JP2017049585A - ステンレス鋼を使用した定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基層となる薄肉のステンレス鋼の管状体の外周面に、薄肉のアルミニウム被膜を形成することによって、厚さ方向の温度上昇が早く、軸方向の温度が均一で、定着部材の熱ムラが少なく、定着部材を加熱するためのエネルギーが少なくて済む。
【解決手段】アーク溶射装置を使用し、溶射線材は材質が純度99%のアルミニウムで、溶射線材の外径寸法はφ1.2mm、溶射距離L3は120mm、溶射ガン601の移動速度は20mm/sec、エアー圧力は0.5Mpaである。基層となるステンレス鋼の管状体400を150rpmで回転させながら、基層となるステンレス鋼の管状体400の軸方向に平行(矢印602方向)に溶射ガン601を移動しながらアルミニウムを溶射した。溶射したアルミニウム被膜401の肉厚t2は20μm〜30μmである。
【選択図】図3

Description

本発明は、ステンレス鋼を使用した薄肉管状の定着部材をそなえた定着装置に関し、特に、レーザープリンターや複写機において、熱と圧力を加えて、トナーを用紙に定着させるための定着スリーブ、または定着ローラーをそなえた定着装置に関する。
レーザープリンターや複写機の定着方式は、従来のローラー定着方式からフィルム定着方式へと変化している。従来のローラー定着方式は、ローラー内部のヒーターがローラーを温めるため、プリント待機中もヒーターを稼働させておく必要がある。これに対し、肉厚を薄く形成した定着スリーブは、熱伝導効率が高く、熱容量が小さく、回転する時だけヒーターが作動するため、省電力で待機時間を短縮できる。この定着スリーブの基層となる薄肉の管状体としては、ステンレス鋼などの金属やポリイミドなどの樹脂が用いられる。しかし、省電力化や待機時間を短縮するためには、強度があり、熱容量が小さいステンレス鋼などの金属製が好ましい。
定着スリーブには、変形に耐えうる周方向の柔軟性と耐久性が求められる。定着スリーブの基層としてステンレス鋼を用いる場合、その厚さは20μm〜50μmという極薄に製造される。このような極薄の金属製管状体を製造する方法として、スピニング加工を用いるものが公知である(特許文献1参照)。
ステンレス鋼を使用した極薄の定着スリーブは、熱容量が小さい(比熱が従来のアルミニウム製の定着スリーブよりも小さい)ため、熱応答性が良い。また、ステンレス鋼を使用した極薄の定着スリーブは、肉厚が薄いため、定着スリーブの厚さ方向の温度上昇が早い。しかし、熱伝導率が従来のアルミニウム製の定着スリーブよりも小さいため、定着スリーブの軸方向の熱伝導性が劣る。さらに、給紙の際に、定着スリーブの軸方向の中央部の熱が奪われる一方、軸方向の両端部は温度が上昇するため、定着スリーブの軸方向の温度が均一にならず、いわゆる、定着スリーブの熱ムラが課題となっている。
定着スリーブの熱ムラを解消するための方法として、基層となるステンレス鋼の管状体の外周面に熱伝導率が大きい銅メッキを施す方法がある。しかし、この方法は、銅の酸化皮膜の影響によって、銅メッキの外周面に、ゴム等の塗料が密着しにくくなるという問題がある。
定着スリーブの熱ムラを解消するための方法として、ステンレス鋼と銅の積層材(クラッド材)、または、ステンレス鋼とアルミニウムの積層材をスピニング加工して、極薄の金属製管状体を製造する方法がある。しかし、この方法は、積層材の価格が高いため、製造コストが上昇するという問題がある。
定着スリーブの熱ムラを解消するための他の方法として、基層となるステンレス鋼の管状体の外周面に熱伝導率が大きいアルミニウムを溶射する方法がある(特許文献1〜特許文献4)。また、ハロゲンランプから発生する輻射熱を利用したハロゲンヒーターは、発熱体にランプを使用していることから、電源を入れるとすぐ加熱でき、低コストで安定性がある。しかし、肉厚が厚い定着スリーブでは、定着スリーブの熱容量が大きくなり、定着スリーブの温度を高めるのに時間を要するため、ハロゲンヒーターを採用することが難しい。
特許文献1の定着部材は、基層となるステンレス鋼の肉厚について記載が無い。また、溶射したアルミニウム被膜の肉厚が5μm以上である。さらに、ステンレス鋼の管状体の内部に設置される発熱体は、熱媒液13、またはヒータ15である。
