JP2016222915A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2016222915A5
JP2016222915A5 JP2016109890A JP2016109890A JP2016222915A5 JP 2016222915 A5 JP2016222915 A5 JP 2016222915A5 JP 2016109890 A JP2016109890 A JP 2016109890A JP 2016109890 A JP2016109890 A JP 2016109890A JP 2016222915 A5 JP2016222915 A5 JP 2016222915A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive sheet
pressure
sensitive adhesive
image display
less
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016109890A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6252625B2 (ja
JP2016222915A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Publication of JP2016222915A publication Critical patent/JP2016222915A/ja
Publication of JP2016222915A5 publication Critical patent/JP2016222915A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6252625B2 publication Critical patent/JP6252625B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Claims (17)

  1. (メタ)アクリル系共重合体(A)を含有し、光硬化されてなる粘着シートであって、
    前記(メタ)アクリル系共重合体(A)が、枝成分としてマクロモノマーを備えたグラフト共重合体であり、
    ゲル分率が1%未満の軟質部と、ゲル分率が40%以上の硬質部とを有することを特徴とする粘着シート。
  2. 示差走査熱量計(DSC)により測定される上記軟質部のガラス転移温度(Tg[H])が−70〜−10℃であって、上記硬質部のガラス転移温度(Tg[S])が−60〜+20℃であり、硬質部のガラス転移温度と軟質部のガラス転移温度との差(Tg[H]−Tg[S])が3℃以上である請求項1に記載の粘着シート。
  3. (メタ)アクリル系共重合体(A)と、架橋剤(B)と、光重合開始剤(C)とを含有する樹脂組成物から形成してなるシートを、部分的に光硬化してなる請求項1又は2に記載の粘着シート。
  4. 前記(メタ)アクリル系共重合体(A)が、ガラス転移温度(Tg)が0℃未満のモノマーaと、ガラス転移温度(Tg)が0℃以上80℃未満のモノマーbと、ガラス転移温度(Tg)が80℃以上のモノマーcとが、a:b:c=10〜40:90〜35:0〜25のモル比率で共重合してなるものであり、かつ、重量平均分子量が50000〜400000である(メタ)アクリル系共重合体であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の粘着シート。
  5. 粘着シートのシート面内に、ゲル分率が1%未満の軟質部と、ゲル分率が40%以上の硬質部とを有することを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の粘着シート。
  6. 以下の特性(1)〜(3)を有する請求項1〜の何れかに記載の粘着シート。
    (1)粘着シートを適宜枚数重ねて厚さ5mm〜7mmになるよう積層し、露出した粘着シートの軟質部に、アスカーC2L硬度計の先端端子を荷重1kgにて垂直下方に3mm/分の速度で押し付けた時のアスカー硬度(c)が10以上60未満
