JP2020154077A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体の内部の温度が所定温度以下である場合に、現像モータのトルクを確保できながら、印刷速度の低下を抑制できる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置1において、制御部17は、全速モードと、低温モードとを実行可能である。制御部17は、全速モードにおいて、現像モータ11を、第1目標速度で回転するように制御するとともに、プロセスモータ12第2目標速度で回転するように制御する。制御部17は、低温モードにおいて、現像モータ11を、第1目標速度よりも小さい速度である第3目標速度で回転するように制御するとともに、プロセスモータ12を全速モードと同じ第2目標速度で回転するように制御する。制御部17は、温度センサ18から筐体2の内部の温度を取得し、筐体2の内部の温度が所定温度以下であると判断した場合に、低温モードを実行する。【選択図】図4

Description

本開示は、画像形成装置に関する。
従来、低温環境下では、グリスの粘性が増大するなどにより、画像形成装置が備えるモータの駆動負荷が増大することが知られている。そこで、低温環境下において、モータのトルクを確保することが望まれている。
例えば、制御部が、モータの回転速度が全速である全速モードと、モータの回転速度が半速である半速モードとが実行可能であり、低温環境下において半速モードを実行する画像形成装置が開示されている(下記特許文献1参照)。
特開2012−189699号公報
特許文献1に記載される画像形成装置では、低温環境下において半速モードが実行されるので、モータのトルクを確保できる一方、印刷速度が低下してしまう。
そこで、本開示の目的は、筐体の内部の温度が所定温度以下である場合に、現像モータのトルクを確保できながら、印刷速度の低下を抑制できる画像形成装置を提供することにある。
(1)本開示の画像形成装置は、筐体と、第1感光ドラムと、第2感光ドラムと、第1現像ローラと、第2現像ローラと、切替機構と、搬送ベルトと、現像モータと、プロセスモータと、制御部と、温度センサとを備える。
第1現像ローラは、第1感光ドラムにトナーを供給する。第1現像ローラは、第1感光ドラムに接触する接触位置と、第1感光ドラムから離間する離間位置との間で移動可能である。第2現像ローラは、第2感光ドラムにトナーを供給する。第2現像ローラは、第2感光ドラムに接触する接触位置と、第2感光ドラムから離間する離間位置との間で移動可能である。
切替機構は、第1現像ローラと第2現像ローラを、それぞれ接触位置と離間位置の間で移動させる。搬送ベルトは、第1感光ドラムおよび第2感光ドラムとの間にシートを挟んだ状態で、シートを搬送する。現像モータは、第1現像ローラと第2現像ローラと切替機構とを駆動する。プロセスモータは、第1感光ドラムと第2感光ドラムと搬送ベルトとを駆動する。制御部は、現像モータの駆動およびプロセスモータの駆動を制御する。温度センサは、筐体の内部の温度を測定する。
制御部は、全速モードと、低温モードとを実行可能である。制御部は、全速モードにおいて、現像モータを第1目標速度で回転するように制御するとともに、プロセスモータを第2目標速度で回転するように制御する。制御部は、低温モードにおいて、現像モータを第3目標速度で回転するように制御するとともに、プロセスモータを全速モードと同じ第2目標速度で回転するように制御する。第3目標速度は、第1目標速度よりも小さい速度である。
制御部は、現像モータに駆動を開始させる前に温度センサから筐体の内部の温度を取得する。制御部は、筐体の内部の温度が所定温度よりも高いと判断した場合に、全速モードを実行する。制御部は、筐体の内部の温度が所定温度以下であると判断した場合に、低温モードを実行する。
このような構成によれば、制御部は、筐体の内部の温度が所定温度以下であると判断した場合に、低温モードを実行する。制御部は、低温モードにおいて、現像モータを、全速モードの第1目標速度よりも小さい速度である第3目標速度で回転するように制御するとともに、プロセスモータを全速モードと同じ第2目標速度で回転するように制御する。
そのため、低温モードにおいて、現像モータを全速モードよりも小さい速度で回転させることができながら、第1感光ドラムおよび第2感光ドラムの回転速度と、搬送ベルトの移動速度とを、全速モードと同じに維持できる。搬送ベルトは、第1感光ドラムおよび第2感光ドラムとの間にシートを挟んだ状態でシートを搬送する。そのため、第1感光ドラムおよび第2感光ドラムの回転速度と、搬送ベルトの移動速度とが、全速モードと同じであると、シートの搬送速度を全速モードと同じに維持できる。
その結果、筐体の内部の温度が所定温度以下である場合に、現像モータのトルクを確保できながら、印刷速度が低下することを抑制できる。
(2)画像形成装置は、定着装置と、定着モータとをさらに備えてもよい。この場合、定着装置は、シートにトナー像を定着させる。定着モータは、定着装置を駆動する。制御部は、全速モードにおいて、定着モータを第4目標速度で回転するように制御する。制御部は、低速モードにおいても、定着モータを全速モードと同じ第4目標速度で回転するように制御する。
(3)制御部は、半速モードを実行可能であってもよい。制御部は、半速モードにおいて、現像モータを第5目標速度で回転するように制御し、プロセスモータを第6目標速度で回転するように制御し、定着モータを第7目標速度で回転するように制御する。第5目標速度は、第1目標速度100%に対して50%である。第6目標速度は、第2目標速度100%に対して50%である。第7目標速度は、第4目標速度100%に対して50%である。
(4)第3目標速度は、第1目標速度100%に対して70%から90%の範囲にあってもよい。
(5)第3目標速度は、第1目標速度100%に対して80%であってもよい。
(6)所定温度は、0℃以上10℃以下の範囲にあってもよい。
(7)所定温度は、8℃であってもよい。
(8)制御部は、第1の印刷ジョブを受信した後に温度センサから筐体の内部の温度を取得して、筐体の内部の温度が所定温度以下であるか否かを判断し、全速モードまたは低温モードを実行して、第1の印刷ジョブを処理してもよい。制御部は、第1の印刷ジョブの処理が終了した後に第2の印刷ジョブを受信した場合、温度センサから筐体の内部の温度を取得して、筐体の内部の温度が所定温度以下であるか否かを判断し、全速モードまたは低温モードを実行して、第2の印刷ジョブを処理してもよい。
(9)本開示の画像形成装置は、筐体と、第1感光ドラムおよび第2感光ドラムと、第1現像ローラと、第2現像ローラと、切替機構と、搬送ベルトと、現像モータと、プロセスモータと、制御部と、温度センサとを備える。
第1現像ローラは、第1感光ドラムにトナーを供給する。第1現像ローラは、第1感光ドラムに接触する接触位置と、第1感光ドラムから離間する離間位置との間で移動可能である。第2現像ローラは、第2感光ドラムにトナーを供給する。第2現像ローラは、第2感光ドラムに接触する接触位置と、第2感光ドラムから離間する離間位置との間で移動可能である。
