JP2016538505A - クラッチ装置 - Google Patents

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Abstract

クラッチ装置(1)であって、少なくとも1つのカウンタプレッシャプレート(3)と、カウンタプレッシャプレート(3)に関してクラッチ装置の軸方向(A)で制限されて変位可能な圧着板(2)であって、カウンタプレッシャプレートと圧着板との間にクラッチディスク(4)を摩擦結合式に挟み込む、圧着板(2)と、クラッチディスクの摩耗を補整する摩耗後調整装置(8)と、を備え、摩耗後調整装置は、回動可能でかつ軸方向に挟み込み可能な少なくとも1つの送りリング(9)と、回動可能でかつ軸方向に挟み込み可能な少なくとも1つのランプリング(10)とを有し、ランプリングは、トルクを伝達する、クラッチ装置の周方向で制限された相対移動を可能にする接合部(13)により、送りリングに接合されており、接合部の周方向の剛性は、方向に依存している。

Description

本発明は、特に自動車用のクラッチ装置、特にシングルクラッチまたはデュアルクラッチに関する。
独国特許出願公開第102009035225号明細書において、カウンタプレッシャプレートと、カウンタプレッシャプレートに関してクラッチ装置の軸方向で制限されて変位可能な圧着板であって、カウンタプレッシャプレートと圧着板との間にクラッチディスクを摩擦結合式に挟み込む圧着板と、クラッチディスクの摩耗を補整する摩耗後調整装置とを備えるクラッチが公知である。摩耗後調整装置は、回動可能な調節リングと、調節リングに作用し、回動可能に支持された、歯構造を有する駆動ピニオンを有するスピンドル駆動装置とを有する。駆動ピニオンの歯構造と係合可能な駆動爪が、摩耗時に、スピンドル駆動装置を回動させ、これにより、スピンドル駆動装置と作用結合している調節リングが回動させられて、クラッチディスクの摩耗が補整される。
摩耗時における駆動ピニオンの回動がセンシングされる摩耗移動距離に依存している、つまりセンシングされる追加移動距離に依存している(薄くなったクラッチディスクを摩擦結合式に圧着板とカウンタプレッシャプレートとの間に挟み込むために、その移動距離だけ圧着板はカウンタプレッシャプレートの傍により近づく必要がある)ので、前述の摩耗後調整装置は、移動距離に基づく摩耗後調整装置ともいわれる。
本発明の課題は、クラッチにおける切断力ではなく圧着力をセンシングすることができ、パラメータとして、摩耗後調整のために利用することができる、特に力に基づく摩耗後調整装置を備えるクラッチ装置を提供することである。
本発明によれば、この課題は、請求項1に記載のクラッチ装置であって、少なくとも1つのカウンタプレッシャプレートと、カウンタプレッシャプレートに関してクラッチ装置の軸方向で制限されて変位可能な圧着板であって、カウンタプレッシャプレートと圧着板との間にクラッチディスクを摩擦結合式に挟み込む圧着板と、クラッチディスクの摩耗を補整する摩耗後調整装置とを備え、摩耗後調整装置は、回動可能でかつ軸方向に挟み込み可能な少なくとも1つの送りリングと、回動可能でかつ軸方向に挟み込み可能な少なくとも1つのランプリングとを有し、ランプリングは、トルクを伝達する、クラッチ装置の周方向で制限された相対移動を可能にする接合部により、送りリングに接合されており、接合部の周方向の剛性は、方向に依存している。
周方向の剛性が方向に依存している、つまり時計回り方向の移動時に反時計回り方向の移動時とは別の剛性を有する接合部により、摩耗後調整装置に対して、摩耗後調整のための追加的なばねエネルギが必要とされない。前述の移動距離に基づく摩耗後調整装置と同様に、摩耗後調整のためのエネルギは、圧着板の移動距離から、特に圧着板に切断方向に予荷重を掛ける板ばねのエネルギから受け取ることができる。したがって、クラッチディスクの摩耗がセンシングされる場合、クラッチ摩耗を後調整するために、追加的なエネルギ源、たとえば圧着板またはクラッチハウジングに対して周方向にばね弾性的に予荷重を掛けられた調節リングが不要である。好適には自動車用のクラッチ装置は、特にシングルクラッチまたはデュアルクラッチとして構成されている。
