JP2016173247A - パターン検査装置およびパターン検査方法 - Google Patents

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達彦 東木
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成二 森田
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Takashi Hirano
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Abstract

【課題】パターンの欠陥を高精度で検査することができるパターン検査装置およびパターン検査方法を提供する。【解決手段】パターン検査装置は、撮像部10と、生成部50とを備える。撮像部10は、第1パターンを有する被検査対象物を拡大することにより得られる該被検査対象物(拡大コピーテンプレート130)の第2パターンを撮像する。判定出力部60は、第1パターンの設計データから生成される参照画像と撮像部10により生成される撮像画像との間の相違箇所に対応した第1または第2パターンの位置情報のうち、被検査対象物の拡大の際に発生する第1欠陥の予測位置以外の位置情報を出力する。【選択図】図1

Description

本発明による実施形態は、パターン検査装置およびパターン検査方法に関する。
半導体装置等において微細パターンを形成するためにナノインプリント技術が開発されている。ナノインプリント技術では、原版(マスタテンプレート)を転写対象物に押し当てることによって、原版のパターンを転写対象物へ等倍率で転写する。従って、半導体装置の微細化とともに、原版のパターンも微細化される。このように微細化された原版のパターンの欠陥は、DUV(Deep UV)光等の短波長光を用いても検出することが困難になってきている。また、電子線を用いた検査では光学的検査よりも時間が掛かってしまう。
そこで、原版の微細パターンの欠陥を検出するために、膨張樹脂材料を用いる手法が考えられている。この手法では、原版に膨張樹脂材料を押し当てて原版のパターンを膨張樹脂材料に転写する。その後、膨張樹脂材料を膨張させ、あるいは引張することによって、膨張樹脂材料に転写されたパターンを拡大させる。このように拡大されたパターンにおいて光学的に検査を行うことによって、原版のパターンの欠陥を検出可能にする。
しかし、膨張樹脂材料を膨張させ、あるいは、引張する際に、膨張樹脂材料に転写されたパターンに新たな欠陥が発生する場合がある。原版には存在せず、膨張樹脂材料に新たに発生した新規の欠陥が多いと、原版のパターンの欠陥を検出することが困難になってしまう。
特開2014−165203号公報
パターンの欠陥を高精度で検査することができるパターン検査装置およびパターン検査方法を提供する。
本実施形態によるパターン検査装置は、撮像部と、生成部とを備える。撮像部は、第1パターンを有する被検査対象物を拡大することにより得られる該被検査対象物の第2パターンを撮像する。出力部は、第1パターンの設計データから生成される参照画像と撮像部により生成される撮像画像との間の相違箇所に対応した第1または第2パターンの位置情報のうち、被検査対象物の拡大の際に発生する第1欠陥の予測位置以外の位置情報を出力する。
第1の実施形態によるパターン検査装置1の構成の一例を示すブロック図。 リソグラフィ原版100のレイアウトの一例を示す図。 拡大コピーテンプレート130の形成方法を示す断面図。 図3に続く、拡大コピーテンプレート130の形成方法を示す断面図。 図4に続く、拡大コピーテンプレート130の形成方法を示す断面図。 図5に続く、拡大コピーテンプレート130の形成方法を示す断面図。 コピーテンプレート120または拡大コピーテンプレート130の凹凸パターンを示す平面図。 パターン検査装置1を用いたパターン検査方法の一例を示すフロー図。 参照画像の生成および欠陥検出の一例を示すイメージ図。 第2の実施形態によるパターン検査装置2の構成の一例を示すブロック図。 補正参照画像の生成および欠陥検出の一例を示すイメージ図。 新規欠陥の欠陥モードの一例を示す説明図。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態によるパターン検査装置1の構成の一例を示すブロック図である。パターン検査装置1は、撮像部10と、ステージ制御部20と、センサ部30と、記憶部40と、演算部41と、生成部50と、判定出力部60と、A/D変換部70と、記憶部80とを備えている。
