JP2016224418A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、複数の現像ローラを独立して当接離間可能な構成を提供することである。【解決手段】第1の画像形成部が有する現像ローラに駆動力を伝達する第1のギア列と、第1の画像形成部とは異なる色の画像を形成する第2の画像形成部が有する現像ローラに駆動力を伝達する、第1のギア列とは別の第2のギア列と、第1の画像形成部が有する現像ローラを感光体に対して移動させる第1の現像移動機構と、第2の画像形成部が有する現像ローラを感光体に対して移動させる、第1の現像移動機構とは別の独立した第2の現像移動機構と、を備える。【選択図】 図7

Description

本発明は、プロセスカートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成するための電子写真方式を採用した画像形成装置に関するものである。
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置およびワードプロセッサ等が含まれる。
また、プロセスカートリッジとは、電子写真感光体と、この電子写真感光体に作用する帯電手段、現像手段等のプロセス手段とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。
電子写真プロセスを用いたプリンタ等の電子写真画像形成装置は、像担持体である電子写真感光体を一様に帯電させ、前記電子写真感光体への選択的な露光によって潜像を形成する。そして前記潜像は現像ローラによって現像剤が現像され、現像剤像として顕在化される。そして前記現像剤像を記録媒体に転写する。転写された現像剤像に熱や圧力を加えることで前記現像剤像を記録媒体に定着させて画像を記録している。
従来から、感光体や現像ローラの摩耗や劣化を防ぐために、作像時以外は感光体と現像ローラを離間させる当接離間機構が知られている。例えば特許文献1、2には現像離間用のモータを用いて、所定の順番で各色の現像当接離間を行う構成が開示されている。
特開2006‐292868公報 特開2009‐282126公報
しかしながら、専用のモータを用いて感光体と現像ローラの当接離間を行う構成は、モータそのもののコストアップを招くほか、モータを配置するためのスペースが必要となり、装置が大型化する課題があった。
また、例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)の各色トナーを用いてカラーとモノクロの画像形成が可能な装置において、前述の当接離間を行う順番が指定されている場合、以下のような問題があった。例えば全ての感光体と現像ローラを当接する全当接(カラー)、Y,M,Cの感光体と現像ローラを離間するカラー離間(モノクロ)、Bの感光体と現像ローラを離間するモノ離間(全離間)という順番が指定されている場合を例示する。この順番では、カラーを印刷中かつブラックは非印刷中の状態でもブラックの感光体と現像ローラが当接している必要があり、必要以上にブラックの当接時間が長くなる。この場合、ブラックの感光体や現像ローラの摩耗が進み、カートリッジの寿命を短くさせてしまう課題があった。
そこで、本発明の目的は、複数の現像ローラを独立して当接離間可能な構成を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明は、少なくとも、現像ローラにより感光体に現像剤による画像を形成する第1の画像形成部と、現像ローラにより感光体に前記第1の画像形成部とは異なる色の現像剤による画像を形成する第2の画像形成部と、を有する画像形成装置において、前記第1の画像形成部に設けられた前記現像ローラと前記感光体の少なくとも一方に駆動力を伝達する第1のギア列と、前記第2の画像形成部に設けられた前記現像ローラと前記感光体の少なくとも一方に駆動力を伝達する、前記第1のギア列とは別の第2のギア列と、前記第1の画像形成部が有する前記現像ローラを前記感光体に対して移動させる第1の現像ローラ移動部材と、前記第1のギア列からの駆動力を前記第1の現像ローラ移動部材へ伝達して前記第1の画像形成部が有する前記現像ローラを移動させる伝達状態と該伝達を遮断した遮断状態とを切り換える第1の駆動力切換手段と、を含む第1の現像移動機構と、前記第2の画像形成部が有する前記現像ローラを前記感光体に対して移動させる第2の現像ローラ移動部材と、前記第2のギア列からの駆動力を前記第2の現像ローラ移動部材へ伝達して前記第2の画像形成部が有する前記現像ローラを移動させる伝達状態と該伝達を遮断した遮断状態とを切り換える第2の駆動力切換手段と、を含む第2の現像移動機構と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数の現像ローラを独立して当接離間可能な構成を提供することができる。
