JP6604886B2 - 吐出器 - Google Patents

吐出器 Download PDF

Info

Publication number
JP6604886B2
JP6604886B2 JP2016073544A JP2016073544A JP6604886B2 JP 6604886 B2 JP6604886 B2 JP 6604886B2 JP 2016073544 A JP2016073544 A JP 2016073544A JP 2016073544 A JP2016073544 A JP 2016073544A JP 6604886 B2 JP6604886 B2 JP 6604886B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
stem
cylinder
elastic piece
downward
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016073544A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017180442A (ja
Inventor
耕太 坂田
早川  茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2016073544A priority Critical patent/JP6604886B2/ja
Publication of JP2017180442A publication Critical patent/JP2017180442A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6604886B2 publication Critical patent/JP6604886B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

本発明は、吐出器に関するものである。
この種の吐出器としては、例えば下記特許文献1に示すように、上方付勢状態で下方移動自在に配設されたステムと、ステムの上端に装着され、内容物の吐出孔が形成された吐出ヘッドと、ステムに連動する筒状のピストンと、ピストンが上下摺動自在に収容されたシリンダと、ステムから下方に向けて延設され、ピストンの内側を上下方向に貫く有底筒状のピストンガイドと、を備え、ステム及びピストンガイドをシリンダに対して下方移動させたときに、シリンダ内の内容物がステム内を通して吐出孔から吐出されるものが提案されている。
このような吐出器では、まずステム及びピストンガイドがピストンとともに下方移動し、シリンダの内圧を上昇させ、その後、ステム及びピストンガイドがピストンに対して下方移動し、シリンダ内の内容物が、ピストンガイドの外周面とピストンの内周面との間及びステム内を通して吐出ヘッド内に至り、吐出孔から吐出される。
特開2008−030798号公報
しかしながら、このような吐出器では、シリンダの内圧が十分に上昇する前、つまりシリンダ内が十分に蓄圧される前に、ピストンがステム及びピストンガイドよりも相対的に上方に移動してしまい、内容物が吐出されることがある。このため、吐出される内容物の量及び勢いなどにばらつきが生じてしまうことがある。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、吐出される内容物の量及び勢いなどの吐出態様を安定させることができる吐出器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の吐出器は、上方付勢状態で下方移動自在に配設されたステムと、前記ステムの上端に装着され、内容物の吐出孔が形成された吐出ヘッドと、前記ステムに連動する筒状のピストンと、前記ピストンが上下摺動自在に収容されたシリンダと、前記ステムから下方に向けて延設され、前記ピストンの内側を上下方向に貫くピストンガイドと、を備え、前記ステム及び前記ピストンガイドを前記シリンダに対して下方移動させたときに、前記シリンダ内の前記内容物が前記ステム内を通して前記吐出孔から吐出される吐出器であって、前記ピストンが、前記ピストンガイドに上下摺動自在に外嵌し、かつ前記ステム内と前記シリンダ内との連通を遮断する閉塞部を有し、前記閉塞部が、前記ピストンに対する前記ピストンガイドの下方移動時に、前記ステム内と前記シリンダ内とを連通させ、前記ステムと前記ピストンとの間には、前記ピストンに対する前記ステム及び前記ピストンガイドの下方移動に伴って、前記ピストン及び前記ステムにより上下方向の圧縮力が加えられる弾性片が配設され、前記ピストンには、前記弾性片の下端部が当接する受け面が形成され、前記弾性片は、上下方向に延びる板状に形成され、前記弾性片における、前記ステムの中心軸線回りに沿う周方向の一方側の端縁のうちの少なくとも下端部は、下方に向かうに従い漸次、前記周方向の他方側に向けて延び、かつ前記周方向の一方側に向けて突の曲線状に形成されていることを特徴とする。
