JP2016192630A - ヘッドマウントディスプレイ及び画像表示装置 - Google Patents

ヘッドマウントディスプレイ及び画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】利用可能な可動範囲を広くするヘッドマウントディスプレイ及び画像表示装置を提供する。
【解決手段】HMDは、第一ボールジョイント2、第二ボールジョイント3、及びアーム部9を備えている。第一ボールジョイント2は、第一棒部21Aと第一球体部21Bとを有する。第二ボールジョイント3は、第二棒部31Aと第二球体部31Bとを有する。第一棒部21Aは第一孔部221Dを通過する。第二棒部31Aは第二孔部321Dを通過する。第一棒部21Aが第一孔部221Dの中心に位置し、第二棒部31Aが第二孔部321Dの中心に位置する場合の表示筐体11の位置である第一位置におけるハーフミラー51の位置P1は、表示筐体11が第二位置にある場合におけるハーフミラー51の位置P2より装着具8から遠い。
【選択図】図7

Description

本発明は、使用者の頭部に装着可能なヘッドマウントディスプレイ及び画像表示装置に関する。
従来、使用者の頭部に装着可能なヘッドマウントディスプレイが知られている。例えば、特許文献1に記載の映像付与装置は、ヘッドセットに含まれる支持部材と光学系筐体とを備えている。映像付与装置においては、ボールジョイントが支持部材から下方に延び、光学系筐体に連結されている。光学系筐体は、ボールジョイントによって、支持部材に対して水平方向に移動可能である。
特許第4363929号公報
上記従来の映像付与装置においては、ボールジョイントのボール軸が上下方向に延びている。このため、光学系筐体は、主に水平方向に移動するように構成されており、上下方向の可動範囲が狭い。また、光学系筐体は、ボール軸を中心として水平方向に移動するが、ユーザの顔に接触する位置も可動範囲に含まれる。このため、使用者の頭部に装着された場合、光学系筐体がユーザの顔と干渉する範囲には、光学系筐体を配置することができない。従って、利用可能な可動範囲が狭くなるという問題点がある。
本発明の目的は、利用可能な可動範囲を広くするヘッドマウントディスプレイ及び画像表示装置を提供することである。
本発明の第一の態様に係るヘッドマウントディスプレイは、使用者の頭部に装着可能であり、弧状に湾曲する装着具と、表示部と、前記表示部からの画像光を偏向し、第一方向に前記画像光を射出可能な射出部とを有し、前記第一方向に直交する方向のうちの一方側である第二方向に延びる表示筐体と、前記装着具から前記表示筐体に延びるアーム部と、前記装着具と前記アーム部とを接続する第一ボールジョイントと、前記表示筐体における前記射出部よりも前記第二方向側の部位と前記アーム部とを接続する第二ボールジョイントと、前記第一ボールジョイントに含まれ、第一棒部と前記第一棒部の一端部に設けられた第一球体部とを有する第一ボールスタッドと、前記第一ボールジョイントに含まれ、前記第一球体部を摺動可能に支持し、前記第一棒部が通過する第一孔部を有する第一ソケットと、前記第二ボールジョイントに含まれ、第二棒部と前記第二棒部の一端部に設けられた第二球体部とを有する第二ボールスタッドと、前記第二ボールジョイントに含まれ、前記第二球体部を摺動可能に支持し、前記第二棒部が通過する第二孔部を有する第二ソケットとを備え、前記第一棒部が前記第一孔部の中心に位置し、前記第二棒部が前記第二孔部の中心に位置する場合の前記表示筐体の位置である第一位置における前記射出部の位置は、前記第一方向と前記第二方向とに直交し且つ前記装着具の外周面の中央に直交する仮想面と、前記画像光が射出される前記第一方向とが平行となる前記表示筐体の位置である第二位置における前記射出部の位置より、前記装着具から遠い。
この場合、表示筐体が第一位置にある場合の射出部の位置が、表示筐体が第二位置にある場合の射出部の位置より装着具から遠い。第二位置は、仮想面と、第一方向とが平行となる表示筐体の位置である。第二位置に表示筐体が位置する場合、ユーザがヘッドマウントディスプレイを装着した時に、視線の正面に射出部が位置することが想定される。第一位置は、第一棒部が第一孔部の中心に位置し、第二棒部が第二孔部の中心に位置する場合の表示筐体の位置である。このため、第一棒部が第一孔部の中心に位置し、第二棒部が第二孔部の中心に位置する場合の表示筐体の位置が、第二位置と同じ又は第二位置より装着具に近い場合に比べて、装着具から離れる方向への表示筐体の可動範囲が広く、且つ、装着具に近づく方向への表示筐体の可動範囲が狭い。即ち、顔から離れる方向への表示筐体の可動範囲が広く、顔に近づく方向の表示筐体の可動範囲が狭い。よって、顔から離れる方向における表示筐体の利用可能な可動範囲が広くなる。
前記ヘッドマウントディスプレイにおいて、前記第一ソケットは、前記装着具に設けられ、前記第一棒部は、前記第一棒部が前記第一孔部の中心に位置する場合において、前記第一ソケットに支持される前記第一球体部から前記装着具の前記外周面に直交する直交方向に延び、第一屈曲部において前記直交方向とは異なる方向に屈曲し、前記アーム部に支持されてもよい。この場合、第一屈曲部が設けられていない場合に比べて、表示筐体を、第一屈曲部が曲がる方向に位置させやすい。
前記ヘッドマウントディスプレイにおいて、前記第二ソケットは、前記表示筐体に設けられ、前記第二棒部は、前記アーム部から延び、第二屈曲部において前記装着具から離れる方向寄りに屈曲し、前記第二ソケットに支持される前記第二球体部に接続されてもよい。この場合、第二棒部に第二屈曲部が設けられていない場合に比べて、第一棒部が第一孔部の中心に位置し、第二棒部が第二孔部の中心に位置する場合において、表示筐体の位置が装着具から遠くなる。よって、第二棒部に第二屈曲部が設けられていない場合に比べて、顔から離れる方向への表示筐体の可動範囲が広く、顔に近づく方向の表示筐体の可動範囲が狭い。よって、顔から離れる方向における表示筐体の利用可能な可動範囲が広くなる。