本発明に係る電子写真画像形成装置を示す斜視図 本発明に係る電子写真画像形成装置を示す断面概略図 本発明に係る電子写真画像形成装置のカートリッジの脱着動作を示す断面図 実施例1におけるメイン駆動ユニットの取りつき状態を示す斜視図 実施例1における現像当接離間機構の模式側面図 実施例1におけるメイン駆動ユニットを示す斜視図 実施例1における現像ギア列を示す上面図
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔実施例1〕
以下、本発明の実施例1に係る画像形成装置について図1〜図7を用いて説明する。
なお、以下の実施例では電子写真画像形成装置として、4個のプロセスカートリッジが着脱可能なフルカラー電子写真画像形成装置を例示している。しかしながら、前記電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置と称す)に装着するプロセスカートリッジの個数はこれに限定されるものではない。必要に応じて適宜設定されるものである。例えば、モノクロの画像を形成する画像形成装置の場合には、前記画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジの個数は1個である。
また、以下に説明する実施例によれば、画像形成装置の一態様としてプリンタを例示している。しかしながら、これに限定されるものではない。例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置にも適用することができる。
《画像形成装置の概略構成》
まず、画像形成装置の概略構成について説明する。図1は本実施例の画像形成装置の外観斜視図、図2は本実施例の画像形成装置の断面概略図を示す。
この画像形成装置1は、電子写真プロセスを用いた4色フルカラーレーザプリンタであり、記録媒体Sにカラー画像形成を行う。画像形成装置1はプロセスカートリッジ方式であり、プロセスカートリッジP(以下、カートリッジと称す)を装置本体2に取り外し可能に装着して、記録媒体Sにカラー画像を形成するものである。
ここで、画像形成装置1に関して、装置開閉ドア3を設けた側を正面(前面)、正面と反対側の面を背面(後面)とする。また、画像形成装置1を正面から見て右側を駆動側、左側を非駆動側と称す。
画像形成装置1の装置本体2には、第1のカートリッジPY、第2のカートリッジPM、第3のカートリッジPC、第4のカートリッジPKの4つのカートリッジP(PY・PM・PC・PK)が水平方向に配置されている。第1〜第4のカートリッジP(PY・PM・PC・PK)には装置本体2の駆動出力部(不図示)から回転駆動力が伝達される。また、第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)には装置本体2からバイアス電圧(帯電バイアス、現像バイアス等)が供給される(不図示)。
第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、それぞれ同様の電子写真プロセス機構を有しており、現像剤(以下トナーと称す)の色が各々異なるものである。第1のカートリッジPYは、イエロー(Y)のトナーを収容しており、感光体ドラム40の表面にイエロー色のトナー像を形成する。第2のカートリッジPMは、マゼンタ(M)のトナーを収容してあり、感光体ドラム40の表面にマゼンタ色のトナー像を形成する。第3のカートリッジPCは、シアン(C)のトナーを収容してあり、感光体ドラム40の表面にシアン色のトナー像を形成する。第4のカートリッジPKは、ブラック(K)のトナーを収容しており、感光体ドラム40の表面にブラック色のトナー像を形成する。
第1〜第4のカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の上方には、露光手段としてのレーザスキャナユニットLSが設けられている。このレーザスキャナユニットLSは、画像情報に対応してレーザ光Zを出力する。そして、レーザ光Zは、カートリッジPの露光窓部を通過して感光体ドラム40の表面を走査露光する。
第1〜第4のカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の下方には、転写部材としての中間転写ユニット11を設けている。この中間転写ユニット11は、駆動ローラ13、ターンローラ17、テンションローラ15を有し、及び可撓性を有する転写ベルト12を有し、前記3つのローラ13,17,15により前記転写ベルト12を掛け渡している。
第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の感光体ドラム40は、転写ベルト12の上面に接している。その接触部が1次転写部である。転写ベルト12の内側には、感光体ドラム40に対向させて1次転写ローラ16を設けている。
ターンローラ17には転写ベルト12を介して2次転写ローラ14を当接させている。転写ベルト12と2次転写ローラ14の接触部が2次転写部である。
