JP2016154161A - 半導体素子搭載用リードフレーム及びその製造方法 - Google Patents

半導体素子搭載用リードフレーム及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リードフレームの加工中、後工程の加工中及び搬送中において、リードフレームに反り等の変形の発生を防止可能な半導体素子搭載用リードフレーム及びその製造方法を提供する。
【解決手段】金属板10の表面側に窪み形状部分60を形成することにより形成された柱状形状のダイパッド部20及びリード部30を有し、ダイパッド部20上に半導体素子110を搭載するとともにリード部30上にボンディングワイヤ120を接続して表面側を樹脂封止した後、裏面側から金属板の不要部分を除去して形成される半導体パッケージ150の部品として用いられる半導体素子搭載用リードフレーム100である。樹脂封止を行う1つのブロック内に複数の半導体パッケージを形成可能にダイパッド部20及びリード部30の組を複数設け、隣接するダイパッド部20及びリード部30の組同士の間の切断ライン50上に、柱状形状の補強片40を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体素子搭載用リードフレーム及びその製造方法に関する。
半導体パッケージは、多ピン化、小型化、薄化の要求から、半田ボールを使用したBGA(Ball Grid Array)パッケージや半導体素子の下にアウターリードを配置したCSP(Chip Size Package)等のさまざまなパッケージが提案され、用いられている。
その中でも、比較的安価で上述の要求に対応できる方法として、金属材料であるリードフレームを利用したQFN(Quad Flat Non−lead)タイプのパッケージが知られている。
QFNタイプの半導体パッケージは、金属材料を用いて、中央に形成されたダイパッド部に半導体素子を搭載し、その周辺にエリアアレイ状にリード部を配置し、リード部の表面側は半導体素子とワイヤで繋ぐ内部接続部となり、その裏面側は外部接続部となる半導体パッケージである。リード部の上下(表裏)面を内部接続部と外部接続端子部にそれぞれ使用することにより、多ピン化、小型化、薄化を実現している。
そして特許文献1には、金属材料としてリードフレーム用の銅材に貴金属のめっきを施す工程と、裏面に耐エッチングレジスト膜を成形した後、表面のめっき層をエッチングマスクとして用いてハーフエッチング加工する工程と、リードフレーム材に所定の半導体素子を搭載し、半導体素子と金属めっき層をワイヤボンディングする工程と、樹脂封止する工程と、リードフレーム材の裏面に形成した耐エッチングレジストを除去する工程と、貴金属めっき層をエッチングマスクとして使用して裏面をエッチング加工し、外部接続部を独立させる工程と、を有する半導体パッケージの製造方法が示されている。
同様に、特許文献2には、表面側にハーフエッチング加工を施した半導体素子搭載用リードフレームを用いて、表面側に半導体素子を搭載し樹脂封止した後、裏面側をエッチング加工して半導体素子搭載用リードフレームの不要な部分を除去するようにして製造する半導体パッケージが記載されている。
特開2011−100899号公報 特開2014−165242号公報
ところで、QFN等の一般的な半導体パッケージ用リードフレームでは、半導体素子を搭載するダイパッド部及びワイヤボンディングするリード部とリードフレームの枠部とを、連結片で連結し、ダイパッド部及びリード部がリードフレーム外枠から脱落を防止する必要がある。
しかしながら、特許文献1に記載されている半導体パッケージにおいては、素子搭載面側にはハーフエッチング加工によって柱状形状が形成され、反対面はエッチング加工されず素材面のまま残されるため、ダイパッド部やリード部は、リードフレームの外枠と連結される必要がなく、自由な配置が可能である。よって、特許文献1では、半導体パッケージに必要なダイパッド部及びリード部のみを配置し、最小限の切断幅の間隔をおいて、複数のパッケージを配置している。なお、ダイパッドを必要としないパッケージも存在する。
例えば、特許文献1では、図2に示されるように、半導体素子領域とその周りにリードを配置して1つの半導体パッケージを形成し、1つの樹脂封止ブロック内に複数の半導体パッケージを配置している。特許文献1の図2においては、1ブロックに4列×4段の計16個の半導体パッケージを配置し、1枚のリードフレームで4ブロック配置し、合計1枚のリードフレームで64個の半導体パッケージを配置している。
ところで、近年、半導体パッケージは、薄型化、小型化が進み、かつ、コストダウンが同時に要求されてきている。それに伴い、これら半導体パッケージに使用されるリードフレームについても当然同様の要求がきている。具体的には、一枚のリードフレーム対し、より高密度の配置とリードフレーム板厚の薄化である。
特許文献1に記載されたタイプのリードフレームは、上で説明したように、半導体素子搭載面からのハーフエッチング加工によって、柱状形状のダイパッド部やリード部を形成している。裏面側はエッチング加工されず全面素材面のまま残っているため、一般的なリードフレームよりも比較的強度は強いものの、半導体パッケージを高密度に配置したり、リードフレーム板厚を非常に薄く構成したりすると、設定によっては、リードフレームの加工中や搬送中ブロックの中央部が下側に反る変形が発生する場合がある。かかる変形は、リードフレームの生産に支障をきたす場合があり、また、後工程のダイボンディング工程、ワイヤボンディング工程での加工中や搬送中でも、同様の問題が当然に発生する。
そこで、本発明は、一枚のリードフレームに対し高密度にダイパッド部及びリード部が配置されたり、リードフレーム板厚が極めて薄く構成されたりした場合であっても、リードフレームの加工中、後工程の加工中及び搬送中において、リードフレームに反り等の変形が発生することを防止可能な半導体素子搭載用リードフレーム及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る半導体素子搭載用リードフレームは、金属板の表面側に窪み形状部分を形成することにより形成された柱状形状のダイパッド部及びリード部を有し、該ダイパッド部上に半導体素子を搭載するとともに該リード部上にボンディングワイヤを接続して前記表面側を樹脂封止した後、裏面側から前記金属板の不要部分を除去して形成される半導体パッケージの部品として用いられる半導体素子搭載用リードフレームであって、
