JP2017056663A - 熱転写受像シート - Google Patents

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村 優 太 奥
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Abstract

【課題】さばき性を向上させた熱転写受像シートの提供。【解決手段】本発明による熱転写受像シートは、基材と、前記基材の一方の面上に受容層と、前記基材の他方の面上に裏面層とを備えてなり、裏面層が、バインダー樹脂と、フッ素系樹脂微粒子とを含む。このような熱転写受像シートを用いることで、さばき性を向上させることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、熱転写受像シートに関し、より詳細には、基材と、基材の一方の面上に受容層と、基材の他方の面上に裏面層とを備えてなる、熱転写受像シートに関する。
従来、種々の印字方法が知られているが、その中でも熱拡散型転写方式(昇華型熱転写方式)は、昇華性染料を色材としているため、濃度階調を自由に調節でき、中間色や階調の再現性にも優れ、銀塩写真に匹敵する高品質の画像を形成することができる。
この熱拡散型転写方式とは、色素(昇華性染料)を含有する熱転写インクシートと熱転写受像シートとを重ね合わせ、次いで、電気信号によって発熱が制御されるサーマルヘッドによってインクシートを加熱することでインクシート中の色素を受像シートに転写して画像情報の記録を行うものである。このような熱拡散型転写方式が普及するなかで、印画速度の高速化が進んでおり、従来の熱転写インクシートと熱転写受像シートを用いて従来の熱エネルギーを印画しても十分な発色濃度を得られない等の問題が生じている。
さらに、熱拡散型転写方式では、その他の種々の問題も存在している。例えば、受像シートの離型性不足に起因して、印画の際にインクシートが受像シートの受容層表面に貼り付き、印画後にインクシートを画像受容層から剥離する際に、剥離音の発生、走行不良、および画像上の剥離線の発生等の問題が生じている。
また、昇華転写用プリント材料において、例えば100枚以上のプリント物を連続印画するに際し、熱転写受像シート表裏の剥離、インクリボンとの剥離、プリンター及びプリンターシステム中の搬送用部材との摩擦などにより発生した静電気により印画したプリント物の取扱い性(以下、「さばき性」とする)が悪化するという問題が生じている。例えば、熱転写受像シートに帯電した静電気による問題を解決するために、受像面および裏面に帯電防止剤を含む帯電防止層を設けることが提案されている(特許文献1参照)。
特開平9−11645号公報
本発明は上記の背景技術に鑑みてなされたものであり、その目的は、さばき性を向上させた熱転写受像シートを提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するため、鋭意検討した結果、基材と、前記基材の一方の面上に受容層と、前記基材の他方の面上に裏面層とを備えてなる熱転写受像シートにおいて、裏面層に特定の微粒子を添加することにより、上記課題を解決できることを知見した。本発明は、かかる知見に基づいて完成されたものである。
すなわち、本発明の一態様によれば、
基材と、前記基材の一方の面上に受容層と、前記基材の他方の面上に裏面層とを備えてなる、熱転写受像シートであって、
前記裏面層が、バインダー樹脂と、フッ素系樹脂微粒子とを含む、請求項1に記載の熱転写受像シートが提供される。
本発明の態様においては、前記フッ素系樹脂微粒子が、ポリテトラフルオロエチレン微粒子、ポリクロロトリフルオロエチレン微粒子、およびポリフッ化ビニリデン微粒子、ポリフッ化ビニル微粒子からなる群から選択される少なくとも1種であることが好ましい。
本発明の態様においては、前記バインダー樹脂が、ポリビニルブチラール樹脂、 ポリビニルアセタール樹脂、およびアクリル樹脂からなる群から選択される少なくとも1種であることが好ましい。
本発明の態様においては、前記裏面層中の前記フッ素系樹脂微粒子の含有量が、バインダー樹脂に対して、1〜10質量%であることが好ましい。
本発明の態様においては、前記裏面層が、ポリアミド系樹脂微粒子をさらに含むことが好ましい。
本発明の態様においては、前記基材と前記受容層との間に、中空層をさらに備えてなることが好ましい。
