JP2017075409A - エアジェット織機における緯入れ制御装置 - Google Patents

エアジェット織機における緯入れ制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】織幅内緯糸センサーで検出される緯糸到達タイミングを補助ノズルのエア噴射制御に有効に利用できるようにする。【解決手段】織幅内緯糸センサーは緯入れノズルのエア噴射終了タイミングに対応する緯糸先端位置とブレーキタイミングに対応する緯糸先端位置との間の緯糸飛走経路に設置される。織幅内緯糸センサーは、緯糸先端の到達タイミングE1を検出する。緯糸検出タイミングISは、基準緯糸飛走曲線Sにおいて織幅内緯糸センサーの配置位置YXへ到達する緯糸先端のタイミングS1と比較される。タイミングE1と基準緯糸飛走曲線Sにおける織幅内緯糸センサーの配置位置YXへ到達する緯糸先端のタイミングS1との間にずれが生じている場合、タイミングE1のずれに基づき緯糸飛走曲線Eを推定する。補助ノズルのエア噴射開始タイミングF1は緯糸飛走曲線Eに合わせて設定される。【選択図】図4

Description

本願発明は、エアジェット織機における緯入れ制御装置に関する。
エアジェット織機において、緯糸を検知する光電センサーを織幅内に設ける技術は、知られている。例えば、特許文献1は、緯糸測長貯留装置のドラムからの緯糸のバルーンや解除抵抗の変化に起因して緯糸飛走速度が変化し、緯糸測長量の過不足による緯入れ不良の発生を防止するため、緯糸係止ピンの後退タイミングや緯入れノズルの噴射開始タイミングを自動調整する技術を開示している。
特許文献1では、ひ道の給糸端から反給糸端に至る途中の検知位置に光電センサーを設置している。光電センサーは、光電センサーの設置位置に到達した緯糸の到達タイミングを測定する。光電センサーによる緯糸到達タイミングの測定値、あるいは測定値の移動平均値は、標準の到達タイミングと比較される。比較結果により、緯糸係止ピンの後退タイミング、又は緯入れノズルの噴射開始タイミングが自動的に調整される。
緯糸係止ピン、又は緯入れノズルにおける噴射開始タイミングの調整により、緯糸の飛走速度が変化しても、緯糸の反給糸端への到達タイミングは、緯入れ流体の圧力や噴射終了タイミングを変えることなく、常に目標の範囲内に設定することができる。
特開昭62−117853号公報
エアジェット織機において、緯入れノズルによる緯入れ開始後、緯糸を織幅内に搬送する補助ノズルのエア噴射は、緯入れの安定性に大きく影響する。しかし、緯入れ開始初期では、緯入れノズルによるエア噴射の影響が大きく、補助ノズルのエア噴射による緯糸飛走状態への影響を見ることが難しい。
エアジェット織機の高速運転化に伴い、緯糸の飛走速度が高速化されている。緯糸の飛走速度の高速化は、緯入れ終了時に緯糸に与える衝撃が大きくなり、緯糸切れ等の問題が発生するため、エアジェット織機では、緯入れ終了前に緯糸を制動するブレーキ手段が一般的に採用されている。
しかし、ブレーキ手段による緯糸の制動後は、緯入れ終了タイミングに向けて緯糸の飛走速度が一様になり、補助ノズルのエア噴射による緯糸飛走状態への影響を見ることが難しい。特許文献1に開示された技術のように、光電センサーをひ道の給糸端から反給糸端に至る途中に適当に設置しても、補助ノズルのエア噴射による緯糸の飛走状態への影響を正確に見ることが難しい。このため、特許文献1に開示された技術では、ひ道の給糸端から反給糸端に至る途中に設置された光電センサーで検知される緯糸到達タイミングを補助ノズルのエア噴射制御に有効に利用することができない恐れがある。
本願発明は、織幅内緯糸センサーで検出される緯糸検出タイミングを補助ノズルのエア噴射制御に有効に利用できるようにすることを目的とする。
請求項1は、緯入れノズルと、複数の補助ノズルと、緯入れ終了前に緯糸を制動するブレーキ手段とを備えたエアジェット織機における緯入れ制御装置であって、前記緯入れ制御装置は織幅内の緯糸飛走経路に設置した織幅内緯糸センサーと、前記補助ノズルの噴射開始タイミングを補正する補正部とを備え、前記織幅内緯糸センサーは、前記緯入れノズルのエア噴射終了タイミングに対応する緯糸先端位置と前記ブレーキ手段のブレーキタイミングに対応する緯糸先端位置との間の緯糸飛走経路に設置され、 前記補正部は、前記織幅内緯糸センサーの緯糸検出タイミングに基づいて緯糸飛走曲線を推定し、推定された前記緯糸飛走曲線に応じて前記補助ノズルの噴射開始タイミングを補正することを特徴とする。
