JP6408289B2 - スロット型光ケーブル、スロット型光ケーブルの製造方法及び光ケーブル用スロットコア - Google Patents

スロット型光ケーブル、スロット型光ケーブルの製造方法及び光ケーブル用スロットコア Download PDF

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Description

本発明は、スロット型光ケーブルスロット型光ケーブルの製造方法及び光ケーブル用スロットコアに関する。
外周部に形成した溝形のスロット内に光ファイバを収容したスロット型光ケーブルが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1のスロット型光ケーブルの製造過程では、光ファイバがスロットから脱落するのを防止するため、粗巻紐がスロットコア(スロットロッド)の外周に螺旋状に巻き付けられ、更にその上に押え巻きテープが螺旋状に巻き付けられ、その後、押出成形により外被(シース)が形成されている。
特許文献2のスロット型光ケーブルでは、光ファイバを高密度に収容して光ケーブルを細径化するため、並列する3心以上の光ファイバ心線において隣接する光ファイバ心線の長手方向及び幅方向を間欠的に連結した光ファイバテープ心線(間欠固定型の光ファイバテープとも言う)を束状に密集させてスロットに収納している。
特開2013−182094号公報 特開2011−100115号公報
特許文献2のように間欠固定型の光ファイバテープをスロットに収容したスロット型光ケーブルの場合、光ケーブルに衝撃が加わると、光ファイバの非連結部(隣接する光ファイバと連結していない部分)がスロットから外れやすいという特有の問題が生じる。この結果、スロットから外れた光ファイバがスロットコアの外周部と外被(押え巻きテープ)との間に挟まれてしまい、光ファイバの伝送損失が増加することがある。
本発明は、間欠固定型の光ファイバテープを収容するスロット型光ファイバケーブルにおいて、光ファイバの伝送損失の増加を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、並列に並ぶ複数の光ファイバを有する光ファイバテープであって、隣接する前記光ファイバを連結する連結部が、前記光ファイバテープの長手方向及び幅方向に間欠的に配置された光ファイバテープと、外周部にスロットを有するスロットコアであって、束状にまとめられた前記光ファイバテープを前記スロットに収容するスロットコアと、前記スロットコアの前記外周部に螺旋状に巻かれた粗巻紐と、前記粗巻紐に巻かれた前記スロットコアを内部に収容する外被とを備え、前記スロットコアの前記外周部の少なくとも一部に、前記外被の押出加工温度よりも融点の低い低融点材料によって構成された低融点部が形成されており、前記スロットコアの前記外周部と前記粗巻紐とが接着されていることを特徴とするスロット型光ケーブルである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、衝撃時に光ファイバがスロットから外れにくい状態になるため、光ファイバの伝送損失の増加を抑制できる。
図1は、第1実施形態のスロット型光ケーブル1の断面図である。 図2は、スロット型光ケーブル1の構造を示す説明図である。また、図2は、クロス巻きの説明図である。 図3A及び図3Bは、間欠固定型の光ファイバテープ31の説明図である。 図4は、シングル巻きの説明図である。 図5は、スロット型光ケーブル1の製造装置10(製造工程)の説明図である。 図6A〜図6Cは、衝撃試験の説明図である。 図7は、光ファイバ31Aがスロットコア2と外被6との間に挟み込まれた様子の説明図である。 図8は、第2実施形態のスロット型光ケーブル1の断面図である。 図9は、第2実施形態の変形例のスロット型光ケーブル1の断面図である。 図10は、第3実施形態のスロット型光ケーブル1の構造を示す説明図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
並列に並ぶ複数の光ファイバを有する光ファイバテープであって、隣接する前記光ファイバを連結する連結部が、前記光ファイバテープの長手方向及び幅方向に間欠的に配置された光ファイバテープと、外周部にスロットを有するスロットコアであって、束状にまとめられた前記光ファイバテープを前記スロットに収容するスロットコアと、前記スロットコアの前記外周部に螺旋状に巻かれた粗巻紐と、前記粗巻紐に巻かれた前記スロットコアを内部に収容する外被とを備え、前記スロットコアの前記外周部と前記粗巻紐とが接着されていることを特徴とするスロット型光ケーブルが明らかとなる。このようなスロット型光ケーブルによれば、衝撃時に光ファイバがスロットから外れにくい状態になるため、光ファイバの伝送損失の増加を抑制できる。