前記ヘッドマウントディスプレイにおいて、前記第一屈曲部における前記第一棒部の屈曲角度は、前記第二屈曲部における前記第二棒部の屈曲角度と同じであってもよい。この場合、第一屈曲部における第一棒部の屈曲角度が、第二屈曲部における第二棒部の屈曲角度と同じであるので、第一ボールスタッドと第二ボールスタッドとを同じ部品にできる可能性が高くなる。よって、同じ部品でない場合に比べて、部品共通化によってコストダウンできる可能性が高くなる。
前記ヘッドマウントディスプレイにおいて、前記第一棒部が前記第一孔部の中心にある位置から前記第一孔部の端部に接触する位置まで回動する第一回動角度は、前記第二棒部が前記第二孔部の中心にある位置から前記第二孔部の端部に接触する位置まで回動する第二回動角度と同じであってもよい。この場合、ヘッドマウントディスプレイは、第一回動角度と第二回動角度とが同じ角度であるので、第一回動角度と第二回動角度とが異なる場合に比べて、ユーザに、表示筐体の可動範囲を把握させ易くすることができる。また、第一回動角度と第二回動角度とが同じ角度であるので、第一ソケットの第一孔部と第二ソケットの第二孔部とが同じ径となり、第一ソケットと第二ソケットとを同じ部品にできる可能性が高くなる。よって、同じ部品でない場合に比べて、部品共通化によってコストダウンできる可能性が高くなる。
前記ヘッドマウントディスプレイにおいて、前記表示筐体を前記装着具に近づける方向に前記第一棒部が回動して前記第一孔部の端部に当接し、且つ、前記表示筐体を前記装着具に近づける方向に前記第二棒部が回動して前記第二孔部の端部に当接した場合の前記表示筐体の位置である第三位置における前記射出部の位置は、前記第二位置における前記射出部の位置より、前記装着具に近くてもよい。この場合、ヘッドマウントディスプレイは、ユーザに第二位置より装着具に近い位置まで表示筐体を調整させることができるので、製造誤差などを加味しても、ユーザの視線の正面に射出部を位置させ易くすることができる。
前記ヘッドマントディスプレイにおいて、前記第一球体部を中心とする前記射出部の可動範囲において、前記第二位置における前記射出部の位置と、前記第三位置における前記射出部の位置との間の第一角度は、前記第二位置における前記射出部の位置と、前記第一位置における前記射出部の位置との間の第二角度より小さくてもよい。この場合、第一角度が第二角度以上である場合に比べて、顔から離れる方向における表示筐体の利用可能な可動範囲が広くなる。
本発明の第二の態様に係る画像表示装置は、表示部と、前記表示部からの画像光を偏向し、第一方向に前記画像光を射出可能な射出部とを有し、前記第一方向に直交する方向のうちの一方側である第二方向に延びる筐体である表示筐体と、頭部に装着可能な装着具から前記表示筐体に延びるアーム部と、前記装着具と前記アーム部とを接続する第一ボールジョイントと、前記表示筐体における前記射出部よりも前記第二方向側の部位と前記アーム部とを接続する第二ボールジョイントと、前記第一ボールジョイントに含まれ、第一棒部と前記第一棒部の一端部に設けられた第一球体部とを有する第一ボールスタッドと、前記第一ボールジョイントに含まれ、前記第一球体部を摺動可能に支持し、前記第一棒部が通過する第一孔部を有する第一ソケットと、前記第二ボールジョイントに含まれ、第二棒部と前記第二棒部の一端部に設けられた第二球体部とを有する第二ボールスタッドと、前記第二ボールジョイントに含まれ、前記第二球体部を摺動可能に支持し、前記第二棒部が通過する第二孔部を有する第二ソケットとを備え、前記第二棒部は、前記第一棒部が前記第一孔部の中心に位置し、前記第二棒部が前記第二孔部の中心に位置する場合において、前記装着具から離れる方向寄りに屈曲する屈曲部を備える。
この場合、第二棒部は、第一棒部が第一孔部の中心に位置し、第二棒部が第二孔部の中心に位置する場合において、装着具から離れる方向に屈曲する屈曲部を備えている。このため、第一棒部が第一孔部の中心に位置し、第二棒部が第二孔部の中心に位置する場合において、第二棒部に屈曲部が設けられていない場合に比べて表示筐体の位置が装着具から遠くなる。よって、第二棒部に屈曲部が設けられていない場合に比べて、顔から離れる方向への表示筐体の可動範囲が広く、顔に近づく方向の表示筐体の可動範囲が狭い。よって、顔から離れる方向における表示筐体の利用可能な可動範囲が広くなる。
表示筐体11が第二位置にあるHMD1の平面図である。 表示筐体11が第二位置にあるHMD1の右側面図である。 アーム部9の斜視図である。 アーム部9の他の斜視図である。 第一棒部21Aが第一孔部221Dの中心に位置する第一ボールジョイント2の近傍の断面図である。 表示筐体11が第一位置にあるHMD1の平面図である。 図6に示すHMD1の要部拡大図である。 表示筐体11が第三位置にあるHMD1の平面図である。 表示筐体11が第四位置にあるHMD1の平面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1に示すように、ヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display、以下、「HMD」という。)1は、光学透過型のシースルーHMDである。使用者の眼前の景色からの光は、ハーフミラー51を透過することによって使用者の眼80に直接導かれる。HMD1の投影形式は、虚像投影型である。ハーフミラー51は、後述する液晶パネル562に表示された画像の画像光を偏向し、画像光を第一方向に射出し、使用者の片側の眼に導く。HMD1は、使用者に対して、眼前の景色に画像を重ねて認識させることができる。HMD1は、装着具8、アーム部9、及び表示筐体11を備える。
