JP2016194637A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】長期に亘って高画質を維持することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、感光体と、現像ユニットと、転写ベルト35と、一次転写ローラーと、二次転写ローラーと、クリーニングブレード47と、第一のローラーとしての駆動ローラーと、第二のローラーとしての従動ローラー41bとを備える。転写ベルト35は、表層がコート材、中間層が弾性体、裏層が基材から構成されている。従動ローラー41bは、駆動ローラーと別途設けられており、転写ベルト35を介在するようにしてクリーニングブレード47と対向する位置であって、転写ベルト35の内方側に当接するようにして配置される。従動ローラー41bは、転写ベルト35と当接する側の表層が弾性体で構成されており、転写ベルト35を一方向に回転させる。【選択図】図4

Description

この発明は、画像形成装置に関するものである。
デジタル複合機等に代表される画像形成装置においては、画像読み取り部で原稿の画像を読み取った後、画像形成部に備えられる感光体に対して読み取った画像を基に光を照射し、感光体上に静電潜像を形成する。その後、形成した静電潜像の上に帯電したトナー等の現像剤を供給して可視画像とした後、用紙に転写して定着させ、装置外に排出する。
ここで、フルカラーの画像を形成することができる画像形成装置においては、イエロー、シアン、マゼンタ、およびブラックの各色を重ね合わせて、フルカラーの画像を形成するものがある。フルカラーの画像を形成する際には、一旦、各色に対応して設けられた感光体上にそれぞれの色の画像を形成し、画像形成装置に備えられる中間転写体上にそれぞれ一次転写する。すなわち、中間転写体上で各色の画像を重ね合わせる。その後、中間転写体上に形成されたフルカラーの画像を用紙に二次転写する。二次転写の後、中間転写体上に残留した未転写のトナーは、次の画像形成に備えて、中間転写体上から除去、すなわち、クリーニングされる。
ここで、二次転写の後に中間転写体上に残留しているトナーのクリーニングに関する技術が、特開2012−220634号公報(特許文献1)、および特開2012−194513号公報(特許文献2)に開示されている。
特許文献1によると、記録媒体上に形成すべき画像に応じたトナー像を担持する像担持体と、像担持体の像担持面に残留した残留トナーを清掃して取り除く清掃部材を備える清掃装置と、正規の極性に帯電している残留トナーを静電力によって像担持体から清掃部材側に取り除くとともに、逆極性に帯電している残留トナーを静電力によって清掃部材から像担持体側に吐き出させる第1バイアスを像担持体と清掃部材との間に与えるバイアス印加部とを備えることを特徴とする画像形成装置が開示されている。
特許文献2によると、回転される像担持体と、像担持体の有効画像領域に現像剤像を形成する像形成手段と、像担持体と当接部を形成して像担持体の面から現像剤を除去するクリーニングブレードとを有する画像形成装置が開示されている。画像形成装置は、像担持体の回転負荷を検知する負荷検知手段と、負荷検知手段が所定値よりも大きい回転負荷を検知したときに、現像剤を当接部へ供給する当接部潤滑化モードを実行する制御手段とを有することを特徴としている。
特開2012−220634号公報 特開2012−194513号公報
中間転写体として、表層がコート材、中間層が弾性体、最下層である裏層が樹脂製の基材から構成される三層構造の転写ベルトを用いる場合がある。このような転写ベルトは、中間層として弾性体を含むため、ラフ紙のような表面の凹凸度合いが高い用紙を用いた場合であっても、単層構造の転写ベルトよりも高い転写性が得られる。
特許文献1によると、クリーニング時において、ファーブラシを用いて転写ベルトの表面をクリーニングすることとしている。しかし、このような構成では、装置構成が複雑となり、好ましくない。装置構成の単純化が望まれる場合、特許文献2に示すようなクリーニングブレードを用いる構成が採用される。
ここで、上記した積層構造の転写ベルトを中間転写体として用いた場合、転写ベルトの製造時において基材を構成する樹脂層の内部に異物や未溶融物が含まれる場合がある。このような異物や未溶融物は、比較的硬い固形状である。
転写ベルトは、画像形成部内において転写ベルトを回転させる駆動ローラー、および従動ローラーに取り付けられる。転写ベルトが固形状物質を基材に含む場合、駆動ローラーや従動ローラーが位置する領域において、転写ベルトの一部が盛り上がって表面側に突起として表出してしまうこととなる。
駆動ローラーや従動ローラーが配置される部分には、クリーニングブレードが設けられる。このような状況下において、転写ベルトの回転時にクリーニングブレードと突起とが当接すると、突起にクリーニングブレードからの応力が集中してしまうこととなる。突起に対してこのような応力の集中が続けば、比較的早期の段階で、突起が形成される領域の表層に位置するコート材がクリーニングブレードによって削れてしまうこととなる。
