JP2017119537A - ブリスター包装体の製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】点字付きのブリスター包装体を連続的に効率よく低コストで製造することが可能なブリスター包装体の製造装置を提供する。【解決手段】ブリスター包装装置10は、本体フレームと、搬送ユニットと、シート供給ユニット14と、台紙供給ユニット15と、接合ユニット16と、回収ユニット17と、点字ユニットと、制御部とを備えている。点字ユニット18は、回収ユニット17による回収動作が行われる回収位置P4に設けられている。回収ユニット17において、アクチュエータ172が第1位置P11から第2位置に移動してブリスター包装体30の回収動作を行う前に、点字ユニットはブリスター包装体30のカバーシート31に点字を打ち付ける。【選択図】図3

Description

本発明は、ブリスター包装体を製造する製造装置に関し、特に、ブリスター包装体に点字を施すことが可能なブリスター包装体の製造装置に関する。
樹脂シートからなるカバーシートを厚紙などの台紙に接合してブリスター包装体を連続的に製造するブリスター包装装置が知られている(特許文献1参照)。前記カバーシートには、収容される商品の形状に合わせて成形された凹部を有しており、前記ブリスター包装体においては、前記カバーシートと前記台紙との間に形成される空間に商品が収容されている。このようなブリスター包装体は、ブリスターパックとも呼ばれている。
従来のブリスター包装装置は、複数の前記カバーシートを載置可能な回転テーブル、回転テーブル上に載置されたカバーシートに台紙が合わせられた状態でこれらを互いに圧着する圧着装置、圧着後のブリスター包装体を回転テーブルから取り出して回収する回収装置などを備えている。
ところで、従来から、視覚障害者が商品内容を理解しやすいように、ブリスター包装体の表面に商品名や商品用となどを示す点字が施された商品が提案されている。
特開2014−129114号公報
しかしながら、点字が施された従来のブリスター包装体(以下、点字付包装体ともいう。)は、前記ブリスター包装装置によって製造されたブリスター包装体に対して別の点字打ち装置によって点字が施されることによって製造されるものであるため、点字付包装体を製造する場合に、ブリスター包装体を製造する工程の後に、別の点字打ち装置によって点字打ちを行う工程が必要であり、さらに、点字打ち工程にブリスター包装体を搬送する作業又は工程も必要である。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、点字付きのブリスター包装体を連続的に効率よく低コストで製造することが可能なブリスター包装体の製造装置を提供することにある。
本発明の一実施形態に係るブリスター包装体の製造装置は、カバーシートと台紙との間の収容空間に商品が収容されたブリスター包装体を製造するものである。前記ブリスター包装体の製造装置は、搬送ユニットと、接合ユニットと、回収ユニットと、点字ユニットとを備える。前記搬送ユニットは、予め定められた供給位置で供給された前記カバーシートを支持する支持面を有し、前記支持面に前記カバーシートを支持しつつ前記カバーシートを予め定められた搬送方向へ搬送する。前記接合ユニットは、前記供給位置よりも前記搬送方向の下流側に設けられ、前記カバーシートの接合面に前記台紙が合わせられた状態で前記カバーシートと前記台紙とを圧接して接合する。前記回収ユニットは、前記接合ユニットよりも前記搬送方向の下流側に設けられ、前記接合ユニットによる接合後に得られた前記ブリスター包装体を前記支持面から取り出して回収する。前記点字ユニットは、前記供給位置から前記回収ユニットによる回収位置に至る搬送経路に沿って設けられ、前記搬送ユニットによって前記カバーシートが前記支持面に支持された状態で、前記カバーシートの表面に点字を施す。
本発明のブリスター包装体の製造装置は、前記供給位置で前記支持面に前記カバーシートを供給するシート供給ユニットと、前記供給位置から前記接合ユニットによる接合位置に至る搬送経路に沿って設けられ、前記支持面に支持された前記カバーシートの前記接合面に前記台紙を供給して載置する台紙供給ユニットと、を更に備えることが好ましい。
前記搬送ユニットは、複数の前記カバーシートを支持する前記支持面を有し、駆動力を得て前記供給位置と前記回収位置との間を循環して移動する循環移動体を有する。また、前記接合ユニットは、前記循環移動体の前記支持面に前記カバーシート及び前記台紙が支持された状態で前記カバーシートと前記台紙とを圧接して接合する。この場合、前記回収ユニットは、前記循環移動体の前記支持面から離間した第1位置と、前記第1位置よりも前記支持面側であって前記循環移動体における前記ブリスター包装体に接触可能な第2位置との間で移動可能に駆動制御され、前記第1位置から前記支持面側へ移動して前記第2位置に配置されたときに前記ブリスター包装体を保持し、その後に前記第1位置に移動することにより前記支持面から前記ブリスター包装体を回収するアクチュエータを有する。また、前記点字ユニットは、前記アクチュエータによる前記ブリスター包装体の回収動作の前、又は前記ブリスター包装体の回収動作と同時に、前記カバーシートの表面に点字を施すことが好ましい。
