JP2017030803A - 吐出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】多様な種類の内容物に適用する。
【解決手段】吐出器1は、内容物が収容された容器本体2の口部3に上方付勢状態で下方移動自在に配設されるとともに前方に向けて開口する内容物の吐出孔13Aが形成された吐出ヘッド13を有するポンプ14と、ポンプ14を口部3に装着する装着キャップ11と、装着キャップ11の後部に立設される支持部15と、支持部15に回転軸L回りに回転自在に配設され、吐出ヘッド13を押し下げる押下部材16と、を備え、吐出ヘッド13は、押下部材16に、押下部材16の回転軸L回りの上下動に連係するように連結され、吐出ヘッド13を上方付勢する付勢手段17は、一端部91aが支持部15に連結され、かつ他端部91bが押下部材16に連結される合成樹脂製の延在体91である。
【選択図】図1

Description

本発明は、吐出器に関する。
従来から、下記特許文献1に示される吐出器が知られている。前記吐出器は、内容物が収容された容器本体の口部に上方付勢状態で下方移動自在に配設されるとともに前方に向けて開口する内容物の吐出孔が形成された吐出ヘッドを有するポンプと、ポンプを口部に装着する装着キャップと、装着キャップの後部に立設される支持部と、支持部に回転軸回りに回転自在に配設され、吐出ヘッドを押し下げる押下部材と、を備えている。前記吐出器では、押下部材を回転軸回りに下方に向けて回転させることにより、吐出ヘッドが下方移動し、内容物が吐出孔から吐出される。
この種の吐出器では一般に、吐出ヘッドを上方付勢する付勢手段が、金属製のコイルスプリングとされてポンプのシリンダ内に配設されている。
特開2008−030798号公報
しかしながら、前記従来の吐出器では、付勢手段が、内容物で満たされるシリンダ内に配設されているので、吐出器が適用可能な内容物の種類に制限が生ずるおそれがある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、多様な種類の内容物に適用することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る吐出器は、内容物が収容された容器本体の口部に上方付勢状態で下方移動自在に配設されるとともに前方に向けて開口する内容物の吐出孔が形成された吐出ヘッドを有するポンプと、前記ポンプを前記口部に装着する装着キャップと、前記装着キャップの後部に立設される支持部と、前記支持部に回転軸回りに回転自在に配設され、前記吐出ヘッドを押し下げる押下部材と、を備え、前記押下部材を回転軸回りに下方に向けて回転させることにより、前記吐出ヘッドが下方移動し、内容物が前記吐出孔から吐出される吐出器であって、前記吐出ヘッドは、前記押下部材に、前記押下部材の回転軸回りの上下動に連係するように連結され、前記吐出ヘッドを上方付勢する付勢手段は、一端部が前記支持部に連結され、かつ他端部が前記押下部材に連結される合成樹脂製の延在体であることを特徴とする。
この発明によれば、付勢手段が、一端部が支持部に連結され、かつ他端部が押下部材に連結される延在体である。これにより、シリンダの外部に配設した付勢手段によって吐出ヘッドを上方に付勢することが可能になり、この吐出器を多様な種類の内容物に適用することができる。また、付勢手段をシリンダの外部に配設することで、例えば、シリンダ内に付勢手段を配置する場合に比べて、シリンダの長さを短くすることが可能になり、吐出器全体のコンパクト化を図ることもできる。さらに、付勢手段が合成樹脂材料で形成されているので、廃棄する際の分別の手間を容易に抑えることができる。
前記延在体の他端部は、下方に向けて弾性変形させられた状態で、前記押下部材に連結されていてもよい。
この場合、延在体の他端部が、下方に向けて弾性変形させられた状態で、押下部材に連結されているので、押下部材を効果的に上方に向けて付勢することができる。
前記押下部材は、前記吐出ヘッドを、前後方向に直交する左右方向に挟む一対の側板部を備え、前記吐出ヘッドおよび前記側板部のうちのいずれか一方には、他方に向けて突出する軸部が形成され、かつ他方には、前記軸部に係止することで前記吐出ヘッドを前記押下部材の上方移動および下方移動のうちの少なくとも一方に連係させる係止部が形成され、前記延在体のうち、前記一端部と前記他端部との間の中間部分には、前記軸部を下方に跨ぐ逃げ部が形成されていてもよい。
この場合、延在体の中間部分に逃げ部が形成されているので、例えば、延在体の中間部分が軸部の上方を通過する場合などに比べて、吐出器全体の長さを短くすることができる。