    (2)粘着シートを適宜枚数重ねて厚さ5mm〜7mmになるよう積層し、露出した粘着シートの硬質部に、アスカーC2L硬度計の先端端子を荷重1kgにて垂直下方に3mm/分の速度で押し付けた時のアスカー硬度(d)が40以上90未満
    (3)軟質部のアスカー硬度(c)と硬質部の光硬化後のアスカー硬度(d)との差((d)−(c))が20以上
  7. さらに以下の特性(4)及び(5)を有することを特徴とする請求項に記載の粘着シート。
    (4)粘着シートをソーダライムガラスに2kgのロールを1往復してロール圧着した後に、23℃にて剥離角180°、剥離速度60mm/分でソーダライムガラスから前記粘着シートを引き剥がした際の前記軟質部における剥離力、すなわちソーダライムガラスへの軟質部の180°剥離力が3N/cm以上。
    (5)粘着シートをソーダライムガラスに2kgのロールを1往復してロール圧着したものに光を照射して23℃、50%RHで15時間養生した後、23℃にて剥離角180°、剥離速度60mm/分でソーダライムガラスから前記粘着シートを引き剥がした際の前記硬質部における剥離力、すなわちソーダライムガラスへの硬質部の180°剥離力が5N/cm以上。
  8. さらに以下の特性(6)及び(7)を有することを特徴とする請求項に記載の粘着シート。
    (6)粘着シートの軟質部についてのJIS Z−0237に準じた保持力測定において、SUS板に対する温度40℃でのズレ長さが10mm未満であり、かつ温度70℃での落下時間が5分未満。
    (7)粘着シートの硬質部についてのJIS Z−0237に準じた保持力測定において、SUS板に対する、温度40℃および温度70℃でのズレ長さが1mm未満。
  9. 請求項1〜の何れかに記載の粘着シートと、離型フィルムとを積層してなる構成を備えた粘着シート積層体。
  10. 2つの画像表示装置用構成部材間を、請求項1〜の何れかに記載の粘着シートを介して積層してなる構成を備えた画像表示装置構成用積層体。
  11. 前記画像表示装置構成部材が、タッチパネル、画像表示パネル、表面保護パネル及び偏光フィルムからなる群のうちの何れか、或いは2種類以上の組み合わせからなる積層体であることを特徴とする請求項10に記載の画像表示装置構成用積層体。
  12. 請求項10又は11に記載の画像表示装置構成用積層体を用いて構成された画像表示装置。
  13. 少なくとも対面する2つの画像表示装置用構成部材を備え、少なくとも一方の画像表示装置用構成部材は、貼合面に光不透過部と光透過部を有する画像表示装置において、
    前記2つの画像表示装置用構成部材の間が請求項1に記載の粘着シートで充填されてなる構成を備えた画像表示装置であって、
    前記粘着シートの前記光透過部に接する位置のゲル分率が40%以上であって、かつ、前記光不透過部に接する位置のゲル分率が1%未満であることを特徴とする、画像表示装置。
  14. 前記2つの画像表示装置用構成部材が、タッチパネル、画像表示パネル、表面保護パネル及び偏光フィルムからなる群のうちの何れか、或いは2種類以上の組み合わせからなる積層体であることを特徴とする請求項13に記載の画像表示装置。
  15. 粘着シートの少なくとも一側の端面部が、ゲル分率が40%以上の硬質部を有することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の粘着シート。
  16. 請求項15に記載の粘着シートの表裏両側に、離型フィルムが積層されてなる構成を備えた粘着シート積層体。
  17. ロール状に巻かれた粘着シートの少なくとも一側の端面部が、ゲル分率が40%以上の硬質部を有することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の粘着シート。
JP2016109890A 2015-06-02 2016-06-01 粘着シート及びこれを用いた画像表示装置 Active JP6252625B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015111940 2015-06-02
JP2015111940 2015-06-02

