JP2017020587A - ホースクランプ - Google Patents
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Abstract
Description
ストッパ9は金属製の矩形板からなり、平坦な本体90と、その先端から上方へ突出する突辺部91と、本体90の左右両端を上方へ曲げた折曲部92,92とを有する。そしてストッパ9は、ベルト部材80のギヤ部83の任意の位置に、その裏面側より配し、突辺部91をギヤ部83の任意の歯部831に挿入するとともに、本体90をベルト部材80の内面に重ね合わせ、左右の折曲部92,92を内側に曲げて両折曲部92,92によりベルト部材80を挟持するように取り付けられる。
ホースクランプ8の締め付け作業時、ベルト部材80の前記他方の端部のストッパ9が前記一方の端部のハウジング部81に当接して前記他方の端部の移動を規制、即ちベルト部材80の縮径を規制することによりベルト部材80の締め付け力を一定に保つ構造とされている。
更に、ストッパ9の取り付け如何によってはストッパ9にガタツキが生じるおそれがあり、ガタツキにより前記ベルト部材80の縮径を規制する精度が低下し、同様の目的で使用するホースクランプ8の間でバラツキが生じ、締め付け力を一定に保つことができなくなるおそれがある。
前記環状部の内周に沿って環状に設け、両端縁が互いに周方向に間隔をおいて対向し、前記環状部の縮径に応じて縮径して、前記両端縁を互いに衝き合わせることで前記環状部による締め付けを規制するインナストッパを備えた構造とする。
前記インナストッパの一方の端縁には、他方の端縁に向かって突出する突出部を形成するとともに、前記他方の端縁には前記突出部に対応する切欠き部を形成し、
前記突出部の先端縁を相手側の前記切欠き部の奥端縁に衝き合わせることで前記環状部による締め付けを規制するようになす。
前記他方の端縁には、その幅方向の中央に前記突出部に対応する溝状の前記切欠き部を設けた。
前記突出部の根元両脇の一対の奥端縁を幅方向に緩やかに傾斜する内向きテーパー状に形成する一方、前記切欠き部の開口両脇の一対の先端縁を幅方向に緩やかに傾斜する外向きテーパー状に形成した。
ホースクランプ本体2は従来周知の構造で、例えば帯状のステンレス鋼板などの部材を環状に成形したベルト部材20からなる。ベルト部材20は締め付けるホースに応じた所定の長さ寸法及び横幅寸法を有する。
この場合、前記縮径に対するインナストッパ3A自体の弾性力及びホースの弾性力が作用するので、インナストッパ3Aの両端が重なることなく、両端縁31,32を好適に衝き合わせることができる。
またインナストッパ3Aは、ホースとベルト部材20との間に介在し、ホースを囲むのでホースを保護する。即ち、従来のホースクランプでは締め付け時に、ベルト部材のギヤ部がホース外周に擦れてホースを傷めるおそれがあるが、インナストッパ3Aによりこの問題を解消することができる。更には、インナストッパ3Aの両側縁のフランジ30,30によりベルト部材20の側縁からホースを保護する。
図2(a)に示すように、本実施形態のホースクランプ1Bは、ホースクランプ本体2と、ホースクランプ本体2の内周に沿って組み付けられるインナストッパ3Bとを備える。
また対向する他方の端縁32は一方の端縁31と対称の形状であり、他方の端縁32には、横幅方向の片側一方の半部に前記一方の端縁31の突出部311に対応する矩形の切欠き部322が設けてあり、片側他方の半部には前記切欠き部312に対応する矩形の突出部321が形成してある。
またインナストッパ3Bは、両端縁31,32に突出部311,321及び切欠き部312,322を設けて衝き合わせる際に突出部311,321と切欠き部312,322とを噛み合わせるようにしたので、両端縁31,32が位置ズレなく確実に衝き合わせることができる。
更にインナストッパ3Bは、常に両端縁31,32の突出部311,321が接しており、段差なくホースの全周を囲むことができるので、締め付け作業によるホースの傷つきを防いでホースを保護する効果が高い。
これによれば衝き合せる突出部の先端縁から切欠き部の奥端縁までの長さ寸法を好適に管理することができ、もってホースクランプ1Bの締め付け力を好適に管理することができる。
図3(a)に示すように、本実施形態のホースクランプ1Cは、ホースクランプ本体2と、ホースクランプ本体2の内周に沿って組み付けられるインナストッパ3Cとを備える。
一方、対向する他方の端縁32は一方の端縁31と対称の形状であり、他方の端縁32には、横幅方向の中央に前記一方の端縁31の突出部313に対応する矩形溝状の切欠き部324が設けてある。
必然的に、一方の端縁31には突出部313の両側が切欠き部となり、他方の端縁32には切欠き部324の両側の板面部が突出部となる。
尚、図例では、一方の端縁31の突出部313の両側の前記切欠き部の奥端縁と、他方の端縁32の両側の前記板面部からなる突出部の先端縁とを衝合する構造である。
またインナストッパ3Cは、前記第2の実施形態のそれと同様に締め付け作業によるホースの傷つきを防いでホースを保護する効果が高い。
これによれば衝き合せる突出部の先端縁から切欠き部の奥端縁までの長さ寸法を好適に管理することができ、もってホースクランプ1Cの締め付け力を好適に管理することができる。