切替機構は、第1現像ローラと第2現像ローラを、それぞれ接触位置と離間位置の間で移動させる。搬送ベルトは、第1感光ドラムおよび第2感光ドラムとの間にシートを挟んだ状態で、シートを搬送する。現像モータは、第1現像ローラと第2現像ローラと切替機構とを駆動する。プロセスモータは、第1感光ドラムと第2感光ドラムと搬送ベルトとを駆動する。制御部は、現像モータの駆動およびプロセスモータの駆動を制御する。温度センサは、筐体の内部の温度を測定する。
制御部は、全速モードと、低温モードとを実行可能である。制御部は、全速モードにおいて、現像モータを第1目標速度で回転するように制御するとともに、プロセスモータを第2目標速度で回転するように制御する。制御部は、低温モードにおいて、現像モータを、第3目標速度で回転するように制御するとともに、プロセスモータを全速モードと同じ第2目標速度で回転するように制御する。第3目標速度は、第1目標速度よりも小さい速度である。
制御部は、温度センサから筐体の内部の温度を取得する前に全速モードを実行して、現像モータが第1目標速度で回転しているか否かを判断する。制御部は、現像モータが第1目標速度で回転していないと判断した場合に、全速モードを停止して、温度センサから筐体の内部の温度を取得する。制御部は、筐体の内部の温度が所定温度以下であると判断した場合に、低温モードを実行する。
本開示の画像形成装置によれば、筐体の内部の温度が所定温度以下である場合において、現像モータのトルクを確保できながら、印刷速度の低下を抑制できる。
図1は、画像形成装置の概略構成図である。 図2は、画像形成装置のブロック図である。 図3は、制御部における印刷処理の第1実施形態のフロー図である。 図4は、モード設定処理のフロー図である。 図5は、モード実行処理のフロー図である。 図6は、画像形成装置の印刷動作を説明する説明図であって、すべての現像ローラが離間位置に位置する状態を示す。 図7は、画像形成装置の印刷動作を説明する説明図であって、3つの現像ローラが接触位置に位置し、1つの現像ローラが離間位置に位置する状態を示す。 図8は、画像形成装置の印刷動作を説明する説明図であって、3つの現像ローラが離間位置に位置し、1つの現像ローラが接触位置に位置する状態を示す。 図9は、制御部における印刷処理の第2実施形態のフロー図である。
1.画像形成装置の概略
図1を参照して、画像形成装置1の概略について説明する。
図1に示すように、画像形成装置1は、筐体2と、給紙トレイ3と、4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kと、4つの帯電器5Y、5M、5C、5Kと、4つの露光装置6Y、6M、6C、6Kと、4つの現像装置7Y、7M、7C、7Kと、ベルトユニット8と、定着装置9とを備える。
1.1 筐体
筐体2は、給紙トレイ3と、4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kと、4つの帯電器5Y、5M、5C、5Kと、4つの露光装置6Y、6M、6C、6Kと、4つの現像装置7Y、7M、7C、7Kと、ベルトユニット8と、定着装置9とを収容する。
1.2 給紙トレイ
給紙トレイ3は、シートSを収容する。給紙トレイ3内のシートSは、感光ドラム4Yに向かって搬送される。シートSは、例えば、印刷用紙である。
1.3 感光ドラム
4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kは、第1方向に並ぶ。感光ドラム4Yは、第2方向に延びる軸について回転可能である。第2方向は、第1方向と交差する方向である。好ましくは、第2方向は、第1方向と直交する。4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kのそれぞれは、第2方向に延び、円筒形状を有する。
1.4 帯電器
帯電器5Yは、感光ドラム4Yの表面を帯電させる。帯電器5Mは、感光ドラム4Mの表面を帯電させる。帯電器5Cは、感光ドラム4Cの表面を帯電させる。帯電器5Kは、感光ドラム4Kの表面を帯電させる。具体的には、4つの帯電器5Y、5M、5C、5Kのそれぞれは、帯電ローラである。なお、4つの帯電器5Y、5M、5C、5Kのそれぞれは、スコロトロン型の帯電器であってもよい。
1.5 露光装置
露光装置6Yは、帯電された感光ドラム4Yの表面を露光して、感光ドラム4Yの表面に静電潜像を形成する。露光装置6Mは、帯電された感光ドラム4Mの表面を露光して、感光ドラム4Mの表面に静電潜像を形成する。露光装置6Cは、帯電された感光ドラム4Cの表面を露光して、感光ドラム4Cの表面に静電潜像を形成する。露光装置6Kは、帯電された感光ドラム4Kの表面を露光して、感光ドラム4Kの表面に静電潜像を形成する。具体的には、4つの露光装置6Y、6M、6C、6Kのそれぞれは、LEDアレイを有するLEDユニットである。なお、画像形成装置1は、4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kを露光する1つの露光装置を備えてもよい。この場合、露光装置は、レーザースキャンユニットであってもよい。
1.6 現像装置
現像装置7Yは、トナーを収容可能である。現像装置7Yは、画像形成装置1に装着可能である。現像装置7Yは、供給ローラ70Yと、現像ローラ71Yとを備える。
供給ローラ70Yは、第2方向に延びる軸について回転可能である。供給ローラ70Yは、第2方向に延び、円柱形状を有する。供給ローラ70Yは、現像装置7Yの内部に収容される。
現像ローラ71Yは、第2方向に延びる軸について回転可能である。現像ローラ71Yは、第2方向に延び、円柱形状を有する。現像ローラ71Yの一部は、現像装置7Yの内部に収容される。現像ローラ71Yの一部は、供給ローラ70Yと接触する。これにより、供給ローラ70Yは、現像装置7Y内のトナーを現像ローラ71Yの周面に供給する。現像ローラ71Yは、現像装置7Yが画像形成装置1に装着された状態で、感光ドラム4Yの周面に接触する。これにより、現像ローラ71Yは、感光ドラム4Yの周面にトナーを供給する。現像ローラ71Yがトナーを感光ドラム4Yの周面に供給することにより、静電潜像が現像され、感光ドラム4Yの周面に、トナー像が、形成される。
なお、現像装置7M、7C、7Kのそれぞれは、現像装置7Yと同じ構造を有し、同様に説明できる。つまり、現像装置7Mは、供給ローラ70Mと、現像ローラ71Mとを備える。供給ローラ70Mは、現像装置7M内のトナーを現像ローラ71Mの周面に供給する。現像ローラ71Mは、感光ドラム4Mの周面にトナーを供給する。現像装置7Cは、供給ローラ70Cと、現像ローラ71Cとを備える。供給ローラ70Cは、現像装置7C内のトナーを現像ローラ71Cの周面に供給する。現像ローラ71Cは、感光ドラム4Cの周面にトナーを供給する。現像装置7Kは、供給ローラ70Kと、現像ローラ71Kとを備える。供給ローラ70Kは、現像装置7K内のトナーを現像ローラ71Kの周面に供給する。現像ローラ71Kは、感光ドラム4Kの周面にトナーを供給する。すなわち、画像形成装置1は、4つの現像ローラ71Y、71M、71C、71Kを備える。
