JP2016205153A - スクロール圧縮機及びスクロール圧縮機用オルダム継手 - Google Patents

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英之 熊倉
明和 柴田
Akikazu Shibata
明和 柴田
睦実 大塚
Mutsumi Otsuka
睦実 大塚
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【課題】高速高負荷運転時であってもオルダム継手を大型化することなくその強度を向上する。【解決手段】スクロール圧縮機は、フレームに固定された固定スクロールと、この固定スクロールとフレームとの間に配置された旋回スクロールとを備え、両スクロールを噛み合わせると共に、旋回スクロールを、オルダム継手500により自転を阻止しつつ固定スクロールに対し旋回運動させるように構成している。また、オルダム継手は、旋回スクロール側に突出した一対の第1のキー部501,502と、この第1のキー部に直交するように配置され且つフレーム側に突出した一対の第2のキー部504,505を備え、第1のキー部の位置を0°としたとき、旋回スクロールの旋回方向に向かってオルダム継手の周方向位置が、10〜40°の部分と、190〜220°の部分においてオルダム継手の断面積が最大になるように構成されている。【選択図】図6

Description

本発明は冷凍空調装置等に用いられるスクロール圧縮機及びスクロール圧縮機用オルダム継手に関する。
従来の冷凍空調用のスクロール圧縮機は、固定スクロール、旋回スクロール及びフレームなどにより構成された圧縮機構部と、回転子及び固定子を備える電動機と、前記回転子の中心に設けられた孔に挿入固定されて回転する回転軸と、前記回転軸を支持する転がり軸受と、該軸受を支持するフレームと、該フレームと前記旋回スクロールとの間に配設され、前記旋回スクロールの自転を防止して旋回運動させるためのオルダム継手とを、密閉容器内に備えている。
このスクロール圧縮機は、固定スクロールに対して旋回スクロールを旋回運動させることにより、両スクロールのラップ(渦巻体)間に圧縮室を形成し、該圧縮室を中心側へ移動させながらその容積を減少させて圧縮室内の作動流体を圧縮する。圧縮された作動流体は前記固定スクロールの中心に設けられている吐出口から吐出されるように構成されている。
前記旋回スクロールの自転防止機構としてのオルダム継手は、フレームに備えられたキー溝と係合されるキー部と、旋回スクロールに備えられたキー溝と係合されるキー部を備え、これらのキー溝とキー部が摺動することにより、前記旋回スクロールを、自転を防止して旋回運動させる構造になっている。この動作原理のために、特に負荷が大きくなる高速、高圧力比の運転条件時等において、キー部に過大な荷重が掛かり、キー部が折損する等の問題が発生する。
特許第3498535号公報(特許文献1)のものでは、リング幅やリング径、或いはキー幅を拡大させることなく、キー部の強度を上げることを目的として、第一の短軸と第一の長軸を持つ楕円形リングにおいて、第一の短軸からシャフトの反回転方向に回転させた軸を第二の短軸とし、第二の短軸に直交する軸を第二の長軸とし、第二の短軸と第二の長軸とで構成される楕円形リングにおいて、第一の短軸上に位置する楕円形リングから相対向する対をなすキーを設け、更に第一の長軸上に位置する楕円形リングから相対向する対をなすキーを設けたものが提案されている。
この特許文献1のものによれば、各キーの荷重を受ける側の面において、キー部根元の応力集中点からの腕の長さが短くなることで、キーの曲げモーメントを低減することができ、キー部根元の応力集中を緩和し、リング幅やリング径、或いはキー幅を拡大することなくキー部の強度を上げ、これによりオルダム継手を小型化してスクロール圧縮機全体の小型化を図ることが記載されている。
特許第3498535号公報
ところで、近年のスクロール圧縮機は、更なる小型高速化が求められている。高速化すると、旋回スクロールが旋回運動する際の慣性力が増大し、旋回スクロール側のキー部にかかる荷重が増大する。従って、オルダム継手に発生する応力も増大し、オルダム継手の破損のリスクが増大する。上記特許文献1のものでは、スクロール圧縮機の高速高負荷運転時であってもオルダム継手を大型化することなく十分な強度を確保することに関して十分な配慮が為されていない。
本発明の目的は、高速高負荷運転時であってもオルダム継手を大型化することなくその強度を向上することのできるスクロール圧縮機及びスクロール圧縮機用オルダム継手を得ることにある。