また、前記搬送ユニットは、前記支持面に支持された前記ブリスター包装体が前記回収ユニットによる回収動作位置に到達したときに前記循環移動体を一時的に停止させる。この場合、前記点字ユニットは、前記回収動作位置における前記循環移動体の停止中に前記ブリスター包装体の前記カバーシートに点字を施すことが好ましい。
前記循環移動体の一例として、前記支持面が水平な平坦面である円形状の回転テーブル、前記支持面が水平な平坦面である楕円軌道を有するコンベア、又は、上側に前記支持面が配置される環状のコンベアが考えられる。
本発明のブリスター包装体の製造装置によれば、点字を施すための別工程をブリスター包装体の製造装置以外の装置や設備によって行う必要がなくなり、点字付きのブリスター包装体を連続的に効率よく低コストで製造することが可能になる。
図1は、本発明の実施形態に係るブリスター包装装置10を示す斜視図である。 図2は、ブリスター包装装置10の制御システムの構成を示すブロック図である。 図3は、ブリスター包装装置10を構成する各ユニット14〜17の配置位置を示す平面図である。 図4は、ブリスター包装装置10における回収動作及び点字打ち動作を示す図であり、(A)は回収ユニット17が第1位置P11に配置された状態を示し、(B)は点字ユニット18が点字動作を行っている状態を示し、(C)は点字ユニット17の点字動作が終了し、回収ユニット17が第2位置P12に配置された状態を示し、(D)は回収ユニット17によりブリスター包装体30が持ち上げられた状態を示す。 図5は、ブリスター包装装置10の変形例の構成を示す模式図である。 図6は、ブリスター包装装置10の他の変形例の構成を示す模式図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[ブリスター包装装置10]
図1は、ブリスター包装装置10(本発明のブリスター包装体の製造装置の一例)の外観を示す図である。図2は、ブリスター包装装置10の制御システム構成を示す図である。図3は、ブリスター包装装置10を構成する各ユニット14〜17の配置位置を示す図である。ブリスター包装装置10は、カバーシート31と台紙32との間の収容空間に商品S1(図5参照)が収容されたブリスター包装体30(図4参照)を連続的に製造する製造装置である。ブリスター包装体30に収容される商品S1としては、主として、医薬部外品、具体的には、歯ブラシや化粧品、各種洗浄剤、芳香剤、歯磨き粉、ハンドクリーム、電池、文具、ナイフなどのように生活に密接する製品や食材などが考えられる。
図1及び図2に示されるように、ブリスター包装装置10は、大別すると、本体フレーム12と、搬送ユニット13と、シート供給ユニット14と、台紙供給ユニット15と、接合ユニット16と、回収ユニット17と、点字ユニット18と、制御部100と、を備えている。
本体フレーム12は、各ユニット13〜18を支持するものであり、本体フレーム12の下側部分を構成する下部フレーム121と、上側部分を構成する上部フレーム122とを有する。下部フレーム121に搬送ユニット13が設けられており、上部フレーム122にシート供給ユニット14、台紙供給ユニット15、接合ユニット16、回収ユニット17、及び点字ユニット18が設けられている。
また、上部フレーム122には、タッチパネルなどで構成された操作表示装置243が設けられている。
搬送ユニット13は、予め定められた後述するシート供給位置P1(図3参照)で供給されたカバーシート31(図3参照)を支持しつつ、カバーシート31を予め定められた搬送方向へ搬送する。搬送ユニット13は、モーター131と、ターンテーブル132(本発明の循環移動体、回転テーブルの一例)とにより構成されている。
モーター131は、下部フレーム121の上面に設けられている。モーター131は、ターンテーブル132を図3の矢印D1で示す回転方向(以下、回転方向D1とも称する。)へ回転させる駆動力をターンテーブル132に供給する。
ターンテーブル132は、複数のカバーシート31を支持する支持面132Aを有している。ターンテーブル132は、モーター131から回転駆動力を得て、ターンテーブル132の回転方向D1において予め定められたシート供給位置P1と回収位置P4(図3参照)との間を循環して移動する循環移動体である。ターンテーブル132は、円形状の円盤である。ターンテーブル132の裏面の中央部にモーター131の出力軸が連結されている。
ターンテーブル132の上面が複数のカバーシート31を支持するための支持面132Aである。支持面132Aには、複数の凹陥部23が設けられている。凹陥部23の底面には、ターンテーブル132を下面に貫通する開口36(図4参照)が形成されている。カバーシート31は、その表面を凹陥部23の底部に向け、その接合面を上方へ向けた状態で、凹陥部23の底部に配置される。これにより、カバーシート31が凹陥部23に支持される。本実施形態では、カバーシート31の外周縁は、凹陥部23の底面に配置された状態で、開口36の縁部に支持される。このとき、後述の点字打ち領域R1は、開口36に配置される。