中間転写ユニット11の下方には、給送ユニット18を設けている。この給送ユニット18は、記録媒体Sを積載して収容した給送トレイ19と、給送トレイ19から記録媒体Sを給送する給送ローラ20と、を有している。
図3における装置本体2内の左上方には、定着ユニット21と、排出ユニット22を設けている。装置本体2の上面は排出トレイ23としている。記録媒体Sは前記定着ユニット21に設けられた定着手段によりトナー像が定着され、排出ユニット22により前記排出トレイ23へ排出される。
《画像形成動作》
上記構成の画像形成装置においてフルカラー画像を形成するための動作を説明する。
第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の感光体ドラム40が所定の速度で回転駆動される(図2矢印方向、反時計回り方向)。転写ベルト12も感光体ドラムの回転に順方向(図2矢印C方向)に感光体ドラム40の速度に対応した速度で回転駆動される。
レーザスキャナユニットLSは各感光体ドラム40の表面を各色の画像信号に応じてレーザ光Zで走査露光する。これにより、各感光体ドラム40の表面に対応色の画像信号に応じた静電潜像が形成される。各感光体ドラム40の表面に形成された静電潜像は、現像装置41内にあり、所定の速度で回転駆動される現像ローラ42により現像される。
前記のような電子写真画像形成プロセス動作により、第1のカートリッジPYの感光体ドラム40にはフルカラー画像のイエロー成分に対応するイエロー色のトナー像が形成される。そして、そのトナー像が転写ベルト12上に1次転写される。
同様に第2のカートリッジPMの感光体ドラム40にはフルカラー画像のマゼンタ成分に対応するマゼンタ色トナー像が形成される。そして、そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色のトナー像に重畳されて1次転写される。
同様に第3のカートリッジPCの感光体ドラム40にはフルカラー画像のシアン成分に対応するシアン色トナー像が形成される。そして、そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色、マゼンタ色のトナー像に重畳されて1次転写される。
同様に第4のカートリッジPKの感光体ドラム40にはフルカラー画像のブラック成分に対応するブラック色トナー像が形成される。そして、そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色、マゼンタ色、シアン色のトナー像に重畳されて1次転写される。
このようにして、転写ベルト12上にイエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の4色フルカラーの未定着トナー像が形成される。
一方、所定の制御タイミングで記録媒体Sが1枚ずつ分離されて給送される。給送トレイ19に収容された記録媒体Sは、給送ローラ20によって1枚ずつ分離されて給送される。その記録媒体Sは、所定の制御タイミングで2次転写ローラ14と転写ベルト12との当接部である2次転写部に導入される。
これにより、記録媒体Sが前記2次転写部へ搬送されていく過程で、転写ベルト12上の4色重畳のトナー像が記録媒体Sの面に順次に一括転写される。
《カートリッジの着脱構成》
次に、図3(a)及び図3(b)を用いてカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の装置本体2への着脱動作について説明する。図3(a)はカートリッジトレイ24が装置本体2から引き出され、カートリッジPが着脱可能な状態を示した断面概略図である。図3(b)はカートリッジPのカートリッジトレイ24への着脱動作を示した断面概略図である。
装置本体2内には、カートリッジPを装着可能なカートリッジトレイ24が設けられている。カートリッジトレイ24は図3(a)に示すように装置本体2に対して実質的に水平方向である矢印G1、G2方向に直線移動(押し込み/引き出し)可能に構成されている。そして、カートリッジトレイ24は、装置本体2内の装着位置と、装着位置から引き出された引き出し位置とをとりうる。
まず、カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の装置本体2への装着動作について説明する。
装置開閉ドア3を開け、カートリッジトレイ24を図3(a)矢印G1方向に移動させることで、カートリッジトレイ24は引き出し位置に移動する。この状態において、カートリッジPは図3(b)中矢印H1方向からカートリッジトレイ24に装着され、保持される。
カートリッジPを保持したカートリッジトレイ24を図3(a)矢印G2方向に移動させ、カートリッジトレイ24は装置本体2内の装着位置に移動する。そして、装置開閉ドア3を閉めることで、カートリッジPの装置本体2への装着動作が完了する。
