JP2016190605A - 道路勾配推定装置及び道路勾配推定方法 - Google Patents

道路勾配推定装置及び道路勾配推定方法 Download PDF

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好崇 神田
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Abstract

【課題】運転者が操舵装置を操作した際の道路勾配の推定値の誤推定を防止できる道路勾配推定装置及び道路勾配推定方法を提供する。
【解決手段】右車輪速度Va及び左車輪速度Vbに基づいて旋回半径Rを算出する半径算出手段37と、旋回半径Rに基づいて車両10に掛かる遠心加速度成分Acを算出する成分算出手段38と、遠心加速度成分Acが予め定められた判定値A以上か否かを判定する判定手段39と、を備え、判定手段39により、遠心加速度成分Acが判定値A未満と判定した場合には、道路勾配の推定値θzを推定勾配θx又は補正勾配θyにし、遠心加速度成分Acが判定値A以上と判定した場合には、勾配推定手段35、及び補正手段36による推定を禁止して、推定値θzを予め定められた設定値θ0にするように構成される。
【選択図】図8

Description

本発明は、道路勾配推定装置及び道路勾配推定方法に関し、より詳細には、運転者が操舵装置を操作した際の道路勾配の推定値の誤推定を防止できる道路勾配推定装置及び道路勾配推定方法に関する。
車両の走行中には、車両の加減速制御、回生制御、及びブレーキ制御の最適化のため、また、車両の発進時には、変速段の発進段の最適化のため、車両の走行している、あるいは停車している道路勾配を精度良く推定することが必要となる。
道路勾配を推定する方法としては、車両に掛かる前後方向成分に基づいて推定する方法が一般的である。この推定方法は、例えば、重力センサ(Gセンサ)で取得した車両に掛かる成分のうちの路面に平行な成分、すなわち車両に掛かる前後方向成分から、車輪速度センサで取得した車両の実際の加速度成分を減算して算出された車両の前後方向に掛かる重力加速度成分に基づいて道路勾配を推定する方法である。なお、車両に掛かる前後方向成分には道路勾配による重力加速度成分や車両の加速度による加速度成分を例示できる。
しかし、車両が右左折中やUターン中などの走行路を変更する場合には、車両に掛かる前後方向成分には、遠心加速度により車両の前後方向に掛かる遠心加速度成分が含まれており、道路の勾配を精度良く推定できない。
道路勾配を推定し、その道路勾配推定値に基づいて車両の目標加減速度を補正する装置において、車両の走行速度が所定値以下の場合に車両の操舵角度が所定値以上になると、右左折やUターンによって走行路が変更されたものとみなし、道路勾配推定値をゼロに初期化する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、道路勾配の推定値に誤差が生じる状況は、遠心加速度による遠心加速度成分が大きくなった場合、すなわち車両の速度が速い場合や車両の旋回半径が小さい場合である。上記の装置においては、車両の走行速度が所定値以下になった場合を条件とするため、そのような遠心加速度の遠心加速度成分が大きくなった場合の道路勾配推定値の誤差に対しては何ら対策されていない。
また、上記の装置は、車両がUターンする場合には、道路勾配推定値の符号を逆転しているが、車両がUターンする場合は、車両の旋回半径が最小になる場合であって、そのときに推定される道路勾配の推定値の符号を逆転したとしても、推定された値自体が遠心加速度による遠心加速度成分によって実際の道路勾配とはかけ離れた値である。
結果として、上記の装置では、車両の操舵角度に基づいて道路勾配の誤差を防止しようとしているが、その防止策として不十分である。
特開2004−11498号公報
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その課題は、運転者が操舵装置を
操作した際の道路勾配の推定値の誤推定を防止できる道路勾配推定装置及び道路勾配推定方法を提供することである。
