JP2017080011A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】温水での洗濯運転が実行されている場合における、排水異常を検知した際のユーザの安全性を確保する。【解決手段】本実施形態の洗濯機は、温水を使用した温水洗濯運転が実行されているか否かを判断する判断手段と、洗い槽からの排水の異常を検知する排水異常検知手段と、排水異常検知手段が排水の異常を検知したときに排水異常を報知する異常報知手段と、判断手段により温水洗濯運転が実行されていると判断されているときには、排水異常検知手段が排水異常を検知した際の異常報知手段により異常報知を行うタイミングを、常温の水を使用した通常洗濯運転の場合よりも遅延させる報知制御手段とを備えている。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
例えばドラム式の洗濯機においては、水槽内の下部にヒータを設け、水槽(洗い槽)内に貯留される水を前記ヒータにより加熱する構成としたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような構成のものでは、洗濯時に水槽内の水を加熱して温水化し、その温水で洗い行程を実行することで、洗浄性能の向上を図ることが期待できる。尚、特許文献1では、使用者の安全性を確保するために、温水での洗い運転時に、洗濯水の温度が所定温度以上になった場合に、循環ポンプの駆動を停止するようになっている。
ところで、洗濯機においては、洗い行程後の排水において、排水弁を開いてから所定時間後に水槽の水位が所定水位まで低下しない場合に、排水異常と判断してユーザに対し異常を報知して、フィルタの点検を促すことが行われている。上記のような温水で洗濯運転を行っている場合には、フィルタ部分に温水が残っているため、ユーザがフィルタを点検しようとした際の安全性を確保することが重要となる。
そこで、温水での洗濯運転が実行されている場合における、排水異常を検知した際のユーザの安全性を確保することができる洗濯機を提供する。
本実施形態の一の洗濯機は、洗い槽内で温水を使用した洗濯運転の実行が可能なものであって、温水を使用した温水洗濯運転が実行されているか否かを判断する判断手段と、前記洗い槽からの排水の異常を検知する排水異常検知手段と、前記排水異常検知手段が排水の異常を検知したときに排水異常を報知する異常報知手段と、前記判断手段により温水洗濯運転が実行されていると判断されているときには、前記排水異常検知手段が排水異常を検知した際の前記異常報知手段により異常報知を行うタイミングを、常温の水を使用した通常洗濯運転の場合よりも遅延させる報知制御手段とを備えている。
本実施形態の別の一の洗濯機は、洗い槽内で温水を使用した洗濯運転の実行が可能なものであって、前記洗い槽からの排水の異常を検知する排水異常検知手段と、前記排水異常検知手段が排水の異常を検知したときに排水異常を報知する異常報知手段と、前記洗い槽内の洗濯水の温度を検出する水温検出手段と、前記排水異常検知手段が排水異常を検知した際に、前記水温検出手段により検出された水温が所定温度未満であることを条件に、前記異常報知手段により異常報知を行う報知制御手段とを備えている。
(1)第1の実施形態
以下、循環ポンプを備えたドラム式の洗濯機に適用した第1の実施形態について、図1から図6を参照しながら説明する。まず、図1を参照しながら、本実施形態に係る洗濯機1の全体構成について述べる。この洗濯機1は、ほぼ矩形箱状をなし洗濯機本体を構成する外箱2を有している。この外箱2の前面の中央部には、洗濯物出入口3が設けられていると共に、その洗濯物出入口3を開閉する扉4が配設されている。
以下、循環ポンプを備えたドラム式の洗濯機に適用した第1の実施形態について、図1から図6を参照しながら説明する。まず、図1を参照しながら、本実施形態に係る洗濯機1の全体構成について述べる。この洗濯機1は、ほぼ矩形箱状をなし洗濯機本体を構成する外箱2を有している。この外箱2の前面の中央部には、洗濯物出入口3が設けられていると共に、その洗濯物出入口3を開閉する扉4が配設されている。
詳しく図示はしないが、外箱2には、前記扉4の開閉状態を検出する扉スイッチ5が設けられていると共に、該扉4を閉塞状態にロックするための扉ロック機構6(共に図4にのみ図示)が設けられている。また、詳しくは後述するが、外箱2の前面上部には、操作パネル40(図3参照)が設けられ、その裏側(外箱2内)には、ドラム式洗濯機1の全体を制御する制御手段としての制御装置41が設けられている。
