JP2016171280A - 半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで信頼性が高い半導体記憶装置の製造方法を提供する。【解決手段】実施形態の半導体記憶装置の製造方法は、積層体上に形成したマスク層の一部に積層体とは異種材料のストッパー膜を形成する工程と、マスク層に、ストッパー膜の上にも重なるように複数のマスクホールを形成する工程と、マスク層を用いたエッチングにより、ストッパー膜の下の積層体にはホールを形成せず、ストッパー膜の上のマスクホール以外のマスクホールの下の積層体にホールを形成する工程と、ホール内にメモリ膜およびチャネルボディを形成する工程と、を備えている。【選択図】図10

Description

本発明の実施形態は、半導体記憶装置の製造方法に関する。
メモリセルにおけるコントロールゲートとして機能する電極層を、絶縁層を介して複数積層した積層体にメモリホールが形成され、そのメモリホールの側壁に電荷蓄積膜を介してチャネルとなるシリコンボディが設けられた3次元構造のメモリセルアレイが提案されている。
そのような3次元構造のメモリセルアレイにおいて、記憶容量の増大にともない電極層の積層数が増大し、メモリホールのアスペクト比が大きくなると、真円度が高いホールを積層方向にわたって均一な直径で形成することが困難になる傾向がある。
特開2013−55185号公報
本発明の実施形態は、低コストで信頼性が高い半導体記憶装置の製造方法を提供する。
実施形態によれば、半導体記憶装置の製造方法は、基板上に、複数の第1層と、それぞれが前記第1層の間に設けられた複数の第2層とを有する積層体を形成する工程と、前記積層体上にマスク層を形成する工程と、前記マスク層の一部に、前記積層体とは異種材料のストッパー膜を形成する工程と、前記マスク層に、前記ストッパー膜の上にも重なるように複数のマスクホールを形成する工程と、前記マスク層を用いたエッチングにより、前記ストッパー膜の下の積層体にはホールを形成せず、前記ストッパー膜の上のマスクホール以外のマスクホールの下の積層体にホールを形成する工程と、前記ホール内にメモリ膜およびチャネルボディを形成する工程と、を備えている。
第1実施形態のメモリセルアレイの模式斜視図。 第1実施形態のメモリストリングの模式断面図。 実施形態のメモリセルの模式断面図。 第1実施形態のメモリセルの模式平面図。 第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式図。 第2実施形態の半導体記憶装置のメモリセルアレイの模式斜視図。 第3実施形態のメモリセルアレイの模式斜視図。 第3実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式断面図。 第3実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式図。 第3実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式図。 第3実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式断面図。 第3実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式断面図。 第3実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式断面図。 第3実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式断面図。 第3実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式断面図。 第3実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式断面図。 第3実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式断面図。 第3実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式断面図。 第3実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式断面図。 第3実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式断面図。 第3実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式断面図。 第3実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式断面図。
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。なお、各図面中、同じ要素には同じ符号を付している。
図1は、第1実施形態の半導体記憶装置のメモリセルアレイ1の模式斜視図である。なお、図1においては、図を見易くするために、絶縁層、絶縁分離膜などの図示については省略している。
図1において、基板10の主面に対して平行な方向であって相互に直交する2方向をX方向及びY方向とし、これらX方向及びY方向の双方に対して直交する方向をZ方向(積層方向)とする。
メモリセルアレイ1は、複数のメモリストリングMSを有する。図2は、メモリストリングMSの模式断面図である。図2は、図1におけるYZ面に平行な断面を表す。
メモリセルアレイ1は、電極層WLと絶縁層40とが1層ずつ交互に積層された積層体を有する。この積層体は、下部ゲート層としてのバックゲートBG上に設けられている。なお、図に示す電極層WLの層数は一例であって、電極層WLの層数は任意である。
バックゲートBGは、基板10上に図示しない絶縁層を介して設けられている。バックゲートBG及び電極層WLは、シリコンを主成分として含む層である。さらに、バックゲートBG及び電極層WLは、シリコン層に導電性を付与するための不純物として例えばボロンを含んでいる。絶縁層40は、例えば酸化シリコンを主に含む。
1つのメモリストリングMSは、Z方向に延びる一対の柱状部CLと、一対の柱状部CLのそれぞれの下端を連結する連結部JPとを有するU字状に形成されている。柱状部CLは、例えば円柱もしくは楕円柱状に形成され、積層体を貫通し、バックゲートBGに達している。
U字状のメモリストリングMSにおける一対の柱状部CLの一方の上端部にはドレイン側選択ゲートSGDが設けられ、他方の上端部にはソース側選択ゲートSGSが設けられている。ドレイン側選択ゲートSGD及びソース側選択ゲートSGSは、最上層の電極層WL上に絶縁層40を介して設けられている。
ドレイン側選択ゲートSGD及びソース側選択ゲートSGSは、シリコンを主成分として含む層である。さらに、ドレイン側選択ゲートSGD及びソース側選択ゲートSGSは、シリコン層に導電性を付与するための不純物として例えばボロンを含んでいる。
