JP2016163302A - 電磁波搬送装置 - Google Patents

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大広 吉田
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Abstract

【課題】装置の効率を高くすることができる電磁波搬送装置を提供することである。
【解決手段】実施形態の電磁波搬送装置は、第1の筐体と、第2の筐体と、を持つ。第2の筐体は、第1の筐体の内部温度よりも低い内部温度になるように制御される第2の筐体を備える。第1の筐体には、送信信号を増幅する第1の増幅器が収容される。第2の筐体には、第1の移相器と、アンテナ部と、第2の増幅部と、が収容される。第1の移相器は、第1の増幅器により出力された送信信号の位相を変化させる。アンテナ部は、第1の移相器により出力された送信信号が供給される。第2の増幅部は、アンテナ部により出力された受信信号を増幅する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電磁波搬送装置に関する。
従来、複数のアンテナ素子を備えるアンテナ装置が知られている。このアンテナ装置において、超伝導体を含む高周波デバイスを使用し、当該高周波デバイスが超伝導状態になるよう温度環境を制御して信号損失を低減させることが行われている。しかしながら、高周波デバイスの配置によっては効率が低くなる可能性があった。
特開平09−51127号公報 特開2004−235614号公報
本発明が解決しようとする課題は、装置の効率を高くすることができる電磁波搬送装置を提供することである。
実施形態の電磁波搬送装置は、第1の筐体と、第2の筐体と、を持つ。第2の筐体は、第1の筐体の内部温度よりも低い内部温度になるように制御される第2の筐体を備える。第1の筐体には、送信信号を増幅する第1の増幅器が収容される。第2の筐体には、第1の移相器と、アンテナ部と、第2の増幅部と、が収容される。第1の移相器は、第1の増幅器により出力された送信信号の位相を変化させる。アンテナ部は、第1の移相器により出力された送信信号が供給される。第2の増幅部は、アンテナ部により出力された受信信号を増幅する。
実施形態のアレイアンテナ装置1の内部構成例を示すブロック図。 実施形態のアレイアンテナ装置1における内部構成例を示す断面図。 実施形態のアレイアンテナ装置1における送信用移相器26の構成を示す平面図。 実施形態のアレイアンテナ装置1における送信用移相器26の等価回路を示す図。 実施形態のアレイアンテナ装置1における送信用移相器26の信号伝送部263の構成を示す側面図。 実施形態のアレイアンテナ装置1における信号伝達部264およびPINダイオード400の構成例を示す模式図。 実施形態のアレイアンテナ装置1における内部構成の変形例を示す断面図。
以下、実施形態の電磁波搬送装置を、図面を参照して説明する。図1は、実施形態のアレイアンテナ装置1の内部構成例を示すブロック図である。
アレイアンテナ装置1は、筐体10に電磁波を搬送するための構成を収容している。アレイアンテナ装置1は、電磁波を搬送する電磁波搬送装置として機能する。
筐体10は、低温筐体部12および常温筐体部14を備える。低温筐体部12の内部空間と常温筐体部14の内部空間とは、図示しない断熱部を介して熱の伝達が低くなるように設計されている。低温筐体部12および常温筐体部14の間では、非接触伝達部120a、120bを介して信号の送受信が行われる。
低温筐体部12は、例えば箱型の真空断熱容器である。低温筐体部12は、内部空間12Aを外部の熱から遮る材料で形成される。低温筐体部12の材料としては、樹脂、セラミック等が挙げられる。また、低温筐体部12のうちアンテナ部30と対向する筐体部分12aは、電磁波を通過させ、温度を遮断する材料で形成されることが望ましい。電磁波を通過させ、温度を遮断する材料としては、例えばレドームと称される部位に用いられる強化プラスチック等が挙げられる。
低温筐体部12は、例えばスターリング冷凍機等(不図示)や液体窒素等により内部の超伝導デバイスが所定温度以下(例えば150K以下)まで冷却される。所定温度は、例えば後述の移相器等における超伝導部材が超伝導状態となる温度である。一方、常温筐体部14は、加熱または冷却されず常温に近い温度に維持されることにより、低温筐体部12よりも高い温度環境下で使用される。これにより、低温筐体部12は、常温筐体部14(第1の筐体)の内部温度よりも低い内部温度に維持される第2の筐体として機能する。また、低温筐体部12は、真空ポンプ等(不図示)によって内部空間12Aが真空に近い気圧に維持される。