ここで、カバーシート31は、収容される商品S1の形状に合わせて成形された凹部を有しており、例えば、塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエステル、ポリプロピレンなどの合成樹脂からなる薄肉の樹脂シートを、射出成形法、真空成形法、プレス成形法などによって成形される。つまり、カバーシート31は、前記凹部に商品S1を収容する容器である。前記凹部は、完成品としてのブリスター包装体30(図4参照)において、台紙32との間で商品S1の収容空間を形成する部分である。カバーシート31において、前記凹部は、外周縁を除く部分、例えば中央部分に設けられており、前記凹部を除く部分が台紙32と接着される部分である。なお、カバーシート31は、外部から内部の商品S1を視認可能なように透明又は半透明の剛性樹脂で構成されている。もちろん、カバーシート31は不透明のものであってもよい。また、カバーシート31と台紙32との間に商品(例えば薄いシート状の商品)を収容可能であれば、前記凹部が形成されていなくてもよい。
本実施形態では、8つの凹陥部23が支持面132Aに設けられている。具体的には、支持面132Aにおいて、8つの凹陥部23は、ターンテーブル132の回転中心を基準にして周方向へ45度の間隔を隔てて均等に配置されている。制御部100によってモーター131が回転駆動されることによって、ターンテーブル132が回転方向D1へ回転し、これにより、凹陥部23に支持されたカバーシート31が回転方向D1に沿う搬送方向へ搬送される。
図3に示されるように、各ユニット14〜17は、搬送ユニット13によるカバーシート31の搬送経路に沿って設けられている。詳細には、ターンテーブル132の回転方向D1に沿って、シート供給ユニット14、台紙供給ユニット15、接合ユニット16、回収ユニット17がその順番で配置されている。本実施形態では、ターンテーブル132の回転中心を基準にして、シート供給ユニット14から回転方向D1へ180度隔てた位置に台紙供給ユニット15が設けられている。また、台紙供給ユニット15から回転方向D1へ90度隔てた位置に接合ユニット16が設けられている。また、接合ユニット16から回転方向D1へ45度隔てた位置に回収ユニット17が設けられている。
シート供給ユニット14は、前記シート供給位置P1で支持面132Aの各凹陥部23それぞれにカバーシート31を供給するものである。シート供給ユニット14は、複数のカバーシート31を収容するシートストッカー141を有している。ターンテーブル132が回転して、シート供給ユニット14の下方に凹陥部23が到達すると、シート供給ユニット14が動作して、シートストッカー141に収容されているカバーシート31を一つ取り出して凹陥部23に装着する。シート供給ユニット14には、シートストッカー141からカバーシート31を取り出して凹陥部23に移動させるアクチュエータ(不図示)が設けられている。前記アクチュエータとしては、例えば、モーターや回転アームなどを有する電動駆動型のアクチュエータや、内部の空気路が負圧にされた吸着ヘッドを用いたアクチュエータなどの周知のアクチュエータが適用可能である。
ここで、前記シート供給位置P1は、シート供給ユニット14によるシート供給動作が行われる位置である。言い換えると、前記シート供給位置P1は、シート供給ユニット14によってカバーシート31が凹陥部23に装着可能な位置であって、例えば、図3に示されるように、シート供給ユニット14の下方に凹陥部23が配置されている位置である。シート供給ユニット14の下方に凹陥部23が配置されると、シート供給ユニット14は、カバーシート31が凹陥部23に装着可能となる。本実施形態では、制御部100は、凹陥部23がこのシート供給位置P1に配置されるたびにターンテーブル132を一時的に停止させて、所定の停止時間経過後に再びターンテーブル132を回転させる。シート供給ユニット14は、前記停止時間中に、凹陥部23にカバーシート31を装着する動作(シート供給動作)を行う。
台紙供給ユニット15は、支持面132Aの凹陥部23に支持されたカバーシート31の接合面に台紙32を供給して載置するものである。台紙供給ユニット15は、前記シート供給位置P1から後述の接合ユニット16による接合位置P3に至る搬送経路に沿って設けられている。具体的には、台紙供給ユニット15は、ターンテーブル132の外周に沿って設けられており、図3に示されるように、シート供給ユニット14によるシート供給動作が行われる前記シート供給位置P1よりも回転方向D1側に180度隔てられた台紙供給位置P2に設けられている。本実施形態では、台紙供給ユニット15は、ターンテーブル132を挟んでシート供給ユニット14に対向する位置に設けられている。台紙供給ユニット15は、複数の台紙32を収容する台紙ストッカー151を有している。ターンテーブル132が回転して、台紙供給ユニット15の下方に凹陥部23が到達すると、台紙供給ユニット15が動作して、台紙ストッカー151に収容されている台紙32を一つ取り出して凹陥部23のカバーシート31上に重ねるようにして供給される。これにより、台紙32がカバーシート31の接合面に合わせられる。
ここで、前記台紙供給位置P2は、台紙供給ユニット15による台紙供給動作が行われる位置である。言い換えると、前記台紙供給位置P2は、台紙供給ユニット15によって台紙32が凹陥部23のカバーシート31上に供給して載置可能な位置であって、例えば、図3に示されるように、台紙供給ユニット15の下方に凹陥部23が配置されている位置である。台紙供給ユニット15の下方に凹陥部23が配置されると、台紙供給ユニット15は、台紙32をカバーシート31上に供給可能となる。本実施形態では、制御部100は、凹陥部23が台紙供給位置P2に配置されるたびにターンテーブル132を前記停止時間だけ一時的に停止させる。そして、台紙供給ユニット15は、前記停止時間中に、カバーシート31上に台紙32を供給する動作(台紙供給動作)を行う。