本発明によれば、多様な種類の内容物に適用することができる。
本発明の第1実施形態にかかる吐出器を示す軸方向断面図である。 図1の吐出器を示す部分拡大図である。 図1のステムの下端部を示す部分拡大斜視図である。 図1の吐出器を構成する付勢手段の斜視図である。 図1の吐出器の吐出状態を示す軸方向断面図である。 図5の吐出器を示す部分拡大図である。 本発明の第2実施形態にかかる吐出器を示す軸方向断面図である。 図7の吐出器の吐出状態を示す軸方向断面図である。 本発明の第3実施形態にかかる吐出器を示す軸方向断面図である。 図9の吐出器を正面から見た半断面図である。 図9の吐出器の吐出状態を示す軸方向断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明による吐出器の第1実施形態を、図1から図6に基づいて説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
本実施形態にかかる吐出器1は、図1に示すように、容器本体2の口部3に取り付けられる有頂円筒状の装着キャップ11と、口部3に上方付勢状態で下方移動自在に配設されるとともに前方に向けて開口する内容物の吐出孔13Aが形成された吐出ヘッド13を有するポンプ14と、装着キャップ11の後部に立設された支持部15と、支持部15に回転軸L回りに回転自在に配設され、吐出ヘッド13を押し下げる押下部材16と、吐出ヘッド13を上方付勢する付勢手段17と、を備える。
この吐出器1では、押下部材16を回転軸L回りに下方に向けて回転させることにより、吐出ヘッド13が下方移動し、内容物が吐出孔13Aから吐出される。なお吐出ヘッド13は、円筒状のステム12と、ステム12の上端部に装着され吐出孔13Aが形成されたヘッド本体30と、を備えている。
ここで、装着キャップ11およびステム12は、それぞれの中心軸線が共通軸上に位置する状態で配設されている。以下、この共通軸を中心軸Oと称し、図1において中心軸Oに沿ってステム12に対してヘッド本体30に向かう方向を上方、その逆方向を下方とする。また、中心軸Oから見た平面視で中心軸Oに直交する方向を径方向、中心軸O回りで周回する方向を周方向とする。さらに、径方向のうちヘッド本体30の吐出孔13Aが向けられる方向を前方、その逆方向を後方とし、上下方向及び前後方向に直交する方向を左右方向とする。
装着キャップ11は、ポンプ14を容器本体2の口部3に装着する。装着キャップ11は、中央に開口部が形成された平面視で円形状の天壁部21と、天壁部21の外周縁から下方に向けて延設された円筒状の周壁部22と、を有する。天壁部21及び周壁部22は、中心軸Oと同軸に配設されている。
周壁部22の内周面には、容器本体2の口部3の外周面に形成された雄ネジに螺着する雌ネジが形成されている。
ポンプ14は、図1及び図2に示すように、前記吐出ヘッド13と、ステム12に連係された二重円筒状のピストン41と、ピストン41が上下摺動自在に収容された円筒状のシリンダ42と、ステム12から下方に向けて延設され、ピストン41の内側を上下方向に貫く有底円筒状のピストンガイド43と、シリンダ42内に配設された球状の弁体44と、ステム12を外側から囲む円筒状のガイド筒45と、を有する。
ステム12は、ガイド筒45の内側に上下移動自在に挿通されており、ステム12の上部は、ガイド筒45よりも上方に向けて突出していると共に、ステム12の下端部は、ガイド筒45の後述する下部材45aよりも下方に向けて突出している。ステム12の下端部の内径及び外径は、ステム12の上部及び上下方向中間部の内径及び外径よりも大きく、ステム12の上下方向中間部から下端部への移行部分12Aにおいて、ステム12の内径及び外径は、下方に向かうにしたがって漸次拡径している。また、ステム12の上部の内周面には、径方向内側に向けて突出する係合突部12Bが全周にわたって形成されている。
さらに、ステム12の下端には、図1から図3に示すように、径方向外側に向けて突出するガイド突出部12Cが全周にわたって形成されている。ガイド突出部12Cの外周縁からは、円筒状の弾性部材25が下方に向けて延設されている。
弾性部材25には、図3に示すように、上下方向に延在する弾性部材切欠部25Aが周方向に間隔をあけて複数形成されている。また、弾性部材25の下端開口縁は、図1及び図2に示すように、径方向外側から内側に向かうにしたがって下方を向くように傾斜している。
ヘッド本体30は、図1に示すように、ステム12の上端部に装着された有頂円筒状の装着筒部31と、装着筒部31の前面から前方に向けて突設された筒状のノズル筒部32と、を有する。
