JP7425962B2 - コイル部品 - Google Patents

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Description

本発明は、コイル部品に関する。
従来、コイル部品として、特許文献1に記載されたものが知られている。このコイル部品は、第1のコアと第2のコアとを組み合わせることによって構成される。また、第1のコアと第2のコアとの間には、磁石が配置されている。
特開昭50-133453号公報
ここで、コイル部品が振動した場合には、磁石の位置がずれる場合がある。このように、磁石の位置がずれた場合、コイル部品の直流重畳特性が低下するという問題が生じる。
本発明は、コアに対する磁石の位置ずれを抑制することができるコイル部品を提供することを目的とする。
本発明に係るコイル部品は、足部を有する第1のコアと、足部を介して第1のコアと連結される第2のコアと、足部と第2のコアとの間に配置される磁石と、を備え、磁石は、第1のコア及び第2のコアの少なくとも一方と磁石との接合面に設けられた凹凸構造によって、第1のコアと第2のコアとの対向方向と交差する第1の方向への移動が少なくとも規制される。
本発明に係るコイル部品では、磁石は、第1のコアの足部と第2のコアとの間に配置される。これにより、コイル部品の直流重畳特性が高められる。ここで、磁石は、凹凸構造によって、第1のコアと第2のコアとの対向方向と交差する第1の方向への移動が少なくとも規制される。従って、コイル部品が振動する場合であっても、磁石の少なくとも第1の方向への移動は凸凹構造によって規制される。これにより、コアに対する磁石の位置ずれを抑制することができる。
第1のコア及び第2のコアの少なくとも一方には、第1の方向に互いに対向するように突出する一対の第1の規制壁部が形成され、磁石は、第1の規制壁部によって第1の方向への移動が規制されてよい。これにより、一対の第1の規制壁部という簡易な構造により、磁石の第1の方向への移動を規制することができる。
第1のコア及び第2のコアの少なくとも一方には、対向方向及び第1の方向と交差する第2の方向に互いに対向するように突出する一対の第2の規制壁部が形成され、磁石は、第2の規制壁部によって第2の方向への移動が規制されてよい。これにより、磁石の第1の方向への移動に加え、磁石の第2の方向への移動も規制することができる。
磁石には、第1のコア及び第2のコアの少なくとも一方に向かって突出する突出部が形成されてよい。これにより、磁石の突出部が第1のコア及び第2のコアの少なくとも一方と嵌合することで、磁石の移動を規制することができる。
第1のコアは、一対の足部を有し、当該一対の足部の少なくとも一方に磁石が配置され、 一対の足部の間には、コイル部が配置されてよい。
本発明によれば、コアに対する磁石の位置ずれを抑制することができるコイル部品を提供することができる。
本発明の実施形態に係るコイル部品を示す平面図である。 コイル部品の展開図である。 図1のIII-III線に沿った断面図である。 変形例に係るコイル部品の展開図である。 変形例に係るコイル部品の足部及び磁石の拡大図である。 変形例に係るコイル部品の断面図である。 コイル部を示したコイル部品を示す図である。
図1を参照して、本発明の実施形態に係るコイル部品について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るコイル部品100を示す平面図である。図2は、コイル部品100の展開図である。
図1及び図2に示すように、コイル部品100は、第1のコア1と、第2のコア2と、磁石3(図2参照)と、を備える。第1のコア1と第2のコア2とが対向する対向方向をZ軸方向とする。なお、第1のコア1側をZ軸方向における正側とする。Z軸方向に垂直な方向をX軸方向とし、Z軸方向及びX軸方向に垂直な方向をY軸方向とする。なお、本実施形態では、X軸方向が請求項における「第1の方向」に対応するものとし、Y軸方向が請求項における「第2の方向」に対応するものとする。しかし、当該対応関係に限定されるものではなく、Y軸方向を「第1の方向」に対応するものとして見た場合は、X軸方向が「第2の方向」に対応するものとなる。
