JP2017077815A - シートベルト装置 - Google Patents

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修 深渡瀬
根崎 琢也
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琢也 根崎
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Abstract

【課題】乗員の保護性能を向上させる。
【解決手段】プリテンショナが作動し、乗員の上半身が車両用シートのシートバックに引き付けられた状態で、ロック機構70が作動し、ウェビング32がタングプレート50に押し付けられて固定されロックする。したがって、乗員が適切な姿勢で車両用シートに拘束されるので、乗員の保護性能が向上する
【選択図】図2

Description

本発明は、シートベルト装置に関する。
特許文献1には、車両の急減速時もしくは衝突予知時に、シートベルトを拘束する拘束手段を設けたシートベルト装置が開示されている。この先行技術では、シートベルトを拘束した状態下において、ラップベルトのプリテンショナを作動させることにより、該ラップベルトによる乗員拘束性、特に、乗員腰部の拘束性を高めている。
なお、その他関連する技術が特許文献2に開示されている。
特開2011―201412号公報 特開2015―020580号公報
上記先行技術では、シートベルトを拘束した状態下において、ラップベルトのプリテンショナが作動する。このため、拘束手段によるシートベルト拘束時の乗員の姿勢によっては、ラップベルトによる乗員拘束性を十分に高めることができずに、乗員の保護性能が向上しないことが考えられる。
本発明は、上記事実を考慮し、乗員の保護性能を向上させることが可能なシートベルト装置を提供することが目的である。
請求項1のシートベルト装置は、車両用シートに着座した乗員に装着されるウェビングと、前記ウェビングが挿通され、バックルに離脱可能に装着されたタングプレートと、車両の衝突予知時に作動し、前記ウェビングに作用する張力を増加させるプリテンショナと、前記プリテンショナの作動後に作動し、前記タングプレートに前記ウェビングを押し付けた状態にして固定する固定手段と、を備えている。
請求項1に記載の発明では、車両の衝突予知時にプリテンショナが作動することで、ウェビングに作用する張力が増加し、乗員が車両用シートに引き付けられる。そして、固定手段によってタングプレートにウェビングを押し付けた状態にしてウェビングがタングプレートに固定される。したがって、乗員が適切な姿勢で車両用シートに拘束される
請求項1に記載の発明によれば、乗員が適切な姿勢で車両用シートに拘束されるので、乗員の保護性能が向上する。
本発明の第一実施形態に係るシートベルト装置で乗員が車両用シートに拘束された状態を示す正面図である。 本発明の第一実施形態に係るシートベルト装置のバックル及びタングプレートの内部構造を模式的に示す正面図である。 本発明の第二実施形態に係るシートベルト装置のバックルを模式的に示す正面図である。 シートベルト装置を制御する制御装置を含むブロック図である。
<第一実施形態>
図1及び図2を用いて、本発明の第一実施形態に係るシートベルト装置について説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、それぞれシートベルト装置が適用された車両の車両前後方向前側、車両上下方向上側、車両幅方向外側を、それぞれ示している。
(構造)
先ず、本実施形態のシートベルト装置の構造について説明する。
図1に示すように、車両10の車室11には、乗員Pが着座する車両用シート12とシートベルト装置30とが設けられている。車両用シート12は、乗員Pが着座するシートクッション14と、このシートクッション14の後端部に配置され、且つリクライニング機構によって傾倒可能に支持されたシートバック16と、このシートバック16の上端部に設けられ乗員Pの頭部Hを支持するヘッドレスト18と、を含んで構成されている。
本実施形態のシートベルト装置30は、所謂三点式のシートベルト装置であり、ウェビング32、アンカプレート34、リトラクタ36、ショルダアンカ38、バックル40、タングプレート50及びプリテンショナ60を含んで構成されている。
ウェビング32は、帯状とされ、長手方向の一端がアンカプレート34に結合されると共に、長手方向の他端がリトラクタ36にて引き出し可能に巻き取られている。
本実施形態では、アンカプレート34は、車両用シート12のシートクッション14の後部における車幅方向外側の側部に固定されている。
リトラクタ36は、ウェビング32を引き出し可能に巻き取る機能を有し、本実施形態では車両用シート12のシートクッション14の車幅方向外側において、図示しないセンタピラー下部に固定されている。
