JP2017105392A - 冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の熱交換器と送風機とを備えた冷却装置において、走行風による冷却が期待できるか否かにかかわらず、各熱交換器を効率良く冷却することができるとともに、特に、走行風による冷却が期待できない場合においても、複数の熱交換器のうちで冷却を必要としている熱交換器を十分に冷却することができる冷却装置を提供する。【解決手段】第1の熱交換器5と、前後方向で第1の熱交換器5と並列にならんで設けられ、通気抵抗が第1の熱交換器5よりも大きい第2の熱交換器7と、前後方向で、第1の熱交換器5および第2の熱交換器7の後方に、第1の熱交換器5および第2の熱交換器7と直列にならんで設けられた第3の熱交換器9と、前後方向で、第3の熱交換器9の後方に設けられているシュラウド11と、シュラウド11内での空気の流れを生成する送風機13とを有する冷却装置1である。【選択図】図1

Description

本発明は、冷却装置に係り、特に、複数の熱交換器と、送風機および送風機シュラウドとを有するものに関する。
従来、図3で示すような冷却装置301が知られている。冷却装置301は、たとえば、車両303に搭載されており、空調用コンデンサ305と、サブラジエータ307と、ラジエータ309とを備えている。また、冷却装置301には、シュラウド311と、ファン313とが設けられている。
そして、車両303が走行しているときには、走行風が、空調用コンデンサ305と、ラジエータ309(ラジエータ309の上側の部位)とを通過し、また、サブラジエータ307と、ラジエータ309(ラジエータ309の下側の部位)とを通過することで、空調用コンデンサ305の冷媒と、サブラジエータ307の冷媒と、ラジエータ309の冷媒とが、冷却されるようになっている。
また、車両303が停車しているとき(アイドル状態にあるとき)等には、ファン303によって生成された空気流が、空調用コンデンサ305と、ラジエータ309(ラジエータ309の上側の部位)とを通過し、空調用コンデンサ305の冷媒と、ラジエータ309の冷媒とが、冷却されるようになっている。
なお、従来の技術に関連する文献として、たとえば、特許文献1を掲げることができる。
特開2009−248920号公報
従来の冷却装置301では、車両303の走行状態に応じて、空調用コンデンサ305と、サブラジエータ307とを効率良く冷却することができない場合があるという問題がある。
さらに説明すると、車両303の走行風による冷却では冷却不足はほとんど発生しない。一方、車両303がアイドル状態にある場合等、車両303の走行風による冷却が十分にできない状態では、ファン313を稼働する。これにより、ファン313で発生した空気流が、空調用コンデンサ305を通過して、空調用コンデンサ305の冷媒が冷却される。
しかし、ファン313を稼働しているとき、空調用コンデンサ305だけでなく、サブラジエータ307も空気が通過するので、空調コンデサ305をより一層冷却することが必要な場合、これに対応することができない場合があるおそれがある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、複数の熱交換器と、送風機とを備えた冷却装置において、各熱交換器を効率良く冷却することができるとともに、特に、走行風による冷却が期待できない場合においても、複数の熱交換器のうちで冷却を必要としている熱交換器を十分に冷却することができる冷却装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1の熱交換器と、車両前後方向で前記第1の熱交換器と並列にならんで設けられ、通気抵抗が前記第1の熱交換器よりも大きい第2の熱交換器と、車両前後方向で前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器の後方に、前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器と直列にならんで設けられた第3の熱交換器と、車両前後方向で前記第3の熱交換器の後方に設けられている送風機およびシュラウドとを有する冷却装置である。