本発明の吐出器によれば、ステムとピストンとの間に弾性片が配設されているため、ステムをピストンガイドとともに押し下げると、ステムに加えられた押し下げ力が、弾性片を介してピストンに伝えられ、ピストンがステム及びピストンガイドと一体となって、シリンダに対して下方移動する。これにより、ピストンの閉塞部がステム内とシリンダ内との連通を遮断したままの状態で、シリンダ内が加圧される。この状態で吐出ヘッドをさらに押し下げると、シリンダの上昇した内圧により、ピストンの下方移動が抑止され、ステムとピストンとの間に配設された弾性片に上下方向の圧縮力が加えられる。
このため、ステム及びピストンガイドは、ステムとピストンとの間に配設された弾性片を弾性変形させながら、ピストンに対して下方移動する。これにより、ピストンガイドと当接していたピストンの閉塞部が開放され、ステム内とシリンダ内とが連通し、シリンダ内の内容物は、ステム内を通して、吐出孔から吐出される。
このように、まずステム、ピストンガイド及びピストンが一体にシリンダに対して下方移動し、シリンダの内圧をある程度上昇させた後に、弾性片が弾性変形することで、ピストンガイドをピストンに対して下方移動させ、ステム内をシリンダ内に対して開放させる。このため、ステムの押し下げ力が一定以上となってはじめて、内容物を吐出させることができ、吐出される内容物の量や勢いなどの吐出態様を安定させることができる。
また、弾性片における周方向の一方側の端縁のうちの少なくとも下端部が、前述のような突の曲線状に形成されているので、弾性片に、その下端部がピストンの受け面に当接した状態で、上下方向の圧縮力が加えられたときに、弾性片の周方向の一方側の端縁をピストンの受け面上で摺動させることで、この弾性片を周方向の他方側に向けて弾性変形させることが可能になる。このため、シリンダ内において、弾性片が配設されるステムとピストンとの間に位置する部分に、弾性片を弾性変形させるための径方向の空間を確保する必要が無い。
これにより、シリンダの径方向のかさ張り抑えることができ、吐出器全体をコンパクトな構成とすることができる。
前記ピストンには、前記弾性片の下端部が当接する受け面が形成されており、前記受け面は上下方向と直交する平坦面であってもよい。
この場合には、ピストンの受け面が、上下方向と直交する平坦面であるので、弾性片が上下方向の圧縮力を受けた際に、弾性片の下端部がピストンに対して径方向に位置ずれすることなく、確実にこの圧縮力を受け止めることができる。これにより、弾性片を径方向に変形させることなく、確実に周方向に弾性変形させることができ、吐出器を円滑に動作させることができる。
また、前記ピストンは、前記シリンダ内に上下摺動自在に嵌合された外筒部と、前記外筒部における径方向の内側に配置され、前記ピストンガイドを径方向の外側から囲繞する内筒部と、前記外筒部と前記内筒部と連結し、かつ上面に前記受け面が形成された環状連結部と、を備え、前記弾性片の下端部は、前記外筒部と前記内筒部との間に差し込まれていてもよい。
この場合には、弾性片の下端部が、径方向の外側に位置する外筒部と、径方向の内側に位置する内筒部と、の間に差し込まれているので、弾性片が上下方向の圧縮力を受けた際に、弾性片がたとえ径方向に変形しようとしても、この変形を外筒部及び内筒部により規制することが可能になり、弾性片を確実に周方向に弾性変形させることができる。
本発明によれば、吐出される内容物の量及び勢いなどの吐出態様を安定させることができる。
第1実施形態の吐出器を示す縦断面図である。 図1に示す吐出器におけるピストン周辺の縦断面拡大図である。 図1に示す吐出器のステムの(a)正面図(b)下面図である。 図1に示す吐出器に対して押下部材を下方に揺動させて吐出ヘッドを押し下げた状態を示す縦断面図である。 図4の状態の吐出器におけるピストン周辺を拡大した縦断面図である。 図4の状態の吐出器のステムの正面図である。 第2実施形態の吐出器のステムの正面図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態に係る吐出器1の構成を、図1から図6を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
図1に示すように、吐出器1は、容器本体2の口部3に取り付けられる有頂筒状の装着キャップ11と、上方付勢状態で下方移動自在に配設されたステム12と、ステム12の上端に装着され、内容物の吐出孔13Aが形成された吐出ヘッド13と、ステム12に連動する筒状のピストン41と、ピストン41が上下摺動自在に収容されたシリンダ42と、ステム12から下方に向けて延設され、ピストン41の内側を上下方向に貫くピストンガイド43と、を備えている。
ここで、容器本体2、装着キャップ11、ステム12、及び後述する装着筒部31は、それぞれの中心軸線が共通軸上に位置する状態で配設されている。以下、この共通軸を中心軸線Oといい、中心軸線Oに沿う方向を上下方向という。また、上下方向から見た平面視で中心軸線Oに直交する方向を径方向、中心軸線O回りで周回する方向を周方向という。
さらに、径方向のうち吐出ヘッド13の吐出孔13Aが開口する方向を前方、その逆方向を後方とし、上下方向及び前後方向に直交する方向を左右方向とする。
なお、容器本体2の中心軸線は、中心軸線Oからずれていてもよい。
装着キャップ11は、中央に開口部11cが形成された平面視で円形状の頂壁部11aと、頂壁部11aの外周縁から下方に向けて延設された円筒状の周壁部11bと、を有する。頂壁部11a及び周壁部11bは、中心軸線Oと同軸に配設されている。頂壁部11aの下面はシリンダ42のフランジ部61の上面に当接している。周壁部11bの内周面には、容器本体2の口部3における外周面に形成された雄ネジに螺着する雌ネジが形成されている。