撮像部10は、光源11と、集光レンズ12と、XYステージ13と、対物レンズ14と、画像センサ15とを含む。撮像部10は、XYステージ13上に搭載された拡大コピーテンプレート130のパターンを撮像して撮像画像を生成する。拡大コピーテンプレート130は、図5および図6を参照して説明するように、コピーテンプレート120を引張しまたは膨張させることによって拡大させたテンプレートである。
光源11は、水銀ランプやアルゴンレーザ等である。XYステージ13は、拡大コピーテンプレート130を搭載可能であり、拡大コピーテンプレート130を水平2軸方向(XY方向)に移動させることができる。XYステージ13は、ステージ制御部20により制御される。
画像センサ15は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)を1次元または2次元に配列したCCDセンサである。画像センサ15には、拡大コピーテンプレート130のパターン像が、集光レンズ12、対物レンズ14等の光学系により、例えば、数百倍に拡大されて結像される。
画像センサ15の受光面積が小さい場合、拡大コピーテンプレート130を画像センサ15に対してX方向およびY方向に相対的に移動(走査)させることによって、画像センサ15は、拡大コピーテンプレート130全体のパターン像を撮像することができる。画像センサ15は、拡大コピーテンプレート130のパターン像をセンサ回路30へ出力する。なお、図1は透過光を用いた例を示しているが、拡大コピーテンプレート130の特性に応じて、反射光を用いてもよいし、透過光と反射光を混合したものを用いてもよい。
ステージ制御部20は、XYステージ13の移動先を示す座標を記憶部40から得て、XYステージ13の動作を制御する。
センサ回路30は、画像センサ15から出力されたパターン像に応じた光学像(撮像画像)を出力する。撮像画像の画素サイズは、例えば、50nm×50nmである。センサ回路30は、撮像画像をA/D変換部70へ出力する。
A/D変換器70は、撮像画像をアナログ−デジタル変換(A/D変換)し、判定出力部60へ出力する。A/D変換された撮像画像は、画素単位の2値または多値の階調データを有する。階調データは、色の濃淡または明度を2値または多値のデジタル値で表現したデータである。A/D変換70は、複数の画素を含むブロック単位に撮像画像をA/D変換してもよい。
記憶部40は、XYステージ13の移動先を示す座標およびマスタテンプレート(図2の100)の凹凸パターンの設計データ等を格納する。設計データは、例えば、CADにより作成される。
生成部50は、パターン展開部51と、参照画像生成部52とを備えている。パターン展開部51は、記憶部40からマスタテンプレートの凹凸パターンの設計データを受け取り、この設計データを画像センサ15の画素単位データに展開する。展開は、画像センサと同程度の分解能を有する画素単位に設計データを区切る処理である。また、撮像画像が複数の画素を含むブロック単位でA/D変換されている場合、展開は、ブロック単位に設計データを区切る処理である。
参照画像生成部52は、パターン展開部51により展開された設計データを、画像センサと同程度の分解能を有する多値の階調データに変換する。例えば、撮像画像が2値の場合、参照画像生成部52は、設計データを2値の階調データにする。また、例えば、設計データが画素単位で展開されている場合、参照画像生成部52は、画素単位で階調データを生成する。設計データがブロック単位で展開されている場合には、パターン展開部51は、ブロック単位で階調データを生成する。
さらに、参照画像生成部52は、展開されかつ多値の階調データに変換された設計データに対してフィルタ処理等を施し、撮像画像と比較可能な参照画像を生成する。このフィルタ処理は、光学的な特性や、マスタテンプレートに凹凸パターンを形成するエッチングプロセス等によって生じる形状変化を考慮したものである。参照画像の画素サイズまたはブロック内の画素数は、撮像画像の画素サイズまたはブロック内の画素数と同じである。
なお、本実施形態では、生成部50が設計データから参照画像を生成している。しかし、設計データに応じた参照画像を予め記憶部40に記憶させておき、記憶部40から読み出すようにしてもよい。あるいは、参照画像は、パターン検査装置1の外部から入力部61を介して判定出力部60へ入力してもよい。