本発明によれば、複数の熱交換器と送風機とを備えた冷却装置において、各熱交換器を効率良く冷却することができるとともに、特に、走行風による走行風による冷却が期待できない場合においても、複数の熱交換器のうちで冷却を必要としている熱交換器を十分に冷却することができる冷却装置を提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係る冷却装置において送風機(ファン)による冷却がされている状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る冷却装置において走行風による冷却がされている状態を示す図である。 従来の冷却装置を示す図である。
本発明の実施形態に係る冷却装置1は、たとえば、図1や図2に示すように、自動車等の車両3に搭載(設置)されて使用されるものであり、冷却装置1の冷媒を冷やす空気流は、概ね車両3の前側から後側に向かって流れるようになっている。
冷却装置1は、第1の熱交換器(たとえば、空調用コンデンサ)5と、第2の熱交換器(たとえば、サブラジエータ)7と、第3の熱交換器(たとえば、ラジエータ)9と、シュラウド11と、送風機(ファン)13とを備えて構成されている。
サブラジエータ7は、空気の流れ方向である車両前後方向で、空調用コンデンサ5と並列にならんで設けられている。また、サブラジエータ7の通気抵抗と空調用コンデンサ5の通気抵抗とはお互いが異なっている。ここでは、サブラジエータ7の通気抵抗は、空調用コンデンサ5の通気抵抗よりも大きくなっている。
ラジエータ9は、車両前後方向で、空調用コンデンサ5およびサブラジエータ7の後方に、空調用コンデンサ5およびサブラジエータ7と直列にならんで設けられている。なお、空調用コンデンサ5およびサブラジエータ7と、ラジエータ9との間は、所定の間隔があいている。
シュラウド11は、車両前後方向で、ラジエータ9の後方に設けられている。送風機13は、空気流を生成するために設けられている。
車両の前側から後側に向かって見たときに、ラジエータ9は、空調用コンデンサ5と重なっている第1熱交換器重なり部位(空調用コンデンサ重なり部位)15と、サブラジエータ7と重なっている第2熱交換器重なり部位(サブラジエータ重なり部位)17とを備えている。
さらに説明すると、車両の前側から後側に向かって見たときに、空調用コンデンサ5は、車両上下方向でラジエータ9よりも小さくなっており、ラジエータ9の内側に存在している。また、車両の前側から後側に向かって見たときに、サブラジエータ7も、車両上下方向でラジエータ9より小さくなっている。
空調用コンデンサ5は、サブラジエータ7の上方に位置している。ラジエータ9を所定の境界線(たとえば、水平方向に延伸している直線状の境界線)で2つの部位に分けると、一方の部位(たとえば、上側の部位)に空調用コンデンサ5が重なっていることで一方の部位が第1熱交換器重なり部位15になっており、他方の部位(たとえば、下側の部位)にサブラジエータ7が重なっていることで他方の部位が第2熱交換器重なり部位17になっている。
また、車両の前側から後側に向かって見たときに、シュラウド11の前側の開口部19が第1熱交換器重なり部位15の総てと、第2熱交換器重なり部位17の一部とに重なっている。
さらに、車両の前側から後側に向かって見たときに、第1熱交換器重なり部位15と、シュラウドの前側の開口部19との重なり部位21の面積が、第2熱交換器重なり部位17と、シュラウドの前側の開口部19との重なり部位23の面積よりも大きくなっている。尚、本実施の形態では、開口部19との重なり部位21の面積が、開口部19との重なり部位23の面積よりも大きいが、重なり部位21,23の面積の大小はこの限りではなく、変形例として、重なり部位21,23の面積がほぼ等しい場合や、重なり部位21の面積が重なり部位23の面積より小さい場合もある。
冷却装置1では、たとえば、サブラジエータ7の厚さ(車両前後方向の寸法)が、空調用コンデンサ5の厚さ(車両前後方向の寸法)よりも厚くなっていることで、サブラジエータ7の通気抵抗が空調用コンデンサ5の通気抵抗よりも大きくなっている。
