JP2016177138A - 光ケーブル - Google Patents

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浩二 富川
Koji Tomikawa
浩二 富川
健 大里
Takeshi Osato
健 大里
正義 山中
Masayoshi Yamanaka
正義 山中
直樹 岡田
Naoki Okada
直樹 岡田
真弥 浜口
Masaya Hamaguchi
真弥 浜口
直樹 中川
Naoki Nakagawa
直樹 中川
征彦 柴田
Masahiko Shibata
征彦 柴田
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Abstract

【課題】光ファイバの高密度化と光ケーブルの細径化とを実現しつつ、衝撃時の光ファイバの伝送損失の増加を抑制する光ケーブルを提供する。
【解決手段】光ケーブル1は、外周部にスロット12を有するスロットコア10と、スロットに収容された複数の光ファイバ4で構成したスロット層ファイバ群20と、並列に並ぶ複数の光ファイバ4を有する光ファイバテープ3であって、隣接する光ファイバ4を連結する連結部が間欠的に配置された光ファイバテープ3を、スロットコア10と外被40との間に配置して構成した外層ファイバ群30と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ケーブルに関する。
高密度に多数の光ファイバを収容して光ケーブルを細径化することに対する要望がある。特許文献1のスロット型光ケーブルでは、光ファイバを高密度に収容して光ケーブルを細径化するため、並列する3心以上の光ファイバ心線において隣接する光ファイバ心線の長手方向及び幅方向を間欠的に連結した光ファイバテープ心線(間欠固定型の光ファイバテープとも言う)を束状に密集させてスロットに収納している。
なお、特許文献2、3には、別の構造の光ケーブルが記載されている。
特開2011−100115号公報 特開2011−123139号公報 特開平7−13053号公報
特許文献1のように間欠固定型の光ファイバテープをスロットに収容したスロット型光ケーブルに衝撃が加わると、光ファイバの非連結部(隣接する光ファイバと連結していない部分)がスロットから外れやすいという特有の問題が生じる。この結果、スロットから外れた光ファイバがスロットコアの外周部と外被との間に挟まれてしまい、光ファイバの伝送損失が増加することがある。
本発明は、光ファイバの高密度化と光ケーブルの細径化とを実現しつつ、衝撃時の光ファイバの伝送損失の増加を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、外周部にスロットを有するスロットコアと、前記スロットに収容された複数の光ファイバで構成したスロット層ファイバ群と、並列に並ぶ複数の光ファイバを有する光ファイバテープであって、隣接する前記光ファイバを連結する連結部が間欠的に配置された光ファイバテープを、前記スロットコアと外被との間に配置して構成した外層ファイバ群と、を有することを特徴とする光ケーブルである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、光ファイバの高密度化と光ケーブルの細径化とを実現しつつ、衝撃時の光ファイバの伝送損失の増加を抑制できる。
図1は、第1実施形態の光ケーブル1の断面図である。 図2は、光ファイバユニット31の説明図である。 図3A及び図3Bは、本実施形態の光ケーブル1の衝撃時の光ファイバ4の様子の説明図である。 図4A及び図4Bは、第1実施形態のスロットコア10の変形例の拡大断面図である。 図5は、第2実施形態の光ケーブル1の断面図である。 図6Aは、第3実施形態の光ケーブル1の断面図である。図6Bは、第3実施形態の光ケーブル1の説明図である。 図7は、第4実施形態の光ケーブル1の断面図である。 図8は、間欠固定型の光ファイバテープ3の一例の説明図である。 図9は、第1参考例のスロット型光ケーブル1’の断面図である。 図10A〜図10Cは、衝撃試験の説明図である。 図11は、第1参考例のスロット型光ケーブル1’の衝撃試験後の様子の説明図である。 図12は、第2参考例のスロット型光ケーブル1”の断面図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