アレイアンテナ装置1は、発信部20、送信用増幅器22、分配器24、送信用移相器26a、26b、26c、・・・26n(以下、総称する場合には「送信用移相器26」と呼ぶ。)、送受信切替器27a、27b、27c、・・・27n(以下、総称する場合には「送受信切替器27」と呼ぶ。)、アンテナ部30a、30b、30c、・・・30n(以下、総称する場合には「アンテナ部30」と呼ぶ。)、狭帯域フィルタ32a、32b、32c、・・・32n(以下、総称する場合には「狭帯域フィルタ32」と呼ぶ。)、受信用増幅器34a、34b、34c、・・・34n(以下、総称する場合には「受信用増幅器34」と呼ぶ。)、受信用移相器36a、36b、36c、・・・36n(以下、総称する場合には「受信用移相器36」と呼ぶ。)、合成器38a、38b、38c、・・・38n(以下、総称する場合には「合成器38」と呼ぶ。)、および信号処理部40a、40b、40c、・・・40n(以下、総称する場合には「信号処理部40」と呼ぶ。)を備える。
発信部20は、変調制御部200、および発信器202を備える。変調制御部200は、発信器202により送信信号を変調させる。変調制御部200は、アレイアンテナ装置1から発信させる電磁波の用途に基づいて変調方式および変調周波数を制御する。変調制御部200は、例えば、アレイアンテナ装置1が通信を行う場合とアレイアンテナ装置1がレーダとして機能する場合とで、変調方式および変調周波数の切り替えを行う。
送信用増幅器22は、発信部20から供給された送信信号を増幅する。分配器24は、送信用増幅器22から供給された送信信号を、例えば等分に分配して、各送信用移相器26に供給する。送信用移相器26は、分配器24から供給された送信信号の位相を所望の位相に変化させて、送信信号を送受信切替器27に供給する。送信用移相器26による位相の変化量は、アンテナ部30ごとに設定される。送信用移相器26を通過した送信信号は送受信切替器27に供給される。
送受信切替器27は、サーキュレータまたは同軸スイッチ等を含む。送受信切替器27は、信号処理系統を、狭帯域フィルタ32、受信用増幅器34、受信用移相器36、合成器38、および信号処理部40を含む受信系統と、発信部20、送信用増幅器22、分配器24、および送信用移相器26を含む送信系統との間で切り替える。
アンテナ部30は、送受信切替器27から送信信号が供給されたことに応じて、電磁波を空間に放射するアンテナ素子を備える。アンテナ部30は、空間に放射された電磁波を受信して受信信号を生成し、送受信切替器27に受信信号を供給する。受信信号は、送受信切替器27を介して狭帯域フィルタ32に供給される。
狭帯域フィルタ32は、送受信切替器27から供給された受信信号に含まれる不要な信号成分を抑圧する。狭帯域フィルタ32は、例えば超伝導材料を含む超伝導フィルタである。受信用増幅器34は、受信用移相器36を通過した受信信号の振幅を増幅する。受信用増幅器34は、低温環境において小さいノイズで動作可能なローノイズアンプ(LNA)である。受信用移相器36は、受信用増幅器34から供給された受信信号の位相を所望の位相に変化させて、位相を変化させた受信信号を合成器38に供給する。受信用移相器36による位相の変化量は、アンテナ部30ごとに設定される。合成器38には、受信用移相器36から受信信号が供給される。合成器38は、発信器202により発信する送信信号と同期をとって受信信号を信号処理部40に供給する。信号処理部40は、合成器38から供給された受信信号に対してA/D変換等の信号処理を行う。
図2は、実施形態のアレイアンテナ装置1における内部構成例を示す断面図である。
アレイアンテナ装置1の被接触伝達部120aは、第1の伝達部材142と、第2の伝達部材122とを備える。第1の伝達部材142は、平板形状を有し、常温筐体部14の壁面に埋め込まれる。第2の伝達部材122は、平板形状を有し、低温筐体部12の壁面に埋め込まれる。第1の伝達部材142と第2の伝達部材122とは、互いに非接触で対向して配置される。また、低温筐体部12および常温筐体部14は、間隙100を介して非接触で近接して配置される。間隙100は、真空ポンプ等(不図示)によって真空に近い雰囲気に制御される。これにより、第1の伝達部材142と第2の伝達部材122とは、間隙100を挟んで対向配置される。