なお、本実施形態では、前記シート供給位置P1から前記台紙供給位置P2に至るまでの搬送経路は、凹陥部23に装着された状態のカバーシート31の前記凹部に商品S1を収容させる作業エリアとして使用される。つまり、作業者は、前記シート供給位置P1から前記台紙供給位置P2に至る領域において手作業で商品S1をカバーシート31の凹部に収容する。もちろん、前記シート供給位置P1から前記台紙供給位置P2に至る領域に、カバーシート31の前記凹部に商品S1を自動的に収容する商品収容ユニットを設けてもよい。
台紙32は、カバーシート31の接合面に当接可能なサイズ及び形状に形成されており、例えば、カバーシート31の外周縁に沿う形状に形成されている。台紙32は、例えば、比較的厚みのある紙製の厚紙や合成樹脂製のシート部材などが適用可能である。台紙32の材質や厚みは、ブリスター包装体30(図4参照)に収容される商品S1に応じて適宜選定される要素であり、上述した材質に限定されず、また、厚みも限定されない。
接合ユニット16は、凹陥部23のカバーシート31の接合面に台紙32が合わせられた状態でカバーシート31と台紙32とを圧接して接合するものである。接合ユニット16は、前記シート供給位置P1よりも回転方向D1側に設けられており、台紙供給ユニット15よりも回転方向D1側に設けられている。具体的には、接合ユニット16は、ターンテーブル132の外周に沿って設けられており、図3に示されるように、台紙供給ユニット15による台紙供給動作が行われる前記台紙供給位置P2よりも回転方向D1側に90度隔てられた接合位置P3に設けられている。本実施形態では、接合ユニット16は、前記シート供給位置P1から回転方向D1側へ270度隔てられた位置に設けられている。ターンテーブル132が回転して、接合ユニット16の下方に凹陥部23が到達すると、接合ユニット16が下方に動作して、台紙32を下方へ圧接する。これにより、カバーシート31と台紙32とが圧着される。その結果として、内部に商品S1が収容された状態のブリスター包装体30(図4参照)が製造される。
ここで、前記接合位置P3は、接合ユニット16による接合動作が行われる位置である。言い換えると、前記接合位置P3は、接合ユニット16によってカバーシート31と台紙32とを接合可能な位置であって、例えば、図3に示されるように、接合ユニット16の下方に凹陥部23が配置されている位置である。接合ユニット16の下方に凹陥部23が配置されると、接合ユニット16は、カバーシート31と台紙32とを接合する動作を行うことができる。本実施形態では、制御部100は、凹陥部23が前記接合位置P3に配置されるたびにターンテーブル132を前記停止時間だけ一時的に停止させる。そして、接合ユニット16は、前記停止時間中に、カバーシート31と台紙32とを接合する(接合動作)を行う。
接合ユニット16は、例えば、台紙32を介してカバーシート31の外周縁に熱を加えて、カバーシート31の外周縁を台紙32に溶着する熱溶着装置が適用可能である。もちろん、接合ユニット16は、前記熱溶着装置に限られず、圧接力によって予めカバーシート31の外周縁に塗布された接着剤がカバーシート31と台紙32とを接着する構成が適用されてもよい。
回収ユニット17は、接合ユニット16による接合後に得られたブリスター包装体30(図4参照)を支持面132Aから取り出して回収するものである。回収ユニット17は、接合ユニット16よりも回転方向D1側に設けられている。具体的には、回収ユニット17は、ターンテーブル132の外周に沿って設けられており、図3に示されるように、接合ユニット16による接合動作が行われる前記接合位置P3よりも回転方向D1側に45度隔てられた回収位置P4に設けられている。本実施形態では、回収ユニット17は、前記シート供給位置P1から回転方向D1側へ315度隔てられた位置に設けられている。ターンテーブル132が回転して、回収ユニット17の下方に凹陥部23が到達すると、回収ユニット17が動作して、支持面132Aからブリスター包装体30を取り出して回収する。
ここで、前記回収位置P4は、回収ユニット17による回収動作が行われる位置である。言い換えると、前記回収位置P4は、回収ユニット17によってブリスター包装体30が凹陥部23から回収可能な位置であって、例えば、図3に示されるように、回収ユニット17の下方に凹陥部23が配置されている位置である。回収ユニット17の下方に凹陥部23が配置されると、回収ユニット17は、凹陥部23からブリスター包装体30を回収する動作を行うことができる。本実施形態では、制御部100は、凹陥部23が前記回収位置P4に配置されるたびにターンテーブル132を前記停止時間だけ一時的に停止させる。そして、回収ユニット17は、前記停止時間中に、凹陥部23からブリスター包装体30を回収する動作(回収動作)を行う。
点字ユニット18は、搬送ユニット13によってカバーシート31が支持面132Aの凹陥部23に支持された状態で、カバーシート31の表面に点字を施す。本実施形態では、後述するように、点字ユニット18は、回収ユニット17による回収動作が行われる前記回収位置P4に設けられている。この点字ユニット18は、回収ユニット17の下方に凹陥部23が配置されてターンテーブル132がその位置で一次停止されたときに、回収ユニット17による回収動作が行われる前に、ブリスター包装体30のカバーシート31の表面に点字を施す。なお、回収ユニット17及び点字ユニット18の構成については後述する。
