JP2017114595A - 乗客コンベア - Google Patents

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Yuji Takagi
雄司 高木
勇人 仲條
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勇人 仲條
絹代 福島
Kinuyo Fukushima
絹代 福島
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    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B29/00Safety devices of escalators or moving walkways
    • B66B29/02Safety devices of escalators or moving walkways responsive to, or preventing, jamming by foreign objects
    • B66B29/04Safety devices of escalators or moving walkways responsive to, or preventing, jamming by foreign objects for balustrades or handrails

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Abstract

【課題】インレット保護体とハンドレールの外周との間に異物が挟まれることを低減することのできる乗客コンベアの提供。【解決手段】インレット部5に設けられ、インレット部5とハンドレール3との間の隙間を埋めるインレット保護体6を有するとともに、インレット保護体6は、その前面に、ハンドレール3の外周に沿って、ハンドレール3の進行方向と反対側に突出する保護片62を備えた乗客コンベアにおいて、保護片62は、ハンドレール3の外周に沿う一体構造物であるとともに、その前面の開口周縁に、ハンドレール3の進行方向に沿って陥没する谷部62aを有し、かつ開口周縁に、ハンドレール3から離れる方向に増厚する傾斜部62bを有する。【選択図】 図5

Description

本発明は、エスカレーターや動く歩道等の乗客コンベアに係り、特に、欄干のインレット部に備えられる引き込み防止用のインレット保護体に関する。
一般に、乗客コンベアは、循環するハンドレールの往路側が欄干の周縁に沿って案内され、帰路側が欄干下部の入口、すなわちインレット部に入り込むように構成されている。そして、インレット部には、ハンドレールによる異物の引き込みを防止するため、インレット部とハンドレールとの間の隙間を埋めるインレット保護体が設けられている。
インレット保護体の構造として、特開平5−78083号公報(特許文献1)に記載されるものを挙げることができる。
図7は、従来のインレット保護体の斜視図である。
前述の特許文献1には、インレット保護体100の前面に、ハンドレールの外周に沿って、その進行方向と反対側に突出する保護片101を設けるとともに、この保護片101を、複数本の棒状体とし、この棒状体をハンドレールの外周の円周面に沿って互いに重なり合うように配置したことが示されている。このような構造することにより、インレット保護体100前面の開口周縁とハンドレールの外周との間に手先等の異物が挟まれた場合、棒状体の保護片101の間隔を開き、手先等を容易に抜き取ることができるようにしたものである。
特開平5−78083号公報
前述した特許文献1に記載のものは、棒状体の保護片101の間隔を開き、手先等を容易に抜き取ることができるようにしたものであるが、基本的にインレット保護体100とハンドレールの外周との間に手先等が挟まれたときのことを想定した構造であり、インレット保護体100とハンドレールの外周との間に手先等が挟まれること自体を防ぐ点で課題があった。特に、棒状体の保護片101の間隔を積極的に開いてしまうと、インレット保護体100とハンドレールの外周との間に挟まった手先等が、ハンドレールの外周に沿ってインレット保護体100の奥側に侵入しやすくなってしまうという問題があった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、インレット保護体とハンドレールの外周との間に異物が挟まれることを低減することのできる乗客コンベアを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、例えば、無端状に連結され、乗降床の間を循環移動する複数のステップと、前記ステップの移動方向に沿って立設される欄干と、前記欄干の周縁に沿って案内され、前記ステップと同一方向に循環移動するハンドレールと、前記ハンドレールの帰路側が入り込む前記欄干下部のインレット部と、前記インレット部に設けられ、前記インレット部と前記ハンドレールとの間の隙間を埋めるインレット保護体とを有するとともに、前記インレット保護体は、その前面に、前記ハンドレールの外周に沿って、前記ハンドレールの進行方向と反対側に突出する保護片を備えた乗客コンベアにおいて、前記保護片は、前記ハンドレールの外周に沿う一体構造物であるとともに、その前面の開口周縁に、前記ハンドレールの進行方向に沿って陥没する谷部を有し、かつ前記開口周縁に、前記ハンドレールから離れる方向に増厚する傾斜部を有することを特徴とする。
本発明によれば、インレット保護体とハンドレールの外周との間に異物が挟まれることを低減することができる。なお、前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態による乗客コンベアの要部側面図である。 本実施形態によるインレット保護体の正面図である。 本実施形態によるインレット保護体の側面図である。 本実施形態による保護片の見上図である。 本実施形態によるインレット保護体の斜視図である。 本実施形態による保護片の要部斜視図である。 従来のインレット保護体の斜視図である。
本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。尚、各図において、同一又は類似の構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態による乗客コンベアの要部側面図である。