第1の伝達部材142は、伝送路(不図示)を介して送信用増幅器22と接続される。第2の伝達部材122は、伝送路(不図示)を介して分配器24と接続される。第1の伝達部材142は、送信用増幅器22により出力された送信信号が入力される。第1の伝達部材142と第2の伝達部材122とは、送信信号が供給されたことに応じて電磁的に結合する。これにより、送信信号は、第1の伝達部材142から第2の伝達部材122に電磁的作用により伝達される。この結果、アレイアンテナ装置1は、第1の伝達部材142に伝達された送信信号を、低温筐体部12内に配置された伝送路(不図示)に伝達する。
被接触伝達部120bは、第1の伝達部材144と、第2の伝達部材124とを備える。これらの構造に関しては、被接触伝達部120aと同様であるため、説明を省略する。第3の伝達部材124は、合成器38に接続され、第4の伝達部材144は、信号処理部40に接続される。
なお、第2の伝達部材122と第1の伝達部材142との間の信号入出力方式および第2の信号入出力部124と第4の伝達部材144との間の信号伝達方式は、任意であればよい。信号伝達方式としては、例えば、共振現象を利用して信号を伝達する方式が挙げられる。
図3は、実施形態のアレイアンテナ装置1における送信用移相器26の構成を示す平面図である。以下、図3から図6を用いて説明する構成が、「移相器」の一例である。なお、「移相器」は、送信用移相器26だけでなく、受信用移相器36にも適用可能である。
送信用移相器26は、冷却基板120Aの上面に形成される。冷却基板120Aの下面には、スターリング冷凍機等(不図示)と接続されたコールドヘッド(不図示)が接触され、熱が吸収される。これにより、送信用移相器26は、後述する超伝導部材が超伝導状態となる所定温度以下まで冷却される。
送信用移相器26は、信号入力端子261と、信号出力端子262と、信号入力端子261と信号出力端子262との間を接続する信号伝送部263a、263b、263c、263d、および263e(以下、総称する場合には単に「信号伝送部263」と呼ぶ。)と、を備える。信号伝送部263のうち信号伝送部263aの−X方向側の端部(一端)が信号入力部である信号入力端子261と接続される。信号伝送部263のうち信号伝送部263dの+X方向側の端部(他端)が信号出力部である信号出力端子262と接続される。信号伝送部263は、信号入力端子261と信号出力端子262とを接続する第1の信号経路として機能する。
さらに、送信用移相器26は、信号伝送部263における第2の信号伝送部材310の異なる箇所から分岐した信号伝達部264a、264b、264c、および264d(以下、総称する場合には単に「信号伝達部264」と呼ぶ。)を備える。信号伝達部264は、信号伝送部263における第2の信号伝送部材310と接続される。
さらに、送信用移相器26は、信号伝達部264a、264b、264c、および264dにそれぞれ接続されたスイッチ部265a、265b、265c、および265dを備える。スイッチ部265a、265b、265c、および265dは、例えばPINダイオードにより実現される。スイッチ部265a、265b、265c、および265dの一方端には、それぞれ信号伝達部264a、264b、264c、264dを介して送信信号が供給される。また、スイッチ部265a、265b、265c、および265dの他方端には接地端子(不図示)が接続される。信号伝達部264a、264b、264c、および264dは、第2の信号伝送部材310の両端部の間における互いに異なる箇所と第2の信号伝送部材310と接地端子とを接続する複数の経路(第2の信号経路)として機能する。
さらに、送信用移相器26は、バイアス回路266a、266b、および266cを備える。バイアス回路266aは、信号伝送部263aおよび信号伝達部264aを介してスイッチ部265aに制御信号を供給する。
