JP6406219B2 - 通信装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、外部の記憶装置とデータの送受信を行うための通信装置、及び画像を印刷する画像形成装置に関するものである。
複写機やプリンター、ファクシミリなどの画像形成装置は、入力された画像データを圧縮して一時的に記憶装置に保存し、記憶装置から読み出された圧縮データを伸張してから、その伸張後の画像データに基づいて画像形成処理を実行する。また、複写機やファクシミリなどに搭載されたスキャナー等の画像読取装置は、読み取られた画像データを圧縮してから記憶装置に保存し、読み出しコマンドが入力されたときに、記憶装置から圧縮データを読み出して伸張している。
また、記憶装置としては、ハードディスク記憶装置(以下「HDD」という。)やソリッドステートドライブ(以下「SSD」という。)が用いられている。HDD、SSDとの間で行われるデータ転送は、例えばSATA(Serial Advanced Technology Attachment)規格等のインターフェース(以下「I/F」という)規格に基づいて行われる。一般に、SATA規格では、HDD及びSSDや接続ポートにエラー(異常)が生じた場合や、転送エラーが生じた場合に、発生したエラー内容や状態などを示すエラーコードを通知することが定められており、複数のエラーコードが用意されている。
ところで、HDDやSSDにエラーが生じていなくても、HDDやSSDを搭載した装置に外部からノイズが印加されることによって、HDDやSSDからの応答信号にビットエラーが生じ、特定のエラーが発生していることを示すエラーコードが通知される場合がある。特に、静電気を貯めやすい記録用紙や原稿などのシート材を取り扱う画像形成装置や画像読取装置などの画像処理装置では、静電気が生じやすいため、静電気によるノイズが通信ケーブルやフレームを伝って各デバイスに印加されやすい。このノイズは転送エラー等の原因となる。
特許文献1には、HDDからホストコンピューターに対して特定のエラーが通知された場合、HDDの異常ではなく通信ケーブル上のノイズと判断し、通信ケーブル上のノイズと判断した場合、特別なルーチンを実行することによって記憶装置との間の通信を短時間で復帰する方法について記載されている。
特開2014−192603号公報
通信部と記憶装置の間で通信エラーが発生したとき、エラー発生前に記憶装置に転送されたデータのうちキャッシュメモリー等に一時的に格納されたデータは、フラッシュメモリー等の記憶部本体に確実に移行されない可能性があり、データ保持率の悪化の原因となっていた。更に、記憶装置がSSDである場合、データの記憶場所を示す論理アドレスと物理アドレスを管理するテーブルの内容が、エラー発生によって更新されず、データの記憶先が分からなくて読み出しが出来ないという事態が発生するという問題がある。特許文献1に記載されている方法は、HDDとの間の通信を短時間で復帰できるものの、当該問題は解決できず、特に、SSDに対して適用することができない。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、HDDやSSD等の記憶装置と通信装置との間でノイズによる通信エラーが発生した場合、可能な限り記憶装置が保持するデータが破壊されることがないようにして、短時間で通信を再開可能にすることを目的とする。
本発明の一局面に係る通信装置は、予め定められたインターフェース通信規格に基づき記憶装置と通信してデータ転送を行う通信部と、前記通信部が前記記憶装置からエラー情報を受信した際、前記通信部に対して前記記憶装置との通信をリセットした後で再び通信を開始させ、その後、前記通信部に、前記記憶装置が保持するデータのうち、アドレスが確定していないデータのアドレスを確定させると共に、アドレスを管理するテーブルの内容を確定させるコマンドを、前記記憶装置に対して送信させる制御部と、を備える。
また、本発明における画像形成装置は、上記の通信装置と、前記画像読取装置が読み取った画像を用紙に印刷する画像形成部と、を備える。