請求項1によれば、織幅内緯糸センサーが、緯入れノズルから噴射される圧縮エアの影響及びブレーキ手段による緯糸の制動効果の影響を受けない状態で飛走する緯糸を検出することができるため、補助ノズルのエア噴射による緯糸の飛走状態に合わせて補助ノズルのエア噴射タイミングを設定することができる。このため、補助ノズルのサブバルブに対して無駄の無いエア噴射タイミングの設定ができ、圧縮エアの消費量低減が可能となる。
請求項2は、前記補正部は、前記織幅内緯糸センサーの緯糸検出タイミングと、基準となる緯糸飛走曲線において前記織幅内緯糸センサーの配置位置へ到達する緯糸先端のタイミングとのずれに基づいて前記緯糸飛走曲線を推定することを特徴とする。請求項2によれば、推定した緯糸飛走曲線は、経験的、実験的に把握されている緯糸飛走形態に基づき、少なくとも1ヶ所において検出した緯糸先端到達のタイミングのずれにより、的確に作成することができる。
請求項3は、前記補正部は、複数回の緯入れにおける前記織幅内緯糸センサーの緯糸検出タイミングの平均値により推定した緯糸飛走曲線に基づいて前記エア噴射タイミングを変更することを特徴とする。請求項3によれば、平均的なずれにより緯糸飛走曲線を推定するため、補助ノズルのエア噴射タイミングを極端に変更することが無く、安定した緯入れを継続することができる。
請求項4は、前記補正部は、前記推定した緯糸飛走曲線に基づいて、前記補助ノズルのエア噴射開始タイミング及びエア噴射終了タイミングを変更することを特徴とする。請求項4によれば、補助ノズルのエア噴射開始タイミングとエア噴射終了タイミングの双方を調整するため、圧縮エアの噴射期間を緯糸の飛走状態に合わせて適切に設定することができる。
本願発明は、織幅内緯糸センサーで検出される緯糸到達タイミングを補助ノズルのエア噴射制御に有効に利用することができる。
第1の実施形態におけるエアジェット織機の緯入れ装置を示す概略図である。 織幅内におけるタイミングと位置との関係を示す線図である。 緯糸の飛走曲線と補助ノズルのエア噴射タイミングを示す線図である。 第2の実施形態における推定された緯糸飛走曲線と変更後の補助ノズルのエア噴射タイミングを示す線図である。 推定された緯糸飛走曲線と変更後の補助ノズルのエア噴射タイミングの他の例を示す線図である。
(第1の実施形態)
第1の実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。なお、本願明細書では、緯糸を経糸開口内に緯入れし、緯糸を搬送する緯入れ方向に対し、緯入れ方向と反対側を上流、緯入れ方向側を下流とする。また、圧縮エアの流れる方向に対し、源流側を上流、源流と反対側を下流とする。
図1はエアジェット織機の緯入れ装置1を示す。緯入れ装置1は、緯入れノズル2、緯入れノズル2の上流側に配設された緯糸Yの給糸部3、緯糸測長貯留装置4及び緯入れノズル2の下流側に配設された複数の筬羽からなる筬5、筬5の緯糸飛走経路6に沿って配設された複数の補助ノズル7から構成されている。
給糸部3の緯糸Yは、緯糸測長貯留装置4の巻付けアーム(図示せず)の回転により引き出され、貯留ドラム8に巻き付け貯留される。緯糸測長貯留装置4には、緯糸Yの解除、係止を行う緯糸係止ピン9及び緯糸Yの解除を検出するバルーンセンサー10が設けられている。なお、図1における緯糸係止ピン9及びバルーンセンサー10の配置は、模式的に示したものである。
緯糸係止ピン9及びバルーンセンサー10は、貯留ドラム8の周囲に配設され、バルーンセンサー10は緯糸Yの解除方向側で、緯糸係止ピン9に近接した状態で並べて配置されている。緯糸係止ピン9は、配線20により制御装置16と電気的に接続され、制御装置16に予め設定された織機回転角度において、貯留ドラム8に貯留された緯糸Yを解除する。緯糸係止ピン9による緯糸Yの解除は、緯入れを開始するタイミング(緯入れ開始タイミングIF、図2参照)に行われる。