バイアス回路266bは、信号伝送部263cおよび信号伝達部264bを介してスイッチ部265bに制御信号を供給する。また、バイアス回路266bは、信号伝送部263cおよび信号伝達部264cを介してスイッチ部265cに制御信号を供給する。バイアス回路266cは、信号伝送部263cおよび信号伝達部264dを介してスイッチ部265dに制御信号を供給する。制御信号は、スイッチ部265がPINダイオードの場合、PINダイオードの両端に印加するバイアス電圧である。制御信号は、信号伝送部263a、263b、263d、および263e、並びに信号伝達部264a、264b、264c、および264dにおいて、送信信号に重畳されて、それぞれスイッチ部265a、265b、265c、および265dに供給される。これにより、スイッチ部265a、265b、265c、および265dは、制御信号に応じてオンオフ状態が切り替えられる。
送信用移相器26は、スイッチ部265a、265b、265c、および265dのオンオフ状態に応じて信号伝送部263a、263b、263d、および263eから接地端子への信号伝達状態が制御される。送信用移相器26は、スイッチ部265a、265b、265c、および265dのうちオン状態とされるスイッチ部および当該スイッチ部のオン時間(オン状態が継続される時間)に基づいて、信号入力端子261に供給された送信信号の位相をずらして信号出力端子262から出力させる。
図4は、実施形態のアレイアンテナ装置1における送信用移相器26の等価回路を示す図である。図4の等価回路は、スイッチ部265がPINダイオードである例を示している。
信号入力端子261には、分配器24と接続するワイヤまたは接続パターンが接続され、信号入力端子261の信号入力端にはインダクタンス(L)が形成される。信号出力端子262には、送受信切替器27と接続するワイヤまたは接続パターンが接続され、信号出力端子262の信号出力端にはインダクタンス(L)が形成される。また、信号伝達部264とスイッチ部265とは、ワイヤまたは接続パターンにより接続され、信号伝達部264の信号出力端にはインダクタンス(L)が形成される。
スイッチ部265a、265b、265c、および265dは、PINダイオードによって形成されたキャパシタンス(C)とスイッチ(SW)とが直列にそれぞれ接続される。キャパシタンス(C)は、PINダイオードの構成により特定される一定の容量である。スイッチ(SW)の一端には、接地端子(GND)がそれぞれ接続される。
スイッチ(SW)がオン状態である場合、信号伝送部263から見た回路がキャパシタンス(C)のみとなる。これにより、信号伝送部263に供給された送信信号は、信号伝達部264およびキャパシタンス(C)を介して接地端子(GND)に供給される。一方、スイッチ(SW)がオフ状態である場合、信号伝送部263から見た回路が高抵抗となり、遮断状態となる。これにより、信号伝送部263に供給された送信信号は、信号伝達部264側に伝達されずに信号出力端子262に供給される。
図5は、実施形態のアレイアンテナ装置1における送信用移相器26の信号伝送部263の構成を示す側面図である。図6は、信号入力端子261と信号伝送部263とが接続された部分、および信号伝送部263と信号出力端子262が接続された部分を示している。
信号伝送部263は、第1の信号伝送部材300と、第2の信号伝送部材310とを備える。第1の信号伝送部材300は、冷却基板120A上に薄膜状に形成される。第2の信号伝送部材310は、第1の信号伝送部材300と並行して形成される。直列に接続されて信号経路を形成する信号伝送部263のうち、一方の端部に相当する信号伝送部263の第2の信号伝送部材310と、信号入力端子261とは、接続部320を介して電気的に接続される。また、直列に接続されて信号経路を形成する信号伝送部263のうち、他方の端部に相当する信号伝送部263の第2の信号伝送部材310と、信号出力端子262とは、接続部330を介して電気的に接続される。接続部320、330は、第2の信号伝送部材310と同じ材料のワイヤ、または薄膜状の接続パターンである。
第2の信号伝送部材310は、第1の信号伝送部材300を保護すると共に、送信信号を伝送可能な導電体である。第2の信号伝送部材310は、例えば、Au、Ag、Cuの何れかを含有する材料である。第2の信号伝送部材310は、例えば、第1の信号伝送部材300上にスパッタ等の薄膜形成技術により形成される。なお、第2の信号伝送部材310は、第1の信号伝送部材300との界面における膨張率や相性を合わせるために他の材料を積層したバッファー構造により形成してもよい。
第2の信号伝送部材310は、少なくとも信号入力端子261および信号出力端子262に接続される部分において第1の信号伝送部材300と接していればよい。また、第2の信号伝送部材310は、例えば、第1の信号伝送部材300上に分割して形成され、分割されたそれぞれの第2の信号伝送部材310間を接続パターンで接続した構成であってもよい。
