JP2017043292A - 運転支援装置及び運転支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者の運転負担を軽減できるとともに、運転者の運転意識の低下を防止しつつ一定の安全性を確保できる運転支援装置及び運転支援方法を提供する。
【解決手段】運転支援装置は、車速検出部と、車間距離検出部と、自動走行情報設定部と、定速走行制御及び追従走行制御を行う自動走行制御部と、追従走行中の自車速度が設定可能速度範囲の下限値を下回った場合に、自動走行制御部による制御を解除する自動走行解除部と、制動系統の自動制御の状態を報知する報知部と、を備える。自動走行解除部は、自車速度が設定可能速度範囲の下限値を下回ったときに、駆動系統の自動制御を解除し、所定の解除速度に到達したときに、制動系統の制御を解除する。報知部は、前記制動系統の自動制御の状態が変化したときに、変化後の前記制動系統の自動制御の状態に応じた警報を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、運転支援装置及び運転支援方法に関し、特に、車両の走行速度に応じてアダプティブ・クルーズ・コントロール機能を自動的に解除する技術に関する。
近年、運転者の負担軽減や事故回避のため、様々な運転支援装置が開発され、実用化されている。このような運転支援装置の一つとして、アダプティブ・クルーズ・コントロール機能(以下「ACC機能」と称する)を備えるものが知られている(例えば特許文献1)。一般に、ACC機能は、アクセルやブレーキの操作頻度が比較的少ない高速道路での走行時に使用されることが前提となっており、定速走行時の目標速度を設定可能な速度範囲(以下「設定可能速度範囲」と称する)が決まっている(例えば40〜110km/h)。
ACC機能を備える運転支援装置においては、例えば設定可能速度範囲内の速度での走行中に運転者がACC機能を有効化する操作を行うことにより、現在の車速が目標速度として設定される。そして、先行車両がいない場合には、設定された目標速度で定速走行が行われるように、また、先行車両がいる場合には、一定の車間距離(目標車間距離)を保持しながら追従走行が行われるように、車両の駆動力及び制動力が制御される。通常、ACC機能は、運転者の解除操作(例えば解除ボタン操作やブレーキ操作)によって解除される。
追従走行は、一般的に追従走行中の制動制御(減速制御)によって自車速度が所定の速度(一般には設定可能速度範囲の下限値)を下回った場合に、ACC機能が自動的に解除されるようになっていることが多い。
ACC機能が自動解除されると、それ以上、制動制御が行われないので、自車両は先行車両に接近する。運転者は、接近状況から危険を察知し、自身でブレーキ操作を行うことになる。つまり、自車速度に基づいてACC機能を自動解除することにより、少なくとも車両の停止操作は運転者の意識下で行われることになるので、ACC機能が有効となっているときでも、運転者の運転意識は損なわれない。このように、ACC機能は、運転負担の軽減だけでなく、運転者の運転意識が低下しないように配慮されていることが好ましい。
特開平7−17295号公報
上述したACC機能を備える運転支援装置では、自車両が先行車両に接近している場合は、ACC機能が自動解除される前に、運転者自身がブレーキ操作を行い、危険を回避することを想定している。しかしながら、先行車両の減速に伴い急激に減速される場合や運転者が自車速度を把握していない場合等、ACC機能が自動的に解除されることもある。この場合、ACC機能が解除されたときの自車速度(例えば40km/h)が保持されることとなり、先行車両との車間距離が短時間で一気に縮まるため、安全性の観点から好ましくない。
本発明の目的は、運転者の運転負担を軽減できるとともに、運転者の運転意識の低下を防止しつつ一定の安全性を確保できる運転支援装置及び運転支援方法を提供することである。
本発明に係る運転支援装置は、駆動系統及び制動系統を有する車両に搭載される運転支援装置であって、
自車速度を検出する車速検出部と、
先行車両との車間距離を計測する車間距離検出部と、
定速走行を行う場合の目標速度を設定可能速度範囲内で設定するとともに、追従走行を行う場合の目標車間距離を設定する自動走行情報設定部と、
先行車両がいない場合に、前記自車速度が前記目標速度となるように前記駆動系統及び前記制動系統を制御するとともに、先行車両がいる場合に、先行車両との車間距離が前記目標車間距離となるように前記駆動系統及び前記制動系統を制御する自動走行制御部と、
