JP2017104832A - 膜分離装置 - Google Patents

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誠人 尾田
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寿生 萩本
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Abstract

【課題】膜分離装置において、濾過膜に堆積した異物をより確実に洗浄する。【解決手段】ケーシングと、親水性モノマーが共重合された単層構造を有し、ケーシングを被処理水W2が供給される濃縮側空間Sと被処理水W2から分離される透過水PWが収容される透過側空間Pとに区画する濾過膜と、非浸漬状態の濃縮側空間Sにガスを供給する第一ガス供給装置11と、濃縮側空間Sからガスを排出するガス排出部14と、を備える膜分離装置1を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、し尿などの有機性廃水を処理する膜分離装置に関する。
し尿などの有機性廃水を処理する場合、固液の分離にMF(精密濾過)、UF(限外濾過)などの膜分離を用いることが主流となっている。
膜分離装置としては、ケーシングと、ケーシングを原水(被処理水)が供給される濃縮側空間と、原水から分離される透過水が収容される透過側空間とに区画する濾過膜と、を備えた膜モジュールを用いるものが知られている。膜分離装置は、濃縮側空間に原水を循環させながら濾過する方式が一般的である(例えば、特許文献1参照)。濾過膜を透過した透過水は、吸引ポンプによって吸引されて、例えば、貯留槽に貯留されて適宜利用される。
し尿などの有機性廃水は、汚泥濃度が高濃度(10,000mg/リットル−15,000mg/リットル)であるため、濾過膜の表面や細孔内に汚泥などの異物が付着したり堆積したりする。これにより、FLUX(流出量)が低下するため、必要に応じて、薬品洗浄を行っている。薬品洗浄は、濾過膜の劣化を抑制するために、濾過膜を浸漬状態に保ちながら行うことが一般的である。
特開2013−052338号公報
しかしながら、薬品洗浄によって濾過膜を洗浄した場合においても、十分に異物が除去できず、FLUXの回復が困難な場合がある。また、薬品のコストが高い、薬品の調整や、洗浄に必要な時間も多い、といった課題もある。
この発明は、濾過膜に堆積した異物をより確実に洗浄することができる膜分離装置を提供することを目的とする。
本発明の第一の態様によれば、膜分離装置は、ケーシングと、親水性モノマーが共重合された単層構造を有し、前記ケーシングを被処理水が供給される濃縮側空間と前記被処理水から分離される透過水が収容される透過側空間とに区画する濾過膜と、非浸漬状態の前記濃縮側空間にガスを供給する第一ガス供給装置と、前記濃縮側空間から前記ガスを排出するガス排出部と、を備える。
このような構成によれば、濾過膜の表面に付着する異物をガスの流れによって洗浄することができる。
また、濾過膜を親水性モノマーが共重合された単層構造とすることによって、濾過膜を非浸漬状態にした場合においても濾過膜が劣化することがない。よって、濾過膜を乾燥させて、分離対象物質を剥がれやすくすることができる。
上記膜分離装置において、前記透過側空間から前記ガスを吸引するガス吸引装置を備えてよい。
このような構成によれば、ガス吸引装置を用いて透過側空間からガスを吸引することによって、供給されるガスの流速を高められるため、洗浄に要する時間を短縮することができる。
上記膜分離装置において、前記第一ガス供給装置を制御して前記濃縮側空間の圧力を変動させる制御装置を備えてよい。
このような構成によれば、濃縮側空間に供給されるガスの圧力を変動させることによって濾過膜が振動する。これにより、濾過膜からの異物の剥離性を向上させることができる。
上記膜分離装置において、前記透過側空間に前記ガスを供給する第二ガス供給装置を備えてよい。
このような構成によれば、濃縮側空間側から濾過膜に堆積した異物が濾過膜の透過側空間側から供給されるガスによっても吹き飛ばされる。これにより、洗浄に要する時間を短縮することができる。
上記膜分離装置において、前記第一ガス供給装置と前記第二ガス供給装置の少なくとも一方を制御して前記濃縮側空間と前記透過側空間の少なくとも一方の圧力を変動させる制御装置を備えてよい。
上記膜分離装置において、前記制御装置は、前記濃縮側空間と前記透過側空間の圧力差に基づいて前記第一ガス供給装置と前記第二ガス供給装置の少なくとも一方を制御してよい。
このような構成によれば、濃縮側空間と透過側空間の圧力差に基づいてガスの供給を制御することによって、異物の剥離性を向上させることができる。
上記膜分離装置において、前記第一ガス供給装置から供給される前記ガスの湿度を調整する噴霧装置を備えてよい。
このような構成によれば、濃縮側空間に供給されるガスの湿度を調整することができる。これにより、濾過膜に付着する異物を剥がれやすくしたり、濾過膜が過度に乾燥することを防止することができる。
上記膜分離装置において、前記制御装置は、前記濃縮側空間の湿度に基づいて前記噴霧装置を制御してよい。
このような構成によれば、濃縮側空間のガスの湿度に基づいて、噴霧装置を制御することによって、濾過膜の乾燥状態を適切に保つことができる。