以下、図1の下側、上側、左側、及び右側を、夫々、HMD1の前側、後側、左側、及び右側とし、図2の上側及び下側を夫々HMD1の上側及び下側と定義して説明する。HMD1の上側、下側、左側、右側、前側、及び後側は、それぞれ、装着具8が着用された使用者にとって、上側、下側、右側、左側、前側、及び後側に対応する。また、ハーフミラー51が画像光を射出する方向を、第一方向という場合がある。第一方向に直交する方向のうちの一方側(HMD1が図1に示す姿勢にある場合においてはHMD1の右側)を第二方向という場合がある。第二方向の反対方向を第三方向という場合がある。HMD1の上側、下側、左側、右側、前側、及び後側は、装着具8を基準として定義される。第一方向、第二方向及び第三方向は、表示筐体11を基準として定義される。そのため、HMD1の上側、下側、左側、右側、前側、及び後側と、第一方向、第二方向及び第三方向との関係は、装着具8に対する表示筐体11の位置に応じて変化する。
図1及び図2に示すように、装着具8は、樹脂や金属(例えば、ステンレス)などの、可撓性を有する材質で構成される。装着具8は弧状に形成されている。装着具8は、第一部分81及び第二部分82、83を有する。なお、以下では、理解を容易とするために、装着具8を第一部分81及び第二部分82、83に区分して説明するが、装着具8は、第一部分81及び第二部分82、83のそれぞれの部材に分かれておらず、全体として一体の部材である。
第一部分81及び第二部分82、83は、それぞれ、湾曲した細長い板状部材である。第一部分81は、装着具8のうち、位置8Aと位置8Bとの間で左右方向に延びる部分である。第一部分81は、前側に凸状に湾曲する。位置8Aは、装着具8の中央84よりも左側、且つ、前後方向の中央よりも前側に位置する。位置8Aは、装着具8の中で、最も左側に位置する。位置8Bは、装着具8の左右方向の中央84よりも右側、且つ、前後方向の中央よりも前側に位置する。位置8Bは、装着具8の中で、最も右側に位置する。装着具8の中央84は、例えば、装着具8の最も前側の位置である。装着具8の中央84は、左右方向において、装着具8の中心に位置してもよい。第二部分82は、装着具8のうち、位置8Aから後側に延びる部分である。第二部分83は、装着具8のうち、位置8Bから後側に延びる部分である。第二部分82、83は、それぞれ、後端部が互いに近づく方向に延びる。装着具8は、使用者の前頭部、右側頭部、及び、左側頭部のそれぞれに、第一部分81、第二部分82、83を接触させた状態で、使用者の頭部に着用される。この状態で、第一部分81は使用者の額に沿って左右方向に延びる。以下の説明においては、装着具8のうち第一部分81及び第二部分82、83で囲まれた領域を、「装着具8の内側」という場合があり、装着具8の内側と反対側を「装着具8の外側」という場合がある。
図1に示すように、第二方向に延びる表示筐体11は、図1における左端部にハーフミラー51を有する。より詳細には、表示筐体11は、本体部12Aと突出部12Bとを有する。本体部12Aは、角が湾曲した略直方体状の形状を有し、第二方向に延びる。突出部12Bは、本体部12Aの第二方向側の端部から第一方向側に突出する。突出部12Bの第一方向側の端部の第二方向側には、後述する第二ボールジョイント3が接続されている。
本体部12Aの内側には、ハーフミラー51、液晶パネル562、レンズユニット53、及び図示しない制御基板が設けられている。ハーフミラー51は、本体部12Aの第三方向の端部に位置する偏向部材である。液晶パネル562は、第二方向において本体部12Aの中央部に設けられている。液晶パネル562は矩形板状であり、第三方向側に表示面を有する。レンズユニット53は、液晶パネル562とハーフミラー51との間に設けられている。
制御基板は、図示しない信号線を介して外部機器から画像データを受信する。制御基板は、受信した画像データに応じた画像を液晶パネル562に表示する。液晶パネル562に表示された画像の画像光は、第三方向に射出される(矢印871参照)。なお、本発明において、液晶パネル562の代わりに、Digital Mirror Device(DMD)、有機EL等の二次元表示装置が用いられてもよい。更に、2次元的に走査された光を使用者の網膜上に投影する網膜走査型の投影装置(Retinal Scanning Display)が用いられてもよい。
レンズユニット53は、複数のレンズを備えている。レンズユニット53は、液晶パネル562から射出された画像光を、ハーフミラー51に導く。ハーフミラー51は矩形板状である。ハーフミラー51は、第一方向に向かうほど、第三方向に位置するように斜めに延びる。ハーフミラー51は、レンズユニット53を通過して入射する画像光を第一方向に反射させることができる(矢印872参照)。使用者の左の眼80は、ハーフミラー51によって第一方向に反射された画像光に基づいて、虚像を視認できる。ハーフミラー51は、第一方向の反対方向から入射した外界の光を、第一方向に透過させることができる。ハーフミラー51は、例えば、透明な樹脂やガラスの基板上に、アルミや銀などの金属を所定の反射率(例えば50%)となるように蒸着することで構成される。
なお、本発明において、上記のハーフミラー51の代わりに、入射した画像光を第三方向に透過させない鏡面反射部材が用いられてもよい。この場合、第一方向の反対方向から入射した外界の光は、反射部材を透過しない。又、ハーフミラー51の代わりに、プリズムや回折格子のような透過型光路偏向部材が用いられてもよい。
図1及び図2に示すように、アーム部9は、装着具8から表示筐体11に延びる部材である。アーム部9は、装着具8が使用者の頭部に着用された状態で、表示筐体11のハーフミラー51を、使用者の左の眼80の前方に配置させる。図2に示すように、アーム部9は装着具8から上下方向に対して下端部が前方に傾斜する向きに延びる。図1に示すように、アーム部9は、上下方向の中央部が右方向に向けて膨らむように湾曲している。アーム部9は、例えば、樹脂や金属などで構成される。