本発明の好適な実施の態様は、従属請求項に示されている。
好適には、周方向で分配して配置された板ばねにより、圧着板は、クラッチ装置のクラッチハウジング内に回動不能に配置されていて、カウンタプレッシャプレートに関して軸方向で制限されて変位可能である一方、カウンタプレッシャプレートは、ハウジング固定に配置されている。クラッチディスクが、クラッチ装置の接続状態で圧着板とカウンタプレッシャプレートとの間に緊締されている場合、摩擦結合式のトルクの伝達が、クラッチ装置の入力側から、圧着板とカウンタプレッシャプレートとを介してクラッチディスクへ行われ、クラッチディスクから、クラッチ装置の出力側へ、たとえばトランスミッションの入力軸へ行われる。
アクチュエータ装置が作用するレバーエレメントにより、クラッチ装置を接続または切断することができる。レバーエレメントは、一般的な通常では接続されるクラッチ装置において用いられる皿ばねであってよい、または、一般的な通常では切断されるクラッチ装置において使用されるレバースプリングであってよい。
クラッチ装置が通常では接続されるクラッチ装置として構成されていると、圧着板に作用する、接続するための皿ばねの力は、作動を伴わない状態で、圧着板に作用する、切断するための板ばねの力を上回る。作動時に、皿ばねに、アクチュエータ装置により力が加えられ、この力により、クラッチが切断される。他の場合、クラッチ装置は、通常では切断されるクラッチ装置として構成されてもよく、つまり、圧着板に作用する、切断するための板ばねの力は、作動を伴わない状態で、圧着板に作用する、レバースプリングの力を上回る。作動時に、レバースプリングに、アクチュエータ装置により力が加えられ、この力により、クラッチが接続される。
クラッチ装置は、同様に、圧縮式のクラッチ装置、つまりアクチュエータ装置が圧縮力を皿ばねまたはレバースプリングに及ぼすクラッチ装置として、または、引張り式のクラッチ装置、つまりアクチュエータ装置が引張り力を皿ばねまたはレバースプリングに及ぼすクラッチ装置として構成されてよい。さらに、クラッチ装置は、一方では乾式クラッチとして、他方では湿式クラッチとして構成されてよい。
さらに、クラッチ装置は、シングルクラッチとして、つまり1つの圧着板と1つのカウンタプレッシャプレートとこれらの間に挟み込み可能な1つのクラッチディスクとを有する単一のトルク伝達装置として構成されてよいが、マルチクラッチとして、特にデュアルクラッチとして構成されてもよい。デュアルクラッチは、別個の2つのトルク伝達装置を有してよいが、共通の1つのカウンタプレッシャプレート(この関連ではセンタプレートともいわれる)を共用する2つのトルク伝達装置を有してもよい。
摩耗後調整装置のランプリングは、クラッチ装置の回動軸線を中心に回動可能に支持されていて、クラッチ装置の軸方向で圧着板とレバーエレメント、特に皿ばねの力縁部またはレバースプリングとの間に挟込み可能に支持されている。レバーエレメントとは反対の側の表面で、ランプリングは、滑動可能にカウンタランプ上に配置されたランプを有するので、ランプリングの相対回動時に、ランプリングのランプは、カウンタランプの表面に沿って滑動し、これにより、圧着板と、ランプリングの、圧着板とは反対の側の表面(この表面でランプリングはレバーエレメントに接触する)との間の間隔が変化する。好適には、カウンタランプは、圧着板と一体的に形成されていて、特に圧着板に嵌込み加工されている。
好適には、半径方向でランプリングの内側に送りリングが配置されており、送りリングは、トルクを伝達する、クラッチ装置の周方向で制限された相対移動を可能にする接合部により、ランプリングに接合されている。ランプリングとは異なり、送りリングは、ランプを有さず、圧着板の、クラッチディスクとは反対の側の表面上でほぼ平らに圧着板に当接される。別の側で、送りリングは、レバーエレメントの、圧着板またはクラッチディスクに向いた側の表面でほぼ平らに当接する。