上記膜分離装置において、前記第一ガス供給装置から供給される前記ガスに薬品を噴霧する薬品噴霧装置を備えてよい。
このような構成によれば、薬品を使用することにより、洗浄効果をより向上させることができる。また、薬品をミスト状にして供給することによって、薬品の使用量を低減することができる。
本発明によれば、濾過膜の表面に付着する異物をガスの流れによって洗浄することができる。また、濾過膜を親水性モノマーが共重合された単層構造とすることによって、濾過膜を非浸漬状態にした場合においても濾過膜が劣化することがない。よって、濾過膜を乾燥させて、分離対象物質を剥がれやすくすることができる。
本発明の第一実施形態の水処理システムの概略構成図である。 本発明の第一実施形態の膜モジュールの概略断面図である。 本発明の第一実施形態の膜分離装置の洗浄方法を説明するフローチャートである。 本発明の第一実施形態の変形例の膜モジュールの概略断面図である。 本発明の第二実施形態の水処理システムの概略構成図である。 本発明の第三実施形態の水処理システムの概略構成図である。 本発明の第四実施形態の水処理システムの概略構成図である。 本発明の第五実施形態の水処理システムの概略構成図である。 本発明の第六実施形態の水処理システムの概略構成図である。 本発明の第七実施形態の水処理システムの概略構成図である。
〔第一実施形態〕
以下、本発明の第一実施形態の膜分離装置を有する水処理システムについて図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の水処理システム10は、配管16を介して供給される被処理水W1(し尿、浄化槽汚泥を含む有機性廃水)が収容される原水槽15と、原水槽15から供給される被処理水W2(原水)を透過水PWと濃縮水W3とに分離する膜分離装置1と、を備えている。
原水槽15の上流側には、被処理水W1に含まれる有機物を処理する生物処理水槽を設けてもよい。生物処理水槽は、例えば、硝化菌と脱窒菌の作用により液中のBOD、窒素化合物等を分解除去する装置である。
膜分離装置1は、複数の膜モジュール2と、膜モジュール2を洗浄する洗浄装置5と、を備えている。複数の膜モジュール2は、並列に配列されている。
図2に示すように、膜モジュール2は、ケーシング3と、ケーシング3の内部に配置された複数の管状の濾過膜4とを有している。膜分離装置1は、濾過膜4の内側に被処理水W2を循環させながら濾過する方式を用い、被処理水W2から透過水PWを取り出す装置である。
濾過膜4は、ケーシング3を、被処理水W2が供給される濃縮側空間Sと、被処理水W2から分離される透過水PWが収容される透過側空間Pとに区画する。
図1に示すように、洗浄装置5は、各々の膜モジュール2に洗浄用のガスを供給する第一ガス供給装置11と、ガスを排出するガス排出部14と、洗浄装置5の動作を制御する洗浄制御装置6と、を有している。
第一ガス供給装置11は、膜モジュール2の濃縮側空間Sにガスを供給する装置である。
ガス排出部14は、濃縮側空間Sからガスを排出する機能を有する。ガス排出部14は、ガス排出配管14Aを有している。
洗浄制御装置6は、ガス排出部14のガス排出配管14Aに設けられた異物検出部41と、異物検出部41から送信される信号に基づいて、第一ガス供給装置11を制御する制御装置7と、を有している。
原水槽15と膜分離装置1とは原水供給配管17を介して接続されている。原水供給配管17には、循環ポンプ21が設けられている。原水槽15に貯留された被処理水W2は、循環ポンプ21によって加圧されながら、膜分離装置1に供給される。原水供給配管17には、原水供給配管17を流れる被処理水W2の流れを止めることができる原水供給バルブ27が設けられている。
膜分離装置1から分離される透過水PWは、透過水配管18に導入される。透過水配管18は、貯留槽20に接続されている。即ち、膜モジュール2の透過水排出口39(図2参照)は、透過水配管18に接続されている。透過水配管18には、吸引ポンプ22が設けられている。
透過水PWが分離されて膜分離装置1から排出される濃縮水W3は、循環配管19を介して原水槽15に導入される。即ち、膜モジュール2の濃縮水排出口38(図2参照)は、循環配管19に接続されて水処理システム10の配管を循環する。
上述したように、複数の膜モジュール2は、並列に配列されている。具体的には、原水供給配管17、透過水配管18、及び循環配管19は、各々の膜モジュール2に接続されている。
図2に示すように、膜モジュール2は、円筒形状のケーシング3と、複数の濾過膜4と、を備えている。
ケーシング3は、円筒形状をなすケーシング本体3Aと、ケーシング本体3Aの下端を閉鎖する第一側壁35と、ケーシング本体3Aの上端を閉鎖する第二側壁36と、ケーシング本体3Aに形成された被処理水導入口37と、ケーシング本体3Aに形成された濃縮水排出口38と、ケーシング本体3Aに形成された透過水排出口39と、を有している。
ケーシング3は、ケーシング3の内部にガスを導入するガス供給配管13と、ケーシング3の内部からガスを排出するガス排出配管14Aと、を有している。
膜モジュール2は、ケーシング3の内部を3つの空間に分割する、第一隔壁30と第二隔壁31と、を備えている。第一隔壁30と第二隔壁31には、複数の挿通孔32が形成されている。挿通孔32は、第一隔壁30及び第二隔壁31の板厚方向に貫通する孔である。挿通孔32の内径は、濾過膜4の外径と同じ又は当該外径よりもやや大きい。
