JP2017044172A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料カット中に実施するEGRバルブのダイアグノーシスに起因したエンジン回転の不安定化を防止する。
【解決手段】排気通路と吸気通路とを連通するEGR通路にEGRバルブが設けられた排気ガス再循環装置が付帯する内燃機関を制御する制御装置であって、内燃機関の気筒への燃料供給を一時中断する燃料カット中に、EGRバルブを開閉操作してEGRバルブの故障の有無を判定するダイアグノーシスを実施するものであり、燃料カットの開始後、排気通路を流れるガスの空燃比が所定以上であるリーン状態となり、かつそのときのエンジン回転数に応じて設定した遅延時間が経過したことを条件として、EGRバルブのダイアグノーシスを開始する内燃機関の制御装置を構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、排気ガス再循環(Exhaust Gas Recirculation)装置が付帯した内燃機関の制御装置に関する。
車両に搭載される内燃機関には、気筒内の燃焼温度を低下させてNOxの排出量を削減しつつポンピングロスの低減を図るEGR装置が付随していることが多い。EGR装置は、内燃機関の排気通路と吸気通路とをEGR通路を介して接続し、気筒で発生する燃焼ガスの一部をEGR通路経由で吸気通路に還流させて吸気に混交するものである。EGR通路上には、これを開閉するEGRバルブが設けられており、このEGRバルブの開度操作を通じてEGRガスの還流量を調節することができる。
EGRバルブに故障が生じると、適正なEGR制御の妨げとなり、燃焼の不安定化やエミッションの悪化、あるいはノッキングの発生につながる。故に、車両には、EGRバルブの故障の有無をオンラインで診断し、故障を検出した暁にはその事実を運転者に告知したり、記憶装置に記録を残したりするダイアグノーシス(自己診断)機構が実装される。
EGRバルブのダイアグノーシスは、気筒への燃料供給を一時中断する燃料カット中に実施することが通例となっている。ダイアグノーシスでは、燃料カット中にEGRバルブを敢えて開閉操作し、閉弁時及び開弁時の吸気通路内圧力をそれぞれ計測して、これを基にEGRバルブの故障の有無の判定を行う(例えば、下記特許文献を参照)。
特開2011−252399号公報
実際の燃料カット期間は短く、その短い期間内にダイアグノーシスを完遂するためには、燃料カットの開始後速やかにダイアグノーシスを開始することが望ましいと言える。
だが、燃料カットの開始直後には、燃焼ガスや未燃燃料成分を多く含んだ排気が排気通路を流れており、EGRバルブを開弁することでその排気が吸気通路側に還流する。それ故、運転者がアクセルペダルを踏む等して燃料カットが早期に終了すると、その直後の時期において気筒に取り入れられる酸素の量が不足し、十分なエンジントルクを得られずにエンジン回転が不安定となる懸念がある。
本発明は、燃料カット中に実施するEGRバルブのダイアグノーシスに起因したエンジン回転の不安定化を防止することを所期の目的としている。
本発明では、排気通路と吸気通路とを連通するEGR通路にEGRバルブが設けられた排気ガス再循環装置が付帯する内燃機関を制御する制御装置であって、内燃機関の気筒への燃料供給を一時中断する燃料カット中に、EGRバルブを開閉操作してEGRバルブの故障の有無を判定するダイアグノーシスを実施するものであり、燃料カットの開始後、排気通路を流れるガスの空燃比が所定以上であるリーン状態となり、かつそのときのエンジン回転数に応じて設定した遅延時間が経過したことを条件として、EGRバルブのダイアグノーシスを開始する内燃機関の制御装置を構成した。
上記に加えて、EGRバルブのダイアグノーシスの開始後に吸気通路を流れる吸気のEGR率を、そのときのエンジン回転数及び燃料カットの開始からの経過時間を基に推定でき、燃料カットの終了直後の時期に、推定される吸気のEGR率に応じてスロットルバルブの開度または点火タイミングを補正するようにすることも好ましい。
並びに、本発明では、排気通路と吸気通路とを連通するEGR通路にEGRバルブが設けられた排気ガス再循環装置が付帯する内燃機関を制御する制御装置であって、内燃機関の気筒への燃料供給を一時中断する燃料カット中に、EGRバルブを開閉操作してEGRバルブの故障の有無を判定するダイアグノーシスを実施するものであり、EGRバルブのダイアグノーシスの開始後に吸気通路を流れる吸気のEGR率を、そのときのエンジン回転数及び燃料カットの開始からの経過時間を基に推定でき、燃料カットの終了直後の時期に、推定される吸気のEGR率に応じてスロットルバルブの開度または点火タイミングを補正する内燃機関の制御装置を構成した。