外周部にスロットを有するスロットコアと、前記スロットに収容された複数の光ファイバで構成したスロット層ファイバ群と、並列に並ぶ複数の光ファイバを有する光ファイバテープであって、隣接する前記光ファイバを連結する連結部が間欠的に配置された光ファイバテープを、前記スロットコアと外被との間に配置して構成した外層ファイバ群と、を有することを特徴とする光ケーブルが明らかとなる。
このような光ケーブルによれば、光ファイバの高密度化と光ケーブルの細径化とを実現しつつ、衝撃時の光ファイバの伝送損失の増加を抑制できる。
前記スロット層ファイバ群の外側に、前記外層ファイバ群を構成する前記光ファイバテープが直接配置されていることが望ましい。これにより、外層ファイバ群の光ファイバがスロットに入り込みやすくなり、外層ファイバ群が変形しやすくなり、衝撃を吸収しやすくなる。
前記スロットコアと前記外層ファイバ群との間に押え巻きテープを配置したことが望ましい。これにより、防水機能や止水機能を向上させることが可能になる。
前記外層ファイバ群は、前記光ファイバテープをバンドル材によって束ねた複数のユニットにより構成されていることが望ましい。これにより、分岐作業が容易になる。
前記スロットの螺旋方向と、前記スロットコアの前記外周部に巻き付けた前記ユニットの螺旋方向とが同じ方向であることが望ましい。これにより、外層ファイバ群の光ファイバがスロットに入り込みやすくなり、衝撃を吸収するように外層ファイバ群が変形しやすくなる。
前記スロットの螺旋ピッチと、前記ユニットの螺旋ピッチとが同じであることが望ましい。これにより、外層ファイバ群の光ファイバがスロットに沿って配置されるため、外層ファイバ群の光ファイバがスロットに入り込みやすくなり、衝撃を吸収するように外層ファイバ群が変形しやすくなる。
前記スロットコアの前記スロットを隔てるリブの角に湾曲部が形成されていることが望ましい。これにより、外層ファイバ群の光ファイバがスロットに入り込みやすくなり、衝撃を吸収するように外層ファイバ群が変形しやすくなる。
===参考説明===
<間欠固定型の光ファイバテープ3>
図8は、間欠固定型の光ファイバテープ3の一例の説明図である。
間欠固定型の光ファイバテープ3は、複数の光ファイバ4を並列させて間欠的に連結した光ファイバテープである。隣接する2心の光ファイバ4は、連結部5によって連結されている。隣接する2心の光ファイバ4間には、複数の連結部5が長手方向に間欠的に配置されている。また、光ファイバテープ3の複数の連結部5は、長手方向及びテープ幅方向に2次元的に間欠的に配置されている。連結部5は、例えば紫外線硬化型樹脂又は熱可塑性樹脂によって、隣接する2心の光ファイバ4間を連結する。隣接する2心の光ファイバ4間の連結部5以外の領域は、非連結部6になっている。非連結部6では、隣接する2心の光ファイバ4同士は拘束されていない。これにより、光ファイバテープ3を丸めて筒状(束状)にしたり、折り畳んだりすることが可能になり、多数の光ファイバ4を高密度に束ねることが可能になる。
間欠固定型の光ファイバテープ3は、図8に示すものに限られるものではない。例えば、間欠固定型の光ファイバテープ3を構成する光ファイバ4を他の数(例えば8心や12心など)にしても良い。また、連結部5の配置を変更しても良い。
<第1参考例のスロット型光ケーブル1’と衝撃による伝送損失>
図9は、第1参考例のスロット型光ケーブル1’の断面図である。
第1参考例のスロット型光ケーブル1’は、外周部にスロット12を有するスロットコア10と、スロット12に収容された複数の光ファイバ4と、外被40とを有する。また、スロットコア10と外被40との間には押え巻きテープ55が巻かれている。
