JP2017033440A - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに関わる混雑予測情報を能動的に通知することができること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、取得部と、抽出部と、送信部とを有する。取得部は、ユーザの将来の行動を示す行動予定情報を取得する。抽出部は、取得部によって取得された行動予定情報に基づいて、過去の行動履歴から予測される混雑予測情報のうちユーザの将来の行動に関わる混雑予測情報を抽出する。送信部は、ユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、抽出部によって抽出された混雑予測情報をユーザが有する端末装置に送信する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
近年、特定の地点や区間の混雑を予測する技術が知られている。例えば、このような技術では、混雑予測地点の混雑予測日時における事前検索ログ数に基づいて混雑度の指標を算出する。
特開2014−235487号公報 特開2008−273275号公報 特開2013−242822号公報
しかしながら、上記の従来技術では、ユーザに関わる混雑予測情報を能動的に通知することができるとは限らなかった。例えば、上記の従来技術では、単に、地点や日時等の分析指標を端末装置から受け付け、検索ログ数に基づく混雑度を示す混雑予測情報を端末装置に応答として送信するに過ぎない。このようなことから、上記の従来技術では、ユーザに関わる混雑予測情報を能動的に通知することができるとは限らなかった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザに関わる混雑予測情報を能動的に通知することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、ユーザの将来の行動を示す行動予定情報を取得する取得部と、前記取得部によって取得された行動予定情報に基づいて、過去の行動履歴から予測される混雑予測情報のうち前記ユーザの将来の行動に関わる混雑予測情報を抽出する抽出部と、前記ユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、前記抽出部によって抽出された混雑予測情報を前記ユーザが有する端末装置に送信する送信部とを備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ユーザに関わる混雑予測情報を能動的に通知することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る通知システムによる通知処理の一例を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る行動予定情報記憶部の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る混雑予測情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、プッシュ通知を説明するための説明図である。 図7は、画面遷移を説明するための説明図である。 図8は、画面遷移を説明するための説明図である。 図9は、通知システムによる登録処理手順を示すシーケンスである。 図10は、通知システムによる通知処理手順を示すシーケンスである。 図11は、情報処理装置による登録処理手順を示すフローチャートである。 図12は、情報処理装置による通知処理手順を示すフローチャートである。 図13は、ヒートマップを説明するための説明図である。 図14は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.実施形態〕
〔1−1.実施形態に係る通知処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る通知処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る通知システム1による通知処理の一例を示す説明図である。図1の例では、所定の条件に従って端末装置10に混雑に関する情報を示すプッシュ通知を表示させる通知処理が行われる。
図1に示すように、通知システム1には、端末装置10と、情報提供サーバ50と、情報処理装置100と、通知サーバ150とが含まれる。端末装置10、情報提供サーバ50、情報処理装置100、通知サーバ150は、それぞれネットワークと有線または無線により通信可能に接続される。
端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、PC(Personal Computer)や、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等の情報処理装置である。例えば、端末装置10は、情報提供サーバ50に各種のリクエストを送信することで、情報提供サーバ50によって提供される各種の情報を受信して表示する。一例としては、端末装置10は、交通手段の乗換案内や運行情報などといった路線に関する路線情報を情報提供サーバ50から受信して表示する。
情報提供サーバ50は、情報提供サービスを提供するWebサーバである。例えば、情報提供サーバ50は、端末装置10からのリクエストに応じて、交通手段の乗換案内や運行情報などといった路線に関する路線情報を端末装置10に提供する。一例としては、情報提供サーバ50は、ユーザが将来訪れる予定の場所およびかかる場所に訪れる予定の時刻を指定して検索した検索結果を端末装置10に提供する。
情報処理装置100は、ユーザの将来の行動に関わる混雑予測情報を端末装置10に送信するサーバ装置である。例えば、情報処理装置100は、通知サーバ150を介して、混雑予測情報を含むプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を送信する。
通知サーバ150は、プッシュ通知として混雑予測情報を端末装置10に通知するサーバ装置である。例えば、通知サーバ150は、情報処理装置100から受信した指示情報に従って混雑予測情報を含むプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を端末装置10に対して送信する。また、通知サーバ150は、端末装置10からのリクエストに応じて、端末装置10を識別するユニークな識別子であるデバイストークンを端末装置10に付与する。
ここで、プッシュ通知は、端末装置10からリクエストを送信しなくても能動的に端末装置10に表示されることが望まれる。そこで、情報処理装置100は、ユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングでプッシュ通知を端末装置10に表示させる通知処理を実行する。
まず、ユーザU1が有する端末装置10は、通知サーバ150からデバイストークンを取得する(ステップS1)。例えば、端末装置10は、通知サーバ150にデバイストークンのリクエストを送信し、かかるリクエストの応答としてデバイストークンを通知サーバ150から受信する。
続いて、端末装置10は、ユーザU1の将来の行動を示す行動予定情報を送信する(ステップS2)。具体的には、端末装置10は、行動予定情報として、ユーザU1が将来訪れる予定の場所およびかかる場所に訪れる予定の時刻を指定して検索した検索情報を情報提供サーバ50に送信する。例えば、端末装置10は、端末装置10に保存された検索結果の画面メモに含まれる情報を送信することで検索情報を情報提供サーバ50に送信する。図1の例では、端末装置10は、端末装置10を有するユーザU1が路線検索において到着地として指定した場所「B駅」と、到着日時として指定した将来の時刻である日時「2015年7月11日18:00」とを含む検索情報を情報提供サーバ50に送信するものとする。また、端末装置10は、ユーザU1の画面メモ登録数、ユーザU1が画面メモに登録した経路に含まれる路線に関する運行情報閲覧数、ユーザU1が検索を行なうアプリケーションの起動回数、ユーザU1が登録する定期経路の有無などといった各種の情報に基づいて判定されたユーザU1のステータスを示すユーザ情報とデバイストークンとを情報提供サーバ50に送信する。
これにより、情報提供サーバ50は、行動予定情報とユーザ情報とデバイストークンとを端末装置10から受信する。そして、情報処理装置100は、端末装置10から受信した行動予定情報を、端末装置10を有するユーザU1を識別するユーザIDと対応付けて記憶部に格納することで登録する(ステップS3)。また、情報提供サーバ50は、ユーザ情報が示すステータスとデバイストークンとを、端末装置10を有するユーザU1を識別するユーザIDと対応付けて記憶部に格納することで登録する。