本発明によれば、燃料カット中に実施するEGRバルブのダイアグノーシスに起因したエンジン回転の不安定化を防止できる。
本発明の一実施形態における車両用内燃機関及び制御装置の構成を示す図。 同実施形態の制御装置が実行する処理の手順例を示すフロー図。 燃料カット中のエンジン回転数とEGRバルブのダイアグノーシスの開始までの遅延時間との関係を示す図。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1に、本実施形態における車両用内燃機関の概要を示す。本実施形態における内燃機関は、火花点火式の4ストロークエンジンであり、複数の気筒1(図1には、そのうち一つを図示している)を具備している。各気筒1の吸気ポート近傍には、燃料を噴射するインジェクタ11を設けている。また、各気筒1の燃焼室の天井部に、点火プラグ12を取り付けてある。点火プラグ12は、点火コイルにて発生した誘導電圧の印加を受けて、中心電極と接地電極との間で火花放電を惹起するものである。点火コイルは、半導体スイッチング素子であるイグナイタとともに、コイルケースに一体的に内蔵される。
吸気を供給するための吸気通路3は、外部から空気を取り入れて各気筒1の吸気ポートへと導く。吸気通路3上には、エアクリーナ31、電子スロットルバルブ32、サージタンク33、吸気マニホルド34を、上流からこの順序に配置している。
排気を排出するための排気通路4は、気筒1内で燃料を燃焼させた結果発生した排気を各気筒1の排気ポートから外部へと導く。この排気通路4上には、排気マニホルド42及び排気浄化用の三元触媒41を配置している。排気通路4における触媒41の上流及び下流には、排気通路4を流れるガスの空燃比を検出するための空燃比センサ43、44を設置する。空燃比センサ43、44はそれぞれ、排気ガスの空燃比に対して非線形な出力特性を有するO2センサであってもよく、排気ガスの空燃比に比例した出力特性を有するリニアA/Fセンサであってもよい。本実施形態では、触媒41の上流側の空燃比センサ43をリニアA/Fセンサとし、下流側の空燃比センサ44をO2センサとすることを想定している。
外部EGR装置2は、いわゆる高圧ループEGRを実現するものである。EGR装置2は、排気通路4における触媒41の上流側と吸気通路3におけるスロットルバルブ32の下流側とを連通する外部EGR通路21と、EGR通路21上に設けたEGRクーラ22と、EGR通路21を開閉し当該EGR通路21を流れるEGRガスの流量を制御するEGRバルブ23とを要素とする。EGR通路21の入口は、排気通路4における触媒41の下流の所定箇所に接続している。EGR通路21の出口は、吸気通路3におけるスロットルバルブ32の下流の所定箇所、具体的にはサージタンク33に接続している。
本実施形態の内燃機関の制御装置たるECU(Electronic Control Unit)0は、プロセッサ、メモリ、入力インタフェース、出力インタフェース等を有したマイクロコンピュータシステムである。
ECU0の入力インタフェースには、車両の実車速を検出する車速センサから出力される車速信号a、クランクシャフトの回転角度及びエンジン回転数を検出するエンジン回転センサから出力されるクランク角信号b、アクセルペダルの踏込量またはスロットルバルブ32の開度をアクセル開度(いわば、内燃機関に対する要求出力、要求負荷)として検出するセンサから出力されるアクセル開度信号c、吸気通路3におけるスロットルバルブ32の下流(特に、サージタンク33内)の吸気温及び吸気圧を検出する吸気温・吸気圧センサから出力される吸気温・吸気圧信号d、内燃機関の温度を示唆する冷却水温を検出する水温センサから出力される冷却水温信号e、触媒41の上流側におけるガスの空燃比を検出する空燃比センサ43から出力される空燃比信号f、触媒41の下流側におけるガスの空燃比を検出する空燃比センサ44から出力される空燃比信号g、ブレーキペダルが踏まれたことまたはブレーキペダルの踏込量を検出するセンサ(ブレーキスイッチやマスタシリンダ圧センサ等)から出力されるブレーキ信号h等が入力される。
ECU0の出力インタフェースからは、点火プラグ12のイグナイタに対して点火信号i、インジェクタ11に対して燃料噴射信号j、スロットルバルブ32に対して開度制御信号k、EGRバルブ23に対して開度制御信号l等を出力する。