好適には、摩耗後調整装置は、センサばねを備え、センサばねは、クラッチ装置が接続されているときに、送りリングをクラッチ装置の摩耗を伴わないかつ/または摩耗が後調整された状態で軸方向に挟み込むように、構成されている。そのために、センサばねは、好適には送りリングと同一の半径上で、ただし軸方向で反対の側で、つまり好適にはレバーエレメントの、圧着板またはクラッチディスクとは反対の側の表面において、レバーエレメントに当接する。このような当接は、直接であってよいが、間接に、たとえばセンサばねとレバーエレメントの間に配置された力リングを介して行ってもよい。さらに、センサばねは、クラッチハウジングの内側面とレバーエレメントとの間に挟み込まれて、予荷重を掛けられている。
別の好適な実施の態様によれば、レバーエレメントは、クラッチ装置の接続時にランプリングを軸方向でレバーエレメントと圧着板との間に挟み付けるように、構成されている。さらに好適には、センサばねは、クラッチ装置が接続されているときに、クラッチ装置の摩耗を伴わないかつ/または摩耗が後調整された状態で、レバーエレメントを送りリングに押圧し、送りリングが軸方向に挟み込まれるように、構成されている。
別の好適な実施の態様によれば、レバーエレメントは、クラッチ装置が接続されているときに、センサばねをクラッチの摩耗を伴う状態で押し込んで、送りリングの軸方向の挟み込みを解消するように、構成されている。これにより、クラッチ装置の接続状態でクラッチ摩耗のセンシングが可能である。
好適には、接合部は、座屈ばねを備え、座屈ばねは、周方向に延在し、好適には圧縮方向で引張り方向よりも小さな剛性を有する。特に好適には、接合部が周方向に分配して配置された複数の座屈ばねを有する。さらに好適には、1つまたは複数の座屈ばねは、アーチ状に形成されている。1つまたは複数の座屈ばねの変形は、1つまたは複数の座屈ばねに圧縮方向で荷重を掛けられるときに、特にクラッチ装置の軸方向で行われる。
別の好適な実施の態様によれば、座屈ばねは、一方の端部で、両方のリングのうちの一方に、好適には送りリングに取り付けられている。さらに好適には、座屈ばねは、他方の端部で、両方のリングのうちの他方に、好適にはランプリングに取り付けられたスライドエレメントに取り付けられている。取付けは、摩擦力結合式に、形状結合式にまたは材料結合式に行うことができる。
特に好適には、スライドエレメントは、周方向で滑動可能にかつクラッチ装置の軸方向でも半径方向でも傾動可能に、両方のリングのうちの一方に、好適には送りリングに支持されている。これにより、特に圧縮方向で、スライドエレメントおよび全体の座屈ばねの所定の案内が可能であり、これにより、特に座屈ばねの圧縮方向で、クラッチ装置の軸方向の座屈ばねの所定の膨らみが可能となる。
本発明を、以下に、付属の図面につき好適な実施の態様に基づいて詳しく説明する。
送りリングと、座屈ばねにより接合されたランプリングとを有する摩耗後調整装置を備えるクラッチ装置の1つの実施の態様を側面図で示す。 アクチュエータ装置から見た方向で部分的に破断された摩耗後調整装置を備える図1のクラッチ装置を斜視図で示す。 クラッチディスクから見た方向で部分的に破断された摩耗後調整装置を備える図1のクラッチ装置を斜視図で示す。 接続された、摩耗されていない状態で、図1〜図3のクラッチ装置を断面図で示す。 切断された、摩耗されていない状態で、図1〜図3のクラッチ装置を断面図で示す。 接続された、摩耗された状態で、図1〜図3のクラッチ装置を断面図で示す。 図1〜図3のクラッチ装置の摩耗後調整装置を詳細に示す。 膨らんだ座屈ばねを有する図1〜図3のクラッチ装置の摩耗後調整装置を詳細に示す。