前記樹脂封止を行う1つのブロック内に複数の前記半導体パッケージを形成可能に前記ダイパッド部及びリード部の組を複数設け、隣接する該ダイパッド部及びリード部の組同士の間の切断ライン上に、柱状形状の補強片を設ける。
本発明の他の態様に係る半導体素子搭載用リードフレームの製造方法は、金属板の表面をハーフエッチング加工し、半導体素子を搭載するためのダイパッド部と、該ダイパッド部の周囲に配置され、前記半導体素子と電気的に接続されたボンディングワイヤの接続端子となるリード部と、隣接する該ダイパッド部及び該リード部の組同士の間に設けられる切断ライン上の少なくとも一部に設けられる補強片とを柱状に形成するハーフエッチング工程を有する。
本発明によれば、一枚のリードフレームに対し半導体パッケージを高密度に配置したり、リードフレーム板厚を極めて薄く構成したりした場合であっても、リードフレームの加工中、後工程の加工中や搬送中において、リードフレームに反り等の変形が発生することを防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレームの一例を示した図である。図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレームの一例を示した断面図である。図1(b)は、本発明の第1の実施形態に係るリードフレームを用いた半導体パッケージの一例を示した図である。図1(c)は、本発明の第1の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレームの一例の平面図である。 本発明の第1の実施形態に係るリードフレームの樹脂封止ブロックの一例の平面構成を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレームの製造方法の一例の前半の工程を示した図である。図3(a)は、金属板用意工程の一例を示した図である。図3(b)は、レジスト層形成工程の一例を示した図である。図3(c)は、第1のレジストマスク形成工程の一例を示した図である。図3(d)は、めっき工程の一例を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレームの製造方法の一例の後半の工程を示した図である。図4(a)は、第2のレジストマスク形成工程の一例を示した図である。図4(b)は、ハーフエッチング工程の一例を示した図である。図4(c)は、レジストマスク剥離工程の一例を示した図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100aの一例の平面構成を示した図である。 本発明の第3の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100bの一例を示した図である。図6(a)は、本発明の第3の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレームの一例を示した断面図である。図6(b)は、本発明の第3の実施形態に係るリードフレームを用いた半導体パッケージの一例を示した図である。図6(c)は、本発明の第3の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレームの一例の平面図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の説明を行う。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレームの一例を示した図である。図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレームの一例を示した断面図であり、図1(b)は、本発明の第1の実施形態に係るリードフレームを用いた半導体パッケージの一例を示した図である。図1(c)は、本発明の第1の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレームの一例の平面図である。なお、図1(a)、(b)は、図1(c)のA−A’断面における断面図である。
図1(a)に示されるように、第1の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100は、金属板10を用いて構成される。金属板10は、種々の金属材料から構成されてよいが、例えば、厚さ0.1mm〜0.15mmの銅又は銅合金から構成されてもよい。
本実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100は、ダイパッド部20と、リード部30と、補強片40と、めっき層70、71を有する。
ダイパッド部20は、半導体素子を搭載するための領域である。図1(b)において、ダイパッド部20の表面上に半導体素子110が搭載されており、全体として半導体パッケージ150を構成している。図1(b)に示されるように、ダイパッド部20は、1個の半導体パッケージ150に対し、通常、1個形成される。ダイパッド部20は、半導体パッケージ150の中央領域に形成される場合が多い。なお、金属板10は単一の金属材料から構成されているので、金属板10自体には表面及び裏面は特に存在しないが、本実施形態においては、便宜上、半導体素子110が搭載される半導体素子搭載面を表面又は表面側と呼び、その反対の面を裏面又は裏面側と呼ぶこととする。図1(a)、(b)においては、上面が表面であり、下面が裏面である。ダイパッド部20の表面側は、半導体素子を搭載する。