制御部100は、CPU、ROM、RAM、EEPROM等を有するコンピューターであり、ブリスター包装装置10を統括的に制御する。
制御部100は、搬送ユニット13におけるターンテーブル132の回転動作を制御する。具体的には、制御部100は、位置検出センサー21によって検出されたターンテーブルの位置に基づいて、モーター131を制御する。なお、位置検出センサー21は、例えば、モーター131の回転位置を検出するロータリエンコーダなどである。制御部100によってモーター131が駆動制御されて回転されると、モーター131の前記出力軸からターンテーブル132に回転駆動力が伝達して、ターンテーブル132が回転方向D1に回転する。また、本実施形態では、制御部100は、ターンテーブル132を回転方向D1へ45度ずつ間欠的に回転させる。すなわち、制御部100は、ターンテーブル132を45度回転させるとモーター131を一時停止させ、前記停止時間経過後に再びモーター131を駆動させてターンテーブル132を45度回転させる。
また、制御部100の前記ROMには制御プログラムが記憶されており、前記CPUが前記制御プログラムを読み出して実行することによって、各ユニット14〜18それぞれの各動作を制御する。
[回収ユニット17及び点字ユニット18]
以下、図4を参照して、回収ユニット17及び点字ユニット18について詳細に説明する。ここで、図4は、回収ユニット17及び点字ユニット18を側方から見た図であり、(A)は、回収ユニット17が第1位置P11に配置された状態を示し、(B)は点字ユニット18が点字動作を行っている状態を示し、(C)は点字ユニット17の点字動作が終了し、回収ユニット17が第2位置P12に配置された状態を示し、(D)は回収ユニット17によりブリスター包装体30が持ち上げられた状態を示す。なお、図4では、説明の便宜上、ターンテーブル132の断面構造が示されている。
図4に示されるように、回収ユニット17は、支持ブロック171と、アクチュエータ172と、支持ブロック171を支持する支持アーム174(図3参照)とを備えている。なお、図4では、支持アーム174の図示が省略されている。
支持アーム174は、上部フレーム122に取り付けられている。図3に示されるように、支持アーム174は、前記回収位置P4において、ターンテーブル132の外側からターンテーブル132の上方を通って中央側へ延出している。支持アーム174に支持ブロック171がその延出方向へスライド可能に支持されている。具体的には、支持ブロック171は、支持アーム174の側面に形成されたレール溝(不図示)と、支持ブロック171の側面に形成されたレールガイド(不図示)とによって構成される周知のレール支持機構によって支持アーム174に支持されている。本実施形態では、支持ブロック171は、予め定められた排出位置P10と、第1位置P11との間でスライド移動可能に支持されている。
ここで、前記排出位置P10は、支持アーム174の最も外側の端部174Aに定められた位置であって、下方に配置された回収ボックス26の真上に支持ブロック171が配置される位置である。また、前記第1位置P11は、支持アーム174の最も内側の端部174Bに定められた位置であって、ターンテーブル132の支持面132Aから上方へ離間した位置である。具体的には、前記第1位置P11は、前記回収位置P4に凹陥部23が配置されたときに、凹陥部23の直上に吸着ヘッド73が配置される位置である。支持ブロック171が前記排出位置P10に配置されると、回収ユニット17によってターンテーブル132から取り上げられたブリスター包装体30を回収ボックス26に排出可能となる。また、支持ブロック171が前記排出位置P10から移動されて前記第1位置P11に配置されると、アクチュエータ172が支持面132Aの凹陥部23に対向する。
支持ブロック171は、アクチュエータ172を上下方向へ移動可能に支持する。支持ブロック171には、ソレノイドあるいはモーターなどの駆動ユニット(不図示)が設けられており、この駆動ユニットが制御部100によって駆動制御されることにより、アクチュエータ172が上下方向へ駆動される。本実施形態では、制御部100は、凹陥部23が前記回収位置P4に到達してターンテーブル132が停止した場合に、前記駆動ユニットをすぐに駆動制御するのではなく、点字ユニット18による点字動作が行われた後に、前記駆動ユニットを駆動制御して凹陥部23からブリスター包装体30を回収する回収動作を行う。なお、前記駆動ユニットは、電動駆動されるものに限られず、圧縮空気によって駆動されるものであってもよい。
アクチュエータ172は、前記第1位置P11と、予め定められた後述する第2位置P12との間で移動可能に駆動制御される。
図4に示されるように、アクチュエータ172は、支持ブロック171の下面から下方へ出没可能なプランジャー71と、プランジャー71の下端に支持されたヘッド支持部72と、ヘッド支持部72から下方へ突出する吸着ヘッド73とを有している。ここで、前記第2位置P12は、前記第1位置P11よりも支持面132A側の位置であって、ターンテーブル132の凹陥部23に支持されたブリスター包装体30に吸着ヘッド73が接触可能な位置である。