前記外箱2内には、横軸円筒状の水槽7が後下がりにやや傾斜した状態で、複数(例えば左右一対)のサスペンション8(一部のみ図示)を介して支持されている。この水槽7の後端側中心部には、例えばブラシレスDCモータからなるアウタロータ形のモータ9が配設されている。前記水槽7内には、洗濯物(衣類)が収容される洗い槽としての円筒状のドラム10が回転可能に支持されている。このドラム10は、前後方向に延び且つ後下がりにやや傾斜した傾斜軸を中心に回転するように構成されている。前記モータ9の回転軸9aが、水槽7の背面を貫通して、ドラム10の後端側中央部に連結されている。これにて、ドラム10はモータ9により直接的に回転駆動される。尚、モータ9部分には、該モータ9の位置を検出する回転センサ39(図4にのみ図示)が設けられている。
前記ドラム10の周壁部には通水(通気)用の多数個の孔10aが形成され、また、ドラム10の内周面部には、洗濯物掻き上げ用(撹拌用)の複数個(例えば3個)のバッフル11が設けられている。このドラム10の前面部には、衣類が出し入れされる開口部12が設けられている。前記水槽7の前面部には、前記開口部12に連なる投入口13が形成されており、この投入口13と前記洗濯物出入口3とがベローズ14を介して連通している。
前記水槽7の背面側の底部には、排水口15が形成されている。この排水口15には、機内排水ホース16の基端部が接続されている。前記外箱2の底部を構成する底板2aには、前側部に位置してフィルタユニット17が設けられている。詳しく図示はしないが、このフィルタユニット17は、円筒状のケース内にリントフィルタを収容して構成され、その前面開口部にキャップ18が開閉可能に装着されている。前記リントフィルタは、洗濯水中の比較的大きなリント(糸くず)を捕獲する機能を有する。前記外箱2には、キャップ18の前方に位置して出し入れ用(ユーザによる点検用)の開口部が設けられ、その開口部がカバー2bにより開閉可能に塞がれている。
このフィルタユニット17の上部には、ホース接続口17aが設けられ、このホース接続口17aに、前記機内排水ホース16の先端部が接続されている。また、フィルタユニット17の下部には、排水弁19が接続され、この排水弁19の出口側に排水パイプ20が接続されている。この排水パイプ20の先端部は、底板2aを通って機外に臨み、図示しない機外排水ホースに接続される。これにて、排水弁19が開放動作されると、水槽7内の洗濯水が、フィルタユニット17を通った後、排水パイプ20から排出される。
前記フィルタユニット17の後端部には、循環ポンプ21が設けられている。この循環ポンプ21は、前記フィルタユニット17に臨んで吸入口を有しており、前記水槽7及びドラム10内の水を排水口15、機内排水ホース16及びフィルタユニット17を介して吸引する。この循環ポンプ21の上部には、吐出口21aが設けられ、この吐出口21aに送水ホース22の基端部が接続されている。この送水ホース22は、中間部が前記ベローズ14の周側方から上方へ延びており、その先端部が前記水槽7の投入口13の上部に形成された噴水ノズル23に接続されている。
前記噴水ノズル23は、洗濯水を前記ドラム10の内下部(厳密には正面から見てやや右寄りの下部)に向けて、矢印X方向に噴射するように構成されている。これにより、循環ポンプ21が駆動されると、前記水槽7内の洗濯水が、排水口15、機内排水ホース16、フィルタユニット17及び送水ホース22を通って、噴水ノズル23からドラム10内にシャワー状に放水される。洗濯水が前記フィルタユニット17を通る際に、リントフィルタにより比較的大きなリントが捕獲されるようになっている。
前記フィルタユニット17の前方上部には、エアトラップ24が設けられている。一方、外箱2内の最上部には水位センサ25が配設されている。これらエアトラップ24と水位センサ25とが、エアチューブ26によって接続されている。これにて、水位センサ25により、前記水槽7内の水位が、前記機内排水ホース16、フィルタユニット17、エアトラップ24及びエアチューブ26を介して検出される。
このとき、前記排水弁19を開放動作させた排水時に、フィルタユニット17内のリントフィルタに詰まりが発生していると、水槽7内の洗濯水の排水がスムーズに行われなくなる。後述するように、制御装置41は、排水時の水位センサ25の検出した水位に基づいて、排水弁19の開放時から一定時間(例えば4分)が経過しても、水槽7内の水位が所定のリセット水位まで低下しない場合に、排水異常と判定して、排水異常の報知を行う。従って、制御装置41及び水位センサ25等から排水異常検知手段が構成される。