本発明によれば、制御部が、通信部と記憶装置の間で通信エラーが発生した時に、制御部は記憶装置が保持するデータのうち、アドレスが確定していないデータ、例えばキャッシュメモリー等に一時的に格納されているデータの記憶先を確定すると共に、アドレスを管理するテーブルの内容を確定するコマンドを通信部により記憶装置に対して送信させる。このコマンドを受けて、例えば、記憶装置は、キャッシュメモリー等に格納しているデータをフラッシュメモリー等の記憶部本体に記憶させると共に、アドレスを管理するテーブルの内容を確定する等の処理を行う。これにより、エラー発生後のデータ保持率を上げることができ、テーブルの整合性も保つことができる。従って、通信部と記憶装置の間の通信を、通信エラーが生じてから短時間で再開可能となる。
画像形成装置の構造を示す正面断面図である。 画像形成装置の主要内部構成を示す機能ブロック図である。 PxSERRレジスタのデータ構成の一部を示した図である。 エラー処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る通信装置及び画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態における画像形成装置1の構造を示す正面断面図である。
画像形成装置1は、例えば、コピー機、プリンター、スキャナー及びファクシミリ等であってもよいし、これらの機能を備えた複合機であってもよい。画像形成装置1は、装置本体11に、操作部47、画像形成部12、定着部13、給紙部14、原稿給送部6及び画像読取部5等を備えて構成されている。
操作部47は、ユーザーから画像形成動作実行指示や原稿読取動作実行指示等の指示を受け付ける。操作部47は、ユーザーへの操作案内等を表示する表示部473を備えている。
画像形成装置1が原稿読取動作を行う場合、原稿給送部6により給送されてくる原稿又は原稿載置ガラス161に載置された原稿の画像を画像読取部5が光学的に読み取り、画像データを生成する。画像読取部5により生成された画像データはSSDやHDD等に保存される。
画像形成装置1が画像形成動作を行う場合は、上記原稿読取動作により生成された画像データ又はSSDやHDDに記憶されている画像データ等に基づいて、画像形成部12が、給紙部14から給紙される記録媒体としての記録紙Pにトナー像を形成する。カラー印刷を行う場合、画像形成部12のマゼンタ用の画像形成ユニット12M、シアン用の画像形成ユニット12C、イエロー用の画像形成ユニット12Y及びブラック用の画像形成ユニット12Bkは、それぞれに、上記画像データを構成するそれぞれの色成分からなる画像に基づいて、帯電、露光及び現像の工程により感光体ドラム121上にトナー像を形成し、そのトナー像を一次転写ローラー126により中間転写ベルト125上に転写させる。
中間転写ベルト125上に転写される上記各色のトナー画像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。二次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像を、中間転写ベルト125を挟んで駆動ローラー125aとのニップ部Nにおいて、給紙部14から搬送路190を搬送されてきた記録紙Pに転写させる。この後、定着部13が、記録紙P上のトナー像を、熱圧着により記録紙Pに定着させる。定着処理の完了したカラー画像形成済みの記録紙Pは、排出トレイ151に排出される。
給紙部14は、複数の給紙カセットを備える。そして後述する制御ユニットが、ユーザーによる指示で指定されたサイズの記録紙が収容された給紙カセットのピックアップローラー145を回転駆動させて、各給紙カセットに収容されている記録紙Pをニップ部Nに向けて搬送させる。
尚、画像形成装置1において、両面印刷を行う場合は、画像形成部12より一方の面に画像が形成された記録紙Pを、排出ローラー対159にニップされた状態とした後、記録紙Pを排出ローラー対159によりスイッチバックさせて反転搬送路195に送り、搬送ローラー対19により、ニップ部N及び定着部13に対して記録紙Pの搬送方向上流域に再度搬送する。これにより、画像形成部12により記録紙の他方の面に画像が形成される。
図2は、画像形成装置1の主要内部構成を示す機能ブロック図である。画像形成装置1は、制御ユニット31(特許請求の範囲における通信装置の一例)、操作部47、原稿給送部6、画像読取部5、画像形成部12、給紙部14及びSSD32(記憶装置)等を備える。以下、図1において説明した構成要素については同じ符号を付し、説明を省略する。
SSD(solid state drive)32は、画像読取部5によって読み取られた原稿画像等を記憶する大容量の記憶装置で、SATA規格に準拠した不揮発性記憶装置である。尚、SSD32に代えてHDDでもよいが、本実施の形態ではSSDを用いて説明する。
