JP2016513478A - 細胞培養培地及び抗体を産生する方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本出願は、その全内容が本明細書に出典明示により援用される2013年3月15日に出願された米国特許仮出願第61/801247号の優先権の利益を主張するものである。
用語「ベバシズマブ」は、「rhuMAb VEGF」もしくは「AVASTIN(登録商標)」としても公知である、Presta等, (1997) Cancer Res. 57:4593-4599にしたがって生成された組換え型ヒト化抗VEGFモノクローナル抗体を意味する。ベバシズマブは、突然変異ヒトIgGlフレームワーク領域及びヒトVEGFのその受容体への結合をブロックするマウス抗ヒトVEGFモノクローナル抗体A.4.6.1由来の抗原結合相補性決定領域を含む。フレームワーク領域の大半を含むベバシズマブのアミノ酸配列のおよそ93%はヒトIgGlに由来し、この配列の約7%はマウス抗体A4.6.1に由来する。ベバシズマブは、ハイブリドーマATCC HB 10709によって生成されたモノクローナル抗VEGF抗体A4.6.1と同一エピトープに結合する。ベバシズマブ及び他のヒト化抗VEGF抗体は、さらに米国特許第6884879号に記載されている。
本明細書に提供した細胞培養培地は、本明細書に詳述する方法(例えば、ベバシズマブもしくはその断片を生成する方法;ベバシズマブもしくはその断片をコードする核酸を含む哺乳動物細胞を培養する方法;及び/又は例えばベバシズマブをコードする核酸を含む哺乳動物細胞からのベバシズマブの力価収率を強化することによる等、ベバシズマブもしくはその断片の生産を強化する方法)並びに組成物(例えば、銅、インスリン及びシスチンのうちの少なくとも2つ並びに(i)ベバシズマブもしくはその断片をコードする核酸を含む哺乳動物細胞及び/又は(ii)ベバシズマブもしくはその断片を含む細胞培養培地を含む組成物)において利用することができる。
本明細書で提供されるのは、ベバシズマブもしくはその断片の生産において使用される細胞を培養する方法並びに銅、インスリン及びシスチンのうちの1つ以上を含む細胞培養培地の使用である。一部の態様では、ベバシズマブもしくはその断片をコードする核酸を含む哺乳動物細胞を培養するための方法であって、哺乳動物細胞を銅、インスリン及びシスチンのうちの少なくとも2つを含む細胞培養培地と接触させる工程を含み、細胞培養培地は、植物由来加水分解物、動物−植物由来加水分解物又は植物由来加水分解物及び動物由来加水分解物の両方を追加して含んでいてよい方法が提供される。一部の実施態様では、細胞培養培地はインスリンを含む。本明細書の実施態様の一部では、細胞培養培地は銅を含む。本明細書の実施態様の一部では、細胞培養培地はシスチンを含む。本明細書の実施態様の一部では、細胞培養培地は銅及びシスチンを含む。本明細書の実施態様の一部では、細胞培養培地は銅及びインスリンを含む。本明細書の実施態様の一部では、細胞培養培地はインスリン及びシスチンを含む。本明細書の実施態様の一部では、細胞培養培地中の成分の量(例えば、銅、インスリン、シスチン、植物由来加水分解物及び/又は動物由来加水分解物の量)は、表1に提供した数値から選択される量にある。一部の実施態様では、本方法は、追加量のインスリンを培地に加える工程をさらに含む。追加量のインスリンは、細胞培養サイクル中に少なくとも1回、少なくとも3回、少なくとも6回又は少なくとも12回細胞培養培地に加えることができる。本明細書の実施態様の一部では、追加量のインスリンは、例えば約1mg/L−約44mg/L等の表1から選択される濃度にある細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる。一部の態様では、細胞培養培地は、動物由来加水分解物、植物由来加水分解物又は動物由来加水分解物及び植物由来加水分解物の両方をさらに含む。
本明細書に詳述した細胞培養培地は、ベバシズマブもしくはその断片を生成するために細胞を培養する方法において使用できる。培地は、バッチ培養、フェドバッチ培養又は潅流培養によってであろうと、ベバシズマブもしくはその断片を生成できる細胞を培養する方法において使用されてよい。1つの実施態様では、ベバシズマブもしくはその断片は、宿主細胞によって培地中に直接的に分泌させられる。別の実施態様では、ベバシズマブもしくはその断片は、抗体もしくはその断片をコードする核酸を含む細胞の溶解によって培地中に放出される。
一般に、細胞は本明細書に記載した細胞培養培地の何れかと、細胞の増殖、維持及び/又は抗体産生のうちの何れかを促進する1つ以上の条件下で組み合わされる(接触させられる)。細胞を培養して抗体を産生する方法は、細胞及び細胞培地を含有するための培養容器(バイオリアクター)を使用する。培養容器は、ガラス、プラスチックもしくは金属を含む、細胞を培養するために適合する任意の材料から構成することができる。典型的には、培養容器は、少なくとも1Lであり、10、100、250、500、1,000、2,500、5,000、8,000、10,000L以上(例えば、12,000Lの容器)であってよい。1つの態様では、培養容器は、細胞培養から製造規模量のベバシズマブを生成するために必要とされるように、少なくとも2L、少なくとも10L、少なくとも100L、少なくとも500L、少なくとも1,000L、少なくとも2,500L、少なくとも5,000L、少なくとも7,500L、少なくとも10,000L、少なくとも12,000L以上の本明細書に提供した細胞培養培地を含有することができる。そこで、本明細書に提供した組成物及び方法は、ベバシズマブもしくはその断片を製造規模生産に利用することができる。例えば温度、pH等の培養条件は、発現させるために選択された宿主細胞とともに以前に使用された培養条件であり、当業者には明白であろう。培養工程中に調整されてよい培養条件には、pH及び温度が含まれるがそれらに限定されない。本明細書の実施態様の一部では、pHは、少なくとも7.0、7.15、7.2、7.25、7.30、7.35、7.4、7.45もしくは7.50以上であるが、8.0未満である。本明細書に提供した細胞培養培地中に接種できるベバシズマブもしくはその断片をコードする核酸を含む細胞の数は、当業者には明白であろう。例えば、ベバシズマブもしくはその断片をコードする核酸を含む約1.0×106−約2.0×106個の(約1.1×106個、約1.2×106個、約1.3×106個、約1.4×106個、約1.5×106個、約1.6×106個、約 1.7×106個、約1.8×106もしくは約1.9×106個の何れかを含む)細胞は、細胞培養サイクルを開始するために本明細書に提供した培地中に接種することができる。1つの態様では、本明細書に提供した培地中に接種することができるベバシズマブもしくはその断片をコードする核酸を含む細胞の数は、約1.2×106−約1.8×106個もしくは約1.3×106−約1.7×106個もしくは約1.5×106−約1.7×106個である。
ベバシズマブもしくはその断片は、好ましくは培養培地から分泌ポリペプチドとして回収されるが、ベバシズマブもしくはその断片は分泌シグナルを伴わずに直接発現した場合は宿主細胞溶解物から回収されてもよい。
本明細書に提供した細胞培養培地及び1つ以上の他の成分、例えば細胞又は所望の抗体もしくはその断片(例えば、ベバシズマブもしくはその断片)を含む組成物もまた提供される。ベバシズマブもしくはその断片をコードする核酸を含む哺乳動物細胞は、細胞培養中の本発明の細胞培養培地中に抗体もしくはその断片を分泌できる。したがって、本発明の組成物は、ベバシズマブもしくはその断片を生成する哺乳動物細胞及びその中にベバシズマブもしくはその断片が分泌される本明細書に提供した細胞培養培地を含んでいてよい。ベバシズマブもしくはその断片及び本明細書に提供した細胞培養培地を含む組成物もまた企図されている。本発明の一部の態様では、組成物は、(a)ベバシズマブもしくはその断片をコードする核酸を含む哺乳動物細胞;及び(b)本明細書に提供した何れかの細胞培養培地を含む。一部の態様では、組成物は、(a)ベバシズマブもしくはその断片;及び(b)本明細書に提供した何れかの細胞培養培地を含むが、このとき抗体もしくはその断片はベバシズマブもしくはその断片をコードする単離核酸を含む哺乳動物細胞によって培地中に分泌される。他の態様では、組成物は:(a)ベバシズマブもしくはその断片;及び(b)本明細書に提供した何れかの細胞培養培地を含むが、このときベバシズマブもしくはその断片はベバシズマブもしくはその断片をコードする単離核酸を含む哺乳動物細胞の溶解によって培地中に放出される。組成物の哺乳動物細胞は、本明細書に詳述した任意の哺乳動物細胞(例えば、CHO細胞)であってよく、組成物の培地は本明細書に詳述した任意の培地、例えば表1に詳述した1つ以上の化合物を含む培地であってよい。
細胞培養培地に銅、インスリン及びシスチンのうちの少なくとも2つを補給するためのキットが提供される。銅、インスリン及びシスチンのうちの少なくとも2つは、表1に提供した濃度の成分を提供する量で存在してよい。キットは、再構成される乾燥構成要素を含有していてよく、さらに(例えば、培地にキット構成要素を補給する際に使用するための)使用説明書を含有していてよい。キットは、本明細書に提供した構成要素を、ベバシズマブもしくはその断片をコードする核酸を含む哺乳動物細胞を培養する際に使用するための細胞培養培地に補給するために適合する量で含有していてよい。1つの態様では、キットは、細胞培養培地中に約0.9mM−約1.5mMのシスチンを提供する量でシスチンを含む。本明細書の一部の実施態様では、キットは、細胞培養培地中の約1.4mg/L−約11mg/Lのインスリンを提供する量にあるインスリンをさらに含む。本明細書の一部の実施態様では、キットは、細胞培養培地中の約26nM−約400nMの銅を提供する量にある銅をさらに含む。一部の実施態様では、キットは、細胞培養培地中の約7.0mg/L−約11.0mg/Lのインスリンを提供する量にあるインスリン、細胞培養培地中の約0.8mM−約2.5mMのシスチンを提供する量にあるシスチン及び細胞培養培地中の約25.0nM−約400.0nMの銅を提供する量にある銅から成る群から選択される2つ以上の構成要素を含む。
本発明の様々な実施態様及び態様は、本明細書において全体を通して詳述されている。実施態様には、制限なく以下が含まれる。
(i)細胞培養培地は銅及びインスリンを含む
(ii)細胞培養培地は銅及びシスチンを含む
(iii)細胞培養培地はインスリン及びシスチンを含む
(iv)細胞培養培地は銅、インスリン及びシスチンを含む
(v)細胞培養培地(特徴(i)−(iv)の何れかを含有する培地を含む)はさらに、植物由来加水分解物、動物由来加水分解物又は植物由来加水分解物及び動物由来加水分解物の両方を含む
(vi)細胞培養培地(特徴(i)−(v)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)は、インスリンを、
a.約1.0mg/L−約100.0mg/L
b.約10.0mg/L−約100.0mg/L
c.約10.0mg/L−約50.0mg/L
d.約10.0mg/L−約35.0mg/L
e.約10.0mg/L−約25.0mg/L
f.約5.0mg/L−約80.0mg/L
g.約5.0mg/L−約60.0mg/L
h.約5.0mg/L−約50.0mg/L
i.約5.0mg/L−約40.0mg/L
j.約5.0mg/L−約25.0mg/L
k.約10.0mg/L−約25.0mg/L
l.約10.0mg/L−約40.0mg/L
m.約15.0mg/L−約20.0mg/L
n.約5.0mg/L−約15.0mg/L
o.約6.0mg/L−約12.0mg/L
p.約7.0mg/L−約11.0mg/L
q.約8.0mg/L−約10.0mg/L
r.5.0mg/L、6.0mg/L、7.0mg/L、8.0mg/L、9.0mg/L、10.0mg/L、11.0mg/L、12.0mg/L、13.0mg/L、14.0mg/L、15.0mg/L、16.0mg/L、17.0mg/L、18.0mg/L、19.0mg/L、20.0mg/L、21.0mg/L、22.0mg/L、23.0mg/L、24.0mg/L、25.0mg/L、26.0mg/L、27.0mg/L、28.0mg/L、29.0mg/Lもしくは30.0mg/Lもしくは31.0mg/L又は32mg/Lもしくは33mg/Lもしくは34mg/Lもしくは35mg/Lもしくは36mg/Lもしくは37mg/Lもしくは38mg/Lもしくは39mg/Lもしくは40mg/Lのうちのおよそ何れか1つ