上記の課題を解決するための本発明の道路勾配推定装置は、道路の推定勾配を車両に掛かる前後方向成分に基づいて推定する勾配推定手段を備えた道路勾配推定装置において、前記車両の右前輪の右車輪速度及び左前輪の左車輪速度のそれぞれを取得する車輪速度取得手段と、前記右車輪速度及び前記左車輪速度に基づいて前記車両の旋回半径を算出する半径算出手段と、前記半径算出手段で算出した前記旋回半径に基づいて前記車両に掛かる遠心加速度成分を算出する成分算出手段と、前記成分算出手段で算出した前記遠心加速度成分が予め定められた判定値以上か否かを判定する判定手段と、を備え、前記判定手段により、前記遠心加速度成分が前記判定値未満と判定した場合には、道路勾配の推定値を前記推定勾配にし、前記遠心加速度成分が前記判定値以上と判定した場合には、前記勾配推定手段による推定を禁止して、道路勾配の推定値を予め定められた設定値にする構成にしたことを特徴とするものである。
また、上記の課題を解決するための本発明の道路勾配推定方法は、道路の推定勾配を車両に掛かる前後方向成分に基づいて推定する道路勾配推定方法において、前記車両の右前輪の右車輪速度及び左前輪の左車輪速度に基づいて前記車両の旋回半径を算出し、算出した前記旋回半径に基づいて前記車両に掛かる遠心加速度成分を算出し、算出した前記遠心加速度成分が予め定められた判定値以上か否かを判定し、前記遠心加速度成分が前記判定値未満と判定した場合には、道路勾配の推定値を前記推定勾配にし、前記遠心加速度成分が前記判定値以上と判定した場合には、道路勾配の推定を禁止して、道路勾配の推定値を予め定められた設定値にすることを特徴とする方法である。
なお、ここでいう設定値は、車両が発進する際に変速機の発進段を予め設定されたギヤ段にする値に設定されることが好ましく、より具体的には、車両重量に応じた変速機のデフォルトの発進段、つまり実際の勾配によらずに確実に車両を発進可能な発進段が選択される値に設定される。
本発明の道路勾配推定装置及び道路勾配推定方法によれば、運転者の操舵装置の操作により操舵される左前輪及び右前輪のそれぞれの車輪速度に基づいて車両の旋回半径を算出して、その旋回半径に基づいて算出した車両に掛かる遠心加速度を起因とした遠心加速度成分を判定値と比較して判定して、その遠心加速度成分が大きくなる場合には、すなわち車両に掛かる前後方向成分の変動が大きい場合には、道路勾配の推定を禁止すると共に道路勾配の推定値を予め定められた設定値にすることにより、道路勾配の推定値の誤推定を防止できる。これにより、発進時にギヤ比の高い、すなわち出力トルクの低い発進段が選択されることを防止できる。
特に、車両に掛かる遠心加速度による遠心加速度成分が大きいときに推定された推定勾配が、実際の道路勾配に対して大きくずれていた場合に、そのずれが解消されないまま車両が停車すると、車両の発進時に使用される道路勾配の推定値は実際の値とかけ離れる虞がある。しかし、本発明によれば、推定勾配がずれる可能性のある車両に掛かる遠心加速度による遠心加速度成分が大きいときに、推定勾配を推定することを禁止して、推定値を設定値にするので、実際の道路勾配に対して発進時にギヤ比が高く発進できない変速段が選択されることを防止できる。
本発明の道路勾配推定装置の第一実施形態を例示する説明図である。 図1の勾配推定手段を例示するブロック図である。 図1の補正手段を例示するブロック図である。 図1の車両の下面図であり、車両が右折した場合、つまり右車輪が旋回の内側、左車輪が旋回の外側の場合の旋回半径を例示する説明図である。 図1の半径算出手段を例示するブロック図である。 図1の車両に掛かる遠心加速度と、その遠心加速度に基づいた遠心加速度成分を例示する説明図である。 図1の成分算出手段を例示するブロック図である。 本発明の道路勾配推定方法の第一実施形態を例示するフローチャートである。 本発明の道路勾配推定装置の第二実施形態を例示する説明図である。 本発明の道路勾配推定方法の第二実施形態を例示するフローチャートである。