出力部としての判定出力部60は、A/D変換器70から受け取った撮像画像と、生成部50で生成された参照画像とを比較し、撮像画像と参照画像との間の差画像(差分画像(difference image))を生成する。差画像とは、撮像画像のそれぞれの領域(画素)の輝度とそれらに対応する参照画像の領域(画素)の輝度との差を示す画像である。判定出力部60は、この差画像に基づいてパターン欠陥の有無を判定する。即ち、判定出力部60は、撮像画像と参照画像との間の相違箇所をマスタテンプレート100のパターンの欠陥と判定する。
このとき、判定出力部60は、コピーテンプレート120を拡大したときに発生するパターンの第1欠陥(以下、新規欠陥ともいう)の予測位置を記憶部80から得る。判定出力部60は、撮像画像と参照画像との間の相違箇所(不一致箇所)のうち、上記新規欠陥の予測位置以外の相違箇所を、マスタテンプレート100のパターン欠陥として判定する。即ち、判定出力部60は、コピーテンプレート120の拡大に起因して発生すると予測される新規欠陥の座標を、撮像画像と参照画像との間の相違箇所から除く。このように、判定出力部60は、新規欠陥の予測位置の座標を除き、撮像画像と参照画像との間の相違箇所の座標(位置情報)をマスタテンプレート100における欠陥の座標として出力する。この相違箇所の位置情報は、マスタテンプレート100のパターンにおける座標であってもよく、拡大コピーテンプレート130の拡大されたパターンにおける座標であってもよい。
記憶部80は、拡大コピーテンプレート130にある新規欠陥の予測位置の座標を格納している。本実施形態において、記憶部80は、パターン検査装置1内に組み込まれていてもよい。しかし、記憶部80は、パターン検査装置1の外部に設けられていてもよい。この場合、拡大コピーテンプレート130の欠陥の予測位置の座標は、パターン検査装置1の外部から入力部61を介して、判定出力部60に入力される。
拡大コピーテンプレート130の新規欠陥の予測位置は、弾性変形または塑性変形シミュレーションを実行することによって得られる。例えば、剛塑性有限要素法による変形シミュレーションを用いることによって得られる。上記シミュレーションを用いることによって、拡大コピーテンプレート130の拡大率、マスタテンプレート100の設計データのパターンの形状、該パターンの粗密等により、拡大コピーテンプレート130に発生する新規欠陥を予測することができる。尚、拡大コピーテンプレート130の新規欠陥の予測位置は、コピーテンプレート120に転写されるパターンによって異なる。従って、新規欠陥の予測位置は、パターンの設計データごとに上記シミュレーションを実行することによって得られ、予測位置記憶部80に登録される。尚、新規欠陥の位置が統計的に判明している場合、シミュレーションによって得られた新規欠陥の予測位置をその統計に基づいて補正してもよい。
生成部50および判定出力部60は、画素単位またはブロック単位で同一のデータ処理を繰り返し実行する。従って、生成部50および判定出力部60は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のロジック回路を用いて実現され得る。これにより、生成部50および判定出力部60は、高速に参照画像の生成および欠陥の判定を実行することができる。勿論、生成部50および判定出力部60は、汎用のCPUおよびソフトウェアを用いてデータ処理を実行してもよい。
次に、コピーテンプレート130の作成について説明する。
図2は、リソグラフィ原版100のレイアウトの一例を示す図である。リソグラフィ原版100は、メインパターン101と、複数のアライメントマーク102とを備えている。リソグラフィ原版100は、例えば、全透明な石英基板の一方の面にプラズマエッチングで第1パターンとしての凹凸パターン(メインパターン101及びアライメントマーク102)を形成したものである。
メインパターン101は、例えば、約10nm以下の微細な凹凸パターンを有する。アライメントマーク102は、専用に配置されたパターンでもよいし、メインパターン101に含まれるデバイスパターンでもよい。例えば、アライメントマーク102はリソグラフィ原版100の四隅に配置されている。