一方、前記外箱2内の上部には、前記水槽7内への給水を行う給水機構27が設けられる。即ち、前記外箱2の後端上面部には、水道に接続される給水口28が設けられている。この給水口28は、給水弁29に接続され、この給水弁29は、接続パイプ30を介して注水ケース31の入口部に接続されている。前記注水ケース31の出口部が、給水ホース32を介して前記水槽7に接続されている。図示はしないが、前記注水ケース31の内部には、洗剤貯留部等が設けられている。これにて、給水弁29の開放動作により、水道水が、給水口28から給水弁29、接続パイプ30、注水ケース31、給水ホース32を介して水槽7に供給される。
そして、本実施形態では、図2に示すように、前記水槽7の底部の洗濯水が溜められる部分には、左寄り部位に位置して凹所33が設けられ、この凹所33内に位置して水槽7内で温水を生成するためのヒータユニット34が設けられている。このヒータユニット34は、例えばシーズヒータからなる温水ヒータ35、温水ヒータ35の熱から水槽7を保護するヒータカバー36、ヒータカバー36上で温水ヒータ35を保持するヒータホルダ37等から構成されている。このヒータユニット34が、水槽7(ドラム10)内で温水を生成する温水供給手段として機能する。また、凹所33内には、例えばサーミスタからなり、洗濯水(ヒータユニット34の近傍部分)の温度を検出する水温検出手段としての水温センサ38が設けられている。
尚、図示はしないが、前記外箱2内には、ドラム10内に温風を循環供給して洗濯物を乾燥させるための乾燥ユニットが設けられている。この乾燥ユニットは、水槽7に設けられた給気口と排気口とを該水槽7の外側でつなぐように設けられた循環ダクト、この循環ダクト内に設けられた送風ファン及びヒータ等から構成されている。前記循環ダクト内に、除湿手段(例えばヒートポンプ)を設けても良い。
ここで、図3を参照しながら、前記操作パネル40について述べる。この操作パネル40には、電源入りキー42、電源切りキー43が設けられていると共に、洗濯運転を開始・一時停止させるためのスタートキー44が設けられている。また、洗濯運転を自動で実行させるコースのいずれかを選択するためのコース選択キー45、選択(設定)されたコースを表示するコース表示部46が設けられている。尚、コースのうち「標準コース」が、デフォルト設定とされ、ユーザの操作がない場合には、標準コースが自動的に設定される。また本実施形態では、後述のように、常温よりも高く洗浄効果の向上が図られる温度である温水を使用して洗い行程を行う「温水洗浄コース」(60℃除菌コース)の実行が可能となっている。
更に、操作パネル40には、洗濯運転の各行程の時間や回数、水位の設定等をマニュアルで行うためのマニュアル操作キー47、マニュアル設定に関する必要な表示を行う設定表示部48、例えば4個のセグメント表示器を使用した時間表示部49が設けられている。時間表示部49には、洗濯運転時における残り時間や回数等の必要な表示が行われると共に、エラーや異常発生時のエラー(異常)報知等が行われ、表示装置として機能する。このとき、後述する排水異常検知時には、時間表示部49に例えば「C1」といった異常表示が行われると共に、ブザー51(図4にのみ図示)が鳴動される。
図4は、上記した制御装置41を中心とした、洗濯機1の電気的構成を概略的に示している。制御装置41は、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータを主体として構成され、洗濯機1全体を制御して洗濯運転の各行程を実行する。また、制御装置41には記憶手段としての、EEPROM等の不揮発性メモリ50が接続されている。この制御装置41には、前記操作パネル40の操作部(各操作キー42〜45、47)からの操作信号が入力されると共に、制御装置41が操作パネル40の各表示部46、48、49の表示を制御するようになっている。
また、制御装置41には、前記水温センサ38、水位センサ25、扉スイッチ5、回転センサ39からの検知信号が入力される。また、制御装置41は、報知用のブザー50を制御する。そして、制御装置41は、モータ駆動回路52を介して前記モータ9を駆動制御すると共に、駆動回路53、54、55、56、57を介して、前記給水弁29、排水弁19、循環ポンプ21、温水ヒータ35、扉ロック機構6を夫々制御する。
以上の構成により、制御装置41は、操作パネル40にてユーザにより設定される運転コースに応じて、各センサからの入力信号や予め記憶された制御プログラムに基づいて、洗濯機本体1の各機構を制御し、周知の洗い、すすぎ、脱水の各行程からなる洗濯運転を自動で実行するようになっている。このとき、制御装置41は、洗濯運転の実行に併せて扉ロック機構6に対する制御を行うのであるが、通常の洗濯運転中は、扉ロック機構6により扉4を閉塞状態にロックし、運転が終了した時点で、扉4のロックを解除する。