装着筒部31の外周面には、上下方向に延びる縦リブ31aが突設されている。縦リブ31aは、周方向に間隔をあけて複数配置されている。
ノズル筒部32内には、前後方向に延在する芯棒体35と、芯棒体35の前端部に被着された有頂円筒状のチップ36と、が配設されている。
芯棒体35の外周面には、ノズル筒部32の内周面との間で内容物の流動を可能とする複数の流路溝部35Aが前後方向にわたって形成されている。
チップ36は、芯棒体35と同軸上に配設されており、芯棒体35の外周面に設けられた円筒状のチップ筒部37と、チップ筒部37の先端部に設けられた端壁部38と、を有する。
チップ筒部37は、ノズル筒部32内に嵌合されており、端壁部38は、芯棒体35の先端面に当接している。端壁部38のうち芯棒体35の先端面に当接する後面には、芯棒体35の流路溝部35Aに連通するスピン流路38Aが形成されている。また、端壁部38の中央部分には、スピン流路38Aに連通する前述した吐出孔13Aが形成されている。
ピストン41は、円筒状の摺動部51と、摺動部51よりも径方向内側に配設された円筒状の閉塞部52と、摺動部51の上端及び閉塞部52の上下方向中間部を連結する平面視で円環状の環状連結部53と、を有する。これら摺動部51、閉塞部52及び環状連結部53は、中心軸Oと同軸に配設されている。
摺動部51の下端部は、上方から下方に向かうにしたがって漸次径方向外側に向けて反るように湾曲しており、摺動部51の下端は、シリンダ42の内周面に摺接している。
閉塞部52の下端部は、上方から下方に向かうにしたがって漸次径方向内側に向けて反るように湾曲しており、ピストンガイド43の後述する底部43A近傍に形成された当接部43Eに当接している。また、閉塞部52の上端部は、下方から上方に向かうにしたがって漸次径方向外側に向けて反るように湾曲しており、ステム12の下端部の内周面に摺接している。
環状連結部53の上面は、径方向外側から内側に向かうにしたがって漸次下方に向かうように傾斜し、弾性部材25の下端開口縁を受ける受け面53Aとなっている。
シリンダ42は、平面視で円環状の頂壁部61と、頂壁部61から上方に向けて延設された円筒状の立上筒部62と、頂壁部61の開口縁部から下方に向けて延設された円筒状の上筒部63と、上筒部63の下端から下方に向けて延設された円筒状の中筒部64と、中筒部64の下端から下方に向けて延設された円筒状の下筒部65と、を有する。これら頂壁部61、立上筒部62、中筒部64及び下筒部65は、中心軸Oと同軸に配設されている。
頂壁部61の外周縁部は、装着キャップ11の天壁部21と容器本体2の口部3の上端開口縁とにより上下方向で挟まれている。また、頂壁部61の外周縁部と口部3の上端開口縁との間には、第1パッキン66が介在されている。
立上筒部62は、天壁部21の開口部を通って上方に向けて立設されている。
上筒部63の上端部には、上筒部63の内外を連通させる空気孔63Aが形成されている。空気孔63Aは、環状連結部53の外周面によって閉塞されている。また、上筒部63の内周面には、ステム12のガイド突出部12Cが当接または近接している。
中筒部64は、上筒部63の開口縁から下方に向けて延在し、内径及び外径が上下方向で一定とされている直筒部(ガイド孔部)67と、直筒部67の下端から下方に向けて延在し、内径及び外径が上方から下方に向かうにしたがって縮径するテーパ筒部68と、を有する。
直筒部67の内周面には、上下方向に延在し、径方向内側に向けて突出する複数の縦リブ部67Aが周方向に間隔をあけて配設されている。また、直筒部67内には、ピストンガイド43の後述する底部(下端部)43Aが進入可能となっている。
テーパ筒部68の内側には、弁体44がテーパ筒部68のテーパ面に離着自在に配設されている。また、テーパ筒部68の内周面には、径方向外側から内側に向かうにしたがって上方に向けて傾斜する規制突部68Aが突設されている。規制突部68Aの上端の内径は、弁体44よりも小さくなっている。また、規制突部68Aには、周方向の延在を中断する間隙が形成されている。
下筒部65の内側には、容器本体2内の内容物が流動するチューブ69が嵌め込まれている。
ピストンガイド43のうちの底部43Aは、この底部43Aより上方に位置する周筒部に対して下方及び径方向外側の双方に向けて膨出する半球状に形成されており、直筒部67内に進入可能となっている。また、ピストンガイド43のうち上記周筒部の下端部には、外径が底部43Aの上面から上方に向かうにしたがって漸次縮径する当接部43Eが形成されている。
ピストンガイド43の下端部には、ピストンガイド43内とシリンダ42内とを連通させる一対の連通孔43Bが形成されている。連通孔43Bは、中心軸Oを径方向で挟む両側に形成されている。連通孔43Bは、閉塞部52の下端よりも上方に位置しており、シリンダ42の上筒部63の内側との連通が遮断されている。