また、冷却装置1には、空調用コンデンサ5と、サブラジエータ7との間での空気の流れを遮断するための仕切り板25が設けられている。
ここで、冷却装置1についてさらに詳しく説明する。
冷却装置1では、車両3が停車している等、車両3の走行風による冷却が期待できない場合であっても、送風機13を稼働することで、空気が各熱交換器5,7,9を通過するようになっている。
ここで、上述した通気抵抗について詳しく説明する。各熱交換器5,7,9はこれらの厚さ方向が車両前後方向になっており、空気は、各熱交換器5,7,9の厚さ方向で各熱交換器5,7,9のそれぞれを通過するようになっている。車両の前側から後側に向かって見たときに、各熱交換器5,7,9は、それぞれが所定の面積を有している。
熱交換器5(7,9)における抵抗係数ξ(グザイ)は、熱交換器5(7,9)における空気の流れ易さを示す値であり、式(ΔP=1/2・ξ(Q/A)・ρ)で表される。
上式におけるΔPは、熱交換器5(7,9)における空気の圧力損失を示しており、空気の流れ方向で熱交換器5(7,9)の直前における空気の圧力と、熱交換器5(7,9)の直後における空気の圧力との差である。
上記式におけるQは、熱交換器5(7,9)を通過する空気流量(単位時間あたりの体積)であり、上記式におけるAは、熱交換器5(7,9)の面積(前側から後側に向かって見たときの面積)であり、上記式におけるρは、空気の密度である。
上記式から明らかなように、抵抗係数ξは、各熱交換器5,7,9それぞれにおける固有の抵抗係数ということになる。換言すれば、抵抗係数ξは、熱交換器5(7,9)の単位面積あたりの通気抵抗もしくは単位風量あたりの通気抵抗と言える。
また、各熱交換器5,7,9のそれぞれは、内部を水等の冷却媒体が流れる複数本のチューブと、薄く細長い平板状に形成されている複数枚(多数)のフィンとを備えて構成されている。各チューブは、たとえば、上下方向で所定の間隔をあけて左右方向に延びている。多数のフィンは、厚さ方向がチューブの延伸方向で一致し、幅方向が前後方向になるようにして、たとえば、左右方向で所定の間隔をあけて上記チューブと直交する方向(たとえば、上下方向)に延びて上記チューブと一体化している。
熱交換器5(7,9)の通気抵抗は、チューブやフィンの形態で決まる。すなわち、熱交換器5(7,9)の通気抵抗は、チューブの外形やチューブのピッチやフィンの形状やフィンのピッチで決まる。
たとえば、空調用コンデンサ5と、サブラジエータ7とにおいて、チューブの外形、チューブのピッチ、幅寸法を除くフィンの形状、フィンのピッチを同一として考えた場合、サブラジエータ7のフィンの幅(サブラジエータ7の厚さ)を、空調用コンデンサ5のフィンの幅(空調用コンデンサ5の厚さ)よりも大きくすることで、サブラジエータ7の通気抵抗が空調用コンデンサ5の通気抵抗よりも大きくなる。
冷却装置1は、車両3のエンジンルーム27内の前方に搭載されている。エンジンルーム27内の後方には車両3を駆動するエンジンが搭載されている。車両3の前部には、バンパー29が設けられており、バンパー29の下側にはロアグリル31が設けられており、上側にはアッパグリル33が設けられている。
そして、ロアグリル31やアッパグリル33から空気がエンジンルーム27内に入り、冷却空気として冷却装置1を通過し、エンジンに至るようになっている。エンジンルーム27内に入った空気は、エンジンルーム27の、たとえば、下側から車両3の外部に出ていくようになっている。
空調用コンデンサ5は、たとえば、矩形な板状に形成されている。冷却装置1が車両3に設置された状態では、空調用コンデンサ5の厚さ方向が車両3の前後方向になっており、空調用コンデンサ5のチューブ内を流れる冷却媒体が、空調用コンデンサ5のフィンと、チューブとの間隙を通過して車両3の前側から後側に向かって流れる空気によって、冷却されるようになっている。
サブラジエータ7も、たとえば、矩形な板状に形成されている。冷却装置1が車両3に設置された状態では、サブラジエータ7の厚さ方向が車両3の前後方向になっており、サブラジエータ7のチューブ内を流れる冷却媒体が、サブラジエータ7のフィンと、チューブとの間隙を通過して車両3の前側から後側に向かって流れる空気によって、冷却されるようになっている。