そうすると、コート材の削れが早期に進行し、中間層である弾性体が転写ベルトの表面側に露出することとなる。弾性体が露出した領域は、摩擦係数が高いため、トナーがより強い力で付着しやすい。そうすると、弾性体が露出した領域に残留したトナーをクリーニングブレードによってクリーニングしきれず、トナーが残留してしまうこととなる。その結果、転写ベルトに付着した残留トナーの影響により画像上に斑点状のノイズが発生してしまう。また、ブリードが発生してしまうおそれもある。すなわち、このような状態では、高画質を維持できないおそれがある。特許文献2に開示の技術では、このような状況に対応することができない場合がある。
この発明の目的は、長期に亘って高画質を維持することができる画像形成装置を提供することである。
この発明の一の局面においては、画像形成装置は、感光体と、現像ユニットと、転写ベルトと、一次転写ローラーと、二次転写ローラーと、クリーニングブレードと、第一のローラーと、第二のローラーとを備える。現像ユニットは、トナーによる可視画像を感光体上に形成する。転写ベルトは、表層がコート材、中間層が弾性体、裏層が基材から構成されている。転写ベルトは、一方向に回転して、現像ユニットにより感光体上に形成されたトナーによる可視画像を一次転写される。一次転写ローラーは、感光体上に形成されたトナーによる可視画像を転写ベルトに一次転写させる。二次転写ローラーは、一次転写ローラーによって転写ベルト上に一次転写されたトナーによる可視画像を記録媒体に二次転写させる。クリーニングブレードは、その先端部を転写ベルトの表面に当接させるようにして配置されている。クリーニングブレードは、転写ベルト上に残留したトナーをクリーニングする。第一のローラーは、転写ベルトの内方側に当接するようにして配置され、転写ベルトを一方向に回転させる。第二のローラーは、第一のローラーと別途設けられており、転写ベルトを介在するようにしてクリーニングブレードと対向する位置であって、転写ベルトの内方側に当接するようにして配置される。第二のローラーは、転写ベルトと当接する側の表層が弾性体で構成されており、転写ベルトを一方向に回転させる。
このような画像形成装置によると、転写ベルトの基材内に未溶融物等の固形状物質が含まれた場合でも、転写ベルトと当接する側の表層が弾性体で構成されている第二のローラーを含むため、クリーニングブレードから転写ベルトに応力がかかった際に、この応力を弾性体によって吸収して、転写ベルトの表面側に表れる突起の突出量を少なくすることができる。そうすると、転写ベルトの表面側に表出する突起とクリーニングブレードとが接触した際に、突起がクリーニングブレードから受ける応力を少なくすることができる。すなわち、突起へのクリーニングブレードからの応力の集中を緩和することができる。したがって、突起が形成される領域のコート材の削れ量を低減することができ、中間層である弾性体が露出しない状態を長期間に亘って維持することができる。その結果、残留トナーの画像に対する影響やブリードの発生のおそれを低減して、長期に亘って高画質を維持することができる。
この発明の一実施形態に係る画像形成装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の外観を示す概略図である。 この発明の一実施形態に係る画像形成装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の構成を示すブロック図である。 図1に示すデジタル複合機に備えられる画像形成部の概略的な構成を示す概略断面図である。 クリーニングユニットが配置される部分を拡大した図である。 図4中のVで示す領域の拡大図であり、表層が金属で構成されている駆動ローラーと転写ベルトとが当接している部分を示す。 転写ベルトおよび表層が金属で構成されている従動ローラーの一部を示す拡大断面図である。 弾性体が露出した状態の転写ベルトおよび従動ローラーの一部を示す拡大断面図である。 表層が弾性体で構成されている従動ローラーと転写ベルトとが当接している部分を示す拡大断面図である。 転写ベルトおよび表層が弾性体で構成されている従動ローラーの一部を示す拡大断面図である。 この発明の他の実施形態に係るデジタル複合機に備えられる画像形成部の概略的な構成を示す概略断面図である。
以下、この発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る画像形成装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の外観を示す概略図である。図2は、この発明の一実施形態に係る画像形成装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の構成を示すブロック図である。
図1および図2を参照して、デジタル複合機11は、制御部12と、操作部13と、画像読み取り部14と、画像形成部15と、用紙セット部19と、排出トレイ30と、格納部としてのハードディスク16と、ファクシミリ通信部17と、ネットワーク25と接続するためのネットワークインターフェース部18とを備える。