本発明の態様においては、前記中空層と前記受容層の間に、プライマー層をさらに備えてなることが好ましい。
本発明によれば、熱転写受像シートの裏面層に特定の微粒子を添加することにより、摩擦力を減少させて、さばき性を向上させることができる。
本発明による熱転写受像シートの一実施形態を示した模式断面図である。
<熱転写受像シート>
本発明による熱転写受像シートは、基材と、該基材の一方の面上に受容層と、該基材の他方の面上に裏面層とを備えてなる。熱転写受像シートは、基材と受容層との間に中空層をさらに備えてもよく、中空層と受容層の間にプライマー層をさらに備えてもよい。
本発明による熱転写受像シートの一実施形態の層構成を、図1の模式断面図を参照しながら説明する。図1に示される熱転写受像シート10は、基材11と、該基材11の一方の面上に、表面樹脂層12と、中空層14と、プライマー層15と、受容層16とをこの順に備えてなり、基材の他方の面(受容層16と反対側の面)上に、裏面樹脂層13と、裏面層17とをこの順に備えてなる。以下、本発明の熱転写受像シートを構成する各層について説明する。
(基材層)
熱転写受像シートの基材層は、熱転写時には熱が加えられるため、加熱された状態でも、取り扱い上、支障がない程度の機械的強度を有する材料を用いることが好ましい。このような基材層の材料としては、紙基材を用いることが好ましい。紙基材としては、例えば、コンデンサーペーパー、グラシン紙、硫酸紙、合成紙(ポリオレフィン系、ポリスチレン系)、上質紙、アート紙、コート紙、レジンコート紙、キャストコート紙、板紙、原紙、写真原紙、合成樹脂又はエマルジョン含浸紙、合成ゴムラテックス含浸紙、合成樹脂内添紙が挙げられる。
基材層の厚みは、特に限定されないが、好ましくは50μm以上300μm以下であり、より好ましくは100μm以上250μm以下であり、さらに好ましくは120μm以上180μm以下である。基材層の厚さが上記範囲内であれば、得られた熱転写受像シートの剛度が好適になる。
(樹脂層)
基材層として紙基材を用いる場合、紙基材からなる芯材の受容層側(表面側)と裏面側の両面に樹脂層を設けることが好ましい。樹脂層としては、ポリオレフィン樹脂層を設けることが好ましく、例えば、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリイソブテン、ポリイソブチレン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のエチレン共重合体等が挙げられ、中でも、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレンが好ましく用いられる。受容層側の表面樹脂層には、白色度を向上させるために、酸化チタン等の充填材を添加しても良い。
(受容層)
熱転写受像シートの受容層は、熱転写インクシートから移行してくる昇華染料を受容し、形成された画像を維持するためのものである。受容層を形成するための樹脂としては、ポリカーボネート系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリル系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスルフォン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、およびエポキシ樹脂等が挙げられる。
熱転写受像シートは、熱転写インクシートとの離型性を向上させるために受容層中に離型剤を有することができる。離型剤としてはポリエチレンワックス、アミドワックス、テフロン(登録商標)パウダー等の固形ワックス類、フッ素系またはリン酸エステル系界面活性剤、シリコーンオイル、反応性シリコーンオイル、硬化型シリコーンオイル等の各種変性シリコーンオイル、および各種シリコーン樹脂などが挙げられるが、シリコーンオイルが好ましい。上記シリコーンオイルとしては油状のものも用いることができるが、変性シリコーンオイルが好ましい。変性シリコーンオイルとしてはアミノ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、アラルキル変性シリコーン、エポキシ−アラルキル変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、ビニル変性シリコーン、ウレタン変性シリコーン等を好ましく用いる事ができるが、エポキシ変性シリコーン、アラルキル変性シリコーン、エポキシ−アラルキル変性シリコーンが特に好ましい。また、これらの離型剤を2種以上組み合わせて用いる事も好ましい。これらの変性シリコーンオイルの添加量は受容層を構成する樹脂の0.5質量%以上30質量%以下が好ましい。
