JP2017125463A - 排気消音器 - Google Patents

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Abstract

【課題】シェルの一部を構成する胴体部の外周の周方向に沿う少なくとも1箇所に、胴体部の長手方向全長にわたる凹部が形成される排気消音器において、汎用性、組み付け性およびパイプレイアウトの自由度を高め、軽量化を可能とする。
【解決手段】シェル11が、筒状部材14と、この筒状部材14の一端部に嵌合、溶接される第1嵌合筒部15aを有する有底筒状の第1蓋部材15と、筒状部材14の他端部に嵌合、溶接されるとともに筒状部材14および第1嵌合筒部15aと協働して前記胴体部12を構成する第2嵌合筒部16aを有する有底筒状の第2蓋部材16とから成り、セパレータ18,19が筒状部材14の内周に溶接され、第1および第2蓋部材15,16の少なくとも一方に、セパレータ18,19で保持されるインレットパイプ24およびアウトレットパイプ25が挿通される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、筒状の胴体部の両端部が閉じられて成るシェルと、当該シェル内を複数に区画するようにして前記胴体部の内周に固定されるセパレータとを備え、前記胴体部の外周の周方向に沿う少なくとも1箇所に、内方に凹む凹部が前記胴体部の長手方向全長にわたって形成される排気消音器に関する。
このような排気消音器は、たとえば特許文献1で知られている。
特開2015−14209号公報
上記特許文献1で開示されるものでは、外面に凹部が形成される半割り部材と、他の半割り部材とを溶接することでシェルが構成されるようにしており、このようなシェルの構造では、半割り部材を成形するための専用のプレス型が必要であるとともに、排気消音器の容量調整ができず、汎用性に欠けるものとなる。しかもセパレータをシェルに溶接、固定する場合にシェル内部を確認することができず、セパレータが確実にシェルの内面に接触するようにセットするために複雑な位置決め手段が必要となるだけでなく、半割り部材およびセパレータをともに高精度に製造することが必要となる。
また一対の半割り部材のいずれか一方に、インレットパイプおよびアウトレットパイプを纏めて配設することが必要であり、パイプレイアウトに制約が生じてしまい、シェルの両端部に分かれてインレットパイプおよびアウトレットパイプが配設される場合には、インレットパイプおよびアウトレットパイプを保持したままのセパレータを、一方の半割り部材の内方からインレットパイプおよびアウトレットパイプを外方に挿通させるように半割り部材内に配置することは困難であり、インレットパイプおよびアウトレットパイプの一方を、半割り部材に外方から挿通する作業が必要となり、組み付け作業が煩雑となってコスト増大を招くことになる。
ところで上記特許文献1に開示のものでは、放射音を抑えるためにリブ等がシェルの内面に設けられたり、シェルに凹凸が形成されたりすることが必要となるが、それによるシェルの形状複雑化でシェルおよびセパレータの接合部の形状も複雑となる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、専用のプレス型を多く準備することを不要として容量調整を容易とすることで汎用性を高め、セパレータが容易にかつ確実にシェルの内面に溶接されるようにして組み付け性を高め、パイプレイアウトの自由度を高めることを可能とした排気消音器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、筒状の胴体部の両端部が閉じられて成るシェルと、当該シェル内を複数に区画するようにして前記胴体部の内周に固定されるセパレータとを備え、前記胴体部の外周の周方向に沿う少なくとも1箇所に、内方に凹む凹部が前記胴体部の長手方向全長にわたって形成される排気消音器において、前記シェルが、筒状部材と、この筒状部材の一端部の断面形状に対応した断面形状を有しつつ前記筒状部材の一端部に嵌合、溶接される第1嵌合筒部を有して有底筒状に形成される第1蓋部材と、前記筒状部材の他端部の断面形状に対応した断面形状を有しつつ前記筒状部材の他端部に嵌合、溶接されるとともに前記筒状部材および第1嵌合筒部と協働