スロット12に収容された複数の光ファイバ4は、例えば間欠固定型の光ファイバテープ3を束ねたものである。これにより、第1参考例のスロット型光ケーブル1’では、スロット12内に多数の光ファイバ4を高密度に収容することが可能である。
図10A〜図10Cは、衝撃試験の説明図である。図11は、第1参考例のスロット型光ケーブル1’の衝撃試験後の様子の説明図である。なお、図示を省略しているが、スロットコア10と外被40との間には押え巻きテープ55が巻かれている。
図10A〜図10Cに示すように、スロット型光ケーブル1’は、衝撃を受けると瞬間的に変形し、その後、弾性により元の形状に戻ろうとする。スロット型光ケーブル1’が衝撃で変形したときに、スロットコア10の外周部(リブ14)と外被40との間(外被40の内側に押え巻きテープ55がある場合には、スロットコア10の外周部と押え巻きテープ55との間)に隙間ができる。間欠固定型の光ファイバテープ3には非連結部6があるため、衝撃時に間欠固定型の光ファイバテープ3の光ファイバ4がスロット12から外れて、スロットコア10の外周部と外被40との隙間に挟み込まれることがある(図11の黒丸の光ファイバ4参照)。この結果、光ファイバ4の伝送損失の増加や、光ファイバ4の断線などが生じるおそれがある。
なお、間欠固定型の光ファイバテープ3ではなく、単心の光ファイバ4を複数束ねてスロット12に収容した場合も同様に、図9に示す第1参考例のスロット型光ケーブル1’の構造では、衝撃を受けたときに光ファイバ4がスロット12から外れてしまい、光ファイバ4がスロットコア10の外周部と外被40との隙間に挟み込まれることがある(図11参照)。この結果、光ファイバ4の伝送損失の増加や、光ファイバ4の断線などが生じるおそれがある。
<第2参考例のスロット型光ケーブル1”>
図12は、第2参考例のスロット型光ケーブル1”の断面図である。
第2参考例のスロット型光ケーブル1”では、複数の光ファイバ4の束を押え巻きテープ56(スロット内押え巻きテープ56)で包んだ光ファイバユニットをスロット12に収容している。第2参考例のスロット型光ケーブル1”の構造では、衝撃を受けてもスロット内押え巻きテープ56によって光ファイバ4がスロット12から外れずに済むため、光ファイバ4がスロットコア10の外周部(リブ14)と外被40との隙間に挟み込まれずに済む。
但し、第2参考例のスロット型光ケーブル1”では、スロット内押え巻きテープ56を巻いた光ファイバユニットをスロット12に収容するため、スロット12内に収容できる光ファイバ4の本数が減ってしまう。若しくは、第2参考例のスロット型光ケーブル1”では、同じ本数の光ファイバ4を収容するためにはスロット12(スロットコア10)を大きくする必要があるため、スロット型光ケーブル1”の外径が大きくなってしまう。
===第1実施形態===
図1は、第1実施形態の光ケーブル1の断面図である。
光ケーブル1は、スロットコア10と、スロット層ファイバ群20と、外層ファイバ群30と、外被40とを有する。
スロットコア10は、外周部に複数のスロット12(溝)を有する部材である。スロットコア10の各スロット12は、ここではSZ状に形成されている。SZ状のスロット12とは、周期的に螺旋の回転方向が反転する溝である。なお、スロット12を一方向の螺旋状に形成しても良い。各スロット12には、多数の光ファイバ4(スロット層ファイバ群20)が収容されている。スロット12とスロット12の間のリブ14は、それぞれのスロット12に収容されている光ファイバ4を隔てている。
スロットコア10の中心には、テンションメンバ11(抗張力体)が埋設されている。テンションメンバ11には、鋼線や鉄線等の金属線や繊維強化プラスチック(FRP)が使用可能である。