図1、図3、及び図4に示すように、アーム部9の上端部には、左方に突出する筒部93が設けられている。筒部93の左側の端部は、後端に向かうほど右方に位置するように斜めに形成されている。図3及び図4に示すように、筒部93の内側には、後述する第一ボールスタッド21の第一棒部21Aの右端部が配置されている。アーム部9の下端部の左側には、後述する第二ボールスタッド31の第二棒部31Aの右端部が配置されている。
図1に示すように、装着具8とアーム部9の上端部とは、第一ボールジョイント2によって接続されている。表示筐体11とアーム部9の下端部とは、第二ボールジョイント3によって接続されている。
装着具8とアーム部9との接続態様について詳述する。図1に示すように、装着具8の右前部には、接続部材7が設けられている。接続部材7は、第一部分81の周囲に図示しないネジやスナップフィットなどによって接続されている。後述する第一ボールジョイント2の第一ソケット22は、接続部材7によって装着具8に接続される。すなわち、第一ソケット22は、装着具8に設けられている。
第一ボールジョイント2は、例えば、ステンレス、真鍮、チタン、アルミニウムなどの金属で構成される。図5に示すように、第一ボールジョイント2は、第一ボールスタッド21と第一ソケット22とを備えている。第一ボールスタッド21は、第一棒部21Aと第一球体部21Bとを有する。第一球体部21Bは、第一棒部21Aの一端部である左端部に設けられた球状の部位である。第一ソケット22は、第一球体部21Bを摺動可能に支持する。以下、第一ボールジョイント2について詳述する。
以下の説明において、装着具8における接続部材7と第一ソケット22が配置される位置における、装着具8の外周面87に直交する方向を「直交方向」という。直交方向のうち、装着具8の内側に向かう方向を「直交方向内側」という場合があり、装着具8の外側に向かう方向を「直交方向外側」という場合がある。なお、直交方向外側は、装着具8の外周面87に対する法線方向でもある。
図5に示すように、第一ソケット22は、第一蓋部221と第一受け部222とを有する。第一受け部222は、底部222A、側部222B、及び第一接触部222Cを有する。底部222Aは、接続部材7に接続される円形板状の部位である。
側部222Bは、底部222Aの周囲から直交方向外側に延びる筒状の部位である。側部222Bの外側の面にはねじ山が形成されている。底部222A及び側部222Bは、例えば樹脂材料によって一体成形される。側部222Bで囲まれた部分に、第一接触部222Cが配置されている。第一接触部222Cは、第一球体部21Bの表面形状に対応した凹形状を有する。第一接触部222Cは、緩衝材として機能する弾性変形可能な弾性部材(例えば、ゴムやウレタンなどの樹脂材料)で構成される。第一接触部222Cは、第一ボールスタッド21の第一球体部21Bの直交方向内側の部分に接触する。
第一蓋部221は、壁部221A、側部221B、及び第一接触部221Cを有する。壁部221Aは、円形板状の部位である。壁部221Aの面積の大きな一対の面は、直交方向を向く。壁部221Aの直径は、第一受け部222の側部222Bの外径よりも僅かに大きい。壁部221Aの中心には、壁部221Aを直交方向に貫通する円形の第一孔部221Dが設けられている。第一孔部221Dは、第一棒部21Aが通過する円形の孔を規定する、壁部221Aの一部である。第一球体部21Bは、第一孔部221Dに対して、直交方向内側に配置される。
第一ボールスタッド21と第一孔部221Dとの間の隙間に、第一接触部221Cが配置されている。第一接触部221Cは、摺動性を有する樹脂材料(例えば、フッ素樹脂やポリアセタール)で構成される。第一接触部221Cは、第一球体部21Bにおける直交方向外側の部分に接触する。なお、第一接触部221Cが設けられなくてもよい。以下の説明において、第一棒部21Aが第一孔部221Dに当接する場合、第一棒部21Aが第一接触部221Cを介して第一孔部221Dに当接してもよいし、第一孔部221Dに直接当接してもよい。よって、以下の説明において、第一棒部21Aが第一孔部221Dに当接する場合は、第一棒部21Aが第一接触部221Cを介して第一孔部221Dに当接する場合と、第一孔部221Dに直接当接する場合との意味を含むものとする。
側部221Bは、壁部221Aの周囲から直交方向内側に延びる筒状の部位である。壁部221A及び側部221Bは、例えば樹脂材料によって一体成形される。側部221Bの内側の面にねじ山が形成されている。側部221Bのねじ山は、第一受け部222の側部222Bのねじ山に嵌る。これによって、第一蓋部221は第一受け部222に螺合する。
第一棒部21Aは、第一棒部21Aが第一孔部221Dの中心に位置する場合において、第一ソケット22に支持される第一球体部21Bから直交方向外側に延び、第一屈曲部23において直交方向とは異なる方向に延び、アーム部9に支持される。本実施形態においては、第一棒部21Aは、第一屈曲部23において、直交方向よりも後寄りに屈曲している。第一棒部21Aの第一球体部21Bとは反対側の端部24は、螺子41によって、アーム部9に固定されている。図5に示す例においては、第一屈曲部23における第一棒部21Aの屈曲角度R31は、一例として30度である。
第一球体部21B及び第一棒部21Aが第一ソケット22に対して摺動することによって、第一ボールジョイント2は、装着具8に対してアーム部9を任意の方向に移動させることができる。アーム部9の可動範囲は、第一孔部221Dに第一棒部21Aが当接することよって制限される。