さて、本実施形態では、ユーザの操作パネル40の操作によるコース選択に基づき、制御装置41は、温水洗浄コース(60℃除菌コース)の洗濯運転を実行することが可能とされている。この温水洗浄コースでは、洗い行程を、常温(室温)よりも高く衣類の除菌に有効な第1の温度(例えば58℃)以上の温水で実行するものであり、制御装置41は、そのソフトウエア構成(制御プログラムの実行)により、水槽7内への給水後に、温水ヒータ35により洗濯水を60℃前後に加熱しながら、洗い行程を進める。
また、後の作用説明でも述べるように、温水洗浄コースでは、制御装置41は、温水を用いた洗い行程の終了後に、ドラム10(水槽7)を冷却する冷却行程を実行した上で排水を行い、すすぎ行程の第1脱水に進むようになっている。さらに、温水洗浄コースにおいては、洗い行程後の第1脱水の行程において、モータ9の最高回転数を、温水を利用しないコースの場合(最高回転数が例えば1200rpm)よりも低く設定する(例えば400rpm)ようになっている。
そして、本実施形態では、上述したように、制御装置41は、水槽7から排水を行う排水の行程において、排水弁19を開放させてから、一定時間(例えば4分)が経過しても、水位センサ25の検出した水槽7内の水位が所定のリセット水位まで低下しない場合に、排水異常と判定して、排水異常の報知を行う。具体的には、操作パネル40の時間表示部49に異常報知、例えば「C1」のエラー表示を行うと共に、ブザー51を鳴動させる。この「C1」のエラー表示は、ユーザに対し、フィルタユニット17の点検を促す表示となっている。従って、制御装置41、時間表示部49、ブザー51等から異常報知手段が構成される。
このとき本実施形態では、次の作用説明(フローチャート説明)で述べるように、制御装置41は、排水異常を検知した際に、温水洗浄コースの実行中である場合には、異常報知を行うタイミングを、常温の水を使用した通常洗濯運転の場合よりも遅延させる。具体的には、通常洗濯運転の場合は、排水異常を検知した直後、或いは検知時点から一定時間後(例えば0〜5分後)に異常報知を行う。
これに対し、温水洗浄コースの実行中である場合には、制御装置41は、排水異常を検知した際に、所定の待機時間(例えば10分)が経過した後に、前記水温センサ38が検出した水温が所定温度(第2の温度)例えば48℃未満であるかどうかを判断し、所定温度(48℃)未満であることを条件に異常報知を行う。つまり、排水異常を検知した際に、10分以上の遅延時間を経た後に異常報知が行われるようになる。従って、制御装置41が、判断手段及び報知制御手段としても機能する。
但し本実施形態では、制御装置41は、排水異常を検知した後、最大遅延時間(例えば70分)が経過した後には、無条件で異常報知を行うようになっている。尚、ここでは、所定の待機時間の経過後に水温を判断するようにしているが、待機時間の経過を待たずに水温センサ38の検出水温が第2の温度未満であるかどうかを判断し、第2の温度未満である場合に、所定の待機時間(例えば10分)が経過した後に異常報知を行うように構成しても良い。
次に、上記構成の洗濯機1の作用について、図5、図6も参照して述べる。図5のフローチャートは、制御装置41が実行する温水洗濯運転、つまり洗い、すすぎ、脱水の行程を順に行う温水洗浄コースの詳細な行程(処理ステップ)を示している。ユーザは、温水洗浄コースの洗濯運転を実行させたい場合、ドラム10内に衣類を投入し、注水ケース31内に必要量の洗剤を投入した上で、操作パネル40を操作して温水洗浄コースを設定し、スタートキー44をオン操作する。尚、このスタートキー44のオン操作に伴い、扉ロック機構6により扉4が閉塞状態にロックされる。
すると、図5に示すように、まずステップS1にて、布量判定のルーチンが実行される。この布量判定は、布量に応じてドラム10の回転負荷が変化することを利用するもので、給水前の状態で、ドラム10を所定の短時間だけ回転させ、その際のモータ9の回転数(回転センサ39の出力パルス数)を検出することが行われる。布量は、例えば「大」、「中」、「小」の3段階で判定される。ステップS2では、洗い行程が開始され、給水弁29の駆動により、その布量に応じた適切な給水水量の給水が行われ、水槽7(ドラム10)内に適切な水位まで洗濯水が溜められる。