第1の信号伝送部材300は、所定温度以下において超伝導状態となる材料で形成される。第1の信号伝送部材300は、基材302と、第1の超伝導体薄膜304と、第2の超伝導体薄膜306とを備える。第1の超伝導体薄膜304は、基材302の第1側(図5における+Z方向側)の面に形成される。第2の超伝導体薄膜306は、基材302の第2側(図5における−Z方向側)の面に形成される。第2の信号伝送部材310は、第2の超伝導体薄膜306の図5における+Z方向側に形成される。
第1の信号伝送部材300は、所定温度以下となることにより導電率が低下して超伝導状態に変わる材料を含んで形成される。第1の信号伝送部材300は、例えば高温超伝導材料を含んで形成されてもよい。この第1の信号伝送部材300は、基材302がMgOであり、第1の超伝導体薄膜304および第2の超伝導体薄膜306が銅酸化物超伝導体であってもよい。銅酸化物超伝導体としては、YBCO(YBa2Cu3O7)が使用可能である。
以上のような信号伝送部263において、第1の信号伝送部材300が超伝導状態である場合、送信信号は信号入力端子261から第1の信号伝送部材300を通過して信号出力端子262に伝送される。一方、第1の信号伝送部材300の温度が所定温度よりも高い場合であっても、送信信号は信号入力端子261から第2の信号伝送部材310を通過して信号出力端子262に伝送される。
これにより、送信用移相器26は、例えばアレイアンテナ装置1の異常により送信用移相器26の温度が所定温度を超えて高くなった場合、送信信号を第2の信号伝送部材310により伝送させることができる。これにより、第2の信号伝送部材310は、第1の信号伝送部材300の補完経路として機能する。この結果、送信用移相器26によれば、アレイアンテナ装置1の機能が低下することを抑制することができる。また、送信用移相器26は、低温筐体部12の冷却開始直後の過渡期においても、第2の信号伝送部材310を使用して信号を伝送することができる。この結果、装置を迅速に立ち上げさせることができる。さらに、アレイアンテナ装置1の異常が発生した後、アレイアンテナ装置1の異常から迅速に機能を回復させることができる。
実施形態の送信用移相器26において、第2の信号伝送部材310をAuとし、第1の超伝導体薄膜304および第2の超伝導体薄膜306の材料をYBCOとし、基材302をMgOとすると好適である。この場合、MgOの含有率が99%以上、YBCOの含有率とAuの含有率との合計が1%未満とすることが好ましい。また、MgOの含有率が99.56%、YBCOの含有率が0.24%、Auの含有率が0.20%とすることが、より好ましい。これによって、送信用移相器26において送信信号の損失を抑制することができる。また、例えば、MgOの厚さを0.5mm、YBCOのそれぞれの厚さを600nm、Auの厚さを1μmにすると好適である。
また、基材302の材料をMgOに代えてサファイアとし、第1の超伝導体薄膜304および第2の超伝導体薄膜306の材料を銅酸化物超伝導体に変更してもよい。この場合であっても、送信用移相器26において送信信号の損失を抑制することができる。
図6は、実施形態のアレイアンテナ装置1における信号伝達部264およびPINダイオード400の構成例を示す模式図である。なお、図6は、信号伝達部264とPINダイオード400とが接続された部分を示している。
信号伝達部264は、信号伝送部材350と、信号伝送部材360とを備える。信号伝送部材350は、上述した第1の信号伝送部材300と同じ構成を有する。また、信号伝送部材360は、上述した第2の信号伝送部材310と同じ構成を有する。信号伝達部264における信号伝送部材360は、ワイヤまたは接続パターン(不図示)を介して信号伝送部263の第2の信号伝送部材310に接続される。また、信号伝送部材360は、ワイヤまたは接続パターンの接続部370を介してPINダイオード400と接続される。
PINダイオード400は、信号伝送部402と、P型半導体層404と、I(I:Intrinsic)層406と、N型半導体層408とを備える。PINダイオード400は、順方向にバイアスが加えられることによりインピーダンスが低くなり、逆方向にバイアスが加えられることによりインピーダンスが高くなる。PINダイオード400は、低インピーダンス状態において送信信号が信号伝達部264から供給され、接地端子(GND)に伝達する。PINダイオード400は、高インピーダンス状態において接地端子(GND)に伝達される送信信号を遮断する。