前記粗巻紐が、融点の異なる2種類の材料である高融点材料と低融点材料を含む
ことが望ましい。これにより、粗巻紐とスロットコアの外周部とを接着できるとともに、分岐時には高融点材料によって粗巻紐をスロットコアから外しやすくなる。
前記低融点材料の融点は、前記外被の押出加工温度以下であることが望ましい。これにより、スロット型光ケーブルの製造時に低融点材料によって粗巻紐とスロットコアの外周部とを接着できる。
前記高融点材料の融点と前記低融点材料の融点との差が20℃以上であることが望ましい。これにより、粗巻紐の受熱量を制御しやすくなる。
2本の前記粗巻紐が、前記スロットコアの前記外周部に互いに逆方向に螺旋状に巻かれていることが望ましい。これにより、粗巻紐が光ファイバを押さえる箇所が増えるため、衝撃時に光ファイバがスロットから外れにくい状態になる。
前記スロットコアの前記外周部の少なくとも一部に、前記外被の押出加工温度よりも融点の低い低融点材料によって構成された低融点部が形成されていることが望ましい。これにより、スロットコアの材料の選択の幅を広げることができる。
前記スロットと前記外周部との角に、前記低融点部が形成されていることが望ましい。これにより、衝撃時に光ファイバがスロットから外れにくい状態になる。
前記スロット間の前記外周部の全面に、前記低融点部が形成されていることが望ましい。これにより、粗巻紐の接着状態が破壊されにくくなる。
前記スロットコアを構成する基材と前記低融点材料とを共押出する際に、ダイス部分を溝付きの形状とする押出機の押出ヘッド手前にて前記スロットコア内の鋼線を捻回させることによって、前記低融点部を有する前記スロットコアが形成されていることが望ましい。これにより、スロットコアを簡易な工程で形成できる。
並列に並ぶ複数の光ファイバを有する光ファイバテープであって、隣接する前記光ファイバを連結する連結部が、前記光ファイバテープの長手方向及び幅方向に間欠的に配置された光ファイバテープを、スロットコアのスロットに収容する工程と、前記光ファイバテープを前記スロットに収容した前記スロットコアの外周部に粗巻紐を螺旋状に巻く工程と、前記光ファイバテープを前記スロットに収容しつつ前記粗巻紐に巻かれた前記スロットコアを収容するように外被を成形する工程とを備え、前記スロットコアの前記外周部と前記粗巻紐とを接着することを特徴とするスロット型光ケーブルの製造方法が明らかとなる。このような製造方法によれば、衝撃時に光ファイバがスロットから外れにくいスロット型光ケーブルを製造できる。
前記外被の成形時の熱を利用して、前記スロットコアの前記外周部と前記粗巻紐とを熱融着することが望ましい。これにより、スロット型光ケーブルの製造工程が簡易になる。
===第1実施形態===
<構成>
図1は、第1実施形態のスロット型光ケーブル1の断面図である。図2は、スロット型光ケーブル1の構造を示す説明図である。図2では、スロット21に収容された光ファイバユニット3を1つだけ図示している。
スロット型光ケーブル1は、スロットコア2と、光ファイバユニット3と、粗巻紐4と、押え巻きテープ5と、外被6とを有する。
スロットコア2は、外周部22に複数のスロット21(溝)を有する部材である。スロットコア2の各スロット21は、ここではSZ状に形成されている。SZ状のスロット21とは、周期的に螺旋の回転方向が反転する溝である。なお、スロット21を一方向の螺旋状に形成しても良い。各スロット21には、光ファイバユニット3が収容されている(図1参照)。スロット21とスロット21の間のリブ23は、それぞれのスリットに収容されている光ファイバユニット3を隔てている。
スロットコア2の中心には、テンションメンバ24(抗張力体)が埋設されている。テンションメンバ24には、鋼線や鉄線等の金属線、ガラスFRP(GFRP)、ケブラー(登録商標)により強化したアラミド繊維強化プラスチック(KFRP)、ポリエチレン繊維により強化したポリエチレン繊維強化プラスチックなどの繊維強化プラスチック(FRP)が使用可能である。
スロットコア2は、ここでは高密度ポリエチレンで構成されている。スロットコア2を構成する高密度ポリエチレンの融点は、120℃〜130℃である。但し、スロットコア2を他の樹脂で構成しても良い。