同様に、ピストンガイド43の上端部には、ピストンガイド43内とシリンダ42内とを連通させる一対の貫通孔43Cが形成されている。貫通孔43Cは、連通孔43Bと同様に、中心軸Oを径方向で挟む両側に形成されている。貫通孔43Cは、ステム12の移行部分12Aにおける内周面に向けて開口している。
また、ピストンガイド43のうち貫通孔43Cよりも上側に位置する部分は、ステム12の係合突部12Bが係合する係合溝部43Dが全周にわたって形成されている。これにより、ピストンガイド43は、ステム12と共に一体に上下移動する。
ガイド筒45は、中心軸Oと同軸に配置されるとともに、上下方向に2分割されている。ガイド筒45は、下部材45aと、上部材45bと、を備えている。下部材45a内には、ステム12が下方移動自在に挿通され、上部材45bの上端内に、装着筒部31の下端が下方移動自在に挿通されている。
下部材45aは、円筒状の外筒部71と、外筒部71よりも径方向内側に配設された円筒状の内筒部72と、を有する。これら外筒部71および内筒部72は、中心軸Oと同軸に配設されている。
外筒部71は、立上筒部62に外嵌され、内筒部72は、立上筒部62内に嵌合されている。内筒部72の上端は、外筒部71の上端に連設されている。内筒部72の下端には、径方向の内側に向けて突出するフランジ部73が設けられている。内筒部72の下端(フランジ部73)と頂壁部61との間には、第2パッキン76が介在されている。
上部材45bは、円筒状に形成されている。上部材45bの外周面には、径方向の外側に向けて突出する鍔部74が設けられている。上部材45bのうち、鍔部74よりも下側に位置する部分は、下部材45a内に、周方向に回転自在に嵌合され、鍔部74は、下部材45aの上端に、上方から突き当てられている。
上部材45bには、操作片75と、縦溝部79と、が更に設けられている。操作片75は、上部材45bから前方に向けて突設されている。操作片75を周方向に移動させることで、上部材45bを下部材45aに対して周方向に回転させることができる。縦溝部79は、上部材45bの内周面に形成されている。縦溝部79は、上部材45bの上下方向の全長にわたって設けられ、上部材45bの上端開口縁に開口している。上部材45bの上端開口縁のうち、縦溝部79の開口部を回避した部分は、縦リブ31aの下端縁に、下方から近接もしくは当接している。これにより、吐出ヘッド13の下方移動が規制されている。
支持部15は、押下部材16を支持する。支持部15は、左右方向で間隔をあけて配設された一対の側壁部77と、側壁部77の後端に形成された後壁部78と、を有する。なお本実施形態では、支持部15が、ガイド筒45に一体に形成された状態で装着キャップ11に立設されているが、支持部15を装着キャップ11と一体に形成し、装着キャップ11から直接立設させることも可能である。
側壁部77は、外筒部71の後部から上方に向けて突出している。側壁部77は、上方に向かうに漸次後方に向けて延びている。側壁部77は、表裏面が左右方向を向く板状に形成され、この側壁部77の外周縁のうち、前方を向く前端縁に、下方に向けて窪む支持凹部77Bが形成されている。側壁部77の上端部の外側面には、左右方向外側に向けて延在する円柱状の軸体77Aが突設されている。
押下部材16(トリガー)は、軸体77Aを介して支持部15に取り付けられており、この軸体77Aの中心軸である回転軸L回りに回転可能(揺動可能)に設けられている。
押下部材16は、吐出ヘッド13を上方から覆う天板部81と、天板部81の後端縁から後方に向けて斜め下方に延在する後板部82と、天板部81の前端縁から前方に向けて斜め下方に延在する前板部83と、天板部81の左右両側の側端縁から各別に垂下された一対の側板部84と、を有する。
前板部83の上側部分には、上下方向に延在する長孔部83Aが形成されており、この長孔部83Aには、ヘッド本体30のノズル筒部32が挿通されている。また、前板部83の下側部分は、指などをかけるための指掛部分(ハンドル)となっている。
一対の側板部84は、吐出ヘッド13および支持部15を左右方向に挟んでいる。側板部84の後部には、軸体77Aが回転軸L回りに摺動可能に挿通された軸孔部84Aが形成されている。
ここで、吐出ヘッド13は、押下部材16に、押下部材16の回転軸L回りの上下動に連係するように連結されている。本実施形態では、吐出ヘッド13および側板部84のうちのいずれか一方には、他方に向けて突出する軸部33が形成され、かつ他方には、軸部33に係止することで吐出ヘッド13を押下部材16の上方移動および下方移動のうちの少なくとも一方に連係させる係止部85が形成されている。なお図示の例では、軸部33は、吐出ヘッド13に形成され、係止部85は、側板部84に形成されている。