特許文献2の定着部材は、基層となるステンレス鋼の肉厚、及び溶射したアルミニウム被膜の肉厚について記載が無い。また、ステンレス鋼の管状体の内部に設置される発熱体について記載が無い。特許文献3の定着部材は、基層となるステンレス鋼の肉厚について記載が無い。また、溶射したアルミニウム被膜の肉厚が1.5mmで、薄肉のアルミニウム被膜ではない。さらに、ステンレス鋼の管状体の内部に設置される発熱体は、電磁誘導加熱コイル5である。
特許文献4の定着部材は、基層となるステンレス鋼の肉厚が30μm〜200μmである。また、基層となるステンレス鋼の外周面にアルミニウムを溶射することについては記載が無い。さらに、ステンレス鋼の管状体の内部に設置される発熱体は、セラミックヒータ11である。
特開昭53−120537号公報 特開平8−95410号公報 特開2001−109307号公報 特開2003−156954号公報
本発明の目的は、基層となる薄肉のステンレス鋼の管状体の外周面に、薄肉のアルミニウム被膜を形成することによって、厚さ方向の温度上昇が早く、軸方向の温度が均一で、定着部材の熱ムラが少なく、定着部材を加熱するためのエネルギーが少なくて済む定着装置を提供することにある。
前記課題は以下の手段によって解決される。
即ち、本発明1のステンレス鋼を使用した定着装置は、トナーにより複写させる画像形成装置において、トナー像を加熱して記録媒体上に定着させる定着装置であって、内部に設置される発熱体により加熱される薄肉管状の定着部材を備え、前記定着部材は、ステンレス鋼のカップ状管状体の内周面にマンドレルをはめ込むとともに、前記カップ状管状体の外周面にローラーを押し付けるスピニング加工を行って、前記カップ状管状体を軸方向に長尺化させて肉厚が20μm〜300μmのステンレス鋼のカップ状管状体を形成する工程と、前記カップ状管状体の両端を切断して、基層となるステンレス鋼の管状体を形成する工程と、前記ステンレス鋼の管状体の外周面にアルミニウムを溶射して肉厚が10μm〜150μmのアルミニウム被膜を形成する工程と、前記アルミニウム被膜の外周面に離型層を形成する工程により形成されたものであることを特徴とする。
本発明2のステンレス鋼を使用した定着装置は、本発明1において、
前記定着部材の基層は、
肉厚が20μm〜50μmである定着スリーブの前記基層、又は肉厚が100μm〜300μmである定着ローラーの前記基層のいずれかであり、
前記アルミニウム被膜の厚さが、前記基層の15%〜50%であることを特徴とする。
本発明3のステンレス鋼を使用した定着装置は、本発明2において、前記発熱体がハロゲンヒーターであることを特徴とする。
本発明4のステンレス鋼を使用した定着装置は、本発明3において、前記ステンレス鋼の外周面にアルミニウムを溶射する工程の前工程として、前記ステンレス鋼の管状体の外周面をブラスト加工して粗面化する工程を有することを特徴とする。
本発明5のステンレス鋼を使用した定着装置は、本発明4において、前記アルミニウム被膜の外周面の表面粗さRmaxが40μm以下であることを特徴とする。
本発明6のステンレス鋼を使用した定着装置は、本発明5において、前記ステンレス鋼の外周面にアルミニウムを溶射する工程の後工程として、前記ステンレス鋼の管状体の外周面を研磨加工して凸部を落とすことを特徴とする。
本発明のステンレス鋼を使用した定着装置は、基層となる薄肉のステンレス鋼の管状体の外周面に、薄肉のアルミニウム被膜を形成しているため、厚さ方向の温度上昇が早く、軸方向の温度が均一で、定着部材の熱ムラが少なく、定着部材を加熱するためのエネルギーが少なくて済む。また、定着部材の熱容量が小さくなるため、発熱体にハロゲンヒーターを使用することが可能で、電源を入れるとすぐ加熱でき、低コストで安定性が向上する。