一方で、カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の装置本体2からの取り出しについて説明する。
前述したカートリッジPの装置本体2への装着動作と同様にして、カートリッジトレイ24を引き出し位置に移動させる。この状態において、カートリッジPが図3(b)矢印H2方向に取り出され、カートリッジPの装置本体2からの取り出し動作が完了する。
以上の動作により、カートリッジPは装置本体2に着脱可能となっている。
《駆動ユニットの概要》
次に、実施例1におけるメイン駆動ユニット70の構成について説明する。
図4は装置本体2に取り付けられた状態のメイン駆動ユニット70を本体外側から見た斜視図である。図4では、簡略化のため、装置本体2の本体フレームと、その装置本体2に取り付けられたメイン駆動ユニット70のみの表示としてある。ドラムモータ71はメイン駆動ユニット70内部のギア列によって駆動が伝えられ、感光体ドラム40および中間転写ユニット11の駆動ローラ13に駆動を伝えている。一方、現像モータ(駆動源)72は同様にメイン駆動ユニット70内部のギア列によって駆動が伝えられ、現像ローラ42と、後述の現像当接離間機構(現像移動機構)60へと駆動を伝えている。また、定着モータ73は定着ユニット21(図2参照)へ駆動を伝えている。
《現像当接離間機構》
次に、図5(a)及び図5(b)を用いて実施例1における現像当接離間機構60の構成について説明する。図5(a)及び図5(b)は現像当接離間機構60を説明する模式側面図である。
装置本体2の装着部に所定に装着されている各カートリッジPにおいて、現像装置41は中間転写ユニット11に備えられた現像当接離間機構60により現像ローラ42が感光体ドラム40に対して接離されるように揺動される。つまり現像装置41は感光体ドラム40に対して移動可能な構成であって、現像ローラ42を感光体ドラム40に当接させる当接位置(図5(a))と、現像ローラ42を感光体ドラム40から離間させる離間位置(図5(b))とに移動可能である。
即ち、画像形成装置1の画像形成動作における各色の現像開始直前に現像装置41が感光体ドラム40に対し接方向に揺動されることで、現像ローラ42が図5(a)に示すように感光体ドラム40に対して当接する。そして現像完了後に現像装置41が感光体ドラム40に対し離方向に揺動されることで、現像ローラ42が図5(b)に示すように感光体ドラム40から離間される。プリントジョブが無い待機時には、現像装置41は図5(b)に示す離間状態に保持される。
なお、ここでは、第1の画像形成部として、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)の各トナーによる画像を形成するカートリッジPY,PM,PCを例示している。また第1の画像形成部とは色の異なるトナーによる画像を形成する第2の画像形成部として、ブラック(K)のトナーによる画像を形成するカートリッジPKを例示している。
前述した感光体ドラム40に対する現像装置41(現像ローラ42)の当接離間動作によって、現像装置41の長寿命化が図られる。すなわち感光体ドラム40から現像ローラ42が離間することによって、現像ローラ42に加わる負荷が減り、現像ローラ42を長く使えるようになる。また画像が形成されていない時に、現像ローラ42から感光体ドラム40にトナーが移動することも抑制することができる。当然ながら現像ローラ42が感光体ドラム40に当接する時間が短いほど長寿命化に対する効果が高いため、現像直前に当接し、現像直後に離間するシーケンスが望ましい。
本実施例における現像当接離間機構60について説明する。各カートリッジPにおいて、感光体ドラム40はカートリッジPの枠体に回転可能に軸受け支持されている。現像装置41はカートリッジPの枠体に対して現像回転支点411を中心に回動可能(揺動可能)に支持されている。即ち、現像装置41は感光体ドラム40に対して当接・離間可能に支持されている。
そして、カートリッジPが装置本体2の装着部に所定に装着されている状態において、カートリッジPの枠体のドラム軸受け部61が装置本体2に対して、不図示の押圧機構で押圧されて位置決め固定されている。
この位置決め固定されているカートリッジPの枠体に対して現像装置41が支点411を中心に現像当接離間機構60によって揺動されて、現像ローラ42が感光体ドラム40に対して当接した状態と感光体ドラム40から離間した状態とに状態転換される。
現像装置41と現像当接離間機構60は、現像装置41に備えられた離間レバー63と現像当接離間機構60に備えられた離間フック64とが係合し、現像当接離間動作が行われる。各離間フック64はそれぞれ対応するカートリッジPの現像装置41(離間レバー63)と係合する係合部材である。