また、空調用コンデンサ5の下方に、サブラジエータ7が設けられており、車両上下方向で、空調用コンデンサ5の下端の位置と、サブラジエータ7の上端の位置とがお互いにほぼ一致している。
ラジエータ9も、空調用コンデンサ5と同様に、チューブと、フィンとを備えて、たとえば、矩形な板状に形成されている。冷却装置1が車両3に設置された状態では、ラジエータ9の厚さ方向が車両3の前後方向になっており、空調用コンデンサ5と、サブラジエータ7とを通ってきた空気(フィンと、チューブとの間隙を通過した空気)が、ラジエータ9のフィンと、チューブとの間隙を通過して車両3の前側から後側に向かって流れ、この空気によって、ラジエータのチューブ内を流れる冷却媒体が冷却されるようになっている。
また、車両の前側から後側に向かって見ると、空調用コンデンサ5の総ておよびサブラジエータ7の総てに、ラジエータ9が重なっている。
シュラウド11は、ラジエータ9の後側に設けられている。冷却装置1が車両に設置された状態では、空気が、シュラウド11の前側の開口部19から、シュラウド11の後側の開口部に向かって、シュラウド11内を流れるようになっている。シュラウド11の前端の開口部19は、ラジエータ9の後面に接しているか、もしくは、僅かに離れている。
シュラウド11の前側の開口部19は、矩形状に形成されている。車両の前側から後側に向かって見ると、前側の開口部19は空調用コンデンサ5の総てと、サブラジエータ7の上側の部位とに重なっている。また、車両の前側から後側に向かって見ると、前側の開口部19の総てが、ラジエータ9の上側の矩形状の部位(第1熱交換器重なり部位15および第2熱交換器重なり部位23)に重なっている。
送風機13は、回転することで空気の流れを発生する羽根35と、この羽根35を回転させるモータ37とを備えて構成されている。また、送風機13は、シュラウド11の後方に設置されている。
仕切り板25は、矩形な薄い板状に形成されており、厚さ方向が車両の上下方向になって、空調用コンデンサ5およびサブラジエータ7と、ラジエータ9との間の空間39に設置されている。
車両の横方向で、仕切り板25の左端は、空調用コンデンサ5、およびラジエータ9の左端と一致しており、仕切り板25の右端は、空調用コンデンサ5、およびラジエータ9の右端と一致している。
車両の前後方向で、仕切り板25の前端の全長(図1、図2の紙面に直交する方向の寸法における全長)は、空調用コンデンサ5と、サブラジエータ7との境界の全長に接しており、仕切り板25の後端の全長は、ラジエータ9の前面41に接している。
これにより、空調用コンデンサ5およびサブラジエータ7と、ラジエータ9との間の空間39が、上側の空間43と、下側の空間45とに仕切られている。上側の空間43では、空調用コンデンサ5を通過した空気がラジエータ9の上側の部位(第1熱交換器重なり部位15)に向かって流れ、下側の空間45では、サブラジエータ7を通過した空気がラジエータ9の下側の部位(第2熱交換器重なり部位17)に向かって流れるようになっている。
仕切り板25によって、空調用コンデンサ5を通過した空気と、サブラジエータ7を通過した空気とが、ラジエータ9に到達する前にお互いが遮断され、お互いが混じり合わないようになっている。
なお、図1、図2では、仕切り板25の後端が、ラジエータ9の前面41のところに位置しているが、仕切り板25の後端が、ラジエータ9のフィンを突きって、ラジエータ9の後面まで延びていてもよいし、さらに、ラジエータ9の後面からシュラウド11内に延びていてもよい。
なお、ラジエータ9は、車両3のエンジンの冷却水(冷却媒体)を冷却するものであり、空調用コンデンサ5は、車両3のキャビン内の空調をするエアコンディショナーの冷媒を冷却するものである。また、サブラジエータ7として、水冷チャージエアクーラの放熱器、電気機器の冷却器の放熱器等を掲げることができる。
次に、冷却装置1の動作を説明する。
車両3の走行風が発生している場合(車両3が、たとえば、高速走行している場合)には、図2で示すように、主としてアッパグリル33からエンジンルーム27内に入ってきた空気が、空調用コンデンサ5と、ラジエータ9の上部と、シュラウド11内をこの順に流れ(図2の矢印A21、A23参照)、空調用コンデンサ5と、ラジエータ9とが冷却される。