表示筐体11とアーム部9との接続態様について詳述する。なお、本実施形態では、一例として、第二ボールジョイント3は、第一ボールジョイント2と共通の部品であるため、第一ボールジョイント2と同様の構成を有する。よって、説明は適宜省略する。図1及び図6に示すように、第二ボールジョイント3は、表示筐体11におけるハーフミラー51よりも第二方向側の部位、より詳細には、突出部12Bの第一方向側の端部とアーム部9とを接続する。
図7に示すように、第二ボールジョイント3は、第二ボールスタッド31と第二ソケット32とを備えている。第二ボールスタッド31は、第二棒部31A及び第二球体部31Bを有する。第二球体部31Bは、第二棒部31Aの一端部に設けられた球状の部位である。第二ソケット32は、表示筐体11に設けられている。第二ソケット32は、突出部12Bの第一方向側の端部の第二方向側に位置する。第一ソケット22(図5参照)と同様に、第二ソケット32は、第二球体部31Bを摺動可能に支持する。
第二ソケット32は、第二蓋部321と図示しない第二受け部とを有する。第二蓋部321と図示しない第二受け部とは、図5に示す第一ボールジョイント2の第一蓋部221及び第一受け部222と同様の構成を有する。
第二蓋部321は、壁部321A、側部321B、及び、図示しない第二接触部を有する。壁部321Aは、円形板状の部位である。壁部321Aの面積の大きな一対の面は、第二方向を向く。壁部321Aの中心には、壁部321Aを第二方向に貫通する円形の第二孔部321Dが設けられている。第二孔部321Dは、第二棒部31Aが通過する円形の孔を規定する、壁部321Aの一部である。第二孔部321Dは、第一孔部221D(図5参照)と同じ径である。第二球体部31Bは、第二孔部321Dに対して第三方向側に配置される。
第二ボールスタッド31と第二孔部321Dとの間の隙間に、図示しない第二接触部が配置されている。第二接触部の形状は、第一接触部221C(図5参照)と同様である。第二接触部は、摺動性を有する樹脂材料(例えば、フッ素樹脂やポリアセタール)で構成される。第二接触部は、第一球体部21Bにおける第二方向側の部分に接触する。なお、第二接触部が設けられなくてもよい。以下の説明において、第二棒部31Aが第二孔部321Dに当接する場合、第二棒部31Aが第二接触部を介して第二孔部321Dに当接してもよいし、第二孔部321Dに直接当接してもよい。よって、以下の説明において、第二棒部31Aが第二孔部321Dに当接する場合は、第二棒部31Aが第二接触部を介して第二孔部321Dに当接する場合と、第二孔部321Dに直接当接する場合との意味を含むものとする。
側部321Bは、壁部321Aの周囲から第三方向に延びる筒状の部位である。壁部321A及び側部321Bは、例えば樹脂材料によって一体成形される。側部321Bの内側の面にねじ山が形成されている。側部321Bのねじ山は、第二受け部のねじ山に嵌る。これによって、第二蓋部321は第二受け部に螺合する。
第二棒部31Aは、第二棒部31Aが第二孔部321Dの中心に位置する場合(図6及び図7参照)において、第二ソケット32に支持される第二球体部31Bから第二方向に延び、第二屈曲部33において第二方向とは異なる方向に延び、アーム部9に支持される。本実施形態においては、図1、図2、図6〜図9に示すHMD1の姿勢において、第二棒部31Aは、アーム部9から延び、第二屈曲部33において装着具8から離れる方向寄りに屈曲し、第二ソケット32に支持される第二球体部31Bに接続されている。装着具8から離れる方向寄りとは、離れる方向の成分を含む任意の方向のことを示す。例えば、装着具8から離れる方向の一例は、前方向である。この場合、前方向の成分を含む任意の方向(例えば、左前方向、右前方向)は、装着具8から離れる方向寄りの範囲に含まれる。第二屈曲部33における第二棒部31Aの屈曲角度R32(図7参照)は、一例として30度である。第一屈曲部23における第一棒部21Aの屈曲角度R31(図5参照)と、第二屈曲部33における第二棒部31Aの屈曲角度R32(図7参照)とは互いに同じ角度である。なお、第二棒部31Aの第二球体部31Bとは反対側の端部は、図示しない螺子によって、アーム部9の下端部に固定されている。
第二球体部31B及び第二棒部31Aが第二ソケット32に対して摺動することによって、第二ボールジョイント3は、アーム部9に対して表示筐体11を任意の方向に移動させることができる。表示筐体11の可動範囲は、第二孔部321Dに第二棒部31Aが当接することよって制限される。
また、第一棒部21Aが第一孔部221Dの中心にある位置から第一孔部221Dの端部に接触する位置まで回動する角度を第一回動角度R41(図5参照)とする。第二棒部31Aが第二孔部321Dの中心にある位置から第二孔部321Dの端部に接触する位置まで回動する角度を第二回動角度R42(図6参照)とする。第一回動角度R41と第二回動角度R42とは同じ角度(例えば、20度)である。
HMD1の動作の概要について説明する。初めに使用者は、HMD1の装着具8を頭部に着用する。使用者は、表示筐体11を左手で持ち、ハーフミラー51が左の眼80(図1参照)の前方に配置されるように位置を調節する。図示外の外部機器から、画像データの出力が開始される。図示しない制御基板は、図示しない通信線を介して、画像データを受信する。制御基板は、受信した画像データに応じた画像を、液晶パネル562に表示させる。液晶パネル562に表示された画像の画像光は、レンズユニット53が有する複数のレンズを第三方向に通過する。ハーフミラー51は、画像光を第一方向側に反射させる。画像光は使用者の左の眼80に入射する。又、ハーフミラー51は、前側から入射した外界の光を後側に透過させる。これによって使用者は、HMD1の表示筐体11に対して前側の景色に虚像を重ねて認識する。