次に、具体的な現像当接離間動作について図5(a)及び図5(b)を用いて説明する。現像当接離間機構60は、第1の現像移動機構と、第2の現像移動機構と、を有する。第2の現像移動機構は、ブラック側の現像ローラを感光体ドラムに対して離間又は当接させる第2の離間機構60bと、第2の駆動力切換手段と、を含む。第1の現像移動機構は、カラー側の現像ローラを感光体ドラムに対して離間又当接させる第1の離間機構60aと、第1の駆動力切換手段と、を含む。第2の離間機構60bは、後述する第2のギア列である現像ギア列78bから駆動力が伝達されて、カートリッジPKが有する現像ローラを感光体ドラムに対して離間させる離間位置又は当接させる当接位置に移動する。第2の駆動力切換手段は、後述するが、現像ギア列78bからの駆動力を第2の離間機構60bの現像カム65bへ伝達してブラック側の現像ローラを移動させる伝達状態と該伝達を遮断した遮断状態とを切り換える。第1の離間機構60aは、後述する第1のギア列である現像ギア列78aから駆動力が伝達されて、カートリッジPY,PM,PCが有する現像ローラを感光体ドラムに対して離間させる離間位置又は当接させる当接位置に移動する。第1の駆動力切換手段は、後述するが、現像ギア列78aからの駆動力を第1の離間機構60aの現像カム65aへ伝達してカートリッジPY,PM,PCが有する現像ローラを移動させる伝達状態と該伝達を遮断した遮断状態とを切り換える。第2の離間機構60bは、第1の離間機構60aとは別の独立した現像当接離間機構である。
現像当接離間機構60は装置本体2のメイン駆動ユニット70の2箇所から駆動力がそれぞれ現像カム65a,65bに入力されて回転駆動される。なお駆動力の入力の構成は後述する。現像カム(第1の現像ローラ移動部材)65aはカラー側(カートリッジPY,PM,PC)の現像装置41の現像当接離間の動作を司っている。現像カム(第2の現像ローラ移動部材)65bはブラック側(カートリッジPK)の現像装置41の現像当接離間の動作を司っている。
まずはカラー側の現像当接離間動作の説明をする。現像カム65aは、図5(a)に示すように現像装置41の現像ローラ42が感光体ドラム40に当接する第1位置と、図5(b)に示すように現像装置41の現像ローラ42が感光体ドラム40から離間する第2位置とを持つ。現像カム65aを回転駆動して前記第1位置又は前記第2位置に切り替えることで、感光体ドラム40に対する現像装置41の位置を当接位置(第1位置に対応)又は離間位置(第2位置に対応)に切り替える。
現像カム65aによって当接離間ロッド66aが直線方向に駆動される。現像当接離間機構60の第1位置(図5(a))とは、現像装置41が当接位置にあるのを許容する位置のことである。現像当接離間機構60の第2位置(図5(b))とは、現像当接離間機構60が現像装置41を離間位置に保持する位置である。なお、カラー側の複数の画像形成部(第2の画像形成部)にそれぞれ設けられた現像ローラは、現像当接離間機構60により、感光体ドラムに対して前記当接位置又は前記離間位置に同時に移動する。
当接離間ロッド66aに設けた離間フック64が現像装置41に備えられた離間レバー63から逃げる方向に当接離間ロッド66aが駆動される。この場合には、図5(a)に示すように、各カートリッジPにおいてそれぞれ現像ローラ42が感光体ドラム40に対して当接した状態に転換される。
また、離間フック64が現像装置41に備えられた離間レバー63に当接する方向に当接離間ロッド66aが駆動される。この場合には、図5(b)に示すように、各カートリッジPにおいてそれぞれ現像ローラ42が感光体ドラム40から離間した状態に転換される。
なお、ブラック側の現像当接離間動作は、動作されるカートリッジの現像装置が異なる以外は、前述したカラー側の現像当接離間動作とほぼ同じであるので、説明を省略する。
《現像ギア列の構成》
図6はメイン駆動ユニット70の斜視図である。メイン駆動ユニット70は、主に第一駆動フレーム74と第二駆動フレーム75の間にドラムギア列76が配置され、第二駆動フレーム75と本体フレーム77の間に現像ギア列78が配置されている。なお、現像当接離間動作に関わるのが現像ギア列78であるため、ここではドラムギア列76の詳細説明は省略する。
次に、現像ギア列78の詳細について、図7を用いて説明する。現像ギア列78は、カラー側の作像ギア列である現像ギア列78aと、ブラック側の作像ギア列である現像ギア列78bと、を有している。現像ギア列78aは、第1の画像形成部を構成するカートリッジPY,PM,PCにそれぞれ設けられた現像ローラに駆動力を伝達する第1のギア列である。現像ギア列78bは、第2の画像形成部を構成するカートリッジPKに設けられた現像ローラに駆動力を伝達する、前記第1のギア列とは別の独立した第2のギア列である。ここでは、第1の画像形成部として、複数の画像形成部であるカートリッジPY,PM,PCを例示しているが、第1の画像形成部の数はこれに限定されるものではない。
現像ギア列78において、現像モータ72は、各現像ギア列78a,78bの段ギア79a,79bに噛み合い、カラー側の現像ギア列78aとブラック側の現像ギア列78bに分岐して駆動力を伝えている。なお、ひとつの駆動源である現像モータ72は、前述したように、各カートリッジの現像ローラを駆動する駆動源であり、後述する現像当接離間機構60を駆動する駆動源を兼ねている。
