JP2016537053A - カプセルによって飲料を製造する方法 - Google Patents

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Abstract

側壁(5)とカプセル(1)内へ圧力水を進入させる進入面(6)とを備え、前記側壁(5)及び前記進入面(6)が抽出性又は可溶性の製品(P)を収容するための収容容積(V)を形成し、前記進入面(6)が1つ以上の減肉領域(3)を有するカプセル(1)によって飲料を製造する方法であって、押圧手段(S)を用いて前記カプセル(1)の前記進入面(6)を押圧するステップと、前記カプセル(1)の前記進入面(6)に対して圧力水を噴射することにより、前記カプセルの前記進入面(6)に対する圧力水の噴射によって、前記進入面(6)の前記減肉領域(3)を開口させ、これにより前記カプセル(1)内へ圧力水の進入を可能にするステップと、を含むことを特徴とする方法である。

Description

本発明は、エスプレッソのような抽出物を得るためのカプセルの技術分野に関する。特に、本発明は、エスプレッソコーヒーのような抽出性製品又はミルクやココアのような水溶性の製品を密閉かつ収容する射出成形されたカプセルの技術分野に関する。
エスプレッソのような抽出性製品用のカプセルとして種々の形式のものが知られている。従来公知のカプセルの例は、米国特許第5948455号明細書(US5948455)、米国特許第5242702号明細書(US5242702)、米国特許出願公開第2003/056661号明細書(US2003/056661)及び伊国特許第1133901号明細書(IT1133901)に見られる。更に、これらのカプセルを用いる幾つかの方法が知られている。実際に、これらのカプセルは、異なる構成要素及び特徴を有する種々の形式の飲料製造装置において使用することができる。
米国特許第5948455号明細書 米国特許第5242702号明細書 米国特許出願公開第2003/056661号明細書 伊国特許第1133901号明細書
残念なことに、異なる飲料製造装置は、しばしば複数の形式のカプセルと互換性がなく、逆もまた然りである。それ故、解決すべき問題は、カプセルを用いて飲料を得るための効率的な方法を提供することにある。
本発明は、エスプレッソのような抽出物を得るためのカプセルを用いる方法を提供するものであり、この方法は、適切な押圧手段を用いてカプセルの進入面に圧力を加えることと、カプセルの、1つ以上の減肉領域が設けられた進入面に対して圧力水(圧力下にある水)を噴射することとを備え、上記1つ以上の減肉領域を押圧手段によって張られた状態に保ち、そして圧力水を作用させることによって当該減肉領域を開口させ、圧力水をカプセル内に進入させるものである。減肉領域は、例えば、進入面の、厚みが相対的に薄い領域である。
本発明によると、側壁とカプセル内へ圧力水を進入させる進入面とを備え、側壁及び進入面が抽出性又は可溶性の製品を収容するための収容容積を形成し、進入面が1つ以上の減肉領域を有するカプセルによって飲料を製造する方法が提供され、この方法は、押圧手段を用いてカプセルの進入面を押圧するステップと、カプセルの進入面に対して圧力水を噴射することにより、進入面の減肉領域を開口させ、これによりカプセル内へ圧力水の進入を可能するステップと、を含むものである。このようにして、本発明の方法は、カプセルの進入面を押圧し、減肉領域を開口させずに伸張下に保つ押圧手段を有する如何なる飲料製造装置において使用することができる。
本発明の更なる実施形態によると、押圧手段を用いてカプセルの進入面を押圧することによって、進入面上の減肉領域を伸張させる方法が提供される。これにより、減肉領域を、カプセルの進入面への水圧によって容易に開口させることができる。
本発明の更なる実施形態によると、カプセルの進入面に対する圧力水の噴射が、進入面の減肉領域を開口させてカプセル内へ圧力水を進入させることを含む方法が提供される。
本発明の更なる実施形態によると、押圧手段が1つ以上のピストン、ブレード、ニードル又は同種のものを備える。押圧手段は、飲料製造装置の他の部品(コンポーネント)に固定することができ、又は当該他の部品に対して可動に構成することができる。
本発明の更なる実施形態によると、押圧手段がカプセルの進入面を貫通せず又は部分的にのみ進入面に入り込み、進入面に孔を開けない方法が提供される。押圧手段が押圧する、進入面の対応領域に開口は形成されない。これにより、押圧手段による加圧は、減肉領域を伸張させて圧力水のよる減肉領域の開口を容易にするだけである。
本発明の更なる実施形態によると、押圧手段がカプセルの進入面の、減肉領域によって占められていない箇所を押圧する方法が提供される。これにより、押圧手段はカプセルの進入面の減肉領域を直接押圧せず、押圧手段が減肉領域を塞ぐのを回避することができる。
本発明の更なる実施形態によると、カプセルから飲料を排出させるため、カプセルの、進入面とは反対側に設けられた排出面に孔を開けるステップを更に含む方法が提供される。
本発明の更なる実施形態によると、射出成形で製造されたカプセルを用いる方法が提供される。
本発明の更なる実施形態によると、熱変形可能なプラスチック材料製のカプセルを用いる方法が提供される。
本発明の更なる実施形態によると、生物材料製のカプセルを用いる方法が提供される。