図3Aは、間欠固定型の光ファイバテープ31の一例の説明図である。
光ファイバユニット3は、間欠固定型の光ファイバテープ31を束状にまとめて構成した複数の光ファイバ31Aの束である。ここでは、図3Aに示す4心の間欠固定型の光ファイバテープ31を5枚束ねることによって、20心の光ファイバ31Aによる光ファイバユニット3が構成されている。
間欠固定型の光ファイバテープ31とは、並列に並ぶ複数の光ファイバ31Aを有する光ファイバテープ31であって、隣接する光ファイバ31A間を連結する連結部31Bが光ファイバテープ31の長手方向と幅方向にそれぞれ間欠的に配置された光ファイバテープ31である。
隣接する2心の光ファイバ31A間を連結する複数の連結部31Bが、長手方向及び幅方向に2次元的に間欠的に配置されている。連結部31Bは、例えば紫外線硬化型樹脂又は熱可塑性樹脂によって、隣接する2心の光ファイバ31A間を連結する。隣接する2心の光ファイバ31A間の連結部31B以外の領域は、非連結部になっている。非連結部では、隣接する2心の光ファイバ31A同士は拘束されていない。これにより、光ファイバテープ31を丸めて筒状(束状)にしたり、折りたたんで収納したりでき、スロット型光ケーブル1のスロット21に多数の光ファイバ31Aを高密度に収容することが可能である。
間欠固定型の光ファイバテープ31は、図3Aに示すものに限られるものではない。例えば、図3Bに示すように、間欠固定型の光ファイバテープ31を構成する光ファイバ31Aを他の数にしても良いし、また、連結部31Bの配置も適宜変更しても良い。
粗巻紐4は、スロット21に光ファイバユニット3を収容したスロットコア2の外周部22に螺旋状に巻かれた紐状の部材である。スロット型光ケーブル1の製造工程(後述)において、光ファイバユニット3や光ファイバ31Aがスロット21から脱落するのを防止するため、粗巻紐4がスロットコア2の外周部22に螺旋状に巻き付けられる。
本実施形態では、粗巻紐4は、スロットコア2の外周部22(リブ23の表面)に接着されている。接着方法は、熱融着、接着剤による接着などを採用可能である。但し、熱融着による接着の方が、接着剤による接着よりも、接着強度が高いので望ましい。粗巻紐4をスロットコア2に熱融着する場合、外被6の押出成形時の熱を利用して熱融着しても良いし、粗巻紐4をスロットコア2の外周部22に巻き付けた後であって外被6の押出成形前に加熱して熱融着しても良い。ここでは、粗巻紐4は熱可塑性樹脂で構成されており、スロット型光ケーブル1の製造工程(後述)において、外被6の押出成形時の熱によってスロットコア2の外周部22と粗巻紐4とが接着(熱融着)されている。
本実施形態では、粗巻紐4は、外被6の押出成形時の熱よりも融点の高い高融点材料と、外被6の押出成形時の熱よりも融点の低い低融点材料との複合材料によって構成されている。粗巻紐4を複合材料で構成することによって、スロット型光ケーブル1の製造時には低融点材料によって粗巻紐4とスロットコア2の外周面とを接着できるとともに、光ファイバ31Aの分岐時には高融点材料によって粗巻紐4をスロットコア2から外しやすくなる。
粗巻紐4を構成する高融点材料としては、例えばポリアミド等の高融点プラスチック材料や、ポリエチレンテレフタラート(PET)などのポリエステル系樹脂が使用可能であり、ここではナイロン(商標)が用いられている。また、低融点材料としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレンビニルアセテート(EVA)、エチレンエチルアクリレート(EEA)などが使用可能であり、ここでは低密度ポリエチレンが用いられている。ナイロン(商標)の融点は200℃〜300℃であり、低密度ポリエチレンの融点は100℃程度である。
本実施形態では、粗巻紐4が融点の異なる2種類の材料である高融点材料と低融点材料を含んでいる。このように粗巻紐を複合材料で構成することによって、粗巻紐4とスロットコア2の外周部22とを接着できるとともに、分岐時には高融点材料によって粗巻紐4をスロットコア2から外しやすくなる。
また、本実施形態では、粗巻紐4を構成する低融点材料の融点は、外被6の押出加工温度(160℃〜230℃)以下である。これにより、スロット型光ケーブル1の製造時に低融点材料によって粗巻紐4とスロットコア2の外周部22とを接着することができる。