前記駆動ユニットが駆動制御されることによって、プランジャー71が上下方向へ移動される。ヘッド支持部72には、エアー配管17A(図1参照)か接続されている。ヘッド支持部72の内部には空気路(不図示)が形成されており、エアー配管17Aは前記空気路に連通している。また、吸着ヘッド73も前記空気路に連通している。本体フレーム12に設けられた真空シリンダなどの吸引装置(不図示)によってヘッド支持部72の前記空気路の空気がエアー配管17Aを通じて吸引されると、吸着ヘッド73が負圧状態となる。これにより、吸着ヘッド73は、その吸着面に当接されたブリスター包装体30を吸着可能となる。
点字ユニット18は、アクチュエータ172よりもターンテーブル132の中央側であって、前記回収位置P4に対応する位置に設けられている。具体的には、点字ユニット18は、後述する上部ユニット18Aと、下部ユニット18Bとにより構成されており、上部ユニット18Aが前記回収位置P4の上方に設けられており、下部ユニット18Bが前記回収位置P4の下方に設けられている。
図4に示されるように、点字ユニット18は、上部ユニット18Aと、下部ユニット18Bとにより構成されている。
上部ユニット18Aは、支持体181と、支持体181の下面から下方へ出没可能なプランジャー183と、プランジャー183の下端に取り付けられた点字ヘッド182とを有する。支持体181は、上部フレーム122の図示しない支持フレームに取り付けられている。支持体181は、前記支持フレームから下方へ延びており、その延出方向の下端部に点字ヘッド182が着脱可能に取り付けられている。
点字ヘッド182は、点字が施されるブリスター包装体30のカバーシート31に点字を打ち付ける金属製の金型であり、その下面には、点字と同じピッチで配置された複数のピン装着孔と、そのピン装着孔に装着された複数のピンとにより構成されている。前記ピン装着孔に前記ピンが装着されることにより、点字面(点字ヘッド182の下面)から半球状の突出した突部を有する点字ヘッド182が実現される。点字ヘッド182においては、カバーシート31に打ち付ける点字に対応する前記ピン装着孔に前記ピンが装着されている。
支持体181は、プランジャー183を上下方向へ移動可能に支持する。支持体181には、ソレノイドあるいはモーターなどの駆動ユニット(不図示)が設けられており、この駆動ユニットが制御部100によって駆動制御されることにより、プランジャー183とともに点字ヘッド182が上下方向へ駆動される。本実施形態では、制御部100は、凹陥部23が前記回収位置P4に到達してターンテーブル132が停止した場合に、回収ユニット17による回収動作の前に、前記駆動ユニットを駆動制御して点字ヘッド182を点字可能な位置(ブリスター包装体30の点字打ち領域R1を圧接する位置)まで移動させて点字を行う。なお、前記駆動ユニットは、電動駆動されるものに限られず、圧縮空気によって駆動されるものであってもよい。
本実施形態では、点字ヘッド182は、凹陥部23に支持されたブリスター包装体30から上方へ離間した位置(図4(A)に示される位置)と、ブリスター包装体30における点字打ち領域R1(図4(A)参照)の上面を圧接可能な位置(図4(B)に示される位置)との間で移動可能に駆動制御される。ここで、前記点字打ち領域R1は、商品が収容される部分を除く領域において任意に定められた領域であり、カバーシート31と台紙32とが密着して重合している部分である。
下部ユニット18Bは、支持体184と、支持体184の上面から上方へ出没可能なプランジャー186と、プランジャー186の上端に取り付けられた点字受け部185とを有する。支持体184は、下部フレーム121の図示しない支持フレームに取り付けられている。支持体184は、前記支持フレームから上方へ延びており、その延出方向の上端部に点字受け部185が取り付けられている。なお、下部ユニット18Bは、ターンテーブル132に取り付けられていてもよい。
点字受け部185は、点字ヘッド182の前記ピン装着孔に対応する位置に貫通孔が形成された金型である。つまり、点字受け部185の上面には、前記ピン装着孔と同じピッチで形成された貫通孔が形成されている。後述するように、点字ヘッド182と点字受け部185とが互いに当接すると、点字受け部185は、点字を表す前記ピンを前記貫通孔で受ける。
支持体184は、プランジャー186を上下方向へ移動可能に支持する。支持体184には、ソレノイドあるいはモーターなどの駆動ユニット(不図示)が設けられており、この駆動ユニットが制御部100によって駆動制御されることにより、プランジャー186とともに点字受け部185が上下方向へ駆動される。本実施形態では、プランジャー186は、プランジャー183と連動して上下方向へ駆動制御される。なお、前記駆動ユニットは、電動駆動されるものに限られず、圧縮空気によって駆動されるものであってもよい。点字受け部185は、凹陥部23に支持されたブリスター包装体30から下方へ離間した位置(図4(A)に示される位置)と、ブリスター包装体30における点字打ち領域R1(図4(A)参照)の裏面に圧接可能な位置(図4(B)に示される位置)との間で移動可能に駆動制御される。