本発明の更なる実施形態によると、茶、又はエスプレッソ等のコーヒーのような抽出飲料を得るためにカプセルを用いる方法が提供される。このためカプセルは、茶葉やコーヒー粉のような、抽出飲料を製造するのに適した抽出性製品を収容していてよい。つまりこれは、飲料の製造後にカプセル内に固形残渣が残ることを意味する。
あるいは、本発明の更なる実施形態によると、例えば粉末ミルク、ココア、又は同種のもののような可溶性製品から飲料を得るためにカプセルを用いる方法が提供される。この場合、飲料の製造後にカプセル内に残渣は残らない。
本発明の更なる実施形態によると、エスプレッソのような抽出物を得るためのカプセルであって、側壁と、カプセル内に圧力水を進入させる進入面とを備え、これらの側壁及び進入面が抽出性製品を収容する収容容積を形成し、進入面は、圧力水が進入面にぶつかることで開口して当該圧力水をカプセル内に進入させる1つ以上の減肉領域を備える。進入面の減肉領域は、圧力水の噴流によって開口されるので、飲料製造装置にカプセルを穿孔するための専用の部品を用いることは避けることができる。更に、本発明に係るカプセルは、簡単かつ経済的に製造することができる。例えば、このカプセルは射出成形により製造してよい。進入面は、例えば、カプセルの底部としてよい。減肉領域は、進入面の外面又は内面に形成してよい。減肉領域を進入面の外面に形成する場合、進入面は、カプセルの外側に配置されそれ故カプセルが包装されている際に視認可能な例えば止まり穴、窪み又は割れ目を有していてよい。それとは逆に、減肉領域をカプセル内側に位置する、進入面の内面に形成する場合、当該内面の外面は滑らかで均一な面とすることができる。減肉領域は、種々の配置で進入面の内面に設けることができる。
本発明の更なる実施形態によると、側壁と進入面が単一体として形成されたカプセルを用いる方法が提供される。これにより、側壁と進入面を、例えば射出成形を用いて、容易に形成することができる。
本発明の更なる実施形態によると、カプセルを密閉する閉鎖要素を支持する均一厚み面を備えるカプセルであって、当該均一厚み面が側壁の、進入面とは反対側の端に配置され、閉鎖要素が進入面とは反対側でカプセルから飲料を排出する排出面を形成するよう構成されたカプセルを用いる方法が提供される。均一厚み面は、カプセルの閉鎖要素が固定可能な面を提供する。したがって、カプセルは密封シールされ、収容された製品の官能特性は長期に亘って保たれる。閉鎖要素は、例えば、剥離可能なバリアフィルムからなる閉鎖膜を備えていてよい。閉鎖要素は、生物材料製であってよい。閉鎖要素は、進入面とは反対側で排出面を形成する。これにより、進入面を通じてカプセル内に進入した圧力水は、飲料としてカプセルから排出される前にカプセルの全容積を通過する。これにより、抽出プロセスは特に効率的に行われ、カプセル内に収容された全抽出性製品が抽出プロセスに係わることになる。得られた飲料の品質はとりわけ良好である。均一厚み面、側壁及び進入面は、有利には単一体として形成してよい。例えば、これらの3つの要素は、射出成形を用いて形成してよい。
本発明の更なる実施形態によると、1つ以上の減肉領域が進入面の1つ以上の直径に沿って配置されたカプセルを用いる方法が提供される。減肉領域を進入面の1つ以上の直径に沿って配置することにより、カプセル内に進入させる圧力水をカプセルの内側容積内に均一に分配することができる。カプセルの水平部は、カプセルの進入面が円形状を有するよう円形としてもよい。
本発明の更なる実施形態によると、進入面の中心に対して径方向に配置された複数の減肉領域を備えるカプセルを用いる方法が提供される。これにより、カプセルの容積内への水の分配はより一層最適化される。特に、カプセルの容積の各域に水流が行き届かないということは回避されている。これにより、カプセルの容積内に収容された製品を無駄にすることは回避されるとともに、製造される飲料の品質は最適化される。
本発明の更なる実施形態によると、1つ以上の環状の減肉領域を備えるカプセルを用いる方法が提供される。この形状は実現するのが特に簡単である。更に、環状の減肉領域は、当該環状の減肉領域を通じてカプセル内へ進入する水の均一な分配を確実なものとする。特に、これによれば、カプセルの容積の各域に水流が容易に行き届かないということを回避することができる。カプセルには更に、複数の環状の減肉領域、例えば同心配置された複数の減肉領域を設けることができる。例えば、カプセルには2つ又は3つの環状の減肉領域を設けることができる。当該2つ又は3つの環状の減肉領域は同心に配置することができる。
本発明の更なる実施形態によると、1つ以上の環状の減肉領域が進入面の中心を中心として配置されたカプセルを用いる方法が提供される。これによりカプセル内への水の分配をより一層最適化することができる。
本発明の更なる実施形態によると、減肉領域を押圧手段によって伸張させるとともに、圧力水によって開口させた後、当該加圧を停止した際に閉鎖位置に復元するよう1つ以上の減肉領域が弾性材料により実現されたカプセルを用いる方法が提供される。減肉領域は、例えば、裂開し、それによって圧力水の作用によって開口するようにしてもよい。これと同時に、減肉領域の弾性によって加圧が停止されると減肉領域は自身の閉鎖位置へと復元する。このことは、カプセルの使用後に、カプセルからの抽出性製品の不要な排出を避けることができるという点で特に有利である。これにより、本発明に係るカプセルが使用される装置の清掃を簡素化することができる。更に、使用後のカプセルを取り扱う際の、カプセル内の製品の拡散をより簡単に回避することができる。