また、本実施形態では、粗巻紐4を構成する高融点材料の融点と低融点材料の融点との差が20℃以上である。このように融点の差が20℃以上あれば、外被6の押出加工時における押出機から冷却槽までの距離や線速等を調整することによって、粗巻紐4の受熱量を制御(高融点材料は融解させず、低融点材料のみ融解させること)しやすくなるので好ましい。
粗巻紐4は、断面の平らなテープ形状でも良いし、断面の丸い糸形状でも良い。また、複合材料で構成された粗巻紐4は、高融点材料と低融点材料による2層構造でも良いし、高融点材料の繊維と低融点材料の繊維とを撚り合わせた繊維束状の構造でも良い。高融点材料と低融点材料による2層構造によって粗巻紐4を構成した場合には、低融点材料の層とスロットコア2の外周部22とが接触するように粗巻紐4を配置することが望ましい。これにより、粗巻紐4とスロットコア2の外周面とを接着しやすくなる。
図2に示すように、2本の粗巻紐4が、スロットコア2の外周部22に互いに逆方向に螺旋状に巻かれている。但し、図4に示すように、1本の粗巻紐4を螺旋状に巻くだけでも良い。以下の説明では、図2のように2本の粗巻紐4を互いに逆方向に螺旋状に巻く巻き方のことを「クロス巻き」と呼ぶこととする。また、図4に示すように1本の粗巻紐4を螺旋状に巻く巻き方のことを「シングル巻き」と呼ぶこととする。クロス巻きの方が、シングル巻きと比べて、粗巻紐4が光ファイバ31Aを押さえる箇所が増えるので望ましい。後述するように、クロス巻きの粗巻紐4のピッチP(図2参照)は15mm以下であることが望ましい。シングル巻きの場合には、粗巻紐4の螺旋方向がスロット21とは逆方向である方が、粗巻紐4がスロット21を塞ぐ箇所数が増えるので望ましい。なお、スロットコア2の外周部22に螺旋状に巻く粗巻紐4は、2本以上でも良い。
押え巻きテープ5は、光ファイバユニット3を収容したスロットコア2を包む部材である。押え巻きテープ5には、ポリイミドテープ(フィルム)、ポリエステルテープ、ポリプロピレンテープ、ポリエチレンテープ等が使用される。この他、押え巻きテープ5として不織布を利用することができる。この場合、不織布は、ポリイミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン等をテープ状に形成したものが使用される。なお、不織布は、吸水パウダー等を付着・塗布させたものや、そのための表面加工を施したものであっても良い。押え巻きテープ5は、不織布にポリエステルフィルム等のフィルムを貼り合わせたものでも良い。また、光ファイバ31Aを衝撃・側圧などから保護するため、前記のテープ(フィルム)や不織布に発砲ポリエチレンや発砲ポリウレタンなどからなる合成スポンジ、ゴムスポンジなどを接着させたものでも良い。なお、押え巻きテープ5の融点は、ここでは230℃程度である。
外被6は、スロットコア2、光ファイバユニット3及び粗巻紐4を収容するように被覆する部材である。外被6の材料としては、例えばポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ナイロン(商標登録)、フッ化エチレン又はポリプロピレン(PP)等の樹脂が使用可能である。また、外被6の材料として、例えば水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムのような水和金属化合物を難燃剤として含有するポリオレフィンコンパウンドも使用可能である。ここでは、外被6にはLLDPEが用いられており、外被6の押出加工温度は160℃〜230℃である。
<スロット型光ケーブル1の製造方法>
図5は、スロット型光ケーブル1の製造装置10(製造工程)の説明図である。
集合機11にはスロットコア2と光ファイバユニット3が供給され、集合機11は、光ファイバユニット3をSZ状に撚りながらスロットコア2のスロット21に収容する。巻付装置12は、スロット21に光ファイバユニット3を収容したスロットコア2の外周部22に粗巻紐4を巻き付ける装置である。巻付装置12は、集合機11と押出機13との間に配置されている。つまり、集合機11によってスロットコア2のスロット21に光ファイバユニット3を収容してから、押出機13によって外被6を形成する前に、巻付装置12によってスロットコア2の外周部22に螺旋状に粗巻紐4が巻き付けられる。これにより、外被6を形成する前に光ファイバユニット3がスロット21から脱落することを防止している。