また、後で詳しく説明するが、現像装置7Yは、画像形成装置1に装着された状態で、現像ローラ71Yが感光ドラム4Yと接触する接触位置と、現像ローラ71Yが感光ドラム4Yから離間する離間位置(図6参照)との間で移動可能である。同様に、現像装置7Mは、画像形成装置1に装着された状態で、現像ローラ71Mが感光ドラム4Mと接触する接触位置と、現像ローラ71Mが感光ドラム4Mから離間する離間位置(図6参照)との間で移動可能である。現像装置7Cは、画像形成装置1に装着された状態で、現像ローラ71Cが感光ドラム4Cと接触する接触位置と、現像ローラ71Cが感光ドラム4Cから離間する離間位置(図6参照)との間で移動可能である。現像装置7Kは、画像形成装置1に装着された状態で、現像ローラ71Kが感光ドラム4Kと接触する接触位置と、現像ローラ71Kが感光ドラム4Kから離間する離間位置(図6参照)との間で移動可能である。つまり、現像ローラ71Y、71M、71C、71Kのそれぞれは、感光ドラム4Yに接触する接触位置と、感光ドラム4Yから離間する離間位置(図6参照)との間で移動可能である。
1.7 ベルトユニット
ベルトユニット8は、第1ローラ82と、第2ローラ83と、搬送ベルト80と、4つの転写ローラ81Y、81M、81C、81Kとを備える。つまり、画像形成装置1は、搬送ベルト80を備える。
第1ローラ82は、第2方向に延びる軸について回転可能である。第2ローラ83は、第1ローラ82に対して第1方向に間隔を空けて位置する。第2ローラ83は、第1方向において、第1ローラ82に対して、定着装置9の反対側に位置する。第2ローラ83は、第2方向に延びる軸について回転可能である。
搬送ベルト80は、第1ローラ82と第2ローラ83とによって支持される。搬送ベルト80は、第1ローラ82に駆動力が入力されると、周回移動する。搬送ベルト80は、4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kのそれぞれとの間に、給紙トレイ3から供給されたシートSを挟んだ状態で、シートSを搬送する。搬送ベルト80は、シートSが4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kと順に接触するように、シートSを定着装置9に向かって搬送する。
4つの転写ローラ81Y、81M、81C、81Kは、搬送ベルト80の内側に位置する。転写ローラ81Yは、感光ドラム4Yの表面に形成されたトナー像を、搬送ベルト80によって搬送されているシートSに転写する。転写ローラ81Mは、感光ドラム4Mの表面に形成されたトナー像を、搬送ベルト80によって搬送されているシートSに転写する。転写ローラ81Cは、感光ドラム4Cのトナー像を、搬送ベルト80によって搬送されているシートSに転写する。転写ローラ81Kは、感光ドラム4Kの表面に形成されたトナー像を、搬送ベルト80によって搬送されているシートSに転写する。
1.8 定着装置
定着装置9は、トナー像が転写されたシートSを加熱および加圧して、シートSにトナー像を定着させる。定着装置9を通過したシートSは、筐体2の上に排紙される。定着装置9は、加熱ローラ90と、加圧ローラ91とを備える。加熱ローラ90は、トナー像が転写されたシートSを加熱する。加熱ローラ90は、第2方向に延びる軸について回転可能である。加圧ローラ91は、トナー像が転写されたシートSを、加圧ローラ91と加熱ローラ90との間に挟んで加圧する。加圧ローラ91は、第2方向に延びる軸について回転可能である。
2.画像形成装置の詳細
次に、図1および図2を参照して、画像形成装置1の詳細について説明する。
図1に示すように、画像形成装置1は、現像モータ11と、プロセスモータ12と、定着モータ13と、切替機構10と、第1ギア列14と、4つのレバー141Y、141M、141C、141Kと、第2ギア列15と、第3ギア列16とを備える。
現像モータ11は、4つの現像ローラ71Y、71M、71C、71Kと、切替機構10とを駆動する。より具体的には、現像モータ11は、4つの現像ローラ71Y、71M、71C、71Kと、切替機構10が備える4つの接離部材104Y、104M、104C、104Kとを駆動する。
プロセスモータ12は、4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kと、搬送ベルト80とを駆動する。より具体的には、プロセスモータ12は、4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kと、第1ローラ82とを駆動する。
定着モータ13は、定着装置9を駆動する。より具体的には、定着モータ13は、加熱ローラ90を駆動する。
切替機構10は、4つの現像装置7Y、7M、7C、7Kのそれぞれを、接触位置と離間位置との間で移動させる。つまり、切替機構10は、4つの現像ローラ71Y、71M、71C、71Kのそれぞれを、接触位置と離間位置との間で移動させる。切替機構10は、第1切替機構101と、第2切替機構102とを備える。
第1切替機構101は、現像ローラ71Kを接触位置と離間位置との間で移動させる。第1切替機構101は、接離部材104Kと、第4ギア列103とを備える。
接離部材104Kは、第1位置と第2位置(図6参照)との間で移動可能である。本実施形態において、接離部材104Kは、第1位置と第2位置との間を、第2方向に延びる軸について回転可能である。接離部材104Kは、偏心回転可能である。接離部材104Kは、第2方向から見て円形状を有する。接離部材104Kの回転中心は、接離部材104Kの円中心からずれて位置する。
接離部材104Kが第1位置に位置する状態において、接離部材104Kは、現像ローラ71Yを接触位置に位置させる。本実施形態では、現像装置7Kは、画像形成装置1に装着された状態で、図示しない押圧部材によって、現像ローラ71Kが感光ドラム4Kから離れる方向に押圧されている。そして、接離部材104Kが第1位置に位置する場合、接離部材104Kは、図示しない押圧部材の押圧力に抗して、現像装置7Kを、感光ドラム4Kに向かって押圧する。これにより、現像ローラ71Kは、接触位置に位置する。
また、接離部材104Kが第2位置(図6参照)に位置する状態において、接離部材104Kは、現像ローラ71Kを離間位置に位置させる。本実施形態では、現像装置7Kが画像形成装置1に装着された状態で、接離部材104Kが第1位置から第2位置に移動する場合、接離部材104Kは、図示しない押圧部材の押圧力により、現像装置7Kが感光ドラム4Kから離れる方向に移動することを許容する。これにより、現像ローラ71Kは、感光ドラム4Kから離間して、接触位置から離間位置に移動する。
第4ギア列103は、現像モータ11からの駆動力を、接離部材104Kに伝える。図1では、便宜上、図示していないが、第4ギア列103は、複数のギアからなる。複数のギアのそれぞれには、グリスが塗布されている。第4ギア列103は、第1電磁クラッチ105を含む。第1電磁クラッチ105は、オン状態と、オフ状態とに切り替え可能である。第1電磁クラッチ105がオン状態である場合、現像モータ11からの駆動力は、第4ギア列103を介して、接離部材104Kに伝わる。第1電磁クラッチ105がオフ状態である場合、現像モータ11からの駆動力は、第1電磁クラッチ105により遮断されて、接離部材104Kに伝わらない。