本発明の更なる実施形態によると、進入面を補強するとともに進入面に対して圧力水が噴射された際の減肉領域の開口を容易にするため、進入面に配置された1つ以上の補強リブを更に備えるカプセルを用いる方法が提供される。補強リブの存在は、減肉領域を容易に開口することができるようになるため特に有利である。特に、進入面はリブによって補強されて安定化される。これにより、進入面の外面を加圧する圧力水は、押圧要素の作用下で変形された進入面の形状を変化させずもしくは僅かに変化させるだけであるが、減肉領域を開口させる。
本発明の更なる実施形態によると、1つ以上の補強リブは、進入面の1つ以上の減肉領域を横切らないカプセルを用いる方法が提供される。これにより、減肉領域は補強リブによってブロックされず、圧力水によって簡単に減肉領域を開口させることができる。
本発明の更なる実施形態によると、補強リブのうちの少なくとも1つが進入面の中心を横切るカプセルを用いる方法が提供される。本発明に係るこの実施形態は、カプセルの進入面を効果的に補強することができるという点で特に有利である。進入面の中心には少なくとも1つの補強リブが設けられているため、圧力水の作用による進入面の変形は効果的に回避されもしくは少なくとも減じられる。これは、圧力水による減肉領域の開口をより一層容易にする。
本発明の更なる実施形態によると、補強リブが進入面の1つ以上の直径に沿って配置されたカプセルを用いる方法が提供される。進入面の補強は、補強リブの当該特有の配置によって最適化される。
本発明の更なる実施形態によると、進入面の中心に対して径方向に配置された複数の補強リブを備えるカプセルを用いる方法が提供される。進入面の補強は、補強リブの当該特有の配置によって最適化される。
本発明の更なる実施形態によると、補強リブが進入面の中心において相互に交差したカプセルを用いる方法が提供される。これにより、カプセルの進入面を特に効果的に強化することができる。
本発明の更なる実施形態によると、押圧手段と圧力水の作用下では進入面を屈曲させ、カプセルの進入面への圧力がもはや負荷されなくなった際には進入面を元の状態へ復元させるよう、1つ以上の補強リブが弾性材料で形成されたカプセルが提供される。
本発明の更なる実施形態によると、1つ以上の減肉領域の弾性が、補強リブの弾性よりも大きくされたカプセルを用いる方法が提供される。これにより、減肉領域を補強リブよりも大きく屈曲させることができ、減肉領域を圧力水によって容易に開口させることができる。更に、補強リブの弾性は、一旦開口された減肉領域の、カプセルの進入面への押圧手段及び圧力水による加圧を停止した後の閉鎖を簡素化する。これは、進入面を減肉領域が閉じられた実質平坦な初期状態へ戻すというリブの機能によるものである。したがって、カプセル内に収容された抽出性製品の不要な排出(拡散)は効果的に回避される。
本発明の更なる実施形態によると、補強リブがカプセルの内側に配置されたカプセルを用いる方法が提供される。したがって、カプセルは容易に製造することができる。更に、カプセルは容易に取り扱うことができる。
本発明の更なる実施形態によると、少なくとも1つの補強リブが、進入面に実質平行でかつ進入面に隣接したベース部と、ベース部の各端に位置し、補強リブを実質U字形とするアームとを備えるカプセルを用いる方法が提供される。アームは、例えば、ベース部に対して実質垂直であってよい。更に、アームは、カプセルの側壁と実質平行な方向に沿って延在するものであってよい。例えば、側壁が円錐台形状である場合、アームは、側壁の傾斜形状に追従し、ベース部の垂線に対して傾斜させられていてよい。補強リブのアームは、カプセルの側壁の内面に隣接していてよい。例えば、補強リブのアームの面はカプセルの側壁に対して垂直であり、この面の、カプセルに対して外側を向く縁は側壁の内面に接触している。ベース部及びアームは、単一体として形成されてよい。例えば、これらは射出成形により形成されてよい。実質的に「U」字状の補強リブを設けることは、カプセルの全体構造を強化することができる点で特に有利である。更に、実質的に「U」字状の補強リブは、カプセルの進入面の弾性を消失させることなく、補強リブが配置された領域でのみ進入面の弾性を低下させる。
本発明の更なる実施形態によると、少なくとも1つの補強リブが、側壁に対して実質平行でかつ側壁に隣接する第1の部分と、進入面に対して実質平行でかつ進入面に隣接した第2の部分とを備えて実質的にL字状であるカプセルを用いる方法が提供される。補強リブの当該構成は、例えば、減肉領域が環状である場合に特に有利である。この場合、補強リブの第2の部分は、有利にはカプセルの側壁から減肉領域への隣接位置まで延在させることができ、これにより、カプセルの進入面の、環状の減肉領域よりも外側の部分を補強することができる。
本発明の更なる実施形態によると、カプセルの底部の内面上の補強リブが、カプセルに外側から圧力が加えられた際の減肉領域の開口を簡素化するとともに、加圧の停止に伴い当該減肉領域を閉鎖位置へと復元させてカプセル内のコーヒー粉の排出を防ぐよう構成されているカプセルを用いる方法が提供される。カプセルの内側リブは、減肉領域と正反対ではなく、種々の配置で配置される。
本発明の更なる実施形態によると、減肉領域がカプセルの底部に内側から外側に向けて又は外側から内側に向けて形成されているカプセルを用いる方法が提供される。