バルーンセンサー10は、配線21により制御装置16と電気的に接続されている。バルーンセンサー10は、緯入れ中に貯留ドラム8からバルーン状態で解除される緯糸Yを検出し、制御装置16に緯糸解除信号を発信する。制御装置16は、予め設定された回数の緯糸解除信号を受信すると、緯糸係止ピン9を作動する。緯糸係止ピン9は、貯留ドラム8から解除される緯糸Yを係止し、緯入れを終了する。
なお、緯糸係止ピン9が緯糸Yを係止するための作動タイミングは、織幅に相当する長さの緯糸Yを貯留ドラムに巻き付けた回数によって設定されている。本実施形態では、例えば、貯留ドラム8に3巻された緯糸Yの長さが織幅に相当する。制御装置16は、バルーンセンサー10の緯糸解除信号を3回受信すると、緯糸Yを係止する動作信号が緯糸係止ピン9に発信されるように設定されている。
緯入れノズル2は、貯留ドラム8の緯糸Yを引き出すタンデムノズル11及び緯糸Yを緯糸飛走経路6に緯入れするメインノズル12から構成され、緯糸Yの解除機能を備えている。補助ノズル7は、緯入れされた緯糸Yを緯糸飛走経路6に沿って搬送する搬送機能を備えている。タンデムノズル11の上流側には、緯入れ終了前に、飛走する緯糸Yを制動するブレーキ手段13が設けられている。ブレーキ手段13は、機械式あるいはエア式等の公知の方法を採用している。
メインノズル12、補助ノズル7及び筬5は、スレイ(図示せず)上に配設され、エアジェット織機の前後方向に往復揺動される。また、タンデムノズル11、ブレーキ手段13、緯糸測長貯留装置4及び給糸部3は、エアジェット織機のフレーム(図示せず)又は床面(図示せず)に取り付けられたブラケット(図示せず)等に固定されている。
緯糸飛走経路6の下流側の織端には、エンドセンサー14が配設されている。エンドセンサー14は、メインノズル12と反対側(反緯入れ側)の織端に到達した緯糸Yを検出する。エンドセンサー14は、配線15により制御装置16と電気的に接続されている。制御装置16はエンドセンサー14の緯糸検出信号の有無により緯入れ不良の発生を検出する。また、エンドセンサー14の緯糸検出信号は、反緯入れ側の織端への緯糸Yの到達信号であり、制御装置16において、エンコーダ17から得られる織機回転角度信号に基づき緯入れ終了タイミングIE(図2参照)の織機回転角度として認識される。
エンドセンサー14よりも上流側の織幅TL(図2参照)内の緯糸飛走経路6には、織幅内緯糸センサー18が設置されている。織幅内緯糸センサー18は、配線19により制御装置16と電気的に接続されている。織幅内緯糸センサー18による緯糸検出信号は、制御装置16において、エンコーダ17から得られる織機回転角度信号に基づき、緯入れされた緯糸Yの先端が織幅内緯糸センサー18の設置位置YXに到達し、織幅内緯糸センサー18により検出された緯糸検出タイミングIS(図2参照)として認識される。
なお、本実施形態では、緯入れ装置1が1組のみ示されているが、2組以上配設された多色緯入れ装置として構成しても良い。また、多色緯入れ装置の概念には、同色の緯糸Yの緯入れ装置1を複数組設置した場合も含まれる。また、補助ノズル7は、2組以上の緯入れ装置1に対して共通に使用される。
メインノズル12には、圧縮エアの供給、停止を行うメインバルブ22が配管23によって接続されている。タンデムノズル11には、圧縮エアの供給、停止を行うタンデムバルブ24が配管25により接続されている。メインバルブ22は、配管26によりメインエアタンク27に接続されている。また、タンデムバルブ24は、配管28によりメインバルブ22と共通のメインエアタンク27に接続されている。
メインエアタンク27は、メイン圧力計29、メインレギュレータ30、元圧力計31及びフィルタ32を介して、織布工場に設置された共通のエアコンプレッサー33に接続される。メインエアタンク27では、エアコンプレッサー33から供給され、メインレギュレータ30により設定圧力に調整された圧縮エアが貯蔵される。メインエアタンク27に供給される圧縮エアの圧力は、メイン圧力計29により常時検出されている。