リード部30は、ダイパッド部20の周囲に形成され、半導体素子110の端子からボンディングワイヤ120を用いて電気的に接続される接続端子である。リード部30は、1個のダイパッド部20の周囲に複数設けられるのが一般的であり、半導体素子110の端子と外部との電気的接続を行う役割を果たす。図1(b)、(c)に示すように、リード部30は、ダイパッド部20により接近した内側のリード部30と、ダイパッド部20からやや離れたリード部30とからなる二重環状に設けられてもよい。
図1(a)に示すように、ダイパッド部20及びリード部30は、ハーフエッチング加工により窪み形状部60を形成することにより、柱状の形状を有して構成される。即ち、ハーフエッチング加工により、金属板10を貫通させずに、金属板10の表面から途中までを除去し、残部61を残した窪み形状部60を形成することにより、ハーフエッチング加工されていないダイパッド部20及びリード部30が相対的に柱状に突出した形状となる。ダイパッド部20及びリード部30は、残部61を介して互いに及び金属板10に連結されているので、金属板10から離脱するおそれは無い。即ち、半導体素子搭載用リードフレーム100は、表面側にハーフエッチング加工によって柱状形状にダイパッド部20及びリード部30を形成するが、裏面側はエッチング加工されず素材面のまま残されるため、リードフレーム100の状態では、ダイパッド部20やリード部30はリードフレーム100の外枠と連結する必要がなく、自由に配置することができる。よって、ダイパッド部20及びリード部30は自由な平面形状を有して構成することが可能であり、高密度にダイパッド部20及びリード部30を配置することも可能となる。このため、半導体パッケージ150に必要なダイパッド部20及びリード部30のみを配置し、最小限の切断幅の間隔をおいて、複数の半導体パッケージ150を配置することができる。
なお、図1(b)に示すように、後工程において半導体パッケージ150を製造する段階で残部61は除去され、ダイパッド部20とリード部30は互いに連結されていない独立した形状となるが封止樹脂130により固定される。
また、図1(a)〜(c)に示すように、ダイパッド部20及びリード部30の表面側及び裏面側には、めっき層70、71が各々形成される。図1(b)に示すように、ダイパッド部20は半導体素子を搭載し、リード部30の表面側は半導体パッケージ150の内部配線用の接続端子として機能し、裏面側は外部から接続される外部接続端子として機能する。よって、ダイパッド部20及びリード部30の両面にめっき層70、71が形成される。めっき層70、71は、一般的には、金(Au)、銀(Ag)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)等の貴金属で構成され、貴金属めっきを行うことにより形成される。
図1(a)に示すように、外側のリード部30の更に外側には、補強片40が形成される。補強片40は、ダイパッド部20及びリード部30と同様、ハーフエッチング加工で形成され、柱状の形状を有する。図1(b)に示されるように、補強片40は、接続端子としては機能していない。よって、補強片40の表面側及び裏面側の両面には、めっき層70、71は形成されていない。補強片40は、リードフレーム100を補強するために設けられた構造体であり、リードフレーム100が反って変形することを防止するために設けられる。即ち、上述のように、ダイパッド部20及びリード部30は、残部61を介して互いに連結され、また金属板10とも連結されているが、近年の薄化の要請により、残部61の厚さを金属板10の10〜30%程度(エッチング深さ90〜70%程度)にすることが半導体パッケージ150の製造業者から求められる場合がある。即ち、半導体パッケージ150の製造業者の方で、樹脂封止後のエッチング量をなるべく少なくする観点から、そのような要請を受ける場合がある。金属板10の厚さが例えば0.1mm〜0.15mmとすると、その10%は、10〜15μmとなる。10〜15μmの厚さでは、残部61の強度が十分ではなく、リードフレーム100が残部61で反ってしまう変形を発生する場合がある。半導体パッケージの配置や切断幅等にもよるが、変形は、リードフレーム100の厚さが薄く、ハーフエッチング加工の深さが深い程発生が起こりやすい。特に、板厚が0.1mmあるいは0.125mmで、ハーフエッチング70%〜90%の場合、ハーフエッチングされた部分の残りの厚さが0.01m〜0.0375mmとなり変形が多発しやすい。
かかる場合に、リード部30の外側に枠を形成するように補強片40を設けることにより、リードフレーム100を補強し、反りの発生を防止又は低減することができる。よって、補強片40は、十分な厚さを有して形成され、ダイパッド部20及びリード部30の少なくとも一方と同じ厚さを有して構成される。よって、ダイパッド部20とリード部30とが同じ厚さの場合には、補強片40は両者と同じ厚さに構成される。かかる補強片40を設けることにより、リードフレーム100の加工中、半導体パッケージ150の加工中や搬送中におけるリードフレーム40の反りによる変形を防止し、薄化の要請に十分応えることができる。
補強片40は、半導体パッケージ150の切断ライン50上に設けられる。半導体パッケージ150は、リードフレーム100のダイパッド部20の表面上に半導体素子110を搭載し、半導体素子110の端子をワイヤボンディングによりリード部30に接続した後、封止樹脂130で封止することにより形成される。そして、樹脂封止が終わった後は、残部61がエッチング加工により除去され、図1(b)に示すような半導体パッケージ150に個片化されるが、補強片40は、隣接する半導体パッケージ150同士の間に設けられた切断ライン50上に設けられる。図1(b)に示すように、エッチング加工により、補強片40の裏面側の露出部分は除去されるが、樹脂封止された表面側の部分は半導体パッケージ150内に残ってしまう。しかしながら、補強片40は、リードフレーム100の製造時や半導体パッケージ150の製造時には反りを防止する観点から必要であるが、半導体パッケージ150の製造後は、何らの役割も果たさない不要な金属片である。そこで、本実施形態においては、補強片40を、半導体パッケージ150が個片化される際の切断ライン50上に設け、半導体パッケージ150の個片化の際に、その大部分又は総てを切断除去可能な構成とした。これにより、個片化された半導体パッケージ150内に補強片40を残すことなく半導体パッケージ150を完成させることができる。