受容層の形成に際しては、受容層の白色度を向上させて転写画像の鮮明度をさらに高める目的で、酸化チタン、酸化亜鉛、カオリン、クレー、炭酸カルシウム、および微粉末シリカ等の顔料や充填剤を添加することができる。また、フタル酸エステル化合物、セバシン酸エステル化合物、およびリン酸エステル化合物等の可塑剤を添加してもよい。
受容層は、熱可塑性樹脂および他の必要な添加剤、例えば、離型剤、可塑剤、充填剤、架橋剤、硬化剤、触媒、熱離型剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、および光安定剤等を、有機溶剤や水に溶解もしくは分散させた塗工液を、例えばグラビア印刷法、スクリーン印刷法、およびグラビア版を用いたリバースロールコーティング法等の形成手段により塗布および乾燥して形成することができる。このように形成される受容層の塗布量は、通常、乾燥状態で0.5g/m以上50g/m以下程度、好ましくは2g/m以上10g/m以下である。
(離型層)
熱転写受像シートは、受容層の表面の少なくとも一部に離型層をさらに有してもよい。離型層は、上記の離型剤を適当な溶媒に溶解あるいは分散させて塗布した後、乾燥させることにより形成することができる。離型層に用いる離型剤としては、特に限定されないが、アミノ変性シリコーンオイルとエポキシ変性シリコーンオイルとの反応硬化物が好ましい。離型剤層の厚さは、好ましくは0.01μm以上5.0μm以下であり、より好ましくは0.05μm以上2.0μm以下である。なお、受容層を形成する際にシリコーンオイルを添加して形成すると、塗布後に表面にブリードアウトしたシリコーンオイルを硬化させても離型層を形成することができる。なお、受容層の形成に際しては、受容層の白色度を向上させて転写画像の鮮明度をさらに高める目的で、酸化チタン、酸化亜鉛、カオリン、クレー、炭酸カルシウム、および微粉末シリカ等の顔料や充填剤を添加することができる。また、フタル酸エステル化合物、セバシン酸エステル化合物、およびリン酸エステル化合物等の可塑剤を添加するのもよい。
(裏面層)
熱転写受像シートの裏面層は、バインダー樹脂と、フッ素系樹脂微粒子とを含むものであり、ポリアミド系樹脂微粒子をさらに含んでもよい。バインダー樹脂としては、例えば、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、アクリル樹脂が挙げられ、ポリビニルブチラール樹脂を用いることが好ましい。フッ素系樹脂微粒子としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)微粒子、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)微粒子、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)微粒子、およびポリフッ化ビニル(PVF)微粒子等が挙げられ、PTFE微粒子を用いることが好ましい。また、フッ素系樹脂微粒子の一次粒子径は、好ましくは2〜20μmであり、より好ましくは2〜10μmである。裏面層にフッ素系樹脂微粒子を添加することで、摩擦力を減少させて、さばき性を向上させることができる。
裏面層中のフッ素系樹脂微粒子の含有量は、バインダー樹脂に対して、好ましくは1〜10質量%であり、より好ましくは3〜8質量%であり、さらに好ましくは4〜6質量%である。フッ素系樹脂微粒子の含有量が上記範囲内であれば、摩擦力をより減少させて、さばき性を向上させることができる。
裏面層は、上記のバインダー樹脂および特定の微粒子の他に、必要な添加剤、例えば、離型剤、可塑剤、充填剤、架橋剤、硬化剤、触媒、熱離型剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、および光安定剤等を、有機溶剤や水に溶解もしくは分散させた塗工液を用いて、受容層と同様にして塗工により形成することができる。
(中空層)