s.7mg/L、8.0mg/L、9.0mg/L、10.0mg/Lもしくは11.0mg/Lのうちのおよそ何れか1つ
t.約25mg/Lのうちの何れか1つの濃度で含む
(vii)細胞培養培地(特徴(i)−(vi)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)は、銅を、
a.約69nM−約1,000nM
b.約69.0nM−約400.0nM
c.約80nM−約400nM
d.約100nM−約400nM
e.約125nM−約400nM
f.約150nM−約400nM
g.約200nM−約400nM
h.約250nM−約400nM
i.約300nM−約400nM
j.約325nM−約375nM
k.約325nM−約350nM
l.100nM、125nM、150nM、175nM、200nM、225nM、250nM、275nM、300nM、325nM、350nM、375nMもしくは400nMのうちのおよそ何れか1つ
m.330nM、335nM、340nM、345nMもしくは350nMのうちのおよそ何れか1つ
n.約335nM、336nM、337nM、338nM、339nMもしくは400nM
o.約339nMのうちの何れか1つの濃度で含む
(viii)細胞培養培地(特徴(i)−(vii)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)は、シスチンを、
a.約0.7mM−約2.0mM
b.約0.8mM−約2.5mM
c.約0.8mM−約2.0mM
d.約0.8mM−約1.75mM
e.約0.8mM−約1.6mM
f.約1.0mM−約2.0mM
g.約1.0mM−約1.6mM
h.約1.2mM−約1.4mM
i.0.8mMもしくは0.9mMもしくは1.0mMもしくは1.1mMもしくは1.2mMもしくは1.3mMもしくは1.4mMもしくは1.5mMのおよそ何れか1つ
j.1.1mM、1.3mMもしくは1.5mMのおよそ何れか1つのうちのおよそ何れか1つの濃度で含む
(ix)細胞培養培地(特徴(i)−(viii)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)は、動物由来加水分解物を、
a.約6.0g/L−約20.0g/L
b.約5.6g/L−約38.0g/L
c.約7.0g/L−約25.0g/L
d.約7.0g/L−約20.0g/L
e.約7.0g/L−約15.0g/L
f.約8.0g/L−約12.0g/L
g.約9.0g/L−約11.0g/L
h.約7.0g/L−約11.0g/L
i.5g/L、10g/L、15g/L、20g/L、25g/L、30g/L、35g/L、40g/L、45g/Lもしくは50g/Lのうちのおよそ何れか1つ
j.5g/L、6g/L、7g/L、8g/L、9g/L、10g/L、11g/Lもしくは12g/Lのうちのおよそ何れか1つ
k.約10g/L
l.約13g/Lのうちの何れか1つの濃度で含む
(x)細胞培養培地(特徴(i)−(ix)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)は、植物由来加水分解物を、
a.約1.0g/L−約10.0g/L
b.約1.4g/L−約11.0g/L
c.約1.4g/L−約6.2g/L
d.約1.5g/L−約5.5g/L
e.約1.5g/L−約4.5g/L
f.約1.5g/L−約3.5g/L
g.約2.0g/L−約3.0g/L
h.約1.5g/L−約2.5g/L
i.約1.75g/L−約2.75g/L
j.約2.25g/L−約2.75g/L
k.1.75g/L、2.0g/L、2.25g/L、2.5g/L、3.0g/L、3.25、3.5g/L、3.75g/Lもしくは4.0g/Lのうちのおよそ何れか1つ
l.2.0g/L、2.25g/L、2.5g/Lもしくは3.0g/Lのうちのおよそ何れか1つ
m.約2.5g/L
n.約3.1g/Lのうちの何れか1つの濃度で含む
(xi)細胞培養培地(特徴(i)−(x)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)は、動物由来加水分解物及び植物由来加水分解物の両方を含み、動物由来加水分解物は植物由来加水分解物より多い量で存在する
(xii)細胞培養培地(特徴(i)−(xi)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)はインスリンを含み、本方法は追加量のインスリンを細胞培養培地に加える工程を含み、追加量のインスリンは:(a)細胞培養培地に細胞培養サイクル中に1回もしくは少なくとも3回もしくは少なくとも6回加えられてよく、(b)細胞培養培地中に、
a.約1.0mg/L−約100.0mg/L
b.約10.0mg/L−約100.0mg/L
c.約10.0mg/L−約50.0mg/L
d.約10.0mg/L−約35.0mg/L
e.約10.0mg/L−約25.0mg/L
f.約5.0mg/L−約80.0mg/L
g.約5.0mg/L−約60.0mg/L
h.約5.0mg/L−約50.0mg/L
i.約5.0mg/L−約40.0mg/L
j.約5.0mg/L−約25.0mg/L
k.約10.0mg/L−約25.0mg/L
l.約10.0mg/L−約40.0mg/L
m.約15.0mg/L−約20.0mg/L
n.約5.0mg/L−約15.0mg/L
o.約6.0mg/L−約12.0mg/L
p.約7.0mg/L−約11.0mg/L
q.約8.0mg/L−約10.0mg/L
r.5.0mg/L、6.0mg/L、7.0mg/L、8.0mg/L、9.0mg/L、10.0mg/L、11.0mg/L、12.0mg/L、13.0mg/L、14.0mg/L、15.0mg/L、16.0mg/L、17.0mg/L、18.0mg/L、19.0mg/L、20.0mg/L、21.0mg/L、22.0mg/L、23.0mg/L、24.0mg/L、25.0mg/L、26.0mg/L、27.0mg/L、28.0mg/L、29.0mg/Lもしくは30.0mg/Lもしくは31.0mg/L又は32mg/Lもしくは33mg/Lもしくは34mg/Lもしくは35mg/Lもしくは36mg/Lもしくは37mg/Lもしくは38mg/Lもしくは39mg/Lもしくは40mg/Lのうちのおよそ何れか1つ
s.7mg/L、8.0mg/L、9.0mg/L、10.0mg/Lもしくは11.0mg/Lのうちのおよそ何れか1つ
t.約25mg/L
u.約15mg/Lのうちの何れか1つの濃度のインスリンを提供する量で加えられてよい
(xiii)本方法は、 細胞培養培地(特徴(i)−(xii)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)にシステインを加える工程をさらに含み、システインは細胞培養培地に(a)システインを含まない基底培地に加えられるバッチフィードの1つの成分として加えられてよい、及び/又は(b)約0.5−約5.0mMもしくは約0.5−約2.0mMもしくは約0.5−約2.0mM(0.8mMの濃度等)もしくは約7.0−約8.0mM(約7.5mMの濃度等)の濃度にある細胞培養培地中のシステインを提供する量で加えられてよい
(xiv)本方法は、 細胞培養培地(特徴(i)−(xii)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)にシスチンを加える工程をさらに含み、シスチンは基底培地に加えられるバッチフィードの1つの成分として細胞培養培地に加えられてよい、及び約0.1−約1.5mMの濃度(0.2mMの濃度等)にある細胞培養培地中のシスチンを提供する量で加えられてよい
(xv)細胞は、(例えば特徴(i)−(xiv)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む何れかの細胞培養培地中で)約28℃−約37℃もしくは約31℃−約35℃の範囲内の温度で培養される
(xvi)細胞は、(例えば特徴(i)−(xiv)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む何れかの細胞培養培地中で)第1期間は約35℃の第1温度で培養され、第2期間は約33℃の第2温度で培養され、及び第3期間は約31℃の第3温度で培養される
(xvii)ベバシズマブもしくはその断片は、 細胞培養培地(特徴(i)−(xvi)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)中に分泌される
(xviii)本方法は、 細胞培養(特徴(i)−(xvi)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)からベバシズマブもしくはその断片を回収する工程をさらに含む)のうちの何れか1つ以上又は特徴もしくはサブ特徴の何れかの組合せを含んでいてよい。
(i)
a.約1.0mg/L−約100.0mg/L
b.約10.0mg/L−約100.0mg/L
c.約10.0mg/L−約50.0mg/L
d.約10.0mg/L−約35.0mg/L
e.約10.0mg/L−約25.0mg/L
f.約5.0mg/L−約80.0mg/L
g.約5.0mg/L−約60.0mg/L
h.約5.0mg/L−約50.0mg/L
i.約5.0mg/L−約40.0mg/L
j.約5.0mg/L−約25.0mg/L
k.約10.0mg/L−約25.0mg/L
l.約10.0mg/L−約40.0mg/L
m.約15.0mg/L−約20.0mg/L
n.約5.0mg/L−約15.0mg/L
o.約6.0mg/L−約12.0mg/L
p.約7.0mg/L−約11.0mg/L
q.約8.0mg/L−約10.0mg/L
r.5.0mg/L、6.0mg/L、7.0mg/L、8.0mg/L、9.0mg/L、10.0mg/L、11.0mg/L、12.0mg/L、13.0mg/L、14.0mg/L、15.0mg/L、16.0mg/L、17.0mg/L、18.0mg/L、19.0mg/L、20.0mg/L、21.0mg/L、22.0mg/L、23.0mg/L、24.0mg/L、25.0mg/L、26.0mg/L、27.0mg/L、28.0mg/L、29.0mg/Lもしくは30.0mg/Lもしくは31.0mg/L又は32mg/Lもしくは33mg/Lもしくは34mg/Lもしくは35mg/Lもしくは36mg/Lもしくは37mg/Lもしくは38mg/Lもしくは39mg/Lもしくは40mg/Lのうちのおよそ何れか1つ
s.7mg/L、8.0mg/L、9.0mg/L、10.0mg/Lもしくは11.0mg/Lのうちのおよそ何れか1つ
t.約25mg/Lのうちの何れか1つの濃度を提供する量にあるインスリン
(ii)
a.約0.7mM−約2.0mM
b.約0.8mM−約2.5mM
c.約0.8mM−約2.0mM
d.約0.8mM−約1.75mM
e.約0.8mM−約1.6mM
f.約1.0mM−約2.0mM
g.約1.0mM−約1.6mM
h.約1.2mM−約1.4mM
i.0.8mMもしくは0.9mMもしくは1.0mMもしくは1.1mMもしくは1.2mMもしくは1.3mMもしくは1.4mMもしくは1.5mMのうちのおよそ何れか1つ
j.1.1mM、1.3mMもしくは1.5mMのうちのおよそ何れか1つのうちの何れか1つの濃度を提供する量にあるシスチン
(iii)
a.約69.0nM−約1,000nM
b.約69.0nM−約400.0nM
c.約80nM−約400nM
d.約100nM−約400nM
e.約125nM−約400nM
f.約150nM−約400nM
g.約200nM−約400nM
h.約250nM−約400nM
i.約300nM−約400nM
j.約325nM−約375nM
k.約325nM−約350nM
l.100nM、125nM、150nM、175nM、200nM、225nM、250nM、275nM、300nM、325nM、350nM、375nMもしくは400nMのうちのおよそ何れか1つ
m.330nM、335nM、340nM、345nMもしくは350nMのうちのおよそ何れか1つ
n.約335nM、336nM、337nM、338nM、339nMもしくは400nM
o.約339nMの何れか1つの濃度にある銅のうちの少なくとも2つを含むキットもまた提供される。
i.例えば、
a.約6.0g/L−約20.0g/L
b.約5.6g/L−約38.0g/L
c.約7.0g/L−約25.0g/L
d.約7.0g/L−約20.0g/L
e.約7.0g/L−約15.0g/L
f.約8.0g/L−約12.0g/L
g.約9.0g/L−約11.0g/L
h.約7.0g/L−約11.0g/L
