JP2017109332A - 画像処理装置、及び画像データ処理方法、並びに画像データ処理用プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像処理用にHDDをSSDに置き換えた場合のデータ書き換え可能な回数限界値超えによる信頼性低下を回避し、且つ回数限界値超えが発生しても容易に復旧させることができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】このMFPにおける画像処理ボード926では、NANDフラッシュメモリ930とUSBメモリ935とが画像形成部に入力する画像データを記憶する際、CPU928によって画像データにおける記憶対象のデータに対して処理終了後に不要となる一時的な記憶内容である場合にメモリ935に記憶させることを決定して実行し、メモリ935に設けられたECC(エラー検出/エラー訂正手段)の作動状況に応じてメモリ935の交換が必要であると判断した場合のCPU928からの指示を受けてオペレーションパネルボード917を介して通知手段としての操作パネル914のLED937の点灯、並びにLCD912での表示が行われる。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置、及び画像データ処理方法、並びに画像データ処理用プログラムに関する。
従来、プリンタ機能、複写機機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を一つの筐体に纏めたデジタル複合機である多機能周辺装置(MFP:MultiFunction Peripheral)には、大容量の不揮発記憶装置としてHDD(Hard Disk Drive)が設けられている。このHDDは、各種設定データ、フォントデータの他、スキャナ/プリンタ/FAXの各アプリケーションソフトが動作するためのテンポラリデータの記憶にも使用されている。
近年ではパーソナルコンピュータPCの場合と同様に、MFPにおいてもHDDをSDD(Solid State Drive)に置き換えたいという要望が高まっている。SSDは、フラッシュメモリを使用した補助記憶装置であり、HDDと比べると、データ処理速度が高速、運転音が静か、耐衝撃性が高い、消費電力及び発熱が少ない、小型で軽量、継続的なビット単価の大幅な下落といった諸点で長所を奏する。因みに、フラッシュメモリには、否定論理和のNOR型と否定論理積のNAND型とがあるが、NAND型の方が構造上で集積度が上げられるため、SSDのフラッシュメモリにはNAND型が使用されるのが一般的である。
ところが、SSDの記憶媒体であるNAND型フラッシュメモリの欠点として、データ書き換え可能な回数に制限がある。このような欠点を対処するため、PC等でSSDを使用する場合、同じ箇所ばかりに記憶させないように書き込み箇所を平均化するための処理を行うウェアレベリング機能が取り入れられ、寿命を延ばす工夫がされている。ウェアレベリング機能は、同じ箇所にばかり記憶させることにより、突出してデータ書き込み回数が増加する箇所の発生を回避するものである。このため、このウェアレベリング機能なしで要求元から直接、分散したアドレスに書き込むときの限界回数と比べて優位になるわけではない。また、チップの大容量化は、半導体プロセスの微細化、及び多値記憶(電荷の量をHigh/Lowだけでなく、もっと細かいレベルで区別した2ビット分や3ビット分の情報を表わす)の技術で実現している。これらの手法は何れもデータ書き換え可能な回数の限界値を減少させる方向に働くものである。
因みに、不揮発記憶装置が寿命に近づいたことを判断し、その結果に基づいて次の対応を行う周知技術として、不揮発性記憶装置が寿命に近づいたときに、不揮発性記憶装置に対する書き込み動作を行わないようシステムを構築し、不揮発性記憶装置のさらなる信頼性劣化を防止し、不揮発性記憶装置のデータ破壊を防止する「情報処理装置」(特許文献1参照)が挙げられる。また、ウェアレベリング機能に関連する周知技術として、画像形成装置に不揮発性の半導体記憶装置を搭載する場合において、ウェアレベリングの処理を効率化する「半導体記憶媒体の制御装置、半導体記憶媒体の制御方法及び画像形成装置」(特許文献2参照)が挙げられる。
上述した特許文献1に係る技術は、不揮発性記憶装置が寿命に近づいたときに、不揮発性記憶装置に対する書き込み動作を行わないようにシステムを構築し、不揮発性記憶装置の信頼性劣化やデータ破壊を防止することを目的とし、通信エラーの発生回数のカウント結果を寿命が近づいたことの判断に使用するものである。しかしながら、係る技術をMFPの画像処理に適用すると、データ書き換え可能な回数限界値超えによる信頼性低下を回避し、且つ回数限界値超えが発生しても容易に復旧させるという目的を達成できない。通信エラーを検出した時点では、正常にデータを取得できなくなる可能性がある。