以上説明したようにブリスター包装装置10が構成されているため、回収ユニット17において、アクチュエータ172が前記第1位置P11から前記第2位置P12に移動して前記回収動作が行われる前に、点字ユニット18は、ブリスター包装体30の点字打ち領域R1に点字ヘッド182を圧接させて、カバーシート31に点字を打ち付ける。具体的には、回収ユニット17が前記第1位置P11(図4(A)に示される位置)に配置された状態で、前記回収位置P4に凹陥部23が到達すると、ターンテーブル132が停止される。この停止中に点字ユニット18の上部ユニット18A及び下部ユニット18Bが連動して移動されることにより、点字打ち領域R1に点字が施される。つまり、上部ユニット18A及び下部ユニット18Bが互いに近づく方向へ移動して、点字ヘッド182及び点字受け部185が点字打ち領域R1を挟むようにして圧接する。その後、上部ユニット18A及び下部ユニット18Bは互いに離間する方向へ移動する。更にその後に、アクチュエータ172が駆動されて、アクチュエータ172が前記第2位置P12まで下降する。アクチュエータ172が前記第2位置P12(図4(C)に示される位置)まで下降すると、吸着ヘッド73の吸着面がブリスター包装体30の台紙32に接触する(図4(C)参照)。この状態で、前記吸引装置による空気の吸引によって吸着ヘッド73が負圧にされると、吸着ヘッド73がブリスター包装体30を吸着して保持する。
その後、吸着ヘッド73がブリスター包装体30を保持したままアクチュエータ172が前記第2位置P12から前記第1位置P11まで移動されると、ブリスター包装体30が凹陥部23から取り外される(図4(D)参照)。そして、さらに、支持ブロック171が前記第1位置P11から前記排出位置P10まで移動されると、ブリスター包装体30が回収ボックス26の上側まで移動される。そして、前記排出位置P10において前記吸引装置による空気の吸引が解除されると、ブリスター包装体30が吸着ヘッド73から外れて、回収ボックス26に落下して回収される。
このようにブリスター包装装置10が構成されているため、ブリスター包装体30を製造する一連の工程において連続的に効率よく点字をカバーシート31に施すことができる。また、別工程を要することなく点字付きのブリスター包装体30を得ることができるため、製造コストを低減することができる。
なお、上述の実施形態では、シート供給ユニット14及び台紙供給ユニット15を含むブリスター包装装置10を例示したが、本発明はこの構成に限定されない。たとえば、シート供給ユニット14及び台紙供給ユニット15が設けられておらず、カバーシート31や台紙32が作業者によってターンテーブル132の支持面132Aに載置されるブリスター包装装置10であっても、本発明は適用可能である。
また、上述の実施形態では、回収ユニット17による回収動作の前に点字ユニット18がブリスター包装体30に点字を施す構成を例示したが、本発明はこの構成に限定されない。たとえば、点字ユニット18が、回収ユニット17のアクチュエータ172によるブリスター包装体30の回収動作と同時に、点字打ち領域R1に点字を施すことが可能なように、回収ユニット17及び点字ユニット18それぞれの前記駆動ユニットを制御部100が駆動制御する構成であってもよい。この場合、回収ユニット17及び点字ユニット18それぞれの前記駆動ユニットを共通にして、駆動伝達機構を介して互いに連動させるようにしてもよい。
また、点字ユニット18は、前記回収位置P4に配置されたものでなく、接合ユニット16の動作位置である前記接合位置P3に配置されていてもよい。或いは、点字ユニット18は、台紙供給ユニット15の動作位置である前記台紙供給位置P2、又は、シート供給ユニット14の動作位置である前記シート供給位置P1のいずれかに配置されたものであってもよい。
また、上述の実施形態では、モーター131及びターンテーブル132を備えた搬送ユニット13を例示したが、ブリスター包装装置10は、搬送ユニット13に代えて、図5に示される搬送ユニット113を有するものであってもよい。ここで、図5は、上述の実施形態のブリスター包装装置10の変形例の構成を示す模式図である。図5において、上述の実施形態と同じ構成には、同じ符号を付すことにより、その説明を省略する。この変形例のブリスター包装装置10において、搬送ユニット113は、モーター131によって回転駆動される環状のコンベア135を有している。図5に示されるように、コンベア135は、モーター131によって回転される駆動プーリー136と、コンベア135の回動によって従動する従動プーリー137とによって回動可能に支持されている。コンベア135は、カバーシート31を支持する支持面135Aが上側に配置されるものであり、支持面135Aに複数の凹陥部23が形成されている。このコンベア135の外周に沿うように、シート供給ユニット14、台紙供給ユニット15、接合ユニット16、点字ユニット18、そして回収ユニット17が、その順番でそれぞれ独立したユニットとして配置されている。このように構成されたブリスター包装装置10であっても、ブリスター包装体30を製造する一連の工程において連続的に効率よく点字をカバーシート31に施すことができる。また、別工程を要することなく点字付きのブリスター包装体30を得ることができるため、製造コストを低減することができる。