上部選択ゲートとしてのドレイン側選択ゲートSGD及びソース側選択ゲートSGS、および下部選択ゲートとしてのバックゲートBGは、1層の電極層WLよりも厚い。
ドレイン側選択ゲートSGD上、およびソース側選択ゲートSGS上には、絶縁層44が設けられている。絶縁層44上には絶縁層61が設けられている。例えば、絶縁層44はシリコン酸化層であり、絶縁層61はBSG(boron doped silicate glass)層である。
ドレイン側選択ゲートSGDとソース側選択ゲートSGSとは、絶縁分離膜46によって、Y方向に分離されている。ドレイン側選択ゲートSGDの下の積層体と、ソース側選択ゲートSGSの下の積層体も、絶縁分離膜46によってY方向に分離されている。すなわち、メモリストリングMSの一対の柱状部CL間の積層体は、絶縁分離膜46によってY方向に分離されている。
絶縁分離膜46は、X方向(図2において紙面を貫く方向)に延びている。絶縁分離膜46は上部46aと下部46bを有する。下部46bは、上部46aよりも下で電極層WL、ドレイン側選択ゲートSGD、およびソース側選択ゲートSGSに隣接している。絶縁分離膜46の上部46aは下部46bよりも幅(Y方向の幅)が大きい。すなわち、絶縁分離膜46はT字形状の断面形状を有する。
ドレイン側選択ゲートSGDおよびソース側選択ゲートSGSよりも上に設けられた絶縁層44、61に段差が形成され、その段差を覆うように絶縁分離膜46が設けられている。
電極層WL、ドレイン側選択ゲートSGD、およびソース側選択ゲートSGSにおいて、絶縁分離膜46に隣接する端部には金属シリサイド92が形成されている。
ソース側選択ゲートSGS上には、絶縁層を介して、図1に示すソース線(例えば金属膜)SLが設けられている。ドレイン側選択ゲートSGD上及びソース線SL上には、絶縁層を介して、図1に示す複数本のビット線(例えば金属膜)BLが設けられている。各ビット線BLはY方向に延在している。
図3は、柱状部CLの一部の拡大模式断面図である。
柱状部CLを構成する各膜は、後述する図11(b)に示すU字状のメモリホールMH内に形成される。メモリホールMHは、複数層の電極層WL、複数層の絶縁層40、およびバックゲートBGを含む積層体内に形成される。
メモリホールMH内には、半導体チャネルとしてのチャネルボディ20が設けられている。チャネルボディ20は、例えばシリコン膜である。チャネルボディ20の不純物濃度は、電極層WLの不純物濃度よりも低い。
メモリホールMHの内壁とチャネルボディ20との間には、メモリ膜30が設けられている。メモリ膜30は、ブロック絶縁膜35と電荷蓄積膜32とトンネル絶縁膜31とを有する。
電極層WLとチャネルボディ20との間に、電極層WL側から順にブロック絶縁膜35、電荷蓄積膜32、およびトンネル絶縁膜31が設けられている。
チャネルボディ20は積層体の積層方向に延びる筒状に設けられ、そのチャネルボディ20の外周面を囲むようにメモリ膜30が積層体の積層方向に延びつつ筒状に設けられている。電極層WLはメモリ膜30を介してチャネルボディ20の周囲を囲んでいる。また、チャネルボディ20の内側には、コア絶縁膜50が設けられている。コア絶縁膜50は、例えばシリコン酸化膜である。
ブロック絶縁膜35は電極層WLに接し、トンネル絶縁膜31はチャネルボディ20に接し、ブロック絶縁膜35とトンネル絶縁膜31との間に電荷蓄積膜32が設けられている。
チャネルボディ20はメモリセルにおけるチャネルとして機能し、電極層WLはメモリセルのコントロールゲートとして機能する。電荷蓄積膜32はチャネルボディ20から注入される電荷を蓄積するデータ記憶層として機能する。すなわち、チャネルボディ20と各電極層WLとの交差部分に、チャネルの周囲をコントロールゲートが囲んだ構造のメモリセルが形成されている。
実施形態の半導体記憶装置は、データの消去・書き込みを電気的に自由に行うことができ、電源を切っても記憶内容を保持することができる不揮発性半導体記憶装置である。
メモリセルは、例えばチャージトラップ型のメモリセルである。電荷蓄積膜32は、電荷を捕獲するトラップサイトを多数有し、例えば、シリコン窒化膜である。
トンネル絶縁膜31は、電荷蓄積膜32にチャネルボディ20から電荷が注入される際、または電荷蓄積膜32に蓄積された電荷がチャネルボディ20へ拡散する際に電位障壁となる。トンネル絶縁膜31は、例えばシリコン酸化膜である。
または、トンネル絶縁膜として、一対のシリコン酸化膜でシリコン窒化膜を挟んだ構造の積層膜(ONO膜)を用いてもよい。トンネル絶縁膜としてONO膜を用いると、シリコン酸化膜の単層に比べて、低電界で消去動作を行える。
ブロック絶縁膜35は、電荷蓄積膜32に蓄積された電荷が、電極層WLへ拡散するのを防止する。ブロック絶縁膜35は、電極層WLに接して設けられたキャップ膜34と、キャップ膜34と電荷蓄積膜32との間に設けられたブロック膜33とを有する。
ブロック膜33は、例えば、シリコン酸化膜である。キャップ膜34は、酸化シリコンよりも誘電率の高い膜であり、例えば、シリコン窒化膜である。このようなキャップ膜34を電極層WLに接して設けることで、消去時に電極層WLから注入されるバックトンネル電子を抑制することができる。すなわち、ブロック絶縁膜35として、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜との積層膜を使うことで、電荷ブロッキング性を高めることができる。
図1、2に示すように、U字状のメモリストリングMSにおける一対の柱状部CLの一方の上端部にはドレイン側選択トランジスタSTDが設けられ、他方の上端部にはソース側選択トランジスタSTSが設けられている。
メモリセル、ドレイン側選択トランジスタSTD及びソース側選択トランジスタSTSは、基板10上に積層された積層体の積層方向(Z方向)に電流が流れる縦型トランジスタである。
ドレイン側選択ゲートSGDは、ドレイン側選択トランジスタSTDのゲート電極(コントロールゲート)として機能する。ドレイン側選択ゲートSGDとチャネルボディ20との間には、ドレイン側選択トランジスタSTDのゲート絶縁膜として機能する絶縁膜51(図2)が設けられている。ドレイン側選択トランジスタSTDのチャネルボディ20は、ドレイン側選択ゲートSGDの上方で、ビット線BLと接続されている。
ソース側選択ゲートSGSは、ソース側選択トランジスタSTSのゲート電極(コントロールゲート)として機能する。ソース側選択ゲートSGSとチャネルボディ20との間には、ソース側選択トランジスタSTSのゲート絶縁膜として機能する絶縁膜52(図2)が設けられている。ソース側選択トランジスタSTSのチャネルボディ20は、ソース側選択ゲートSGSの上方で、ソース線SLと接続されている。
メモリストリングMSの連結部JPには、バックゲートトランジスタBGTが設けられている。バックゲートBGは、バックゲートトランジスタBGTのゲート電極(コントロールゲート)として機能する。バックゲートBG内に設けられたメモリ膜30は、バックゲートトランジスタBGTのゲート絶縁膜として機能する。