段ギア79bから駆動力を受けた現像アイドラギア80bは、現像ギア81bと現像当接離間ギア列82bにそれぞれ駆動力を伝えている。一方、段ギア79aから駆動力を受けた現像アイドラギア80aは、現像当接離間ギア列82aに駆動力を伝えるとともに、3つの現像ギア81aと現像アイドラギア80cにギア列を介して駆動力を伝えている。ここで、現像ギア81a(81b)は、各カートリッジPの現像ローラに駆動力を伝える駆動伝達部材である。
このように、カラー側の作像ギア列である現像ギア列78a上にカラー側の現像当接離間ギア列82aが分岐し、ブラック側の作像ギア列である現像ギア列78b上にブラック側の現像当接離間ギア列82bが分岐している構成になっている。
次に、現像当接離間ギア列82a,82bの構成及び動作について説明する。なお、現像当接離間ギア列82a,82bは、カラー側、ブラック側共通の構成であるので、ここではカラー側を現像当接離間ギア列である現像当接離間ギア列82aを用いて説明する。現像モータ72から駆動力を受け、現像アイドラギア80aから第一現像当接離間アイドラギア831a、第二現像当接離間アイドラギア832aを介してW欠け歯ギア84aへと駆動が伝わる。
W欠け歯ギア(第1の欠け歯ギア)84aまわりの構成を説明する。通常時は、W欠け歯ギア84aの欠け歯部が第二現像当接離間アイドラギア832aと対向しており、第二現像当接離間アイドラギア832aとW欠け歯ギア84aは噛み合っておらず、第二現像当接離間アイドラギア832aは空転している。すなわち、第二現像当接離間アイドラギア832aからW欠け歯ギア84aへの駆動力は遮断されている。ソレノイド(第1の移動部材)85aは制御部100から入力される信号によってW欠け歯ギア84aと係合してW欠け歯ギア84aの回転を止める係合位置と、W欠け歯ギア84aから退避して係合が解除され、W欠け歯ギア84aの回転を許容する退避位置との間を移動する。現像当接離間のポジション遷移時に、制御部100からの第1の信号S1によりソレノイド85aが通電されることでW欠け歯ギア84aと係合して回転を止めているソレノイド85aを係合位置から退避位置へ移動する。これにより、W欠け歯ギア84aは回転を開始し、W欠け歯ギア84aのギア部が第二現像当接離間アイドラギア832aと噛み合う。これにより、W欠け歯ギア84aは第二現像当接離間アイドラギア832aから駆動力を受けて回転し、レバー88aとの係合が解除される。またW欠け歯ギア84aの回転により、W欠け歯ギア84aと噛み合う現像当接離間ギア86a、および現像カム65aと係合している現像当接離間軸87aに駆動力が伝達される。W欠け歯ギア84aが一回転する前に、制御部100からの信号S1によってソレノイド85aの通電が解除され、バネの付勢力によってソレノイド85aは退避位置から係合位置へ移動する。するとW欠け歯ギア84aはソレノイド85a及びレバー88aと係合することで、通常状態である第二現像当接離間アイドラギア832aが空転するポジションで回転が停止する。これにより、現像当接離間のポジション遷移が完了する。なお、現像当接離間ギア86aの側面腹部分はカム形状になっており、カムの位相をマイクロスイッチ89aによって検知することで、現像当接離間のポジションを検知している。
また、W欠け歯ギア84aと現像当接離間ギア86aの噛み合い部は、ギア比が1:2となっている。従って、W欠け歯ギア84aが一回転すると現像当接離間ギア86aが略1/2回転し、当接離間のポジションが入れ替わり、W欠け歯ギア84aが二回転すると現像当接離間ギア86aが1回転し、ポジションが元に戻る。例えば、現像ローラが感光体ドラムに対して当接している場合、W欠け歯ギア84aが一回転すると現像当接離間ギア86aが略1/2回転し、当接位置から離間位置に切り替わる。さらにW欠け歯ギア84aがもう一回転すると現像当接離間ギア86aが1回転し、離間位置から当接位置に戻る。
現像当接離間ギア列82bの構成及び動作は上述した現像当接離間ギア列82aの動作と同様である。但し、ソレノイド(移動部材)85a、85bは制御部100からそれぞれ入力される別々の第1の信号S1、第2の信号S2によって制御されて、W欠け歯ギア84a、84bに係合する係合位置と退避した退避位置との間を移動する。なお第1の信号S1に基づいて、ソレノイド85aのコイルへの電力供給状態(通電状態/非通電状態)が切り換わり、第2の信号S2に基づいて、ソレノイド85bのコイルへの電力供給状態(通電状態/非通電状態)が切り換わる。つまり、ソレノイド85a、85bのそれぞれが係合位置から退避位置へ移動するタイミングは、互いの位置に関係なく独立して制御される。つまり、第二現像当接離間アイドラギア832aからの駆動力を、第1の現像ローラ移動部材としての現像カム65aへ伝達する状態と該伝達が遮断された状態との切り換えは、第1の駆動力切換手段としてのソレノイド85aとW欠け歯ギア84aによって行われる。