JP2016524003A - 濃縮界面活性剤組成物 - Google Patents

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Abstract

濃縮界面活性剤組成物、及びより具体的にはスルフェート化界面活性剤を含む濃縮低pH組成物。その製造方法及び使用方法。

Description

本開示は濃縮界面活性剤組成物に関し、より具体的にはスルフェート化界面活性剤を含む濃縮低pH組成物に関する。本開示は更に、前記組成物を作製及び使用する方法にも関連する。
濃縮界面活性剤組成物は、多くの理由から望ましい。濃縮界面活性剤組成物はそのままで使用可能であり、又は液体洗濯洗剤など他の組成物を配合するために用いることができる。高濃度の活性成分を備えた濃縮組成物は、配合者に融通性をもたらす。低濃度の水がより低い輸送経費をもたらす。濃縮配合物は、1回用量の組成物において有用であり得る。濃縮組成物は、それらがより少ない包装を使用することで、より小規模な環境破壊を生じる可能性がある。しかしながら濃縮組成物は、粘度及び安定性の問題をもたらす可能性がある。例えば濃縮界面活性剤組成物はあまりに「濃厚」であり、処理又は使用に困難さをもたらし得る。更に高濃度の場合、組成物は相分離する可能性があり、又はいくつかの界面活性剤は塩析する可能性がある。したがって、良好な安定性及び望ましい粘度を備えた改善された濃縮界面活性剤組成物に対する必要性が引き続き存在する。
アルキルエトキシル化界面活性剤のようなスルフェート化界面活性剤が、増加した濃度(例えば活性物質75%以上)でいくらか酸性pH(例えばpH 5.5)で配合され得ることは知られている。脂肪酸の使用が、pHを低下させて、及びスルフェート化界面活性剤を可溶化するのに役立つことは、教示されている。しかしながら、このような組成物は、比較的「濃厚」(例えば1s−1以上で約40Pa・sの粘度)なままであり、輸送、取扱い又は処理が困難であり得る。更に濃縮スルフェート化界面活性剤組成物は、低pHでは化学的に不安定であり得る。
したがって、望ましい粘度を備えたスルフェート化界面活性剤の増加した濃度を含む、安定的な濃縮界面活性剤組成物の必要性が存在する。本開示は部分的には、スルフェート化界面活性剤及び有機酸を含む、安定的な低pHの濃縮界面活性剤組成物を提供することにより、この必要性を満たす。
本開示は、少なくとも約50%の実質的に中和されたスルフェート化界面活性剤、及び約5%〜約30%の水溶性有機酸を含み、組成物の10%水性溶液で測定されたときに、pH約2〜約6.9を有する、濃縮界面活性剤組成物を提供する。
本開示は、アルキル硫酸塩、アルキルエトキシル化硫酸塩又はこれらの混合物から選択される、少なくとも約50%の実質的に中和されたスルフェート化界面活性剤、約5%〜約30%の乳酸、及び約15%〜約25%の水を含み、組成物の10%水性溶液で測定されたときに、pH約3〜約5を有する濃縮界面活性剤組成物も提供する。
本開示は、濃縮界面活性剤組成物を含み、前記濃縮界面活性剤組成物がスルフェート化界面活性剤、有機酸及び洗濯補助剤を有する、洗剤組成物も提供する。
本開示は、本開示中に記載された濃縮界面活性剤組成物を提供する工程、及び濃縮界面活性剤組成物と水、洗濯補助剤又はこれらの混合物を混合して洗剤組成物を形成する工程を含む、洗剤組成物を調製する方法も提供する。
本明細書で使用するとき、請求項で使用される場合の冠詞「a」及び「an」は、請求又は記載されているもののうちの1つ以上を意味すると理解される。
本明細書で使用するとき、用語「包含する(include)」、「包含する(includes)」及び「包含している(including)」は、非限定的であることを意味する。
本明細書で使用するとき、用語「含む(comprising)」は、本開示の組成物の調製時に又は方法で使用される様々な構成成分を意味する。したがって、用語「から本質的になる」及び「からなる」は、用語「含む」に包含される。
本明細書では、用語「実質的に含まない(substantially free of)」又は「実質的にない(substantially free from)」が使用され得る。これは、指示される材料が最小限の量であり、組成物にその一部を形成するために意図的に添加されたものでないこと、又は、好ましくは分析的に検出可能な濃度で存在しないことを意味する。それによって指示された材料が故意に包含される他の材料の1つの中に不純物としてのみ存在する、組成物を包含することを意味する。
特に記載のない限り、構成成分又は組成物の濃度はすべて、該構成成分又は組成物の活性部分に関するものであり、かかる構成成分又は組成物の市販の供給源に存在し得る不純物、例えば残留溶媒又は副生成物は除外される。本開示において「重量で」とは、「重量%」を意味する。特に指示がない限り、すべてのパーセンテージは濃縮界面活性剤組成物の重量%である。
本明細書を通じて記載されているすべての最大数値限定は、そのようなより小さい数値限定が本明細書に明確に記載されているかのように、それより小さいすべての数値限定を含むと理解されるべきである。本明細書全体を通じて記載されているすべての最小数値限定には、そのようなより大きい数値限定が本明細書に明確に記載されているかのように、それよりも大きいすべての数値限定が包含される。本明細書全体を通じて記載されているすべての数値範囲には、こうしたより広い数値範囲内に入る、それよりも狭いあらゆる数値範囲が、あたかもこうしたそれよりも狭い数値範囲がすべて本明細書に明確に記載されているかのように包含される。
濃縮界面活性剤組成物
本開示は、スルフェート化界面活性剤の増加した濃度を含む、安定的な濃縮界面活性剤組成物に関する。より具体的には本開示は、スルフェート化界面活性剤及び有機酸を含む、低pHの濃縮界面活性剤組成物に関し、いくつかの態様において、それは物理的及び/又は化学的に安定である。
スルフェート化界面活性剤
本発明の濃縮界面活性剤組成物は、スルフェート化界面活性剤を含む。いくつかの態様において、スルフェート化界面活性剤は、アルキル硫酸塩、アルキルアルコキシル化硫酸塩又はこれらの混合物から選択される。いくつかの態様において、スルフェート化界面活性剤は、C10〜22のアルキル硫酸塩(AS)、C10〜22のアルキルアルコキシ硫酸塩、又はこれらの混合物から選択される。スルフェート化界面活性剤は、直鎖、分枝鎖又はこれらの混合物でもよく、分枝状スルフェート化界面活性剤を以下に述べる。スルフェート化界面活性剤は、自然の又は石油化学由来の原料から供給されることができる。本発明で使用する場合、「自然の」原料とは、生物学的に由来する又は非地質学的に由来する原料を意味する。
本発明のいくつかの態様において、スルフェート化界面活性剤はアルキルアルコキシ硫酸塩である。アルキルアルコキシ硫酸塩は、エトキシ基、プロポキシ基、又はこれらの混合物を含むことができる。いくつかの態様において、アルキルアルコキシ硫酸塩はアルキルエトキシ硫酸塩(AES)である。いくつかの態様において、濃縮界面活性剤組成物はアルキルポリエトキシレート硫酸塩を含み、アルキル基は約10〜約22つ、一般的に約12〜約18つの炭素原子を含有し、及びポリエトキシレート鎖は約1〜約15つ、一般的に約1〜約6つ、より一般的に約1〜約4つのエトキシレート部分を含有する。
アルキルエトキシ硫酸塩は、その白色洗浄性能及び高効率性のため特に有益である。このような効率性は、組成物が、従来のアルキルベンゼンスルホン酸塩/非イオン性界面活性剤系と比較して、同じ効果を達成するのに、より少量の界面活性剤を要することを意味する。このようにAESを利用することにより、白色性能を高めることが可能であり、又は性能を少しも損なわずに配合物をコンパクト化することができる。AESは、同等の性能を冷水洗浄条件においても達成できるような効率性があるので、更に有益である。
本発明のスルフェート化界面活性剤は酸形態で存在でき、及び、酸形態は界面活性剤塩を形成するために中和されることができる。塩形態を、洗剤組成物で使用するのが望ましい。
中和剤は任意の好適なアルカリ性物質でよく、及び界面活性剤を中和するのに必要な量より過剰に加えることができる。中和剤は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、又は置換水酸化アンモニウム、炭酸塩、重炭酸塩、ケイ酸塩、又はこれらの混合物からなる群から選択することができる。いくつかの態様において、中和剤は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、又は置換水酸化アンモニウムである。いくつかの態様において、中和剤は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、又はこれらの混合物である。いくつかの態様において、中和剤は水酸化ナトリウムである。中和剤は、アミン又はアミド、例えばアルカノールアミンでもよい。いくつかの態様において、中和剤は、モノエタノールアミン(MEA)、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン(TEA)、2−アミノプロパノール、モノイソプロパノールアミン(MIPA)又はこれらの混合物から選択されるアルカノールアミンである。しかしながらいくつかの態様において、組成物は、アルカノールアミンを実質的に含まない。