また、上述した特許文献2に係る技術は、NAND型フラッシュメモリにデータ書き込み可能な回数限界が存在することから、ウェアレベリングを実施することでの情報書き込みの時間増加を課題と捉え、NAND型フラッシュメモリに書き込むデータが一時的に使用するものであった場合、ウェアレベリングを実施せず、簡単な法則に則ってNAND型フラッシュメモリに書き込みを実施するものである。しかしながら、このような不揮発性記憶装置に書き込むデータが一時的に使用するものかどうかで処理を切り替え、ウェアレベリングを実施することでの情報書き込みの時間増加を改善する手法をMFPに適用しても、データ書き換え可能な回数限界値超えによる信頼性低下を回避し、且つ回数限界値超えが発生しても容易に復旧させるという目的を達成できないという問題がある。
要するに、MFPの画像処理用でのSSDによるHDDの置き換えは、MFPの使い方によってデータ書き換え可能な回数限界値を超える可能性があること、並びに回数限界値を超えた場合、SSDを交換するまでMFPを使用不可にするか、或いは使用上の大きな制約が発生することにより、一部の機種にしか適用されていないという事情がある。
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、画像処理用にHDDをSSDに置き換えた場合のデータ書き換え可能な回数限界値超えによる信頼性低下を回避し、且つ回数限界値超えが発生しても容易に復旧させることができる画像処理装置、及び画像データ処理方法、並びに画像データ処理用プログラムを提供することにある。
上記技術的課題を達成するため、本発明の第1の手段は、少なくとも画像形成部に入力する画像データを記憶する不揮発性半導体記憶装置による第1の大容量不揮発記憶手段及び第2の大容量不揮発記憶手段と、画像データにおける記憶対象のデータに対して処理終了後に不要となる一時的な記憶内容である場合に第2の大容量不揮発記憶手段に記憶させることを決定して実行する制御手段と、第2の大容量不揮発記憶手段に設けられたエラー検出/エラー訂正手段の作動状況に応じて当該第2の大容量不揮発記憶手段の交換が必要であると判断した場合の制御手段からの指示を受けてメモリ交換要の旨を通知する通知手段と、を備えた画像処理装置であることを特徴とする。
また、本発明の第2の手段は、画像処理装置に備えられた不揮発性半導体記憶装置による第1の大容量不揮発記憶手段及び第2の大容量不揮発記憶手段が少なくとも画像形成部に入力する画像データを記憶する画像データ記憶ステップと、画像処理装置に備えられた制御手段が画像データにおける記憶対象のデータに対して処理終了後に不要となる一時的な記憶内容である場合に画像データ記憶ステップでの第2の大容量不揮発記憶手段に記憶させることを決定して実行する記憶決定実行ステップと、画像処理装置に備えられた通知手段が第2の大容量不揮発記憶手段に設けられたエラー検出/エラー訂正手段の作動状況に応じて記憶決定実行ステップでの当該第2の大容量不揮発記憶手段の交換が必要であると判断した場合の制御手段からの指示を受けてメモリ交換要の旨を通知するメモリ交換通知ステップと、を有する画像データ処理方法であることを特徴とする。
更に、本発明の第3の手段は、上記第2の手段の画像データ処理方法における画像データ記憶ステップ、記憶決定実行ステップ、及びメモリ交換通知ステップをコンピュータにより実行させるための画像データ処理用プログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、上記構成又は処理プロセスにより、画像処理用にHDDをSSDに置き換えた場合のデータ書き換え可能な回数限界値超えによる信頼性低下を回避し、且つ回数限界値超えが発生しても容易に復旧させることができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例に係る画像処理装置を含むMFPの基本構成を模式的に示したブロック図である。 図1に示すMFP全体の制御機能系の細部構成を示したブロック図である。 図2に示す画像処理ボード内に備えられるNANDフラッシュメモリへのデータの書き込み方法を示す模式図である。 図1及び図2に示すMFPにおいて印刷ジョブが発生した場合の動作処理を示したフローチャートである。 図1及び図2に示すMFPの画像処理ボードに備えられるCPUにおける別処理タスクで不揮発性記憶媒体へデータを格納する場合の制御動作を示すフローチャートである。 図1及び図2に示すMFPの画像処理ボードに備えられるDRAM上でのビットデータ配置と不揮発記憶手段上でのビットデータ配置との関係を例示した図である。
以下に、本発明の画像処理装置、及び画像データ処理方法、並びに画像データ処理用プログラムについて、実施例を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。
最初に、本発明の画像処理装置についての技術的概要を簡単に説明する。本発明では、MFPのHDDをSSDに置き換えて同様の機能を構築しようとした場合、SSD構成部品であるNAND型フラッシュメモリ(以下、単にNANDフラッシュメモリと呼ぶ)の書き換え可能な回数限界値が超えてしまう可能性がある。実際に回数限界値を超えるか否かは、MFPの使い方にも依存するが、NANDフラッシュメモリの書き換え可能な回数限界値がチップの大容量化と引き換えに益々減少する傾向にある。このため、NANDフラッシュメモリの書き換え可能な回数限界値が存在することを積極的に受け入れ、書き換え可能な回数限界値により交換が必要となった場合については、必要なデータが損失されず、容易に交換可能として復旧できる機能を提供することにある。
