JP2013014385A - 乗客コンベアの安全装置 - Google Patents

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Kenichi Fujii
謙一 藤井
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Toshiba Elevator and Building Systems Corp
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Abstract

【課題】メンテナンス性を損なうことなく、乗降口においてコムと踏段との間に異物が引き込まれることを検出することができる乗客コンベアの安全装置を提供する。
【解決手段】乗客コンベアの乗降口に配置されたコム取付梁19と、コム取付梁19の上面に取り付けられたコムと、コム取付梁19の下方を移動する踏段2とコムとの間に設けられた検出部材31と、コム取付梁19に取り付けられ検出部材31の変位を検出するスイッチ32とを備え、検出部材31は、踏段2の幅方向Wに沿って延びる形状をなし、コム取付梁19の上面に形成された下方に陥没する第1凹部34に配設されたことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本実施形態は、乗客コンベアの安全装置に関する。
エスカレータや動く歩道といった乗客コンベアでは、乗降口においてコムと踏段との間に異物が引き込まれることを防止する安全装置が設けられている(例えば、下記特許文献1参照)。
この種の安全装置は、コムが取り付けられたコム取付梁とその下方を移動する踏段との間に踏段の幅方向に延びる検知バーを備え、該検知バーが定位置から移動したときにコムと踏段との間に異物が引き込まれ始めたとして、乗客コンベアの運転を停止して異物が奥深くまで引き込まれることを防止する。
特開昭61−150987号公報
しかしながら、上記のような安全装置では、検知バーがコム取付梁の下方に配設されているため、コム取付梁を取り外さなければ検知バーを交換・修理することができないという問題がある。
本発明は、上記のような問題を考慮してなされたものであり、メンテナンス性を損なうことなく、乗降口においてコムと踏段との間に異物が引き込まれることを検出することができる乗客コンベアの安全装置を提供することを目的とする。
本実施形態の乗客コンベアの安全装置は、乗客コンベアの乗降口に配置されたコム取付梁と、前記コム取付梁の上面に取り付けられたコムと、前記コム取付梁の下方を移動する踏段と前記コムとの間に設けられた検出部材と、前記コム取付梁に取り付けられ前記検出部材の変位を検出するスイッチとを備え、前記検出部材は、踏段の幅方向に沿って延びる形状をなし、前記コム取付梁の上面に形成された下方に陥没する第1凹部に配設されたことを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る安全装置が適用された乗客コンベアを示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る安全装置の平面図である。 コムを取り外した状態における図2に示す安全装置の要部拡大平面図である。 図2のA−A断面図である。 図4の要部を拡大する図である。 スイッチの作動状態を示す安全装置の要部を拡大する図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に例示する乗客コンベア1は、本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの安全装置(以下、安全装置という)30が適用されるエスカレータである。なお、本実施形態では、安全装置30を適用する乗客コンベアとしてエスカレータの場合について説明するが、動く歩道に安全装置30を適用することもできる。
以下の説明においては、乗客が踏段2上から乗降板16へと降りる方向を踏段の移動方向前方M1と、乗客が乗降板16から踏段2上へと乗り込む方向を踏段の移動方向後方M2といい、また、本実施形態では、踏段2が下階から上階へ移動する場合について説明する。
乗客コンベア1は、図1に示すように、多数の踏段2を上階側の乗降口8と下階側の乗降口9との間で循環移動させることで、踏段2の踏み面2aに搭乗した乗客を上階と下階とにわたって搬送するものである。踏段2の両側部には左右一対の欄干10が設けられ、これら欄干10の外周部に踏段2と同期して循環移動する手摺ベルト12が装着されている。
踏段2の踏み面2aには、図2及び図3に示すように、踏段の移動方向Mに沿って延びる複数本のクリート突条13が所定間隔をあけて互いに平行に設けられ、隣接するクリート突条13の間にクリート溝14が形成されている。
多数の踏段2は、無端状の踏段チェーン3によって連結されており、建物の床下に設置されたトラス4内に配置されている。トラス4の内部の上階側にはスプロケット5と駆動モータ及び減速機を備えた駆動装置6とが配置され、トラス4の内部の下階側にはスプロケット7が配置されており、駆動装置6からの出力によって上階側のスプロケット5が回転駆動されることで、下階側のスプロケット7との間に架け渡された踏段チェーン3が循環移動し、踏段2が下階から上階へ、又は、上階から下階へ移動する。
図1及び図2に示すように、上階側の乗降口8及び下階側の乗降口9には、踏段の移動方向Mに沿って複数の乗降板16が並べて敷設され、最も踏段2側寄りの乗降板16aの下面にコム取付梁19が設けられている。コム取付梁19には乗降板16aの先端に位置するようにコム17が取り付けられており、踏段2がコム取付梁19及びコム17の下方をほぼ水平方向に移動するようになっている。
コム17の先端部には、図4及び図5に示すように、踏段2の踏み面2aに設けられたクリート突条13と噛み合う櫛歯18が設けられており、踏段2上の乗客の足や異物等を乗降板16a上にすくい上げ、乗客の足や異物等が踏段2と乗降板16aとの間に挟まれることを防止している。