また、ブリスター包装装置10は、搬送ユニット13に代えて、図6に示される搬送ユニット123を有するものであってもよい。ここで、図6は、上述の実施形態のブリスター包装装置10の変形例の構成を示す模式図である。図6において、上述の実施形態と同じ構成には、同じ符号を付すことにより、その説明を省略する。この変形例のブリスター包装装置10において、搬送ユニット123は、モーター131によって回転駆動される環状のコンベア145を有している。図6に示されるように、コンベア145は、支持面145Aが水平な平坦面であって、楕円軌道を描くように回動するよう構成された所謂回転コンベア又はチェーンコンベアと称されているコンベアである。具体的には、コンベア145の内側の端縁には、環状のコンベアチェーン148が設けられている。コンベアチェーン148には、後述の駆動側スプロケット146及び従動側スプロケット147が噛み合わされている。また、コンベア145は、モーター131によって回転される駆動側スプロケット146と、コンベア145の回動によって従動する従動側スプロケット147とを有する。駆動側スプロケット及び従動側スプロケット147は、コンベアチェーン148に連結している。これにより、モーター131によって駆動側スプロケット146が回転されると、コンベア145が駆動側スプロケット146と従動側スプロケット147との間を楕円軌道を描くように回動する。このコンベア145の外周に沿うように、シート供給ユニット14、台紙供給ユニット15、接合ユニット16、点字ユニット18、そして回収ユニット17が、その順番でそれぞれ独立したユニットとして配置されている。このように構成されたブリスター包装装置10であっても、ブリスター包装体30を製造する一連の工程において連続的に効率よく点字をカバーシート31に施すことができる。また、別工程を要することなく点字付きのブリスター包装体30を得ることができるため、製造コストを低減することができる。
10:ブリスター包装装置
12:本体フレーム
13:搬送ユニット
132:ターンテーブル
132A:支持面
113:搬送ユニット
123:搬送ユニット
135:コンベア
135A:支持面
14:シート供給ユニット
15:台紙供給ユニット
16:接合ユニット
17:回収ユニット
172:アクチュエータ
18:点字ユニット
182:点字ヘッド

Claims (5)

  1. カバーシートと台紙との間の収容空間に商品が収容されたブリスター包装体を製造する製造装置であって、
    予め定められた供給位置で供給された前記カバーシートを支持する支持面を有し、前記支持面に前記カバーシートを支持しつつ前記カバーシートを予め定められた搬送方向へ搬送する搬送ユニットと、
    前記供給位置よりも前記搬送方向の下流側に設けられ、前記カバーシートの接合面に前記台紙が合わせられた状態で前記カバーシートと前記台紙とを圧接して接合する接合ユニットと、
    前記接合ユニットよりも前記搬送方向の下流側に設けられ、前記接合ユニットによる接合後に得られた前記ブリスター包装体を前記支持面から取り出して回収する回収ユニットと、
    前記供給位置から前記回収ユニットによる回収位置に至る搬送経路に沿って設けられ、前記搬送ユニットによって前記カバーシートが前記支持面に支持された状態で、前記カバーシートの表面に点字を施す点字ユニットと、備えることを特徴とするブリスター包装体の製造装置。
  2. 前記供給位置で前記支持面に前記カバーシートを供給するシート供給ユニットと、
    前記供給位置から前記接合ユニットによる接合位置に至る搬送経路に沿って設けられ、前記支持面に支持された前記カバーシートの前記接合面に前記台紙を供給して載置する台紙供給ユニットと、を更に備える請求項1に記載のブリスター包装体の製造装置。
  3. 前記搬送ユニットは、複数の前記カバーシートを支持する前記支持面を有し、駆動力を得て前記供給位置と前記回収位置との間を循環して移動する循環移動体を有し、
    前記接合ユニットは、前記循環移動体の前記支持面に前記カバーシート及び前記台紙が支持された状態で前記カバーシートと前記台紙とを圧接して接合するものであり、
    前記回収ユニットは、前記循環移動体の前記支持面から離間した第1位置と、前記第1位置よりも前記支持面側であって前記循環移動体における前記ブリスター包装体に接触可能な第2位置との間で移動可能に駆動制御され、前記第1位置から前記支持面側へ移動して前記第2位置に配置されたときに前記ブリスター包装体を保持し、その後に前記第1位置に移動することにより前記支持面から前記ブリスター包装体を回収するアクチュエータを有し、
    前記点字ユニットは、前記アクチュエータによる前記ブリスター包装体の回収動作の前、又は前記ブリスター包装体の回収動作と同時に、前記カバーシートの表面に点字を施す請求項1又は2に記載のブリスター包装体の製造装置。
  4. 前記搬送ユニットは、前記支持面に支持された前記ブリスター包装体が前記回収ユニットによる回収動作位置に到達したときに前記循環移動体を一時的に停止させ、
    前記点字ユニットは、前記回収動作位置における前記循環移動体の停止中に前記ブリスター包装体の前記カバーシートに点字を施す請求項3に記載のブリスター包装体の製造装置。
  5. 前記循環移動体は、前記支持面が水平な平坦面である円形状の回転テーブル、前記支持面が水平な平坦面である楕円軌道を有する環状のコンベア、又は、上側に前記支持面が配置される環状のコンベアである請求項3又は4に記載のブリスター包装体の製造装置。
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