このような送信用移相器26は、バイアス回路266の制御に基づいて送信信号を接地端子(GND)に供給させる信号伝達部264を選択すると共に、信号伝達部264から接地端子(GND)に送信信号を供給するタイミングが制御される。これにより、送信用移相器26は、アンテナ部30ごとに所望の位相に変化させるよう動作する。
なお、アレイアンテナ装置1は、受信用移相器36を第1の信号伝送部材300と同じ構成の超伝導体材料を含むように構成してもよい。さらに、アレイアンテナ装置1は、受信用移相器36に接続された狭帯域フィルタ32を、第1の信号伝送部材300と同じ超伝導体材料を含むように構成してもよい。この狭帯域フィルタ32および受信用移相器36は、同じ薄膜製造プロセスにおいて冷却基板120A上に形成される。例えば、狭帯域フィルタ32および受信用移相器36は、YBCO薄膜を含むようにパターン形成される。
図7は、実施形態のアレイアンテナ装置1における内部構成の変形例を示す断面図である。
常温筐体部14には、常温側回路部140が収容される。低温筐体部12には、冷却基板120Aが収容される。冷却基板120Aには、アンテナ部30、第2の伝達部材122、第3の伝達部材124、および低温側回路部126が形成される。低温筐体部12の内壁における第2の伝達部材122に対向する面には、第1の伝達部材142が設けられる。低温筐体部12の内壁における第2の信号入出力部124に対向する面には、第4の伝達部材144が設けられる。
第2の伝達部材122と第1の伝達部材142との間、および第3の伝達部材124と第4の伝達部材144との間には、真空に近い状態の間隙部100aが形成される。これにより、アレイアンテナ装置1は、常温筐体部14の内部空間と低温筐体部12の内部空間との間を断熱すると共に信号を伝達する非接触伝達部120a、120aを形成する。
低温側回路部126には、分配器24、送信用移相器26、送受信切替器27、狭帯域フィルタ32、受信用増幅器34、受信用移相器36、および合成器38が形成される。これにより、アレイアンテナ装置1は、分配器24、送信用移相器26、送受信切替器27、狭帯域フィルタ32、受信用増幅器34、受信用移相器36、および合成器38を一体化している。アレイアンテナ装置1は、少なくとも送信用移相器26とアンテナ部30と受信用増幅器34とを低温側回路部126に一体化して配置してもよい。
また、常温側回路部140には、発信部20、送信用増幅器22、および信号処理部40が形成される。
第1の伝達部材142は、平面形状を有する信号経路である。第1の伝達部材142は、例えばマイクロストリップ線路である。第1の伝達部材142は、図示しない信号伝送経路を介して常温側回路部140と接続される。第2の伝達部材122は、平面形状を有する信号経路である。第2の伝達部材122は、例えばマイクロストリップ線路である。第1の伝達部材142と第2の伝達部材122とは、信号が伝達可能な程度に近接して配設される。第2の伝達部材122および第1の伝達部材142は、常温側回路部140から送信信号が供給され、供給された送信信号を低温側回路部126に供給する。
低温側回路部126は、冷却基板120A上に形成される。低温側回路部126は、冷却基板120Aが冷却されることにより放熱し、超伝導状態になる所定温度以下まで冷却される。低温側回路部126は、図示しない信号伝送経路を介してアンテナ部30と接続される。低温側回路部126は、第2の伝達部材122から供給された送信信号を処理し、処理した送信信号をアンテナ部30に出力する。また、低温側回路部126は、アンテナ部30により出力された受信信号を第2の信号入出力部124に出力する。
第2の信号入出力部124は、平面形状を有する信号経路である。第2の信号入出力部124は、例えばマイクロストリップ線路である。第4の伝達部材144は、平面形状を有する信号経路である。第4の伝達部材144は、例えばマイクロストリップ線路である。第4の伝達部材144は、図示しない信号伝送経路を介して常温側回路部140と接続される。第2の信号入出力部124と第4の伝達部材144とは、信号が伝達可能な程度に近接して配設される。第2の信号入出力部124および第4の伝達部材144は、低温側回路部126から受信信号が供給され、供給された受信信号を常温側回路部140に供給する。