図1〜図8は、自動車用の、摩耗後調整装置8を備えるクラッチ装置1の好適な実施の態様に関する。前述の記載において本発明にとって重要ではないと記載された構成は、択一的なものと解される。したがって、以下の記載は、以下に説明する構成の部分的な組み合わせを有する摩耗後調整装置8およびクラッチ装置1の別の実施の態様にも関する。
図1〜図3に示されたクラッチ装置1は、回動軸線Dを中心に回動可能に支持されていて、少なくとも1つの圧着板2と、少なくとも1つのカウンタプレッシャプレート3と、クラッチ装置1の軸方向Aで圧着板2とカウンタプレッシャプレート3との間に配置された少なくとも1つのクラッチディスク4とを備える。カウンタプレッシャプレート3は、クラッチハウジング5と固く結合されていて、特にねじ止めされている。圧着板2は、クラッチハウジング5内に回動不能に支持されていて、クラッチ装置1の軸方向Aで制限されて変位可能である。特に圧着板2は、図示されていない複数の板ばねにより、クラッチハウジング5内に回動不能に取り付けられていて、カウンタプレッシャプレート3から離れる方へ、つまり図1に関して上方へ予荷重を掛けられている。
さらに、クラッチ装置1は、レバーエレメント6を備え、レバーエレメント6は、通常では接続される、図1から図3に示されたクラッチ装置1に対しては皿ばねとして構成されていて、通常では切断されるクラッチ装置1に対してはレバースプリングとして構成されている。レバーエレメント6は、ハウジング側に支持されていて、アクチュエータ装置により作動可能である。ハウジング側の支持は、たとえばクラッチハウジング5に取り付けられた揺動支持部7により行われる。揺動支持部7により、レバーエレメント6は、傾動可能に懸架されている。択一的にまたは追加的に、以下に説明する摩耗後調整装置8の一部、たとえば送りリング9および/またはセンサばね16が揺動支持部7を形成することが可能である。レバー先端は、クラッチ装置1の半径方向Rで好適にはほぼ環状に形成されたレバーエレメント6の内側に配置されており、レバー先端を介して、レバーエレメント6は、アクチュエータ装置により作動可能である。
半径方向外側領域で、レバーエレメント6は、力縁部を有する。摩耗後調整装置8に対応して配置されたランプリング10を介して、レバーエレメント6は、間接的に、圧着板2に作用し、その際、レバーエレメント6の力縁部は、ランプリング10の、レバーエレメント側の、つまり圧着板2とは反対の側の表面に当接し、クラッチ装置1の接続状態で、圧力を、ランプリング10に及ぼし、ランプリング10を介して圧着板2に及ぼす。
通常では接続される、図1〜図3に示されたクラッチ装置1では、皿ばねとして構成されたレバーエレメント6の作用力が、板ばねの反発力を上回る一方、通常では切断されるクラッチ装置1では、板ばねの反発力が、レバースプリングとして構成されたレバーエレメント6の作用力を上回る。これに即して、通常では接続されるクラッチ装置1の皿ばねの作動は、皿ばねの傾動またははね上がりによるクラッチ装置1の切断をもたらし、つまり圧着板2の離間移動およびカウンタプレッシャプレート3からの圧着板2の解離をもたらす一方、通常では切断されるクラッチ装置1では、レバースプリングの作動は、レバースプリングの傾動によるクラッチ装置1の接続をもたらす。
クラッチ装置1の接続時に、トルクが、クラッチ装置1の入力側から、たとえばデュアルマスフライホイールから、クラッチハウジング5と、カウンタプレッシャプレート3ならびに圧着板2(これら両方はクラッチハウジング5と回動不能に結合されている)とを介して、摩擦結合式にクラッチディスク4に伝達される。摩擦結合式にカウンタプレッシャプレート3と圧着板2との間に挟み込まれたクラッチディスク4から、トルクは、クラッチ装置1の出力側へ、たとえばトランスミッションの入力軸へ伝達される。
摩擦結合に基づいて、クラッチディスク4の摩擦ライニングだけでなくわずかにカウンタプレッシャプレート3および圧着板2の摩擦面も摩耗にさらされているので、クラッチ装置1の耐用期間にわたって、圧着板2を、漸次カウンタプレッシャプレート3に近付けて、これにより、軸方向Aの摩擦ライニングの厚さおよび摩擦面の厚みの低下を補整し、摩擦結合を形成するまたはクラッチ装置1を接続することができるようにしなければならない。そのために、クラッチ装置1に、前述の摩耗後調整装置8が形成されている。