光ファイバユニット3(光ファイバテープ31)をスロット21に収容しつつ粗巻紐4に巻かれたスロットコア2と、押え巻きテープ5とが、押出機13に供給される。押出機13は、押出成形によって、押え巻きテープ5に包まれたスロットコア2を収容するように外被6を被覆する。このとき、外被形成用の溶融樹脂の熱によって粗巻紐4の低融点材料が融解し、スロットコア2の外周部22と粗巻紐4とが熱融着する。外被6の押出成形時の熱を利用してスロットコア2の外周部22と粗巻紐4とを接着できるので、製造工程が簡易になる。
<耐衝撃性について>
図6A〜図6Cは、衝撃試験の説明図である。図7は、光ファイバ31Aがスロットコア2と外被6との間に挟み込まれた様子の説明図である。ここでは、粗巻紐4及び押え巻きテープ5を省略して図示している。
スロット型光ケーブル1が衝撃を受けると、スロット型光ケーブル1が瞬間的に変形し、その後、弾性により元の形状に戻ろうとする。スロット型光ケーブル1が衝撃で変形したときに、スロットコア2の外周部22(リブ23)と外被6との間(スロットコア2の外周部22と押え巻きテープ5との間)に隙間ができる。間欠固定型の光ファイバテープ31には非連結部があるため(図3A及び図3B参照)、衝撃時に間欠固定型の光ファイバテープ31の光ファイバ31A(特に非連結部)がスロット21から外れて、スロットコア2の外周部22の隙間に光ファイバ31Aが挟み込まれることがある(図7の黒丸の光ファイバ31参照)。この結果、光ファイバ31Aの伝送損失の増加や、光ファイバ31Aの断線などが生じるおそれがある。なお、粗巻紐4をスロットコア2に接着せずに単に巻き付けただけの場合にも、スロット型光ケーブル1が衝撃で変形したときに粗巻紐4に弛みが発生し、スロットコア2の外周部22の隙間に光ファイバ31Aが挟み込まれるおそれがある。
これに対し、本実施形態では、スロットコア2の外周部22と粗巻紐4とが接着されている。このため、スロット型光ケーブル1が衝撃で変形しても、スロットコア2に接着された粗巻紐4が、スロット21からの光ファイバ31Aの飛び出しを抑制する。この結果、スロットコア2の外周部22の隙間に光ファイバ31Aが挟み込まれることが抑制され、光ファイバ31Aの伝送損失の増加や断線などを抑制できる。
<実施例>
・第1実施例
図1に示す断面構造のスロット型光ケーブル1を作成した。スロット型光ケーブル1の外径は10mm、外被6の厚さは1.5mm、各スロット21の断面積は約2.2mm2、各スロット21に収容される光ファイバユニット3の光ファイバ31Aの数は20(心)とした。
第1実施例のスロット型光ケーブル1では、ナイロン(商標)と低密度ポリエチレンの複合材料で構成された2本の粗巻紐4をクロス巻きした(図2参照)。比較例のスロット型光ケーブルでは、ナイロン(商標)で構成された2本の粗巻紐4をクロス巻きした。なお、螺旋状に巻き付けた粗巻紐4のピッチP(図2参照)を異ならせた5種類(10mm、12mm、15mm、18mm、20mmの5種類)のスロット型光ケーブル1をそれぞれ用意した。なお、第1実施例のスロット型光ケーブル1の粗巻紐4は、外被6の押出成形時の熱でスロットコア2の外周部22に熱融着した。比較例の粗巻紐4は、高融点材料だけで構成されているため、スロットコア2の外周部には接着されていない。
衝撃試験は国際規格IEC60794−1−2に従って行った。衝撃エネルギーは5Jとし、衝撃繰り返し回数は50回とした。1本のスロット型光ケーブルの異なる場所に50回の衝撃を加え、衝撃試験後に1本の光ファイバ(ここでは、100心の光ファイバのうちの1本の光ファイバ)でも損失増加残留値が0.1dBを超えたものがあれば×と評価し、損失増加残留値が0.1dB以下であれば○と評価した。評価結果は、次の通りである。
Figure 0006408289
第1実施例では、粗巻紐4の螺旋ピッチが15mm以下の場合、衝撃試験後の光ファイバ31Aの損失増加残留値が0.1dB以下となり、良好な結果が得られた。これに対し、比較例では、粗巻紐4の螺旋ピッチが15mm以下の場合であっても、衝撃試験後の光ファイバ31Aの損失増加残留値が0.1dBを超えていた。比較例のスロット型光ケーブルを衝撃試験後に検査したところ、粗巻紐4の螺旋ピッチに関わらず、光ファイバ31Aがスロットから外れており、光ファイバ31Aがスロットコアのリブと外被6との間に挟まれていることが確認された。これらの結果から、粗巻紐4をスロットコア2の外周部22に接着することの有効性が確認された。