表示筐体11及びハーフミラー51の可動範囲について説明する。以下の説明においては、図6及び図7に示すように、第一棒部21Aが第一孔部221Dの中心に位置し、第二棒部31Aが第二孔部321Dの中心に位置する場合の表示筐体11の位置を第一位置という。図1に示すように、仮想面86と、画像光が射出される第一方向とが平行となる表示筐体11の位置を第二位置という。仮想面86は第一方向と第二方向とに直交する上下方向に延びる面であって、装着具8の外周面87の中央84に直交する面である。本実施形態では、仮想面86は、前後方向にも平行である。装着具8の外周面87の中央84は、左右対称の装着具8の中央であり、ユーザの左右の眼球の中央に配置される部位である。しかし、例えば装着具8が左右対称でなくても、ユーザの左右の眼球の中央に配置されることが想定される部位が、装着具8の外周面87の中央84である。第二位置に表示筐体11が位置する場合、ユーザがHMD1を装着した時に、視線の正面にハーフミラー51が位置することが想定される。
図8に示すように、表示筐体11を装着具8に近づける方向に第一棒部21Aが回動して第一孔部221Dの端部(図8における前側の端部)に当接し、且つ、表示筐体11を装着具8に近づける方向に第二棒部31Aが回動して第二孔部321Dの端部(図8における後側の端部)に当接した場合の表示筐体11の位置を第三位置という。図9に示すように、表示筐体11を装着具8から離す方向に第一棒部21Aが回動して第一孔部221Dの端部(図9における後側の端部)に当接し、且つ、表示筐体11を装着具8から離す方向に第二棒部31Aが回動して第二孔部321Dの端部(図9における右側の端部)に当接した場合の表示筐体11の位置を第四位置という。
本実施形態における表示筐体11は、第一位置(図6参照)を中心として、第三位置(図8参照)及び第四位置(図9参照)との間で移動可能である。第一位置(図6参照)と第三位置(図8参照)との間の可動範囲に第二位置(図1参照)がある。この可動範囲は、第一孔部221Dにおける第一棒部21Aが移動可能な範囲、及び第二孔部321Dにおける第二棒部31Aが移動可能な範囲によって規定される。
表示筐体11が第一位置にある場合におけるハーフミラー51の位置P1(図6参照)は、表示筐体11が第二位置にある場合におけるハーフミラー51の位置P2(図1参照)より、装着具8から遠い。表示筐体11が第三位置にある場合におけるハーフミラー51の位置P3(図8参照)は、表示筐体11が第二位置にある場合におけるハーフミラー51の位置P2(図1参照)より装着具8に近い。
図7には、表示筐体11が第一位置〜第三位置にある場合におけるハーフミラーの位置P1〜P3と、表示筐体11が第四位置(図9参照)にある場合におけるハーフミラー51の位置P4とを図示している。
図7に示すように、第一球体部21Bを中心とするハーフミラー51の可動範囲において、表示筐体11が第二位置にある場合におけるハーフミラー51の位置P2と、表示筐体11が第三位置にある場合おけるハーフミラー51の位置P3との間の角度を、第一角度R11という。表示筐体11が第二位置にある場合におけるハーフミラー51の位置P2と、表示筐体11が第一位置にある場合におけるハーフミラー51の位置P1との間の角度を、第二角度R12という。表示筐体11が第四位置にある場合におけるハーフミラー51の位置P4と、表示筐体11が第一位置にある場合におけるハーフミラー51の位置P1との間の角度を、第三角度R13という。第一角度R11は、第二角度R12より小さい。また、第三角度R13は、第一角度R11と第二角度R12との夫々より大きい。
以上のように、本実施形態におけるHMD1が構成される。表示筐体11が第一位置(図6及び図7参照)にある場合におけるハーフミラー51の位置P1は、表示筐体11が第二位置(図1参照)にある場合におけるハーフミラー51の位置P2より装着具8から遠い。前述したように、第二位置に表示筐体11が位置する場合、ユーザがHMD1を装着した時に、左の眼80の視線の正面にハーフミラー51が位置することが想定される(図1参照)。第一位置は、第一棒部21Aが第一孔部221Dの中心に位置し、第二棒部31Aが第二孔部321Dの中心に位置する場合の表示筐体11の位置である(図6及び図7参照)。このため、第一棒部21Aが第一孔部221Dの中心に位置し、第二棒部31Aが第二孔部321Dの中心に位置する場合の表示筐体11の位置が、第二位置と同じ又は第二位置より装着具に近い場合に比べて、装着具8から離れる方向への表示筐体11の可動範囲が広く、且つ、装着具8に近づく方向への表示筐体11の可動範囲が狭い。即ち、ユーザの顔から離れる方向への表示筐体11の可動範囲が広く、顔に近づく方向の表示筐体11の可動範囲が狭い。よって、顔から離れる方向における表示筐体11の利用可能な可動範囲が広くなる。
また、図5に示すように、第一ソケット22は、装着具8に設けられている。そして、第一棒部21Aは、第一棒部21Aが第一孔部221Dの中心に位置する場合において、第一ソケット22に支持される第一球体部21Bから直交方向に延び、第一屈曲部23において直交方向とは異なる方向に屈曲し、アーム部9に支持される。このため、第一屈曲部23が設けられていない場合に比べて、表示筐体11を、第一屈曲部23が曲がる方向に位置させやすい。
また、図7に示すように、第二ソケット32は、表示筐体11に設けられている。そして、第二棒部31Aは、アーム部9から延び、第二屈曲部33において装着具8から離れる方向寄りに屈曲し、第二ソケット32に支持される第二球体部31Bに接続される。このため、第二棒部31Aに第二屈曲部33が設けられていない場合に比べて、第一棒部21Aが第一孔部221Dの中心に位置し、第二棒部31Aが第二孔部321Dの中心に位置する場合において、表示筐体11の位置が装着具8から遠くなる。よって、第二棒部31Aに第二屈曲部33が設けられていない場合に比べて、顔から離れる方向への表示筐体11の可動範囲が広く、顔に近づく方向の表示筐体11の可動範囲が狭い。よって、顔から離れる方向における表示筐体11の利用可能な可動範囲が広くなる。