補助ノズル7は、1例として6群に分けられ、各群は、4本の補助ノズル7を有する。各群に対応して6個のサブバルブ34が配設され、各群の補助ノズル7はそれぞれ配管35により各サブバルブ34に接続されている。なお、補助ノズル7は6群に限らず、織幅TLに応じて複数群設置し、サブバルブ34は各補助ノズル群に対応して複数個設けるように構成することができる。各サブバルブ34は共通のサブエアタンク36に接続されている。
サブエアタンク36は配管37によりサブ圧力計38を介してサブレギュレータ39に接続される。サブレギュレータ39は配管40によりメイン圧力計29とメインレギュレータ30とを接続する配管41に接続される。サブエアタンク36では、エアコンプレッサー33から供給され、サブレギュレータ39により設定圧力に調整された圧縮エアが貯蔵される。サブエアタンク36に供給される圧縮エアの圧力は、サブ圧力計38により常時検出されている。
メインバルブ22、タンデムバルブ24、サブバルブ34、元圧力計31、メイン圧力計29、サブ圧力計38及びブレーキ手段13は、それぞれ、制御装置16と配線42、43、44、45、46、47、48により電気的に接続されている。制御装置16には、メインバルブ22、タンデムバルブ24、サブバルブ34及びブレーキ手段13を作動するための作動タイミング、ブレーキタイミングBT(図2参照)及び作動時間が予め設定されている。また、制御装置16は、元圧力計31、メイン圧力計29及びサブ圧力計38の検出信号を受信する。
メインバルブ22及びタンデムバルブ24には、緯糸係止ピン9が作動する緯入れ開始タイミングIFより早い作動タイミングで制御装置16から作動指令信号が出力され、メインノズル12及びタンデムノズル11から圧縮エアが噴射される。ブレーキ手段13には、緯糸係止ピン9が作動して貯留ドラム8の緯糸Yを係止する緯入れ終了タイミングIEより早いブレーキタイミングBTに制御装置16から作動指令信号が出力される。ブレーキ手段13は、高速で飛走する緯糸Yを制動して緯糸Yの飛走速度を低下し、緯入れ終了タイミングIEにおける緯糸Yの衝撃を緩和する。
制御装置16には、表示機能及び入力機能を有する表示装置49が接続されている。表示装置49は、表示画面(図示せず)に、例えば、図2〜図5に示す線図あるいは他の種々の表示項目及びデータを表示することができ、表示された表示項目のデータについて表示画面上で新規入力や書換えが可能である。
図2において、(a)が織幅TL内におけるエンドセンサー14の配置位置、緯入れノズル2のエア噴射終了タイミングMEに緯糸Yの先端が到達する緯糸先端位置YE、ブレーキ手段13のブレーキタイミングBTに緯糸Yの先端が到達する緯糸先端位置YB及び織幅内緯糸センサー18の配置位置YXを示し、(b)が織幅TL内における緯入れ開始タイミングIF、緯入れノズル2のエア噴射終了タイミングME、織幅内緯糸センサー18の緯糸検出タイミングIS、ブレーキ手段13のブレーキタイミングBT及びエンドセンサー14で検出した緯入れ終了タイミングIEを示している。
緯入れ開始タイミングIFは、緯糸係止ピン9が制御装置16の指令により作動され、緯糸Yを解除した時のタイミングを示している。なお、緯入れ開始タイミングIFは、エンコーダ17の回転角度信号により把握することができる。以下、各タイミングは、同様にエンコーダ17の回転角度信号により把握される。
緯入れ終了タイミングIEは、エンドセンサー14による緯糸検出信号発生タイミングを示し、緯糸係止ピン9が緯糸Yを係止したタイミングとなる。緯入れノズル2のエア噴射終了タイミングMEは、メインノズル12及びタンデムノズル11から噴射されている圧縮エアが噴射開始から一定時間後に停止するように、制御装置16に予め設定されている。
ブレーキタイミングBTは、緯入れ終了タイミングIEよりも前に飛走中の緯糸Yが制動されるように、制御装置16に予め設定されている。織幅内緯糸センサー18は、緯入れノズル2のエア噴射終了タイミングMEとブレーキ手段13のブレーキタイミングBTとの間において緯糸Yを検出できるように織幅TL内の緯糸飛走経路6に設置されている。