ランプリング10(ランプリング10によりクラッチ摩耗を後調整することができる)に対して追加的に、摩耗後調整装置8は、送りリング9を備え、送りリング9により、クラッチ摩耗をセンシングすることができる。送りリング9は、好適には半径方向Rでランプリング10の内側に配置されている。送りリング9は、回動軸線Dを中心に回動可能に配置されていて、軸方向Aで挟み込み可能である。同様に、ランプリング10は、回動軸線Dを中心に回動可能に配置されていて、軸方向Aで挟み込み可能である。トルクを伝達する、クラッチ装置1の周方向Uで制限された相対移動を許容する接合部13により、ランプリング10は、送りリング9に接合されている。接合部13の周方向Uの剛性は、方向に依存している。
さらに、摩耗後調整装置8は、センサばね16を備え、センサばね16は、クラッチ装置1が接続されているときに、送りリング9を、クラッチ装置1の摩耗していないかつ/または摩耗が後調整された状態では、軸方向Aに挟み込むように構成されている。そのために、センサばね16は、直接に、または間接に、たとえば好適には揺動支持部7に付属するワイヤリングにより、レバーエレメント6の、軸方向Aで送りリング9とは反対の側に位置する表面に当接するまたはこの表面に作用することができる。レバーエレメント6への当接または作用は、好適には、送りリング9がレバーエレメント6に当接するのとほぼ同一の半径上で行われる。さらに、センサばね16は、軸方向Aでクラッチハウジング5の内側面と、レバーエレメント6の、圧着板2またはクラッチディスク4とは反対の側の表面との間に挟み込まれて、緊締されている。
レバーエレメント6は、クラッチ装置1の接続時に、ランプリング10を軸方向Aでレバーエレメント6と圧着板2との間に挟み込むように構成されている。センサばね16は、クラッチ装置1が接続されているときに、クラッチ装置1の摩耗していないかつ/または摩耗が後調整された状態では、レバーエレメント6を送りリング9に押圧して、送りリング9が軸方向Aで挟み込まれるように構成されている。さらに、レバーエレメント6は、クラッチ装置1が接続されているときに、クラッチ装置1の摩耗が生じた状態では、センサばね16を押し上げて、これにより、軸方向Aの送りリング9の挟み込みが解消されるように構成されている。
ランプリング10は、ランプ11を備え、ランプ11は、クラッチ装置1の周方向Uで相並んでランプリング10に配置されていて、滑動可能に、圧着板2の、対応するカウンタランプ12に支持されている。好適には、カウンタランプ12は、圧着板2に形成されているが、圧着板2と結合された別個の構成部材として構成されてもよい。ランプリング10の回動により、ランプリング10のランプ11は、圧着板2のカウンタランプ12の表面に沿って上向きに摺動し、これにより、圧着板2の摩擦面(摩擦面で圧着板2がクラッチディスク4に当接する)とランプリング10の、圧着板2とは反対の側の表面との間の間隔が増大する。これにより、レバーエレメント6は、クラッチ装置1の接続時にあまり強く起立せず、したがって、クラッチの摩耗を、特にクラッチディスク4の摩耗を後調整することができる。
接合部13は、複数の座屈ばね14を備え、座屈ばね14は、周方向Uに延在していて、その剛性は、引張り方向よりも圧縮方向で小さい。これにより、座屈ばね14は、図8に示されているように、周方向Uで圧縮荷重を掛けられると、軸方向Aに膨らむ。
特に、座屈ばね14がアーチ形に、特に円弧セグメントとして形成されていて、ほぼ半径方向Rで、一方では送りリング9と他方ではランプリング10との間に延在すると好適である。したがって、特に、座屈ばね14のアーチ形セグメントの半径が、送りリング9の半径とランプリング10の半径との間に位置すると好適である。