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017202060A Division JP6642550B2 (ja) 2015-06-02 2017-10-18 粘着シート及びこれを用いた画像表示装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016222915A JP2016222915A (ja) 2016-12-28
JP2016222915A5 true JP2016222915A5 (ja) 2017-09-14
JP6252625B2 JP6252625B2 (ja) 2017-12-27

Family

ID=57746608

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016109890A Active JP6252625B2 (ja) 2015-06-02 2016-06-01 粘着シート及びこれを用いた画像表示装置
JP2017202060A Active JP6642550B2 (ja) 2015-06-02 2017-10-18 粘着シート及びこれを用いた画像表示装置
JP2019236677A Active JP6977761B2 (ja) 2015-06-02 2019-12-26 粘着シート及びこれを用いた画像表示装置

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017202060A Active JP6642550B2 (ja) 2015-06-02 2017-10-18 粘着シート及びこれを用いた画像表示装置
JP2019236677A Active JP6977761B2 (ja) 2015-06-02 2019-12-26 粘着シート及びこれを用いた画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (3) JP6252625B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6885247B2 (ja) * 2017-07-20 2021-06-09 三菱ケミカル株式会社 粘着シート
JP6954067B2 (ja) * 2017-12-07 2021-10-27 昭和電工マテリアルズ株式会社 電子部品の製造方法、仮保護用樹脂ロール、及び仮保護用樹脂フィルム
JP7103899B2 (ja) * 2018-09-17 2022-07-20 日本バイリーン株式会社 内装用表面材
JP7264651B2 (ja) * 2019-01-23 2023-04-25 エス.ラボ株式会社 造形装置、システム、造形方法およびプログラム
CN113382858B (zh) * 2019-02-01 2024-02-27 日东电工株式会社 中间层叠体、中间层叠体的制造方法及产品层叠体的制造方法
JP7463147B2 (ja) 2019-03-18 2024-04-08 積水化学工業株式会社 粘着テープロール
JP7225975B2 (ja) * 2019-03-19 2023-02-21 三菱ケミカル株式会社 粘着シート、離型フィルム付き粘着シート積層体、画像表示装置構成用積層体、及び、これを用いてなる画像表示装置
JP7464415B2 (ja) 2020-03-16 2024-04-09 マクセル株式会社 接着層、およびこの接着層を用いたメタルマスク
WO2022163281A1 (ja) * 2021-01-27 2022-08-04 三菱ケミカル株式会社 活性エネルギー線硬化性粘着シート、離型フィルム付き粘着シート、積層体、積層体の製造方法、積層シート、画像表示装置用積層体、フレキシブル画像表示装置,フレキシブルディスプレイ用粘着シートおよび画像表示装置用積層体の製造方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4825992B2 (ja) * 1999-08-11 2011-11-30 綜研化学株式会社 アクリル系粘着剤組成物、該組成物を用いた粘着テープの製造方法および粘着テープ
JP2003193017A (ja) * 2001-12-26 2003-07-09 Hitachi Chem Co Ltd 接着材、接着シートおよび表示装置
JP4521520B2 (ja) * 2003-08-06 2010-08-11 綜研化学株式会社 低極性フィルム用粘着剤
JP4514428B2 (ja) * 2003-10-07 2010-07-28 日東電工株式会社 放射線硬化型粘着シート
JP2006096958A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Nippon Shokubai Co Ltd 粘着剤組成物
JP4975696B2 (ja) * 2008-07-28 2012-07-11 日東電工株式会社 放射線硬化型粘着シート、及び、放射線硬化型粘着シートの使用方法
WO2012128294A1 (ja) * 2011-03-24 2012-09-27 リンテック株式会社 粘着剤、及び粘着シート
KR101773756B1 (ko) * 2012-01-18 2017-09-01 미쯔비시 케미컬 주식회사 화상 표시 장치용 투명 양면 점착 시트 및 이를 사용한 화상 표시 장치
JP5924324B2 (ja) * 2012-10-05 2016-05-25 東亞合成株式会社 粘着剤組成物およびその用途
JP6048137B2 (ja) * 2012-12-28 2016-12-21 日立化成株式会社 画像表示装置用粘着シート及び画像表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016222915A5 (ja)
JP2018172686A5 (ja)
KR102620334B1 (ko) 점착 시트 및 표시체
JP2007212995A5 (ja)
TWI727494B (zh) 雙面附黏著劑之光學膜、及使用其之圖像顯示裝置之製造方法、以及雙面附黏著劑之光學膜之捲曲抑制方法
JP2016222914A5 (ja)
TWI731223B (zh) 活性能量線固化性黏接片以及積層體
JP2018045213A5 (ja)
JP2019123884A5 (ja)
TWI485222B (zh) 平面板貼合用樹脂積層體及積層平面板
KR102246029B1 (ko) 점착성 조성물, 점착제 및 점착시트
JP2019025903A (ja) 積層体、及び前記積層体を備えたフレキシブルデバイス
JP6977761B2 (ja) 粘着シート及びこれを用いた画像表示装置
JP2007197659A5 (ja)
JP2015025125A5 (ja)
JP2016135878A5 (ja)
KR20190021484A (ko) 접착성 수지층, 접착성 수지 필름, 적층체 및 적층체의 제조 방법
US20160208148A1 (en) Double-sided pressures-sensitive-adhesive sheet and image display device
JP2008031212A5 (ja)
JP6241547B2 (ja) 光学装置構成用部材のリサイクル方法および光学装置構成用積層体のリワーク性評価方法
TWI707020B (zh) 黏著片及顯示體
JP7170387B2 (ja) 粘着シートおよび表示体
KR20140102130A (ko) 점착성 조성물, 점착제 및 점착시트
TW201129669A (en) Adhesive sheet and production method of electronic parts
TW202136337A (zh) 黏著片及積層體