制御ユニット31は、CPU(Central Processing Unit)311(制御部、判断部、判別部)、メモリー312(記憶部)、インターフェース回路(以下「I/F」という)41及びSATA−I/F42(通信部)等から構成される。CPU311は、メモリー312に記憶された各種プログラムを読み出して処理を実行し、各機能部への指示信号の出力、データ転送等を行って画像形成装置1を統括的に制御する。
I/F41は、SATA規格以外の通信を行うためのインターフェース回路である。本実施形態において、SATA規格以外の通信とは、シリアル通信又はパラレル通信であり、データ転送中に送信されるエラー情報からノイズが発生したことを検知できない通信規格である。例えば、制御ユニット31と操作部47、原稿給送部6、画像読取部5、画像形成部12及び給紙部14の間のデータ通信はシリアル通信が用いられる。
SATA−I/F42は、SATA規格に基づいたインターフェース回路であり、制御ユニット31とSSD32はSATA規格に基づいた通信を行う。なお、後述するように、SATA規格通信によれば、データ転送中に送信されるエラー情報からノイズが発生したことを検知可能である。
メモリー312には、EEPROM等からなり、各種プログラムの他に、SSD32に関する選択エラーコードが記憶されている。選択エラーコードは、SATA規格で定められた複数のエラーコードから、予め選択して定められている特定のエラーコードである。
図3に示したエラーコードは、エラーの内容と、ビット番号とを組み合わせたものであり、例えばPxSERR#21と表される。また、エラーコードのエラー状態を示すエラー情報は、エラーの内容と、ビット番号と、エラー内容の状態を示す1ビット情報とを組み合わせたものである。つまり、エラー情報は、エラーコードに1ビット情報が加えられたものである。
例えば、1ビット情報の部分の情報が「0」の場合はエラー状態ではなく正常であることを示し、「1」の場合はエラー状態であることを示す。本実施の形態では、当該PxSERR#21、PxSERR#19及びPxSERR#16が選択エラーコードに設定されており、メモリー312に記憶されている。これらを選択エラーコードとした理由は、画像形成装置1に対する静電気によるノイズ実験を行った結果、静電気がSSD32に伝わったときにビットエラーが生じて、エラー状態を示す1ビット情報が書き換えられ、各エラーコード(PxSERR#21、PxSERR#19及びPxSERR#16)が発生することが判明しているためである。なお、これは選択エラーコードの単なる一例である。
ここで、PxSERR#21のCRC Errorは、画像データが転送される1単位であるフレーム(パケットと呼ばれている。)の誤り検出方法である巡回冗長検査(CRC:Cyclic Redundancy Check)におけるエラーである。このエラーを伴うフレームを受け取ったSSD32は、そのフレームを破棄する。また、PxSERR#19の10b−to−8b Decode ERRORは、10ビットから8ビットへの符号化のエラーである。また、PxSERR#16のPhyRdy Changeは、SSD32が読み書き可能な準備状態であることを示すPhyRdy状態(physical layer ready state)に変化があることをエラーとするものである。
ここで、SSDとHDDについて説明する。HDDはデータの記憶先を示す論理アドレスと物理アドレスが基本的に一致するが、SSDは全く一致しない。SSDはウエアレベリングやガベッジコレクション等の処理を前提としているため、論理アドレスと物理アドレスの関係性が流動的である。論理アドレスと物理アドレスを変換する仕組みは、各SSDメーカーが独自で構築しており、各社が異なる仕組みを用いているものと思われる。
例えば、SSDの論理アドレスと物理アドレスを単純なテーブルを用いて管理している場合、テーブルの更新タイミングが「400ms毎」又は「Standby Immediateコマンド発行」の何れかである場合がある。これらのタイミングでテーブルの更新が正しく行われずにSSDの電源が遮断されると、SSDに書き込まれたはずのデータが読み出せなかったり、テーブルの整合性チェック等に時間が掛かったりする等の問題が発生する。