各座屈ばね14は、その一方の端部で、それぞれ第1の取付部17により送りリング9に取り付けられている。さらに、各座屈ばね14は、他方の端部で、それぞれスライドエレメント15に取り付けられている。この場合、それぞれの座屈ばね14およびそれぞれのスライドエレメント15を1つの構成部材として形成してもよいことに留意されたい。
各スライドエレメント15は、好適には、クラッチ装置1の半径方向Rに見て、ほぼS字形に形成されていて、それぞれ第2の取付部18によりランプリング10に取り付けられている。そのために、特に、ランプリング10が、クラッチ装置1の半径方向Rで内向きの半径方向突出部を備え、半径方向突出部に、スライドエレメント15のそれぞれ1つのS字形状の端部が取り付けられている一方、座屈ばね14が、スライドエレメント15のS字形状の他方の端部に取り付けられていると好適である。
前述の取付けは、好適にはそれぞれの構成部材において座屈ばね14またはスライドエレメント15のねじ結合またはリベット結合により行われるが、たとえばそれぞれの構成部材において座屈ばね14またはスライドエレメント15の掛止により行われてもよい。
ランプリング10、特にランプリング10の半径方向突出部におけるスライドエレメント15の取付けに対して追加的に、スライドエレメント15は、クラッチ装置1の周方向Uでガイド19により滑動可能に送りリング9に支持されている。送りリング9におけるスライドエレメント15の滑動可能な支持は、好適には、座屈ばね14がスライドエレメント15に取り付けられた、S字形状の端部で行われる。たとえば、送りリング9におけるスライドエレメント15の滑動可能な支持は、送りリング9に形成された長孔と、スライドエレメント15に形成された、ほぼT字形の区分とにより行うことができる。この場合、特に、スライドエレメント15が、クラッチ装置1の軸方向Aだけではなく半径方向Rでも傾動可能に送りリング9に支持されていると好適であり、これは、同様にT字形の区分によっても達成することができる。
以下に、クラッチ装置1の機能を、図4〜図6に関して説明する。図4および図5では、クラッチ装置1は、摩耗を伴わない状態または摩耗が後調整された状態で、つまりセンシングされたクラッチ摩耗が摩耗後調整装置8により完全に後調整されたあとで示されている。簡略化するために、以下に、摩耗を伴わない状態についてのみ記載する。図6では、クラッチ装置1は、摩耗を伴う状態で示されていて、つまりクラッチ摩耗が十分に大きく、摩耗後調整装置8によりセンシングされ、続いて後調整される状態で示されている。
図4には、クラッチ装置1が、接続された状態で示されており、ランプリング10は、レバーエレメント6により挟み込まれている。クラッチ装置1が摩耗を伴わない場合、さらに送りリング9が、レバーエレメント6に作用するセンサばね16により挟み込まれ、この場合、送りリング9に作用するセンサばね力は比較的小さい。座屈ばね14は、接続時に、クラッチ装置1の軸方向Aで膨らみ、つまりわずかな剛性の方向に変形し、送りリング9に、クラッチ装置1の周方向Uに予荷重を掛ける。ただし、送りリング9の回動は行われない。というのも、送りリング9をクラッチ装置1の軸方向Aで挟み込むのに比較的小さなセンサばね力で十分であるからである。
摩耗を伴わない状態でのクラッチ装置1の切断時に、図5に関して、ランプリング10は、軸方向Aでレバーエレメント6の傾動またははね上がりにより解放される。この場合、離間移動時に、ランプリング10は、図示されていない、圧着板2に切断方向に予荷重を掛ける板ばねの力だけで緊締されている。座屈ばね14は、弛緩し、そのフラットな状態に移行し、この場合、ランプリング10は、比較的高い板ばねの力に基づいて、常時、以前に膨らんでいた座屈ばね14の力を、つまりより小さな剛性の方向に荷重を掛けられた座屈ばね14の力を支持することができる。
クラッチ装置1が続いて再び接続され、クラッチ摩耗がまだ十分には大きくない場合、図4に関するプロセスが最初から始まり、この場合、座屈ばね14が再び膨らまされる。