また、第二現像当接離間アイドラギア832bからの駆動力を、第2の現像ローラ移動部材としての現像カム65bへ伝達する状態と該伝達が遮断された状態との切り換えは、第2の駆動力切換手段としてのソレノイド(第2の移動部材)85bとW欠け歯ギア(第2の欠け歯ギア)84bによって行われる。そして、第1の駆動力切換手段は制御部100から入力される第1の信号S1によって、ソレノイド85aを移動させて伝達状態と遮断状態とを切り換え、第2の駆動力切換手段は制御部100から入力される第1の信号S1とは別の第2の信号S2によって、ソレノイド85bを移動させて伝達状態と遮断状態とを切り換えることができる。従って、第1の駆動力切換手段と第2の駆動力切換手段とを独立して必要なタイミングで制御することができる。つまり、現像カム65aへ伝達状態の時に、現像カム65bへ伝達状態、遮断状態を切り換えることが可能であり、現像カム65aへ遮断状態の時に、現像カム65bへ伝達状態、遮断状態を切り換えることが可能である。また、現像カム65bへ伝達状態の時に、現像カム65aへ伝達状態、遮断状態を切り換えることが可能であり、現像カム65bへ遮断状態の時に、現像カム65aへ伝達状態、遮断状態を切り換えることが可能である。このため、感光体ドラム40と現像ローラ42の当接時間を必要最小限に抑えることができ、カートリッジPの摩耗を減らし、寿命を長くすることができる。特に使用頻度の高いブラックは、現像直前に当接し、現像直後に離間させることが可能なため、長寿命化の効果を最大化することができる。
ところで、現像当接離間の動作時において、例えば負荷変動等による衝撃が現像当接離間ギア86aにかかり、その衝撃が上流側のギア列に伝わって現像ギア81aの回転ムラを引き起こすことがある。作像時に現像ギア81aに回転ムラが生じると、ブレ画像や濃度ムラなどの画像不良を引き起こす原因となる。しかし、本実施例の構成の場合、現像当接離間ギア列82aの現像ギア列78aが同じ駆動列であるので、現像当接離間するタイミングでは画像を形成していないため、画像不良を引き起こすことはない。さらに、カラー側とブラック側のギア列が現像モータ72から直接分岐しているため、互いの衝撃が相手側の作像に影響を与えることはない。例えばブラック側の現像当接離間ギア86bの衝撃はカラー側の現像ギア81aに伝わる前に現像モータ72に伝わるが、駆動源である現像モータ72はこのような回転変動を受けない。そのため、ブラック側の衝撃がカラー側の現像ギアに衝撃が伝わることがない。したがって、互いのポジションに関係なく独立して当接離間動作を行っても、画質には影響を及ぼさない。
また、現像ローラを回転駆動する一つの現像モータ72を用いて、第1の画像形成部の現像ローラと感光体ドラムの当接・離間、第2の画像形成部の現像ローラと感光体ドラムの当接・離間を独立して行うことができる。そのため、専用のモータを用いて感光体ドラムと現像ローラの当接離間を行う構成に比べて安価であり、なおかつ専用のモータを配置するためのスペースが不要となり、装置が小型化できる。
〔他の実施例〕
なお、前述した実施例においては、カラー側、ブラック側の2系統に作像ギア列と現像当接離間ギア列、現像当接離間機構を配置しているが、これに限定されるものではない。例えばイエロー・マゼンタとシアン・ブラックといった2系統に分けても良く、あるいは3系統や4系統に分けても良い。このように構成しても前述した効果と同様の効果が得られる。
また、前述した実施例において、一つの駆動源(モータ)でカラー側とブラック側を駆動しているが、系統ごとに駆動源がある構成でも良い。
さらに、現像モータ72に駆動される現像ローラに駆動力を伝達する現像ギア列(現像駆動列)78とドラムモータ71に駆動される感光体ドラムに駆動力を伝達するドラムギア列(ドラム駆動列)76とを分けて配置した構成を示した。しかし、これに限定されるものではない。一つのモータによって、現像当接離間ギア列82a、82b及びドラムギア列(ドラム駆動列)76を駆動し、別のモータによって現像ギア列(現像駆動列)を駆動する構成であってもよい。つまり、1つのモータから、カラー側の現像ローラと感光体ドラムの少なくとも一方とカラー側の現像当接離間ギア列に駆動力を伝達し、且つ、ブラック側の現像ローラと感光体ドラムの少なくとも一方とブラック側の現像当接離間ギア列に駆動力を伝達する構成であればよい。
また、前述した実施例では、画像形成部を構成するカートリッジを4つ使用した構成を例示しているが、この使用個数は限定されるものではなく、必要に応じて適宜設定すれば良い。また、第2の画像形成部とは異なる色の現像剤による画像を形成する第1の画像形成部が、複数の画像形成部を備える構成として、3つのカートリッジを使用した構成を例示したが、この使用個数も限定されるものではなく、必要に応じて適宜設定すれば良い。