上記構成の乗客コンベア1では、上階側の乗降口8及び下階側の乗降口9に安全装置30がそれぞれ設けられている。安全装置30は、コム17と踏段2の踏み面2aとの間に異物が引き込まれたときに、乗客コンベア1の運転を停止させて更なる異物の引き込みを防止するものである。
なお、上階側の乗降口8及び下階側の乗降口9に設けた安全装置30は、同一構造を有していることから、以下、上階側の乗降口8に設けた安全装置30について説明し、下階側の乗降口9に設けた安全装置30の説明を省略する。
安全装置30は、図3〜図7に示すように、乗降口8に配置されたコム取付梁19と、コム取付梁19に取り付けられたコム17と、踏段2とコム17との間に設けられ検出部材31と、検出部材31の変位を検出するスイッチ32とを備える。
コム取付梁19は、踏段2の幅方向Wに沿って水平にトラス4に取り付けられている。コム取付梁19の上面には、乗降板16aが固定されるとともに、乗降板16aより踏段の移動方向後方M2にコム17と安全装置30が配設されている。
詳細には、コム取付梁19の上面には、下方に陥没するコム取付凹部21が乗降板16aより踏段の移動方向後方M2に設けられている。このコム取付凹部21内には、コム17の一部がコム取付梁19より踏段の移動方向後方M2へ突出するように、踏段2の幅方向Wに複数個(本実施形態では5個)に分割されたコム17が配設され、不図示のネジなどによりコム取付梁19に固定されている。
コム取付凹部21の底面21aには、下方に陥没する第1凹部33と第2凹部34とが設けられており、第1凹部33内に検出部材31が配設され、第2凹部34にスイッチ32が配設されている。
第1凹部33は、踏段の移動方向後方M2に開口するようにコム取付凹部21における踏段の移動方向後方端に踏段2のほぼ全幅にわたって設けられている。また、第1凹部33の底面33aには、上方に突出する凸部35が踏段の幅方向Wに間隔をあけて複数設けられている。第2凹部34は、第1凹部33より踏段の移動方向前方M1に設けられており、第1凹部33と第2凹部34とが踏段の移動方向Mに連通している。
検出部材31は、踏段2のほぼ全幅にわたって延びる細長い矩形板状をなしており、コム取付梁19から踏段の移動方向後方M2に突出するように第1凹部33内に配設されている。検出部材31においてコム取付梁19から踏段の移動方向後方M2に突出する部分は、コム取付梁19の下方を移動する踏段2の踏み面2aとコム17との間に位置している。コム取付梁19から突出する検出部材31の先端、つまり、検出部材31における踏段の移動方向後方端には下方に向けて突出する突片37が設けられている。
図5に示すように、検出部材31には、上下に貫通する貫通孔36が穿設されており、この貫通孔36に第1凹部33の底面33aから上方に突出する凸部35が挿通されている。貫通孔36に挿通された凸部35は、コム取付凹部21内に設けられたコム17の底面に当接しコム17を支持する。
検出部材31が配設された第1凹部33の底面33aは、踏段の移動方向後方M2に行くほど低くなるように傾斜しており、第1凹部33内に配設された検出部材31が、第1凹部33の底面33aの傾斜によって踏段2の移動方向後方M2に付勢されている。これにより、図5に示すように、第1凹部33の前側周壁36aが凸部35に当接することで、踏段2の移動方向後方M2に付勢された状態で貫通孔36の後側周壁36bと凸部35との間に間隔Sをあけて検出部材31が位置決めされる。このように位置決めされた検出部材31は、踏段2の移動方向前方端がスイッチ32の検出片32aに当接している。
以上のような本実施形態の安全装置30では、乗客コンベア1の上階側の乗降口8において踏段2から乗降板16aに降りる際などに、コム17と踏段2の踏み面2aとの間に異物が挟まり、踏段2の移動に伴って挟まった異物が踏段の移動方向前方M1へ引き込まれると、異物が検出部材31を踏段の移動方向前方M1へ押圧する。異物による検出部材31の押圧に伴って、検出部材31が踏段の移動方向前方M1に変位してスイッチ32の検出片32aを作動される。これにより、安全装置30は、コム17と踏段2の踏み面2aとの間に異物が引き込まれることを検出して乗客コンベア1の運転を停止する。
以上のように本実施形態の安全装置30は、検出部材31を配設するための第1凹部33と、スイッチ32を配設するための第2凹部34とが、コム取付梁19に設けられたコム17の下方に配設されているため、コム取付梁19からコム17を取り外すことで検出部材31及びスイッチ32を交換したりや修理することができ、スカートガードや乗降板16の下方に設けられたコム取付梁19を取り外すことなく安全装置30のメンテナンスを行うことができる。
また、本実施形態では、コム取付梁19に設けられた第1凹部33の底面33aより上方に突出する凸部35が、検出部材31に設けられた貫通孔36を通ってコム17の底面を支持するため、コム取付梁19に踏段2のほぼ全幅にわたって設けられた第1凹部33がコム17の下方に位置しても、コム17に対して局所的な応力が作用しにくくなり、コム17が破損しにくくなる。
また、本実施形態の安全装置30では、検出部材31が踏段の移動方向後方端から下方に突出する突片37を備えるため、コム17と踏段2の踏み面2aとの間に挟まった異物との接触面積を大きくすることができ、コム17との間に異物が引き込まれたことをより確実に検出することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…乗客コンベア 2…踏段 2a…踏み面
4…トラス 8…乗降口 9…乗降口
13…クリート突条 14…クリート溝 17…コム
18…櫛歯 19…コム取付梁 30…安全装置
31…検出部材 32…スイッチ 32a…検出片
33…第1凹部 34…第2凹部 35…凸部
36…貫通孔 37…突片