インナストッパ3Dは、一方の端縁31の中央の突出部313の先端縁314を他方の端縁32の切欠き部324の奥端縁326に衝き合せるとともに、一方の端縁31の前記突出部313の根元両脇の左右一対の奥端縁315,315と他方の端縁32の切欠き部324の開口両脇の左右一対の先端縁325,325とを衝き合せる構造である。
一方、他方の端縁32の両先端縁325,325はそれぞれ、前記両奥端縁315,315に対応して、幅方向内側(切欠き部324開口寄り)の部位が幅方向外側の部位よりも一方の端縁31側に向かって迫り出すように緩やかな傾斜姿勢をなす外向きテーパー状に形成してある。傾斜角は前記両奥端縁315,315と一致させる。
更に図例のインナストッパ3Dは、他方の端縁32の切欠き部324の奥端縁326の両隅角に、切欠き部324の外側の板面部の横幅を若干狭くするように凹部327,327を設けることで、これらにより一方の端縁31と他方の端縁32とを衝き合せたときに、前記両奥端縁315,315の内向きに押さえ込む作用により切欠き部324の左右の両板面部が内向き傾向となってより確実に切欠き部324の開き変形を防ぐことができる。
更に本発明のインナストッパは、金属製に限らず、耐熱性の高い合成樹脂、例えばポリアミド66(ナイロン66)や、耐熱性及び耐クリープ特性の高いポリエステルの液晶ポリマーやポリフェニレンスルフィド等で形成してもよい。
10 環状部
2 ホースクランプ本体
20ベルト部材
22 ウォーム
23 ギヤ部
3A,3B,3C,3D、3E インナストッパ
31 一方の端縁
32 他方の端縁
311,321 突出部
313 中央の突出部
312,322 切欠き部
324 溝状の切欠き部
315 突出部の根元脇の奥端縁
325 切欠き部の開口脇の先端縁
Claims (4)
- 環状に曲げたベルト部材によりホースの端部を挿入する環状部を形成し、前記ベルト部材の一方の端部に設けたウォームを他方の端部のギヤ部に螺合してなる締め付機構により前記環状部を縮径させることで前記ホースの端部を筒状相手部材のまわりに締め付けるホースクランプにおいて、
前記環状部の内周に沿って環状に設け、両端縁が互いに周方向に間隔をおいて対向し、前記環状部の縮径に応じて縮径して、前記両端縁を互いに衝き合わせることで前記環状部による締め付けを規制するインナストッパを備えたことを特徴とするホースクランプ。 - 前記インナストッパは帯状をなし、
前記インナストッパの一方の端縁には、他方の端縁に向かって突出する突出部を形成するとともに、前記他方の端末には前記突出部に対応する切欠き部を形成し、
前記突出部の先端縁を相手側の前記切欠き部の奥端縁に衝き合わせることで前記環状部による締め付けを規制する請求項1に記載のホースクランプ。 - 前記一方の端縁には、その幅方向の中央に前記他方の端縁に向かって突出する前記突出部を設ける一方、
前記他方の端縁には、その幅方向の中央に前記突出部に対応する溝状の前記切欠き部を設けた請求項2に記載のホースクランプ。 - 前記インナストッパは、前記一方の端縁の前記中央の突出部の先端縁と、前記他方の端縁の前記溝状の切欠き部の奥端縁とを衝き合わせるとともに、前記突出部の根元両脇の一対の奥端縁と前記切欠き部の開口両脇の一対の先端縁とを衝き合せるようになし、
前記突出部の根元両脇の一対の奥端縁を幅方向に緩やかに傾斜する内向きテーパー状に形成する一方、前記切欠き部の開口両脇の一対の先端縁を幅方向に緩やかに傾斜する外向きテーパー状に形成した請求項3に記載のホースクランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015139396A JP2017020587A (ja) | 2015-07-13 | 2015-07-13 | ホースクランプ |
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ID=57889422
Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111895255A (zh) * | 2020-08-14 | 2020-11-06 | 海南核电有限公司 | 一种γ辐射监测仪用调节式放射源固定装置 |
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US1978195A (en) * | 1933-10-21 | 1934-10-23 | Buffalo Pressed Steel Company | Clamp band |
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JPS5994691U (ja) * | 1982-12-17 | 1984-06-27 | 中央発條株式会社 | ホ−スクランプ |
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2015
- 2015-07-13 JP JP2015139396A patent/JP2017020587A/ja active Pending
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