熱転写受像シートの中空層は、熱転写による画像形成時に加えられた熱が、基材等への伝熱によって損失されることを防止できる断熱性を有するものである。中空層としては、内部にミクロボイドを有する多孔質フィルムを用いることが好ましい。多孔質フィルムは、ベースとなる樹脂としてポリオレフィン樹脂、例えばポリプロピレン樹脂またはポリエチレンテレフタレート樹脂を含み、内部に微細空隙を有する多孔質フィルムが好ましい。
フィルム中に微細空隙を生じさせる方法としては、フィルムのベースとなる樹脂に対して非相溶な有機微粒子または無機微粒子(一種類でも複数でもよい)を混練したコンパウンドを作成する。このコンパウンドは微視的にみるとベースとなる樹脂とベースとなる樹脂に対して非相溶な微粒子とが微細な海島構造を形成しており、このコンパウンドをフィルム化し、延伸することにより海島界面の剥離、または、島を形成する領域の大きな変形によって上記のような微細空隙を発生させるものである。
微細空隙を形成する方法として、例えば、ポリプロピレンを主体とし、それにポリプロピレンより高い融点を有するポリエステルやアクリル樹脂を加えた方法が挙げられる。この場合、ポリエステルやアクリル樹脂が微細空隙を形成する核剤の役割をする。該ポリエステル、アクリル樹脂の含有量は、いずれの場合もポリプロピレン100質量部に対して2以上10質量部以下であることが好ましい。上記含有量が2質量部以上の場合には、微細空隙を十分に発生させることができ、印字感度をより向上させることができる。また、含有量が10質量部以下の場合には、多孔質フィルムの耐熱性を十分に担保することができる。
また、ベースとする樹脂をポリプロピレンとする多孔質フィルムを作成する場合、微細で緻密な空隙をより発生させるためには、さらにポリイソプレンを加えることが好ましい。これにより、より高い印字感度を得ることができる。例えば、ポリプロピレンを主体とし、これにアクリル樹脂またはポリエステル、そしてポリイソプレンを配合したコンパウンドを作成し、フィルム化し、延伸することにより高い印字感度を有する多孔質フィルムを得ることができる。
(プライマー層)
熱転写受像シートのプライマー層は、受容層と中空層の間に設けられるものであり、受容層と多孔質フィルムとの接着性、白色度、クッション性、隠蔽性、帯電防止性、およびカール防止性等の付与を目的とするものである。本発明においては、従来公知のあらゆるプライマー層を設けることができる。プライマー層に用いるバインダー樹脂としてはポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリスルフォン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、エポキシ樹脂、セルロース系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリエチレン系樹脂、およびポリプロピレン系樹脂等が挙げられる。
また、白色性や隠蔽性を付与するために酸化チタン、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、および炭酸カルシウム等のフィラーを添加することが好ましい。さらに、白色性を高めるためにスチルベン系化合物、ベンゾイミダゾール系化合物、およびベンゾオキサゾール系化合物等を蛍光増白剤として添加したり、印画物の耐光性を高めるためにヒンダードアミン系化合物、ヒンダードフェノール系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物、およびベンゾフェノン系化合物等を紫外線吸収剤あるいは酸化防止剤として添加したり、あるいは帯電防止性を付与するためにカチオン系アクリル樹脂、ポリアニリン樹脂、および各種導電性フィラー等を添加することができる。プライマー層の塗工量は、乾燥状態で0.5g/m以上5g/m以下程度が好ましい。プライマー層等の塗工は、受容層の形成手段と同様の方法で行ってもよい。
<熱転写インクシート>
本発明の熱転写受像シートと共に用いる熱転写インクシートは、基材シートの一方の面に熱転写性色材層が設けられており、基材シートの他方の面に耐熱滑性層が設けられている層構成を有するものがよい。以下、熱転写インクシートを構成する各層について説明する。
(基材シート)
熱転写インクシートを構成する基材シートの材料は、従来公知のものを使用することができ、また、それ以外のものであっても、ある程度の耐熱性と強度とを有していれば使用することができる。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリイミド、ナイロン、酢酸セルロース、アイオノマー等の樹脂フィルム、コンデンサー紙、パラフィン紙等の紙類、不織布等が挙げられる。これらを単独で使用してもよいし、これらを任意に組み合わせた積層体を使用してもよい。これらの中でも、薄膜化可能で安価な汎用性プラスチックであるポリエチレンテレフタレートが好ましい。