制御部12は、デジタル複合機11全体の制御を行う。操作部13は、デジタル複合機11側から発信する情報やユーザーの入力内容を表示する表示画面21を含む。操作部13は、印刷部数や階調性等の画像形成の条件や電源のオンまたはオフを入力させる。画像読み取り部14は、セット位置にセットされた原稿を読み取り位置に搬送する原稿搬送装置としてのADF(Auto Document Feeder)22を含む。画像読み取り部14は、ADF22または載置台上にセットされた原稿の画像を読み取る。用紙セット部19は、手差しで用紙をセットする手差しトレイ28やサイズの異なる複数枚の用紙を収納可能な給紙カセット群29を含む。用紙セット部19は、画像形成部15に供給する用紙をセットさせる。画像形成部15は、画像読み取り部14により読み取られた画像やネットワーク25を介して送信された画像データを基に、搬送されてきた用紙に画像を形成する。画像形成部15により画像を形成された用紙は、排出トレイ30に排出される。ハードディスク16は、送信された画像データや入力された画像形成条件等の格納を行う。ファクシミリ通信部17は、公衆回線24に接続されており、ファクシミリ送信やファクシミリ受信を行う。
なお、デジタル複合機11は、画像データの書き出しや読み出しを行うDRAM(Dynamic Random Access Memory)等を備えるが、これらについては、図示および説明を省略する。また、図2中の矢印は、制御信号や制御、画像に関するデータの流れを示している。なお、図1に示すように、この実施形態においては、給紙カセット群29は、3つの給紙カセット23a、23b、23cから構成されている。
デジタル複合機11は、画像読み取り部14により読み取られた原稿を用いて画像形成部15において画像を形成することにより、複写機として作動する。また、デジタル複合機11は、ネットワークインターフェース部18を通じて、ネットワーク25に接続されたコンピューター26a、26b、26cから送信された画像データを用いて、画像形成部15において画像を形成して用紙に印刷することにより、プリンターとして作動する。すなわち、画像形成部15は、要求された画像を印刷する印刷部として作動する。デジタル複合機11は、ファクシミリ通信部17を通じて、公衆回線24から送信された画像データを用いて、DRAMを介して画像形成部15において画像を形成することにより、また、画像読み取り部14により読み取られた原稿の画像データを、ファクシミリ通信部17を通じて公衆回線24に画像データを送信することにより、ファクシミリ装置として作動する。デジタル複合機11は、画像処理に関し、複写機能、プリンター機能、ファクシミリ機能等、複数の機能を有する。さらに、各機能に対しても、詳細に設定可能な機能を有する。
この発明の一実施形態に係るデジタル複合機11を含む画像形成システム27は、上記した構成のデジタル複合機11と、ネットワーク25を介してデジタル複合機11に接続される複数のコンピューター26a、26b、26cとを備える。この実施形態においては、複数のコンピューター26a〜26cについては、3台示している。各コンピューター26a〜26cはそれぞれ、デジタル複合機11に対して、ネットワーク25を介して印刷要求を行って印刷をすることができる。デジタル複合機11とコンピューター26a〜26cとは、LAN(Local Area Network)ケーブル等を用いて有線で接続されていてもよいし、無線で接続されていてもよく、ネットワーク25内には、他のデジタル複合機やサーバーが接続されている構成でもよい。
次に、デジタル複合機11に備えられる画像形成部15の構成について、さらに詳細に説明する。図3は、デジタル複合機11に備えられる画像形成部15の概略的な構成を示す概略断面図である。なお、理解の容易の観点から、図3において、部材のハッチングを省略する。また、図3は、上下方向に延びる平面でデジタル複合機11を切断した場合の断面図である。
第1の実施形態について述べる。図3を参照して、画像形成部15は、作像ユニット33と、LSU(Laser Scanner Unit)34と、中間転写体としての転写ベルト35と、四つの一次転写ローラー36a、36b、36c、36dを含む一次転写ユニット37と、二次転写ローラー38と、転写ベルト35を一方向に回転させる第一のローラーとしての駆動ローラー41a、第二のローラーとしての第一の従動ローラー41b、および第二の従動ローラー41cと、転写ベルト35の表面42上に残留した未転写のトナーを転写ベルト35の表面42上から除去、すなわち、クリーニングするクリーニングユニット46とを含む。LSU34については、一点鎖線で概略的に示している。なお、デジタル複合機11は、いわゆる四連タンデム形式の画像形成部15を備えることとなる。また、図3において下から上に向かう方向を矢印Dで示している。矢印Dは、図1においても示している。
作像ユニット33は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各4色に対応する四つの感光体31a、31b、31c、31d、および四つの現像ユニット32a、32b、32c、32dを備える。図3において、現像ユニット32a〜32dについては、概略的に示している。
なお、デジタル複合機11は、ブラックの現像ユニット32dのみを用いたモノクロ印刷が可能である。また、デジタル複合機11は、イエローの現像ユニット32a、マゼンタの現像ユニット32b、およびシアンの現像ユニット32cの少なくともいずれか一つを用いたカラー印刷が可能である。