上記目的を達成するために本発明は、フレームに固定された固定スクロールと、この固定スクロールと前記フレームとの間に配置された旋回スクロールとを備え、前記両スクロールを噛み合わせると共に、前記旋回スクロールを、オルダム継手により自転を阻止しつつ前記固定スクロールに対し旋回運動させるように構成しているスクロール圧縮機であって、前記オルダム継手は、旋回スクロール側に突出した一対の第1のキー部と、この第1のキー部に直交するように配置され且つフレーム側に突出した一対の第2のキー部を備え、前記第1のキー部の位置を0°としたとき、前記旋回スクロールの旋回方向に向かってオルダム継手の周方向位置が、10〜40°の部分と、190〜220°の部分において該オルダム継手の断面積が最大になるように構成されていることを特徴とする。
本発明の他の特徴は、旋回スクロールを固定スクロールに対し、自転を阻止しつつ旋回運動させるように構成しているスクロール圧縮機用オルダム継手であって、旋回スクロール側に突出する一対の第1のキー部と、この第1のキー部に直交するように配置され且つフレーム側に突出する一対の第2のキー部を備え、前記第1のキー部の位置を0°としたとき、前記旋回スクロールの旋回方向に向かってオルダム継手の周方向位置が、10〜40°の部分と、190〜220°の部分において該オルダム継手の断面積が最大になるように構成されているスクロール圧縮機用オルダム継手にある。
本発明によれば、高速高負荷運転時であってもオルダム継手を大型化することなくその強度を向上することのできるスクロール圧縮機及びスクロール圧縮機用オルダム継手を得ることができる効果がある。
本発明のスクロール圧縮機の実施例1を示す縦断面図。 図1に示すフレームの平面図。 図1に示す旋回スクロールの底面図。 図1に示すオルダム継手に関して、現在一般的に用いられている例を説明するオルダム継手の底面図。 図4に示すオルダム継手の周方向角度位置における最大主応力の変化を示す線図。 本発明の実施例1におけるオルダム継手の構成を説明する底面図。
以下、本発明のスクロール圧縮機及びスクロール圧縮機用オルダム継手の具体的実施例を図面に基づき説明する。各図において、同一符号を付した部分は同一或いは相当する部分を示している。
以下、本発明のスクロール圧縮機及びスクロール圧縮機用オルダム継手の実施例1を図1〜図6を用いて説明する。
まず、図1〜図3を用いてスクロール圧縮機の全体構成を説明する。
図1は本発明のスクロール圧縮機の実施例1を示す縦断面図、図2は図1に示すフレームの平面図、図3は図1に示す旋回スクロールの底面図である。
図1に示す本実施例1のスクロール圧縮機1は冷凍空調用のスクロール圧縮機であり、作動流体は冷凍サイクルを流れる冷媒ガスである。
前記スクロール圧縮機1は、作動流体(冷媒ガス)を圧縮する圧縮機構部2と、この圧縮機構部2を、回転軸300を介して駆動する駆動部3を円筒状の密閉容器700内に収納して構成されている。本実施例では、密閉容器700内に上から順に、前記圧縮機構部2と前記駆動部3が配設され、前記駆動部3の下部には油溜り730が形成された縦型スクロール圧縮機としている。
前記密閉容器700は、上キャップ710及び下キャップ720を有し、これら上キャップ710及び下キャップ720は、前記密閉容器700の中央筒部に対して外側に被せるように嵌合され、その嵌合部が溶接トーチにより斜め下方及び斜め上方から加熱されて溶着されている。前記密閉容器700の底面には脚部721が取付けられている。また、前記下キャップ720の内側には、マグネット722が取付けられていて、圧縮機内の粉塵を回収する役目を果たしている。
前記密閉容器700の側面にはハーメ端子702及び端子カバー703が設けられ、前記駆動部3を構成する電動機600に電力を供給できるようにしている。前記ハーメ端子702は前記密閉容器700を貫通して設けられ、前記電動機600を構成する固定子601のコイルエンド601aと、前記圧縮機構部2を構成しているフレーム400との間に配置されている。
前記圧縮機構部2は、固定スクロール100、旋回スクロール200及び前記フレーム400を基本要素として構成されている。
前記固定スクロール100は、台板101と、この台板101の下側に垂直に立設された渦巻体であるラップ(スクロールラップ)102と、前記台板101の外周側に設けた吸込口103と、前記台板の中央側に設けた吐出口104とを有している。また前記固定スクロール100は、周方向に均等に配置された複数のボルト405により前記フレーム400に固定されている。
前記旋回スクロール200は、台板201と、この台板201の上側に垂直に立設されたラップ(スクロールラップ)202と、旋回スクロールの背面側(反ラップ側)に垂直に突出するように形成された旋回ボス部203と、この旋回ボス部203に圧入して配設された旋回軸受(すべり軸受)210と、前記台板201に形成された背圧穴(図示せず)とを有している。また、前記旋回スクロール200は、鋳鉄やアルミニュームなどを材料とする鋳物から各構成部分を加工することにより形成されている。