基材シートの厚さは、強度、耐熱性等が適切になるように材料に応じて適宜選択することができるが、通常は0.5μm以上50μm以下程度が好ましく、より好ましくは1μm以上20μm以下、さらに好ましくは1μm以上10μm以下である。
基材シートは、隣接する層との接着性を向上させるため、表面処理が施されていてもよい。上記表面処理としては、コロナ放電処理、火炎処理、オゾン処理、紫外線処理、放射線処理、粗面化処理、化学薬品処理、プラズマ処理、およびグラフト化処理等の、公知の樹脂表面改質技術を適用することができる。上記表面処理は、1種のみ施されてもよいし、2種以上施されてもよい。
さらに、上記基材シートの接着処理として、基材シート上に接着層を塗工して形成することも可能である。接着層は、例えば、以下の有機材料および無機材料から形成することができる。上記有機材料としては、ポリエステル系樹脂、ポリアクリル酸エステル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、スチレンアクリレート系樹脂、ポリアクリルアミド系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂やポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルピロリドンおよびその変性体等のビニル系樹脂、ならびにポリビニルアセトアセタールやポリビニルブチラール等のポリビニルアセタール系樹脂等が挙げられる。上記無機材料としては、シリカ(コロイダルシリカ)、アルミナあるいはアルミナ水和物(アルミナゾル、コロイダルアルミナ、カチオン性アルミニウム酸化物またはその水和物、疑ベークマイト等)、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、および酸化チタン等のコロイド状無機顔料超微粒子等が挙げられる。
また、上記の表面処理として、プラスチックフィルムを延伸処理して製造する場合、未延伸フィルムにプライマー液を塗布し、その後に延伸処理して行うこともできる(プライマー処理)。
(熱転写性色材層)
熱転写インクシートは、基材シートの一方の面に熱転写性色材層が設けられている。熱転写インクシートが昇華型熱転写インクシートの場合には、熱転写性色材層として昇華性染料を含有する層を形成し、熱溶融型熱転写インクシートの場合には、着色剤を含む熱溶融組成物からなる熱溶融性のインクを含有する層を形成する。なお、昇華性染料を含有する層領域と、着色剤を含む熱溶融組成物からなる熱溶融性のインクを含有する層領域と、を連続した1枚の基材シート上に面順次に設けてもよい。
熱転写性色材層の材料は、従来公知の染料を使用することができるが、印画材料として良好な特性を有するもの、例えば、十分な着色濃度を有し、光、熱、温度等により変褪色しないものが好ましく、ジアリールメタン系染料、トリアリールメタン系染料、チアゾール系染料、メロシアニン染料、ピラゾロン染料、メチン系染料、インドアニリン系染料、アセトフェノンアゾメチン、ピラゾロアゾメチン、イミダゾルアゾメチン、イミダゾアゾメチン、ピリドンアゾメチン等のアゾメチン系染料、キサンテン系染料、オキサジン系染料、ジシアノスチレン、トリシアノスチレン等のシアノスチレン系染料、チアジン系染料、アジン系染料、アクリジン系染料、ベンゼンアゾ系染料、ピリドンアゾ、チオフェンアゾ、イソチアゾールアゾ、ピロールアゾ、ピラゾールアゾ、イミダゾールアゾ、チアジアゾールアゾ、トリアゾールアゾ、ジスアゾ等のアゾ系染料、スピロピラン系染料、インドリノスピロピラン系染料、フルオラン系染料、ローダミンラクタム系染料、ナフトキノン系染料、アントラキノン系染料、キノフタロン系染料等が挙げられる。具体的には、ディスパースレッド60、ディスパースバイオレット26、CeresRed 7B、Samaron Red F3BS等の赤色染料、ディスパースイエロー231、PTY−52、マクロレックスイエロー6G等の黄色染料、ソルベントブルー63、ワクソリンブルーAP−FW、ホロンブリリアントブルーS−R、MSブルー100、C.I.ソルベントブルー22等の青色染料等を挙げることができる。その他、市販されている昇華型熱転写方式で使用されるリボンに含まれる染料も使用できる。