図6には、クラッチ装置1が、まだ後調整されていない、十分なクラッチ摩耗が存在するときの、つまりクラッチ装置1が摩耗を伴うときの接続状態で示されている。
図4のように、図6でも、クラッチ装置1の接続時に座屈ばね14が膨らまされ、つまりクラッチ装置1の軸方向Aまたはわずかな剛性の方向に変形される。クラッチ装置1の摩耗を伴う状態で、レバーエレメント6は、より強く起立し、これにより、摩擦結合を形成するために、圧着板2は、より薄くなったクラッチディスク4を、圧着板2とカウンタプレッシャプレート3との間に挟み込むことができる。センサばね16は、より強く起立するレバーエレメント6により押し上げられ、送りリング9の挟み込みを解消するので、レバーエレメント6は、図6に示されているように、もはや送りリング9と当接しない。送りリング9の挟み込みの解消により、クラッチ摩耗がセンシングされる。
***した座屈ばね14の小さな剛性は、この状態で挟込み力を伴わない送りリング9をクラッチ装置の周方向Uで回動させるのに、より正確に述べると周方向Uで前方に押し付けるのに十分であり、この場合、座屈ばね14は、クラッチ装置1の接続状態で弛緩する。
クラッチ装置1の切断時に、送りリング9は、センサばね16により、正確に述べるとレバーエレメント6に作用するセンサばね力により、軸方向Aで挟み込まれ、つまり周方向Uで把持される。ランプリング10は、クラッチ装置1の切断時に、軸方向Aでレバーエレメント6により解放される。
弛緩された、クラッチ装置1の軸方向Aでフラットな、またはもはや膨らんでいない座屈ばね14は、クラッチ装置1の周方向Uで、高い剛性の方向に、つまり引張り方向に荷重を掛けられる。この場合、座屈ばね14は、引張りアンカとして、ランプリング10を後調整方向に回動させる、つまり前方へ引っ張るのに用いられ、これにより、ランプリング10のランプ11は、圧着板側のカウンタランプ12の表面に沿って上向きに滑動する。上向きの滑動により、クラッチ装置1の切断時に、圧着板2の、クラッチディスク側の摩擦面と、ランプリング10の、レバーエレメント側の表面との間の間隔が増大し、これにより、クラッチ摩耗が後調整される。
後続の接続動作時に、増大された間隔により、レバーエレメント6を以前よりも弱く起立させればよく、これにより、より薄くなったクラッチディスク4を、圧着板2とカウンタプレッシャプレート3との間に摩擦結合式に挟み込むことができる。クラッチ摩耗が完全に後調整されると、後続の接続動作時に、図4に関するプロセスが始まる。クラッチ摩耗が完全には後調整されなかった場合、後続の接続時に、センシングすべきクラッチ摩耗がセンサばね16のセンシング閾値を下回るまで、図6に関するプロセスが始まる。その後で、後続の接続動作時に、前述の記載のように図4に関するプロセスが始まる。
前述の実施の態様は、クラッチ装置1、特にシングルクラッチまたはデュアルクラッチであって、少なくとも1つのカウンタプレッシャプレート3と、カウンタプレッシャプレート3に関してクラッチ装置1の軸方向Aで制限されて変位可能な圧着板2であって、カウンタプレッシャプレート3と圧着板2との間にクラッチディスク4を摩擦結合式に挟み込む圧着板2と、クラッチディスク4の摩耗を補整する摩耗後調整装置8とを備え、摩耗後調整装置8は、回動可能でかつ軸方向Aに挟み込み可能な少なくとも1つの送りリング9と、回動可能でかつ軸方向Aに挟み込み可能な少なくとも1つのランプリング10とを有し、ランプリング10は、トルクを伝達する、クラッチ装置1の周方向Uで制限された相対移動を可能にする接合部13により、送りリング9に接合されており、接合部13の周方向Uの剛性は、方向に依存している、クラッチ装置に関する。
1 クラッチ装置
2 圧着板
3 カウンタプレッシャプレート
4 クラッチディスク
5 クラッチハウジング
6 レバーエレメント
7 揺動支持部
8 摩耗後調整装置
9 送りリング
10 ランプリング
11 ランプ
12 カウンタランプ
13 接合部
14 座屈ばね