続いて、情報処理装置100は、ユーザU1の将来の行動を示す行動予定情報を取得する(ステップS4)。具体的には、情報処理装置100は、行動予定情報として、ユーザU1が将来訪れる予定の場所およびかかる場所に訪れる予定の時刻を指定して検索した検索情報を情報提供サーバ50から定期的に取得する。図1の例では、情報処理装置100は、到着地として指定した場所「B駅」と、到着日時として指定した将来の時刻である日時「2015年7月11日18:00」とを含む検索情報を取得する。
その後、情報処理装置100は、取得された行動予定情報に基づいて、過去の行動履歴から予測される混雑予測情報のうちユーザU1の将来の行動に関わる混雑予測情報を抽出する(ステップS5)。具体的には、情報処理装置100は、検索ログの蓄積具合から予測される混雑予測情報のうち、端末装置10から取得された検索情報が示す場所に関わる混雑予測情報を抽出する。例えば、情報処理装置100は、予め保持する混雑予測情報のうちユーザU1が指定した到着地「B駅」へ至る経路に含まれる地点と混雑が予測される地点とを突合することでユーザU1の将来の行動に関わる混雑予測情報を抽出する。図1の例では、情報処理装置100は、「2015年7月11日17:00〜18:00」に「B駅」で「花火大会」が原因で混雑が発生することを示す混雑予測情報を抽出する。
その後、情報処理装置100は、ユーザU1の将来の行動に基づき定まるタイミングで、抽出された混雑予測情報をユーザU1が有する端末装置10に送信する(ステップS6)。例えば、情報処理装置100は、ユーザU1が検索で指定した到着日時の前日や所定の時間前、直前等に混雑予測情報を含むプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を通知サーバ150に送信する。図1の例では、情報処理装置100は、「2015年7月11日17:00〜18:00」に「B駅」で「花火大会」が原因で混雑が発生することを示すプッシュ通知を「2015年7月10日21:00」に端末装置10に表示させる指示情報を通知サーバ150に対して送信する。
これにより、通知サーバ150は、プッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を情報処理装置100から受信する。その後、通知サーバ150は、混雑予測情報を含むプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を送信する(ステップS7)。図1の例では、通知サーバ150は、「2015年7月11日17:00〜18:00」に「B駅」で「花火大会」が原因で混雑が発生することを示す混雑予測情報を含むプッシュ通知を「2015年7月10日21:00」に端末装置10に表示させる指示情報を端末装置10に対して送信する。これにより、端末装置10は、ユーザU1が将来行動する予定の経路内で発生する可能性が高い混雑に関する情報である「2015年7月11日17:00〜18:00」に「B駅」で「花火大会」が原因で発生する混雑について表示することができる。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザの将来の行動を示す行動予定情報を取得する。また、情報処理装置100は、取得された行動予定情報に基づいて、過去の行動履歴から予測される混雑予測情報のうちユーザの将来の行動に関わる混雑予測情報を抽出する。また、情報処理装置100は、ユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、抽出された混雑予測情報をユーザが有する端末装置10に送信する。
これにより、情報処理装置100は、端末装置10がリクエストを送信しなくても混雑予測情報を端末装置10に表示させることができるので、ユーザに関わる混雑予測情報を能動的に通知することができる。例えば、情報処理装置100は、ユーザが検索で指定した到着日時に基づいてかかる到着日時の前日や所定の時間前、直前等に端末装置10にプッシュ通知を表示させることができるので、混雑予測情報をユーザに適したタイミングで自動的に通知することができる。
また、情報処理装置100は、過去の行動履歴から予測される混雑予測情報のうちユーザの行動予定情報に関わる混雑予測情報を通知することができるので、ユーザが将来行動する予定の経路内で発生する可能性が高い混雑に関する情報を端末装置10に表示させることができる。例えば、情報処理装置100は、検索ログに基づいて予測される混雑予測情報のうちユーザが将来行動する予定の経路に含まれる混雑地点を示す混雑予測情報を通知することができるので、ユーザに適した内容の情報を提供することができる。
なお、図1では、通知システム1に、1台の端末装置10と、1台の情報提供サーバ50と、1台の情報処理装置100と、1台の通知サーバ150とが含まれる例を示したが、通知システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の情報提供サーバ50や、複数台の情報処理装置100や、複数台の通知サーバ150が含まれてもよい。また、情報処理装置100は、通知サーバ150を介さずに、ユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、抽出された混雑予測情報をユーザが有する端末装置10に送信することで端末装置10に混雑予測情報を表示させてもよい。
〔1−2.実施形態に係る情報処理装置の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る情報処理装置100の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。図2に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、情報処理装置100は、情報処理装置100を利用する管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、ネットワークを介して、端末装置10や情報提供サーバ50、通知サーバ150との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部110は、端末装置10や情報提供サーバ50との間で行動予定情報の受信を行なう。また、通信部110は、端末装置10や通知サーバ150との間で混雑予測情報やプッシュ通知に関する指示情報の送信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、行動予定情報記憶部121と、混雑予測情報記憶部122と、ユーザ情報記憶部123とを有する。
(行動予定情報記憶部121について)
行動予定情報記憶部121は、ユーザの将来の行動を示す行動予定情報に関する情報を記憶する。具体的には、行動予定情報記憶部121は、ユーザ毎に、ユーザが将来訪れる予定の場所およびかかる場所に訪れる予定の時刻を指定して検索した検索情報に関する情報を記憶する。例えば、行動予定情報記憶部121は、ユーザが端末装置10に保存する画面メモが示す検索情報を記憶する。ここで、図3に、実施形態に係る行動予定情報記憶部121の一例を示す。図3に示すように、行動予定情報記憶部121は、「ユーザID」、「行動ID」、「日付」、「出発地」、「到着地」、「出発時間」、「到着時間」、「路線ID」および「判定済フラグ」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、「ユーザID」には、ユーザ毎に個別に付与されるユニークな識別子が記憶される。「行動ID」は、ユーザの将来の行動に関する情報を識別するための識別情報を示す。例えば、「行動ID」には、ユーザが行った検索毎に個別に付与されるユニークな識別子が記憶される。「日付」は、行動予定情報が発生した日にちを示す。例えば、「日付」には、ユーザが将来訪れる予定の場所およびかかる場所に訪れる予定の時刻を指定して検索を行なった日にちが記憶される。「出発地」は、ユーザの将来の行動に関する起点となる場所を示す。例えば、「出発地」には、ユーザが検索する際に出発地として指定した場所の名称が記憶される。「到着地」は、ユーザの将来の行動に関する終点となる場所を示す。例えば、「到着地」には、ユーザが検索する際に到着地として指定した場所の名称が記憶される。「出発時間」は、ユーザの将来の行動に関する起点となる時間を示す。例えば、「出発時間」には、ユーザが検索する際に出発時間として指定した時刻が記憶される。「到着時間」は、ユーザの将来の行動に関する終点となる時間を示す。例えば、「到着時間」には、ユーザが検索する際に到着時間として指定した時刻が記憶される。「路線ID」は、ユーザの将来の行動に関する経路を識別するための識別情報を示す。例えば、「路線ID」には、「出発地」から「到着地」へ至る経路で利用される路線の識別子が記憶される。「判定済フラグ」は、行動予定情報に関わる混雑を判定したか否かを識別するための識別情報を示す。例えば、「判定済フラグ」には、行動予定情報に関わる混雑が既に判定されている場合には「1」が記憶される。一方、「判定済フラグ」には、行動予定情報に関わる混雑が未だ判定されていない場合には「0」が記憶される。