一般的に、スルフェート化界面活性剤は、実質的に中和される。「実質的に中和される」とは、スルフェート化界面活性剤が約98%〜約100%中和されることを意味する。98%未満中和されたスルフェート化界面活性剤は、一般的に不安定である。
いくつかの態様において、濃縮界面活性剤組成物は、濃縮組成物の、少なくとも約50重量%、又は少なくとも約55重量%、又は少なくとも約60重量%のスルフェート化界面活性剤を含む。いくつかの態様において、濃縮界面活性剤組成物は、濃縮組成物の、約50重量%〜、又は約55重量%〜、又は約60重量%〜、及び〜約65重量%、又は〜約70重量%、又は〜約75重量%、又は〜約80重量%のスルフェート化界面活性剤を含む。いくつかの態様において、濃縮組成物は、組成物の、約50重量%〜約75重量%、又は約50重量%〜約70重量%、又は約50重量%〜約65重量%のスルフェート化界面活性剤を含む。
スルフェート化界面活性剤を含む組成物は、スルフェート化界面活性剤が増加した濃度、例えば50重量%超で存在する場合、処理するのが困難なことは公知である。例えば、スルフェート化界面活性剤のこのような増加した濃度は、界面活性剤組成物の粘度を増加させる傾向がある。
有機酸
本発明によると、有機酸を、スルフェート化界面活性剤濃縮物の粘度をうまく管理するための溶媒として使用してもよい。本発明の濃縮界面活性剤組成物は有機酸を含み、いくつかの態様において、それは水溶性有機酸である。いくつかの態様において、濃縮組成物は、濃縮組成物の約5重量%〜約30重量%の有機酸を含む。いくつかの態様において、濃縮組成物は、濃縮組成物の約10重量%〜約25重量%、又は約12重量%〜約22重量%の有機酸を含む。
有機酸はその遊離酸型及び塩形態で組成物に存在して、モル比を形成する。本明細書において酸の「塩」とは、酸のアニオン性共役塩基及びその塩を含む。例えば本明細書で使用する場合、乳酸の塩は乳酸イオン、例えば乳酸ナトリウムを含む。いくつかの態様において、総有機酸の約5%〜約95%が遊離酸型で存在する。いくつかの態様において、遊離酸型対塩のモル比は、約95:5〜約5:95、又は約5:1〜約1:5、又は約3:1〜約1:3、又は約2:1〜約1:2である。この比は、組成物に追加される中和剤の量により調整されることができる。
その酸形態において有機酸は溶媒として機能し、及び濃縮物の粘度を下げると考えられている。低pH、例えばpH約2〜約6.9で、より多くの有機酸がその遊離酸型に存在し、それにより機能性溶媒の濃度を上昇させて、濃縮界面活性剤溶液の粘度を低下させる。
そのうえ有機酸が、化学的安定性の利点を本発明の組成物へ提供すると考えられている。通常、スルフェート化界面活性剤は酸性条件で安定的ではなく、加水分解して、時間の経過とともに組成元素(通常、硫酸塩及びアルキル(アルコキシ)アルコール)に逆戻りする傾向がある。この逆行工程は、酸性条件で更に促進される。したがって逆行工程は、逆行生成物の1つ、硫酸が逆行反応を更に促進する自己触媒的な傾向があり、界面活性剤のより速い逆行をもたらす。しかしプロトンシンクとして機能する塩形態の有機酸があれば、有機酸の存在がスルフェート化界面活性剤を低pHで安定させると考えられている。界面活性剤安定性の測定方法は、当該技術分野で既知である。本開示に従って、スルフェート化界面活性剤安定性は、更に後述する保管後の硫酸塩の百万分の一(ppm)の変化として測定される。
遊離有機酸及び有機酸塩のパーセンテージは、周知のヘンダーソン−ハッセルバルヒ式を使用して、直ちに得られることが可能である。
pH=pKa+log10([共役]/[酸])
標準pKa値は、当該技術分野において直ちに利用できる。
いくつかの態様において、有機酸は、有機カルボン酸又はポリカルボン酸である。いくつかの態様において、有機酸は、酢酸、アジピン酸、アスパラギン酸、カルボキシメチルオキシマロン酸、カルボキシメチルオキシコハク酸、クエン酸、ギ酸、グルタル酸、グリコール酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、イミノ二酢酸、イタコン酸、乳酸、マレイン酸、リンゴ酸、マロン酸、オキシ二酢酸、オキシ二コハク酸、コハク酸、スルファミン酸、酒石酸、酒石酸−二コハク酸、及び酒石酸−モノコハク酸、又はこれらの混合物から選択される。いくつかの態様において、有機酸は、酢酸、クエン酸、ギ酸、乳酸又はこれらの混合物を含む群から選択される。いくつかの態様において、有機酸は、クエン酸、乳酸又はこれらの混合物から選択される。
いくつかの態様において、有機酸は、約210以下、又は約100以下の分子量を有する。いくつかの態様において、有機酸は、6つ以下の炭素原子、又は4つ以下の炭素原子、又は3つ以下の炭素原子を含む。いくつかの態様において、有機酸は、約3.0超のpKaを有する、又は約3.0未満のpKaを有しない。いくつかの態様において、有機酸は、約5未満又は約4未満のpKaを有する。いくつかの態様において、有機酸は、約65℃未満の融点を有する。いくつかの態様において、有機酸は、水溶液の少なくとも約75重量%、又は少なくとも約85重量%の有機酸を含む水溶液に存在する。
本発明のいくつかの態様において、乳酸は、クエン酸などの他の有機酸より好まれ得る。例えば、乳酸は高活性型で提供されることが可能であり、例えば水溶液の、約75重量%超、又は85重量%超、又は88重量%以上の乳酸を含む水溶液で提供され得る。いくつかの有機酸の高溶解度が、最終組成物の性能を改善することができない水又は溶媒などの加工助剤に対する必要性を減らす。更に乳酸は水溶性であり、及び低粘度組成物を生成するために使用することができる。そのうえ乳酸が、他の成分の溶媒として機能できると考えられている。したがって、本発明のいくつかの態様において、有機酸は乳酸である。
有機酸は、水溶性有機酸でもよい。いくつかの態様において、有機酸は、20℃の水に対する溶解度が、少なくとも酸約10g/水100ml、又は少なくとも酸約30g/水100ml、又は少なくとも酸約50g/水100ml、又は少なくとも酸約70g/水100ml、又は少なくとも酸約85g/水100mlを有する。いくつかの態様において、組成物は、脂肪酸を実質的に含まない。
pH
本開示の濃縮組成物は酸性であり、及び20±2℃で組成物の10%水性溶液で測定される場合、pH 7以下を有する。いくつかの態様において、組成物のpHは、約2〜約6.9、又は約2〜約6、又は約3〜約5、約3.50〜約4.25である。上述のようにいくつかの態様において、本明細書で示される水酸化ナトリウム、MEA又は他の任意の中和剤などの中和剤が、所望のpHを得るためにある濃度で濃縮組成物に加えられる。
特に明記しない限り、組成物のpHは、20±2℃における組成物の10%水性溶液(重量/体積)のpHとして定義される。±0.01pH単位までpHを測定可能な計測器が、好適である。Orion計測器(Thermo Scientific(Clintinpark−Keppekouter,Ninovesteenweg 198,9320 Erembodegem−Aalst,Belgium))又は同等のものが、好ましい計器である。pH計は、カロメル又は銀/塩化銀基準を有する適切なガラス電極を備えていなければならない。一例として、Mettler DB 115が挙げられる。電極は、製造業者の推奨する電解液に収容しておかなければならない。
洗剤の10%水溶液は、以下の手順に従って調製される。10±0.05グラムの試料を、±0.02グラムまで正確に測定することができる天秤で計量する。試料は100mLのメスフラスコへ移されて、精製水(水の導電率が<5μS/cmである限り、脱イオン化された及び/又は蒸留された水が好適である)で容量まで希釈されて、十分に混合される。約50mLの得られた溶液をビーカに注ぎ、温度を20±2℃に調整して、及び、pHをpH計製造業者の標準的な手順に従って測定する。製造業者の指示書は、pHアセンブリを組み立てて較正するために守られなければならない。