15 スライドエレメント
16 センサばね
17 第1の取付部
18 第2の取付部
19 ガイド
A 軸方向
D 回動軸線
R 半径方向
U 周方向

Claims (10)

  1. クラッチ装置(1)、特にシングルクラッチまたはデュアルクラッチであって、
    少なくとも1つのカウンタプレッシャプレート(3)と、
    該カウンタプレッシャプレート(3)に関して当該クラッチ装置(1)の軸方向(A)で制限されて変位可能な圧着板(2)であって、前記カウンタプレッシャプレート(3)と前記圧着板(2)との間にクラッチディスク(4)を摩擦結合式に挟み込む、圧着板(2)と、
    前記クラッチディスク(4)の摩耗を補整する摩耗後調整装置(8)と、
    を備え、
    前記摩耗後調整装置(8)は、回動可能でかつ軸方向(A)に挟み込み可能な少なくとも1つの送りリング(9)と、回動可能でかつ軸方向(A)に挟み込み可能な少なくとも1つのランプリング(10)とを有し、
    該ランプリング(10)は、トルクを伝達する、当該クラッチ装置(1)の周方向(U)で制限された相対移動を可能にする接合部(13)により、前記送りリング(9)に接合されており、前記接合部(13)の周方向(U)の剛性は、方向に依存している、
    ことを特徴とする、クラッチ装置(1)。
  2. 前記摩耗後調整装置(8)は、センサばね(16)を備え、該センサばね(16)は、当該クラッチ装置(1)が接続されているときに、当該クラッチ装置(1)の摩耗していないかつ/または摩耗が後調整された状態では、前記送りリング(9)を軸方向(A)に挟み込むように、構成されている、請求項1記載のクラッチ装置(1)。
  3. レバーエレメント(6)が設けられており、該レバーエレメント(6)は、当該クラッチ装置(1)の接続時に前記ランプリング(10)を軸方向(A)で前記レバーエレメント(6)と前記圧着板(2)との間に挟み付けるように、構成されている、請求項1または2記載のクラッチ装置(1)。
  4. 前記センサばね(16)は、当該クラッチ装置(1)が接続されているときに、当該クラッチ装置(1)の摩耗していないかつ/または摩耗が後調整された状態では、前記レバーエレメント(6)を前記送りリング(9)に押し付けて、前記送りリング(9)を軸方向(A)に挟み込むように、構成されている、請求項3記載のクラッチ装置(1)。
  5. 前記レバーエレメント(6)は、当該クラッチ装置(1)が接続されているときに、当該クラッチ装置(1)の摩耗が生じている状態では、前記センサばね(16)を押し込んで、前記送りリング(9)の軸方向(A)の挟み込みを解消するように、構成されている、請求項3または4記載のクラッチ装置(1)。
  6. 前記接合部(13)は、座屈ばね(14)を備え、該座屈ばね(14)は、周方向(U)に延在し、好適には圧縮方向で引張り方向よりも小さな剛性を有する、請求項1から5までのいずれか1項記載のクラッチ装置(1)。
  7. 前記座屈ばね(14)は、アーチ状に形成されている、請求項6記載のクラッチ装置(1)。
  8. 前記座屈ばね(14)は、一方の端部で、両方の前記リング(9,10)のうちの一方に、好適には前記送りリング(9)に取り付けられている、請求項6または7記載のクラッチ装置(1)。
  9. 前記座屈ばね(14)は、他方の端部で、両方の前記リング(9,10)のうちの他方に、好適には前記ランプリング(10)に取り付けられたスライドエレメント(15)に取り付けられている、請求項6から8までのいずれか1項記載のクラッチ装置(1)。
  10. 前記スライドエレメント(15)は、周方向(U)で滑動可能にかつ当該クラッチ装置(1)の軸方向(A)でも半径方向(R)でも傾動可能に、両方の前記リング(9,10)のうちの一方に、好適には前記送りリング(9)に支持されている、請求項9記載のクラッチ装置(1)。
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