すなわち、図3では、ユーザID「U1」によって識別されるユーザは、「2015年7月11日」に出発地を「A駅」、到着地を「B駅」、出発時間を「17:41」、到着時刻を「18:00」を指定して検索を行なった例を示している。また、かかる検索を識別する行動IDは、「Se1」である例を示している。また、ユーザID「U1」によって識別されるユーザが行った検索の経路には、路線ID「L1」によって識別される路線が含まれる例を示している。また、ユーザID「U1」によって識別されるユーザが行った検索情報に対しては未だ混雑の判定が行われていない例を示している。
(混雑予測情報記憶部122について)
混雑予測情報記憶部122は、未来に関する事象に関する情報を記憶する。具体的には、混雑予測情報記憶部122は、未来に混雑等の異常が発生する場所や日時、異常の内容、異常の原因等を記憶する。ここで、図4に、実施形態に係る混雑予測情報記憶部122の一例を示す。図4に示すように、混雑予測情報記憶部122は、「事象ID」、「事象内容」、「場所」、「日時」および「原因」といった項目を有する。
「事象ID」は、未来に関する事象を識別するための識別情報を示す。例えば、「事象ID」には、過去の行動履歴から予測される混雑や閑散などといった異常を識別する固有の識別子が記憶される。「事象内容」は、未来に関する事象の内容を示す。例えば、「事象内容」には、過去の行動履歴から予測される混雑や閑散などといった異常の内容が記憶される。一例としては、「事象内容」には、検索ログの蓄積具合から予測される混雑や閑散に関する情報が記憶される。「場所」は、未来に関する事象が起きる場所を示す。例えば、「場所」には、未来に関する混雑の発生場所が記憶される。「日時」は、未来に関する事象が起きる日時を示す。例えば、「日時」には、未来に関する混雑の発生日時が記憶される。「原因」は、未来に関する事象の原因を示す。例えば、「原因」には、未来に関する混雑が発生する原因が記憶される。
すなわち、図4は、事象ID「Iv1」によって識別される事象の内容は、「混雑」である例を示している。また、事象ID「Iv1」によって識別される事象は、場所「B駅」で、日時「2015年7月11日17:00〜18:00」に起きる例を示している。また、事象ID「Iv1」によって識別される事象の原因は、「花火大会」である例を示している。
(ユーザ情報記憶部123について)
ユーザ情報記憶部123は、ユーザに関する情報を記憶する。具体的には、ユーザ情報記憶部123は、ユーザ毎に、ユーザのステータスやデバイストークンに関する情報を記憶する。ここで、図5に、実施形態に係るユーザ情報記憶部123の一例を示す。図5に示すように、ユーザ情報記憶部123は、「ユーザID」、「ステータス」および「デバイストークン」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、「ユーザID」には、ユーザ毎に個別に付与されるユニークな識別子が記憶される。「ステータス」は、ユーザの状態を示す。例えば、「ステータス」には、ユーザの画面メモ登録数、ユーザが画面メモに登録した経路に含まれる路線に関する運行情報閲覧数、ユーザが検索を行なうアプリケーションの起動回数、ユーザが登録する定期経路の有無などといった各種の情報に基づいて判定された状態が記憶される。一例としては、「ステータス」には、ユーザの状態を示す「Low」、「Middle」または「Heavy」が記憶される。「Low」は、路線検索などの利用回数が標準的なユーザであることを示す。一例としては、1日の検索回数が2回以内のユーザが「Low」に分類される。「Middle」は、路線検索などの利用回数が標準的なユーザと比較してやや多いユーザであることを示す。一例としては、1日の検索回数が3回以上5回以内のユーザが「Middle」に分類される。「Heavy」は、標準的なユーザと比較して路線検索などの利用回数が多く頻繁に利用しているユーザであることを示す。一例としては、1日の検索回数が6回以上のユーザが「Heavy」に分類される。なお、上記のユーザのステータスを分類する検索回数はあくまでも一例であり、実験などによって得られる最適な任意の値が設定される。「デバイストークン」は、ユーザが有する端末装置10を識別するための識別情報を示す。例えば、「デバイストークン」には、端末装置10毎に個別に付与されるユニークな識別子が記憶される。一例としては、「デバイストークン」には、通知サーバ150によって端末装置10に付与される識別子が記憶される。
すなわち、図5では、ユーザID「U1」によって識別されるユーザのステータスは、「Low」であり、路線検索の利用頻度が標準的である例を示している。また、ユーザID「U1」によって識別されるユーザが有する端末装置10のデバイストークンは、「DT1」である例を示している。
(制御部130について)
図2に戻り、制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
制御部130は、図2に示すように、取得部131と、抽出部132と、送信部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する通知処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図2に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(取得部131について)
取得部131は、ユーザの将来の行動を示す行動予定情報を取得する。具体的には、取得部131は、行動予定情報として、ユーザが将来訪れる予定の場所およびかかる場所に訪れる予定の時刻を指定して検索した検索情報を取得する。また、取得部131は、行動予定情報を取得した場合に、取得した行動予定情報を行動予定情報記憶部121に格納する。例えば、取得部131は、行動予定情報に行動IDを付与し、端末装置10を有するユーザのユーザIDと、ユーザが検索を行なった日付と、ユーザが検索で指定した出発地、到着地、出発時間および到着時間と、出発地から到着地へ至る経路で利用される路線の路線IDとを行動IDに対応付けて行動予定情報記憶部121に格納する。
また、取得部131は、ユーザ情報とデバイストークンとを取得する。例えば、取得部131は、ユーザ情報として、ユーザの画面メモ登録数、ユーザが画面メモに登録した経路に含まれる路線に関する運行情報閲覧数、ユーザが検索を行なうアプリケーションの起動回数、ユーザが登録する定期経路の有無などといった各種の情報に基づいて判定されたユーザのステータスを示す情報を取得する。そして、取得部131は、取得したユーザのステータスを示す情報とデバイストークンとをユーザIDに対応付けてユーザ情報記憶部123に格納する。
(抽出部132について)
抽出部132は、取得部131によって取得された行動予定情報に基づいて、過去の行動履歴から予測される混雑予測情報のうちユーザの将来の行動に関わる混雑予測情報を抽出する。具体的には、抽出部132は、取得部131によって取得された検索情報が示す場所に関わる混雑予測情報を抽出する。例えば、抽出部132は、検索ログの蓄積具合から予測される混雑予測情報のうち、ユーザが指定した到着地へ至る経路に含まれる地点の混雑を示す混雑予測情報を抽出する。一例としては、抽出部132は、まず、行動予定情報記憶部121を参照し、行動予定情報が示す路線IDに対応する路線を混雑予測対象路線として抽出する。続いて、抽出部132は、抽出した各路線に対して混雑を判定する。例えば、抽出部132は、行動予定情報記憶部121と混雑予測情報記憶部122とを参照し、混雑予測対象路線の出発地から到着地までの経路に含まれる地点と混雑が予測される地点とを突合することで各路線の混雑を判定する。そして、抽出部132は、混雑ありと判定された路線に対応する混雑予測情報を、ユーザの将来の行動に関わる混雑予測情報として混雑予測情報記憶部122から抽出する。
(送信部133について)