前記追従走行中の前記自車速度が前記設定可能速度範囲の下限値を下回った場合に、前記自動走行制御部による制御を解除する自動走行解除部と、
前記制動系統の自動制御の状態を報知する報知部と、を備え、
前記自動走行解除部は、前記自車速度が前記設定可能速度範囲の下限値を下回ったときに、前記駆動系統の自動制御を解除し、さらに所定の解除速度を下回ったときに、前記制動系統の自動制御を解除し、
前記報知部は、前記自動走行解除部の動作により前記制動系統の自動制御の状態が変化したときに、変化後の前記制動系統の自動制御の状態に応じた警報を行うことを特徴とする。
本発明に係る運転支援方法は、駆動系統、制動系統、自車速度を検出する車速検出部、先行車両との車間距離を計測する車間距離検出部、及び定速走行を行う場合の目標速度を設定可能速度範囲内で設定するとともに、追従走行を行う場合の目標車間距離を設定する自動走行情報設定部を備える車両における運転支援方法であって、
(A)先行車両がいない場合に、前記自車速度が前記目標速度となるように前記駆動系統及び前記制動系統を制御するとともに、先行車両がいる場合に、先行車両との車間距離が前記目標車間距離となるように前記駆動系統及び前記制動系統を制御する工程と、
(B)前記追従走行中の前記自車速度が前記設定可能速度範囲の下限値を下回った場合に、前記自動走行制御部による制御を解除する工程と、
(C)前記制動系統の自動制御の状態を報知する工程と、を含み
工程(B)では、前記自車速度が前記設定可能速度範囲の下限値を下回ったときに、前記駆動系統の制御を解除し、所定の解除速度に到達したときに、前記制動系統の制御を解除し、
工程(C)では、前記工程(B)により前記制動系統の自動制御の状態が変化したときに、変化後の前記制動系統の自動制御の状態に応じた警報を行うことを特徴とする。
本発明によれば、追従走行中に設定可能速度範囲の下限値に達しても制動系統の自動制御が直ちに解除されず、先行車両との接近状況により運転者が危険を察知し、自身で運転操作を行うまでの猶予期間が与えられる。また、運転者は、制動系統の自動制御の状態を警報により容易に知得できるので、行うべき運転操作を自覚し、反映させることができる。したがって、運転負担が軽減されるとともに、運転者の運転意識の低下を防止しつつ一定の安全性が確保される。
本発明の一実施の形態に係る運転支援装置を含む車両の構成の一例を示す図である。 自動走行解除処理の一例を示すフローチャートである。
図1は、本発明の一実施の形態に係る運転支援装置Sを含む車両1の構成の一例を示す図である。図1に示す車両1は、例えば、直列6気筒のディーゼルエンジンを搭載した、トラック等の大型車両である。車両1は、アダプティブ・クルーズ・コントロール機能(ACC機能)を実現する運転支援装置Sを備える。すなわち、運転支援装置Sは、車両1における定速走行制御及び追従走行制御(以下「自動走行制御」と総称する)を行う。
図1に示すように、車両1は、車両1を走行させる駆動系統10、車両1を減速させる制動系統20、及び車両1の走行を制御する走行制御部30等を備える。
駆動系統10は、エンジン11、クラッチ12、変速機(トランスミッション)13、推進軸(プロペラシャフト)14、差動装置(デファレンシャルギヤ)15、駆動軸(ドライブシャフト)16、車輪17、エンジン用ECU18、及び動力伝達用ECU19を有する。
エンジン用ECU18及び動力伝達用ECU19は、CAN(Controller Area Network)等の車載ネットワークによって走行制御部30に接続され、必要なデータや制御信号を相互に送受信可能となっている。エンジン用ECU18は、走行制御部30からの駆動指令に従って、エンジン11の出力を制御する。動力伝達用ECU19は、走行制御部30からの駆動指令に従って、クラッチ12の断接および変速機13の変速を制御する。
エンジン11の動力は、クラッチ12を経由して変速機13に伝達される。変速機13に伝達された動力は、さらに、推進軸14、差動装置15、および駆動軸16を介して車輪17に伝達される。これにより、エンジン11の動力が車輪17に伝達されて車両1が走行する。
制動系統20は、常用ブレーキ21、補助ブレーキ22、23、駐車ブレーキ(図示略)、及びブレーキ用ECU24を有する。
常用ブレーキ21は、一般にフットブレーキと呼ばれ、例えば車輪17と一緒に回転するドラムの内側にブレーキシューを押し付けることにより制動力を得るドラムブレーキである。