ドレイン側選択トランジスタSTDとバックゲートトランジスタBGTとの間には、各層の電極層WLをコントロールゲートとする複数のメモリセルが設けられている。同様に、バックゲートトランジスタBGTとソース側選択トランジスタSTSの間にも、各層の電極層WLをコントロールゲートとする複数のメモリセルが設けられている。
それら複数のメモリセル、ドレイン側選択トランジスタSTD、バックゲートトランジスタBGTおよびソース側選択トランジスタSTSは、チャネルボディ20を通じて直列接続され、U字状の1つのメモリストリングMSを構成する。このメモリストリングMSがX方向及びY方向に複数配列されていることにより、複数のメモリセルがX方向、Y方向及びZ方向に3次元的に設けられている。
次に、図5(a)〜図13(b)を参照して、第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法について説明する。
図5(a)に示すように、基板10上に絶縁層41を介してバックゲートBGが形成される。バックゲートBGには凹部が形成され、その凹部内には犠牲膜55が埋め込まれる。犠牲膜55は、例えばシリコン窒化膜である。犠牲膜55(凹部)が形成された部分は、メモリストリングMSの連結部JPになる。なお、以降の工程断面図において、基板10および絶縁層41の図示は省略する。
バックゲートBG上には、絶縁層(第2層)40と、電極層(第1層)WLとが交互に繰り返し積層される。さらに、最上層の電極層WL上に絶縁層40を介して、ドレイン側選択ゲートSGDまたはソース側選択ゲートSGSとなる選択ゲートSGが形成される。さらに、選択ゲートSG上に絶縁層44が形成され、絶縁層44上に絶縁層(マスク下地層)61が形成される。これら積層体は、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法で形成される。
電極層WLおよび選択ゲートSGは、不純物(例えばボロン)を含むシリコン層である。絶縁層40、44は例えばシリコン酸化層であり、絶縁層61は例えばBSG層である。
図5(a)に示す積層体を形成した後、図示しないマスクを用いた例えばRIE(Reactive Ion Etching)法で、図5(b)に示すように、積層体に複数のスリット62を形成する。
スリット62は、上記積層体を貫通し、犠牲膜55に達する。スリット62は、X方向(図5(b)において紙面を貫く方向)に延び、積層体をY方向に複数のブロックに分離する。
図6(b)はスリット62が形成された積層体の上層側の一部の模式断面図であり、図6(a)は図6(b)の模式上面図である。
以降、図7(b)〜図10(b)は、図6(b)に続く工程を示す模式断面図であり、図7(a)〜図10(a)は、それぞれ、図7(b)〜図10(b)の模式上面図である。
スリット62を形成した後、例えば希フッ酸溶液を用いて絶縁層(BSG層)61を等方的にエッチングする。これにより、図7(b)に示すように、絶縁層61においてスリット62に隣接する側壁がY方向に後退する。したがって、スリット62において、絶縁層61に隣接する上部の幅(Y方向の幅)が、絶縁層61よりも下層の積層体に隣接する下部の幅(Y方向の幅)よりも拡大される。絶縁層61の側壁と絶縁層44の側壁との間に段差が形成される。
次に、スリット62内に、図8(a)および(b)に示すように、ストッパー膜63が埋め込まれる。ストッパー膜63は、絶縁層61、44、40、選択ゲートSG、および電極層WLとは異種の材料からなる。
例えば、ストッパー膜63は、窒化チタン(TiN)膜とタングステン(W)膜を含む。まず、スリット62の側壁に窒化チタン膜が形成され、その内側にタングステン膜が埋め込まれる。
あるいは、ストッパー膜63として、例えばカーボン膜をスリット62内に埋め込んでもよい。
ストッパー膜63をスリット62内に埋め込んだ後、上面が平坦化される。その後、図9(b)に示すように、絶縁層61上およびストッパー膜63上に中間膜64を形成し、さらに中間膜64上にマスク層65を形成する。
中間膜64は、例えば、TEOS(Tetraethoxysilane)膜である。
マスク層65は、絶縁層61、44、40、選択ゲートSG、および電極層WLとは異種の材料からなる。例えば、マスク層65はカーボン層である。また、マスク層65は、ストッパー膜63とも異種の材料からなる。したがって、マスク層65としてカーボンを使う場合には、ストッパー膜63としてカーボン以外の例えばタングステンを用いるのが望ましい。中間膜64および絶縁層61も、メモリホールを形成するときのマスク層の一部を構成する。
マスク層65上には、図示しないレジスト膜が形成され、そのレジスト膜に対する露光および現像処理により、レジスト膜はパターニングされる。すなわち、レジスト膜に複数のホール(開口)が形成される。
図9(a)には、レジスト膜に形成された複数のホール120をマスク層65の上に重ねて表す。
複数のホール120は、周期性をもって規則正しく配置される。例えば、複数のホール120は、並進対称配置されている。さらに、具体的には、複数のホール120は、六方最密パターンで配置されている。
複数のホール120は、X方向に等ピッチで配列されている。また、複数のホール120はY方向に等ピッチで配列されている。Y方向で隣り合うホール列は、X方向の位置が互いに半ピッチずれている。X方向で隣り合うホール列は、Y方向の位置が互いに半ピッチずれている。すなわち、複数のホール120は、いわゆる千鳥配置されている。
ホール120は後述する積層体にメモリホールを形成するためのパターンであるが、メモリホールを形成しない部分であるストッパー膜63の上に重なる位置にもホール120が形成される。
レジスト膜に形成された複数のホールパターンは、マスク層65に転写される。すなわち、ホール120が形成されたレジスト膜をマスクにした例えばRIE法により、マスク層65に複数のマスクホール66が形成される。このとき、中間膜64はエッチングストッパーとして機能する。
マスクホール66の平面配置パターンは、レジスト膜のホール120の平面配置パターンに対応する。したがって、図9(b)に示すように、ストッパー膜63の上に重なる位置にもマスクホール66が形成される。
そして、マスク層65をマスクにした例えばRIE法により、積層体を加工する。図10(b)に示すように、選択ゲートSGおよび複数層の電極層WLを含む積層体にホール71が形成される。
このとき、上記積層体とは異種材料からなるストッパー膜63はエッチングストッパーとして機能する。したがって、ストッパー膜63の上に位置するマスクホール66の下にはホールが形成されない。
したがって、複数のホール71の平面配置パターンは、マスクホール66(レジスト膜のホール120)の六方最密パターンにおいて、スリット(ストッパー膜63)上でX方向に配列されたホール列が除去されたパターンに対応する。