前記旋回スクロール200は、前記固定スクロール100と前記フレーム400との間に配置され、前記固定スクロール100と前記旋回スクロール200は互いに前記ラップ102,202を内側に向けて噛み合っている。また、前記旋回スクロール200の台板201は、前記固定スクロール100と前記フレーム400の台座430(図2参照)との間に挟み込まれるように設けられている。前記旋回スクロール200の背面と前記フレーム400との間には、前記旋回スクロール200の自転を防止して旋回運動をさせるためのオルダム継手(自転防止機構)500が配設されている。前記旋回スクロール200は前記駆動部3により旋回駆動される。
この駆動部3は、固定子601及び回転子602を備える電動機600と、前記回転子602の中心に挿入固定され、前記回転子602と共に一体的に回転する回転軸300などにより構成されている。前記回転軸300の下端には、前記油溜り730の油を吸い上げるための給油ポンプ900が圧入されて設けられている。
前記回転軸300は、その上端側に偏心して形成され、前記旋回スクロール200背面側の前記旋回軸受210に挿入されるクランクピン301と、その下部側の主軸部302と、下端側の副軸受支持部303で構成されている。前記主軸部302と前記副軸受支持部303とは、同一軸心に形成され、主軸部分を構成している。前記主軸部302の上端側(電動機の上側)は前記フレーム400に設けた主軸受401に支持され、前記副軸受支持部303は、前記電動機600下側の前記密閉容器700に固定された下フレーム801に、副軸受ハウジング802を介して設けた副軸受803により支持されている。
これら主軸受401及び副軸受803は転がり軸受で構成され、前記回転軸300を回転自在に支持する回転軸支持部を構成している。前記クランクピン301は前記旋回軸受210に、軸方向(スラスト方向)に移動可能で且つ回転自在に挿入して係合されている。
前記副軸受ハウジング802は、前記下フレーム801にボルト805を介して固定されている。前記副軸受803は、前記副軸受ハウジング802に上方から挿入され、この副軸受803の上方にはハウジングカバー804が取付けられている。
前記給油ポンプ900は、前記回転軸300下端に装着された遠心形ポンプであり、油溜め730に貯留された潤滑油を給油穴901を介して強制的に吸込み、回転軸300内に軸方向に形成されている油通路311を通して、前記副軸受803、前記旋回軸受210及び前記主軸受401に供給するように構成されている。また、前記油通路311から供給された油は、前記固定スクロール100と前記旋回スクロール200との摺動部にも供給される。
前記油通路311は、前記回転軸300を軸方向に貫通するように設けられ、回転軸300の軸心に対して同心の下部給油穴と、回転軸300の軸心に対して偏心した上部給油穴とを有している。前記副軸受803には、前記下部給油穴に連通する横穴312を介して給油される。
前記フレーム400は、前記密閉容器700の内周面に溶接740により、周方向の複数箇所で固定されている。また、このフレーム400は、前記主軸受401を支持する軸受支持部401aと、この軸受支持部401aの上部から外方に延び前記圧縮機構部2を支持する圧縮機構支持部401bを有する。この圧縮機構支持部401bは、その下面全体が平坦状に形成されて、吐出管701より上方に位置されている。前記吐出管701は前記圧縮機構部2で圧縮された冷媒ガスを冷凍サイクルに吐出するためのものであり、前記電動機600の上部の密閉容器700の部分に貫通して設けられている。
また、前記フレーム400には、図2に示すように、旋回スクロール200のための前記台座430と、前記オルダム継手500の一対のキー部504,505(図4参照)と係合して摺動する一対のキー溝431a,431bを形成している静止台座432が設けられている。この静止台座432に形成されている前記一対のキー溝431a,431bは、前記オルダム継手500をフレーム400に対して左右に直線運動させるように配置されている。
なお、図2において、700は図1に示す前記密閉容器700であり、図1,図2に示す410はシールリング410aが収容されるシールリング溝である。また、前記フレーム400は、前記旋回スクロール200に適切な押付力(背圧)を与えるために、前記旋回スクロール200の背面側及び前記固定スクロール100との間で背圧室411を形成している。即ち、前記背圧室411は、前記旋回スクロール200、前記フレーム400及び前記固定スクロール100で囲まれて形成される空間である。
図1において、130は、前記固定スクロール100のスクロールラップ102と前記旋回スクロール200のラップ202を噛み合わせることにより形成される圧縮室である。前記旋回スクロール200の台板201には、前記圧縮室130と旋回スクロールの台板201背面の前記背圧室411とを連通させる背圧穴(図示せず)が設けられており、前記背圧室411の圧力を、吸入圧力と吐出圧力の中間の圧力(中間圧力)に保っている。