ステム12は、容器本体2の口部3に上方付勢状態で上下移動自在に立設されている。ステム12の下部の内径及び外径は、ステム12の上部の内径及び外径よりも大きい。また、ステム12の上部と下部との間には、テーパ状の拡径部12Aが設けられている。
図2及び図3に示すように、ステム12とピストン41との間には、ピストン41に対するステム12及びピストンガイド43の下方移動に伴って、ピストン41及びステム12により上下方向の圧縮力が加えられる弾性片25が形成されている。
弾性片25は、上下方向に延びる板状に形成され、弾性片25における周方向の一方側の端縁のうちの少なくとも下端部は、下方に向かうに従い漸次、周方向の他方側に向けて延びており、かつ周方向の一方側に向けて突の曲線状に形成されている。図示の例では、弾性片25は、ステム12の下端開口縁に周方向に等間隔をあけて複数配置(本実施形態では6つ配置)されている。弾性片25はステム12と一体に形成されている。また、弾性片25の周方向の一方側の端縁のうち、上半分は、上下方向に真直ぐ延びる直線状に形成され、下半分は、前記突の曲線状に形成されている。弾性片25の周方向の他方側の端縁は、上下方向の全長にわたって上下方向に真直ぐ延びる直線状に形成されている。
図3に示すように、複数の弾性片25は、互いに同等の形状に形成されており、上下方向の長さは周方向の長さよりも長くなっている。また、弾性片25の周方向の長さは、周方向で互いに隣り合う弾性片25同士の間の周方向の長さよりも僅かに短くなっている。さらにまた、弾性片25の径方向の大きさ(厚み)は、ステム12の厚みよりも薄くなっている。
また、弾性片25の下半分全体は、周方向の一方側に向けて突となる曲線状をなす扇形状に形成されている。
図1に示すように、吐出ヘッド13は、ステム12の上端部に装着された有頂筒状の装着筒部31と、装着筒部31から前方に向けて突設された筒状のノズル筒部32と、を有している。
装着筒部31は、ステム12内に嵌合されている。装着筒部31の上端部には、左右方向に突出する軸部10Aが形成されている。軸部10Aは左右方向から見て円形状を呈している。装着筒部31の上端部に、後方に向けて突出する被係止部120が形成されている。
被係止部120は、左右方向に開口する一対の肉抜き孔121を有するブロック状に形成されている。被係止部120には、後述するストッパー130の規制位置から規制解除位置への移動を抑止するための係合突起122が形成されている。
係合突起122は、被係止部120の後端部から下方に突設されている。係合突起122の下端は、ステム12の上端よりも上方に位置する。係合突起122の後部には、後方に向かうにしたがって上方に傾斜する傾斜面122aが形成されている。
ノズル筒部32内には、前後方向に延在する芯棒体35と、芯棒体35の前端部に被着された有頂筒状のチップ36と、が配設されている。
芯棒体35の外周面には、ノズル筒部32の内周面との間で内容物の流動を可能とする複数の流路溝部35Aが前後方向にわたって形成されている。
チップ36は、芯棒体35と同軸上に配設されており、内側に芯棒体35が嵌合された円筒状のチップ筒部37と、チップ筒部37の前端部に設けられた端壁部38と、を有している。
チップ筒部37は、ノズル筒部32内に嵌合されている。端壁部38は、芯棒体35の前端面に当接している。端壁部38のうち芯棒体35の前端面に当接する後面には、芯棒体35の流路溝部35Aに連通するスピン流路38Aが形成されている。端壁部38の中央部分には、スピン流路38Aに連通する吐出孔13Aが前方に向けて開口している。
チップ36により、内容物を霧状に吐出することができる。また、チップ36及びノズル先端形状等を変更することで、内容物を泡状及び直線状等に吐出することが可能となる。例えば、本実施形態のノズル先端にメッシュ等の発泡部材を設けることで、泡状吐出が可能となる。
図2に示すように、ピストン41は、シリンダ42内に上下摺動自在に嵌合された外筒ピストン51と、外筒ピストン51における径方向の内側に配置され、ピストンガイド43を径方向の外側から囲繞する内筒ピストン52と、外筒ピストン51と内筒ピストン52とを連結し、かつ上面に弾性片25の下端部が当接する受け面53Aが形成された環状連結部53と、を備えている。これら外筒ピストン51、内筒ピストン52、及び環状連結部53は、それぞれ中心軸線Oと同軸に配設されている。図示の例では、外筒ピストン51、内筒ピストン52、及び環状連結部53は一体に形成されている。
外筒ピストン51は、環状連結部53の上方に位置する筒状の第1摺接部(外筒部)51aと、環状連結部53の下方に位置する筒状の第2摺接部51bと、を備えている。第1摺接部51aの上端部及び第2摺接部51bの下端部は、それぞれシリンダ42の内周面に当接している。第1摺接部51aは、弾性片25と径方向の隙間をあけて配設されており、弾性片25を径方向の外側から囲繞している。なお、第1摺接部51aは、弾性片25と当接していてもよい。
また、外筒ピストン51の外周面における上下方向の中間部分は、径方向の内側に向けて窪んでいる。これにより、前記中間部分は、シリンダ42の内周面から径方向の内側に離間している。第1摺接部51aは、弾性片25の上端よりも下方に位置している。