して前記胴体部を構成する第2嵌合筒部を有して有底筒状に形成される第2蓋部材とから成り、前記筒状部材の内周形状に対応した外周形状を有する前記セパレータが前記筒状部材の内周に溶接され、第1および第2蓋部材の少なくとも一方に、前記セパレータで保持されるインレットパイプおよびアウトレットパイプが、それらのパイプの端部を第1および第2蓋部材の少なくとも一方から外方に突出させるようにして挿通されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記筒状部材の両端部が第1および第2嵌合筒部に嵌合され、一対の前記セパレータの外周が、前記筒状部材の両端部の内周に溶接されることを第2の特徴とする。
さらに本発明は、第2の特徴の構成に加えて、第1および第2嵌合筒部の前記筒状部材への溶接部が、一対の前記セパレータの前記筒状部材への溶接部に、前記筒状部材の長手方向で重なる位置に設定されることを第3の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、筒状部材と、その筒状部材の両端部に嵌合、溶接される第1および第2蓋部材とでシェルが構成されるので、容量を変化させるときには筒状部材の長さを変化させればよく、第1および第2蓋部材は共通に用いることができるので、専用のプレス型を多く準備することを不要として容量調整を容易とすることで汎用性を高めることができる。また第1および第2蓋部材は、筒状部材の端部の断面形状に対応した第1および第2嵌合筒部を有しており、筒状部材の両端部に第1および第2嵌合筒部が嵌合、溶接され、端筒状部材の内周形状に対応した外周形状を有するセパレータが筒状部材の内周に溶接されるので、溶接を行い易く、セパレータを容易にかつ確実にシェルの内面に溶接されるようにして組み付け性を高めることができる。しかも筒状部材と、第1および第2嵌合筒部とで構成される胴体部の外周の周方向に沿う少なくとも1箇所に形成されて内方に凹む凹部に対応する部分でセパレータが筒状部材の内周に溶接されるので、凹部が形成されることによって剛性が低下する部分で胴体部の剛性を高めることが可能であり、それによって放射音を軽減することができる。さらに筒状部材に固定されるセパレータでインレットパイプおよびアウトレットパイプが保持されており、筒状部材に両側から第1および第2蓋部材が溶接されるので、インレットパイプおよびアウトレットパイプを保持したままのセパレータが固定された状態の筒状部材に、両側から第1および第2蓋部材を溶接するようにすることで、インレットパイプおよびアウトレットパイプを第1および第2蓋部材の少なくとも一方に内方から挿通することが容易であり、組み付け作業が簡単となってコストの低減を図ることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、セパレータの外周が筒状部材の両端部の内周に溶接されるので、筒状部材の剛性を確保するとともに筒状部材に対するセパレータの位置決めを容易として組付け性を高めることができる。
さらに本発明の第3の特徴によれば、第1および第2嵌合筒部が、一対のセパレータの筒状部材への溶接部に筒状部材の長手方向で重なる位置で筒状部材に溶接されるので、筒状部材に対する第1および第2蓋部材の位置決めを容易として組み立てを簡単とすることができる。また第1嵌合筒部、筒状部材および一対のセパレータの一方を同時に溶接するとともに、第2嵌合筒部、筒状部材および一対のセパレータの他方を同時に溶接することができ、そうすれば組み立てをより簡単とすることができる。
第1の実施の形態の排気消音器の平面図である。 図1の2矢視方向から見た排気消音器の側面図である。 図1の3−3線断面図図である。 図1の4−4線断面図である。 図1の5−5線断面図である。 第2の実施の形態の排気消音器の平面図である。 図6の7−7線断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の第1の実施の形態について図1〜図5を参照しながら説明すると、先ず図1〜図3において、たとえば四輪車両に用いられる排気消音器のシェル11は、車両搭載時に長手方向が車両前後方向に沿うように配置される筒状の胴体部12の両端部が閉じられて成るものであり、前記胴体部12の外周の周方向に沿う少なくとも1箇所(この実施の形態では1箇所)に、車両搭載時に車体フレーム (図示せず)を避けるために内方に凹んだ凹部13が前記胴体部12の長手方向全長にわたって形成される。
