JP2015231591A - 遠隔監視制御システム - Google Patents

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Katsuyuki Yanone
勝行 矢ノ根
真介 古野
Shinsuke Furuno
真介 古野
哲也 大城
Tetsuya Oshiro
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Abstract

【課題】遠隔監視制御システムにより、膜分離装置の散気装置を遠隔監視制御する遠隔監視制システムを提供する。
【解決手段】散気装置を有する膜分離装置の遠隔監視制御システムであって、膜分離装置の運転データを取り込み保管する現地データ保管装置、保管した運転データを送受信する通信装置、通信装置から送信された運転データを受信して演算する演算装置、演算したデータに基づいて膜分離装置を制御する制御装置を備え、前記散気装置の運転を遠隔で制御する、膜分離装置の遠隔監視制御システム。
【選択図】 なし

Description

本発明は、遠隔監視制御システムにより、膜分離装置の散気装置を遠隔監視制御する遠隔監視制システムに関する。
従来、下水などの排水処理施設において、生物処理などの処理槽に導入される被処理液を、膜分離装置を用いて固液分離する膜分離活性汚泥処理法が多く採用されている。ここで、生物処理とは、微生物の代謝作用を利用して、被処理液中の活性汚泥に含まれる有機物質を分解する処理をいう。また、微生物の代謝を促進させるために、膜分離装置の下方に散気装置を設けてエアレーション(ばっ気)を行うことで、処理槽内に酸素を供給する。この散気装置の設置は、膜分離装置に装着された膜エレメントの洗浄も兼ねており、槽内に循環流を発生し、汚泥と酸素とを充分に懸濁することができる。
このような処理槽内部には膜分離装置が配設されて、被処理液の固液分離が行われており、濾過された処理水は系外へと排出されている。一般的に膜分離装置における濾過は膜間差圧によって行われる。すなわち、ポンプによって処理液を吸引し、このとき発生する負圧により膜分離装置外部の被処理液が膜分離装置を透過し膜分離装置に導入される。このとき、水やイオンなどの膜分離装置の膜細孔より小さい溶質は膜を透過するが、分子量の大きなタンパク質などは膜を透過できず、ゲル化現象などを生じて膜面に付着することがある。前述のエアレーションにより膜面の付着物を取り除きながら濾過を行うが、長期にわたり運転することにより付着物が膜面を閉塞させ、膜間差圧の上昇を引き起こし濾過作用に不具合を発生させる。そこで、膜分離装置は一定期間ごとに洗浄や交換を余儀なくされる。
近年、膜分離装置の監視制御を遠隔監視制御する遠隔監視制御システムが考えられてきた。この従来の遠隔監視制御システムは膜分離装置分離膜の運転制御をネットワークを介して遠隔監視制御装置と接続されている。そして、この遠隔監視制御システムでは、遠隔監視制御装置が、膜分離装置分離膜の運転結果を監視情報とし取得するとともに、この監視情報に基づいて各水処理装置の遠隔監視制御を行っている。
特開2009−262134号公報
特許文献1のような遠隔監視制御システムは、膜分離装置分離膜は遠隔制御により分離膜の膜間差圧を遠隔監視し、所定の圧力に達した時に膜洗浄装置等にて薬品洗浄を実施し膜間差圧を回復させ運転継続することができる。
しかしながら、膜分離装置の散気装置由来の不具合に対しては遠隔監視されておらず、散気装置性能未達による膜間差圧上昇の度に分離膜洗浄を行うこととなり、分離膜の洗浄操作を頻繁に実施するという問題があった。また、散気装置は遠隔制御を実施していないため、散気装置の閉塞による不具合に対しては現地へ行き確認する必要があり、メンテナンス費用が掛かる問題もあった。