フレーム400上面に形成された前記シールリング溝410にはシールリング410aが設けられており、このシールリング410aにより、前記背圧室411へ圧縮ガスが流入するのを防止している。即ち、図3に示すように、旋回スクロール200の旋回ボス部203の下端面には、周方向に複数個の給油ポケット205が設けられており、旋回スクロール200が旋回運動することにより、この給油ポケット205が前記シールリング410aの外側と内側を往復し、旋回軸受210と主軸受401の間にある油の一部を背圧室411に搬送する。搬送された油はオルダム継手500に給油された後、固定スクロールの鏡板面105と旋回スクロール200の台板201の摺動面に給油される。
前記旋回スクロール200は、前記背圧室411の中間圧力と、前記シールリング410aの内側に作用する吐出圧力との合力で固定スクロール100に押し付けられる。
なお、図3に示す旋回スクロール200において、210は旋回ボス部203の内面に圧入されている前記旋回軸受、221a及び221bは旋回スクロール200の台板201背面に形成された一対のキー溝であり、これら一対のキー溝221a,221bに前記オルダム継手500の旋回スクロール側に形成されている一対のキー部501,502(図4参照)が係合して摺動される。
前記シールリング410aの内径は前記主軸受401の外径より小さくなっているが、このような構成を採用できるようにするために、前記主軸受401を前記フレーム400の駆動部3側からフレーム400へ挿入する構成とし、この転がり軸受401をフレームカバー403で固定する構成としている。前記フレームカバー403にはスラスト軸受402が設けられている。前記フレームカバー403は前記フレーム400と別体に製作され、該フレーム400にボルト406により固定されている。このようにボルト固定とすることにより、前記フレームカバー403と前記フレーム400との間隙をシールすることができ、給油経路からの油漏れを抑制することができる。なお、前記フレームカバー403は、前記フレーム400の内側に挿入されて前記主軸受401を押さえる部分と、前記フレーム400の駆動部3側端面に当接してこれに固定される部分とから構成されている。
図1に示す407はバランスウェイトで、このバランスウエイト407は前記主軸受401よりも電動機側に位置するように、前記回転軸300に固定されている。なお、本実施例では、前記バランスウェイト407は、前記回転軸300とは別体に形成され、回転軸300に圧入して固定される例を示しているが、前記バランスウェイト407は前記回転軸300と一体に形成されるようにして良い。前記バランスウェイト407の最大外径部は前記固定子601のコイルエンド601aの端面側に突出して設けられ、前記コイルエンド601aの内径よりも大径となるように構成されている。これにより、前記回転軸300の回転バランスを十分に確保することができる。
なお、図1において、408は前記主軸受401に供給された潤滑油を前記油溜り730に戻すための排油パイプ、711は固定スクロール100の吸入口103に、冷凍サイクルからの冷媒ガスを導入するための吸入管である。
次に、スクロール圧縮機の動作を説明する。
前記圧縮機構部2は、前記電動機600の回転子602に連結した回転軸300の回転により、クランクピン301が偏心回転すると、旋回スクロール200が前記オルダム継手500により、固定スクロール100に対し自転せずに旋回運動を行う。これに伴い、作動ガスとしての冷媒ガスは吸入管711及び吸入口103を介して、ラップ102と202で形成される圧縮室130に導入される。この圧縮室130は、前記旋回スクロール200の旋回運動により、中央部側へ移動しながらその容積が減少することで前記冷媒ガスの圧縮動作が行われる。
圧縮された冷媒ガスは前記固定スクロール100の中央部に設けた吐出口104から密閉容器700内に吐出され、その後、この吐出された冷媒ガスは、前記フレーム400と密閉容器700との間に形成された通路(図示せず)を介して前記駆動部3側に流れる。これにより、前記密閉容器700内の空間は吐出圧力に保たれ、また吐出された冷媒ガスは圧縮機構部2や電動機600の周囲を循環した後、吐出管701から密閉容器700外の冷凍サイクルに放出される。
なお、前記圧縮機構部2で圧縮される冷媒ガスとしては、地球環境に優しいR410Aなどの冷媒が用いられる。
次に、上述したスクロール圧縮機1における給油経路について説明する。