送信部133は、ユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、抽出部132によって抽出された混雑予測情報をユーザが有する端末装置10に送信する。具体的には、送信部133は、ユーザが将来の行動を行なう予定の時刻から所定の時間前に、抽出部132によって抽出された混雑予測情報を端末装置10に送信する。より具体的には、送信部133は、抽出部132によって抽出された混雑予測情報を含むプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を送信する。一態様としては、送信部133は、ユーザが検索で指定した到着日時の前日や所定の時間前、直前等にプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を通知サーバ150に送信する。例えば、送信部133は、混雑予測情報が示す混雑度が所定の閾値以上の場合に混雑予測情報を端末装置10に送信する。
一例としては、送信部133は、ユーザ情報記憶部123を参照し、ユーザのステータスに基づく頻度でプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を送信する。例えば、送信部133は、ユーザのステータスが「Heavy」の場合には、ユーザが検索で指定した到着日時の直前まで所定の間隔でプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を送信する。なお、送信部133は、2時から5時などといった深夜の時間帯にはプッシュ通知が端末装置10に表示されないように指示する指示情報を送信する。また、送信部133は、ユーザのステータスが「Middle」の場合には、ユーザが検索で指定した到着日時から2時間以上4時間以内前にプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を送信する。また、送信部133は、ユーザのステータスが「Low」の場合には、ユーザが検索で指定した到着日時の前日21時にプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を送信する。これにより、端末装置10は、ユーザの将来の行動に関わる混雑予測情報を示すプッシュ通知を表示する。
ここで、図6を用いてプッシュ通知について詳細に説明する。図6は、プッシュ通知を説明するための説明図である。例えば、端末装置10は、通知サーバ150からプッシュ通知を表示させる指示情報を受信した場合に、図6に示すプッシュ通知Nt1を画面に表示する。一例としては、図6に示すように、プッシュ通知Nt1には、混雑の発生が予測されることを示す警告文と、混雑が発生する日「7月11日」と、混雑が発生する場所「A駅−B駅」とが記載される。
続いて、図7〜図8を用いてプッシュ通知による画面遷移について説明する。図7〜図8は、画面遷移を説明するための説明図である。図7に示すように、端末装置10は、プッシュ通知Nt1がユーザによって選択された場合に、混雑が発生すると予測されるA駅とB駅に停車する路線Li1と混雑が予測されることを示す警告Lk1とを表示する画面へ遷移する。
また、端末装置10は、図8に示すように、路線Li1および警告Lk1とともに、混雑していない経路を探索するリンクLk2を表示してもよい。ここで、端末装置10は、リンクLk2がユーザによって選択された場合に、A駅からB駅へ至る経路のうち混雑していない経路SR1〜SR3を表示する画面へ遷移する。例えば、端末装置10は、混雑していない経路として、混雑度が100%以下であって出発時間が前後1時間以内の経路を表示する。
〔1−3.実施形態に係る通知処理手順〕
次に、図9を用いて、実施形態に係る通知システム1による登録処理の手順について説明する。図9は、実施形態に係る通知システム1による登録処理手順を示すシーケンスである。
図9に示すように、まず、端末装置10は、デバイストークンのリクエストを通知サーバ150に送信する(ステップS101)。これにより、通知サーバ150は、端末装置10からデバイストークンのリクエストを受信する。そして、通知サーバ150は、デバイストークンのリクエストを受信した場合に、リクエストの応答として端末装置10にデバイストークンを送信する(ステップS102)。これにより、端末装置10は、デバイストークンを受信する。
その後、端末装置10は、プッシュ通知を依頼するリクエストと、ユーザの将来の行動を示す行動予定情報とを情報提供サーバ50に送信する(ステップS103)。例えば、端末装置10は、行動予定情報として、ユーザが将来訪れる予定の場所およびかかる場所に訪れる予定の時刻を指定して検索した検索情報を含む画面メモに関する情報を情報提供サーバ50に送信する。これにより、情報提供サーバ50は、行動予定情報を端末装置10から受信する。
続いて、情報提供サーバ50は、端末装置10から受信した行動予定情報を、ユーザを識別するユーザIDと対応付けて登録する(ステップS104)。その後、情報提供サーバ50は、端末装置10から受信したリクエストのレスポンスとして登録結果を端末装置10に送信する(ステップS105)。これにより、通知システム1は、端末装置10のプッシュ通知の依頼を登録する。
次に、図10を用いて、実施形態に係る通知システム1による通知処理の手順について説明する。図10は、実施形態に係る通知システム1による通知処理手順を示すシーケンスである。
まず、情報処理装置100は、ユーザの将来の行動を示す行動予定情報を取得する(ステップS201)。具体的には、情報処理装置100は、行動予定情報として、ユーザが将来訪れる予定の場所およびかかる場所に訪れる予定の時刻を指定して検索した検索情報を取得する。また、情報処理装置100は、行動予定情報を取得した場合に、取得した行動予定情報を行動予定情報記憶部121に格納する。また、情報処理装置100は、ユーザ情報とデバイストークンとを取得する。そして、情報処理装置100は、取得したユーザのステータスを示す情報とデバイストークンとをユーザ情報記憶部123に格納する。
続いて、情報処理装置100は、取得部131によって取得された行動予定情報に基づいて、過去の行動履歴から予測される混雑予測情報のうちユーザの将来の行動に関わる混雑予測情報を抽出する(ステップS202)。具体的には、情報処理装置100は、取得部131によって取得された検索情報が示す場所に関わる混雑予測情報を抽出する。例えば、情報処理装置100は、検索ログの蓄積具合から予測される混雑予測情報のうち、ユーザが指定した到着地へ至る経路に含まれる地点の混雑を示す混雑予測情報を抽出する。
その後、情報処理装置100は、ユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、抽出部132によって抽出された混雑予測情報をユーザが有する端末装置10に送信する(ステップS203)。具体的には、情報処理装置100は、抽出部132によって抽出された混雑予測情報に関するプッシュ通知を、ユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングでユーザが有する端末装置10に表示させる指示情報を送信する。例えば、情報処理装置100は、ユーザが検索で指定した到着日時の前日や所定の時間前、直前等にプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を通知サーバ150に送信する。
その後、通知サーバ150は、混雑予測情報を含むプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を端末装置10に送信する(ステップS204)。具体的には、通知サーバ150は、ユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで混雑予測情報を含むプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を端末装置10に送信する。これにより、端末装置10は、ユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで混雑予測情報を含むプッシュ通知を表示する。
次に、図11を用いて、実施形態に係る情報処理装置100による登録処理の手順について説明する。図11は、実施形態に係る情報処理装置100による登録処理手順を示すフローチャートである。
図11に示すように、情報処理装置100は、まず、ユーザの将来の行動を示す行動予定情報を取得する(ステップS301)。例えば、情報処理装置100は、行動予定情報として、ユーザが将来訪れる予定の場所およびかかる場所に訪れる予定の時刻を指定して検索した検索情報を取得する。そして、情報処理装置100は、取得した行動予定情報を行動予定情報記憶部121に格納する(ステップS302)。その後、情報処理装置100は、行動予定情報を登録した旨を示す登録結果を送信する(ステップS303)。