ホール71は、図11(a)に示すように、バックゲートBGに埋め込まれた犠牲膜55に達する。
ホール71を形成した後、ホール71を通じたエッチングにより、犠牲膜55を除去する。犠牲膜55は、例えばウェットエッチングにより除去される。
犠牲膜55の除去により、図11(b)に示すように、バックゲートBGに形成された凹部72が現れる。1つの凹部72に対して、一対のホール71がつながっている。すなわち、一対のホール71のそれぞれの下端が1つの共通の凹部72とつながり、U字状のメモリホールMHが形成される。
メモリホールMH内には、図12(a)に示すように、メモリ膜30およびチャネルボディ20が形成される。また、チャネルボディ20の内側には、図3に示すコア絶縁膜50が形成されるが、図12(a)では図示を省略している。
次に、ストッパー膜63を除去する。ストッパー膜63の除去により、図12(b)に示すように、スリット62が現れる。そのスリット62の内壁(側壁および底壁)には、図13(a)に示すように金属膜91が形成される。金属膜91は例えばニッケル膜である。柱状部CLの上端部のシリコン膜上にも金属膜91が形成される。
そして、熱処理により、金属膜91に接しているシリコンを金属シリサイド化する。すなわち、図13(b)に示すように、電極層WLおよび選択ゲートSGにおけるスリット62に隣接している部分に金属シリサイド92が形成される。また、柱状部CLの上端部のシリコン膜にも金属シリサイド92が形成される。
スリット62側から電極層WLに金属シリサイド反応を進行させることで、複数層の電極層WLを一括して低抵抗化することができ、低コストで半導体記憶装置の動作の高速化を実現できる。
金属シリサイド92を形成した後、未反応金属を除去し、スリット62内に図2に示す絶縁分離膜46を埋め込む。絶縁分離膜46は、例えばシリコン窒化膜である。
その後、図1に示すソース線SL、ビット線BLなどが形成される。
例えば、複数の柱状部CL(ホール71)がX方向およびY方向に正方格子配置された構成においては、デザインの微細化が進むと、スリット62と柱状部CLとの間の距離が短くなり、電極層WLに十分な量の金属シリサイドを形成することが困難になる可能性がある。この問題を解決するために千鳥配置セルの提案がなされている。
図4は、第1実施形態の半導体記憶装置における複数の柱状部CLの平面配置を示す模式図である。
共通の絶縁分離膜46(スリット62)をY方向に挟む1対の柱状部CLは、Y方向の隣のメモリストリングMSの柱状部CLに対して、X方向の位置が半ピッチずれている。X方向で隣り合う柱状部CLの間の位置に、Y方向の隣の柱状部CLが位置している。
この千鳥配置セルでは、スリット62と柱状部CLとの間の距離を、同じデザインルールの正方格子配置セルよりも大きくすることが可能であり、電極層WLの金属シリサイド化される領域を増やして、電極層WLの抵抗低減が容易となる。
図4において実線の円で示すホールが形成されたマスクを使って、千鳥配置の柱状部CLに対するホール71を形成することができる。
しかしながら、記憶容量の増大にともない電極層WLの積層数が増大し、ホール71のアスペクト比が大きくなると、図4において実線の円で示すような均一性の低い配置のホールパターンでは、マスク層のRIE加工の際にエロージョンがホール間隔(ホールの疎密)に依存して非対称に生じてしまい、真円度が高くサイズの均一なホール71を積層方向にわたって形成することが困難になることが懸念される。
例えば、ホールが疎な領域では、相対的にホールが密な領域よりもエッチングレートが速くなる傾向がある。また、レジスト膜に対して露光転写される潜像パターンにおいて疎密があると、転写された潜像ホールに、形状やサイズの変形が生じることがある。
そこで、実施形態によれば、マスクパターンの段階においては、図4において1点鎖線で示す位置にもホールパターンを形成する。すなわち、前述した図9(a)に示すように、レジスト膜においてスリット62(ストッパー膜63)上にもホール120を形成し、さらに図9(b)に示すようにマスク層65においてもスリット62(ストッパー膜63)上にマスクホール66が形成される。
したがって、マスクホール120、66は、疎密がなく均一配置され、レジスト膜の潜像パターンの形状やサイズ、およびマスクホール66の形状やサイズの変形を抑制することができる。したがって、マスク層65を用いたRIEにより、真円度が高く、積層方向で直径のばらつきが小さいホール71を積層体に形成することができる。
スリット62の上に形成されたマスクホール66は、ストッパー膜63がエッチングストッパーとなり、積層体には転写されない。
以上説明したように、実施形態によれば、メモリホールを形成するプロセスマージンが大幅に向上し、信頼性が高く高速動作可能な半導体記憶装置を提供することができる。また、高コストなリソグラフィー工程数の増加はなく、プロセスコストの増加は最小限に抑えられる。これにより、安価な半導体メモリを実現する。
また、スリット62の幅に比べてホール71の直径が大きい場合や、スリット62に対するマスクホール120、66の位置合わせがずれた場合でも、ストッパー膜63の上部は下部よりも幅を拡大されているため、スリット62形成位置へのホールパターンの転写を確実に防ぐことができ、歩留まりが向上する。
また、スリット62内のストッパー膜63を除去した後に、図13(a)に示すようにスリット62の側壁に金属膜91を形成する工程において、スリット62の上部の幅が下部よりも拡大されているため、例えばニッケル等の金属膜91をCVD法により被覆性よく形成することが容易となる。
また、ホール71のRIEの際、ホール71の側壁がテーパー形状や、ボーイング(bowing)形状になることで、積層体の上層側でホール径が大きくなり、スリット62との距離が近接し、上層側のシリコン層(選択ゲートSG、電極層WL)に十分な量の金属シリサイドが形成できない場合があり得る。
しかしながら、実施形態によれば、ストッパー膜63におけるY方向に拡張された上部によって、ホール71が必要以上にスリット62(ストッパー膜63)側に広がるのを抑制できる。したがって、ホール71において、ストッパー膜63に隣接する部分の外形は、円弧の一部が直線状に欠けた形状となる場合がある。上層側での必要以上のホール71の拡大がストッパー膜63によって規制されることで、電極層WLに十分な金属シリサイド化領域を確保することができる。さらに、上下のホール71の直径の差異が小さくなり、高速で高信頼、高歩留まりな半導体メモリの実現に寄与する。
次に、図14(a)〜図18(b)は、第1実施形態の半導体記憶装置の他の製造方法例を示す模式図である。
積層体にスリット62を形成し、絶縁層61をウェットエッチングにより等方エッチングしてスリット62の上部の幅を拡大させる工程までは、前述した実施形態と同様に進められる。そして、スリット62を形成した、図14(b)に示すように、2種類のストッパー膜81、82がスリット62内に埋め込まれる。