要するに、本発明では、少なくともMFPの画像形成部に入力する画像データを記憶する不揮発性半導体記憶装置による大容量不揮発記憶手段として、SSDによる第1の大容量不揮発記憶手段を備える他、ユーザが容易に着脱可能とできるように設置されるSDカード、USBメモリ等の第2の大容量不揮発記憶手段を備えている。画像データとして、コピー画像のバックアップやリテンションコピーのための読み取り原稿データの一時的記憶等、短期的な一時記憶のデータについては、第2の大容量不揮発記憶手段に記憶するようにする。これに対し、MFPの各種設定データやフォントデータ等、長期間の保存が必要となる可能性があるデータは、第1の大容量不揮発記憶手段に記憶する。このような記憶分け機能は、画像処理装置に備えられる制御手段のCPU(Central Processing Unit)機能によって、画像データにおける記憶対象のデータに対して処理終了後に不要となる一時的な記憶内容である場合に第2の大容量不揮発記憶手段に記憶させることを決定して実行させるものである。
即ち、頻度高く書き込みが必要となるデータは、第2の大容量不揮発記憶手段に記憶することになり、第1の大容量不揮発記憶手段への書き込みを大幅に削減することが可能となる。これにより、第2の大容量不揮発記憶手段は、データ書き換え可能な回数限界値超えが発生する可能性がある。そこで、本発明のMFPに含まれる画像処理装置では、第2の大容量不揮発記憶手段に対してエラー検出/エラー訂正手段を設け、複数のページに分散したデータを集めてエラー検出訂正(Error detect and correction)を実施する。また、画像処理装置に設けた通知手段が第2の大容量不揮発記憶手段に設けられたエラー検出/エラー訂正手段の作動状況に応じて第2の大容量不揮発記憶手段の交換が必要であると判断した場合の制御手段からの指示を受けてメモリ交換要の旨を通知するように構成する。この結果、特定のページ内容が全滅したとしても、高い確率でエラー訂正が可能となり、実行中のMFPとしての処理を正常に完了させ、しかも第2の大容量不揮発記憶手段の交換が必要なことを警告することができる。第2の大容量不揮発記憶手段は、USBメモリやSDカード等、汎用的なデバイスを使用しているため、ユーザが容易に代替デバイスを購入し、MFPの寿命となったデバイスを交換することができる。また、第2の大容量不揮発記憶手段に記憶するデータは、暗号化されたものとすれば、セキュリティ上も安全となる。
具体的に云えば、第2の大容量不揮発記手段における記憶対象のデータが暗号化されていることが好ましい理由は、第2の大容量不揮発記手段を交換した場合、取り外した大容量不揮発記手段には、機密性の高い情報が含まれている可能性があるが、暗号化されていれば、情報漏洩を防止できるためである。また、第1の大容量不揮発記憶手段及び第2の大容量不揮発記憶手段は、NANDフラッシュメモリで構成されるようにした上、制御手段がエラー検出/エラー訂正手段で処理実施した1単位のデータを複数のページに分散してNANDフラッシュメモリに記憶することが好ましい。NANDフラッシュメモリでは、ページ単位で特性劣化が発生する可能性が高いため、複数のページに分散して記憶させたデータを使用して、エラー検出/エラー訂正の処理を実施すれば、エラー検出/エラー訂正の成功率を高めることができる。或いは、制御手段がNANDフラッシュメモリの1ページ分のサイズ単位でNANDフラッシュメモリのアドレス空間を先頭から分割したときにエラー検出/エラー訂正手段で処理実施した1単位のデータを分割された複数のページに分散してNANDフラッシュメモリに記憶するようにしても良い。NANDフラッシュメモリでは、ページ単位で特性劣化が発生する可能性が高いため、複数のページに分散して記憶させたデータを使用して、エラー検出/エラー訂正処理を実施すれば、エラー検出/エラー訂正の成功率を高めることができる。更に、第2の大容量不揮発記憶手段へのアクセス要求に対する時間を計測する時間計測手段を備えるようにし、通知手段が時間計測手段での計測結果が応答時間のばらつきが大きいと判断した場合の制御手段からの指示を受けてメモリ交換要の旨の通知を行うことが好ましい。NANDフラッシュメモリは、デバイスの劣化が進んでくると、応答時間が長くなる場合があるので、その状況発生を検出し、早い段階で第2の大容量不揮発記憶手段の交換が必要であることの通知を行うことができる。加えて、第2の大容量不揮発記憶手段は、USBメモリやSDメモリカードのような着脱可能で容易に交換可能なデバイスであることが好ましい。こうしたデバイスであれば、入手性が高く、且つ物理的に容易に交換可能となる。
図1は、本発明の実施例に係る画像処理装置を含むMFPの基本構成を模式的に示したブロック図である。