上記染料を担持するためのバインダー樹脂としては、例えば、エチルセルロース樹脂、ヒドロキシエチルセルロース樹脂、エチルヒドロキシセルロース樹脂、メチルセルロース樹脂、酢酸セルロース樹脂等のセルロース系樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルピロリドン等のビニル系樹脂、ポリ(メタ)アクリレート、ポリ(メタ)アクリルアミド等のアクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂、およびポリエステル系樹脂等が挙げられる。これらの中でも、セルロース系、ビニル系、アクリル系、ポリウレタン系、ポリエステル系等の樹脂が耐熱性、染料の移行性等の点から好ましい。
熱転写性色材層の形成方法としては、例えば、以下の方法が挙げられる。上記染料およびバインダー樹脂に、必要に応じて離型剤等の添加剤を加え、トルエン、メチルエチルケトン等の適当な有機溶媒に溶解させ、あるいは、水に分散させ、得られた熱転写性色材層用塗布液(溶解液または分散液)を、例えば、グラビア印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコーティング法、ロールコーター、バーコーター等の形成手段により、基材シートの一方の面に塗布し、乾燥させることにより形成することができる。熱転写性色材層は、厚みが0.2μm以上5.0μm以下程度であり、また、熱転写性色材層中の昇華性染料の含有量は、5質量%以上90質量%以下、好ましくは5質量%以上70質量%以下であることが好ましい。
(保護層)
熱転写インクシートは、熱転写性色材層と同一面側に面順次で保護層を設けてもよい。熱転写受像シートに色材を転写した後、この保護層を転写して画像を被覆することにより、画像を光、ガス、液体、擦過等から保護することができる。保護層として接着層、剥離層、または、下引き層等のその他の層を設けてなるものであってもよい。
(耐熱滑性層)
耐熱滑性層は、主に耐熱性樹脂からなるものである。耐熱性樹脂としては、特に限定されず、例えば、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセトアセタール樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリブタジエン樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体樹脂、アクリルポリオール、ポリウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタンまたはエポキシのプレポリマー、ニトロセルロース樹脂、セルロースナイトレート樹脂、セルロースアセテートプロピオネート樹脂、セルロースアセテートブチレート樹脂、セルロースアセテート−ヒドロジエンフタレート樹脂、酢酸セルロース樹脂、芳香族ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、および塩素化ポリオレフィン樹脂等が挙げられる。
耐熱滑性層は、上記耐熱性樹脂に加え、滑り性付与剤、架橋剤、離型剤、有機粉末、無機粉末等の添加剤を配合してなるものであってもよい。
耐熱滑性層は、一般に、上述の耐熱性樹脂、並びに、所望により添加する上記滑り性付与剤および添加剤を溶剤中に加えて、各成分を溶解または分散させて耐熱滑性層塗布液を調製した後、該耐熱滑性層塗布液を基材の上に塗工し、乾燥させて形成することができる。上記耐熱滑性層塗布液における溶剤としては、上述の染料インキにおける溶剤と同様のものを使用することができる。
耐熱滑性層塗布液の塗工法としては、例えば、ワイヤーバーコーティング、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコーティング法等が挙げられるが、なかでもグラビアコーティングが好ましい。耐熱滑性層塗布液は、乾燥塗布量が好ましくは0.1g/m以上3g/m以下、より好ましくは1.5g/m以下となるよう塗布すればよい。
<画像形成方法>
本発明の熱転写受像シートを用いる画像形成方法においては、熱転写受像シートと、熱拡散性色素を含有する熱転写インクシートとを重ね合わせて、記録信号に応じて加熱することにより、該熱転写インクシートが含有する熱拡散性色素を、該熱転写受像シートに転写することにより画像形成することできる。