まず、スリット62内に第1の膜81が埋め込まれる。第1の膜81は、絶縁層61、44、40、選択ゲートSG、および電極層WLとは異種の材料からなり、例えばシリコン窒化膜である。その後、第1の膜81はエッチバックされる。第1の膜81の上面は、絶縁層44に隣接する高さまで後退される。
第1の膜81のエッチバックの後、スリット62の上部に第2の膜82が埋め込まれる。第2の膜82は、スリット62において下部よりも幅が拡大された上部に埋め込まれる。第2の膜82は、絶縁層61、44、40、選択ゲートSG、電極層WL、および第1の膜81とは異種の材料からなる。例えば、第2の膜82は、タングステン膜またはカーボン膜である。
ストッパー膜81、82をスリット62内に埋め込んだ後、上面が平坦化される。以降、図15(b)および図16(b)に示す工程が続けられる。図15(b)および図16(b)は、図14(b)の断面に対応する。また、図15(a)および図16(a)は、ぞれぞれ、図15(b)および図16(b)の上面図に対応する。
図15(b)に示すように、絶縁層61上およびストッパー膜82上に、中間膜64を形成し、さらに中間膜64上にマスク層65を形成する。
中間膜64は、例えば、TEOSを用いて成膜される酸化シリコンを主成分とする膜である。
マスク層65は、絶縁層61、44、40、選択ゲートSG、および電極層WLとは異種の材料からなる。例えば、マスク層65はカーボン層である。また、マスク層65は、ストッパー膜82とも異種の材料からなる。したがって、マスク層65としてカーボンを使う場合には、ストッパー膜82としてカーボン以外の例えばタングステンを用いるのが望ましい。
マスク層65上には、図示しないレジスト膜が形成され、そのレジスト膜に対する露光および現像処理により、レジスト膜はパターニングされる。すなわち、レジスト膜に複数のホール(開口)が形成される。
図15(a)には、レジスト膜に形成された複数のホール120をマスク層65の上に重ねて表す。この具体例においても、複数のホール120は、周期性をもって規則正しく配置される。例えば、複数のホール120は、並進対称配置されている。さらに、具体的には、複数のホール120は、六方最密パターンで配置されている。すなわち、複数のホール120は、いわゆる千鳥配置されている。メモリホールを形成しない部分であるストッパー膜81、82の上に重なる位置にもホール120が形成される。
レジスト膜に形成された複数のホールパターンは、マスク層65に転写される。すなわち、ホール120が形成されたレジスト膜をマスクにした例えばRIE法により、マスク層65に複数のマスクホール66が形成される。このとき、中間膜64はエッチングストッパーとして機能する。
マスクホール66の平面配置パターンは、レジスト膜のホール120の平面配置パターンに対応する。したがって、図15(b)に示すように、ストッパー膜82の上に重なる位置にもマスクホール66が形成される。
そして、マスク層65をマスクにした例えばRIE法により、積層体を加工する。図16(b)に示すように、選択ゲートSGおよび複数層の電極層WLを含む積層体にホール71が形成される。
このとき、上記積層体とは異種材料からなるストッパー膜82はエッチングストッパーとして機能する。したがって、ストッパー膜82の上に位置するマスクホール66の下にはホールが形成されない。
ホール71は、図17(a)に示すように、バックゲートBGに埋め込まれた犠牲膜55に達する。
ホール71を形成した後、スリット62の上部に埋め込まれた第2の膜82、絶縁層61、中間膜64、およびマスク層65を除去する。スリット62内には、図17(a)に示すように、第1の膜81が残される。
そして、ホール71を通じたエッチングにより、犠牲膜55を除去する。犠牲膜55は、例えばウェットエッチングにより除去される。
犠牲膜55の除去により、前述した図11(b)と同様にバックゲートBGに形成された凹部72が現れ、一対のホール71のそれぞれの下端が1つの共通の凹部72とつながり、U字状のメモリホールMHが形成される。
メモリホールMH内には、図17(b)に示すように、メモリ膜30およびチャネルボディ20が形成される。
次に、第1の膜81を除去する。第1の膜81の除去により、スリット62が現れる。そのスリット62の内壁(側壁および底壁)には、図18(a)に示すように金属膜91が形成される。柱状部CLの上端部のシリコン膜上にも金属膜91が形成される。
そして、熱処理により、金属膜91に接しているシリコンを金属シリサイド化する。すなわち、図18(b)に示すように、電極層WLおよび選択ゲートSGにおけるスリット62に隣接している部分に金属シリサイド92が形成される。また、柱状部CLの上端部のシリコン膜にも金属シリサイド92が形成される。
金属シリサイド92を形成した後、未反応金属を除去し、スリット62内に図2に示す絶縁分離膜46を埋め込む。その後、図1に示すソース線SL、ビット線BLなどが形成される。
図14(a)〜図18(b)に示す実施形態においても、マスクパターンの段階において、スリット62上の位置にもホールパターンを形成する。すなわち、図15(a)に示すように、レジスト膜においてスリット62(ストッパー膜82)上にもホール120を形成し、さらに図15(b)に示すようにマスク層65においてもスリット62(ストッパー膜82)上にマスクホール66が形成される。
したがって、マスクホール120、66は、疎密がなく均一配置され、レジスト膜の潜像パターンの形状やサイズ、およびマスクホール66の形状やサイズの変形を抑制することができる。したがって、マスク層65を用いたRIEにより、真円度が高く、積層方向で直径のばらつきが小さいホール71を積層体に形成することができる。
スリット62の上に形成されたマスクホール66は、ストッパー膜82がエッチングストッパーとなり、積層体には転写されない。
この実施形態においても、メモリホールを形成するプロセスマージンが大幅に向上し、信頼性が高く高速動作可能な半導体記憶装置を提供することができる。また、高コストなリソグラフィー工程数の増加はなく、プロセスコストの増加は最小限に抑えられる。これにより、安価な半導体メモリを実現する。
また、スリット62の幅に比べてホール71の直径が大きい場合や、スリット62に対するマスクホール120、66の位置合わせがずれた場合でも、スリット62の上部に埋め込まれた第2の膜82は幅を拡大されているため、スリット62形成位置へのホールパターンの転写を確実に防ぐことができ、歩留まりが向上する。
また、この実施形態によれば、タングステンやカーボンなどに比べて埋め込み性のよい窒化シリコン膜を第1の膜81として深いスリット62内に埋め込んだ後、幅が拡大された上部にエッチングストッパーとして機能する第2の膜82を埋め込んでいる。
特に、ストッパー膜がプラズマCVD法等で成膜され段差被覆性が高くない場合や、膜応力が高いストッパー膜がスリット62内に形成されることで積層体に歪みが生じる懸念がある場合にも、2種の膜を分けてスリット62内に埋め込む方法は有効である。