リソグラフィ原版100は、例えばインプリント処理に用いられるテンプレートや、リソグラフィ処理に用いられるフォトマスクなどである。本実施形態では、リソグラフィ原版100は、インプリント処理で用いられるテンプレート(以下、マスタテンプレートと呼ぶ)であるものとする。尚、本実施形態は、半導体プロセス技術に用いられるリソグラフィ原版のパターンの欠陥検出だけでなく、パターンを有する任意の材料の欠陥検出に適用することができる。
まず、図3に示すように、マスタテンプレート100のパターン面に、液状樹脂110を塗布する。液状樹脂110は、毛細管現象により、マスタテンプレート100の凹凸パターンに充填される。ここで用いられる液状樹脂110は、パターン転写成分、パターン保持成分、および、延伸成分を含有している。各成分については後述する。
次に、図4に示すように、液状樹脂110がマスタテンプレート100の凹凸パターンに充填された後、液状樹脂110に対して光照射または加熱を行う。これにより、液状樹脂110が硬化する。光照射の場合は例えば紫外線を照射する。
次に、図5に示すように、硬化した液状樹脂110をマスタテンプレート100から離型する。これにより、硬化した液状樹脂110からなるコピーテンプレート120が得られる。液状樹脂110には、パターン転写成分が含まれているため、マスタテンプレート100の微細な凹凸パターン(第1パターン)がコピーテンプレート120に転写される。パターン転写成分は、例えば、液状シリコーン(silicone)樹脂であり、シリコーンポリマーやシルセスキオキサン等を用いることができる。
次に、図6に示すように、コピーテンプレート120を加熱して引き延ばす。コピーテンプレート120が軟らかくなり、かつコピーテンプレート120の凹凸パターンの形状が崩れない程度に加熱する。図6では凹凸パターンの図示を省略している。
コピーテンプレート120の材料(液状樹脂110)には延伸成分が含まれているため、延伸により伸びて拡大する。これにより、被検査対象物としての拡大コピーテンプレート130が得られる。また、コピーテンプレート120の材料(液状樹脂110)にはパターン保持成分が含まれているため、コピーテンプレート120を加熱および延伸しても凹凸パターンの形状は崩れずに保持されたままとなる。例えば、コピーテンプレート120を1.5倍以上に拡大して拡大コピーテンプレート130を得る。
延伸成分は、例えば、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PVA(ポリビニルアルコール)、PA(ポリアミド)、POM(ポリオキシメチレン)などの熱可塑性樹脂を用いることができる。
パターン保持成分は、例えばCOP(シクロオレフィンポリマー)、PC(ポリカーボネート)、PS(ポリスチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、AS(アクリロニトリルスチレン)、ABS(アクリルニトリルブタジエンスチレン)などの熱可塑性樹脂を用いることができる。
尚、コピーテンプレート120および拡大コピーテンプレート130は、積層構造を有していてもよい。例えば、コピーテンプレート120および拡大コピーテンプレート130は、延伸成分を含むベース層と、該ベース層上に設けられパターン保持成分を含むパターン転写層とを備えてもよい。
拡大コピーテンプレート130は、コピーテンプレート120を一方向に引き延ばすことによって形成されてもよいし、直交する2方向に引き延ばして形成されてもよい。さらに、拡大コピーテンプレート130は、コピーテンプレート120を3以上の方向に引き延ばしてもよい。複数方向に引き延ばす場合は、同時に複数方向に引き延ばしてもよいし、一方向ずつ順に引き延ばしてもよい。また、コピーテンプレート120を加熱した状態で回転させることで、全方向に引き延ばしてもよい。
図7(A)は、コピーテンプレート120に転写された凹凸パターン(第1パターン)を示す平面図である。図7(B)は、拡大コピーテンプレート130の拡大された凹凸パターン(第2パターン)を示す平面図である。図7(C)は、拡大コピーテンプレート130の新規欠陥の予測位置を示す平面図である。図7(D)は、新規欠陥を除いた拡大コピーテンプレート130の凹凸パターンを示す平面図である。
マスタテンプレート100の凹凸パターンに欠陥が存在する場合を考える。この場合、図7(A)に示すように、コピーテンプレート120の凹凸パターンにも、欠陥141が転写される。欠陥141は、マスタテンプレート100におけるライン部の欠落やスペース部の欠落等の欠陥である。