前記シェル11は、筒状部材14と、この筒状部材14の一端部の断面形状に対応した断面形状を有しつつ前記筒状部材14の一端部(この実施の形態では車両前後方向の前端部)に嵌合、溶接される第1嵌合筒部15aを有して有底筒状に形成される第1蓋部材15と、前記筒状部材14の他端部(この実施の形態では車両前後方向の後端部)の断面形状に対応した断面形状を有しつつ前記筒状部材14の他端部に嵌合、溶接されるとともに前記筒状部材14および第1嵌合筒部15aと協働して前記胴体部12を構成する第2嵌合筒部16aを有して有底筒状に形成される第2蓋部材16とから成る。
図4を併せて参照して、前記筒状部材14の両端部が第1および第2嵌合筒部15a,16aに嵌合、溶接されており、前記筒状部材14、第1嵌合筒部15aおよび第2嵌合筒部16aの外周は協働して前記凹部13を構成するように形成される。また前記シェル11を前記車体フレームで支持するために、たとえば第2蓋部材16の外面に棒部材が溶接されて成るステー17が設けられる。
前記シェル11内は、前記胴体部12の内周に固定されるセパレータで複数に区画されるものであり、この実施の形態では、前記筒状部材14の内周形状に対応した外周形状を有する第1および第2セパレータ18,19が前記筒状部材14の内周に溶接される。この実施の形態では、第1および第2セパレータ18,19が、前記筒状部材14の内周面に当接する鍔部18a,19aを外周にそれぞれ有するように形成されており、第1セパレータ18の前記鍔部18aは、前記筒状部材14の一端部を嵌合、溶接した第1嵌合筒部15aにその長手方向で隣接する位置で、前記筒状部材14の内周に溶接され、第2セパレータ19の前記鍔部19aは、前記筒状部材14の他端部を嵌合、溶接した第2嵌合筒部16aにその長手方向で隣接する位置で、前記筒状部材14の内周に溶接される。
前記シェル11内で、第1蓋部材15および第1セパレータ18間には下流側膨張室20が形成され、第2蓋部材16および第2セパレータ19間には上流側膨張室21が形成され、第1および第2セパレータ18,19間には吸音室22が形成され、吸音室22には、グラスウール等の吸音材23が充填される。
第1および第2蓋部材15,16の少なくとも一方には、第1および第2セパレータ18,19で保持されるインレットパイプ24およびアウトレットパイプ25が、それらのパイプ24,25の端部を第1および第2蓋部材15,16の少なくとも一方から外方に突出させるようにして挿通されるものであり、この実施の形態では、第1および第2セパレータ18,19で保持されるインレットパイプ24が、その上流端部26を第1蓋部材15から外方に突出させるようにして第1蓋部材15に挿通され、第1および第2セパレータで保持されるアウトレットパイプ25が、その下流端部27を第2蓋部材16から外方に突出させるようにして第2蓋部材16に挿通される。前記インレットパイプ24の上流端部26には、車両に搭載されるエンジン(図示せず)の排ガスを導く排気管(図示せず)が接続され、前記アウトレットパイプ25の下流端部27は大気に開口される。
図5を併せて参照して、前記インレットパイプ24は、第1蓋部材15の下部外面から斜め下方に向けて突出する上流端部26を一端部に有して第1蓋部材15の下部外面に挿通される湾曲管部24aと、湾曲管部24aの他端部に一端部が連設されて第1および第2セパレータ18,19を貫通するとともに他端部が上流側膨張室21に突入する直管部24bとを有するように屈曲した形状に形成され、前記直管部24bのうち前記吸音室22に臨む部分には複数のパンチング孔28が形成される。
前記アウトレットパイプ25は、一端部を下流側膨張室20に開口してほぼ水平に延びる第1直管部25aと、第1直管部25aの他端部に一端部が連設されて第1および第2セパレータ18,19を貫通するとともに他端部を下流端部27として第2蓋部材16の外方に突出させるようにしつつ第2蓋部材16の下部に挿通される第2直管部25bとを有するように屈曲した形状に形成される。