第2切替機構102は、3つの現像ローラ71Y、71M、71Cを、接触位置と離間位置との間で移動させる。第2切替機構102は、3つの接離部材104Y、104M、104Cと、第5ギア列106とを備える。
3つの接離部材104Y、104M、104Cのそれぞれは、接離部材104Kと同じ構造を有し、同様に説明できる。また、3つの現像装置7Y、7M、7Cのそれぞれは、現像装置7Kと同様に、画像形成装置1に装着された状態で、図示しない押圧部材に押圧されている。つまり、接離部材104Yは、現像ローラ71Yを接触位置に位置させる第1位置と、現像ローラ71Yを離間位置に位置させる第2位置との間で移動可能である。接離部材104Mは、現像ローラ71Mを接触位置に位置させる第1位置と、現像ローラ71Mを離間位置に位置させる第2位置との間で移動可能である。接離部材104Cは、現像ローラ71Cを接触位置に位置させる第1位置と、現像ローラ71Cを離間位置に位置させる第2位置との間で移動可能である。
第5ギア列106は、現像モータ11からの駆動力を、3つの接離部材104Y、104M、104Cのそれぞれに伝える。図1では、便宜上、図示していないが、第5ギア列106は、複数のギアからなる。複数のギアのそれぞれには、グリスが塗布されている。第5ギア列106は、3つに分岐する。第5ギア列106は、第2電磁クラッチ107を含む。
第2電磁クラッチ107は、第5ギア列106において、分岐部分よりも駆動の伝達方向の上流に位置する。第2電磁クラッチ107は、オン状態と、オフ状態とに切り替え可能である。第2電磁クラッチ107がオン状態である場合、現像モータ11からの駆動力は、第5ギア列106を介して、3つの接離部材104Y、104M、104Cに伝わる。第2電磁クラッチ107がオフ状態である場合、現像モータ11からの駆動力は、第2電磁クラッチ107により遮断されて、3つの接離部材104Y、104M、104Cに伝わらない。
第1ギア列14は、現像モータ11からの駆動力を、4つの現像ローラ71Y、71M、71C、71Kのそれぞれに伝える。図1では、便宜上、図示していないが、第1ギア列14は、複数のギアからなる。複数のギアのそれぞれには、グリスが塗布されている。第1ギア列14は、4つに分岐する。第1ギア列14は、4つのクラッチ140Y、140M、140C、140Kを含む。
クラッチ140Yは、第1ギア列14において、現像ローラ71Yに駆動力を伝える分岐部分に含まれる。クラッチ140Yは、オン状態と、オフ状態とに切り替え可能である。クラッチ140Yがオン状態である場合、現像モータ11からの駆動力は、現像ローラ71Yに伝わる。クラッチ140Yがオフ状態である場合、現像モータ11からの駆動力は、クラッチ140Yにより遮断されて、現像ローラ71Yに伝わらない。
3つのクラッチ140M、140C、140Kのそれぞれは、クラッチ140Yと同じ構造を有し、同様に説明できる。クラッチ140Mは、第1ギア列14において、現像ローラ71Mに駆動力を伝える分岐部分に含まれる。クラッチ140Cは、第1ギア列14において、現像ローラ71Cに駆動力を伝える分岐部分に含まれる。クラッチ140Kは、第1ギア列14において、現像ローラ71Kに駆動力を伝える分岐部分に含まれる。
レバー141Yは、接離部材104Yの移動に連動して、クラッチ140Yのオンオフを切り替える。接離部材104Yが第1位置に位置する状態において、レバー141Yは、クラッチ140Yをオン状態にする。また、接離部材104Yが第2位置(図6参照)に位置する状態において、レバー141Yは、クラッチ140Yをオフ状態にする。
3つのレバー141M、141C、141Kのそれぞれは、レバー141Yと同じ構造を有し、同様に説明できる。つまり、レバー141Mは、接離部材104Mが第1位置に位置する状態においてクラッチ140Mをオン状態にし、接離部材104Mが第2位置(図6参照)に位置する状態においてクラッチ140Mをオフ状態にする。レバー141Cは、接離部材104Cが第1位置に位置する状態においてクラッチ140Cをオン状態にし、接離部材104Cが第2位置(図6参照)に位置する状態においてクラッチ140Cをオフ状態にする。レバー141Kは、接離部材104Kが第1位置に位置する状態においてクラッチ140Kをオン状態にし、接離部材104Kが第2位置(図6参照)に位置する状態においてクラッチ140Kをオフ状態にする。
第2ギア列15は、プロセスモータ12からの駆動力を、4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kと、第1ローラ82とのそれぞれに伝える。図1では、便宜上、図示していないが、第2ギア列15は、複数のギアからなる。複数のギアのそれぞれには、グリスが塗布されている。
第3ギア列16は、定着モータ13からの駆動力を、加熱ローラ90に伝える。図1では、便宜上、図示していないが、第3ギア列16は、複数のギアからなる。複数のギアのそれぞれには、グリスが塗布されている。
図2に示すように、画像形成装置1は、制御部17と、温度センサ18と、表示パネル19と、第1モータ駆動回路20と、第2モータ駆動回路21と、第3モータ駆動回路22とをさらに備える。
制御部17は、現像モータ11の駆動と、プロセスモータ12の駆動と、定着モータ13の駆動とを制御する。詳しくは後で説明するが、制御部17は、印刷速度モードとして、全速モードと、低温モードと、半速モードとを実行可能である。
制御部17は、全速モードにおいて、現像モータ11を第1目標速度で回転するように制御し、プロセスモータ12を第2目標速度で回転するように制御し、定着モータ13を第4目標速度で回転するように制御する。制御部17は、低温モードにおいて、現像モータ11を、第1目標速度よりも小さい速度である第3目標速度で回転するように制御し、プロセスモータ12を全速モードと同じ第2目標速度で回転するように制御し、定着モータ13を全速モードと同じ第4目標速度で回転するように制御する。制御部17は、半速モードにおいて、現像モータ11を、第1目標速度100%に対して50%である第5目標速度で回転するように制御し、プロセスモータ12を第2目標速度100%に対して50%である第6目標速度で回転するように制御し、定着モータ13を第4目標速度100%に対して50%である第7目標速度で回転するように制御する。
また、詳しくは後で説明するが、制御部17は、印刷色モードとして、4色印刷するための4色印刷モードと、1色印刷するための単色印刷モードとを実行可能である。
制御部17は、4色印刷モードにおいて、画像形成装置1が現像装置7Y内のトナー(Yトナー)、現像装置7M内のトナー(Mトナー)、現像装置7C内のトナー(Cトナー)および現像装置7K内のトナー(Kトナー)を使って印刷するように、第1電磁クラッチ105および第2電磁クラッチ107を制御する。制御部17は、単色印刷モードにおいて、画像形成装置1が現像装置7K内のトナー(Kトナー)だけを使って印刷するように、第1電磁クラッチ105を制御する。