図1は、本発明の定着装置を適用した画像形成装置の概要を示す説明図である。 図2は、本発明のステンレス鋼を使用した定着装置を断面図で示す説明図である。 図3は、本発明のステンレス鋼を使用した定着部材の製造方法を示す工程図である。 図4は、本発明の実施の形態の定着ローラーの製造方法を示し、図4(a)は深絞り加工によるカップ状管状体の成形工程を示す縦断面図、図4(b)は成形されたカップ状管状体を示す斜視図である。 図5は、図4の後工程を示し、図5(a)は図4(b)のカップ状管状体をマンドレルを使用してスピニング加工を行う工程を示す説明図、図5(b)はスピニング加工が終了したカップ状管状体の両端を切断して管状の定着ローラーを成形する工程を示す説明図である。 図6は、両端を切断した管状の定着ローラーにサンドブラスト加工を施す工程を示す説明図である。 図7は、図6の工程の後工程であって、両端を切断した管状の定着ローラーにアルミニウムを溶射する工程を示す説明図である。 図8は、アルミニウムを溶射した定着ローラーの外周面の写真を示し、図8(a)は定着ローラーの外周面の全体を示す写真、図8(b)は図8(a)の黒色の矩形線で囲んだ範囲を示す12倍の拡大写真である。 図9は、図8(b)の3箇所の顕微鏡写真を示し、倍率が5種類の顕微鏡写真である。 図10は、アルミニウムを溶射した定着ローラーの3箇所の表面粗さを測定したグラフである。 図11は、図10の表面粗さを示すデータである。 図12は、アルミニウム被膜の外周面を研磨加工した後、定着ローラーの3箇所の表面粗さを測定したグラフである。 図13は、図12の表面粗さを示すデータである。 図14は、アルミニウム被膜の外周面にフッ素樹脂の離型層を形成した状態を示す定着ローラーの断面を示す説明図である。
〔画像形成装置の概要説明〕
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の定着装置を適用した画像形成装置の概要を示す説明図である。本発明は定着装置9に関わるものであるが、先ずその定着装置9を適用する画像形成装置1の構成の概要について説明する。この画像形成装置1は種々の形態があり公知であるが、例えば、レーザープリンターに関わる画像形成装置1で説明すると、画像形成装置1は、本体2、露光部3、感光体4、転写部5、トレイ6、給紙部7、レジストローラー8、定着装置9等で構成される。各々の要素の機能、構成については公知であるので、詳細な説明は省略する。次に画像形成装置1の動作について概略を説明する。
複写時に露光部3から複写する画像のレーザー光Aが感光体4に照射される。感光体4の感光ドラムは回転しながら、帯電、露光、現像の各工程を経て、トナー11によりトナー像が形成される。トナー11は着色剤とワックスを粒子に内包させたもので、前記の工程を経て感光体4にトナー像が形成される。このトナー像は、感光体4に対峙して設けられた転写ローラーを介して転写部5で、レジストローラー8により給紙部7から送られてきた用紙12に転写される。
転写部5を通過した用紙12は定着装置9に送られる。定着装置9では、定着ローラー13と加圧ローラー14の間に挟まれながら用紙12が送られ、熱と圧力によりトナー像が用紙12に定着される。定着された用紙12は出力画像として、矢印で示すような流れでトレイ6に排出される。基本的にレーザープリンターの複写は以上のような工程で行なわれる。
次に、定着装置9について説明する。図2は、本発明のステンレス鋼を使用した定着装置を断面図で示す説明図である。本発明を適用した定着装置9は、基本的に定着ローラー(定着部材)13と加圧ローラー14と発熱体15であるハロゲンヒーター等で構成される。この装置は、薄い管状の定着ローラー13に対し、加圧ローラー14を加圧させ用紙12のトナー像を定着させる構成のものである。先ず定着ローラーについて説明すると、定着ローラー13は、定着ローラー13内に設置された発熱体15であるハロゲンヒーターにより加熱される。
定着ローラー(定着部材)13は、基層の肉厚が100μm〜300μmのステンレス鋼で形成されている。肉厚が比較的厚い定着ローラー13に代えて、肉厚が20μm〜50μmの極薄のステンレス鋼で形成された定着スリーブ(定着部材としての定着フィルム)を使用してもよい。極薄の定着スリーブにすれば、加圧ローラー14と発熱体15との間で所定のニップ幅のニップ部を形成させて定着スリーブを圧接し、ニップ部のみを加熱することで、クイックスタートの加熱定着が可能になる。
〔定着ローラー13の製造方法〕