本発明の更なる実施形態によると、閉鎖要素がバリアフィルムからなる閉鎖膜を備えるカプセルを用いる方法が提供される。この膜は、カプセルの内部に噴射される圧力水によって外側に容易に変形させることができ、飲料を、当該閉鎖膜に形成される1つ又は複数の孔を介して排出されるまでの所定期間の間、抽出下に留める。
本発明の更なる実施形態によると、エスプレッソのような抽出物を得るための射出成形されたカプセルを用いる方法であって、カプセルが、均一厚み面と、減肉領域と、底部の補強リブとを備えるとともに密閉要素によって密閉されるのに適しており、均一厚み面を密閉する中空シリンダでカプセルを覆い、押圧手段を用いてカプセルの進入面に圧力を加え、そして中空シリンダ内に圧力水を噴射し、カプセルの減肉領域を補強リブとの協働下で開口させ、カプセル内に圧力水を進入させ、閉鎖要素を外側に変形させ、ニードルに接触させて穿孔し、そして飲料を流出させる方法が提供される。
本発明の更なる実施形態によると、減肉領域が、押圧手段及び圧力水による外部圧力によって補強リブよりも大きく屈曲し、そして開口するような弾性材料からなるカプセルを用いる方法が提供される。
本発明の更なる実施形態によると、弾性材料からなる補強リブが押圧手段及び圧力水による外部圧力によって屈曲し、当該圧力の停止に伴い元の位置に復元して水による圧力下で開口された減肉領域の閉鎖に寄与するカプセルを用いる方法が提供される。
本発明の更なる実施形態によると、カプセルが押圧手段及び圧力水による外部圧力を受ける場合、補強リブよりも弾性である減肉領域が押圧手段の作用で伸張するとともに圧力水の作用で開口し、そして水がカプセル内に進入するよう構成されたカプセルを用いる方法が提供される。加圧が停止すると、補強リブは減肉領域を閉鎖位置へと戻し、製品の排出(拡散)を防止する。
本発明の更なる実施形態によると、カプセルが外部圧力を受けたときに減肉領域を容易に開口し、当該圧力が停止したときに減肉領域を閉鎖位置へと戻すような形状及び配置とされた補強リブを内部に有するカプセルを用いる方法が提供される。
本発明を添付の図面を参照して説明する。同一の符号及び/又は参照記号は同一の部品及び/又は同様の部品及び/又はシステムの対応する部品を示すものである。
本発明の実施形態に用いることができるカプセルの立体視を示す概略図である。 本発明の実施形態に用いることができるカプセルの内面側を上方からみた概略図である。 本発明の実施形態に用いることができるカプセルを、減肉領域が設けられた箇所での進入面の直径うちの1つに沿った断面で示す概略図である。 図3のカプセルを、補強リブが設けられた箇所での進入面の直径のうちの1つに沿った断面で示す概略図である。 本発明の更なる実施形態に用いることができるカプセルの立体視を示す概略図である。 図4のカプセルの内面側を上方からみた概略図である。 図4のカプセルを、進入面の直径のうちの1つに沿った断面で示す概略図である。 本発明の実施形態に用いることができるカプセルを断面で示す概略図であり、内部の製品、閉鎖要素、中空の製造シリンダ、図示例ではピストンである押圧要素、及びカプセルの排出面を穿孔するニードルを保持するディスクも示されており、製造シリンダが、カプセルの周囲を覆い、カプセルの、ニードルを保持するディスクに対応する面を密閉している。 図7に示されたシステムにおいて、ピストンがカプセルの進入面を押圧し、当該圧力の作用により進入面を屈曲させた状態を示す概略図である。 図7に示されたシステムにおいて、噴射手段が圧力水の噴射を開始した後に、カプセルの底部が更に屈曲し、減肉領域が開口し、カプセル内に水が進入し、閉鎖要素がニードルに向けて外側に変形し、閉鎖要素が穿孔され、飲料が排出される様子を示す概略図である。 本発明の実施形態に用いることができるカプセルを断面で示す概略図であり、内部の製品と、閉鎖要素と、中空の製造シリンダと、押圧ニードルとして示された押圧要素と、カプセルの排出面を穿孔するニードルを保持するディスクとが示されており、製造シリンダがカプセルを覆い、カプセルの、ニードルを保持するディスクに対応する面を密閉している。 図10に示されたシステムにおいて、ニードルがカプセルの進入面を押圧し、この押圧により進入面が屈曲した様子を示す概略断面図である。 図10に示されたシステムにおいて、噴射手段が圧力水の噴射を開始した後に、カプセルの底部が更に屈曲し、減肉領域が開口し、カプセル内に水が進入し、閉鎖要素がニードルに向けて外側に変形し、閉鎖要素が穿孔され、飲料が排出される様子を示す概略図である。
以下、本発明を添付の図面に示される特定の実施形態を参照して説明するが、本発明は以下の詳細な説明及び図面で示された特定の実施形態に限定されず、開示される実施形態はむしろ、特許請求の範囲の記載によって規定される本発明のいくつかの態様を示すにすぎない。当業者には、本発明の更なる修正及び変更が明らかである。