第1の膜81は、スリット62内に埋め込まれた後エッチバックされ、絶縁層44と絶縁層61との境界付近まで後退される。そして、第2の膜82として例えばカーボン膜が、第1の膜81の上のスリット上部に埋め込まれる。そして、ホール71を形成した後、アッシング処理によりマスク層65を除去し、さらにフッ酸蒸気中で絶縁層61(BSG層)を除去することで、図17(a)に示すように、スリット62内の第1の膜81と、積層体の上面をほぼ平坦にそろえることが可能である。したがって、段差の小さいメモリセルアレイを形成することが可能となり、歩留まりが向上する。
次に、図19は、第2実施形態の半導体記憶装置のメモリセルアレイ2の模式斜視図である。なお、図19においても図1と同様に、図を見易くするために、絶縁層などの図示については省略している。
図19において、基板10の主面に対して平行な方向であって相互に直交する2方向をX方向及びY方向とし、これらX方向及びY方向の双方に対して直交する方向をZ方向(積層方向)とする。
基板10上にソース層SLが設けられている。ソース層SL上には、絶縁層を介してソース側選択ゲート(下部選択ゲート)SGSが設けられている。
ソース側選択ゲートSGS上には絶縁層が設けられ、その絶縁層上には、複数の電極層WLと複数の絶縁層とが交互に積層された積層体が設けられている。
最上層の電極層WL上には絶縁層が設けられ、その絶縁層上にはドレイン側選択ゲート(上部選択ゲート)SGDが設けられている。
上記積層体には、Z方向に延びた前述した柱状部CLが設けられている。すなわち、柱状部CLは、ドレイン側選択ゲートSGD、複数層の電極層WL、およびソース側選択ゲートSGSを貫通している。柱状部CLにおけるチャネルボディ20の上端はビット線BLに接続され、チャネルボディ20の下端はソース線SLに接続されている。
このメモリセルアレイ2においても、柱状部CLに対応するホールを積層体に形成するにあたっては、前述した方法を適用することができる。
図20は、第3実施形態のメモリセルアレイ3の模式斜視図である。なお、図20においては、図を見易くするために、絶縁層の図示については省略している。
図20において、基板10の主面に対して平行な方向であって相互に直交する2方向をX方向(第1方向)およびY方向(第2方向)とし、これらX方向およびY方向の双方に対して直交する方向をZ方向(第3方向、積層方向)とする。
基板10上に、絶縁層を介して、ソース側選択ゲート(下部ゲート層)SGSが設けられている。ソース側選択ゲートSGS上には、電極層WLと絶縁層とが一層ずつ交互に積層された積層体15が設けられている。電極層WLと電極層WLとの間には、第1実施形態と同様、図3に示すように絶縁層40が設けられている。最上層の電極層WL上には、絶縁層を介して、ドレイン側選択ゲート(上部ゲート層)SGDが設けられている。
ソース側選択ゲートSGS、ドレイン側選択ゲートSGD、および電極層WLは、金属層(例えば、タングステンを主に含む層)である。あるいは、ソース側選択ゲートSGS、ドレイン側選択ゲートSGD、および電極層WLは、例えば、シリコンを主成分として含むシリコン層であり、そのシリコン層には導電性を付与するための不純物として、例えばボロンがドープされている。あるいは、ソース側選択ゲートSGS、ドレイン側選択ゲートSGD、および電極層WLは、金属シリサイドを含んでいてもよい。
ドレイン側選択ゲートSGDの上には、絶縁層を介して、複数のビット線BL(金属膜)が設けられている。
ドレイン側選択ゲートSGDは、X方向に配列された複数の柱状部CLの列に対応して、Y方向に複数に分離され、それぞれのドレイン側選択ゲートSGDはX方向に延びている。ビット線BLは、Y方向に配列された複数の柱状部CLの列に対応して、X方向に複数に分離され、それぞれのビット線BLはY方向に延びている。
ソース側選択ゲートSGS、複数の電極層WLを含む積層体15、およびドレイン側選択ゲートSGDを含む積層体100を、複数の柱状部CLが貫通している。柱状部CLは、積層体15の積層方向(Z方向)に延びている。柱状部CLは、例えば円柱もしくは楕円柱状に形成されている。
積層体100は、Y方向に複数に分離されている。その分離部には、例えばソース層SLが設けられている。
図35は、柱状部CLおよび分離部の模式断面図である。
ソース層SLは、金属(例えばタングステン)を含む。ソース層SLの下端は基板10に接続されている。ソース層SLの上端は、図示しない上層配線に接続されている。ソース層SLと電極層WLとの間、ソース層SLとソース側選択ゲートSGSとの間、およびソース層SLとドレイン側選択ゲートSGDとの間には、図35に示すように、絶縁膜163が設けられている。
柱状部CLは、積層体100に形成されるメモリホール171(図23(b)に示す)内に形成される。そのメモリホール内には、図35に示すように、チャネル膜(チャネルボディ)20が設けられている。チャネル膜20は、例えばシリコンを主成分とするシリコン膜である。チャネル膜20は、実質的に不純物を含まない。
チャネル膜20は、積層体100の積層方向に延びる筒状に形成されている。チャネル膜20の上端部は、ドレイン側選択ゲートSGDを貫通し、図20に示すビット線BLに接続されている。
チャネル膜20の下端部は、ソース側選択ゲートSGSを貫通し、基板10に接続されている。チャネル膜20の下端は、基板10を介して、ソース層SLと電気的に接続されている。
メモリホールの側壁とチャネル膜20との間には、メモリ膜30が設けられている。メモリ膜30は、図3に示す第1実施形態と同様、ブロック絶縁膜35と電荷蓄積膜32とトンネル絶縁膜31とを有する。メモリ膜30は、積層体100の積層方向に延びる筒状に形成されている。
電極層WLとチャネル膜20との間に、電極層WL側から順にブロック絶縁膜35、電荷蓄積膜32およびトンネル絶縁膜31が設けられている。ブロック絶縁膜35は電極層WLに接し、トンネル絶縁膜31はチャネル膜20に接し、電荷蓄積膜32は、ブロック絶縁膜35とトンネル絶縁膜31との間に設けられている。
メモリ膜30は、チャネル膜20の外周を囲んでいる。電極層WLは、メモリ膜30を介して、チャネル膜20の外周を囲んでいる。チャネル膜20の内側には、コア絶縁膜50が設けられている。
チャネル膜20と各電極層WLとの交差部分に、チャネル膜20の周囲をコントロールゲートが囲んだ縦型トランジスタ構造のメモリセルが形成されている。
第3実施形態の半導体記憶装置も、データの消去・書き込みを電気的に自由に行うことができ、電源を切っても記憶内容を保持することができる不揮発性半導体記憶装置である。
図20に示すように、柱状部CLの上端部にはドレイン側選択トランジスタSTDが設けられ、下端部にはソース側選択トランジスタSTSが設けられている。
メモリセル、ドレイン側選択トランジスタSTD、およびソース側選択トランジスタSTSは、積層体100の積層方向(Z方向)に電流が流れる縦型トランジスタである。