ショルダアンカ38は、車両用シート12のシートバック16の車両幅方向外側斜め上方且つ車両前後方向後側に配置されている。なお、このショルダアンカ38の車両上下後方向下側に、前述のリトラクタ36が配置されている。
バックル40は、シートクッション14の後部における車幅方向内側で、支持プレート42を介して、車両前後方向の位置を調整可能に支持されている。具体的には、上端側にバックル40が固定された板金製の支持プレート42の下端が、車両幅方向に沿った軸線回りに揺動可能に支持され、この支持プレート42の軸線回りの揺動によって、乗員Pの体格やシートバック16のリクライニング角等に応じたバックル40の車両前後方向の位置が調整される構成である。
また、このバックル40には、挿通孔52にウェビング32が挿通されたタングプレート50(図2も参照)が挿入され係合される。なお、バックル40の解除ボタン44を押すことでタングプレート50の係合が解除される。つまり、バックル40にタングプレート50が離脱可能に装着される。そして、タングプレート50をバックル40に挿入して係合することで(装着することで)、ウェビング32が車両用シート12に着座した乗員Pに装着される構成となっている。
このウェビング32の装着状態において、アンカプレート34に一端が結合されたウェビング32は、車両幅方向内側に延在したのち、タングプレート50で折り返されて車両幅方向外側斜め上方に延在し、更にショルダアンカ38で折り返されて車両上下方向下側に延在したのち、他端がリトラクタ36で引き出し可能に巻き取られている。
なお、ウェビング32におけるショルダアンカ38からタングプレート50にかけての部分がショルダーベルト部32Aとされ、ウェビング32におけるタングプレート50からアンカプレート34にかけての部分がラップベルト部32Bとされる。すなわち、ウェビング32は、バックル40に対する一方側がショルダーベルト部32Aとされ、バックル40に対する他方側がラップベルト部32Bとされている。別の観点から説明すると、ウェビング32は、タングプレート50によってショルダーベルト部32Aとラップベルト部32Bとに区分けされる。
ショルダーベルト部32Aは、乗員Pの車両幅方向外側の肩部Sから車両幅方向内側の腰部Lにかけて斜めにかつ前方から乗員Pの上体(上半身)に装着され、該上体を車両用シート12のシートバック16に拘束するようになっている。また、ラップベルト部32Bは、乗員Pの腰部Lに対し前上方から装着され、該腰部Lを車両用シート12に拘束するようになっている。
前述のリトラクタ36には、プリテンショナ60が設けられている。プリテンショナ60は、ウェビング32を強制的に巻き取ってウェビングに作用する張力を増加させ、ウェビング32のたるみをとり除くと共に乗員Pを車両用シート12に引き付ける装置である。
図2に示すように、バックル40には、ウェビング32をロックするロック機構70が設けられている。ロック機構70は、スライドプレート72と、このスライドプレート72をスライドさせる駆動部74とを有している。
この駆動部74によって、スライドプレート72は想像線(二点鎖線)及び矢印Mで示されているようにスライドし、送出孔46から送り出される。送り出されたスライドプレート72の先端部72Aが、バックル40に係合した状態のタングプレート50の挿通孔52に挿通されたウェビング32に圧接し、ウェビング32をタングプレート50に押し付けた状態にして固定しロックする。
なお、スライドプレート72をスライドさせる駆動部74は、どのような機構であってもよい。一例としては図2に示すように、回転アーム78に形成された長孔76にスライドプレート72に設けた軸部71が挿入され、矢印Rで示すように回転アーム78が回転することで、スライドプレート72がスライドする機構が挙げられる。
図4に示すように、車両10は制御装置80を備えており、この制御装置80には、車両10の衝突予知センサ82、プリテンショナ60及びロック機構70が電気的に接続されている。そして、制御装置80は、衝突予知センサ82の信号によって車両10の衝突が予知された際に、先ずプリテンショナ60を作動させ、プリテンショナ60が作動したのち、ロック機構70を作動させる。
なお、図4の(170)は、後述する第二実施形態のロック機構170を示している。
また、衝突予知センサ62は、例えば、ミリ波レーダ、ステレオカメラ、アンチロック・ブレーキ・システム(ABS:Antilock Brake System)等の車両安定性制御システム(VSC:Vehicle Stability Control System)、ロールオーバーセンサー等を使用することができる。
また、図示していないが、乗員Pの車両前後方向前側に前面衝突時に乗員Pを保護するエアバッグが設けられている。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