制御部17は、温度センサ18と、表示パネル19と、第1電磁クラッチ105と、第2電磁クラッチ107と、第1モータ駆動回路20と、第2モータ駆動回路21と、第3モータ駆動回路22とのそれぞれに電気的に接続される。制御部17は、CPU170と、ROM171と、RAM172とを備える。CPU170は、ROM171から読み出した制御プログラムを実行する。ROM171は、画像形成装置1の動作を制御するための制御プログラムを格納している。RAM172は、CPU170が制御プログラムを実行する際に生成される中間データを一時的に格納する。また、図示しないが、制御部17は、インターフェースを備え、インターフェースには、パーソナルコンピューターPCなどの画像形成装置1とは別の外部機器が接続される。
温度センサ18は、筐体2の内部の温度を測定する。温度センサ18は、筐体2の内部に配置される。温度センサ18は、測定した筐体2の内部の温度を制御部17に送信可能である。
表示パネル19は、筐体2の表面に設けられる。表示パネル19は、制御部17からの信号に応じて、モータの起動エラーを表示可能である。
第1モータ駆動回路20は、現像モータ11に接続される。これにより、制御部17は、第1モータ駆動回路20を介して、現像モータ11に接続される。制御部17は、第1モータ駆動回路20に、現像モータ11の駆動または停止を指示するための第1モータON信号と、現像モータ11の回転速度を指示するための第1クロックとを入力する。第1モータ駆動回路20は、第1モータON信号が入力されている間に、現像モータ11が第1クロックに応じた速度で回転するように、現像モータ11に電圧を供給する。第1モータ駆動回路20は、現像モータ11が第1クロックに応じた回転速度に到達すると、第1モータロック信号を制御部17に送信する。
第2モータ駆動回路21は、プロセスモータ12に接続される。これにより、制御部17は、第2モータ駆動回路21を介して、プロセスモータ12に接続される。制御部17は、第2モータ駆動回路21に、プロセスモータ12の駆動または停止を指示するための第2モータON信号と、プロセスモータ12の回転速度を指示するための第2クロックとを入力する。第2モータ駆動回路21は、第2モータON信号が入力されている間に、プロセスモータ12が第2クロックに応じた速度で回転するように、プロセスモータ12に電圧を供給する。第2モータ駆動回路21は、プロセスモータ12が第2クロックに応じた回転速度に到達すると、第2モータロック信号を制御部17に送信する。
第3モータ駆動回路22は、定着モータ13に接続される。これにより、制御部17は、第3モータ駆動回路22を介して、定着モータ13に接続される。制御部17は、第3モータ駆動回路22に、定着モータ13の駆動または停止を指示するための第3モータON信号と、定着モータ13の回転速度を指示するための第3クロックとを入力する。第3モータ駆動回路22は、第3モータON信号が入力されている間に、定着モータ13が第3クロックに応じた速度で回転するように、定着モータ13に電圧を供給する。第3モータ駆動回路22は、定着モータ13が第3クロックに応じた回転速度に到達すると、第3モータロック信号を制御部17に送信する。
3.制御部の印刷処理
次に、図3から図5を参照して、制御部の印刷処理の第1実施形態について説明する。
図3に示すように、制御部17は、印刷ジョブを受信すると(S1)、モード設定処理(S2)と、モード実行処理(S3)とを順に実行する。
印刷ジョブは、例えば、制御部17に接続される外部機器から制御部17に入力される。印刷ジョブは、例えば、印刷枚数、印刷色、シート種類などを含む。印刷色として、例えば、4色または1色が選択される。シート種類として、例えば、普通紙、厚紙、葉書、封筒などが挙げられる。
3.1 モード設定処理
図4に示すように、モード設定処理において、制御部17は、まず、印刷ジョブに含まれる印刷色に基づいて、印刷色モードを設定する(S2−1)。制御部17は、印刷ジョブに含まれる印刷色が4色である場合、4色印刷モードを設定し、印刷ジョブに含まれる印刷色が1色である場合、単色印刷モードを設定する。
次いで、制御部17は、印刷ジョブに含まれるシート種類が、半速モードに対応するか否かを判断する(S2−2)。半速モードに対応するシートは、普通紙よりも熱容量が大きいシートであって、例えば、厚紙、葉書、封筒などが挙げられる。
制御部17は、シート種類が半速モードに対応すると判断した場合(S2−2:YES)、画像形成装置1を半速モードに設定する(S2−3)。一方、制御部17は、シート種類が半速モードに対応しないと判断した場合(S2−2:No)、温度センサ18から筐体2の内部の温度を取得する(S2−4)。つまり、制御部17は、印刷ジョブを受信した後、かつ、現像モータ11に駆動を開始させる前に、温度センサ18から筐体2の内部の温度を取得する。
そして、制御部17は、筐体2の内部の温度が所定温度以下であるか否かを判断する(S2−5)。所定温度は、予め設定されており、例えば、0℃以上10℃以下の範囲にある。所定温度は、好ましくは、8℃である。
制御部17は、筐体2の内部の温度が所定温度以下であると判断した場合(S2−5:Yes)、画像形成装置1を低温モードに設定する(S2−6)。一方、制御部17は、筐体2の内部の温度が所定温度よりも高いと判断した場合(S2−5:No)、画像形成装置1を全速モードに設定する(S2−7)。
これにより、制御部17は、印刷速度モードを決定し、モード設定処理を終了する。
3.2 モード実行処理
次に、図5に示すように、制御部17は、モード実行処理を開始する。モード実行処理において、制御部17は、モード設定処理において設定した印刷速度モードを実行する。つまり、制御部17は、印刷ジョブに含まれるシート種類が、半速モードに対応すると判断した場合、半速モードを実行する。制御部17は、シート種類が半速モードに対応しないと判断し、筐体2の内部の温度が所定温度以下であると判断した場合に、低温モードを実行する。制御部17は、シート種類が半速モードに対応しないと判断し、筐体2の内部の温度が所定温度よりも高いと判断した場合に、全速モードを実行する。
詳しくは、制御部17は、設定した印刷速度モードとなるように、現像モータ11、プロセスモータ12および定着モータ13を起動させる(S3−1)。
制御部17は、第1モータ駆動回路20に、第1モータON信号と、印刷速度モードに応じた第1クロックとを入力する。印刷速度モードが全速モードである場合、第1クロックは、現像モータ11の第1目標速度に対応する。印刷速度モードが低温モードである場合、第1クロックは、第1目標速度よりも小さい速度である第3目標速度に対応する。第3目標速度は、例えば、第1目標速度100%に対して70%から90%の範囲にある。第3目標速度は、好ましくは、第1目標速度100%に対して80%である。印刷速度モードが半速モードである場合、第1クロックは、第1目標速度100%に対して50%である第5目標速度に対応する。
また、制御部17は、第2モータ駆動回路21に、第2モータON信号と、印刷速度モードに応じた第2クロックとを入力する。印刷速度モードが全速モードである場合、および、印刷速度モードが低温モードである場合、第2クロックは、プロセスモータ12の第2目標速度に対応する。印刷速度モードが半速モードである場合、第2クロックは、第2目標速度100%に対して50%である第6目標速度に対応する。