そこで、本発明は、膜分離装置の散気装置を遠隔監視制御することで膜分離装置全体を最適な状態で継続可能とする遠隔監視制御システムを提供することを目的とする。
本発明は、下記態様を有する。
[1] 散気装置を有する膜分離装置の遠隔監視制御システムであって、膜分離装置の運転データを取り込み保管する現地データ保管装置、保管した運転データを送受信する通信装置、通信装置から送信された運転データを受信して演算する演算装置、演算したデータに基づいて膜分離装置を制御する制御装置を備え、前記散気装置の運転を遠隔で制御する、膜分離装置の遠隔監視制御システム。
[2] 前記散気装置は、遠隔制御可能な圧力計を備え、得られた圧力が初期値より3kPa以上上昇した場合に散気装置の洗浄を実施する、[1]記載の遠隔監視制御システム。
[3] 前記散気装置は、遠隔制御可能な流量計を備え、前記膜分離装置分離膜の洗浄後の吸引圧力が初期値より5kPa以上上昇した場合に、前記散気装置の散気風量を1.1〜10倍へ増量させる、[1]又は[2]記載の遠隔監視制御システム。
本発明に係る遠隔監視制御システムは、現地に配備された膜分離装置からデータを取り込み保管する現地データ保管装置、保管した運転データを送受信する通信装置、通信装置から送信された運転データを受信して演算する演算装置、演算したデータに基づいて膜分離装置を制御する制御装置を備え、演算したデータに基づいて散気装置の運転を遠隔で制御することで、散気装置を安定的に運転可能とする、膜分離装置全体の遠隔監視制御システムを提供する。
本発明に係る遠隔監視制御システムは、膜分離装置の散気装置が備える遠隔制御可能な圧力計により、得られた圧力が初期値より3kPa以上上昇した場合に、散気装置の洗浄を実施することで軽微な洗浄により散気装置を初期状態に戻し、安定した散気措置の運転を継続することが可能となり、膜分離装置全体の安定運転継続を可能とする。
本発明に係る遠隔監視制御システムは、膜分離装置の散気装置が備える遠隔制御可能な流量計により、前記膜分離装置分離膜の洗浄後の膜間差圧が初期値より5kPa以上上昇した場合に、前記散気装置の散気風量を1.1倍〜10倍へ増量させることで、分離膜の薬品洗浄等で洗えない物理的な付着物を剥離し、膜分離装置全体の安定運転継続を可能とする。
本発明によれば、膜分離装置全体を確実に遠隔により監視制御することが可能となる。
膜分離装置の遠隔監視制御システムのネットワーク構成を示した図である。 膜分離装置のフローを示した概略図である。 膜分離装置・分離膜Aの膜間差圧と散気装置吐出圧力の経日変化を示したグラフである。(実施例1) 膜分離装置・分離膜Bの膜間差圧と散気装置吐出圧力の経日変化を示したグラフである。(比較例1) 膜分離装置・分離膜Cの膜間差圧と散気装置吐出圧力の経日変化を示したグラフである。(実施例2) 膜分離装置・分離膜Dの膜間差圧と散気装置吐出圧力の経日変化を示したグラフである。(比較例2)
図1は、本発明の膜分離装置の遠隔監視制御システムの制御方法を示した図である。現地に配備された膜分離装置1は保管装置2、通信装置3を備え、膜分離装置1に取り付けられた各種計器よりデータを保管装置2へ伝送、保管される。保管されたデータは通信装置3を経由し遠方の演算装置4へと転送される。演算装置4へ転送されたデータは制御装置5へと転送され膜分離装置1へのアクセスが可能となる。ここで制御装置5において、膜分離装置1の各種運転条件の変更を決定し、演算装置4へデータを転送し、通信装置3を経由し再び現地の保管装置2へと転送され、膜分離装置1の散気装置の運転条件を変更する。
現地の保管装置2は膜分離装置1に取り付けられた各種計器類から伝送されたデータを統括する制御盤と伝送されたデータを処理するコンピューター等を備える。