以下、本発明の道路勾配推定装置及び道路勾配推定方法について説明する。図1は、本発明の第一実施形態の道路勾配推定装置30の構成を例示している。この道路勾配推定装置30は、車両10に搭載されて、車両10の走行している道路勾配の推定値θzを得るものである。
車両10には、シャーシ11の前方側に運転室(キャブ)12が配置され、シャーシ11の後方側にボディ13が配置されている。
この車両10においては、キャブ12に搭乗した運転者がアクセルペダル14及びシフトレバー15を操作すると、図示しない制御装置がエンジン16、動力伝達装置(クラッチ)17、及び変速機18を制御する。その制御により、エンジン16から出力された動力を、動力断接装置17を経由して変速機18に伝達し、更に、変速機18より推進軸19を介して差動装置20に伝達して、差動装置20より駆動軸21を介して後輪(駆動輪)22に伝達して、走行している。また、走行中に、運転者がステアリング(操舵装置)23を操作して、図示しないステアリングシステムを経由して右前輪24a(図示しない左前輪24b)が操舵されると、車両10の進行方向が変わる。
このような車両10の加減速制御、回生制御、及びブレーキ制御の最適化のためには、あるいは、車両の発進時の変速機18の発進段の最適化のためには、車両10の走行している道路勾配を精度良く推定することが求められている。そこで、上記の車両10においては、道路勾配推定装置30を備えて、走行中に道路勾配を推定している。
道路勾配推定装置30は、電子計算機31、Gセンサ32、車輪速度センサ33a(図示しない33b)、及び操舵角センサ34を備えている。
電子計算機31は、勾配推定手段35と、補正手段36とを有しており、車両10の走行中に逐次、勾配推定手段35と補正手段36とを実行して道路勾配を推定して推定値θzを得ている。なお、勾配推定手段35及び補正手段36としては、電子計算機31に記憶され、実行されるプログラムを例示できる。
Gセンサ32は、車両10に掛かる力成分のうちの路面に平行な成分、すなわち車両10に掛かる前後方向成分Gsを取得し、車輪速度センサ33aは右前輪24aの右車輪速度Va、車輪速度センサ33bは左前輪24bの左車輪速度Vbを取得している。また、操舵角センサ34は、運転者のステアリング23の操作による右前輪24a及び左前輪24bの操舵角θnを取得している。
勾配推定手段35は、Gセンサ32の検出値である車両10に掛かる力の前後方向成分
Gsと、車輪速度センサ33a、33bの検出値である右車輪速度Va及び左車輪速度Vbとを取得して、車両10に掛かる前後方向成分Gsと実際の車両10の加速度成分Avに基づいて道路勾配を推定して推定勾配θxを得る手段である。
補正手段36は、勾配推定手段35で推定された推定勾配θxを取得し、推定勾配θxに、推定勾配θxの変化量(推定勾配θxと前回の推定値θ(z−1)の差分)が予め定められた制限値θa以上の場合には、その変化量を制限値θa以下に制限する補正をして補正勾配θyを得る手段である。
つまり、この補正手段36は外乱の影響により推定手段35で推定された推定勾配θxが大きく変化した場合に、その外乱の影響を排除する手段である。なお、この補正手段36で補正される外乱としては、路面状況の変化や、運転者によるステアリング23の操作による遠心加速度の変化などの予測できない外乱を例示できる。
制限値θaは、外乱などの影響により推定勾配θxが大きく変動する場合に、すなわち変化量が大きくなった場合に、その外乱の影響を排除する値に設定されている。この実施形態では、予め定められた車両10の走行距離における推定勾配θxの変化量に対して制限値を設けている。
例えば、道路勾配の変化量は、距離1mに対して1%を上限としている。そこで、制限値θaを1%に設定すると、車両10の走行距離が1mにおける推定勾配θxの変化量を最大で1%とすることにより、外乱の影響により変化量が1%を超えることを回避して、道路勾配の推定値θzの推定精度を向上できる。なお、この制限値θaは上記の値に限定されるものではなく、外乱の影響を排除するものであればよい。
なお、この勾配推定手段35及び補正手段36は、車両10が単位距離(1m)を進む間に推定勾配θx及び補正勾配θyを算出している。但し、単位距離に限定されずに単位時間や車両10の加速度及び速度の変化時に随時算出してもよい。
