JP5891108B2 - 水処理方法 - Google Patents

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本発明は、水処理方法に関する。
従来から、被処理槽外に設置した分離膜によってろ過水を取り出す槽外型膜分離装置が提案されている(特許文献1及び2等)。この槽外型膜分離装置では、被処理水槽と分離膜を収容した膜モジュールとの間に設置されたポンプによって、被処理水が膜モジュールに供給され、被処理水を、膜モジュール内を循環させながら膜モジュールの一次側(被処理水供給側、以下同じ)から二次側(ろ過水取出し側、以下同じ)に向けてろ過することによりろ過水を得ている。
しかし、このような装置では、ろ過時においては、ポンプで圧送された被処理水が膜モジュールに供給されるため、膜モジュール内での被処理水の循環速度に応じて、ろ過水量及び膜間差圧が変動し、この循環速度とろ過水量とを独立して制御することができないという課題があった。特に、膜モジュールにおける汚れ等の蓄積、被処理水の種類によっては、意図する被処理水の循環速度によって、意図するろ過水量及び膜間差圧が得られないことがあった。
特開2008−86863号公報 特開2004−249235号公報
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、いわゆる槽外型膜分離装置を用いて水処理を行う場合に、膜モジュール内での被処理水の循環速度とろ過水量とを独立して制御することができる水処理方法を提供することを目的とする。
本発明の水処理方法は、以下の発明を含む。
〔1〕被処理水槽と、該被処理槽外に配置された膜モジュールと、ろ過水槽とが、それぞれ連結管によってこの順に連結され、
前記被処理水槽と前記膜モジュールとの間の連結管に第1のポンプ、
前記膜モジュールのろ過水槽側の連結管に第2のポンプを備えた水処理システムを用いて、
前記第1のポンプで被処理水を前記膜モジュールに供給すると同時に、前記第2のポンプで前記膜モジュールに供給された被処理水を吸引ろ過する工程を含むことを特徴とする水処理方法。
〔2〕外径が2.5mm〜10mm及び外径と肉厚の比であるSDR値が5.8〜34である自立構造を有する単一主要構成素材による中空糸膜を備えた膜モジュールを用いる〔1〕に記載の水処理方法。
〔3〕さらに、前記第2のポンプでろ過水を前記膜モジュールに供給して該膜モジュールを逆洗すると同時に、前記第1のポンプで前記膜モジュールを洗浄した水を吸引排水する工程を含む〔1〕又は〔2〕に記載の水処理方法。
〔4〕前記中空糸膜が塩化ビニル系樹脂により形成されてなる膜モジュールを用いる〔2〕に記載の水処理方法。
本発明の水処理方法では、いわゆる槽外型膜分離装置を用いて水処理を行う場合に、膜モジュール内での被処理水の循環速度とろ過水量とを独立して制御することが可能となる。
本発明で水処理方法で使用される膜モジュールの概略断面図である。 本発明の水処理方法で使用される水処理システムの概念図である。 本発明の水処理方法で使用される別の水処理システムの概念図である。
本発明の水処理方法では、いわゆる槽外型膜分離装置が用いられる。つまり、被処理水槽と、この被処理槽外に配置された膜モジュールと、ろ過水槽とが、それぞれ連結管によってこの順に連結された水処理システムが用いられる。
水処理システムで用いられる膜モジュールは、特に限定されるものではなく、水処理において一般に用いられ、膜によってろ過が可能なものであればどのようなものを用いてもよい。このような膜モジュール自体は従来から公知であり、例えば、特開昭62−140607号公報、特開平6−319961号公報、特開2009−183822号公報、国際公開2011/004786A1及び2011/108579A1等に記載された種々のものを利用することができる。上記膜モジュールは、内圧式であってもよいし、外圧式であってもよい。
具体的には、図1に示すように、少なくとも、筒状のケース10と、その中に収容される複数本の中空糸膜12とを備えるものが挙げられる。
筒状のケース10としては、金属、プラスチック類等の種々の材料のものを使用することができるが、一般的にケース成型が容易で、機械的強度を確保することができるプラスチックが用いられる。
中空糸膜12は、中空糸膜外径、長さ、数等について、得ようとする膜モジュールの特性等に応じて、適宜調整することができる。中空糸膜12は、所定本数束ねて中空糸膜束とし、その中空糸膜束を筒状ケース10に合わせて所定の長さに切断してケース内に、ストレート状に挿入されることが好ましい。