図1(a)〜(c)に示すように、補強片40は、切断ライン50の幅よりも狭い幅を有して構成されることが好ましい。これにより、半導体パッケージ150の個片化の際、補強片40を確実に除去することができる。但し、補強片40が、切断ライン50の幅よりも狭いことは必ずしも必須ではない。補強片40が切断ライン50の幅よりも広い場合であっても、補強片40が切断ライン50上に設けられている限り、半導体パッケージ150を個片化する際、補強片40の大部分は除去され、補強片40の一部しか半導体パッケージ150内には残らないので、特段の悪影響は無いからである。しかしながら、上述のように、補強片40の幅は切断ライン50の幅よりも狭いことが好ましいので、以下の例では、補強片40の幅が切断ライン50の幅よりも狭い例を中心に挙げて説明する。但し、これは、補強片40の幅が切断ライン50の幅よりも広い実施形態を除外する趣旨ではない。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るリードフレームの樹脂封止ブロックの一例の平面構成を示した図である。図2に示すように、1個の半導体パッケージ150に対応するダイパッド部20及びリード部30の組を有する1個のリードフレーム80が複数個配置され、全体として集合体のリードフレーム100を構成している。リードフレーム80が行列状に2次元で配置され、集合体としてのリードフレーム100が構成されている。
図2においては、縦4個、横4個の合計16個のリードフレーム80が配置されて示されているが、この4×4=16個のリードフレーム80は、1つの樹脂封止のブロックであり、16個のリードフレーム80の全体を覆うように連続的に樹脂封止が行われる。樹脂封止ブロック90内において、隣接するリードフレーム80同士の間の切断ライン50上に補強片40が設けられる。切断ライン50は、図2には図示されていないが、図1(a)〜(c)において説明したように、補強片40を含むように切断ライン50が設けられている。補強片40は、金属板10の幅方向(図2において縦方向)及び長手方向(図2において横方向)の双方において設けられ、格子状に補強片40が配置されている。即ち、樹脂封止ブロック90内で隣接する総てのリードフレーム80同士の間の切断ライン50上に、縦横に補強片40が設けられている。これにより、リードフレーム100の強度を維持し、リードフレーム100が変形するのを防止することができる。なお、樹脂封止ブロック90の周囲には、金属板10の枠状部分11が設けられており、外側から樹脂封止ブロック90全体を保持している。樹脂封止ブロック90は、金属板10の長手方向に沿って連続的に複数配置されてよく、各々の樹脂封止ブロック90が、同様の構成を有してよい。
また、補強片40の幅は、上限は(切断ライン50の幅−0.05mm)であり、下限は0.05mmである。補強片40の幅が(切断ライン50の幅−0.05mm)を超えると、切断時、補強片40がバリとして半導体パッケージ150側に残る可能性がある。一方、補強片40の幅が、0.05mm未満では、補強片40の効果がなく、反りによる不具合や変形が発生する。よって、補強片40の幅は、好ましくは、(切断ライン50の幅−0.1mm)程度である。
次に、図3及び図4を用いて、本発明の第1の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレームの製造方法について説明する。図3は、本発明の第1の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレームの製造方法の一例の前半の工程を示した図であり、図4は、本発明の第1の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレームの製造方法の一例の後半の工程を示した図である。
図3(a)は、金属板用意工程の一例を示した図である。金属板用意工程においては、半導体素子搭載用リードフレーム100の材料となる金属板10が用意される。金属板10は、用途に応じて種々の板状の金属材料が用いられてよいが、例えば、厚さ0.1mm〜0.15mmの銅又は銅合金からなる金属板10を使用してもよい。
図3(b)は、レジスト層形成工程の一例を示した図である。レジスト層形成工程においては、まず、金属板10の表面の異物や不純物を取り除く前処理を行い、両面にレジスト層140、141を形成する。通常は、市販されているドライフィルムレジストをラミネーターにて貼着する。
図3(c)は、第1のレジストマスク形成工程の一例を示した図である。第1のレジストマスク形成工程においては、表面側(半導体素子搭載面側)と裏面側(外部接続部側)に必要なめっきを形成するためのレジストマスク144、145を形成する。このレジストマスク144、145の形成は、一般的な方法であり、所定のパターンが形成された露光用マスクを用いてレジスト層140、141を露光し、現像することで開口部142、143を形成し、両面にレジストマスク144、145を形成する。
図3(d)は、めっき工程の一例を示した図である。めっき工程においては、形成したレジストマスク144、145の開口部142、143から露出している金属板10に、一般的なめっき前処理を行ってから必要なめっき層70、71を形成し、レジストマスク144、145を剥離する。めっき層70、71は、種々の金属材料を用いてよいが、金(Au)、銀(Ag)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)等の貴金属をめっき層70、71として用いてもよい。
次に、図4を用いて、第1の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレームの製造方法の一例の後半の工程について説明する。