このように道路勾配推定装置30は、推定勾配θxの変化量が制限値θa未満の場合には推定値θzを推定勾配θxにし、推定勾配θxの変化量が制限値θa以上の場合には推定値θzを補正勾配θyにして、予期せぬ外乱の影響を排除して道路勾配の推定値を精度良く推定できる。
一方で、運転者によりステアリング23が操舵されて際に、車両10に掛かる遠心加速度に基づいた遠心加速度成分Acが大きくなった場合には、車両10に掛かる前後方向成分Gsの値が大きく変化する。そのため、遠心加速度成分Acが大きくなった場合には、道路勾配の推定値θzの値は実際の道路勾配からかけ離れる虞がある。
そこで、本発明の道路勾配推定装置30は、車両10の右前輪24aの右車輪速度Va及び左前輪24bの左車輪速度Vbのそれぞれを取得する車輪速度取得手段として設けられた車輪速度センサ33a、33bと、右車輪速度Va及び左車輪速度Vbに基づいて車両10の旋回半径Rを算出する半径算出手段37と、算出した旋回半径Rに基づいて車両10に掛かる遠心加速度成分Acを算出する成分算出手段38と、算出した遠心加速度成分Acが予め定められた判定値Aa以上か否かを判定する判定手段39と、を備えて構成される。そして、判定手段39により、遠心加速度成分Acが判定値Aa未満と判定した場合には、道路勾配の推定値θzを推定勾配θx又は補正勾配θyにし、遠心加速度成分Acが判定値Aa以上と判定した場合には、勾配推定手段35、及び補正手段36による推定を禁止して、推定値θzを予め定められた設定値θ0にするように構成される。
なお、半径算出手段37、成分算出手段38及び判定手段39としては、電子計算機31に記憶され、実行されるプログラムを例示できる。
この半径算出手段37、成分算出手段38、及び判定手段39を備えた道路勾配推定装置30の行う道路推定方法について、図2〜図7に示すブロック図及び説明図、並びに図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、電子計算機31は勾配推定手段35による推定勾配θxの推定を行う。
図2に示すように、まず、ステップS10では、右車輪速度Va及び左車輪速度Vbを加算する。次いで、ステップS20では、右車輪速度Va及び左車輪速度Vbの平均値(車両10の速度)Vを算出する。次いで、ステップS30では、速度Vを時間で微分、すなわち速度Vの時間変化を算出して車両10の実際の加速度成分Avを算出する。
次いで、ステップS40では、前後方向成分Gsから加速度成分Avを減算して、重力加速度成分Grを算出する。次いで、ステップS50では、重力加速度成分Grに重力加速度gを除算する。次いで、ステップS60では、ステップS50の結果に逆正弦関数(sin−1)を用いて推定勾配θxを算出する。
次に、電子計算機31は補正手段36による補正勾配θyの推定を行う。
図3に示すように、まず、ステップS100では、前回の道路勾配の推定値θ(z−1)を取得する。次いで、ステップS110では、推定勾配θxから前回の推定値θ(z−1)を減算する。次いで、ステップS120では、ステップS110の結果の絶対値を算出する。次いで、ステップS130では、ステップS120の結果が制限値θaの絶対値未満か否かを判定し、その判定結果をステップS140に送る。
ステップS140では、ステップS130の結果が制限値θaの絶対値未満の場合には、推定勾配θxを道路勾配の推定値θzとして出力する。一方、ステップS130の結果が制限値θaの絶対値以上の場合には、ステップS150で前回の推定値θ(z−1)に制限値θaを加算又は減算して補正勾配θyを算出する。このステップS150では、推定勾配θxから前回の推定値θ(z−1)を減算した値が正であれば、制限値θaを減算し、負であれば、制限値θaを加算する。そして、ステップS140では、ステップS150の結果である補正勾配θyを推定値θzとして出力する。
次に、電子計算機31は半径算出手段37による旋回半径Rの算出を行う。