LSU34は、画像読み取り部14によって読み取った画像を基に、四つの感光体31a〜31dにそれぞれ露光する。LSU34が露光する方向は、矢印Dで示す方向である。露光された各色の成分の光を基に、感光体31a〜31dに静電潜像が形成される。感光体31a〜31dに形成された静電潜像に現像ユニット32a〜32dからそれぞれ各色のトナーを供給する。トナーは、現像ユニット32a〜32d内において撹拌されており、例えば、プラスの電荷を帯びるよう帯電している。この帯電したトナーを感光体31a〜31dに供給して、感光体31a〜31d上にトナーによる可視画像を形成する。このようにして感光体31a〜31d上に形成されたトナーによる可視画像は、転写ベルト35に一次転写される。
転写ベルト35は、無端状である。転写ベルト35は、一方向に回転して、現像ユニット32a〜32dにより感光体31a〜31d上に形成されたトナーによる可視画像を一次転写される。転写ベルト35は、いわゆる積層型であって、薄肉の弾性ベルトである。具体的には、表層がコート材、中間層が弾性体、裏層が基材から構成されている。すなわち、転写ベルト35は、三層構造である。
表層にコート材を設けることにより、トナーの離型性を良好にすることができる。中間層に弾性体を設けることにより、用紙の凹凸度合いが高くても、良好な転写性を実現することができる。弾性体の材質としては、ウレタンゴムやCRゴム(クロロプレンゴム)が用いられる。裏層に樹脂製の基材を設けることにより、転写ベルト35の寸法安定性を高くして、例えば、カラー印刷における色ずれの度合いを低減することができる。基材の材質としては、ナイロンやPVDF(Poly Vinylidene DiFluoride(ポリフッ化ビニリデン))が用いられる。
駆動ローラー41a、従動ローラー41b、および従動ローラー41cは、それぞれ別途設けられている。駆動ローラー41aは、転写ベルト35を回転させる駆動源となる。従動ローラー41b、41cはそれぞれ転写ベルト35と接触しているため、転写ベルト35の回転に伴って、それぞれ回転する。駆動ローラー41a、従動ローラー41b、および従動ローラー41cはそれぞれ、転写ベルト35の内方側に配置されている。駆動ローラー41aは、二次転写ローラー38が設けられる位置側に配置される。従動ローラー41bは、クリーニングユニット46が設けられる位置側に配置される。従動ローラー41cは、左右方向において、駆動ローラー41aと従動ローラー41bとの間に配置される。駆動ローラー41aと従動ローラー41bとは、上下方向において、ほぼ同じ位置となるように設けられる。従動ローラー41cは、駆動ローラー41a、従動ローラー41bよりもやや上方側に配置される。
転写ベルト35は、駆動ローラー41a、従動ローラー41b、および従動ローラー41cを内方側に当接させるようにして配置して、転写ベルト35のテンションを保つようにして取り付けられる。従動ローラー41bとクリーニングブレード47との間には、転写ベルト35が介在することとなる。また、駆動ローラー41aと二次転写ローラー38との間にも、転写ベルト35が介在することとなる。
転写ベルト35は、駆動ローラー41a、および従動ローラー41b、41cによって一方向に回転する。転写ベルト35の回転方向は、図3中の矢印Dで示される。すなわち、転写ベルト35の回転方向については、感光体31a〜31dが設けられている下方領域においては、右側から左側に向かう方向である。従動ローラー41cが設けられている上方領域においては、左側から右側に向かう方向である。転写ベルト35の回転方向において、現像ユニット32a〜32dのうち、イエローの現像ユニット32aが最も上流側に配置されており、ブラックの現像ユニット32dが最も下流側に配置されている。なお、転写ベルト35は、上流側から下流側に向かって回転するものとする。
四つの一次転写ローラー36a〜36dはそれぞれ、転写ベルト35を介して各色の感光体31a〜31dに対向する位置に配置される。一次転写ユニット37は、感光体31a〜31d上に形成されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーによる可視画像を転写ベルト35に一次転写させる。具体的には、一次転写ローラー36a〜36dのそれぞれにバイアスを印加することによって、現像ユニット32a〜32dにより感光体31a〜31d上に形成されたトナーによる可視画像を、回転する転写ベルト35の表面42に一次転写させる。この時に、各色の画像が転写ベルト35に重ねられて、転写ベルト35上にフルカラーの画像が形成される。
二次転写ローラー38は、転写ベルト35上に一次転写されたトナーによる可視画像を記録媒体、例えば、給紙カセット23a〜23cから供給された用紙に二次転写する。二次転写ローラー38は、転写ベルト35を介して、駆動ローラー41aと対向する位置に設けられる。
デジタル複合機11は、二次転写の後、転写ベルト35の表面42上に残留した未転写のトナーを除去するクリーニングユニット46を備える。図4は、クリーニングユニット46が配置される部分を拡大した図である。