内筒ピストン52は、環状連結部53の上方に位置し、上端部がステム12内に上下摺動自在に嵌合された内筒部52aと、環状連結部53の下方に位置し、ピストンガイド43に上下摺動自在に外嵌し、かつステム12内とシリンダ42内との連通を遮断する筒状の閉塞部52bと、を備えている。内筒部52aのうち、ステム12内に位置する上部は、下方から上方に向かうにしたがって漸次、径方向の外側に向けて延びている。
また、内筒部52aは、ピストンガイド43の外周面と径方向に隙間をあけて配設されている。内筒部52aは、弾性片25と径方向に隙間をあけて配設されている。なお、内筒部52aは、弾性片25と当接していてもよい。
閉塞部52bの下端部は、ピストンガイド43の底壁43Aに形成された当接部43Eに当接している。また、閉塞部52bは、上方から下方に向かうにしたがって漸次、径方向の内側に向けて延びている。この閉塞部52bが、ピストン41に対するピストンガイド43の下方移動時に、後述する連通孔43Bを通してステム12内とシリンダ42内とを連通させる。
環状連結部53は、外筒ピストン51及び内筒ピストン52それぞれの上下方向の中間部分に配設され、上下方向から見た平面視において環状をなしている。環状連結部53の受け面53Aは上下方向と直交する平坦面となっている。そして、弾性片25の下端部は、受け面53Aに当接した状態で、第1摺接部51aと内筒部52aとの間に差し込まれている。
図1に示すように、シリンダ42は多段の円筒状に形成されており、上下方向に延在する大径部62と、大径部62の下端部から下方に向けて延在し、大径部62よりも外径が小さい中径部63と、中径部63の下端部から下方に向けて延在する中筒部64と、中筒部64の下端部から下方に向けて延在する小径部65と、を有している。大径部62の上下方向における中央部には、大径部62の内外を連通させる空気孔62Bが形成されている。
空気孔62Bの上方には、大径部62の外周面から径方向の外側に向けて突出する円環状のフランジ部61が形成されている。フランジ部61と容器本体2の口部3における上端開口縁3aとの間には、第1パッキン66が配設されている。第1パッキン66は、ゴムなどの弾性を有している摩擦係数の大きい材質により形成されている。第1パッキン66は口部3を密閉している。装着キャップ11の周壁部11bが、口部3に螺着されることにより、フランジ部61及び第1パッキン66が、装着キャップ11の頂壁部11aと、口部3と、の間に固定されている。これらフランジ部61、大径部62、中径部63、中筒部64、及び小径部65は、中心軸線Oと同軸に配設されている。
フランジ部61の上面には、上方に向けて延びる立設筒部60が形成されている。立設筒部60の外径及び内径は、大径部62よりも大きく形成されている。立設筒部60の上端開口縁60Aは、ステム12の拡径部12Aと上下方向において同等の位置に位置している。
中筒部64は、中径部63の下端部から下方に向けて延び、かつ中径部63よりも内径及び外径が小さい直筒部67と、直筒部67の下端から下方に向けて延び、かつ内径及び外径が上方から下方に向かうにしたがって縮径するテーパ筒部68と、を有している。直筒部67の上端縁(段部)には上方から圧縮バネ200の下端部が当接している。テーパ筒部68の内側には、弁体44がテーパ筒部68のテーパ面に離着自在に配設されている。
なお、弁体44は、球状に形成された合成樹脂製のいわゆるボール弁とされている。弁体44は、廃棄時における分別の手間を抑制する観点で合成樹脂製とすることが好ましい。また、弁体44は、金属製等であってもよい。さらに、ボール弁に替わる種々の弁体を用いた逆止弁でもよい。
テーパ筒部68の内周面には、径方向の外側から内側に向かうにしたがって上方に向けて傾斜する規制突部68Aが突設されている。規制突部68Aの上端の内径は、弁体44の外径よりも小さくなっている。これにより、規制突部68Aは、弁体44の上方への抜けを規制している。なお、規制突部68Aには、周方向の延在を中断する間隙が形成されている。
シリンダ42の下端に位置する小径部65内には、小径部65の下端から下方に向けて延設され、かつ内部がシリンダ42の内部と連通するパイプ213が嵌合している。
ピストンガイド43は、ステム12から下方に向けて延設された有底筒状に形成されており、中心軸線Oと同軸に配設されている。ピストンガイド43のうち、ピストン41の閉塞部52bよりも下方に位置する底壁43Aは、この底壁43Aよりも上方に位置する周筒部43Dに対して径方向の外側に向けて突出する円板状に形成されている。ピストンガイド43の下部には、底壁43Aから下方に向けて突出し、圧縮バネ200が外装されるガイド突部43Fが形成されている。
ガイド突部43Fは、表裏面が上下方向及び径方向の双方向に延び、かつ周方向を向く板体が中心軸線O回りに複数配置された構成となっている。ガイド突部43Fは、大径部62の下部から中径部63の上部にわたって配設されている。
圧縮バネ200の上端部は、底壁43Aの下面に下方から接触している。直筒部67の上端縁(段部)には上方から圧縮バネ200の下端部が当接している。これにより、ピストンガイド43は圧縮バネ200から上向きの付勢力を受けている。
