JP6916048B2 - シートベルト装置 - Google Patents

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本発明は、タングがバックルに取り付けられた状態で、ウェビングが乗員の上体及び腰部を拘束するシートベルト装置に関する。
車両用のシートベルト装置として、車体側から繰り出し可能なウェビングと、ウェビングの延在方向へ移動自在のタングと、タングとロック自在でシート着座部の外側に配置されたバックルと、を備え、タングがバックルにロックされた状態で、ウェビングが乗員の上体を左右一方上側から左右他方下側にかけて拘束するとともに、乗員の腰部を左右他方から左右一方にかけて拘束するものが知られている。この種のシートベルト装置では、車両の前面衝突時に、乗員は車両に対して相対的に前方へ移動する。このとき、ウェビングの一端側が車体側から繰り出されるため、その繰り出し量に応じて乗員の上体が前方へ移動しようとする。しかしながら、バックルはインナーベルトを介してシート又は車体に固定されているため、乗員の上体のバックル側は依然として強く拘束され、ウェビングから上体に加わる負荷が局所的に大きくなるおそれがあった。ここで、乗員の上体におけるバックル側の拘束力を緩和するため、インナーベルトを長くする等によりバックルの位置を上方又は前方へずらすことも考えられるが、この場合は乗員の腰部の拘束力も低下し、前面衝突時に乗員の体全体が前方へ移動してしまうおそれがある。
乗員の腰部の拘束力を維持しつつ、乗員の上体に加わる負荷を軽減したシートベルト装置として、特許文献1に記載のものが提案されている。特許文献1のシートベルト装置では、タングに分離可能なクランプ部材が設けられ、前面衝突時に、タングから分離したクランプ部材とホルダにより乗員の腰部側のウェビングの移動が抑制される。一方、タング及びバックルはインナプリテンショナ及び固定部材を介して車体と接続されており、前面衝突時に、乗員の上体からウェビングに特定値以上の荷重が作用すると、固定部材が変形してインナプリテンショナとともにタング及びバックルの上方への移動が許容されるようになっている。
特開2014−181011号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシートベルト装置では、前面衝突時に、タング及びバックルの上方への移動を許容させるため、車両に別途、固定部材を設置しなければならず、車両のレイアウトが制限されてしまう。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両のレイアウトが制限されることなく、車両の前面衝突時に、乗員の腰部の拘束力を低下させずに、上体のバックル側に加わる負荷を低減することのできるシートベルト装置を提供することにある。
本発明によれば、一端側が車体におけるシートの左右一方外側の上方から繰り出され、他端側が車体におけるシートの左右一方外側の下方に固定されるウェビングと、前記ウェビングに設けられ、前記ウェビングの延在方向へ移動自在のタングと、前記タングとロック自在でシート着座部の左右他方外側に配置されたバックルと、を備え、前記タングが前記バックルにロックされた状態で、前記ウェビングは、乗員の上体を左右一方上側から左右他方下側にかけて拘束する上体拘束区間と、乗員の腰部を左右他方から左右一方にかけて拘束する腰部拘束区間と、を有し、前記ウェビングにおける前記上体拘束区間の左右他方側のアンカー部と、前記腰部拘束区間の左右他方側のアンカー部を、別個の構成としたシートベルト装置が提供される。
このシートベルト装置によれば、着座した乗員により、タングがバックルにロックされ、乗員の上体がウェビングの上体拘束区間により拘束されるとともに、乗員の腰部がウェビングの腰部拘束区間により拘束される。ここで、上体拘束区間の左右他方側のアンカー部と、腰部拘束区間の左右他方側のアンカー部が、別個の構成であるので、腰部拘束区間のアンカー部を腰部の拘束に適した構成としつつ、上体拘束区間のアンカー部をウェビングの一端側が車体から繰り出されることを考慮して構成することができる。
