JP2017101602A - 摺動部材および斜板式コンプレッサ - Google Patents

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【課題】油保持性が改善された摺動部材を提供する。【解決手段】摺動部材である斜板3は、基材31と、基材31上に形成されたコーティング層32とを有する。コーティング層32は、バインダー樹脂321と、バインダー樹脂321中に分散された固体潤滑剤322とを有する。コーティング層32の摺動面における固体潤滑剤322の露出率は7%以上である。摺動部材【選択図】図7

Description

本発明は、固体潤滑剤が分散された樹脂コーティング層を有する摺動部材に関する。
固体潤滑剤が分散された樹脂コーティング層を有する摺動部材が知られている。特許文献1には、油膜破壊および焼付きを防止するため、摺動面の端部に複数の凹部を設けた摺動部材が記載されている。この凹部の開口面積は、摺動面の端に行くにしたがって大きくなる。
特開2004−340248号公報
特許文献1においては、摺動面における固体潤滑材の量が制御されておらず、油保持性において改善の余地があった。
これに対し本発明は、油保持性が改善された摺動部材および斜板式コンプレッサを提供する。
本発明は、基材と、前記基材上に形成されたコーティング層とを有し、前記コーティング層は、バインダー樹脂と、前記バインダー樹脂中に分散された固体潤滑剤とを有し、前記コーティング層の摺動面における前記固体潤滑剤の露出率が7%以上である摺動部材を提供する。
前記コーティング層の摺動面における前記固体潤滑剤の露出率が10%以上であってもよい。
前記固体潤滑剤がc軸配向性を有し、前記コーティング層における前記固体潤滑剤の相対c軸強度比が80%以上であってもよい。
負荷曲線において最大表面粗さに対し表面粗さからの深さの50%の占有率が50%以下であってもよい。
前記占有率が70%以下であってもよい。
前記コーティング層の前記摺動面における表面粗さが1〜20μmであってもよい。
前記表面粗さが8〜15μmであってもよい。
また、本発明は、上記いずれかの摺動部材を斜板として用いた斜板式コンプレッサを提供する。
本発明によれば、摺動部材および斜板式コンプレッサにおいて油保持性および初期なじみ性を改善することができる。
一実施形態に係るコンプレッサ1の構造を示す断面模式図。 斜板3の構造を例示する図。 コーティング層32の構造を例示する模式図。 コーティング層32における固体潤滑剤322の配向状態を示す模式図。 図5は、コーティング層32の負荷曲線の概要を示す模式図。 斜板3の製造方法を例示するフローチャート。 実験例1〜3における固体潤滑剤露出率を示す図。 摩擦係数のMoS添加量依存性を示す図。 実験例1および実験例2の負荷曲線を示す模式図。 潤滑油の接触角の負荷長さ率Rmr(50)依存性を示す図。
1.構造
図1は、一実施形態に係るコンプレッサ1の構造を示す断面模式図である。コンプレッサ1は、いわゆる斜板式コンプレッサである。コンプレッサ1は、シャフト2、斜板3、ピストン4、およびシュー5を有する。シャフト2は、ハウジング(図示略)に対して回転可能に支持されている。斜板3は、シャフト2の回転軸に対して斜めに固定されている。斜板3は、本発明の摺動部材の一例である。ピストン4は、ハウジングに設けられたシリンダボア(図示略)内を往復運動する。シュー5は、斜板3とピストン4との間に設けられており、斜板3およびピストン4とそれぞれ摺動する。シュー5において、斜板3と摺動する面はほぼ平坦であり、ピストン4と摺動する面はドーム状(半球状)の形状を有している。シャフト2の回転は、斜板3によりピストン4の往復運動に変換される。
図2は、斜板3の構造を例示する図である。図2は、シュー5との摺動面に垂直な断面における構造を示す模式図である。斜板3は、基材31、コーティング層32、およびコーティング層33を有する。コーティング層32およびコーティング層33はいずれもシュー5と摺動する。基材31は、円板形状を有しており、要求される特性を満たす金属、例えば、鉄系、銅系、またはアルミニウム系の合金により形成される。シュー5との凝着を防ぐ観点から、斜板3はシュー5とは異なる材料で形成されることが好ましい。