このような画像形成方法で用いることのできる熱転写記録装置としては、公知のものを用いることができ、特に限定されない。本発明においては、市販の熱転写記録装置を用いることができ、例えば、昇華型熱転写プリンター(ALTECH ADS社製(型式:MEGAPIXELIII)、DNPフォトルシオ社製(型式:DS40))が挙げられる。
以下に、実施例と比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定解釈されるものではない。
[実施例1]
基材層として、紙基材であるホワイト原紙(厚さ150μm、(三菱製紙(株)製)を用意した。紙基材上にポリエチレン樹脂を溶融押し出して、基材層の両面に樹脂層を形成した。
続いて、表面樹脂層上に、下記組成の中空層用塗布液、プライマー層塗布液、および受容層用塗布液を、グラビアコーターで塗工し、110℃で乾燥させて、中空層、プライマー層、および受容層を形成した。
(中空層層用塗布液の組成)
・中空粒子(体積平均粒径:0.5μm、平均中空率:45%、ロームアンドハース(株)製、商品名:ローペイクST) 59質量部
・ゼラチン(新田ゼラチン(株)製、商品名:N1236) 28質量部
・バインダー樹脂(スチレン・アクリル樹脂、新中村化学工業(株)製、商品名:ニューコートB−13) 5質量部
・バインダー樹脂(スチレン・アクリル樹脂、BASFジャパン(株)製、商品名:ジョンクリル62J) 8質量部
(プライマー層用塗布液の組成)
・ポリエステル樹脂(日本合成化学(株)製、商品名:WR−905) 13.1質量部
・酸化チタン(トーケムプロダクツ(株)製、商品名:TCA−888)26.2質量部
・蛍光増白剤(ベンゾイミダゾール誘導体、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製、商品名:ユビテックスBAC) 0.39質量部
・水/イソプロピルアルコール〔IPA〕(質量比2/1) 60質量部
(受容層用塗布液の組成)
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(日信化学工業(株)製、商品名:ソルバインC)
60質量部
・エポキシ変性シリコーン(信越化学工業(株)製、商品名:X−22−3000T)
1.2質量部
・メチルスチル変性シリコーン(信越化学工業(株)製、商品名:24−510)
0.6質量部
・メチルエチルケトン/トルエン(質量比1/1) 5質量部
次に、裏面樹脂層上に、下記組成の裏面層用塗布液をメイヤーバーにて塗布量0.5g/mで塗工し、110℃で乾燥させて、熱転写受像シートを得た。
(裏面層用塗布液1の組成)
・ポリビニルブチラール樹脂( 積水化学工業(株)製、商品名:エスレックBX−1)
10質量部
・ポリイソシアネート(武田薬品工業(株)製、商品名:タケネートD218 )
1.5質量部
・PTFE微粒子((株)喜多村製、商品名:KTL2N、一次粒子径:2.0〜4.0μm) 0.5質量部
・メチルエチルケトン 44質量部
・トルエン 44質量部
[実施例2]
裏面層用塗布液を下記の組成に変更した以外は、実施例1と同様にして裏面層を形成して、熱転写受像シートを得た。
(裏面層用塗布液2の組成)
・ポリビニルブチラール樹脂( 積水化学工業(株)製、商品名:エスレックBX−1) 10質量部
・ポリイソシアネート(武田薬品工業(株)製、商品名:タケネートD218 )
1質量部
・PTFE微粒子((株)喜多村製、商品名:KTL2N、一次粒子径:2.0〜4.0μm) 1質量部
・メチルエチルケトン 44質量部
・トルエン 44質量部
[比較例1]
裏面層用塗布液を下記の組成に変更した以外は、実施例1と同様にして裏面層を形成して、熱転写受像シートを得た。
(裏面層用塗布液3の組成)
・ポリビニルブチラール樹脂(積水化学工業(株)製、商品名:エスレックBX−1)
10質量部
・ポリイソシアネート(武田薬品工業(株)製、商品名:タケネートD218)
2質量部
・メチルエチルケトン 44質量部
・トルエン 44質量部
[比較例2]
裏面層用塗布液を下記の組成に変更した以外は、実施例1と同様にして裏面層を形成して、熱転写受像シートを得た。
(裏面層用塗布液4の組成)
・ポリビニルブチラール樹脂(積水化学工業(株)製、商品名:エスレックBX−1)
10質量部