第一隔壁30は、板形状をなす部材であり、ケーシング3の内部の下方(第一側壁35の側)に固定されている。ケーシング本体3Aと、第一隔壁30と、第一側壁35とによって囲まれる空間は、第一ヘッダ空間S1である。
第二隔壁31は、板形状をなす部材であり、ケーシング3の内部の上方(第二側壁36の側)に固定されている。ケーシング本体3Aと、第二隔壁31と、第二側壁36とによって囲まれる空間は、第二ヘッダ空間S2である。
ケーシング本体3Aと、第一隔壁30と、第二隔壁31とによって囲まれ、かつ、濾過膜4の外周側の空間は、透過側空間Pである。複数の濾過膜4から取り出された透過水PWは、透過側空間Pに排出された後、透過水排出口39を介して透過水配管18(図1参照)に導入される。
被処理水導入口37は、ケーシング3の外部と第一ヘッダ空間S1とを連通させる開口である。被処理水導入口37は、ケーシング本体3Aに形成されている。被処理水導入口37は、ケーシング3の軸線Aに沿う軸線方向における、第一隔壁30と、第一側壁35との間に設けられている。
濃縮水排出口38は、ケーシング3の外部と第二ヘッダ空間S2とを連通させる開口である。濃縮水排出口38は、ケーシング本体3Aに形成されている。濃縮水排出口38は、ケーシング3の軸線方向における、第二隔壁31と、第二側壁36との間に設けられている。
透過水排出口39は、ケーシング3の外部と透過側空間Pとを連通させる開口である。透過水排出口39は、ケーシング本体3Aに形成されている。透過水排出口39は、ケーシング3の軸線方向における、第一隔壁30と、第二隔壁31との間に設けられている。
濃縮側空間Sは、被処理水Wが導入される空間であり、第一ヘッダ空間S1、濾過膜4の内周側の空間である濾過膜内空間S3、及び第二ヘッダ空間S2からなる空間である。
透過側空間Pは、被処理水Wから分離された透過水PWが収容される空間である。
各々の濾過膜4の一端は、第一隔壁30の挿通孔32に挿通された上で、挿通孔32の内周面に固定されている。挿通孔32の内周面と濾過膜4の外周面との間は、シール材(図示せず)によってシールされている。シール材としては、エポキシ樹脂やウレタン樹脂など、初期に粘性を持ち、経時的に硬化する材料が好ましい。
各々の濾過膜4の他端は、濾過膜4の一端と同様の方法で第二隔壁31の挿通孔32に固定されている。
ガス供給配管13は、ケーシング3の第一側壁35に接続されている。ガス供給配管13は、第一ガス供給装置11のガス供給部12と第一ヘッダ空間S1とを接続する配管である。ガス供給配管13は、ガス供給部12と第一ヘッダ空間S1とを接続することができれば、第一側壁35に設ける必要はない。
また、ガス供給配管13を原水供給配管17または被処理水導入口37に接続し、被処理水導入口37からガスを供給しても良い。
ガス排出配管14Aは、ケーシング3の第二側壁36に接続されている。ガス排出配管14Aは、ケーシング3の外部と第二ヘッダ空間S2とを連通する配管である。ガス排出配管14Aは、ケーシング3の外部と第二ヘッダ空間S2とを連通することができれば、第二側壁36に設ける必要はない。
また、ガス排出配管14Aを循環配管19または濃縮水排出口38に接続し、濃縮水排出口38からガスを排出しても良い。
図1に示すように、第一ガス供給装置11は、ガス供給部12(ファン、送風機)と、ガス供給部12によってエネルギーが与えられたガスを膜モジュール2の濃縮側空間Sに供給するガス供給配管13と、ガス供給配管13に設けられたガス供給バルブ24と、を有している。
ガス供給部12としては、送風機を採用することができる。送風機は、羽根車と、羽根車を回転駆動する電動機と、を有し、羽根車の回転運動によってガスにエネルギーを与える機械である。ガス供給部12は、送風機に限ることはなく、圧縮機(コンプレッサ)や、ボンベでもよい。
ガス供給部12によって供給されるガスは、濾過膜4に影響を与えないガスである。濾過膜4の詳細については、後述する。
ガス供給部12によって供給されるガスは、例えば、空気、窒素ガスなどの不活性ガスである。窒素ガスを供給する場合は、PSA(Pressure Swing Adsorption:圧力変動吸着)装置を用いて、空気から窒素を分離することができる。
ガス排出部14は、ガス排出配管14Aと、ガス排出配管14Aに設けられたガス排出バルブ25と、を有している。ガス排出部14は、濃縮側空間Sからガスを排出する機能があれば、配管の形状を有する必要はない。例えば、ケーシング3の壁に開閉自在の蓋を設けてもよい。
洗浄制御装置6の異物検出部41は、ガス排出配管14Aを流れるガスGに、異物が含まれるか否かを検出するセンサである。異物検出部41としては、例えば、赤外線センサを採用することができる。異物検出部41は、単位時間当たりの異物の数または濃度を検出して、ガス排出配管14Aを流れるガスGに所定量の異物が含まれない状態となった場合に制御装置7へ信号を送信し、制御装置7は、異物検出部41から送信された信号を受信すると、第一ガス供給装置11を停止するように設定されている。
または、異物検出部41は、上記異物の数または濃度を検出して、単位時間毎に連続的に当該検出結果を制御装置7へ信号として送信し、これを受信した制御装置7が上記所定量の異物が含まれない状態となったか否かを判定し、その判定結果に基づいて第一ガス供給装置11を停止する構成としてもよい。