図1を参照すれば、ここでのMFPは、スキャナ部801とレーザ記録部802とによって画像形成と用紙への印字とを行い、後処理部803によって搬出紙を揃えてステープル、パンチ穴の処理を行う。スキャナ部801は、透明ガラス体の原稿台804の上面に原稿を給送する自動両面原稿送り装置(RADF:Reverse Automaic Document Feeder)805と、原稿台804の上面に載置された原稿の画像を読み取るスキャナユニット806とによって構成される。スキャナ部801において読み取られた画像データは、レーザ記録部802に出力される。自動両面原稿送り装置805は、略図する原稿トレイから原稿台804を経由して同様に略図する排出トレイに至る片面原稿給送路、スキャナユニット806による片面の画像の読み取りが完了した原稿の表裏面を反転して再度原稿台に導く両面原稿給送路を有し、片面・両面の原稿何れでも対応できるようになっている。
スキャナユニット806は、原稿を半導体レーザが発生する光で照射し、レンズやミラー等で原稿の反射光を光電変換素子の受光面に結像させる。その光電変換素子は原稿の画像面における反射光を電気信号に変換し、後述する画像処理ボード926に出力する。レーザ記録部802は、用紙を搬送する用紙搬送部807、レーザ書込ユニット808、及び電子写真プロセス部(画像形成部)809を備えている。用紙搬送部807は、用紙の両面に画像を形成する両面複写モード時、定着ローラを通過した用紙に対してその表裏面を反転して再度電子写真プロセス部809に導く副搬送路を備えている。レーザ書込ユニット808は、画像処理ボード926から供給される画像データに基づいてレーザ光を照射する半導体レーザを備え、その半導体レーザから照射された光をミラーやレンズを通して電子写真プロセス部809の感光体ドラムの表面に配光する。感光ドラムの表面には静電潜像が形成され、現像装置からトナーが供給されることにより、トナー画像に顕在化される。このトナー画像は用紙搬送部807から導かれた用紙上に転写され、その後に定着ローラによる加熱及び加圧を受け、トナー画像が溶融して用紙の表面に定着する。このようにして、用紙に画像データの書き込みが終了した後、後処理部803において一部分の搬出用紙が揃えられた上、ステープル、パンチ穴の処理が行われ、排出トレイに排出される。
因みに、図1に示すMFPは、電子写真方式による画像形成装置仕様として説明したが、それに含まれる画像処理装置としての機能部は、画像形成出力を実行する際に生成されるレンダリングデータを不揮発性記憶媒体(上述した第1の大容量不揮発記憶手段、第2の大容量不揮発記憶手段)に格納する際に特徴的な処理を実行するものである。尚、図1に示すMFPとしての画像形成装置は、例えば複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等であっても良い。
図2は、図1に示すMFP全体の制御機能系の細部構成を示したブロック図である。図2を参照すれば、MFP全体の制御機能系の構成は、大きく分けて画像処理ボード926、マシンコントロールボード907、オペレーションパネルボード917、CCD(Charge Coupled Device)ボード922に分けられる。
具体的に云えば、マシンコントロールボード907は、MFP内のプロセス部903、読み取りスキャナ部902、両面ユニット901を含む各機器を管理する。マシンコントロールボード907に含まれるCPU911は、作業領域であるRAM(Random Access Memory)910から読み出されたプロセス部903等の機器を制御するための制御用プログラムに従って演算を行うことにより、各機器の制御を行う。オペレーションパネルボード917は、MFPの上面に設けられたLCD(Liquid Crystal Display)912と操作キー913とを含む操作パネル914を管理する。オペレーションパネルボード917に含まれるCPU915は、作業領域であるRAM916から読み出された操作パネル914の制御用プログラムに従って演算を行うことにより、LED937の点灯を含めた操作パネル914の制御を行う。CCDボード922は、スキャナユニット806を構成するための光電変換素子であるCCD921、CCD921を制御するCCD制御部920、CCD921が出力したアナログ信号を処理するアナログ回路918、アナログ回路918によって処理されたアナログ信号をデジタル信号に変換して画像処理ボード926に入力するA/D変換部919が搭載されたハードウェアである。
また、画像処理ボード926は、Ethernet(登録商標)等のネットワークを介して入力された印刷ジョブやオペレーションパネルボード917から入力されたコピー実行の命令等に基づいて画像処理に関する制御を行う。画像処理ボード926においては、CPU928がDRAM(Dynamic RAM)927から読み出されたプログラムに従って全体を制御すると共に、IPU(Image Proccessing Unit)ASIC(Application Spacific Integrated Circuit)925がマシンコントロールボード907及びCCDボード922との間で画像情報の授受を担う。マシンコントロールボード907は、主として機器の機械的な動作を制御する。従って、画像処理ボード926のCPU928とマシンコントロールボード907のCPU911とは、画像処理による画像情報の流れと機器の動作とを合わせるため、通信によって情報を授受しながら制御を実行する。IPUASIC925はスキャナユニット806からの入力信号の色変換や濃度変換等の画像処理やプリンタへの出力信号の階調変換等の画像処理を行うASICである。CPU928はIPUASIC925に対してPCIe(Peripheral Component Interconnect Express)I/Fにより接続されている。コピー使用時にはIPUASIC925からのスキャナの入力信号をDRAM927に蓄え、IPUASIC925側にプリンタ出力用に出力する。画像回転処理が必要な場合には、CPU928がDRAM927に蓄えられたデータに対して回転処理を行い、再度DRAM927に書き込み、書き込み終了後にIPUASIC925側に出力する。