第1実施例において、粗巻紐4の螺旋ピッチが18mm以上の場合には、衝撃試験後の光ファイバ31Aの損失増加残留値が0.1dBを超えていた。これらのスロット型光ケーブル1を衝撃試験後に検査したところ、光ファイバ31Aがスロット21から外れており、光ファイバ31Aがスロットコア2のリブ23と外被6(押え巻きテープ5)との間に挟まれていることが確認された。これは、粗巻紐4の螺旋ピッチが広くなったために、衝撃時に光ファイバ31Aがスロット21から外れたものと考えられる。これらの結果から、2本の粗巻紐4をクロス巻きさせる場合には、粗巻紐4の螺旋ピッチが15mm以下であることが望ましいことが確認された。
なお、第1実施例において粗巻紐4の螺旋ピッチが18mm以上の場合、損失増加残留値が0.1dBを超えており、この点については、比較例のスロット型光ケーブルと同様の評価結果である。但し、第1実施例では粗巻紐4の螺旋ピッチが15mm以下の場合に良好な結果が得られ、比較例では同じ螺旋ピッチの場合でも良好な結果が得られないことを考慮すると、第1実施例において粗巻紐4の螺旋ピッチが18mm以上の場合であっても、比較例の同じ螺旋ピッチの場合と比べれば、粗巻紐4がスロットコア2の外周部22に接着されているため、衝撃時に光ファイバ31Aがスロット21から外れにくいと考えられる。
・第2実施例
第2実施例のスロット型光ケーブル1では、第1実施例と同様の複合材料で構成された粗巻紐4を用いた。但し、第2実施例では、2本の粗巻紐4をクロス巻きする代わりに、図4に示すように1本の粗巻紐4をシングル巻きした。他の条件は、第1実施例と同様である。なお、第2実施例においても、螺旋状に巻き付けた粗巻紐4のピッチを異ならせた5種類(10mm、12mm、15mm、18mm、20mmの5種類)のスロット型光ケーブル1を用意した。第2実施例のスロット型光ケーブル1の粗巻紐4は、外被6の押出成形時の熱でスロットコア2の外周部22に熱融着した。
第2実施例のスロット型光ケーブル1に対しても前述と同様の衝撃試験を行い、同様の評価を行った。すなわち、衝撃試験は国際規格IEC60794−1−2に従って行った。衝撃エネルギーは5Jとし、衝撃繰り返し回数は50回とした。1本のスロット型光ケーブルの異なる場所に50回の衝撃を加え、衝撃試験後に1本の光ファイバ(ここでは、100心の光ファイバのうちの1本の光ファイバ)でも損失増加残留値が0.1dBを超えたものがあれば×と評価し、損失増加残留値が0.1dB以下であれば○と評価した。評価結果は次の通りである。
Figure 0006408289
第2実施例では、粗巻紐4の螺旋ピッチが15mm以下の場合であっても、衝撃試験後の光ファイバ31Aの損失増加残留値が0.1dBを超えていた。第2実施例のスロット型光ケーブル1を衝撃試験後に検査したところ、粗巻紐4の螺旋ピッチに関わらず、光ファイバ31Aがスロット21から外れており、光ファイバ31Aがスロットコア2のリブ23と外被6との間に挟まれていることが確認された。これは、粗巻紐4をシングル巻きした場合、クロス巻きした場合と比較して、粗巻紐4がスロット21を塞ぐ箇所が減ってしまうために(ほぼ半分に減ってしまうために)、衝撃時に光ファイバ31Aがスロット21から外れやすくなったためだと考えられる。これらの結果から、粗巻紐4の巻き方は、シングル巻きよりもクロス巻きの方が望ましいことが確認された。
なお、第2実施例では損失増加残留値が0.1dBを超えているものの、第2実施例のスロット型光ケーブル1は、粗巻紐4をスロットコア2の外周部22に接着しないでシングル巻きしたスロット型光ケーブルと比べれば、衝撃時に光ファイバ31Aがスロット21から外れにくい状態であると考えられる。
===第2実施形態===
スロットコア2の材質として、例えば、熱可塑性ポリオレフィンの内、高密度ポリエチレン(HDPE)等の強度の高いプラスチック材料や、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレートといったエンジニアリングプラスチック材料を用いることがある。但し、スロットコア2を構成する高強度材料の材質によっては、粗巻紐4をスロットコア2の外周部22に熱融着させるための熱量が多くなってしまうため、スロットコア2の材質の選択の幅が狭くなることがある。
そこで、第2実施形態では、高強度材料で構成されたスロットコア2の外周部22の少なくとも一部(特に、スロット21と外周部22との角)に、低融点部22Aを形成している。そして、外被6の押出成形時の熱でスロットコア2の低融点部22Aと粗巻紐4とを熱融着(接着)している。
図8は、第2実施形態のスロット型光ケーブル1の断面図である。