また、前述した実施例では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であってもよい。また、本実施例では、中間転写体を使用し、該中間転写体に各色のトナー像を順次重ねて転写し、該中間転写体に担持されたトナー像を記録媒体に一括して転写する画像形成装置を例示した。しかし、これに限定されるものではなく、記録媒体担持体を使用し、該記録媒体担持体に担持された記録媒体に各色のトナー像を順次重ねて転写する画像形成装置であってもよい。これらの画像形成装置における感光体ドラムと現像装置との当接離間構成に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
1 …画像形成装置
2 …装置本体
40 …感光体ドラム
41 …現像装置
42 …現像ローラ
60,60a,60b …現像当接離間機構
63 …離間レバー
64 …離間フック
65a,65b …現像カム
66a,66b …当接離間ロッド
70 …駆動ユニット
72 …現像モータ
76 …ドラムギア列
78,78a,78b …現像ギア列
79a,79b …段ギア
80a,80b,80c …現像アイドラギア
81a,81b …現像ギア
82a,82b …現像当接離間ギア列

Claims (6)

  1. 少なくとも、現像ローラにより感光体に現像剤による画像を形成する第1の画像形成部と、現像ローラにより感光体に前記第1の画像形成部とは異なる色の現像剤による画像を形成する第2の画像形成部と、を有する画像形成装置において、
    前記第1の画像形成部に設けられた前記現像ローラと前記感光体の少なくとも一方に駆動力を伝達する第1のギア列と、
    前記第2の画像形成部に設けられた前記現像ローラと前記感光体の少なくとも一方に駆動力を伝達する、前記第1のギア列とは別の第2のギア列と、
    前記第1の画像形成部が有する前記現像ローラを前記感光体に対して移動させる第1の現像ローラ移動部材と、前記第1のギア列からの駆動力を前記第1の現像ローラ移動部材へ伝達して前記第1の画像形成部が有する前記現像ローラを移動させる伝達状態と該伝達を遮断した遮断状態とを切り換える第1の駆動力切換手段と、を含む第1の現像移動機構と、
    前記第2の画像形成部が有する前記現像ローラを前記感光体に対して移動させる第2の現像ローラ移動部材と、前記第2のギア列からの駆動力を前記第2の現像ローラ移動部材へ伝達して前記第2の画像形成部が有する前記現像ローラを移動させる伝達状態と該伝達を遮断した遮断状態とを切り換える第2の駆動力切換手段と、を含む第2の現像移動機構と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. ひとつの駆動源より前記第1のギア列と前記第2のギア列へ分岐して駆動力を伝達していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の画像形成部は、現像ローラにより感光体に異なる色の現像剤による画像を形成する複数の画像形成部を備え、
    前記第1のギア列は、前記複数の画像形成部に駆動力を伝達し、
    前記第1の現像ローラ移動部材は、前記複数の画像形成部にそれぞれ設けられた現像ローラを感光体に対して離間位置又は当接位置に同時に移動することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 第1の駆動力切換手段は、前記第1のギア列のギアと噛み合うギアであって前記第1のギア列のギアと噛み合わない欠け歯部を有する第1の欠け歯ギアと、前記第1の信号により移動することで前記第1の欠け歯ギアを前記第1のギア列のギアに対して噛み合う位置又は噛み合わない位置に移動させる第1の移動部材と、を有し、第2の駆動力切換手段は、前記第2のギア列のギアと噛み合うギアであって前記第2のギア列のギアと噛み合わない欠け歯部を有する第2の欠け歯ギアと、前記第2の信号により移動することで前記第2の欠け歯ギアを前記第2のギア列のギアに対して噛み合う位置又は噛み合わない位置に移動させる第2の移動部材と、を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 第1の信号及び第2の信号を出力する制御部を有し、
    前記第1の駆動力切換手段は第1の信号に基づいて前記伝達状態と前記遮断状態とが切り換わり、前記第2の駆動力切換手段は第1の信号とは別の第2の信号に基づいて前記伝達状態と前記遮断状態とが切り換わることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の駆動力切換手段による前記伝達状態と前記遮断状態との切り換えと、前記第2の駆動力切換手段による前記伝達状態と前記遮断状態とが切り換えとを独立して実行可能であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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