図3は、本発明のステンレス鋼を使用した定着部材の製造方法を示す工程図である。図4は、本発明の実施の形態の定着ローラーの製造方法を示し、図4(a)は図3のSTEP1の深絞り加工によるカップ状管状体の成形工程を示す縦断面図、図4(b)は成形されたカップ状管状体200を示す斜視図である。肉厚が20μm〜50μmの極薄のステンレス鋼で形成された定着スリーブも、定着ローラーと同様の製造方法で製造可能である。図4(a)に示すように、SUS304等のステンレス鋼の薄板100を、雌型101とポンチ102で深絞り加工して、図4(b)に示すカップ状管状体200を成形する。
図5は、図4の後工程を示し、図5(a)は図3のSTEP2のスピニング加工を行う工程を示す説明図であり、カップ状管状体200をマンドレルを使用してスピニング加工を行う工程である。図5(b)は図3のSTEP3の工程を示す説明図であり、スピニング加工が終了したカップ状管状体200の両端を切断して管状の定着ローラーを成形する工程を示す説明図である。すなわち、図5(a)に示すように、スピニング加工機のマンドレル300をカップ状管状体200の内周面201にはめ込み、マンドレル300を回転してカップ状管状体200を回転する。
カップ状管状体200の外周面202にローラー301、301を押し付け、カップ状管状体200の軸方向にローラー301、301を移動してスピニング加工を行う。カップ状管状体200はカップ状管状体200の軸方向に塑性変形して薄肉になり、軸方向に長尺化する。図5(b)に示すように、スピニング加工が終了したカップ状管状体200の両端を突っ切りバイト302、302で切断すれば、定着ローラー13の基層となる肉厚が100μm〜300μmのステンレス鋼の管状体400が得られる。同様の工程のスピニング加工で、定着スリーブに適用できる肉厚が20μm〜50μmのステンレス鋼の管状体400を製造することも可能である。
図6は、図5の後工程を示し、図3のSTEP4の工程を示す説明図であり、基層となるステンレス鋼の管状体400にサンドブラスト加工を施す工程を示す説明図である。図6に示すように、本発明の実施の形態の基層となるステンレス鋼の管状体400の寸法は、外径寸法Dがφ20、軸方向の長さL1が258mm、肉厚t1が100μmである。吸引式のサンドブラスト装置を使用し、研削材501はアルミナ#60、ブラスト距離L2は200mm、ブラスト時間は30秒、エアー圧力は0.4Mpaである。基層となるステンレス鋼の管状体400を150rpmで回転させながら、基層となるステンレス鋼の管状体400の軸方向に平行(矢印502方向)にブラストノズル500を移動しながらサンドブラスト加工を施した。
図7は、図6の後工程を示し、図3のSTEP5の工程を示す説明図であり、基層となるステンレス鋼の管状体400の外周面にアルミニウムを溶射する工程を示す説明図である。図7に示すように、アーク溶射装置を使用し、溶射線材は材質が純度99%のアルミニウムで、溶射線材の外径寸法はφ1.2mm、溶射距離L3は120mm、溶射ガン601の移動速度は20mm/sec、エアー圧力は0.5Mpaである。基層となるステンレス鋼の管状体400を150rpmで回転させながら、基層となるステンレス鋼の管状体400の軸方向に平行(矢印602方向)に溶射ガン601を移動しながらアルミニウムを溶射した。溶射したアルミニウム被膜401の肉厚t2は20μm〜30μmである。溶射するアルミニウムは、アルミニウム合金でもよい。
溶射時に、溶射したアルミニウム被膜401の肉厚t2を軸方向に変化させて、逆クラウン形状のアルミニウム被膜401を形成させることが可能である。すなわち、基層となるステンレス鋼の管状体400の軸方向位置に応じて、溶射ガン601の移動速度を制御(軸方向の中央部よりも軸方向の両端部の移動速度を徐々に遅くする)して、基層となるステンレス鋼の管状体400の軸方向の中央部を薄肉のアルミニウム被膜401にし、軸方向の両端部に行くに従ってアルミニウム被膜401を徐々に厚肉にする。その結果、軸方向の中央部は薄肉のため熱容量が小さく、軸方向の両端部は厚肉のため熱容量が大きくなる。従って、給紙により定着ローラー13の軸方向の中央部は両端部よりも温度が低下するが、熱容量が小さいため、短時間で定着ローラー13の軸方向の中央部の温度を上昇させることが可能となる。その結果、定着ローラー13の熱ムラを少なくすることが可能となる。