ドレイン側選択ゲートSGDは、ドレイン側選択トランジスタSTDのゲート電極(コントロールゲート)として機能する。ドレイン側選択ゲートSGDとチャネル膜20との間には、ドレイン側選択トランジスタSTDのゲート絶縁膜として機能する絶縁膜が設けられている。
ソース側選択ゲートSGSは、ソース側選択トランジスタSTSのゲート電極(コントロールゲート)として機能する。ソース側選択ゲートSGSとチャネル膜20との間には、ソース側選択トランジスタSTSのゲート絶縁膜として機能する絶縁膜が設けられている。
ドレイン側選択トランジスタSTDと、ソース側選択トランジスタSTSとの間には、各層の電極層WLをコントロールゲートとする複数のメモリセルが設けられている。それら複数のメモリセル、ドレイン側選択トランジスタSTDおよびソース側選択トランジスタSTSは、チャネル膜20を通じて直列接続され、1つのメモリストリングMSを構成する。このメモリストリングMSがX方向およびY方向に複数配列されていることにより、複数のメモリセルがX方向、Y方向およびZ方向に3次元的に設けられている。
図21〜図23(b)は、第3実施形態の半導体記憶装置のメモリホールの形成方法を示す模式図である。
図21、図22(b)および図23(b)は断面図である。図22(a)は、図22(b)の上面図である。図23(a)は、図23(b)の上面図である。
図21に示すように、基板10上に積層体100が形成される。積層体100は、複数層の犠牲層(第1層)142と、複数層の絶縁層(第2層)140とを有する積層体である。基板10は、例えば、半導体基板であり、シリコン基板である。
基板10上に、絶縁層140と犠牲層142とが交互に形成される。絶縁層140と犠牲層142とを交互に形成する工程が複数回繰り返される。犠牲層142と絶縁層140との積層数は、図に示す層数に限定されない。
絶縁層140は例えば酸化シリコンを主成分として含む酸化シリコン層である。犠牲層142は、絶縁層140とは異種材料の層であり、例えば窒化シリコンを主成分として含む窒化シリコン層である。犠牲層142は、後の工程で、選択ゲートSGS、SGD、電極層WLに置換される。
最上層の絶縁層140上には絶縁層143が形成される。絶縁層143は、絶縁層140と同種の例えば酸化シリコンを主成分として含む酸化シリコン層である。
その絶縁層143上には、図22(b)に示すように、マスク層180が形成される。マスク層180の一部には、ストッパー膜183が埋め込まれる。マスク層180上およびストッパー膜183上には、マスク層181が形成される。
マスク層180、181の材料は、積層体100とは異種材料である。マスク層180とマスク層181とは例えば同種材料である。ストッパー膜183の材料は、マスク層180、181、および積層体100とは異種材料である。
マスク層181上にはレジスト膜182が形成され、そのレジスト膜182に対する露光および現像処理により、レジスト膜182はパターニングされる。レジスト膜182に複数のホール(開口)182aが形成される。
複数のホール182aは、周期性をもって規則正しく配置される。図22(a)に示すように、例えば、複数のホール182aは正方格子配置される。
ホール182aは積層体100にメモリホールを形成するためのパターンであるが、メモリホールを形成しない部分であるストッパー膜183の上に重なる位置にもホール182aが形成される。
レジスト膜182に形成された複数のホール182aは、マスク層181およびマスク層180に転写される。すなわち、ホール182aが形成されたレジスト膜182をマスクにした例えばRIE法により、マスク層181、180に複数のマスクホールが形成される。
さらに、そのマスクホールが形成されたマスク層181、180を用いたRIE法により、積層体100をエッチングし、図23(b)に示すように、積層体100に複数のメモリホール171が形成される。
マスクホールの平面配置パターンは、レジスト膜182のホール182aの平面配置パターンに対応する。したがって、ストッパー膜183の上に重なる位置にもマスクホールが形成される。
この積層体100のエッチングのとき、積層体100とは異種材料からなるストッパー膜184はエッチングストッパーとして機能する。積層体100の加工が終了するまで、ストッパー膜183は残る。あるいは、積層体100の加工が終了した時点で、ストッパー膜183が消失している場合もある。
いずれにしても、ストッパー膜183が形成された部分のエッチングは抑制され、ストッパー膜183が形成されていない領域の下の積層体100にメモリホール171が基板10に達して形成された時点で、ストッパー膜183の下の積層体100にはメモリホールが形成されない。
第3実施形態においても、マスクパターンの段階においては、メモリホールを形成しない領域にもホールパターンを形成する。したがって、マスクホールは、疎密がなく均一配置され、レジスト膜の潜像パターンの形状やサイズ、およびマスクホールの形状やサイズの変形を抑制することができる。したがって、マスク層180、181を用いたRIEにより、真円度が高く、積層方向で直径のばらつきが小さいメモリホール171を積層体100に形成することができる。
以上説明したように、第3実施形態によれば、メモリホールを形成するプロセスマージンが大幅に向上し、信頼性が高く高速動作可能な半導体記憶装置を提供することができる。また、高コストなリソグラフィー工程数の増加はなく、プロセスコストの増加は最小限に抑えられる。これにより、安価な半導体メモリを実現する。
メモリホール171は、積層体100を貫通し、基板10に達する。
次に、メモリホール171を形成した後の工程について、図24〜図35を参照して説明する。
メモリホール171の内壁(側壁および底部)には、図24に示すように、メモリ膜30が形成され、そのメモリ膜30の内側にはカバー膜20aが形成される。
メモリホール171の底部に形成されたカバー膜20aおよびメモリ膜30は、RIE法で除去され、図25に示すように、メモリホール171の底部にコンタクトホール151が形成される。コンタクトホール151は基板10に達する。
このRIEのとき、メモリホール171の側壁に形成されたメモリ膜30は、カバー膜20aで覆われて保護されている。したがって、メモリホール171の側壁に形成されたメモリ膜30はRIEのダメージを受けない。
次に、コンタクトホール151内、およびカバー膜20aの内側に、図26に示すように、チャネル膜20bが形成される。カバー膜20aおよびチャネル膜20bは、例えばアモルファスシリコン膜として形成された後、アニール処理により多結晶シリコン膜にされる。カバー膜20aはチャネル膜20bとともに、前述したチャネル膜20の一部を構成する。
コンタクトホール151内に形成されたチャネル膜20bを通じて、チャネル膜20は基板10と電気的に接続される。
チャネル膜20bの内側には、図27に示すように、コア絶縁膜150が形成され、これにより、柱状部CLが形成される。コア絶縁膜150の上部はエッチバックされ、図28に示すように、柱状部CLの上部に空洞152が形成される。