1部の原稿から複数部のコピー出力を得る電子ソートを行う場合には、DRAM927から画像データUSBメモリ(NANDフラッシュメモリ)935に原稿1部分の画像データをすべて書き込み後、USBメモリ935から画像データを読み出し、DRAM927に展開してプリンタ出力する。これを複数部繰り返すことにより、電子ソートの機能が実現できる。プリンタ使用時には、CPU928が画像処理ボード926に設けられた略図するネットワークインタフェースを介してネットワークに接続されたPCから印刷ジョブを受信し、DRAM927に一旦記憶する。CPU928は、プリンタ言語によって記述された印刷ジョブを解読し、画像データとしてDRAM927に描画(レンダリング)を行い、描画終了後にIPUASIC925側に出力する。尚、上記レンダリングは、CPU928によるソフトウェア制御によって実行される場合の他、IPUASIC925に含まれるハードウェアによって実行される場合もある。プリンタで電子ソートを行う場合、CPU928は、コピーと同様に、原稿1部分の画像データを全てDRAM927から画像データをUSBメモリ935に書き込み、USBメモリ935から画像データを読み出し、DRAM927に展開してプリンタ出力する。これを複数部の出力に応じて繰り返すことにより電子ソートが実現される。ドキュメントBOXは画像を登録して蓄積する機能であり、1度蓄積を行えば、好きな時に読み出して何度も出力することが可能である。ドキュメントBOXの画像を蓄積する場合にはDRAM927に蓄積した画像データをUSBメモリ935に蓄積する。これはスキャナ入力からの画像データとネットワークインタフェースからのプリンタ言語を描画した画像データとの両方に適用できる。
次に、このMFPにおけるコピーモードの画像データの処理について図1及び図2を参照して説明する。原稿のコピーにおいては、CPU905によって制御された自動両面原稿送り装置(RADF)904により原稿台804に給送された原稿の画像がスキャナユニット806によって順次読み取られる。スキャナユニット806内においては、CCDボード922上のCCD921がCCD制御部920によって駆動される。CCD921による光電変化によって出力された信号はアナログ回路918でゲイン調整が行われ、A/D変換部919から8ビットの画像データとして画像処理ボード926に送られる。CCDボード922から画像処理ボード926に入力された画像データは、IPUASIC925において所定の画像処理が施された後、CPU928により一旦DRAM927に蓄えられる。DRAM927に蓄えられた画像は次にUSBメモリ935に格納される。これらの処理が自動両面原稿送り装置(RADF)904にセットされた全ての原稿について実行される。画像の読み取り終了後、USBメモリ935に格納された複数枚の画像データはCPU928によりページ順に読み出す処理が設定部数回だけ繰り返して実行され、IPUASIC925において所定の画像処理後、レーザコントロール部923を介してレーザ書込部924に供給され、用紙に画像の書き込みが終了した後、CPU909によって制御された後処理装置908において一部分の搬出用紙が揃えられた上でステープル、パンチ穴の処理が行われ、排出トレイに排出される。ここでは、各原稿の画像を複数部ずつ画像形成する場合にも各原稿の画像についての読み取り動作を1回のみ行うだけで良いことになる。
因みに、USBメモリ935にデータを格納する際、暗号器931によって対象データが暗号化され、ECC(エラー検出/エラー訂正手段)932によってエラー検出/エラー訂正を実施するための冗長ビットが付加され、USBコントローラ934を経由して、USBメモリ935にデータを格納する。逆に、USBメモリ935からデータを読み出す場合、USBコントローラ934によって読み出されたUSBメモリ935のデータに対し、同時に読み出された冗長ビットして、ECC(エラー検出/エラー訂正手段)932によってエラーが発生している場合には、エラー訂正を実施すると共に、CPU928に対してエラー検出したことを通知する。CPU928がエラー検出の通知を受けた場合には、操作パネル914のLED937を点灯させると共に、LCD912にUSBメモリ935の交換が必要である旨を表示する。また、USBコントローラ934には、応答時間計測手段933が接続されており、USBメモリ935に対する要求発行からそれに対する応答までの時間を計測している。この応答時間が予め設定されている応答時間のばらつきよりも大きくなった場合、CPU928に対し、応答時間のばらつきとして規定値以上のものを検出したことを通知する。CPU928は、この場合にも、操作パネル914のLED937を点灯させると共に、LCD912にUSBメモリの交換が必要である旨を表示する。更に、第1の大容量不揮発記憶手段としてのNANDメモリフラッシュ930へのアクセスには、NANDコントローラ929での制御が働く。以下は、一般的なNANDフラッシュメモリ930に対するアクセスの態様について以下に説明する。