異物検出部41は、赤外線センサに限らず、レーザーセンサ、音響センサ、振動センサなどを用いて異物を検出してもよい。
制御装置7は、ガス排出配管14Aを流れるガスGに異物が含まれなくなった段階で、濃縮側空間Sに供給されるガスGを停止するように設定されている。具体的には、制御装置7は、ガス供給部12を停止するとともに、ガス供給バルブ24とガス排出バルブ25を閉じて、濃縮側空間SへのガスGの供給を停止する。
なお、洗浄開始の際、指示装置62(例えば、スイッチ)から洗浄開始の指示信号を受けた洗浄制御装置6の制御装置7が、濃縮側空間SにガスGを供給するように設定されている。具体的には、制御装置7は、指示信号を受けたことにより、循環ポンプ21及び吸引ポンプ22を停止し、原水供給バルブ27を閉じ、後述のドレインバルブを開いて濾過膜内空間S3に被処理水W2が存在しない非浸漬状態とした後、当該ドレインバルブを閉じ、そして、ガス供給バルブ24とガス排出バルブ25を開き、ガス供給部12を動作させて濃縮側空間SへのガスGの供給を開始する。
濾過膜4は、円筒形状をなし、単一主要構成素材に親水性モノマーが共重合された単層構造の高分子濾過膜によって形成されている。
即ち、濾過膜4は、主要材料が1種類の素材によって形成されている。主要材料が1種類の素材によって形成されているということは、濾過膜4を形成する素材(例えば、樹脂)において、1種類の樹脂が50質量%以上を占めていることを意味する。
また、主要材料が1種類の素材によって形成されているということは、その1種類の素材の性質が構成素材の性質を支配していることを意味する。具体的には、1種類の樹脂が50質量%−99質量%を有する素材を意味する。
濾過膜4を構成する主要材料としては、塩化ビニル系樹脂、ポリスルホン(PS)系、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)系、ポリエチレン(PE)などのポリオレフィン系、ポリアクリロニトリル(PAN)系、ポリエーテルスルフォン系、ポリビニルアルコール(PVA)系、ポリイミド(PI)系などの高分子材料を用いることができる。
濾過膜4を構成する主要材料としては、特に塩化ビニル系樹脂が好ましい。塩化ビニル系樹脂としては、塩化ビニル単独重合体(塩化ビニルホモポリマー)、塩化ビニルモノマーと共重合可能な不飽和結合を有するモノマーと塩化ビニルモノマーとの共重合体、重合体に塩化ビニルモノマーをグラフト共重合したグラフト共重合体、これらの塩化ビニルモノマー単位が塩素化されたものからなる(共)重合体などが挙げられる。
親水性モノマーとしては、例えば、
(1)アミノ基、アンモニウム基、ピリジル基、イミノ基、ベタイン構造などのカチオン性基含有ビニルモノマー及び/又はその塩、
(2)水酸基、アミド基、エステル構造、エーテル構造などの親水性の非イオン性基含有ビニルモノマー、
(3)カルボキシル基、スルホン酸基、リン酸基などのアニオン性基含有ビニルモノマー及び/又はその塩、
(4)その他のモノマー等が挙げられる。
濾過膜4の管径は、被処理水W2の性状等によって適宜選択することができ、例えば被処理水W2について粗繊維量αが200mg/リットル以下の場合は、濾過膜4の内径を5mm以下、粗繊維量αが200mg/リットルより大きく500mg/リットルより小さい場合は、濾過膜4の内径を5mm−10mm、粗繊維量αが500mg/リットル以上の場合は、濾過膜4の内径を10mm以上とすることができる。
管径を選択する事によって、粗繊維分による濾過膜4の閉塞を抑制することができる。
次に、本実施形態の水処理システム10の作用について説明する。
まず、被処理水W1は、原水槽15に貯留される。原水槽15から排出された被処理水Wは、循環ポンプ21を介して膜分離装置1に供給されると、膜モジュール2の濾過膜4内に送り込まれる。一方、膜モジュール2のケーシング3内における透過側空間Pは吸引ポンプ22の作動により、負圧となる。吸引ポンプ22は、透過水排出口39を通して濾過膜4を流れる被処理水Wの流れに対して略直交する方向に吸引する。濾過膜4から透過された透過水PWは、透過水排出口39及び透過水配管18を介して貯留槽20に貯留される。
膜分離装置1から排出される濃縮水W3は、余剰汚泥を除いて原水槽15に導入されて、再度、処理が行われる。
次に、本実施形態の膜分離装置1の洗浄工程について説明する。ここでは、異物検出部41は、上述のように、異物の数または濃度を検出して、単位時間毎に連続的に当該検出結果を制御装置7へ電気信号として送信し、これを受信した制御装置7が上記所定量の異物が含まれない状態となったか否かを判定し、その判定結果に基づいて第一ガス供給装置11を停止する構成の場合を例として説明する。使用者は、膜モジュール2の機能が低下した場合や、定期的な検査時において、上記指示装置62を操作することで洗浄開始の指示信号を洗浄制御装置6に発信し、膜分離装置1(膜モジュール2)を洗浄することができる。
洗浄工程を自動的に開始する為の他の例として、タイマにより濾過運転時間を設定して、定期的に洗浄工程を開始する制御、膜透過水量と吸引圧力により、洗浄工程を開始する制御を行うことが可能である。