特に、エラーがノイズである場合、エラー発生後に何度もエラーが発生したり、SSDやホストコンピューターが再起動したりしてしまう可能性がある。例えば、エラー発生後にSSDが再起動してしまうと、テーブルが更新されなかった期間のデータを読み込むことができない。
そこで、本実施形態では、SSDのテーブルが更新されない期間を出来る限り少なくするために、エラーから復旧してすぐにStandby Immediate信号を発行する。このStandby Immediate信号によって、SSDが受け付けたデータのうち、SSD内のキャッシュメモリー等に一時的に格納されているデータがフラッシュメモリーに移行して書き込ませると共に、論理アドレスと物理アドレスを管理するテーブルの内容を確定させ、省エネモードの一つであるStandbyモードに移行させる。すなわち、Standby Immediate信号は、エラー復旧時にSSD内のキャッシュメモリー等に一時的に格納されているデータのうち、アドレスが確定していないデータのアドレスを確定させて、当該データをこの確定したアドレスが示すフラッシュメモリーの領域に書き込ませ、更に、論理アドレスと物理アドレスを管理するテーブルの内容を確定させる処理を、記憶装置としてのSSDに行わせるためのコマンドである。
このように、ノイズ発生後にStandby Immediate信号を発行することでフラッシュメモリーへのデータ書き込みとテーブル確定がなされるため、データが読み出せなかったり、テーブルの整合性チェックに時間が掛かったりする等の問題を解消することができる。
次に、CPU311が実行するエラー処理の一例について説明する。図4は、本実施の形態におけるエラー処理の流れを示したフローチャートである。
まず、CPU311は、SSD32に対してSATA規格に基づくデータ転送を行う場合に、データ転送に先駆けてSSD32との間で通信を確立する初期処理を行う。その後、通信が確立したのちに、データの転送処理が行われる。
このデータ転送の最中に、SATA−I/F42がエラー情報を受信したことをCPU311が検知したとき、CPU311はエラーコードがPxISの#26〜#29の何れかであるかどうかを判定する(ステップS11)。PxISはSSD32とSATA−I/F42の接続ポートにおける割り込みステータス(Port x Interrupt Status)を示すものである。ここで、エラーコードがPxISの#26〜#29の何れでもない場合(ステップS11;NO)、CPU311は、例えば、メモリー312に記憶されている図略のタスクファイルを参照して、各エラーコードのエラー内容に応じて設定されているエラー処理を実行し、その後の処理を終了する。
エラーコードがPxISの#26〜#29の何れかである場合(ステップS11;YES)、CPU311はエラーコードがPxSERR#21であるかどうかを判定する(ステップS12)。エラーコードがPxSERR#21でない場合(ステップS12;NO)、CPU311はエラーコードがPxSERR#19であるかどうかを判定する(ステップS13)。エラーコードがPxSERR#19でない場合(ステップS13;NO)、CPU311はエラーコードがPxSERR#16であるかどうかを判定する(ステップS14)。つまり、CPU311は、エラーコードが、ノイズによるビットエラーを発生させるとして予め定められたエラーコードであるPxSERR#21、PxSERR#19又はPxSERR#16であるかどうかを判定する。
受信したエラーコードが上記3つのエラーコードではない場合(ステップS12〜S14において全てNO)、つまり、SSD32から送信されたエラーコードと上記3つのエラーコードとが不一致である場合、エラーの原因はノイズではないため別の対処を行う。例えば、CPU311は、メモリー312に記憶されている図略のタスクファイルを参照して、各エラーコードのエラー内容に応じて設定されているエラー処理を実行し、その後の処理を終了する。
エラーコードの何れかが上記3つのエラーコードである場合(ステップS12〜S14の何れかにおいてYES)、ノイズによるビットエラーであるとして、CPU311はシリアルI/F41に対してデータ転送の中止と再転送を指示する(ステップS15)。その後、エラー回復処理を実行する(ステップS16〜S19)。