第1のコア1は、U字型のコアである。第1のコア1は、本体部6と、一対の足部7A,7Bと、を備える。本体部6は、X軸方向に長手方向を有する直方体をなしている。本体部6は、下面6a、上面6b、側面6c,6d、及び端面6e,6fを有する。下面6aは、Z軸方向の負側の位置においてXY平面と平行に広がる。上面6bは、Z軸方向の正側の位置においてXY平面と平行に広がる。側面6c,6dは、Y軸方向の正側及び負側の位置において、それぞれXZ平面と平行に広がる。端面6e,6fは、X軸方向の正側及び負側の位置においてYZ平面と平行に広がる。
足部7A,7Bは、本体部6の下面6aからZ軸方向の負側へ向かって突出する。足部7Aは、本体部6のX軸方向の負側の端部に設けられる。足部7Bは、本体部6のX軸方向の正側の端部に設けられる。足部7Aと足部7Bとは、互いにX軸方向において離間している。
足部7A,7Bは、Z軸方向から見て矩形状をなしている。足部7A,7Bは、側面7a,7b,7c,7d、及び下面7eをそれぞれ有している。側面7a,7bは、Y軸方向の正側及び負側のそれぞれの位置においてXZ平面と平行に広がる。側面7c,7dは、X軸方向における外側及び内側のそれぞれの位置においてYZ平面と平行に広がる。なお、X軸方向における外側とは、本体部6の長手方向を基準としており、端面6e,6f側を指す。下面7eは、Z軸方向の負側の位置においてXY平面と平行に広がる。なお、足部7Aの下面7eには窪み10(図2参照)が形成されている。窪み10の詳細な構成については後述する。本実施形態では、足部7A,7Bの側面7a,7bは、本体部6の側面6c,6dとそれぞれ同一平面をなしている。足部7Aの側面7cは、本体部6の端面6eと同一平面をなしている。足部7Bの側面7cは、本体部6の端面6fと同一平面をなしている。ただし、足部7A,7Bの形状や本体部6との位置関係などは特に限定されるものではない。
第2のコア2は、I字型のコアである。第2のコア2は、足部7A,7Bを介して第1のコア1と連結される。第2のコア2は、XY平面と平行に広がる矩形板状の形状を有している。第2のコア2は、上面2a、下面2b、及び側面2c,2d,2e,2fを有する。上面2aは、Z軸方向の正側の位置においてXY平面と平行に広がる。下面2bは、Z軸方向の負側の位置においてXY平面と平行に広がる。側面2c,2dは、Y軸方向の正側及び負側の位置において、それぞれXZ平面と平行に広がる。側面2e,2fは、X軸方向の正側及び負側の位置においてYZ平面と平行に広がる。
第1のコア1は、第2のコア2の上面2aに対して接続される。第1のコア1の足部7A,7Bの下面7eは、第2のコア2の上面2aと平行をなすように、近接又は接触するように配置される。なお、本実施形態では、第1のコア1は、第2のコア2の上面2aのうち、Y軸方向の負側の領域に配置される。
図2に示すように、磁石3は、足部7Aと第2のコア2との間に配置される。磁石3は、XY平面と平行に広がる矩形板状の永久磁石である。磁石3は、上面3a、下面3b、及び側面3c,3d,3e,3fを有する。上面2aは、Z軸方向の正側の位置においてXY平面と平行に広がる。下面3bは、Z軸方向の負側の位置においてXY平面と平行に広がる。側面3c,3dは、Y軸方向の正側及び負側の位置において、それぞれXZ平面と平行に広がる。側面3e,3fは、X軸方向の正側及び負側の位置においてYZ平面と平行に広がる。磁石3は、足部7Aの下面7eに形成された窪み10内に配置される。これにより、磁石3は、Z軸方向から見たときに、足部7Aの側面7a,7b,7c,7dで囲まれる領域内に配置される。