具体的には、織幅内緯糸センサー18は、緯入れ中、緯入れノズル2のエア噴射終了タイミングMEに対応する緯糸先端位置YEとブレーキ手段13が作動するブレーキタイミングBTに対応する緯糸先端位置YBとの間の緯糸飛走経路6に設置されている。なお、後述するように、緯糸先端位置YE、YBは補助ノズル7のエア噴射圧力の違いによらず略一定である。
エア噴射終了タイミングMEに対応する緯糸先端位置YEとブレーキタイミングBTに対応する緯糸先端位置YBとの間の緯糸飛走経路6では、緯糸Yが、補助ノズル7から噴射される圧縮エアのみで搬送されている。織幅内緯糸センサー18を設置する緯糸飛走経路6は、緯入れノズル2から噴射される圧縮エアの影響及びブレーキ手段13による制動の影響を受けずに、緯糸Yが飛走する領域である。
図3は、試織等により予め取得し、制御装置16に記憶させた緯糸飛走曲線を示し、例として、3種類の緯糸飛走曲線A、B、Cを表示している。各緯糸飛走曲線A、B、Cは、補助ノズル7の圧縮エアの圧力を種々異ならせて緯入れを行って得られた実際の緯糸飛走曲線である。なお、実際のエアジェット織機の緯入れ制御装置では、多数の緯糸飛走曲線が制御装置16に保存され、緯入れ制御を行うものである。
織機の運転中、織幅内緯糸センサー18は常時、又は定期的に緯糸Yを検出し、制御装置16に緯糸検出信号が送信される。制御装置16は、織幅内緯糸センサー18の配置位置YXに到達した緯糸Yの緯糸検出タイミングISを検出し、記憶している緯糸飛走曲線A、B、Cにおいて、織幅内緯糸センサー18の配置位置YXに到達するタイミングA1、B1、C1と比較する。図3の例では、緯糸検出タイミングISがタイミングA1と一致しているので、制御装置16は、緯糸飛走曲線Aが現在の飛走曲線であると推定する。
本実施形態における緯入れ制御を以下に具体的に説明する。図3において、緯糸飛走曲線Aは、補助ノズル7のエア噴射圧力を最も高くして緯入れした場合である。緯糸飛走曲線Bは、補助ノズル7のエア噴射圧力を最も低くして緯入れした場合である。また、緯糸飛走曲線Cは、緯糸飛走曲線Aと緯糸飛走曲線Bとの中間にあたる補助ノズル7のエア噴射圧力により緯入れした場合である。
緯糸飛走曲線Aでは、タイミングA1において織幅内緯糸センサー18の配置位置YXに緯糸Yの先端が到達する。緯糸飛走曲線Bでは、タイミングB1において織幅内緯糸センサー18の配置位置YXに緯糸Yの先端が到達する。緯糸飛走曲線Aと緯糸飛走曲線Bとを比較すると、タイミングA1とタイミングB1との間には、角度差αが生じている。しかし、ブレーキタイミングBTから緯入れ終了タイミングIEの間における緯糸飛走曲線AのタイミングA2と緯糸飛走曲線BのタイミングB2との角度差βと比較すると明らかな差が生じている。
角度差αと角度差βとの相違は、ブレーキタイミングBTの以後では飛走する緯糸がブレーキ手段13による制動を受けているために生じる。従って、ブレーキタイミングBTの以前では、補助ノズル7のエア噴射圧力による影響が角度差αとして明確に表れている。一方、ブレーキタイミングBT以後は、ブレーキ手段13による制動作用が補助ノズル7のエア噴射圧力の差による影響を打ち消す方向に作用するため、角度差βは角度差αよりも小さくなる。緯入れノズル2のエア噴射終了タイミングME以前においても、緯入れノズル2のエア噴射圧力による影響が補助ノズル7のエア噴射圧力の違いによる影響よりも大きいため、緯糸飛走曲線A、B、Cにおける緯糸先端位置YEへの緯糸の到達のタイミングの間に差が生じ難い。即ち、エア噴射終了タイミングMEとブレーキタイミングBTとの間における緯糸Yの飛走状態は、補助ノズル7のエア噴射の影響による変化を明確に示すものである。
緯糸Yの飛走状態は、補助ノズル7のエア噴射圧力の変更により、緯糸飛走曲線A〜緯糸飛走曲線Cのように、大きなずれを生じる。このため、従来における補助ノズル7のエア噴射タイミングは、異なる緯糸Yの飛走状態を全てカバーできるように設定されている。