ピストンガイド43の周筒部43Dには、ピストンガイド43内とシリンダ42内とを連通させる連通孔43Bが形成されている。連通孔43Bは、例えば中心軸線Oを径方向で挟む両側に形成されている。連通孔43Bは、当接部43E及び閉塞部52bの下端よりも上方に位置しており、シリンダ42の大径部62の内側との連通が遮断されている。
ピストンガイド43の周筒部43Dには、ピストンガイド43内とシリンダ42内とを連通させる貫通孔43Cが形成されている。貫通孔43Cは、連通孔43Bと同様に、例えば中心軸線Oを径方向で挟む両側に形成されている。貫通孔43Cは、ステム12の拡径部12Aにおける内周面に向けて開口している。貫通孔43Cは、連通孔43Bよりも上方に位置している。連通孔43B及び貫通孔43Cがピストンガイド43に形成されていることで、ピストンガイド43とピストン41との間、並びにピストンガイド43とステム12との間の空気が滞留するのを防ぐことができる。
ピストンガイド43のうち貫通孔43Cよりも上側に位置する部分は、ステム12内に嵌合している。これにより、ピストンガイド43は、ステム12と共に一体に上下移動する。
支持部材15は、シリンダ42の立設筒部60に外装された有頂筒状の囲繞筒部15aと、囲繞筒部15aの頂壁から上方に向けて延びるガイド筒15cと、囲繞筒部15aから後方に向けて突設され、左右方向に間隔をあけて配設された一対の側壁部77と、側壁部77の後端縁同士を左右方向に接続する後壁部78と、を有している。
囲繞筒部15aの頂壁の下面には、内側にステム12が挿通された内側垂下筒部15dと、内側垂下筒部15dと囲繞筒部15aとの間に配置された外側垂下筒部15eと、が形成されている。内側垂下筒部15dは、シリンダ42の大径部62の上端部内に嵌合されており、その下端部がピストン41の第1摺接部51aの上端と当接若しくは近接している。また、外側垂下筒部15eの下端部は立設筒部60の下端部内に嵌合されている。
ガイド筒15cの内側には、吐出ヘッド13のステム12が上下動自在に挿通されている。
側壁部77は、前側から後側に向かうに従い漸次、上側に向けて延びている。側壁部77の上端には、左右方向から見た正面視で上方に向けて突の半円形状に形成された突出片80が形成されている。これら突出片80には、円柱状の軸体77Aが左右方向の外側に向けて突設されている。軸体77Aは、ステム12より後方に配置されている。
なお、軸体77Aの中心を通り、かつ左右方向に延びる仮想の軸線が押下部材16の揺動軸Lとなる。これにより、揺動軸Lは、ステム12より後方に配置されるとともに左右方向に延びている。また、後壁部78の内面には、突出片80の内側に位置するように上方に向かって突出し、一対の側壁部77の内面同士及び突出片80同士を左右方向に連結する補強壁78aが形成されている。
押下部材16は、支持部材15の軸体77Aを介して支持部材15に取り付けられている。これにより、押下部材16は、支持部材15に対し揺動軸L回りに揺動可能に連結されている。
押下部材16は、吐出ヘッド13を上方から覆う天板部90と、天板部90の前端縁から前方に向けて斜め下方に延在する前板部91と、天板部90の左右両側の側端縁から下方に向けて延在し、左右方向に向かい合う一対の側板部92と、を有している。
そして、天板部90と一対の側板部92とで囲まれる内部空間に吐出ヘッド13が配置されている。よって、一対の側板部92は、吐出ヘッド13を左右方向から挟むように配置されている。
天板部90は、上方に向けて膨らむように滑らかに湾曲した形状とされ、その後端部は支持部材15における後壁部78の上端部に上方から当接している。これにより、押下部材16は、揺動軸Lを中心としたこれ以上の上方への揺動が規制された状態で位置決めされている。
天板部90の前側部分には、該天板部90を貫通する第1貫通孔93が形成されている。この第1貫通孔93は、天板部90における左右方向の中央部分に形成されていると共に、前方に開口するように形成されている。
これにより、天板部90の前側部分は、左右方向に二股に分かれた形状とされている。
前板部91は、二股に分かれた天板部90の前端縁から前方に向けて斜め下方に延在している。そして、第1貫通孔93内に吐出ヘッド13のノズル筒部32が挿通されている。これにより、ノズル筒部32は、第1貫通孔93を通して前板部91から突出しており、押下部材16と吐出ヘッド13との中心軸線O回りにおける相対的な回転が規制されている。なお、前板部91の下側部分は、指先を掛けるための指掛部分とされている。
押下部材16の一対の側板部92は、支持部材15の一対の側壁部77における上部を左右方向に挟んでいる。これにより、支持部材15と押下部材16との中心軸線O回りにおける相対的な回転が規制されている。一対の側板部92の後部側の内面には、軸体77Aが挿通される軸孔部92Aが形成されている。これにより、押下部材16は、軸体77A回り、すなわち揺動軸L回りに揺動可能に支持されている。
また、押下部材16には、吐出ヘッド13の軸部10Aに係合する係合溝31Aが形成されている。係合溝31Aは、押下部材16の一対の側板部92から左右方向の内側に向けて張り出した板部の下端部に、下方に向けて開口する半円形状に形成されている。この係合溝31A内に軸部10Aが挿入されている。