次に、図2及び図3を参照して、足部7Aの窪み10付近の構成について説明する。図3は、図1のIII-III線に沿った断面図である。窪み10は、足部7Aの下面7eからZ軸方向の正側へ窪む凹部である。窪み10は、足部7Aの下面7eにおいて、磁石3のX軸方向及びY軸方向への移動を規制する凹凸構造として機能する。凹凸構造は、第1のコア1及び第2のコア2の少なくとも一方と磁石3との接合面に設けられる構造である。本実施形態では、第1のコア1と磁石3との接合面(足部7Aの下面7e)に凹凸構造が設けられる。なお、凹凸構造とは、凹構造、凸構造、及び凹形状と凸形状を両方備える構造を広く含む構造である。本実施形態では、窪み10によって凹構造が構成される。窪み10は、Z軸方向から見て矩形状をなす。窪み10の深さ(Z軸方向の寸法)は、磁石3の厚みよりも大きい。窪み10は、内側面10a,10b,10c,10dと、底面10eと、を有する。
内側面10a,10b,10c,10dは、底面10eの四方の辺部からZ軸方向の負側へ向かって立ち上がる面である。内側面10aは、底面10eのY軸方向の正側の辺部に対応する位置において、X軸方向に延びる。内側面10bは、底面10eのY軸方向の負側の辺部に対応する位置において、X軸方向に延びる。内側面10a,10bは、XZ平面と平行をなすように、互いにY軸方向に離間した状態で対向している。内側面10cは、底面10eのX軸方向の負側の辺部に対応する位置において、Y軸方向に延びる。内側面10dは、底面10eのX軸方向の正側の辺部に対応する位置において、Y軸方向に延びる。内側面10c,10dは、YZ平面と平行をなすように、互いにX軸方向に離間した状態で対向している。
以上のような窪み10が形成されることにより、第1のコア1には、X軸方向に互いに対向するように突出する一対の規制壁部11,12(第1の規制壁部)が形成される。また、第1のコア1には、Y軸方向に互いに対向するように突出する一対の規制壁部13,14(第2の規制壁部)が形成される。
規制壁部11,12は、内側面10c,10dをそれぞれ内周側に有する壁部である。規制壁部11,12は、足部7Aの側面7c,7dの位置において、底面10eからZ軸方向の負側へ突出すると共に、Y軸方向に延びる壁部である。規制壁部11,12は、足部7Aの側面7aから側面7bに至る位置まで延びている。すなわち、規制壁部11,12は、足部7AのY軸方向の全域にわたって形成されている。
規制壁部13,14は、内側面10a,10bを内周側に有する壁部である。規制壁部13,14は、足部7Aの側面7a,7bの位置において、底面10eからZ軸方向の負側へ突出すると共に、X軸方向に延びる壁部である。規制壁部13,14は、足部7Aの側面7cから側面7dに至る位置まで延びている。すなわち、規制壁部13,14は、足部7AのX軸方向の全域にわたって形成されている。また、規制壁部13,14の両側の端部は、規制壁部11,12と連結されている。これにより、窪み10は、全周にわたって内側面10a,10b,10c,10dによって隙間無く囲まれた状態となる。なお、規制壁部11,12,13,14は、それぞれの長手方向の全域に延びている必要はなく、部分的に切り欠かれた状態となっていてもよい。
第1のコア1の足部7Aの下面7eを第2のコア2の上面2a上に配置すると、窪み10の開口部が上面2aに塞がれる。これにより、第1のコア1と第2のコア2との間に窪み10による内部空間が形成される。磁石3は、当該内部空間の内部に配置される(図3参照)。当該内部空間の中では、磁石3は、上面3aと窪み10の底面10eとがZ軸方向に対向し、下面3bと第2のコア2の上面2aとがZ軸方向に対向するような状態となる。なお、本実施形態では、磁石3の上面3aは、窪み10の底面10eと接触している。また、磁石3の下面3bは、上面2a上に配置されたギャップシート16と接触している。これにより、磁石3は、第1のコア1と第2のコア2との間で挟まれた状態となる。ただし、磁石3と底面10e及び上面2aとの間の位置関係は特に限定されず、磁石3が第1のコア1と第2のコア2との間に挟まれていればよい。
また、窪み10による内部空間の中では、磁石3は、規制壁部11,12によってX軸方向への移動が規制された状態で配置される。また、磁石3は、規制壁部13,14によってY軸方向への移動が規制された状態で配置される。具体的には、磁石3は、側面3fが規制壁部11の内側面10cとX軸方向に対向し、側面3eが規制壁部12の内側面10dとX軸方向に対向するように配置される。また、磁石3は、側面3cが規制壁部13の内側面10aとY軸方向に対向し、側面3dが規制壁部14の内側面10bとY軸方向に対向するように配置される。磁石3の各側面と各規制壁部との間には、隙間が形成されてよいが、磁石3の移動を規制する際には、磁石3の各側面は各規制壁部と当接する。