従来は、緯糸Yが補助ノズル7のエア噴射位置に最も早く到達する緯糸飛走曲線AのタイミングA1、A2を含むように、エア噴射開始タイミングD1を各サブバルブ34に対して設定している。また、補助ノズル7のエア噴射時間は、補助ノズル7のエア噴射圧力の違いによらず一定となるように、エア噴射終了タイミングD2を設定している。
第1の実施形態では、制御装置16に複数の緯糸飛走曲線A〜Cを記憶させておき、エアジェット織機の運転中、織幅内緯糸センサー18により緯糸Yを検出し、緯糸検出タイミングISを制御装置16において検出する。制御装置16は、緯糸検出タイミングISが、例えば、タイミングA1で有った場合、このタイミングA1と同一のタイミングを有する緯糸飛走曲線Aが現在の緯入れにおける緯糸飛走状態であると推定する。なお、記憶した複数の緯糸飛走曲線A〜CのタイミングA1、B1、C1のいずれにも緯糸検出タイミングISが一致しない場合は、最も近いタイミングを有する緯糸飛走曲線を現在の緯糸飛走曲線であると推定する。
従って、補正部としての制御装置16は、補助ノズル7のエア噴射タイミングを、緯糸飛走曲線Aに合ったエア噴射タイミングDに基づき、エア噴射開始タイミングD1及びエア噴射終了タイミングD2に維持する。緯糸検出タイミングISがタイミングB1で有った場合、制御装置16は、織幅内緯糸センサー18の配置位置YXへの緯糸到達タイミングがタイミングB1である緯糸飛走曲線Bを選択し、補助ノズル7を緯糸飛走曲線Bに合わせたエア噴射タイミングに補正する。
第1の実施形態では、織幅内緯糸センサー18が、緯入れノズル2から噴射される圧縮エアの影響及びブレーキ手段13による緯糸の制動の影響を受けない状態で飛走する緯糸Yの先端を検出することができる。このため、補助ノズル7のエア噴射圧力に応じて異なる緯糸の飛走状態に合わせて補助ノズル7のエア噴射タイミングDを補正することができる。従って、補助ノズル7のサブバルブ34に対して無駄の無いエア噴射タイミングの設定ができ、圧縮エアの消費量低減が可能である。
また、第1の実施形態では、補助ノズル7のエア噴射開始タイミングD1とエア噴射終了タイミングD2の双方を補正することにより、圧縮エアの噴射期間を緯糸Yの飛走状態に合わせて適切に設定することができる。
(第2の実施形態)
図4及び図5は第2の実施形態を示したもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号にて説明し、詳細な説明を省略する。第2の実施形態は、緯糸飛走曲線E(図4参照)、G(図5参照)を、織幅内緯糸センサー18により検出した緯糸検出タイミングISに基づき、計算により推定したものである。
第2の実施形態は、織幅内緯糸センサー18により緯入れ中の緯糸の先端位置を常時検出することができる。図4における緯糸飛走曲線Eは、織幅内緯糸センサー18により検出された緯糸検出タイミングISがタイミングE1で有る場合に計算により推定される緯糸飛走曲線を示す。タイミングE1は、エアジェット織機の初期の運転開始のために制御装置16に予め設定されている基準緯糸飛走曲線Sにおいて、織幅内緯糸センサー18の配置位置YXに緯糸先端が到達するタイミングS1と比較される。
織幅内緯糸センサー18により検出されたタイミングE1と基準緯糸飛走曲線Sの織幅内緯糸センサー18の配置位置YXへ緯糸先端が到達したタイミングS1との間にずれが生じている場合、タイミングE1のタイミングS1からのずれの大きさに基づいて、緯糸飛走経路6の他の場所における緯糸先端到達のタイミングのずれを計算し、タイミングE2〜E4を推定する。なお、緯入れ開始タイミングIF及び緯入れ終了タイミングIEに対応する緯糸先端位置は、同一仕様の織成を行うエアジェット織機では、同一となるように設定されている。また、タイミングE2〜E4は、経験的、実験的に把握されている緯糸Yの飛走形態に基づき計算により容易に推定することができる。タイミングE1及び他の計算されたタイミングE2〜E4をプロットすることにより、推定された緯糸飛走曲線Eが作成される。
図4に示す推定した緯糸飛走曲線Eに対応させて、補助ノズル7のエア噴射タイミングFが設定される。具体的には、補助ノズル7のエア噴射開始タイミングF1は緯糸飛走曲線EのタイミングE1〜E4に合わせて補正され。また、エア噴射終了タイミングF2は緯糸飛走曲線Eを形成する緯糸Yの性質に合わせた一定時間後の織機回転角度に補正される。なお、エア噴射終了タイミングF2は、織機回転角度で無く、タイマー等により、時間で設定しても良い。