図8は、アルミニウムを溶射した定着ローラー13の外周面の写真を示し、図8(a)は定着ローラー13の外周面の全体を示す写真、図8(b)は図8(a)の黒色の矩形線で囲んだ範囲を示す12倍の拡大写真である。図9は、図8(b)の3箇所の顕微鏡写真を示し、倍率が5種類の顕微鏡写真である。図10は、アルミニウムを溶射した定着ローラー13の3箇所(Flange、Bottom、Center)の表面粗さを測定したグラフである。図11は、図10の表面粗さを示すデータである。図5(a)、図5(b)に示すように、カップ状管状体200を成形した時の、口側がFlange、底側がBottom、口側と底側の軸方向の中間位置がCenterである。図10、図11に示すように、アルミニウムを溶射した定着ローラー13の外周面は、Ra(中心線平均粗さ)が7.366μm〜9.929μm、Rz(10点平均高さ)が27.770μm〜35.516μm、Rmax(最大高さ)が56.388μm〜73.038μmである。
次に、図3のSTEP6の工程で、アルミニウムを溶射した定着ローラー13の外周面を研磨加工する。定着ローラー13を回転させながら、定着ローラー13の軸方向に平行に研磨工具を移動しながら定着ローラー13の外周面の凸部を落とし、アルミニウム被膜の外周面を滑らかにする。図12は、研磨加工したアルミニウム被膜401の外周面の3箇所(Flange、Bottom、Center)の表面粗さを測定したグラフである。図13は、図12の表面粗さを示すデータである。図12、図13に示すように、研磨加工した定着ローラー13の外周面は、Ra(中心線平均粗さ)が6.892μm〜7.330μm、Rz(10点平均高さ)が23.949μm〜25.098μm、Rmax(最大高さ)が36.297μm〜39.059μmである。研磨加工によって定着ローラー13の外周面の凸部が落とされて、後工程で塗装するフッソ樹脂またはシリコンゴムの凹凸を小さくする。即ち、アルミニウム被膜の外周面の表面粗さは、Rmax(最大高さ)で、40μm以下が良く、好ましくは、10μm〜40μmが良い。
次に、図3のSTEP7の工程で、研磨加工したアルミニウム被膜401の外周面を脱脂、清浄化する。図3のSTEP8の工程で、清浄化したアルミニウム被膜401の外周面にスプレーガンでプライマー塗装を施す。プライマーは、四フッ化エチレン樹脂を主成分とする水系塗料を使用した。図3のSTEP9は最後の工程で、プライマー塗装を施した外周面に、離型層(表層)402として離型性のあるフッソ樹脂またはシリコンゴム等の弾性部材をスプレーガンでコーティングして、定着ローラー13が完成する。これにより用紙12に追従しトナー11を均一に定着させ、さらに離型性の向上を図っている。
[アルミニウム皮膜の肉厚]
ステンレス鋼の管状体の外周面には、溶射したアルミニウム皮膜で被覆したものである。このアルミニウム被膜401の肉厚t2は、前述した実施の形態では20μm〜30μmである。ステンレス鋼の管状体の肉厚に対してアルミニウム皮膜の肉厚が薄いと、端部の温度上昇を抑える効果が低い。下記の表1は、アルミニウム皮膜の肉厚を30μmに固定し、ステンレス鋼の管状体の肉厚を変化させたとき、端部の温度上昇を測定したものである。
この結果から、ステンレス鋼の管状体とアルミニウム皮膜の肉厚の比が、比率12%では端部の温度が高くなるということが判明した。アルミニウム皮膜の肉厚が10μmより薄いと巣が発生するので、肉厚は10μmとる必要があり、20μm以上とするのがより好ましい。一般に、定着スリーブの基層であるステンレス鋼管状体の肉厚は、機械的な強度、熱容量を考慮すると、20μm〜50μmである。同様に、定着ローラーの基層であるステンレス鋼管状体の肉厚は、100μm〜300μmである。従って、定着ローラーの基層の肉厚が最大で300μm程度であることを考慮すると、アルミニウム皮膜の肉厚は、表1から理解されるように、ステンレス鋼管状体の15%以上あれば良いが、厚すぎても材料の無駄にもなる。定着ローラーの基層であるステンレス鋼管状体の肉厚は、最大で300μm程度であるから、最大でこの50%であるアルミニウム皮膜の肉厚は、150μmが限度である。