また、制御部17は、第3モータ駆動回路22に、第3モータON信号と、印刷速度モードに応じた第3クロックとを入力する。印刷速度モードが全速モードである場合、および、印刷速度モードが低温モードである場合、第3クロックは、定着モータ13の第4目標速度に対応する。印刷速度モードが半速モードである場合、第3クロックは、第4目標速度100%に対して50%である第7目標速度に対応する。
次いで、制御部17は、プロセスモータ12が正常に起動したか否かを判断する(S3−2)。制御部17は、所定時間内に第2モータ駆動回路21から第2モータロック信号を受信したか否かにより、プロセスモータ12が正常に起動したか否かを判断する。
制御部17は、プロセスモータ12が正常に起動したと判断する場合(S3−2:Yes)、次に定着モータ13が正常に起動したか否かを判断する(S3−3)。制御部17は、所定時間内に第3モータ駆動回路22から第3モータロック信号を受信したか否かにより、定着モータ13が正常に起動したか否かを判断する。
制御部17は、定着モータ13が正常に起動したと判断する場合(S3−3:Yes)、次に現像モータ11が正常に起動したか否かを判断する(S3−4)。制御部17は、所定時間内に第1モータ駆動回路20から第1モータロック信号を受信したか否かにより、現像モータ11が正常に起動したか否かを判断する。
そして、制御部17は、現像モータ11が正常に起動したと判断する場合(S3−4:Yes)、印刷ジョブの最初のページの印刷を実行する(S3−5)。
なお、制御部17は、プロセスモータ12、定着モータ13および現像モータ11のいずれか1つが正常に起動していない判断する場合(S3−2:No、S3−3:No、S3−4:No)、現像モータ11、プロセスモータ12および定着モータ13を停止する(S3−7)。そして、制御部17は、モータの起動エラーが生じた旨を表示パネル19に表示する(S3−8)。
図6に示すように、印刷の実行(S3−5)において、制御部17は、まず、4つの現像ローラ71Y、71M、71C、71Kのすべてが離間位置に位置するように、第1電磁クラッチ105および第2電磁クラッチ107を制御する。
具体的には、制御部17は、第1電磁クラッチ105をオン状態にする。そして、制御部17は、接離部材104Kに現像モータ11からの駆動力を伝えて、接離部材104Kを第2位置に位置するように制御する。これにより、現像ローラ71Kは、離間位置に位置する。また、レバー141Kは、クラッチ140Kをオフ状態にする。これにより、クラッチ140Kは、現像モータ11からの駆動力を遮断する。その後、制御部17は、第1電磁クラッチ105をオフ状態にする。
また、制御部17は、第2電磁クラッチ107をオン状態にする。そして、制御部17は、3つの接離部材104Y、104M、104Cに現像モータ11からの駆動力を伝えて、3つの接離部材104Y、104M、104Cを第2位置に位置するように制御する。これにより、3つの現像ローラ71Y、71M、71Cは、離間位置に位置する。また、レバー141Yは、クラッチ140Yをオフ状態にする。レバー141Mは、クラッチ140Mをオフ状態にする。レバー141Cは、クラッチ140Cをオフ状態にする。これにより、3つのクラッチ140Y、140M、140Cは、現像モータ11からの駆動力を遮断する。その後、制御部17は、第2電磁クラッチ107をオフ状態にする。
次いで、制御部17は、印刷色モードに応じて、第1電磁クラッチ105および第2電磁クラッチ107を制御する。これにより、4つの現像ローラ71Y、71M、71C、71Kのそれぞれが、離間位置と接触位置との間を、所定のタイミングで移動する。
3.2.1 4色印刷モード
以下では、まず、印刷色モードが4色印刷モードである場合について説明し、印刷色モードが単色印刷モードである場合を後で説明する。
図7に示すように、制御部17は、シートSの搬送方向における先端E1が感光ドラム4Yと搬送ベルト80との間に到達する前に、第2電磁クラッチ107をオン状態にする。そして、制御部17は、3つの接離部材104Y、104M、104Cを第2位置から第1位置に移動するように制御する。これにより、3つの現像ローラ71Y、71M、71Cは、離間位置から接触位置に移動する。また、レバー141Yは、クラッチ140Yをオン状態にする。レバー141Mは、クラッチ140Mをオン状態にする。レバー141Cは、クラッチ140Cをオン状態にする。これにより、現像モータ11からの駆動力が、3つの現像ローラ71Y、71M、71Cに伝わる。その後、制御部17は、第2電磁クラッチ107をオフ状態にする。
そして、シートSは、搬送ベルト80に搬送されて、3つの感光ドラム4Y、4M、4Cと順に接触する。これによって、シートSは、感光ドラム4Yの表面に形成されたトナー像と、感光ドラム4Mの表面に形成されたトナー像と、感光ドラム4Cの表面に形成されたトナー像とが順に転写される。
その後、制御部17は、図7に仮想線で示すように、シートSの搬送方向における前端E1が感光ドラム4Kと搬送ベルト80との間に到達する前に、第1電磁クラッチ105をオン状態にする。そして、制御部17は、接離部材104Kを第2位置から第1位置に移動するように制御する。これにより、現像ローラ71Kは、離間位置から接触位置に移動する(図1参照)。また、レバー141Kは、クラッチ140Kをオン状態にする(図1参照)。これにより、現像モータ11からの駆動力が、現像ローラ71Kに伝わる。その後、制御部17は、第1電磁クラッチ105をオフ状態にする。
そして、シートSは、搬送ベルト80に搬送されて、感光ドラム4Kと接触する。これによって、シートSは、感光ドラム4Kの表面に形成されたトナー像が転写される(図1参照)。
次いで、図8に示すように、制御部17は、シートSの搬送方向における後端E2が感光ドラム4Cと搬送ベルト80との間を通過するときに、第2電磁クラッチ107をオン状態にする。そして、制御部17は、3つの接離部材104Y、104M、104Cを第1位置から第2位置に移動するように制御する。これにより、3つの現像ローラ71Y、71M、71Cは、接触位置から離間位置に移動する。また、レバー141Yは、クラッチ140Yをオフ状態にする。レバー141Mは、クラッチ140Mをオフ状態にする。レバー141Cは、クラッチ140Cをオフ状態にする。これにより、3つのクラッチ140Y、140M、140Cは、現像モータ11からの駆動力を遮断する。その後、制御部17は、第2電磁クラッチ107をオフ状態にする。
次いで、制御部17は、図6に仮想線で示すように、シートSの搬送方向における後端E2が感光ドラム4Kと搬送ベルト80との間を通過するときに、第1電磁クラッチ105をオン状態にする。そして、制御部17は、接離部材104Kを第1位置から第2位置に移動するように制御する。これにより、現像ローラ71Kは、接触位置から離間位置に移動する。また、レバー141Kは、クラッチ140Kをオフ状態にする。これにより、クラッチ140Kは、現像モータ11からの駆動力を遮断する。その後、制御部17は、第1電磁クラッチ105をオフ状態にする。
以上によって、画像形成装置1は、印刷ジョブにおける最初のシートSに、4色のトナー像が転写される。
3.2.2 単色印刷モード