ステップS3では、温水ヒータ35がオンされ、水槽7(ドラム10)内の洗濯水が加熱される。温水ヒータ35は、例えば、水温センサ38の検出した洗濯水の温度が設定温度(第1の温度)よりもやや高い目標温度(例えば65℃)になるまで連続通電され、その後温水ヒータ35はオフされる。ステップS4では、所定時間(例えば15分)の温水洗い動作が実行される。この洗い動作は、ドラム10を比較的低速で正方向及び逆方向に所定時間間隔で交互に回転させると共に、循環ポンプ21を適宜駆動することにより行われる。これにて、第1の温度(例えば58℃)以上の温水を使用して、洗浄効果の高い洗い行程が実行されるのである。
温水洗い動作(洗い行程)が終了すると、冷却行程が実行される。この冷却行程では、まずステップS5において約1分間の給水が行われ、次のステップS6においてドラム10の正逆回転による撹拌動作が例えば2分間行われる。これにより、洗濯水が低温の水道水で薄められてその温度が低下し、これと共に、水槽7(ドラム10)の温度も低下する。冷却行程の終了後、ステップS7にて、排水弁19が動作されて排水が行われる。
排水が終了すると、ステップS8〜ステップS13にて、すすぎ行程が実行される。ここでは、すすぎ行程として、ステップS8の第1脱水、ステップS9のシャワーすすぎ、ステップS10の高速脱水、ステップS11のためすすぎ、ステップS12の高速脱水、ステップS13のためすすぎの動作が順に実行される。このとき、ステップS8の第1脱水の行程では、排水弁19の開放状態でドラム10が一方向回転されるのであるが、この際、モータ9の最高回転数が400rpmに制限される。ステップS10及びS12の高速脱水では、排水弁19の開放状態でドラム10が高速で一方向回転され、このときのモータ9の最高回転数は、例えば1200rpmに設定される。
ステップS9のシャワーすすぎは、水槽7内の所定水位までの給水後、ドラム10を低速で正逆方向に回転させながら、循環ポンプ21を駆動することにより行われ、その後、排水が行われる。ステップS11、S13のためすすぎでは、水槽7内の所定水位までの給水後、ドラム10を低速で正逆方向に回転させることにより行われ、その後排水が行われる。このすすぎ行程が終了すると、ステップS14にて、最終脱水の行程が実行される。この最終脱水行程も、排水弁19の開放状態で、ドラム10が高速で一方向回転される。このときのモータ9の最高回転数は、例えば1200rpmとされる。最終脱水行程の終了後、扉4のロックが解除され、電源がオフされる。
さて、上述のように、制御装置41は、洗濯運転における複数回の排水時において、排水異常の有無を常に判定し、排水異常を検知したときに排水異常の報知を行う。図6のフローチャートは、制御装置41が実行する、洗い行程後の排水時における、排水異常の判定(検知)及び異常報知に関する処理手順を示している。即ち、ステップS21にて電源がオンされ、ステップS22にて洗濯運転がスタートされると、ステップS23にて洗い行程が実行される。
洗い行程(或いはその後の冷却行程)が終了すると、ステップS24にて排水弁19が開放されて排水の行程が開始される。この排水の行程においては、ステップS25にて、常に水位センサ25により水槽7内の水位が監視され、リセット水位に達したか(低下したか)どうかが判断される。リセット水位に達していない場合には(ステップS25にてNo)、ステップS26にて、所定時間(例えば4分)が経過したかどうかが判断される。この所定時間は、排水経路におけるリントフィルタの詰り等の異常がない場合に、排水弁19の開放からリセット水位に低下するまでに十分な時間に設定される。
所定時間が経過するまでは(ステップS26にてNo)、ステップS25に戻ってリセット水位に達したか(低下したか)どうかが判断される。所定時間が経過する前にリセット水位に達した場合には(ステップS25にてYes)、排水が正常に行われた(排水異常はない)と判定され、ステップS27にて一定時間(例えば10秒間)の経過を待って、次のステップS28にて排水完了と判断し、ステップS29にて次の行程に進む。
これに対し、検出水位がリセット水位まで低下しない状態のまま、所定時間(4分)が経過してしまった場合には(ステップS26にてYes)、ステップS30にて排水異常と判定(検知)される。そしてこの場合には、次のステップS31にて、温水を使用するコース(温水洗濯運転)が実行されているかどうかが判断される。温水を使用していない、つまり常温の水を使用している通常洗濯運転の場合には(ステップS31にてNo)、ステップS32にて、排水異常の異常報知がなされる。この異常報知は、操作パネル40の時間表示部49に「C1」のエラー表示を行うと共に、ブザー51を鳴動させることにより行われる。尚、この際の異常報知は、排水異常を検知した直後に行っても良いし、排水異常の検知時点から一定時間後(例えば0〜5分後)に行うようにしても良い。