回転軸300が回転されると、給油ポンプ900により、油溜り730の油が回転軸300内に形成されている油通路311に昇圧して供給される。前記油通路311に送られた油の一部は、横穴312を通って副軸受803に流れた後、前記油溜り730に戻る。前記油通路311を通ってクランクピン301の上部に到達した油は、旋回軸受210を潤滑した後、主軸受401へ流れる。主軸受401を潤滑した油は、その殆どが排油パイプ408を通り、前記油溜り730に戻る。
旋回スクロール200の旋回ボス部203の端面には前記給油ポケット205が設けられているので、旋回スクロール200が旋回運動することにより、前記給油ポケット205がシールリング410aを跨いで、該シールリング410aの外側と内側を往復する。これにより、前記旋回軸受210と前記主軸受401の間にある油の一部は前記給油ポケット205を介して背圧室411に搬送される。背圧室411に搬送された油は、オルダム継手500を潤滑した後、その一部は、前記固定スクロール100の鏡板面105と前記旋回スクロール200の台板201との摺動面に給油され、この摺動面の微小隙間を通って圧縮室130に流入する。また、前記背圧室411に搬送された油は、背圧穴(図示せず)を通って、前記圧縮室130に流入する。圧縮室130に流入した油は圧縮された冷媒ガスと共に吐出口104から吐出され、密閉容器700内で冷媒ガスと分離され前記油溜り730に戻る。
次に、図1に示すオルダム継手500に関して、まず現在一般的に用いられているオルダム継手の例を、図4を用いて説明する。図4は現在一般的に用いられているオルダム継手の底面図である。
図4に示すように、オルダム継手500は、リング部503と、このリング部503の旋回スクロール側に形成された一対の第1のキー部(旋回スクロール側キー部)501,502と、前記リング部503のフレーム側に形成された一対の第2のキー部(フレーム側キー部)504,505を備えている。前記第1のキー部501,502は旋回スクロール200の台板201に形成されているキー溝221a,221b(図3参照)と係合して摺動し、前記第2のキー部503,504はフレーム400の静止台座432に形成されているキー溝431a,431b(図2参照)と係合して摺動する。
前記オルダム継手500の作用を説明する。オルダム継手500に形成した直交する第1、第2の2対のキー部のうち1対の第1のキー部501,502が旋回スクロール200のキー溝221a,221bと係合して摺動し、他の1対の第2のキー部504,505が前記オルダム継手500の受け部であるフレーム400のキー溝431a,431bと係合して摺動する。これにより、旋回スクロール200はスクロールラップ202の立設する方向である軸線方向に垂直な面内を固定スクロール100に対して自転せずに旋回運動することができる。
次に、図4に示すオルダム継手500に発生する応力について検討する。
旋回スクロール側の第1のキー部501,502に作用する荷重をFs、フレーム側の第2のキー部504,505に作用する荷重をFfとする。また、スクロール圧縮機の圧縮動作時のガス荷重によって発生するオルダムキー部荷重をF1、旋回スクロール200が旋回運動することによる慣性力により発生するオルダムキー部荷重をF2とする。
前記ガス荷重によって発生するオルダムキー部荷重をF1及び前記慣性力により発生するオルダムキー部荷重をF2は、以下の式(1)(2)により求めることができる。
F1=1/2×K×J/(R/2) …(1)
F2=1/4×M×ε×ω×sinθ …(2)
ここで、Kは荷重係数で、実際に掛かる荷重との乖離を補正するための係数、Jは旋回自転モーメント(kg・m)で、旋回スクロールが旋回運動する際に発生するモーメント、Rはオルダム継手の平均径(m)、εは旋回半径(m)、Mはオルダムリング質量(kg)、ωは角速度(rad/s)、θは旋回スクロールの回転角度(°)である。
前記第2のキー部(フレーム側キー部)には、ガス荷重による荷重F1のみが作用するのに対し、前記第1のキー部(旋回スクロール側キー部)には、前記ガス荷重による荷重F1に加え、旋回スクロール200が旋回運動することによる慣性力によって発生する荷重F2も作用する。即ち、第1のキー部501,502に作用する荷重Fs及び第2のキー部504,505に作用する荷重Ffは、次式(3)(4)で求めることができる。
Fs=F1+F2 …(3)
Ff=F1 …(4)
このため、スクロール圧縮機の回転数が大きくなるほど、旋回スクロール200の旋回運動で生じる慣性力の影響が大きくなり、前記第1のキー部501,502に作用する荷重が増大するから、前記第1のキー部近傍のリング部503に発生する応力も大きくなることが予想される。
そこで、図4に示すオルダム継手500において、そのリング部503における各周方向角度位置で発生する最大主応力について解析した。その結果を図5に示す。図5は図4に示すオルダム継手の周方向角度位置における最大主応力の変化を示す線図である。