軸部33は、円柱状に形成され、装着筒部31の上端部から左右方向の両方向に各別に突設されている。
係止部85は、軸部33に係止することで吐出ヘッド13を押下部材16の上方移動および下方移動の両方に連係させる。係止部85は、軸部33に係止することで吐出ヘッド13を押し下げる押下部86と、軸部33に係止することで吐出ヘッド13を引き上げる引上部87と、を備えている。押下部86および引上部87は、側板部84の内側面に設けられている。
押下部86は、装着筒部31を左右両側から挟む一対の板状部材であり、押下部86の下端には、軸部33がその軸線回りに摺動可能に嵌め込まれた円弧状の押下切欠部86Aが形成されている。押下切欠部86Aは、左右方向から見た正面視において上方に向けて凸となる円弧状に形成されている。
引上部87は、装着筒部31を左右両側から挟む一対の突条である。引上部87は、軸部33がその軸線回りに摺動可能に嵌め込まれた円弧状に形成されている。引上部87は、左右方向から見た正面視において下方に向けて凸となる円弧状に形成されている。
そして本実施形態では、付勢手段17は、一端部91aが支持部15に連結され、かつ他端部91bが押下部材16に連結される合成樹脂製の延在体91である。
延在体91は、一端部91aが他端部91bに対して後方に位置し、かつ下方に位置して湾曲している。延在体91は、後方に向けて突となるように湾曲している。延在体91は湾曲した柱状に形成されている。延在体91は、左右方向に間隔をあけて一対配設され、一対の延在体91同士の間に、吐出ヘッド13(ヘッド本体30)および支持部15が配置されている。図1および図4に示すように、各延在体91の一端部91a同士は、左右方向に延びる連結体92により連結されている。連結体92は、左右方向に延びる円柱状に形成され、支持凹部77B内に回転自在に支持されている。延在体91のうち、一端部91aと他端部91bとの間の中間部分91cは、一端部91aから後側に向けて延びつつ前側に向けて湾曲した後、軸部33の上側を通過して他端部91bに至る。中間部分91cは、左右方向から見た側面視で、後方に向けて突となる1つの円弧をなしている。延在体91の他端部91bは、下方に向けて弾性変形させられた状態で、押下部材16の天板部81の下面に当接しており、これにより、他端部91bは、押下部材16に連結されている。他端部91bは、天板部81の下面のうち、前板部83に連結される部分に当接していて、他端部91bの前方に向けた移動は、前板部83によって規制されている。
なお、延在体91の一端部91aと支持部15との連結、および延在体91の他端部91bと押下部材16との連結は、上述の構成に限定されるものではなく、他の構成を採用してもよい。
例えば、延在体91の一端部91aと支持部15とが一体に形成されてもよいし、延在体91の他端部91bと押下部材16とが一体に形成されてもよい。また、延在体91の一端部91aを、支持部15に接着してもよいし、支持部15に形成した孔に嵌合する等してもよい。また、延在体91の他端部91bを、押下部材16に接着してもよいし、押下部材16に形成した孔に嵌合する等してもよい。
次に、以上のような構成の吐出器1の使用方法について説明する。
まず、操作片75を用いて上部材45bを下部材45aに対して周方向に回転させ、上部材45bの上端開口縁のうち、縦溝部79が開口する部分を、縦リブ31aの下端縁に対向させる。これにより、吐出ヘッド13の下方移動の規制が解除される。その後、押下部材16の前板部83の上記指掛部分に指などを掛け、図5に示すように、付勢手段17からの付勢力に抗して押下部材16を下方に向けて回転させる。このとき、延在体91の他端部91bが、前板部83により前方に向けた移動を規制されながら、天板部81によって下方に向けて押し込まれる。すると、延在体91のうち、側面視で後方に向けて突となるように湾曲している部分における曲率が大きくなり、延在体91の弾性変形量が増加する。なお本実施形態では、延在体91の中間部分91cが、後方に向けて突となる1つの円弧をように湾曲されており、湾曲する部分が大きく確保されていることから、延在体91の変形時の負荷を分散させて付勢手段17の耐久性を高め易くすることができる。