図1〜図4を参照して、クリーニングユニット46は、転写ベルト35の表面42に当接するようにして配置されるクリーニングブレード47と、クリーニングブレード47を支持するブレード支持部48と、クリーニングブレード47によって転写ベルト35の表面42から除去した未転写の残留トナーを回収する容器となる残留トナー回収容器49とを備える。
クリーニングブレード47は、弾性を有するゴム状の細長い板状の部材から構成されている。クリーニングブレード47は、デジタル複合機11の主走査方向が長手方向となるように取り付けられる。クリーニングブレード47は、その先端部45をいわゆるカウンター方向で転写ベルト35の表面42に当接させるようにして配置されている。ブレード支持部48によって支持されるクリーニングブレード47は、所定の箇所に固定されており、一方向に回転する転写ベルト35の表面42に付着したトナーを物理的に除去する。クリーニングブレード47の材質としては、例えば、ウレタンゴムが用いられる。
画像形成部15は、二次転写ローラー38と転写ベルト35の表面42とが当接する位置44に記録媒体としての用紙を搬送するための用紙搬送路43aを備える。また、画像形成部15は、二次転写された用紙を不図示の定着ユニット側へ搬送するための用紙搬送路43bを備える。給紙カセット群29が位置する上流側となる用紙搬送路43aから、二次転写ローラー38と転写ベルト35の表面42とが当接する位置44に用紙が供給される。用紙の搬送のタイミングに合わせて、トナーと逆の極性のバイアスが二次転写ローラー38に印加される。二次転写ローラー38へのバイアスの印加により、転写ベルト35の表面42上に形成されたトナーによる可視画像が、供給された用紙側に電気的に引き寄せられ、用紙に二次転写される。トナーによる可視画像が転写された用紙は、用紙搬送路43bを利用して図示しない定着ユニットまで搬送される。トナーによる可視画像が用紙に転写された後、転写ベルト35上に残留した未転写のトナーは、クリーニングユニット46によって転写ベルト35の表面42上から取り除かれる。
ここで、従動ローラー41bのうち、転写ベルト35と当接する側の表層は、弾性体で構成されている。具体的な弾性体としては、例えば、硬度が80であって、厚みが1.0mmのEPDM(Ethylene Propylene Diene Monomer)が用いられる。
このように構成することにより、転写ベルト35の基材内に未溶融物等の固形状物質が含まれた場合でも、転写ベルト35と当接する側の表層が弾性体で構成されている第二のローラーとしての従動ローラー41bを含むため、クリーニングブレード47から転写ベルト35に応力がかかった際に、この応力を弾性体によって吸収して、転写ベルト35の表面42側に表れる突起の突出量を少なくすることができる。そうすると、転写ベルト35の表面42側に表出する突起とクリーニングブレード47とが接触した際に、突起がクリーニングブレード47から受ける応力を少なくすることができる。すなわち、突起へのクリーニングブレード47からの応力の集中を緩和することができる。したがって、突起が形成される領域のコート材の削れ量を低減することができ、中間層である弾性体が露出しない状態を長期間に亘って維持することができる。その結果、残留トナーの画像に対する影響やブリードの発生のおそれを低減して、長期に亘って高画質を維持することができる。
これについて説明する。図5は、図4中のVで示す領域の拡大図であり、表層が金属で構成されている従動ローラー41dと転写ベルト35とが当接している部分を示す。理解の容易の観点から、転写ベルト35および従動ローラー41dの表面を平らに図示している。図5以降の図面についても同様である。
図5を参照して、転写ベルト35については、表層がコート材51、中間層が弾性体52、裏層が基材53から構成されている。そして、裏層である基材53の裏面54aが、従動ローラー41dの表面54b側に位置する金属55と当接している。
ここで、図5に示すように、転写ベルト35を製造する段階において、基材53中に未溶融物等から形成される固形状物質56が含まれる場合がある。固形状物質56の大きさは、一般的には数μm〜数10μmである。このように基材53中に固形状物質56が混入した場合において、転写ベルト35の内方側に従動ローラー41dを当接させるようにして配置させて応力が加えられると、樹脂製の基材53は、ある程度の剛性を有するため、基材53の裏面54aと金属55の表面54bとの間に、空隙57a、57bが形成されてしまう。そして、固形状物質56が存在する領域においては、弾性体52側に大きく突起状に盛り上がってしまう。この盛り上がり58については、ある程度弾性体52における弾性変形で形状の変化を吸収できるものの、図5に示すように、転写ベルト35の表面42側に表層のコート材51の突起59として表出してしまうこととなる。なお、転写ベルト35の表面42の突起59の突出量、すなわち、平らな部分から突起59の最も盛り上がった位置60までの高さは、図5中の長さLで示される。なお、このような固形状物質56に起因して転写ベルト35の表面42側に表れる突起59は、大きい場合にいわゆる「凸ブツ」と呼ばれる場合がある。