上記シートベルト装置において、前記上体拘束区間の左右他方側のアンカー部は、前記腰部拘束区間の左右他方側のアンカー部よりも上方に位置してもよい。
このシートベルト装置によれば、上体拘束区間のアンカー部が腰部拘束区間のアンカー部よりも上方であるので、上体拘束区間のアンカー部が腰部拘束区間のアンカー部と同じ位置である場合と比べて、車両の前面衝突時における乗員の上体のバックル側の拘束力を低減することができる。
上記シートベルト装置において、前記タングが前記バックルにロックされた状態で、前記タング及び前記バックルからなるロック構造体に、前記ウェビングの前記上体拘束区間と前記腰部拘束区間の間の保持区間が保持され、前記ロック構造体における前記ウェビングの前記保持区間の一端が前記上体拘束区間のアンカー部をなすとともに、前記保持区間の他端が前記腰部拘束区間のアンカー部をなしてもよい。
このシートベルト装置によれば、ロック構造体に保持される保持区間の長さの分だけ、上体拘束区間のアンカー部と腰部拘束区間のアンカー部を離隔させることができる。
上記シートベルト装置において、前記ロック構造体は、前記ウェビングと係わって前記保持区間の一端及び他端の一方の位置を決定する軸部と、前記軸部を所定方向へ移動させ、前記保持区間の長さを調整する移動機構と、を有してもよい。
このシートベルト装置によれば、軸部を移動させることにより保持区間の長さを調整することができる。
上記シートベルト装置において、前記軸部は、前記タングが前記バックルにロックされていない状態で前記タング側に配置され、前記タングが前記バックルにロックされた状態で前記バックル側へ移動可能となってもよい。
このシートベルト装置によれば、軸部が予めタングに配置され、タングとバックルのロック後に軸部をバックル側へ移動させることにより、上体拘束区間のアンカー部と腰部拘束区間のアンカー部を比較的大きく離隔させることができる。
上記シートベルト装置において、前記タング及び前記バックルは、上体拘束用と腰部拘束用とで別個に設けられてもよい。
このシートベルト装置によれば、上体拘束用と腰部拘束用とでタング及びバックルが別個に設けられるので、各バックルの設置角度、各アンカー部の位置等を上体拘束用と腰部拘束用とで別個に設定することができ、設計自由度が飛躍的に向上する。
上記シートベルト装置において、前記各バックルは、一端側に前記タングとのロック部分が形成され、他端側がシートまたは車体に固定され、上体拘束用の前記バックルの固定位置は、腰部拘束用の前記バックルの固定位置よりも前方であってもよい。
このシートベルト装置によれば、上体拘束用のバックルの固定位置が腰部拘束用のバックルの固定位置よりも前方であるので、上体拘束用のバックルの固定位置が腰部拘束用のバックルの固定位置と同じである場合と比べて、車両の前面衝突時における乗員の上体のバックル側の拘束力を低減することができる。
本発明によれば、車両のレイアウトが制限されることなく、車両の前面衝突時に、乗員の腰部の拘束力を低下させずに、上体のバックル側に加わる負荷を低減することができる。
図1は、本発明の一実施形態を示すものであって、乗員を拘束している状態を示すシートベルト装置の概略説明図である。 図2は、シートベルト装置の概略説明図である。 図3は、タング及びバックルの模式説明図であり、(A)はロックが解除されている状態、(B)はロックされている状態を示す。 図4は、変形例を示すものであって、乗員を拘束している状態を示すシートベルト装置の概略説明図である。
図1から図3は本発明の一実施形態を示すものであり、図1は乗員を拘束している状態を示すシートベルト装置の概略説明図、図2はシートベルト装置の概略説明図、図3(A)はロックが解除されている状態のタング及びバックルの模式説明図、図3(B)はロックされている状態のタング及びバックルの模式説明図である。