押下部材16の回転に伴って、押下部86は、ノズル筒部32の軸部33を下方に押圧し、縦リブ31aを縦溝部79内に進入させながら、吐出ヘッド13を押し下げる。ここで、ステム12には、ピストンガイド43が取り付けられており、ステム12に設けられた弾性部材25は、ピストン41に当接している。これにより、吐出ヘッド13、ピストンガイド43及びピストン41は、一体となってシリンダ42に対して下降する。そのため、ピストン41の閉塞部52がピストンガイド43の連通孔43Bを閉塞させたままの状態で、シリンダ42の上筒部63内が加圧される。
シリンダ42の上筒部63の内圧が所定の圧力まで上昇した状態で吐出ヘッド13及びピストンガイド43をさらに押し下げると、上筒部63の上昇した内圧に起因して、ピストン41の下方移動が抑止される。これにより、図6に示すように、弾性部材25は、その自由端部がピストン41の受け面53Aに沿って径方向内側に向けて反るように摺動しつつ、弾性部材25の上下方向での長さが短くなるように収縮変形され、吐出ヘッド13及びピストンガイド43は、ピストン41に対して下方移動し始める。また、ピストンガイド43の底部43Aは、中筒部64の直筒部67内に進入し、縦リブ部67Aに近接または摺動しながら下降する。
吐出ヘッド13及びピストンガイド43をピストン41に対して下方に移動させると、ピストン41の閉塞部52の下端は、ピストンガイド43の当接部43Eから離間する。これにより、閉塞部52の下端部とピストンガイド43の外周面との間には、間隙が形成され、この間隙を通して、連通孔43Bは、シリンダ42の上筒部63内に対して開放される。なお、連通孔43Bがシリンダ42の上筒部63内に対して開放されるまで、上筒部63の内圧は、さらに上昇する。
これにより、上筒部63内の内容物は、閉塞部52の内周面とピストンガイド43の外周面との間の間隙及び連通孔43Bを通ってピストンガイド43内に流入する。また、上筒部63内の内容物は、閉塞部52の内周面とピストンガイド43の外周面との間の間隙、ステム12の下側部分及び移行部分12Aの内周面とピストンガイド43の外周面との間の間隙、並びに貫通孔43Cを通ってピストンガイド43内に流入する。そして、ピストンガイド43内に流入した内容物は、ステム12の上側部分内を流動してノズル筒部32に至り、ノズル筒部32の吐出孔13Aから吐出される。
なお、上筒部63の上昇した内圧及び上筒部63内に充填されている内容物に起因して、ピストン41の下方移動は、上筒部63内に内容物が充填されていない場合と比較して上側の位置において抑止される場合がある。このような場合には、ピストンガイド43の底部43Aが直筒部67内に進入する前に、連通孔43Bがシリンダ42の上筒部63内に対して開放されることがある。
続いて、押下部材16を引いた指などを外すと、付勢手段17による付勢により、吐出ヘッド13及びピストンガイド43が上昇する。このとき、延在体91が復元変形し、延在体91の他端部91bが、前板部83により前方に向けた移動を規制されながら、天板部81を上方に向けて押し上げる。すると、押下部材16が上方移動し、この押下部材16が、引上部87および軸部33を介して吐出ヘッド13及びピストンガイド43を引き上げて上昇させる。
吐出ヘッド13及びピストンガイド43が上昇すると、シリンダ42の上筒部63内が減圧され、弁体44が浮上して中筒部64の下部が開放され、容器本体2内の内容物は、チューブ69を通って中筒部64内に流入し、縦リブ部67A間と弁体44及び規制突部68Aの間とを通って上筒部63内に流入する。押下部材16は、図1に示す元の位置まで復元変位する。
なお、吐出器1を初めて使用する際には、シリンダ42の上筒部63内やステム12内、ピストンガイド43内には、内容物が充填されていない。そこで、これらシリンダ42の上筒部63内、ステム12内及びピストンガイド43内に内容物を充填させる必要がある。
そのためには、上述と同様に、上部材45bを下部材45aに対して周方向に回転させて吐出ヘッド13の下方移動の規制を解除し、押下部材16を下方に向けて回転させステム12を押し下げる。連通孔43Bがシリンダ42の上筒部63内に対して開放されると、上述と同様に、上筒部63内を満たしている空気は、連通孔43Bを通る経路と貫通孔43Cを通る経路とを介して、ピストンガイド43内に流入する。そして、ピストンガイド43内に流入した空気は、ステム12の上側部分内を流動してノズル筒部32に至り、ノズル筒部32の吐出孔13Aから排出される。その後、押下部材16を引いた指などを外すと、付勢手段17による付勢により、吐出ヘッド13及びピストンガイド43が上昇する。上述のように、上筒部63内が減圧され、弁体44が浮上して中筒部64の下部が開放されるので、容器本体2内の内容物が上筒部63内に供給される。