また、主としてロアグリル31からエンジンルーム27内に入ってきた空気が、サブラジエータ7と、ラジエータ9の下部をこの順に流れ(図2の矢印A24、A26参照)、サブラジエータ7と、ラジエータ9とが冷却される。
また、主としてロアグリル31からエンジンルーム27内に入ってきた空気が、空調用コンデンサ5と、ラジエータ9の上部と、シュラウド11内をこの順に流れ(図2の矢印A22、A23参照)、空調用コンデンサ5と、ラジエータ9とが冷却される。
また、主としてアッパグリル33からエンジンルーム27内に入ってきた空気が、サブラジエータ7と、ラジエータ9の下部をこの順に流れ(図2の矢印A25、A26参照)、サブラジエータ7と、ラジエータ9とが冷却される。
これらの状態において、送風機13は稼働している場合もあるし、稼働していない場合もある。また、サブラジエータ7の通気抵抗が空調用コンデンサ5の通気抵抗よりも大きくなっていることで、図2に矢印A22で示す空気の流れは、図2に矢印A25で示す空気の流れよりも強くなっている。すなわち、車両の前後方向から見たときの、空調用コンデンサ5の投影面積と、サブラジエータ7の投影面積とがお互いに等しいと仮定すると、図2に矢印A22で示す空気流量が、図2に矢印A25で示す空気流量よりも多くなっている。
車両3がアイドル状態等になっていることで走行風がほとんど発生していない場合には、送風機13が稼働することで羽根35が回転する。
そして、図1に示すように、主としてアッパグリル33からエンジンルーム27内に入った空気が、空調用コンデンサ5と、ラジエータ9の上部と、シュラウド11内をこの順に流れ(図1の矢印A11、A13参照)、空調用コンデンサ5と、ラジエータ9とが冷却される。
また、主としてロアグリル31からエンジンルーム27内に入った空気が、空調用コンデンサ5と、ラジエータ9の上部と、シュラウド11内をこの順に流れ(図1の矢印A12、A13参照)、空調用コンデンサ5と、ラジエータ9とが冷却される。
また、主としてロアグリル31からエンジンルーム27内に入った空気が、サブラジエータ7と、ラジエータ9の下部(第2熱交換器重なり部位17)のうちの上側部位(第2熱交換器重なり部位17と、シュラウドの前側の開口部19との重なり部位23)と、シュラウド11内をこの順に流れ(図1の矢印A14参照)、サブラジエータ7と、ラジエータ9とが冷却される。
なお、サブラジエータ7の通気抵抗が空調用コンデンサ5の通気抵抗よりも大きくなっていることで、図1に矢印A12で示す空気の流れは、図1に矢印A14で示す空気の流れよりも強くなっている。
冷却装置1によれば、空調用コンデンサ5の通気抵抗よりもサブラジエータ7の通気抵抗が大きくなっているので、車両3の走行風による冷却が期待できないときに送風機13の稼働で発生した空気流が、空調用コンデンサ5に多く流れ(図1の矢印A11,A12,A13参照)、多くの冷却を必要としている空調用コンデンサ5を十分に冷却することができる。一方、走行風による冷却が期待できる場合には、空調コンデサ5だけでなくサブラジエータ7にも十分な量の空気が流れ(図2の矢印A21,A22,A23,A24、A26参照)、空調コンデサ5と、サブラジエータ7とを十分に冷却することができる。
すなわち、各熱交換器5,7,9を効率良く冷却することができるとともに、特に、走行風による冷却が期待できない場合においても、空調用コンデンサ5を十分に冷却することができ、空調用コンデンサ5の冷却性能が確保される。
なお、図1の破線の矢印A14は、矢印A11,A12,A13に比べて量が少ない(たとえば、僅かな)空気の流れを示している。また、図2の破線の矢印A25も、矢印A21,A22,A23,A24,A26に比べて量が少ない空気の流れを示している。
また、冷却装置1によれば、シュラウド11の前側の開口部19が、第1熱交換器重なり部位15と、第2熱交換器重なり部位17の一部の部位23とに重なっているので、走行風による冷却が期待できない状況においても、送風機13によって冷却を必要としている熱交換器(空調用コンデンサ5)を十分に冷却することができることに加えて、サブラジエータ7を的確に冷却することができる。