いくつかの態様において、濃縮組成物は予備アルカリ度を有する。本明細書で使用する場合、「予備アルカリ度」という用語は、洗剤組成物の1%(w/v)溶液を塩酸によって21℃でpH 3.0まで滴定して測定される、濃縮組成物の緩衝能の程度(単位:NaOH当量グラム/濃縮組成物100g)である。適切に選択された予備アルカリ度は、pHの低下を防止する又は阻害することによって、スルフェート化界面活性剤の加水分解の自己触媒的性質を阻害するのに役立つことができる。予備アルカリ度は適切な緩衝剤を選択することによって得ることができ、本発明では有機酸が緩衝剤として機能できる。いくつかの態様において、予備アルカリ度は約0.5〜約7.5、又は約0.75〜約5.0、又は約1.0〜約4.0 NaOH当量グラム/濃縮組成物100グラムである。

いくつかの態様において、本開示の濃縮組成物は限られた量の水を含む。いくつかの態様において、濃縮組成物は、濃縮組成物の、約50重量%未満、又は約30重量%未満、又は約20重量%未満、又は約10重量%未満の水を含む。いくつかの態様において、濃縮組成物は、濃縮組成物の、約5重量%〜約50重量%、又は約10重量%〜約45重量%、又は約12重量%〜約25重量%、又は約15重量%〜約20重量%の水を含む。いくつかの態様において、濃縮組成物は、組成物の、約1重量%〜約30重量%、又は約5重量%〜約20重量%の水を含む。いくつかの態様において、組成物は、水を実質的に含まない、又は制限なく加えた(又はそのままの)水を含まない。いくつかの態様において、水は、他の成分の構成要素として、例えば水酸化ナトリウム又は有機酸のキャリアとして組成物に入る。水が、組成物の酸の中和から、例えば酸形態のアルキルエトキシル化硫酸塩(HAES)又は乳酸から形成されることもできると理解されている。このような水は本明細書では、制限なく加えられた水とは理解されない。
任意の濃縮組成物成分
濃縮組成物は所望により、追加成分、例えば、分枝状界面活性剤、非イオン性界面活性剤、有機溶媒、ヒドロトロープ、ポリマ又はこれらの混合物を含むことができる。
分枝状界面活性剤
好適な分枝状洗浄性界面活性剤は、1つ以上のランダムアルキル分枝、例えばC1〜4のアルキル基、通常メチル及び/又はエチル基を含む、分枝状硫酸又は分枝状スルホン酸界面活性剤、例えば分枝状アルキル硫酸塩、分枝状アルキルアルコキシル化硫酸塩及び分枝状アルキルベンゼンスルホン酸塩から選択されるアニオン性分枝状界面活性剤を含む。分枝状界面活性剤が「任意の」成分としてここに示されているが、本出願の濃縮組成物は、分枝状硫酸塩界面活性剤を含む、からなる、又は、から本質的になることができると理解される。
いくつかの態様において、分枝状洗浄性界面活性剤は中鎖分枝状洗浄性界面活性剤、通常、中鎖分枝状アニオン性洗浄性界面活性剤であり、例えば、中鎖分枝状アルキル硫酸塩及び/又は中鎖分枝状アルキルベンゼンスルホン酸塩である。いくつかの態様において、洗浄性界面活性剤は中鎖分枝状アルキル硫酸塩である。いくつかの態様において、中鎖分枝は、C1〜4のアルキル基、通常メチル及び/又はエチル基である。
いくつかの態様において、分枝状界面活性剤は、下式
−X−B
のより長いアルキル鎖、中鎖分枝状界面活性剤化合物を含み、
式中、
(a)Aは、C9〜C22(該部分の総炭素)、通常C12〜C18の疎水性中鎖分枝状アルキル部分であり、その分枝状アルキル部分は、(1)8〜21つの範囲の炭素原子のX−B部分に結合した最長炭素直鎖、(2)本最長炭素直鎖から分枝している1つ以上のC1〜C3アルキル部分、を有し、(3)分枝しているアルキル部分の少なくとも1つが、直接2炭素位置(−X−B部分に結合している炭素#1から数える)からω−2炭素位置(末端炭素−2炭素、すなわち最長炭素直鎖の端から3番目の炭素)の範囲内の位置で最長炭素直鎖の炭素に結合しており、及び(4)界面活性剤組成物が、上記式のA−X部分に14.5〜約17.5超(通常、約15〜約17)の範囲内で、平均総炭素原子数を有し、
b)Bが、硫酸塩、スルホン酸塩、アミンオキシド、ポリオキシアルキルエン(ポリオキシエチレン及びポリオキシプロピレンなど)、アルコキシル化硫酸塩、ポリヒドロキシ部分、リン酸エステル、グリセロールスルホン酸塩、ポリグルコン酸塩、ポリリン酸エステル、ホスホン酸塩、スルホコハク酸塩、スルホサッカミネート、リアルコキシル化カルボン酸塩、グルカミド、タウリネート、サルコシネート、グリシン酸塩、イセチオン酸塩、ジアルカノールアミド、モノアルカノールアミド、モノアルカノールアミド硫酸塩、ジグリコールアミド、ジグリコールアミド硫酸塩、グリセロールエステル、グリセロールエステル硫酸塩、グリセロールエーテル、グリセロールエーテル硫酸塩、ポリグリセロールエーテル、ポリグリセロールエーテル硫酸塩、ソルビタンエステル、ポリアルコキシル化ソルビタンエステル、アンモニオアルカンスルホン酸塩、アミドプロピルベタイン、アルキル化四級アンモニウム化合物、アルキル化/ポリヒドロキシアルキル化四級アンモニウム化合物、アルキル化/ポリヒドロキシアルキル化オキシプロピル四級アンモニウム化合物、イミダゾリン、2−イル−コハク酸塩、スルホン化アルキルエステル、及びスルホン化脂肪酸から選択される親水性部分であり(例えば、ジメチル四級アンモニウム化合物を与える(A−X)−Bのように、複数の疎水性部分がBに付着されることが可能である点に留意する必要がある)、並びに
(c)Xは、−CH2−及び−C(O)−から選択される。
一般的に上式のA−部分は、いかなる四置換炭素原子(すなわち、4つの炭素原子が1つの炭素原子に直接結合されている)も有しない。得られた界面活性剤は、アニオン性、非イオン性、陽イオン性、双極イオン性、両性(amphoteric)、又は両性イオン性(ampholytic)であってよい。いくつかの態様において、Bは硫酸塩であり、及び得られた界面活性剤はアニオン性である。
いくつかの態様において、分枝状界面活性剤は、上式のより長いアルキル鎖、中鎖分枝状界面活性剤化合物を含み、式中、A部分は、下式を有する分枝状一級アルキル部分であり、
Figure 2016524003
式中、この式の分枝状一級アルキル部分の炭素原子の総数(分枝するR、R及びRを含む)は13〜19つであり、R、R1及びR2は水素及びC1〜C3アルキル(通常メチル)からそれぞれ独立して選択され、ただしR、R1及びR2がすべて水素ではなく、並びに、zが0の場合、少なくともR又はR1は水素でなく、wは0〜13の整数であり、xは0〜13の整数であり、yは0〜13の整数であり、zは0〜13の整数であり、並びにw+x+y+zは7〜13である。
特定の態様において、分枝状界面活性剤は、上式のより長いアルキル鎖、中鎖分枝状界面活性剤化合物を含み、式中、A部分は、
Figure 2016524003
又はこれらの混合物から選択される式を有する分枝状一級アルキル部分であり、式中、a、b、d及びeは整数であり、a+bは10〜16であり、d+eが8〜14であって、並びに、更に
a+b=10の場合、aは2〜9の整数であり、bは1〜8の整数であり;
a+b=11の場合、aは2〜10の整数であり、bは1〜9の整数であり;
a+b=12の場合、aは2〜11の整数であり、bは1〜10の整数であり;
a+b=13の場合、aは2〜12の整数であり、bは1〜11の整数であり;
a+b=14の場合、aは2〜13の整数であり、bは1〜12の整数であり;
a+b=15の場合、aは2〜14の整数であり、bは1〜13の整数であり;
a+b=16の場合、aは2〜15の整数であり、bは1〜14の整数であり;
d+e=8の場合、dは2〜7の整数であり及びeは1〜6の整数であり;
d+e=9の場合、dは2〜8の整数であり及びeは1〜7の整数であり;
d+e=10の場合、dは2〜9の整数であり及びeは1〜8の整数であり;
d+e=11の場合、dは2〜10の整数であり及びeは1〜9の整数であり;
d+e=12の場合、dは2〜11の整数であり及びeは1〜10の整数であり;
d+e=13の場合、dは2〜12の整数であり及びeは1〜11の整数であり;
d+e=14の場合、dは2〜13の整数であり及びeは1〜12の整数である。
上述の中鎖分枝状界面活性剤化合物において、ある箇所の分枝(例えば、上記式のR、R及び/又はR部分の鎖に沿った場所)が、界面活性剤の主鎖に沿った他の分枝箇所より好ましい。以下の式は、モノ−メチル分枝状アルキルA部分に関して、中鎖分枝範囲(すなわち、分枝が生じる箇所)、好ましい中鎖分枝範囲、及びより好ましい中鎖分枝範囲を示す。
Figure 2016524003
モノ−メチル置換界面活性剤では、これらの範囲は、鎖の2つの末端炭素原子及び−X−B基に直接隣接した炭素原子を除外する。
以下の式は、ジメチル置換直鎖アルキルA部分の中鎖分枝範囲、好ましい中鎖分枝範囲、及びより好ましい中鎖分枝範囲を示す。
Figure 2016524003
追加の好適な分枝状界面活性剤は、米国特許第6008181号、米国特許第6060443号、米国特許第6020303号、米国特許第6153577号、米国特許第6093856号、米国特許第6015781号、米国特許第6133222号、米国特許第6326348号、米国特許第6482789号、米国特許第6677289号、米国特許第6903059号、米国特許第6660711号、米国特許第6335312号、及び国際特許第9918929号に開示されている。更に他の好適な分枝界面活性剤は、国際特許第9738956号、国際特許第9738957号、及び国際特許第0102451号に記載されているものを含む。