転写ベルト35は、図5中の矢印Dで示す一方向に回転する。クリーニングブレード47は、その先端部45が転写ベルト35の表面42に当接するようにして配置されている。この場合、クリーニングブレード47は、ある程度の応力で転写ベルト35側を押すようにして配置されている。
ここで、転写ベルト35の回転により、突起59がクリーニングブレード47の先端部45に当接する。そうすると、突起59が表出している領域61は、他の領域と比較して、クリーニングブレード47から大きな応力を受ける。すなわち、クリーニングブレード47から受ける応力が、領域61に集中する。この場合、転写ベルト35は、矢印Dで示す方向に回転しているため、突起59を削り取るような方向に応力が加えられる。そして、転写ベルト35が複数回回転していくと、比較的早期の段階で、突起59が大きく削り取られてしまうこととなる。すなわち、転写ベルト35の表面42において、突起59が表出した領域61が局所的に削られてしまうこととなる。
図6は、転写ベルト35および表層が金属で構成されている従動ローラー41dの一部を示す拡大断面図である。図6を参照して、突起59は、他の領域、すなわち、突起59が表出されていない領域と面が連なるように、すなわち、平らになるまで削り取られる。削り取られた部分については、図6中の点線で示す部分となる。その結果、固形状物質56が存在する領域61において、表層のコート材51が完全に削り取られて、中間層である弾性体52が、転写ベルト35の表面42に露出する状態となる。なお、コート材51が削り取られた部分については、転写ベルト35の表面42側から見た場合に白色の点状に見えることから、「白点」と呼ばれる場合がある。
図7は、弾性体52が露出した状態の転写ベルト35および従動ローラー41dの一部を示す拡大断面図である。この弾性体52については、コート材51と比較して表面の摩擦係数が高いため、樹脂製のトナーが付着しやすい。そうすると、図7に示すように、領域61において、弾性体52が露出した表面42については、表面42に付着したトナー39をクリーニングブレード47によって除去しきれず、結果的にトナー39が転写ベルト35の表面42上に残留したままとなる。
このように、転写ベルト35の表面42上にトナー39が残留した領域61があると、画像が形成されていないにも関わらず、二次転写の際にこのトナー39が用紙に転写されたり、用紙と転写ベルト35が接触した際に、用紙を汚染させてしまう。また、この領域61からブリードが生じてしまうおそれもある。すなわち、長期に亘って、高画質を維持できないこととなる。
次に、転写ベルト35と当接する側の表層が弾性体で構成されている従動ローラー41bの場合について説明する。図8は、表層が弾性体で構成されている従動ローラー41bと転写ベルト35とが当接している部分を示す拡大断面図である。図8に示す断面は、図5に示す断面に相当する。
図8を参照して、表層が弾性体62で構成されている従動ローラー41bには、転写ベルト35が配置される。なお、弾性体62の下層、すなわち、図8中の矢印Dと逆の方向には、金属の層が位置している。
図5と同様に、基材53中に固形状物質56が含まれている場合において、転写ベルト35の内方側に従動ローラー41bを当接させるようにして配置させた状態とする。この状態で転写ベルト35を回転させると、当接するクリーニングブレード47から転写ベルト35の表面42に表れた突起67が押圧されることとなる。
ここで、樹脂製の基材53は、ある程度の剛性を有しており、従動ローラー41bの表層は弾性体62で構成されているため、従動ローラー41bの表層の弾性体62の一部が凹み、固形状物質56が含まれている基材53の形状を受け入れる形状となる。具体的には、従動ローラー41bの表面63bと転写ベルト35の裏面63aとの間には、空隙が形成されず、従動ローラー41bの表面63bの形状は、転写ベルト35の裏面63aに沿った形状に変形する。また、固形状物質56の影響で従動ローラー41b側に盛り上がった盛り上がり65に沿った形状の凹部66が形成されることとなる。
また、固形状物質56が含まれる領域における弾性体52側への盛り上がり64の量も小さくなり、転写ベルト35の中間層である弾性体52側の弾性変形量も少なくなる。その結果、転写ベルト35のうち、固形状物質56が含まれている影響で転写ベルト35の表面42側に表出する突起67は非常に小さなものとなる。なお、転写ベルト35の表面42の突起67の突出量、すなわち、平らな部分から突起67の最も盛り上がった位置68までの高さは、図8中の長さLで示される。そして、長さLは、長さLよりも短いものとなる。
そうすると、転写ベルト35が矢印Dで示す方向に回転したとしても、クリーニングブレード47から転写ベルト35のうちの突起67が位置する領域69において受ける応力が小さいものとなる。すなわち、領域69において、クリーニングブレード47から受ける応力の集中を緩和することができる。したがって、図9に示すように、転写ベルト35が複数回回転したとしても、突起67が位置する領域69におけるコート材51の削れ量を、非常に少なくすることができる。図9は、転写ベルト35および表層が弾性体62で構成されている従動ローラー41bの一部を示す拡大断面図である。