一方、温水洗濯運転が実行されている場合には(ステップS31にてYes)、ステップS33にて、排水異常を検知してから所定の待機時間(例えば10分)が経過したかどうかが判断される。所定の待機時間(10分)が経過すると(ステップS33にてYes)、ステップS34にて、水温センサ38による水温の検出が行われる。そして、ステップS35にて、水温センサ38の検出水温が所定温度(例えば48℃)未満であるかどうかが判断される。水温センサ38の検出水温が所定温度未満である場合には(ステップS35にてYes)か、ステップS36にて、排水異常の異常報知が行われる。
これに対し、水温センサ38の検出水温が所定温度(48℃)以上である場合には(ステップS35にてNo)、ステップS37に進み、排水異常検知から最大遅延時間(70分)が経過したかどうかが判断さる。未だ最大遅延時間(70分)が経過していない場合には(ステップS37にてNo)、ステップS34に戻り、水温センサ38による水温検出が再び行われる。そして、最大遅延時間(70分)が経過した場合には(ステップS37にてYes)、ステップS38にて、水温センサ38の検出水温に関係なく、無条件で異常報知が行われる。
これにて、常温の水を使用した通常洗濯運転の場合には、排水異常の検知時に速やかに異常報知が行われるようになり、ユーザは速やかにリントフィルタの点検作業などを行うことができる。これに対し、温水を使用している温水洗濯運転の場合には、排水の行程で排水異常を検知した場合でも、すぐに異常報知が行われることはなく、所定の遅延時間(10分間)を置いた後、つまり例えば自然冷却により洗濯水の水温がある程度低下するための時間を経た後に、初めて異常報知が行われるようになる。しかもこのとき、水温センサ38の検出水温が所定温度(48℃)未満になったことを条件に報知がなされるので、ユーザは、洗濯水が所定温度(48℃)未満の状態で、リントフィルタの点検作業などを安全に行うことができる。尚、所定の遅延時間を置くことにより、その時間内に水槽7内の洗濯水も徐々にではあるが減少するため、この観点からも安全性が高まる。
このように本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。本実施形態の洗濯機1では、温水ヒータ35により水槽7内で温水を生成し、温水を使用して高い洗浄効果を得ることができる温水洗浄コースの洗濯運転の実行が可能となった。但し、常温よりも高い高温の温水を用いるため、ユーザ(人)に対する安全性の確保が必要となる。このとき、もし排水異常が検知されて異常報知が行われた場合、ユーザはリントフィルタの点検のため、外箱2前面下部のカバー2bを開放して、フィルタユニット17のキャップ18を開放する操作を行うが、例えば水槽7、送水ホース16、フィルタユニット17、排水ホース22部分に残っている温水がユーザの手等にかかってしまう虞がある。
ところが、本実施形態では、制御装置41は、排水異常が検知された際に、温水を使用した温水洗濯運転が実行されていると判断されている場合には、異常報知を行うタイミングを、常温の水を使用した通常洗濯運転の場合に比べて遅延させるように構成されている。従って、遅延時間を置いた後に異常報知が行われるので、温度が低下した安全な状態で、ユーザがフィルタの点検などの、排水異常に対する対処を行うことができる。この結果、温水での洗濯運転が実行されている場合における、排水異常を検知した際のユーザの安全性を確保することができるという優れた効果を奏する。
特に本実施形態では、水温センサ38の検出水温が、所定温度(48℃)未満であるときに、異常報知が行われ、所定温度(48℃)以上である場合には異常報知が行われない構成とした。これにより、十分な安全性が確保された状態で、ユーザがフィルタの点検などの、排水異常に対する対処を行うことができる。排水異常を検知した時点では、水温が比較的高かった場合でも、水温が十分に低下した際には、極力速やかに異常報知を行うことができる。
このとき、特に本実施形態では、制御装置41は、排水異常を検知した際に、所定の待機時間(10分間)が経過した後に、異常報知を行うかどうかの判断を行う。これにより、排水異常を検知した時点では、水温が比較的高かった場合でも、待機時間を経ることによって、ある程度、温度が低下するだけの余地を残して判断を行うことができ、排水異常を検知したにもかかわらず、異常報知が行われなくなるケースを少なく済ませることができる。
しかも、本実施形態では、制御装置41は、排水異常を検知した後、最大遅延時間(70分)が経過した後には、無条件で異常報知を行う。排水異常を検知したにも拘わらず、いつまでも異常報知が行われないことは、ユーザが故障と勘違いする虞があるので、最大遅延時間を設けることによって、適当な時間経過後に必ず異常報知が行われることになり、ユーザに不信感を抱かせることを防止することができる。