なお、スロットレス構造にした場合、光ファイバ収容部(外被40の内側の空洞部)を挟むように一対のテンションメンバを外被40に埋設することになるため、光ケーブルの曲げ方向が限定されてしまう。これに対し、本実施形態の光ケーブル1は、テンションメンバ11をスロットコア10の中心(光ケーブル1の中心)に配置できるため、光ケーブル1の曲げ方向が限定されずに済む。また、光ケーブル1がスロットコア10を有することにより、側圧に対する光ケーブル1の耐性が向上するという利点もある。
スロット層ファイバ群20は、スロット12に収容された複数の光ファイバ4で構成されたファイバ群である。ここでは、各スロット12のスロット層ファイバ群20は、複数枚の間欠固定型の光ファイバテープ3を束ねて構成されている。但し、単心の光ファイバ4を複数束ねてスロット12に収容することによってスロット層ファイバ群20を構成しても良い。
ここでは、5個のスロット層ファイバ群20が各スロット12に収容されている。スロット12がSZ状にスロットコア10に形成されているため、5個のスロット層ファイバ群20もSZ状に撚られてスロットコア10に配置されている(5個のスロット層ファイバ群20がスロットコア10に対してSZ状に巻き付けられている)。
外層ファイバ群30は、スロットコア10と外被40との間(スロット層ファイバ群20及びスロットコア10の外周部と外被40との間)に配置された複数の光ファイバ4で構成されたファイバ群である。外層ファイバ群30は、複数枚の間欠固定型の光ファイバテープ3を束ねて構成されている。このため、外層ファイバ群30を構成する複数の光ファイバ4を高密度に配置することが可能である。
第1実施形態では、外層ファイバ群30は、間欠固定型の光ファイバテープ3をバンドル材32によって束ねた複数(ここでは9個)の光ファイバユニット31により構成されている。図2は、光ファイバユニット31の説明図である。なお、図2の間欠固定型の光ファイバテープ3は、連結部5が省略されており、光ファイバ4のみが図示されている。
バンドル材32は、間欠固定型の光ファイバテープ3を束ねる部材である。バンドル材32は、複数の光ファイバ4を結束可能な糸状、紐状又はテープ状の部材である。バンドル材32は、複数の光ファイバ4の束の外周に螺旋状に巻き付けられている。図中の光ファイバユニット31は、2本のバンドル材32によって複数の光ファイバ4を束ねているが、各光ファイバユニット31のバンドル材32は、1本でも良いし、2本以上でも良い。バンドル材32で複数の光ファイバ4をユニット化することによって、多数の光ファイバ4で構成された光ファイバユニット31や外層ファイバ群30の取り扱いが容易になり、分岐作業が容易になる。
バンドル材32は所定の色で着色されており、識別部材としても機能する。各光ファイバユニット31のバンドル材32は、それぞれ異なる色に着色されており、識別可能である。図中のように各光ファイバユニット31が2本のバンドル材32を有する場合、バンドル材32の色の組み合わせによって、各光ファイバユニット31を識別することも可能である。また、バンドル材32を着色する代わりに、バンドル材32の表面に識別マークを印刷しても良い。
外被40(図1参照)は、スロットコア10、スロット層ファイバ群20及び外層ファイバ群30を収容するように被覆する部材である。外被40の材料としては、例えばポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ナイロン(商標登録)、フッ化エチレン又はポリプロピレン(PP)等の樹脂が使用可能である。また、外被40の材料として、例えば水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムのような水和金属化合物を難燃剤として含有するポリオレフィンコンパウンドも使用可能である。