以上説明した少なくともひとつの実施形態のアレイアンテナ装置1によれば、常温筐体部14に送信用増幅器22が収容され、低温筐体部12に送信用移相器26と送信用移相器26とアンテナ部30と受信用増幅器34とが収容されるので、装置の動作効率を高めることができる。すなわち、実施形態のアレイアンテナ装置1によれば、送信用増幅器22を常温筐体部14に収容することにより送信用増幅器22を低温筐体部12から分離でき、送信用増幅器22の発熱により冷却効率が低下することを回避することができる。また、実施形態のアレイアンテナ装置1によれば、送信用移相器26を低温筐体部12に収容することにより送信信号の損失を抑制することができ、アンテナ部30を低温筐体部12に収容することにより送信信号および受信信号のNF(Noise Figure:雑音指数)を小さくすることができ、受信用増幅器34を低温筐体部12に収容することにより増幅処理のノイズを抑制することができる。この結果、実施形態のアレイアンテナ装置1によれば、装置の動作効率としての冷却効率および信号伝送効率を高くすることができる。
また、実施形態のアレイアンテナ装置1によれば、低温筐体部12に受信用移相器36および狭帯域フィルタ32が収容されるので、受信信号の損失を抑制することができ、さらに装置の信号伝送効率を高めることができる。また、実施形態のアレイアンテナ装置1によれば、超伝導体材料を含む薄膜パターンを形成して狭帯域フィルタ32および受信用移相器36を作成することにより、より受信信号の損失を抑制することができる。この結果、実施形態のアレイアンテナ装置1によれば、受信チャンネルを増加させても所定の受信品質を満たすことができ、設計の自由度を高くすることができる。
さらに、実施形態のアレイアンテナ装置1によれば、低温筐体部12に、送信用増幅器22と接続された分配器24、複数の送信用移相器26、およびアンテナ部30が収容されるので、送信用増幅器22を送信用移相器26よりもアンテナ部30の反対側に設置することができる。これにより、実施形態のアレイアンテナ装置1によれば、高出力の送信用増幅器22により出力した送信信号を分配して複数の送信用移相器26に送信信号を供給するように構成することができる。この結果、実施形態のアレイアンテナ装置1によれば、複数のアンテナ部30に対して単一の送信用増幅器22を備える構成を採用することができるので、搬送波の周波数を高くしても電磁波の周波数の半分程度のアンテナ部30間隔を実現することができ、より高い周波数の電磁波を出力することできる。
さらに、実施形態のアレイアンテナ装置1によれば、低温筐体部12に、送信用増幅器22と接続された分配器24、複数の送信用移相器26、およびアンテナ部30が収容され、送信用増幅器22は常温筐体部14に収容される構成としたため、送信用増幅器22を送信用移相器26よりもアンテナ部30から電気的に遠い側に設置することができる。この結果、送信用増幅器22とアンテナ部30との電気的距離を長くすることができるので、搬送波の周波数を高くしても電磁波の周波数の半分程度のアンテナ部30間隔を実現することができ、より高い周波数の電磁波を出力することできる。
また、実施形態のアレイアンテナ装置1によれば、送信用増幅器22と複数の送信用移相器26との間に分配器24を設けることができ、高出力の送信用増幅器22により出力した送信信号を分配して複数の送信用移相器26に送信信号を供給するように構成することができる。この結果、実施形態のアレイアンテナ装置1によれば、送信用増幅器22の数を増大させず、装置をコンパクトにすることができる。
さらに、実施形態のアレイアンテナ装置1によれば、第2の伝達部材122と第1の伝達部材142とを非接触で対向して配置して電磁的作用によって送信信号を伝達する。また、実施形態のアレイアンテナ装置1によれば、低温筐体部12と常温筐体部14との間に設けられた間隙100を挟んで対向配置され、電磁的作用によって送信信号を伝達する。この結果、実施形態のアレイアンテナ装置1によれば、低温筐体部12と常温筐体部14との間の熱交換を抑制することができ、低温筐体部12の冷却効率を高くすることができる。