図4は車両10の下面図であり、車両10が右折した場合、つまり右前輪24aが旋回の内側、左前輪24bが旋回の外側の場合の旋回半径Rを示す。また、前輪軸25の輪距(トレッド)をT、右前輪24aの内側旋回半径をRa、左前輪24bの外側旋回半径をRbとする。従って、内側旋回半径Raの角速度は右車輪速度Va、外側旋回半径Rbの角速度は左車輪速度Vb、及び旋回半径Rの角速度は速度Vとなる。なお、本明細書においては、旋回半径Rは前輪軸25の輪距Tの中間を通るものとする。
旋回半径R上、内側旋回半径Ra上、及び外側旋回半径Rb上の三つの角速度は全て等しいため、旋回半径R及び内側旋回半径Raの比が速度V及び右車輪速度Vaの比と等しくなり、旋回半径R及び外側旋回半径Rbの比が速度V及び左車輪速度Vbの比と等しくなる。また、右前輪24a及び左前輪24bの切れ角θmが小さいときには、内側旋回半径Ra及び外側旋回半径Rbの差は輪距Tに略等しくなることから、旋回半径R及び内側旋回半径Raの差は輪距Tの半分の距離に等しくなり、外側旋回半径Rb及び旋回半径R
の差は輪距Tの半分の距離に等しくなる。
以上のことから右車輪速度Vaに基づいた第一旋回半径R1を以下の数式(1)を用いて算出し、左車輪速度Vbに基づいた第二旋回半径R2を以下の数式(2)を用いて算出して、算出した第一旋回半径R1及び第二旋回半径R2の平均値を旋回半径Rとする。
図5に示すように、まず、ステップS200では、速度Vから右車輪速度Vaを減算する。次いで、ステップS210では、速度VをステップS200の結果で除算する。次いで、ステップS220では、ステップS210の結果に輪距Tの半分の値を乗算して、第一旋回半径R1を算出する。
次いで、ステップS230では、左車輪速度Vbから速度Vを減算する。次いで、ステップS240では、速度VをステップS230の結果で除算する。次いで、ステップS250では、ステップS240の結果に輪距Tの半分の値を乗算して、第二旋回半径R2を算出する。
次いで、ステップS260では、第一旋回半径R1及び第二旋回半径R2を加算する。次いで、ステップS270では、第一旋回半径R1及び第二旋回半径R2の平均値を算出して、旋回半径Rを算出する。
なお、この実施形態では、車輪速度センサ33a、33bにより右前輪24a及び左前輪24bの速度を検出したが代わりに、車輪速センサを駆動輪22に配置して後輪の速度を検出して旋回半径Rを算出してもよく、この場合にはトレッドによる誤差を排除できる。このように旋回半径Rにおいては、Gセンサ32の位置等によって最適な算出方法を選択することができる。
次に、電子計算機31は成分算出手段38により、旋回半径Rに基づいた車両10に掛かる遠心加速度Ac0を算出して、遠心加速度成分Acを算出する。
図6は車両10に掛かる遠心加速度Ac0と、その遠心加速度Ac0に基づいた遠心加速度成分Acを示す。また、駆動軸21と前輪軸25との距離である軸距(ホイールベース)をW、及び右前輪24a及び左前輪24bの切れ角をθmとする。
図7に示すように、まず、ステップS300では、軸距Wを旋回半径Rで除算する。次いで、ステップS310では、ステップS300の結果に逆正弦関数(sin−1)を用いて切れ角θmを算出する。次いで、ステップS320では、切れ角θmに正弦関数(s
in)を用いる。
次いで、ステップS330では、ステップS10及びステップS20で算出した速度Vを二乗する。次いで、ステップS340では、ステップS230で算出した結果を、旋回半径Rで除算して、遠心加速度Ac0を算出する。
次いで、ステップS350では、ステップS340で算出した遠心加速度Ac0にステップS320で算出した正弦関数を乗算して、遠心加速度成分Acを出力する。
次に、電子計算機31は判定手段39による判定を行う。
図8に示すように、まず、上記の半径算出手段37及び成分算出手段38が行われた後のステップS400では、遠心加速度成分Acが予め定められた判定値Aa以上か否かを判定する。
判定値Aaは、遠心加速度成分Acにより勾配推定手段35で推定された推定勾配θxが実際の道路勾配からかけ離れた値になること、すなわち補正手段36で補正対称になる値になることを判定できる値に設定される。この判定値Aaは、車両10の速度Vの二乗に比例することから速度Vが高速度の場合には、値を大きくするとよい。