上述のような窪み10を形成するときは、第1のコア1を成形するために用いる金型に、窪み10に対応する形状を形成しておく。
次に、本実施形態に係るコイル部品100の作用・効果について説明する。
本実施形態に係るコイル部品100では、磁石3は、第1のコア1の一方の足部7Aと第2のコア2との間に配置される。これにより、コイル部品100の直流重畳特性が高められる。ここで、磁石3は、窪み10による凹構造によって、第1のコア1と第2のコア2との対向方向であるZ軸方向と直交するように交差するX軸方向及びY軸方向への移動が規制される。従って、コイル部品100が振動する場合であっても、磁石3のX軸方向及びY軸方向への移動は窪み10による凹構造によって規制される。これにより、コア1,2に対する磁石3の位置ずれを抑制することができる。また、製造時においては、磁石3を窪み10に挿入すれば位置決めが完了するため、磁石3の位置決め、及び装着が容易となる。従って、コイル部品100の量産効率を向上できる。
第1のコア1には、X軸方向に互いに対向するように突出する一対の規制壁部11,12が形成され、磁石3は、規制壁部11,12によってX軸方向への移動が規制される。これにより、一対の規制壁部11,12という簡易な構造により、磁石3のX軸方向への移動を規制することができる。
第1のコア1には、Y軸方向に互いに対向するように突出する一対の規制壁部13,14が形成され、磁石3は、規制壁部13,14によってY軸方向への移動が規制される。これにより、磁石3のX軸方向への移動に加え、磁石3のY軸方向への移動も規制することができる。
ここで、図7は、コイル部品100に対してコイル部50を配置した場合の配置の一例を示す斜視図である。図7に示すように、第1のコア1は、一対の足部7A,7Bを有し、当該一対の足部7A,7Bの少なくとも一方に磁石3が配置され、一対の足部7A,7Bの間には、コイル部50が配置される。コイル部は、板金コイル、または基板(多層基板)におけるパターンコイルなどである。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、図4に示すコイル部品100を採用してもよい。当該コイル部品100では、足部7Aに形成された窪み20の構造が、図2に示す窪み10と異なっている。窪み20は、内側面10c,10d、及び底面10eを有しているが、Y軸方向に足部7Aを貫通するように構成されている。窪み20は、側面7aにおいてY軸方向の正側に開口し、側面7bにおいてY軸方向の負側に開口する。すなわち、図4に示す構造では、第1のコア1は、X軸方向に対向する規制壁部11,12を有しているが、Y軸方向に対向する規制壁部13,14(図2参照)を有していない。この場合、磁石3のX軸方向への移動は規制壁部11,12によって規制されるが、磁石3のY軸方向への移動は規制されない。当該構造を採用する場合は、予めコイル部品100の振動方向を把握しておき、当該振動方向において規制壁部11,12が対向するように配置すればよい。なお、窪み20を形成する時は、窪み10と同様に金型に対応する形状を設けてもよいが、切削加工によって形成することも可能である。すなわち、足部7Aの平面状の下面7eを切削することによって、窪み20が形成されてもよい。窪み20は、Y軸方向に貫通しているため、切削工具を通過させることができるためである。
なお、窪み10,20は足部7Aのみに形成されていたが、足部7B側にも磁石3を配置するときは、足部7Bにも窪み10,20が形成されてよい。また、窪み20はY軸方向に貫通していたが、X軸方向に貫通してもよい。なお、足部7Aと足部7Bの両方に窪み20を形成するとき、窪み20がX軸方向に貫通するような構成とすれば、切削工具によって、足部7Aと足部7Bに対して同時に窪み20を形成することができる。なお、足部7Bのみに窪み10,20を形成してもよい。