図3は、コーティング層32の構造を例示する模式図である。コーティング層32は、斜板3の摺動面の特性を改善するために設けられている。コーティング層32は、バインダー樹脂321および固体潤滑剤322を有する。コーティング層32は、例えば、20〜70vol%の固体潤滑材を含む。残部はバインダー樹脂である。バインダー樹脂321は、例えば熱硬化性樹脂により形成される。熱硬化性樹脂としては、例えば、ポリアミドイミド(PAI)、ポリアミド(PA)、およびポリイミド(PI)、エポキシ、ポリエーテルエーテルケトン、フェノール、エラストマーの少なくとも1種が用いられる。固体潤滑剤322は、潤滑特性を改善するために添加される。固体潤滑剤322としては、c軸配向性を有する結晶性物質、例えば、MoS、グラファイト(Gr)、カーボン、フッ素系樹脂、軟質金属(Sn,Bi等)、WS、およびh−BNの少なくとも1種が用いられる。c軸配向性を有する結晶性物質とは、六方晶系等、層状の結晶構造を有する物質をいう。なお、コーティング層32は、固体潤滑剤322に加え、硬質粒子等の他の添加物を含んでいてもよい。硬質粒子としては、例えば、酸化物、窒化物、炭化物、および硫化物の少なくとも1種が用いられる。
コーティング層32の摩滅を防止する観点から、コーティング層32の厚さは10μm以上であることが好ましく、15μm以上であることがより好ましく、20μm以上であることがさらに好ましい。例えば、コーティング層32の厚さが5μm未満であると、コーティング層32が摩耗して基材31が露出してしまう場合がある。基材31が露出すると、摩擦係数が増大したり、シュー5と凝着したりする問題が発生する。また、コーティング層32の膜厚が厚すぎるとかえって耐焼付き性が低下する場合があることから、50μm以下であることが好ましい。
また、耐焼付き性を向上させる観点から、コーティング層32における固体潤滑剤322の相対c軸強度比は80%以上であることが好ましく、85%以上であることがより好ましい。ここで、相対c軸強度比とは、X線回折における全回折ピーク強度に対する、劈開面からの回折ピーク強度の比をいう。より詳細には、相対c軸強度比は、(002)、(004)、(100)、(101)、(102)、(103)、(105)、(110)、および(008)面からの回折ピーク強度の積算値に対する、(002)、(004)、および(008)面からの回折ピーク強度の積算値の比として定義される。上記の9つの結晶面以外からの回折ピークが現れる場合もあるが、ピーク強度が弱いため相対c軸強度比の算出においては無視する。
相対c軸強度比が80%以上である、すなわち相対c軸強度比が高い状態とは、コーティング層32において固体潤滑剤322の結晶方位が揃っている状態を意味する。結晶方位が揃っている度合いを示しているという意味において、相対c軸強度比を以下では「配向率」という。一般に固体潤滑剤は、層構造を有する結晶における層間滑りにより低い摩擦係数を示す。結晶方位が揃っているということは、層間滑りが起こる方向が揃っているということである。
図4は、コーティング層32における固体潤滑剤322の配向状態を示す模式図である。図4(A)は配向率が低い状態を、図4(B)は配向率が高い状態を、それぞれ示している。これらの図では、固体潤滑剤322を六角形の薄片として表している。図4(B)の例では、固体潤滑剤322は、劈開面が摺動面にほぼ平行な方向に揃っている。図4(B)のようにコーティング層32において固体潤滑剤322の配向率が高いと、摩擦係数が減少し、耐焼付き性が向上する。
固体潤滑剤322の平均粒径は、例えば1〜10μmである。平均粒径は、例えばレーザー回折法により測定される。
図5は、コーティング層32の負荷曲線の概要を示す模式図である。負荷曲線とは、切断レベルの関数として表された輪郭曲線要素の負荷長さ率を表す。なお負荷曲線については、JIS B0601:2013に規定されている。切断レベルとは摺動面の基材の表面に平行な切断面を得るための輪郭曲線の最大山高さからの深さをいう。最大山高さを切断レベル0%とし、最大谷深さを切断レベル100%とする。負荷長さ率Rmr(c)とは、切断レベルcにおける輪郭曲線要素の負荷長さMl(c)の評価長さに対する比率を表す(次式(1))。なおlnは評価長さを、mは切断レベルcにおける山の数を表す。
Figure 2017101602
この例で、コーティング層32においては、切断レベルcが50%の位置における負荷長さ率Rmrは70%以下であることが好ましく、50%以下であることがより好ましい。負荷長さ率が相対的に少ないということは、初期なじみによってコーティング層の表面が数μm摩耗してもまだ凹部が残っており、この凹部に潤滑油を保持することができるため潤滑特性に優れる。