このステップS400で、遠心加速度成分Acが判定値Aa未満と判定すると、図2に示すステップS10〜ステップS60、次いで、図3のステップS100〜ステップS150へ進み、推定勾配θxの変化量が制限値θa未満の場合には推定値θzを推定勾配θxにし、推定勾配θxの変化量が制限値θa以上の場合には推定値θzを補正勾配θyにする。道路勾配の推定値θzを算出して、スタートへと戻る。
一方、ステップS400で、遠心加速度成分Acが判定値Aa以上と判定すると、ステップS410へ進む。
次いで、ステップS410では、勾配推定手段35を禁止し、それに伴う補正手段36も禁止する。従って、図2に示すステップS10〜ステップS60、及び図3のステップS100〜ステップS150を禁止して、ステップS320へ進む。
次いで、ステップS420では、勾配推定手段35による推定が禁止されているので、道路勾配の推定値θzを予め定められた設定値θ0にして、この道路勾配推定方法は完了する。
この設定値θ0は車両10が発進する際に変速機18の発進段を予め設定されたギヤ段にする値に設定されることが好ましく、より具体的には、車両重量に応じた変速機18のデフォルトの発進段、つまり実際の勾配によらずに確実に車両10を発進可能な発進段が選択される値に設定される。つまり、推定値θzがこの設定値θ0に設定されると、実際の勾配が道路構造令に規定される道路最大勾配(例えば、普通道路では9%、小型道路では12%)であっても、確実に車両10を発進させることができる。
このように、設定値θ0を車両10が発進する際に変速機18の発進段を予め設定されたギヤ段にする値に設定すると、変速機18の発進段としては、車両10の重量に基づいてその道路最大勾配を発進可能なギヤ段、例えば、車両10の重量が最大重量の場合には、1速段を選択する。また、例えば、勾配がゼロの平坦の道路の場合には、発進段として2速段を選択し、上り勾配の場合には、発進段として1速段を選択する変速機18の場合には、判定手段39で動力断接装置17が動力伝達を切断し、又は、変速機18が後退段を選択し、又は、変速機18がどの変速段も選択しないと判定した場合には、平坦の道路の場合でも、正しい勾配が得られるようになるまで、つまり、停車後一定時間経過するまで等は、シフトレバー15でドライブレンジを選択したとしても発進段として1速段を選択する。
これにより、車両10の発進時に変速機18の発進段を実際の道路勾配に対して発進時にギヤ比が高く発進できない変速段が選択されることを回避して、発進時のトルク不足や加速性能の低下を確実に回避できる。
特に、商用車の場合には車両重量は積荷によって大きく変化するため、車両重量やギヤ比によって発進段を1速段に限らず、道路最大勾配でも発進できる車両重量に応じたギヤ段とするようにすることで、重量が軽い場合は1速段を使用しなくても発進可能となる。
上記の道路勾配推定装置30及び道路勾配推定方法によれば、運転者のステアリング23の操作により操舵される右前輪24aの右車輪速度Va及び左前輪24bの左車輪速度Vbに基づいて車両10の旋回半径Rを算出して、その旋回半径Rに基づいて算出した車両10に掛かる遠心加速度Ac0を起因とした遠心加速度成分Acを判定値Aaと比較して判定して、その遠心加速度成分Acが大きくなる場合には、すなわち車両10に掛かる前後方向成分Gsの変動が大きい場合には、道路勾配の推定を禁止すると共に道路勾配の推定値θzを予め定められた設定値θ0にすることにより、道路勾配の推定値θzの誤推定を防止できる。これにより、発進時にギヤ比の高い、すなわち出力トルクの低い発進段が選択されることを防止できる。
特に、車両10に掛かる遠心加速度Ac0による遠心加速度成分Acが大きいときに推定された推定勾配θx又は補正勾配θyが、実際の道路勾配に対して大きくずれていた場合に、そのずれが解消されないまま車両10が停車すると、車両10の発進時に使用される道路勾配の推定値θzは実際の値とかけ離れる虞がある。しかし、本発明によれば、推定勾配θx又は補正勾配θyがずれる可能性のある車両10に掛かる遠心加速度Ac0による遠心加速度成分Acが大きいときに、推定勾配θxを推定することを禁止して、推定値θzを発進時にギヤ比の低い変速段が選択される設定値θ0にするので、発進時にギヤ比の高い変速段が選択されることを防止できる。