図3に示すように、本実施形態の膜分離装置1の洗浄工程は、原水の循環を停止させる原水停止工程P1と、濾過膜4を乾燥させて濃縮側空間Sを非浸漬状態とする乾燥工程P2と、第一ガス供給装置11を作動させて非浸漬状態の濃縮側空間SにガスGを供給するガス供給工程P3と、排出されるガスGに異物が含まれているか否かを判定する異物判定工程P4と、ガスGの供給を停止するガス停止工程P5と、を有している。
原水停止工程P1では、使用者が指示装置62を動作させることで発信した洗浄開始の指示信号を受信した洗浄制御装置6の制御装置7が、循環ポンプ21を停止するとともに、原水供給バルブ27を閉状態とすることによって、膜分離装置1に被処理水W2が供給されないようにする。
乾燥工程P2では、例えば、ケーシング3の下部に設けられているドレンバルブ(図示せず)を、制御装置7が開けることによって、膜モジュール2内に残された被処理水W2を抜く。即ち、濾過膜内空間S3に被処理水W2が存在しない非浸漬状態にする。
次いで、一定時間放置することによって、濾過膜4を乾燥させる。
このとき、制御装置7は当該ドレンバルブを閉じる。濾過膜4が、親水性モノマーが共重合された単層構造を有することによって、濾過膜4は親水性を保つ。
濾過膜4が乾燥することによって、汚泥などの分離対象物質が濾過膜4の内周面から剥がれやすくなる。
ガス供給工程P3では、制御装置7が第一ガス供給装置11を作動させて、膜モジュール2の第一ヘッダ空間S1、即ち、非浸漬状態の濃縮側空間SにガスGを供給する。この際、ガス供給バルブ24及びガス排出バルブ25は、制御装置7が開状態とする。第一ヘッダ空間S1にガスGが供給されることによって、ガスGは、濾過膜4の内部である濾過膜内空間S3に導入される。ガスGが濾過膜内空間S3に導入されることによって、分離対象物質は吹き飛ばされる。吹き飛ばされた分離対象物質は、第二ヘッダ空間S2に導入された後、ガス排出配管14Aより排出される。
異物判定工程P4では、洗浄制御装置6の制御装置7が、異物検出部41から検出結果を連続的に電気信号として受信し、これを参照して、ガス排出配管14Aを流れるガスGに所定量の異物が含まれているか否かを判定する。
ガスGに所定量以上の異物が含まれている場合は、ガスGの供給を続行する。
ガスG中の異物が所定量より少なくなった又は異物が含まれていないと判断された場合は、ガス停止工程P5にて、制御装置7は、第一ガス供給装置11のガス供給部12を停止するとともに、ガス供給バルブ24とガス排出バルブ25を閉じて、濃縮側空間SへのガスGの供給を停止し、一連の洗浄工程を終了する。
上記実施形態によれば、濾過膜4の表面に付着する異物を第一ガス供給装置11から供給されるガスGの流れによって洗浄することができる。
また、濾過膜4を親水性モノマーが共重合された単層構造とすることによって、濾過膜4を非浸漬状態にした場合においても濾過膜4が劣化することがない。よって、濾過膜4を乾燥させて、分離対象物質を剥がれやすくすることができる。
なお、上記実施形態では、膜モジュール2として、濾過膜4を並列に配列した膜モジュール2を採用したがこれに限ることはない。
また、乾燥工程P2とガス供給工程P3は同時に行ってもよい。すなわち、制御装置7がドレインバルブを開いて濾過膜内空間S3を非浸漬状態とした後、制御装置7がドレインバルブを閉じ、その後、制御装置7が第一ガス供給装置11を作動させて濃縮側空間SにガスGを供給しつつ、濾過膜4を乾燥させてもよい。
また、ガス排出部14にガスGを吸引するガス吸引装置(送風機)を備えてもよい。このような構成によれば、ガス吸引装置を用いてガス排出部14からガスGを吸引することによって、供給されるガスGの流速を高めることで、濾過膜4の内周面から汚泥などの分離対象物質をより短時間で効果的に剥がすことができ、洗浄に要する時間を短縮することができる。
さらに、次のような変形例としてもよい。
図4は、本発明の第一実施形態の変形例の膜モジュール2Bの概略断面図である。図4に示すように、複数の濾過膜4を直列に接続してもよい。即ち、複数の濾過膜4の一端同士、及び濾過膜4の他端同士、を複数の濾過膜4が直列的に接続されるように接続する複数のU字状の管状の第一接続部材43を有する構成としてもよい。
このとき、直列に接続された複数の濾過膜4と被処理水導入口37とを管状の第二接続部材44で直接的に接続するとともに、直列に接続された複数の濾過膜4と濃縮水排出口38とを管状の第三接続部材45で直接的に接続してもよい。この場合、図2で第一側壁35に配置されたガス供給配管13は、被処理水導入口37または原水供給配管17に接続する。また、図2で第二側壁36に配置されたガス排出配管14Aは、濃縮水排出口38または循環配管19に接続する。
また、第一側壁35と第二側壁36をなくすなど、ケーシング3の構成を変更してもよい。
膜モジュール2の濾過膜は管状に限ることはない。例えば、平面状の濾過膜を用いて、ケーシング3を濃縮側空間Sと透過側空間Pとに区画する膜モジュール2の採用も可能である。
〔第二実施形態〕
以下、本発明の第二実施形態の膜分離装置1Bを図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、上述した第一実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図5に示すように、本実施形態の膜分離装置1Bの洗浄装置5Bは、透過側空間Pからガスを吸引するガス吸引装置46を備えている。