次に、図12を用いて、実施形態に係る情報処理装置100による通知処理の手順について説明する。図12は、実施形態に係る情報処理装置100による通知処理手順を示すフローチャートである。なお、情報処理装置100による通知処理は、任意のタイミングで実行される。
図12に示すように、情報処理装置100は、まず、混雑予測対象路線を抽出する(ステップS401)。例えば、情報処理装置100は、行動予定情報記憶部121を参照し、行動予定情報が示す路線IDに対応する路線を混雑予測対象路線として抽出する。
ここで、情報処理装置100は、混雑予測対象路線を1件も抽出しなかった場合には(ステップS402;No)、通知処理を終了する。一方、情報処理装置100は、混雑予測対象路線を1件以上抽出した場合には(ステップS402;Yes)、抽出した各路線に対して混雑を判定する(ステップS403)。例えば、情報処理装置100は、行動予定情報記憶部121と混雑予測情報記憶部122とを参照し、混雑予測対象路線の出発地から到着地までの経路に含まれる地点と混雑が予測される地点とを突合することで混雑を判定する。
そして、情報処理装置100は、混雑予測対象路線に混雑がないと判定した場合には(ステップS404;No)、判定済フラグを更新し(ステップS406)、通知処理を終了する。一方、情報処理装置100は、混雑予測対象路線に混雑があると判定した場合には(ステップS404;Yes)、混雑予測情報に関するプッシュ通知をユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングでユーザが有する端末装置10に表示させる指示情報を送信する(ステップS405)。その後、情報処理装置100は、判定済フラグを更新し(ステップS406)、通知処理を終了する。なお、情報処理装置100は、ステップS403〜S406の処理を、抽出された混雑予測対象路線の件数分繰り返し実行する。
〔1−4.実施形態の効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置100は、取得部131と、抽出部132と、送信部133とを有する。取得部131は、ユーザの将来の行動を示す行動予定情報を取得する。抽出部132は、取得部131によって取得された行動予定情報に基づいて、過去の行動履歴から予測される混雑予測情報のうちユーザの将来の行動に関わる混雑予測情報を抽出する。送信部133は、ユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、抽出部132によって抽出された混雑予測情報をユーザが有する端末装置10に送信する。
これにより、情報処理装置100は、端末装置10がリクエストを送信しなくても混雑予測情報を端末装置10に表示させることができるので、ユーザに関わる混雑予測情報を能動的に通知することができる。例えば、情報処理装置100は、ユーザが検索で指定した到着日時に基づいてかかる到着日時の前日や所定の時間前、直前等に端末装置10にプッシュ通知を表示させることができるので、混雑予測情報をユーザに適したタイミングで自動的に通知することができる。
また、情報処理装置100は、過去の行動履歴から予測される混雑予測情報のうちユーザの行動予定情報に関わる混雑予測情報を通知することができるので、ユーザが将来行動する予定の経路内で発生する可能性が高い混雑に関する情報を端末装置10に表示させることができる。例えば、情報処理装置100は、検索ログに基づいて予測される混雑予測情報のうちユーザが将来行動する予定の経路に含まれる混雑地点を示す混雑予測情報を通知することができるので、ユーザに適した内容の情報を提供することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、行動予定情報として、ユーザが将来訪れる予定の場所およびかかる場所に訪れる予定の時刻を指定して検索した検索情報を取得する。抽出部132は、取得部131によって取得された検索情報が示す場所に関わる混雑予測情報を抽出する。
これにより、情報処理装置100は、ユーザが検索した到着地に関わる混雑予測情報を抽出することができるので、ユーザに適した内容の情報を提供することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、送信部133は、ユーザが将来の行動を行なう予定の時刻から所定の時間前に、抽出部132によって抽出された混雑予測情報を端末装置10に送信する。これにより、情報処理装置100は、混雑予測情報をユーザに適したタイミングで自動的に通知することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、送信部133は、抽出部132によって抽出された混雑予測情報を含むプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を送信する。これにより、情報処理装置100は、ユーザに関わる混雑予測情報を示すプッシュ通知をユーザの端末装置10に表示させることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、送信部133は、混雑予測情報が示す混雑度が所定の閾値以上の場合に混雑予測情報を端末装置10に送信する。これにより、情報処理装置100は、混雑度に応じて混雑予測情報を端末装置10に送信することができるので、高い精度でユーザに適した内容の情報を提供することができる。
〔2.変形例〕
上述した実施形態に係る情報処理装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記の情報処理装置100の他の実施形態について説明する。
〔2−1.ヒートマップ〕
上記の実施形態では、情報処理装置100がユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、抽出部132によって抽出された混雑予測情報をユーザが有する端末装置10に送信する例を挙げて説明した。ここで、情報処理装置100は、ヒートマップを表示する画面へ遷移可能なプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を送信してもよい。
この点について、図13を用いて説明する。図13は、ヒートマップを説明するための説明図である。一例としては、端末装置10は、図13に示すように、路線Li1および混雑していない経路を探索するリンクLk2とともに、ヒートマップを表示する画面へ遷移するリンクLk3を表示する。ここで、端末装置10は、リンクLk3がユーザによって選択された場合に、ヒートマップMp1を表示する画面へ遷移する。
ヒートマップMp1を表示する画面には、ヒートマップMp1と、スライドバーSBとが表示される。例えば、ヒートマップMp1は、混雑が予測される経路Rt1の前後1時間の混雑具合を表示する。一例としては、ヒートマップMp1は、混雑率に応じて経路を色分けすることで混雑具合を表現する。また、ヒートマップMp1は、画面の下部に設置されているスライドバーSBによってポインタを左右に移動することでポインタの位置に対応する時間帯の経路の混雑具合を表示する。また、ヒートマップMp1を表示する画面には、ユーザによって指定された経由駅を通る経路を再検索できるように検索ウィンドウSWが表示される。例えば、端末装置10は、ユーザによってヒートマップMp1上の駅が選択された場合に、かかる駅を経由駅として通る経路のヒートマップを表示する画面へ遷移する。
このように、変形例に係る情報処理装置100は、ヒートマップを表示する画面へ遷移可能なプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を送信する。これにより、情報処理装置100は、ユーザの将来の行動に関わる経路の混雑具合を表示することができるので、ユーザに適した内容の情報を提供することができる。例えば、情報処理装置100は、ユーザが行動予定の経路の混雑具合をマップ上で時間ごとに表示することができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
〔2−2.経過時間に応じてプッシュ通知を表示〕
上記の実施形態では、情報処理装置100がユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、抽出部132によって抽出された混雑予測情報をユーザが有する端末装置10に送信する例を挙げて説明した。ここで、情報処理装置100は、経過時間に応じてプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を送信してもよい。