補助ブレーキ22は、推進軸14の回転に直接負荷を与えることで制動力を得るリターダーである(以下「リターダー22」と称する)。補助ブレーキ23は、エンジンの回転抵抗を利用してエンジンブレーキの効果を高める排気ブレーキである(以下「排気ブレーキ23」と称する)。リターダー22及び排気ブレーキ23を設けることにより、制動力を増大できるとともに、常用ブレーキ21の使用頻度が低減されるので、ブレーキシュー等の消耗を抑制することができる。
ブレーキ用ECU24は、CAN等の車載ネットワークによって走行制御部30に接続され、必要なデータや制御信号を相互に送受信可能となっている。ブレーキ用ECU24は、走行制御部30からの制動指令に従って、常用ブレーキ21の制動力(車輪17のホイールシリンダーのブレーキ液圧)を制御する。
常用ブレーキ21の制動動作は、走行制御部30及びブレーキ用ECU24によって制御される。リターダー22及び排気ブレーキ23の制動動作は、走行制御部30によってオン/オフで制御される。リターダー22及び排気ブレーキ23の制動力はほぼ固定であるため、所望の制動力を正確に発生させる場合には、制動力を細かく調整できる常用ブレーキ21が適している。
走行制御部30は、車間距離検出部41、ACC用操作部42、アクセル操作検出部43、ブレーキ操作検出部44、及び車速センサー45から各種情報を取得し、取得した情報に基づいて、駆動系統10及び制動系統20の動作を制御する。
走行制御部30は、走行に関する情報を表示部51及び音声出力部52(スピーカー)を介して報知する。表示部51は、いわゆるインストルメント・パネルである。表示部51としてナビゲーションシステムのディスプレイ(図示略)を利用することもできる。表示部51は、例えばスピードメーター、タコメーター、燃料計、水温計、距離計等の各種計器類を含む。
また、走行制御部30は、自動走行制御部31及び自動走行解除部32として機能する。自動走行制御部31は、駆動系統10及び制動系統20を制御して、定速走行及び追従走行を実現する。自動走行解除部32は、自動走行制御を解除するか否かを判定するとともに、自動走行制御が解除される場合に、所定の手順に従って自動走行解除処理を行う。
自動走行解除部32は、自動走行制御が解除されるときの制動系統20の状態を報知する警報制御部321を含む。警報制御部321、表示部51、及び音声出力部52は、制動系統の自動制御の状態を報知する報知部を構成する。なお、報知部は、表示部51及び音声出力部52の少なくとも一方を含んでいればよい。
車間距離検出部41は、先行車両との車間距離を計測する。車間距離検出部41には、例えばレーザーレーダー、ミリ波レーダー、撮像装置などを単独又は組み合わせて適用することができる。車間距離検出部41によって計測される車間距離の変化に基づいて、先行車両との相対速度を算出することができる。走行制御部30は、車間距離検出部41の検出結果に基づいて、定速走行中及び追従走行中の駆動系統10及び制動系統20の動作を制御する。
ACC用操作部42は、ACC機能を実行可能とするためのメインスイッチ、ACC機能の設定/解除を行うためのACC設定スイッチ、目標速度を設定するための速度設定ボタン、車間距離を設定するための車間距離設定ボタンを含む。走行制御部30は、ACC用操作部42からの操作信号(ACC用操作部42を通じて行われる運転者の操作)に基づいて、自動走行制御に関する情報を設定する。
アクセル操作検出部43は、車両を加速させるためのアクセルペダルが踏み込まれたか否か、及びアクセルペダルの踏み込み量を検出する。走行制御部30は、アクセルペダルの踏み込み量に基づいて、エンジン用ECU18及び動力伝達用ECU19に駆動指令を送出する。
ブレーキ操作検出部44は、常用ブレーキ21を動作させるためのブレーキペダルが踏み込まれたか否か、及びブレーキペダルの踏み込み量を検出する。また、ブレーキ操作検出部44は、リターダー22又は排気ブレーキ23を動作させる補助ブレーキレバーが操作されたか否かを検出する。走行制御部30は、ブレーキペダルの踏み込み量に基づいて、ブレーキ用ECU24に制動指令を送出する。また、走行制御部30は、補助ブレーキレバーの操作に基づいて、リターダー22又は排気ブレーキ23のオン/オフ動作を制御する。
車速センサー45は、例えば推進軸14に取り付けられ、自車速度を検出する。