図4(a)は、第2のレジストマスク形成工程の一例を示した図である。第2のレジストマスク形成工程においては、図3(b)、(c)と同様にめっき層70、71が形成された金属板10の両面に再びレジスト層146、147を形成し、露光、現像することにより、表面側は、半導体素子搭載用リードフレーム100のパターンであって、形成しためっき層70より広い範囲を覆うレジストマスク149を形成する。なお、レジストマスク149の形成は、レジスト層146に開口部148を形成することにより行う。また、裏面側は、全面を覆うレジストマスク147を形成する。
ここで、ワイヤボンディングされるリード部30となる部分のレジスト層146とダイパッド部20となる部分のレジスト層146は、ハーフエッチング加工によって金属板10を溶解処理した際に、既に形成したリード部30やダイパッド部20のめっき層70より金属板10の表面が広く残るように設定する。そうすることで、めっき層70の一部がバリとなったり欠損したりして、後工程で不具合を生じることを防止することができる。
また、ダイパッド部20とリード部30との組からなる個々のリードフレーム80の間の切断ライン50となる領域にもレジスト層146がレジストマスク149のパターンの一部として残される。かかる領域に補強片40が形成されることになる。補強片40は、図2において示したように、隣接するリードフレーム80同士の切断ライン50上に形成され、ダイパッド部20及びリード部30の周囲を囲むように、格子状に形成される。エッチング用のレジストマスク149は、補強片40の幅になるようにレジスト層146を設定する。
なお、めっき層70が形成された金属板10の表面にレジスト層146を形成せず、裏面側は全面を覆うレジストマスク147を形成して、表面のめっき層70をエッチング用マスクとして使用することも可能である。この場合には、裏面のみレジスト層(レジストマスク)147を形成すればよい。また、表面側のめっき層70は、レジストマスク149と同様の領域を覆うように、レジスト層146と同一のパターンで形成してもよい。この場合、補強片40の形成部の上面は、図3(c)の工程では開口部となり、図3(d)の工程ではめっき層70が形成される。
図4(b)は、ハーフエッチング工程の一例を示した図である。ハーフエッチング工程においては、形成したレジストマスク147、149をエッチングマスクとして、ハーフエッチング加工を行う。ハーフエッチング工程では、金属板10の厚さの半分程度から90%程度の深さまでハーフエッチングを行う。このハーフエッチングの程度は、後工程で行われる裏面側からのエッチングを考慮して任意に選択可能である。
表面側から金属板10のハーフエッチング加工を行うことにより、リード部30となる箇所は、側面に窪み形状部60を有する柱状形状に形成される。リード部30の上面は、上面の平面形状よりも小さなエリアにワイヤボンディング用のめっき層70が形成された構成となり、下面は外部接続用のめっき層71が形成された構成となり、外部接続端子として機能する。
同様に、ダイパッド部20となる箇所も、側面に窪み形状部60が形成された柱状形状に構成され、上面にめっき層70が形成された半導体素子110搭載用の領域となる。このように、ハーフエッチング加工により、柱状形状を有するダイパッド部20及びリード部30が形成される。
また、補強片40となる箇所も、側面に窪み形状部60が形成された柱状形状に構成される。補強片40は、端子としての機能は不要であるので、表面にめっき層70は形成されていない点でリード部30と異なっているが、リード部30と同様にハーフエッチング加工で形成されるので、リード部30と類似した柱状形状に構成される。但し、補強片40の幅は、切断ライン50に含まれることが好ましいので、切断ライン50の幅との関係でその幅が定められる。一般的には、リード部30の幅又は径よりも小さい幅を有する。
図4(c)は、レジストマスク剥離工程の一例を示した図である。レジストマスク剥離工程においては、表面側のレジストマスク149及び裏面側のレジストマスク147を剥離することにより、第1の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100が完成する。なお、レジストマスク147、149の剥離は、所定の剥離液を用いて行ってよい。
なお、完成して半導体素子搭載用リードフレーム100は、後工程において半導体パッケージ150を製造する際の部品として用いられる。具体的には、後工程では、半導体素子110をダイパッド部20上に搭載し、ボンディングワイヤ120でワイヤボンディングを行い、封止樹脂130で封止した後、裏面側からエッチング加工を行って柱状のリード部30と略角柱形状のダイパッド部20とを独立させる。そして、個々の半導体パッケージ150に切断して、半導体パッケージ150が得られる。その際、切断ライン50上に形成された補強片40は除去され、完成した半導体パッケージ150内には補強片40は残留しない。
また、ダイパッド部20の領域を確保した上で、リード部30のみを配置しダイパッドを必要としない半導体パッケージ150もあり、そのような半導体パッケージ150にも半導体素子搭載用リードフレーム100を用いることができる。
本発明の第1の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100及びその製造方法によれば、ダイパッド部20及びリード部30を形成する際に併せて補強片40を形成することができ、工程数を増加させることなく、半導体素子搭載用リードフレーム100の変形を防止することができる。また、補強片40は、同一の樹脂封止ブロック90内において、隣接する総てのリードフレーム80同士の間に設けられているので、半導体素子搭載用リードフレーム100の強度を確実に高めることができ、加工、搬送時の反り等の変形を確実に防止することができる。
〔第2の実施形態〕
図5は、本発明の第2の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100aの一例の平面構成を示した図である。