具体的には、情報処理装置100の送信部133は、行動予定情報が発生した時点から経過した時間に基づいて混雑予測情報を端末装置10に送信する。例えば、情報処理装置100は、検索を行なった日時から到着時間まで所定の間隔で定期的にプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を送信する。
このように、変形例に係る情報処理装置100は、行動予定情報が発生した時点から経過した時間に基づいて混雑予測情報を端末装置10に送信する。これにより、情報処理装置100は、経過時間に応じてプッシュ通知を端末装置10に表示させることができるので、ユーザの将来の行動に関わる混雑を適したタイミングでユーザに知らせることができる。
〔2−3.サービス利用時にプッシュ通知を表示〕
上記の実施形態では、情報処理装置100がユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、抽出部132によって抽出された混雑予測情報をユーザが有する端末装置10に送信する例を挙げて説明した。ここで、情報処理装置100は、各種のタイミングでプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を送信してもよい。
具体的には、情報処理装置100の送信部133は、ユーザの将来の行動に関わる情報を提供する情報提供サービスをユーザが利用する際に混雑予測情報を端末装置10に送信する。例えば、情報処理装置100は、情報提供サービスとして、検索結果を提供する検索サービスをユーザが利用する際に混雑予測情報を端末装置10に表示させる指示情報を送信する。一例としては、情報処理装置100は、路線検索の検索結果とともに混雑予測情報を端末装置10に表示させる指示情報を送信する。他の例では、情報処理装置100は、交通機関やホテルなどの施設の予約時やメモやカレンダーなどに関するアプリケーションの利用時に混雑予測情報を端末装置10に表示させる指示情報を送信する。
このように、変形例に係る情報処理装置100は、ユーザの将来の行動に関わる情報を提供する情報提供サービスをユーザが利用する際に混雑予測情報を端末装置10に送信する。また、情報処理装置100は、情報提供サービスとして、検索結果を提供する検索サービスをユーザが利用する際に混雑予測情報を端末装置10に送信する。これにより、情報処理装置100は、ユーザがサービスを利用する際に混雑予測情報を端末装置10に表示することができるので、ユーザの将来の行動に関わる内容の情報を適したタイミングで提供することができる。
〔2−4.行動量に応じてプッシュ通知を表示〕
上記の実施形態では、情報処理装置100がユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、抽出部132によって抽出された混雑予測情報をユーザが有する端末装置10に送信する例を挙げて説明した。ここで、情報処理装置100は、ユーザの行動量に応じてプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を送信してもよい。
具体的には、情報処理装置100の送信部133は、行動予定情報が示すユーザの行動量が多いほど高い頻度で混雑予測情報を端末装置10に送信する。例えば、情報処理装置100は、ユーザが検索を行なった検索回数が多いほど高い頻度でプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を送信する。一例としては、情報処理装置100は、ユーザの検索回数が5回以上である場合には1時間ごとにプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を送信する。他の例では、情報処理装置100は、端末装置10が備えるメモ機能の使用頻度やプッシュ通知の確認頻度に応じた頻度で混雑予測情報を端末装置10に送信してもよい。
このように、変形例に係る情報処理装置100は、行動予定情報が示すユーザの行動量が多いほど高い頻度で混雑予測情報を端末装置10に送信する。これにより、情報処理装置100は、ユーザの行動量に応じてプッシュ通知を端末装置10に表示させることができるので、ユーザにとって適した頻度で混雑予測情報を提供することができる。
〔2−5.混雑度の変化に応じてプッシュ通知を表示〕
上記の実施形態では、情報処理装置100がユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、抽出部132によって抽出された混雑予測情報をユーザが有する端末装置10に送信する例を挙げて説明した。ここで、情報処理装置100は、混雑度の変化に応じてプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を送信してもよい。
具体的には、情報処理装置100の送信部133は、混雑予測情報が示す混雑度の変化が大きいほど高い頻度で混雑予測情報を端末装置10に送信する。例えば、情報処理装置100は、混雑度が高く変化するほど高い頻度でプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を送信する。一方、情報処理装置100は、混雑度が低く変化するほど低い頻度でプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を送信する。
このように、変形例に係る情報処理装置100は、混雑予測情報が示す混雑度の変化が大きいほど高い頻度で混雑予測情報を端末装置10に送信する。これにより、情報処理装置100は、混雑度の変化に合わせた頻度でプッシュ通知を端末装置10に表示させることができるので、ユーザにとっての混雑予測情報の重要度合いをユーザに把握させることができる。
〔2−6.混雑地点を回避する経路を提示〕
上記の実施形態では、情報処理装置100がユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、抽出部132によって抽出された混雑予測情報をユーザが有する端末装置10に送信する例を挙げて説明した。ここで、情報処理装置100は、混雑地点を回避する経路を提示してもよい。
具体的には、情報処理装置100の送信部133は、混雑予測情報とともに混雑予測情報が示す混雑地点を回避する経路を端末装置10に送信する。例えば、情報処理装置100は、ユーザが将来行動する予定の経路に含まれる混雑地点を通らない路線を利用する経路を端末装置10に表示させる指示情報を送信する。
このように、変形例に係る情報処理装置100は、混雑予測情報とともに混雑予測情報が示す混雑地点を回避する経路を端末装置10に送信する。これにより、情報処理装置100は、混雑を回避可能な経路を端末装置10に表示させることができるので、ユーザにとって有益な情報を提供することができる。
〔2−7.混雑地点を表示〕
上記の実施形態では、情報処理装置100がユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、抽出部132によって抽出された混雑予測情報をユーザが有する端末装置10に送信する例を挙げて説明した。ここで、情報処理装置100は、混雑地点を端末装置10に表示させてもよい。
具体的には、情報処理装置100の送信部133は、混雑予測情報に基づいて行動予定情報が示す経路に含まれる混雑地点を端末装置10に送信する。例えば、情報処理装置100は、ユーザが将来行動する予定の経路のうち混雑地点を強調した地図を端末装置10に表示させる指示情報を送信する。
このように、変形例に係る情報処理装置100は、混雑予測情報に基づいて行動予定情報が示す経路に含まれる混雑地点を端末装置10に送信する。これにより、情報処理装置100は、混雑地点を端末装置10に表示させることができるので、ユーザに対して混雑地点を容易に把握させることができる。
〔2−8.時間ごとの混雑度を表示〕
上記の実施形態では、情報処理装置100がユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、抽出部132によって抽出された混雑予測情報をユーザが有する端末装置10に送信する例を挙げて説明した。ここで、情報処理装置100は、時間ごとの混雑度を端末装置10に表示させてもよい。
具体的には、情報処理装置100の送信部133は、混雑予測情報に基づいて時間ごとの混雑度を端末装置10に送信する。例えば、情報処理装置100は、ユーザによって選択された時間において予測される混雑度を端末装置10に表示させる指示情報を送信する。