さらに、実施形態のアレイアンテナ装置1によれば、所定温度以下において超伝導状態となる第1の信号伝送部材300と、第1の信号伝送部材300と接する第2の信号伝送部材310とを持つことにより、アレイアンテナ装置1の異常や、アレイアンテナ装置1の起動直後などのように、送信用移相器26の周囲温度が所定温度よりも高い場合でも、第2の信号伝送部材310により信号を伝送することができる。この結果、実施形態の送信用移相器26によれば、装置の機能の低下を抑制することができる。もとより、実施形態の送信用移相器26によれば、第1の信号伝送部材300が超伝導状態になった場合においては、信号経路の抵抗を小さくすることができるので、良好なアンテナ特性を得ることができる。この結果、実施形態の送信用移相器26によれば、送信用移相器26を利用した装置においても機能の低下を抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…アレイアンテナ装置、10…筐体、12…低温筐体部、14…常温筐体部、22…送信用増幅器、24…分配器、26…送信用移相器、27…送受信切替器、30…アンテナ部、32…狭帯域フィルタ、34…受信用増幅器、36…受信用移相器、38…合成器、40…信号処理部、100…間隙、120…非接触伝達部、120A…冷却基板、122…第2の伝達部材、124…第3の伝達部材、126…低温側回路部、140…常温側回路部、142…第1の伝達部材、144…第4の伝達部材、202…発信器、261…信号入力端子、262…信号出力端子、263…信号伝送部、264…信号伝達部、265…スイッチ部、266…バイアス回路、300…第1の信号伝送部材、302…基材、304…第1の超伝導体薄膜、306…第2の超伝導体薄膜、310…第2の信号伝送部材、320、330…接続部

Claims (6)

  1. 第1の筐体と、
    前記第1の筐体の内部温度よりも低い内部温度になるように制御される第2の筐体と、を備え、
    前記第1の筐体には、送信信号を増幅する第1の増幅器が収容され、
    前記第2の筐体には、前記第1の増幅器により出力された送信信号の位相を変化させる第1の移相器と、前記第1の移相器により出力された送信信号が供給されるアンテナ部と、前記アンテナ部により出力された受信信号を増幅する第2の増幅器と、が収容される、
    電磁波搬送装置。
  2. 前記アンテナ部により出力された受信信号から所定の成分を通過させるフィルタ部と、
    前記フィルタ部により出力された前記受信信号の位相を変化させて、前記第2の増幅器に出力する第2の移相器と、を備え、
    前記第2の筐体には、前記第2の移相器およびフィルタ部が収容される、
    請求項1に記載の電磁波搬送装置。
  3. 前記第1の増幅器により出力された送信信号を分配する分配器と、
    前記分配器により出力された送信信号のそれぞれの位相を変化させる複数の前記第1の移相器と、
    前記複数の第1の移相器によりそれぞれ出力された送信信号が供給される複数の前記アンテナ部と、を備え、
    前記第2の筐体には、前記分配器、前記複数の第1の移相器、および前記複数のアンテナ部が収容される、
    請求項1または2に記載の電磁波搬送装置。
  4. 前記第1の増幅器により出力された送信信号が入力される第1の伝達部材と、
    前記信号入出力部と非接触で対向して配置され、前記第1の伝達部材に入力された送信信号が電磁的作用により伝達され、前記伝達された送信信号を前記第2の筐体内に配置された部材に伝達する第2の伝達部材と、
    を備える、請求項1から3のうち何れか1項に記載の電磁波搬送装置。
  5. 前記第1の伝達部材と前記第2の伝達部材は、筐体間に設けられた間隙を挟んで対向配置され、電磁的作用によって前記送信信号を伝達する、
    請求項4記載の電磁波搬送装置。
  6. 前記第1の移相器は、
    信号入力端子と信号出力端子とを接続し、信号を伝送する第1の信号経路と、
    前記第1の信号経路から分岐して接地端子に接続され、信号を遮断可能なスイッチ部が設けられた第2の信号経路と、を備え、
    少なくとも前記第1の信号経路は、所定温度以下において超伝導状態となる第1の信号伝送部材と、導電体で形成され、前記第1の信号伝送部材と並行して設けられた第2の信号伝送部材とのいずれかによって信号を伝送する、
    請求項1から5のうち何れか1項に記載の電磁波搬送装置。
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