エラー回復処理について説明する。CPU311は、SATA−I/F42とSSD32との間の通信を一旦切断させるためのComReset信号をSSD32に対して出力し(ステップS16)、その後データ通信を再び確立するための初期処理を行う(ステップS17)。これにより、SATA−I/F42とSSD32との通信が再び確立する。
そして、CPU311は、SATA−I/F42に、SSD32に対してStandby Immediate信号を出力させる(ステップS18)。Standby Immediate信号は、省エネルギーモードの一つであるStandbyモードへ移行するための信号であり、この信号が出力されることで、SSD32のステータスやキャッシュメモリーの内容がフラッシュメモリーに書き出されると共に、論理アドレスと物理アドレスを管理するテーブルの更新が行われる。
次に、CPU311はノイズによるエラーが発生した時のコマンドをSSD32に対して再出力し(ステップS19)、エラー処理を終了する。すなわち、CPU311は、当該コマンドをSSD32に対して再出力することで当該エラー発生により実行されなかった処理(データ書き込み等)を、SSD32に再度実行させる。
以上、説明したように、ノイズによるエラーが発生した際に実行されるエラー回復処理においてStandby Immediate信号を発行することによって、SSD32の論理アドレスと物理アドレスを管理するテーブルの内容が更新されるため、エラー復帰後にSSD32にアクセスした際にデータを正しく読み出すことができる。また、テーブルの内容が正しく確定されると、SSD32内のデータの整合性チェックに時間が掛からず、スムーズに行われる。
尚、本実施の形態では、SATA−I/F42に接続される記憶装置としてSSD32を例に説明したが、HDDであってもよい。HDDの場合、Standby Immediate信号をコマンドするとヘッドが予め設定されている位置に退避するため、Standbyモードからの復帰に時間が掛かってしまうが、ノイズ発生時のキャッシュメモリーの内容がStandby Immediate信号によってフラッシュメモリーに書き込まれるため、データ保持率を高めることができる。
また、SSDは、メーカー独自の省エネモードを採用している場合はStandbyモードからの復帰に時間が掛かる場合があるが、一般的にはStandbyモードから復帰が短時間ですぐにアクセス可能な場合が多い。従って、本発明においては、記憶装置としてSSDを適用する方が望ましい。
そして、CPU311は、記憶装置としてSDDまたはHDDの何れが用いられているか判断し、SDDである場合にのみ、上記エラー回復処理を実行するようにしてもよい。
1 画像形成装置
12 画像形成部
14 給紙部
31 制御ユニット
311 CPU
312 メモリー
32 SSD
41 I/F
42 SATA−I/F
47 操作部
473 表示部
6 原稿給送部

Claims (4)

  1. 予め定められたインターフェース通信規格に基づき記憶装置と通信してデータ転送を行う通信部と、
    前記通信部が前記記憶装置からエラー情報を受信した際、前記通信部に対して前記記憶装置との通信をリセットした後で再び通信を開始させ、その後、前記通信部に、前記記憶装置が保持するデータのうち、アドレスが確定していないデータのアドレスを確定させると共に、アドレスを管理するテーブルの内容を確定させるコマンドを、前記記憶装置に対して送信させる制御部と、を備え
    前記インターフェース通信規格で定められたエラーコードのうち、少なくともノイズを原因の1つとするエラーを示す選択エラーコードを記憶する記憶部と、
    前記通信部により前記記憶装置から受信されたエラー情報の示すエラーコードが、前記選択エラーコードと一致するか否かを判断する判断部とを更に備え、
    前記判断部が前記エラー情報の示すエラーコードと前記選択エラーコードとが一致すると判断した場合にのみ、前記コマンドを前記通信部に対して送信させる通信装置。
  2. 前記コマンドは、Standby Immediate信号である請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記予め定められたインターフェース通信規格とはSATA規格である請求項1又は請求項に記載の通信装置。
  4. 請求項1乃至請求項の何れか一項に記載の通信装置と、
    画像を用紙に印刷する画像形成部と、を備えた画像形成装置。
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