このように、変形例に係る情報処理装置100は、混雑予測情報に基づいて時間ごとの混雑度を端末装置10に送信する。これにより、情報処理装置100は、時間ごとの混雑度を端末装置10に表示させることができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
〔2−9.混雑度の進行状況を表示〕
上記の実施形態では、情報処理装置100がユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、抽出部132によって抽出された混雑予測情報をユーザが有する端末装置10に送信する例を挙げて説明した。ここで、情報処理装置100は、混雑度の進行状況を端末装置10に表示させてもよい。
具体的には、情報処理装置100の送信部133は、混雑予測情報に基づいて混雑度の進行状況の推移を端末装置10に送信する。例えば、情報処理装置100は、時間と混雑度との間の関係を表したグラフを端末装置10に表示させる指示情報を送信する。一例としては、情報処理装置100は、横軸を時間、縦軸を混雑度として対象の混雑地点の混雑度の増減の推移を示したグラフを端末装置10に表示させる指示情報を送信する。
このように、変形例に係る情報処理装置100は、混雑予測情報に基づいて混雑度の進行状況の推移を端末装置10に送信する。これにより、情報処理装置100は、混雑度の進行状況の推移を端末装置10に表示させることができるので、混雑度の進行具合をユーザに把握させることができる。
〔2−10.プッシュ通知の重複を防止〕
上記の実施形態では、情報処理装置100がユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、抽出部132によって抽出された混雑予測情報をユーザが有する端末装置10に送信する例を挙げて説明した。ここで、情報処理装置100は、プッシュ通知が重複しないように指示する指示情報を送信してもよい。
具体的には、情報処理装置100の送信部133は、ユーザの行動予定情報が複数ある場合に、複数の行動予定情報のうち最新の行動予定情報に基づいて混雑予測情報を端末装置10に送信する。例えば、情報処理装置100は、ユーザが類似する検索を複数回行っている場合には、複数の検索情報のうち最新の検索情報に基づいて混雑予測情報を含むプッシュ通知を端末装置10に表示させる指示情報を送信する。
このように、変形例に係る情報処理装置100は、ユーザの行動予定情報が複数ある場合に、複数の行動予定情報のうち最新の行動予定情報に基づいて混雑予測情報を端末装置10に送信する。これにより、情報処理装置100は、プッシュ通知の重複を防止することができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
〔2−11.混雑度に応じてプッシュ通知を表示〕
上記の実施形態では、情報処理装置100が、混雑予測情報が示す混雑度が所定の閾値以上の場合に混雑予測情報を端末装置10に送信する例を挙げて説明した。ここで、情報処理装置100は、各種の情報によって設定される混雑度の閾値に基づいて混雑予測情報を端末装置10に送信してもよい。
例えば、情報処理装置100の送信部133は、ユーザ毎に設定された閾値に基づいて混雑予測情報を端末装置10に送信する。一例としては、情報処理装置100は、多少の混雑を厭わないユーザの場合には、混雑度が120%以上の場合に混雑予測情報を端末装置10に送信する。他の例では、情報処理装置100は、車内で着席することを望むユーザの場合には、混雑度が20%以上の場合に混雑予測情報を端末装置10に送信する。
また、情報処理装置100は、地域相対性に基づいて混雑予測情報を端末装置10に送信してもよい。例えば、情報処理装置100は、東京都や大阪府などといった人口が相対的に多い地域を通る路線の場合には、混雑度が120%以上の場合に混雑予測情報を端末装置10に送信する。一方、情報処理装置100は、地方など人口が相対的に少ない地域を通る路線の場合には、混雑度が100%以上の場合に混雑予測情報を端末装置10に送信する。
このように、変形例に係る情報処理装置100は、各種の情報によって設定される混雑度の閾値に基づいて混雑予測情報を端末装置10に送信する。これにより、情報処理装置100は、ユーザや地域に応じて混雑予測情報を端末装置10に表示させることができるので、ユーザや地域に適した情報を提供することができる。
〔2−12.ユーザのステータス〕
上記の実施形態では、ユーザのステータスは、ユーザの画面メモ登録数、ユーザが画面メモに登録した経路に含まれる路線に関する運行情報閲覧数、ユーザが検索を行なうアプリケーションの起動回数、ユーザが登録する定期経路の有無などといった各種の情報に基づいて判定される例を挙げて説明した。ここで、ユーザのステータスは、端末装置10によって判定されてもよいし、情報処理装置100によって判定されてもよい。
〔2−13.適用対象〕
上記の実施形態では、情報処理装置100が路線の混雑予測情報を提供する例を挙げて説明した。ここで、情報処理装置100は、路線の混雑に限らず、各種の混雑予測情報を提供してもよい。例えば、情報処理装置100は、イベントなどのチケットやホテルなどの施設の予約状況に基づいて予測される混雑予測情報を端末装置10に送信してもよい。これにより、情報処理装置100は、各種の情報に基づく混雑予測情報を提供することができるので、ユーザに対して有益な情報を提供することができる。
〔2−14.変形例の効果〕
上述してきたように、変形例に係る情報処理装置100において、送信部133は、行動予定情報が発生した時点から経過した時間に基づいて混雑予測情報を端末装置10に送信する。これにより、変形例に係る情報処理装置100は、経過時間に応じてプッシュ通知を端末装置10に表示させることができるので、ユーザの将来の行動に関わる混雑を適したタイミングでユーザに知らせることができる。
また、変形例に係る情報処理装置100において、送信部133は、ユーザの将来の行動に関わる情報を提供する情報提供サービスをユーザが利用する際に混雑予測情報を端末装置10に送信する。
また、変形例に係る情報処理装置100において、送信部133は、情報提供サービスとして、検索結果を提供する検索サービスをユーザが利用する際に混雑予測情報を端末装置10に送信する。
これにより、変形例に係る情報処理装置100は、ユーザがサービスを利用する際に混雑予測情報を端末装置10に表示することができるので、ユーザの将来の行動に関わる内容の情報を適したタイミングで提供することができる。
また、変形例に係る情報処理装置100において、送信部133は、行動予定情報が示すユーザの行動量が多いほど高い頻度で混雑予測情報を端末装置10に送信する。これにより、変形例に係る情報処理装置100は、ユーザの行動量に応じてプッシュ通知を端末装置10に表示させることができるので、ユーザにとって適した頻度で混雑予測情報を提供することができる。
また、変形例に係る情報処理装置100において、送信部133は、混雑予測情報が示す混雑度の変化が大きいほど高い頻度で混雑予測情報を端末装置10に送信する。これにより、変形例に係る情報処理装置100は、混雑度の変化に合わせた頻度でプッシュ通知を端末装置10に表示させることができるので、ユーザにとっての混雑予測情報の重要度合いをユーザに把握させることができる。
また、変形例に係る情報処理装置100において、送信部133は、混雑予測情報とともに混雑予測情報が示す混雑地点を回避する経路を端末装置10に送信する。これにより、変形例に係る情報処理装置100は、混雑を回避可能な経路を端末装置10に表示させることができるので、ユーザにとって有益な情報を提供することができる。
また、変形例に係る情報処理装置100において、送信部133は、混雑予測情報に基づいて行動予定情報が示す経路に含まれる混雑地点に関する情報を端末装置10に送信する。これにより、変形例に係る情報処理装置100は、混雑地点を端末装置10に表示させることができるので、ユーザに対して混雑地点を容易に把握させることができる。
また、変形例に係る情報処理装置100において、送信部133は、混雑予測情報に基づいて時間ごとの混雑度を端末装置10に送信する。これにより、変形例に係る情報処理装置100は、時間ごとの混雑度を端末装置10に表示させることができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、変形例に係る情報処理装置100において、送信部133は、混雑予測情報に基づいて混雑度の進行状況の推移を端末装置10に送信する。これにより、変形例に係る情報処理装置100は、混雑度の進行状況の推移を端末装置10に表示させることができるので、混雑度の進行具合をユーザに把握させることができる。