走行制御部30(自動走行制御部31及び自動走行解除部32)、車速センサー45、車間距離検出部41、及びACC用操作部42によって、運転支援装置Sが構成される。ここでは、高速道路での走行時にACC機能が使用されることを前提としており、設定可能速度範囲は、40〜88km/hに設定されているものとする。
自動走行制御部31は、ACC用操作部42におけるメインスイッチの操作に基づいて、ACC機能を実行可能な状態又は実行不能な状態に設定する。表示部51には、ACC機能を実行可能な状態であるか否かが表示される。また、自車速度が設定可能速度範囲の下限値(ここでは40km)を超えると、表示部51には、ACC機能を有効化できる待機状態であることが表示される。
待機状態において、ACC用操作部42のACC設定スイッチが操作されると、自動走行制御部31は、ACC機能を有効化するとともに、そのときの自車速度を目標速度として設定する。設定された目標速度は、表示部51に表示される。
自動走行制御部31は、先行車両がいない場合には、設定された目標速度で定速走行が行われるように、駆動系統10及び制動系統20を制御する。先行車両の有無は、車間距離検出部41の検出結果に基づいて判断される。運転者は、ACC用操作部42の速度設定ボタンを操作することにより、設定速度範囲内で目標速度を増減することができる。
一方、自動走行制御部31は、先行車両がいる場合には、目標車間距離を保持しながら追従走行が行われるように、駆動系統10及び制動系統20を制御する。追従走行中の目標車間距離は、自車速度及び車間距離レベルに基づいて適宜設定される。運転者は、ACC用操作部42の車間距離設定ボタンを操作することにより、車間距離レベルを段階的(例えば5段階)に設定することができる。例えば、自車速度が速い程、また、設定された車間距離レベルが高い程、目標車間距離は大きく設定される。設定された車間距離レベルは、表示部51に表示される。
自動走行中の制動系統20の制御には、常用ブレーキ21及び補助ブレーキ22、23の他、エンジンブレーキやシフトダウンによる制動制御も含まれる。
ACC機能は、ACC用操作部42のメインスイッチ若しくはACC設定スイッチの操作、又はブレーキペダルの操作に基づいて、すなわち運転者の意識的な解除操作に基づいて解除される。なお、自動走行中のアクセルペダルの操作は、先行車両を追い越す場合等に行われる操作であるため、運転者の意識的な解除操作には含まれない。
また、ACC機能は、運転者による解除操作が行われなくても、自車速度が設定可能速度範囲の下限値を下回った場合に解除される。ACC機能が解除されると、駆動系統10及び制動系統20の自動制御が行われなくなる。つまり、ACC機能が解除された後、アクセルペダルの操作により加速して自車速度が設定可能範囲内になっても、再度ACC設定スイッチが操作されない限りACC機能は再開されない。
このように、本実施の形態では、自車速度に基づいてACC機能が自動解除されるようになっているので、少なくとも車両の停止操作は運転者の意識下で行われることになる。したがって、自動走行中に運転者の運転意識が著しく低下するのを防止できる。
ここで、従来のように、自車速度が設定可能速度範囲の下限値を下回った場合に、自動走行制御の解除となり、駆動系統10及び制動系統20の自動制御が直ちに解除されると、先行車両との車間距離が短時間で一気に縮まることとなり、安全性の観点から好ましくない。そこで、本実施の形態では、自動走行解除部32が自動走行解除処理を実行することにより、駆動系統10及び制動系統20の自動制御が段階的に解除されるようになっている。具体的には、自動走行解除部32は、図2に示すフローチャートに従って、自動走行解除処理を実行する。
図2は、走行制御部30(自動走行解除部32)が実行する自動走行解除処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、例えばACC用操作部42が操作され、ACC機能が有効化されることに伴い、走行制御部30のCPU(Central Processing Unit、図示略)がROM(read only memory、図示略)に格納されている運転支援プログラムを呼び出して実行することで実現される。
なお、走行制御部30は、常時、車間距離検出部41、ACC用操作部42、アクセル操作検出部43、ブレーキ操作検出部44、及び車速センサー45から送出される情報を取得しているものとする。