現地の通信装置3は、保管装置2で集約されたデータを遠方地へ転送する装置で、無線通信、電話回線、専用回線、広域LAN又はインターネット等とすることができる。
遠方へ配備された演算装置4は通信装置3より転送されたデータを受信し、受信したデータを演算処理することができるコンピューター等とすることができる。
演算装置4で演算処理されたデータは各種設定変更を行うソフトを搭載した制御装置5へと転送され、現地の膜分離装置1へアクセスし散気装置8の運転条件変更が可能となる。
図2は、本発明の膜分離装置の一形態例を示す概略図である。この膜分離装置1は、膜分離槽6内に設けられた分離膜7とその下方に設けられ、ブロワー10に接続された分離膜7洗浄用の散気装置8とを備えている。膜分離装置1には、吸引ポンプ9が接続され、被処理液11を吸引ろ過して固液分離することにより処理水23を得る。分離膜7と吸引ポンプ9の間には圧力計18が備えられ、バルブ19を開とし、分離膜7の膜間差圧を測定し現地の保管装置2へ伝送し保管され運転している。また、散気装置8とブロワー10の間には圧力計16と流量計17を備え、バルブ20を開とし、ブロワー10からの吐出圧力と送風される空気量を測定している。この圧力計16と流量計17で得られたデータはそれぞれ現地の保管装置2へ伝送し保管され運転されている。
膜分離装置1は、散気装置8の洗浄を行うための散気装置洗浄ポンプ14と散気装置洗浄タンク15、バルブ21を備える。ここで、圧力計16の圧力が上昇した時には吸引ポンプ9、ブロワー10を停止させ、バルブ19、20及び22を閉、バルブ21を開とし、散気装置洗浄タンク15に洗浄液を調合し、散気装置洗浄ポンプ14より洗浄液を散気装置8へ送液し洗浄する。
膜分離装置1は、分離膜7の洗浄を行うための分離膜洗浄ポンプ12と分離膜洗浄タンク13、バルブ22を備える。ここで、圧力計18の圧力が上昇した時には吸引ポンプ9、ブロワー10を停止させ、バルブ19、20及び21を閉とし、バルブ22を開とし、分離膜洗浄タンク13に洗浄液を調合し、分離膜洗浄ポンプ12により洗浄液を分離膜7へ送液し洗浄する。
図3は、本発明の膜分離装置1を運転した時の分離膜Aの膜間差圧データA1とその下方に配備する散気装置Aの吐出圧力データA2を示したグラフである。運転経過とともに分離膜の膜間差圧A1が初期値より15kPa上昇時に分離膜を洗浄する。その後に散気装置Aを洗浄したときの膜間差圧データA1と吐出圧力A2の推移を示す。
図4は、本発明の膜分離装置1を運転した時の分離膜Bの膜間差圧データB1とその下方に配備する散気装置Bの吐出圧力データB2を示したグラフである。運転経過とともに分離膜Bの膜間差圧B1が初期値より15kPa上昇時に分離膜Bを洗浄したときの膜間差圧データB1と吐出圧力B2の推移を示す。
図5は、本発明の膜分離装置1を運転した時の分離膜Cの膜間差圧データC1とその下方に配備する散気装置Cの吐出圧力データC2を示したグラフである。運転経過とともに分離膜Cの膜間差圧データC1が初期値より5kPa上昇時に散気装置Cを洗浄したときの膜間差圧データと吐出圧力の推移を示す。
図6は、本発明の膜分離装置1を運転した時の分離膜Dの膜間差圧データD1とその下方に配備する散気装置Dの吐出圧力データD2を示したグラフである。運転経過とともに分離膜Dの膜間差圧データD1が初期値より15kPa上昇時に分離膜Dを洗浄したときの膜間差圧データD1と吐出圧力D2の推移を示す。
図3、4及び6における分離膜7の洗浄方法としては吸引ポンプ並びにブロワーを停止した後にインラインによる系内洗浄、分離膜7を膜分離槽6より槽外へ取り出して洗浄する槽外洗浄等が選択されるが作業効率とコスト面よりインライン洗浄の方が好ましい。