図3は、図2に示す画像処理ボード926内に備えられるNANDフラッシュメモリ930へのデータの書き込み方法を示す模式図である。NANDフラッシュメモリ930は、データの書き込み/読み出しを「ページ」と呼ばれる単位で行うが、消去については複数のページを纏めた「ブロック」という単位で行う必要がある。ここで、既にデータの書き込み及び不要なデータの消去等が行われ、必要なデータと不要なデータとが混在している使用中のブロックに更にデータを書き込む場合を説明する。尚、上述したデータの消去とは、実際にページからデータが消去されたわけではなく、ファイルシステム上のインデックスが消去されたことを示す。このような不要なデータが格納されていたページについては、一度データを消去してからでないとデータを書き込むことができない。
こうした状況下において、NAND制御プログラムに従って演算を行うCPU928は、NANDコントローラ929に指示して図3中の処理Aに示すように、まず必要なデータのみを空きのあるブロックにコピーする。この後、図3中の処理Bに示すように、対象のブロックに格納されているブロックのデータを消去する。更に、NAND制御プログラムに従って演算を行うCPU928は、NANDコントローラ929に指示して図3中の処理Cに示すように、更に書き込むべきデータを、処理Aにおいて必要なデータをコピーした空きのあるブロックの空きページに書き込み、ブロック全体のデータを元のブロックに書き戻す。このようなデータの書き込み処理の態様は、「ブロックコピー」と呼ばれている。即ち、NANDフラッシュメモリ930では、僅かなデータを変更するために、より多くのデータを書き込まなければならないという無駄が発生する。また、書き込み回数が増加することにより、NANDフラッシュメモリ930において記憶媒体となるメモリセルの劣化が進むという問題があり、ページ単位で同等の劣化特性に至る可能性が高いといえる。
図4は、MFPにおいて印刷ジョブが発生した場合の動作処理を示したフローチャートである。但し、ここではレンダリングが開始された後のコピーアプリケーションソフト、及びプリンタアプリケーションソフトに従って演算を行うCPU928よるレンダリングデータの格納先の判断動作を示している。また、レンダリングによって生成されたレンダリングデータは、初期的にDRAM927に格納されるものとする。
図4を参照すれば、CPU928は、印刷ジョブについてのレンダリング開始(ステップS801)状態となれば、引き続いてその印刷ジョブにおいて電子ソートが必要か否かの判断を電子ソート不要であるか否かの判定(ステップS802)により行う。この判定の結果、電子ソートが必要であれば、レンダリングデータを一時的に不揮発記憶手段に記憶しておく必要があるため、CPU928はDRAM927に格納されたレンダリングデータを一時的情報の書き込み命令要求(ステップS804)を発行してから動作処理を終了する。これに対し、電子ソートが不要であれば、引き続いてCPU928はジャムバックアップが必要か否か判断をジャムバックアップ不要であるか否かの判定(ステップS803)により行う。因みに、ジャムバックアップとは、用紙に対して画像形成が実行され、MFP内の搬送を搬送されて排紙されるまでの間にジャム(紙詰まり)が発生した場合において、搬送中であった用紙に対する画像形成出力をジャム解消後に再度実行するため、DRAM927のような揮発性記憶媒体ではなく、不揮発性記憶媒体にレンダリングデータを格納しておく処理を示す。ジャムバックアップ要否の判断は、例えばMFPの用紙搬送経路における給紙口から排紙口までの間に最大で存在可能な用紙の枚数(以降、同時搬送枚数とする)とDRAM927におけるページメモリのページ数との比較結果に基づいて判断される。同時搬送枚数がページメモリのページ数よりも多い場合、画像形成出力が完了したページのレンダリングデータをそのページが排紙される前に消去する必要があるため、ジャムバックアップが必要であると判断される。そこで、上記判定の結果、ジャムバックアップが必要であれば、レンダリングデータが不揮発性記憶媒体に格納されるべきであるため、CPU928はDRAM927に格納されたレンダリングデータを一時的情報の書き込み命令要求(S804)を発行してから動作処理を終了する。これに対し、ジャムバックアップが不要であれば、レンダリングデータを不揮発性記憶媒体に格納するべき理由がないため、CPU928はそのまま処理を終了する。このようにして、コピーアプリケーションソフト、及びプリンタアプリケーションソフトによる処理を実行する。
図5は、MFPの画像処理ボード926に備えられるCPU928における別処理タスクで不揮発性記憶媒体へデータを格納する場合(図4を参照して説明したレンダリングデータの一時的情報の書き込み命令要求等)の制御動作を示すフローチャートである。