外層ファイバ群30と外被40との間には押え巻きテープ51が巻かれている。つまり、外層ファイバ群30の外側に押え巻きテープ51が巻かれており、その上に外被40が形成されている。これは、外層ファイバ群30の外側に押え巻きテープ51を巻いた後に、外被40を構成する樹脂を押出成形したためである。仮に押え巻きテープ51を巻かずに、樹脂を押出成形することによって外層ファイバ群30の外側を被覆すると、外層ファイバ群30を構成する間欠固定型の光ファイバテープ3の光ファイバ4間に樹脂が入り込んでしまい、光ファイバ4が外被40に埋まってしまうおそれがある。このため、外層ファイバ群30の外側に押え巻きテープ51を配置することが望ましい。
図3A及び図3Bは、本実施形態の光ケーブル1の衝撃時の光ファイバ4の様子の説明図である。図中の黒丸は、外層ファイバ群30の或る2本の光ファイバ4を示している。なお、図示を省略しているが、スロットコア10と外被40との間には押え巻きテープ51が巻かれている。
外層ファイバ群30は、間欠固定型の光ファイバテープ3で構成されている。図8に示すように、間欠固定型の光ファイバテープ3には非連結部6があり、非連結部6では隣接する2心の光ファイバ4同士は拘束されていない。このため、光ケーブル1が衝撃を受けたとき、隣接する2心の光ファイバ4が非連結部6で分離するように光ファイバ4が移動可能であり、例えば隣接する2心の光ファイバ4間の非連結部6に他の光ファイバ4が入り込むことも可能である(図3A及び図3Bの黒丸参照)。また、光ファイバ4が移動することによって、外層ファイバ群30の光ファイバ4がスロット12に入り込むこともある。このように、外層ファイバ群30が間欠固定型の光ファイバテープ3で構成されているため、光ケーブル1が衝撃を受けても、衝撃を吸収するように外層ファイバ群30が変形可能である。これにより、外層ファイバ群30の光ファイバ4の伝送損失の増加を抑制できる。
外層ファイバ群30が衝撃時に厚み方向に変形しやすくなるために、外層ファイバ群30の厚みは、少なくとも光ファイバ4の2層以上(光ファイバ4の直径の2倍以上)であることが望ましい。図1に示す本実施形態の光ケーブル1では、外層ファイバ群30の厚みは、光ファイバ4の3層以上である。
本実施形態の光ケーブル1では、スロットコア10の外周部と外被40との間に外層ファイバ群30が配置されているため、衝撃時にスロット層ファイバ群20の光ファイバ4がスロット12から外れても、スロット12から外れた光ファイバ4が、スロットコア10の外周部(リブ14)と外被40との間に挟み込まれずに済む。このため、本実施形態の光ケーブル1によれば、光ファイバ4の伝送損失の増加を招かずに済む。したがって、本実施形態の光ケーブル1によれば、スロット層ファイバ群20の光ファイバ4の伝送損失の増加を抑制できる。
なお、本実施形態では、スロット12から外れた光ファイバ4がスロットコア10の外周部と外被40との間に挟み込まれずに済むため、本実施形態のスロット層ファイバ群20は、第2参考例(図12参照)のようにスロット内押え巻きテープ56に巻くこと無くスロット12に収容できる。これにより、本実施形態では、スロット12内に収容できる光ファイバ4の本数を増やすことができるとともに、光ケーブル1の細径化を図ることができる。
また、本実施形態の光ケーブル1では、スロットコア10と外層ファイバ群30との間(スロット層ファイバ群20及びスロットコア10の外周部と外層ファイバ群30との間)には押え巻きテープを配置しておらず、スロットコア10の外側に外層ファイバ群30の間欠固定型の光ファイバテープ3が直接配置されている。これにより、衝撃時に、外層ファイバ群30の光ファイバ4がスロット12に入り込みやすくなり、外層ファイバ群30が変形しやすくなり、衝撃を吸収しやすくなる。
また、本実施形態の光ケーブル1では、外層ファイバ群30が、バンドル材32によって束ねられた複数の光ファイバユニット31によって構成されている。これにより、光ケーブル1から特定の光ファイバ4を分岐する作業が容易になる。