また、印刷色モードが単色印刷モードである場合、図8に示すように、制御部17は、3つの現像ローラ71Y、71M、71Cを、離間位置に維持するように制御する。そして、制御部17は、シートSの搬送方向における前端E1が感光ドラム4Kと搬送ベルト80との間に到達する前に、現像ローラ71Kが離間位置から接触位置に移動するように第1電磁クラッチ105を制御する。
その後、シートSは、搬送ベルト80に搬送されて、感光ドラム4Kと接触する。これによって、シートSは、感光ドラム4Kの表面に形成されたトナー像が転写される。その後、制御部17は、図6に仮想線で示すように、シートSの搬送方向における後端E2が感光ドラム4Kと搬送ベルト80との間を通過するときに、現像ローラ71Kが接触位置から離間位置に移動するように第1電磁クラッチ105を制御する。
以上によって、画像形成装置1は、印刷ジョブにおける最初のシートSに、1色のトナー像を転写する。
その後、図5に示すように、制御部17は、印刷ジョブ中に次のページがあるか否かを判断する(S3−6)。制御部17は、印刷ジョブ中に次のページがあると判断した場合(S3−6:ある)、上記と同様にして、次のページにトナー像を印刷する。また、制御部17は、印刷ジョブ中に次のページがないと判断した場合(S3−6:ない)、印刷処理を終了する。以上によって、制御部17は、印刷ジョブを処理する。
また、制御部17は、第1の印刷ジョブの処理が終了した後に、第2の印刷ジョブを受信した場合、再度、モード設定処理(S2)と、モード実行処理(S3)とを順に実行する(図3参照)。制御部17は、第2の印刷ジョブに含まれるシート種類が、半速モードに対応すると判断した場合(S2−2:Yes)、半速モードを実行する。また、制御部17は、シート種類が半速モードに対応しないと判断した場合(S2−2:No)、温度センサ18から筐体2の内部の温度を取得して(S2−4)、筐体2の内部の温度が所定温度以下であるか否かを判断し(S2−5)、全速モードまたは低温モードを実行する。これによって、制御部17は、第2の印刷ジョブを処理する。
とりわけ、制御部17が第1の印刷ジョブを低温モードで実行していた場合、第1の印刷ジョブの印刷処理により、筐体2の内部の温度が向上している場合がある。そのため、制御部17は、第2の印刷ジョブを受信した場合、温度センサ18から筐体2の内部の温度を取得して(S2−4)、筐体2の内部の温度が所定温度以下であるか否かを判断し(S2−5)、筐体2の内部の温度が所定温度よりも高ければ、全速モードを実行する。
4.作用効果
(1)画像形成装置1では、図4に示すように、制御部17は、筐体2の内部の温度が所定温度以下であると判断した場合に、低温モードを実行する。制御部17は、低温モードにおいて、現像モータ11を、全速モードの第1目標速度よりも小さい速度である第3目標速度で回転するように制御するとともに、プロセスモータ12を全速モードと同じ第2目標速度で回転するように制御する。
そのため、低温モードにおいて、現像モータ11を全速モードよりも小さい速度で回転させることができながら、4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kのそれぞれの回転速度と、搬送ベルト80の周回速度とを、全速モードと同じに維持できる。そのため、低温モードにおいて、シートSの搬送速度を全速モードと同じに維持できる。その結果、筐体2の内部の温度が所定温度以下である場合に、現像モータ11のトルクを確保できながら、印刷速度の低下を抑制することができる。
(2)制御部17は、全速モードおよび低速モードの両モードにおいて、定着モータ13を第4目標速度で回転するように制御する。そのため、低温モードにおいて、印刷速度が低下することを確実に抑制することができる。
(3)制御部17は、半速モードを実行可能である。そのため、画像形成装置1は、半速モードにおいて、普通紙よりも熱容量が大きいシートSを安定して印刷することができる。
5.第2実施形態
次に、図9を参照して、制御部17の印刷処理の第2実施形態について説明する。第2実施形態において、上記した実施形態と同様のステップには同じ符号を付し、説明を省略する。
制御部17は、印刷ジョブを受信すると(S1)、画像形成装置1を全速モードに設定する(S2−7)。
次いで、制御部17は、温度センサ18から筐体2の内部の温度を取得する前に全速モードを実行する。詳しくは、制御部17は、全速モードとなるように、現像モータ11、プロセスモータ12および定着モータ13を起動させる(S3−1)。
その後、制御部17は、プロセスモータ12が正常に起動したか否かを判断し(S3−2)、プロセスモータ12が正常に起動したと判断する場合(S3−2:Yes)、次に定着モータ13が正常に起動したか否かを判断する(S3−3)。
そして、制御部17は、定着モータ13が正常に起動したと判断する場合(S3−3:Yes)、次に現像モータ11が正常に起動したか否かを判断する(S3−4)。言い換えれば、制御部17は、現像モータ11が第1目標速度で回転しているか否かを判断する。
制御部17は、現像モータ11が第1目標速度で回転していると判断した場合(S3−4:Yes)、印刷ジョブの最初のページの印刷を実行する(S3−5)。
その後、制御部17は、印刷ジョブ中に次のページがあるか否かを判断する(S3−6)。制御部17は、印刷ジョブ中に次のページがあると判断した場合(S3−6:ある)、次のページにトナー像を印刷する。また、制御部17は、印刷ジョブ中に次のページがないと判断した場合(S3−6:ない)、印刷処理を終了する。
また、制御部17は、現像モータ11が第1目標速度で回転していないと判断した場合(S3−4:No)、現像モータ11、プロセスモータ12および定着モータ13を停止して、全速モードを停止する(S3−7)。
そして、制御部17は、温度センサ18から筐体2の内部の温度を取得し(S2−4)、筐体2の内部の温度が所定温度以下であるか否かを判断する(S2−5)。
制御部17は、筐体2の内部の温度が所定温度以下であると判断した場合(S2−5:Yes)、画像形成装置1を低温モードに設定する(S2−6)。その後、制御部17は、モード実行処理を開始する(S3)。これによって、制御部17は、筐体2の内部の温度が所定温度以下であると判断した場合に、低温モードを実行する。
また、制御部17は、筐体2の内部の温度が所定温度よりも高いと判断した場合(S2−5:No)、モータの起動エラーが生じた旨を表示パネル19に表示する(S3−8)。また、制御部17は、プロセスモータ12および定着モータ13のいずれか1つが正常に起動していない判断する場合(S3−2:No、S3−3:No)においても、現像モータ11、プロセスモータ12および定着モータ13を停止し(S3−7)、モータの起動エラーが生じた旨を表示パネル19に表示する(S3−8)。
このような第2実施形態によっても、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
6.変形例
第1実施形態では、制御部17は、半速モードを実行可能であるが、低温モードおよび全速モードのみを実行可能であってもよい。この場合、図4に示すモード設定処理において、制御部17は、印刷色モードを設定した後(S2−1)、温度センサ18から筐体2の内部の温度を取得してもよい(S2−4)。このような変形例によっても、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