ECU0のプロセッサは、予めメモリに格納されているプログラムを解釈、実行し、運転パラメータを演算して内燃機関の運転を制御する。ECU0は、内燃機関の運転制御に必要な各種情報a、b、c、d、e、f、g、hを入力インタフェースを介して取得し、エンジン回転数を知得するとともに気筒1に充填される吸気(新気)量を推算する。そして、それらエンジン回転数及び吸気量等に基づき、要求される燃料噴射量、燃料噴射タイミング(一度の燃焼に対する燃料噴射の回数を含む)、燃料噴射圧、点火タイミング、要求EGR率(または、EGR量)等といった各種運転パラメータを決定する。ECU0は、運転パラメータに対応した各種制御信号i、j、k、lを出力インタフェースを介して印加する。
ECU0は、運転状況に応じて、気筒1への燃料供給を中断する燃料カットを実行する。ECU0は、所定の燃料カット条件が成立したときに、燃料カット即ちインジェクタ11からの燃料噴射(及び、点火プラグ12による点火)を停止する。ECU0は、少なくとも、アクセルペダルの踏込量が0または0に近い閾値以下となり、かつエンジン回転数が燃料カット許可回転数以上あることを以て、燃料カット条件が成立したものと判断する。燃料カット中は、スロットルバルブ32をアクセルペダルの踏込量(0または0に近い)に依拠しない所定の開度に開いておくか、スロットルバルブ32を全閉する。
ECU0は、燃料カットの開始後、所定の燃料カット終了条件が成立したときに、燃料カットを終了、即ち燃料噴射(及び、点火)を再開する。ECU0は、アクセルペダルの踏込量が閾値を上回った、エンジン回転数が燃料カット復帰回転数まで低下した等のうちの何れかを以て、燃料カット終了条件が成立したものと判断する。燃料カット終了条件の成立以後は、スロットルバルブ32の開度をアクセルペダルの踏込量に応じた開度に追従させることは言うまでもない。
本実施形態のECU0は、燃料カット中に、EGRバルブ23のダイアグノーシスを実施する。このダイアグノーシスでは、燃料カット中にEGRバルブ23を敢えて開閉操作し、EGRバルブ23が全閉しているときのサージタンク33内吸気圧、及びEGRバルブ23が所定開度に開いているときのサージタンク33内吸気圧を各々計測する。そして、計測した吸気圧を基に、EGRバルブ23の故障の有無を判定する。例えば、双方の吸気圧の差が判定閾値以上であればEGRバルブ23が正常に作動しており、判定閾値を下回っていればEGRバルブ23が固着する等して正常に作動していないと判断する。
図2に、EGRバルブ23のダイアグノーシスに関してECU0が実行する処理の手順例を示す。既に述べた通り、ECU0は、燃料カット条件が成立したときに(ステップS1)、燃料カットの実行を開始する(ステップS2)。その上で、排気通路4における触媒41の上流を流れるガスの空燃比がリーン、即ち空燃比が所定値以上となり(ステップS3)、かつ燃料カットの開始から所要の遅延時間が経過した後(ステップS4)、EGRバルブ23の開弁操作を伴うダイアグノーシスを開始する(ステップS5)。
ステップS4における遅延時間の長さは、燃料カット中のエンジン回転数に応じて設定する。具体的には、図3に示すように、エンジン回転数が低いほど、ダイアグノーシスの開始までの遅延時間を長くとる。ステップS3及びS4により、ダイアグノーシス中に燃焼ガスや未燃燃焼成分を多く含んだ排気が吸気通路3側に還流することを抑制することができ、燃料カットの終了直後に気筒1に充填される酸素の量を必要十分に確保することが可能となる。
ECU0は、燃料カット終了条件が成立したときに(ステップS6)、燃料カットを終了して燃料供給を再開する(ステップS9)。しかして、燃料カットの終了直後の時期に、吸気通路3を流れる吸気のEGR率を推定し(ステップS7)、その推定したEGR率に応じてスロットルバルブ32の開度及び/または点火タイミングを補正する(ステップS8)。
ステップS7では、燃料カット中のエンジン回転数、燃料カット開始からの経過時間、燃料カット中及び/または燃料カット終了時のEGRバルブ23の開度等から、燃料カットの終了直後の吸気のEGR率を推定する。吸気に占めるEGRガスの割合であるEGR率は、エンジン回転数が低いほど高くなり、燃料カット開始から経過した時間が短いほど高くなり、EGRバルブ23の開度が大きいほど高くなる。
ECU0のメモリには予め、エンジン回転数、燃料カット開始からの経過時間及びEGRバルブ23の開度等と、吸気のEGR率との関係を規定したマップデータまたは関数式が格納されている。ECU0は、ステップS7にて、燃料カット中のエンジン回転数、燃料カット開始から終了までの間の経過時間、燃料カット中及び/または燃料カット終了時のEGRバルブ23の開度等をキーとして当該マップを検索し、あるいはそれらを当該関数式に代入して演算することで、燃料カットの終了直後の吸気のEGR率を推定する。