図9は本発明に掛かる第二実施形態の道路勾配推定装置30の構成を例示している。この道路勾配推定装置30においては、成分算出手段38と判定手段39とに代えて、旋回半径Rが判定値Aaに基づいて設定された半径判定値Rc以上か否かを判定する半径判定手段40を備えて構成される。
この半径判定手段40を備えた道路勾配推定装置30の行う道路推定方法について、図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。
図10に示すように、まず、半径算出手段37で旋回半径Rを算出した後のステップS500では、速度Vが予め定められた極低速度Vd以上か否かを判定する。極低速度Vdは車輪速度センサ33a、33bの性能に基づいて設定される。例えば、車輪速度センサ33a、33bの性能、すなわち車輪速度センサ33a、33bが正確に車輪速度Va、Vbを検出できる速度の限界値が5km/hに設定されていれば、その5km/hに設定される。このステップS500により、車輪速度センサ33a、33bの精度が落ちる極低速度Vd以下における誤推定を防止できる。また、速度Vが極低速度Vd未満の状況では、右前輪24a又は左前輪24bのどちらか一方がスリップした場合などの外乱の影響を排除できる。
このステップS500で、速度Vが極低速度Vd未満の場合には、図2に示すステップS10〜ステップS60、次いで、図3のステップS100〜ステップS150へ進み、推定勾配θxの変化量が制限値θa未満の場合には推定値θzを推定勾配θxにし、推定勾配θxの変化量が制限値θa以上の場合には推定値θzを補正勾配θyにする。道路勾配の推定値θzを算出して、スタートへと戻る。
一方、ステップS500で、速度Vが極低速度Vd以上の場合には、ステップS510へ進む。ステップS510では、旋回半径Rが予め定められた半径判定値Rc以上か否かを判定する。
半径判定値Rcは、予め実験や試験により遠心加速度成分Acにより勾配推定手段35で推定された推定勾配θxが実際の道路勾配からかけ離れた値になること、すなわち補正手段36で補正対称になる値になることを判定できる値を求めておき、その求めた値に設定される。
このステップS510で、旋回半径Rが半径判定値Rc未満と判定すると、図2に示すステップS10〜ステップS60、次いで、図3のステップS100〜ステップS150へ進み、推定勾配θxの変化量が制限値θa未満の場合には推定値θzを推定勾配θxにし、推定勾配θxの変化量が制限値θa以上の場合には推定値θzを補正勾配θyにする。道路勾配の推定値θzを算出して、スタートへと戻る。
一方、ステップS510で、旋回半径Rが半径判定値Rc以上と判定すると、ステップS520へ進む。
次いで、ステップS520では、勾配推定手段35を禁止し、それに伴う補正手段36も禁止する。従って、図2に示すステップS10〜ステップS60、及び図3のステップS100〜ステップS150を禁止して、ステップS530へ進む。
次いで、ステップS530では、勾配推定手段35による推定が禁止されているので、道路勾配の推定値θzを予め定められた設定値θ0にして、この道路勾配推定方法は完了する。
この道路勾配推定装置30及び道路勾配推定方法によれば、予め車両10に掛かる遠心加速度Ac0による遠心加速度成分Acによる影響が生じる判定値Rcを求めておくことで、随時、遠心加速度成分Acを求めずとも、道路勾配の推定値θzの誤推定を防止できる。
また、旋回半径Rと半径判定値Rcとを比較して判定することで、軸距Wによる影響が少なく、軸距Wに応じて半径判定値Rcを変更する必要がなく、様々な車両10に適用可能になる。
なお、第一実施形態及び第二実施形態のそれぞれに、右前輪24a及び左前輪24bのスリップを検出して、そのスリップ量に基づいて旋回半径Rの補正や遠心加速度成分Acの補正を行うことで、より精度を向上することができる。