Claims (5)

  1. 乗客コンベアの乗降口に配置されたコム取付梁と、
    前記コム取付梁の上面に取り付けられたコムと、
    前記コム取付梁の下方を移動する踏段と前記コムとの間に設けられた検出部材と、
    前記コム取付梁に取り付けられ前記検出部材の変位を検出するスイッチとを備え、
    前記検出部材は、踏段の幅方向に沿って延びる形状をなし、前記コム取付梁の上面に形成された下方に陥没する第1凹部に配設されたことを特徴とする乗客コンベアの安全装置。
  2. 前記スイッチは、前記第1凹部より踏段の移動方向前方に配置され、前記コム取付梁の上面に形成された下方に陥没する第2凹部に配設されたことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの安全装置。
  3. 前記第1凹部及び前記第2凹部が前記コムの下方に配設されていることを特徴とする請求項2に記載の乗客コンベアの安全装置。
  4. 前記検出部材は、上下に貫通する貫通孔を備え、
    前記コム取付梁は、前記第1凹部の底部より上方に突出し前記貫通孔を通って前記コムの底面を支持する凸部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の乗客コンベアの安全装置。
  5. 前記検出部材は、踏段の移動方向後方端から下方に突出する突片を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の乗客コンベアの安全装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7409546B1 (ja) 2023-06-27 2024-01-09 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 乗客コンベア及び安全装置

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