いくつかの態様において、分枝状アニオン性界面活性剤は分枝状変性アルキルベンゼンスルホン酸塩(MLAS)を有し、国際特許第99/05243号、国際特許第99/05242号、国際特許第99/05244号、国際特許第99/05082号、国際特許第99/05084号、国際特許第99/05241号、国際特許第99/07656号、国際特許第00/23549号及び国際特許第00/23548号で述べられる。
いくつかの態様において、分枝状アニオン性界面活性剤は、疎水性物鎖に沿ってランダムに配置されたメチル分枝を有する、C12/13のアルコール系界面活性剤、例えば、Sasolから入手可能なSafol(登録商標)、Marlipal(登録商標)を含む。
更に好適な分枝状アニオン性洗浄性界面活性剤は、2−アルキル位置で分枝したアルコールに由来する界面活性剤を含み、それらは商品名Isalchem(登録商標)123、Isalchem(登録商標)125、Isalchem(登録商標)145、Isalchem(登録商標)167などで販売されており、オキソ法から誘導される。オキソ法により、分枝は、2−アルキル位置に位置している。これらの2−アルキル分枝状アルコールは、通常長さC11〜C14/C15の範囲であって、及び2−アルキル位置ですべて分枝した構造異性体を含む。これらの分枝状アルコール及び界面活性剤は、米国特許第20110033413号に記載されている。
他の好適な分枝状界面活性剤は、米国特許第6037313号(P&G)、国際特許9521233号(P&G)、米国特許第3480556号(Atlantic Richfield)、米国特許第6683224号(Cognis)、米国特許第20030225304A1号(Kao)、米国特許第2004236158A1号(R&H)、米国特許第6818700号(Atofina)、米国特許第2004154640号(Smithら)、欧州特許第1280746号(SHELL)、欧州特許第1025839号(L’Oreal)、米国特許第6765119号(BASF)、欧州特許第1080084号(Dow)、米国特許第6723867号(Cognis)、欧州特許第1401792A1号(SHELL)、欧州特許第1401797A2号(Degussa AG)、米国特許第2004048766号(Rathsら)、米国特許第6596675号(L’Oreal)、欧州特許第1136471号(Kao)、欧州特許第961765号(Albemarle)、米国特許第6580009号(BASF)、米国特許第2003105352号(Dadoら)、米国特許第6573345号(Cryovac)、ドイツ特許第10155520号(BASF)、米国特許第6534691号(du Pont)、米国特許第6407279号(ExxonMobil)、米国特許第5831134号(Peroxid−Chemie)、米国特許第5811617号(Amoco)、米国特許第5463143号(SHELL)、米国特許第5304675号(Mobil)、米国特許第5227544号(BASF)、米国特許第5446213A号(MITSUBISHI KASEI CORPORATION)、欧州特許第1230200A2号(BASF)、欧州特許第1159237B1号(BASF)、米国特許第20040006250A1号(NONE)、欧州特許第1230200B1号(BASF)、国際特許2004014826A1号(SHELL)、米国特許第6703535B2号(CHEVRON)、欧州特許第1140741B1号(BASF)、国際特許2003095402A1号(OXENO)、米国特許第6765106B2号(SHELL)、米国特許第20040167355A1号(NONE)、米国特許第6700027B1号(CHEVRON)、米国特許第20040242946A1号(NONE)、国際特許2005037751A2号(SHELL)、国際特許2005037752A1号(SHELL)、米国特許第6906230B1号(BASF)、国際特許2005037747A2号(SHELL OIL COMPANY)に開示されるものを含む。
追加の好適な分枝状アニオン性洗浄性界面活性剤は、イソプレノイド系多分枝状洗剤アルコールの界面活性剤誘導体を含み、米国特許第2010/0137649号で開示されている。イソプレノイド系界面活性剤及びイソプレノイド誘導体も、「Comprehensive Natural Products Chemistry:Isoprenoids Including Carotenoids and Steroids(Vol.two)」,Barton and Nakanishi,(著作権)1999,Elsevier Science Ltdという題名の本に記載されて、構造Eに含まれており、参照により本明細書に組み入れる。
更に好適な分枝状アニオン性洗浄性界面活性剤は、アンテイソ−及びイソ−アルコールから由来されるものを含む。このような界面活性剤は、国際特許第2012009525号に開示される。
追加の好適な分枝状アニオン性洗浄性界面活性剤は、米国特許出願番号第2011/0171155A1号、及び同第2011/0166370A1号に記載されているものを含む。
好適な分枝状陽イオン性界面活性剤は、ゲルベアルコール系界面活性剤も含む。ゲルベアルコールは、分枝点が常に2の炭素位置である2つの直鎖炭素を有する、分枝状第一級単官能性アルコールである。ゲルベアルコールは、化学的に2−アルキル−1−アルカノールと記載される。ゲルベアルコールは、一般的に12〜36つの炭素原子を有する。ゲルベアルコールは、式(R1)(R2)CHCHOHで表されることができ、式中、R1は直鎖アルキル基であり、R2は直鎖アルキル基であり、R1及びR2の炭素原子の合計は10〜34つであって、及びR1及びR2が存在する。ゲルベアルコールは、Isofol(登録商標)アルコールとしてSasolから、及びGuerbetolとしてCognisから市販されている。
本明細書で開示した界面活性剤系は、個別に上述した任意の分枝状界面活性剤を含むことができ、又は、該界面活性剤系は上述した分枝状界面活性剤の混合物を含むことができる。更に上述の各分枝状界面活性剤は、バイオベース含量を含むことができる。いくつかの態様において、分枝状界面活性剤は、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約97%又は約100%のバイオベース含量を有する。
非イオン性界面活性剤
本発明の濃縮組成物は、非イオン性界面活性剤を含むことができる。非イオン性界面活性剤は、濃縮物の粘度を下げるのに役立ち、及び最終生成物の洗浄効果を提供するために含まれ得る。したがって遊離酸型のいくつかの有機カルボン酸が、非イオン性界面活性剤で置き換わってもよい。しかしながら、遊離酸の塩に対する比率が本発明で示されている範囲内のままであることが望ましい。
好ましい非イオン性界面活性剤として、エトキシル化及びプロポキシル化非イオン性界面活性剤が挙げられる。好ましいアルコキシル化界面活性剤は、アルキルフェノール、非イオン性エトキシル化アルコール、非イオン性エトキシル化/プロポキシル化脂肪族アルコールの非イオン性凝縮物の部類から選択することができる。
極めて好ましいのは非イオン性アルコキシル化アルコール界面活性剤であって、約1〜約75モル、特に〜約50、又は約1〜約15モル、好ましくは〜約11モルまでのアルキレンオキシド、特にエチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシドと、脂肪族アルコールとの縮合生成物が極めて好ましい非イオン性界面活性剤である。脂肪族アルコールのアルキル鎖は、直鎖又は分枝状、一級又は二級のいずれかでよく、一般に約6〜約22つの炭素原子を含有する。特に好ましいのは、約8〜約20つの炭素原子を含むアルキル基を有するアルコールと、アルコール1モル当たり約2〜約9モル、特に約3又は約5モルのエチレンオキシドとの縮合生成物である。
ポリヒドロキシ脂肪酸アミドは、特に構造式RCONRZを有するもので、式中、R1は、H、C1〜18、好ましくはC〜Cヒドロカルビル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、エトキシ、プロポキシ、又はこれらの混合物、好ましくはC1〜C4アルキル、より好ましくはC若しくはCアルキル、最も好ましくはCアルキル(すなわち、メチル)であり;Rは、C〜C31ヒドロカルビル、好ましくは直鎖C〜C19若しくはC〜C19アルキル若しくはアルケニル、より好ましくは、直鎖C〜C17アルキル若しくはアルケニル、最も好ましくは直鎖C11〜C17アルキル若しくはアルケニル、又はこれらの混合物であり;Zは、少なくとも3つのヒドロキシルがその鎖に直接結合している直鎖ヒドロカルビル鎖を有するポリヒドロキシヒドロカルビル、又はそれらのアルコキシル化誘導体(好ましくはエトキシル化又はプロポキシル化)である、組成物により含まれる、非常に好ましい非イオン性界面活性剤である。Zは、好ましくは還元的アミノ化反応において還元糖から誘導されるものであり、より好ましくはZはグリシチルである。