図7(B)に示すように、欠陥141は、コピーテンプレート120を引張または膨張させることによって拡大することで、拡大コピーテンプレート130の凹凸パターンに拡大欠陥143として現れる。拡大欠陥143は、欠陥141よりも大きく拡大されているため、パターン検査装置1によって光学的に容易に発見することができる。パターン検査装置1は、拡大コピーテンプレート130の拡大欠陥143を検出することによって、マスタテンプレート100の欠陥141を検出する。
一方、コピーテンプレート120を引き延ばして拡大する際に、コピーテンプレート120の凹凸パターンに新たな欠陥(新規欠陥)145が発生する場合がある。マスタテンプレート100や拡大前のコピーテンプレート120には存在せず、拡大コピーテンプレート130に新たに発生した新規欠陥145が多いと、マスタテンプレート100の凹凸パターンの欠陥141を検出することが困難になってしまう。
そこで、本実施形態によるパターン検査装置1は、シミュレーションによって得られた拡大コピーテンプレート130の新規欠陥の予測位置(図7(C)の147)を参照画像と撮像画像との相違箇所から除く。例えば、参照画像と撮像画像との相違箇所は、図7(B)に示すように、拡大欠陥143だけでなく、新規結果145を含む。本実施形態による判定出力部60は、参照画像と撮像画像との相違箇所の座標から新規結果145の座標を除き、拡大欠陥143の座標をマスタテンプレート100のパターン欠陥として出力する。これにより、パターン検査装置1は、図7(B)に示す拡大コピーテンプレート130の凹凸パターンから新規欠陥145を除き、図7(D)に示すように、拡大コピーテンプレート130の凹凸パターンにある拡大欠陥143を検出することができる。
図8は、パターン検査装置1を用いたパターン検査方法の一例を示すフロー図である。
まず、演算部41が、マスタテンプレート100の設計データからアライメントマーク102の座標を抽出する(S101)。
次に、拡大コピーテンプレート130をXYステージ13に載置し、拡大コピーテンプレート130におけるアライメントマークの座標を計測する(S102)。
次に、演算部41は、マスタテンプレート100におけるアライメントマーク102の座標と、拡大コピーテンプレート130におけるアライメントマークの座標とを用いて、拡大コピーテンプレート130の拡大率を求める。拡大率だけでなく、回転角、直交度、歪などを求めてもよい。拡大コピーテンプレート130の拡大率、回転角等は、設計データの大きさや角度等を、拡大コピーテンプレート130の凹凸パターンの大きさや角度等に適合させるために用いられる。
次に、撮像部10が拡大コピーテンプレート130を撮像し、センサ回路30が撮像画像を生成する(S104)。また、生成部50が、記憶部40からマスタテンプレート100の設計データを得て、この設計データから参照画像を生成する(S105)。
次に、判定出力部60が、撮像画像と参照画像との差画像を生成し、この差画像から欠陥を検出する(S106)。
ここで、判定出力部60における欠陥検出について説明する。図9は、参照画像の生成および欠陥検出の一例を示すイメージ図である。演算部41または生成部50は、上述のように、記憶部40からの設計データを、拡大コピーテンプレート130の拡大率や回転角等を用いて、拡大コピーテンプレート130の凹凸パターンの大きさや角度等に適合するように補正する。補正された設計データは、生成部50において参照画像に変換される。参照画像は、判定出力部60に出力される。
一方、判定出力部60は、A/D変換70から撮像画像を得る。また、判定出力部60は、記憶部80から新規欠陥の予測位置の座標を得る。
判定出力部60は、参照画像と撮像画像とを比較し、それらの相違箇所の座標を検出する。さらに、判定出力部60は、参照画像と撮像画像との相違箇所の座標から新規欠陥の予測位置の座標を除く。判定出力部60は、新規欠陥の予測位置の座標を除いた相違箇所の座標を、拡大欠陥の座標として検出する。
図8を再度参照する。ステップS106で検出された拡大欠陥の座標に基づいて、マスタテンプレート100における欠陥の座標を出力する(S107)。ここで、パターン検査装置1は、マスタテンプレート100における欠陥の座標とともに、拡大コピーテンプレート130における拡大欠陥の座標も出力してよい。マスタテンプレート100における欠陥の座標は、拡大コピーテンプレート130における拡大欠陥の座標と、ステップS103で求めた拡大率等とから算出することができる。なお、マスタテンプレート100における欠陥座標は、判定出力部60から出力された拡大欠陥の座標に基づいて外部装置が算出してもよい。