また、この凹部は特許文献1の凹部のように不連続なものではなく、互いに連続している。したがって潤滑油に流れが生まれる。これによって摺動発熱の冷却が進み、摺動特性が損なわれない。
コーティング層33は、コーティング層32と同様に形成される。
2.製造方法
図6は、斜板3の製造方法を例示するフローチャートである。ステップS1において、基材が準備される。ステップS2において、基材が所定の形状に成型される。この例では、基材が円板状に成型される。基材とコーティング層との密着性を高めるため、基材の表面が粗面化されてもよい。
ステップS3において、コーティング層を形成するための塗料が準備される。まず、バインダー樹脂および固体潤滑剤が公知の方法で混合される。これらの混合体は、希釈剤で希釈される。希釈剤としてはどのようなものが用いられてもよいが、例えば、N−メチルピロリドン(NMP)が用いられる。希釈剤の配合比率は、固形分に対して例えば30〜70体積%である。
ステップS4において、基材の表面に塗料が塗布される。塗料は、例えば、パッド印刷、ロールコーティング、またはスプレーコーティングにより塗布される。1回で塗布できる塗料の厚さが制限される場合、2回以上の重ね塗りが行われてもよい。ステップS5において、塗布層は乾燥および焼成される。コーティング層の表面粗さ(JIS B 0601:2001におけるRzjis)は、例えば1〜20μmであることが好ましく、8〜15μmであることがより好ましい。塗料の塗布後、乾燥・焼成が行われる(ステップS5)。
3.実験例
種々の条件で摺動部材の試験片を作製し、これらの特性を評価した。より詳細には、実験例1〜4の4つの区分において、それぞれ複数の試験片を作製した。実験例1〜4において、コーティング層32の材料および組成は共通である。バインダー樹脂としてはPAIが、固体潤滑材としてはMoSおよびグラファイトが用いられた。実験例1〜4では、バインダー樹脂60vol%に対して固体潤滑剤を40vol%を添加した。実験例1〜3において、グラファイトが10vol%、MoSが30vol%であった。実験例4では固体潤滑剤としてグラファイトは用いずMoSのみを添加した。実験例1〜4において、MoSの平均粒径は約2μmであり、グラファイトの平均粒径は5〜10μmであった。基材としては、鋳鉄(FCD700)を用いた。
実験例1〜4においては、コーティング層を形成するための塗料の塗布方法およびコーティング層の膜厚が異なっている。より具体的には、実験例1および4は、パッド印刷によりコーティング層が形成されたのに対し、実験例2はロールコーティングにより、実験例3はスプレーコーティングによりコーティング層が形成された。これらの実験例1〜4に対して、配向率および表面粗さを測定した。また、実験例1および2に対して、最表面における固体潤滑剤露出率、負荷長さ率(c=50%時)、摩擦係数、および潤滑油の接触角を測定した。
表1は、実験例1〜4における配向率および表面粗さの測定結果を示す。
Figure 2017101602
コーティング層をパッド印刷で塗布した試料(実験例1および4)と他の方法(実験例2:ロールコーティング、実験例3:スプレーコーティング)とを対比すると、パッド印刷で塗布した試料の方が配向率が高い傾向が見られた。パッドコートでは薄い膜を積層して所望の膜厚を得ている。1層あたりの膜厚は添加剤のサイズと同等程度になり、添加剤を押しつける効果が得ら、高い配向率が得られる。一方で、ロールコーティングおよびスプレーコーティングでは1回で所望の厚さの膜を塗布している。そのため、添加剤のサイズを基準とすると膜厚は(パッドコートよりも)厚くなり、添加剤を押しつける効果が弱くなり、相対的に低い配向率が得られる。
表面粗さに関しては、塗料の塗布方法が同じである実験例1と実験例4とにおいて表面粗さが相違していることから、単に塗布方法のみに依存しているのではなく、固体潤滑剤の粒径にも依存していると考えられる。
図7は、実験例1〜3における固体潤滑剤露出率を示す図である。固体潤滑材露出率は以下の手順で算出した。まずコーティング層表面の顕微鏡写真を撮影する。撮影した顕微鏡写真における色の濃淡から画像処理ソフトウェアを用いてMoSの領域を特定する。観察領域に対するMoS領域の面積率を算出し、固体潤滑材露出率とする。なお、この測定手順から明らかなように、ここでいう固体潤滑材露出率は、MoSの露出率である。