すなわち、若干表面42のコート材51が削り取られたとしても、弾性体52が表面42に露出することはなく、他の部分と比較してコート材51の厚みが薄くなるだけである。また、応力の集中が緩和されているため、比較的早期にコート材51の削れが進行することはなく、図9に示す状態となるまでの期間も長くなる。
その結果、図9に示すように、突起67が位置する領域69において、クリーニングブレード47がトナーを除去しきれず、トナーが転写ベルト35の表面42に残留したままという現象を回避することができる。また、ブリードが発生するおそれも大きく低減することができる。その結果、長期に亘って、高画質を維持できることとなる。
上記した図5に示す構成、および図8に示す構成に基づいて、実験を行った。実験は、図5に示す構成を比較例1とし、図8に示す構成を実施例1として、転写ベルト35の表面42に形成される白点の有無および数を調べた。
実験条件としては、基材53を厚み120μm(マイクロメートル)のPVDF、弾性体52を厚み175μmのウレタンゴム、コート材51として、表層、すなわち、上層を高硬度ウレタンゴム、下層を低硬度ウレタンゴムとした転写ベルト35を用いた。なお、コート材51の厚みは、3μmである。トナーとしては、平均粒径が6〜7μmのポリエステル系のトナーを用いた。なお、このトナーは、微粒子チタニア、シリカ、ステアリン酸亜鉛が外添剤として添加されている。
クリーニングブレード47としては、JIS硬度73度のウレタンゴムから構成されるクリーニングブレード47を用いた。取り付けにおいては、転写ベルト35の表面42に対する圧接角度を30度、食い込み量を1.5mm、線圧を0.2N/cm(センチメートル)とした。画像を形成する際の印字パターンとしては、各色5%の画像濃度のベタチャートとし、両面の自動画像形成とした。用紙については、A4サイズの普通紙を用いた。デジタル複合機11としては、1分間にカラー印刷70枚のTaskAlfa(京セラドキュメントソリューションズ株式会社製)を用いた。
比較例1に用いた従動ローラー41dとして、厚みが1.5mmのアルミニウム素管を用い、表層をアルマイト処理加工したものを用いた。外径はφ29.6mmである。実施例1に用いた従動ローラー41bとして、厚みが1.5mmのアルミニウム素管に、弾性体として硬度80、厚み1.0mmのEPDMを表層に配置したものを用いた。外径は、比較例1のものと同様に、φ29.6mmである。
実験としては、150K(キロ)枚のフルカラーの5%ベタチャートを用いて印字を行い、その後の転写ベルト35の表面42の白点の有無および数を調べた。この白点については、数が小さい方が良く、その大きさも小さい方が良いものとなる。なお、白点については、直径がφ1.5mm以上のものをランク1、直径がφ1.5〜φ1.2mmのものをランク2、直径がφ1.2〜φ0.8mmのものをランク3、直径がφ0.8〜φ0.5mmのものをランク4、直径がφ0.5〜φ0.2mmのものをランク5とした。ランクの数値の小さいものが、白点が大きく、好ましくないものとなる。すなわち、ランクの数値が小さいものほど、画質に影響を与える度合いが高くなる。
Figure 2016194637
表1を参照して、比較例1については、ランク1、ランク2のものは形成されていないが、ランク3のものが3つも形成されていた。ランク4のものについては、5つ、ランク5のものについては、30個以上も形成されていた。一方、実施例1については、ランク1〜ランク3のものは形成されていなかった。ランク4のものが1つ、ランク5のものが2つ形成されているに過ぎなかった。ランク4よりも大きい白点が形成されていれば、画像に影響を及ぼすものである。この結果からも、実施例1の方が比較例1よりも優れていることが把握できる。
なお、上記の実施の形態において、クリーニングブレードに対向する第二のローラーを従動ローラーとすることとしたが、これに限らず、クリーニングブレードに対向する第二のローラーを駆動ローラーとするよう構成してもよい。
第2の実施形態について述べる。図10は、この場合のデジタル複合機に含まれる画像形成部の概略的な構成を示す概略断面図である。図10は、図3に対応する。図10を参照して、この発明の他の実施形態に係るデジタル複合機は、制御部12と、操作部13と、画像読み取り部14と、画像形成部71と、用紙セット部19と、排出トレイ30と、格納部としてのハードディスク16と、ファクシミリ通信部17と、ネットワーク25と接続するためのネットワークインターフェース部18とを備える。画像形成部71以外の構成については、上記した図1等に示すデジタル複合機11と同等であるため、それらの説明を省略する。
ここで、画像形成部71は、第二のローラーとしての駆動ローラー72a、第一のローラーとしての従動ローラー72b、および従動ローラー72cを備える。駆動ローラー72aは、クリーニングユニット46が設けられる位置側に配置される。従動ローラー72bは、二次転写ローラー38が設けられる位置側に配置される。従動ローラー72cは、左右方向において、駆動ローラー72aと従動ローラー72bとの間に配置される。すなわち、画像形成部71は、上記した画像形成部15において、駆動ローラー41aと従動ローラー41bとの配置を交換したものである。画像形成部71のその他の構成については、上記した画像形成部15と同等であるため、それらの説明を省略する。