ガス吸引装置46は、ガス吸引部47(ファン)と、ガス吸引部47によって吸引されたガスをケーシング3の外部に排出するガス吸引配管48と、ガス吸引配管48に設けられたガス吸引バルブ49と、を有している。
ガス吸引配管48は、透過水配管18もしくは透過水排出口39に接続し、透過水排出口からガスを排出してもよい。
本実施形態の膜分離装置1Bの洗浄装置5Bは、ガス供給工程P3において、ガス吸引装置46を用いて透過側空間Pから濾過膜内空間S3のガスを吸引する。具体的には、制御装置7が、第一ガス供給装置11を作動させて、非浸漬状態の濃縮側空間SにガスGを供給する際、制御装置7はガス吸引バルブ49を開けるとともにガス吸引部47を動作させて、透過側空間Pから濾過膜内空間S3のガスを吸引する。
これにより、供給されるガスGの流速を高め、また、ろ過膜内空間S3のガスGの流れを乱流とすることで、濾過膜4の内周面から汚泥などの分離対象物質をより短時間で効果的に剥がすと共に、濾過膜に付着した汚泥などの分離対象物質を乾燥させて、続く薬品洗浄などの処理における洗出し効果を高めることができる。
なお、ガス停止工程P5においては、制御装置7は、第一ガス供給装置11のガス供給部12及びガス吸引部47を停止するとともに、ガス供給バルブ24とガス排出バルブ25とガス吸引バルブ49を閉じて、濃縮側空間SへのガスGの供給を停止するとともに濾過膜内空間S3のガスの吸引を停止する。
上記実施形態によれば、ガス吸引装置46を用いて透過側空間Pからガスを吸引することによって、洗浄に要する時間を短縮することができる。
〔第三実施形態〕
以下、本発明の第三実施形態の膜分離装置1Cを図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、上述した第一実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図6に示すように、本実施形態の膜分離装置1Cの洗浄装置5Cは、透過側空間Pにガスを供給する第二ガス供給装置23をさらに備えている。第二ガス供給装置23は、第二ガス供給部28(ファン、送風機)と、ガスを膜モジュール2の透過側空間Pに供給する第二ガス供給配管29と、第二ガス供給配管29に設けられた第二ガス供給バルブ33と、を有している。
本実施形態の膜分離装置1Cの洗浄装置5Cは、ガス供給工程P3において、第一ガス供給装置11を用いて濃縮側空間Sにガスを供給するとともに、第二ガス供給装置23を用いて透過側空間Pにガスを供給する。具体的には、制御装置7が、第一ガス供給装置11を作動させて非浸漬状態の濃縮側空間SにガスGを供給する際、制御装置7は第二ガス供給バルブ33を開けるとともに第二ガス供給部28を動作させて、透過側空間Pから濾過膜内空間S3へもガスを供給することができる。第二ガス供給部28により供給されるガスは、ガス供給部12によって供給されるガスと同じまたは同様の濾過膜4に影響を与えないガスである。
なお、ガス停止工程P5においては、制御装置7は、ガス供給部12及び第二ガス供給部28を停止するとともに、ガス供給バルブ24とガス排出バルブ25と第二ガス供給バルブ33を閉じて、ガスGの供給を停止するとともに透過側空間Pへのガスの供給を停止する。
上記実施形態によれば、濾過膜4の内周面に堆積した異物が濾過膜4の外周側から供給されるガスによっても吹き飛ばされる。これにより、濾過膜4の内周面から汚泥などの分離対象物質をより短時間で効果的に剥がすことができ、よって、洗浄に要する時間を短縮することができる。
ここでは制御装置7は、第一ガス供給装置11と第二ガス供給装置23を同時に作動させているが、所定時間毎に交互に作動させてもよい。
また、異物の堆積状況によっては、第二ガス供給装置23からのみガスを供給することもできる。
また、制御装置7が、第二ガス供給装置23のみを作動させ、第一実施形態の膜分離装置1の逆洗浄を行ってもよい。
〔第四実施形態〕
以下、本発明の第四実施形態の膜分離装置1Dを図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、上述した第一実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態の膜分離装置1Dの洗浄装置5Dは、第一ガス供給装置11から供給されるガスの湿度を調整するための噴霧装置51を備えている。
噴霧装置51は、水などの液体が貯留されている水タンク52と、水タンク52に貯留されている水をガス供給配管13に導入する水配管53と、水タンク52に貯留された水を吸い上げるポンプである水ポンプ54と、水配管53の出口(ガス供給配管13に開口する出口)に配置され、水をミスト状にして噴霧するためのスプレー63と、を有している。
また、水タンク52に貯留される液体には、貯留槽20に貯留された透過水の一部を用いてもよい。
本実施形態の膜分離装置1Dの洗浄装置5Dは、ガス供給工程P3において、第一ガス供給装置11を用いて濃縮側空間Sにガスを供給するとともに、噴霧装置51を用いてガスにミストを噴霧する。具体的には、制御装置7が、第一ガス供給装置11を作動させて非浸漬状態の濃縮側空間SにガスGを供給する際、制御装置7は噴霧装置51のスプレー63を動作させてミスト状に水を噴出する。これにより、ガスの湿度が上昇する。