スロット12の螺旋方向と、スロットコア10の外周部に巻き付けた光ファイバユニット31の螺旋方向(スロットコア10に対する光ファイバユニット31の螺旋方向:以下では単に「光ファイバユニット31の螺旋方向」ということがある)とが同じ方向であることが望ましい。これにより、衝撃時に、外層ファイバ群30の光ファイバ4がスロット12に入り込みやすくなり、外層ファイバ群30が変形しやすくなり、衝撃を吸収しやすくなる。スロット12を一方向の螺旋状に形成する場合には、光ファイバユニット31の螺旋方向はスロット12の方向と一致させることになる。また、本実施形態のように、スロット12がSZ状に形成されている場合には、スロット12の螺旋の回転方向の反転に合わせて、光ファイバユニット31の螺旋方向を反転させることになる。
また、スロット12の螺旋方向と光ファイバユニット31の螺旋方向とを同じ方向にするだけでなく、更に、スロット12の螺旋ピッチと、光ファイバユニット31の螺旋ピッチとが同じであることが望ましい。スロット12の螺旋方向及び螺旋ピッチと、ファイバユニット31の螺旋方向及び螺旋ピッチが同じであれば、光ファイバユニット31の光ファイバ4(外層ファイバ群30の光ファイバ4)がスロット12に沿って配置されるため、衝撃時に、外層ファイバ群30の光ファイバ4がスロット12に入り込みやすくなり、外層ファイバ群30が変形しやすくなり、衝撃を吸収しやすくなる。なお、本実施形態のように、スロット12がSZ状に形成されている場合には、スロット12の螺旋の反転に合わせて各光ファイバユニット31の螺旋方向を反転させれば、スロット12の螺旋ピッチと各光ファイバユニット31の螺旋ピッチとが同じになる。
図4A及び図4Bは、第1実施形態のスロットコア10の変形例の拡大断面図である。図中の黒丸は、外層ファイバ群30の或る2本の光ファイバ4を示している。なお、スロット層ファイバ群20の図示を省略するとともに、外層ファイバ群30と外被40との間の押え巻きテープ51の図示を省略している。
変形例では、スロットコア10のスロット12を隔てるリブ14の角に、湾曲部14A(曲面部)が形成されている。このように、リブ14の角に湾曲部14Aを形成することにより、光ケーブル1が衝撃を受けたときに、外層ファイバ群30の光ファイバ4がスロット12に入り込みやすくなる。これにより、光ケーブル1が衝撃を受けても、衝撃を吸収するように外層ファイバ群30が変形しやすくなる。
===第2実施形態===
第1実施形態では、スロットコア10と外層ファイバ群30との間(スロット層ファイバ群20及びスロットコア10の外周部と外層ファイバ群30との間)には押え巻きテープを配置しておらず、スロットコア10の外側に外層ファイバ群30の間欠固定型の光ファイバテープ3が直接配置されていた。但し、スロットコア10と外層ファイバ群30との間に、押え巻きテープを配置しても良い。
図5は、第2実施形態の光ケーブル1の断面図である。
第2実施形態の光ケーブル1では、スロットコア10の外周に別の押え巻きテープ52が巻かれている。ここでは、スロットコア10と外層ファイバ群30との間に配置された押え巻きテープのことを「内層押え巻きテープ52」と呼ぶ。
内層押え巻きテープ52を配置することによって、止水機能を向上させることができる。内層押え巻きテープ52によって止水機能を向上させるには、内層押え巻きテープ52の表面に吸水パウダー等の吸水性物質を塗布することが望ましい。これにより、仮に光ケーブル1内に水が浸入しても、その水が光ケーブル1内を流れること(走水)を抑制できる。
第2実施形態においても、外層ファイバ群30が間欠固定型の光ファイバテープ3で構成されているため、光ケーブル1が衝撃を受けても、衝撃を吸収するように外層ファイバ群30が変形可能である。これにより、外層ファイバ群30の光ファイバ4の伝送損失の増加を抑制できる。
また、第2実施形態においても、スロットコア10の外周部と外被40との間に外層ファイバ群30が配置されているため、衝撃時にスロット層ファイバ群20の光ファイバ4がスロット12から外れても、スロット12から外れた光ファイバ4が、スロットコア10の外周部(リブ14)と外被40との間に挟み込まれずに済む。このため、第2実施形態の光ケーブル1においても、スロット層ファイバ群20の光ファイバ4の伝送損失の増加を抑制できる。