そして、推定した吸気のEGR率が高いほど、ステップS8にて、燃料カットの終了直後の時期のスロットルバルブ32の開度を(アクセルペダルの踏込量に応じた基本量から)大きく拡大し、及び/または、点火時期を進角させることにより、気筒1における混合気の燃焼の安定化を図る。
本実施形態では、排気通路4と吸気通路3とを連通するEGR通路21にEGRバルブ23が設けられたEGR装置2が付帯する内燃機関を制御する制御装置0であって、内燃機関の気筒1への燃料供給を一時中断する燃料カット中に、EGRバルブ23を開閉操作してEGRバルブ23の故障の有無を判定するダイアグノーシスを実施するものであり、燃料カットの開始後、排気通路4を流れるガスの空燃比が所定以上であるリーン状態となり、かつそのときのエンジン回転数に応じて設定した遅延時間が経過したことを条件として、EGRバルブ23のダイアグノーシスを開始する内燃機関の制御装置0を構成した。
本実施形態によれば、EGRバルブ23のダイアグノーシスに起因して燃料カット中に排気通路4から吸気通路3に還流する燃焼ガスや未燃燃料成分の量を低減することができる。結果、燃料カットの終了直後の時期に、気筒1に必要十分な量の酸素を流入させることが可能となり、混合気の燃焼が安定して十分なエンジントルクを得られ、エンジン回転が不安定となる問題を回避できる。
加えて、本実施形態の制御装置0は、EGRバルブ23のダイアグノーシスの開始後に吸気通路3を流れる吸気のEGR率を、そのときのエンジン回転数及び燃料カットの開始からの経過時間を基に推定できるものであり、燃料カットの終了直後の時期に、推定される吸気のEGR率に応じてスロットルバルブ32の開度を拡大補正して気筒1に充填される吸気のEGR率を低下させたり、点火タイミングを進角補正して気筒1における混合気の着火燃焼の安定性を高めたりすることが可能である。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。特に、図2に示しているステップS3及びS4を省略し、燃料カットの開始後可及的速やかにEGRバルブ23のダイアグノーシスを開始することとした上で、燃料カットの終了とともにステップS7及びS8を実行して、燃料カットの終了直後の時期における混合気の燃焼を安定させ、以てエンジン回転の不安定化を防止するようにしてもよい。
その他、各部の具体的構成や具体的な処理の手順は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明は、車両に搭載される内燃機関の制御に適用することができる。
0…制御装置(ECU)
1…気筒
2…EGR装置
21…EGR通路
23…EGRバルブ
3…吸気通路
32…スロットルバルブ
4…排気通路

Claims (3)

  1. 排気通路と吸気通路とを連通するEGR通路にEGRバルブが設けられた排気ガス再循環装置が付帯する内燃機関を制御する制御装置であって、
    内燃機関の気筒への燃料供給を一時中断する燃料カット中に、EGRバルブを開閉操作してEGRバルブの故障の有無を判定するダイアグノーシスを実施するものであり、
    燃料カットの開始後、排気通路を流れるガスの空燃比が所定以上であるリーン状態となり、かつそのときのエンジン回転数に応じて設定した遅延時間が経過したことを条件として、EGRバルブのダイアグノーシスを開始する内燃機関の制御装置。
  2. EGRバルブのダイアグノーシスの開始後に吸気通路を流れる吸気のEGR率を、そのときのエンジン回転数及び燃料カットの開始からの経過時間を基に推定でき、
    燃料カットの終了直後の時期に、推定される吸気のEGR率に応じてスロットルバルブの開度または点火タイミングを補正する請求項1記載の内燃機関の制御装置。
  3. 排気通路と吸気通路とを連通するEGR通路にEGRバルブが設けられた排気ガス再循環装置が付帯する内燃機関を制御する制御装置であって、
    内燃機関の気筒への燃料供給を一時中断する燃料カット中に、EGRバルブを開閉操作してEGRバルブの故障の有無を判定するダイアグノーシスを実施するものであり、
    EGRバルブのダイアグノーシスの開始後に吸気通路を流れる吸気のEGR率を、そのときのエンジン回転数及び燃料カットの開始からの経過時間を基に推定でき、
    燃料カットの終了直後の時期に、推定される吸気のEGR率に応じてスロットルバルブの開度または点火タイミングを補正する内燃機関の制御装置。
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