前記インレットパイプ24の直管部24bは、第1および第2セパレータ18,19にバーリング加工で形成される第1および第2保持筒部18b,19bに挿通、保持され、前記アウトレットパイプ25の第2直管部25bは、第1および第2セパレータ18,19にバーリング加工で形成される第3および第4保持筒部18c,19cに挿通、保持される。
また第1および第2セパレータ18,19にバーリング加工で形成される第5および第6保持筒部18d,19dには、直管である連通パイプ29が挿通、保持されており、上流側膨張室21および下流側膨張室20は前記連通パイプ29を介して連通される。
次にこの第1の実施の形態の作用について説明すると、排気消音器のシェル11が、筒状の胴体部12の両端部が閉じられて成り、胴体部12の外周に、内方に凹む凹部13が長手方向全長にわたって形成されるのであるが、そのシェル11が、筒状部材14と、この筒状部材14の一端部に溶接される第1蓋部材15と、前記筒状部材14の他端部に溶接される第2蓋部材16とから成るので、容量を変化させるときには筒状部材14の長さを変化させればよく、第1および第2蓋部材15,16は共通に用いることができるので、専用のプレス型を多く準備することを不要として容量調整を容易とすることで汎用性を高めることができる。
また第1蓋部材15は、前記筒状部材14の一端部の断面形状に対応した断面形状を有しつつ前記筒状部材14の一端部に嵌合、溶接される第1嵌合筒部15aを有して有底筒状に形成され、第2蓋部材16は、前記筒状部材14の他端部の断面形状に対応した断面形状を有しつつ前記筒状部材14の他端部に嵌合、溶接されるとともに前記筒状部材14および第1嵌合筒部15aと協働して前記胴体部12を構成する第2嵌合筒部16aを有して有底筒状に形成され、シェル11内を複数に区画する第1および第2セパレータ18,19が、筒状部材14の内周形状に対応した外周形状を有して前記筒状部材14の内周に溶接されるので、溶接を行い易く、第1および第2セパレータ18,19を容易にかつ確実にシェル11の内面に溶接されるようにして組み付け性を高めることができる。しかも筒状部材14と、第1および第2嵌合筒部15a,16aとで構成される胴体部12の外周の周方向に沿う少なくとも1箇所に形成されて内方に凹む凹部13に対応する部分で第1および第2セパレータ18,19が筒状部材14の内周に溶接されるので、凹部13が形成されることによって剛性が低下する部分で胴体部12の剛性を高めることが可能であり、それによって放射音を軽減することができる。
さらに第1および第2セパレータ18,19で保持されるインレットパイプ24が、その上流端部26を第1蓋部材15から外方に突出させるようにして第1蓋部材15に挿通され、第1および第2セパレータ18,19で保持されるアウトレットパイプ25が、その下流端部27を第2蓋部材16から外方に突出させるようにして第2蓋部材16に挿通されので、インレットパイプ24およびアウトレットパイプ25を保持したままの第1および第2セパレータ18,19が固定された状態の筒状部材14に、両側から第1および第2蓋部材15,16を溶接することで、インレットパイプ24およびアウトレットパイプ25を第1および第2蓋部材15,16に内方から挿通することが容易であり、組み付け作業が簡単となってコストの低減を図ることができる。
本発明の第2の実施の形態について図6および図7を参照しながら説明するが、上記第1の実施の形態に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
排気消音器のシェル11は、筒状の胴体部12の両端部が閉じられて成るものであり、胴体部12の外周の周方向に沿う1箇所に、内方に凹んだ凹部13が前記胴体部12の長手方向全長にわたって形成される。
筒状部材14と、この筒状部材14の一端部の断面形状に対応した断面形状を有しつつ前記筒状部材14の一端部に嵌合、溶接される第1嵌合筒部15aを有して有底筒状に形成される第1蓋部材15と、前記筒状部材14の他端部の断面形状に対応した断面形状を有しつつ前記筒状部材14の他端部に嵌合、溶接されるとともに前記筒状部材14および第1嵌合筒部15aと協働して前記胴体部12を構成する第2嵌合筒部16aを有して有底筒状に形成される第2蓋部材16とから成るシェル11内は、第1および第2セパレータ18,19で、下流側膨張室20、上流側膨張室21および吸音室22に区画されており、第1および第2セパレータ18,19の外周は、前記筒状部材14の両端部の内周に溶接される。