図5に示した緯糸飛走曲線Gは、緯糸Yの緯糸飛走速度が基準緯糸飛走曲線Sにおける緯糸Yの緯糸飛走速度よりも遅い場合の例を示している。具体的には、緯糸飛走曲線Eと同様に、タイミングG1が織幅内緯糸センサー18により緯糸検出タイミングISとして検出される。
タイミングG1は、基準緯糸飛走曲線Sにおける織幅内緯糸センサー18の配置位置YXへの緯糸先端到達のタイミングS1と比較される。タイミングG1と基準緯糸飛走曲線SのタイミングS1との間にずれが生じている場合、タイミングG1のタイミングS1からのずれの大きさに基づいて、緯糸飛走経路6の他の場所における緯糸先端到達のタイミングのずれを計算し、タイミングG2〜G4を推定する。タイミングG1及び他の計算されたタイミングG2〜G4をプロットすることにより、推定された緯糸飛走曲線Gが作成される。
補助ノズル7のエア噴射開始タイミングH1は緯糸飛走曲線GのタイミングG2〜G4に合わせて補正され、また、エア噴射終了タイミングH2は緯糸飛走曲線Gの緯糸Yの性質に合わせた一定時間、又は一定時間後の織機回転角度に補正される。緯糸飛走曲線Gにおける補助ノズル7のエア噴射タイミングHでは、エア噴射開始タイミングH1を基準緯糸飛走曲線Sのエア噴射開始タイミングに対して無駄の無いタイミング設定をすることができ、緯糸Yの安定した飛走状態を維持しながら補助ノズル7からの圧縮エアの噴射流量を低減できる。
第2の実施形態では、織幅内緯糸センサー18が、緯入れノズル2から噴射される圧縮エアの影響及びブレーキ手段13による緯糸の制動の影響を受けない状態で飛走する緯糸Yの先端を検出することができる。このため、第1の実施形態と同様に、補助ノズル7のエア噴射による緯糸の飛走状態に合わせて補助ノズル7のエア噴射タイミングF、Hを補正することができる。従って、補助ノズル7のサブバルブ34に対して無駄の無いエア噴射タイミングの設定ができ、圧縮エアの消費量低減が可能である。
また、第2の実施形態では、推定した緯糸飛走曲線E及び緯糸飛走曲線Gは、経験的、実験的に把握されている緯糸飛走形態に基づき、少なくとも1ヶ所において検出したタイミングE1、G1のずれに基づき、的確に推定し、作成することができる。また、第2の実施形態では、補助ノズル7のエア噴射開始タイミングF1、H1とエア噴射終了タイミングF2、H2の双方を調整することにより、圧縮エアの噴射期間を緯糸Yの飛走状態に合わせて適切に設定することができる。
本願発明は、前記した実施形態の構成に限定されるものではなく、本願発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、次のように実施することができる。
(1)第1及び第2の実施形態で示した緯糸飛走曲線A〜緯糸飛走曲線C及び緯糸飛走曲線E、Gは、例えば、100回あるいは200回等の複数回の緯入れにおいて検出された織幅内緯糸センサー18の緯糸検出信号に基づくタイミングA1、B1、E1あるいはG1の平均値(移動平均値を含む)に基づいて推定することができる。この実施形態では、平均的なずれにより緯糸飛走曲線A〜C、E、Gを推定するため、補助ノズル7のエア噴射タイミングを極端に変更することが無く、安定した緯入れを継続することができる。
(2)第1及び第2の実施形態で示した緯糸飛走曲線A〜緯糸飛走曲線C及び緯糸飛走曲線E、Gは、定期的に作成し、補助ノズル7のエア噴射タイミングD、F、Hを定期的に変更しても良い。この実施形態では、補助ノズル7のエア噴射タイミングD、F、Hを定期的に調整することができるため、緯入れの安定性と圧縮エアの消費量低減を継続して維持することができる。
(3)第1及び第2の実施形態に示した織幅内緯糸センサー18は、緯入れノズル2のエア噴射終了タイミングMEに対応する緯糸先端位置YEとブレーキ手段13のブレーキタイミングBTに対応する緯糸先端位置YBとの間の緯糸飛走経路6であれば、2ヶ所以上の位置に設置しても良い。この実施形態によれば、緯入れ中に飛走する緯糸Yの先端の到達を複数の位置で検出できるため、緯糸Yの実際の飛走状態に、より近づけた緯糸飛走曲線A〜緯糸飛走曲線C及び緯糸飛走曲線E、Gを推定することができる。