図1に示すように、このシートベルト装置1は、車両用のシート2に着座した乗員3を拘束する。本実施形態においては、シート2は自動車車両の前席であり、シートベルト装置1は前席の乗員を拘束する。シートベルト装置1は、車体から繰り出し自在のウェビング10と、ウェビング10に設けられるタング20と、タング20とロック自在のバックル30と、を有する。シート2に着座した乗員3によって、ウェビング10のタング20がバックル30にロックされることにより、乗員3がシート2に拘束される。
図2に示すように、ウェビング10は、長帯状を呈し、一端側が車体におけるシート2の左右一方外側の上方から繰り出され、他端側が車体におけるシートの左右一方外側の下方に固定される。本実施形態においては、ウェビング10は、一端側がシート2のバックレスト2a上端の車幅方向外側から繰り出され、他端側がシート2の着座部2bの車幅方向外側に固定される。ウェビング10の一端側は図示しない車両のリトラクタに接続され、ウェビング10には常時、リトラクタから巻き取り方向の張力が作用している。本実施形態においては、リトラクタには、前面衝突時にウェビング10を巻き込むプリテンショナ機能と、前面衝突時に所定荷重以上の負荷が加えられるとウェビング10を繰り出すフォースリミッタ機能とが備えられている。
タング20は、ウェビング10の延在方向へ移動自在に構成される。バックル30は、インナーベルト30aを介してシート2または車体に固定される。本実施形態においては、インナーベルト30aの基端部は、シート2における着座部2aの後部のフレーム部分に回転自在に固定されている。インナーベルト30aは基端部から上方へ傾いて斜め前方へ延び、バックル30はインナーベルト30aの基端部を中心に回転自在となっている。
図1に示すように、タング20がバックル30とロックされると、タング20とバックル30でロック構造体40をなし、ウェビング10はロック構造体40で折り返される。具体的には、ウェビング10は、タング20がバックル30とロックされた状態で、乗員の上体3aを左右一方上側から左右他方下側にかけて拘束する上体拘束区間11と、乗員3の腰部3bを左右他方から左右一方にかけて拘束する腰部拘束区間12と、を有する。本実施形態においては、ロック構造体40は、ウェビング10の上体拘束区間11と腰部拘束区間12の間の保持区間13(図3参照)を保持する。そして、ロック構造体40におけるウェビング10の保持区間13の一端が上体拘束区間11のアンカー部11aをなすとともに、保持区間13の他端が腰部拘束区間12のアンカー部12aをなしている。すなわち、上体拘束区間11の左右他方側のアンカー部11aと、腰部拘束区間12の左右他方側のアンカー部12aは、別個に構成されている。本実施形態においては、上体拘束区間11のアンカー部11aは、腰部拘束区間12のアンカー部12aよりも前方かつ上方に位置している。
図3(A)に示すように、タング20は、ウェビング10を挿通する挿通孔21と、ウェビング10の挿通孔21よりも他端側と係わりウェビング10の折り返し部分を形成する軸部22と、軸部22の両端を所定方向へ移動可能に支持する一対のタング側ガイド23と、を有する。本実施形態においては、タング20の挿通孔21部分と軸部22がウェビング10と係わって、この間で保持区間13が形成される。そして、保持区間13の他端の位置は軸部22により決定される。
バックル30は、タング20の軸部22と係合自在のフック31と、タング20がロックされる位置で各タング側ガイド23と接続される一対のバックル側ガイド32と、フック31と係合された軸部22をバックル側ガイド32へ引き込む引込機構33と、を有している。すなわち、引込機構33が軸部22を所定方向へ移動させて保持区間33の長さを調整する移動機構をなし、軸部22はタング20がバックル30にロックされた状態でバックル30側へ移動可能となる。
具体的に、図3(A)に示すように、フック31は、鉤状に形成され、軸部22の軸方向両端側にそれぞれ配置される。本実施形態においては、フック31は弾性を有し、タング20の軸部22がロック位置へ向かって移動すると、フック31の先端側が軸部22と当接して軸部22から逃げる方向に弾性変形する。そして、軸部22がロック位置へ到達すると、フック31の先端側が元の位置に復帰して軸部22と係合する。