i.5g/L、10g/L、15g/L、20g/L、25g/L、30g/L、35g/L、40g/L、45g/Lもしくは50g/Lのうちのおよそ何れか1つ
j.5g/L、6g/L、7g/L、8g/L、9g/L、10g/L、11g/Lもしくは12g/Lのうちのおよそ何れか1つ
k.約10g/L
l.約13g/Lのうちの何れか1つの濃度を提供する量にある動物由来加水分解物、
ii.例えば、
a.約1.0g/L−約10.0g/L
b.約1.4g/L−約11.0g/L
c.約1.4g/L−約6.2g/L
d.約1.5g/L−約5.5g/L
e.約1.5g/L−約4.5g/L
f.約1.5g/L−約3.5g/L
g.約2.0g/L−約3.0g/L
h.約1.5g/L−約2.5g/L
i.約1.75g/L−約2.75g/L
j.約2.25g/L−約2.75g/L
k.1.75g/L、2.0g/L、2.25g/L、2.5g/L、3.0g/L、3.25、3.5g/L、3.75g/Lもしくは4.0g/Lのうちのおよそ何れか1つ
l.2.0g/L、2.25g/L、2.5g/Lもしくは3.0g/Lのうちのおよそ何れか1つ
m.約2.5g/L
n.約3.1g/Lのうちの何れか1つの濃度を提供する量にある植物由来加水分解物のうちの何れか1つ以上を含む他の成分をさらに含んでいてよい。
(i)
a.約1.0mg/L−約100.0mg/L
b.約10.0mg/L−約100.0mg/L
c.約10.0mg/L−約50.0mg/L
d.約10.0mg/L−約35.0mg/L
e.約10.0mg/L−約25.0mg/L
f.約5.0mg/L−約80.0mg/L
g.約5.0mg/L−約60.0mg/L
h.約5.0mg/L−約50.0mg/L
i.約5.0mg/L−約40.0mg/L
j.約5.0mg/L−約25.0mg/L
k.約10.0mg/L−約25.0mg/L
l.約10.0mg/L−約40.0mg/L
m.約15.0mg/L−約20.0mg/L
n.約5.0mg/L−約15.0mg/L
o.約6.0mg/L−約12.0mg/L
p.約7.0mg/L−約11.0mg/L
q.約8.0mg/L−約10.0mg/L
r.5.0mg/L、6.0mg/L、7.0mg/L、8.0mg/L、9.0mg/L、10.0mg/L、11.0mg/L、12.0mg/L、13.0mg/L、14.0mg/L、15.0mg/L、16.0mg/L、17.0mg/L、18.0mg/L、19.0mg/L、20.0mg/L、21.0mg/L、22.0mg/L、23.0mg/L、24.0mg/L、25.0mg/L、26.0mg/L、27.0mg/L、28.0mg/L、29.0mg/Lもしくは30.0mg/Lもしくは31.0mg/L又は32mg/Lもしくは33mg/Lもしくは34mg/Lもしくは35mg/Lもしくは36mg/Lもしくは37mg/Lもしくは38mg/Lもしくは39mg/Lもしくは40mg/Lのうちのおよそ何れか1つ
s.7mg/L、8.0mg/L、9.0mg/L、10.0mg/Lもしくは11.0mg/Lのうちのおよそ何れか1つ
t.約25mg/Lのうちの何れか1つの濃度を提供する量にあるインスリン
(ii)
a.約0.7mM−約2.0mM
b.約0.8mM−約2.5mM
c.約0.8mM−約2.0mM
d.約0.8mM−約1.75mM
e.約0.8mM−約1.6mM
f.約1.0mM−約2.0mM
g.約1.0mM−約1.6mM
h.約1.2mM−約1.4mM
i.0.8mMもしくは0.9mMもしくは1.0mMもしくは1.1mMもしくは1.2mMもしくは1.3mMもしくは1.4mMもしくは1.5mMのうちのおよそ何れか1つ
j.1.1mM、1.3mMもしくは1.5mMのうちのおよそ何れか1つのうちの何れか1つの濃度を提供する量にあるシスチン
(iii)
a.約69.0nM−約1,000nM
b.約69.0nM−約400.0nM
c.約80nM−約400nM
d.約100nM−約400nM
e.約125nM−約400nM
f.約150nM−約400nM
g.約200nM−約400nM
h.約250nM−約400nM
i.約300nM−約400nM
j.約325nM−約375nM
k.約325nM−約350nM
l.100nM、125nM、150nM、175nM、200nM、225nM、250nM、275nM、300nM、325nM、350nM、375nMもしくは400nMのうちのおよそ何れか1つ
m.330nM、335nM、340nM、345nMもしくは350nMのうちのおよそ何れか1つ
n.約335nM、336nM、337nM、338nM、339nMもしくは400nM
o.約339nMの何れか1つの濃度にある銅のうちの少なくとも2つを含む細胞培養培地もまた提供される。
1)例えば、
a.約6.0g/L−約20.0g/L
b.約5.6g/L−約25.0g/L
c.約7.0g/L−約25.0g/L
d.約7.0g/L−約20.0g/L
e.約7.0g/L−約15.0g/L
f.約8.0g/L−約12.0g/L
g.約9.0g/L−約11.0g/L
h.約7.0g/L−約11.0g/L
i.5g/L、10g/L、15g/L、20g/Lもしくは25g/Lのうちのおよそ何れか1つ
j.5g/L、6g/L、7g/L、8g/L、9g/L、10g/L、11g/Lもしくは12g/Lのうちのおよそ何れか1つ
k.約10g/L
l.約13g/Lのうちの何れか1つの濃度を提供する量にある動物由来加水分解物
2)例えば下記:
a.約1.0g/L−約10.0g/L
b.約1.4g/L−約11.0g/L
c.約1.4g/L−約6.2g/L
d.約1.5g/L−約5.5g/L
e.約1.5g/L−約4.5g/L
f.約1.5g/L−約3.5g/L
g.約2.0g/L−約3.0g/L
h.約1.5g/L−約2.5g/L
i.約1.75g/L−約2.75g/L
j.約2.25g/L−約2.75g/L
k.1.75g/L、2.0g/L、2.25g/L、2.5g/L、3.0g/L、3.25、3.5g/L、3.75g/Lもしくは4.0g/Lのうちのおよそ何れか1つ
l.2.0g/L、2.25g/L、2.5g/Lもしくは3.0g/Lのうちのおよそ何れか1つ
m.約2.5g/L
n.約3.1g/Lのうちの何れか1つの濃度を提供する量にある植物由来加水分解物のうちの何れか1つ以上を含む他の成分をさらに含んでいてよい。
(i)初期細胞培養培地は銅及びインスリンを含む
(ii)初期細胞培養培地は銅及びシスチンを含む
(iii)初期細胞培養培地はインスリン及びシスチンを含む
(iv)初期細胞培養培地は銅、インスリン及びシスチンを含む
(v)初期細胞培養培地(特徴(i)−(iv)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)は、インスリンを下記:
a.約10.0mg/L−約50.0mg/L
b.約10.0mg/L−約20.0mg/L
c.10.0mg/L、15.0mg/L、20.0mg/Lもしくは25.0mg/Lのうちのおよそ何れか1つのうちの何れか1つの濃度で含む
(vi)初期細胞培養培地(特徴(i)−(v)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)は、銅を下記:
a.約325nM−約375nM
b.約325nM−約350nM
c.330nM、335nM、339nM、340nM、345nM及び350nMのうちのおよそ何れか1つのうちの何れか1つの濃度で含む
(vii)初期細胞培養培地(特徴(i)−(vi)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)は、シスチンを下記:
a.約0.7mM−約2.0mM
b.約1.0mM−約1.6mM
c.1.0mM、1.1mM、1.2mM、1.3mM、1.4mM、1.5mM及び1.6mMのうちのおよそ何れか1つのうちの何れか1つの濃度で含む
(viii)初期細胞培養培地(特徴(i)−(vii)の何れかを含有する培地を含む)は、植物由来加水分解物、動物由来加水分解物又は植物由来加水分解物及び動物由来加水分解物の両方をさらに含む
(ix)初期細胞培養培地(特徴(i)−(viii)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)は、動物由来加水分解物を下記:
a.約6.0g/L−約20.0g/L
b.約8.0g/L−約12.0g/L
c.約9.0g/L−約11.0g/L
d.約13g/Lのうちの何れか1つの濃度で含む
(x)初期細胞培養培地(特徴(i)−(ix)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)は、植物由来加水分解物を下記:
a.約1.0g/L−約10.0g/L
b.約2.0g/L−約3.0g/L
c.約2.25g/L−約2.75g/L
d.約2.5g/Lのうちの何れか1つの濃度で含む
(xi)初期細胞培養培地(特徴(i)−(x)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)は、動物由来加水分解物及び植物由来加水分解物の両方を含み、動物由来加水分解物は植物由来加水分解物より多い量で存在する
(xii)初期細胞培養培地(特徴(i)−(xi)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)は、インスリンを含み、本方法は、細胞培養サイクル中の細胞培養培地に追加量のインスリンを加える工程をさらに含み、及び任意選択的にa)追加量のインスリンは細胞培養培地に細胞培養サイクル中に少なくとも1回、少なくとも2回、少なくとも3回、少なくとも4回、少なくとも5回、もしくは少なくとも6回加えられてよい;及び/又はb)各時点に加えられるインスリンは、約5.0mg/L−約25.0mg/L又は5.0mg/L、10.0mg/L、15.0mg/L、20.0mg/L及び25.0mg/Lのうちの何れか1つである;及び/又はc)細胞培養サイクル中に加えられるインスリンの累積量は、下記の:約20.0mg/L−約100.0mg/L、又は20.0mg/L、25.0mg/L、30mg/L、35mg/L、40mg/L、45mg/L、50mg/L、55mg/L、60mg/L、65mg/L、70mg/L、75mg/L、80mg/L及び85mg/Lのうちのおよそ何れか1つである
(xiii)初期細胞培養培地(特徴(i)−(xii)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)は、シスチンを含み、本方法は、細胞培養サイクル中の細胞培養培地に追加量のシスチンを加える工程をさらに含み、及び任意選択的に、a)シスチンは、細胞培養培地中の約0.1mM−約1.5mMのシスチン又は細胞培養培地中の約0.4mM−約0.7mM(例えば、約0.4mM−約0.6mM、約0.4mM−約0.5mM)の追加のシスチンを提供する量で加えられる;及び/又はb)シスチンは細胞培養サイクル中にバッチフィードで加えられる
(xiv)本方法はさらに:細胞培養サイクル中の少なくとも1バッチフィード、又は細胞培養サイクル中の2、3もしくは4バッチフィードのうちの何れか1つを加える工程をさらに含む;及び任意選択的にバッチフィード培地は植物由来加水分解物、動物由来加水分解物又は植物由来加水分解物及び動物由来加水分解物の両方を含む
(xv)細胞培養サイクル中に、培地(特徴(i)−(xiv)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)の温度は、培養の開始時の温度に比較して、少なくとも約2℃、少なくとも約3℃、少なくとも約4℃もしくは少なくとも約5℃低下させられる
(xvi)細胞培養サイクル中に、培地(特徴(i)−(xv)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)の温度は、a)細胞培養サイクル中に少なくとも1回もしくは少なくとも2回低下させられる;及び/又はb)温度は培養の開始時後の第8日及び第10日に低下させられる
(xvii)細胞は、(例えば特徴(i)−(xvi)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む何れかの細胞培養培地中で)約31℃−約35℃の範囲内の温度で培養される
(xviii)細胞は、(例えば特徴(i)−(xvii)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む何れかの細胞培養培地中で)、第1期間は約35℃の第1温度で培養され、第2期間は約33℃の第2温度で培養され、及び第3期間は約31℃の第3温度で培養される。