図1は、エスプレッソのような抽出物(infusions)を得るためのカプセル1の立体視を示す概略図である。カプセル1は側壁5とカプセル1内に圧力水を進入させる進入壁6とを備える。側壁5と進入壁6は単一体として形成されている。特に、側壁5と進入壁6は、同じ材料から作られ、例えば射出成形によって形成することができる。例えば、側壁5及び内面6は変形可能なプラスチック材料から形成することができる。更に、側壁5及び進入壁6は、所望の飲料を製造するための抽出性製品又は可溶性製品を収容する収容容積Vを形成する。図1に示す例では、進入面6はカプセル1の底部に対応する。図1に示すように、進入面6には減肉領域3が設けられている。減肉領域3は、進入面6の他の領域の厚みに比べて厚みが小さい領域である。本発明によると、減肉領域3は、例えば、進入面の厚みの1/2(2分の1)と1/20(20分の1)の範囲内の厚みを有することができる。好適には、減肉領域は、進入面の厚みの1/5(5分の1)と1/15(15分の1)の範囲内の厚みを有する。減肉領域は、例えば、進入面の厚みの1/10(10分の1)に等しい厚みを有してよい。例えば、進入面は、0.5mmと等しい厚みを有してよく、この場合、減肉領域は0.05mmと等しい厚みを有することができる。図1は、進入面6上の減肉領域3の存在を示している。減肉領域3の数は変更してよい。進入面6は例えば1つの減肉領域3だけを備えることができる。また、進入面6は2つ以上の減肉領域3を備えることができる。進入面6は円形であり、減肉領域3は進入面6の3つの直径に沿って配置されたスロットを備えている。スロットの長さは、進入面6の各直径部分に対応する。減肉領域3は、進入面6の中心Oに対して径方向に配置されている。進入面6上の減肉領域3の数及び配置は変更することができる。図1の例に示された減肉領域3はカプセル1の外側から内側に向けて形成されている。特に、進入面6の外面は平坦かつ滑らかではなく、減肉領域3に対応したいくつかの窪みが存在する。あるいは、本発明によると、減肉領域3は、カプセルの内側から外側に向けて形成することができる。この場合、進入面6の外面は平坦かつ滑らかであり、一方、進入面6のカプセル内面は減肉領域3に対応する窪み又は溝を有する。図1に示すカプセル1は、厚みが均一な平面2を更に備える。特に、図1は均一厚み平面2の下面、すなわち均一厚み平面2の、カプセルの底部側を向く又は、如何なる場合でも水の進入面6側を向く表面を示している。均一厚み平面2は、側壁5の、圧力水のための進入面6が配置された側の端とは反対側の側壁5の端に配置されている。
均一厚み平面2、側壁5及び進入面6は、有利には単一体として形成することができる。例えば、均一厚み平面2、側壁5及び進入面6は、同一の材料、例えば熱変形可能なプラスチック材料から製作してよい。これらの2つの要素は例えば射出成形により形成することができる。図1に示されるカプセル1の水平部は円形である。したがって、進入面6は円形である。同様に、均一厚み平面2は、進入面6に実質的に平行は環状縁部からなる。側壁5は円錐台形形状を有する。円錐台形形状の上側ベースは、カプセルの底部、つまり進入面6に対応する。円錐台形形状の下側面は、均一厚み平面2の環状構造によって取り囲まれている。あるいは、側壁5は円筒形状を有するものでもよい。
更に、本発明の代替的な実施形態によると、四角形や六角形等の多角形の水平部を有するカプセルを用いてもよい。
図2は、図1に示されるカプセル1の内面側を上方からみた概略図である。この図は、均一厚み平面2の上面を示している。更に、この図は、圧力水の進入面6のカプセル内面を示している。水の進入面6の減肉領域3は、点線で示されている。更に、図は、圧力水の進入面6のカプセル内面に補強リブ4が設けられていることを示している。補強リブ4は、進入面6を補強するとともに、圧力水が進入面6の外面に対して流れる際の減肉領域3の開口を容易にする。図2に示される補強リブ4は、減肉領域3を横切らない。更に、補強リブ4は、進入面6の3つの直径に沿って配置され、これらの補強リブ4は、進入面6の中心Oにおいて交差する。補強リブ4は、進入面6の内面の直径の長さに実質対応した長さを有する。進入面6上の補強リブ4の数及び位置は変更することができる。例えば、このシステムは単一の補強リブ4を有することができる。あるいは、このシステムは、2以上の補強リブを備えることができる。図2は、3つの補強リブ4を示している。
図3は、図1及び2に示されるカプセル1を、減肉領域3が設けられた箇所での進入面6の直径うちの1つに沿った断面で示す概略図である。ここでは、側壁5及び圧力水の進入面6は、カプセル1の収容容積Vを形成しており、当該容積は、所望の飲料を製造するのに必要な製品によって満たすことができる。この図は、進入面6の2つの減肉領域3を断面で示している。2つの減肉領域は、カプセルの内側に向けて外側に形成されている。
図3aは、図3のカプセルを、補強リブ4が設けられた箇所での進入面6の直径のうちの1つに沿った断面で示す概略図である。したがって、図3bは補強リブ4のうちの1つの構造を詳細に示している。補強リブは、進入面6の内面に実質平行でかつ隣接したベース部4aと2つのアーム4b及び4cとからなる実質U字形状を有する。アーム4b及び4cはカプセル1の側壁5に実質平行な方向に延在する。特に、図3bに示される例において、リブ4のベース部4aは進入面6の内面の直径に等しい長さを有する。アーム4b及び4cは、カプセルの円錐台形状の側壁5と実質平行な方向に延在し、進入面6上のアーム4c,4bの突起は、進入面6の内面の直径よりも大きな長さを占める。補強リブのアーム4b及び4cはカプセルの側壁5の内面に隣接している。補強リブ4のアーム4b及び4cによってかつベース部4aによって画定される面は、カプセルの側壁5に垂直であり、この面の外側縁は側壁5と接触する。図2では、最小直径の円周がカプセルの進入面6の内面を表すことも見てとれる。中間径の円周は均一厚み平面2の高さでのカプセルの容積Vの開口を表す。アーム4b及び4cは円錐台形状の側壁5と同じ傾斜を有していることから、アーム4b及び4cの先端は最小直径の円周に対して突き出ていることに注目することができる。