図5の応力解析条件は、スクロール圧縮機の動作時に、旋回スクロール側の第1のキー部501,502に荷重が掛かる結果として、フレーム側の第2のキー部504,505にも荷重が掛かることから、前記第1のキー部501,502に荷重をかけた条件として解析を実施したものである。
即ち、旋回スクロール側の第1のキー部501,502のそれぞれに荷重を掛け、この掛けた荷重を、それぞれ面圧に換算する。また、フレーム側の第2のキー部504,505と中心軸は辺拘束する。この時、内側の円柱部分もヤング率1kPa、ポアソン比0.45の材質が満たされた条件とする。前記第1のキー部501,502に掛ける荷重については、例えば上述した式(1)〜(4)に基づいて算出した上記荷重Fsを使用する。
このような条件で、オルダム継手500の各周方向角度位置における断面の応力分布を解析して抽出し、最大値(最大主応力)を取出したものが図5の線図である。図5における横軸の角度は、図4に示す角度に対応しており、第1のキー部501の部分が0°(または360°)であり、第2のキー部504の位置が90°、第1のキー部502の位置が180°、第2のキー部505の位置が270°である。
この図5に示すように、現在一般的に使用されているオルダム継手500の最大主応力は、第1のキー部(旋回スクロール側キー部)501,502近傍に最大値となる部分があり、第2のキー部(フレーム側キー部)504,505近傍に最小値となる部分があることがわかった。
即ち、前記第1のキー部501の位置を0°としたとき、旋回スクロール200の旋回方向(回転軸の回転方向)に向かって、オルダム継手500の周方向位置が、10〜40°の部分と、190〜220°の部分における最大主応力の値が最も大きくなっている。また、旋回スクロール200の旋回方向に向かって、オルダム継手の周方向位置が、80〜120°の部分と、260〜300°の部分における最大主応力の値が最も小さくなっていることがわかった。
そこで、本実施例のスクロール圧縮機は図6に示すように構成している。図6は本発明の実施例1におけるオルダム継手の構成を説明する底面図である。なお、図6において、d1は本実施例におけるオルダム継手の内径部分を示しており、二点鎖線で示すd2は図4に示す一般的なオルダム継手の内径部分を参考までに示したものである。
本実施例におけるスクロール圧縮機は上述した図1〜図3を用いて説明したものと同様である。また、オルダム継手500についても、図4に示すオルダム継手と基本的には同様であり、旋回スクロール200側に突出した一対の第1のキー部501,502と、この第1のキー部501,502に直交するように配置され、且つフレーム側に突出した一対の第2のキー部504,505を備えている。
但し、本実施例におけるオルダム継手500は、図5の解析結果に基づいて、図6に示すように、第1のキー部501,502近傍のリング部503の断面積が、第2のキー部504,505近傍のリング部503の断面積よりも大きい構成としている。
更に詳細に説明する。一般に、「応力=荷重/断面積」の関係となるため、オルダム継手500の前記リング部503の断面積を増大させることにより、オルダム継手500に発生する応力を低減することができる。そこで、図5の解析結果に基づいて、本実施例では、図6に示すように、前記オルダム継手500における前記第1のキー部501の位置を0°としたとき、前記旋回スクロールの旋回方向(回転軸の回転方向)に向かって、オルダム継手500の周方向位置が、10〜40°の部分と、190〜220°の部分において、該オルダム継手500の断面積が最大になるように構成しているものである。
即ち、オルダム継手500の周方向位置が、10〜40°の部分と、190〜220°の部分における前記オルダム継手の内径が、他の周方向位置におけるオルダム継手の内径より小さく構成することにより、オルダム継手の前記10〜40°の部分と、前記190〜220°の部分の断面積を拡大する構成としている。
また、本実施例では、図6に示すように、前記第1のキー部の位置を0°としたとき、前記旋回スクロールの旋回方向に向かってオルダム継手の周方向位置が、80〜120°の部分と、260〜300°の部分において該オルダム継手の断面積が最小になるように構成している。
即ち、オルダム継手500の周方向位置が、80〜120°の部分と、260〜300°の部分における前記オルダム継手の内径が、他の周方向位置におけるオルダム継手の内径より大きく構成することにより、オルダム継手の前記80〜120°の部分と、前記260〜300°の部分の断面積が最小となる構成にしている。
このように構成することにより、オルダム継手500の第1のキー部501,502に作用する荷重によって前記リング部503に過大な応力が発生するのを抑制することができ、高速高負荷運転時であってもオルダム継手を大型化することなく強度を十分に向上することのできるスクロール圧縮機が得られる。