(xix)細胞は、約7.0−約7.3のpHを有する培地中(例えば特徴(i)−(xviii)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む何れかの細胞培養培地中)で培養される。
(xx)本方法は、(a)約10mg/Lのインスリン、約325nM−約350nMの銅及び約1.3mMのシスチンを含む初期細胞培養培地中で細胞を培養する工程;(b)培養する工程の開始後の第3日に約15mg/Lの濃度の追加のインスリンを提供するために細胞培養培地に第1バッチフィード及びインスリンフィードを提供する工程;及び(c)培養する工程の開始後の第6日に約0.4mM−約0.7mMの濃度の追加のシスチンを提供するために細胞培養培地にシスチンを含む第2バッチフィードを提供する工程を含み、このとき細胞は約35℃の初期温度で培養され、温度は第8日に約33℃へ低下させられ、培養する工程の開始後の第10日に約31℃へさらに低下させられる
(xxi)ベバシズマブもしくはその断片は、 細胞培養培地(特徴(i)−(xx)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)中へ分泌される
(xxii)本方法は、 細胞培養(特徴(i)−(xxi)のうちの何れか1つ以上もしくは全部を含有する培地を含む)からベバシズマブもしくはその断片を回収する工程をさらに含む
(xxiii)哺乳動物細胞は、チャイニーズハムスター卵巣細胞である、の何れか1つ以上を含んでいてよい。
ベバシズマブを産生するチャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞を、様々な量のインスリンを含有する細胞培養培地中で培養し、インスリンが産生したベバシズマブの量に及ぼす影響を評価した。ベバシズマブの産生は、細胞培養中に339nMの銅、1%の動物性加水分解物及び0.25%の植物性加水分解物を含有する基底培地中に細胞を接種する工程によって開始し、バッチフィード培地はバイオリアクター内で14日間細胞培養サイクルの間の第3日に加えた。コントロール細胞培養の基底細胞培養培地には、10mg/L未満のインスリンを補給したが、細胞培養サイクル中には追加のインスリンを補給しなかった。2つの代表的な実験ケース(ケース1及びケース2)では、基底細胞培養培地中のインスリンレベルは10mg/Lであった。追加のインスリンは、14日間細胞培養サイクル中の終了時に各々25mg/L及び40mg/Lの最終量を用いる細胞培養ケース1及び細胞培養ケース2を提供できるように細胞培養サイクル中に3−6回加えた(表A)。細胞は第1日に37℃で培養し、温度はその後第1日に35℃へ、第8日に33℃へ、及び第10日に31℃へ下方シフトさせた。力価の改善は、コントロールに比較した増加率によって定量した。細胞培養サイクル中のインスリンの10mg/L未満から25mg/Lもしくは40mg/Lの全添加は、コントロールと比較して各々約16%もしくは約18%の力価改善をもたらした(表A)。
ベバシズマブを産生するCHO細胞は、モノマー形(Cys、システイン)もしくはダイマー形(Cys−Cys、シスチン)内のどちらかのアミノ酸システインを含む基底培地中で培養した(表C)。ベバシズマブの産生は、細胞培養中に339nMの銅、1%の動物性加水分解物及び0.25%の植物性加水分解物を含有する基底培地中に細胞を接種する工程によって開始し、バッチフィードはバイオリアクター内で14日間細胞培養サイクルの間の第3日に加えた。基底培地中のインスリンレベルは、10mg/L未満もしくは10mg/Lのどちらかの濃度であった。実験細胞培養の2つ(システイン+インスリン及びシスチン+インスリン)は、25mg/Lもしくは40mg/Lの最終量を提供できるように細胞培養サイクル中に3回もしくは6回加えられた追加のインスリンを有した(表C)。細胞は第1日に37℃で培養し、温度はその後第1日に35℃へ、第8日に33℃へ、及び第10日に31℃へ下方シフトさせた。力価の改善は、コントロールに比較した増加率によって定量した。システイン(Cys)のシスチン(Cys−Cys)による置換は、コントロールに比較して力価を11%改善した。インスリン添加の影響は、シスチン(Cys−Cys)を使用して作製された基底培地中でもまた観察された。
ベバシズマブを産生するチャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞を、様々な量のインスリンを含有する細胞培養培地中で培養し、インスリン添加が産生したベバシズマブの量に及ぼす影響を評価した。ベバシズマブの産生は、基底培地中に細胞を接種する工程によって細胞培養中で開始された。接種後、培地(即ち、初期細胞培養培地)は300nMの硫酸銅(CuSO4)、1%の動物性加水分解物及び0.25%の植物性加水分解物及び1.3mMのシスチンを含有していた。培地はさらに、接種後に10mg/Lもしくは20mg/Lのインスリンも含有していた(表D)。バイオリアクター内の14日間細胞培養サイクルの間に、1バッチフィード培地は第3日に加え、又は2バッチフィード培地は第3日に(1バッチフィードは第3日及び第2バッチフィードは第6日に)加えた。一部の細胞培養は、14日間細胞培養サイクル中の終了時に細胞培養に25mg/L−85mg/Lの累積量を提供できるように細胞培養サイクル中に追加のインスリンを1−6回添加された(表D)。細胞は第1日に37℃で培養し、温度はその後第1日に35℃へ、第8日に33℃へ、及び第10日に31℃へ下方シフトさせた。力価の改善を2件の代表的実験における様々な培養にわたって比較し、25mg/mLの累積量のインスリンについては第3日にインスリンが添加された初期細胞培養培地中の10mg/mLのインスリンが最高力価収率を生成すると決定された(図1A(1バッチフィード)及び1B(2バッチフィード))。追加のインスリン補給を行わなかった初期細胞培養培地中に20mg/Lのインスリンを含有する細胞培養は、初期細胞培養培地中の10mg/Lのインスリン及び細胞培養サイクル中に加えられた追加のインスリンを有した培養と匹敵する力価収率を証明したが、これは初期細胞培養培地中のインスリンが力価収率を増加させるための重要な因子であることを指摘していた(表D、図1A及び1B)。
ベバシズマブを産生するCHO細胞の4種のサンプルを細胞培養培地中で培養し、生成されるベバシズマブの量に及ぼす影響を決定するために1もしくは2バッチ培地フィードを供給した。ベバシズマブの産生は、基底培地中に細胞を接種する工程によって細胞培養中で開始された。接種後、培地(即ち、初期細胞培養培地)は300nMの硫酸銅(CuSO4)、1%の動物性加水分解物及び0.25%の植物性加水分解物及び1.3mMのシスチンを含有していた。1つの手順では、バッチフィード培地はバイオリアクター内の14日間細胞培養サイクルの間の第3日に加えた。第2手順では、バッチフィード培地はバイオリアクター内の14日間細胞培養サイクルの間の第3日及び第6日に加えた(表E)。第3日に送達されたバッチフィード培地は、2.5%の動物性加水分解物及び0.625%の植物性加水分解物を含有し、125mL/Lの用量で細胞培養内に加えた。第6日に送達されたバッチフィード培地は、7.5mMのシステイン及び7.5mMのシスチンを含有し、90mL/Lの用量で細胞培養内に加えた。したがって、細胞培養はフィード後にシスチン濃度における0.62mMの上昇を有した。細胞は第1日に37℃で培養し、温度はその後第1日に35℃へ、第8日に33℃へ、及び第10日に31℃へ下方シフトさせた。力価改善は、平均力価を示す1フィードだけを添加された培養を有する第2フィードを第6日に添加された細胞培養内で観察され、2フィード工程は0.3g/Lへの力価上昇をもたらした(約20%の力価上昇)。第14日のバイオマス蓄積(図2A)及び力価(図2B)は、第6日の第2フィードが収率を改善すること、及びこの第2フィードはより高度の増殖及び変動性におけるより早期の低下が観察されるより高い細胞齢を有する培養についてはより有意であったことを指摘した。
Claims (271)
- ベバシズマブもしくはその断片を生成する方法であって、細胞培養培地中でベバシズマブもしくはその断片をコードする核酸を含む哺乳動物細胞を培養する工程を含み、前記細胞培養培地は銅、インスリン及びシスチンから成る群から選択される2つ以上の成分を含み、且つ前記細胞がベバシズマブもしくはその断片を生成する方法。
- 細胞培養培地が銅及びインスリンを含む、請求項1に記載の方法。
- 細胞培養培地が銅及びシスチンを含む、請求項1に記載の方法。
- 細胞培養培地がインスリン及びシスチンを含む、請求項1に記載の方法。
- 細胞培養培地が銅、インスリン及びシスチンを含む、請求項1に記載の方法。
- 細胞培養培地が植物由来加水分解物、動物由来加水分解物又は植物由来加水分解物及び動物由来加水分解物の両方をさらに含む、請求項1から5の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約1.0mg/L−約100.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項1から6の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約10.0mg/L−約100.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項1から6の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約10.0mg/L−約50.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項1から6の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約10.0mg/L−約35.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項1から6の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約10.0mg/L−約25.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項1から6の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約25mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項1から6の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約69nM−約1,000nMの濃度で銅を含む、請求項1から12の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約325nM−約375nMの濃度で銅を含む、請求項1から12の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約325nM−約350nMの濃度で銅を含む、請求項1から12の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が330nM、335nM、339nM、340nM、345nMもしくは350nMのうちのおよそ何れか1つの濃度で銅を含む、請求項1から12の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約339nMの濃度で銅を含む、請求項1から12の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約0.7mM−約2.0mMの濃度でシスチンを含む、請求項1から17の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約1.0mM−約1.6mMの濃度でシスチンを含む、請求項1から17の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約1.2mM−約1.4mMの濃度でシスチンを含む、請求項1から17の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約1.3mMの濃度でシスチンを含む、請求項1から17の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約6.0g/L−約20.0g/Lの濃度で動物由来加水分解物を含む、請求項1から21の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