本発明の代替的な実施形態によると、アーム40b及び4cは、カプセルの収容容積Vの内側でベース部4aに対して実質垂直な方向に延在することもできる。更に、図3bに示される例では、補強リブ4のアーム4b及び4cは、カプセルの収容容積Vの高さの約半分に等しい高さを有する。アームは異なる高さを有することができる。例えば、補強リブのアームは、カプセルの側壁の全高を占めることができる。実質U字形状の補強リブを設けることは、カプセル全体を補強できるという点で特に有利である。
図4は、側壁5及び、カプセル1の内側へ圧力水を進入させる進入面6を示す概略図である。側壁5及び進入面6は一体に形成されている。特に、側壁5及び進入面6は同じ材料から製作され、更には例えば射出成形により形成することができる。例えば、側壁5及び進入面6は熱変形可能なプラスチック材料から製作することができる。更に、側壁5及び進入面6は所望の飲料を製造するための抽出性製品又は可溶性製品を収容する収容容積Vを形成する。図4に示される例では、進入面6はカプセル1の底部に相当する。図4に示されるカプセル1は、進入面6上に、環状の減肉領域3を備える。環状の減肉領域3は、進入面6の中心Oを中心として配置されている。加えて、減肉領域3はカプセルの外側から内側に向けて形成されており、進入面6の外面は滑らかでも平坦でもない。あるいは、減肉領域3はカプセルの内側から外側に向けて形成することができ、この場合進入面6の外面は平坦かつ滑らかである。図4に示される環状の減肉領域3は連続しており、すなわち中断せず、完全な環状をなす。
あるいは、環状の減肉領域3は不連続とすることができ、例えば、複数の湾曲部から形成することができる。更に、カプセルは複数の環状の減肉領域を備えることができ、例えば、複数の同心円状に配置された複数の減肉領域を備えることができる。
カプセルは、例えば2つ以上の厚みの減じられた環状かつ同心の領域を備えることができ、好適にはこれらは進入面6の中心を中心として配置される。環状の減肉領域は、例えば、進入面の厚みの1/2と1/20の範囲内の厚みを有することができる。好ましくは、減肉領域は、進入面の厚みの1/5と1/15の範囲内の厚みを有することができる。減肉領域は、例えば、進入面の厚みの1/10と等しい厚みを有することできる。例えば、進入面は約0.5mmと等しい厚みを有してよく、一方減肉領域は0.05mmと等しい厚みを有してよい。更に、環状の減肉部分3の厚みは、その周縁に沿って変化させることができる。例えば、環状の減肉領域3は、減肉領域3内のその他の部分よりも厚みの大きい1つ以上の部分を有することができる。厚みは、環状の減肉領域の円周に沿って最小厚みから最大厚みまで連続的に変化させることができ、最大厚みは、進入面6の厚みと等しくするかそれよりも小さくすることができる。
図5は、図4に示されるカプセル1の内側を上からみたときの概略図である。この図は、均一厚み平面2の上面を示している。この図はまた、カプセルへの圧力水の進入面6の内面を示している。水の進入面6上の環状の減肉領域3は、同心円状の点線によって示されている。この図はさらに、カプセルに設けられた補強リブ4を示している。補強リブ4は、進入面6を補強するとともに、圧力水が進入面6の外面に対して流れる際の減肉領域3の開口を容易にする。図5に示される補強リブ4は、減肉領域3を横切らない。本発明の代替的な実施形態によると、1つ以上の補強リブ4は減肉領域3を横切っていてよい。図5は更に、減肉領域3によって囲まれた面に補強リブ4’が設けられていることを示している。これらは、減肉領域3によって囲まれた面の中心を通過している。特に、図5は、減肉領域3によって囲まれた面の中心で交差する2つの垂直補強リブ4’を示している。環状の減肉領域3によって囲まれた面のリブ4’は、当該面上で異なる配置とすることができ、例えばそれらは、互いに交わることなく径方向に配置することができる。また、リブ4’の数も変えてよい。更に、本発明の更に代替的な実施形態によると、環状の減肉領域3によって囲まれた面に補強リブ4’を設けないこともできる。更に、図5に示されるシステムは、進入面6の中心に対して互いに等距離に配置され、該進入面6の周縁部に延びる4つの補強リブ4を備えている。特に、4つの補強リブ4は、進入面6の周縁部を各々の中心角が90°に対応する4つの円弧に分けるよう配置されている。補強リブの数及び配置は変更することができる。例えば、システムは、進入面の中心に対して対称に配置され、進入面の周縁部を半円に分ける2つの補強リブを備えることができ、又は、進入面の中心に対して対称に配置され、進入面の周縁部を各々の中心角が120°に対応する3つの円弧に分ける3つの補強リブを備えることができる。補強リブ4の設けることは、進入面6に対して噴射される圧力水による環状の減肉領域の開口を簡素化できるため、非常に有利であることが確認されている。特に、補強リブ4は減肉領域3に対する環状の外側領域を安定化かつ補強し、したがって、その弾性を減肉領域3の内側領域の弾性と比べて減じる。更に、補強リブ4を設けることで、補強リブ4に隣接した領域は補強リブそれ自体により補強されるので、減肉領域3の全体が圧力水によって開口されるのを防ぐことができる。環状の減肉領域の一部又はそれ以上の部分が圧力水の作用によって開口すると、当該水はカプセル内に進入するとともに、カプセルの外の圧力は減少する。このようにして、減肉領域の全周が開口することはない。このことは、例えば環状の減肉領域3がその円周に沿って一定の肉厚を有さないようにすることで容易に実現することができる。このように、比較的厚みの小さい領域が圧力水によって開口されることで、水をカプセル内へ進入させるとともに、カプセルの外側の圧力を下げることができる。