よって、定着ローラー、又は定着スリーブのアルミニウム皮膜の肉厚は、10μm〜150μm程度が良い。好ましくは、定着スリーブのアルミニウム皮膜の肉厚は、10μm〜25μm、定着ローラーのアルミニウム皮膜の肉厚は、10μm〜150μmである。このアルミニウム皮膜の肉厚を、ステンレス鋼管状体の肉厚との比率でいえば、アルミニウム皮膜の肉厚は、ステンレス鋼管状体の肉厚の15%以上50%未満が良い。
本発明のステンレス鋼を使用した定着装置は、基層となる薄肉のステンレス鋼の管状体の外周面に、薄肉のアルミニウム被膜を形成しているため、厚さ方向の温度上昇が早く、軸方向の温度が均一で、定着部材の熱ムラが少なく、定着部材を加熱するためのエネルギーが少なくて済む。また、定着部材の熱容量が小さくなるため、発熱体にハロゲンヒーターを使用可能で、電源を入れるとすぐ加熱でき、低コストで安定性が向上する。本発明の実施の形態では、発熱体にハロゲンヒーターを使用した例について説明したが、セラミックヒーター、電磁誘導加熱コイル等の他の発熱体を使用しても良い。
1…画像形成装置
2…本体
3…露光部
4…感光体
5…転写部
6…トレイ
7…給紙部
8…レジストローラー
9…定着装置
11…トナー
12…用紙
13…定着ローラー
14…加圧ローラー
15…発熱体
A…レーザー光
100…ステンレス鋼の薄板
101…雌型
102…ポンチ
200…カップ状管状体
201…内周面
202…外周面
300…マンドレル
301…ローラー
302…突っ切りバイト
400…基層となるステンレス鋼の管状体
401…アルミニウム被膜
402…離型層(表層)
500…ブラストノズル
501…研削材
502…ブラストノズル移動方向
601…溶射ガン
602…溶射ガン移動方向

Claims (6)

  1. トナーにより複写させる画像形成装置において、トナー像を加熱して記録媒体上に定着させる定着装置であって、
    内部に設置される発熱体により加熱される薄肉管状の定着部材を備え、
    前記定着部材は、
    ステンレス鋼のカップ状管状体の内周面にマンドレルをはめ込むとともに、前記カップ状管状体の外周面にローラーを押し付けるスピニング加工を行って、前記カップ状管状体を軸方向に長尺化させて肉厚が20μm〜300μmのステンレス鋼のカップ状管状体を形成する工程と、
    前記カップ状管状体の両端を切断して、基層となるステンレス鋼の管状体を形成する工程と、
    前記ステンレス鋼の管状体の外周面にアルミニウムを溶射して肉厚が10μm〜150μmのアルミニウム被膜を形成する工程と、
    前記アルミニウム被膜の外周面に離型層を形成する工程により形成されたものである
    ことを特徴とするステンレス鋼を使用した定着装置。
  2. 請求項1に記載のステンレス鋼を使用した定着装置において、
    前記定着部材の基層は、
    肉厚が20μm〜50μmである定着スリーブの前記基層、又は肉厚が100μm〜300μmである定着ローラーの前記基層のいずれかであり、
    前記アルミニウム被膜の厚さが、前記基層の15%〜50%である
    ことを特徴とするステンレス鋼を使用した定着装置。
  3. 請求項2に記載のステンレス鋼を使用した定着装置において、
    前記発熱体がハロゲンヒーターである
    ことを特徴とするステンレス鋼を使用した定着装置。
  4. 請求項3に記載のステンレス鋼を使用した定着装置において、
    前記ステンレス鋼の外周面にアルミニウムを溶射する工程の前工程として、前記ステンレス鋼の管状体の外周面をブラスト加工して粗面化する工程を有する
    ことを特徴とするステンレス鋼を使用した定着装置。
  5. 請求項4に記載のステンレス鋼を使用した定着装置において、
    前記アルミニウム被膜の外周面の表面粗さRmaxが40μm以下である
    ことを特徴とするステンレス鋼を使用した定着装置。
  6. 請求項5に記載のステンレス鋼を使用した定着装置において、
    前記ステンレス鋼の外周面にアルミニウムを溶射する工程の後工程として、前記ステンレス鋼の管状体の外周面を研磨加工して凸部を落とす
    ことを特徴とするステンレス鋼を使用した定着装置。
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