更に、本実施例では、図6に示すように、オルダム継手500の第1のキー部501,502の近傍におけるリング部から、第2のキー部504,505の近傍におけるリング部に至るまで、連続的に断面積を変化させた構成としている。
即ち、前述したオルダム継手500の周方向位置が80〜120°の部分(断面積が最小になる部分)から190〜220°の部分(断面積が最大になる部分)に至るまで、及びオルダム継手の周方向位置が、260〜300°の部分(断面積が最小になる部分)から10〜40°の部分(断面積が最大になる部分)に至るまで、前記オルダム継手の内径が連続的に小さくなるようにして、リング部の断面積が連続的に増加するように構成している。
また、オルダム継手の周方向位置が、10〜40°の部分(断面積が最大になる部分)から80〜120°の部分(断面積が最小になる部分)に至るまで、及びオルダム継手の周方向位置が、190〜220°の部分(断面積が最大になる部分)から260〜300°の部分(断面積が最小になる部分)に至るまで、前記オルダム継手の内径が連続的に大きくなるようにして、リング部の断面積が連続的に減少するように構成している。
このように、本実施例においては、オルダム継手500の断面積が最小になる部分から断面積が最大になる部分に至るまで連続的にリング部断面積を大きくし、且つ断面積が最大になる部分から断面積が最小になる部分に至るまで連続的にリング部断面積を小さくしている。即ち、前記リング部503の内径側の径をオルダム継手500の中心に向かって次第に小さく或いは大きくなるようにすることにより、断面積が次第に変化する構成としているので、オルダム継手500のリング部断面積が変化することによる応力集中を回避してオルダム継手の強度を更に向上することができる。
また、図5に示す解析結果から、0°〜90°及び180°〜270°の範囲の応力変化幅が大きいのに対し、90°〜180°及び270°〜360°の範囲の応力変化幅が小さいことがわかる。
そこで、本実施例ではオルダム継手500に発生する応力分布を改善するように、前記リング部503の断面積を拡大或いは減少させる。応力は断面積に反比例することを考慮し、本実施例では、オルダム継手500のリング部503の各部断面積を、以下の関係式(5)で求め、図5に示す最大主応力の変化に対応させて、前記リング部断面積を連続変化させるようにしている。
改善後の断面積=改善前の断面積×(現状品の応力値/改善後の応力値) …(5)
なお、式(5)で算出した断面積にすると、形状が凸凹になることも考えられ、それによる応力集中を避けるため、本実施例では、リング部503の周方向各部における内径側を上記式(5)で求めた改善後の断面積に近似的に合わせた楕円形状としている。また、この楕円形状は、図5に示す各領域の応力変化幅に対応させて、図6に示すような形状としている。このように構成することにより、オルダム継手500に発生する応力を更に低減することが可能となる。
更に、本実施例では、前記オルダム継手500を鋳造鍛造法で製造されたものとしている。オルダム継手500を鋳造鍛造法で製作することにより、押出し材等で製作したものと比較して、最終形状に近い形状とすることが可能となる。その結果、高い面精度が求められるオルダム継手の摺動面等、必要最小限の領域のみを機械加工することでオルダム継手500を製作することが可能となり、製作工程を低減して、安価に製作できる。
以上説明したように、本実施例のスクロール圧縮機によれば、前記第1のキー部の位置を0°としたとき、前記旋回スクロールの旋回方向に向かってオルダム継手の周方向位置が、10〜40°の部分と、190〜220°の部分において該オルダム継手の断面積が最大になるように構成されているので、高速高負荷運転時であってもオルダム継手を大型化することなくその強度を向上することのできるスクロール圧縮機を得ることができる。従って、冷凍空調装置等に用いるスクロール圧縮機の寸法を増大することなく、高速高負荷時のオルダム継手の破損を防止して信頼性を確保することができる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1:スクロール圧縮機、2:圧縮機構部、3:駆動部、
100:固定スクロール、101:台板、102:ラップ、103:吸入口、
104:吐出口、105:鏡板面、130:圧縮室、
200:旋回スクロール、201:台板、202:ラップ、
203:旋回ボス部、205:給油ポケット、
221a,221b:旋回スクロールのキー溝、210:旋回軸受(すべり軸受)、
300:回転軸、301:クランクピン、302:主軸部、303:副軸受支持部、
311:油通路、312:横穴、
400:フレーム、
401:転がり軸受(主軸受)、401a:軸受支持部、401b:圧縮機構部支持部、
402:スラスト軸受、403:フレームカバー、405,406,805:ボルト、