このように、マスタテンプレート100上の欠陥座標を出力することで、SEMによる欠陥レビューを行ったり、電子ビーム修正装置を用いてマスタテンプレート100の欠陥を修正することができる。
本実施形態によるパターン検査装置1は、設計データから生成される参照画像と撮像画像との間の相違箇所(不一致箇所)のうち、コピーテンプレート120の拡大によって発生する新規欠陥147の予測位置以外の相違箇所(不一致箇所)を、拡大欠陥145として判定する。従って、マスタテンプレート100には存在せず、拡大コピーテンプレート130に新たに発生した新規欠陥147を検査結果から除外することができる。その結果、パターン検査装置1は、マスタテンプレート100の微細パターンの欠陥を精度良く検出することができる。
上記実施形態では、拡大コピーテンプレート130の撮像画像と、マスタテンプレート100の設計データから得られた参照画像とを比較するデータ比較型欠陥検査について説明した。しかし、本実施形態は、検査領域内に同一パターンを有する複数のダイが配置されている場合、これらのダイ同士のパターンを比較するダイ比較型欠陥検査に適用してもよい。
また、上記実施形態では、加熱および延伸によりコピーテンプレート120を拡大させていた。しかし、コピーテンプレート120を有機溶媒に浸し、有機溶媒を吸収させ、膨張させることで、コピーテンプレート120を拡大してもよい。あるいは、液状樹脂110にアゾ化合物等の発泡成分を含有させ、コピーテンプレート120中において発泡を起こすことで膨張させて拡大させてもよい。
(第2の実施形態)
図10は、第2の実施形態によるパターン検査装置2の構成の一例を示すブロック図である。第2の実施形態において、記憶部80からの新規欠陥の情報は、判定出力部60ではなく、生成部50に入力される。記憶部80からの新規欠陥の情報は、設計データにおける新規欠陥の予測パターンデータである。予測パターンデータは、設計データと同じデータ形式で記憶部80に格納されている。予測パターンデータについての詳細は後述する。
生成部50は、予測パターンデータを設計データと同様に展開し、展開された予測パターンデータおよび設計データに基づいて、新規欠陥を予め含めた補正参照画像(第2参照画像)を生成する。判定出力部60は、補正参照画像と撮像画像とを比較し、補正参照画像と撮像画像との間の相違箇所(不一致箇所)を、マスタテンプレート100の欠陥として検出する。
このように、第2の実施形態は、新規欠陥を予め含めた補正参照画像と撮像画像とを比較する。従って、補正参照画像と撮像画像とは新規欠陥の箇所においてほぼ一致するので、新規欠陥がマスタテンプレート100の欠陥として検出されない。これにより、第2の実施形態は、マスタテンプレート100の欠陥を精度良く検出することができる。第2の実施形態のその他の構成および動作は、第1の実施形態の対応する構成および動作と同様でよい。
図11は、補正参照画像の生成および欠陥検出の一例を示すイメージ図である。演算部41とまたは生成部50は、記憶部40からの設計データを、拡大コピーテンプレート130の拡大率や回転角等を用いて、拡大コピーテンプレート130の凹凸パターンの大きさや角度等に適合するように補正する。補正された設計データは、生成部50において展開され参照画像(第1参照画像)になる。
一方、生成部50は、記憶部80から欠陥パターンデータを受け取る。欠陥パターンデータは、拡大コピーテンプレート130において拡大によって発生する新規欠陥を、欠陥の種類(欠陥モード)ごとに分類したパターンデータである。
図12(A)〜図12(C)は、新規欠陥の欠陥モードの一例を示す説明図である。例えば、図12(A)に示すように、パターン120aと接続するパターン120bを有するコピーテンプレート120をD1方向に拡大したときに、拡大コピーテンプレート130の枠Ca内のパターンが離れた(切断された)状態が生じる。このような拡大によって離れる(切断される)欠陥モードを第1欠陥モードとする。図12(B)に示すように、コピーテンプレート120をD1方向に拡大したときに、拡大コピーテンプレート130の枠Cb内のパターンが交差する部分が丸く変形する状態が生じる。このような拡大によって変形する欠陥モードを第2欠陥モードとする。図12(C)に示すように、互いに離れたパターンを有するコピーテンプレート120をD1方向に拡大したときに、拡大コピーテンプレート130の枠Cc内においてパターンは接している。このような拡大によって離れていたパターンが接する欠陥モードを第3欠陥モードとする。