また、図5に示すような構成を採用してもよい。図5に示す構成においては、磁石3には、第1のコア1に向かって突出する突出部31,32が形成されている。突出部31は、側面3fからX軸方向の負側へ向かって突出する。当該突出部31は、規制壁部11の内側面10cに形成された凹部11aに挿入される。突出部32は、側面3eからX軸方向の正側へ向かって突出する。当該突出部32は、規制壁部12の内側面10dに形成された凹部12aに挿入される。これにより、磁石3の突出部31,32が第1のコア1の凹部11a,12aと嵌合することで、磁石3のY軸方向への移動を規制することができる。
また、磁石3のXY平面方向における移動を規制するための凹凸構造は、第1のコア1、第2のコア2、及び磁石3のどの構成要素に対してどのように形成されていてもよい。例えば、図6に示すような構成を採用してもよい。図6(a)に示す構成では、磁石3にZ軸方向の正側へ突出する突出部36が形成されている。また、突出部36は、第1のコア1の足部7Aの窪み37に挿入されている。これにより、磁石3のX軸方向及びY軸方向の移動が、突出部36を介して、足部7Aの窪み37によって規制される。このように、突出部36と窪み37の組み合わせによって、磁石3のX軸方向及びY軸方向の少なくとも一方の移動を規制する凹凸構造が構成される。
また、図6(b)に示す構成では、磁石3にZ軸方向の負側へ窪む窪み38が形成されている。また、窪み38には、第1のコア1の突出部39が挿入されている。これにより、磁石3のXY平面方向の移動が、窪み38を介して、足部7Aの突出部39によって規制される。このように、突出部39と窪み38の組み合わせによって、磁石3の磁石3のX軸方向及びY軸方向の少なくとも一方の移動を規制する凹凸構造が構成される。
また、図6(c)に示す構成では、第2のコア2に窪み41が形成され、磁石3が当該窪み41内に挿入されている。これにより、磁石3のXY平面方向の移動が、窪み41によって規制される。このように、窪み41によって、磁石3の磁石3のX軸方向及びY軸方向の少なくとも一方の移動を規制する凹凸構造が構成される。
1…第1のコア、2…第2のコア、3…磁石、7A,7B…足部、10,20,38,41…窪み(凹凸構造)、11,12…規制壁部(第1の規制壁部)、13,14…規制壁部(第2の規制壁部)、31,32,36,39…突出部、100…コイル部品。

Claims (3)

  1. 足部を有する第1のコアと、
    前記足部を介して前記第1のコアと連結される第2のコアと、
    前記足部と前記第2のコアとの間に配置される磁石と、を備え、
    前記磁石は、前記第1のコア及び前記第2のコアの少なくとも一方と磁石との接合面に設けられた凹凸構造によって、前記第1のコアと前記第2のコアとの対向方向と交差する第1の方向への移動が少なくとも規制され、
    前記磁石には、前記第1のコア及び前記第2のコアの少なくとも一方に向かって突出し、前記第1のコア及び前記第2のコアの少なくとも一方に形成された凹部に挿入される突出部が形成され、
    たは、
    前記第1のコア及び前記第2のコアの少なくとも一方には、前記磁石に向かって突出し、前記磁石に形成された凹部に挿入される突出部が形成される、コイル部品。
  2. 前記第1のコア及び前記第2のコアの少なくとも一方には、前記第1の方向に互いに対向するように突出する一対の第1の規制壁部が形成され、
    前記磁石は、前記第1の規制壁部によって前記第1の方向への移動が規制され
    前記磁石には、前記第1の規制壁部に向かって突出し、前記第1の規制壁部に形成された前記凹部に挿入される前記突出部が形成される、請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記第1のコアは、一対の前記足部を有し、当該一対の前記足部の少なくとも一方に前記磁石が配置され、
    一対の前記足部の間には、コイル部が配置される、請求項1又は2に記載のコイル部品。
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