いくつかの態様において、濃縮組成物は、濃縮組成物の約0.01重量%〜20重量%の非イオン性界面活性剤を含む。いくつかの態様において、濃縮組成物は、非イオン性界面活性剤を実質的に含まない、又は0%の非イオン性界面活性剤を含む。
有機溶媒
本発明の濃縮組成物は、有機溶媒を含むことができる。有機溶媒の使用は、配合者に融通性をもたらして、組成物の水量及び/又は有機酸量を減少させることができる。いくつかの態様において、濃縮組成物は、組成物の、約0.05重量%〜約25重量%、又は約0.1重量%〜約15重量%、又は約1重量%〜約10重量%の有機溶媒を含む。いくつかの態様において、組成物は、有機溶媒を実質的に含まない。本発明で使用する場合、カルボン酸又はポリカルボン酸であり得る有機酸は、有機溶媒とはみなされないと理解される。
有機溶媒は、短鎖アルコールでもよい。短鎖アルコールは短鎖ジオールを有し、それは4つ以下の炭素を含むことができる。いくつかの態様において、有機溶媒は、プロパンジオール、ジエチレングリコール(DEG)、エタノール又はこれらの混合物から選択される。いくつかの態様において、有機溶媒はプロパンジオールである。いくつかの態様において、有機溶媒は、1,2−プロパンジオール、エタノール、グリセロール、ジプロピレングリコール、メチルプロパンジオール又はこれらの混合物から選択される。C1〜C4のアルカノールアミン、例えばモノエタノールアミン及び/又はトリエタノールアミンなどの他の低級アルコールも使用することができる。
ヒドロトロープ
濃縮組成物は、ヒドロトロープを含むことができる。ヒドロトロープは、溶解度、好ましくは特定のわずかに可溶性の有機化合物の水溶解度を増加させる能力を有する化合物である。いくつかの態様において、組成物は、組成物の約0.01重量%〜約10重量%、又は約0.25重量%〜約5重量%のヒドロトロープを含む。
本発明のヒドロトロープは、非置換及び置換されたフェニル、ベンジル、アルキル若しくはアルケニルカルボン酸若しくはその塩;非置換及び置換されたフェニル、ベンジル、アルキル若しくはアルケニルスルホン酸若しくはその塩;非置換及び置換されたフェニル、ベンジル、アルキル若しくはアルケニル硫酸若しくはその塩;又はこれらの混合物から選択することができる。好ましくはヒドロトロープは、C〜Cのアリールスルホン酸塩又はこれらの混合物から選択される。いくつかの態様において、ヒドロトロープは、トルエンスルホン酸塩、クメンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩、又はこれらの混合物から選択される。より好ましくは、前記ヒドロトロープは、C〜Cの直鎖又は分枝鎖のアルキルアリールスルホン酸塩であって、該C〜Cの直鎖又は分枝鎖のアルキル基は、アリール環(スルホン酸塩基に関連している)のオルト−、メタ−、パラ−位にある。最も好ましくは、向水性物質は、オルト−、メタ−又はパラ−トルエンスルホン酸ナトリウム塩、キシレンスルホン酸ナトリウム塩、クメンスルホン酸ナトリウム塩、ベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、エチルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、二ナトリウム1,3ベンゼン二スルホン酸、ナフタレンスルホン酸塩、又はこれらの混合物から選択される。
汚れ懸濁ポリマ
組成物は、組成物の約0.001重量%〜約0.5重量%の汚れ懸濁ポリマを含むことができる。汚れ懸濁ポリマは、PEIエトキシレート、HMDAジクワットエトキシレート、スルホン化誘導体、両親媒性グラフトポリマ、及び疎水変性アニオン性コポリマを含有するが、これらに限定されない。好適なポリマは、例えば米国特許第5565145号、同第6579839号、同第7951768号及び同第8097579号に記載されており、参照により本明細書に組み込まれる。
汚れ放出ポリマ
組成物は、組成物の約0.001重量%〜約0.5重量%の汚れ放出ポリマを含むことができる。汚れ放出ポリマは、PETアルコキシル化短鎖ブロックコポリマ、アニオン性誘導剤又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
濃縮界面活性剤組成物の製造方法
本開示の濃縮組成物は、スルフェート化界面活性剤酸前駆体、中和剤及び有機酸を組み合わせることにより作製できる。本発明の濃縮組成物は、バッチ式又は連続的な方法で作製できる。
バッチ式方法を使用する場合、上記3つの成分をどの順序で組み合わせてもよい。しかし効率化のために、界面活性剤前駆体及び有機酸を第一工程で組み合わせて、次いで十分な中和剤が加えられて、界面活性剤及び十分な有機酸を実質的に中和して、有機酸の塩に対する所望の比を得ることが好ましい。他の成分も、添加できる。
濃縮物は、連続ループ方法でも作製されることが可能であり、3つの成分すべてがループで組み合わされるか、あるいは、3つの成分のうちの2つがループに入る前に組み合わされる。少量の界面活性剤/中和剤/カルボン酸生成物をその後除去して、残余分を再循環比1:10(最小値)でループ反応器中でそのまま続ける。ある場合では、ループに入った直後にお互いの完全な混合を容易にするように、スルフェート化界面活性剤酸前駆体及び中和剤を取り入れるのが好ましい。前記生成物はループ内で作製されたあと、次いで、洗剤製品を製造する工程で直接用いることができる。あるいは前記生成物は、あとで洗剤製品を製造する工程で使用されるのを待つため、又は洗剤製品を製造する工程を収納する代替の場所へ前記生成物を移動するのに使用可能な中間容器若しくは他の輸送容器への積載を待つために、貯蔵槽に直接加えられることが可能である。
洗剤組成物
本発明の更なる態様は、上述の濃縮界面活性剤組成物を含む洗剤組成物に関する。洗剤組成物は、任意の形態、液体、ゲル、ペースト、錠剤、1回用量、圧縮粉末又はルースパウダであってもよいが、好ましくは液体、及びより好ましくは重質液体であり得る。いくつかの態様において洗剤組成物は、水溶性又は水分散性パウチにカプセル化される。水溶性フィルム又はパウチは、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル若しくはこれらの混合物を含むことができる。いくつかの態様において、1回容量形態は、少なくとも2回分区画又は少なくとも3回分区画を含む。少なくとも1回分の区画は、別の区画に重ね合わせ得る。
いくつかの態様において、洗剤組成物は、洗剤製品組成物の、最大約50重量%、又は最大約60重量%、又は最大約70重量%、又は最大約80重量%の水を含む。いくつかの態様において、洗剤組成物は、洗剤組成物の約50重量%〜約90重量%、又は約65重量%〜約80重量%の水を含む。いくつかの態様において、洗剤組成物が水溶性又は水分散性パウチにカプセル化される場合、洗剤製品組成物は、洗剤製品組成物の約35重量%未満、又は約30重量%未満、又は約20重量%未満、又は約15重量%未満の水を含む。
濃縮界面活性剤濃縮物は、洗剤組成物の製造の任意の時点において、他の洗剤組成物成分と混合してもよい。従来の作製方法を使用することが可能であり、バッチ式又は連続ループ方法を含む。しかしながら、成分を、製品の粘度にあまり影響しないような適切な時点で添加するのが好ましい。洗剤組成物の製造方法の更に好ましい態様においては、組成物は適切なpHに中和される。いくつかの態様において、洗剤組成物の周囲温度における蒸留水の10%溶液のpHは、約7〜約9、又は約7.5〜約8.5、又は約7.7〜約8.3の範囲である。いくつかの態様において、洗剤組成物の周囲温度における蒸留水の10%溶液のpHは、約2〜約7、又は約3〜約5.5、又は約4〜約5の範囲である。組成物のpHは、標準的な技術及び装置、例えば上述のものを用いて測定される。
任意の洗剤補助成分
洗剤組成物は、所望により洗剤補助成分を含み得る。そのうえいくつかの態様で、濃縮界面活性剤組成物は洗剤補助成分を含むことができる。好適な洗剤補助剤を以下に記載するが、限定を意図するものではない。更に上述の成分、例えば非イオン性界面活性剤、有機溶媒、ヒドロトロープ及びポリマは、好適な洗剤補助成分でもある。本明細書中で使用する場合、「組成物の重量に対して」とは、洗剤製品組成物の、又は濃縮界面活性剤組成物の重量を意味する。
界面活性剤