図5に示すように、第2の実施形態に係る半導体素子用リードフレーム100aは、補強片40aが格子状ではなく、金属板10の幅方向にのみ設けられている点で、第1の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100と異なっている。このように、補強片40aは、金属板10の板厚やハーフエッチングの設定、個々のリードフレーム80の配置等によっては、金属板10の短手方向(幅方向)のみに配置してもよい。リードフレーム100aの加工時や搬送時、あるいは、シート状に切断した後のリードフレーム100aの検査、包装等時、短手方向(幅方向)に挟む力が加わることがあり、この方向に変形が生じる場合がある。半導体素子110を搭載する工程、ボンディング工程等でも同様である。このようなリードフレーム100aには、短手方向(幅方向)のみに配置することが有効である。
第2の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100aの製造方法は、第1の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100の製造方法とほぼ同様であるが、図4(a)で説明した第2のレジストマスク形成工程において、補強片40を形成するためのレジストマスク149の開口部148のパターンを、格子状ではなく、図5に示すように幅方向の直線パターンに形成すればよい。残りの工程は、第1の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100の製造方法と同様の工程を行えばよいので、その説明を省略する。
第2の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100a及びその製造方法によれば、金属板10の幅方向に特に大きな力が加わる場合に、有効かつ効率的に半導体素子搭載用リードフレーム100aを補強することができる。
〔第3の実施形態〕
図6は、本発明の第3の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100bの一例を示した図である。図6(a)は、本発明の第3の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレームの一例を示した断面図であり、図6(b)は、本発明の第3の実施形態に係るリードフレームを用いた半導体パッケージの一例を示した図である。図6(c)は、本発明の第3の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレームの一例の平面図である。なお、図6(a)、(b)は、図6(c)のB−B’断面における断面図である。
図6(a)、(b)に示されるように、第3の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100bは、補強片40bの高さが、ダイパッド部20及びリード部30の高さよりも低く構成されている点で、第1の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100と異なっている。
このように、補強片40bの厚さは、ダイパッド部20やリード部30より薄く、かつハーフエッチングされた窪み形状部分60より厚く設定してもよい。好ましくは、補強片40bの厚さは、ハーフエッチングされた窪み形状部分60より0.02mm〜0.05mm厚く設定する。これらの場合、補強片40bは、半導体素子110を搭載し、ワイヤボンディングし、封止樹脂130で封止した後、裏面側からのエッチング加工時、同時にエッチング加工されるため除去されるか、あるいは、一部は封止樹脂内に残るものの補強片40bの厚さは薄い状態である。このため、金属板10を切断する切断時の負荷を低減することができ、切断部品の消耗を抑制することができる。また、切断時の工具の破損防止にもなる。特に、切断幅が狭い設定のタイプには、切断時の負荷が減少され工具の破損防止になるため有効である。なお、補強片40bの厚さは、ハーフエッチングされた部分より0.03mm前後厚く設定することがより好ましい。
なお、他の構成については、第1及び第2の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100、100aと同様であるので、その説明を省略する。また、第3の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100bは、補強片40bの平面構成は、第1の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100と同様に格子状であってもよいし、第2の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100aと同様に金属板10の幅方向にのみ直線状に延びて設けられた構成であってもよい。
第3の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100bの製造方法は、補強片40bを形成するエッチング用レジストマスク149を、スリット状またはドット状に構成し、この配置密度を変えることにより行う。スリット状またはドット状のレジスト層の配置密度が高く、開口部の配置密度が低い場合、エッチング液が材料表面に到達する量が減少しエッチングする量が減少する。スリット状またはドット状のレジスト層の配置密度が低く、開口部の配置密度が高い場合には、エッチング液が材料表面に到達する量が増加し、レジスト層で覆われていない開口部の厚さに近づく。また、エッチング液の濃度、エッチング液の吹き出し方向等各種条件を考慮し、補強片40bの高さが適切になるように、スリット又はドットの配置密度を設定する。
第3の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム100b及びその製造方法によれば、半導体パッケージを個片化する際、切断が容易な半導体素子用リードフレーム100bを提供することができる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム及びその製造方法を実施した実施例について説明する。