(2)第2、第3の実施形態、その他の実施形態
図7は、第2の実施形態を示すものであり、上記第1の実施形態と異なるところは、以下の点にある。即ち、この第2の実施形態では、制御装置41は、排水異常を検知した際に、水温センサ38の検出水温に基づき、検出水温が高いほど遅延時間を長くするように、異常報知を行うタイミングを変更するようになっている。具体的には、排水異常検知時点の水温が、48℃未満であるときには、検知時点から10分後(所定の待機時間の経過後)に異常報知を行う。また、排水異常検知時点の水温が48℃以上58℃未満であるときには、検知時点から20分後に異常報知を行う。このように、排水異常検知時点の水温に応じて、異常報知のタイミングが変動され、排水異常検知時点の水温が63℃以上であったときには、70分後に異常報知が行われる。
図7は、第2の実施形態を示すものであり、上記第1の実施形態と異なるところは、以下の点にある。即ち、この第2の実施形態では、制御装置41は、排水異常を検知した際に、水温センサ38の検出水温に基づき、検出水温が高いほど遅延時間を長くするように、異常報知を行うタイミングを変更するようになっている。具体的には、排水異常検知時点の水温が、48℃未満であるときには、検知時点から10分後(所定の待機時間の経過後)に異常報知を行う。また、排水異常検知時点の水温が48℃以上58℃未満であるときには、検知時点から20分後に異常報知を行う。このように、排水異常検知時点の水温に応じて、異常報知のタイミングが変動され、排水異常検知時点の水温が63℃以上であったときには、70分後に異常報知が行われる。
この第2の実施形態によれば、上記第1の実施形態と同様に、温水での洗濯運転が実行されている場合における、排水異常を検知した際のユーザの安全性を確保することができるという優れた効果を奏する。そして、排水異常を検知した際の水温が高いほど遅延時間が長くされるので、検出水温が比較的高かった場合でも、温度が十分に低下した状態で異常報知を行うことが可能となる。また、水温が比較的低い場合には、遅延時間も比較的短くなるので、できるだけ速やかに異常報知を行うことができる。
図8は、第3の実施形態を示しており、上記第1の実施形態と異なるところは、操作パネル40に設けられた表示装置61における異常報知の態様にある。即ち、この第3の実施形態では、例えば液晶表示装置からなる表示装置61を備えている。この表示装置61は、文字メッセージの表示を自在に行うことが可能とされ、ブザー51等と共に排水異常を報知する報知手段として機能する。
制御装置41は、温水洗濯運転が実行されている場合には、排水異常を検知した際に、上記第1、第2の実施形態と同様に、10分又はそれ以上の所定の遅延時間をおいて異常報知を行う。この異常報知においては、図8(b)に示すように、表示装置61に、排水異常である旨、及びリントフィルタ等の点検を促す文字メッセージが表示される。そして、この第3の実施形態では、制御装置41は、排水異常を検知した後、異常報知を行うまでの間に、表示装置61に水温が高温である旨を知らせる前段報知を行う。
この前段報知においては、図8(a)に示すように、表示装置61に、排水異常を検知したが、点検の実施を、槽内の水温が低下するまで待つように促す文字メッセージが表示される。この第3の実施形態によれば、1段階目で前段報知が行われることによって、ユーザは、高温であることを知ることができ、その後水温が低下して2段階目の異常報知が行われることにより、安全性を確保した状態で対処を行うことができる。前段報知により、遅延時間におけるユーザの違和感をなくすことができる利点も得ることができる。
尚、図示はしないが、以下に述べるその他の実施形態のように構成することも可能である。即ち、制御装置41は、温水を利用した洗濯運転中に電源切断状態となった場合に、記憶手段としての不揮発性メモリ50に温水洗浄を記憶する。そして、制御装置41は、電源がオンされた際に、前記不揮発性メモリ50に温水洗浄が記憶されている場合には、再開後の洗濯運転における温水の利用の有無に関係なく、上記第1〜第3の実施形態のように、排水異常を検知した際の異常報知を遅延させる制御を実行するように構成することができる。
これによれば、温水を利用した洗濯運転中に電源切断状態となった場合には、再開時にも温水や各部の高温状態が残っているケースが考えられるので、その後、洗濯運転が再開された際に、不揮発性メモリ50に温水洗浄が記憶されている場合には、異常報知を遅延させることにより、ユーザの安全性を高めることができる。尚、水槽7内(洗濯水)の温度が十分に低下した状態となった時点で、不揮発性メモリ50の温水洗浄の記憶をクリアすることができる。