第1欠陥モードでは、コピーテンプレート120において本来接続されているパターンが拡大コピーテンプレート130において切断されている。この場合、画像の階調データは、切断箇所において大きくピークを有する。これは、パターンの存在する部分に対して切断箇所にはパターンが無いので、切断箇所では、色の濃淡または明度が大きく変化するからである。
逆に、第3欠陥モードでは、コピーテンプレート120において本来切断されているパターンが拡大コピーテンプレート130において接続されている。この場合、画像の階調データは、接続箇所においてピークが無くなってしまう。
第2欠陥モードでは、拡大コピーテンプレート130において変形されている。この場合、画像の階調データは、変形箇所においてピークの位置またはピークの領域が変化してしまう。このように、欠陥モードによって、画像の階調データの変化を或る程度予測することができる。
第2の実施形態では、第1欠陥パターンデータは、弾性変形または塑性変形シミュレーションによって得られた第1欠陥モードの予測位置の座標を含む。第2欠陥パターンデータは、上記シミュレーションによって得られた第2欠陥モードの予測位置の座標を含む。第3欠陥パターンデータは、上記シミュレーションによって得られた第3欠陥モードの予測位置の座標を含む。尚、欠陥モードの数(分類数)は、3つに限定されず、2つ以下または4つ以上にしてもよい。補正画像生成部(ロジック回路)は、欠陥モードの数(欠陥パターンデータの分類数)に対応するように設ければよい。
次に、図11を再度参照し、生成部50および判定出力部60の動作を説明する。
パターン展開部51は、第1〜第3欠陥パターンデータを記憶部80から受け取り、第1〜第3欠陥パターンデータのそれぞれを設計データと同様に展開する。
参照画像生成部52は、第1〜第3欠陥パターンデータのそれぞれに対応した第1〜第3補正画像生成部52_1〜52_3を含む。第1〜第3補正画像生成部52_1〜52_3は、それぞれ第1〜第3欠陥モードに対応したロジック回路でよい。第1〜第3補正画像生成部52_1〜52_3は、それぞれ、展開された第1〜第3欠陥パターンデータを多値の階調データに変換する。これにより、第1〜第3補正画像生成部52_1〜52_3は、第1〜第3欠陥パターン補正画像を生成する。このように、参照画像生成部52は、展開された第1〜第3欠陥パターンデータを個別に多値の階調データに変換する。
ここで、第1〜第3欠陥パターンデータは、それぞれ上記第1〜第3欠陥モードに分類されており、階調データの補正の手法を共通化することができる。例えば、第1欠陥パターン補正画像では、補正箇所の階調データが大きくピークを有するように、補正箇所の階調データをその周辺の階調データから大きくずらす。このとき、補正箇所の階調データのピークは、パターンが切断させている箇所の階調データのピークと同様のピークとすればよい。
第3欠陥パターン補正画像では、補正箇所の階調データがピークを有さないように、補正箇所の階調データをその周辺の階調データに合わせる。このとき、補正箇所の階調データは、パターンの存在する箇所の階調データと同様にすればよい。
第2欠陥パターン補正画像では、補正箇所の階調データの領域を変更する。このとき、補正箇所の階調データは、パターンの存在する箇所の階調データの領域を広げ、あるいは、狭くすればよい。
同一の欠陥モードを有する欠陥パターンデータは、同一のロジック回路で処理されることが好ましい。例えば、生成部50内の第1補正画像生成部52_1が、展開後の第1欠陥パターンデータを処理し、第1欠陥パターン補正画像を生成する。生成部50内の第2補正画像生成部52_2が、展開後の第2欠陥パターンデータを処理し、第2欠陥パターン補正画像を生成する。生成部50内の第3補正画像生成部52_3が、展開後の第3欠陥パターンデータを処理し、第3欠陥パターン補正画像を生成する。第1〜第3補正画像生成部52_1〜52_3は、上述のとおり、いずれもロジック回路で構成されている。これにより、第1〜第3補正画像生成部52_1〜52_3は、それぞれ第1〜第3欠陥パターン補正画像を高速に生成することができる。