すなわち、車両3がアイドル状態や低速走行状態になっていて走行風による冷却が期待できない場合において送風機13が稼働すると、送風機13の稼働によって、図1に矢印A11,A12,A13,A14で示す空気の流れと、図1に矢印A15で示す吹き返しとが発生する。
図1に矢印A11,A12,A13で示す空気は、アッパグリル33やロアグリル31から車両3のエンジンルーム27に内に入り、空調用コンデンサ5(空調用コンデンサ5の全面)と、ラジエータ9の上側部位(第1熱交換器重なり部位15)とを通過することで、空調用コンデンサ5の冷媒と、ラジエータ9の冷媒とを冷却するようになっている。
図1に矢印A14で示す空気は、主としてロアグリル31から車両3のエンジンルーム27に入り、車両の前後方向から見たときに、シュラウド11の開口部19の一部の部位23がサブラジエータ7にかかっていることで、サブラジエータ7と、ラジエータ9の下側部位(下側部位のうちの上側の部位)23とを通過し、サブラジエータ7の冷媒と、ラジエータ9の冷媒とを冷却するようになっている。
これによって、車両3がアイドル状態等になっても、空調用コンデンサ5と、サブラジエータ7と、ラジエータ9との冷却性能を確保することができる。
また、図1に矢印A15で示す吹き返しは、エンジンによって温められた空気の流れであるが、この温められた空気は、後側から前側に向かって流れることでラジエータ9の下側部位(下側部位のうちの下側の部位)を通過した後に、前後方向から見たときにシュラウド11の開口部19の一部がラジエータ9にかかっていることで、送風機13によって後側に吸い込まれる。つまり、エンジンによって温められた空気は、サブラジエータ7を通過することなくただちに上昇して、前側から後側に向かって流れ、ラジエータ9の下側の部位23を通過するようになっている。
これによって、アイドル時に送風機13が稼働していても、エンジンによって温められた空気が空調用コンデンサ5を通過することがほぼ無くなり、アイドル時に最も要求される頻度の高い空調用コンデンサ5の冷媒を十分に冷却することができ、車両3のキャビン内の冷房能力が低下することが防止される。
一方、車両3が走行していることで、冷却のための十分な走行風が発生していれば、図2に矢印A21,A22,A23,A24,A26で示すように、アッパグリル33やロアグリル31から入ってきた空気が、空調用コンデンサ5の全面と、ラジエータ9の上側部位とを通過し、主としてロアグリル31から入ってきた空気が、サブラジエータ7の全面と、ラジエータ9の下側部位とを通過する。つまり、空調用コンデンサ5の全面と、サブラジエータ7の全面と、ラジエータ9の全面とを空気が通過する。これにより、空調用コンデンサ5の冷媒と、サブラジエータ7の冷媒と、ラジエータ9の冷媒とを十分に冷却することができる。
また、冷却装置1によれば、サブラジエータ7の厚さが、空調用コンデンサ5の厚さよりも厚くなっていることで、サブラジエータ7の通気抵抗が空調用コンデンサ5の通気抵抗よりも大きくなっているので、簡素な構成で、通気抵抗に差をつけることができる。
なお、たとえば、空調用コンデンサ5の厚さと、サブラジエータ7の厚さとをお互いに等しくし、前後方向における空調用コンデンサ5の位置と、サブラジエータ7の位置とをお互いに一致させれば、冷却装置1の前後方向の寸法を小さくすることができる。この場合、たとえば、空調用コンデンサ5のフィンのピッチを大きくし、サブラジエータ7のフィンのピッチを小さくすれば、上述した通気抵抗の差を得ることができる。
また、冷却装置1によれば、空調用コンデンサ5と、サブラジエータ7とが車両上下方向でならんで配置されており、空調用コンデンサ5がサブラジエータ7の上側に配置されているので、アイドル状態のときに、エンジンで温められた空気(比重が外気よりも小さくなった空気)が、空調用コンデンサ5を通過することを確実に防止することができる。
なお、上述した冷却装置1は、車両前後方向で直列にならんで設けられた複数の熱交換器と、車両の前側から後側に向かって見たときに、前記各熱交換器の後方に設けられていたシュラウドと、前記シュラウド内を流れる空気の流れを生成するための送風機とを有し、前記複数の熱交換器のうちの前側に位置している前側熱交換器は、少なくも2つに分かれており、前記前側熱交換器のうちの一方の熱交換器の通気抵抗が、前記前側熱交換器のうちの他方の熱交換器の通気抵抗よりも小さくなってきる冷却装置の例である。