第2実施形態のスロットコア2は、主に高強度材料で構成されており、ここでは熱可塑性ポレオレフィン(融点120℃〜130℃)で構成されている。スロットコア2の外周部22の表面(リブ23の表面)の全面には、低融点部22Aが形成されている。図8では、低融点部22Aの形成領域にハッチングを施している。低融点部22Aは、外被6の押出加工温度よりも融点の低い低融点材料で構成されており、ここではLDPEで構成されている。スロット型光ケーブル1の製造工程(図5参照)において、スロット21からの光ファイバ31Aの脱落防止のためにスロットコア2に螺旋状に巻き付けられた粗巻紐4は、外被6の押出成形時の熱によって、スロットコア2の低融点部22Aに熱融着されている。この構成により、スロットコア2の中心部を高強度材料で構成しつつ、粗巻紐4とスロットコア2の外周部22とを接着することが可能になる。
第2実施形態のスロット型光ケーブル1では、スロット21と外周部22との角に低融点部22Aが形成されている。このため、この角では粗巻紐4が接着されているため、衝撃時に光ファイバ31Aがスロット21から外れにくい状態になる。
また、第2実施形態のスロット型光ケーブル1では、スロット21と外周部22との角だけでなく、スロットコア2の外周部22の表面の全面に低融点部22Aが形成されている。このため、スロット21と外周部22との角における粗巻紐4の接着が強固になり、衝撃を受けても接着状態が破壊されにくくなる。
第2実施形態のスロットコア2は、次のように製造すると良い。スロットコアを構成する基材(高強度材料)と低融点材料とを共押出する。その際に、共押出を行う押出機のダイス部分を溝付の形状とし、スロットコア2内のテンションメンバである鋼線を押出機の押出ヘッド手前にて捻回させることによって、螺旋若しくはSZ状の溝(スロット21)を有するスロットコア2を形成する。これにより、スロットコア2を簡易な工程で形成できる。
図9は、第2実施形態の変形例のスロット型光ケーブル1の断面図である。
変形例のスロットコア2では、スロットコア2の外周部22の全面ではなく、スロット21と外周部22との角だけに低融点部22Aが形成されている。この変形例のスロット型光ケーブル1においても、スロット21と外周部22との角で粗巻紐4が接着されているため、衝撃時に光ファイバ31Aがスロット21から外れにくい状態になる。但し、変形例ではスロットコア2の外周部22の他の部位では粗巻紐4が接着されていないため、図8の場合と比べて、衝撃時に粗巻紐4とスロットコア2との接着状態が破壊されやすくなる。また、変形例のスロットコア2は、低融点材料の配置が限定され、幅等の調整等が困難になるため、製造性が低下する。
===第3実施形態===
図10は、第3実施形態のスロット型光ケーブル1の構造を示す説明図である。前述の実施形態では、高融点材料と低融点材料との複合材料で構成された粗巻紐4が用いられていた。これに対し、第3実施形態では、高融点材料で構成された粗巻紐4Aと、低融点材料で構成された粗巻紐4Bとをクロス巻きしている。
スロット型光ケーブル1の製造工程(図5参照)において、スロットコア2に螺旋状に巻き付けられた粗巻紐4A,4Bは、外被6の押出成形前にスロット21からの光ファイバ31Aが脱落することを防止する。また、スロット型光ケーブル1の製造工程(図5参照)において、外被6の押出成形時の熱でスロットコア2の外周部22と低融点材料で構成された粗巻紐4Bとが熱融着される。
第3実施形態では、低融点材料で構成された粗巻紐4Bは、外被6の押出成形時の熱で破断することがある。但し、低融点材料で構成された粗巻紐4Bが破断しても、高融点材料で構成された粗巻紐4Aは破断しないため、外被6の押出成形前にスロット21からの光ファイバ31Aの脱落を防止できる。また、仮に高融点材料で構成された粗巻紐4Aが無くても、低融点材料で構成された粗巻紐4Bが熱で破断したときには既に外被6が形成されているため、スロット21からの光ファイバ31Aの脱落を防止できる。そして、低融点材料で構成された粗巻紐4Bが熱で破断しても、破断した粗巻紐4Bがスロットコア2の外周部22に接着されており、その粗巻紐4Bがスロット21の開口の一部を塞ぐため、衝撃時に光ファイバ31Aがスロット21から外れにくい状態になる。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 スロット型光ケーブル、2 スロットコア、
3 光ファイバユニット、4 粗巻紐、
5 押え巻きテープ、6 外被、
10 製造装置、11 集合機、
12 巻付装置、13 押出機
21 スロット、22 外周部、22A 低融点部、