本開示の組成物は上述のとおりスルフェート化界面活性剤を含むが、更なる界面活性剤を追加的に含んでよい。好ましくは組成物は、組成物の約1重量%〜約80重量%、又は約5重量%〜約50重量%の界面活性剤を含む。
使用される更なる界面活性剤は、アニオン性、非イオン性、双極性イオン性、両性、又は陽イオン性界面活性剤、及びこれらの混合物から選択することができる。本明細書で有用な洗剤界面活性剤は、1972年5月23日発行米国特許第3,664,961号(Norris)、1975年12月30日発行米国特許第3,919,678号(Laughlinら)、1980年9月16日発行米国特許第4,222,905号(Cockrell)、及び1980年12月16日発行米国特許第4,239,659号(Murphy)に記載されており、参照によりすべてを本明細書に組み入れる。アニオン性及び非イオン性の界面活性剤が好ましい。
本発明の好ましい実施形態において、本発明の組成物はアニオン性スルホン酸界面活性を含み、より好ましくはナトリウム、カリウム、置換アンモニウム又はアルカノールアミンアルキルベンゼンスルホン酸塩を含み、そこでアルキル基は直鎖又は分枝鎖構成で約9〜約15つの炭素原子を含有している。このような好ましい界面活性剤は、米国特許第2,220,099号及び同第2,477,383号に記載されている。本明細書に包含するのに特に有用なものは、アルキル基中の平均炭素原子数が約11〜13つであり、C11〜C13 LASと略記される、線状直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩である。
好ましい非イオン性界面活性剤は、R(OCOHの式で表されるものであり、式中、RはC10〜C16のアルキル基又はC〜C12のアルキルフェニル基であり、nは3〜約80である。特に好ましいのは、C12〜C15アルコールとアルコール1モル当たり約5〜約20モルのエチレンオキシドとの縮合生成物であり、例えば、C12〜C14アルコールをアルコール1モル当たり約7モルのエチレンオキシドで縮合したものである。アミンオキシドミ及び/又はアミンエトキシレートは、好適な非イオン性界面活性剤でもよい。
増白剤
本開示の組成物は増白剤を含んでよい。増白剤は好ましくは、色相能率を示す。そのような化学物質は、洗濯洗浄サイクル中好ましい色相能率を示し、洗濯中過度の望ましくない生成を示さないことがわかった。本明細書で有用な蛍光増白剤には、Tinopal CBS−Xなど酸環境に適合するものが挙げられる。
布地ケア有益剤
組成物は、布地ケア有益剤も含み得る。本明細書で用いる場合、「布地ケア有益剤」は、適量の材料が衣服/布地の上にあるとき布地ケアに効果を与えるあらゆる材料を指し、例えば、布地軟化、着色保護、毛玉/毛羽削減、磨耗防止、しわ防止などの効果を、衣服及び布地、特に綿及び綿が多い衣服並びに布地に対して与える。布地ケア有益剤の非限定的な例としては、陽イオン性界面活性剤、シリコーン、ポリオレフィンワックス、ラテックス、油性糖誘導体、陽イオン性ポリサッカライド、ポリウレタン、脂肪酸、及びこれらの混合物が挙げられる。布地ケア有益剤は、組成物中に存在する場合、好適には、組成物の最高約30重量%、より一般的には約1重量%〜約20重量%、好ましくは約2重量%〜約10重量%の濃度である。
洗浄性酵素
組成物は、洗浄性酵素を含むことができる。本明細書で使用される好適な洗浄性酵素としては、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、マンナナーゼ及びエンドグルカナ−ゼを含むカルボヒドラーゼ、並びにこれらの混合物が挙げられる。酵素は、該技術分野で教示される濃度、例えばNovo及びGenencorなどの供給元によって推奨される濃度で使用できる。組成物における通常の濃度は、約0.0001%〜約5%である。酵素が存在する場合、本開示の特定の実施形態において、酵素を非常に低濃度、例えば0.001%以下で使用することができ、又は本開示によるより重質な洗濯洗剤配合において、酵素をより高濃度、例えば0.1%以上で使用することができる。「非生物学的」洗剤を好む消費者もいるため、本開示は酵素含有実施形態と、酵素を含まない実施形態の両方を包含する。
付着助剤
本明細書で使用する場合、「付着助剤」は、洗濯中に布地ケア有益剤の布地への付着を著しく高める、任意の陽イオン性ポリマ又は陽イオン性ポリマの組み合わせを指す。
好ましくは、付着助剤は陽イオン性又は両性ポリマである。本開示の両性ポリマは正味の陽イオン性電荷も有し、すなわち、これらのポリマにある陽イオン性電荷の合計がアニオン性電荷の合計を上回る。付着増強剤の非限定的な例は、陽イオン性ポリサッカライド、キトサン及びその誘導体、並びに陽イオン性合成ポリマである。好ましい陽イオン性ポリサッカライドとしては、陽イオン性セルロース誘導体、陽イオン性グアーガム誘導体、キトサン及び誘導体、並びに陽イオン性デンプンが挙げられる。
レオロジ変性剤
いくつかの態様において、組成物はレオロジ変性剤を含む。いくつかの態様において、レオロジ変性剤は、組成物の水性液体マトリックスにずり減粘特性を付与する非高分子結晶性ヒドロキシ官能性材料、高分子レオロジ変性剤からなる群から選択される。結晶性ヒドロキシ官能性材料は、マトリックスのin situ結晶化で、組成物のマトリックス全体にわたって糸状構造系を形成するレオロジ変性剤である。好適な結晶性ヒドロキシル含有レオロジ変性剤の具体例としては、ヒマシ油及びその誘導体が挙げられる。特に好ましいものは、硬化ヒマシ油及び硬化キャスターワックスなどの硬化ヒマシ油誘導体である。市販のヒマシ油系結晶性ヒドロキシル含有レオロジ変性剤としては、Rheox,Inc.(現Elementis)製のTHIXCIN(登録商標)が挙げられる。
いくつかの態様において、レオロジ変性剤は高分子レオロジ変性剤である。いくつかの態様において、レオロジ変性剤は、ポリアクリレート、高分子ガム、その他の非ガムポリサッカライド、及びこれらの高分子材料の組み合わせから選択される。好ましい高分子ガム材料として、ペクチン、アルギン酸塩、アラビノガラクタン(アラビアガム)、カラギーナン、ジュランガム、キサンタンガム、グアーガム、及びこれらの混合物が挙げられる。
ビルダー
本開示の組成物は、所望によりビルダーを含んでよい。好適なビルダーとしては、環式化合物、特に脂環式化合物を含むポリカルボン酸塩ビルダーが挙げられ、米国特許第3,923,679号、同第3,835,163号、同第4,158,635号、同第4,120,874号、及び同第4,102,903号に記載されている。いくつかの態様において、ビルダーは、クエン酸塩ビルダー、例えばクエン酸及びその可溶性塩である。
その他の好ましいビルダーとして、エチレンジアミンジコハク酸及びその塩(エチレンジアミンジコハク酸塩、EDDS);エチレンジアミン四酢酸及びその塩(エチレンジアミン四酢酸塩、EDTA);ジエチレントリアミン五酢酸及びその塩(ジエチレントリアミン五酢酸塩、DTPA);ヒドロキシエチレンジホスホネート(HEDP);ゼオライトA、B、又はMAPなどのアルミノケイ酸塩;脂肪酸又はそれらの塩、好ましくはナトリウム塩、好ましくはC12〜C18の飽和及び/又は不飽和脂肪酸;並びに、アルカリ金属又はアルカリ土類金属炭酸塩若しくは重炭酸塩、好ましくは炭酸ナトリウムが挙げられる。
いくつかの態様において、組成物は、組成物の約0.01重量%〜約10重量%のビルダーを含む。しかしながら、本発明で使用する場合、濃縮組成物の有機酸(例えばクエン酸)は、組成物に存在するビルダーのパーセンテージを決定する場合、含まれないことになっている。
漂白剤系
本明細書に好適な漂白剤には、塩素漂白剤及び酸素漂白剤が挙げられ、特に無機加水和物塩、例えば、過ホウ酸ナトリウム一水和物及び四水和物、並びに制御された放出速度を提供するために任意にコーティングされた過炭酸ナトリウム(例えば、硫酸塩/炭酸塩コーティングについては英国特許第1466799A号を参照のこと)、予備形成有機ペルオキシ酸及び有機ペルオキシ酸漂白剤前駆体とのこれらの混合物、並びに/又は遷移金属含有漂白触媒(特にマンガン又はコバルト)が挙げられる。無機過水和物塩は、通常、組成物の約1重量%〜約40重量%、好ましくは約2重量%〜約30重量%、及びより好ましくは約5重量%〜約25重量%の範囲の濃度で組み込まれる。本明細書において、使用のために好まれる過酸漂白剤先駆体は、過安息香酸及び置換型過安息香酸の前駆体;陽イオン性ペルオキシ酸前駆体;TAED、アセトキシベンゼンスルホン酸ナトリウム及びペンタアセチルグルコースなどの過酢酸前駆体;3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(イソ−NOBS)及びノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(NOBS)などの過ノナン酸前駆体;アミド置換されたアルキルペルオキシ酸前駆体(欧州特許第0170386A号);並びに、ベンゾオキサジンペルオキシ酸前駆体(欧州特許第0332294A号及び欧州特許第0482807A号)が挙げられる。