インライン洗浄のタイミングは、膜への閉塞進行を考慮し初期の膜間差圧より5kPa以上上昇した時に実施することが好ましく、洗浄頻度と洗浄後の回復性を考慮し15kPa上昇した時に実施することがより好ましい。尚、洗浄効率の観点から、前記上昇値が、30kPa未満で、インライン洗浄を実施することが好ましい。
インライン洗浄の通液条件は、洗浄効率の観点から、0.1〜10L/mの流速で、10分〜12時間通液することが好ましく、2〜8L/mの流速で、30分間通液する条件で実施することがより好ましい。
また、洗浄効率及び運転効率の観点から、通液後はそのまま1〜24時間保持することが好ましい。
使用する洗浄水は、特に限定されないが、例えば、各種アルカリ、酸、界面活性剤等が挙げられる。なかでも、洗浄効率の観点から、有機物除去に効果のある次亜塩素酸ナトリウム溶液と無機物除去に効果のあるクエン酸洗浄の組み合わせ洗浄がより好ましい。洗浄液濃度は、0.05〜10%で実施することが好ましく、次亜塩素酸ナトリウム溶液は0.3%、クエン酸溶液は2%で洗浄することがより好ましい。
図3における散気装置8の洗浄方法としては吸引ポンプ並びにブロワーを停止した後にインラインによる系内洗浄と散気装置8を膜分離槽6より槽外へ取り出して洗浄する槽外洗浄等が選択されるが、作業効率及びコストの観点から、インライン洗浄が好ましい。
インライン洗浄方法としては、専用ポンプによる加圧洗浄、負圧による吸引洗浄、膜分離槽6内の被処理液11を散気装置8内に流入させる洗浄方法が挙げられる。なかでも、散気装置8を洗浄する専用ポンプでの加圧洗浄が好ましく、送液量としては膜面積1m当たり0.1〜0.5Lの流速で1〜5分通水することが好ましい。
洗浄する洗浄水は処理水、水道水又は各種薬液等挙げられるが、洗浄効率及びコストの観点から、処理水が好ましい。
また、上述した洗浄操作後は散気装置8、吸引ポンプ9の順に起動させ、分離膜7に付着した汚染物をエアレーションにより剥離させた後に定常運転へ切り替える。間隔としては、散気装置8を起動させ1〜360分後に吸引ポンプ9を起動させることが好ましい。
図5における散気装置8の洗浄方法としては、吸引ポンプ7を停止した後、ブロワー9より送風される空気を流量計17で確認し、散気穴の洗浄効率、膜面付着物の剥離効率及びブロワー能力の観点から、空気量(流量)を1.1〜10倍に増量させることが好ましく、1.5〜5.0倍に増量させることがより好ましく、2.0〜4.0倍に増量することが特に好ましい。
また、この時の運転時間は、散気穴の洗浄効率、膜面付着物の剥離効率及びブロワー能力の観点から、1〜60分間運転することが好ましく、3〜10分がより好ましい。
膜分離装置に搭載する分離膜としては、特に限定されないが、例えば、精密ろ過膜又は限外ろ過膜とすることが好ましい。
分離膜としては中空糸膜、平膜、管状膜、袋状膜が挙げられ、容積ベースで比較した場合に膜面積の高集積が可能である中空糸膜が特に好ましい。
分離膜の材質としては、特に限定されないが、例えば、セルロース、ポリオレフィン、ポリスルフォン、ポリビニルアルコール、ポリメチルメタクリエート、ポリフッ化ビニリデン、ポリ4フッ化エチレン等の有機材料、ステンレス等の金属、セラミック等の無機材料が挙げられる。分離膜の材質は有機性排水等の被処理水の性状により適宜選択することができる
(実施例1)
図1は、本発明の一例を示した膜分離装置の遠隔監視制御システムである。現地に制御盤を備えた膜分離装置1を配備し、保管装置2は、膜分離装置1、分離膜7に接続された圧力計18の膜間差圧データ、散気装置8に接続された圧力計16の圧力データ及び流量計17の空気量をそれぞれ保管する。次いで保管装置2より得られたデータは、インターネット回線を利用した通信装置3により遠方の演算装置4に送信する。演算装置4としてはコンピューターを使用し、制御装置5に転送する。制御装置としては専用ソフトの三菱社製GTOソフトを利用し、現地の膜分離装置1を遠隔制御した。