噴霧するミストの量は、事前に行う実験などによって決定することができる。例えば、異物の剥がれやすさとガスの湿度との関係を用いて、ミストの量を決定してよい。また、濾過膜4の過度の乾燥を防ぐためにミストを噴霧してもよい。
なお、ガス停止工程P5においては、制御装置7は、ガス供給部12を停止かつ上記スプレー63による噴霧を停止するとともに、ガス供給バルブ24とガス排出バルブ25とを閉じて、湿度調整されたガスGの供給を停止する。
上記実施形態によれば、濃縮側空間Sに供給されるガスGの湿度を調整することができる。これにより、濾過膜4に付着する異物を剥がれやすくしたり、濾過膜4が過度に乾燥することを防止することができる。
〔第五実施形態〕
以下、本発明の第五実施形態の膜分離装置1Fを図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、上述した第三実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態の洗浄装置5Fは、濃縮側空間Sと透過側空間Pの圧力差を測定する差圧センサ55を有している。本実施形態の制御装置7は、差圧センサ55によって測定された濃縮側空間Sと透過側空間Pの圧力差に基づいて第一ガス供給装置11を制御する。
本実施形態の差圧センサ55は、透過水配管18内の気圧と、ガス供給配管13内の気圧を測定して濃縮側空間Sと透過側空間Pの気圧差を算出する。差圧センサ55によって測定する場所は、透過水配管18内、ガス供給配管13内に限ることはなく、ケーシング3(図2参照)の内部の気圧を直接的に測定してもよい。
本実施形態の制御装置7は、濃縮側空間Sの気圧が透過側空間Pの気圧よりも低い場合に、濃縮側空間Sにガスを供給し、透過側空間Pの気圧が濃縮側空間Sの気圧よりも低い場合に、透過側空間Pにガスを供給するように、第一ガス供給装置11及び第二ガス供給装置23を制御する。これにより、濾過膜4が振動するなどして濾過膜4に付着する異物が剥がれやすくなる。
上記実施形態によれば、濃縮側空間Sと透過側空間Pの気圧差に基づいてガスの供給を制御することによって、異物の剥離性を向上させることができる。
〔第六実施形態〕
以下、本発明の第六実施形態の膜分離装置1Gを図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、上述した第四実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図9に示すように、本実施形態の膜分離装置1Gの洗浄装置5Gは、ガス排出配管14Aに設けられた湿度センサ56を有している。湿度センサ56はガス排出配管14Aを流れるガスGの湿度を測定する機能を有している。ガス排出配管14Aの湿度は、濃縮側空間Sの湿度と略同等であるため、ガス排出配管14Aの湿度を測定することによって、濃縮側空間Sの湿度を把握することができる。
本実施形態の制御装置7は、湿度センサ56によって測定されたガス排出配管14Aを流れるガスGの湿度に基づいて噴霧装置51を制御する。
例えば、制御装置7は、ケーシング3から排出されるガスの湿度が第一の閾値よりも低くなった場合に、噴霧装置51のスプレー63から噴霧されるミストの量を増量する制御を行うことができる。また、制御装置7は、ケーシング3から排出されるガスの湿度が第二の閾値よりも高くなった場合に、噴霧装置51のスプレー63から噴霧されるミストの量を減量する制御を行うことができる。
上記実施形態によれば、濃縮側空間のSの湿度に基づいて、噴霧装置51から噴霧されるミストの量を調整することによって、異物の剥離性に効果的な湿度や濾過膜4の乾燥状態を適切に保つことができる。
なお、上記実施形態の膜分離装置1Gは、湿度センサ56がガス排出配管14Aの湿度を参照する構成としたが、これに限ることはない。例えば、ケーシング3内に湿度センサを配置して、濃縮側空間Sの湿度を直接的に測定する構成としてもよい。
〔第七実施形態〕
以下、本発明の第七実施形態の膜分離装置1Hを図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、上述した第一実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図10に示すように、本実施形態の膜分離装置1Hの洗浄装置5Hは、濃縮側空間S供給されるガスに霧状の薬品(薬剤)である薬品ミストを混合する薬品噴霧装置57を備えている。
薬品噴霧装置57は、液状の薬品を貯留する薬品タンク58と、薬品タンク58内の薬品をガス供給配管13に供給する薬品供給配管59と、ガスと共に薬品を回収する薬品回収配管61と、薬品供給配管59の出口に配置され、薬品をミスト状にして噴霧するためのスプレー64と、を有している。また、薬品供給配管59には、薬品タンク58に貯留された薬品を吸い上げるポンプである薬品ポンプ60が設けられている。
または、薬品をミスト状に噴霧することが可能な装置として、スプレー64の代わりに、イゼクターなど、圧力差により薬品を噴霧する装置を設けることもでき、この場合薬品ポンプ60の代わりに、配管59に流量計と流量調節弁を設けて薬品の噴霧量を調節する。