以上の構成において、押下部材16を揺動軸L回りに下方に揺動すると、係合溝31Aの内周面が軸部10Aの外周面を下方に向けて押し込むことにより、ステム12及びピストンガイド43が、圧縮バネ200の上方付勢力に抗して下降する。
ストッパー130は、押下部材16の揺動軸Lに平行な軸体131回りに揺動可能に設けられ、吐出ヘッド13の下方移動を規制する。ストッパー130は、吐出ヘッド13の下方移動を規制する規制位置(図1に示す位置)と、規制位置に対して軸体131回りに後方に揺動し、吐出ヘッド13の下方移動を許容する規制解除位置(図4に示す位置)と、の間を移動自在に配設されている。
ストッパー130は、一対の側壁部77の間に架設された軸体131と、軸体131の上方に配設され、図1に示す規制位置に位置するときに、被係止部120の下面とガイド筒15cの上端開口縁との間に挟み込まれる被挟持部132と、軸体131における左右方向の両端部に接続され、側板部92における左右方向の外側に位置する一対の摘み部134と、備えている。
軸体131は、左右方向に延在する丸棒状に形成され、軸体131の左右方向の両端部は、一対の側壁部77に形成された支持凹部82に中心軸回りに回転可能に嵌め込まれている。支持凹部82は、ステム12よりも後方であって、揺動軸Lよりも前方に配置されている。
次に、上述のように構成された吐出器1の使用方法について説明する。
まず、ストッパー130を図1に示す規制位置から後方に揺動させて、図4に示す規制解除位置に移動させる。詳しく説明すると、摘み部134を操作して、被挟持部132の上端部が係合突起122を乗り越えて被係止部120よりも後方に位置するまで、ストッパー130を後方側に向けて軸体131回りに揺動させる。これにより、ストッパー130による吐出ヘッド13の下方移動の規制が解除され、押下部材16の下方への揺動が許容される。
この状態で、押下部材16を下方に向けて揺動させると、ステム12に伝えられた押し下げ力が、弾性片25を介してピストン41に伝えられる。このため、図4及び図5に示すように、弁体44によってシリンダ42のテーパ筒部68内を閉塞した状態で、ピストン41が、ステム12及びピストンガイド43と一体となって、シリンダ42に対して下方移動し、シリンダ42内が加圧される。
この状態で吐出ヘッド13をさらに押し下げると、シリンダ42の上昇した内圧により、ピストン41の下方移動が抑止され、ステム12とピストン41との間に配設された弾性片25に上下方向の圧縮力が加えられる。
そして、図5に示すように、ステム12の弾性片25の下端部がピストン41の受け面53Aに当接した状態で、ステム12及びピストンガイド43は、弾性片25を弾性変形させながらピストン41に対して下方移動する。
このため、ピストン41の閉塞部52bの下端が、ピストンガイド43の当接部43Eから離間し、閉塞部52bの下端部とピストンガイド43の外周面との間に、間隙が形成される。これにより、ピストンガイド43と当接していたピストン41の閉塞部52bが開放され、連通孔43Bがこの間隙を通してシリンダ42の大径部62内に対して連通される。
この結果、大径部62内の内容物は、閉塞部52bの内周面とピストンガイド43の外周面との間の間隙及び連通孔43Bを通ってピストンガイド43内に流入する。さらに、大径部62内の内容物は、閉塞部52bの内周面とピストンガイド43の外周面との間の間隙、ステム12の下側部分及び拡径部12Aの内周面とピストンガイド43の外周面との間の間隙、並びに貫通孔43Cを通ってピストンガイド43内に流入する。
そして、ピストンガイド43内に流入した内容物は、ステム12の上側部分内を流動してノズル筒部32に至り、ノズル筒部32の吐出孔13Aから吐出される。このようにして、容器本体2内に収容された内容物を、吐出孔13Aを通じて外部に吐出することができる。
その後、押下部材16の把持を解除すると、ステム12及びピストン41が、圧縮バネ200からの付勢力に基づいてシリンダ42に対して復元移動する。このとき、シリンダ42の内圧が減少し、この内圧の減少が弁体44に作用してテーパ筒部68内を開放する。
その結果、容器本体2内の内容液が、パイプ213の下端開口部から吸い上げられてシリンダ42内に流入する。
以上説明したように、本実施形態に係る吐出器1によれば、ステム12とピストン41との間に弾性片25が配設されているため、弾性片25を弾性可能な程度にシリンダ42の内圧が上昇するまで、シリンダ42内からステム12内への内容物の流動をピストン41により閉塞することができる。このため、シリンダ42の内圧を上昇させるステム12の押し下げ力が一定以上となってはじめて、内容物を吐出させることができ、吐出される内容物の量や勢いなどの吐出態様を安定させることができる。
また、弾性片25における周方向の一方側の端縁のうちの少なくとも下端部が、前述のような突の曲線状に形成されているので、弾性片25にその下端部がピストン41の受け面53Aに当接した状態で、上下方向の圧縮力が加えられたときに、弾性片25の周方向の一方側の端縁をピストンの受け面53A上で摺動させることで、この弾性片25を、図6に示すように、周方向の他方側に向けて弾性変形させることが可能になる。このため、シリンダ42内において、弾性片25が配設されるステム12とピストン41との間に位置する部分に、弾性片25を弾性変形させるための径方向の空間を確保する必要が無い。