図2は、本発明の一例を示した膜分離装置の概略図である。分離膜7としては公称孔径0.4μmのポリフッ化ビニリデン(PVDF)の精密ろ過膜を装着した中空糸膜エレメントを用いた。処理用ユニットとして1本当たりの有効膜面積が25mのエレメントを5本搭載し膜分離槽6へ浸漬した。分離膜7の下方にはブロワー10に接続された散気装8からエレメント洗浄用の空気を送りながら吸引ポンプ9にて吸引ろ過を行った。分離膜7と吸引ポンプ9の間には圧力計18を設置し、吸引ろ過時の膜間差圧を測定しながら運転を行った。測定したデータは上述した保管装置2へ蓄積した。また、散気装置8とブロワー10の間にはブロワーからの吐出圧力を測定する圧力計16と送風される空気量を測定する流量計17を設置しそれぞれを測定しながら運転を行った。測定したデータは分離膜7の膜間差圧データ同様に保管装置2へ蓄積した。
膜分離装置1は、分離膜7を洗浄する分離膜洗浄ポンプ12及び洗浄用の洗浄水を調合する分離膜洗浄タンク13と散気装置8を洗浄する散気装置洗浄ポンプ14及び洗浄用の洗浄水を調合する散気装置洗浄タンク15をそれぞれ備えている。
膜分離装置1のバルブは以下の表1の通り開閉制御させ運転した。
膜分離槽6内の被処理液11のMLSSを10,000mg/Lに調整し、分離膜7の透過流速を1.2m/m/日に設定し運転を行った。分離膜としては公称孔径0.4μmのポリフッ化ビニリデン(PVDF)の精密ろ過膜を装着した中空糸膜エレメントを用いた。また、分離膜7の運転サイクルは、7分間吸引、1分間停止とし、分離膜7の洗浄及び生物分解に必要な酸素供給を兼ねて、分離膜7下方にはブロワー10に接続された散気装置8から空気を供給した。空気量としては、0.8m/min(ばっ気線速度で150m/m/hr)に設定し、バルブ操作(1)にて運転を行った。
図3に分離膜7の運転結果を示し、膜間差圧の推移をA1、分離膜の下方に配備した散気装置8の吐出圧力の推移をA2に示した。運転初期の膜間差圧は5kPaで推移し運転経過とともに上昇し、a点で初期値より15kPa上昇し20kPaとなったため、吸引ポンプ9、ブロワー10を停止し上述したバルブ操作(2)を行った後に洗浄1として分離膜7を薬品洗浄した。洗浄1の洗浄条件は系内におけるインライン洗浄とし、0.3%次亜塩素酸ナトリウム溶液を分離膜洗浄タンク13に調合し、分離膜洗浄ポンプ12により2L/mを30分で通液した後に,90分間保持する条件で実施した。洗浄後、バルブ操作(1)に設定しブロワー10、吸引ポンプ9を順に起動させた。その時の分離膜7の膜間差圧A1は圧力計18により10kPa(b点)までの回復が確認された。
しかしながら、初期値の5kPaまでの回復が得られていないので吸引ポンプ9とブロワー10を再び停止させバルブ操作(3)に設定し、散気装置8の洗浄2を実施した。洗浄2の洗浄条件は系内におけるインライン洗浄とし、分離膜7の処理水を洗浄水として散気管洗浄タンク15に溜め、散気管洗浄ポンプ14にて20L/minの流速にて3分間加圧洗浄を行った。洗浄後、バルブ操作(1)に設定しブロワー10起動60分後に吸引ポンプ9を起動させた。その時の分離膜7の膜間差圧A1は圧力計18により5kPa(c点)までの回復が確認された。また、散気装置8の吐出圧力A2は初期値より3kPa上昇し33kPaとなっていたが、洗浄2により初期値の30kPaへ回復し初期状態になったことが確認された。