・ポリイソシアネート(武田薬品工業(株)製、商品名:タケネートD218)
1.5質量部
・シリコーンオイルA(信越化学工業(株)製、商品名:KF96−1000CS)
0.5質量部
・メチルエチルケトン 44質量部
・トルエン 44質量部
[比較例3]
裏面層用塗布液を下記の組成に変更した以外は、実施例1と同様にして裏面層を形成して、熱転写受像シートを得た。
(裏面層用塗布液5の組成)
・ポリビニルブチラール樹脂(積水化学工業(株)製、商品名:エスレックBX−1)
10質量部
・ポリイソシアネート(武田薬品工業(株)製、商品名:タケネートD218 )
1.5質量部
・シリコーンオイルB(信越化学工業(株)製、商品名:X22−3000T)
0.5質量部
・メチルエチルケトン 44質量部
・トルエン 44質量部
[比較例4]
裏面層用塗布液を下記の組成に変更した以外は、実施例1と同様にして裏面層を形成して、熱転写受像シートを得た。
(裏面層用塗布液6の組成)
・ポリビニルブチラール樹脂(積水化学工業(株)製、商品名:エスレックBX−1)
10質量部
・ポリイソシアネート(武田薬品工業(株)製、商品名:タケネートD218 )
1.5質量部
・シリカ微粒子(富士シリシア化学(株)製、商品名:サイリシア380)
0.5質量部
・メチルエチルケトン 44質量部
・トルエン 44質量部
[熱転写受像シートの評価]
上記の実施例および比較例で作製した熱転写受像シートについて、(1)摩擦力評価および(2)さばき性評価を行った。
(1)摩擦力評価
上記で作製した熱転写受像シートの裏面層側の静止摩擦係数および動摩擦係数を(新東科学(株)製、商品名:HHS2000)を用いて、JIS P8147:2010に準拠した方法で測定した。
(2)さばき性評価
上記で作製した熱転写受像シートを使用して、昇華転写型プリントシステム「Print Center((株)DNPフォトルシオ製)」にて自然画を100枚印画し、印画物の揃えやすさを官能評価した。
[評価基準]
○:容易に揃えることができ、さばき性が良好であった。
△:揃えることができ、さばき性が通常であった。
×:揃えることができず、さばき性が不良であった。
上記の各評価の結果を表1に示した。本発明の構成を満たす実施例の熱転写受像シートは、比較例の熱転写受像シートと比較して摩擦力が低減し、さばき性に優れることがわかった。
Figure 2017056663
10 熱転写受像シート
11 基材
12 表面樹脂層
13 裏面樹脂層
14 中空層
15 プライマー層
16 受容層
17 裏面層

Claims (7)

  1. 基材と、前記基材の一方の面上に受容層と、前記基材の他方の面上に裏面層とを備えてなる、熱転写受像シートであって、
    前記裏面層が、バインダー樹脂と、フッ素系樹脂微粒子とを含む、請求項1に記載の熱転写受像シート。
  2. 前記フッ素系樹脂微粒子が、ポリテトラフルオロエチレン微粒子、ポリクロロトリフルオロエチレン微粒子、ポリフッ化ビニリデン微粒子、およびポリフッ化ビニル微粒子からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の熱転写受像シート。
  3. 前記バインダー樹脂が、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、およびアクリル樹脂からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1または2に記載の熱転写受像シート。
  4. 前記裏面層中の前記フッ素系樹脂微粒子の含有量が、バインダー樹脂に対して、1〜10質量%である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の熱転写受像シート。
  5. 前記裏面層が、ポリアミド系樹脂微粒子をさらに含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の熱転写受像シート。
  6. 前記基材と前記受容層との間に、中空層をさらに備えてなる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の熱転写受像シート。
  7. 前記中空層と前記受容層の間に、プライマー層をさらに備えてなる、請求項6に記載の熱転写受像シート。
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