この複数本の中空糸膜12は、ケース10内において、その両端面10a、10b側がシール材11によってシールされている。このシール材11よりも端面(片端面又は両端面)10a、10b側には、上述した複数本の中空糸膜12の内側(中空内)空間と連通する被処理水供給/排出配管(図示せず)が接続される被処理水供給口2a及び排水口2bを備えている。
被処理水供給口2a及び排水口2bのうち排水口2bは、通常、デッドエンドろ過を行なう場合には閉じているが、排水口2bが開き、それに連結された配管の途中で閉塞されてもよい。排水口2bは、いわゆるフラッシング、ドレン等を行なう場合に利用される。
また、シール11間のケース側面には、中空糸膜2の外側空間と連通する透過側配管(図示せず)が接続されるろ過水取出口2cが配置されている。このろ過水取出口2cは2以上配置されていてもよい。
特に、本発明においては、膜モジュール2に使用される中空糸膜12は、外径が2.5mm〜10mm及び外径と肉厚の比であるSDR値が5.8〜34である自立構造を有する単一主要構成素材、例えば、各種樹脂による中空糸膜であることが好ましい。なお、単一主要構成素材による中空糸膜とは、主要構成素材が単一の素材であり、中空糸膜として機能する部位に、他の材料による支持部材等を用いることなく、自立構造をとり得るものを意味する。
例えば、国際公開2011/004786A1及び2011/108579A1等に記載されたものが例示される。
なかでも、外径が、2.5mm程度以上、3mm程度以上、3.5mm程度以上、4mm程度以上、4.2mm程度以上、4.5mm程度以上、5mm程度以上のものがより好ましく、SDR値が6.0程度以上、6.2程度以上、6.5程度以上のものがより好ましい。
各種樹脂としては、通常、中空糸膜を製造するために使用されるもののいずれを用いてもよいが、塩化ビニル系樹脂が好ましい。塩化ビニル系樹脂としては、中空糸膜を構成する全モノマーに対して、塩化ビニル(塩素化塩化ビニルを含む)が、50質量%以上ものが挙げられる。また、塩化ビニル系樹脂が、中空糸膜を構成する全樹脂に対して50質量%以上、好ましくは60質量%以上、より好ましくは70質量%以上含有されているものが挙げられる。
このような中空糸膜は、膜間差圧100kPaにおける純水の透過水量が100L/(m2・h)程度以上、200L/(m2・h)程度以上であることが適しており、600L/(m2・h)程度以上であることが好ましく、800L/(m2・h)程度以上であることがより好ましく、1000L/(m2・h)程度以上であることがさらに好ましい。
本発明の水処理システムでは、中空糸膜モジュールは、1個のみであってもよいし、複数個、例えば、2個又は3個以上備えていてもよい。中空糸膜モジュールの数は、ろ過装置の規模、ろ過を意図する水処理量等によって適宜調整することができる。この場合、それぞれ並列接続、直列接続及びこれらの組み合わせのいずれでもよい。
本発明で用いられる水処理システムは、特に限定されるものではなく、被処理水槽と、膜モジュールと、ろ過水槽とが、それぞれ連結管によってこの順に連結されたものであれば、当該分野で通常利用されるもののいずれであってもよい。
また、被処理水槽及びろ過水槽は、それぞれ被処理水及びろ過水を収容し得るものであれば、当該分野で通常利用されるもののいずれであってもよい。
被処理水槽と、膜モジュールと、ろ過水槽とを連結する連結管は、水処理システムの規模、意図する水処理性能等によって、当該分野で通常使用されている配管を使用することができる。
例えば、図2及び図3に示す水処理システムを利用することができる。
このような水処理システムでは、特に、矢印Aのように被処理水が供給され、収容される被処理水槽1と膜モジュール2の被処理水供給口2aとの間の連結管には第1のポンプ3が設置されており、膜モジュールのろ過水取出口2cのろ過水槽4側の連結管には第2のポンプ5が設置されている。
このように、膜モジュール2の一次側及び二次側に、第1のポンプ3及び第2のポンプ5をそれぞれ備えることにより、一次側から膜モジュール2への被処理水の供給の量及び/又は速度(循環流速)の制御と、二次側から膜モジュール2へのろ過水の吸引ろ過(ろ過水量)の制御とを、独立に行うことができ、特に、圧損による膜モジュール内の循環流速の低減を効果的に防止することができる。この効果は、比較的大口径(例えば、直径2.5mm程度以上)の中空糸膜を備えた膜モジュールを使用するシステムにおいて顕著である。
このような水処理システムでは、図2及び図3に示すように、膜モジュール2の排水口2bは、被処理水槽1と配管によって連結されていてもよいし、図3に示すように、膜モジュール2の排水口2bと被処理水槽1との間の連結管は、さらに第3のポンプ6を介して、連結されていてもよい。