(実施例1)
金属板として、厚さ0.1mmの銅系合金材(古河電気工業株式会社製EFTEC64−T)を用いて、両面にドライフィルムレジスト(旭化成イーマテリアルズ株式会社製AQ−2558)をラミネートした。
そして、表面側のリード部に形成するめっきエリアを0.5mm□の四角形状、半導体素子搭載部に形成するめっきエリアは角部に半径0.2mmとなる4mm□の四角形状、そして裏面側の外部接続部に形成するめっきエリアは、0.5mm□の四角形状、ダイパッド部にも角部が半径0.1mmとなる4mm□の四角形状が開口されるレジストマスクを形成するようなパターンで両面に露光を行い、現像してめっきが必要な部分が開口されたレジストマスクを形成した。
次に、形成したレジストマスクの開口部から露出している金属板に、酸化膜等を除去するめっき前処理を行い、Niを1μm、Pdを0.07μm、Auを0.003μmの厚さで順次めっきを施し、レジストマスクを剥離した。
次に、めっきが形成された金属板の両面に、前述と同じドライフィルムレジストをラミネートし、裏面側は全面を覆うレジストマスクとした。また、表面側は、形成しためっきより片側で50μm大きく覆うようにした。また、補強片を配置する所にレジストマスクを形成した。なお、今回パターンは、リードフレーム1枚で樹脂封止するブロックが4つあり、1ブロックには、1半導体パッケージが4列、4段、計16個を配置した。
補強片は、半導体パッケージの切断ライン上に、1ブロックに格子状にリードフレームの長手方向に3ヶ所、短手方向に3ヶ所配置した。切断幅は、0.2mmであり、補強片幅は、0.05mmとした。補強片の高さは、リード部やダイパッド部と同じ高さにした。
次に、液温40℃のエッチング液を用いて、スプレー圧0.1〜0.2MPaで2分間エッチング加工を行い、表面側から約70μmの深さまでハーフエッチング加工を行い、リード部となる柱状形状と半導体素子搭載するダイパッド部となる略角柱状形状及び補強片となる柱状形状を形成した。
その後、両面のレジストマスクを剥離することで本発明の半導体素子搭載用リードフレームが得られた。この間、反り等の変形の発生はなかった。また、次工程である検査工程及び包装・梱包工程での反り等の変形の発生はなかった。
この半導体素子搭載用リードフレームに、銀ペーストを用いて半導体素子を搭載し、直径20μmのボンディングワイヤで半導体素子のバンプとリード部を接続した。その後エポキシ系の封止樹脂を用いて樹脂封止した後、アルカリ性の銅エッチング液で裏面側に形成しためっき層をエッチングマスクとしてエッチング処理した。
その後、切断工程にて個々のパッケージサイズに切断し、半導体パッケージが得られた。この間の加工時や搬送時に反り等の変形は発生しなかった。
(実施例2)
実施例2は、補強片の配置を、半導体パッケージの切断ライン上に1ブロックの短手方向に3ヶ所のみ配置した。その他は、実施例1と同じである。
エッチング加工時や搬送時、あるいは、次工程である検査工程及び包装・梱包工程での反り等の変形の発生はなかった。また、半導体素子搭載から切断し半導体パッケージが得られるまでの間、加工時や搬送時に反り等の変形は発生しなかった。
(実施例3)
実施例3は、補強片の高さを、ハーフエッチングされた部分より0.03mm厚くした。また、補強片を形成するエッチング用レジストは、スリット状配置し、この配置密度を、エッチング液の濃度、エッチング液の吹き出し方向等各種条件を考慮し、補強片の高さがハーフエッチングされた部分より0.03mm厚くなるように設定した。その他は、実施例1と同じである。
エッチング加工時や搬送時、あるいは、次工程である検査工程及び包装・梱包工程での反り等の変形の発生はなかった。また、半導体素子搭載から切断し半導体パッケージが得られるまでの間、加工時や搬送時に反り等の変形は発生しなかった。
なお、樹脂封止後、裏面側からのエッチング加工時、補強片の一部は封止樹脂内に残るところもあった。切断後、半導体パッケージに補強片が付着しているものはなかった。
(実施例4)
実施例4は、補強片の高さを、ハーフエッチングされた部分より0.02mm厚くした。また、補強片を形成するエッチング用レジストは、スリット状配置し、この配置密度を、エッチング液の濃度、エッチング液の吹き出し方向等各種条件を考慮し、補強片の高さがハーフエッチングされた部分より0.02mm厚くなるように設定した。その他は、実施例1と同じである。
エッチング加工時や搬送時、あるいは、次工程である検査工程及び包装・梱包工程での反り等の変形の発生はなかった。また、半導体素子搭載から切断し半導体パッケージが得られるまでの間、加工時や搬送時に反り等の変形は発生しなかった。
なお、樹脂封止後、裏面側からのエッチング加工時、補強片は除去されていた。
(実施例5)
実施例5は、補強片の幅を0.1mmとした。その他は、実施例1と同じである。
エッチング加工時や搬送時、あるいは、次工程である検査工程及び包装・梱包工程での反り等の変形の発生はなかった。また、半導体素子搭載から切断し半導体パッケージが得られるまでの間、加工時や搬送時に反り等の変形は発生しなかった。
(比較例1)
比較例1は、補強片を配置しない設定で、その他は実施例1と同じである。
エッチング加工や搬送時、リードフレームの短手方向の中央部が下方向に反り、一部が装置に部品と接触して変形が発生した。
(比較例2)
比較例2は、補強片の高さを、ハーフエッチングされた部分より0.01mm厚くした。また、補強片を形成するエッチング用レジストは、スリット状配置し、この配置密度を、エッチング液の濃度、エッチング液の吹き出し方向等各種条件を考慮し、補強片の高さがハーフエッチングされた部分より0.01mm厚くなるように設定した。その他は、実施例1と同じである。
エッチング加工や搬送時、リードフレームの短手方向の中央部が下方向に反り、一部が装置に部品と接触して変形が発生した。