10 車両
15 シフトレバー
16 エンジン
17 動力断接装置
18 変速機
30 道路勾配推定装置
31 電子計算機
32 Gセンサ
33a、33b 車輪速度センサ
34 操舵角センサ
35 勾配推定手段
36 補正手段
37 半径算出手段
38 成分算出手段
39 判定手段
40 半径判定手段
Gs 前後方向成分
Av 加速度成分
Gs 重力加速度成分
Ac0 遠心加速度
Ac 遠心加速度成分
θx 推定勾配
θy 補正勾配
θz 推定値
θ0 設定値
θa 制限値
Va 右車輪速度
Vb 左車輪速度
T 輪距
R 旋回半径
W 軸距
Aa 判定値
Rc 半径判定値

Claims (6)

  1. 道路の推定勾配を車両に掛かる前後方向成分に基づいて推定する勾配推定手段を備えた道路勾配推定装置において、
    前記車両の右前輪の右車輪速度及び左前輪の左車輪速度のそれぞれを取得する車輪速度取得手段と、
    前記右車輪速度及び前記左車輪速度に基づいて前記車両の旋回半径を算出する半径算出手段と、
    前記半径算出手段で算出した前記旋回半径に基づいて前記車両に掛かる遠心加速度成分を算出する成分算出手段と、
    前記成分算出手段で算出した前記遠心加速度成分が予め定められた判定値以上か否かを判定する判定手段と、を備え、
    前記判定手段により、前記遠心加速度成分が前記判定値未満と判定した場合には、道路勾配の推定値を前記推定勾配にし、前記遠心加速度成分が前記判定値以上と判定した場合には、前記勾配推定手段による推定を禁止して、道路勾配の推定値を予め定められた設定値にする構成にしたことを特徴とする道路勾配推定装置。
  2. 前記成分算出手段と前記判定手段とに代えて、前記旋回半径が前記判定値に基づいて設定された半径判定値以上か否かを判定する半径判定手段を備え、
    前記半径判定手段により、前記旋回半径が前記半径判定値未満と判定した場合には、道路勾配の推定値を前記推定勾配にし、前記旋回半径が前記半径判定値以上と判定した場合には、前記勾配推定手段による推定を禁止して、道路勾配の推定値を予め定められた設定値にする構成にした請求項1に記載の道路勾配推定装置。
  3. 前記設定値を、前記車両が発進する際に該車両に搭載された変速機の発進段を予め設定されたギヤ段にする値に設定した請求項1又は2に記載の道路勾配推定装置。
  4. 前記右車輪速度及び前記左車輪速度が予め定められた低速度以下か否かを判定する速度判定手段を備え、
    前記速度判定手段により、前記右車輪速度及び前記左車輪速度が前記低速度以下と判定した場合には、前記勾配推定手段による推定を禁止しない構成にした請求項1〜3のいずれか1項に記載の道路勾配推定装置。
  5. 道路の推定勾配を車両に掛かる前後方向成分に基づいて推定する道路勾配推定方法において、
    前記車両の右前輪の右車輪速度及び左前輪の左車輪速度に基づいて前記車両の旋回半径を算出し、
    算出した前記旋回半径に基づいて前記車両に掛かる遠心加速度成分を算出し、
    算出した前記遠心加速度成分が予め定められた判定値以上か否かを判定し、
    前記遠心加速度成分が前記判定値未満と判定した場合には、道路勾配の推定値を前記推定勾配にし、前記遠心加速度成分が前記判定値以上と判定した場合には、道路勾配の推定を禁止して、道路勾配の推定値を予め定められた設定値にすることを特徴とする道路勾配推定方法。
  6. 前記遠心加速度成分を算出して、前記遠心加速度成分が前記判定値以上か否かを判定する代わりに、算出した前記旋回半径が前記判定値に基づいて設定された半径判定値以上か否かを判定し、
    前記旋回半径が前記半径判定値未満と判定した場合には、道路勾配の推定値を前記推定勾配にし、前記旋回半径が前記半径判定値以上と判定した場合には、道路勾配の推定を禁止して、道路勾配の推定値を予め定められた設定値にする請求項5に記載の道路勾配推定
    方法。
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