===第3実施形態===
図6Aは、第3実施形態の光ケーブル1の断面図である。図6Bは、第3実施形態の光ケーブル1の説明図である。なお、図6Bでは、1つのスロットに収容されている複数の光ファイバ4(スロット層ファイバ群20)のみを示し、他のスロットに収容されている光ファイバ4は図示を省略している。第3実施形態では、スロットコア10の外周部と外層ファイバ群30との間に、内層押え巻きテープ52(図5参照)を配置する代わりに、粗巻紐53を配置している。
第3実施形態においても、外層ファイバ群30が間欠固定型の光ファイバテープ3で構成されているため、光ケーブル1が衝撃を受けても、衝撃を吸収するように外層ファイバ群30が変形可能である。これにより、外層ファイバ群30の光ファイバ4の伝送損失の増加を抑制できる。
また、第3実施形態においても、スロットコア10の外周部と外被40との間に外層ファイバ群30が配置されているため、衝撃時にスロット層ファイバ群20の光ファイバ4がスロット12から外れても、スロット12から外れた光ファイバ4が、スロットコア10の外周部(リブ14)と外被40との間に挟み込まれずに済む。このため、第3実施形態の光ケーブル1においても、スロット層ファイバ群20の光ファイバ4の伝送損失の増加を抑制できる。
===第4実施形態===
前述の第1〜第3実施形態の光ケーブル1は、外層ファイバ群30が、バンドル材32によって間欠固定型の光ファイバテープ3を束ねた複数の光ファイバユニット31により構成されていた。但し、外層ファイバ群30は、バンドル材32によってユニット化しなくても良い。
図7は、第4実施形態の光ケーブル1の断面図である。
第4実施形態の外層ファイバ群30は、スロットコア10と外被40との間に配置された複数の光ファイバ4で構成されたファイバ群である。第4実施形態の外層ファイバ群30は、バンドル材32(図2参照)で束ねられること無く、複数枚の間欠固定型の光ファイバテープ3で構成されている。
第4実施形態においても、外層ファイバ群30が間欠固定型の光ファイバテープ3で構成されているため、光ケーブル1が衝撃を受けても、衝撃を吸収するように外層ファイバ群30が変形可能である。これにより、外層ファイバ群30の光ファイバ4の伝送損失の増加を抑制できる。
また、第4実施形態においても、スロットコア10の外周部と外被40との間に外層ファイバ群30が配置されているため、衝撃時にスロット層ファイバ群20の光ファイバ4がスロット12から外れても、スロット12から外れた光ファイバ4が、スロットコア10の外周部(リブ14)と外被40との間に挟み込まれずに済む。このため、第4実施形態の光ケーブル1においても、スロット層ファイバ群20の光ファイバ4の伝送損失の増加を抑制できる。
===実施例===
・第1実施例
外周部に3つのスロットを有するスロットコアを用いて、第1実施形態の光ケーブル(図1参照)に相当する断面構造の光ケーブルを作成した。4心の間欠固定型の光ファイバテープを用いて各スロットに20心の光ファイバを収容することによって、合計60心のスロット層ファイバ群を構成した。また、4心の間欠固定型の光ファイバテープを用いた20心の光ファイバをバンドル材で束ねた7個の光ファイバユニットによって、合計140心の外層ファイバ群を構成した。なお、スロットコアの外径は6.5mmとし、スロットコアの外側に外層ファイバ群を配置した集合体の外径は、8.5mmとした。押え巻きテープの外側に外被を被覆して、200心の光ケーブルを作成した。
・第2実施例