これにより、シリンダ42の径方向のかさ張り抑えることができ、吐出器1全体をコンパクトな構成とすることができる。
また、ピストン41の受け面53Aが、上下方向と直交する平坦面であるので、弾性片25が上下方向の圧縮力を受けた際に、弾性片25の下端部がピストン41に対して径方向に位置ずれすることなく、確実にこの圧縮力を受け止めさせることができる。これにより、弾性片25を径方向に変形させることなく、確実に周方向に弾性変形させることができ、吐出器1を円滑に動作させることができる。
また、弾性片25の下端部が、径方向の外側に位置する第1摺接部51aと、径方向の内側に位置する内筒部52aと、の間に差し込まれているので、弾性片25が上下方向の圧縮力を受けた際に、弾性片25がたとえ径方向に変形しようとしても、この変形を第1摺接部51a及び内筒部52aにより規制することが可能になり、弾性片25を確実に周方向に弾性変形させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態について図7を参照して説明する。なお、第1実施形態と同様の構成はその説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図7に示すように、本実施形態では、弾性片125は、周方向の両端縁125a、125bが、下方に向かうに従い漸次、周方向の他方側に向けて延びており、かつ周方向の一方側に向けて突の曲線状に形成されている。
弾性片125における周方向の一方側の端縁125aは、上半分が上下方向に真直ぐ延びる直線状に形成され、下半分が一方側に向けて突となる曲線状に形成されている。また、弾性片125における周方向の他方側の端縁125bは、上下方向の全長にわたって、周方向の一方側に向けて突となる曲線状に形成されている。これら周方向の一方側の端縁125aの下端と、他方側の端縁125bの下端と、の接続部分は、周方向の他方側に向けて突となる曲面状に形成されている。
また、周方向の他方側の端縁125bの上下方向の中間部分には、最も周方向の一方側に位置する頂部125cが形成されており、周方向の他方側の端縁125bは、その上端及び下端から、それぞれ頂部125cに向かうに従い、周方向の一方側に向かう曲線状に形成されている。また、周方向の他方側の端縁125bの上端及び下端は、周方向の位置が互いに同等となっている。
本実施形態に係る吐出器によれば、弾性片125の周方向の両端縁125a、125bが突曲線状に形成されているので、弾性片125に、その下端部がピストン41の受け面53Aに当接した状態で、上下方向の圧縮力が加えられたときに、上下方向に大きく変形しながら、弾性片125の周方向の一方側の端縁125aをピストン41の受け面53A上で摺動させることで、この弾性片125を周方向の他方側に向けて弾性変形させる。このため、押下部材16を下方へ向けて揺動させる力が弱く、弾性片25に加えられる上下方向の圧縮力が小さくても、充分に弾性変形させることができる。これにより、吐出される内容物の量及び勢いなどの吐出態様を安定させながら、操作性を確保することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態においては、弾性片25、125の下端部は、環状連結部53の上面に形成された平坦面である受け面53Aにおいて、第1摺接部51aと内筒部52aとの間に差し込まれている構成を示したが、このような態様に限られない。弾性片の下端部は、外筒部と内筒部との間に差し込まれることなくピストンと当接していてもよい。また、受け面は平坦面でなくてもよいし、受け面は環状連結部の上面に形成されていなくてもよい。
また、上記実施形態においては、弾性片25、125は、ステム12、112と一体に形成されている構成を示したが、このような態様に限られない。弾性片は、ピストンと一体に形成されてもよく、ステム及びピストンとは別体として形成されてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…吐出器
12、112…ステム
13…吐出ヘッド
13A…吐出孔
25、125…弾性片
41…ピストン
42…シリンダ
43…ピストンガイド
51…外筒ピストン
51a…第1摺接部(外筒部)
52…内筒ピストン
52a…内筒部
52b…閉塞部
53…環状連結部
53A…受け面

Claims (3)

  1. 上方付勢状態で下方移動自在に配設されたステムと、
    前記ステムの上端に装着され、内容物の吐出孔が形成された吐出ヘッドと、
    前記ステムに連動する筒状のピストンと、
    前記ピストンが上下摺動自在に収容されたシリンダと、
    前記ステムから下方に向けて延設され、前記ピストンの内側を上下方向に貫くピストンガイドと、を備え、
    前記ステム及び前記ピストンガイドを前記シリンダに対して下方移動させたときに、前記シリンダ内の前記内容物が前記ステム内を通して前記吐出孔から吐出される吐出器であって、
    前記ピストンが、前記ピストンガイドに上下摺動自在に外嵌し、かつ前記ステム内と前記シリンダ内との連通を遮断する閉塞部を有し、
    前記閉塞部が、前記ピストンに対する前記ピストンガイドの下方移動時に、前記ステム内と前記シリンダ内とを連通させ、
