向(Z方向)に沿って平行に延在する2つの略板状の脚部14と、被巻回部13および一対の脚部14の一方側の端部を互いに連結してなる板状の連結部15と、を有する。被巻回部13と脚部14とは、連結部15に対して同等の高さとされている。また連結部15の側縁のうち、脚部14と連結していない一対の側縁は、脚部14の両端部から被巻回部13に向けて斜めに切り欠かれている。
第2コア12Bの脚部14の上面には、ゴム30が配されている。このゴム30は脚部14の上面を覆うシート状をなしている。ゴム30の材質は制約されず、任意のゴム30を使用することが可能である。ゴム30としては、例えば、天然ゴム、合成ゴム、又は天然ゴムと合成ゴムとを混合したものを用いることができる。また、合成ゴムとしては、例えば、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、ブチルゴム、エチレン−プロピレン共重合体等が挙げられる。ゴム30は、発泡処理がされることにより、内部に複数の空孔が形成されていてもよい。空孔は、それぞれが独立した独立孔でもよいし、また、複数の空孔同旨が連通された連通孔であってもよい。本実施形態においては、ゴム30として、発泡ブチルゴム製のテープを用いることができる。
巻線は平角線からなり、エッジワイズ状に巻回されている。コイル16は、両端部が同方向に向けて互いに平行に延出されて一対の接続部17A,17Bとされており、それらの端部付近に接続孔18が貫通形成されている。一対の接続部17A,17Bは異なる高さで延出されている。
コイル16は、一対の第1コア12Aおよび第2コア12Bの被巻回部13の周囲に配されており、これにより、第1コア12Aおよび第2コア12Bとともにチョークコイル11を形成している。
ケース20は合成樹脂材からなり、一面側(前面)が開口21により開放された箱体からなる。より詳しくは、ケース20は、チョークコイル11の上面および下面に沿う上壁22および下壁23と、チョークコイル11の左右の側面(脚部14)に沿う側壁24と、チョークコイル11の背面に沿う後壁25と、を有している。
図3に示すように、上壁22および下壁23のうち、後方側の縁部は、チョークコイル11の連結部15の側縁部に沿うように中央付近が内側に向けて斜めに切り欠かれている一方、前方側の縁部は、連結部15の切り欠かれた領域を覆うように、その中央付近も両端部と同位置まで延出された直線状とされている。また、後壁25のうちチョークコイル11のコイル16が配される部分は、コイル16の外周に沿うように、後方側に向けて円弧状に膨出した膨出部25Aとされている。
図4に示すように、ケース20のうち、上壁22、下壁23、側壁24の内面には、第1コア12A、及び第2コア12Bがケース20内に収容された際に、第1コア12A及び第2コア12Bを所定の位置に位置決めする複数本の位置決めリブ26が、チョークコイル11の挿入方向(前後方向)に延びて設けられている
チョークコイル11は、図3に示すように、一対の接続部17A,17Bが開口21から外側に向けて突出する向きでケース20内に収容されている。この状態において、第1コア12A及び第2コア12Bの外面はケース20の複数の位置決めリブ26によって位置決めされており、第1コア12A及び第2コア12Bの外面とケース20の内面との間には、僅かな隙間が形成されている(図5参照)。また、ケース20内は、チョークコイル11を収容した状態でポッティング材60により充填されており、コイル組立体10とされている(図4参照)。
ポッティング材60としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、シリコーン樹脂等、必要に応じて任意の材料を適宜に選択することができる。ポッティング材のちょう度は、15以下が好ましい。ちょう度が15以下であることにより、コイル組立体10の温度が上昇及び下降を繰り返した場合でも、ポッティング材60が熱応力を吸収することができるので、ポッティング材60にクラックが発生することを抑制することができる。ポッティング材60のちょう度は、JIS K2220(2013年11月20日改正)に従って測定した。本実施形態においては、ポッティング材60としては、シリコーン樹脂を用いることができる。
(実施形態の作用、効果)
続いて、本実施形態の作用、効果について説明する。本実施形態に係るコイル組立体10は、重ねられた第1コア12Aと第2コア12Bとの間に配されたコイル16がケース20内に収容されたコイル組立体10であって、ケース20内にはポッティング材60が充填されており、第1コア12Aと第2コア12Bとの間にはゴム30が配されている。
上記の構成により、ポッティング材60によってケース20内は充填されているので、ケース20内の空気が振動することが抑制される。また、第1コア12Aと第2コア12Bとがケース20内でがたつくことも抑制される。これにより、異音の発生を抑制することができる。
また、上記の構成により、第1コア12Aと第2コア12Bとの間の空間にはゴム30が配されているので、磁歪により、第1コア12Aと第2コア12B、又は、第1コア12Aと第2コア12Bとの間の空気が振動することが抑制される。これにより、異音の発生が抑制される。
また、本実施形態によれば、第1コア12Aには、第2コア12Bに向かって延びる一対の脚部14が設けられており、また、第2コア12Bには、第1コア12Aに向かって延びる一対の脚部14が設けられている。ゴム30は、第1コア12Aの脚部14と、第2コア12Bの脚部との間に配されている。
上記の構成によれば、第1コア12Aの脚部14と、第2コア12Bの脚部14とが直接に接触することを抑制することができる。これにより、脚部14同士が接触することによる異音の発生を抑制することができる。
また、本実施形態においては、ゴム30は、発泡ブチルゴムである。
上記の構成により、ゴム30は振動を吸収しやすいものとなっている。これにより、磁歪による振動が、ゴム30によって確実に吸収される。これにより、異音の発生を一層抑制することができる。
また、本実施形態においては、ポッティング材のちょう度が15以下である。また、ポッティング材はシリコーンゴムである。
上記の構成によれば、コイル組立体10の温度が上昇及び下降を繰り返した場合でも、ポッティング材60が熱応力を吸収することができるので、ポッティング材60にクラックが発生することを抑制することができる。
<他の実施形態>
本明細書に記載された技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書に記載された技術の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態においては、コアとして一対のPQ型コアを用いた例を示したが、一対のE型コアや一対のポットコア等、他のコアを用いてもよい。
(2)また、コイル16もエッジワイズコイルに限るものではなく、他のコイルを使用してもよい。
(3)ケース20の位置決めリブ26は必ずしも設けなくてもよい。
(4)本実施形態においては、第2コア12Bの脚部14の上面にゴム30を配する構成としたが、これに限られず、第1コア12Aの脚部14の下面にゴムを貼着する構成としてもよいし、また、第1コア12Aの脚部14の下面と、第2コア12Bの脚部14の上面の双方にゴムを配してもよい。
10:コイル組立体
12A:第1コア(コア)
12B:第2コア(コア)
14:脚部
16:コイル
20:ケース
30:ゴム
60:ポッティング材

Claims (4)

  1. 重ねられた2つのコアの間に配されたコイルがケース内に収容されたコイル組立体であって、
    前記2つのコアの間にはゴムが配されており、前記ケース内にはポッティング材が充填されているコイル組立体。
  2. 前記2つのコアのそれぞれには、一方のコアから他方のコアへ向かって延びる一対の脚部が設けられており、
    前記ゴムは、前記2つのコアの一方のコアに設けられた脚部と、他方のコアに設けられた脚部との間に配されている、請求項1に記載のコイル組立体。
  3. 前記ゴムは、発泡ブチルゴムである請求項1または請求項2に記載のコイル組立体。
  4. 前記ポッティング材はシリコーン樹脂である請求項1から請求項3のいずれか一項に記載されたコイル組立体。
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