膜モジュール2は、排水口2b側において、吸気(矢印C)を可能とする吸気口を備えていてもよい。このような吸気口を備えることにより、系中に空気が吸入され、容易に水を抜くことができる。ただし、配管の途中で空気抜きができる場合は、吸気口は不要である。
また、逆洗等の際に気体を供給するために、気体供給装置をさらに備えていてもよい。この気体供給装置は、気体(好ましくは圧縮空気)を膜モジュール2に供給するための装置であり、一般にはブロア、コンプレッサ、マイクロバブル発生ブロア等が挙げられる。通常、気体としては空気が供給されるが、オゾン等を供給し得る装置であってもよい。気体は膜モジュール内に気泡として供給され、この気泡により、膜モジュール内の中空糸膜を効果的に洗浄することができる。気泡の大きさは、中空糸膜を洗浄するために有用なものであれば特に限定されるものではなく、ステンレス、セラミック、プラスチック、ゴムなどに1mm〜数十mm程度の空気吐出孔を開けた散気管等を利用して、適宜調整することが好ましい。また、いわゆるマイクロバブル(例えば、数十μm〜数百μm程度)を発生させる手段等を利用してもよい。気体供給装置は、膜モジュールの上流側(被水処理槽側)及び/又は下流側(透過水槽側)のいずれに連結されていてもよい。
さらに、被処理水槽1と膜モジュール2の被処理水供給口2aとの間の連結管であって、第1のポンプ3の被処理水槽1側に排水口(矢印B)が設けられていることガ好ましい。このような排水口を利用することにより、後述する逆洗等の際に膜モジュール2を洗浄した排水を、被処理水槽1に戻すことなく、システム外に排出することができる。また、排水は、システム外への排出以外に、被処理水槽に戻してもよい。
第1のポンプ3、第2のポンプ5及び/又は第3のポンプ6は、送液することができるものであれば特に制限されるものではなく、例えば、渦巻ポンプ、ディフューザーポンプ、渦巻斜流ポンプ、斜流ポンプ、ピストンポンプ、プランジャポンプ、ダイアフラムポンプ、歯車ポンプ、スクリューポンプ、ベーンポンプ、カスケードポンプ、ジェットポンプなど、種々のポンプを用いることができる。これらのポンプは、被処理水又はろ過水等を、吸水、揚水、圧出等するためのポンプとして利用することができる。
このような水処理システムは、薬液タンク、薬液注入ポンプ等、薬液洗浄を可能とする装備をさらに備えていてもよい。
このような水処理システムを利用する本発明の水処理方法では、通常、被処理水槽1内の被処理水が、第1のポンプ3により膜モジュール2の被処理水供給口2aに供給される。この際、同時に、第2のポンプ5で膜モジュール2に供給された被処理水を、ろ過水取出口2cから吸引ろ過する。それによって、被処理水が膜モジュール2の中空部内部を流れて、排水口2bから流出し、再び被処理水槽1に戻る被処理水循環路を循環すると同時に、その一部が、適切な膜間差圧を生じさせることにより、中空部内部から外部に浸出してろ過される。
ろ過水は、膜モジュール2のろ過水取出口2cから所望の水量で取り出され、膜モジュール2と透過水槽3とを結ぶ配管に設けられた連結管を通って、ろ過水槽4に送水される。
このように、被水処理槽1側からの膜モジュール2への被処理水の供給の量及び/又は速度(循環流速)の制御と、ろ過水槽4側からの膜モジュール2へのろ過水の吸引ろ過(ろ過水量)の制御とを、独立に行うことが可能となる。よって、圧損による膜モジュール内の循環流速の低減を効果的に防止することができる。
なお、被処理水は、上述したようにクロスフローろ過に付されてもよいし、排水口2bを閉塞し、被処理水循環路を省略又は閉塞した水処理システムを用いたデッドエンドろ過に付されてもよい。
透過水槽4に送水された透過水は、その一部において、膜モジュール2を構成する膜の逆洗用水として用いてもよい。この場合、第2のポンプ5でろ過水を膜モジュール2のろ過水取出口2cに供給すると同時に、第1のポンプ3で膜モジュール2の被処理水供給口2aから洗浄した水を吸引排水することが好ましい。
このように、ろ過水槽4側からの膜モジュール2へのろ過水の供給量及び/又は速度(循環流速)の制御と、被処理水槽1側からの膜モジュール2への逆洗水の吸引排水(吸引水量)の制御とを、独立に行うことができ、特に、圧損による膜モジュール内の循環流速の低減を効果的に防止することが可能となり、より強力な膜モジュールの洗浄が実現される。
また、透過水槽4に送水された透過水は、その一部が膜モジュール2に逆送する際に、その逆洗用水に、薬液注入ユニットから薬液注入ポンプによって、薬液が注入され、薬液洗浄用水が、膜モジュール2に逆送されてもよい。