23 リブ、24 テンションメンバ、
31 間欠固定型の光ファイバテープ、
31A 光ファイバ、31B 連結部、

Claims (11)

  1. 並列に並ぶ複数の光ファイバを有する光ファイバテープであって、隣接する前記光ファイバを連結する連結部が、前記光ファイバテープの長手方向及び幅方向に間欠的に配置された光ファイバテープと、
    外周部にスロットを有するスロットコアであって、束状にまとめられた前記光ファイバテープを前記スロットに収容するスロットコアと、
    前記スロットコアの前記外周部に螺旋状に巻かれた粗巻紐と、
    前記粗巻紐に巻かれた前記スロットコアを内部に収容する外被と
    を備え、
    前記スロットコアの前記外周部の少なくとも一部に、前記外被の押出加工温度よりも融点の低い低融点材料によって構成された低融点部が形成されており、
    前記スロットコアの前記外周部と前記粗巻紐とが接着されていることを特徴とするスロット型光ケーブル。
  2. 請求項1記載のスロット型光ケーブルであって、
    前記粗巻紐が、融点の異なる2種類の材料である高融点材料と低融点材料を含む
    ことを特徴とするスロット型光ケーブル。
  3. 請求項2に記載のスロット型光ケーブルであって、
    前記低融点材料の融点は、前記外被の押出加工温度以下である
    ことを特徴とするスロット型光ケーブル。
  4. 請求項2又は3に記載のスロット型光ケーブルであって、
    前記高融点材料の融点と前記低融点材料の融点との差が20℃以上である
    ことを特徴とするスロット型光ケーブル。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のスロット型光ケーブルであって、
    2本の前記粗巻紐が、前記スロットコアの前記外周部に互いに逆方向に螺旋状に巻かれている
    ことを特徴とするスロット型光ケーブル。
  6. 請求項5に記載のスロット型光ケーブルであって、
    前記スロットコアの前記外周部に螺旋状に巻かれた前記粗巻紐のピッチは、15mm以下である
    ことを特徴とするスロット型光ケーブル。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のスロット型光ケーブルであって、
    前記スロットと前記外周部との角に、前記低融点部が形成されている
    ことを特徴とするスロット型光ケーブル。
  8. 請求項7に記載のスロット型光ケーブルであって、
    前記スロット間の前記外周部の全面に、前記低融点部が形成されている
    ことを特徴とするスロット型光ケーブル。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のスロット型光ケーブルであって、
    前記スロットコアを構成する基材と前記低融点材料とを共押出する際に、ダイス部分を溝付きの形状とする押出機の押出ヘッド手前にて前記スロットコア内の鋼線を捻回させることによって、前記低融点部を有する前記スロットコアが形成されている
    ことを特徴とするスロット型光ケーブル。
  10. 並列に並ぶ複数の光ファイバを有する光ファイバテープであって、隣接する前記光ファイバを連結する連結部が、前記光ファイバテープの長手方向及び幅方向に間欠的に配置された光ファイバテープを、スロットコアのスロットに収容する工程と、
    前記光ファイバテープを前記スロットに収容した前記スロットコアの外周部に粗巻紐を螺旋状に巻く工程と、
    前記光ファイバテープを前記スロットに収容しつつ前記粗巻紐に巻かれた前記スロットコアを収容するように外被を成形する工程と
    を備え、
    前記スロットコアの前記外周部の少なくとも一部に、前記外被の押出加工温度よりも融点の低い低融点材料によって構成された低融点部が形成されており、
    前記外被の成形時の熱を利用して、前記スロットコアの前記外周部と前記粗巻紐とを熱融着する
    ことを特徴とするスロット型光ケーブルの製造方法。
  11. 外周部にスロットを有し、束状にまとめられた光ファイバテープを前記スロットに収容する光ケーブル用スロットコアであって、
    前記外周部の少なくとも一部に、外被の押出加工温度よりも融点の低い低融点材料によって構成された低融点部が形成されていることを特徴とする光ケーブル用スロットコア。
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