空洞152内には、図29に示すように、半導体膜153が埋め込まれる。半導体膜153は、例えばドープトシリコン膜であり、ノンドープシリコン膜であるチャネル膜20よりも不純物濃度が高い。
一般的な電荷注入型のメモリでは、基板電位を上げることでフローティングゲートなどの電荷蓄積層に書き込まれた電子を引き抜き、データを消去する。また、他の消去方法として、ドレイン側選択ゲートの上端のチャネルで生じるGIDL(Gate Induced Drain Leakage)電流を利用してメモリセルのチャネル電位をブーストする方法もある。
本実施形態では、ドレイン側選択ゲートSGDの上端部近傍に形成された高不純物濃度の半導体膜153に高電界を与えることで生成される正孔をチャネル膜20に供給してチャネル電位を上昇させる。電極層WLの電位を例えばグランド電位(0V)にすることで、チャネル膜20と電極層WLとの電位差で、電荷蓄積膜32の電子が引き抜かれ、あるいは、電荷蓄積膜32に正孔が注入され、データの消去動作が行われる。
空洞152内に半導体膜53を埋め込んだ後、積層体100の上面(絶縁層143の上面)上に堆積された、メモリ膜30、チャネル膜20、および半導体膜153を除去する。
次に、図示しないマスクを用いたRIE法により、積層体100に、図30に示すようにスリット161を形成する。スリット161は、積層体100を貫通し、基板10に達する。前述したストッパー膜183は、スリット161が形成される予定の領域上に形成される。
そのスリット161を通じたエッチングにより、犠牲層142は除去される。犠牲層142の除去により、図31に示すように、絶縁層140と絶縁層140との間にスペース162が形成される。
そのスペース162内には、スリット161を通じて、図32に示すように電極層WL、ドレイン側選択ゲートSGD、およびソース側選択ゲートSGSが形成される。
最上層のスペース162にドレイン側選択ゲートSGDが形成され、最下層のスペース162にソース側選択ゲートSGSが形成され、最上層と最下層との間のスペース162に電極層WLが形成される。
電極層WL、ドレイン側選択ゲートSGD、およびソース側選択ゲートSGSは、金属層であり、例えばタングステンを含む。
その後、スリット161の底の基板10の表面に不純物を打ち込む。その後の熱処理により、打ち込まれた不純物が拡散し、スリット161の底の基板10の表面に、図33に示すようにコンタクト領域191が形成される。
次に、スリット161の内壁(側壁および底部)に、図34に示すように、絶縁膜163が形成される。スリット161の底部に形成された絶縁膜163はRIE法で除去される。
その後、スリット161内に、図35に示すようにソース層SLが埋め込まれる。ソース層SLの下端はコンタクト領域191に接する。コンタクト領域191および基板10を介して、チャネル膜20の下端とソース層SLとが電気的に接続される。
その後、積層体100上に絶縁層192を形成する。ドレイン側選択ゲートSGDは、図20に示すように、Y方向に分離される。さらに、その後、ビット線BLや、ソース層SLと接続された上層配線などが形成される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,2,3…メモリセルアレイ、10…基板、20…チャネルボディ、30…メモリ膜、32…電荷蓄積膜、40,140…絶縁層、46…絶縁分離膜、62…スリット、63…ストッパー膜、65…マスク層、66,66a…マスクホール、92…金属シリサイド、WL…電極層、MS…メモリストリング

Claims (12)

  1. 基板上に、複数の第1層と、それぞれが前記第1層の間に設けられた複数の第2層とを有する積層体を形成する工程と、
    前記積層体上にマスク層を形成する工程と、
    前記マスク層の一部に、前記積層体とは異種材料のストッパー膜を形成する工程と、
    前記マスク層に、前記ストッパー膜の上にも重なるように複数のマスクホールを形成する工程と、
    前記マスク層を用いたエッチングにより、前記ストッパー膜の下の積層体にはホールを形成せず、前記ストッパー膜の上のマスクホール以外のマスクホールの下の積層体にホールを形成する工程と、
    前記ホール内にメモリ膜およびチャネルボディを形成する工程と、
    を備えた半導体記憶装置の製造方法。
  2. 前記積層体を貫通し、前記積層体を複数に分離するスリットを形成する工程をさらに備え、
    前記スリット内に前記ストッパー膜が形成される請求項1記載の半導体記憶装置の製造方法。
  3. 前記スリットの上部の幅を広げる工程をさらに備えた請求項2記載の半導体記憶装置の製造方法。
  4. 前記ストッパー膜を形成する工程は、第1の膜を形成する工程と、前記第1の膜の上に前記第1の膜とは異種材料の第2の膜を形成する工程とを有する請求項2または3に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  5. 前記ストッパー膜を形成する工程は、前記スリットの前記上部の下に第1の膜を形成する工程と、前記上部に前記第1の膜とは異種材料の第2の膜を形成する工程とを有する請求項3記載の半導体記憶装置の製造方法。
  6. 前記第1の膜はシリコン窒化膜を含み、前記第2の膜はタングステン膜またはカーボン膜を含む請求項4または5に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  7. 前記積層体を形成する工程は、
    前記第1層として電極層を、前記第2層として絶縁層を形成する工程を有する請求項2〜6のいずれか1つに記載の半導体記憶装置の製造方法。
  8. 前記ホール内に前記メモリ膜および前記チャネルボディを形成した後、前記ストッパー膜を除去する工程と、
    前記ストッパー膜を除去した後、前記電極層における前記スリット側の端部を金属シリサイド化する工程と、
    前記金属シリサイドを形成した後、前記スリット内に絶縁膜を形成する工程と、
    をさらに備えた請求項7記載の半導体記憶装置の製造方法。
  9. 前記メモリ膜および前記チャネルボディを形成した後、前記積層体を複数に分離するスリットを形成する工程をさらに備えた請求項1記載の半導体記憶装置の製造方法。
  10. 前記スリットを通じたエッチングにより、前記第1層を除去する工程と、
    前記第1層が除去されたスペースに電極層を形成する工程と、
    をさらに備えた請求項9記載の半導体記憶装置の製造方法。
  11. 前記スリット内にソース層を形成する工程をさらに備えた請求項10記載の半導体記憶装置の製造方法。
  12. 前記複数のマスクホールは、周期配置される請求項1〜11のいずれか1つに記載の半導体記憶装置の製造方法。
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