このように押下部材16の下方に向けた回転を繰り返すことによって、シリンダ42の上筒部63内、ステム12内及びピストンガイド43内に内容物を充填させる。
以上説明したように、本実施形態に係る吐出器1によれば、付勢手段17が、一端部91aが支持部15に連結され、かつ他端部91bが押下部材16に連結される延在体91である。これにより、シリンダ42の外部に配設した付勢手段17によって吐出ヘッド13を上方に付勢することが可能になり、この吐出器1を多様な種類の内容物に適用することができる。また、付勢手段17をシリンダ42の外部に配設することで、例えば、シリンダ42内に付勢手段17を配置する場合に比べて、シリンダ42の長さを短くすることが可能になり、吐出器1全体のコンパクト化を図ることもできる。さらに、付勢手段17が合成樹脂材料で形成されているので、廃棄する際の分別の手間を容易に抑えることができる。
また、延在体91の他端部91bが、下方に向けて弾性変形させられた状態で、押下部材16に連結されているので、押下部材16を効果的に上方に向けて付勢することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態の吐出器を、図7および図8を参照して説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態に係る吐出器100では、図7および図8に示すように、延在体91の中間部分91cが、一端部91aから後側に向けて延びつつ前側に向けて湾曲した後、軸部33の上側を通過して他端部91bに至るのに代えて、軸部33の下側を通過して他端部91bに至る。そして中間部分91cが、左右方向から見た側面視で、後方に向けて突となる1つの円弧をなしているのに代えて、中間部分91cに、軸部33を下方に跨ぐ逃げ部101が形成されている。逃げ部101は、下側に向けて湾曲している。逃げ部101は、その全長にわたって側板部84により左右方向の外側から覆われている。
以上説明したように、本実施形態に係る吐出器100によれば、延在体91の中間部分91cに逃げ部が形成されているので、例えば、延在体91の中間部分91cが軸部の上方を通過する場合などに比べて、吐出器100全体の長さを短くすることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る第3実施形態の吐出器を、図9から図11を参照して説明する。
なお、この第3実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態に係る吐出器110では、図9から図11に示すように、押下部86が、軸部33に係止することで吐出ヘッド13を押し下げるのに代えて、ヘッド本体30に係止することで吐出ヘッド13を押し下げる。
押下部86は、天板部81から下側に向けて延びるとともに表裏面が左右方向を向く板状に形成されている。押下部86は、左右方向に間隔をあけて一対配置されている。押下部86は、ヘッド本体30(装着筒部31)の頂面30aに上方から突き当たる。押下部86は、左右方向から見た平面視において、一対の辺が上下方向に延びる矩形状に形成されていて、押下部86の下端縁88が、ヘッド本体30の頂面30a上に配置されている。下端縁88は、後側に位置する直線部88aと、前側に位置する曲線部88bと、を備えている。直線部88aは、前記平面視において前後方向に沿って延びる直線状に形成されている。曲線部88bは、後側から前側に向かうに従い漸次上側に向けて延びていて、前記平面視において下側に向けて突となる曲線状に形成されている。
なお、ヘッド本体30の頂面30aは、中心軸Oに直交する平面状に形成されている。頂面30aには、押下部86の左右方向への移動を規制する規制部30bが設けられている。規制部30bは、頂面30aから上方に向けて突出している。規制部30bは、左右方向に間隔をあけて一対設けられている。一対の規制部30bは、押下部86を左右方向の両側から覆っている。押下部86がヘッド本体30に対して左右方向に移動しようとしたときには、押下部86が規制部30bに突き当たることで、押下部86の左右方向への移動が規制される。
押下部材16を操作する前の操作前状態では、図9に示すように、下端縁88のうち、直線部88aが頂面30aによって支持されている。押下部材16を操作して押下部材16を回転軸L回りに回転させると、図11に示すように、押下部86も回転軸Lを回りに回動し、曲線部88bのうち、後側に位置する部分から前側に位置する部分が徐々に頂面30aに当接して吐出ヘッド13を押下する。