このように、実施例1〜5と比較例1、2とを比較すると、比較例1、2では、エッチング加工は搬送時にリードフレームの変形が発生したのに対し、実施例1〜5では、エッチング加工は搬送時にリードフレームの反り等の変形は発生しなかった。これにより、補強片を設けた実施例1〜5に係るリードフレームによれば、リードフレームの反り等の変形の発生を防止できることが示された。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用リードフレーム及びその製造方法によれば、隣り合う半導体パッケージの切断ラインに沿って、柱状の補強片を配置することにより、一枚のリードフレームに対し半導体パッケージを高密度に配置あるいは、リードフレーム板厚の薄化より、リードフレームの加工中や後工程の加工中や搬送中でのリードフレームのブロックの中央部が下側に反る変形を防止することができる。
この補強片は、切断幅より狭く設定することにより、この補強片は半導体パッケージを切断する時、同時に除去されるため、半導体パッケージ内には残ることはない。
また、補強片の厚さの設定を材料板厚より薄くかつ前記ハーフエッチングされた部分より厚く設定し、樹脂封止した後、裏面側をエッチング加工する際、補強片も同時にエッチング加工して除去できる高さに設定すれば、切断時の負荷を低減することができ、切断部品の消耗を抑制することができる。また、切断時の工具の破損防止にもなる。
以上、本発明の好ましい実施形態及び実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施形態及び実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施形態及び実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
10 金属板
11 枠状部分
20 ダイパッド部
30 リード部
40、40a、40b 補強片
50 切断ライン
60 窪み形状部分
70、71 めっき層
80、100 リードフレーム
90 樹脂封止ブロック
110 半導体素子
120 ボンディングワイヤ
130 封止樹脂
140〜149 レジストマスク
150 半導体パッケージ

Claims (13)

  1. 金属板の表面側に窪み形状部分を形成することにより形成された柱状形状のダイパッド部及びリード部を有し、該ダイパッド部上に半導体素子を搭載するとともに該リード部上にボンディングワイヤを接続して前記表面側を樹脂封止した後、裏面側から前記金属板の不要部分を除去して形成される半導体パッケージの部品として用いられる半導体素子搭載用リードフレームであって、
    前記樹脂封止を行う1つのブロック内に複数の前記半導体パッケージを形成可能に前記ダイパッド部及びリード部の組を複数設け、隣接する該ダイパッド部及びリード部の組同士の間の切断ライン上に、柱状形状の補強片を設けた半導体素子搭載用リードフレーム。
  2. 前記補強片は、前記金属板の幅方向に延びる前記切断ライン上にのみ設けられた請求項1に記載の半導体素子搭載用リードフレーム。
  3. 前記補強片は、前記金属板の幅方向に延びる前記切断ライン及び前記金属板の長手方向に延びる前記切断ラインの双方に格子状に設けられた請求項1に記載の半導体素子搭載用リードフレーム。
  4. 前記補強片は、前記切断ラインの幅よりも狭い幅を有する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体素子搭載用リードフレーム。
  5. 前記補強片の厚さは、前記ダイパッド部及び前記リード部の少なくとも一方の厚さと同じである請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体素子搭載用リードフレーム。
  6. 前記補強片の厚さは、前記ダイパッド部及び前記リード部よりも薄く、前記窪み形状部分よりも厚い請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体素子搭載用リードフレーム。
  7. 半導体素子搭載用リードフレームの製造方法であって、
    金属板の表面をハーフエッチング加工し、半導体素子を搭載するためのダイパッド部と、該ダイパッド部の周囲に配置され、前記半導体素子と電気的に接続されたボンディングワイヤの接続端子となるリード部と、隣接する該ダイパッド部及び該リード部の組同士の間に設けられる切断ライン上の少なくとも一部に設けられる補強片とを柱状に形成するハーフエッチング工程を有する半導体素子搭載用リードフレームの製造方法。
  8. 前記補強片の幅を、前記切断ラインの幅よりも狭く形成する請求項7に記載の半導体素子搭載用リードフレームの製造方法。
  9. 前記補強片を、前記金属板の幅方向の前記切断ライン上にのみ形成する請求項7又は8に記載の半導体素子搭載用リードフレームの製造方法。
  10. 前記補強片を、前記金属板の幅方向の前記切断ライン上及び前記金属板の長手方向の前記切断ライン上の双方に形成する請求項7又は8に記載の半導体素子搭載用リードフレームの製造方法。
  11. 前記ダイパッド部及び前記リード部の前記表面及び裏面にめっき層を形成するめっき工程を更に有する請求項7乃至10のいずれか一項に記載の半導体素子搭載用リードフレームの製造方法。
  12. 前記めっき工程は前記ハーフエッチング工程よりも前に行われ、前記ハーフエッチング工程は、前記ダイパッド部及び前記リード部の前記表面に形成された前記めっき層を前記表面側のエッチングマスクとして用いることにより行われる請求項11に記載の半導体素子搭載用リードフレームの製造方法。
  13. 前記ダイパッド部及び前記リード部の形成領域はレジスト層で覆われ、前記補強片の形成領域はスリット状又はドット状のレジスト層で覆われた状態で前記ハーフエッチング加工が行われ、前記補強片は前記ダイパッド部及び前記リード部よりも低い柱状に形成される請求項7乃至12のいずれか一項に記載の半導体素子搭載用リードフレームの製造方法。
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