これは、散気装置8の散気穴が被処理液11によって閉塞したことにより、ブロワー10の吐出圧力が上昇したと考えられる。また、この散気装置8の閉塞により分離膜7には被処理液11の濃縮液された汚染物が中空糸膜に付着し一時的に膜面積が減少したことにより分離膜7の膜間差圧A1の回復が得られなかった。しかしながら、洗浄2により散気装置8を洗浄したことで、閉塞した散気穴は洗浄され膜洗浄用の空気が吐出されるようになり、その上方に位置した濃縮液の汚染物が付着した中空糸膜も洗浄され分離膜7の膜間差圧A1が初期値まで回復したことによる。
その後、継続し分離膜7を散気装置8とともにバルブ操作(1)により運転したところ、50日を経過した時点より膜間差圧A1が上昇しd点で初期値より15kPa上昇し20kPaとなったため再び上述した洗浄1を実施した。膜間差圧A1は10kPa(e点)まで回復したが、初期値までの回復が得られなかったので、上述した洗浄2をe点で続けて実施した。膜間差圧A1は初期値である5kPa(f点)まで回復した。
(実施例2)
図1に示した膜分離装置の遠隔監視制御システムにより、現地に制御盤を備えた膜分離装置1を配備し、保管装置2は、膜分離装置1より取得された、分離膜7に接続された圧力計18の膜間差圧データ、散気装置8に接続された圧力計16の圧力データ及び流量計17の空気量をそれぞれ保管する。
次いで、保管装置2より得られたデータは、インターネット回線を利用した通信装置3により遠方の演算装置4に送信する。演算装置4としてはコンピューターを使用し、制御装置5に転送する。制御装置として専用ソフトの三菱社製GTOソフトを利用し、現地の膜分離装置1を遠隔制御した。
図2は本発明の一例を示した膜分離装置の概略図である。分離膜としては公称孔径0.4μmのポリフッ化ビニリデン(PVDF)の精密ろ過膜を装着した中空糸膜エレメントを用いた。処理用ユニットとして、1本当たりの有効膜面積が25mのエレメントを5本搭載した分離膜7を膜分離槽6へ浸漬した。分離膜7の下方にはブロワー10に接続された散気装置8からエレメント洗浄用の空気を送りながら、吸引ポンプ9にて吸引ろ過を行った。分離膜7と吸引ポンプ9の間に、圧力計18を設置し、吸引ろ過時の膜間差圧を測定しながら運転を行った。
また、散気装置8とブロワー10の間には、ブロワーからの吐出圧力を測定する圧力計16と送風される空気量を測定する流量計17を設置しそれぞれを測定しながら運転を行った。
膜分離装置1は、分離膜7を洗浄する分離膜洗浄ポンプ12、洗浄用の洗浄水を調合する分離膜洗浄タンク13、散気装置8を洗浄する散気装置洗浄ポンプ14及び洗浄用の洗浄水を調合する散気装置洗浄タンク15をそれぞれ備えている。
膜分離装置1のバルブは以下の表2の通り開閉制御させ運転した。
膜分離槽6内の被処理液11のMLSSを10,000mg/Lに調整し、分離膜7の透過流速を0.8m/m/日に設定し運転を行った。分離膜としては公称孔径0.4μmのポリフッ化ビニリデン(PVDF)の精密ろ過膜を装着した中空糸膜エレメントを用いた。
また、分離膜7の運転サイクルは、7分間吸引、1分間停止とし、分離膜7の洗浄及び生物分解に必要な酸素供給を兼ねて、分離膜7下方にはブロワー10に接続された散気装置8から空気を供給した。空気量としては、0.8m/min(ばっ気線速度で150m/m/hr.)に設定し、バルブ操作(4)にて運転を行った。
図5に分離膜7の運転結果を示し、膜間差圧の推移をC1、分離膜の下方に配備した散気装置8の吐出圧力の推移をC2に示した。運転初期の膜間差圧は5kPaで推移し,運転経過とともに上昇し、a点で初期値より5kPa上昇し,10kPaとなったため、吸引ポンプ9停止し,上述したバルブ操作(4)を行った後に洗浄3として散気装置8の洗浄を実施した。洗浄3の洗浄法としては,散気装置8の空気量を,通常運転の2倍の1.6m/min(ばっ気線速度で300m/m/hr.)に設定し,5分間運転した。洗浄後、通常運転時の空気量0.8m/min(ばっ気線速度で150m/m/hr.)に戻し,バルブ操作(1)に設定し,吸引ポンプ9を起動させた。その時の分離膜7の膜間差圧C1は,圧力計18により,初期値である5kPa(b点)までの回復が確認された。