車両10の衝突が予知されると、プリテンショナ60が作動し、ウェビング32が強制的に巻き取られ、ウェビング32(の主にショルダーベルト部32A)に作用する張力が増加する。これにより乗員Pの上半身が車両用シート12のシートバック16に引き付けられる。
このように、プリテンショナ60が作動し、乗員Pの上半身が車両用シート12のシートバック16に引き付けられた状態で、ロック機構70が作動し、ウェビング32がタングプレート50に固定されロックする。
したがって、乗員Pが適切な姿勢で車両用シート12に拘束されるので、乗員Pの保護性能が向上する
また、乗員Pの上半身が車両用シート12のシートバック16に適切な位置で拘束されるので、エアバッグによる乗員Pの保護が効果的に行われる。
<第二実施形態>
次に、図3を用いて、本発明の第二実施形態に係るシートベルト装置について説明する。なお、第一実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(構造)
図3に示す本実施形態のシートベルト装置130は、ロック機構170がタングプレート150に設けられている以外は、第一実施形態と同様の構造である。
バックル140には、挿通孔52にウェビング32が挿通したタングプレート150が挿入され係合される。なお、バックル140は、第一実施形態のロック機構70(図2参照)が設けられていない以外は、バックル40(図2参照)と同じ構造である。
タングプレート150には、ウェビング32をロックするロック機構170が設けられている。ロック機構170は、スライドプレート172と、このスライドプレート172をスライドさせる駆動部174とを有している。
駆動部174によって、スライドプレート172が想像線(二点鎖線)及び矢印Nで示されているように、スライドする。スライドしたスライドプレート172の先端部172Aが、バックル140に係合した状態のタングプレート150の挿通孔52に挿通されたウェビング32に圧接し、ウェビング32をタングプレート150に押し付けた状態にして固定しロックする。
なお、スライドプレート172をスライドさせる駆動部174は、どのような機構であってもよい。一例としては図3に示すように、スライドプレート172の両端部に設けられた軸状の磁力部176が、ソレノイド178に挿入され、このソレノイド178に電流を流すことで、スライドプレート172がスライドする機構が挙げられる。
図4に示す制御装置80は、衝突予知センサ82の信号によって車両10の衝突が予知された際に、先ずプリテンショナ60を作動させ、プリテンショナ60が作動したのち、ロック機構170を作動させる。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
車両10の衝突が予知されると、プリテンショナ60が作動し、乗員Pの上半身が車両用シート12のシートバック16に引き付けられる。そして、プリテンショナ60が作動し、乗員Pの上半身が車両用シート12のシートバック16に引き付けられた状態で、ロック機構170が作動し、ウェビング32がタングプレート150に固定されロックする。
したがって、乗員Pが適切な姿勢で車両用シート12に拘束されるので、乗員Pの保護性能が向上する。
また、乗員Pの上半身が車両用シート12のシートバック16に適切な位置で拘束されるので、エアバッグによる乗員Pの保護が効果的に行われる。
<その他>
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態では、プリテンショナ60は、リトラクタ36に設けられたリトラクタプリテンショナーであったが、これに限定されない。アンカプレート34(ラップアウタ)部分に設けられるラップアウタプリテンショナであってもよいし、バックル40に設けられるバックルプリテンショナであってもよい。
更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
12 車両用シート
30 シートベルト装置
32 ウェビング
40 バックル
50 タングプレート
52 挿通孔
60 プリテンショナ
70 ロック機構(固定手段の一例)
130 シートベルト装置
140 バックル
150 タングプレート
170 ロック機構(固定手段の一例)
P 乗員

Claims (1)

  1. 車両用シートに着座した乗員に装着されるウェビングと、
    前記ウェビングが挿通され、バックルに離脱可能に装着されたタングプレートと、
    車両の衝突予知時に作動し、前記ウェビングに作用する張力を増加させるプリテンショナと、
    前記プリテンショナの作動後に作動し、前記タングプレートに前記ウェビングを押し付けた状態にして固定する固定手段と、
    を備えたシートベルト装置。
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