また、第一屈曲部23における第一棒部21Aの屈曲角度R31(図5参照)は、第二屈曲部33における第二棒部31Aの屈曲角度R32(図7参照)と同じである。このため、屈曲角度R31と屈曲角度R32とが異なる角度である場合に比べて、第一ボールスタッド21と第二ボールスタッド31とを同じ部品にできる可能性が高くなる。よって、同じ部品でない場合に比べて、部品共通化によってコストダウンできる可能性が高くなる。
また、第一棒部21Aが第一孔部221Dの中心にある位置から第一孔部221Dの端部に接触する位置まで回動する第一回動角度R41(図5参照)は、第二棒部31Aが第二孔部321Dの中心にある位置から第二孔部321Dの端部に接触する位置まで回動する第二回動角度R42(図7参照)と同じである。よって、HMD1は、第一回動角度R41と第二回動角度R42とが異なる場合に比べて、ユーザに、表示筐体11の可動範囲を把握させ易くすることができる。また、第一回動角度R41と第二回動角度R42とが同じ角度であるので、第一ソケット22の第一孔部221Dと第二ソケット32の第二孔部321Dとが同じ径となり、第一ソケット22と第二ソケット32とを同じ部品にできる可能性が高くなる。よって、同じ部品でない場合に比べて、部品共通化によってコストダウンできる可能性が高くなる。
また、仮に、第三位置(図8参照)が、第二位置(図1参照)と同じ位置である場合、ユーザの頭部に対する装着具8の装着具合、部品の交差、又は製造誤差等によって、ユーザの視線の正面にハーフミラー51が位置しない可能性がある。本発明においては、表示筐体11が第三位置にある場合におけるハーフミラー51の位置P3(図8参照)は、表示筐体11が第二位置にある場合におけるハーフミラー51の位置P2(図1参照)より、装着具8に近い。このため、HMD1は、ユーザに第二位置より装着具8に近い位置まで表示筐体11の位置を調整させることができるので、ユーザの頭部に対する装着具8の装着具合、部品の交差、又は製造誤差等を加味してもユーザの視線の正面にハーフミラー51を位置させ易くすることができる。
また、図7に示すように、第一角度R11は、第二角度R12より小さい。このため、第一角度R11が第二角度R12以上である場合に比べて、顔から離れる方向における表示筐体11の利用可能な可動範囲が広くなる。
上記実施形態において、液晶パネル562は本発明の「表示部」の一例である。ハーフミラー51は本発明の「射出部」の一例である。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、図7に示す第一角度R11は、第二角度R12以上であってもよい。表示筐体11が第三位置にある場合におけるハーフミラー51の位置P3(図8参照)は、表示筐体11が第二位置にある場合におけるハーフミラー51の位置P2(図1参照)と同じ位置であってもよい。第一棒部21Aが第一孔部221Dの中心にある位置から第一孔部221Dの端部に接触する位置まで回動する第一回動角度R41(図5参照)が、第二棒部31Aが第二孔部321Dの中心にある位置から第二孔部321Dの端部に接触する位置まで回動する第二回動角度R42(図7参照)と異なっていてもよい。
また、第一屈曲部23における第一棒部21Aの屈曲角度R31(図5参照)は、第二屈曲部33における第二棒部31Aの屈曲角度R32(図7参照)と異なっていてもよい。また、第一孔部221D及び第二孔部321Dは、円形に限定されない。第一孔部221D及び第二孔部321Dは、平面視で中心が定義可能な形状(例えば、長方形及び楕円形等の点対称な形状)であれば何でもよい。
また、第二ソケット32(図7参照)は、表示筐体11ではなく、アーム部9に設けられてもよい。この場合、例えば、第二棒部31Aは、アーム部9に配置された第二球体部31Bから延び、第二屈曲部33において装着具8から離れる方向に屈曲し、表示筐体11に接続されてもよい。
また、第一ソケット22(図5参照)は、装着具8ではなく、アーム部9に設けられてもよい。この場合、例えば、第一棒部21Aは、装着具8の外周面87に直交する直交方向に延び、第一屈曲部23において直交方向とは異なる方向に屈曲し、第一ソケット22に支持される第一球体部21Bに接続されてもよい。
装着具8は、アーム部9を介して表示筐体11を保持することが可能であれば、前記した実施形態と異なる形状であってもよい。例えば、眼鏡型のフレーム、ヘッドホン型のフレームなどが、装着具として用いられてもよい。或いは、専用の装着具でなく、ヘルメット、防止、一般の眼鏡など、ユーザの頭部に装着されているものを装着具としてもよい。
また、第二棒部31Aは、第一棒部21Aが第一孔部221Dの中心に位置し、第二棒部31Aが第二孔部321Dの中心に位置する場合において、装着具8から離れる方向寄りに屈曲しなくてもよい。例えば、第二棒部31Aが屈曲せず、直線状に延びてもよい。また、第一棒部21Aと第二棒部31Aとの両方が屈曲せず、直線状に延びてもよい。この場合においても、第一棒部21Aが第一孔部221Dの中心に位置し、第二棒部31Aが第二孔部321Dの中心に位置する場合の表示筐体11の位置である第一位置におけるハーフミラー51の位置P1(図5及び図7参照)は、仮想面86と、画像光が射出される第一方向とが平行となる表示筐体11の位置である第二位置におけるハーフミラー51の位置P2(図1参照)より、装着具8から遠ければよい。また、HMD1は、装着具8を備えない構成であってもよい。この場合、アーム部9と表示筐体11とを含む部材が本発明の「画像表示装置」に相当する。
1 HMD
2 第一ボールジョイント
3 第二ボールジョイント
8 装着具
9 アーム部
11 表示筐体
21 第一ボールスタッド
21A 第一棒部
21B 第一球体部
22 第一ソケット
23 第一屈曲部
31 第二ボールスタッド
31A 第二棒部
31B 第二球体部
32 第二ソケット
33 第二屈曲部