以上説明したように、本実施形態に係る吐出器110によれば、押下部86が、ヘッド本体30に係止することで吐出ヘッド13を押し下げる。したがって、例えば、押下部86が、軸部33に係止することで吐出ヘッド13を押し下げる場合に比べて、軸部33を左右方向に小さくし易くすることができる。その結果、吐出器110を左右方向に小さくして吐出器110のコンパクト化を図ることができる。
なお本実施形態のように、係止部85として、吐出ヘッド13に係止することで吐出ヘッド13を押下部材16の上下動に連係させる構成であって、第1実施形態や第2実施形態に係る吐出器1、100とは異なり、軸部33ではなくヘッド本体30やステム12に係止することで押下部材16の上下動に連係させる構成を適宜採用することも可能である。つまり、押下部86として、押下部材16の下方移動に伴って吐出ヘッド13を押し下げる構成を適宜選択し、また、引上部87として、押下部材16の上方移動に伴って吐出ヘッド13を引き上げる構成を適宜選択することができる。例えば、本実施形態や前記第1実施形態、前記第2実施形態のように、係止部85の少なくとも一部が、側板部84に形成されており、軸部33に係止することで、吐出ヘッド13を、吐出ヘッド13を押下部材16の上方移動および下方移動のうちの少なくとも一方に連係させる構成を採用することもできる。さらに例えば、係止部85として、軸部33ではなくヘッド本体30やステム12にのみ係止することで、押下部材16の上方移動および下方移動の両方に連係させる構成を採用することもできる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
ポンプ14は前記実施形態に示した構成に限られない。ポンプ14として、容器本体2の口部3に上方付勢状態で下方移動自在に配設されるとともに前方に向けて開口する内容物の吐出孔13Aが形成された吐出ヘッド13を有する他の構成を適宜採用することが可能である。例えば、ヘッド本体30とステム12とを一体に形成してもよい。
前記実施形態では、延在体91は、一端部91aが他端部91bに対して後方に位置し、かつ下方に位置しているが、本発明はこれに限られない。延在体91の一端部91aおよび他端部91bの前後方向及び上下方向の位置関係を適宜変更することが可能である。
また、吐出ヘッド13を上方に付勢させるように延在体91を弾性変形させる態様は、延在体91の全体を一様に弾性変形させたりする等、適宜変更してもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1、100、110 吐出器
2 容器本体
3 口部
11 装着キャップ
13 吐出ヘッド
14 ポンプ
15 支持部
16 押下部材
17 付勢手段
33 軸部
84 側板部
85 係止部
91 延在体
91a 一端部
91b 他端部
91c 中間部分
L 回転軸

Claims (3)

  1. 内容物が収容された容器本体の口部に上方付勢状態で下方移動自在に配設されるとともに前方に向けて開口する内容物の吐出孔が形成された吐出ヘッドを有するポンプと、
    前記ポンプを前記口部に装着する装着キャップと、
    前記装着キャップの後部に立設される支持部と、
    前記支持部に回転軸回りに回転自在に配設され、前記吐出ヘッドを押し下げる押下部材と、を備え、
    前記押下部材を回転軸回りに下方に向けて回転させることにより、前記吐出ヘッドが下方移動し、内容物が前記吐出孔から吐出される吐出器であって、
    前記吐出ヘッドは、前記押下部材に、前記押下部材の回転軸回りの上下動に連係するように連結され、
    前記吐出ヘッドを上方付勢する付勢手段は、一端部が前記支持部に連結され、かつ他端部が前記押下部材に連結される合成樹脂製の延在体であることを特徴とする吐出器。
  2. 前記延在体の他端部は、下方に向けて弾性変形させられた状態で、前記押下部材に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の吐出器。
  3. 前記押下部材は、前記吐出ヘッドを、前後方向に直交する左右方向に挟む一対の側板部を備え、
    前記吐出ヘッドおよび前記側板部のうちのいずれか一方には、他方に向けて突出する軸部が形成され、かつ他方には、前記軸部に係止することで前記吐出ヘッドを前記押下部材の上方移動および下方移動のうちの少なくとも一方に連係させる係止部が形成され、
    前記延在体のうち、前記一端部と前記他端部との間の中間部分には、前記軸部を下方に跨ぐ逃げ部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の吐出器。
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