ステップS101において、走行制御部30は、ACC用操作部42又はブレーキ操作検出部44から取得した情報に基づいて、運転者によってACC機能の解除操作が行われたか否かを判定する。解除操作が行われた場合(ステップS101で“YES”)、ステップS111の処理に移行する。解除操作が行われていない場合(ステップS101で“NO”)、ステップS102の処理に移行する。
ステップS102において、走行制御部30は、車速センサー45から取得した情報に基づいて、自車速度が設定可能速度範囲の下限値(ここでは40km/h)を下回ったか否かを判定する。自車速度が設定可能速度範囲の下限値を下回った場合(ステップS102で“YES”)、ステップS103の処理に移行する。自車速度が設定可能速度範囲の下限値以上である場合(ステップS102で“NO”)、ステップS101の処理に移行する。
ステップS103において、走行制御部30は、自動走行制御部31による制御を解除する。具体的には、自動走行制御部31による駆動系統10の自動制御が解除され、制動系統20の自動制御は維持される。したがって、先行車両が加速した場合は、車間距離が拡がる。
ステップS104において、走行制御部30は、表示部51及び音声出力部52を介して第1の警報を行い、ACC機能が解除され、制動系統20の自動制御のみが継続されていることを運転者に報知する(警報制御部321、第1の警報部としての処理)。これにより、運転者は、自車速度が遅くなりACC機能が解除されたこと、また危険を回避するためにブレーキ操作又はハンドル操作が必要であることを容易に知得できる。
ステップS105において、走行制御部30は、車速センサー45から取得した情報に基づいて、自車速度が所定の解除速度を下回ったか否かを判定する。自車速度が所定の解除速度を下回った場合(ステップS105で“YES”)、ステップS106の処理に移行する。自車速度が所定の解除速度以上である場合(ステップS105で“NO”)、ステップS108の処理に移行する。
解除速度とは、設定可能速度範囲の下限値よりも遅い速度であり、当該解除速度に対応する目標車間距離が保持されていれば、制御系統20の自動制御が解除されても、運転操作によって危険を回避できる速度である。目標車間距離にもよるが、解除速度は、0〜20km/h(例えば15km/h)であることが好ましい。解除速度を0km/hに設定し、車両1が停止するまで制動系統20の自動制御を継続してもよい。
ステップS106において、走行制御部30は、制動系統20の自動制御を解除する。自車速度が解除速度を下回った場合に、制動系統20の自動制御が解除されることになる。なお、自車速度が解除速度を下回って制動系統20の自動制御が解除された場合は、その後の危険回避は運転者の運転操作に委ねられる。
ステップS107において、走行制御部30は、表示部51及び音声出力部52を介して第2の警報を行い(警報制御部321、第2の警報部としての処理)、自動走行解除処理を終了する。第2の警報は、第1の警報よりも緊急性が高い状態であることを警報する態様であることが好ましい。これにより、運転者は、制動系統20の自動制御が解除されたこと、また危険を回避するためにブレーキ操作又はハンドル操作が早急に必要であることを容易に知得でき、自身の運転操作によって確実に危険を回避することができる。
なお、自車速度が解除速度を下回った場合に、自動緊急ブレーキ(AEB:Autonomous Emergency Braking)が作動し、衝突被害が軽減されるようにしてもよい。
ステップS108において、走行制御部30は、アクセル操作検出部43又はブレーキ操作検出部44から取得した情報に基づいて、運転者によって自主的な操作が行われたか否かを判定する。運転者によって自主的な操作が行われた場合(ステップS108で“YES”)、ステップS109の処理に移行する。運転者によって自主的な操作が行われない場合(ステップS108で“NO”)、ステップS105の処理に移行する。
ステップS109において、走行制御部30は、制御系統20の自動制御を解除する。運転者が自分で危険回避のための操作を行ったと判断できる場合(接近回避のためのブレーキ操作又は追い越しのためのアクセル操作)に、制御系統20の自動制御が解除されることになる。
ステップS110において、走行制御部30は、表示部51及び音声出力部52を介して第3の警報を行い(警報制御部321、第3の警報部としての処理)、自動走行解除処理を終了する。第3の警報は、制御系統20の自動制御が解除されたことを確認的に報知するための警報である。第3の警報により、運転者は、ACC機能を享受するためには、再度ACC設定スイッチを操作する必要があることを知得できる。