また、散気装置8の吐出圧力C2は初期値より3kPa上昇し,33kPa(a点)となっていたが、洗浄3により初期値の30kPaへ回復し,初期状態になったことが確認された。その後、運転を継続させ60日経過した時点(C点)で,同様の洗浄3を実施しところ分離膜7の膜間差圧C1は初期値である5kPaに、また散気装置8の吐出圧力C2も初期値である30kPaに回復した。
(比較例1)
散気装置を遠隔制御しなかったこと以外は、実施例1と同様の条件で膜分離装置の運転を行った。運転結果を、図4に示す。 図4に分離膜7の運転結果を示し、膜間差圧の推移をB1、分離膜の下方に配備した散気装置8の吐出圧力の推移をB2に示した。運転初期の膜間差圧は5kPaで推移し運転経過とともに上昇し、g点で初期値より15kPa上昇し、20kPaとなったため、吸引ポンプ9、ブロワー10を停止し、分離膜7を薬品洗浄(洗浄1)した。洗浄1の洗浄条件は系内におけるインライン洗浄とし、0.3%次亜塩素酸ナトリウム溶液を分離膜洗浄タンク13に調合し、分離膜洗浄ポンプ12により2L/mを30分で通液した後に90分間保持する条件で実施した。しかしながら、実施例1とは異なり、散気装置の洗浄を制御しなかったので、分離膜7の膜間差圧は圧力計18により10kPa(h点)までの回復が確認されたが、初期値5kPaまでの回復は得られなかった。
(比較例2)
散気装置を遠隔制御しなかったこと以外は、実施例2と同様の条件で膜分離装置の運転を行った。運転結果を、図6に示す。
図6に分離膜7の運転結果を示し、膜間差圧の推移をD1、分離膜7の下方に配備した散気装置8の吐出圧力の推移をD2に示した。運転初期の膜間差圧は、5kPaで推移し運転経過とともに上昇し、e点で初期値より15kPa上昇し、20kPaとなったため、吸引ポンプ9、ブロワー10を停止し、分離膜7を薬品洗浄(洗浄1)した。洗浄1の洗浄条件は系内におけるインライン洗浄とし、0.3%次亜塩素酸ナトリウム溶液を分離膜洗浄タンク13に調合し、分離膜洗浄ポンプ12により2L/mを30分で通液した後に90分間保持する条件で実施した。しかしながら、実施例2とは異なり、散気装置の洗浄を制御しなかったので、分離膜7の膜間差圧は圧力計18により10kPa(f点)までの回復が確認されたが、初期値5kPaまでの回復は得られなかった。
上記の通り、本発明による遠隔監視制御システムにより遠隔制御することで、膜分離装置全体の安定運転が可能となる。

Claims (3)

  1. 散気装置を有する膜分離装置の遠隔監視制御システムであって、
    膜分離装置の運転データを取り込み保管する現地データ保管装置、保管した運転データを送受信する通信装置、通信装置から送信された運転データを受信して演算する演算装置、演算したデータに基づいて膜分離装置を制御する制御装置を備え、
    前記散気装置の運転を遠隔で制御する、膜分離装置の遠隔監視制御システム。
  2. 前記散気装置は、遠隔制御可能な圧力計を備え、得られた圧力が初期値より3kPa以上上昇した場合に散気装置の洗浄を実施する、請求項1記載の遠隔監視制御システム。
  3. 前記散気装置は、遠隔制御可能な流量計を備え、前記膜分離装置分離膜の洗浄後の吸引圧力が初期値より5kPa以上上昇した場合に、前記散気装置の散気風量を1.1〜10倍へ増量させる、請求項1又は2記載の遠隔監視制御システム。
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