(4)緯糸Yの飛走状態は、補助ノズル7のエア噴射圧力が同一であっても、緯糸の状態、あるいはエアジェット織機の運転環境等により、緯入れ毎にばらつく可能性がある。このため、推定した緯糸飛走曲線A〜緯糸飛走曲線C及び緯糸飛走曲線E、Gにおける補助ノズル7のエア噴射タイミングD、F、Hは、余裕を持たせた設定が可能である。例えば、エア噴射開始タイミングD1、F1、H1は、推定した緯糸飛走曲線A〜緯糸飛走曲線C及び緯糸飛走曲線E、GのタイミングA1、B1、E1あるいはG1よりも早いタイミングに設定しても良い。
1 緯入れ装置
2 緯入れノズル
4 緯糸測長貯留装置
5 筬
6 緯糸飛走経路
7 補助ノズル
11 タンデムノズル
12 メインノズル
13 ブレーキ手段
14 エンドセンサー
16 制御装置
17 エンコーダ
18 織幅内緯糸センサー
22 メインバルブ
24 タンデムバルブ
27 メインエアタンク
30 メインレギュレータ
34 サブバルブ
36 サブエアタンク
39 サブレギュレータ
49 表示装置
A〜C、E、G 緯糸飛走曲線
A1、A2 緯糸飛走曲線Aにおけるタイミング
B1、B2 緯糸飛走曲線Bにおけるタイミング
C1 緯糸飛走曲線Cにおけるタイミング
E1〜E4 緯糸飛走曲線Eにおけるタイミング
G1〜G4 緯糸飛走曲線Gにおけるタイミング
BT ブレーキタイミング
D、F、H 補助ノズルのエア噴射タイミング
D1、F1、H1 補助ノズルのエア噴射開始タイミング
D2、F2、H2 補助ノズルのエア噴射終了タイミング
IE 緯入れ終了タイミング
IF 緯入れ開始タイミング
IS 緯糸検出タイミング
ME 緯入れノズルのエア噴射終了タイミング
S 基準緯糸飛走曲線
S1 基準緯糸飛走曲線におけるタイミング
TL 織幅
Y 緯糸
YB ブレーキタイミングにおける緯糸先端位置
YE 緯入れノズルのエア噴射終了タイミングにおける緯糸先端位置
YX 織幅内緯糸センサーの配置位置

Claims (4)

  1. 緯入れノズルと、複数の補助ノズルと、緯入れ終了前に緯糸を制動するブレーキ手段とを備えたエアジェット織機における緯入れ制御装置であって、
    前記緯入れ制御装置は織幅内の緯糸飛走経路に設置した織幅内緯糸センサーと、前記補助ノズルの噴射開始タイミングを補正する補正部とを備え、
    前記織幅内緯糸センサーは、前記緯入れノズルのエア噴射終了タイミングに対応する緯糸先端位置と前記ブレーキ手段のブレーキタイミングに対応する緯糸先端位置との間の緯糸飛走経路に設置され、
    前記補正部は、前記織幅内緯糸センサーの緯糸検出タイミングに基づいて緯糸飛走曲線を推定し、
    推定された前記緯糸飛走曲線に応じて前記補助ノズルの噴射開始タイミングを補正することを特徴とするエアジェット織機における緯入れ制御装置。
  2. 前記補正部は、前記織幅内緯糸センサーの緯糸検出タイミングと、基準となる緯糸飛走曲線において前記織幅内緯糸センサーの配置位置へ到達する緯糸先端のタイミングとのずれに基づいて前記緯糸飛走曲線を推定することを特徴とする請求項1に記載のエアジェット織機における緯入れ制御装置。
  3. 前記補正部は、複数回の緯入れにおける前記織幅内緯糸センサーの緯糸検出タイミングの平均値により推定した緯糸飛走曲線に基づいて前記エア噴射タイミングを変更することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエアジェット織機における緯入れ制御装置。
  4. 前記補正部は、前記推定した緯糸飛走曲線に基づいて、前記補助ノズルのエア噴射開始タイミング及びエア噴射終了タイミングを変更することを特徴する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のエアジェット織機における緯入れ制御装置。
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