なお、本実施の形態では、運転者の操作によって危険が回避された場合(ステップS108で“YES”)に、ステップS109、S110の処理が行われるが、先行車両の加速や車線変更によって車間距離が十分に拡がって危険が回避された場合にも、ステップS109、S110の処理が行われるようにしてもよい。
一方、ACC機能の解除操作が行われた場合(ステップS101で“YES”)は、ステップS111において、走行制御部30は、駆動系統10及び制動系統20の自動制御を解除する。
ステップS112において、走行制御部30は、ステップS110と同様に、表示部51及び音声出力部52を介して第3の警報を行い(警報制御部321、第3の警報部としての処理)、自動走行解除処理を終了する。
このように、本実施の形態に係る運転支援装置Sは、駆動系統10及び制動系統20を有する車両1に搭載されるものであって、自車速度を検出する車速センサー45(車速検出部)と、先行車両との車間距離を計測する車間距離検出部41と、定速走行を行う場合の目標速度を設定可能速度範囲内で設定するとともに、追従走行を行う場合の目標車間距離を設定するACC用操作部42(自動走行情報設定部)と、先行車両がいない場合に、自車速度が目標速度となるように駆動系統10及び制動系統20を制御するとともに、先行車両がいる場合に、先行車両との車間距離が目標車間距離となるように駆動系統10及び制動系統20を制御する自動走行制御部31と、追従走行中の自車速度が設定可能速度範囲の下限値(例えば40km/h)を下回った場合に、自動走行制御部31による制御を解除する自動走行解除部32と、制動系統20の自動制御の状態を報知する報知部(警報制御部321、表示部51、及び音声出力部52)と、を備える。自動走行解除部32は、自車速度が設定可能速度範囲の下限値を下回ったときに、駆動系統10の自動制御を解除し、さらに所定の解除速度(例えば15km/h)を下回ったときに、制動系統20の自動制御を解除する。また、報知部は、自動走行解除部32の動作により制動系統20の自動制御の状態が変化したときに、変化後の制動系統20の自動制御の状態に応じた警報を行う。
運転支援装置Sによれば、追従走行中に設定可能速度範囲の下限値に達しても制動系統20の自動制御が直ちに解除されず、先行車両との接近状況により運転者が危険を察知し、自身で運転操作を行うまでの猶予期間が与えられる。また、運転者は、制動系統20の自動制御の状態を警報により容易に知得できるので、行うべき運転操作を自覚し、反映させることができる。したがって、運転負担が軽減されるとともに、運転者の運転意識の低下を防止しつつ一定の安全性が確保される。
また、異なる警報態様(第1〜第3の警報)によって制動系統20の自動制御の解除状態を運転者に把握させることができるので、そのときの状態に応じた適切な運転操作を行うように注意喚起することができ、安全性が向上する。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、実施の形態では、走行制御部30が運転支援プログラムを実行することにより、上述した自動走行解除処理を実現しているが、ハードウェア回路を用いて実現することもできる。運転支援プログラムは、磁気ディスク、光学ディスク、フラッシュメモリーなどのコンピューターで読取可能な記憶媒体に格納して走行制御部30に提供することができる。または、運転支援プログラムは、インターネットなどの通信回線を介して、ダウンロードにより提供することもできる。
また例えば、自車速度が設定可能速度範囲の下限値を下回った場合の制動系統20の自動制御において、リターダー22及び排気ブレーキ23の自動制御の解除タイミングと、常用ブレーキ21の自動制御の解除タイミングとを、それぞれ異なるタイミングとしてもよい。具体的には、自動走行解除部32は、自車速度が設定可能速度範囲の下限値を下回ったときに、常用ブレーキ21の制御を維持するとともにリターダー22及び排気ブレーキ23(補助ブレーキ)の制御を解除し、所定の解除速度を下回ったときに常用ブレーキ21の制御を解除するようにしてもよい。さらに、車両1は、補助ブレーキとして、エンジン11のシリンダーの圧縮行程を利用した圧縮開放ブレーキを備えていてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両