この場合、前記シュラウドの前側の開口部と、前記前側熱交換器のうちの一方の熱交換器とがお互いに重なっている部位の面積が、前記シュラウドの前側の開口部と、前記前側熱交換器のうちの他方の熱交換器とがお互いに重なっている部位の面積よりも大きくなっていることが望ましい。
1 冷却装置
3 車両
5 第1の熱交換器(空調用コンデンサ)
7 第2の熱交換器(サブラジエータ)
9 第3の熱交換器(ラジエータ)
11 シュラウド
13 送風機(ファン)
15 第1熱交換器重なり部位(空調用コンデンサ重なり部位)
17 第2熱交換器重なり部位(サブラジエータ重なり部位)
19 シュラウドの前側の開口部
21 第1熱交換器重なり部位とシュラウドの前側の開口部との重なり部位
23 第2熱交換器重なり部位とシュラウドの前側の開口部との重なり部位
25 仕切り板

Claims (8)

  1. 第1の熱交換器と、
    車両前後方向で前記第1の熱交換器と並列にならんで設けられ、通気抵抗が前記第1の熱交換器よりも大きい第2の熱交換器と、
    車両前後方向で前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器の後方に、前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器と直列にならんで設けられた第3の熱交換器と、
    車両前後方向で前記第3の熱交換器の後方に設けられている送風機およびシュラウドと、
    を有することを特徴とする冷却装置。
  2. 請求項1に記載の冷却装置において、
    前記第3熱交換器は、前記第1の熱交換器と重なっている第1熱交換器重なり部位と、前記第2の熱交換器と重なっている第2熱交換器重なり部位とを備えており、
    前記シュラウドの前側の開口部が、前記第1熱交換器重なり部位と、前記第2熱交換器重なり部位の一部とに重なっていることを特徴とする冷却装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の冷却装置において、
    車両前後方向で前記第2の熱交換器の厚さが、前記第1の熱交換器の厚さよりも厚いことを特徴とする冷却装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の冷却装置において、
    前記第1の熱交換器は前記第2の熱交換器の上方に位置していることを特徴とする冷却装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の冷却装置において、
    前記第1の熱交換器と、前記第2の熱交換器との間での空気の流れを遮断する仕切り板を有することを特徴とする冷却装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の冷却装置において、
    前記第1の熱交換器は、空調用コンデンサであり、前記第2の熱交換器は、サブラジエータであり、前記第3の熱交換器はラジエータであることを特徴とする冷却装置。
  7. 前後方向で直列にならんで設けられた複数の熱交換器と、
    前記各熱交換器の後方に設けられていたシュラウドと、
    前記シュラウド内を流れる空気の流れを生成する送風機と、
    を有し、前記複数の熱交換器のうちの前側に位置している前側熱交換器は、少なくも2つに分かれており、
    前記前側熱交換器のうちの一方の熱交換器の通気抵抗が、前記前側熱交換器のうちの他方の熱交換器の通気抵抗よりも小さくなっていることを特徴とする冷却装置。
  8. 請求項7に記載の冷却装置において、
    前記シュラウドの前側の開口部と、前記前側熱交換器のうちの一方の熱交換器とが重なっている部位の面積が、前記シュラウドの前側の開口部と、前記前側熱交換器のうちの他方の熱交換器とが重なっている部位の面積よりも大きくなっていることを特徴とする冷却装置。
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