このように構成することによっても、デジタル複合機は、長期に亘って、高画質を維持できることとなる。
なお、第1の実施形態の場合、転写ベルト35に対する第二のローラーとしての従動ローラー41bの摩擦係数は、転写ベルト35に対する第一のローラーとしての駆動ローラー41aの摩擦係数よりも小さいよう構成する。こうすることにより、転写ベルト35の駆動源となる駆動ローラー72aと転写ベルト35との間のいわゆる滑りのおそれを低減して、転写ベルト35の滑りや転写ベルト35の蛇行に起因する色ずれ等の画質に対する影響を少なくすることができる。
また、第1の実施形態の場合において、第二のローラーは、EPDMで構成することとしたが、これに限らず、他の材質の弾性体を用いることとしてもよい。
なお、上記の実施の形態において、従動ローラーは、デジタル複合機11において二つ設けることとしたが、これに限らず、従動ローラーを一つだけ設ける構成としてもよいし、三つ以上設ける構成としてもよい。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明に係る画像形成装置は、長期に亘る高画質の維持が要求される場合に、特に有効に利用される。
11 デジタル複合機、12 制御部、13 操作部、14 画像読み取り部、15,71 画像形成部、16 ハードディスク、17 ファクシミリ通信部、18 ネットワークインターフェース部、19 用紙セット部、21 表示画面、22 ADF、23a,23b,23c 給紙カセット、24 公衆回線、25 ネットワーク、26a,26b,26c コンピューター、27 画像形成システム、28 手差しトレイ、29 給紙カセット群、30 排出トレイ、31a,31b,31c,31d 感光体、32a,32b,32c,32d 現像ユニット、33 作像ユニット、34 LSU、35 転写ベルト、36a,36b,36c,36d 一次転写ローラー、37 一次転写ユニット、38 二次転写ローラー、39 トナー、41a,72a 駆動ローラー、41b,41c,41d,72b,72c 従動ローラー、42 表面、43a,43b 用紙搬送路、44,60,68 位置、45 先端部、46 クリーニングユニット、47 クリーニングブレード、48 ブレード支持部、49 残留トナー回収容器、51 コート材、52,62 弾性体、53 基材、54a,54b,63a,63b 面、55 金属、56 固形状物質、57a,57b 空隙、58,64,65 盛り上がり、59,67 突起、61,69 領域、66 凹部。

Claims (5)

  1. 感光体と、
    トナーによる可視画像を前記感光体上に形成する現像ユニットと、
    表層がコート材、中間層が弾性体、裏層が基材から構成されており、一方向に回転して、前記現像ユニットにより前記感光体上に形成された前記トナーによる可視画像を一次転写される転写ベルトと、
    前記感光体上に形成された前記トナーによる可視画像を前記転写ベルトに一次転写させる一次転写ローラーと、
    前記一次転写ローラーによって前記転写ベルト上に一次転写された前記トナーによる可視画像を記録媒体に二次転写させる二次転写ローラーと、
    その先端部を前記転写ベルトの表面に当接させるようにして配置されており、前記転写ベルト上に残留したトナーをクリーニングするクリーニングブレードと、
    前記転写ベルトの内方側に当接するようにして配置され、前記転写ベルトを一方向に回転させる第一のローラーと、
    前記第一のローラーと別途設けられており、前記転写ベルトを介在するようにして前記クリーニングブレードと対向する位置であって、前記転写ベルトの内方側に当接するようにして配置され、前記転写ベルトと当接する側の表層が弾性体で構成されており、前記転写ベルトを一方向に回転させる第二のローラーとを備える、画像形成装置。
  2. 前記第一のローラーは、前記転写ベルトの回転運動の駆動源となる駆動ローラーであり、
    前記第二のローラーは、前記第二のローラーの駆動に従動して回転する従動ローラーである、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第二のローラーは、前記転写ベルトの回転運動の駆動源となる駆動ローラーであり、
    前記第一のローラーは、前記第二のローラーの駆動に従動して回転する従動ローラーである、請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記転写ベルトに対する前記第二のローラーの摩擦係数は、前記転写ベルトに対する前記第一のローラーの摩擦係数よりも小さい、請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記第二のローラーの表層は、EPDM(Ethylene Propylene Diene Monomer)で構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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