407:バランスウェイト、408:排油パイプ、
410:シールリング溝、410a:シールリング、
411:背圧室、430:台座、432:静止台座、
431a,431b:フレームのキー溝、
500:オルダム継手、
501,502:第1のキー部(旋回スクロール側キー部)、
503:リング部、
504,505:第2のキー部(フレーム側キー部)、
600:電動機、601:固定子、601a:コイルエンド、602:回転子、
700:密閉容器、701:吐出管、702:ハーメ端子、703:端子カバー、
710:上キャップ、711:吸入管、720:下キャップ、721:脚部、
722:マグネット、730:油溜り、740:溶接部、
801:下フレーム、802:副軸受ハウジング、803:転がり軸受(副軸受)、
804:ハウジングカバー、900:ポンプ部、901:給油穴。

Claims (8)

  1. フレームに固定された固定スクロールと、この固定スクロールと前記フレームとの間に配置された旋回スクロールとを備え、前記両スクロールを噛み合わせると共に、前記旋回スクロールを、オルダム継手により自転を阻止しつつ前記固定スクロールに対し旋回運動させるように構成しているスクロール圧縮機であって、
    前記オルダム継手は、旋回スクロール側に突出した一対の第1のキー部と、この第1のキー部に直交するように配置され且つフレーム側に突出した一対の第2のキー部を備え、
    前記第1のキー部の位置を0°としたとき、前記旋回スクロールの旋回方向に向かってオルダム継手の周方向位置が、10〜40°の部分と、190〜220°の部分において該オルダム継手の断面積が最大になるように構成されていることを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 請求項1に記載のスクロール圧縮機において、
    前記第1のキー部の位置を0°としたとき、前記旋回スクロールの旋回方向に向かってオルダム継手の周方向位置が、80〜120°の部分と、260〜300°の部分において該オルダム継手の断面積が最小になるように構成されていることを特徴とするスクロール圧縮機。
  3. 請求項2に記載のスクロール圧縮機において、
    前記オルダム継手の断面積が最小になる部分から断面積が最大になる部分に至るまで、連続的にリング部の断面積が大きくなるように構成し、且つ前記オルダム継手の断面積が最大になる部分から断面積が最小になる部分に至るまで、連続的にリング部の断面積が小さくなるように構成していることを特徴とするスクロール圧縮機。
  4. 請求項1に記載のスクロール圧縮機において、
    オルダム継手の周方向位置が、10〜40°の部分と、190〜220°の部分における前記オルダム継手の内径が、他の周方向位置におけるオルダム継手の内径より小さく構成することにより、オルダム継手の前記10〜40°の部分と、前記190〜220°の部分の断面積を、他の周方向位置における断面積よりも拡大していることを特徴とするスクロール圧縮機。
  5. 請求項1に記載のスクロール圧縮機において、
    オルダム継手の周方向位置が、80〜120°の部分から190〜220°の部分に至るまで、及びオルダム継手の周方向位置が、260〜300°の部分から10〜40°の部分に至るまで、前記オルダム継手の内径が連続的に小さくなるようにして、リング部の断面積が連続的に増加するように構成していることを特徴とするスクロール圧縮機。
  6. 請求項5に記載のスクロール圧縮機において、
    オルダム継手の周方向位置が、10〜40°の部分から80〜120°の部分に至るまで、及びオルダム継手の周方向位置が、190〜220°の部分から260〜300°の部分に至るまで、前記オルダム継手の内径が連続的に大きくなるようにして、リング部の断面積が連続的に減少するように構成していることを特徴とするスクロール圧縮機。
  7. 請求項1に記載のスクロール圧縮機において、前記オルダム継手として、鋳造鍛造法で製作したオルダム継手を使用していることを特徴としているスクロール圧縮機。
  8. 旋回スクロールを固定スクロールに対し、自転を阻止しつつ旋回運動させるように構成しているスクロール圧縮機用オルダム継手であって、
    旋回スクロール側に突出する一対の第1のキー部と、この第1のキー部に直交するように配置され且つフレーム側に突出する一対の第2のキー部を備え、
    前記第1のキー部の位置を0°としたとき、前記旋回スクロールの旋回方向に向かってオルダム継手の周方向位置が、10〜40°の部分と、190〜220°の部分において該オルダム継手の断面積が最大になるように構成されていることを特徴とするスクロール圧縮機用オルダム継手。
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