また、本実施形態においては、引込機構33は、乗員により操作される。具体的に、引込機構33はフック31と接続された部材を有しており、乗員が当該部材の操作部(図示せず)を移動させることにより、フック31とともに軸部22をバックル側ガイド32へ移動させることができる。そして、軸部22がバックル側ガイド32の端部付近へ到達すると、軸部用のロック機構(図示せず)により軸部22がロックされる。本実施形態においては、バックル30はタング20と比較して長尺に形成されており、バックル側ガイド32は比較的長く形成されている。図3(B)に示すように、軸部22がバックル側ガイド32へ引き込まれると、上体拘束区間11のアンカー部11aと、腰部拘束区間12のアンカー部12aが大きく離隔する。
本実施形態においては、引込機構33は乗員3により手動で操作されるが、自動で操作されるものであってもよい。この場合、軸部22とフック31が係合したことをセンサ等で検知することで、モータ等の駆動により軸部22をバックル側ガイド32へ移動させる構成を採用してもよい。このような自動動作機能に加え、引込機構33は、必要に応じて、前面衝突時にウェビング10を巻き込むプリテンショナ機能、前面衝突時に所定荷重以上の負荷が加えられるとウェビング10を繰り出すフォースリミッタ機能等を備えることもできる。
以上のように構成されたシートベルト装置1においては、着座した乗員3により、タング20がバックル30にロックされ、乗員3の上体3aがウェビング10の上体拘束区間11により拘束されるとともに、乗員3の腰部3bがウェビングの腰部拘束区間12により拘束される。ここで、上体拘束区間11の左右他方側のアンカー部11aと、腰部拘束区間12の左右他方側のアンカー部12aが、別個の構成であるので、腰部拘束区間12のアンカー部12aを腰部3bの拘束に適した構成としつつ、上体拘束区間11のアンカー部11aをウェビング10の一端側が車体から繰り出されることを考慮して構成することができる。従って、従来のようにバックルと車体の間に部材等を設置することなく、車両の前面衝突時に、乗員3の腰部3bの拘束力を低下させずに、上体3aのバックル30側に加わる負荷を低減することができる。
具体的には、上体拘束区間11のアンカー部11aが腰部拘束区間12のアンカー部12aよりも上方であるので、上体拘束区間11のアンカー部11aが腰部拘束区間12のアンカー部12aと同じ位置である場合と比べて、車両の前面衝突時における乗員3の上体3aのバックル30側の拘束力を低減することができる。
また、本実施形態のシートベルト装置1によれば、軸部22を移動させることにより保持区間13の長さを調整することができ、この保持区間13の長さの分だけ、上体拘束区間11のアンカー部11aと腰部拘束区間12のアンカー部12aを離隔させることができる。本実施形態によれば、軸部22が予めタング20に配置され、タング20とバックル30のロック後に軸部22をバックル30側へ移動させることにより、上体拘束区間11のアンカー部11aと腰部拘束区間12のアンカー部12aを比較的大きく離隔させることができる。
尚、前記実施形態においては、軸部22が予めタング20側に配置され、タング20がバックル30にロックされた状態でバックル30側へ移動可能となるものを示したが、軸部が予めバックル側に配置され、タングがバックルにロックされた状態でタング側へ移動可能となるようにしてもよい。この場合、軸部は保持区間の一端の位置を決定することとなる。
また、前記実施形態においては、上体拘束区間11のアンカー部11aが、腰部拘束区間12のアンカー部12aよりも前方かつ上方に位置しているものを示したが、少なくとも上方へ位置していれば前記実施形態の作用効果を得ることができる。
また、前記実施形態においては、1組のタング及びバックルにより各アンカー部を別個の構成とするものを示したが、タング及びバックルを上体拘束用と腰部拘束用とで別個に設けることにより各アンカー部を別個の構成とすることも可能である。この場合、上体拘束用と腰部拘束用とでタング及びバックルが別個に設けられるので、各バックルの設置角度、各アンカー部の位置等を上体拘束用と腰部拘束用とで別個に設定することができ、設計自由度が飛躍的に向上する。