実験例1の3片の試料において、固体潤滑材露出率は、7.9%、12.3%、および7.7%であった。実験例2の3片の試料において、固体潤滑材露出率は、1.3%、0.8%、および0.5%であった。実験例3の3片の試料において、固体潤滑材露出率は、8.1%、9.2%、および13.0%であった。実験例2においてはロールコーティングにより塗料を塗布した後で表面を仕上げ処理(研磨等)しているため、その際に固体潤滑剤が表面から脱落し、固体潤滑材露出率が低くなっていると考えられる。なお、実験例1と同じ方法で作成した試料では、固体潤滑剤露出率が15%のものも得られている。
図8は、摩擦係数のMoS添加量依存性を示す図である。この図は、実験例2と同様にロールコーティングでコーティング層を形成した場合において、コーティング層へのMoS添加量を変えたときに摩擦係数がどう変化するかを示している。この図から、コーティング層全体のMoS添加量が増加すると摩擦係数が低下する傾向があることが分かる。この結果から、摺動面におけるMoSの露出量が増加すると摩擦係数が低減することが予測される。
実験例1および実験例2について潤滑油の接触角を測定すると、それぞれ、約2°および約4°であった。このように実験例1において潤滑油の接触角すなわち油保持性が異なっている理由を検討する。
図9は、実験例1および実験例2の負荷曲線を示す模式図である。図8(A)は実験例1の負荷曲線を、図8(B)は実験例2の負荷曲線を、それぞれ示している。実験例1と実験例2とを対比すると、実験例1では負荷長さ率が相対的に一様に増加しているのに対し、実験例2では相対的に浅いところで負荷長さ率が急に増加し、深いところで負荷長さ率が緩やかに増加するという、2段階の変化を示している。詳細には、c=50%において、実験例1では負荷長さ率が40%、実験例2では約90%であった。
図10は、潤滑油の接触角の負荷長さ率Rmr(50)依存性を示す図である。Rmr(50)は、c=50%における負荷長さ率を示す。負荷長さ率Rmr(50)が小さい方が、接触角が小さい、すなわち親油性が高い傾向が見られた。この結果から、実験例1および実験例2における接触角は負荷曲線の違いによるものであると考えられる。
なお、本発明に係る摺動部材は、コンプレッサ1の斜板3として用いられるものに限定されない。本発明に係る摺動部材は、半割軸受やブシュなど、斜板式コンプレッサ以外の摺動部材として用いられてもよい。実験例におけるコーティング層の材料、組成、膜厚等はあくまで例示である。本発明はこれに限定されるものではない。
1…コンプレッサ
2…シャフト
3…斜板
31…基材
32…コーティング層
321…バインダー樹脂
322…固体潤滑剤
33…コーティング層
4…ピストン
5…シュー

Claims (8)

  1. 基材と、
    前記基材上に形成されたコーティング層と
    を有し、
    前記コーティング層は、
    バインダー樹脂と、
    前記バインダー樹脂中に分散された固体潤滑剤と
    を有し、
    前記コーティング層の摺動面における前記固体潤滑剤の露出率が7%以上である
    摺動部材。
  2. 前記コーティング層の摺動面における前記固体潤滑剤の露出率が10%以上である
    ことを特徴とする請求項1に記載の摺動部材。
  3. 前記固体潤滑剤がc軸配向性を有し、
    前記コーティング層における前記固体潤滑剤の相対c軸強度比が80%以上である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の摺動部材。
  4. 負荷曲線において最大表面粗さに対し表面粗さからの深さの50%の占有率が70%以下である
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の摺動部材。
  5. 前記占有率が50%以下である
    ことを特徴とする請求項4に記載の摺動部材。
  6. 前記コーティング層の前記摺動面における表面粗さが1〜20μmである
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の摺動部材。
  7. 前記表面粗さが8〜15μmである
    ことを特徴とする請求項6に記載の摺動部材。
  8. 請求項1ないし7のいずれか一項に記載の摺動部材を斜板として用いた斜板式コンプレッサ。
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