51 ハーフミラー
86 仮想面
221D 第一孔部
321D 第二孔部
562 液晶パネル

Claims (8)

  1. 使用者の頭部に装着可能であり、弧状に湾曲する装着具と、
    表示部と、前記表示部からの画像光を偏向し、第一方向に前記画像光を射出可能な射出部とを有し、前記第一方向に直交する方向のうちの一方側である第二方向に延びる表示筐体と、
    前記装着具から前記表示筐体に延びるアーム部と、
    前記装着具と前記アーム部とを接続する第一ボールジョイントと、
    前記表示筐体における前記射出部よりも前記第二方向側の部位と前記アーム部とを接続する第二ボールジョイントと、
    前記第一ボールジョイントに含まれ、第一棒部と前記第一棒部の一端部に設けられた第一球体部とを有する第一ボールスタッドと、
    前記第一ボールジョイントに含まれ、前記第一球体部を摺動可能に支持し、前記第一棒部が通過する第一孔部を有する第一ソケットと、
    前記第二ボールジョイントに含まれ、第二棒部と前記第二棒部の一端部に設けられた第二球体部とを有する第二ボールスタッドと、
    前記第二ボールジョイントに含まれ、前記第二球体部を摺動可能に支持し、前記第二棒部が通過する第二孔部を有する第二ソケットと
    を備え、
    前記第一棒部が前記第一孔部の中心に位置し、前記第二棒部が前記第二孔部の中心に位置する場合の前記表示筐体の位置である第一位置における前記射出部の位置は、前記第一方向と前記第二方向とに直交し且つ前記装着具の外周面の中央に直交する仮想面と、前記画像光が射出される前記第一方向とが平行となる前記表示筐体の位置である第二位置における前記射出部の位置より、前記装着具から遠いことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  2. 前記第一ソケットは、前記装着具に設けられ、
    前記第一棒部は、前記第一棒部が前記第一孔部の中心に位置する場合において、前記第一ソケットに支持される前記第一球体部から前記装着具の前記外周面に直交する直交方向に延び、第一屈曲部において前記直交方向とは異なる方向に屈曲し、前記アーム部に支持されることを特徴とする請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  3. 前記第二ソケットは、前記表示筐体に設けられ、
    前記第二棒部は、前記アーム部から延び、第二屈曲部において前記装着具から離れる方向寄りに屈曲し、前記第二ソケットに支持される前記第二球体部に接続されることを特徴とする請求項2に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  4. 前記第一屈曲部における前記第一棒部の屈曲角度は、前記第二屈曲部における前記第二棒部の屈曲角度と同じであることを特徴とする請求項3に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  5. 前記第一棒部が前記第一孔部の中心にある位置から前記第一孔部の端部に接触する位置まで回動する第一回動角度は、前記第二棒部が前記第二孔部の中心にある位置から前記第二孔部の端部に接触する位置まで回動する第二回動角度と同じであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のヘッドマウントディスプレイ。
  6. 前記表示筐体を前記装着具に近づける方向に前記第一棒部が回動して前記第一孔部の端部に当接し、且つ、前記表示筐体を前記装着具に近づける方向に前記第二棒部が回動して前記第二孔部の端部に当接した場合の前記表示筐体の位置である第三位置における前記射出部の位置は、前記第二位置における前記射出部の位置より、前記装着具に近いことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のヘッドマウントディスプレイ。
  7. 前記第一球体部を中心とする前記射出部の可動範囲において、前記第二位置における前記射出部の位置と、前記第三位置における前記射出部の位置との間の第一角度は、前記第二位置における前記射出部の位置と、前記第一位置における前記射出部の位置との間の第二角度より小さいことを特徴とする請求項6に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  8. 表示部と、前記表示部からの画像光を偏向し、第一方向に前記画像光を射出可能な射出部とを有し、前記第一方向に直交する方向のうちの一方側である第二方向に延びる筐体である表示筐体と、
    頭部に装着可能な装着具から前記表示筐体に延びるアーム部と、
    前記装着具と前記アーム部とを接続する第一ボールジョイントと、
    前記表示筐体における前記射出部よりも前記第二方向側の部位と前記アーム部とを接続する第二ボールジョイントと、
    前記第一ボールジョイントに含まれ、第一棒部と前記第一棒部の一端部に設けられた第一球体部とを有する第一ボールスタッドと、
    前記第一ボールジョイントに含まれ、前記第一球体部を摺動可能に支持し、前記第一棒部が通過する第一孔部を有する第一ソケットと、
    前記第二ボールジョイントに含まれ、第二棒部と前記第二棒部の一端部に設けられた第二球体部とを有する第二ボールスタッドと、
    前記第二ボールジョイントに含まれ、前記第二球体部を摺動可能に支持し、前記第二棒部が通過する第二孔部を有する第二ソケットと
    を備え、
    前記第二棒部は、前記第一棒部が前記第一孔部の中心に位置し、前記第二棒部が前記第二孔部の中心に位置する場合において、前記装着具から離れる方向寄りに屈曲する屈曲部を備えることを特徴とする画像表示装置。
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