本例の乗客コンベアは、無端状に連結され、乗降床1の間を循環移動する図示しない複数のステップと、ステップの移動方向に沿って立設される欄干2と、欄干2の周縁に沿って案内され、ステップと同一方向に循環移動するハンドレール3と、欄干2の下部を覆うデッキカバー4と、ハンドレール3の帰路側がデッキカバー4に入り込むインレット部5とを有している。
インレット部5には、インレット部5とハンドレール3との間の隙間を埋めるインレット保護体6と、異物の挟み込みによるインレット保護体6の変位を検出可能なインレット安全装置7とを備えている。
図2は、本実施形態によるインレット保護体の正面図、図3は、本実施形態によるインレット保護体の側面図、図4は、本実施形態による保護片の見上図、図5は、本実施形態によるインレット保護体の斜視図である。
インレット保護体6は、インレット部5に装着される筐体61と、筐体61の前面に一体的に設けられ、この前面からハンドレール3の進行方向と反対方向に突出する保護片62が備えられている。これらの筐体61および保護片62は、インレット部5に挟み込まれた異物を傷付けない程度の弾性と、外力をインレット安全装置7の検出部に確実に伝達可能な剛性を有する材料、例えばゴムにより製作されたものである。
保護片62は、ハンドレール3の外周に沿う一体構造物であるとともに、その前面の開口周縁に、ハンドレールの進行方向に沿って陥没する谷部62aを有し、かつ開口周縁に、ハンドレール3から離れる方向に増厚する傾斜部62bを有している。なお、保護片62の開口縁部とハンドレール3の外周との間には、僅か数ミリメートルのすき間が形成されている。
図6は、本実施形態による保護片の要部斜視図である。
保護片62の下部に設けられる谷部62a1の外側縁部には、傾斜部62bの傾斜角度より小さな傾斜角度を有する追加傾斜部62cを有している。
本実施形態の乗客コンベアにあっては、その運転中において、例えば乗降床1の周りで遊んでいた幼児が、仮にハンドレール3の外周に沿って手先等を侵入させようとした場合、開口周縁に谷部62aを有する保護片62の形状、ハンドレール3から離れる方向に増厚する傾斜部62bにより手先等は保護片62の外側に移動するように促され、インレット保護体6とハンドレール3の外周との間に手先等が挟まれることを防ぐ。
また、仮に幼児が、インレット保護体6の下方からハンドレール3方向に手指等を差し出した場合、保護片62の下部に設けられる谷部62a1に形成される追加傾斜部62cにより、手指等はハンドレール3がデッキカバー4に入り込むインレット部5の開口から離れる方向に移動するように促され、インレット保護体6とハンドレール3の外周との間に手先等が挟まれることが阻止される。
一方、保護片62とハンドレール3との間のすき間に手先等が侵入した場合には、所定時間を超えて保護片62が変位するとともに、この保護片62の変位をインレット安全装置7が検出する。これに応じて図示しない制御装置は、例えば直ちにステップおよびハンドレール3の駆動を停止する。これにより、仮に手先等の挟み込みが発生した場合にも、手先等の除去処理等を迅速に行うことができるので、手先等および乗客コンベアの損傷を最小限に抑えることができる。また、ステップおよびハンドレール3の駆動を停止したときには、これと連動して図示しない警報装置を駆動し、乗客および係員に警報を発する構成にすることが特に望ましい。かかる構成によると、ステップおよびハンドレール3が停止したこと、或いは挟み込みが発生したことを係員や乗客に報知することができるので、適切な処置を迅速にとることができる。
本実施形態によれば、保護片62を、ハンドレール3の外周に沿う一体構造物とするとともに、その前面の開口周縁に、ハンドレール3の進行方向に沿って陥没する谷部62aを設け、かつ開口周縁に、ハンドレール3から離れる方向に増厚する傾斜部62bを形成することにより、仮に幼児がハンドレール3の外周に沿って手先等を侵入させようとした場合でも、開口周縁に谷部62aを有する保護片62の形状、ハンドレール3から離れる方向に増厚する傾斜部62bにより手先等は保護片62の外側に移動するように促され、インレット保護体6とハンドレール3の外周との間に手先等が挟まれることを防ぐことができ、安全性の向上を図ることができる。
また、保護片62の下部に設けられる谷部62a1の外側縁部に、傾斜部62bの傾斜角度より小さな傾斜角度を有する追加傾斜部62cが形成したことにより、仮に幼児がインレット保護体6の下方からハンドレール3方向に手指等を差し出した場合でも、手指等はインレット部5の開口から離れる方向に移動するように促され、インレット保護体6とハンドレール3の外周との間に手先等が挟まれることが阻止することができる。
以上、本発明の実施例を説明してきたが、これまでの各実施例で説明した構成はあくまで一例であり、本発明は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。また、それぞれの実施例で説明した構成は、互いに矛盾しない限り、組み合わせて用いても良い。
1 乗降床
2 欄干
3 ハンドレール
4 デッキカバー
5 インレット部
6 インレット保護体
7 インレット安全装置
61 筐体
62 保護片
62a 谷部
62a1 保護片下部の谷部
62b 傾斜部
62c 追加傾斜部

Claims (2)

  1. 無端状に連結され、乗降床の間を循環移動する複数のステップと、前記ステップの移動方向に沿って立設される欄干と、前記欄干の周縁に沿って案内され、前記ステップと同一方向に循環移動するハンドレールと、前記ハンドレールの帰路側が入り込む前記欄干下部のインレット部と、前記インレット部に設けられ、前記インレット部と前記ハンドレールとの間の隙間を埋めるインレット保護体とを有するとともに、前記インレット保護体は、その前面に、前記ハンドレールの外周に沿って、前記ハンドレールの進行方向と反対側に突出する保護片を備えた乗客コンベアにおいて、
    前記保護片は、前記ハンドレールの外周に沿う一体構造物であるとともに、その前面の開口周縁に、前記ハンドレールの進行方向に沿って陥没する谷部を有し、かつ前記開口周縁に、前記ハンドレールから離れる方向に増厚する傾斜部を有することを特徴とする乗客コンベア。
  2. 前記保護片の下部に設けられる前記谷部の外側縁部に、前記傾斜部の傾斜角度より小さな傾斜角度を有する追加傾斜部を有することを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。
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