図5を参照すれば、CPU928は、書き込み命令発生(ステップS901)があると、その書き込み命令が一時的情報の書き込み要求命令であるか否かの判定(ステップS902)を行う。この判定の結果、一時的情報の書き込み要求命令であれば、一時的情報の格納場所であるUSBメモリ935へ格納するため、USBメモリ935への書き込み制御実施(ステップS903)を行ってから制御動作を終了する。これに対し、一時的情報の書き込み要求命令でなければ、非テンポラリ情報の格納場所であるNANDフラッシュメモリ930へ格納するため、NANDコントローラ929に指示してNANDフラッシュメモリ930への書き込み制御実施(ステップS904)を行ってから制御動作を終了する。
図6は、MFPの画像処理ボード926に備えられるDRAM927上でのビットデータ配置と不揮発記憶手段であるUSBメモリ935及びNANDフラッシュメモリ930上でのビットデータ配置との関係を例示した図である。但し、ここではUSBメモリ935及びNANDフラッシュメモリ930のページサイズが16kビットであり、エラー検出・エラー訂正の処理実施の1単位のデータが検査ビット(冗長ビット)を含めて10ビットで実施される場合(8ビットの元データ+2ビットの検査ビット)を例示している。また、エラー検出・エラー訂正の処理実施の1単位のデータは、C[2n]、C[2n+1]、D[8n]、D[8n+1]、D[8n+2]、D[8n+3]、D[8n+4]、D[8n+5]、D[8n+6]、D[8n+7](nはゼロを含む正の整数)で構成される場合を例示している。
図6を参照すれば、DRAM927上での配置が本来の配置を示すものであり、そのデータは、先頭から16ビット分取り出すと、D[0]、D[1]、…、D[(16×1024−1)]と配置されている。USBメモリ935及びNANDフラッシュメモリ930では、それらのページサイズ=16kビット×(エラー検出・エラー訂正の処理実施の1単位のデータの元データ=8)毎に検査ビットを挿入した配列のデータ列を作成し、これに対してメモリアドレスの先頭から16kビット間隔で1ビットずつの配置に置き直している。尚、ページサイズ=16kビットの場合、C[0]、C[1]は、D[0]、D[1]、D[2]、D[3]、D[4]、D[5]、D[6]、D[7]用検査ビット、C[2]、C[3]は、D[8]、D[9]、D[10]、D[11]、D[12]、D[13]、D[14]、D[15]用検査ビットを示す。このような配置を採用することにより、任意の1ページ分のデータ全てが消失したとしても、16kビットでエラー検出・エラー訂正の処理実施の1単位のデータのうち、1ビット分が失われたに過ぎなくできるため、エラー訂正が可能となる。
以上に説明したように実施例に係るMFPでは、画像処理ボード926における第1の大容量不揮発記憶装置のNANDフラッシュメモリ930と第2の大容量不揮発記憶手段のUSBメモリ935とが電子写真プロセス部809に入力する画像データを記憶する際、制御手段であるCPU928によって画像データにおける記憶対象のデータに対して処理終了後に不要となる一時的な記憶内容である場合にUSBメモリ935に記憶させることを決定して実行し、USBメモリ935に設けられたECC(エラー検出/エラー訂正手段)の作動状況に応じてCPU928によるUSBメモリ935の交換が必要であると判断した場合の指示を受けてオペレーションパネルボード917を介して通知手段としての操作パネル914のLED937の点灯、並びにLCD912での表示が行われる。この結果、画僧処理用にHDDをSSDに置き換えた場合のデータ書き換え可能な回数限界値超えによる信頼性低下を回避し、且つ回数限界値超えが発生しても容易に復旧させることができるようになる。
以上に説明した画像処理ボード926における不揮発記憶手段に対する制御手段(CPU928)による記憶制御、並びに不揮発記憶手段の交換通知に係る処理機能は、画像データ処理方法の処理プロセスとして換言することができる。即ち、この場合の画像データ処理方法は、画像処理装置に備えられた不揮発性半導体記憶装置による第1の大容量不揮発記憶手段及び第2の大容量不揮発記憶手段が少なくとも画像形成部に入力する画像データを記憶する画像データ記憶ステップと、画像処理装置に備えられた制御手段が画像データにおける記憶対象のデータに対して処理終了後に不要となる一時的な記憶内容である場合に画像データ記憶ステップでの第2の大容量不揮発記憶手段に記憶させることを決定して実行する記憶決定実行ステップと、画像処理装置に備えられた通知手段が第2の大容量不揮発記憶手段に設けられたエラー検出/エラー訂正手段の作動状況に応じて記憶決定実行ステップでの第2の大容量不揮発記憶手段の交換が必要であると判断した場合の制御手段からの指示を受けてメモリ交換要の旨を通知するメモリ交換通知ステップと、を有するものとなる。この画像データ処理方法における処理プロセス(画像データ記憶ステップ、記憶決定実行ステップ、メモリ交換通知ステップ)は、コンピュータにより実行させるための画像データ処理用プログラムとしてCPU928向けに適用可能なものである。