また、上記各実施形態では、温水ヒータ35(加熱手段)を設けて、常温の水(水道水等)を加熱することにより温水洗濯運転を実行するように構成したが、温水供給手段としては、給湯器などから温水を洗濯機1に供給できる場合、風呂水ポンプにより風呂の残り湯(比較的温度の高いぬるま湯)を水槽7内に供給できる場合等であっても良い。このように温水を供給して洗濯運転を実行する場合でも、制御装置は、温水洗濯運転が実行されていると判断することができる。
その他、洗濯機としては、ドラム式の洗濯機に限られず、水槽および回転槽の中心軸線が上下方向に向く、いわゆる縦軸型の洗濯機にも適用することができる。また、所定温度等の水温や待機時間などの時間の具体的数値としても、一例を示したに過ぎず、適宜変更することが可能である等、要旨を逸脱しない範囲内で様々に変更して実施し得るものである。
図面中、1は洗濯機、2は外箱(洗濯機本体)、7は水槽、10はドラム(洗い槽)、17はフィルタユニット、19は排水弁、21は循環ポンプ、25は水位センサ、35は温水ヒータ(温水供給手段)、38は水温センサ(水温検出手段)、40は操作パネル、41は制御装置(制御手段、排水異常検知手段、報知制御手段)、49は時間表示部(異常報知手段)、50は不揮発性メモリ(記憶手段)、51はブザー(異常報知手段)、61は表示装置(異常報知手段)を示す。
Claims (7)
- 洗い槽内で温水を使用した洗濯運転の実行が可能な洗濯機であって、
温水を使用した温水洗濯運転が実行されているか否かを判断する判断手段と、
前記洗い槽からの排水の異常を検知する排水異常検知手段と、
前記排水異常検知手段が排水の異常を検知したときに排水異常を報知する異常報知手段と、
前記判断手段により温水洗濯運転が実行されていると判断されているときには、前記排水異常検知手段が排水異常を検知した際の前記異常報知手段により異常報知を行うタイミングを、常温の水を使用した通常洗濯運転の場合よりも遅延させる報知制御手段とを備える洗濯機。 - 前記洗い槽内の洗濯水の温度を検出する水温検出手段を備え、
前記報知制御手段は、前記排水異常検知手段が排水異常を検知した際の前記水温検出手段により検出された水温に応じて、該水温が高いほど遅延時間を長くするように、前記異常報知手段により異常報知を行うタイミングを変更する請求項1記載の洗濯機。 - 洗い槽内で温水を使用した洗濯運転の実行が可能な洗濯機であって、
前記洗い槽からの排水の異常を検知する排水異常検知手段と、
前記排水異常検知手段が排水の異常を検知したときに排水異常を報知する異常報知手段と、
前記洗い槽内の洗濯水の温度を検出する水温検出手段と、
前記排水異常検知手段が排水異常を検知した際に、前記水温検出手段により検出された水温が所定温度未満であることを条件に、前記異常報知手段により異常報知を行う報知制御手段とを備える洗濯機。 - 前記報知制御手段は、前記排水異常検知手段が排水異常を検知した際に、所定の待機時間が経過した後に、前記異常報知手段により異常報知を行うかどうかの判断を行う請求項3記載の洗濯機。
- 温水を利用した洗濯運転中に電源切断状態となった場合に、温水洗浄を記憶する記憶手段を備え、
前記報知制御手段は、電源がオンされた際に、前記記憶手段に温水洗浄が記憶されている場合には、再開後の洗濯運転における温水の利用の有無に関係なく、前記排水異常検知手段が排水異常を検知した際の異常報知の制御を実行する請求項1から4のいずれか一項に記載の洗濯機。 - 前記報知制御手段は、前記排水異常検知手段が排水異常を検知した後、最大遅延時間が経過した後に、無条件で前記異常報知手段により異常報知を行う請求項1から5のいずれか一項に記載の洗濯機。
- 前記報知制御手段は、前記排水異常検知手段が排水異常を検知した後、前記異常報知手段により異常報知を行うまでの間に、水温が高温である旨を知らせる前段報知を行う請求項1から6のいずれか一項に記載の洗濯機。
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JP2019158262A (ja) * | 2018-03-14 | 2019-09-19 | 大阪瓦斯株式会社 | 風呂装置 |
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2015
- 2015-10-27 JP JP2015210704A patent/JP2017080011A/ja active Pending
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