膜モジュール2に逆送された透過水及び薬液洗浄用水は、膜モジュール2の膜を逆洗した後、膜モジュール2の排水口2bから配管を経て、矢印Bで示す排水口からシステム外に排出することが好ましい。
本発明の水処理方法では、例えば、水処理(ろ過)及び逆洗を交互に行うことが好ましい。ただし、必ずしも連続的に行わなくてもよく、例えば、水処理又は逆洗の後あるいはこれらの間に、フラッシング、ドレン、休憩工程を行なってもよい。
フラッシングは、主に槽、配管内部及び/又は膜モジュールなどの浮遊/付着物、残留異物等を除去するために行なう工程であり、加圧せずに、例えば、膜面流速0.1m/s以上で行なうことが好ましい。フラッシングする際の水は、通常被処理水が用いられる。膜モジュールを通した水は、フラッシング水として、再度被処理水槽1に戻される。
一般に、中空糸膜の内径よりも大きな粒子や繊維の塊、棒状の物質が膜モジュール端面でひっかかり、管路を塞ぐことがあるが、このモジュール端面での閉塞を、被処理水の供給向きと逆向きにフラッシングをすることで防止してもよい。
ドレンは、主に、膜モジュールにおいて全ろ過により水処理を行なった際に中空糸膜の被処理水側に残留する浮遊、付着、残留物、濃縮液等を系外に除去/排出する工程である。通常、すべてのポンプを停止した状態で膜モジュールの下部又は同時に上部を開放することにより、濃縮液等を自然に落下させて回収する方法が挙げられるが、このドレンの際に、第1のポンプ3による吸引を利用して、ドレン時間を短縮化することができる。
休憩工程は、水処理を一次停止することを意味する。
本発明の水処理方法でのろ過、逆洗、フラッシングにおいては、超音波発生装置を利用して、当該分野で公知の方法を利用して、超音波を付与してもよい。この場合の超音波は、例えば、十数kHz〜数GHz程度の周波数のものであればよい。超音波は、膜モジュールにのみ付与することが好ましく、上述したバブリングと同様に、水処理、逆洗、フラッシング等を行なっている間又はそれら処理と処理との間に付与してもよく、常時行なってもよいし、間欠的に付与してもよい。
本発明の水処理方法の対象となる水の種類は特に限定されず、汚水処理場等における活性汚泥等を含む排水、家庭排水等の都市下水、工場廃水等の各種施設の排水、農業廃水、生物処理水、懸濁質を含む排水、海水、井戸水さらには河川、湖沼など水等の膜分離で処理される被処理水のいずれであってもよい。また別の観点から、例えば、SS(浮遊物質)が20000程度以下、5000程度以下、例えば、10〜4000程度の液体が挙げられる。
本発明は、河川水及び地下水の除濁、工業用水の清澄、排水及び汚水処理、海水淡水化の前処理等の水の精製等のために使用される水処理装置として、広範に利用することができ、経済的かつ効率的な水処理を行なうことができる。
1 被処理水槽
2 膜モジュール
2a 被処理水供給口
2b 排水口
2c ろ過水取出口
3 第1のポンプ
4 透過水槽
5 第2のポンプ
6 第3のポンプ
10 ケース
10a、10b 端面
11 シール材
12 中空糸

Claims (4)

  1. 被処理水槽と、該被処理槽外に配置された膜モジュールと、ろ過水槽と、前記被処理水槽と前記膜モジュールとを連結する2つの連結管と、前記膜モジュールと前記ろ過水槽とを連結する連結管と、
    記膜モジュールから被処理水槽までの間の連結管に前記膜モジュールの下流側になるように配置された第1のポンプ
    前記膜モジュールのろ過水槽側の連結管に配置された第2のポンプを備えた水処理システムを用いて、
    前記被処理水を、前記被処理水槽から前記膜モジュールを経てろ過して前記ろ過水槽に供給する際に、
    前記第1のポンプと前記第2のポンプとを独立的に制御しながら、前記第1のポンプで被処理水を前記膜モジュールに供給すると同時に、前記第2のポンプで前記膜モジュールに供給された被処理水を吸引ろ過する工程を含むことを特徴とする水処理方法。
  2. 外径が2.5mm〜10mm及び外径と肉厚の比であるSDR値が5.8〜34である自立構造を有する単一主要構成素材による中空糸膜を備えた膜モジュールを用いる請求項1に記載の水処理方法。
  3. さらに、前記第2のポンプでろ過水を前記膜モジュールに供給して該膜モジュールを逆洗すると同時に、前記第1のポンプで前記膜モジュールを洗浄した水を吸引排水する工程を含む請求項1に記載の水処理方法。
  4. 前記中空糸膜が塩化ビニル系樹脂により形成されてなる膜モジュールを用いる請求項2に記載の水処理方法。
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