約8.0g/L−約12.0g/Lの濃度で動物由来加水分解物を含む、請求項1から21の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約9.0g/L−約11.0g/Lの濃度で動物由来加水分解物を含む、請求項1から21の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約13g/Lの濃度で動物由来加水分解物を含む、請求項1から21の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約1.0g/L−約10.0g/Lの濃度で植物由来加水分解物を含む、請求項1から25の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約2.0g/L−約3.0g/Lの濃度で植物由来加水分解物を含む、請求項1から25の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約2.25g/L−約2.75g/Lの濃度で植物由来加水分解物を含む、請求項1から25の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約3.1g/Lの濃度で植物由来加水分解物を含む、請求項1から25の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が動物由来加水分解物及び植物由来加水分解物の両方を含み、且つ前記動物由来加水分解物は前記植物由来加水分解物より多い量で存在する、請求項1から29の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地がインスリンを含み、方法は追加量のインスリンを前記細胞培養培地に加える工程をさらに含む、請求項1から30の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、細胞培養サイクル中に1回前記細胞培養培地に加えられる、請求項31に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、細胞培養サイクル中に少なくとも3回前記細胞培養培地に加えられる、請求項31に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、細胞培養サイクル中に少なくとも6回前記細胞培養培地に加えられる、請求項31に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約1.0mg/L−約100.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項31から34の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約10.0mg/L−約100.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項31から34の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約10.0mg/L−約50.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項31から34の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約10.0mg/L−約35.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項31から34の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約10.0mg/L−約25.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項31から34の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約15mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項31から34の何れか一項に記載の方法。
- 方法が、システインを細胞培養培地に加える工程をさらに含む、請求項1から40の何れか一項に記載の方法。
- システインが、細胞培養培地中に約0.5−約2.0mMのシステインを提供する量で加えられる、請求項41に記載の方法。
- システインが、細胞培養培地中に約0.8mMのシステインを提供する量で加えられる、請求項41に記載の方法。
- 方法が、シスチンを細胞培養培地に加える工程をさらに含む、請求項1から43の何れか一項に記載の方法。
- シスチンが、細胞培養培地中に約0.1−約1.5mMのシスチンを提供する量で加えられる、請求項44に記載の方法。
- シスチンが、細胞培養培地中に約0.2mMのシスチンを提供する量で加えられる、請求項44に記載の方法。
- 細胞が、約28℃−約37℃の範囲にわたる温度で培養される、請求項1から46の何れか一項に記載の方法。
- 細胞が、約31℃−約35℃の範囲にわたる温度で培養される、請求項47に記載の方法。
- 細胞が、第1期間は約35℃の第1温度で培養され、第2期間は約33℃の第2温度で培養され、第3期間は約31℃の第3温度で培養される、請求項1から46の何れか一項に記載の方法。
- ベバシズマブもしくはその断片が、細胞培養培地中に分泌される、請求項1から49の何れか一項に記載の方法
- 細胞培養からベバシズマブもしくはその断片を回収する工程をさらに含む、請求項1から50の何れか一項に記載の方法。
- 請求項1から請求項51の何れか一項に記載の方法によって生成される、ベバシズマブもしくはその断片。
- (i)請求項1から請求項51の何れか一項に記載の方法によって生成されるベバシズマブもしくはその断片及び(ii)薬学的に許容される担体を含む組成物。
- ベバシズマブもしくはその断片をコードする核酸を含む哺乳動物細胞を培養する方法であって、哺乳動物細胞を、銅、インスリン及びシスチンから成る群から選択される2つ以上の成分を含む細胞培養培地と接触させる工程を含む方法。
- 細胞培養培地が銅及びインスリンを含む、請求項54に記載の方法。
- 細胞培養培地が銅及びシスチンを含む、請求項54に記載の方法。
- 細胞培養培地がインスリン及びシスチンを含む、請求項54に記載の方法。
- 細胞培養培地が銅、インスリン及びシスチンを含む、請求項54に記載の方法。
- 細胞培養培地が植物由来加水分解物、動物由来加水分解物又は植物由来加水分解物及び動物由来加水分解物の両方をさらに含む、請求項54から請求項58の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約1.0mg/L−約100.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項54から59の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約10.0mg/L−約100.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項54から59の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約10.0mg/L−約50.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項54から59の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約10.0mg/L−約35.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項54から59の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約10.0mg/L−約25.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項54から59の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約25mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項54から59の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約69nM−約1,000nMの濃度で銅を含む、請求項54から65の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約325nM−約375nMの濃度で銅を含む、請求項54から65の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約325nM−約350nMの濃度で銅を含む、請求項54から65の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が330nM、335nM、339nM、340nM、345nMもしくは350nMのうちのおよそ何れか1つの濃度で銅を含む、請求項54から65の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約339nMの濃度で銅を含む、請求項54から65の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約0.7mM−約2.0mMの濃度でシスチンを含む、請求項54から70の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約1.0mM−約1.6mMの濃度でシスチンを含む、請求項54から70の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約1.2mM−約1.4mMの濃度でシスチンを含む、請求項54から70の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約1.3mMの濃度でシスチンを含む、請求項54から70の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約6.0g/L−約20.0g/Lの濃度で動物由来加水分解物を含む、請求項54から74の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約8.0g/L−約12.0g/Lの濃度で動物由来加水分解物を含む、請求項54から74の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約9.0g/L−約11.0g/Lの濃度で動物由来加水分解物を含む、請求項54から74の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約13g/Lの濃度で動物由来加水分解物を含む、請求項54から74の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約1.0g/L−約10.0g/Lの濃度で植物由来加水分解物を含む、請求項54から78の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約2.0g/L−約3.0g/Lの濃度で植物由来加水分解物を含む、請求項54から78の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約2.25g/L−約2.75g/Lの濃度で植物由来加水分解物を含む、請求項54から78の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約3.1g/Lの濃度で植物由来加水分解物を含む、請求項54から78の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が動物由来加水分解物及び植物由来加水分解物の両方を含み、且つ前記動物由来加水分解物は前記植物由来加水分解物より多い量で存在する、請求項54から82の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地がインスリンを含み、方法は追加量のインスリンを前記細胞培養培地に加える工程をさらに含む、請求項54から83の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、細胞培養サイクル中に1回細胞培養培地に加えられる、請求項84に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、細胞培養サイクル中に少なくとも3回細胞培養培地に加えられる、請求項84に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、細胞培養サイクル中に少なくとも6回細胞培養培地に加えられる、請求項84に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約1.0mg/L−約100.