例えば、図4に示すように、上体拘束用のタング120及びバックル130と、腰部拘束用のタング220及びバックル230を左右方向に並べたシートベルト装置101とすることができる。各バックル130,230は、一端側にタング120,220とのロック部分が形成され、他端側がインナーベルト130a,230aを介してシート2に固定される。この場合、図4に示すように、上体拘束用のバックル130の固定位置(インナーベルト130aの基端位置)は、腰部拘束用のバックルの固定位置(インナーベルト230aの基端位置)よりも前方とすることが好ましい。これにより、上体拘束用のバックル130の固定位置が腰部拘束用のバックル230の固定位置と同じである場合と比べて、車両の前面衝突時における乗員3の上体3aのバックル130,230側の拘束力を低減することができる。
また、前記実施形態においては、自動車車両の前席のシートに本発明を適用したものを示したが、後席のシートに適用してもよいことは勿論である。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1 シートベルト装置
2 シート
2a バックレスト
2b 着座部
3 乗員
3a 上体
3b 腰部
10 ウェビング
11 上体拘束区間
11a アンカー部
12 腰部拘束区間
12a アンカー部
13 保持区間
20 タング
21 挿通孔
22 軸部
23 タング側ガイド
30 バックル
30a インナーベルト
31 フック
32 バックル側ガイド
33 移動機構
40 ロック構造体
101 シートベルト装置
120 タング
130 バックル
130a インナーベルト
220 タング
230 バックル
230a インナーベルト

Claims (4)

  1. 一端側が車体におけるシートの左右一方外側の上方から繰り出され、他端側が車体におけるシートの左右一方外側の下方に固定されるウェビングと、
    前記ウェビングに設けられ、前記ウェビングの延在方向へ移動自在のタングと、
    前記タングとロック自在でシート着座部の左右他方外側に配置されたバックルと、を備え、
    前記タングが前記バックルにロックされた状態で、前記ウェビングは、乗員の上体を左右一方上側から左右他方下側にかけて拘束する上体拘束区間と、乗員の腰部を左右他方から左右一方にかけて拘束する腰部拘束区間と、を有し、
    前記ウェビングにおける前記上体拘束区間の左右他方側のアンカー部と、前記腰部拘束区間の左右他方側のアンカー部を、別個の構成とし
    前記タングが前記バックルにロックされた状態で、前記タング及び前記バックルからなるロック構造体に、前記ウェビングの前記上体拘束区間と前記腰部拘束区間の間の保持区間が保持され、
    前記ロック構造体における前記ウェビングの前記保持区間の一端が前記上体拘束区間のアンカー部をなすとともに、前記保持区間の他端が前記腰部拘束区間のアンカー部をなし、
    前記ロック構造体は、前記ウェビングの前記保持区間の一端が前記タング側に位置するよう構成されるとともに、前記保持区間の他端が前記バックル側に位置可能に構成されるシートベルト装置。
  2. 前記上体拘束区間の左右他方側のアンカー部は、前記腰部拘束区間の左右他方側のアンカー部よりも上方に位置する請求項1に記載のシートベルト装置。
  3. 前記ロック構造体は、
    前記ウェビングと係わって前記保持区間の一端及び他端の一方の位置を決定する軸部と、
    前記軸部を所定方向へ移動させ、前記保持区間の長さを調整する移動機構と、を有する請求項1または2に記載のシートベルト装置。
  4. 前記軸部は、前記タングが前記バックルにロックされていない状態で前記タング側に配置され、前記タングが前記バックルにロックされた状態で前記バックル側へ移動可能となる請求項に記載のシートベルト装置。
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