    前記ステムと前記ピストンとの間には、前記ピストンに対する前記ステム及び前記ピストンガイドの下方移動に伴って、前記ピストン及び前記ステムにより上下方向の圧縮力が加えられる弾性片が配設され、
    前記ピストンには、前記弾性片の下端部が当接する受け面が形成され、
    前記弾性片は、上下方向に延びる板状に形成され、
    前記弾性片における、前記ステムの中心軸線回りに沿う周方向の一方側の端縁のうちの少なくとも下端部は、下方に向かうに従い漸次、前記周方向の他方側に向けて延び、かつ前記周方向の一方側に向けて突の曲線状に形成されていることを特徴とする吐出器。
  2. 前記受け面は上下方向と直交する平坦面であることを特徴とする請求項1に記載の吐出器。
  3. 前記ピストンは、
    前記シリンダ内に上下摺動自在に嵌合された外筒部と、
    前記外筒部における径方向の内側に配置され、前記ピストンガイドを径方向の外側から囲繞する内筒部と、
    前記外筒部と前記内筒部と連結し、かつ上面に前記受け面が形成された環状連結部と、を備え、
    前記弾性片の下端部は、前記外筒部と前記内筒部との間に差し込まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の吐出器。
JP2016073544A 2016-03-31 2016-03-31 吐出器 Active JP6604886B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016073544A JP6604886B2 (ja) 2016-03-31 2016-03-31 吐出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016073544A JP6604886B2 (ja) 2016-03-31 2016-03-31 吐出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017180442A JP2017180442A (ja) 2017-10-05
JP6604886B2 true JP6604886B2 (ja) 2019-11-13

Family

ID=60004262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016073544A Active JP6604886B2 (ja) 2016-03-31 2016-03-31 吐出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6604886B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7199254B2 (ja) * 2019-02-28 2023-01-05 株式会社吉野工業所 吐出器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017180442A (ja) 2017-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10946574B2 (en) Discharge container for discharging contents onto discharge surface
JP6670671B2 (ja) 吐出器
JP6604886B2 (ja) 吐出器
JP6858554B2 (ja) 吐出器
JP2009050782A (ja) 押下ヘッド
JP2017030801A (ja) 吐出具
JP2022171286A (ja) トリガー式液体噴出器
JP6460939B2 (ja) 吐出器
JP6910249B2 (ja) 吐出器
JP2018122897A (ja) 吐出器
JP5371379B2 (ja) 押下ヘッド
JP6861142B2 (ja) 吐出器
JP6531004B2 (ja) 吐出器
JP6623048B2 (ja) 吐出器
JP6991071B2 (ja) 吐出器
JP2010104911A (ja) 押下ヘッド
JP7134049B2 (ja) 吐出器
JP6531003B2 (ja) 吐出器
JP7178959B2 (ja) 吐出器
JP2019177902A (ja) 吐出器
JP7257935B2 (ja) トリガー式液体噴出器
JP6574665B2 (ja) 吐出器
US11273459B2 (en) Discharger
JP7186666B2 (ja) 吐出器
JP2018203270A (ja) トリガー式噴出容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181003

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190723

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190917

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6604886

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150