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項84から87の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約10.0mg/L−約100.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項84から87の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約10.0mg/L−約50.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項84から87の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約10.0mg/L−約35.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項84から87の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約10.0mg/L−約25.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項84から87の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約15mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項84から87の何れか一項に記載の方法。
- 方法が、システインを細胞培養培地に加える工程をさらに含む、請求項54から93の何れか一項に記載の方法。
- システインが、細胞培養培地中に約0.5−約2.0mMのシステインを提供する量で加えられる、請求項94に記載の方法。
- システインが、細胞培養培地中に約0.8mMのシステインを提供する量で加えられる、請求項94に記載の方法。
- 方法が、シスチンを細胞培養培地に加える工程をさらに含む、請求項54から96の何れか一項に記載の方法。
- シスチンが、細胞培養培地中に約0.1−約1.5mMのシスチンを提供する量で加えられる、請求項97に記載の方法。
- シスチンが、細胞培養培地中に約0.2mMのシスチンを提供する量で加えられる、請求項97に記載の方法。
- 細胞培養培地が動物由来加水分解物及び植物由来加水分解物の両方を含み、且つ前記動物由来加水分解物は前記植物由来加水分解物より多い量で存在する、請求項54から99の何れか一項に記載の方法。
- 細胞が、約28℃−約37℃の範囲にわたる温度で培養される、請求項54から100の何れか一項に記載の方法。
- 細胞が、約28℃−約35℃の範囲にわたる温度で培養される、請求項101に記載の方法。
- 細胞が、第1期間は約35℃の第1温度で培養され、第2期間は約33℃の第2温度で培養され、第3期間は約31℃の第3温度で培養される、請求項54から100の何れか一項に記載の方法。
- ベバシズマブもしくはその断片が、細胞培養培地中に分泌される、請求項54から103の何れか一項に記載の方法。
- 哺乳動物細胞が、細胞の増殖期中に細胞培養培地と接触させられる、請求項54から104の何れか一項に記載の方法。
- 哺乳動物細胞が、細胞の産生期中に細胞培養培地と接触させられる、請求項54から105の何れか一項に記載の方法。
- ベバシズマブもしくはその断片をコードする核酸を含む哺乳動物細胞を培養する際に使用するための細胞培養培地を補給するためのキットであって、成分(i)−(iii):(i)前記細胞培養培地中の約1.0mg/L−約100.0mg/Lのインスリンを提供する量にあるインスリン;(ii)前記細胞培養培地中の約0.7mM−約2.0mMのシスチンを提供する量にあるシスチン;(iii)及び前記細胞培養培地中の約69.0nM−約1,000.0nMの銅を提供する量にある銅のうちの少なくとも2つを含む、キット。
- キットが、植物由来加水分解物をさらに含む、請求項107に記載のキット。
- キットは、細胞培養培地中の約1.0g/L−約10.0g/Lの植物由来加水分解物を提供する量にある植物由来加水分解物を含む、請求項108に記載のキット。
- キットが、動物由来加水分解物をさらに含む、請求項107−109の何れか一項に記載のキット。
- キットが、細胞培養培地中の約6.0g/L−約20.0g/Lの動物由来加水分解物を提供する量にある動物由来加水分解物を含む、請求項110に記載のキット。
- ベバシズマブもしくはその断片をコードする核酸を含む哺乳動物細胞を培養する際に使用するための細胞培養培地であって、成分(i)−(iii):(i)約1.0mg/L−約100.0mg/Lのインスリン;(ii)約69.0nM−約1,000.0nMの銅;及び(iii)約0.7mM−約2.0mMのシスチンのうちの少なくとも2つを含む、細胞培養培地。
- 細胞培養培地が:(i)約1.0mg/L−約100.0mg/Lのインスリン;及び(ii)約69.0nM−約1,000.0nMの銅を含む、請求項112に記載の細胞培養培地。
- 細胞培養培地が:(i)約1.0mg/L−約100.0mg/Lのインスリン;及び(iii)約0.7mM−約2.0mMのシスチンを含む、請求項112に記載の細胞培養培地。
- 細胞培養培地が:(ii)約69.0nM−約1,000.0nMの銅;及び(iii)約0.7mM−約2.0mMのシスチンを含む、請求項112に記載の細胞培養培地。
- 細胞培養培地が約1.0g/L−約10.0g/Lの植物由来加水分解物をさらに含む、請求項112から115の何れか一項に記載の細胞培養培地。
- 細胞培養培地が約6.0g/L−約20.0g/Lの動物由来加水分解物をさらに含む、請求項112から116の何れか一項に記載の細胞培養培地。
- 細胞培養培地が:
約1.0mg/L−約100.0mg/L;
約10.0mg/L−約100.0mg/L;
約10.0mg/L−約50.0mg/L;
約10.0mg/L−約35.0mg/L;
約10.0mg/L−約25.0mg/L;及び
約10.0mg/Lから成る群から選択される濃度にあるインスリンを含む、請求項112から117の何れか一項に記載の細胞培養培地。 - 細胞培養培地が:
約69nM−約1,000nM;
約300nM−約400nM;
約325nM−約375nM;
約325nM−約350nM;
330nM、335nM、339nM、340nM、345nMもしくは350nMのうちのおよそ何れか1つ;及び
約339nMから成る群から選択される濃度にある銅を含む、請求項112から118の何れか一項に記載の細胞培養培地。 - 細胞培養培地が:
約0.7mM−約2.0mM;
約1.0mM−約2.0mM;
約1.0mM−約1.6mM;
約1.2mM−約1.4mM;及び
約1.3mMから成る群から選択される濃度にあるシスチンを含む、請求項112から119の何れか一項に記載の細胞培養培地。 - (a)ベバシズマブもしくはその断片をコードする核酸を含む哺乳動物細胞;及び(b)請求項112から120の何れか一項に記載の細胞培養培地を含む、組成物。
- (a)ベバシズマブもしくはその断片;及び(b)請求項112から120の何れか一項に記載の細胞培養培地を含む、組成物。
- ベバシズマブもしくはその断片が、ベバシズマブもしくはその断片をコードする核酸を含む哺乳動物細胞によって培地中に分泌される、請求項122に記載の組成物。
- ベバシズマブもしくはその断片をコードする核酸を含む哺乳動物細胞から生成されるベバシズマブもしくはその断片の量を強化する方法であって、インスリン、銅及びシスチンのうちの少なくとも2つを含む細胞培養培地中で前記哺乳動物細胞を培養する工程を含み、インスリン、銅及びシスチンのうちの少なくとも2つを含まない細胞培養培地中で前記哺乳動物細胞を培養することに比較して前記哺乳動物細胞から生成されるベバシズマブもしくはその断片の量が強化される方法。
- 細胞培養培地が銅及びインスリンを含む、請求項124に記載の方法。
- 細胞培養培地が銅及びシスチンを含む、請求項124に記載の方法。
- 細胞培養培地がインスリン及びシスチンを含む、請求項124に記載の方法。
- 細胞培養培地が銅、インスリン及びシスチンを含む、請求項124に記載の方法。
- 細胞培養培地が植物由来加水分解物、動物由来加水分解物又は植物由来加水分解物及び動物由来加水分解物の両方をさらに含む、請求項124から128の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約1.0mg/L−約100.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項124から129の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約10.0mg/L−約100.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項124から129の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約10.0mg/L−約50.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項124から129の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約10.0mg/L−約35.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項124から129の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約10.0mg/L−約25.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項124から129の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約25.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項124から129の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約69nM−約1,000nMの濃度で銅を含む、請求項124から135の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約325nM−約375nMの濃度で銅を含む、請求項124から135の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約325nM−約350nMの濃度で銅を含む、請求項124から135の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が330nM、335nM、339nM、340nM、345nMもしくは350nMのうちのおよそ何れか1つの濃度で銅を含む、請求項124から135の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約339nMの濃度で銅を含む、請求項124から135の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約0.7mM−約2.0mMの濃度でシスチンを含む、請求項124から140の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約1.0mM−約1.6mMの濃度でシスチンを含む、請求項124から140の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約1.2mM−約1.4mMの濃度でシスチンを含む、請求項124から140の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約1.3mMの濃度でシスチンを含む、請求項124から140の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