しかも前記筒状部材14の両端部が第1および第2嵌合筒部16aに嵌合、溶接されており、第1および第2嵌合筒部16aの前記筒状部材14への溶接部31,32が、第1および第2セパレータ18,19の前記筒状部材14への溶接部33,34に、前記筒状部材14の長手方向で重なる位置に設定されるものであり、この第2の実施の形態では、筒状部材14の一端部、第1蓋部材15の第1嵌合筒部15aおよび第1セパレータが重なった状態でレーザ溶接によって溶接され、筒状部材14の他端部、第2蓋部材16の第2嵌合筒部16aおよび第2セパレータが重なった状態でレーザ溶接によって溶接される。
この第2の実施の形態によれば、第1および第2セパレータ18,19の外周が筒状部材14の両端部の内周に溶接されるので、筒状部材14の剛性を確保するとともに筒状部材14に対する第1および第2セパレータ18,19の位置決めを容易として組付け性を高めることができる。
また第1および第2セパレータ18,19の筒状部材14への溶接部31,32に筒状部材14の長手方向で重なる位置で筒状部材14に第1および第2嵌合筒部15a,16aが溶接されるので、筒状部材14に対する第1および第2蓋部材15,16の位置決めを容易として組み立てを簡単とすることができる。しかもまた第1嵌合筒部15a、筒状部材14および第1セパレータ18を同時に溶接するとともに、第2嵌合筒部16a、筒状部材14および第2セパレータ19を同時に溶接することができ、そうすれば組み立てをより簡単とすることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
11・・・シェル
12・・・胴体部
13・・・凹部
14・・・筒状部材
15・・・第1蓋部材
15a・・・第1嵌合筒部
16・・・第2蓋部材
16a・・・第2嵌合筒部
18,19・・・セパレータ
24・・・インレットパイプ
25・・・アウトレットパイプ
31,32,33,34・・・溶接部

Claims (3)

  1. 筒状の胴体部(12)の両端部が閉じられて成るシェル(11)と、当該シェル(11)内を複数に区画するようにして前記胴体部(12)の内周に固定されるセパレータ(18,19)とを備え、前記胴体部(12)の周方向に沿う少なくとも1箇所に、内方に凹む凹部(13)が前記胴体部(12)の長手方向全長にわたって形成される排気消音器において、前記シェル(11)が、筒状部材(14)と、この筒状部材(14)の一端部の断面形状に対応した断面形状を有しつつ前記筒状部材(14)の一端部に嵌合、溶接される第1嵌合筒部(15a)を有して有底筒状に形成される第1蓋部材(15)と、前記筒状部材(14)の他端部の断面形状に対応した断面形状を有しつつ前記筒状部材(14)の他端部に嵌合、溶接されるとともに前記筒状部材(14)および第1嵌合筒部(15a)と協働して前記胴体部(12)を構成する第2嵌合筒部(16a)を有して有底筒状に形成される第2蓋部材(16)とから成り、前記筒状部材(14)の内周形状に対応した外周形状を有する前記セパレータ(18,19)が前記筒状部材(14)の内周に溶接され、第1および第2蓋部材(15,16)の少なくとも一方に、前記セパレータ(18,19)で保持されるインレットパイプ(24)およびアウトレットパイプ(25)が、それらのパイプ(24,25)の端部を第1および第2蓋部材(15,16)の少なくとも一方から外方に突出させるようにして挿通されることを特徴とする排気消音器。
  2. 前記筒状部材(14)の両端部が第1および第2嵌合筒部(15a,16a)に嵌合され、一対の前記セパレータ(18,19)の外周が、前記筒状部材(14)の両端部の内周に溶接されることを特徴とする請求項1に記載の排気消音器。
  3. 第1および第2嵌合筒部(15a,16a)の前記筒状部材(14)への溶接部(31,32)が、一対の前記セパレータ(18,19)の前記筒状部材(14)への溶接部(33,34)に、前記筒状部材(14)の長手方向で重なる位置に設定されることを特徴とする請求項2に記載の排気消音器。
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