次に、生成部50は、第1〜第3補正画像生成部52_1〜52_3によって生成された補正画像としての第1〜第3欠陥パターン補正画像を、設計データから生成された第1参照画像に組み込む。即ち、生成部50は、第1〜第3欠陥パターン補正画像の補正箇所の階調データを用いて、第1参照画像の対応する箇所の階調データを補正(更新または上書き)する。これにより、新規欠陥を予め含む第2参照画像が生成される。即ち、第2参照画像は、新規欠陥の予測箇所に、新規欠陥と同様の階調データを有する参照画像となる。
その後、判定出力部60は、第2参照画像とA/D変換70からの撮像画像とを比較し、それらの相違箇所の座標を検出する。第2実施形態では、判定出力部60は、第2参照画像と撮像画像との相違箇所の座標を、拡大欠陥の座標として検出する。このとき、補正参照画像と撮像画像とは新規欠陥の箇所においてほぼ一致するので、新規欠陥がマスタテンプレート100の欠陥として検出されない。即ち、補正参照画像はコピーテンプレート120の拡大によって発生した新規欠陥の画像を予め含むので、判定出力部60は、相違箇所から新規欠陥の予測位置を除く必要が無く、単に相違箇所を拡大欠陥の座標として出力してよい。これにより、第2の実施形態は、マスタテンプレート100の欠陥を精度良く検出することができる。第2の実施形態のその他の構成および動作は、第1の実施形態の対応する構成および動作と同様でよい。
このように、パターン検査装置2は、設計データから生成される第1参照画像に新規欠陥の画像を予め含めた補正参照画像を生成し、補正参照画像と撮像画像とを比較して拡大欠陥を検出する。このような構成であっても、第2の実施形態は、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
第2の実施形態において、生成部50は、設計データと同じデータ形式の第1〜第3予測パターンデータを変換することによって第1〜第3欠陥パターン補正画像を生成している。しかし、記憶部80は、第1〜第3欠陥パターン補正画像を予め格納し、生成部50に第1〜第3欠陥パターン補正画像を提供するようにしてもよい。これにより、生成部50は、予測パターンデータを変換する必要がなくなるので、生成部50の回路規模を小さくすることができ、あるいは、生成部50の負荷を低減させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1・・・パターン検査装置、10・・・撮像部、20・・・ステージ制御部、30・・・センサ部、40・・・記憶部、41・・・演算部、50・・・生成部、51・・・パターン展開部、52・・・参照画像生成部、60・・・判定出力部、70・・・A/D変換部、80・・・記憶部、100・・・マスタテンプレート、120・・・コピーテンプレート、130・・・拡大コピーテンプレート

Claims (6)

  1. 第1パターンを有する被検査対象物を拡大することにより得られる該被検査対象物の第2パターンを撮像する撮像部と、
    前記第1パターンの設計データから生成される参照画像と前記撮像部により生成される撮像画像との間の相違箇所に対応した前記第1または第2パターンの位置情報のうち、前記被検査対象物の拡大の際に発生する第1欠陥の予測位置以外の位置情報を出力する出力部とを備えたパターン検査装置。
  2. 前記第1欠陥の予測位置の情報を予め格納する記憶部をさらに備えた、請求項1に記載のパターン検査装置。
  3. 前記第1欠陥の予測位置の情報を当該パターン検査装置の外部から入力する入力部をさらに備えた、請求項1に記載のパターン検査装置。
  4. 第1パターンを有する被検査対象物を拡大することにより得られる該被検査対象物の第2パターンを撮像する撮像部と、
    前記第1パターンの設計データから生成される第1参照画像に、前記被検査対象物の拡大によって発生すると予測される第1欠陥の画像を含めた第2参照画像を生成する生成部と、
    前記第2参照画像と前記撮像部により生成される撮像画像との間の相違箇所に対応した前記第1または第2パターンの位置情報を出力する出力部とを備えたパターン検査装置。
  5. 前記生成部は、前記第1欠陥の種類ごとに補正画像を生成し、該補正画像を用いて前記第1参照画像を補正して前記第2参照画像を生成する、請求項4に記載のパターン検査装置。
  6. 前記生成部は、前記第1参照画像のうち前記第1欠陥の箇所に前記補正画像を用いる、請求項5に記載のパターン検査装置。
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