比較的厚みの大きい領域は開口されない。
図6は図4及び5に示されたカプセル1の断面であって、2つの補強リブがみてとれる位置での、進入面6の直径のうちの1つに沿った断面を示す概略図である。側壁5及び圧力水の進入面6は、カプセル1の収容容積Vを形成し、つまり、この容積は、所望の飲料を製造するのに必要な製品で満たすことができる。この図は、進入面6の減肉領域3の2点を断面で示している。更に、カプセルの進入面6の中心Oに対応して凹部が設けられている。この凹部は、カプセルの射出点を概略的に示しており、つまり、カプセルの成形工程中、当該点を通じてカプセルを構成する材料が射出される。この凹部を設けることにより、カプセルの成形中、射出点に対応する過剰な材料を当該凹部に蓄積させることができるという利点があり、この材料蓄積物は凹部の底に位置するため、カプセルの進入面6の外面に対して突出せず、これにより、進入面6上の突起物又は欠陥の生成を回避することができる。図6は、補強リブ4の構造を詳細に示している。各補強リブ4は、カプセルの側壁5に対して実質平行な方向に延在しかつ側壁それ自体に隣接する第1の部分4dを備える。特に、各補強リブ4は、側壁5と一体に形成されている。図6に示す例では、補強リブの第1の部分4dは、カプセルの収容容積Vの高さの約半分に等しい高さを有する。第1の部分は異なる高さを有することができる。例えば、第1の部分は、カプセルの側壁の全高を占めることができる。加えて、各補強リブは、ベースの第2の部分4eを備える。ベースの第2の部分4eは進入面6の直径部分に沿って延在する。図6に示される例において、第2の部分ベース4eはカプセルの側壁5から減肉領域3への隣接部分まで延在する。特に、図6に見てとれるように、各補強リブ4の部分4d及び4eは補強リブ4が実質的にL字形状を有するよう配置される。
連続する図7から9まで及び図10から11までは、本発明に従う方法の主要な工程を概略的に示している。
図7は、図4から6までに示されたカプセル1の概略図であり、当該カプセル1は、進入面6の中心Oを中心として配置された環状の減肉領域3を有し、製品Pが充填され、閉鎖要素Aによって密封されている。図示の例では環状の減肉領域を有するカプセルが使用されているが、上述した如何なる形式のカプセルをも使用することができる。本発明が対象とする方法と上述したカプセルにおいて用いることができる、飲料のための飲料製造装置のいくつかの要素も概略的に示されている。特に、外縁部Cを有する中空製造シリンダBと、押圧要素Sと、カプセルからの飲料の排出面を穿孔するニードルEをもたらすディスクDとが示されている。この図に示される押圧手段Sはピストン形状であるが、ニードル、ナイフ又は同等のものとすることができる。押圧手段は、製造シリンダBに一体とすることができ、又は、空洞シリンダBに対して可動式とすることができる。図7に示されるピストンは可動式である。ピストンは後退位置に引き下げられた状態、つまりカプセル1の進入面と接触していない状態で示されている。カプセル1の収容容積Vは製品Pで満たされている。製品Pは、例えばコーヒー粉、茶葉又はハーブ、粉乳、ココアパウダーなどを備えることができる。一般には、製品Pは抽出性又は可溶性製品とすることができる。閉鎖要素Aは、カプセル1を密閉するようカプセル1の均一厚み面2上に適用されている。例えば、閉鎖要素Aは均一厚み面2の上面へ溶着させることができる。閉鎖要素Aは剥離可能なバリアフィルムからなる閉鎖膜を備えてもよい。図7は、製造シリンダBでカプセル1を覆い、製造シリンダBでカプセルの面をニードルEを持つディスクDに対して密封状態に閉じた後のカプセル1を概略的に示している。
図8は、図7に示されたシステムにおいてピストンをカプセル1の進入面6に向けて移動させた後の状態を示す概略図である。ピストンは、カプセル1の進入面6を押圧する。ピストンによる押圧によって、カプセル1の進入面6はカプセル1に対して内側に屈曲され、環状の減肉領域3には張力が加わるが、減肉領域3は開放されない。カプセル1の進入面6の屈曲は補強リブ4によって制限される。
図9は、図7に示されたシステムにおいて噴射手段によって製造シリンダBの収納容積内への圧力水の噴射を開始した後の状態を示す概略図である。製造シリンダBの収納容積は密封されているため、製品シリンダの収納容積内に噴射される圧力水はカプセルの進入面6を押圧する。製造シリンダBの収納容積内の水圧増大に伴い、圧力水によってカプセル底部の減肉領域3が開口し、カプセル1内への圧力水の進入が可能になる。したがって、圧力水は、製品Pが収容されたカプセルの収容容積V内に進入する。製品Pが抽出性製品の場合には、カプセル内に収容された製品Pの予抽出が始まる。これに対して、製品Pが可溶性製品の場合には、製品Pの溶解が始まる。減肉領域が開口すると、カプセル1の進入面6上の圧力は低下する。したがって、カプセルに2つ以上の減肉領域を設けた場合には、それらの全てを開口させる必要はなく、図示のように減肉領域が環状の場合には、減肉領域は部分的に開口する。このように、カプセル1の進入面6をカプセルの側壁5から完全に切り離されないようにして、進入面6がカプセル1の収容容積V内へ脱落しないようにすることができる。