約6.0g/L−約20.0g/Lの濃度で動物由来加水分解物を含む、請求項124から144の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約8.0g/L−約12.0g/Lの濃度で動物由来加水分解物を含む、請求項124から144の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約9.0g/L−約11.0g/Lの濃度で動物由来加水分解物を含む、請求項124から144の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約13g/Lの濃度で動物由来加水分解物を含む、請求項124から144の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約1.0g/L−約10.0g/Lの濃度で植物由来加水分解物を含む、請求項124から148の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約2.0g/L−約3.0g/Lの濃度で植物由来加水分解物を含む、請求項124から148の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約2.25g/L−約2.75g/Lの濃度で植物由来加水分解物を含む、請求項124から148の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約3.1g/Lの濃度で植物由来加水分解物を含む、請求項124から148の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が動物由来加水分解物及び植物由来加水分解物の両方を含み、且つ前記動物由来加水分解物は前記植物由来加水分解物より多い量で存在する、請求項124から152の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地がインスリンを含み、方法は追加量のインスリンを前記細胞培養培地に加える工程をさらに含む、請求項124から153の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、細胞培養サイクル中に1回細胞培養培地に加えられる、請求項154に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、細胞培養サイクル中に少なくとも3回細胞培養培地に加えられる、請求項154に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、細胞培養サイクル中に少なくとも6回細胞培養培地に加えられる、請求項154に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約1.0mg/L−約100.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項154から157の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約10.0mg/L−約100.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項154から157の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約10.0mg/L−約50.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項154から157の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約10.0mg/L−約35.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項154から157の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約10.0mg/L−約25.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項154から157の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約15.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項154から157の何れか一項に記載の方法。
- 方法が、システインを細胞培養培地に加える工程をさらに含む、請求項124から163の何れか一項に記載の方法。
- システインが、細胞培養培地中に約0.5−約2.0mMのシステインを提供する量で加えられる、請求項164に記載の方法。
- システインが、細胞培養培地中に約0.8mMのシステインを提供する量で加えられる、請求項164に記載の方法。
- 方法が、シスチンを細胞培養培地に加える工程をさらに含む、請求項124から166の何れか一項に記載の方法。
- シスチンが、細胞培養培地中に約0.1−約1.5mMのシスチンを提供する量で加えられる、請求項167に記載の方法。
- シスチンが、細胞培養培地中に約0.2mMのシスチンを提供する量で加えられる、請求項167に記載の方法。
- 細胞が、約28℃−約37℃の範囲にわたる温度で培養される、請求項124から169の何れか一項に記載の方法。
- 細胞が、約31℃−約35℃の範囲にわたる温度で培養される、請求項170に記載の方法。
- 細胞が、第1期間は約35℃の第1温度で培養され、第2期間は約33℃の第2温度で培養され、第3期間は約31℃の第3温度で培養される、請求項124から169の何れか一項に記載の方法。
- ベバシズマブもしくはその断片が、細胞培養培地中に分泌される、請求項124から172の何れか一項に記載の方法。
- ベバシズマブもしくはその断片を細胞培養物から回収する工程をさらに含む、請求項124から173の何れか一項に記載の方法。
- インスリン、銅及びシスチンのうちの少なくとも2つを含む細胞培養培地中でベバシズマブもしくはその断片をコードする核酸を含む哺乳動物細胞を培養する方法であって、哺乳動物細胞から生成されたベバシズマブもしくはその断片の量がインスリン、銅及びシスチンのうちの少なくとも2つを含まない細胞培養培地中で哺乳動物細胞を培養する方法に比較して強化される方法。
- 細胞培養培地が銅及びインスリンを含む、請求項175に記載の方法。
- 細胞培養培地が銅及びシスチンを含む、請求項175に記載の方法。
- 細胞培養培地がインスリン及びシスチンを含む、請求項175に記載の方法。
- 細胞培養培地が銅、インスリン及びシスチンを含む、請求項175に記載の方法。
- 細胞培養培地が植物由来加水分解物、動物由来加水分解物又は植物由来加水分解物及び動物由来加水分解物の両方をさらに含む、請求項175から179の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約1.0mg/L−約100.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項175から180の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約10.0mg/L−約100.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項175から180の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約10.0mg/L−約50.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項175から180の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約10.0mg/L−約35.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項175から180の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約10.0mg/L−約25.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項175から180の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約25.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項175から180の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約69nM−約1,000nMの濃度で銅を含む、請求項175から186の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約325nM−約375nMの濃度で銅を含む、請求項175から186の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約325nM−約350nMの濃度で銅を含む、請求項175から186の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が330nM、335nM、339nM、340nM、345nMもしくは350nMのうちのおよそ何れか1つの濃度で銅を含む、請求項175から186の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約339nMの濃度で銅を含む、請求項175から186の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約0.7mM−約2.0mMの濃度でシスチンを含む、請求項175から191の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約1.0mM−約1.6mMの濃度でシスチンを含む、請求項175から191の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約1.2mM−約1.4mMの濃度でシスチンを含む、請求項175から191の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約1.3mMの濃度でシスチンを含む、請求項175から191の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約6.0g/L−約20.0g/Lの濃度で動物由来加水分解物を含む、請求項175から195の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約8.0g/L−約12.0g/Lの濃度で動物由来加水分解物を含む、請求項175から195の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約9.0g/L−約11.0g/Lの濃度で動物由来加水分解物を含む、請求項175から195の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約13g/Lの濃度で動物由来加水分解物を含む、請求項175から195の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約1.0g/L−約10.0g/Lの濃度で植物由来加水分解物を含む、請求項175から199の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約2.0g/L−約3.0g/Lの濃度で植物由来加水分解物を含む、請求項175から199の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約2.25g/L−約2.75g/Lの濃度で植物由来加水分解物を含む、請求項175から199の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約3.1g/Lの濃度で植物由来加水分解物を含む、請求項175から199の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が動物由来加水分解物及び植物由来加水分解物の両方を含み、且つ前記動物由来加水分解物は前記植物由来加水分解物より多い量で存在する、請求項175から203の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地がインスリンを含み、方法は追加量のインスリンを前記細胞培養培地に加える工程をさらに含む、請求項175から204の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、細胞培養サイクル中に1回細胞培養培地に加えられる、請求項205に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、細胞培養サイクル中に少なくとも3回細胞培養培地に加えられる、請求項205に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、細胞培養サイクル中に少なくとも6回細胞培養培地に加えられる、請求項205に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約1.0mg/L−約100.