1 画像形成装置
2 筐体
4 感光ドラム
10 切替機構
11 現像モータ
12 プロセスモータ
13 定着モータ
17 制御部
18 温度センサ
71 現像ローラ
80 搬送ベルト

Claims (9)

  1. 筐体と、
    第1感光ドラムおよび第2感光ドラムと、
    前記第1感光ドラムにトナーを供給する第1現像ローラであって、前記第1感光ドラムに接触する接触位置と、前記第1感光ドラムから離間する離間位置との間で移動可能な第1現像ローラと、
    前記第2感光ドラムにトナーを供給する第2現像ローラであって、前記第2感光ドラムに接触する接触位置と、前記第2感光ドラムから離間する離間位置との間で移動可能な第2現像ローラと、
    前記第1現像ローラと前記第2現像ローラを、それぞれ前記接触位置と前記離間位置の間で移動させる切替機構と、
    前記第1感光ドラムおよび前記第2感光ドラムとの間にシートを挟んだ状態で、前記シートを搬送する搬送ベルトと、
    前記第1現像ローラと前記第2現像ローラと前記切替機構とを駆動する現像モータと、
    前記第1感光ドラムと前記第2感光ドラムと前記搬送ベルトとを駆動するプロセスモータと、
    前記現像モータの駆動および前記プロセスモータの駆動を制御する制御部と、
    前記筐体の内部の温度を測定する温度センサと、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記現像モータを第1目標速度で回転するように制御するとともに、前記プロセスモータを第2目標速度で回転するように制御する全速モードと、
    前記現像モータを、前記第1目標速度よりも小さい速度である第3目標速度で回転するように制御するとともに、前記プロセスモータを前記全速モードと同じ前記第2目標速度で回転するように制御する低温モードと、を実行可能であり、
    前記制御部は、
    前記現像モータに駆動を開始させる前に前記温度センサから前記筐体の内部の温度を取得し、
    前記筐体の内部の温度が所定温度よりも高いと判断した場合に、前記全速モードを実行し、
    前記筐体の内部の温度が前記所定温度以下であると判断した場合に、前記低温モードを実行することを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記シートにトナー像を定着させる定着装置と、
    前記定着装置を駆動する定着モータと、をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記全速モードにおいて、前記定着モータを第4目標速度で回転するように制御するとともに、
    前記低速モードにおいても、前記定着モータを前記全速モードと同じ前記第4目標速度で回転するように制御することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、
    前記現像モータを前記第1目標速度100%に対して50%である第5目標速度で回転するように制御し、前記プロセスモータを前記第2目標速度100%に対して50%である第6目標速度で回転するように制御し、前記定着モータを前記第4目標速度100%に対して50%である第7目標速度で回転するように制御する半速モードを実行可能であることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第3目標速度は、前記第1目標速度100%に対して70%から90%の範囲にあることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第3目標速度は、前記第1目標速度100%に対して80%であることを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記所定温度は、0℃以上10℃以下の範囲にあることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記所定温度は、8℃であることを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、
    第1の印刷ジョブを受信した後に前記温度センサから前記筐体の内部の温度を取得して、前記筐体の内部の温度が所定温度以下であるか否かを判断し、前記全速モードまたは前記低温モードを実行して、前記第1の印刷ジョブを処理し、
    前記第1の印刷ジョブの処理が終了した後に第2の印刷ジョブを受信した場合、前記温度センサから前記筐体の内部の温度を取得して、前記筐体の内部の温度が所定温度以下であるか否かを判断し、前記全速モードまたは前記低温モードを実行して、前記第2の印刷ジョブを処理することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 筐体と、
    第1感光ドラムおよび第2感光ドラムと、
    前記第1感光ドラムにトナーを供給する第1現像ローラであって、前記第1感光ドラムに接触する接触位置と、前記第1感光ドラムから離間する離間位置との間で移動可能な第1現像ローラと、
    前記第2感光ドラムにトナーを供給する第2現像ローラであって、前記第2感光ドラムに接触する接触位置と、前記第2感光ドラムから離間する離間位置との間で移動可能な第2現像ローラと、
    前記第1現像ローラと前記第2現像ローラを、それぞれ前記接触位置と前記離間位置の間で移動させる切替機構と、
    前記第1感光ドラムおよび前記第2感光ドラムとの間にシートを挟んだ状態で、前記シートを搬送する搬送ベルトと、
    前記第1現像ローラと前記第2現像ローラと前記切替機構とを駆動する現像モータと、
    前記第1感光ドラムと前記第2感光ドラムと前記搬送ベルトとを駆動するプロセスモータと、
    前記現像モータの駆動および前記プロセスモータの駆動を制御する制御部と、
    前記筐体の内部の温度を測定する温度センサと、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記現像モータを第1目標速度で回転するように制御するとともに、前記プロセスモータを第2目標速度で回転するように制御する全速モードと、
    前記現像モータを、前記第1目標速度よりも小さい速度である第3目標速度で回転するように制御するとともに、前記プロセスモータを前記全速モードと同じ前記第2目標速度で回転するように制御する低温モードと、を実行可能であり、
    前記制御部は、
    前記温度センサから前記筐体の内部の温度を取得する前に前記全速モードを実行して、前記現像モータが前記第1目標速度で回転しているか否かを判断し、
    前記現像モータが前記第1目標速度で回転していないと判断した場合に、前記全速モードを停止して、前記温度センサから前記筐体の内部の温度を取得し、
    前記筐体の内部の温度が前記所定温度以下であると判断した場合に、前記低温モードを実行することを特徴とする、画像形成装置。
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