漂白剤前駆体は、通常、組成物の約0.5重量%〜約25重量%、好ましくは約1重量%〜約10重量%の範囲の濃度で組み込まれ、一方予備形成有機ペルオキシ酸自体は、通常、組成物の0.5重量%〜25重量%、より好ましくは1重量%〜10重量%の範囲の濃度で組み込まれる。
本明細書で使用するのに好ましい漂白触媒としては、トリアザシクロノナンのマンガン錯体及び関連する錯体(米国特許第4246612A号、同第5227084A号);ビスピリジルアミンのCo、Cu、Mn、及びFe錯体、並びに関連する錯体(米国特許第5114611A号);並びにペンタミンアセテートのコバルト(III)錯体及び関連する錯体(米国特許第4810410A号)が挙げられる。
香料
本開示の洗剤組成物に組み込まれるのは、香料が好ましい。香料は、プレミックス液体として調製することができ、シクロデキストリンのようなキャリア材料と結合させてもよい。
いくつかの態様において、本明細書で開示される組成物は、香料送達系を含むことができる。好適な香料送達系、特定の香料送達系を製造する方法、及び該香料送達系の使用法は、米国特許出願第2007/0275866 A1号に開示される。このような香料送達系は、香料マイクロカプセルでもよい。香料マイクロカプセルは、コアをカプセル封止するシェルを備えた、香料及びシェルを有するコアを含む。シェルは、アミノ樹脂コポリマ、アクリル、アクリル酸塩及びこれらの混合物からなる群から選択される材料を含むことができる。アミノ樹脂コポリマは、メラミンホルムアルデヒド、尿素ホルムアルデヒド、架橋メラミンホルムアルデヒド又はこれらの混合物でもよい。香料マイクロカプセルのシェルは、本明細書で開示した組成物で処理された部位の香料マイクロカプセルの付着及び/又は保持に役立つ、1つ以上の材料、例えばポリマでコーティングされ得る。ポリマは、ポリサッカライド、カチオン性化工デンプン、カチオン性変性グア、ポリシロキサン、ポリジアリルジメチルアンモニウムハロゲン化物、ポリジアリルジメチルアンモニウム塩化物とビニルピロリドンのコポリマ、アクリルアミド、イミダゾール、イミダゾリニウムハロゲン化物、イミダゾリウムハロゲン化物、ポリビニルアミン、ポリビニルアミンとN−ビニルホルムアミドのコポリマ、及びこれらの混合物からなる群から選択される陽イオン性ポリマであり得る。香料マイクロカプセルは砕けやすくてもよく、及び/又は約10μm〜約500μm、又は約20μm〜約200μmの平均粒径を有してもよい。いくつかの態様において、組成物は、総組成物の、約0.01重量%〜約80重量%、又は約0.1重量%〜約50重量%、又は約1.0重量%〜約25重量%、又は約1.0重量%〜約10重量%の香料マイクロカプセルを含む好適なカプセルは、Appleton Papers Inc.(Appleton,Wisconsin USA)から入手可能である。ホルムアルデヒド捕捉剤は、こうした香料マイクロカプセルの中で用いることも、こうした香料マイクロカプセルと併せて用いることもできる。
真珠光沢剤
本開示の組成物は、真珠光沢剤を含んでよい。真珠光沢剤は有機物又は無機物でもよく、好ましくは無機物である。真珠光沢剤は、雲母、TiO2被覆雲母、オキシ塩化ビスマス、又はこれらの混合物から選択され得る。
染料
組成物は、特定の色を組成物自身に提供する染料(非布地直接染料)、又は布地に色相を提供する染料(色調染料)を含有し得る。一態様において、本発明の組成物は、組成物の約0.0001〜約0.01重量%の非布地直接染料及び/又は色調染料を含有してもよい。本明細書で有用な色相染料の例としては、Standard Dyes(High Point,NC)から市販されているBasic Violet 3(Cl 42555)及びBasic Violet 4(Cl 42600)、並びにMilliken Company製のLiquitint Violet 200が挙げられる。
他の補助剤
他の好適な補助剤材料の例としては、トリメトキシ安息香酸若しくはその塩(TMBA)のようなアルコキシル化安息香酸又はその塩;酵素安定化系;アニオン性染料の固着剤、アニオン性界面活性剤の錯化剤又はこれらの混合物を含む、捕捉剤;蛍光増白剤又は蛍光剤;分散剤;泡抑制剤;着色剤;カラースペックル;着色ビーズ、球体又は押出物;防腐剤;粘土柔軟剤;又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。好適な洗濯補助剤は、例えば米国特許出願第13/623128号に記載されており、参照により本明細書に組み込まれる。
粘度
いくつかの態様において、本組成物は、30℃、1s−1で測定される際、約250Pa・s未満、又は約50Pa・s未満、又は約25Pa・s未満の粘度を有する。いくつかの態様において、本組成物は、30℃、1s−1で測定される際、約0.01Pa・s〜約500Pa・s、又は約1Pa・s〜約250Pa・s、又は約10Pa・s〜約50Pa・s、又は約10Pa・s〜約25Pa・sの粘度を有する。いくつかの態様において、本組成物は、30℃、25s−1で測定される際、約50Pa・s未満、又は約5Pa・s未満、又は約2Pa・s未満の粘度を有する。
本明細書の洗剤組成物は、ペースト、ゲル、注入可能なゲル、注入不可能なゲル、又は重質液体の形態であってよい。形態は、高濃度の液体を含むことができる。高濃度の液体はニュートン流体であってもよく、これはハチミツ又はシロップ剤のように、流動条件の変化によってその粘度は変化しない。このタイプの高濃度の液体は分配が非常に困難かつ厄介であるが、組成物が2Pa・s以下の粘度を有する場合、ニュートン流体が好ましい。異なるタイプの液体ゲルはずり減粘であり、すなわち、低剪断力下(例えば、静止時)で濃厚であり、高流量では希薄である。ずり減粘高濃度液体のレオロジは文献にてより詳細に記載されており、例えば国際特許第04/027010A1号(Unilever)を参照のこと。
これらの定義において及び別段の指示がない限り、すべての明示された粘度は、剪断速度1s−1及び温度30℃で測定されたものである。本明細書の粘度は、任意の好適な粘度測定装置、例えばCarrimed CSL2レオメータで、剪断速度1s−1で測定できる。
化学的及び物理的安定性
いくつかの態様において、本組成物は、化学的に及び/又は物理的に安定である。
通常の供給連鎖に関連する条件にさらされるとき、化学的安定性を時間とともに失われる界面活性剤活性の量により測定できる。ハイアミン滴定などの分析法はこのために使用可能であり、及び当該技術分野をよく知る者にとっては周知である。あるいは界面活性剤加水分解メカニズムの副生成物は、アルコール(エトキシレート)及び硫酸イオンの両方を含む。当該技術をよく知る者にとって周知の分析技術を用いて、これらの材料のどちらかの増加を測定することは、濃縮組成物の化学的安定性を測定する同等に有効な方法であり得る。いくつかの態様において、本組成物で増加する硫酸塩濃度の平均速度は、55℃で保存される場合、1000ppm/週未満であり、好ましくは750ppm/週未満であり、更に好ましくは500ppm/週未満であり、最も好ましくは250ppm/週未満である。
物理的安定性を、長期間にわたる濃縮試料の静的観察を介して、又は、例えば遠心分離を含む機械的分離方法による促進技術を伴う静的観察を介して、測定できる。物理的安定性の破損は、ほとんどの場合、混合されたままではない、材料の多相で現れる。これらの多相は、例えば固相/液相平衡として、例えば非混和性であるがゆえに液相/液相平衡として、平衡の多液晶相として、及びこれらの組み合わせで見られる。本組成物において、通常の供給連鎖で静的に保存される場合、液相/液相共存(液晶又は別の態様)は、一次相対二次相が3:1以下の比で存在することが望まれる。また本組成物は、通常の供給連鎖で静的に保存される場合、固形材料を実質的に含まないことが好ましい。いくつかの態様において、本組成物は単相に存在する。
使用方法
本開示は、本明細書で開示される組成物(濃縮界面活性剤組成物又は洗剤組成物)で、表面、例えば布地を処理するための方法を提供する。いくつかの態様において、前記方法は、任意により表面を洗って及び/又はすすぐ工程、表面と本明細書で開示する組成物を接触させる工程、次いで任意により表面を洗って及び/又はすすぐ工程を含む。組成物で表面を処理したあと、表面を任意に乾燥できる。表面は、希釈されない形態、又は希釈した形態の組成物と接触させることができ、いくつかの態様において、組成物は洗浄水と混合できる。表面を処理する方法は、手で洗うなどの手動で、又は、機械、例えば洗濯機によるなどの自動化された方法で、実行されることができる。