また、変形例に係る情報処理装置100において、送信部133は、ユーザの行動予定情報が複数ある場合に、複数の行動予定情報のうち最新の行動予定情報に基づいて混雑予測情報を端末装置10に送信する。これにより、変形例に係る情報処理装置100は、プッシュ通知の重複を防止することができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
〔3.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、図2に示した行動予定情報記憶部121は、情報処理装置100が保持せずに、ストレージサーバ等に保持されてもよい。この場合、情報処理装置100は、ストレージサーバにアクセスすることで、ユーザの将来の行動に関する情報を取得する。
また、情報処理装置100は、送信処理は行わず、抽出処理のみを行う情報処理装置であってもよい。この場合、情報処理装置は、送信部133を有しない。そして、送信部133を有する送信装置が、ユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、抽出部132によって抽出された混雑予測情報をユーザが有する端末装置10に送信する。
また、上述してきた実施形態に係る情報処理装置100は、例えば図14に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報処理装置100を例に挙げて説明する。図14は、情報処理装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、およびメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、ネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disk)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の概要の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した情報処理装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 通知システム
10 端末装置
50 情報提供サーバ
100 情報処理装置
150 通知サーバ
121 行動予定情報記憶部
122 混雑予測情報記憶部
123 ユーザ情報記憶部
131 取得部
132 抽出部
133 送信部

Claims (17)

  1. ユーザの将来の行動を示す行動予定情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された行動予定情報に基づいて、過去の行動履歴から予測される混雑予測情報のうち前記ユーザの将来の行動に関わる混雑予測情報を抽出する抽出部と、
    前記ユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、前記抽出部によって抽出された混雑予測情報を前記ユーザが有する端末装置に送信する送信部と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記送信部は、
    前記ユーザが前記将来の行動を行なう予定の時刻から所定の時間前に、前記抽出部によって抽出された混雑予測情報を前記端末装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記送信部は、
    前記抽出部によって抽出された混雑予測情報を含むプッシュ通知を前記端末装置に表示させる指示情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得部は、
    前記行動予定情報として、前記ユーザが将来訪れる予定の場所および当該場所に訪れる予定の時刻を指定して検索した検索情報を取得し、
    前記抽出部は、
    前記取得部によって取得された検索情報が示す場所に関わる混雑予測情報を抽出する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  5. 前記送信部は、
    前記混雑予測情報が示す混雑度が所定の閾値以上の場合に前記混雑予測情報を前記端末装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  6. 前記送信部は、
    前記行動予定情報が発生した時点から経過した時間に基づいて前記混雑予測情報を前記端末装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  7. 前記送信部は、
    ユーザの将来の行動に関わる情報を提供する情報提供サービスを前記ユーザが利用する際に前記混雑予測情報を前記端末装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  8. 前記送信部は、
    前記情報提供サービスとして、検索結果を提供する検索サービスを前記ユーザが利用する際に前記混雑予測情報を前記端末装置に送信する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記送信部は、
    前記行動予定情報が示す前記ユーザの行動量が多いほど高い頻度で前記混雑予測情報を前記端末装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  10. 前記送信部は、
    前記混雑予測情報が示す混雑度の変化が大きいほど高い頻度で前記混雑予測情報を前記端末装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  11. 前記送信部は、
    前記混雑予測情報とともに当該混雑予測情報が示す混雑地点を回避する経路を前記端末装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  12. 前記送信部は、
    前記混雑予測情報に基づいて前記行動予定情報が示す経路に含まれる混雑地点に関する情報を前記端末装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  13. 前記送信部は、
    前記混雑予測情報に基づいて時間ごとの混雑度を前記端末装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  14. 前記送信部は、
    前記混雑予測情報に基づいて混雑度の進行状況の推移を前記端末装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  15. 前記送信部は、
    前記ユーザの前記行動予定情報が複数ある場合に、複数の行動予定情報のうち最新の行動予定情報に基づいて前記混雑予測情報を前記端末装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1〜14のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  16. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    ユーザの将来の行動を示す行動予定情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された行動予定情報に基づいて、過去の行動履歴から予測される混雑予測情報のうち前記ユーザの将来の行動に関わる混雑予測情報を抽出する抽出工程と、
    前記ユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、前記抽出工程によって抽出された混雑予測情報を前記ユーザが有する端末装置に送信する送信工程と
    を含んだことを特徴とする情報処理方法。
  17. ユーザの将来の行動を示す行動予定情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された行動予定情報に基づいて、過去の行動履歴から予測される混雑予測情報のうち前記ユーザの将来の行動に関わる混雑予測情報を抽出する抽出手順と、
    前記ユーザの将来の行動に基づき定まるタイミングで、前記抽出手順によって抽出された混雑予測情報を前記ユーザが有する端末装置に送信する送信手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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