10 駆動系統
20 制動系統
21 常用ブレーキ
22 リターダー(補助ブレーキ)
23 排気ブレーキ(補助ブレーキ)
30 走行制御部
31 自動走行制御部
32 自動走行解除部
41 車間距離検出部
42 ACC用操作部
43 アクセル操作検出部
44 ブレーキ操作検出部
45 車速センサー(車速検出部)
S 運転支援装置

Claims (6)

  1. 駆動系統及び制動系統を有する車両に搭載される運転支援装置であって、
    自車速度を検出する車速検出部と、
    先行車両との車間距離を計測する車間距離検出部と、
    定速走行を行う場合の目標速度を設定可能速度範囲内で設定するとともに、追従走行を行う場合の目標車間距離を設定する自動走行情報設定部と、
    先行車両がいない場合に、前記自車速度が前記目標速度となるように前記駆動系統及び前記制動系統を制御するとともに、先行車両がいる場合に、先行車両との車間距離が前記目標車間距離となるように前記駆動系統及び前記制動系統を制御する自動走行制御部と、
    前記追従走行中の前記自車速度が前記設定可能速度範囲の下限値を下回った場合に、前記自動走行制御部による制御を解除する自動走行解除部と、
    前記制動系統の自動制御の状態を報知する報知部と、を備え、
    前記自動走行解除部は、前記自車速度が前記設定可能速度範囲の下限値を下回ったときに、前記駆動系統の自動制御を解除し、さらに所定の解除速度を下回ったときに、前記制動系統の自動制御を解除し、
    前記報知部は、前記自動走行解除部の動作により前記制動系統の自動制御の状態が変化したときに、変化後の前記制動系統の自動制御の状態に応じた警報を行うことを特徴とする運転支援装置。
  2. 前記報知部は、前記自車速度が前記設定可能速度範囲の下限値を下回ったときに警報を行う第1の警報部と、
    前記自車速度が前記所定の解除速度を下回ったときに警報を行う第2の警報部と、
    前記自動走行制御部による制御が運転者の操作により解除されたときに警報を行う第3の警報部と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記第1の警報部、前記第2の警報部、及び前記第3の警報部は、それぞれ警報態様が異なることを特徴とする請求項2に記載の運転支援装置。
  4. 前記報知部は、音声及び映像の少なくとも一方により報知を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の運転支援装置。
  5. 前記制動系統は、常用ブレーキ及び補助ブレーキを含み、
    前記自動走行解除部は、前記自車速度が前記設定可能速度範囲の下限値を下回ったときに、前記常用ブレーキの制御を維持するとともに前記補助ブレーキの制御を解除し、前記所定の解除速度を下回ったときに前記常用ブレーキの制御を解除することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の運転支援装置。
  6. 駆動系統、制動系統、自車速度を検出する車速検出部、先行車両との車間距離を計測する車間距離検出部、及び定速走行を行う場合の目標速度を設定可能速度範囲内で設定するとともに、追従走行を行う場合の目標車間距離を設定する自動走行情報設定部を備える車両における運転支援方法であって、
    (A)先行車両がいない場合に、前記自車速度が前記目標速度となるように前記駆動系統及び前記制動系統を制御するとともに、先行車両がいる場合に、先行車両との車間距離が前記目標車間距離となるように前記駆動系統及び前記制動系統を制御する工程と、
    (B)前記追従走行中の前記自車速度が前記設定可能速度範囲の下限値を下回った場合に、前記自動走行制御部による制御を解除する工程と、
    (C)前記制動系統の自動制御の状態を報知する工程と、を含み
    工程(B)では、前記自車速度が前記設定可能速度範囲の下限値を下回ったときに、前記駆動系統の制御を解除し、所定の解除速度に到達したときに、前記制動系統の制御を解除し、
    工程(C)では、前記工程(B)により前記制動系統の自動制御の状態が変化したときに、変化後の前記制動系統の自動制御の状態に応じた警報を行うことを特徴とする運転支援方法。
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