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項205から208の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約10.0mg/L−約100.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項205から208の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約10.0mg/L−約50.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項205から208の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約10.0mg/L−約35.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項205から208の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約10.0mg/L−約25.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項205から208の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、約15.0mg/Lの濃度で細胞培養培地中のインスリンを提供する量で加えられる、請求項205から208の何れか一項に記載の方法。
- 方法が、システインを細胞培養培地に加える工程をさらに含む、請求項175から214の何れか一項に記載の方法。
- システインが、細胞培養培地中に約0.5−約2.0mMのシステインを提供する量で加えられる、請求項215に記載の方法。
- システインが、細胞培養培地中に約0.8mMのシステインを提供する量で加えられる、請求項215に記載の方法。
- 方法が、シスチンを前記細胞培養培地に加える工程をさらに含む、請求項175から217の何れか一項に記載の方法。
- シスチンが、細胞培養培地中に約0.1−約1.5mMのシスチンを提供する量で加えられる、請求項218に記載の方法。
- シスチンが、細胞培養培地中に約0.2mMのシスチンを提供する量で加えられる、請求項218に記載の方法。
- 細胞が、約28℃−約37℃の範囲にわたる温度で培養される、請求項175から220の何れか一項に記載の方法。
- 細胞が、約31℃−約35℃の範囲にわたる温度で培養される、請求項221に記載の方法。
- 細胞が、第1期間は約35℃の第1温度で培養され、第2期間は約33℃の第2温度で培養され、第3期間は約31℃の第3温度で培養される、請求項175から220の何れか一項に記載の方法。
- ベバシズマブもしくはその断片が、細胞培養培地中に分泌される、請求項175から223の何れか一項に記載の方法。
- ベバシズマブもしくはその断片を細胞培養物から回収する工程をさらに含む、請求項175から223の何れか一項に記載の方法。
- ベバシズマブもしくはその断片を生成する方法であって、細胞培養培地中でベバシズマブもしくはその断片をコードする核酸を含む哺乳動物細胞を培養する工程を含み、細胞培養サイクル中の初期細胞培養培地が約69nM−約1,000nMの濃度の銅、約1.0mg/L−約100.0mg/Lの濃度のインスリン及び約0.7mM−約2.0mMの濃度のシスチンから成る群から選択される2つ以上の成分を含み、且つ前記細胞がベバシズマブもしくは断片を生成する、方法。
- 初期細胞培養培地が(1)銅及びインスリン;(2)銅及びシスチン;(3)インスリン及びシスチン;又は(4)銅、インスリン及びシスチンを含む、請求項226に記載の方法。
- 初期細胞培養培地が約10.0mg/L−約50.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項226から227の何れか一項に記載の方法。
- 初期細胞培養培地が約10.0mg/L−約20.0mg/Lの濃度でインスリンを含む、請求項228に記載の方法。
- 初期細胞培養培地が10.0mg/L、15mg/L、20mg/L及び25mg/Lのうちのおよそ何れか1つの濃度でインスリンを含む、請求項228に記載の方法。
- 初期細胞培養培地が約325nM−約375nMの濃度で銅を含む、請求項226から230の何れか一項に記載の方法。
- 初期細胞培養培地が約325nM−約350nMの濃度で銅を含む、請求項226から230の何れか一項に記載の方法。
- 初期細胞培養培地が330nM、335nM、339nM、340nM、345nM及び350nMのうちのおよそ何れか1つの濃度で銅を含む、請求項226から230の何れか一項に記載の方法。
- 初期細胞培養培地が約0.7mM−約2.0mMの濃度でシスチンを含む、請求項226から233の何れか一項に記載の方法。
- 初期細胞培養培地が約1.0mM−約1.6mMの濃度でシスチンを含む、請求項226から233の何れか一項に記載の方法。
- 初期細胞培養培地が1.0mM、1.2mM、1.3mM、1.4mM、1.5mM及び1.6mMのうちのおよそ何れか1つの濃度でシスチンを含む、請求項226から233の何れか一項に記載の方法。
- 初期細胞培養培地が動物由来加水分解物及び/又は植物由来加水分解物を含む、請求項226から236の何れか一項に記載の方法。
- 初期細胞培養培地が約6.0g/L−約20.0g/Lの濃度で動物由来加水分解物を含む、請求項226から236の何れか一項に記載の方法。
- 初期細胞培養培地が約8.0g/L−約12.0g/Lの濃度で動物由来加水分解物を含む、請求項226から236の何れか一項に記載の方法。
- 初期細胞培養培地が約9.0g/L−約11.0g/Lの濃度で動物由来加水分解物を含む、請求項226から236の何れか一項に記載の方法。
- 初期細胞培養培地が約13g/Lの濃度で動物由来加水分解物を含む、請求項226から236の何れか一項に記載の方法。
- 初期細胞培養培地が約1.0g/L−約10.0g/Lの濃度で植物由来加水分解物を含む、請求項226から241の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約2.0g/L−約3.0g/Lの濃度で植物由来加水分解物を含む、請求項226から242の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が約2.25g/L−約2.75g/Lの濃度で植物由来加水分解物を含む、請求項226から243の何れか一項に記載の方法。
- 初期細胞培養培地が約2.5g/Lの濃度で植物由来加水分解物を含む、請求項226から244の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養培地が動物由来加水分解物及び植物由来加水分解物の両方を含み、且つ前記動物由来加水分解物は前記植物由来加水分解物より多い量で存在する、請求項226から245の何れか一項に記載の方法。
- 初期細胞培養培地がインスリンを含み、方法は細胞培養サイクル中に追加量のインスリンを前記細胞培養培地に加える工程をさらに含む、請求項226から246の何れか一項に記載の方法。
- 追加量のインスリンが、細胞培養サイクル中に少なくとも1回、少なくとも2回、少なくとも3回、少なくとも4回、少なくとも5回又は少なくとも6回細胞培養培地に加えられる、請求項247に記載の方法。
- 各時点に加えられるインスリンが、約5mg/L−約25mg/Lである、請求項248に記載の方法。
- 各時点に加えられるインスリンが、5mg/L、10mg/L、15mg/L、20mg/L及び25mg/Lのうちのおよそ何れか1つである、請求項248に記載の方法。
- 細胞培養サイクル中に加えられるインスリンの累積量が、約20mg/L−約100mg/Lである、請求項248から250の何れか一項に記載の方法。
- 細胞培養サイクル中に加えられるインスリンの累積量が、20mg/L、25mg/L、30mg/L、35mg/L、40mg/L、45mg/L、50mg/L、55mg/L、60mg/L、65mg/L、70mg/L、75mg/L、80mg/L及び85mg/Lのうちのおよそ何れか1つである、請求項251に記載の方法。
- 初期細胞培養培地がシスチンを含み、方法は細胞培養サイクル中に追加量のシスチンを前記細胞培養培地に加える工程をさらに含む、請求項226から252の何れか一項に記載の方法。
- シスチンが、細胞培養培地中に約0.1−約1.5mMの追加のシスチンを提供する量で加えられる、請求項253に記載の方法。
- シスチンが、細胞培養培地中に約0.4−約0.7mMの追加のシスチンを提供する量で加えられる、請求項254に記載の方法。
- シスチンが細胞培養サイクル中にバッチフィードで加えられる、請求項253から255の何れか一項に記載の方法。
- 方法が、細胞培養サイクル中に少なくとも1バッチフィードをさらに含む、請求項226から256の何れか一項に記載の方法。
- 方法が、細胞培養サイクル中に2、3もしくは4バッチフィードを含む、請求項257に記載の方法。
- バッチフィード培地はが、動物由来加水分解物及び/又は植物由来加水分解物を含む、請求項257又は259に記載の方法。
- 細胞培養サイクル中に、培地の温度が、培養の開始時の温度に比較して、少なくとも約2℃、少なくとも約3℃、少なくとも約4℃もしくは少なくとも約5℃低下させられる、請求項226から259の何れか一項に記載の方法。
- 培地の温度が、細胞培養サイクル中に少なくとも1回又は少なくとも2回低下させられる、請求項260に記載の方法。
- 温度が、培養する工程の開始後の第8日及び第10日に低下させられる、請求項261に記載の方法。
- 細胞が、約31℃−約35℃の範囲にわたる温度で培養される、請求項226から262の何れか一項に記載の方法。
- 細胞が、第1期間は約35℃の第1温度で培養され、第2期間は約33℃の第2温度で培養され、第3期間は約31℃の第3温度で培養される、請求項263に記載の方法。
- 細胞が、約7.0−約7.3のpHを有する培地中で培養される、請求項226から264の何れか一項に記載の方法。
- 方法が、(a)約10mg/Lのインスリン、約325nM−約350nMの銅及び約1.3mMのシスチンを含む初期細胞培養培地中で細胞を培養する工程;(b)培養する工程の開始後の第3日に約15mg/Lの濃度の追加のインスリンを提供するために細胞培養培地に第1バッチフィード及びインスリンフィードを提供する工程;及び(c)培養する工程の開始後の第6日に約0.4mM−約0.7mMの濃度の追加のシスチンを提供するために細胞培養培地にシスチンを含む第2バッチフィードを提供する工程を含み、このとき細胞は約35℃の初期温度で培養され、温度は第8日に約33℃へ低下させられ、培養する工程の開始後の第10日に約31℃へさらに低下させられる、請求項226から265の何れか一項に記載の方法。
- ベバシズマブもしくはその断片が、細胞培養培地中に分泌される、請求項226から266の何れか一項に記載の方法。
- ベバシズマブもしくはその断片を細胞培養物から回収する工程をさらに含む、請求項226から267の何れか一項に記載の方法。
- 哺乳動物細胞がチャイニーズハムスター卵巣細胞である、請求項226から268の何れか一項に記載の方法。
- 請求項226から269の何れか一項に記載の方法によって生成される、ベバシズマブもしくはその断片。
- (i)請求項226から269の何れか一項に記載の方法によって生成されるベバシズマブもしくはその断片及び(ii)薬学的に許容可能な担体を含む、組成物。
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