801 スキャナ部
802 レーザ記録部
803 後処理部
804 原稿台
805、904 自動両面原稿送り装置(RADF)
806 スキャナユニット
807 用紙搬送部
808 レーザ書込ユニット
809 電子写真プロセス部(画像形成部)
901 両面ユニット
902 読み取りスキャナ部
903 プロセス部
905、909、911、915、928 CPU
906 給紙搬送部
907 マシンコントロールボード
908 後処理装置
910、916 RAM
912 LCD
913 操作キー
914 操作パネル
917 オペレーションパネルボード
918 アナログ回路
919 A/D変換部
920 CCD制御部
921 CCD
922 CCDボード
923 レーザコントロール部
924 レーザ書込部
925 IPUASIC
926 画像処理ボード
927 DRAM
929 NANDコントローラ
930 NANDフラッシュメモリ
931 暗号器
932 ECC(エラー検出/エラー訂正手段)
933 応答時間計測手段
934 USBコントローラ
935 USBメモリ(NANDフラッシュメモリ)
937 LED
特許5668163号 特許5625888号

Claims (8)

  1. 少なくとも画像形成部に入力する画像データを記憶する不揮発性半導体記憶装置による第1の大容量不揮発記憶手段及び第2の大容量不揮発記憶手段と、前記画像データにおける記憶対象のデータに対して処理終了後に不要となる一時的な記憶内容である場合に前記第2の大容量不揮発記憶手段に記憶させることを決定して実行する制御手段と、前記第2の大容量不揮発記憶手段に設けられたエラー検出/エラー訂正手段の作動状況に応じて当該第2の大容量不揮発記憶手段の交換が必要であると判断した場合の前記制御手段からの指示を受けてメモリ交換要の旨を通知する通知手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置において、
    前記第2の大容量不揮発記憶手段における前記記憶対象のデータは、暗号化されていることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像処理装置において、
    前記第1の大容量不揮発記憶手段及び前記第2の大容量不揮発記憶手段は、NAND型フラッシュメモリで構成され、
    前記制御手段は、前記エラー検出/エラー訂正手段で処理実施した1単位のデータを複数のページに分散して前記NAND型フラッシュメモリに記憶することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1又は2記載の画像処理装置において、
    前記第1の大容量不揮発記憶手段及び前記第2の大容量不揮発記憶手段は、NAND型フラッシュメモリで構成され、
    前記制御手段は、前記NAND型フラッシュメモリの1ページ分のサイズ単位で当該NAND型フラッシュメモリのアドレス空間を先頭から分割したときに前記エラー検出/エラー訂正手段で処理実施した1単位のデータを当該分割された複数のページに分散して当該NAND型フラッシュメモリに記憶することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1〜4の何れか1項記載の画像処理装置において、
    前記第2の大容量不揮発記憶手段へのアクセス要求に対する時間を計測する時間計測手段を備え、
    前記通知手段は、前記時間計測手段での計測結果が応答時間のばらつきが大きいと判断した場合の前記制御手段からの指示を受けて前記メモリ交換要の旨の通知を行うことを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項記載の画像処理装置において、
    前記第2の大容量不揮発記憶手段は、着脱可能で交換可能なデバイスであることを特徴とする画像処理装置。
  7. 画像処理装置に備えられた不揮発性半導体記憶装置による第1の大容量不揮発記憶手段及び第2の大容量不揮発記憶手段が少なくとも画像形成部に入力する画像データを記憶する画像データ記憶ステップと、
    画像処理装置に備えられた制御手段が前記画像データにおける記憶対象のデータに対して処理終了後に不要となる一時的な記憶内容である場合に前記画像データ記憶ステップでの前記第2の大容量不揮発記憶手段に記憶させることを決定して実行する記憶決定実行ステップと、
    画像処理装置に備えられた通知手段が前記第2の大容量不揮発記憶手段に設けられたエラー検出/エラー訂正手段の作動状況に応じて前記記憶決定実行ステップでの当該第2の大容量不揮発記憶手段の交換が必要であると判断した場合の前記制御手段からの指示を受けてメモリ交換要の旨を通知するメモリ交換通知ステップと、を有することを特徴とする画像データ処理方法。
  8. 請求項7記載の画像データ処理方法における前記画像データ記憶ステップ、前記記憶決定実行ステップ、及び前記メモリ交換通知ステップをコンピュータにより実行させるための画像データ処理用プログラム。
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