本実施例は本開示の代表的なものであり、限定することを意図したものではない。
化学安定性は、保管前後の、硫酸塩イオン(「硫酸塩」)濃度の相対的な変化で測定される。生成物の未希釈原液試料は、250mLの広口プラスチックジャー(Nalgeneから入手可能)の2/3を満たすこと、及びポリプロピレンプラスチックの蓋できっちり密閉することによって準備されて保管される。満たされて密封されたジャーは、撹拌せずに暗所で、6週間55℃で保管される。硫酸塩濃度は、以下の方法に従って保管の前後で測定された硫酸塩イオンのppm(百万分の一)で測定される。
硫酸イオン濃度は、高性能アニオン交換液体クロマトグラフィを使用して測定される。分離に使用される固定相は、メチルジエタノールアミンで四級化されたグリシドキシスチレンで調製されたラテックス型の市販のアニオン交換カラムである。硫酸塩の検出は、抑制伝導度検出器を使用して得られる。定量は、硫酸塩5、10、20、40、80及び160ppmで、標準既知濃度を測定することにより作製される外部線形較正曲線を使用して行われる。硫酸塩に対する特異性は、分析した生成物の硫酸塩を添加した対照試料を用いて確認される。ろ過して脱気したHPLCグレードの純水が、標準及び試料の希釈剤として使用される。分析される生成物試料は、校正曲線濃度の範囲内に適合するために必要に応じて希釈されて、及び30分間希釈水と完全に混合したあと、0.45μm孔径のナイロン注射器フィルタを通してろ過した。
測定条件の好適な一式は、Dionex IonPac AS11−HC 4mm×25mmカラム(Thermo Scientific(Bannockburn,Illinois))を備えたDionex ICS−5000計測装置(Thermo Scientific(Bannockburn,Illinois))であり、30℃のカラム温度で作動し、及び1.0mL/分の流速で、30mM[OH]の水酸化ナトリウム水溶液移動相を用いて均一温度で硫酸塩が溶出される。試料注入量は10μLであり、抑圧電流は100mAであり、及び実行時間は15分である。
これらの分析評価条件に対する変更が必要とされる場合(例えば、特定の生成物試料の重なり合うピークを広げるための、勾配溶出の使用)、次に変更された条件が、生成物マトリックス内で硫酸塩に対する特異性を達成しなければならない。この特性は、変更された条件下で硫酸塩を加える実験により、測定されて示される。
Figure 2016524003
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二ナトリウム4,4’−ビス{[4−アニリノ−6−モノホリノ−s−トリアジン−2−イル]−アミノ}−2,2’−スチルベンジスルホネート、BR15としてCiba Specialty Chemicals(Basel,Switzerland)から入手可能
** BASFから入手可能なPEI600 E20
本明細書で開示する寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳密に限られるとして理解されるべきではない。それよりむしろ、特に指定されない限り、こうした各寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味するものとする。
あらゆる相互参照又は関連特許若しくは特許出願を含む、本明細書に引用されるすべての文献は、明白に除外される又は別の方法で限定されない限り、本明細書中に参照によりすべてが組み込まれる。いかなる文献の引用も、それが本明細書において開示され若しくは請求されるいずれかの開示に関する先行技術である、又はそれが単独で若しくは他の参照との任意の組み合わせにおいて、このような開示を教示する、提案する若しくは開示する、とみなすべきではない。更には、本明細書における用語のいずれかの意味又は定義が、参考文献における同一の用語のいずれかの意味又は定義と相反する限りにおいて、本明細書でその用語に与えられた意味又は定義を優先するものとする。
本開示の特定の実施形態が例示されて記載されてきたが、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、他の様々な変更及び修正を実施できることは当業者には明白であろう。したがって、本開示の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の「特許請求の範囲」に包含するものとする。

Claims (15)

  1. 濃縮界面活性剤組成物であって、
    a.前記界面活性剤組成物の、少なくとも50重量%、好ましくは50重量%〜80重量%、更により好ましくは55重量%〜70重量%の実質的に中和されたアニオン性スルフェート化界面活性剤、及び
    b.界面活性剤組成物の5重量%〜30重量%、好ましくは12重量%〜22重量%の水溶性有機酸を含み、
    前記組成物の10%水性溶液で測定されたときに、前記組成物がpH 2〜6.9、好ましくはpH 2〜6、より好ましくはpH 3〜5を有する、濃縮界面活性剤組成物。
  2. 前記スルフェート化界面活性剤が、アルキル硫酸塩(AS)、アルキルアルコキシル化硫酸塩、及びこれらの混合物から選択される、請求項1に記載の濃縮界面活性剤組成物。
  3. 前記スルフェート化界面活性剤がアルキルエトキシル化硫酸塩(AES)である、請求項1又は2に記載の濃縮界面活性剤組成物。
  4. 前記有機酸が3つ以下の炭素原子を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の濃縮界面活性剤組成物。
  5. 前記有機酸が、クエン酸、乳酸、酢酸、又はこれらの混合物からなる群から選択され、好ましくは乳酸である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の濃縮界面活性剤組成物。
  6. 前記有機酸が、遊離酸型とその塩が5:1〜1:5のモル比で存在する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の濃縮界面活性剤組成物。
  7. 前記組成物が中和剤を更に含み、前記中和剤がアルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物、水酸化アンモニウム、及びこれらの混合物から選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の濃縮界面活性剤組成物。
  8. 前記界面活性剤組成物が、前記界面活性剤組成物の0.1重量%〜15重量%の有機溶剤を更に含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の濃縮界面活性剤組成物。
  9. 前記界面活性剤組成物が1s−1及び30℃で測定された250Pa・s未満の粘度を有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の濃縮界面活性剤組成物。
  10. 前記界面活性剤組成物が実質的に非イオン性界面活性剤を含まない、請求項1〜9のいずれか一項に記載の濃縮界面活性剤組成物。
  11. 前記界面活性剤組成物が、前記組成物の10重量%〜45重量%の水を更に含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の濃縮界面活性剤組成物。
  12. 前記界面活性剤組成物が濃縮された組成物100グラム当たりNaOH 0.5〜7.5グラム当量の予備アルカリ度を有し、前記予備アルカリ度が界面活性剤組成物の1%(w/v)溶液を塩酸によって21℃でpH 3.0に滴定して測定される、請求項1〜11のいずれか一項に記載の濃縮界面活性剤組成物。
  13. 前記濃縮された界面活性剤組成物が洗剤補助剤を更に含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の濃縮界面活性剤組成物。
  14. 洗剤組成物を調製する方法であって、
    a.請求項1〜13のいずれか一項に記載の濃縮界面活性剤組成物を提供する工程と、
    b.前記界面活性剤組成物と水、洗剤補助剤又はこれらの混合物とを混合して、洗剤組成物を形成する工程と、を含む、洗剤組成物を調製する方法。
  15. 濃縮界面活性剤組成物であって、
    a.アルキル硫酸塩、アルキルエトキシル化硫酸塩、及びこれらの混合物から選択される、少なくとも50%の本質的に完全に中和されたアニオン性スルフェート化界面活性剤と、
    b.5%〜30%の乳酸と、
    c.15%〜25%の水とを含み、
    前記組成物が、前記組成物の10%水性溶液でpH 3〜5を有する、濃縮界面活性剤組成物。
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