外周部に6つのスロットを有するスロットコアを用いて、第1実施形態の光ケーブル(図1参照)に相当する断面構造の光ケーブルを作成した。8心の間欠固定型の光ファイバテープを用いて各スロットに160心の光ファイバを収容することによって、合計960心のスロット層ファイバ群を構成した。また、8心の間欠固定型の光ファイバテープを用いた80心の光ファイバをバンドル材で束ねた13個の光ファイバユニットによって、合計1040心の外層ファイバ群を構成した。なお、スロットコアの外径は13.5mmとし、スロットコアの外側に外層ファイバ群を配置した集合体の外径は、18.0mmとした。押え巻きテープの外側に外被を被覆して、2000心の光ケーブルを作成した。
・衝撃試験と評価結果
衝撃試験は、JIS C 6851 8項、若しくは国際規格IEC60794−1−2に準じ、光ケーブルに対して、重さ1kgの円柱状の錘を1mの高さから落下させ、測定波長1.55μmの条件で伝送損失について測定を行なった。1本の光ケーブルの異なる場所に100回の衝撃を加え、衝撃試験前後で光ファイバの伝送損失の増加が0.1dB以上であった場合を不合格とし、光ファイバの伝送損失の増加が0.1dB未満であった場合を合格とした。
第1実施例の光ケーブルに対して衝撃試験を行ったところ、200心の光ファイバの中には損失増加残留値が0.1dB以上のものは無く、いずれの光ファイバも損失増加残留値が0.1dB未満であり、第1実施例の光ケーブルは「合格」と評価された。
第2実施例の光ケーブルに対して衝撃試験を行ったところ、2000心の光ファイバの中には損失増加残留値が0.1dB以上のものは無く、いずれの光ファイバも損失増加残留値が0.1dB未満であり、第2実施例の光ケーブルは「合格」と評価された。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 光ケーブル、3 間欠固定型の光ファイバテープ、
4 光ファイバ、5 連結部、6 非連結部、
10 スロットコア、11 テンションメンバ、
12 スロット、14 リブ、14A 湾曲部、
20 スロット層ファイバ群、30 外層ファイバ群、
31 光ファイバユニット、32 バンドル材、
40 外被、51 押え巻きテープ、
52 内層押え巻きテープ、53 粗巻紐、
55 押え巻きテープ(第1参考例)、
56 スロット内押え巻きテープ(第2参考例)

Claims (7)

  1. 外周部にスロットを有するスロットコアと、
    前記スロットに収容された複数の光ファイバで構成したスロット層ファイバ群と、
    並列に並ぶ複数の光ファイバを有する光ファイバテープであって、隣接する前記光ファイバを連結する連結部が間欠的に配置された光ファイバテープを、前記スロットコアと外被との間に配置して構成した外層ファイバ群と、
    を有することを特徴とする光ケーブル。
  2. 請求項1に記載の光ケーブルであって、
    前記スロット層ファイバ群の外側に、前記外層ファイバ群を構成する前記光ファイバテープが直接配置されていることを特徴とする光ケーブル。
  3. 請求項1に記載の光ケーブルであって、
    前記スロットコアと前記外層ファイバ群との間に押え巻きテープを配置したことを特徴とする光ケーブル。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の光ケーブルであって、
    前記外層ファイバ群は、前記光ファイバテープをバンドル材によって束ねた複数のユニットにより構成されていることを特徴とする光ケーブル。
  5. 請求項4に記載の光ケーブルであって、
    前記スロットの螺旋方向と、前記スロットコアの前記外周部に巻き付けた前記ユニットの螺旋方向とが同じ方向であることを特徴とする光ケーブル。
  6. 請求項5に記載の光ケーブルであって、
    前記スロットの螺旋ピッチと、前記ユニットの螺旋ピッチとが同じであることを特徴とする光ケーブル。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の光ケーブルであって、
    前記スロットコアの前記スロットを隔てるリブの角に湾曲部が形成されていることを特徴とする光ケーブル。
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