そして、ガス供給工程P3において、第一ガス供給装置11を用いて濃縮側空間Sにガスを供給するとともに、薬品噴霧装置57を用いてガスに薬品を噴霧する。具体的には、制御装置7が、第一ガス供給装置11を作動させて非浸漬状態の濃縮側空間SにガスGを供給する際、制御装置7は薬品噴霧装置57のスプレー64を動作させてミスト状に薬品を噴出する。
なお、ガス停止工程P5においては、制御装置7は、ガス供給部12を停止かつ上記スプレー64による噴霧を停止するとともに、ガス供給バルブ24とガス排出バルブ25とを閉じて、薬品を含むガスGの供給を停止する。
薬品は、塩酸、硫酸、クエン酸、シュウ酸などの酸、苛性ソーダなどのアルカリ、次亜塩素酸ソーダなどの酸化剤、フロリジルや、界面活性剤などの酵素洗剤や中性洗剤を採用することができる。
上記実施形態によれば、薬品を使用することにより、洗浄効果をより向上させることができる。また、薬品をミスト状にして供給することによって、薬品の使用量を低減することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。
例えば、濾過膜4の本数に関して、図2などには5本の濾過膜4を示したが、濾過膜4の本数はこれに限ることはない。
電気的制御を行うため、第一乃至第六実施形態にて示すバルブは、電気信号を受けて開閉動作をする電磁バルブであることが望ましい。
また、ガス供給工程P3において、制御装置7は、第一ガス供給装置11から供給されるガスの流量が周期的に変化するように、第一ガス供給装置11や第二ガス供給装置23、またはガス吸引装置46の送風機を間欠的に、または、周期的に強弱をつけて作動させてもよい。または、第一ガス供給装置11、第二ガス供給装置23、またはガス吸引装置などの送風機のうち、少なくとも1つの送風機を間欠的に、または、周期的に強弱をつけて作動させてもよい。これにより、濃縮側空間Sの圧力が変動する。濃縮側空間Sの圧力が変動することによって濾過膜4が振動し、濾過膜4に付着する異物の剥離がさらに促進される。
1,1B,1C,1D,1F,1G 膜分離装置
2 膜モジュール
3 ケーシング
4 濾過膜
5,5B,5C,5D,5F,5G 洗浄装置
6 洗浄制御装置
7 制御装置
10 水処理システム
11 第一ガス供給装置
12 ガス供給部
13 ガス供給配管
14 ガス排出部
14A ガス排出配管
15 原水槽
17 原水供給配管
18 透過水配管
19 循環配管
20 貯留槽
21 循環ポンプ
22 吸引ポンプ
23 第二ガス供給装置
24 ガス供給バルブ
25 ガス排出バルブ
27 原水供給バルブ
28 第二ガス供給部
29 第二ガス供給配管
30 第一隔壁
31 第二隔壁
33 第二ガス供給バルブ
35 第一側壁
36 第二側壁
37 被処理水導入口
38 濃縮水排出口
39 透過水排出口
41 異物検出部
43 第一接続部材
44 第二接続部材
45 第三接続部材
46 ガス吸引装置
47 ガス吸引部
48 ガス吸引配管
49 ガス吸引バルブ
51 噴霧装置
52 水タンク
53 水配管
54 水ポンプ
55 差圧センサ
56 湿度センサ
57 薬品噴霧装置
58 薬品タンク
59 薬品供給配管
60 薬品ポンプ
61 薬品回収配管
62 指示装置(スイッチ)
63 スプレー
64 スプレー
P 透過側空間
PW 透過水
S1 第一ヘッダ空間
S2 第二ヘッダ空間
S3 濾過膜内空間
S 濃縮側空間
W1,W2 被処理水
W3 濃縮水

Claims (9)

  1. ケーシングと、
    親水性モノマーが共重合された単層構造を有し、前記ケーシングを被処理水が供給される濃縮側空間と前記被処理水から分離される透過水が収容される透過側空間とに区画する濾過膜と、
    非浸漬状態の前記濃縮側空間にガスを供給する第一ガス供給装置と、
    前記濃縮側空間から前記ガスを排出するガス排出部と、を備える膜分離装置。
  2. 前記透過側空間から前記ガスを吸引するガス吸引装置を備える請求項1に記載の膜分離装置。
  3. 前記第一ガス供給装置を制御して前記濃縮側空間の圧力を変動させる制御装置を備える請求項1又は請求項2に記載の膜分離装置。
  4. 前記透過側空間に前記ガスを供給する第二ガス供給装置を備える請求項1又は請求項2に記載の膜分離装置。
  5. 前記第一ガス供給装置と前記第二ガス供給装置の少なくとも一方を制御して前記濃縮側空間と前記透過側空間の少なくとも一方の圧力を変動させる制御装置を備える請求項4に記載の膜分離装置。
  6. 前記制御装置は、前記濃縮側空間と前記透過側空間の圧力差に基づいて前記第一ガス供給装置と前記第二ガス供給装置の少なくとも一方を制御する請求項5に記載の膜分離装置。
  7. 前記第一ガス供給装置から供給される前記ガスの湿度を調整する噴霧装置を備える請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の膜分離装置。
  8. 前記濃縮側空間の湿度に基づいて前記噴霧装置を制御する制御装置を備える請求項7に記載の膜分離装置。
  9. 前記第一ガス供給装置から供給される前記ガスに薬品を噴霧する薬品噴霧装置を備える請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の膜分離装置。
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