図9には、カプセル1内の圧力水が増大し、カプセルの、進入面6とは反対側の外面が外側に屈曲し、装置の飲料製造ディスクDのニードルEに到達する様子も示されている。カプセルの排出面の屈曲により、装置の飲料製造ディスクDのニードルEが閉鎖要素を突き破り、飲料が外に流出する。押圧手段は屈曲させ続けるので、カプセル1の進入面6及び噴射手段は圧力水を装置のシリンダの収納容積内に噴射し続け、進入面6の減肉領域3は開口したままであり、カプセル1内への水の流入は継続される。噴射手段から放出される水の流量を調整することで、得られる飲料の量及び質を共に調整することができる。
図10,11及び12は、図7から9にそれぞれ対応する。図7から9と図10から12との違いには、後者において飲料製造装置が押圧ニードル形式の押圧手段Sを有することが含まれる。図10から12に示される押圧ニードルは図7から9に示されたピストンと同様に機能する。押圧ニードルは製造シリンダBに対して可動するとともにカプセル1の進入面6に圧力をかけ、1つ以上の減肉領域を変形させかつ伸張下におく。押圧ニードルは、進入面6を貫通せず又は部分的にのみ進入面6に入り込み、進入面6に孔を開けない。前述の形態のように、流入する水の圧力によって1つ以上の減肉領域が開口する。
なお、上述の実施形態を参照して本発明を説明したが、当業者には、上述した教示に基づき、特許請求の範囲の記載内でかつ本発明の目的及び保護の範囲から逸脱することなく、本発明に種々の修正、変更及び改変をなし得ることは明らかである。
例えば、ピストンや押圧ニードル等のような押圧手段を備える飲料製造装置を示したが、押圧手段は、進入面を貫いたり減肉領域の開口を引き起こしたりせずにカプセルの進入面に圧力を加える、飲料製造装置の他の要素としてもよい。更に、図示の押圧手段は製造シリンダBに対して可動であるが、押圧手段は飲料製造装置の製造シリンダBと一体とすることができる。この場合、カプセル1が飲料製造装置内に挿入され、当該カプセル1上に製造シリンダBが閉じられると、押圧手段が自動的にカプセル1の進入面6を押圧することになる。
最後に、本発明を不当に曖昧にするのを避けるため、当業者に既知であると考えられる態様は説明しない。
したがって、本発明は上述の実施形態によって何ら制限を受けず、特許請求の範囲の保護範囲によってのみ制限される。
1 カプセル
2 均一厚み面
3 カプセルの水進入面上の減肉領域
4 カプセルの水進入面上の補強リブ
4a 補強リブのベース
4b及び4c 補強リブのアーム
4d及び4e 補強リブの第1及び第2の部分
4’ 他の補強リブ
5 カプセルの側壁
6 カプセル内への圧力水の進入面
A カプセルの閉鎖要素
B カプセルを使用するための装置の液製造シリンダ
C 空洞シリンダBの周縁部
D カプセルを使用するための装置のニードルを支持するディスク
E カプセルを使用するための装置のニードル
F 装置の製造シリンダ内に圧力水を流入させる孔
I 製造された飲料
O カプセル内の圧力水の進入面の中心
P カプセル内の製品
S 飲料製造装置の押圧手段
V カプセル内の収容容積

Claims (6)

  1. 側壁(5)とカプセル(1)内へ圧力水を進入させる進入面(6)とを備え、前記側壁(5)及び前記進入面(6)が抽出性又は可溶性の製品(P)を収容するための収容容積(V)を形成し、前記進入面(6)に1つ以上の減肉領域(3)を有するカプセル(1)によって飲料を製造する方法であって、
    押圧手段(S)を用いて前記カプセル(1)の前記進入面(6)を押圧するステップと、
    前記カプセル(1)の前記進入面(6)に対して圧力水を噴射することにより、前記カプセルの前記進入面(6)に対する圧力水の噴射によって、前記進入面(6)の前記減肉領域(3)を開口させ、これにより前記カプセル(1)内へ圧力水の進入を可能にするステップと、を含むことを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、前記押圧手段(S)を用いて前記カプセル(1)の前記進入面(6)を押圧することによって、前記進入面(6)上の前記減肉領域(3)を伸張させることを特徴とする方法。
  3. 請求項1又は2に記載の方法において、前記押圧手段(S)は、1つ以上のニードル、ブレード、ピストン又は同種のものを備えることを特徴とする方法。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の方法において、前記押圧手段(S)は、前記カプセル(1)の前記進入面(6)を貫通せず又は部分的にのみ進入面(6)に入り込み、進入面(6)に孔を開けないことを特徴とする方法。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載の方法において、前記押圧手段は、前記カプセル(1)の前記進入面(6)の、前記減肉領域(3)によって占められていない個所を押圧することを特徴とする方法。
  6. 請求項1から5までの何れか一項に記載の方法において、カプセル(1)から飲料(I)を排出させるため、カプセル(1)の、前記進入面(6)とは反対側に設けられた排出面(A)に孔を開けるステップを更に含むことを特徴する方法。
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